『一夜二人転 御鳴鳴唯/天城康介』

御鳴 鳴唯
(キャラシート)

天城 康介
(キャラシート)

メインログ/雑談ログ

【Preplay】

御鳴 鳴唯:「……家族とか、肉親とか。嫌い」
御鳴 鳴唯:メンタル面に多大な問題を抱えたUGNチルドレン、御鳴 鳴唯。15歳中学生不登校。
御鳴 鳴唯:ろくでもない家族環境から逃げ出して路上生活→遺産をひょんな事から入手→チルドレンへ、という生い立ちです。
御鳴 鳴唯:能力はエンジェルハイロウのピュア。目がやたら良いのと、消えます。
御鳴 鳴唯:性能としてはひねりの無い隠密アタッカーで、単体相手ならそこそこの打点を出せる設計。
御鳴 鳴唯:それ以外のことはあまりできませんが、学校にろくに通ってない子供なので多めに見てもらおうという打算が入ってます。
御鳴 鳴唯:天城くんと闇絡みをしようという密約から現れました。よろしくお願い致します。
天城 康介:は、では続いて!
天城 康介:「康介、天城康介だ。面白みのない名前だけど、俺はまあ、気に入ってる」
天城 康介:「なんせ、親がつけてくれた名前だからな。生きてたら、由来とかも聞けたんだろうけど」
天城 康介:「……いつの間にか、姉さんよりも年上になっちまったし。ほんと、時間が経つのは…いや、まあ」
天城 康介:「……結局のところ、なるようになるってことさ」
天城 康介:星辰館高校に通う学生かつ、UGNイリーガルエージェント。4年前の、崩落戦のとある現場におけるただ一人の生存者。
天城 康介:奇妙な強運を引き寄せることから、UGN等からは“特異点”のひとりと見られている。
天城 康介:3年くらい前には色々あって今ほど真っすぐじゃなかったらしく、その頃夜遊びしてたとか何とか。
天城 康介:家族のことは、大切に思っています。いない人をいまも無意識に追い求めるくらいには。
天城 康介:さくりとこんな感じで!



GM:では今回のお話を決めます
GM:choice[ジャーム,アーティファクト,治験薬/実験,ヒロイン]
DoubleCross : (CHOICE[ジャーム,アーティファクト,治験薬/実験,ヒロイン]) → 治験薬/実験

GM:choice[年齢変化,動物化(深度自由),性別逆転(片方のみ可),体調不良(両方),本音が全部漏れる,相手が異常に魅力的に見える,身体の一部が離れなくなる,身体が入れ替わる,片方が二人以上に増える,互いの感覚が共有される,記憶喪失(片方/両方,深度自由),恥ずべき秘密が暴露される(時限式で深刻化),片方幽体離脱(ポルターガイスト可),片方がX年後のifの姿と入れ替わる,泥酔状態になる(片方/両方)]
DoubleCross : (CHOICE[年齢変化,動物化(深度自由),性別逆転(片方のみ可),体調不良(両方),本音が全部漏れる,相手が異常に魅力的に見える,身体の一部が離れなくなる,身体が入れ替わる,片方が二人以上に増える,互いの感覚が共有される,記憶喪失(片方/両方,深度自由),恥ずべき秘密が暴露される(時限式で深刻化),片方幽体離脱(ポルターガイスト可),片方がX年後のIFの姿と入れ替わる,泥酔状態になる(片方/両方)]) → 互いの感覚が共有される

GM:感覚共有ですね
天城 康介:凄い数のチョイスが。
GM:というわけで今回のお話は
GM:UGNの怪しい実験によって身体感覚が共有されるようになってしまった二人が、治療薬の材料を探して奔走するお話になります
天城 康介:おのれUGN…
GM:進行としてはOP30分、ミドル1時間、クライマックス1時間、ED30分を見込んでおります

【OP】

GM:では早速OPから!全員登場!
御鳴 鳴唯:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 2[2]+40 → 42

天城 康介:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 7[7]+33 → 40


GM:---

GM:UGN第四支部では、日夜様々な研究・実験が行われている。
GM:オーヴァードに対する様々な施術や投薬。当然、そのテストをするのも同じオーヴァードでなくてはならない。
GM:君達ふたりはちょっとした割のいいバイトとして、今回の治験に参加した。
ミリア・リンドバーグ:「いやぁ、ありがとうございます、お二人とも~!」
ミリア・リンドバーグ:白衣を着込んだ小さな少女。にこにこと君達に話しかける。
ミリア・リンドバーグ:「このお仕事、最近は中々人が捕まらなくて、困ってたんですよぉ……」
御鳴 鳴唯:「………治験、って聞いた……けど」隣に立つ顔なじみの顔を、前髪に隠れた目で横に見ながら
天城 康介:「……いやまあ。金払いのいい仕事で、2人一組ってのを深く考えなかったのは確かだけどさ」
天城 康介:同じく、隣に立つ少女を横目で。こちらは、やや戸惑いがちな視線。
天城 康介:「お前かあ……」
御鳴 鳴唯:「……UGNに居るのは……知ってた、けど」はぁ、と溜息を吐きつつ
御鳴 鳴唯:「……………………」
御鳴 鳴唯:「……不満?」
天城 康介:「不満とかじゃない。ただ……」
天城 康介:「……いや、悪い。仕事の前にする話じゃないよな。まずは、そうだ」
天城 康介:言いかけた言葉を飲み込んで。
御鳴 鳴唯:「仕事……だね」
ミリア・リンドバーグ:「あら?どうしました、お二人とも?」二人を交互に見て。
天城 康介:「よろしく。それと……久しぶりだな、メイ」
天城 康介:前半は、雇い主へ。そして後半は、隣に立つ少女へと。
御鳴 鳴唯:「……久しぶり」と応じてからミリアに視線を向け「顔見知り」と短く答える
ミリア・リンドバーグ:「あ、不安ですか?大丈夫ですよ~!」
ミリア・リンドバーグ:「大丈夫です!絶対安全なお薬ですから!問題なんて何一つありません!本当です!100%!」
ミリア・リンドバーグ:「大丈夫ですから!絶対大丈夫!動物実験では上手く行ってるんです!」
御鳴 鳴唯:「……本当にぃ?」
天城 康介:「不安しか湧いてこない念押しはやめてくれよ…!?」
ミリア・リンドバーグ:そう言って、二人分の錠剤と、水の入ったコップを取り出して。
ミリア・リンドバーグ:「ささ、どうぞ、ぐいっと!」
天城 康介:「……まあ、うん。身体はそれなりに丈夫だし、致命的なことにはならないだろうし、ここは一応設備も整ってるし」
天城 康介:「……大丈夫、だよな?」
天城 康介:錠剤とコップを受け取り、けれどやっぱり、少し不安そうに。
御鳴 鳴唯:「……」訝りながらもマスクを外してコップを受け取り
御鳴 鳴唯:「ぐいっと」飲む。割と迷いが無い。
天城 康介:「……変わってないな、そういうとこ」
御鳴 鳴唯:「最悪、リザレクトがあるから」
天城 康介:思い切りのよさに、苦笑いめいた曖昧な笑みが、不安に勝る。
御鳴 鳴唯:「……で。聞き忘れてたけど……」
天城 康介:「ん……ん?」
御鳴 鳴唯:「これ、どういう薬?」空になったコップを突っ返しながら、今更問う。
天城 康介:ごくりと、一息で飲み下してから。
ミリア・リンドバーグ:「これはですね!オーヴァードの感覚と反応速度を高める薬なんです!」
御鳴 鳴唯:「ふんふん」こくこくと頷いている。
天城 康介:「……効能聞かずに飲んだのかお前」
ミリア・リンドバーグ:「完成すれば、敵より速く動き、銃弾は止まったように見え……」
ミリア・リンドバーグ:「そして、味方との連携も完璧!」
ミリア・リンドバーグ:「そんな夢の薬なんです!」
ミリア・リンドバーグ:鼻息荒く効能を力説する。
御鳴 鳴唯:「それは……すごい、ね……」
天城 康介:「そりゃあ……俺みたいな戦い方をする奴には、有難い話だけど……」
御鳴 鳴唯:試しに片手を虚空でシャドーボクシングしてみる。白兵はいちおう2有るぞ。
GM:ではその時、
天城 康介:「……?」
天城 康介:何か、手に違和感が、あったような…。
GM:天城くんの腕に、素早く風を切るような感触が伝わってきます。
天城 康介:「……なんだ、今の」
ミリア・リンドバーグ:「どうでしょう!そろそろ効いてくるころと思うのですが……!」
天城 康介:感覚を確かめるように、拳を強く握り込む。
御鳴 鳴唯:「……?」何かおかしな雰囲気を察知しつつ、拳を引き戻したところで
御鳴 鳴唯:「ん……?」開いている筈の拳に、握り込んでいる感覚。
御鳴 鳴唯:「……………………てい」床を殴る!
ミリア・リンドバーグ:「……?」どうかしましたか?首を傾げる。
天城 康介:「ってぇ!?」
天城 康介:力を抜いた瞬間、拳に伝わる衝撃。
ミリア・リンドバーグ:「え!?え!?どうしたんですか!?」
天城 康介:「……おい、これ、まさか」
御鳴 鳴唯:「……天城」数歩歩いて距離を詰めて、天城くんの耳たぶに手を伸ばして引っ張ってみる
天城 康介:「ばか、やめ…」
天城 康介:確かに、反応は早まっている気はする。それでも、逃げられはしないのだけれど。
御鳴 鳴唯:「……リンドバーグ。これがどういう状態かは分からないんだけど……」
御鳴 鳴唯:「天城の耳を引っ張ると、私も痛い」
御鳴 鳴唯:痛いと言いながら手はまだ放していない
天城 康介:「……そりゃあ、治験ってんだから、副作用的な何かは覚悟してたけど」
天城 康介:諦めたように、されるがままになりながら。
天城 康介:「連携どころじゃないだろこれ!?」
ミリア・リンドバーグ:「……なるほど……」神妙な顔。
ミリア・リンドバーグ:「つまりこれは……」
ミリア・リンドバーグ:「投薬に何らかの副作用があり、同時に薬を飲んだ二人の感覚がシンクロしてしまった……」
ミリア・リンドバーグ:「そういうことですね!」恐ろしく早い理解力!
御鳴 鳴唯:「……わーぁ」
御鳴 鳴唯:「え……どういう技術……?」
天城 康介:「いやこれ、技術じゃなくて事故だろ……?」
ミリア・リンドバーグ:「いやぁすいません……まさかこんなことになるとは……」頭を掻いて、申し訳なさげな顔。
ミリア・リンドバーグ:「すぐに解除用の薬を……」
ミリア・リンドバーグ:引き出しを開けて。
ミリア・リンドバーグ:「…………あ」
御鳴 鳴唯:耳を引っ張る手をそろそろ止めつつ「……今、〝あ〟って言った……?」
天城 康介:「おい今の「あ」って何だ、「あ」って」
ミリア・リンドバーグ:「何も……何も言ってませんよ……?」
ミリア・リンドバーグ:「ただちょっと……昨日ゴリラで投薬実験をして……」
天城 康介:「ゴリラ」
天城 康介:ヒリヒリする耳たぶをそっと揉みながら。…その感触も、相手に伝わっているということは半ば失念している。
御鳴 鳴唯:「っ……」不意打ちで耳を襲った感覚に、少しばかりしかめっ面になりつつ
ミリア・リンドバーグ:「それで解除薬を使い切ったことを忘れていたり……」
ミリア・リンドバーグ:「とか……」目を逸らす。
御鳴 鳴唯:「……………………」
御鳴 鳴唯:「……この際、細かいことはいわない」
御鳴 鳴唯:「解除薬の用意にかかる時間は……?」
天城 康介:「……そうだな。過ぎたことを責めても仕方ない」
ミリア・リンドバーグ:「へ……へへっ!そうですよね!そうですよね!?」
ミリア・リンドバーグ:「大事なのは先のこと!さっすがお二人は分かってらっしゃる!」
天城 康介:「……まさかとは思うけど、材料が足りない、とか言わないよな?」
ミリア・リンドバーグ:「………………」
御鳴 鳴唯:「それはそれとして報酬は口止め料込みで要求する」ずいずいと詰め寄って行き
御鳴 鳴唯:「……まさかが、まさかだったり……?」
ミリア・リンドバーグ:「…………えへへ…………へっ……へへ…………」
ミリア・リンドバーグ:「…………」
ミリア・リンドバーグ:「……ごめんなさい…………」
御鳴 鳴唯:「ファック」
天城 康介:「……マジかよ」
天城 康介:がくり、とその場に崩れ落ちる。
ミリア・リンドバーグ:「ひぃっ!?ごめんなさいぃ……!許してくださいぃ……!」
ミリア・リンドバーグ:「材料さえ!材料さえあれば作れますから!」
ミリア・リンドバーグ:「そう!お二人ならちょちょいのちょいの朝飯前ですよ!」
天城 康介:「……うん。過ぎたことって言ったのは俺だ。だからまあ、気にすんな」
天城 康介:「……いやちょっとは気にしてほしいけど、それはそれ」
御鳴 鳴唯:「天城。……お互い、解除されるまでお風呂とか禁止」再びガスマスクを装着する。わりと蒸し暑い。
御鳴 鳴唯:「……で。材料って?」
天城 康介:「ああ。……いや、そういう問題かこれ……?」
天城 康介:「と、そうだ。何を用意すりゃいいんだ。……なんで自分で取りに行くことになってんだ、とかはもうこの際いいとして」
ミリア・リンドバーグ:「はい……こちらです!」
GM:急いでメモを書き記す。ずらりと並ぶのは、聞いたこともないような動植物の名前だ。
御鳴 鳴唯:「もっと致命的な問題を口にさせる……?」目をくわっと見開いて天城くんに詰め寄る
御鳴 鳴唯:その見開いた目がそのまま、メモの方に落ちる「…………」
天城 康介:「……いいよ、言わなくて」
天城 康介:その目から視線を逸らすように、同じようにメモを見る。
ミリア・リンドバーグ:「N市の各地に生息する、レネゲイドで変異した動植物が主な材料です!」
ミリア・リンドバーグ:「お二人にはこれを……獲ってきていただけたらな~……なんて……」
ミリア・リンドバーグ:ちらちらと上目遣いで様子を伺う。
御鳴 鳴唯:「うらみはらさでおくべきか……」ぼそぼそ呟きながら、自分のスマホでメモの写真を撮影
天城 康介:「変異した生き物があちこちにいるの、冷静に考えたらとんでもないな、この街……自分が生まれ育った場所なのに……」
御鳴 鳴唯:「……ろくでもない街だからね、ここ」
ミリア・リンドバーグ:「わ、私も通信でサポートしますので……!頑張ってください!」
天城 康介:ろくでもない、の言葉に、何か返そうとしたけれど。
天城 康介:「……そういうことなら、分かったよ。さっと集めて、治してもらおう」
御鳴 鳴唯:「最速でどうにかする。……全力で」口調はいつも通りだが、声が妙に力強い
天城 康介:「……じゃあ、改めて」
御鳴 鳴唯:「不本意だけど、改めて」と、虚空に持ち上げた手を
御鳴 鳴唯:悪手するのではない。その場でぐっと握りしめる。
天城 康介:「よろしくな、メイ。ミリアも、頼りに…うん。頼りに、してるから」
天城 康介:触れていないのに伝わる感覚に、応えるように。もう一度、拳を握る。
GM:---
GM:シーン終了。
GM:ロイス取得はこちらで!
御鳴 鳴唯:天城 康介 ○懐旧/隔意 で取得!
天城 康介:御鳴鳴唯に「■懐旧/恥辱」で。
GM:あ、シーン少ないから購入もできるようにしたほうがいいですね……購入もどうぞ!
天城 康介:では、ワンチャンシューターズジャケットを狙ってみましょう。得られたら渡す。
御鳴 鳴唯:スニーキングスーツ 目標10で素振りを
御鳴 鳴唯:あ、シューターズは別なの狙ってもらった方が!
天城 康介:おっとそっちがあった!
天城 康介:では照準器。
御鳴 鳴唯:1dx+4>=10
DoubleCross : (1R10+4[10]>=10) → 6[6]+4 → 10 → 成功

天城 康介:3dx>=15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 3[1,2,3] → 3 → 失敗

天城 康介:やはりだめ!以上です。
御鳴 鳴唯:ゲット。装備します。装甲+2,隠密ダイス+1

【Middlephase】

GM:ミドルシーンに入ります。全員登場!
御鳴 鳴唯:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 7[7]+42 → 49

天城 康介:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 1[1]+40 → 41

天城 康介:落ち着き…

GM:---
GM:では軽く説明を。
GM:このシステムではミドルはFS判定で進行します。
GM:特殊ルールとして、片方が支援判定を行った場合、もう片方の達成値を×2します。
天城 康介:倍!
GM:それ以外は大体一緒。ハプニングチャートは独自のものを用います。
GM:項目はこちら。

使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
難易度:9
最大達成値:30点
目標進行値:9

GM:判定の前に今回のハプニングチャートを振ります。
GM:1D4
DoubleCross : (1D4) → 3

GM:ははぁ……いきなり来たな……
天城 康介:ほう…?
御鳴 鳴唯:ふむ……?

3:状態変化がもう片方に反転、あるいは両者になる。既に両方が陥っているシチュエーションの場合は片方が解決、もう片方が深刻化する。
ラウンド中達成値-3

天城 康介:!?
GM:どちらかの感覚が一方的に共有されるようになりましたね
御鳴 鳴唯:つまり……感覚共有が一方的、かつ受ける方のダメージが増す……?
GM:そういうことになるな……
GM:どっちがいいですかね?
天城 康介:リアクションとして映えるのはメイちゃんですかね……?
御鳴 鳴唯:では此方で受けましょう
GM:OK!ではそれはそれとして判定の方どうぞ!
御鳴 鳴唯:そして此方の社会の低さと達成値マイナスがあるから、こちらは支援判定にすればいいかな
天城 康介:あ、マイナス補正を受けるのは影響が集まった方だけでしょうか、それともふたりとも?
GM:これは二人ともですね!
GM:二人ともまともではいられないはず
御鳴 鳴唯:承知
天城 康介:オゴーッ!一応、こちらはダイス5つ振れるので、こちらが進めた方がよいのは変わらずかな。
天城 康介:では支援待ち!
御鳴 鳴唯:では支援判定!
御鳴 鳴唯:情報:UGNで行きます
御鳴 鳴唯:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 3[3]+2 → 5

御鳴 鳴唯:5-3で2……駄目な子……
天城 康介:それではこちら、コネ起動して噂話!
天城 康介:5dx+1-3>=9
DoubleCross : (5R10+1-3[10]>=9) → 9[1,3,4,6,9]-2 → 7 → 失敗

天城 康介:ウオーッ、−3が憎い!
GM:ナンチューコト
GM:じゃあ二人はすごい動揺して材料収集どころではなかった!
御鳴 鳴唯:ぎゃあ!
御鳴 鳴唯:感覚6が悪い

GM:---
GM:市内 ファミレス
GM:---

天城 康介:「けど、集めるって言ってもな……植物はいいけど、動物とかどうすんだこれ……?」
天城 康介:などと言いながら、頬杖をつく。
御鳴 鳴唯:「……ん」頬をぐにいっと触られたような感覚に訝る。些か先より感覚が強い気がする。
御鳴 鳴唯:「……目で追うタイプの相手なら、私がやるけど……」と言いながら、自分の頬を引っ張って仕返しを試みる。
天城 康介:「ああ、そういうのは頼む。……昔も、人が来たのに気付くのは鳴唯が一番早かった」
天城 康介:その動作から、自分に伝わる感覚を予想して、頬を引き締めるようにする、が。
天城 康介:「…………?」
御鳴 鳴唯:「……他のが、鈍かっただけ」ぐいぐいと頬の引っ張りを継続するが
御鳴 鳴唯:「…………あれ?」
天城 康介:何も、来ない。それを不思議に思って。
天城 康介:クン、と。自分の鼻をつまんで、真っ直ぐ引っ張る。
御鳴 鳴唯:何かダメージが入っていないように見えて首を傾げる。
御鳴 鳴唯:「むぐ」実際に鼻腔が塞がる訳ではないので声は正常なのだが、引っ張られる感覚に、反射的に手で顔の前を払い
天城 康介:「……待て。初っ端からおかしいコトになってるぞこれ」
御鳴 鳴唯:「……………………」
御鳴 鳴唯:「……不公平だと思う……!」がくん、と頭をテーブルの上に落とした。
御鳴 鳴唯:落ちる頭が目の前におかれていたコップを思い切り薙ぎ倒す。
御鳴 鳴唯:結果、収まっていた水は氷ごとテーブルに零れて、勢いそのまま対面へ流れていき──
天城 康介:「俺は正直、お前の感覚だけ一方的に渡されなくてよかったと思っ」
天城 康介:こちらもガクリと頭を垂れていて、流れてくる水に気付いた時には。
天城 康介:「……ぁ」
天城 康介:ばしゃりと。丁度、足の付け根のあたりに。というか、股間のあたりに。
御鳴 鳴唯:「わひゃっ!?」バネ仕掛けの玩具のように反り返って悲鳴を上げた。普段から防御力の高い厚着だ。直接攻撃は慣れていない。
天城 康介:濡れた布が肌に張り付く感覚。そして、水分が体温で温まり、なんとも言えぬじめっとした感覚が、倍返しで、キミへと。
天城 康介:「ば、ばか!?なんて声出して……」
御鳴 鳴唯:流石に目を白黒させて何が起こったかを探ろうとし──直ぐに、テーブルに転がったコップを認識すれば
天城 康介:決して多くはないが、客の視線がこちらに集まるのを感じる。
御鳴 鳴唯:「……うぅうぅぅぅぅ」周囲の視線もあって俯きながら、テーブルの下で天城くんの脛を蹴る。
御鳴 鳴唯:ごすごすと。自分にダメージが返るのはこの際無視をする。ごすごすと。
天城 康介:「痛ッ!?こっちも感覚消えたわけじゃないんだけどな……!」
天城 康介:とりあえずは、ここをさっさと出ることと、着替えの調達と。そんな算段を、頭の中でつけながら。
御鳴 鳴唯:「……うるさい。そっちが戻ったらやり返してやる……」とんだ逆恨みであった。

GM:---

GM:ラウンド終了。2R!
GM:まずはハプニングチャートから。
GM:1D4
DoubleCross : (1D4) → 2

GM:うむ……
天城 康介:こ、今度は…?

2:支部員など共通の知り合いに出くわす。GM・見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよい
ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。

天城 康介:!?
御鳴 鳴唯:わーおう
御鳴 鳴唯:えーと
御鳴 鳴唯:里村さんがいらっしゃいましたな?
天城 康介:人選は…お任せしたい…!
GM:とりあえず先に判定いきましょう!
天城 康介:押忍!そして意志だと、ダイス1つの固定値+3になります。
御鳴 鳴唯:ならば陽炎の衣で支援判定いきます!
天城 康介:あ、でもダイス1つなので、ダイスが複数あるならそちらが進行した方が…いいと思う!
御鳴 鳴唯:なるほど。ならばそうしましょう、支援をくだされ
天城 康介:押忍、では。意志で支援判定。
天城 康介:1dx+3>=9
DoubleCross : (1R10+3[10]>=9) → 5[5]+3 → 8 → 失敗

天城 康介:グエーッ!!
御鳴 鳴唯:残念
御鳴 鳴唯:《陽炎の衣》 隠密化 侵蝕49+3=52 で意志判定
御鳴 鳴唯:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[4,5,5,5,6,8] → 8

天城 康介:お、惜しい…!
御鳴 鳴唯:FS判定に弱いぞこの二人……!
GM:こ、こんなことある!?
GM:やはり難しすぎるな……
GM:難易度7の目標進行4にしましょう
天城 康介:あ、感覚共有はもう戻ってる、ということでよろしいでしょうか!
天城 康介:(戻ってる=お互い感じるようになってる)
GM:どっちのがおいしいですかね……?
GM:おいしいほうでいいですよ!
御鳴 鳴唯:戻ってることにしましょう
GM:それで!
御鳴 鳴唯:そちらの方がこう、色々仕組める
御鳴 鳴唯:仕掛けてやる……
天城 康介:では先ほどのメイちゃんの仕返し発言もあるので、それで!
天城 康介:と、いうわけで。
天城 康介: 
天城 康介:「着替え取りに寄るだけってのも何だし、何か飲んでくか?……大したもんは出せないけど。あと何も盗るなよ……}
天城 康介:(盗るなよ…}→盗るなよ…?」)
天城 康介:などと言いながら、住まい……学生らしい、こじんまりとしたアパートの扉に、鍵を挿しこんで。
御鳴 鳴唯:「……その冗談。他のやつだったら許してないから」少しばかり棘のある口調で応じつつ扉の前で待っている
天城 康介:「貸したまんま返してもらってないもの、色々あるからな。ちょっとぐらい大目に……ん?」
天城 康介:「……開いてる」
天城 康介:がちゃりとドアノブを回して。
御鳴 鳴唯:「……………………」咄嗟に不可視化させていたショットガンを手に持つ
天城 康介:「……まさか。まさかなあ」
御鳴 鳴唯:「私の先客でも居た、かな……」
天城 康介:鍵の隠し場所……扉の横の小さな鉢植えの下……を知っているのは、自分と、そして。
天城 康介:扉を、開く。
楊原 あざみ:ドアを開けると、油の弾ける音と加熱された味覇の香りが鼻につきます。
楊原 あざみ:「おや。天城くん、おかえりなさい」
天城 康介:不揃いに脱ぎ置かれた小さな靴。漂ってくる香ばしい香り。それらを感じて。
御鳴 鳴唯:「……誰?」敵対者ではなさそうだと認識。ショットガンはまた透明化させつつ、天城くんに問う
天城 康介:「……うん。ただいま、あざみさん」
楊原 あざみ:アパートなので入り口目の前がキッチンなわけですが、足りない背で器用にフライパンを振っている。
天城 康介:どこか、ほっとしたような緩んだような声で応える。
天城 康介:「大丈夫、それ下ろしてくれ、鳴唯。この人は……ええと」
楊原 あざみ:「ああ。すいません、お客さんでしたか。……天城くんの友人の楊原です」
御鳴 鳴唯:「友人………同居人……?」
天城 康介:「……まあ、そんな感じだよ。楊原あざみさん。俺が、色々と……うん、色々と世話になって、今もなってる人」
楊原 あざみ:「きょうは、仕事からの帰りがたまたま近かったので……」
天城 康介:「あざみさん、こっちは御鳴鳴唯。……いつか話したっけな、昔、一緒に遊んでた、仲間だよ」
御鳴 鳴唯:「……………………」少しの間の沈黙。その後に、
御鳴 鳴唯:「御鳴 鳴唯。康介の知り合い」三人称を変えた。
天城 康介:「……鳴唯?」
楊原 あざみ:キャベツとツナ缶を炒めてウスターソースを垂らしたやつを用意してあった皿にあけて
天城 康介:その声色に、何か、懐かしいものを感じて。
楊原 あざみ:「ああ。やんちゃしてた頃の、っていう」
御鳴 鳴唯:「何か?」普段通りに首は正面向き。目だけが前髪の下で動いて見返して、
御鳴 鳴唯:「……昔の事、話、してたんだ」
天城 康介:「丁度、その頃からの知り合いだから、そりゃあ。……色々あって、再開したのは最近だけど」
御鳴 鳴唯:「ふぅん」と、特に興味の無さそうな返事をしつつ──ガスマスクの下で、犬歯を軽く舌に突き立てる。
天城 康介:「ッ!?」
楊原 あざみ:「天城くん?」
天城 康介:口内に走った痛みに、ビクっと小さく震える。
天城 康介:「……ああ、いや、なんでもない。大丈夫だよ、あざみさん」
御鳴 鳴唯:「……なるほど、戻ってるね……」こくこく、と頷きながら、壁際の床に腰掛ける
天城 康介:「……そう、だな。って、そうだよ。ごめん、あざみさん、せっかく来てもらって悪いけど、俺たち仕事の途中で……」
楊原 あざみ:「ああ。なるほど」御鳴さんを見て。「道理で」
御鳴 鳴唯:袖から腕を引き抜いてコートの中にしまい込み、床にぺたんと座っている。
天城 康介:「ええと、とりあえず着替えと……」
天城 康介:「……あれ。上着どこに仕舞ったっけ」
御鳴 鳴唯:「気にしないで。邪魔はしないから」と言いながら、自分の背骨のあたりに指を当ててつうっと撫でおろす
天城 康介:「確かクリーニングに出して……ぉふっ」
楊原 あざみ:「新しいのは押入れの上です。あと、洗濯物、取り込んでおきましたよ」
楊原 あざみ:「……どうしたんです、さっきから。それが厄介事ですか?」
天城 康介:「あ、ありがとう……。いや、大丈夫……ちょっとした副作用みたいなもんだから、仕事が終わればすぐ治……」
御鳴 鳴唯:「大丈夫……心配しないでいい……」今度は脇腹。指五本でこちょこちょと。
天城 康介:「そうそう、だから、時間あるんならのんびりしていって……ぉぅぁっ」
天城 康介:腰の力が抜けて転びそうになる、がなんとか耐える。
楊原 あざみ:「…………」
御鳴 鳴唯:「……見ての通り、厄介事」
楊原 あざみ:「……あまり趣味がよくないと思いますよ」
楊原 あざみ:「修羅場ではやらないように、というのはわかっている方だとは思いますが」
御鳴 鳴唯:「なんのこと……?」誰に言うとも無い言葉に、敢えて首を傾げてみせる
天城 康介:「な、何か大きな思い違いをされている気が……する……!」
御鳴 鳴唯:「……康介。着替え、大丈夫?」
天城 康介:「……いや、うん。大丈夫、準備はできた。こういう状態を解消するために動いてんだ、俺たちは」
天城 康介:その言葉は、どこか言い訳めいていたけれども。
楊原 あざみ:「ええ。気をつけて。何かあったら……まあ」
楊原 あざみ:「じゃれあえる程度の友達がいるなら、それはそれで安心なんですけど。お願いしますよ」
天城 康介:「……うん。それじゃあ、あざみさん」
天城 康介:「行ってきます」
天城 康介:その言葉だけは、真っ直ぐに。
御鳴 鳴唯:「……………………」ガスマスクの下で、大きく口を開けた。
御鳴 鳴唯:歯と歯の間に舌を置く。……どれくらいの力で顎を閉じれば噛み千切れるのかは、何度か試した事がある。
御鳴 鳴唯:少しばかりの逡巡の後に──やめた。
御鳴 鳴唯:代わりに、立ち上がって歩いていこうとする時──わざと足の小指を、テーブルの脚にぶつけた。
御鳴 鳴唯:がんっ。
御鳴 鳴唯:「痛っ……」覚悟が出来ていても地味にダメージは大きい。
天城 康介:「ァッー!?」
天城 康介:不意打ちを受けた側の悲鳴は、それはそれは痛々しかった。
楊原 あざみ:「……大丈夫ですか? 本当に」

GM:---

御鳴 鳴唯:楊原 あざみ 好奇心/○嫉妬 でロイス取得しておく……
天城 康介:自分もあざみさんに、「■幸福感/恥辱」で…!
GM:ラウンド終了。次のラウンド!
GM:ハプニングチャートから。
GM:choice[1,4]
DoubleCross : (CHOICE[1,4]) → 1

1:事態が深刻化する。状態変化の進行・周囲への拡大など
難易度を+2する。

天城 康介:!?
御鳴 鳴唯:ぎゃああぁああぁ
GM:やべーよ……
GM:終わらんぞ!
GM:難易度は9!
GM:とりあえず判定から!
天城 康介:うおーッ!あ、今度は情報に戻ってるわけですね!
天城 康介:鳴唯ちゃんが隠密から判定するなら、支援しましょうか。
御鳴 鳴唯:ならば……陽炎の衣でダイス+4しつつ情報UGNで固定値+2でいきましょう……!
御鳴 鳴唯:支援をいただきたく!
天城 康介:では、支援判定!コネ起動、噂話!
天城 康介:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 9[2,3,5,8,9]+1 → 10 → 成功

GM:ヤッタ!
天城 康介:よし、成功!鳴唯ちゃんの達成値が2倍になる、のですよね。
GM:そうですね!
御鳴 鳴唯:《陽炎の衣》で情報UGN! 侵蝕52+3=55!
御鳴 鳴唯:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 9[2,3,7,8,9]+2 → 11

御鳴 鳴唯:22!
GM:では進行は一気に3/4!
天城 康介:ヤッター!!

GM:---

GM:解除用の薬剤の材料には、怪しい薬屋で売っているようなものも含まれる。
GM:レネゲイド関連の素材を取り扱う、N市ならではの商売。本来取り締まりの対象でもあるが、背に腹は代えられない。
GM:君達はいくつかの素材を購入することに成功した。だが、その帰り道。
GM:繁華街を通り抜けようとするうち、身体に違和感を覚え始める……
御鳴 鳴唯:「……昔から、〝へんなくすり〟を扱ってるって噂の店だったけど……R関連まで手を出してたんだ……」
天城 康介:「……あの頃にここら辺に来なくて良かったよ、ほんと。多分、勢いで手を出して大変なことに」
天城 康介:なってただろうなあ、と。どこか、懐かしむような口調で漏らしかけた言葉が。
天城 康介:「……ぁ、れ?」
御鳴 鳴唯:「来てなかったんだ……?」意外そうな顔をして見上げた、ちょうどその時──ほぼ同時に
御鳴 鳴唯:「……ん」
天城 康介:くらりと、眩暈にも似た感覚と。
天城 康介:「ッ、ぁ、あ……?」
天城 康介:ぽたりと、前触れなく、鼻血がぽたりと地面に落ちる。
御鳴 鳴唯:「っ……!」咄嗟に周囲を見渡し位置を把握。この近隣の構造を思い出し──
御鳴 鳴唯:「康介、あっち」人目の遠い路地の方を指差し、天城くんの腕を引く。
天城 康介:「なんだ、これ。変な、感じが」
御鳴 鳴唯:「大丈夫、わかる……たぶん、これ」
御鳴 鳴唯:「……このあたりの人の感覚まで、拾ってる」
天城 康介:掴まれた手を掴んでいるような。掴んだ手を掴まれているような。これもまた奇妙な感覚に、ふわりとしたものを感じながら。
天城 康介:「……そう、なのか。この辺りって……」
天城 康介:ぼんやりと周囲を見ながら、腕を引かれるままに脚を進める。
御鳴 鳴唯:酩酊感。苦痛。ギラギラとした光。方向の定まらない無数の音。大量に流れ込んでくるのを感じながら──
御鳴 鳴唯:「……昼間っから飲んだり、遊んだり。そういう人の群れるところ」
御鳴 鳴唯:「……私達のグループでも……いちばん〝どうしようもない〟数人が、来てたとこ」
御鳴 鳴唯:適当な、人目のつかないところまで歩き、天城くんをビールケースにでも座らせる。
天城 康介:ぐったりと、ビールケースと壁に体重を預けて。浅く、短い呼吸を繰り返す。
天城 康介:「……俺は、どうにもあいつらとはウマが合わなくて、半端なままだったけど」
天城 康介:「鳴唯は……慣れてるとは言わないけど。知ってるんだな、ああいう空気」
御鳴 鳴唯:「っ、ぅー……」こめかみを指で押し、眉を寄せて小さく呻く。数年は忘れていた二日酔いの感覚を強くしたような頭痛に見舞われながら、
御鳴 鳴唯:「……康介、大事なところで良い子だったもんね」
御鳴 鳴唯:「私達の方は……うん」
御鳴 鳴唯:「……こっちの方が、手つかずで捨てられる食べ物多かったし」
天城 康介:「そういう生活にも……うん、俺は結局、馴染みきれなかった」
天城 康介:呼吸は、随分と落ち着いてきている。以前のことを、少しずつ思い出すように語っているためか。
御鳴 鳴唯:「……帰る場所があった、から……?」
御鳴 鳴唯:口での呼吸を幾度か繰り返す──その合間、喉の浅い部分から吐き出すような声で問う。
天城 康介:「場所……」
天城 康介:ああ、と言いかけて。
天城 康介:「……たぶん、引っ張ってくれる人たちがいたからだ。その人たちが、中途半端にふらふらしてた俺を、”こっち側”に連れ戻してくれた」
天城 康介:その声は、とても穏やかで。暖かいものを、そこに感じているかのよう。
御鳴 鳴唯:「私達じゃ、足りなかったんだ」彼が感じている暖かなものに──水を被せるような、暗い声。
御鳴 鳴唯:壁に身を預ける彼の傍へと立ち、膝を曲げて顔を覗き込む。互いの前髪が触れる程の距離まで。
天城 康介:「足りなかったのは……俺の方、かもな」
天城 康介:長い前髪の向こうに見える、心の底を射抜くような目に、視線を合わせて。
天城 康介:「みんな一緒に行こうぜ、って。そう言えてたら。何か変わってたのかもな、って」
御鳴 鳴唯:「……かもね」
御鳴 鳴唯:「たぶん、それを言うのは──康介じゃなきゃ駄目だった」
御鳴 鳴唯:「まだ康介は〝まとも〟な方だったから」
天城 康介:「そんな言い方、するなよ。……ほんと、鳴唯は変わってないな。俺を引きずり回した頃のまんまだ」
天城 康介:苦いものを噛んだような顔で、それでも笑いながら立ち上がる。
御鳴 鳴唯:「……変わった……と思うよ。今はもう、〝5000円でいいよ〟なんて言わないし──」
御鳴 鳴唯:「背。あれから10cmは伸びた」
御鳴 鳴唯:「……そっち、伸びてないんじゃ……?」
天城 康介:「……お前が!伸びすぎなんだよ!」
天城 康介:どこか悔しそうに、軽口を叩く。……その直前に浴びせらえた言葉に。
天城 康介:あの頃と変わらず、どきりとしてしまったのは、上手く隠せて……いたはずもないと気付くのは、全てが終わってからのこと。

GM:---

GM:では次のラウンド!
GM:ハプニングチャートはひとつ!
御鳴 鳴唯:なにがでるかな
天城 康介:ラストワン!

4:二人で協力して作業に当たる。
二人とも難易度8の≪意志≫判定を行い、成功した場合ラウンド中の判定C値を-2する。

御鳴 鳴唯:おお
天城 康介:おお…。
GM:こちら!まずは意志判定から行ってみよう
御鳴 鳴唯:意志薄弱の娘……
御鳴 鳴唯:2dx 意志
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[1,7] → 7

御鳴 鳴唯:駄目……!
天城 康介:ぬうっ、ではこちら…
天城 康介:1dx+3>=8
DoubleCross : (1R10+3[10]>=8) → 6[6]+3 → 9 → 成功

天城 康介:こちらは成功しましたが…!
GM:残念……!では通常通り判定!
天城 康介:とはいえ、9で成功すればいいので…
御鳴 鳴唯:シーン中の陽炎を使い切ったからUGN素振りで通常チャレンジ!
GM:いや、下がってて7ですね!
GM:むずすぎた 9はむずすぎた
天城 康介:おっと!では各々判定しましょう、どちらかが成功すればいける!
GM:テスト運用ということで……!
御鳴 鳴唯:情報強めのキャラなら9でも行けるのでしょうが……こいつらは……!
天城 康介:というわけで、コネ起動して噂話!
御鳴 鳴唯:ではそれぞれに
御鳴 鳴唯:1dx+2>=7 情報:UGN
DoubleCross : (1R10+2[10]>=7) → 10[10]+3[3]+2 → 15 → 成功

御鳴 鳴唯:ここで回るなよ!!!!!
天城 康介:5dx+1>=7
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 10[2,5,6,9,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

御鳴 鳴唯:おせえよ!!!!
天城 康介:きみたち。
GM:なんだこいつら……
GM:じゃあもうクライマックス行っちゃいましょうか
天城 康介:わーい!
GM:---
GM:シーン終了。
GM:ロイス購入はこちらで!
天城 康介:ロイス!ミリア=サンに「誠意/■食傷」で!
御鳴 鳴唯:購入は照準器15!
御鳴 鳴唯:1dx+4>=15
DoubleCross : (1R10+4[10]>=15) → 4[4]+4 → 8 → 失敗

天城 康介:ではこちらも照準器狙い!
天城 康介:3dx>=15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 10[3,8,10]+10[10]+3[3] → 23 → 成功

天城 康介:出ちゃったよ。メイド服買えるよこの出目。
天城 康介:とうわけで、鳴唯ちゃんどうぞ。
御鳴 鳴唯:ロイス 連帯感/○なにしてくれとんねん
御鳴 鳴唯:わーい!
御鳴 鳴唯:ではショットガンスラッグ指定で!
御鳴 鳴唯:ミリア・リンドバーグ 連帯感/○なにしてくれとんねん
御鳴 鳴唯:で!

【Climax】

GM:クライマックスです。登場どうぞ!
天城 康介:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 4[4]+41 → 45

御鳴 鳴唯:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 3[3]+55 → 58


GM:---
GM:N市山中
GM:---

GM:街のあちこちを奔走し、数多の素材を集めた君達。
GM:最後に残った素材……それは、ある動物の内臓だった。
GM:それはN市の奥地に古くから隠れ潜むという巨大熊……エヌシオオヒグマ、その胆だった。
天城 康介:「あのさあ。敢えて言うぞ」
天城 康介:「なんなんだこの街」
御鳴 鳴唯:「………………同じこと、言いたいなって思ってた」
御鳴 鳴唯:「なんなの」
御鳴 鳴唯:「ほんとなんなの……」
GM:「ヒグマーーッ!!」
GM:現れた巨大ヒグマが、君達に向かって咆哮する!
御鳴 鳴唯:「許しがたい安直さ……!」
GM:身の丈3メートルをゆうに越えている。恐ろしい猛獣だ!
天城 康介:「……よし。自分たちのために動物の肝を取るのってちょっとな……って思いは、捨てよう」
天城 康介:「終わらせるぞ、鳴唯。こんなことは、すぐに……!」
御鳴 鳴唯:「世界を有るべき姿に戻す……それだけ」
GM:獣の咆哮が君達のレネゲイドを喚起する!
GM:衝動判定、難易度9!
天城 康介:1dx+3>=9
DoubleCross : (1R10+3[10]>=9) → 6[6]+3 → 9 → 成功

御鳴 鳴唯:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 9[5,9] → 9 → 成功

天城 康介:ギリギリ成功!
御鳴 鳴唯:いけた!
天城 康介:2d10+45
DoubleCross : (2D10+45) → 10[1,9]+45 → 55

GM:同時に≪ワイバーンタイム≫を起動。
御鳴 鳴唯:お
天城 康介:おっと、衝動分振っちまいましたが……ワイバーン!?
天城 康介:お前ワイバーンだったの!?
GM:侵蝕率を100まで上昇できます。拒否可能。
御鳴 鳴唯:ヒグバーンタイムだ!
御鳴 鳴唯:いただきましょう、侵蝕58+42=100
天城 康介:上げます。(即決)
GM:では……セットアップから!
御鳴 鳴唯:無し!
天城 康介:《フルパワーアタック》…!
天城 康介:行動値0に。
GM
PC

(10m)

エヌシオオヒグマ

天城 康介:(侵蝕は104へ)
エヌシオオヒグマ:なし。
GM:では行動値14で御鳴さんから……早いな!?
御鳴 鳴唯:エンハイピュアさ!
御鳴 鳴唯:では
御鳴 鳴唯:マイナー、《陽炎の衣》。隠密状態へ移行、侵蝕+2
御鳴 鳴唯:メジャー、コンボ《その過去に私はいない》
御鳴 鳴唯:《コンセントレイト》+《見えざる死神》、侵蝕+4
御鳴 鳴唯:13dx7+7 命中判定!
DoubleCross : (13R10+7[7]) → 10[1,1,3,3,4,4,4,6,6,6,6,7,9]+2[1,2]+7 → 19

GM:お待ちになって!
GM
≪魔獣の咆哮≫
判定ダイス-3個 ラウンド1回

天城 康介:!?
GM:こちらを使わせていただきますわよ!
御鳴 鳴唯:うぉおお
御鳴 鳴唯:す、すると判定ダイス10個……振り直します!
御鳴 鳴唯:10dx7+7
DoubleCross : (10R10+7[7]) → 10[3,4,5,5,6,6,8,8,10,10]+10[1,4,9,10]+10[8,10]+10[6,9]+10[7]+3[3]+7 → 60

天城 康介:凄いことになった。
御鳴 鳴唯:なんで3倍になるんだよ
GM:は????
GM:ふざけているのか~~っ
御鳴 鳴唯:ダメージ!
GM:ドッジ!
GM:9DX
DoubleCross : (9R10[10]) → 9[1,3,3,3,5,7,7,7,9] → 9

GM:だめ!ダメージを!
天城 康介:ヒグマーッ!?
御鳴 鳴唯:肉体9か
御鳴 鳴唯:35+1d10+7d10 装甲ガード有効
DoubleCross : (35+1D10+7D10) → 35+7[7]+46[9,3,10,2,9,10,3] → 88

GM:えっ
天城 康介:つよい。
GM:えっえっえっ
御鳴 鳴唯:8d10で53……?
GM:……………………
GM:死んだ………………………………
御鳴 鳴唯:6.6平均……?
御鳴 鳴唯:oh......
天城 康介:ヒグマ…お前、死ぬのか…?
GM:装甲もぶち抜いて……死亡!蘇生もない!
GM:クッ……もっと強くするぞ……次回からは……!
GM:演出どうぞ!
御鳴 鳴唯:いえっさ
御鳴 鳴唯:「……直ぐ、終わらせる」
御鳴 鳴唯:かっ──と目映く、鳴唯の身体が発光する。エンジェルハイロウ能力由来の光学操作。
御鳴 鳴唯:フラッシュバンと同じだ。視覚を持つ生物であるなら、あまりに強力な光を浴びれば、その動きは一瞬でも止まる。
御鳴 鳴唯:その一瞬さえあれば、御鳴 鳴唯にはそれでいい。
御鳴 鳴唯:ヒグマの肩に掛かる体重──頭蓋に押し当てられるショットガンの銃口。
御鳴 鳴唯:「怨みは無い、けど」
御鳴 鳴唯:「八つ当たりの理由は山ほどある」
エヌシオオヒグマ:「ヒグッ……!?」
御鳴 鳴唯:発砲。
御鳴 鳴唯:……その銃弾自体は何の変哲もないスラッグ弾だが、獣を撃ち殺すには十分な威力であったろう。
御鳴 鳴唯:以上!
エヌシオオヒグマ:血飛沫と脳漿を撒き散らし、地響きと共に巨体が崩れ落ちる。
エヌシオオヒグマ:他の内臓には損傷はない。素材とするのに支障はないだろう。
エヌシオオヒグマ:これで、すべての材料が揃った。後は第四支部に届けるだけだ。
御鳴 鳴唯:崩れ落ちるヒグマの肩から跳躍し、再び地面に降り立ち、
御鳴 鳴唯:「……終わった」と、一言。
天城 康介:「……頭が、くらくらする」
天城 康介:まだ共有されている感覚、流れ込んでくる視覚、聴覚、触覚などの情報。それらはとても、自分の体で処理できるものではない。
御鳴 鳴唯:「帰れば、治る」
御鳴 鳴唯:「……だから、帰ろう」
天城 康介:「……ああ、そうだな。帰ったら、終わりだ」
天城 康介:それが、どうにも寂しいことのように感じられて。だから。
天城 康介:「鳴唯」
御鳴 鳴唯:「………何?」
天城 康介:音節にして二文字。短く、名を呼ぶ。
天城 康介:「お疲れ様」
天城 康介:いつか、そうしていたように。掌を掲げて、キミに向ける。
御鳴 鳴唯:「……………………」同じ言葉で応じる事も出来たろうが、何か、それもしっくり来ない。
御鳴 鳴唯:だから、あの頃とは違って手袋に隠れた手を掲げて
御鳴 鳴唯:「帰れる、って……いいね」ぱん、と掌を合わせた。
GM:---
GM:バックトラックです。
御鳴 鳴唯:侵蝕106!
天城 康介:104!ロイス5つ!素振り!
GM:まずはワイバーンタイムの効果で-50可能。無使用も可!
GM:いらねえ!
天城 康介:タイム不使用で!
天城 康介:104-5d10
DoubleCross : (104-5D10) → 104-27[9,2,6,9,1] → 77

御鳴 鳴唯:無使用でロイス5個素振り!
御鳴 鳴唯:106-5d10
DoubleCross : (106-5D10) → 106-29[9,4,8,4,4] → 77

GM:なかよし
御鳴 鳴唯:おそろで5点
天城 康介:おそろいだー。
GM:では無事帰還!お疲れさまでした!
天城 康介:こちらも5点!

【Ending】

GM:第四支部のリンドバーグのもとに素材を届け、投薬を受け、その後の検査まで済ませて、君達はようやく一息ついた。
GM:検査の結果は異常なし。感覚の共有は一件落着したと見ていいだろう。
GM:今回の件で、第四支部からは特別に報酬が上乗せされて支払われるらしい。当然のことだが。
御鳴 鳴唯:「……割と酷い目にあった……」
天城 康介:「やっぱり……美味い話には裏があるんだなあ……」
天城 康介:「……戻ったら戻ったで、変な感じがするな。なんだか、体がぼぅっとしたような」
御鳴 鳴唯:「……お金は稼げたから……良しとしておく……?」手をグーパーしている。もう感覚が伝わっていないのだ、と再確認するように。
天城 康介:「……そうだな。今回のことは、深く考えないようにしよう。多分、お互いそれがいい」
天城 康介:「ヘンな声で鳴くヒグマはいなかった。いいな」
御鳴 鳴唯:「……あと一日続いたら、コールドスリープを要求するとこだった……」がくりと肩を落として密約に頷きつつ
御鳴 鳴唯:「…………割に合わないバイトになったね」
御鳴 鳴唯:「そっち、イリーガルだったっけ……」
天城 康介:「ああ。……今は、4年前に俺を助けてくれた人のとことか、他にも色々とやってる」
天城 康介:「……実際さ、お前がUGNにいる、ってのはこっちも聞いてた。しかも、あの12支部だろ」
御鳴 鳴唯:「……配属は最近だけど、ね。みんな頭が戦国時代でやりやすいよ」
御鳴 鳴唯:「……けど」
御鳴 鳴唯:「普通の生き方できる人のやる商売じゃないって思ってる……」
御鳴 鳴唯:「……だから正直、康介がイリーガルって言うのはちょっと意外……そんなお金に困ってたっけ……?」
天城 康介:「あー……いや、金には困ってない。生活するだけなら、報酬と遺産で十分やってける。でも」
天城 康介:「……そろそろほら、アレだ。12月の終わりって言ったら、アレがあるだろ」
御鳴 鳴唯:「バラエティの特番……?」
天城 康介:「大晦日の前だよ前!……クリスマスだよ」
御鳴 鳴唯:「ああ…………」
天城 康介:「……プレゼントを買うのに、遺産を切り崩したり、戦って得た報酬を使うってのはなんか……嫌なんだよ。つまらない拘りかもしれないけど」
御鳴 鳴唯:今回の任務──とも言い難い何か──の間に見たものを思い出して、
御鳴 鳴唯:見た〝人〟を思い出して頷いた。
御鳴 鳴唯:「……その為に治験とか……ふふ」
御鳴 鳴唯:「無茶、するね……」
天城 康介:「……どういう”バイト”だったか話したら、それこそ叱られそうな気もする」
天城 康介:「……今言ったこと、内緒な」
御鳴 鳴唯:「それは口止めの報酬次第」
御鳴 鳴唯:「……〝お友達価格〟にしといてあげる……?」
天城 康介:「……後が怖すぎるから、普通に頼む、普通に」
天城 康介:変わらなさっぷりに、小さく笑みを零しながら。
天城 康介:「……なあ、鳴唯」
御鳴 鳴唯:「ん?」
天城 康介:「やっぱり、UGN(ここ)でやってても難しいのか。“普通”になるのは」
御鳴 鳴唯:「……………………」
天城 康介:先ほどキミの口から零れた言葉を、そっと拾い上げるように口にする。
御鳴 鳴唯:「……働かない蟻だけを集めて巣を作ると、結構な数の蟻が働き出すんだって」
御鳴 鳴唯:「普通じゃない人を集めたUGNでも……普通で居られないオーヴァードは、いる」
御鳴 鳴唯:「……それはどうしても、誤魔化せない」
天城 康介:「そっか。……そうだよな。そういう奴らにも居場所が要る、っていうのは」
天城 康介:「俺も、まだ、覚えてる」
御鳴 鳴唯:「けど、でも」
御鳴 鳴唯:「此処は、他の場所より居心地が」
御鳴 鳴唯:「結構……いや……かなり、良いと思う」
天城 康介:「うん。……俺も、色々回り道をしたけど」
御鳴 鳴唯:「……少しくらいは、まぁ……真面目になろうかな、って思うくらいには」
天城 康介:「ここに居たい、っていう場所を、見つけた。だからさ」
天城 康介:「ありがとうな、鳴唯。ああやって、無茶して過ごした頃があったら、今の俺がいるし」
天城 康介:「こうして、またお前と会えたんだと思う」
御鳴 鳴唯:「……………………」
御鳴 鳴唯:ひゅっ──と、姿が掻き消える。
御鳴 鳴唯:光学操作。それも、戦闘時に用いる精度。
天城 康介:「……ぁ、おい!話はまだ終わっ」
御鳴 鳴唯:次に発された声は背後──耳元で、
御鳴 鳴唯:「覚えてる?」
御鳴 鳴唯:「〝人のものを見ると欲しくなる〟──って、昔言ったの」
天城 康介:─ぞくりと。背筋に、冷たいものを感じる。
御鳴 鳴唯:「……変わってないよ、なんにも」
御鳴 鳴唯:とん、と足音が背後で鳴った。
御鳴 鳴唯:その後は気配のみが遠ざかって行く。
御鳴 鳴唯:感覚共有は断ち切られた。何処に居るのか、何をしているのか、もう見えないし分からない。
御鳴 鳴唯:「じゃあ、またね」
御鳴 鳴唯:──そんな声が、どこかからか、最後に聞こえた。