一夜二人転 逢河雷魚/皆方アイリ
メインログ/雑談ログ
Preplay
GM:では、突発・一夜二人転を初めていきま~す!
GM:まずは自己紹介から。
GM:自分のキャラシを貼ったあとに、簡単な自己紹介をお願いします~
GM:まずは男の子の逢河くんから!
逢河雷魚:はーい
逢河雷魚:(キャラシート)
逢河雷魚:逢河雷魚(あいかわ らいぎょ)です。18歳のUGNエージェント。
逢河雷魚:本来はお人好しな性格ですが、それが原因で色々と損な目にばかりあってきたので
逢河雷魚:いつも人を遠ざけるような荒っぽい態度を取っています。
逢河雷魚:なのに何故か後輩に懐かれて困っています
逢河雷魚:能力はウロボロスらしく影をいっぱい出して攻撃します
GM:ウロボロスっぽ~い
逢河雷魚:性能はピュアウロボロスで神獣撃を撃つと……楽しい!って感じです
GM:ヒエェ~
逢河雷魚:そんな感じです!よろしくお願いします~
GM:はあい!実は優しいギザッ歯ツリ目男子!
GM:よろしくお願いします~ 楽しんでってね~
GM:では次は女の子の皆方アイリさん!
皆方アイリ:はいは~い
皆方アイリ:(キャラシート)
皆方アイリ:コードネーム:ニュートロン・スターこと皆方アイリ。星辰館に通いつつUGNとして活動するごく一般的なチルドレンです。
皆方アイリ:N市に来たのはここ一年くらい。先輩とは任務で一緒になって以来、そのお人好しっぷりを気に入って懐いています。
皆方アイリ:その前は別の街でチルドレンしていましたが、姉が色恋にやられFHに鞍替え。肩身が狭くなったりしたのもあってこっちに来ました。
皆方アイリ:へらへらしてるのはそういうアレとか自分の気質を隠すため、という説もあるようです。当人的には自然体だと言い張ってます。
GM:こじらせてますなあ
皆方アイリ:シンドロームはピュアバロール。重力操作が得意で、敵の足止めから直接押しつぶすまで何でもござれ。
皆方アイリ:性能的には範囲(選択)で行動値下げた後RCで殴ります。ちょこっとリビルドしまして、申し子で火力を上げてます。
皆方アイリ:こんなとこですかね。よろしくお願いします~。
GM:はあい!キャラ性能はセッション中にチェックしていきます…
GM:よろしくお願いします~~
GM:では、こんなお二人が遭遇するシチュエーションを確認しますね。
GM:キミたちは、【ジャーム】により【身体の一部が離れなくなる】という事態に陥ります。
GM:事態を解決するためには、【ジャーム:見つけ出して討伐】を進行する必要があります。
GM:最後の障害として【ジャームを倒す】を達成しなければなりません。
GM:です。がんばってね~!
逢河雷魚:頑張るぞ~
皆方アイリ:頑張りま~す
GM:お~!
【OP】
GM:では、まずオープニング。
GM:2人は登場して侵蝕率を上げてね~!
逢河雷魚:44+1D10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+9[9] → 53
皆方アイリ:29+1d10
DoubleCross : (29+1D10) → 29+10[10] → 39
N市第三地区 大型ショッピングモール『るるポート』
GM:るるポート。第三地区郊外にできた、地上10F建ての大型ショッピングモールです。
GM:キミたちは、この場所で"ブロッサム"というFHエージェントが目撃されたという連絡を受け、
GM:2人で捜索に訪れたのでした。
GM:休日の昼下がりで、何か事件が起こっている様子はありませんが、家族連れやカップルなど、たくさんの人がいます。
逢河雷魚:「……本当にこんなところにいンのかよ、そいつ」
逢河雷魚:眉間に皺を寄せた不機嫌な顔。すれ違う人々がさりげなく迂回していく。
皆方アイリ:「そうっぽいですね。見た感じまだ騒ぎを起こしたりはしてない感じですかね?」
皆方アイリ:「や、最後まで何も起こさないでくれた方がありがたいですけど」
皆方アイリ:彼の横に立つへらへらと笑う少女。人が避けていくのにも慣れているのか、気にする様子はない。
GM:1Fから10Fまで吹き抜けになったロビーは開放的で、天窓を模した照明から人工太陽光が差し込んでいます。
逢河雷魚:「人多すぎだっての。ワーディング張られただけで大事だぞ」
皆方アイリ:「まあでも、この人数を一気にどかすのもムチャですからねぇ。退去だけでどんだけ時間かかるか」
皆方アイリ:「なんかされる前に発見して、ささっと捕まえるなりせめて場所移すなりが理想ですかね」
逢河雷魚:「ったく手間かけさせやがって……廃工場とかに潜んでろっての」頭を掻いて、至極嫌そうな顔をする。
皆方アイリ:「廃工場と廃ビルは鉄板ですよねぇ。市内にいくつあるか分かんないですし」
逢河雷魚:「……大体、何でまたお前と一緒なんだよ」
皆方アイリ:「そこは上に聞いてくださいよ~。あたし的には心強いんでラッキーですけど」
皆方アイリ:「それともあたしがバディじゃご不満です?」
逢河雷魚:「ヘラヘラ絡んでこなけりゃ満足だ」
皆方アイリ:「じゃあご不満にさせちゃいますねぇ。あたしのアイデンティティなんで」
逢河雷魚:「捨てちまえ、そんなアイデンティティ」
皆方アイリ:「お断りします~。すっぱり払えないご自分のお人好しさを恨んでいただく方針で」
逢河雷魚:「チッ……誰が……」言いつつ、行き交う人々に注意を払いながら歩いていく。
皆方アイリ:「あの時も話したじゃないですか~。何ならまたご教授しましょうか?先輩のお人好しポイント」
皆方アイリ:てこてことそれについていく。軽口は叩いているがこちらも注意は忘れていない。
逢河雷魚:「いらねェよ……勝手に始めても全部却下するからな」
皆方アイリ:「いやぁ、却下も何も事実を挙げるだけですからねぇ」
皆方アイリ:「例えば……『何でも我儘聞いてやる』なんてお人好し以外から出る言葉じゃないですよ」
逢河雷魚:「やめろって言ってんだよ……引っ張んなそれ!」
逢河雷魚:「偶々……そういう気分だっただけだ。別にお前の為じゃない」
皆方アイリ:「引っ張りますよ~定期的に。今後も我儘聞いてもらう感じになったんですから」
皆方アイリ:「しばらく出さなかったせいで忘れられたら困りますからね」
逢河雷魚:「クソが……お前他の連中にもこんなに絡んでんのか?」
皆方アイリ:「そりゃまあ。アイデンティティですからね」
皆方アイリ:「まあその上で先輩が特に絡みやすいというのは否定しませんけど」
逢河雷魚:「あぁ!?嘘つけや!」
逢河雷魚:「他の奴がいんならそっち行け。優しいだろ。俺は迷惑だ」しっしっと追い払う仕草。
皆方アイリ:「ふふ、そりゃまあここの人達は皆優しくてぬくぬくさせてもらってますけど」
皆方アイリ:「その中でも先輩の優しさはなかなかトップクラスですよ。誇れるレベルです」
逢河雷魚:「絶対嘘だろ……」
逢河雷魚:「そのキャラ付けしてくんのやめろ……特にアレだ」
逢河雷魚:「支部と学校で言うのやめろよ、絶対」
皆方アイリ:「いやぁ、あたしがキャラ付けするまでもなく筒抜けだと思いますけどねぇ」
皆方アイリ:「前も言いましたけど、ちょこっと口悪くしてるだけで大分ダダ洩れですからね先輩」
逢河雷魚:「は……はぁ……!?」狼狽える。
皆方アイリ:「性格って言動以上にちょっとした所作に出るんですよ」
皆方アイリ:「自分以外の人間が通り終えるまでドア抑えるとか」
皆方アイリ:「いただきますとごちそうさまの時にちゃんと手を合わせるとか」
皆方アイリ:「人と歩いてるときに距離開きすぎると一回止まるとか」
逢河雷魚:「……抜けも洩れもしねェよ……元々空なんだから……」
皆方アイリ:「ふふ、先輩がそういうならそういうことにしときましょうか」
逢河雷魚:「……」
逢河雷魚:「……とにかく、やめろ。他の連中までお前みてえな態度になったら悪夢だ」
GM:そんな風に言葉を交わすキミ達の頭上は、1Fから10Fまでの吹き抜けになっている。
GM:今はハロウィンの時期ということもあり、吹き抜け部分には、ジャックオランタンやオバケなどの装飾品が多数吊られていた。
GM:そのひとつ、ジャックオランタンが、ぐら、ぐら。ぐらぐらぐらと、不自然に揺れ始める。
逢河雷魚:「……ん」厭気と共に天を仰いだ拍子に、それに気付く。
皆方アイリ:「どうしたんですか先輩。空なんか仰いじゃって」
GM:逢河くんは、気付く。ジャックオランタンを吊るロープが、みちみちと悲鳴を上げて、千切れ始めている。
逢河雷魚:「お前に仰がされてんだよ…… ……おい、ヤバいぞ」
皆方アイリ:「……あーっと」 彼の視線を追うように見上げて。
GM:ぶち ぶちぶちぶち
逢河雷魚:ジャケットに突っ込んでいた手を出して、その下に人がいないか目で追う。
GM:────ぶちッッ
GM:ジャックオランタンが落下する。
GM:その真下に、少女がいます。
GM:何も気づいていないようで、ぼんやりと立ったまま。このままでは、装飾品に圧し潰されてしまうでしょう。
逢河雷魚:「……! クソッ!」
逢河雷魚:反射的に駆け出す。外から見えないよう服の下、脚部のみを部分的に獣化。
雛倉 恋:「………っ」長い黒髪の少女だ。駆け出したキミに気付く。
逢河雷魚:瞬時に少女の元まで辿り着く。片腕で抱え込むようにして庇うと同時、落下してくる装飾をもう片腕で殴り付け、軌道を逸らす。
GM:ドガッッ!!! 落下してきた装飾品は、キミの打撃を受け、地面に叩きつけられる!
GM:「キャーーッ!」「おい、なんだなんだ!」 ようやく状況に気付いた周囲の人々が、ざわめき始める。
逢河雷魚:「っ……」咄嗟のことで上手く加減が出来なかった。殴った腕がじんじんと痺れる。
逢河雷魚:「……おい、あんた。無事か?」
雛倉 恋:「あ………」呆けたような顔でキミを見ている。
逢河雷魚:助けた少女に訊ねてから、まだ腕の中にいることに気付いて慌てて放す。
逢河雷魚:「……怪我は?」
雛倉 恋:華奢な身体がキミから離れる。
雛倉 恋:「だ、大丈夫です」ポッと頬を染める。
雛倉 恋:「あの…、ありがとうございます。わたし、すごく怖くて……」
雛倉 恋:「あなたが助けてくれなかったら、どうなったことか…」
逢河雷魚:「そうか」安堵の息を吐く。
逢河雷魚:「……あんたが悪いわけじゃない。気を付けるっつっても無理だろ、こんなの」
雛倉 恋:「優しいんですね」
逢河雷魚:「あぁ……?」思わず嫌そうな顔をしそうになって、流石に初対面相手には堪える。
雛倉 恋:「あの……、お礼させてください。お兄さんのお名前、教えてもらっていいですか?」
GM:頬を染めた彼女は、キミに真剣な顔でそう言い、一歩距離を詰める。
逢河雷魚:「とにかく、無事で良かったな。管理者にはちゃんと……うっ」距離を詰められ一歩引いて。
逢河雷魚:「い……いらねーよそんなの……」
雛倉 恋:「だめです。お兄さんは私の命の恩人なんですから!」
雛倉 恋:「あ、私は雛倉 恋(ひなくら・れん)って言います! 恋って呼んでくれると、嬉しいです」
逢河雷魚:「うぅ……?あ、あぁ……?」勢いにたじろぐ。
雛倉 恋:「お兄さん…‥…」更に距離を詰める。
逢河雷魚:「やめろ……近い……!」
雛倉 恋:「すごくかっこいい………」
逢河雷魚:「はぁ……!?何言って……」
雛倉 恋:「照れてるんですか? そんな顔も素敵……」
逢河雷魚:「……」
逢河雷魚:「……」ちらりと後輩に目をやる。
皆方アイリ:「……」 たじたじになってるのが面白いのか、口元を抑えて目を逸らしている。
逢河雷魚:(あいつ……!)
逢河雷魚:「えーと……だな……」
逢河雷魚:名前を教えて適当に嘘の連絡先でも渡せば引きさがるだろうか、と考えて。
逢河雷魚:「……逢河だ」
雛倉 恋:「……え……?」
皆方アイリ:(あ、偽名使わないんだ)
雛倉 恋:「逢河……? 逢河さんっていうんですか? お名前はなんですか?」
逢河雷魚:「な、名前……別に名前までいらねェだろ……!」
逢河雷魚:「あー……悪いが今、忙しいんだ。礼とかそういうのは、また今度にしてくれ」
雛倉 恋:「待ってください。お忙しいなら、ご連絡先を教えてください!」
逢河雷魚:「連絡先は……あー……これだ」
逢河雷魚:仕事用の端末の番号を適当に一桁変えたメモを渡す。
雛倉 恋:「………!」
雛倉 恋:そのメモを受け取って、うっとりと書かれた数字を眺める。
雛倉 恋:「好き………」
逢河雷魚:(番号が……?)
雛倉 恋:「逢河さん」頬を染めながら、恥ずかしそうに言う。
雛倉 恋:「わたし……、逢河さんのこと、好きになっちゃったみたいです」
逢河雷魚:「……」
逢河雷魚:「……?」
逢河雷魚:「……は!?何て!?」
雛倉 恋:「も、もうっ、何度も言わせようっていうんですか?」
雛倉 恋:「す…、好きです!」
逢河雷魚:「いや……え?は、はあぁ……!?」
雛倉 恋:「こ、こんなに胸がどきどきしてるの、生まれて初めてかも………」
逢河雷魚:「……今会ったばっかじゃねェかよ!!」
雛倉 恋:「一目惚れって、本当にあるんですね…」
逢河雷魚:「一目惚れ……って……」
逢河雷魚:「……」助けを求めるように後輩を見る。
皆方アイリ:仕方ないなぁと言いたげな目つきをした後。
皆方アイリ:「先輩、そろそろ時間ヤバいですよ」
皆方アイリ:「遅れたらまたドヤされますし、急ぎましょ」
逢河雷魚:「お……おお……そうだな……」あからさまにホッとした様子で。
皆方アイリ:てこてこと寄っていって相河の手を引こうとする。
雛倉 恋:「え………?」その様子を、目を見開いて見ている。
逢河雷魚:「じゃあ……あー……雛倉さん?」
雛倉 恋:「恋です」
皆方アイリ:(あ、バカ)
皆方アイリ:声をかけようとする先輩を窘めるようにちょっと手を引く。
雛倉 恋:「恋って……、呼んでほしい…」切なげな瞳でキミを見上げる。
逢河雷魚:「あ、ああ……?れ、恋さん?」
逢河雷魚:「そういうわけで……アレがアレなんで……」
雛倉 恋:「…………別れてください」
逢河雷魚:「また今度…… ……は?」
雛倉 恋:「その女とすぐに……っ、別れてくださいっ!」
皆方アイリ:あちゃー、と言いたげに手を顔に当てている。
逢河雷魚:「……あぁ!?何言って……」
雛倉 恋:「か、彼女がいるんですね…! そ、そうですよね、かっこいいですもんね…」
雛倉 恋:「で、でも! わ、わたしの方が…もっとずっとずっと、逢河さんを、あ、愛せると思います!」
逢河雷魚:「いや付き合ってな……え……えぇ……?」しどろもどろになって。
皆方アイリ:(先輩、これ多分話すればするだけダメなやつなんで)
皆方アイリ:(だま~ってささッと距離取っちゃいましょう)
皆方アイリ:ひそひそと小声で合図。
逢河雷魚:「(お、おう……そうだな……)」
逢河雷魚:こっそりと後ずさって距離を取る。
雛倉 恋:「………っ!」
GM:そして、キミ達は気付きます。少女から、レネゲイド因子が放たれている。
皆方アイリ:「え」
雛倉 恋:「なんで……、なんでわたしの事見てくれないのっ……!」《ワーディング》だ。
逢河雷魚:「……!」ぴたりと足を止める。
逢河雷魚:「待てよ……おい、こいつ……」
逢河雷魚:「まさか……こいつが“ブロッサム”か……!?」
皆方アイリ:「まさかですけど……ワンチャン出て来ちゃいましたねぇ」
皆方アイリ:「まあそうでなくてもワーディング張った時点でやる気満々でしょうし、一回やるしかないかも」
雛倉 恋:「こ…こんなに、こんなに好きなのに………っ!」服の中から、花の咲いた蔓がずるずると溢れ出して少女の身体に絡みつく。
皆方アイリ:「って、マジでブロッサムな感じですねこれ……」
逢河雷魚:「探す手間は省けたな……」
雛倉 恋:「”ブロッサム”も、私のことだけど……っ、恋って呼んでくれた方が良い!」
逢河雷魚:「……」微妙にどう接すればいいのか分かりあぐねている。
雛倉 恋:「逢河さん……! ずっとわたしと一緒にいて……!」逢河くんに向かって、蔓を射出する。
逢河雷魚:「う、お……!?」
皆方アイリ:「あ、ヤバ」
逢河雷魚:言動に戸惑って臨戦態勢を取れずにいた隙を突かれる。
皆方アイリ:魔眼を展開し、重力場によって蔓や雛倉を押さえつけようとするが。
皆方アイリ:(間に合わないな、これ。なら)
皆方アイリ:白兵型の逢河より自分が食らう方がマシと判断し、カバーに入る。
逢河雷魚:「ッ……バカ!」
逢河雷魚:真逆の考え。白兵型の自分ならば大きなダメージは受けないだろうと判断し、カバーを退けようとして。
GM:ブロッサムが発射した蔓は、その間に割って入った皆方さんの腕に絡み、
雛倉 恋:「……っ!」
GM:ブロッサムがそれを慌てて引き戻そうとしたが叶わず、勢いづいて逢河くんの腕にも更に食い込む。
GM:2人の腕に巻き付いた途端、ブチリと千切れ───手錠のように2人を縛り付けた。
逢河雷魚:「……! マジか、クソッ……!」咄嗟に引き千切ろうとする。
皆方アイリ:「っつ」 腕は気にせず、魔眼を操作。改めて雛倉の拘束を狙うが。
皆方アイリ:「って、わわ!」 逢河の動きに引っ張られてバランスを崩す。
雛倉 恋:「わ、わたしの手錠が……!」「ふ、ふざけないで……っ、う」
雛倉 恋:「う、う、う、うわ~~~ん! 逢河さんのばかっ!」
雛倉 恋:《瞬間退場》を使用します。
皆方アイリ:「あ、ちょ」
逢河雷魚:「あっテメ、待ちやが……!」
雛倉 恋:大声を上げて泣きながら、雑踏の中に逃げていく。
GM:しかし、2人の腕を結んだ蔓の手錠は、どんなに頑張っても千切れそうにありません。
GM:これは”ブロッサム”の能力によるものであり、彼女を倒さねば効力は切れないだろうことが、キミたちは経験則で分かるでしょう。
皆方アイリ:「あ~……」 つながってない方の手で顔を抑え、天を仰ぐ。
逢河雷魚:「ク、ソッ……!」ぎりぎりと必死に蔓を切ろうとして、結局徒労と知って息を吐く。
逢河雷魚:「どうなってんだこれ……クソが……」
皆方アイリ:「ジャームって話ですし、多分倒さないとダメ系でしょうねぇこれ」
逢河雷魚:「ジャームってのはこんなんばっかりかよ……」うんざりした顔
皆方アイリ:「いやぁ、すごかったですね。あの短時間でどこまで行くのって勢いで」
皆方アイリ:「よっぽどな子なのかなと思ってたらジャームとは。まあそれはそれで納得というか」
逢河雷魚:「他人事みたいに言いやがって……」
逢河雷魚:繋がれた腕を掲げて。
逢河雷魚:「どうすんだよコレ」
皆方アイリ:「とりあえず追っかけましょ。任務でもありますし」
皆方アイリ:「これほどくにも倒さないと始まんないですし」
皆方アイリ:「まあ、目立ちそーとは思いますけど……」
逢河雷魚:「……」嫌そうな顔。
逢河雷魚:「仲良しカップルみてーに並んで歩くしかねェのか……?」
皆方アイリ:「そんなに嫌そ~な顔されましても、こればっかりはどうしようもないですよ」
皆方アイリ:「ホントのホントに嫌なら最終手段ありますけど、多分先輩怒るんで」
逢河雷魚:「あぁ?何だよ、勿体つけてんじゃねーよ」
皆方アイリ:「えぇ……。怒んないでくださいね?あたしちゃんと一回自分で止めましたからね?」
逢河雷魚:「ンだよ」既にふてぶてしい様子で。
皆方アイリ:「先輩の腕力であたしの腕千切ってもらえば、一応離れは出来るかなって」
逢河雷魚:ごちん、と頭を叩く。
皆方アイリ:「いたぁ~」
逢河雷魚:「怒るに決まってんだろ!」
皆方アイリ:「言ったじゃないですか、怒んないでくださいって~」
皆方アイリ:「や、あたしだってマジの最終手段だと思ってますって」
皆方アイリ:「それ以外にどうしようもなくなるまでは流石にしたくないですよ。痛いし」
逢河雷魚:「有り得ねーのは最終手段って言わねェんだよ、与太話だ」
逢河雷魚:「バカ言ってねえで行くぞ。さっさと見つけ出して仕事を終わらせて、これも解かせる」
皆方アイリ:「はいは~い。人目に晒される時間の短縮のためにも頑張りましょっか」
GM:昼下がりのショッピングモール。こうして、キミ達の捜索が、改めてスタートした。
GM:シーン終了です。
GM:ロイスが取れる!
逢河雷魚:雛倉恋 困惑/○隔意 で取得して以上です!
皆方アイリ:先輩には固定で取ってるんでそのまま、雛倉ちゃんに面白/〇尽力で取って以上!
雛倉 恋:やった~!いっぱい取ってもらえた~!
【Middle】
GM:ミドルフェイズだぜ!
GM:2人とも登場してね!
逢河雷魚:53+1D10
DoubleCross : (53+1D10) → 53+3[3] → 56
皆方アイリ:39+1d10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+3[3] → 42
GM:差が開くなあ
----
GM:FS判定をやっていくわよ!
使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:4
GM:ルールの再確認!
GM:特殊ルールとして、片方が支援判定を行い、成功した場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とします。
GM:支援の使用技能は≪意志≫とする。
GM:セットアッププロセスに決まるハプニングチャートは独自のものを用います。
GM:FS判定が未クリアで4Rが終了した場合、強制的にクライマックスに移行します。ペナルティとしてクライマックスシーン開始時に暴走・放心が付与されます。
GM:ちなみにクライマックスでは任意で、侵蝕率を100%へ上昇できます。その効果を受けた場合、バックトラックで50%減らせます。
皆方アイリ:なるほどなるほど
GM:ジェネシフトもどんどんして、うまいこと頑張ってね~!
皆方アイリ:は~い!
逢河雷魚:はーい
GM:じゃあハプニングチャートを振るわよ~
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 3
GM:3:状態変化がもう片方に反転、あるいは両者になる。既に両方が陥っているシチュエーションの場合は片方が解決、もう片方が深刻化する
ラウンド中達成値-2
逢河雷魚:無理じゃない……?
GM:無理な気がする……
GM:振り直そう
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 6
GM:6:特殊技能の要求。
追っている対象の特性(誘き出す・それが弱点など)、情報提供者の出した条件、偶然遭遇した厄介ごとなど様々な理由で特殊技能が要求される。
使用技能はROCで決定する。任意で独自のものを指定してもよい。
GM:choice[運転:任意,芸術:料理,芸術:歌唱,芸術:演奏,芸術:ダンス,芸術:絵画,芸術:コスプレ,知識:外国語,【肉体】(荷物運び・倒木や岩をどかす等),交渉,調達]
DoubleCross : (CHOICE[運転:任意,芸術:料理,芸術:歌唱,芸術:演奏,芸術:ダンス,芸術:絵画,芸術:コスプレ,知識:外国語,【肉体】(荷物運び・倒木や岩をどかす等),交渉,調達]) → 知識:外国語
皆方アイリ:外国語!?
逢河雷魚:がっ外国語
GM:あっ、判定しちゃった
GM:ROCだから、チョイスしてもいいんですよ!
GM:秘密会議の結果、【ご飯を食べることになったけど利き腕が使えないから『はい、あ~ん』で食べさせてあげなくっちゃ!】イベントが発生することになりました。
皆方アイリ:あ~んされる側なので、意志で支援判定します
逢河雷魚:くっ……
逢河雷魚:やってやる!
皆方アイリ:4dx=>6
DoubleCross : (4R10[10]>=6) → 10[2,3,5,10]+5[5] → 15 → 成功
逢河雷魚:こいつ……
GM:すごい
皆方アイリ:これは鋼の意志
逢河雷魚:まずジェネシフト
逢河雷魚:56+2D10
DoubleCross : (56+2D10) → 56+14[6,8] → 70
逢河雷魚:運転:あーんで判定します 運転……?
逢河雷魚:3DX>=6
DoubleCross : (3R10[10]>=6) → 5[1,5,5] → 5 → 失敗
逢河雷魚:ざっ財産1使います
GM:あら~
皆方アイリ:あ、支援に成功してるから+3ですよ
GM:あ、そうですね
逢河雷魚:あっそうか支援か
GM:財産ポイントは使わないで済ませます?
GM:そうすると達成値8で、進行値は1/4わよ!
逢河雷魚:じゃあ逆に2点入れて10にしよう
GM:おお!
GM:では進行値2/4!
GM:ということでシーンを描写していきましょう~
るるポート 4階 カフェ
GM:絡んだ蔓によって腕を繋がれたまま、捜索を開始したキミたちだったが、
GM:たまたまカフェの前で店員に「いまカップル割でパフェ半額キャンペーンなんです~」と特別チケットを渡され、
GM:戦の前には腹ごしらえも必要だと理性的に判断し、
GM:現在、隣同士に座って、華やかに盛り付けられたパフェを眺めているところである。
逢河雷魚:「……」カップルと思われた際は不服そうな顔をしていたが、パフェを前にして若干頬が緩んでいる。
皆方アイリ:「相変わらず甘いもの好きですねぇ、先輩」
皆方アイリ:頬の緩みを察してくすくすと笑う。
逢河雷魚:「別にいいだろうがよ、何好きでも」一転むっとして。
皆方アイリ:「悪いなんて言ってないじゃないですか。良いと思いますよ、かわいげあって」
逢河雷魚:「ンなもんあるわけねェだろ!」
逢河雷魚:「……さっさと食って追いかけるぞ。……頂きます」自由な片腕を胸の前に出して。
皆方アイリ:「はいはい、いただきます」 こちらも右手だけ合わせるようにして。
皆方アイリ:しかし、そう言った割にスプーンを手に取るでもなく逢河が手を付けるのを眺めている。
逢河雷魚:スプーンを動かしてパフェを食べ始める。自分の側の半分からはみ出さないようにしつつ。
逢河雷魚:「……?」自分の側ばかりが減っていくのに気付き。
逢河雷魚:「……どうした?別に嫌いじゃなかったよな?甘いもの」
皆方アイリ:「ああ、はい。甘いもの自体は好きなんですけどね」
逢河雷魚:「いや、そりゃ……俺だって気になるが……」二人でひとつの器を見て。
皆方アイリ:「あ、そういうアレでもなくて。実はあたし、左利きなんですよ」
皆方アイリ:「なんで右手で食べると崩しそうだな~と思って、先輩がある程度食べるまで待とうかなって」
皆方アイリ:「半分空になってからなら、ちょっと目測誤ってもこぼしづらいでしょ」
逢河雷魚:「左……」視線をやる。彼女のそちらの手は今まさに蔓で縛り付けられている。
逢河雷魚:「それはそれで俺も食いづれーけど……」自分は両利きだ。
皆方アイリ:「いやあ、先輩ならきっかり半分でごちそうさましてくれるかな~って」
皆方アイリ:「兄弟いると等分で分けるの上手くなるって言うじゃないですか」
逢河雷魚:「つっても……流石に途中で崩れんだろ。底深いしスプーン届かねーよ」
皆方アイリ:「んん……。じゃあ仕方ないしあたしも食べ始めますか」
皆方アイリ:そう言ってスプーンを取るが、明らかに手つきがおぼつかない。
皆方アイリ:パフェの頂点のクリームを掬おうとして、上から潰すような形で着地する。
逢河雷魚:「……」はらはらするのを隠しつつそれを見ている。
皆方アイリ:「ん~……」
皆方アイリ:ふらふらと山から離れて、改めてクリームの一部を掬うものの口に運ぶ途中で角度を誤って。
皆方アイリ:「わ」
皆方アイリ:シャツの胸元、ネクタイ付近へとクリームの塊が落下する。
皆方アイリ:「うわ、やっちゃった。先輩、紙ナプキン取ってもらえます?」
逢河雷魚:「ったく、何してんだよ……」紙ナプキンを取って手を伸ばし、そのまま拭き取る。
皆方アイリ:「……」 ためらいなく拭われたことにちょっと驚いて。
皆方アイリ:「……先輩、妹さんが居るからかもしんないですけど」
皆方アイリ:「女子相手にそれやるの、気を付けた方がいーですよ」
逢河雷魚:「う……」図星を突かれてたじろぐ。
皆方アイリ:「こないだのアレといい、セクハラとか言われても割と反論できませんからね?」
逢河雷魚:「い……いや、これは……」何か反論しようとして。
逢河雷魚:「……悪い、つい」結局素直に謝る。
皆方アイリ:「ん。まあ、あたしはフツーに助かったんで文句も無いですけど」
皆方アイリ:「やる相手は選びましょ~ね。またさっきみたいなことになっても知りませんよ?」
逢河雷魚:「……覚えとく」ばつが悪そうに言って目を逸らす。
皆方アイリ:(……強めに言い過ぎたかな) 素直に凹まれてしまった。
皆方アイリ:「……あー、にしても」
皆方アイリ:「利き手じゃない方で食べるの、めちゃくちゃキツいですね。ましてやパフェのスプーンだし」
皆方アイリ:「食べ終わるより先に手攣りそうな気してきました」
皆方アイリ:「誰かさんが食べさせてくれたりしたら、手を攣ることなく早めに食べ終えれそうなんですけど」
皆方アイリ:いつもの冗談のつもりで、からからと笑いながら話を振る。
逢河雷魚:「そうだな……分かった」普通に頷く。
逢河雷魚:「貸してみろ」手を差し出す。
皆方アイリ:「え」
皆方アイリ:戸惑いつつ、半ば反射で差し出された手にスプーンを乗せる。
逢河雷魚:そのまま受け取って、パフェを掬い。
逢河雷魚:「ほら」皆方の口元に持っていく。
皆方アイリ:(……あー)
皆方アイリ:また妹扱いされてるっぽいなぁ、と思いつつ。素直に口を開ける。
皆方アイリ:「あー」
逢河雷魚:「ん」特に疑問に思っていない様子で、そのまま食べさせる。
皆方アイリ:「ん」
皆方アイリ:大人しく口に含む。
皆方アイリ:「ん、美味しいですねこれ。流石限定品」
逢河雷魚:「だな。割高感はあるけど二人で一つと考えれば妥当って感じだ」
逢河雷魚:また掬って口元に運ぶ。
皆方アイリ:「ですねぇ」 パクリと運ばれるままに食べる。
皆方アイリ:(……これ、いつ言えばいいかなぁ)
皆方アイリ:(でも実際右手で食べんのムズいし、食べ終わってから言うのでいいかな)
逢河雷魚:何の疑問も抱かず、小鳥の餌付けのようにスプーンを動かしていたが。
逢河雷魚:「……食べづらくないか?この体勢」
逢河雷魚:ふと気づいたように言う。腕を縛られているため、二人並んで横並びになっている。
皆方アイリ:「え?まあそりゃ食べづらいですけど」
皆方アイリ:「これ以外の体勢なくないです?」
逢河雷魚:「……そうだな……」少し考えて。
逢河雷魚:「もっとこう……」
逢河雷魚:椅子を下げ、縛られたままの腕を引く。
皆方アイリ:「え」
逢河雷魚:自然とそのまま斜めに抱き留めるような体勢に。
皆方アイリ:「ちょ、ちょ」
皆方アイリ:「先輩!?」
皆方アイリ:流石にその体勢は想定してない。頬が若干赤く染まって。
逢河雷魚:「あん?何だよ」
逢河雷魚:「これなら食べさせやす……」
皆方アイリ:「いやあの、分かってます?」
皆方アイリ:「ここ、お店なんですけど……」
逢河雷魚:「……」
逢河雷魚:「……」我に返る。
逢河雷魚:「いや…………」
逢河雷魚:恐る恐る元の姿勢に返して。
逢河雷魚:「わ……悪い…………」頬を染めて、片手で顔を抑える。
逢河雷魚:「セクハラか?」
逢河雷魚:「セクハラだよな…………」
皆方アイリ:「……まあ、悪意はないのは伝わってるんで」
皆方アイリ:「イエローカードくらいにしといてあげます。良かったですねぇ、あたしが寛大な後輩で」
皆方アイリ:いつもの調子でしゃべろうとはしているが、こちらも頬は赤い。
逢河雷魚:「……悪い…………」自己嫌悪に苛まれて項垂れている。
逢河雷魚:「いや……あの……アレだぞ」
逢河雷魚:「勘違いするなよ」
皆方アイリ:「何をですか」
逢河雷魚:「さ……」
逢河雷魚:「流石に誰にでもこんなことしてるわけじゃないからな……?」
皆方アイリ:「……それ」
皆方アイリ:意味わかって言ってます?と言いかけて。
皆方アイリ:「……や、良いです」
皆方アイリ:「流石に誰相手にでもやってたら、今頃何回か訴えられた後でしょうしねぇ」
逢河雷魚:「わ……悪かったって……」
逢河雷魚:「……あー……ええ……」
逢河雷魚:「ど……どうする?残り……自分で食べるか?」
皆方アイリ:「……」 若干の思考の間。
皆方アイリ:パフェは美味しいから食べたい。でも自分で食べるのは時間もかかるしまた零しそう。
皆方アイリ:かといって先輩に食べさせてもらうのは、この空気だとまあまあキツい。
皆方アイリ:(でも、先輩はどうせ妹扱いしてるだけだしなぁ)
皆方アイリ:気軽にあーんとか膝に乗せようと出来るのも、要はそういうことだろう。
皆方アイリ:というかこの人、距離感について他人のこと言えないんじゃないか。
皆方アイリ:(……ちょっと腹立ってきたな)
皆方アイリ:別段意識されてるわけでもなし、こっちが照れたり気を遣ってあげる必要ないんじゃないか。
皆方アイリ:「……やっぱ右手だときついですし、先輩お願いします」
逢河雷魚:「……」殆ど断られる前提の質問だったので、数秒硬直する。
逢河雷魚:「あ……ああ……」自分から言い出した手前、取り下げられず。
逢河雷魚:「…………」
逢河雷魚:「…………ん」
逢河雷魚:無言で口元にパフェを運ぶ。耳に朱が差している。
皆方アイリ:「あー、ん」
皆方アイリ:こちらも頬がまだ赤いまま、大人しく受け入れる。
逢河雷魚:「……」先程まで何も意識していなかったのに、一度意識すると異様に恥ずかしい。ぎこちなく、何とか無心を保とうとしている。
皆方アイリ:(……これ)
皆方アイリ:(味分かんなくなってきちゃったな……)
皆方アイリ:せっかく美味しいパフェなのに。まともに味わえたのは一口だけとか、ホント。
皆方アイリ:(先輩のバーカ)
----
GM:ではFS判定・再開!
使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:4
GM:そしてハプニングチャートを振ります!
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 5
GM:5:ちょっとした荒事・戦闘が必要な局面。
ラウンド中の使用技能を≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫に変更する。
GM:ちょっとした荒事…?
逢河雷魚:何だろう……
皆方アイリ:人ごみにでも巻き込まれる……?
逢河雷魚:なんか不良が……
GM:より密着を…
GM:ナンパ……?
皆方アイリ:まあ人目自体は引きそうですが
皆方アイリ:ギャンギャン喧嘩してるところに、そんな奴やめとけよ~って来るタイプのナンパ……?
逢河雷魚:人前でイチャつきやがってよ~かも
逢河雷魚:ずっと手繋いでるし
GM:あ、あれでもいいかも
GM:子供が風船放しちゃって、困ってるところを助ける…みたいな(荒事なのか?)
逢河雷魚:荒くはないけどいいですね
皆方アイリ:良いと思います
GM:じゃあそれでいきますね~!
GM:あ、いや、まだ判定してないわ
逢河雷魚:判定!
GM:すっかりこのままロールしてもらう気になってた
皆方アイリ:じゃあRCで振ります
皆方アイリ:ジェネシフトしとこ
皆方アイリ:4d10+42
DoubleCross : (4D10+42) → 18[5,2,10,1]+42 → 60
逢河雷魚:ぴったり
GM:おお、ちょうどいいですね
皆方アイリ:5dx+1=>6
DoubleCross : (5R10+1[10]>=6) → 10[1,5,6,9,10]+4[4]+1 → 15 → 成功
皆方アイリ:ふふ~ん、優秀!
GM:おお~!ばっちり!
逢河雷魚:負けられん……
逢河雷魚:マイナーで≪原初の青:完全獣化≫します
逢河雷魚:逢河雷魚の侵蝕率を+7した(侵蝕率:70->77)
GM:やる気だ
逢河雷魚:7DX+3>=6
DoubleCross : (7R10+3[10]>=6) → 6[2,3,4,4,6,6,6]+3 → 9 → 成功
逢河雷魚:ま……負けた……
GM:ww
皆方アイリ:先輩どうしました?調子でも悪いんです~?
逢河雷魚:手加減してやったんだよ!
皆方アイリ:なるほどなるほど。優しーですもんねぇ、先輩。
GM:いちゃいちゃしおる
GM:とはいえこれで進行値は4/4です!
GM:この判定について描写したあと、クライマックスだ!
るるポート 7階 おもちゃ売り場前
GM:腕を繋がれた状態で、つつがなく糖分補給を済ませたキミたちは、ふたたび捜索に戻りました。
GM:おもちゃ売り場の前に立ち寄ったところで、前方に泣いている子供がいいることに気付きます。
こども:「うああーん、うあああーーん」4歳くらいの女の子だ。上を見上げて泣いている。
逢河雷魚:「……」すたすた歩み寄っていく。
皆方アイリ:「あ、ちょ」 歩幅の違いでやや引っ張られつつ付いていく。
こども:「ひっく、ひっく」
逢河雷魚:「……おい、どうした?」屈み込んで。「迷子か?」
こども:「……!!」突然話しかけられて、目を丸くする。「…ひっ」
こども:「あ、あの、ふ…風船が…、飛んでいっちゃったの」おどおどと上を指さします。
逢河雷魚:「パパかママは?一緒じゃ…… ……風船?」指の先を目で追う。
GM:視線を上げれば、彼女が持っていたらしき風船が、吹き抜け部分に吊られた装飾品に引っかかっていることに気付くでしょう。
逢河雷魚:「あー……」納得して。
GM:すこし手前側に手繰り寄せることができるなら、ジャンプをすれば届きそうな距離だ。
逢河雷魚:「……皆方ァ」振り返る。
皆方アイリ:「はいは~い、分かってますって」
皆方アイリ:人目につかないよう、風船のすぐ上辺りに小さな魔眼を生成。
皆方アイリ:ごく些細で限定的な重力場を展開し、風船の場所をコントロールしていく。
皆方アイリ:「んん……この辺でどうです?正直、これ以上は割っちゃいそうで怖いんですけど」
GM:皆方さんのコントロールによって、風船は空調の風に揺られたかのような動きで、ごく自然に引き寄せられていく。
逢河雷魚:「よし、届……」ジャンプして取るべく屈もうとしたところで、腕が結ばれたままのことに気付く。
逢河雷魚:「……」繋がれた腕をくいくい軽く動かして。「どうする?」
皆方アイリ:「あー……」 困ったように目線が泳いで。
皆方アイリ:「先輩にあたしを抱えてもらうくらいしかなくないです?」
逢河雷魚:「……」先程怒られたばかりなのであからさまに狼狽えて。
逢河雷魚:「……い……いいのか?」
皆方アイリ:「この子のためなんですし、いーですよ」
皆方アイリ:「今更ほっとくとかできないでしょ、先輩」 半分呆れを含んだ様子で肩をすくめ。
こども:「ふぇ………」ふたりを見ながら、また涙目になっている。
皆方アイリ:「あぁ、ごめんごめん。だいじょぶだよ」
皆方アイリ:「今からこのお兄さんがビュンってジャンプして風船取ってくれるから」
皆方アイリ:子供をなだめるように笑いかける。
こども:「えぇ、ほんと…? 取ってくれるの?」不安そうに、逢河くんを見つめる。
逢河雷魚:「ああ、見てろよ」軽く子供の頭を撫でて。
逢河雷魚:「……じゃ、行くぞ」皆方を恐る恐る抱き上げる。
皆方アイリ:「はいはい。なるべく優しくお願いしますね」
皆方アイリ:うっかり落ちないよう最低限しがみつきつつ、身を任せる。
逢河雷魚:「……」間近にある体温と感触をなるべく意識しないようにしつつ。
逢河雷魚:「せぇ……のっ」床を蹴る。並外れた身体能力で軽々とジャンプして、片手で風船を掴み取る。
逢河雷魚:「っと……」皆方に衝撃がいかないように着地して。
こども:「ふぁっ……」目を丸くしている。
逢河雷魚:「ほら、取れたぞ」子供に風船を手渡す。
こども:「ぁっ…ありがとう!」受け渡されます。
こども:「すごいすごい! おにいさん、かっこいいね!」
逢河雷魚:「もううっかり放すなよ?」笑い掛けて。
逢河雷魚:「お礼ならこっちのお姉さんに……」
逢河雷魚:「……」まだ抱き上げたままなことに気付いて。
逢河雷魚:「……悪い」そっと床に下ろす。
皆方アイリ:若干の非難の目線で先輩を見つつ、一つ息をついて。
皆方アイリ:「風船取れて良かったね。でも、お外で離したら本当に飛んでっちゃうから」
皆方アイリ:「もう離さないように気を付けなね?」
こども:「うん!」コクコクと頷く。
こども:「ありがとう!おひめさまと、おうじさま!」にこにことそう言ったあと、すぐに踵を返して走り去る。
GM:遠くに両親が見えたようだ。風船を握りしめた少女は、そちらに駆け寄っていく。
逢河雷魚:「走ると転ぶぞー」それを見送ってから
逢河雷魚:「……」微妙に気まずげな表情で黙る。
皆方アイリ:「……あー」 こっちも一瞬言葉を選んで。
皆方アイリ:「ま、何事もなく済んで良かったですね。今度は連絡先もねだられませんでしたし」
逢河雷魚:「俺が見境なく渡してるような言い方すんなよ……大体あれ偽物だぞ」
皆方アイリ:「連絡先は偽物でも、名前は本物名乗ってたでしょ」
皆方アイリ:「名字だけだから、とか油断しちゃダメですよ?案外それだけでも追えちゃったりするんですから」
逢河雷魚:「あれは……」名字くらいいいだろ、と言い訳しようとしたのを潰されて鼻白む。
逢河雷魚:「け……結果オーライじゃねーか。探してるジャームが向こうから追ってくるなら」
皆方アイリ:「今回の結果がオーライだっただけとも言えます~。というか」
皆方アイリ:「話切り上げるの下手すぎですからね、ふつーに。大分心配になりましたよあたし」
皆方アイリ:「ああいう時は『急ぐから、じゃ』だけ言ってダッシュくらいでいーんですよ」
逢河雷魚:「うっ……うるせえな……!仕方ねーだろ、まさか敵だなんて思ってなかったんだからよ!」
皆方アイリ:「や、敵じゃなければ誰でもあのレベルで構っちゃうのが心配なんですって」
皆方アイリ:「どうすんですか、あの子がジャームでも何でもないただの惚れっぽい子だったら」
皆方アイリ:「うっかり学校とか特定されたら結構な勢いで付きまとわれてましたよ、きっと」
逢河雷魚:「どうって……そりゃ……」目を逸らして。「分かんねーけど……」
逢河雷魚:「大体……!そもそも敵じゃなかったなら……」
逢河雷魚:「関係ねーだろ、皆方には」
皆方アイリ:「……へー」
皆方アイリ:「あたし、勝手に先輩と付き合ってることにされて巻き込まれかけたんですけど」
皆方アイリ:「それでも関係ないんですね、ふーん」
逢河雷魚:「あぁ……!?それは……悪かったけどよ……! 別の話だろ、それとこれとは」
逢河雷魚:「俺が任務以外でどうやって人と接するかまで指図される筋合いはねーだろ」
皆方アイリ:「そうですかねぇ。まあ、そうですね」
皆方アイリ:「じゃ、今後先輩がそういうので困ってる時はスルーしますので」
皆方アイリ:「……」 明確に睨む勢いで先輩を見上げる。
皆方アイリ:「それ、普段あたしに人との距離がどうこう言ってる人が言います?」
逢河雷魚:「……」普段どんな敵と対峙しようと狼狽などしないが、後輩にそうされると明らかに動揺する。
皆方アイリ:「ていうか、ホント。先輩他人のこと言えませんからね」
皆方アイリ:「いくら妹扱いしてるからって、ふつーにあーんしたり膝乗せようとしたり」
皆方アイリ:「あたしでもそんなのしませんよ」
逢河雷魚:「べっ……!別にわざとやってるわけじゃねーだろ!謝ってんだろ毎回!」
皆方アイリ:「謝るだけで済まないこともあるでしょって話です」
皆方アイリ:「というかわざとだったら流石に許してませんよ、そんなの」
逢河雷魚:「……ああ、ああ、分かったよ。悪かった」
逢河雷魚:「今後はお前に不用意に近付かないし……態度についても指図しない」
逢河雷魚:「それでいいんだろ」
皆方アイリ:「……」 それでいいわけがない。
皆方アイリ:別に、先輩に近づかれるのが嫌な訳でもお小言を貰うのが嫌な訳でもない。
皆方アイリ:ただ、妹扱いでそうされるのがちょっと癪で、自分以外にもそうするんじゃないかってちょっと心配で。
皆方アイリ:それを苛立ち紛れに言い過ぎたせいで、こうなっただけ、で。
皆方アイリ:「……はぁ」 溜息を一つ。
皆方アイリ:「言ったでしょ、わざとだったら許してないって」
皆方アイリ:「わざとじゃないの分かってますし、謝ってもらえるんなら許しますよあたしは」
皆方アイリ:「寛大な後輩ですからね」
皆方アイリ:寄っていた眉を意識して伸ばし、笑ってみせる。
逢河雷魚:「……」
逢河雷魚:その顔をじっと見る。訝し気に。
逢河雷魚:「……本当かよ」
皆方アイリ:「そりゃまあ、妹扱いなんだなーって見てて分かりますから」
皆方アイリ:「照れんのも怒るのも意味ないかなって。それにパフェの件もふつーに時間短縮的に助かってますし」
皆方アイリ:「悪意も悪気もないんなら、そう目くじら立てることじゃないでしょ」
逢河雷魚:「違う。そうじゃなくて……」言い淀んで
逢河雷魚:「何か考えてる時の顔だろ、それ。マジで笑ってる時と、微妙に違う」
逢河雷魚:「謝ってほしいならそうするけどよ……」
逢河雷魚:「……どうしてほしいんだ、俺に」
皆方アイリ:(……余計なことに気が付くようになっちゃって)
皆方アイリ:心中でだけ呟いて、いつも通りの笑みに切り替える。
皆方アイリ:「ま、距離感気を付けて欲しーのはマジですね。あたしも先輩がセクハラで訴えられるなんてイヤですし」
皆方アイリ:「流石に『悪気はないんです』なんて証言挙げても助けにはならないでしょーし」
逢河雷魚:「……言っただろ」息を吐いて
逢河雷魚:「別に、誰にでもそんな風に接してるわけじゃない」
皆方アイリ:「ん。ならまあ、良いんじゃないです?」
皆方アイリ:「ちゃんと許してくれる人選びましょーね。あたしみたいに」
皆方アイリ:「……あー」 一瞬言うか悩むような間が空いて。
皆方アイリ:「うん、そんな感じで」
逢河雷魚:「……何だよ?」
逢河雷魚:「何か言い掛けただろ、今」
皆方アイリ:「……ちぇ、バレたか」
皆方アイリ:冗談めかすように笑って、さも何でもない風に。
皆方アイリ:「単に、アレですよ。放っておかないって言ったんだから」
皆方アイリ:「あんま距離取るようなこと言われんの寂しーな、みたいな」
皆方アイリ:「そんだけです」
逢河雷魚:「……」
逢河雷魚:「……どっちなんだよ。近付いてほしいのか、離れてほしいのか」
皆方アイリ:「えぇ、どしたんですか。急に」
皆方アイリ:「単に誰彼構わず近づくのやめましょーね危ないですからね、っていうのと」
皆方アイリ:「あたしは近づかれても平気ですよ、っていう話だったじゃないですか」
皆方アイリ:「いやまあ、急に離れられんのはまあ、こう……イヤですけど」
逢河雷魚:「お前は……」
逢河雷魚:「……」考え込むように黙り込む。
皆方アイリ:「……ほら先輩、任務の続き行きましょう」 その思考を遮るように。
皆方アイリ:「めちゃめちゃ時間食っちゃいましたし。うっかり逃げられたら手錠生活続行ですよ」
皆方アイリ:そのまま、先輩を引っ張るように歩き出す。
逢河雷魚:「……ああ」頷き、歩き出す。繋がれたその腕に視線を向けながら。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスと購入判定ができるよ~!
逢河雷魚:えーとアームドスーツ!
皆方アイリ:ロイスは特になし、購入でワンチャンメイド服でも狙おうかな
皆方アイリ:3dx=>20
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 9[2,8,9] → 9 → 失敗
逢河雷魚:2DX+1>=15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 10[2,10]+1[1]+1 → 12 → 失敗
皆方アイリ:無理、以上!
逢河雷魚:足りない!以上!
GM:じゃあこれで終わり!
【Climax】
GM:クライマックス!
GM:登場して侵蝕率を上げてね~!
逢河雷魚:逢河雷魚の侵蝕率を+10(1D10->10)した(侵蝕率:77->87)
皆方アイリ:60+1d10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+5[5] → 65
るるポート 屋上 簡易遊園地
GM:キミたちはそのままるるポートの屋上に辿り着き、
GM:ついにFHエージェント”ブロッサム”──雛倉 恋を追い詰めたのでした。
GM:誰もいない屋上で、キミたち2人は彼女と対峙している。
雛倉 恋:「逢河さん………。どうして………」キミたちを見つめている。
逢河雷魚:「俺達はUGNだ」雛倉を見据え、言い放つ。
皆方アイリ:「投降していただければ手荒なことには……ってまあ、ムダですよねぇ」
皆方アイリ:ジャームだもんなぁと口の中だけでぼやいて、右手で自分の眉間を抑える。
雛倉 恋:「組織なんか関係ありません!」
逢河雷魚:「……。“ブロッサム”。抵抗するな」
逢河雷魚:敵意剥き出しの相手は日常茶飯事だが、こういう手合いは初めてだ。どう接していいか分からない。
雛倉 恋:「………逢河さん」切なげな瞳でキミを見つめる。
雛倉 恋:「わたし、ずっと……あなたが追ってきてくれると、思って」
雛倉 恋:「どきどきして…そう思ったら居ても立っても居られなくなって、こっそり、見てました」
逢河雷魚:「……見てた……?」眉を顰める。
雛倉 恋:「はい。1階から、ここに来るまで……」
皆方アイリ:「えぇ……」
雛倉 恋:「な、なのに……そ、その皆方って人と、パフェ食べたりお姫様抱っこしたり……!」
逢河雷魚:「しっ……仕方ねーだろ!成り行きなんだよ!」
雛倉 恋:「成り行きで……お話聞いてたら、恋人ですらないみたいなのに…!」
皆方アイリ:「話聞ける距離に居たんですか……?」 自分たちの節穴ぶりにちょっと呆れつつある。
雛倉 恋:「皆方さんっ! わ…わたし、逢河さんのこと、好きなんです!」
雛倉 恋:「す、すごくすごくどきどきしていて…お話したいし、一緒にいたいし…だ、だから」
雛倉 恋:「あ、あなたが、ここからいなくなってしまえばいいんです…! 逢河さんに、つきまとわないで!」
皆方アイリ:「あー、うん」
皆方アイリ:「申し訳ないんですけど、ジャームの言葉正面から聞くほどお人好しじゃないんですよね~あたし」
皆方アイリ:「これ、流石に話し合いじゃ無理でしょうし良いですよね?先輩」
逢河雷魚:「……ああ」
逢河雷魚:「投降しろ、“ブロッサム”。しないなら容赦もしない」
雛倉 恋:「………意味がわかりません」
雛倉 恋:「なんで…なんで……なんで話を聞いてくれないんですかぁっ!」
雛倉 恋:「うぁあああっ!」強烈なレネゲイド因子が放たれる!
GM:少女の身体から、大量の蔓と花弁が嵐のように吹き荒れる!
GM:というわけで、クライマックス戦闘に移行します。
GM:難易度9の衝動判定と共に《ワンナイトフィーバー》。
GM:通常の上昇の代わりに、侵蝕率を100%へ上昇させることが出来ます。
逢河雷魚:6DX>=9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 9[1,2,3,5,6,9] → 9 → 成功
皆方アイリ:5dx=>9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 6[2,3,4,5,6] → 6 → 失敗
逢河雷魚:効果受けて侵蝕100に!
皆方アイリ:暴走しつつ、こっちも効果受けて侵蝕100!
GM:はーい!
GM:では、雛倉恋とキミたちの距離は5m。
GM:さっそく戦闘を開始していきましょう!
GM:セットアップ!
雛倉 恋:なし!
逢河雷魚:なし!
皆方アイリ:SN1181:灰色の庭Lv4
皆方アイリ:雛倉ちゃんのラウンド中対象の行動値-12!
雛倉 恋:キャ~~ッ こちらの行動値は7だったので、-5されちゃう!
GM:演出します?
皆方アイリ:手番の時にまとめてでだいじょぶです!
GM:OKです!
GM:
GM:ではイニシアチブ!
GM:行動値8の逢河さんと皆方さん、どちらかから動いてね!
皆方アイリ:じゃああたしから
皆方アイリ:マイナー無し、メジャーで雛倉ちゃんにコンボ!
皆方アイリ:3C58:インビジブルハンドLv2+暴君の槌Lv6+アンプリフィケイションLv2+コンセントレイト:バロールLv3
GM:命中判定どうぞ!
皆方アイリ:10dx7+1
DoubleCross : (10R10+1[7]) → 10[1,4,5,6,6,7,7,7,8,10]+10[1,5,7,8,9]+10[4,6,9]+5[5]+1 → 36
雛倉 恋:ドッジします。
雛倉 恋:5dx>=36
DoubleCross : (5R10[10]>=36) → 10[3,5,6,6,10]+6[6] → 16 → 失敗
雛倉 恋:失敗! ダメージどうぞ!
皆方アイリ:30+4d10
DoubleCross : (30+4D10) → 30+17[3,8,4,2] → 47
雛倉 恋:半分くらい削れた…!まだ生存!
GM:演出どうぞ~!
皆方アイリ:「さて、と」
皆方アイリ:戦場に似合わないへらへらとした笑みのまま、ブロッサムを見据える。
皆方アイリ:「流石にこれ以上蔓に巻かれたりするのイヤなんで、短期決戦と行きましょうか」
雛倉 恋:「……あなた、逃げるんですか」
皆方アイリ:「や、逃がしませんよっていう話です」
皆方アイリ:突如、雛倉の周囲一帯を過剰に高められた重力が襲う。
皆方アイリ:蔓や花びらごと押しつぶし、押さえつける。皆方の最大の武器である重力操作。
皆方アイリ:見上げれば、円を描くように並んだ八つの魔眼がいつの間にか浮かんでいる。
雛倉 恋:「っあ……!」見えない巨大な球体に圧し潰されているかのごとく、メキメキと大地が罅割れる。
皆方アイリ:さらに、魔眼達が一つずつ小規模な爆発を起こしては姿を変えていく。
皆方アイリ:一回りも二回りも小さくなり、しかしそうなるほどに出力が増していく!
雛倉 恋:「うぅうううううっっ!」苦悶の悲鳴が迸る。
皆方アイリ:「ん、流石にあたしだけじゃ火力足んないですね」
雛倉 恋:「なんで…! わたしは、好きだからそばにいたいだけなのに……っ!」
雛倉 恋:「邪魔するんじゃないですか…! 皆方さん!」
皆方アイリ:「……そりゃ、あなたがジャームじゃなければあたしからなんかする事なんてないですよ」
皆方アイリ:お人好しの先輩のことだから、この子がジャームじゃなければ付きまとわれたって邪険には出来ないだろう。
皆方アイリ:あたしをそう出来ないのとおんなじように。
雛倉 恋:「だったら…なんであなたはそこにいるんですか?」
雛倉 恋:「好きでもない人の傍にいるんですか? 好きな人はいないんですか?」
皆方アイリ:「好きでもない人の傍になんてわざわざ居ませんよ。そこまでもの好きじゃないです」
皆方アイリ:彼女と自分の使う好きの意味が違うと分かったまま、あえて返す。
皆方アイリ:……ホントに意味が違うのか、一瞬よぎった疑問からは目を逸らして。
皆方アイリ:「……や、ジャームの言葉は正面から聞かないんでした」
皆方アイリ:「丁寧に受け答えするなんて、先輩のお人好しがうつりましたかね」
皆方アイリ:へらりと隣の彼に笑いかけ、後は任せたと言わんばかりに口を閉じる。
雛倉 恋:「……っ! だったら、わたし、わたし、やっぱり…!皆方さんを殺してでも…逢河さんと…!」
GM:次は逢河くんの手番だよ!
逢河雷魚:はい!
逢河雷魚:マイナーで≪原初の青:完全獣化≫+≪白熱≫+≪原初の黒:ライトスピード≫
逢河雷魚:逢河雷魚の侵蝕率を+17した(侵蝕率:100->117)
逢河雷魚:ダイスを増やして素手を強くして2回行動します
GM:ヒエ~ッ
逢河雷魚:メジャーで≪コンセントレイト:ウロボロス≫+≪シャドーテンタクルス≫+≪原初の白:神獣撃≫
逢河雷魚:逢河雷魚の侵蝕率を+7した(侵蝕率:117->124)
逢河雷魚:11DX7+3
DoubleCross : (11R10+3[7]) → 10[1,2,5,6,7,8,8,8,8,9,10]+10[1,3,3,3,3,7,10]+10[10,10]+10[6,7]+1[1]+3 → 44
雛倉 恋:ドッジいくぜ!
雛倉 恋:5dx>=44
DoubleCross : (5R10[10]>=44) → 10[2,6,8,8,10]+8[8] → 18 → 失敗
逢河雷魚:こわい
雛倉 恋:さっきから回るけど無理!
逢河雷魚:ダメージ!
逢河雷魚:5D10+13+9D10
DoubleCross : (5D10+13+9D10) → 16[3,6,1,5,1]+13+49[2,1,3,7,6,1,9,10,10] → 78
雛倉 恋:ギャ~ッ!
雛倉 恋:戦闘不能になるので……ヘヘーン!《蘇生復活》!
逢河雷魚:にゃろ~
雛倉 恋:HP1で復活じゃ~い!
逢河雷魚:じゃあもう一回≪コンセントレイト:ウロボロス≫+≪シャドーテンタクルス≫+≪原初の白:神獣撃≫
皆方アイリ:持ってて良かったライトスピード
雛倉 恋:キャ~~~ッ
逢河雷魚:逢河雷魚の侵蝕率を+7した(侵蝕率:124->131)
逢河雷魚:11DX7+3
DoubleCross : (11R10+3[7]) → 10[1,4,5,5,6,7,7,7,8,8,10]+10[3,3,3,5,6,9]+1[1]+3 → 24
雛倉 恋:ワンチャン避けれるんじゃない…!?
雛倉 恋:5dx>=22
DoubleCross : (5R10[10]>=22) → 9[1,4,7,9,9] → 9 → 失敗
雛倉 恋:ダメだった
逢河雷魚:こわい
逢河雷魚:ダメージ!
逢河雷魚:3D10+13+9D10
DoubleCross : (3D10+13+9D10) → 12[4,7,1]+13+44[5,9,3,9,8,2,1,4,3] → 69
雛倉 恋:ギャ~~~~ッ
雛倉 恋:死!
GM:戦闘終了じゃい!
GM:演出どうぞ~!
逢河雷魚:やった~
逢河雷魚:逢河の周囲、泥のような重たい影が噴き出す。
逢河雷魚:やがて影は、幾つもの大蛇めいた大顎を形作る。貪欲さがそのまま形を成したかのような。
逢河雷魚:「……さっきから黙って聞いてれば……」
逢河雷魚:「悪いが俺は、アンタと一緒に行く気はない」
雛倉 恋:「逢河さん、どうしてですか…!」
雛倉 恋:「ひ、一目惚れって、信じられないですか? でも、好きな気持ちは本当なんです…!」
逢河雷魚:「悪いな。タイプじゃない」
雛倉 恋:「え……」
逢河雷魚:「それに、そいつ」
逢河雷魚:「そんなんでも、大事な後輩なんでな」
逢河雷魚:影が膨張し、怒涛の奔流のように解き放たれる。
逢河雷魚:大顎がのたうち回り、暴れ狂い、蔦を貪り喰らっていく。食い千切られ、抉られ、後には何も残らない。
逢河雷魚:「いなくなってもらっちゃ、困る」
逢河雷魚:一際巨大な大顎が、“ブロッサム”に喰らい付く。
雛倉 恋:「っあああああっ………!!」撃ちつける影に飲み込まれ、悲鳴がこだまする。
逢河雷魚:完全には飲み込まず、咥えたままその巨大な頭をぶんぶんと思い切り振るい、少女の意識を刈り取る。
GM:悲鳴が聞こえていたが、やがて意識を失い、手足の力が抜けていくのが見て取れた。
逢河雷魚:意識を失った少女を、大顎がぺっと床に吐き出す。
逢河雷魚:「……任務完了、だな」息を吐くと共に、影が霧散していく。
GM:キミたちは、無事に討伐任務を終了した。
GM:シーン終了。
GM:バックトラック!
GM:お二人とも《ワンナイトフィーバー》を使用しているので、帰還確定。
GM:省略しますね。おかえりなさい!
逢河雷魚:ただいま~
皆方アイリ:ただいま~
GM:
GM:いえーい!
【ED】
GM:エンディング。
GM:”ブロッサム”雛倉恋の討伐を終了し、身柄の受け渡しも済ませ、完全に任務を終えたキミたちは、
GM:そのままショッピングモールの屋上ベンチで休憩をしていました。
GM:簡易の遊園地が設けられた屋上は、キミたち以外に人はいない。
GM:先ほどまで、キミたちの腕を繋いでいた蔓は、彼女を撃破したと同時に完全に消失しています。
GM:だから、キミたちが距離を取ろうと思えば、取れるはずだ。
逢河雷魚:「はー……」蔦の解けた手を軽くさすって。「ったく……ひでぇ目に遭ったな……」
逢河雷魚:ベンチに深々ともたれている。
皆方アイリ:「ですねぇ」 こちらも自由になった左手を軽く振り、グーパーと感覚を確認している。
皆方アイリ:ベンチに腰掛けてはいるが、そこには先ほどまでに比べると明らかな距離がある。
皆方アイリ:いつも通りの、先輩後輩の距離だ。
逢河雷魚:「二度と御免だな、こんなん。次なったら俺が腕切るわ」
皆方アイリ:「えぇ、自分で自分の腕切るのはムズくないです?」
皆方アイリ:「というかあたしが言ったらあんだけキレてたのに~」
逢河雷魚:「俺はお前と違ってすぐに生えてくンだよ」
皆方アイリ:「あたしだって生えてきますよぉ。オーヴァードなんですから」
皆方アイリ:「ま、生えてくるにしたって切らないに越したことないですけど」
逢河雷魚:「そりゃそうだけどよ……」
逢河雷魚:話しながら、ちらとその顔を伺う。
皆方アイリ:特別普段と変わった様子はない。へらへらとした笑顔だ。
皆方アイリ:「ん、どうかしました?」
逢河雷魚:こちらは何となく釈然としないような、ぎこちない様子で。
逢河雷魚:「あー……いや……」
逢河雷魚:「……」少し黙り込んでから、意を決したように口を開く。
逢河雷魚:「……お前、さっき……」
逢河雷魚:「“ブロッサム”と話してたよな?」
皆方アイリ:「ですねぇ。それが何か?」
逢河雷魚:「いや……あれ……」
逢河雷魚:視線を逸らし、少し頬を染めて。
逢河雷魚:「好きでもない奴の傍にわざわざ居ない……って」
逢河雷魚:「あれ……どういう意味だ?」
皆方アイリ:「ん、ああ」
皆方アイリ:「言葉どーりの意味ですよ。嫌いな人に寄ってこうなんて思わないじゃないですか」
皆方アイリ:「傍に居て楽しー人以外にはくっつきませんよって、そういうアレです」
逢河雷魚:「……あ、ああ!」ほっとしたように息を吐く。
逢河雷魚:「だ……だよな……?そうだよな」
逢河雷魚:「そういう意味……だよな……?」
皆方アイリ:ほっとしたのを確認して、こちらも内心安堵して。
皆方アイリ:「そういう話です。何です、先輩ってばどういう意味だと思ってたんです?」
皆方アイリ:「いくらめちゃくちゃ好き好き言われてたからって意識がそっちに向き過ぎじゃないですか~?」
逢河雷魚:「うるっ……うるせーな!悪かったな……」
逢河雷魚:「一瞬思っただけだ……忘れろ」
皆方アイリ:「や~、面白かったんで忘れられるかは保証出来ませんねぇ」
逢河雷魚:「面白がってんじゃねーよ……!全然面白くねえからな!」
皆方アイリ:「面白いですよぉ。めちゃくちゃたじたじだったじゃないですか」
逢河雷魚:不貞腐れた顔で。「……実際、どうなんだよ」
皆方アイリ:「どうって何がです?」
逢河雷魚:「聞かれてただろ。いないのか?好きな奴」
逢河雷魚:「……恋愛的な意味でだぞ」
皆方アイリ:「……そうですねぇ」
皆方アイリ:一瞬だけ、さっきの疑問が胸によぎる。
皆方アイリ:先輩を好きなのが、ふつーの好きなのか。それとも、ブロッサムが言っていたような好きなのか。
皆方アイリ:よぎった上で、目を逸らして。
皆方アイリ:「居ないですねぇ。今のとこ」
皆方アイリ:「そういう先輩はどうなんです?」
逢河雷魚:「……」
逢河雷魚:“ブロッサム”と皆方との問答を聞いて、考えた。
逢河雷魚:自分にとって皆方アイリとは、何なのか。
逢河雷魚:単なる後輩だろうか。それ以外の感情は?
逢河雷魚:付き纏われて、いつも一緒にいて。口では嫌がっているけれど。
逢河雷魚:もし彼女がいなくなったら、どんな気持ちになるのだろうか。
逢河雷魚:「……」
逢河雷魚:「どうなんだろうな」
逢河雷魚:曖昧な言葉を返す。
皆方アイリ:「なんですかそれ~」
皆方アイリ:「自分でもよく分かんないとか、そういうこと言います?」
逢河雷魚:「仕方ねーだろ……分かんねえんだから……」頭を掻いて。
逢河雷魚:「……ただ……そうだな……」
逢河雷魚:悩みながら首を捻って。それから皆方を見る。
逢河雷魚:「お前……言ってたよな。距離を取られるのは……離れられるのは嫌だって」
皆方アイリ:「あー、言いましたっけねぇ。そういうこと」
逢河雷魚:「……多分……」
逢河雷魚:「……俺も、それは一緒だと思う」
皆方アイリ:「……」 その意味を深読みしかけて、思考を止めて。
皆方アイリ:「……先輩も案外寂しがりですねぇ」
逢河雷魚:「……悪いかよ」
逢河雷魚:「いないからな、他に。俺なんか気にかけてくる奴」
皆方アイリ:「い~え~。安心してください、あたしは気遣いの出来るかわいい後輩なんで」
皆方アイリ:「今までどーり、話すし絡むし遊びに誘うし奢りもたかって差し上げます」
逢河雷魚:「いやたかるのはやめろよ……」
皆方アイリ:「え~、奢っていただけないんです?」
皆方アイリ:「利き腕を封じられつつも先輩をフォローして任務に励んだ出来た後輩なのに?」
逢河雷魚:「任務上の話だろうが。貸し借り無しだ」
皆方アイリ:「ちぇ。先輩のケチ~」
皆方アイリ:「じゃあ奢りじゃなくていーんで、なんか食べに行きましょ」
皆方アイリ:「パフェしか食べてませんし、ふつーにお腹減ってきました」
逢河雷魚:「そうだな。……まあ、今日はよくやった」
逢河雷魚:「特別に奢ってやるよ。……今回だけだぞ」
皆方アイリ:「お、やた~。ゴチになりま~す」
皆方アイリ:「ならなんか良いとこ行きましょ。任務成功祝いってことで」
逢河雷魚:「こいつ奢るっつった途端に……」
逢河雷魚:深々と溜息を吐いて。ほんの少し、いつもと変わらぬやり取りに表情を緩める。
逢河雷魚:「……しゃーねーな。どこがいいんだ」
皆方アイリ:「お、良いんです?実はですねぇ……」
皆方アイリ:いつも通りに笑い、いつも通りに先輩の手を引く。
皆方アイリ:そのままご飯を食べて、支部に帰って報告を済ませ、そこで解散して。
皆方アイリ:そこからほんの数日間。珍しく顔を合わせない期間が続いて。
皆方アイリ:皆方アイリが転属したという知らせを逢河が受け取ったのは、それから更に数日後のことだった。
一夜二人転/逢河雷魚と皆方アイリの場合
END.