『廻る運命の輪』



メインログ/雑談ログ


Index


【OP】
【Middle1】
【Middle2】
【Middle3】
【Climax】
【ED】

Preplay


GM:では早速やっていきましょう!よろしくお願いします!
神納雪子:よろしくお願いします!
GM:PC1は安孫さん!キャラシを貼って自己紹介お願いします!
安孫焔(キャラシート)
安孫焔:はい!安孫焔、元自営業(広義)のUGNエージェントです!
GM:今日からヤの付く自営業
安孫焔:第二支部の組の鉄砲玉でしたが、麻薬絡みの抗争で組が潰れた際、
安孫焔:UGNの手を借りつつ仇を討ってからUGNエージェントとして登用された経歴を持ってます。
安孫焔:能力は炎を灯した両手拳(両手剣相当)で相手に殴りかかるというごくシンプルなもの。
安孫焔:性格は一見クールに見えるが口数が少ないだけのアホです。
安孫焔:以上!よろしくお願いします!
GM:OK!ハンドアウトとかは用意してないんですが
GM:FHエージェントと戦ってもらいます
安孫焔:了解です!
GM:それがPC1!では次!
GM:PC2は芦屋くん!自己紹介どうぞ!
芦屋法乍(キャラシート)
芦屋法乍:はいや!
芦屋法乍:軟派なチャラ助高校生の芦屋くん!コミュカテゴリーは多分魔術師!
GM:分かりやすい説明
芦屋法乍:主人公(誰?)の横でテレッテッテーしたりエブリデイヤングライフジュネスしたりするタイプの生物
芦屋法乍:大体そういう感じ、伝わる人にはこれでいっぱつ。
芦屋法乍:ミノウミウシのキュマイラという面白生物要素もあります。仲良くしてください。
GM:ウミウシ野郎~
芦屋法乍:性能としてはしょんぼり火力の白兵型!しかしインスタントエフェクト取得を2種類も持っており
芦屋法乍:その場のメンバーに合わせてフレキシブルに動くことが可能です
芦屋法乍:以上!よろしくおねがいします!
GM:OK!PC2の芦屋くんは
GM:FHエージェントその2とか協力者とかと
GM:ワチャワチャしてもらう感じです!
芦屋法乍:ワチャワチャーッ
芦屋法乍:してやりますよ!上等だこの野郎!
GM:ではラスト!PC3!神納さんお願いします!
神納雪子:はーい!
神納雪子(キャラシート)
神納雪子:神納雪子!小さいけど16歳!アルビノ系ふわふわ女子!
GM:アルビノ系ふわふわ女子……!?
神納雪子:第一支部所属で、多分前支部長の頃からのチルドレンです。
神納雪子:触れたものの命を奪う能力持ちで、それゆえに内気で引っ込み思案なところがあります。
神納雪子:前支部長のおっかないとこ見てすげービクビクした子だったんですが
神納雪子:今の支部長が優しかったり、あとミサイルを何かと撃つ女の子との出会いでそこそこ明るくなりました。
GM:そりゃビクビクするよ……
神納雪子:性能はシンプルな射撃型で、超血統滅びの遺伝子に賭けたロマンも詰めています。
GM:怖すぎる
神納雪子:不死者の恩寵はわりとフレーバーです。
神納雪子:以上!がんばってふわふわしていくぞ!
GM:OK!PC3の神納さんには主にヒロインと絡んで貰う予定です!
神納雪子:やったー!仲良くしたりする!
GM:ではやっていきましょう!よろしくお願いします!

【OP】

GM:OPから!全員登場!
安孫焔:出!
安孫焔:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 8[8]+33 → 41

芦屋法乍:ヒャア!
芦屋法乍:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 2[2]+36 → 38

神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:36->40)

GM:---
GM:豪華客船 クイーン・サファイア号 船上
GM:---

GM:その日、国内有数のクルーズ船、クイーン・サファイア号は、東北地方の某港に停泊していた。
GM:優雅な船旅を謳歌せんとする乗客たち。その中に紛れ、UGN職員たちの姿があった。
GM:彼らの目的は、米国の研究施設からN市UGN第四支部に移動する、ある被験者の護送と引き渡し。
GM:君達はN市側のUGN職員として、彼女を第四支部まで護送する任務を帯び、この客船に乗り込んでいた。
GM:諸々の手続きの間、君達はほんの束の間のクルーズ気分――停泊中だが――を堪能してもいいだろう。
芦屋法乍:「はぁーん」
芦屋法乍:「マジですっげー設備。貸し切りじゃねーのは残念だけど」
安孫焔:甲板に立ち、乗客の動向に目を光らせている。
安孫焔:さながら猟犬のような佇まいである。
芦屋法乍:「あー……えーっと」
芦屋法乍:「安孫……の、アニキ?どしたんそんな顔して」
芦屋法乍:「圧がすげえんですけど……」
神納雪子:その側で、ちょっと小さくなっている。
神納雪子:芦屋くんの後ろに隠れるような感じで。
神納雪子:威圧的な人は…怖い!
安孫焔:白いスーツに黒いシャツ、赤いネクタイ。”火”の字を象ったような前髪が特徴的だ。
安孫焔:「ここで立っていろと言われた。」
安孫焔:「迎えに行くのは別の者がいいそうだ。」
安孫焔:威圧的過ぎて護衛対象と接するのは不適と見られたためである。
芦屋法乍:「な、なるほど。誰かぶっ殺しに行くのかと思った……」
芦屋法乍:「もうちょっとリラックスして立ってたり出来ない、かなーとか……雪子っちが超怯えてるし」
神納雪子:「え……っと。その、まだ迎えまで時間があるので」
神納雪子:「もう少し……したら。私が、迎えにいくことになってる……ので」
神納雪子:「すみません、お待たせしてしまって」
神納雪子:かなり小さな声で喋る。
芦屋法乍:「おおっとぉ!君がね、悪いことはないんだよー!」
安孫焔:「……」じろりと芦屋を見る
芦屋法乍:「な、元気を出せ!ほらこれ!」
芦屋法乍:「向こうから持ってきたココナッツジュースだぞー、お兄さんのおごりだから!」
芦屋法乍:「ヒェッ」
神納雪子:「い、いいんですか……?」
神納雪子:おずおずとココナッツジュースを受け取る。
神納雪子:「ありがとう……ございます」
神納雪子:少し笑う。
芦屋法乍:「あ、アニキもいります?……へへ」
芦屋法乍:「ココナッツ……」
安孫焔:「いい。立っているのが命令だからな。」
芦屋法乍:「お、おす……」
安孫焔:おそらく、命令を下さなければ嵐が来ても甲板に立っているだろう。
芦屋法乍:「なんつーメンバーだよ……泣きそうなんですけど……」
神納雪子:「……おいしい」
芦屋法乍:「そーかそーか!そりゃよかった!」
芦屋法乍:「いっぱいあるからなー雪子っち!」
神納雪子:「あの、芦屋さん、私も手伝いますので」
神納雪子:「頑張りましょう……!」
神納雪子:ジュースを持ってない手をグッ!とする。
芦屋法乍:「……健気だ……」
芦屋法乍:ハンカチで目を拭っている
安孫焔:「お前たちもここで待機か?」
安孫焔:周囲を見渡しつつ尋ねる
芦屋法乍:「いや、俺はただちょっとヒマで」
芦屋法乍:「お二人の様子見に来ただけなんすけど」
神納雪子:「はい……えっと、指示があったら私は離れます」
芦屋法乍:「例の子と顔合わせってやつか」
神納雪子:「はい。ちょっとどきどきしてます」
芦屋法乍:「どんな子なんだろーな、アニキは知ってんの?」
安孫焔:「写真だけは見た。」
芦屋法乍:「おお、マジで?」
芦屋法乍:「可愛い系?綺麗系?」
神納雪子:安孫さんを見上げている。
安孫焔:「…………。」
安孫焔:「描いてやろう。」
芦屋法乍:「おお、マジすか」
神納雪子:少し目を丸くする。
芦屋法乍:「見てえ見てえ……つーかアニキ絵とか描けんの?」
安孫焔:メモ帳にペンをごりごりと叩きつける様に似顔絵を描く。
安孫焔:出来上がったのは辛うじて目が二つあり耳が二つあり鼻があり口があると判別できる人間らしき何かだ。
神納雪子:「…………」
芦屋法乍:「……」
神納雪子:(わからない……ど、どうしよう)
芦屋法乍:「あじがある」
芦屋法乍:なんとも言えない顔。
神納雪子:「……はい!あじが、あります!」
安孫焔:「こんなやつだ。」
芦屋法乍:「まあ、な。うん。雪子っち」
芦屋法乍:「会ってみてのお楽しみってことで」
神納雪子:「……はい!その……たのしみ、です!」
芦屋法乍:「折角だしどーせなら」
芦屋法乍:「友達とか、なれるといいよな」
神納雪子:「…そう…ですね」
神納雪子:「なれると、いいなあ」
芦屋法乍:「予行演習しとくか?」
神納雪子:「よこうえんしゅう」
神納雪子:首を小さく傾げる。
安孫焔:「……そういうのは、任せる。」
安孫焔:「俺の任務ではない。」
芦屋法乍:「いやこういうのも乗ってこうぜアニキ!」
芦屋法乍:「顔知ってんのアンタだけだしさあ、ほら」
芦屋法乍:「あたちノリちゃんでーしゅ!10歳でしゅ!きゃは!」
芦屋法乍:てへぺろWピース。全力。
神納雪子:「………ゆ、雪子でしゅ!」
芦屋法乍:「いや雪子っちは合わせなくていいから……って」
芦屋法乍:「素に戻っちまった!」
芦屋法乍:「俺もまだまだよな……ふ」
神納雪子:「だ……大丈夫です」
神納雪子:「そう言えば歳も知らないなあ」
芦屋法乍:「女の子ってのは聞いてるけど」
芦屋法乍:「俺もそんだけだな」
神納雪子:「ですよね……ううん」そわそわした様子。
安孫焔:「子供のガラを運ぶにしては物々しいな。」
神納雪子:「やっぱり……被検体、となると」
神納雪子:「いろいろ、機密とかも含まれてることがありますから」
神納雪子:「それで厳重なんじゃ……ない、でしょうか」
芦屋法乍:「……だろうな」
神納雪子:「……つらい思い、してたかも」
神納雪子:ぎゅっと手袋に覆われた手を握る。
芦屋法乍:「雪子っちは優しいな」
神納雪子:「いえ、私…能力で少し、大変だったので」
芦屋法乍:「してたかもしんねーし、案外してなかったかも」
芦屋法乍:「なんつーか、大事なのは」
神納雪子:「もし、その子も大変だったら力になりたいな……って」
芦屋法乍:「あんまり想像に囚われないでやるってことじゃねーかな」
神納雪子:「……ん」
安孫焔:「……。」
芦屋法乍:「自然になんとなーく話して、知らないやつと友達になるって、そういう感じだろ」
神納雪子:「……はい!」
神納雪子:「がんばります!」
芦屋法乍:「よし!」
芦屋法乍:「でもがんばんなくていーんだよ」
芦屋法乍:「ほどほどに、肩の力抜いて、多分その方が楽しいぜ」
芦屋法乍:「雪子っちも向こうも」
芦屋法乍:「がんばんねーように、がんばれ」
神納雪子:「じゃあ、ほどほどに……えっと……私、やります!」
芦屋法乍:「よーし!その意気だ!」
神納雪子:頷いて、ぐっ!と握り拳をつくる。
芦屋法乍:「……わかってんのかなあ」
芦屋法乍:おかしそうに笑って
安孫焔:「………任せる。」
安孫焔:「俺は手が汚れてる。」
安孫焔:そういって二人から視線を外し、甲板に向き直る。
芦屋法乍:「……?」
芦屋法乍:その態度に面食らいつつ
GM:その時、不意に君達に声が掛けられる。
バニーガール:「へーい、ボーイズ&ガール?」
GM:現れたのは、この船の従業員だろうか、派手な原色の髪にバニースーツ、浮かれたデザインのサングラスの女。
神納雪子:「………!? ?!」
神納雪子:目を白黒させている。
芦屋法乍:「っとぉ、なんだ?」
芦屋法乍:「って、うっひょお!バニーじゃねーか!」
芦屋法乍:「マジでこういうのいんのな!ほら見て見てアニキ!」
芦屋法乍:「写真とろーぜ写真!」
バニーガール:「楽しんでいただけてますか~?」
バニーガール:言いつつ、手に持ったドリンクを渡していく。
バニーガール:「粗茶ですが」
神納雪子:「た、楽しんで……ます……かな?」
芦屋法乍:「楽しんでまーす!うぇーい!」
安孫焔:「………。」
安孫焔:ドリンクを受け取るが口にはしていない。
バニーガール:「ワォ。写真撮影?いいのかな~」
バニーガール:言いつつ準備万端。自分でカメラを取り出す。
神納雪子:「あ、これ。ごちそうさまでした」ココナッツジュースのカップを返して
神納雪子:ドリンクを受け取る。
芦屋法乍:「いいっすいいっす!アバンチュールの思い出を」
芦屋法乍:「ひとつ青春のメモリーに刻んでおきますんで!ひゃっほう!」
神納雪子:カチコチになりながらピースサインを作っている。
バニーガール:「はーい笑って笑って―」芦屋くんを腕で抱き寄せてカメラに収まる。
芦屋法乍:「うひょー!豪華客船最高!」
芦屋法乍:Wピース
芦屋法乍:「雪子っちも入れ入れ!」
芦屋法乍:「アニキもほら~!カモンカモン!」
神納雪子:「は、はい」芦屋くんの隣に。
安孫焔:芦屋の隣に入る。が、写真に納まるようにかがんだりはしない。
安孫焔:立っているのが任務だからだ。
バニーガール:「はいチーズ!」ぱしゃり。「……何でチーズなんだ?あたしヨーグルトのが好きだな……」
神納雪子:「な………なんででしょう」
芦屋法乍:「え、知らねえ」
神納雪子:「チーズヨーグルト……?」
神納雪子:なぜか混ぜる。
芦屋法乍:「なぜ混ぜる」
神納雪子:「い、いえちょっと思いついて、おいしそうかもって思っちゃって」
バニーガール:「あっははは!美味しそうじゃん!まあいいか!センキューセンキュー!」
バニーガール:「それじゃあ、楽しんで!バイバーイ!」
バニーガール:そう言って、さっさと去っていく。
神納雪子:「はーい」手を小さく振る。
芦屋法乍:「グッバーイおねえさーん!!」
芦屋法乍:ぶんぶん手を振る
GM:辺りを見渡すと、他に同じようなバニーガールは特に見当たらないのが分かるかもしれない。
神納雪子:「……不思議な人でしたね」
芦屋法乍:「あ!アニキ見切れてるし」
芦屋法乍:写真を確認
芦屋法乍:「もっかい取ってもらう?」
芦屋法乍:安孫さんを見上げる
安孫焔:「いや、いい。」
神納雪子:「従業員の人…にしては」
神納雪子:見回す。
芦屋法乍:「どした雪子っち」
神納雪子:「他にそう言う人、いませんね?」
芦屋法乍:「……そういやそだな」
神納雪子:「ちょっと不思議です」
神納雪子:首を傾げている。
神納雪子:「趣味…?」
芦屋法乍:「いやねーだろ」
芦屋法乍:「バーフロアの方から抜け出してきたはぐれバニーとかじゃねえの?」
芦屋法乍:ちゅーとドリンクを吸う
GM:そんなことを考えていると、すぐに声が掛かる。
UGN職員:「神納さん、引き渡しの準備が出来たそうです。こちらにお願いします」
神納雪子:「あっ!はい!」
神納雪子:「じゃあ、私行きますね。芦屋さん、安孫さん、また後でお願いします!」
安孫焔:頷いて神納を見送る。
神納雪子:手を小さく振って、職員の人についていく。
芦屋法乍:「おう!ほどほどになー」
芦屋法乍:手を振って見送る

GM:---

GM:神納さんが船室に通されると、そこには米国側のエージェントらしき女性と、小さな少女がいた。
神納雪子:一礼する。
神納雪子:「UGNチルドレン、”ロットハンド”です。よろしくお願いします」
UGN職員:「あっ、ほら、もう来たよ。あの人のいう事をちゃんと聞いて。いいね?」
神納雪子:(小さい子だ……)
神納雪子:(肩の力を抜いて…)
神納雪子:「え……っと」
草薙まなか:「嫌よ!ここでお別れなんて……!私たち、せっかくここで会えたのに……!」
UGN職員:「私だって寂しいけど……仕方ないのよ。さあ、ご挨拶して」
草薙まなか:「うぅーーっ……」
草薙まなか:君に向き直り。
草薙まなか:「草薙まなかです……」
草薙まなか:「よろしくお願いします……」
草薙まなか:泣きそうな顔で言う。
神納雪子:「あの、名前は神納雪子っていいます。よろしく……ね?」
神納雪子:「ごめんなさい、あの……代わりにはならないと思うけど」
神納雪子:「がんばり……いえ、その」
神納雪子:「一緒に、いる、から」
草薙まなか:「ええ……」こくりと頷く。
神納雪子:「好きなものとか、いろいろ、お話ししてもらえると……うれしい、です」
UGN職員:「ごめんなさい。この子、何というか……」
UGN職員:「この船に乗ってる間の護衛だったんですけど、仲良くなりすぎてしまって……」
神納雪子:ちょっと驚く。
UGN職員:やや本人も寂し気に言う。
神納雪子:「それは……すごく、良い子なんですね。きっと」
UGN職員:「ええ……。また会いにくるから。大丈夫だよ」
神納雪子:「あなたも。素敵な人、なんだと思います」
草薙まなか:「本当?約束よ……?」
UGN職員:「ええ、きっと」君に向き直って
UGN職員:「……それでは、よろしくお願いしますね」
神納雪子:「はい。…任せて、ください」
神納雪子:頷く。本当は、そんな自信なんてないけど。
神納雪子:でも、はっきり返事をした方がいいと思った。
UGN職員:少女――まなかに最後まで手を振って、部屋を退出する。
草薙まなか:「…………」
神納雪子:「じゃ、行こう、まなかちゃん」
草薙まなか:ごし、と浮かんだ涙を拭い。
草薙まなか:「ええ」
草薙まなか:パッと明るい顔を見せる。
草薙まなか:「別れは必ず来るものだもの。泣いていたって仕方ないわよね」
神納雪子:「……ん、う、うん」
草薙まなか:「お名前、雪子だったわよね?」
神納雪子:「はい……うん、そう…だよ」
神納雪子:「雪子です」
草薙まなか:「雪子!もし旅行に行くとしたら、どこに行きたい?」
草薙まなか:唐突に尋ねる。
神納雪子:「旅行?…えっと、えーっと、そうだなあ…」
神納雪子:「一度、エルミタージュ美術館に、行ってみたくって」
神納雪子:「だから…ロシア、かな?」
草薙まなか:「ロシア!美術館!いいわね……!とても素敵!」
草薙まなか:「私ね、行ってみたいところが沢山あるの」
神納雪子:「あ、いいなあ」
神納雪子:「日本には、今から行ける…ね」
草薙まなか:「そう!夢がひとつ叶ったわ」
神納雪子:「どこに行ってみたいの?」
草薙まなか:「パリの凱旋門。エジプトのピラミッド。アフリカのサバンナ。他にもいろいろ」
神納雪子:「わあ……すごい。すごいなあ」
草薙まなか:「私、大きくなったら、全部行くわ。世界中ぜんぶね」
草薙まなか:「でも、一人で世界中を回るのは、寂しいでしょう?」
神納雪子:「やっぱり、友達がいたほうが楽しいよね」
神納雪子:「私も、友達と行ってみたいもん。いろんなところ」
草薙まなか:「そう!一緒に行ってくれる人を探しているのよ」
草薙まなか:メモを取り出して。
草薙まなか:「ロシアの、エルミタージュ美術館」
草薙まなか:「私が行くときは、雪子も一緒に行かない?」
神納雪子:「ほんと!?」顔を輝かせる。
神納雪子:「行きたい……!」
草薙まなか:「なら決まりね!」
草薙まなか:手を取って。「いつか行きましょう、一緒に!」
神納雪子:「うん!いつか!」
神納雪子:確証なんて、ないけど。
神納雪子:でもこの子となら、行けるんじゃないかって
神納雪子:無根拠に、そう、感じた。
草薙まなか:「楽しみだわ……!そうだ雪子、日本ではどこに行けばニンジャに……」
GM:瞬間。
GM:空気が塗り替えられる。身体の奥底から、オーヴァードとしての衝動が喚起される。
GM:≪ワーディング≫だ。
神納雪子:「……!?」
草薙まなか:「…………!」同時に、身体をくの字に折って蹲る。
神納雪子:「まなかちゃん!」
草薙まなか:「はッ……!ぁ……!か、は……!」
神納雪子:屈み込み、背を撫でる。
神納雪子:「大丈夫!?今、医療班の人を…」
草薙まなか:苦痛に顔を歪め、汗を浮かべて苦悶している。
神納雪子:(この反応……一般の人とは、違う)
神納雪子:(どうしよう……!今、離れても……!)
GM:そう、一般人の反応でも、オーヴァードの反応でもない。
草薙まなか:「……っ……雪……子……」
草薙まなか:ひゅう、ひゅうと息を漏らしながら。
神納雪子:「ここにいる、ここにいるよ!」
神納雪子:手を握る。
草薙まなか:「私は……大丈、夫だから……」
草薙まなか:「行って……それがあなたの……」
草薙まなか:「お仕事、なんでしょう……?」
草薙まなか:何とか弱々しく笑みを作る。
神納雪子:「………ん……」
神納雪子:「わかった。できるだけ早く戻るから……待っててね…!」
神納雪子:そう言って、壁に寄りかからせてから
神納雪子:部屋を後にする。

GM:---

GM:神納と別れた後。
GM:君達、芦屋と安孫の二人はデッキで待機していた。
GM:ここで知覚で判定をどうぞ
安孫焔:2dx+1 知覚
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[3,7]+1 → 8

芦屋法乍:使っとこう
芦屋法乍:援護の風を自分に!
芦屋法乍:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[3,4,7,10]+4[4]+1 → 15

芦屋法乍:っしゃあ!
GM:では二人ともが、自分たちに向けられた殺気に気付く。
GM:見るとデッキの二階部分、君達を見遣る、明らかに只者で無い雰囲気の男。
芦屋法乍:「……アニキ」
芦屋法乍:「あいつ、俺らのこと見てねー?」
安孫焔:「見てるな。」
安孫焔:コキコキ、と拳を鳴らし、ネクタイの位置を直す。
安孫焔:仕事に入る前の癖である。
??:ひょろ長い細身に、目の覚めるような青色のスーツ。陰鬱とした面構え。
??:スーツの懐から取り出すのは……
??:カードの束だ。
??:1D22
DoubleCross : (1D22) → 22

??:1D2
DoubleCross : (1D2) → 2

??:一枚を抜き出し、空中に放ってキャッチする。
??:「愚者の逆位置」
??:「夢想。愚行。無計画。無謀」
芦屋法乍:「はあん?」
芦屋法乍:「急になんだ、あいつ……占い?」
??:「……お誂え向きだ」
??:男の傍らの空間が、歪む。
??:現れるのは、黒く光る長大なスナイパーライフル。
芦屋法乍:「うぉっ!?」
安孫焔:臆すことなく前進し始める。
安孫焔:チャカが相手なら間合いを詰めるべし。経験則だ。
??:この距離で撃つのはあまりにも役不足なそれを、君達に向けて放つ!
??:大砲のような凄まじい銃撃音が響き渡る。
芦屋法乍:「ま、じ、か、よ!!」
芦屋法乍:甲板を転がって回避!
芦屋法乍:「いきなりぶっ放すかフツー!?」
芦屋法乍:袖口にワイヤーが飛び出す
安孫焔:脇腹を貫かれつつもなお前進は止むことはない。
芦屋法乍:そういうリスクのある案件だというのは聞いていた。攻撃自体には驚かない。
安孫焔:無謀な愚行に見えるかもしれない。しかし、
安孫焔:こうして安孫は生き残ってきた。
芦屋法乍:「ちょ、安孫さん!ああ、くそっ」
芦屋法乍:全く動じないその姿に怯みつつも
芦屋法乍:援護の姿勢をとる。
??:混乱して騒ぎ、逃げ惑う乗客たちに向け、≪ワーディング≫を展開する。
??:「やはり、愚者だな」
??:嘲るように笑みを浮かべる。
??:さらに異空間からアサルトライフルを取り出し、迫りくる安孫に向けて掃射する!
安孫焔:既に敵の眼前。右腕を振り絞り、パンチの構え。
??:「フン……」
??:拳を目の前に、避けようとすらしない。
安孫焔:そのまま拳を振り抜く。
安孫焔:狙いは頭部。
芦屋法乍:同時
芦屋法乍:死角からワイヤーを伸ばし、胴体を絡め取ろうとする
GM:ド ゴッ!!
GM:拳は正確に男の頭部を捉えた。
GM:だが。
??:微動だにしない。大地に深く根を張った巨木でも殴ったかのような感触。
安孫焔:「………。」
GM:人を殴った感覚ではない。明らかに異常だ。
芦屋法乍:「なんだ、こいつ……」
??:「私に歯向かうなど」
??:「無謀な愚行というものだ」虚空からナイフを取り出し、逆袈裟に斬り付ける。
安孫焔:白のスーツが血に染まる。
安孫焔:刃が深々と肉を抉っても意に介さず、敵を睨み続ける。
芦屋法乍:「安孫さん!んの野郎!」
芦屋法乍:ギシッ!
芦屋法乍:ワイヤーを締め上げ、動きを止めようとする
??:少しも意に介さない。まるで別の法則で動いているかのように。
??:「死ね――」男が再びライフルを構え、全弾を斉射しようとした、その瞬間。
GM:君達の目の前に、真っ白な壁が現れる。
GM:それは、骨だ。継ぎ目のない、巨大な白骨の壁。
芦屋法乍:「うおっ!?次から次になんなんだよ!」
芦屋法乍:突然現れた壁にワイヤーをちぎられ、とびのく。
GM:同時に、飛び込んでくる人影。
???:「オォッ……!」
???:それは先程の、バニースーツの女だ。
芦屋法乍:「おねえさん!?」
???:「ラァッ!!」
???:男の顎に、容赦の無い飛び膝蹴りを叩き込む。
芦屋法乍:「か」
芦屋法乍:「かっけー!」
??:「…………」だが、やはり少しも聞いている様子は無い。
芦屋法乍:「うお、マジか!」
???:くるくると身軽に着地して。「あちゃー……やっぱダメか……」
安孫焔:「そっちは敵か、味方か?」
安孫焔:バニースーツの女性に問いかける
???:「あたし?あたしは正義の味方だよ」
芦屋法乍:「なんだかわかんねーけど、俺はおねーさんの味方っす!」
芦屋法乍:ずびし
???:「言うねえ。会ったばっかなのに」
安孫焔:「知りたいことがある。」
???:「今?」
安孫焔:「奴を殴る方法だ。」
???:「ははァん」笑みを浮かべて
???:「知りたい?教えてあげたら何してくれる?」
安孫焔:「お前の代わりに殴りに行く。」
???:「んん~……」がしがし頭を掻いて
???:「保留!デス!」
???:「ともあれ、これで3対1だ」スーツの男に呼び掛ける。
???:「いくら無敵のチートヤローでも、全員相手にするのは骨折れるんじゃにゃいのかな~?」
??:「…………」
??:安孫と芦屋に目を向け。
??:「お前達は逃げられん」
芦屋法乍:「何?俺っつーか、俺ら?」
芦屋法乍:「そもそもなんなんだよアンタ、何目的だよ」
芦屋法乍:「折角のクルーズ台無しにしてくれやがって、オイ」
??:何も答えず。
??:「既に山札はひとつ」
??:「死神デスのみだ」
??:言い残し、虚空に姿を消す。
芦屋法乍:「あ!おい!」
芦屋法乍:「逃げやがった!マイペースかよ……!」
???:「まーまー。ラッキーじゃんすか。命あってのナントカじゃん?」
芦屋法乍:「つーかこれ不味くね、例の女の子と雪子っちが……」
神納雪子:そこに駆けてくる小さな足音。
神納雪子:「みなさん!大丈夫ですか!」
芦屋法乍:「うおぉ!言ってたらいた!」
???:「おっ、先程会ったガール……先程ガール」
神納雪子:「あの、《ワーディング》は…いえ、それより!」
神納雪子:敵性存在がいないのを確認すると。
芦屋法乍:「……?」
芦屋法乍:「例の子は、どした?」
神納雪子:「あの、大変なんです…!」
神納雪子:「その、《ワーディング》が起こって…そしたら、急に具合が悪くなってしまって…」
神納雪子:「それで、私だけじゃどうにもできないから…!」
神納雪子:「スタッフの人にも、動ける人には声をかけました、でも」
安孫焔:「……俺にもどうにもできんが、」
安孫焔:「敵がいる以上は近くにいた方がいいだろう。」
神納雪子:「……はい。来て、いただけると…心強いです……!」
芦屋法乍:「だよな、俺もなんの足しになるかわかんねーけど」
芦屋法乍:「いねーよりはマシだろ、案内してくれ」
安孫焔:ぐ、と腹に力を入れる。白スーツに空いた風穴からライフル弾がころりと落ちる。
芦屋法乍:「うおお……ウルヴァリン」
芦屋法乍:ちょっと引いている
???:「ウワォ、ドン引きなんだけど」
神納雪子:「はい。…みなさん、こちらへ!」
神納雪子:小走りに駆け出す。
芦屋法乍:「……急がねーと、マズいかもな」
芦屋法乍:呟いて、走り出す
安孫焔:《火の理》傷口を火で止血して、
安孫焔:「分かった。」
安孫焔:こちらも駆け出す。

GM:---

GM:シーン終了。
GM:ロイスのみ可能!
芦屋法乍:とりあえず雪子ちゃんに!
神納雪子:護衛対象/草薙まなか/尽力:○/不安/ロイス
芦屋法乍:健気○/隔意
芦屋法乍:あとは保留!
芦屋法乍:以上!
神納雪子:以上で!
安孫焔:芦屋法乍/連帯感/○不安/ロイス
安孫焔:神納雪子/○庇護/不安/ロイス
安孫焔:以上!



【Middle1】

GM:ミドル1 情報収集シーンです
GM:シーンPCは神納さん、全員登場可!
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:40->50)
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:41->43)
神納雪子:ワオ
芦屋法乍:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 1[1]+41 → 42

芦屋法乍:ヨシ!

GM:---

GM:項目はこちら!

・草薙まなかについて 難易度5
・タロットの男について  難易度7
・???について 難易度8

GM:いずれも情報:UGN 噂話 です
芦屋法乍:いくぜーっ
神納雪子:情報よわよわなので
神納雪子:まなかちゃん!
神納雪子:1dx+1>=5
DoubleCross : (1R10+1[10]>=5) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

神納雪子:ざ、財産を使います
神納雪子:1減って0!
神納雪子:成功させる!
安孫焔:いきます!タロットの男やりましょう
安孫焔:情報:UGN、コネ使って判定
安孫焔:4dx+2>=7
DoubleCross : (4R10+2[10]>=7) → 9[2,3,5,9]+2 → 11 → 成功

安孫焔:成功!
芦屋法乍:自分に援護の風で???について!
芦屋法乍:UGN!
芦屋法乍:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,1,9,10]+3[3] → 13

芦屋法乍:オッケイ!
GM:では全員成功!
GM:情報開示します

・草薙まなかについて
UGNアメリカから移送中の被検体。極めて高いレネゲイドへの適性を持つが、それを己で制御する術を持たず、却ってレネゲイド過敏体質とでも呼ぶべきものになってしまっている。ワーディングを受けるだけで内臓を中心に激痛を伴うショックを引き起こし、これらの理由からエフェクトを利用した移送も困難。
希少な体質として長らく被検体となっているが、裕福な資産家の家に生まれ、米国研究機関での扱いも人道的だったためか、性格は極めて明るい。
だがその希少性を狙い、過去何度もFH等の勢力に狙われてきた。

・タロットの男について
コードネームは“マックスベット”。凄腕の殺し屋として知られるFHエージェント。
仕事の前に必ずタロットを用いて殺しの運勢を占うというジンクスを持っている。
バロールの空間操作により様々な武器を取り出し、それを自在に使いこなす、遠近両面での戦闘巧者。
今はFHエージェント“ニースプリッター”と行動を共にしているようだ。

・???について > “ニースプリッター”について
FHエージェント。研究者であり、人道を無視した様々な実験で悪名高いが、それによって得られた膨大な研究成果はFHでも有数の価値あるものとして噂されている。
“マックスベット”と行動を共にしており、今回の襲撃は貴重な体質の保有者である草薙まなかを研究材料として狙ったものと思われる。

GM:こんな感じのことが分かりました!
神納雪子:ひゃー
神納雪子:FHさんじゃん!
安孫焔:許せなさそうなやつらだぜ!
芦屋法乍:許せねえ~!

GM:---
GM:護送車両 車中
GM:---

GM:君達は船を降り、N市に向けてまなかを移送する運びとなった。
GM:まなかの体質の問題から、≪ディメンジョンゲート≫などを用いたエフェクトでの空間移動は出来ない。
GM:船での襲撃も鑑みて、護送は一段と警戒の要される任務となった。
草薙まなか:「……」防弾ガラスの車窓から外を眺めている。
神納雪子:まなかちゃんの隣に座っています。
神納雪子:心配そうに時々視線を送っている。
芦屋法乍:「ひとまずは、異常ナシか」
芦屋法乍:こっちも反対側の窓の外を睨む
???:「そゆことね」何故か一緒に乗り込んでいる。
安孫焔:「………。」
芦屋法乍:「つーか」
安孫焔:「何故いる?」
???:「エ~ッ?つれないコト言うなよなー!一緒に戦った仲間じゃん」
芦屋法乍:「そろそろ自己紹介してほしーんだけど、おねーさん」
神納雪子:「お姉さん」
神納雪子:「そう。何者なんですか」
神納雪子:「正体不明の人は……そう簡単には」
???:「あり」
???:「言ってなかったっけ?」
芦屋法乍:「お近づきの印にお名前くらい聞かせてくださいって」
芦屋法乍:「俺のおねえさんの仲じゃ~ん?」
???:「んもぅ、法乍ったら仕方ないんだから~」
???:「特別だぞ?」言って、サングラスを上げる。
芦屋法乍:「いや~仕方ない少年なんすよ!えへえへ」
芦屋法乍:「おおっ」
???:「あたしはリリコ。本動堂リリコってーの」
本動堂リリコ:「この苗字キライなんだよね。リリコって呼んで。リリとか、リリィでもいいよ」
神納雪子:「リリコさん……ですか」
芦屋法乍:「うっひょー!リリィさん!」
芦屋法乍:「いかにも魔性の美女ってお名前……ビシビシくるぅ~~~」
芦屋法乍:うねうねしている
神納雪子:「あの、お茶は美味しかったですけど」
神納雪子:「でも、船の添乗員さんじゃ、ないんですよね?」
本動堂リリコ:「あ、あれ?あれはねー……バイト?」
神納雪子:「………」
本動堂リリコ:既に着替えている。肩を大きく出した大人っぽい服装。
神納雪子:「少なくとも、身元がUGNで確認取れるまでは」
神納雪子:「私は、無条件には信用しません」
神納雪子:「その……親しみやすい方だとは、思いますけど……」
神納雪子:「お二人を助けてくださったことも感謝してますし……」
本動堂リリコ:「っかぁー!厳しいなぁ!雪子ちゃんはサァ!」
神納雪子:「だって……」まなかちゃんを見る
神納雪子:「私、まなかちゃんを守らなきゃ、いけませんから」
芦屋法乍:「まーまー雪子っちよ」
芦屋法乍:「バニーガールに悪い人はいねーって」
芦屋法乍:「……実際」
芦屋法乍:「俺らは助けてもらったわけだし」
神納雪子:「色んな人が、いますから」
本動堂リリコ:「だから言ったじゃーん?正義の味方だって」
本動堂リリコ:「はたまた悪の宇宙人……?」
本動堂リリコ:「敵か味方か、本動堂リリコ……」
芦屋法乍:「正義の味方だろうが悪の宇宙人だろーが」
芦屋法乍:「あそこにいた人間のために、あんくらいヤバげな相手に膝蹴りかましに行く人間は」
芦屋法乍:「俺は信じることにするわ」
本動堂リリコ:「いい事言うじゃん!少年!」バシバシと背中を叩く
芦屋法乍:「でっへへへ!それほどでも~」
芦屋法乍:「アニキはどう思うでヤンス?」
安孫焔:「ひとまず信用しよう。」
安孫焔:「もし違えば殴ればいい。」
本動堂リリコ:「ワオ……バイオレンス……」
神納雪子:「感謝は……してます」
芦屋法乍:「……味方は多いほうがいいだろ」
芦屋法乍:こっそり雪子ちゃんに
神納雪子:「…………」
神納雪子:「すみません」
芦屋法乍:「いいっていいって」
神納雪子:「ちょっと、神経質になってしまっていて」
芦屋法乍:「そんぐらい気合入ってるってことだろ」
芦屋法乍:「まなちゃん守んのに」
芦屋法乍:「雪子っちはまだ気合抜く修行が足りてなさそーだから」
芦屋法乍:「そっちは俺が引き受けとくってことで」
草薙まなか:「……雪子……」外を眺めていたが、不意にしょんぼりした声をあげる。
神納雪子:「うん?どうしたのまなかちゃん」
草薙まなか:「ニンジャがいないわ……」
神納雪子:「あ……えーと」
芦屋法乍:「……」
草薙まなか:「その辺りを歩いているんじゃないの……?」
芦屋法乍:「ぶはははは!」
芦屋法乍:「なんか、思ったよりおもしれーわこの子」
神納雪子:「ニンジャはね……正体を隠さなきゃいけないから」
神納雪子:「その辺りを歩いていても、そうとはわからないんだよ」
草薙まなか:「そうなのね……!」
神納雪子:「オーヴァードが、そうであるみたいにね」
神納雪子:「もしかしたら、私もニンジャかも?」悪戯っぽく
草薙まなか:「えぇっ……!?」
草薙まなか:「ひょっとして、お兄さんたちも……?」
安孫焔:「忍者と戦ったことはある。」
本動堂リリコ:「あんの!?マジ!?」
芦屋法乍:「ん?おお」
芦屋法乍:「安孫さんもそういう冗談言うのね……」
神納雪子:「えっそうなんですか!?」
芦屋法乍:「いや流石にねーって、いねーだろその辺に忍者」
本動堂リリコ:「なんだよ冗談かよ~……」
安孫焔:「………。」
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:「マジ?」
安孫焔:組にいた頃、組の若頭を暗殺しようとしたニンジャを思い返している。
安孫焔:「強かった。」
芦屋法乍:「ア」
芦屋法乍:「アイエエエエエ」
芦屋法乍:リアリティ・ショックを受ける
本動堂リリコ:「やっべー!ニンジャキラーじゃん!」
神納雪子:「まなかちゃん、すごいよ!ニンジャと戦ったことあるって!」
草薙まなか:「すごい……!」尊敬の眼差し。
草薙まなか:「ニンジャと戦ったってことは……つまり……」
草薙まなか:「……サムライ……ですか……?」
神納雪子:「そうだったんですか!?」
芦屋法乍:「どういう世界観!?」
安孫焔:「違う。ヤクザだった。」
神納雪子:「確かに少し武士っぽいとは……違った……」
芦屋法乍:「ほら見ろ流石にサムライとニンジャが現代で戦わねーって」
芦屋法乍:「……いや、ヤクザとニンジャが戦ってんのもおかしいわ」
草薙まなか:「正義のヤクザ……知ってるわ……」息を呑み
草薙まなか:「あなたは……タカクラケン……?」
芦屋法乍:「……タカクラケンなの?」
安孫焔:「………?」
安孫焔:「安孫焔だ。」
芦屋法乍:「だそうです」
草薙まなか:「そうなの……?」
草薙まなか:「タカクラケンの安孫焔なのね……」
神納雪子:「なるほど……!」一緒に納得している。
芦屋法乍:「なんだこいつおもしれーな」
安孫焔:「鷹のクラーケンではない。」
芦屋法乍:「いや何そのボケ被せ……え、何気にこの車両ボケとツッコミのバランス取れてなくね?」
神納雪子:「???」
芦屋法乍:「はい終わり終わり!」
芦屋法乍:「真面目な話すっから!」
本動堂リリコ:「そうそう!高倉健でも菅原文太でもどっちでもいいって!」
神納雪子:「はい」背を正す。
芦屋法乍:「こっちの事狙ってる連中の話な」
安孫焔:頷いて端末を取り出す。
芦屋法乍:「”マックスベット”」
神納雪子:「”マックスベット”」
神納雪子:繰り返す。
芦屋法乍:「”マックスベット”と、”ニースプリンター”」
芦屋法乍:「だってよ」
神納雪子:「その二人が……彼女を……」
神納雪子:ぎゅっと手を握りしめる。
芦屋法乍:「……そういうことな」
芦屋法乍:「FHの連中で、まなちゃんの事が欲しいんだと」
安孫焔:「送られてきた中に、殴れない仕掛けの情報がないな。」
芦屋法乍:「そこがわかんねーよなー」
芦屋法乍:「能力の応用って奴か?どういうカラクリがあんだか……」
本動堂リリコ:口笛を吹いている。
安孫焔:「もっと殴ればいいのか?」
芦屋法乍:「いや無理でしょ……どんなインストラクションだよ」
神納雪子:「まなかちゃんの……体質について、聞きました」
神納雪子:「レネゲイドにすごく敏感なんだって」
神納雪子:「希少だから、狙ってる人も多いって……でも」
神納雪子:「《ワーディング》だけであんなに苦しそうだったのに……」
神納雪子:「絶対……だめです。守らないと」
芦屋法乍:「……だな」
神納雪子:敵のことは、実際交戦していないので口を挟まない。
草薙まなか:「…………」
草薙まなか:「私、また狙われているの?」
神納雪子:「うん……さっきのも、そうだったみたい」
神納雪子:「でも」
神納雪子:「必ず、守るからね」手を握る。
安孫焔:「………。」
草薙まなか:「……私が襲われるのはいいの。怖くないわ。本当よ」
草薙まなか:「でも、私を守るために、あなたたちが痛い思いをするなら……」
草薙まなか:「それは……嫌だわ……」
神納雪子:「大丈夫……私は、痛くないから」
神納雪子:本当だ。彼女は戦いで痛みを消すことができる。
草薙まなか:「……痛く、ない……?」
神納雪子:「そう。私は、痛くないの。……代わりに、他の人を痛くしちゃう」
神納雪子:「でも、だから。大切な人には痛い思いをして欲しくない。私も」
神納雪子:「だから、痛みを消せる、私を頼って」
草薙まなか:「…………」三人に目をやり
草薙まなか:「あなた達は……?」
芦屋法乍:「俺は痛がりだよ、いてーの苦手だし」
芦屋法乍:「でも、ま」
芦屋法乍:「こんなちっさい雪子っちが根性見せるっつってんだから」
芦屋法乍:「流石に降りたらダサすぎだよな」
芦屋法乍:「心配すんなよ、こう見えて死んだことねーのが自慢」
芦屋法乍:「……これ当たり前、なーんつってな」
芦屋法乍:けらけらと笑っている
本動堂リリコ:「私はだいじょぶだけどね。強いし。痛いの嫌いだから、その前に逃げるしね~」
安孫焔:「俺は慣れている。が、」
安孫焔:「本当にお前自身は怖くないのか。」まなかの眼を見て問いかける
草薙まなか:「……私は……」
草薙まなか:少し迷って
草薙まなか:「身体の痛みなら、いくらでも耐えられるわ」
草薙まなか:「でも、心が痛いのは嫌なの。すごく悲しくなるから」
草薙まなか:「だから、私のために、他の人に傷付いてほしくない」
安孫焔:「………。」
神納雪子:「まなかちゃん……」
芦屋法乍:「そうだとしても」
安孫焔:「俺は任務だから守る。」
芦屋法乍:「だし、んでもって」
芦屋法乍:「雪子っちはアンタが傷つくと、傷つくんだってよ」
安孫焔:「しかし、『自分のために、他の人に傷付いてほしくない』と思っている人間が自分だけだと思うな。」
草薙まなか:「……!」
芦屋法乍:「だろ?」
安孫焔:「少なくともこの二人は、お前に傷付いてほしくないからここにいる。」
神納雪子:頷く。
芦屋法乍:「俺は成り行きっすよ。怖いおにーさんが見張ってるし、おねーさんにいいとこ見せないといけねーし」
神納雪子:「まなかちゃんに、痛い思い、してほしくないよ私は」
神納雪子:「それで、元気で、一緒に旅行したい」
芦屋法乍:「まなちゃんのヒーローは雪子っち、そゆことね」
草薙まなか:「……ええ」迷いながらも、頷く。
安孫焔:「納得したならいい。」
安孫焔:そう言って車窓から外を眺める。
芦屋法乍:「……割とツンデレ系?」
本動堂リリコ:「ははーん、にゃるほどねえ」
芦屋法乍:「どう思うよリリィねーさん」
芦屋法乍:コソコソ
本動堂リリコ:「ツンデレ……いやクーデレと見ましたな」
安孫焔:「ツンドラではない。」
安孫焔:「俺の能力は炎だ。」
芦屋法乍:「……天然も入ってんな」
芦屋法乍:「あざといぞこの人」
本動堂リリコ:「昨今の属性過多の風潮には一声待ったを掛けたいものですなあ」
草薙まなか:「ツンドラ……そうだわ! 三人は旅行するとしたら、どこに行きたい?私はね――」
GM:一同を載せて、車はN市への道を進んでいく。

GM:---

GM:シーン終了。
GM:ロイス購入可!
安孫焔:購入!
安孫焔:欲しいものあるかい?
神納雪子:芦屋くんと安孫さんにロイスを取ります!
芦屋法乍:安孫さんにロイス!
芦屋法乍:あざといおっさん○/恐怖
安孫焔:草薙まなか/○親近感/食傷/ロイス
芦屋法乍:まなかちゃんには庇護○/不安で!
芦屋法乍:購入はアームドスーツ!
神納雪子:同行者/安孫焔/信頼:○/恐怖
芦屋法乍:マイナーで千変万化の影、購入を指定
神納雪子:同行者/芦屋法乍/信頼:○/軽薄
芦屋法乍:でもって風乗せ購入!
芦屋法乍:4dx+9
DoubleCross : (4R10+9[10]) → 8[1,1,3,8]+9 → 17

芦屋法乍:買えた!装備!
神納雪子:応急手当!
神納雪子:1dx>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 9[9] → 9 → 成功

神納雪子:買えたー
安孫焔:じゃあ強化素材を
安孫焔:2dx+4>=15
DoubleCross : (2R10+4[10]>=15) → 8[1,8]+4 → 12 → 失敗

安孫焔:ウーン、失敗!以上!

【Middle2】

GM:ミドル2 ミドル戦闘シーンです。
GM:シーンPCは安孫さん、全員登場可!
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:50->60)
神納雪子:うおっまじか
安孫焔:出!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:43->44)
芦屋法乍:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 2[2]+50 → 52


GM:---

GM:君達一行を乗せた護送車は、N市に向けてひた走る。
GM:車はやがてハイウェイに乗り、スピードを上げる。
GM:第四支部まであと数時間。静かな旅路に一行の気がほんの一瞬、緩みかけたその時。
GM:運転手が悲鳴を上げ、バンタイプの護送車が大きく揺れる。
草薙まなか:「きゃあっ……!」
神納雪子:「!!」まなかちゃんを引き寄せる。
神納雪子:背を…こう…抱くようにして…
芦屋法乍:「っ!?」
安孫焔:揺れが収まった頃、外への扉に手を掛ける。
安孫焔:「先に出る。」
安孫焔:「お前たちはあとからついて来い。」
神納雪子:「まなかちゃん」
神納雪子:「ホントはそばにいたいけど」
神納雪子:「……ここにいてね。怖い人は、食い止めるから」
草薙まなか:「……!」腕の中で小さく頷く。早鐘のような鼓動が伝わってくる。
神納雪子:「大丈夫」背中を撫でて、手をぎゅっと握って。
芦屋法乍:「おいおい、くっそ……」
本動堂リリコ:いかなる能力か、横転した椅子にそのまま張り付いたように座っている。
神納雪子:「リリコさん。出られますか」
本動堂リリコ:「お先にどうぞ」
神納雪子:「ありがとうございます。じゃあ……行ってくるから」
安孫焔:扉を開けて外へ。
GM:既に周囲は敵に包囲されている。
GM:銃器で武装した集団。それを率いるのは――
“マックスベット”:「…………」
芦屋法乍:「!」
“マックスベット”:目の覚めるような青色のスーツ。“マックスベット”。
神納雪子:外に出る。
神納雪子:「あれが……」
芦屋法乍:その背中とまなかちゃんを見比べ
芦屋法乍:「……くっそ、俺だけジッとしてるわけにもいかねーか」
芦屋法乍:こちらも外に出る
“マックスベット”:1D22
DoubleCross : (1D22) → 22

“マックスベット”:1D2
DoubleCross : (1D2) → 1

“マックスベット”:「愚者の正位置」
“マックスベット”:「無邪気。冒険。自由。楽天的」
“マックスベット”:す、と目を動かし、車に――その中の草薙まなかに目を向ける。
神納雪子:その視線を遮るように立つ。
安孫焔:護送車のドアを引きちぎって芦屋に渡す。
安孫焔:「使え。」盾にしろ、ということだろう
芦屋法乍:「いや担いで走れねーよこんなの……」
芦屋法乍:「気持ちはいただいとくわ」
芦屋法乍:丁重に辞退して
“マックスベット”:「その子供、私が貰い受ける」
神納雪子:「そうは……行きません」
神納雪子:「彼女は、あげたりもらったりするものなんかじゃない」
芦屋法乍:「らしいぜ」
芦屋法乍:「女子の美しい友情に大人が横入りすんなよ、みっともない」
“マックスベット”:「ふん」
“マックスベット”:虚空からアーミーナイフを手に取り
“マックスベット”:「初めから許可など求めていない」
神納雪子:手袋に手をかけて……やめる。
神納雪子:この手を使うと、しばらくは使えない。生命で満たされてしまうから。
神納雪子:もし、それが通じなかったら……二人の話を思い出す。
神納雪子:(せめて……遠ざけることが出来れば)
芦屋法乍:「そーかよ」
芦屋法乍:「だったら、女の子口説くセンス磨いて、出直してきやがれ」
芦屋法乍:袖口からワイヤーを出す
芦屋法乍:口ぶりとは裏腹に、冷や汗がこめかみに走る
安孫焔:拳を構えて”マックスベット”の前に立ちはだかる。
神納雪子:銃を取り出す。
GM:緊迫する空気の中で、君達は気付くかもしれない。
芦屋法乍:「……ん?」
GM:本動堂の姿が、いつの間にか忽然と消えている。
芦屋法乍:「リリィさんは?」
神納雪子:「リリコさん……?」
神納雪子:胸騒ぎがする。
草薙まなか:「……?」まなかは車内にずっといたが、共にいた筈の本動堂だけがいつの間にか消えている。
草薙まなか:「い、いないよ……?」
草薙まなか:「どこに……?」
神納雪子:「まなかちゃんっ!」
神納雪子:彼女のもとに駆け寄ろうとする。
GM:その足元で、銃弾が爆ぜる。
“マックスベット”:「行くぞ」
“マックスベット”:君達の事情などお構いなしに、攻撃を開始する。
神納雪子:「……!」
神納雪子:やるしかない。
芦屋法乍:「今は向こうに集中するしかねーか……」
神納雪子:(お願い、どうか)
神納雪子:(戦いが終わっても、そこにいて)
芦屋法乍:「ただ逃げ出しただけだって思いてーよな……!」
安孫焔:「………来い。」
GM:戦闘を開始します。
エンゲージ



 “マックスベット”[10]、武装戦闘員A,B,C[6]
(10m)

神納雪子[12]安孫焔[6]芦屋法乍[3]



芦屋法乍:っしゃあ!
安孫焔:そこらじゅうで派手にやったる
GM:今回の戦闘について!
GM:“マックスベット”はEロイス≪究極存在≫を所持しており、ダメージが通りません。
神納雪子:や、やっぱりそれか!
芦屋法乍:こいつ!
GM:現時点では解除方法は不明。
芦屋法乍:とんでもないジャームじゃねえか!
GM:この戦闘は1ラウンドのクリンナップで終了しますが、
GM:与えたダメージと倒したエネミーはそのままクライマックスに引き継がれます。
安孫焔:なるほどね~
神納雪子:なるほど
神納雪子:倒しておけば楽になるってわけ!
GM:そういうこと!
芦屋法乍:これはお得だぜ
安孫焔:お得なチャンスを逃したくねえな!
GM:ではセットアップから!
芦屋法乍:なし!
神納雪子:なし!
“マックスベット”:≪虚無の城壁≫ラウンド間ガード値+12
芦屋法乍:かってえ!
神納雪子:ひええ
GM:ではイニシアチブ!行動値12、神納さんから!
神納雪子:はい!
神納雪子:マイナー、ストライクチップ起動。メジャーのエフェクトを使った攻撃判定ダイスに+2D。
神納雪子:コンボ『赤で撃つ』《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《滅びの一矢》戦闘員Aを攻撃!
GM:どうぞ!
神納雪子:12dx7+2
DoubleCross : (12R10+2[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,5,6,6,7,8,10]+10[3,5,8]+1[1]+2 → 23

神納雪子:むう、低い
GM:イベイジョン8で命中!ダメージどうぞ!
神納雪子:3d10+7 諸々有効!
DoubleCross : (3D10+7) → 12[3,4,5]+7 → 19

神納雪子:ひくーい
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+4した(侵蝕率:60->64)
GM:それは生きてるぜ!
神納雪子:ですよね!
神納雪子:演出します!
神納雪子:あ、HP2消費!
神納雪子:神納雪子のHPを-2した(HP:26->24)
神納雪子:照準を合わせ、訓練と同じように血を込めた弾丸を撃つ。
神納雪子:だけど。
神納雪子:焦りが、手に伝わる。銃身がブレて。
神納雪子:肩の辺りに浅い傷を与えるにとどまってしまう。
武装戦闘員:「う、ぐぁ……!」フェイスプレートの下から呻き声が上がるが、急所は外れている。
神納雪子:「ごめんなさい…!やり損ねました…来ます!」
“マックスベット”:行動値10。
“マックスベット”:マイナーなし
“マックスベット”:メジャー≪コンセントレイト:オルクス≫+≪空間歪曲射撃≫+≪要の陣形≫+≪アームズリンク≫+≪雷光撃≫+≪MAXボルテージ≫(編集注:コンボ使用データミス)
“マックスベット”:対象はPC全員!
神納雪子:ひえー
“マックスベット”:10DX7 ドッジダイス-2個 ガード値-5
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[2,4,5,5,7,8,8,9,9,10]+6[4,5,5,5,6,6] → 16

GM:低い!!
安孫焔:ドッジ!
安孫焔:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[5,9] → 9

安孫焔:足りない!
神納雪子:ドッジ!
神納雪子:2dx+1>=16
DoubleCross : (2R10+1[10]>=16) → 10[2,10]+3[3]+1 → 14 → 失敗

GM:こわっ
神納雪子:おしい!!!
安孫焔:惜しい!
芦屋法乍:回避!
芦屋法乍:2dx-5
DoubleCross : (2R10-5[10]) → 9[3,9]-5 → 4

芦屋法乍:ぐええ!
“マックスベット”:ダメージ!
“マックスベット”:2D10+20
DoubleCross : (2D10+20) → 16[9,7]+20 → 36

安孫焔:高い!リザレクト!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:44->54)
神納雪子:死!リザレクト!
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:64->69)
神納雪子:神納雪子のHPを5した(HP:24->5)
芦屋法乍:持っててよかったアームドスーツ!HP5で耐える!
“マックスベット”:「哀れだなUGN。炎に向かう蛾のようだ」
“マックスベット”:二丁のアサルトライフルを両手で構える。
“マックスベット”:「己の無力を知って……死ね!」
“マックスベット”:反動で暴れ回る銃身を完璧に制御し、君達に弾丸の雨を見舞う!
神納雪子:「……」立ったまま撃ち抜かれる。流れた血は元のところへ戻っていく。
神納雪子:「無力でも……負けない」
神納雪子:「私は死にません」
芦屋法乍:「うぎゃああっ!洒落なってねーって!」
芦屋法乍:めちゃくちゃに撃たれ転がりまわるが、すぐまた起き上がる
安孫焔:十数発の弾丸を受け、致命傷を負う。しかし、
安孫焔:カラ、 コロン コロン……
安孫焔:傷口が発火し、弾丸を体外に押し出していく。
安孫焔:傷口を煮沸消毒しつつ、止血する。一石二鳥である。
草薙まなか:「……皆……!」車内から悲鳴に近い声が漏れる。
芦屋法乍:「じっとしてろ!」
神納雪子:「大丈夫!大丈夫だから!」
“マックスベット”:「ハッ!」その光景を前に笑う。
“マックスベット”:「俎板の上でいくら足掻こうと、滑稽なだけだぞ」
芦屋法乍:「くそっ」
芦屋法乍:「自分だけ無敵チートでドヤ顔とか」
芦屋法乍:「マジで大人気ねーぞ!おい!」
神納雪子:「言わせて……おけばいいです」
神納雪子:「もっと口の悪い人、知ってますから」
GM:行動値6!安孫さんの手番!
安孫焔:マイナーで戦闘移動して敵のエンゲージに
エンゲージ



 “マックスベット”[10]、武装戦闘員A,B,C[6]安孫焔[6]
(10m)

神納雪子[12]芦屋法乍[3]



安孫焔:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》
安孫焔:対象は武装戦闘員B!
GM:どうぞ!
安孫焔:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[1,2,2,4,5,5,5,7,7]+10[4,10]+10[8]+6[6] → 36

GM:命中!ダメージどうぞ!
安孫焔:4d10+24 装甲有効
DoubleCross : (4D10+24) → 16[3,7,2,4]+24 → 40

安孫焔:ううむ、ちょっと出目が低い
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+8した(侵蝕率:54->62)
武装戦闘員:しかし死亡!
GM:演出どうぞ!
安孫焔:ゆらりと”マックスベット”の元へと歩いていく。
武装戦闘員:「止まれ!」戦闘員が一斉に銃撃を見舞う。
“マックスベット”:1D22
DoubleCross : (1D22) → 21

“マックスベット”:1D2
DoubleCross : (1D2) → 1

“マックスベット”:「世界の正位置」
“マックスベット”:「完成。理想郷。成功。充足。完璧」
安孫焔:と、その時。
安孫焔:”マックスベット”の持つタロットカードが吹き飛ぶ。
“マックスベット”:「お前はまさしく完成された世界に抗うだけの……」
“マックスベット”:「何ッ!?」
安孫焔:安孫の拳によって跳ね飛ばされた戦闘員によって弾かれたのだ。
武装戦闘員:「ごっ……ぶ……げ……」
“マックスベット”:「貴様ァッ……!!」
“マックスベット”:怒りに任せ、血の泡を吹く戦闘員を払いのける。
安孫焔:”マックスベット”の言葉に耳を傾けず、
安孫焔:掴んだ戦闘員(両手剣相当)を振るい縦横無尽に敵を倒していく。
武装戦闘員:「ひぃいいっ!!」「何だこい……ぐげぇえ!!」
“マックスベット”:「何をしている……!!そんな愚者一人に……!!」
“マックスベット”:「そいつから殺せ!!」
安孫焔:「花札なら、賭場でやれ」
“マックスベット”:「タロットだ!!!」
芦屋法乍:「……流石に」
芦屋法乍:「今のはちょっと同情するわ」
神納雪子:「すっごい…」
武装戦闘員:行動値6
武装戦闘員:メジャー≪アームズリンク≫
武装戦闘員:対象は安孫さんと……
武装戦闘員:1D3
DoubleCross : (1D3) → 2

武装戦闘員:芦屋くん!
芦屋法乍:こんなろう!
安孫焔:来い!
武装戦闘員:7DX ドッジダイス-2個
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,2,2,4,4,9,10]+5[5] → 15

武装戦闘員:7DX ドッジダイス-2個
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[3,4,5,6,9,9,10]+8[8] → 18

武装戦闘員:それぞれリアクションせよ!
芦屋法乍:回避!
芦屋法乍:2dx-3
DoubleCross : (2R10-3[10]) → 10[8,10]+4[4]-3 → 11

安孫焔:ドッジ
芦屋法乍:ぎゃー無駄クリ!
安孫焔:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 3[2,3] → 3

安孫焔:無理!
武装戦闘員:ダメージ!
武装戦闘員:2D10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 12[5,7]+8 → 20

武装戦闘員:2D10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 18[9,9]+8 → 26

芦屋法乍:リザレ!
芦屋法乍:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 8[8]+52 → 60

芦屋法乍:よしよし
安孫焔:リザ!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:62->71)
武装戦闘員:「たっ……助け……おぼろぼごぼっ……」
武装戦闘員:「うわぁああ……!!」「何やってんだ!撃て!撃てって!!」
武装戦闘員:恐慌状態になりかけた兵士たちが、一斉に射撃。安孫と芦屋を撃ち抜く。
安孫焔:「………盾には厚みが足りなかったな。」
安孫焔:武装戦闘員(両手剣相当)で銃撃を防ごうとするも、弾は易々と肉を貫通し、安孫に着弾する。
芦屋法乍:「うっぐあ!」
芦屋法乍:「か弱い一般コーコーセーにお構いなしかよ!」
草薙まなか:「……!」
安孫焔:「……ドアは使わなかったのか」芦屋に振り返る
芦屋法乍:「いや上がんねーですって、アレ……」
芦屋法乍:「それに一応」
芦屋法乍:「反撃のことも考えねーといけないんで」
芦屋法乍:敵の位置を確認、そして肩越しに草薙さんを一瞬省みて
GM:ラスト!行動値3で芦屋くん!
芦屋法乍:マイナーで千変万化の影!
芦屋法乍:メジャーでコンセ+シャドースクラッチ+援護の風で攻撃!
GM:対象は!
芦屋法乍:対象どうしよっかなー
芦屋法乍:念の為傷ついてるA!
GM:OKどうぞ!
芦屋法乍:8dx8+4
DoubleCross : (8R10+4[8]) → 10[2,2,3,4,5,6,8,9]+7[4,7]+4 → 21

芦屋法乍:まあまあ
GM:命中!ダメージどうぞ!
芦屋法乍:5d10+10
DoubleCross : (5D10+10) → 34[6,10,6,5,7]+10 → 44

芦屋法乍:むやみに高い
GM:高い!死亡!
GM:戦闘員はC以外全滅!
芦屋法乍:「そこ……だっ」
芦屋法乍:隙を見せた戦闘員の首にワイヤーを引っ掛け
芦屋法乍:ずずずず
芦屋法乍:透明化した片腕に葉脈のような物が走り
芦屋法乍:それが赤い色に上書きされていく
芦屋法乍:「行けッ!」
芦屋法乍:ボボボボボッ!
芦屋法乍:炎がワイヤーの上を走り、敵を焼く!
武装戦闘員:「ぎゃぁっ……!! 熱、熱いぃっ……!!」
武装戦闘員:炎とワイヤーに絡めとられ、のたうち回る。
芦屋法乍:「火ぃ貸してもらいましたぜアニキ」
芦屋法乍:「なーんつってな」
芦屋法乍:しゅるとワイヤーを引っ込める
安孫焔:「……なるほど。」
安孫焔:「そういう能力か。」いまいちわかってないが納得した。
GM:クリンナップ!戦闘終了です。
“ニースプリッター”:『なァ~~にをしてやがる!ええオイ!“マックスベット”ッ!!』
“ニースプリッター”:不意に大音量の通信音声が響く。
芦屋法乍:「!」
芦屋法乍:「なんだ、この声……」
安孫焔:「新手か?」
芦屋法乍:「いや、そーだった」
芦屋法乍:「もうひとりいたわ……”ニースプリッター”」
“ニースプリッター”:『遊んでんじゃあねえぞッ!テメェのその身体は飾りか!このスカタンッ!!』
芦屋法乍:「まだキツくなんのかよ」
芦屋法乍:苦々しく舌打ちする
神納雪子:「攻撃を通す方法がわかれば……」
“マックスベット”:「問題ない。こちらにダメージは無い……万が一にも負けは……」
“ニースプリッター”:『ダメージの話なんかしてんじゃあねえッ!ド派手に高速封鎖してドンパチしてるその状況を言ってンだよ!』
“ニースプリッター”:『すぐにUGNの増援が来る!そうなりゃダメージは無くとも捕縛されて終わりだ!無敵にかまけて頭まで鈍くしてんじゃあねえぞッ!!』
“ニースプリッター”:『遊びは終わりだ!すぐにそいつらを殺して例のガキを連れて来いッ!!』
“マックスベット”:「…………了解した」
安孫焔:「………殴れなくとも捕まえることはできるのか。」
安孫焔:戦闘員を薙ぎ倒しつつ、”マックスベット”に接近する。
“マックスベット”:忌々し気に吐き捨てて、虚空からナイフを構える。
安孫焔:今度は殴るためではなく、相手を掴むためである。
“マックスベット”:「そちらから来るか。好都合だ」
芦屋法乍:「あ、おい!安孫さん!」
芦屋法乍:(いや、いけんのか……?さっきは俺のパワーが足りなかっただけで)
神納雪子:「待って……!」
芦屋法乍:(あの人なら……)
“マックスベット”:「フン」
“マックスベット”: ひゅ ぱ っ
“マックスベット”:一陣の風が吹き抜ける。
“マックスベット”:“マックスベット”を掴もうとした瞬間、安孫の腕がズタズタに切り裂かれている。
芦屋法乍:「ーーなッ」
安孫焔:「——。」
神納雪子:「安孫さんっ!」
“マックスベット”:「その腕でパンチが撃てるか、試してみるか?」
芦屋法乍:判断が遅れた自分を悔やむ。
芦屋法乍:それも後だ、今は……。
芦屋法乍:「うぉおおおっ!」
芦屋法乍:ワイヤーを振り上げ
芦屋法乍:マックスベットを狙う!
神納雪子:咄嗟に銃を構え、同時に数発撃ち込む!
“マックスベット”:「…………」
“マックスベット”:が し っ
“マックスベット”:銃弾はまるで分厚い壁にでも当たったかのように、地面に転がり。
“マックスベット”:芦屋の放ったワイヤーを掴み、逆にこちらに引き寄せる!
神納雪子:「あの人……命が、ないの……!?」
芦屋法乍:「っ!」
芦屋法乍:「ああ、くそ」
芦屋法乍:「焦ってんじゃねーよ馬鹿」
芦屋法乍:後悔とともに呟き、引き寄せられる
“マックスベット”:「……シッ!!」
“マックスベット”:ズ ドン!!
“マックスベット”:砲撃のようなボディブローが、腹に叩き込まれる。
芦屋法乍:「ごほ……あッ」
芦屋法乍:血反吐を吐き、うずくまる
“マックスベット”:「ハッ……」
神納雪子:「芦屋さん……!!」
“マックスベット”:芦屋の脚を掴み上げ、引き起こす。
芦屋法乍:「う……」
“マックスベット”:ぶん、ぶん、と、意趣返しと言わんばかりに、遠心力に任せて振り回し――
“マックスベット”:「そらッ!!」
“マックスベット”:安孫に向けて叩き付ける!
安孫焔:「………っ」
芦屋法乍:「ッ!」
安孫焔:芦屋の身体を受けて、地面に転がる
芦屋法乍:ぐったりと気を失っている
“マックスベット”:「……他愛無い」
“マックスベット”:言い捨て、最後に残った神納に、ゆっくりと歩み寄る。
神納雪子:「ッ!!」躊躇いつつも、手袋を外す。
草薙まなか:「嫌……!雪子、逃げて……!!」
神納雪子:「あなたは……通しません……!」
草薙まなか:「雪子ぉっ……!!」
神納雪子:「大丈夫……大丈夫……」
神納雪子:「大丈夫だから……!」
神納雪子:「この手なら……命を奪う、この手なら!」
“マックスベット”:「…………」神納に歩み寄り、見下ろす。
神納雪子:「っぁああああ!!」
神納雪子:素手となった手で、その肉体に触れる。
神納雪子:触れたものは、そこから腐り落ちる───はず、だった。
“マックスベット”:だが。
神納雪子:「うそ」
神納雪子:生命が流れてこない。
“マックスベット”:「…………?」
“マックスベット”:まるで何事も無かったかのように、そのままそこに立っている。
神納雪子:「本当に………」
神納雪子:「……っ」
神納雪子:「逃げて!!まなか!!!」
“マックスベット”:「あぁ……残念だったな」
“マックスベット”:「『そういうの』も、無駄だ」
“マックスベット”: ず ちゅ
“マックスベット”:湿った音。
神納雪子:「こふ」
神納雪子:少し、空いて。口から血が溢れる。
神納雪子:「……大丈夫」
神納雪子:「痛く……ない、……から………」
“マックスベット”:“マックスベット”の手刀が、神納の腹を貫いている。
草薙まなか:「いや……」かぶりを振る。
草薙まなか:「嫌……!! 雪子……!! 嫌ぁああああっ!!」
神納雪子:その赤い目は、”マックスベット”を見たまま。
神納雪子:ゆっくりと、崩れ落ちる。
神納雪子:「私は……大丈夫、だから………まなか………」
神納雪子:「お願い……」
神納雪子:そのまま、意識をゆっくりと手放した。
“マックスベット”:「さて……」倒れ伏した三人に目を向け。
“マックスベット”:「まだ時間はあるな……」
“マックスベット”:「悪いが私は完璧主義でな」
“マックスベット”:手に付いた血をハンカチで拭い。
“マックスベット”:トドメを刺すべく、銃を抜く。
“マックスベット”:その時、
“マックスベット”:「…………?」
“マックスベット”:音に気付く。エンジン音。
“マックスベット”:見ると、≪ワーディング≫で通行の途絶えたはずのハイウェイを、一台の車が突っ込んで来る。
GM:その様はあまりにも異様。
GM:車体は大量の骨肉で覆われ、有機的な装甲車のような有様。
GM:そこからさらに肉の触手が伸び、“マックスベット”を襲う。
“マックスベット”:「……!?」
“マックスベット”:ナイフを振るい、触手を切り払う。
GM:だが、それはただの時間稼ぎに過ぎない。
GM:車は速度を落とさずに“マックスベット”と交錯し、触手で三人とまなかを拾い上げ、そのまま走り去っていく。
“マックスベット”:「バカな……!! 待てッ!!」
“マックスベット”:追おうとするが、既に車の影は遠く、小さくなっている。
“マックスベット”:「……クソッ……!!」
“マックスベット”:舌打ちをして、“ニースプリッター”への通話のボタンを押した。

“マックスベット”:---

GM:シーン終了。
GM:ロイス購入可!
神納雪子:応急手当を使おう。
芦屋法乍:うひょーっ
神納雪子:神納雪子のHPを+13(2d10->6,7)した(HP:5->18)
芦屋法乍:応急手当買う!
神納雪子:んで、ボディアーマーを狙います。
安孫焔:こっちはどうしようかな…
芦屋法乍:2dx+3
DoubleCross : (2R10+3[10]) → 6[4,6]+3 → 9

安孫焔:応急手当買いましょう
神納雪子:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 5[4,5] → 5 → 失敗

芦屋法乍:購入!でもって使用!
安孫焔:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 7[7,7,7]+4 → 11

神納雪子:失敗!
芦屋法乍:5+2d10
DoubleCross : (5+2D10) → 5+12[4,8] → 17

安孫焔:購入!これは…芦屋くんにパスしようかな?
安孫焔:どうぞ!
安孫焔:ロイス保留で以上です!
神納雪子:こちらも以上!
芦屋法乍:うわーい!ありがとうあそんさん!
芦屋法乍:使う!
芦屋法乍:2d10+17
DoubleCross : (2D10+17) → 11[3,8]+17 → 28

芦屋法乍:ほぼ全快以上!

【Middle3】

GM:シーンPCは芦屋さん、全員登場可能!
芦屋法乍:1d10+69
DoubleCross : (1D10+69) → 7[7]+69 → 76

神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:69->73)
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:71->74)

GM:---
GM:パーキングエリア N市まで1時間30分地点
GM:---

GM:君達は“マックスベット”の強襲から何とか生き延び、ひとまず治療と休息のため、このパーキングエリアで足を止めた。
GM:今のところ追撃の気配はない。UGNにも連絡済みだ。しばらくは時間の余裕が持てるだろう。
本動堂リリコ:「いや~~危なかったねマジで!死んだ!?って思ったけど!」
本動堂リリコ:「生きててよかったねえ!よかったよかった!」
芦屋法乍:「げほっ、ごほっ」
芦屋法乍:手当を受けてなんとか体を起こす。
芦屋法乍:「……あー」
芦屋法乍:「リリィねーさん」
本動堂リリコ:「何かね法乍クン」
芦屋法乍:「ごめん」
本動堂リリコ:「ん?」
芦屋法乍:「俺、アンタのこと疑っちまった」
芦屋法乍:「……正義の味方があんなとこで逃げるわけねーよな」
本動堂リリコ:「へ~、そう思う?」
芦屋法乍:「?」
芦屋法乍:「違うのかよ」
本動堂リリコ:「違うんだにゃ~これが」
芦屋法乍:「……どう違うんだよ」
芦屋法乍:「結局、アンタ俺たちのこと、助けてくれただろ」
本動堂リリコ:「少年は結果論が好きなのかな?」
本動堂リリコ:「確かにあたしは君達を助けた。でもそれはねぇ……」
本動堂リリコ:「使えると思ったからだよ」
本動堂リリコ:一瞬、瞳の奥に、深いがらんどうの虚無が覗く。
芦屋法乍:「……!」
芦屋法乍:それを覗き込み、息を飲む
芦屋法乍:「どういう、意味だよ」
本動堂リリコ:「なはははは」腰掛けていた植え込みから、身軽に降りて
本動堂リリコ:「敵か味方か、本動堂リリコ」
本動堂リリコ:「あたしはねえ、法乍クン」
本動堂リリコ:「別にあの子を助けようと思ってるワケじゃあないんだな、これが」
本動堂リリコ:「勿論、君たちを助けようと思ってるわけでもない」
本動堂リリコ:「お分かりかしら?ドゥーユーアンダスタン?」
芦屋法乍:「じゃあなんで」
芦屋法乍:「こんなとこまで首突っ込んでんだよ、アンタ」
本動堂リリコ:「知りたい?」
本動堂リリコ:ずい、と顔を寄せて
芦屋法乍:「っ」
本動堂リリコ:「それはねぇ……」
本動堂リリコ:「……秘密!」
本動堂リリコ:「……と、言いたいところだけど……」
本動堂リリコ:「少年には教えちゃおうかな。今日だけ特別だぞ」
芦屋法乍:「いや」
芦屋法乍:「はよ教えてくれ!」
芦屋法乍:「もう十分勿体つけてるっつーんだよ」
芦屋法乍:「青少年を弄ぶのがそんなに楽しいか」
本動堂リリコ:「ちょっとぉ」がし、と頭を両手でホールドして
芦屋法乍:「うぎゅ」
本動堂リリコ:「こぉーーんなナイス!バディの!お姉さんに!」
本動堂リリコ:「勿体ぶって弄ばれることなんて滅多にないわよ!」
本動堂リリコ:「ありがたがんなさいよ!!全く近頃の若いモンは……!」
芦屋法乍:「なんだそりゃ……ったく」
芦屋法乍:「俺だってはしゃぎてーけどさ」
芦屋法乍:「……そういう時じゃ……ねーっつーか」
芦屋法乍:うつむき、掌の包帯を見る
本動堂リリコ:「はは~~ん」
本動堂リリコ:「君、おちゃらけて見せて真面目クンだな?」
芦屋法乍:「……ほっとけ!」
芦屋法乍:「つか、話そらすなよ!」
芦屋法乍:顔を赤くしつつ
芦屋法乍:「アンタの目的の話だろ、一体何企んでのか」
芦屋法乍:「どーなんだよ」
本動堂リリコ:「あたしはねえ」
本動堂リリコ:「ただのしがないOLなのよ」
芦屋法乍:「OL?」
本動堂リリコ:「しがない……?いや、バリキャリ……?バリバリ……?」
芦屋法乍:「会社勤めてんの?マジで?」
芦屋法乍:「全然見えねー……そういう雰囲気じゃねー……」
本動堂リリコ:「何よ、無職のフーテンに見える?こーんな真面目そうな女を捕まえて……」
芦屋法乍:「いやそれは無理がある」
本動堂リリコ:「ケッ!誤魔化されんか」
芦屋法乍:「されんわ」
本動堂リリコ:「そーなの。つとめびとなワケよ。何の因果か企業の手先……」
本動堂リリコ:「でもって、お仕事中なワケ」
本動堂リリコ:「お分かりかしら?アーハーン?」
芦屋法乍:「……神城とか」
芦屋法乍:「そういう奴らか」
本動堂リリコ:「おっほほ」笑いが漏れる
本動堂リリコ:「さぁ~~~……?」
本動堂リリコ:「どうでしょう……?」
芦屋法乍:「そこはほじくらねーよ、どーせ教えてくんないだろ」
芦屋法乍:「俺らを助けることがそっちのビジネスに関わってるってわけだ」
本動堂リリコ:「そゆこと~」
芦屋法乍:「んで、それをわざわざここで話すってことは」
芦屋法乍:「少なくとも、あの子を狙ってるわけじゃない」
本動堂リリコ:「そーだよ。でも」
本動堂リリコ:「使えなさそうなら、君らを損切りする気も満々だった」
芦屋法乍:「本格的な商売はN市UGNに保護されてからってことか?」
芦屋法乍:「……そーいう話ね」
本動堂リリコ:「あの子には興味ないよ。これはマジ」
本動堂リリコ:「君らを利用してんのも、マジ」
芦屋法乍:「わかった。けど確かにアンタ、いい人じゃなさそうだ」
本動堂リリコ:「そういうこと。でもまあ、わざわざここまで教えちゃったのは……」
本動堂リリコ:目を細めて笑う。
本動堂リリコ:「君らのこと、気に入っちゃったからかもね」
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:「なんだそりゃ」
芦屋法乍:苦笑しつつ
芦屋法乍:「ありがとな、リリィさん」
本動堂リリコ:「おいおい少年」
本動堂リリコ:「美人のおねーさんに甘い言葉を囁かれたって、信用しちゃあいけませんぜ」
本動堂リリコ:「詐欺られるぞ。詐欺」
芦屋法乍:「アンタがどういう人間でも、やっぱ助けてくれたのは」
芦屋法乍:「俺にとってホントのことだよ」
本動堂リリコ:「かァ~~、やっぱ真面目クンだなぁ?」
芦屋法乍:「いーんだよ」
芦屋法乍:「美人のおねーさんに騙されんなら本望だっての」
芦屋法乍:「箸が転がっても興奮するお年頃ってやつ」
本動堂リリコ:「青春だねえ……っていうか発情期?」
本動堂リリコ:「それなら……おっと」
本動堂リリコ:端末を確認して。
本動堂リリコ:「ありゃ~……」
本動堂リリコ:「ヤバいねこりゃ」
芦屋法乍:「どした?」
本動堂リリコ:「あっちの二人と合流した方が良さげなカンジ。行くよ」
本動堂リリコ:言うなりすたすたと歩きだす。
芦屋法乍:「おいおい、ちょ……服着るから!待って!」
芦屋法乍:わたわたとついていく

GM:---

GM:君達、安孫と神納は、先に意識を取り戻し、まなかと共に軽い食事などを取って休憩していた。
GM:だが、当の草薙まなかは、
草薙まなか:「…………」
草薙まなか:襲撃以降、ずっと浮かない顔で黙っている。食事にも殆ど手を付けていない。
安孫焔:「食べないのか。」
草薙まなか:「…………」肯定か否定か、曖昧に首を振る。
安孫焔:まなかの向かいにいる安孫はそれとは反対にもりもりと食事を取っている。
神納雪子:その隣で、申し訳なさそうに座っている。
神納雪子:こちらはハンバーグを少しずつ食べている。
草薙まなか:「……私……」
草薙まなか:「…………」
草薙まなか:食事を一口食べて、席を立つ。
神納雪子:「ごめんね、つらい思い、させちゃった」
草薙まなか:「……大丈夫。平気よ?」
草薙まなか:そのまま、すたすたと歩いていく。
神納雪子:「…まなか?」
草薙まなか:「…………」
草薙まなか:「あ、いえ……」
草薙まなか:「そうじゃなくてね……」
草薙まなか:小走りで駆け寄って、
草薙まなか:耳元で「お花を摘んで来るわ」と小声で言って、
神納雪子:「あ」
草薙まなか:少し恥ずかしそうにまた歩いていく。
神納雪子:「……うん。いってらっしゃい」
神納雪子:まなかを見送って。
安孫焔:こちらもまなかを見送る
神納雪子:「……ふう」
神納雪子:「安孫さん。お怪我の方は大丈夫…ですか?」
安孫焔:「傷口を塞ぐのは得意だ。」
神納雪子:「……よかった。結構ひどくやられてたみたいだから……」
安孫焔:「………。」もぐもぐとまた食事を始める。
安孫焔:「やられたな。」
神納雪子:「……私……なんだか、悔しいです」
神納雪子:「攻撃が効かないのは聞いてたけど……それでも」
神納雪子:「何もできなかった……」
安孫焔:「だが負けてはいない。」
神納雪子:「!」下を向いていた顔を上げる。
神納雪子:「そう……そう、です」
安孫焔:「まだ生きてる。拳を握れるし、足で蹴れる。」
安孫焔:がぶ、と肉まんに齧りつく。
安孫焔:「歯で噛み切れる。」
神納雪子:頷く。
神納雪子:「私は、負けない。それが、私の強みなのに……」
神納雪子:「弱気に、なってました」
神納雪子:「そう…まだ」
神納雪子:再び手袋をつけた、自分の手を見る。
神納雪子:あの時。この手は命で満たされなかった。
神納雪子:それは、まだ。この腐食を相手に届けることができるということ。
神納雪子:「まだ、やれます。私も」
安孫焔:「……食え。」
神納雪子:「……はい!」
神納雪子:ハンバーグの塊を頬張る。
安孫焔:「カチコミは体力が要る。」
神納雪子:「……本当にヤクザさんだったんですね」
神納雪子:もぐもぐ。
安孫焔:「ああ。もう組は潰れたが。」
神納雪子:「そう……だったんですか」
安孫焔:「今はUGN組ここの鉄砲玉だ。」
神納雪子:「やっぱり…家族みたいなもの……だったんですか?」
安孫焔:「………ああ。」
神納雪子:「……よく、してくれてた……?」
安孫焔:「ああ。」
神納雪子:「………」
神納雪子:「私、私は家族って……わからないんですけど」
神納雪子:「きっと、安孫さんにとってかけがえのないものだったんでしょうね」
安孫焔:「…………。」
神納雪子:「…私は、そういうのって、まだわからないけど」
神納雪子:「でも、今は」
神納雪子:「今は、まなかが大事です」
神納雪子:「その……えっと、全然なんかうまく話せてないな……」
神納雪子:「ただやっぱり」
神納雪子:「奪われるのって、つらいとおもうんです」
安孫焔:「………自分が傷つくのは別にどうとも思わない。」
安孫焔:「だが、大切なものが奪われるのは……苦しい。」
神納雪子:「……」
安孫焔:「自分の無力への怒りが心を苛む。」
神納雪子:「うん……」
安孫焔:「あの子もお前も、同じ怒りを抱いているだろう。」
神納雪子:頷く。
安孫焔:「ここで引いたら、その痛みは一生続く。」
神納雪子:「…………はい」
安孫焔:「あの子もお前も、傷つけない道を選べ。」
神納雪子:「はい!」
安孫焔:もそもそと食事を再開する。
神納雪子:こちらも、あとは黙って食事を取る。

GM:---

本動堂リリコ:「ヘイヘイヘイ!ボーイアンドガール!」神納と安孫のもとにやってきて
本動堂リリコ:「草薙ガールは?どこ行っちゃった?」
神納雪子:「あ、えっと」
神納雪子:「お花を摘みに……」小声で
安孫焔:「この辺りに花畑なんてあるのか?」
芦屋法乍:「いやそーいうことではなくて……」
本動堂リリコ:「ヤバいじゃん」
神納雪子:「えっ…」
本動堂リリコ:「おいで」神納さんの手を引いていく
神納雪子:「……!」
神納雪子:引っ張られていく。
GM:その先、女子トイレには人の気配が無い。
GM:ただ、窓が開け放たれている。
芦屋法乍:「!?」
神納雪子:「───!」顔が青くなる。
芦屋法乍:「くそっ、攫われたのか……いや」
芦屋法乍:「これ……おい冗談じゃねえぞ、まさか」
安孫焔:「………分かれた隙を狙われた、ということか?」
本動堂リリコ:「これ見てみ?」
本動堂リリコ:端末を差し出す。
神納雪子:端末を受け取る。
本動堂リリコ:いつから仕込んだものなのか、まなかの携帯の通信を傍受し、転送する仕掛けらしい。
神納雪子:「これ……っ」
本動堂リリコ:「あ、そこは言いっこ無しね。問題はこっち」
本動堂リリコ:それは一通のメールだ。数十分前に送られてきたものらしい。
神納雪子:メールに目を通す。
本動堂リリコ:文面は、草薙まなかを誘い出すもの。一人で来れば、他の護衛には危害を加えない旨が記されている。
本動堂リリコ:差出人は、おそらく“ニースプリッター”だろう。
神納雪子:「………まなか……!」
神納雪子:ぎゅっ、と拳を握りしめる。
芦屋法乍:「……やっぱりじゃねえか、ああもう」
芦屋法乍:「あいつ、自分から」
安孫焔:「おい。」
安孫焔:リリコに声を掛ける
本動堂リリコ:「なーに?」
安孫焔:「奴を殴る方法を教えろ。もう保留は無しだ。」
本動堂リリコ:「ああ、そうだった」
本動堂リリコ:「タネは簡単。“マックスベット”じゃなくて、“ニースプリッター”を潰せばいい」
本動堂リリコ:「“マックスベット”の……何ていうのかな?ジャームとしての核は、“ニースプリッター”に移植されてるわけ」
本動堂リリコ:「あの青スーツは、そこにいるけどそこにいないって感じになってんの。伝わる?ニュアンス。どう?」
神納雪子:「じゃあ、彼の命は」
神納雪子:「あの体じゃなくて、”ニースプリッター”の中にある」
本動堂リリコ:「そ-いうこと。優秀!花マルあげちゃう」
神納雪子:「……”ニースプリッター”を探さなくちゃ」
神納雪子:「リリコさん。色々、ありがとうございます」
神納雪子:「私たちを……まなかを助けてくれて」
神納雪子:「良い人…ってだけじゃないとは思いますけど」
本動堂リリコ:「いーのいーの。こっちの都合だから」ひらひら手を振って
本動堂リリコ:「それに、“ニースプリッター”なら向こうから出てくると思うよ」
神納雪子:「……向こうから……?」
本動堂リリコ:「自分の核を他に移すなんて、そんな仕掛け、放っといて長く保つワケないと思わない?」
本動堂リリコ:「“マックスベット”の活動可能時間は極めて短い。“ニースプリッター”の調整が必要なのよ」
安孫焔:「なるほど。」脳内で複雑な要素を排除。
安孫焔:「”ニースプリッター”がやってきたところを殴る。でいいんだな。」
本動堂リリコ:「そゆこと!」
芦屋法乍:「RPGのボスキャラみてーなややこしいことしやがって」
神納雪子:「…なるほど。リスクを冒さなければ、無敵は維持できない……」
芦屋法乍:「今度はこっちのターンだ。やってやろうぜ」
神納雪子:「はい!」
GM:メールに記載された場所はすぐ近くだ。君達の脚ならすぐに辿り着けるだろう。
GM:だがそれは同時に、時間さえあればまなかの足でも届く距離という事だ。
安孫焔:「よし、行くぞ。」
神納雪子:(絶対に……あの子を、傷付けさせない)
神納雪子:ぐ、と拳を握り締めて。
神納雪子:「はいっ!」
安孫焔:「護衛は苦手だが、」
安孫焔:「カチコミは得意だ。」
安孫焔:拳を鳴らしてネクタイを直す。
本動堂リリコ:「あっ待ってて!」
本動堂リリコ:慌てて走っていって、
本動堂リリコ:ギャリギャリギャリギャリ!
本動堂リリコ:車に乗り込み、不必要にドリフトしながら目の前に停車する。
本動堂リリコ:「乗りな!!」
芦屋法乍:「……」
神納雪子:「!」
安孫焔:「よし。」
芦屋法乍:「それ言いたかっただけだろ!」
神納雪子:「行きます!」
芦屋法乍:「くそっ」
芦屋法乍:「ツッコミの手数がたんねー!」
芦屋法乍:言いながら乗り込む
安孫焔:助手席に乗り込む。
神納雪子:後部座席へ。
本動堂リリコ:「行くよ!舌噛むんじゃないよ!」
GM:キュルキュルと甲高い音を響かせて、車は急発進する。
GM:行く手は“ニースプリッター”の待つ、港の倉庫。

GM:---

GM:シーン終了。
GM:最後のロイス購入タイム!
神納雪子:照準器でも狙うか
神納雪子:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 8[5,8] → 8 → 失敗

神納雪子:身の丈に合わなかった
神納雪子:以上!
芦屋法乍:じゃあこっちも照準器!
芦屋法乍:自分に援護の風!
芦屋法乍:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 9[1,4,7,7,9]+3 → 12

芦屋法乍:いくらでしたっけ
芦屋法乍:ダメそう
安孫焔:照準器!
安孫焔:3dx+4>=15
DoubleCross : (3R10+4[10]>=15) → 10[1,4,10]+10[10]+2[2]+4 → 26 → 成功

安孫焔:買えちゃった
芦屋法乍:ヒューッ!
神納雪子:すっごい!?
芦屋法乍:アニキィ!
安孫焔:神納さんにパス!
神納雪子:ありがとう!大好き!
神納雪子:ストライクチップに装着して達成値+1だ!
安孫焔:そして以上!
神納雪子:以上!
芦屋法乍:以上!



【Climax】

GM:クライマックスシーンです。全員登場!
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:73->77)
芦屋法乍:79+1d10
DoubleCross : (79+1D10) → 79+9[9] → 88

安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:74->79)

GM:---
GM:辰白浜埠頭 倉庫
GM:---

“ニースプリッター”:荒れ果てた薄暗い倉庫。“マックスベット”の腕に、何本もの薬液を注射する男。
“ニースプリッター”:“ニースプリッター”。神経質そうな細い目に、逆立てた髪。場末のチンピラめいて見えるが、FHの研究者である。
“ニースプリッター”:「……これでいい。あと10分遅ければ、後遺症が出てたとこだ」
“マックスベット”:「ああ」捲った袖を片手で抑えながら。
草薙まなか:「…………」
草薙まなか:縛られもせず、地べたにしゃがみ込んで俯いている。
“ニースプリッター”:「よし、それじゃあ……」“マックスベット”を見て
“ニースプリッター”:「……奴らをさっさと殺して来い」
草薙まなか:「……!? な……」
“マックスベット”:「さっさとこの子供を連れて逃げたほうがいいんじゃないか」
“ニースプリッター”:「それはいつでも出来るじゃねえか!いいか?今大事なのはなァ!」
“ニースプリッター”:「お前がその身体の事を知られて!その上そいつらがまだ生きてるって事だ!」
“ニースプリッター”:「“マックスベット”よォ!お前のその身体は『無敵』だ!『最強』だ!だが『絶対』じゃあねえ!」
“ニースプリッター”:「UGNに情報を持って帰られて!じっくり時間を掛けて分析でもされてみろ!俺たちゃ終わりだ!」
“ニースプリッター”:「こんなガキ一匹!とっ捕まえるだけの仕事でな!!」まなかを強かに蹴り飛ばす。
草薙まなか:「あ、ぐっ……!!」
“ニースプリッター”:「いいからさっさとUGNの犬共をブチ殺して来いッ!!分かったか?分かったなら分かったと言いやがれッ!!」
“マックスベット”:「……了解した」
草薙まなか:「は……話が……」
“ニースプリッター”:「あん?」
草薙まなか:「約束が……違うじゃない……!私が一人で来れば……皆には……何もしないって……」
“ニースプリッター”:「……オイオイ……」
“ニースプリッター”:「本気で信じたのか?涙が出る純真ぶりだな……」
“ニースプリッター”:「なあ?どう思うよ“マックスベット”?俺たちはこういう……人を信じる心!っつーのか?そういうのをいつの間にか忘れちまったのかもしれねーなァ……」
“マックスベット”:「…………」
草薙まなか:「そうよ……私は……あなたを信じて……」
“ニースプリッター”:「だがそんなのはなァ!『忘れた』んじゃあない!『捨てた』んだよ!」
“ニースプリッター”:「人を信じる?そんなもんはなあ!何の役にも立たない!燃えないゴミ以下のクズなんだよ!」
“ニースプリッター”:「お前の護衛は殺す!お前は連れて行く!それで終わりだ!」
“ニースプリッター”:「安心しなよ……お前は燃えないゴミなんかにはならねえ」
“ニースプリッター”:「お前は最高の素体だ!内臓の一片!血の一滴まで!余すことなく使ってやるからよォ!!」
草薙まなか:「……!!」
“ニースプリッター”:這いつくばるまなかに向け、下卑た哄笑が降り注ぐ。
草薙まなか:「ぐ……ぅうっ……!」
草薙まなか:痛む身体で、何とか逃げ出そうとして。
“ニースプリッター”:その背に≪ワーディング≫が放たれる。
草薙まなか:「ぎっ……!!あ……!!あぁああああッ!!」
草薙まなか:突如襲い来る激痛に、つんのめって転がり、受け身も取れずに倒れる。
“ニースプリッター”:「逃げられる訳ねえだろうがよ……ワーディングだけでその有様とは哀れなことだよなァ……?」
“ニースプリッター”:「どうせ逃げられやしねえ……助けなんて来やしねえってのによ……」
草薙まなか:「……!」
草薙まなか:ここには誰にも言わずに来た。メールを受け取った通信端末も、ここに自分で持っている。
草薙まなか:まなかが居なくなっても、行先は誰にも分かるはずがない。
“ニースプリッター”:「……ああ、そうだ。何も生体実験に使うわけじゃねえんだ」
“ニースプリッター”:倒れ伏すまなかに歩み寄り、銃を抜く。
“ニースプリッター”:「ここでさっさと、殺しておくか」
草薙まなか:「…………!!」
草薙まなか:己の無力さと愚かさに、涙が零れ落ちる。
“ニースプリッター”:「じゃあな」
草薙まなか:(……雪子……!!)
草薙まなか:激痛の中、涙を零し、ぎゅっと目を瞑る。
安孫焔:その時。
安孫焔:倉庫のシャッターを破り、一台のバンが突っ込んでくる。
“ニースプリッター”:「……!?」
安孫焔:「そのまま照準を合わせろ。」ハンドルを握るリリに言う。
本動堂リリコ:「あ!?照準ってお前……何する気だよ!?」
安孫焔:「あれに向けろと言っているんだ。」
安孫焔:”ニースプリッター”を指差す。
本動堂リリコ:「何!?そういう能力!?」言われるがままハンドルを切る。
安孫焔:そして、横からアクセルを思いっきり踏む。
本動堂リリコ:「おま何し……オワァアアーーッ!!」
芦屋法乍:「マジでか……マジでかマジでかマジでか!」
“マックスベット”:「おいッ!!“ニースプリッ……」
安孫焔:敵を見たら”進め”。交通ルールの基本である。
“ニースプリッター”:「………… ……は!?」
安孫焔:ば  こ ぉん !!
“ニースプリッター”:「ぐがぼぁげぼぁ!!」
GM:急加速した鉄の塊が、“ニースプリッター”を跳ね飛ばす。
芦屋法乍:「うわあああああーーーっ!!」
芦屋法乍:顔面蒼白。
安孫焔:この場にいる敵も味方も、理解したであろう。
安孫焔:安孫はブレーキを知らない。
“マックスベット”:「……ッター”!!避け……!!」
神納雪子:そして、その衝撃で車が揺れる中!
神納雪子:ドアが開き、少女が飛び出す!!
神納雪子:「まなかっっ!!!」
草薙まなか:「…………!!」
草薙まなか:信じ難いものを見たように、大きく目を見開く。
草薙まなか:「雪子……!?」
神納雪子:「ごめんね、ごめんね……!気づいてあげられなくって」
神納雪子:「でも、来たよ!あなたに痛い思い、させたくないから!!」
神納雪子:「あなたと一緒に!美術館!行くんだから!」
草薙まなか:「……!!」
草薙まなか:「うん……!うん……!」
草薙まなか:「ごめんなさい雪子……!」
草薙まなか:「私……騙されちゃって……」
草薙まなか:「皆を助けたいと思ったのに……迷惑かけちゃって……」
神納雪子:「いいの……!」膝立ちになって、抱きしめる。
草薙まなか:「……雪子ぉ……」
神納雪子:「いいんだよ……」
神納雪子:「でも、一緒に」
神納雪子:「二人とも、傷つかない道を、行こう?」
草薙まなか:「……うん……!」
芦屋法乍:「さて……と、あー」
本動堂リリコ:「アァーッ!!人轢いちまったよ!!免停かなこれ!?板金何万コース!?」
安孫焔:それに続いて降りる。
安孫焔:またドアを引きちぎって、今度は床を抉りつつ無理矢理直立させる。
“ニースプリッター”:「ごほっ……ぐっ……ごぼっ……!」咳き込みながら起き上がる。
芦屋法乍:「全然そういう感じじゃなくなっちまったけど」
芦屋法乍:「ヒーロー参上ってことで」
芦屋法乍:がしがし頭をかきながら前に出る
安孫焔:「後ろにいろ。」
安孫焔:まなかに背後に隠れるように言って、立ち上がった”ニースプリッター”を見据える。
芦屋法乍:「お!今のはそれっぽい!」
芦屋法乍:こちらも並んで敵を見据える。
“ニースプリッター”:「……テメェらァ……!!」怒りに燃える目で君達を見つめる。
“ニースプリッター”:「は……ははッ……!そっちから来るとは好都合だぜ……!」
神納雪子:「……好都合は、どっちでしょう」
神納雪子:「あなたのことは、許さない」
“ニースプリッター”:「まだ懲りないのか?おい!“マックスベット”ッ!!」
“ニースプリッター”:「この救えねえ馬鹿共をぶち殺せッ!!」
“ニースプリッター”:「許さなかったらどうするってんだ!?あぁ!?」
神納雪子:「死んでもらいます」
“ニースプリッター”:「やってみろッ!!こいつを倒せるんならなァ!!」
“マックスベット”:「…………」“ニースプリッター”を守るように立ち塞がる。
安孫焔:拳を鳴らして、ネクタイを直す。
神納雪子:手袋を脱ぎ捨てる。
芦屋法乍:ワイヤーを足元に垂らす
“マックスベット”:1D22
DoubleCross : (1D22) → 4

GM:1D2
DoubleCross : (1D2) → 1

“マックスベット”:「皇帝の正位置」
“マックスベット”:「支配。権力。安定。成功。責任」
“マックスベット”:「……やはりそうだ」
“マックスベット”:「私の絶対性は揺るがない」
“マックスベット”:「何度来ようと同じことだ」
“マックスベット”:「お前達の命運は、私に挑んだ時点で既に尽きている」
芦屋法乍:「どーかな」
芦屋法乍:「王様気取りだと足元掬われるぜ」
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:「なあ安孫さん、いっこ聞いていいか」
芦屋法乍:「いっかい負けた相手、自分よりも強いのがわかってる相手と戦う時」
芦屋法乍:「どうしてる?」
芦屋法乍:敵を見据えつつも、その指先は震えている。
芦屋法乍:人と戦った経験自体が多くない。
安孫焔:「俺は負けたことなどない。」
安孫焔:「負けるとは心も身体も死ぬことだ。」
安孫焔:「どっちも折られなければお前は負けない。」
安孫焔:「相手がたとえ誰であろうとな。」
安孫焔:「生きたいなら武器を握れ。頭だけになっても立て。命を全うしろ。」
芦屋法乍:「……スタンドアンドファイトってか」
芦屋法乍:「俺はアンタくらいかっちょよくもタフにもなれそーもねーけど」
芦屋法乍:「そういう『男』って台詞」
芦屋法乍:「聞きたかったとこだ……!」
芦屋法乍:グッと拳を握る
“マックスベット”:“マックスベット”が強烈なワーディングを解き放つ。辺りの空気が震え、レネゲイドを強振させる!
GM:衝動判定、難易度9。
草薙まなか:「…………!」
芦屋法乍:「行くぞっ!クソ野郎ッ!」
神納雪子:「まなか……少しだけ……我慢して」!
芦屋法乍:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[7,8,9,9] → 9

芦屋法乍:2d10+88
DoubleCross : (2D10+88) → 10[8,2]+88 → 98

芦屋法乍:ぼちぼち
神納雪子:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 10[1,4,10]+2[2] → 12 → 成功

神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+11(2d10->1,10)した(侵蝕率:77->88)
安孫焔:2dx 意志
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[7,8] → 8

安孫焔:暴走!
安孫焔:79+2d10
DoubleCross : (79+2D10) → 79+9[2,7] → 88

本動堂リリコ:「おっとォ」気絶したまなかを受け止め、抱える。
本動堂リリコ:「この子の事なら安心していいよ」
本動堂リリコ:「ま、このくらいはサービスしといてあげよう」
芦屋法乍:「頼む!」
GM:NPCカードが使用可能です。

・本動堂リリコ
≪イージスの盾≫+≪スプリングシールド≫
任意のPCのが受けるダメージ-(5D10+10) シナリオ1回

GM:クライマックス戦闘を開始します。
エンゲージ



 “マックスベット”[10]“ニースプリッター”[8]武装戦闘員[6]
(5m)

神納雪子[12]安孫焔[6]芦屋法乍[3]



GM:セットアップから!
神納雪子:なし!
安孫焔:なし!
芦屋法乍:なし!
“ニースプリッター”:≪加速装置≫ 行動値+6
“マックスベット”:≪虚無の城壁≫ラウンド間ガード値+12
GM:“マックスベット”はEロイス≪究極存在≫によりダメージ無効状態にあります。
GM:解除条件は“ニースプリッター”の戦闘不能。
GM:ではイニシアチブ、行動値14で“ニースプリッター”から!
“ニースプリッター”:マイナー≪ポルターガイスト≫インプラントミサイル破壊 攻撃力+12
“ニースプリッター”:メジャー≪コンセントレイト:オルクス≫+≪空間歪曲射撃≫+≪要の陣形≫+≪アームズリンク≫+≪雷光撃≫+≪MAXボルテージ≫
“ニースプリッター”:対象PC全員!
“ニースプリッター”:10DX7 ドッジダイス-2個 ガード値-5
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,2,4,4,5,7,7,8,8,10]+10[2,2,2,7,8]+6[2,6] → 26

神納雪子:ドッジします
神納雪子:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 4[4,4]+1 → 5

神納雪子:ダメ!
安孫焔:ドッジ!
安孫焔:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[4,5,7,7,8,9] → 9

安孫焔:失敗!
芦屋法乍:回避!
芦屋法乍:6dx-3
DoubleCross : (6R10-3[10]) → 10[1,4,5,6,8,10]+6[6]-3 → 13

芦屋法乍:ダメ!
“ニースプリッター”:ダメージ!
“ニースプリッター”:3D10+20+12
DoubleCross : (3D10+20+12) → 20[9,8,3]+20+12 → 52

安孫焔:リザ!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:88->97)
安孫焔:グエッ
神納雪子:高っ…!リザレクト!
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:88->89)
神納雪子:神納雪子のHPを1した(HP:18->1)
芦屋法乍:リザれー!
芦屋法乍:98+1d10
DoubleCross : (98+1D10) → 98+2[2] → 100

神納雪子:うわっ
芦屋法乍:ぐええ
芦屋法乍:1番嬉しくないパターン
神納雪子:待機するしかない…
“ニースプリッター”:「バカが……!!俺と……こいつは……!!」
“ニースプリッター”:改造された身体から、構えた大量のメスに電気が流れ込んでいく。
“ニースプリッター”:「無敵のコンビなんだよォーーッ!!」
“ニースプリッター”:電荷を帯び、鉄をも切り裂く凄まじい切れ味となったメスを、辺りに滅茶苦茶に投げ放つ!
芦屋法乍:「うぐあっ!くそ!」
芦屋法乍:「ただの医者じゃねえのかよ!こっちまで攻撃してくんのか!」
神納雪子:立ったまま、その攻撃を受ける。
神納雪子:(血が……あまり戻らない……!)
神納雪子:(だめ……もう少し。待たないと……)
安孫焔:「………。」
安孫焔:メスが体に突き立ち、さながら弁慶のようになりながらも立っている。
GM:イニシアチブ12、神納さんの手番!
神納雪子:待機します!
GM:では10でマックスベット!
“マックスベット”:マイナーなし
“マックスベット”:≪コンセントレイト:バロール≫+≪瞬速の刃≫+≪フェイタルヒット≫+≪因果歪曲≫
“マックスベット”:対象PC全員!
安孫焔:グエエー
“マックスベット”:10DX7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[2,3,4,5,5,7,7,8,8,10]+10[1,1,4,4,10]+4[4] → 24

神納雪子:ドッジ!
神納雪子:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[1,2,3,6] → 6

安孫焔:ううん、受けよう。ガード
芦屋法乍:回避!
芦屋法乍:6dx-3
DoubleCross : (6R10-3[10]) → 9[2,4,5,7,8,9]-3 → 6

芦屋法乍:ひっどい出目
“マックスベット”:ダメージ!
“マックスベット”:3D10+5+5D10
DoubleCross : (3D10+5+5D10) → 16[5,6,5]+5+34[10,4,8,4,8] → 55

安孫焔:死ぬ!リザレクト!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:97->104)
神納雪子:sinu
神納雪子:りざ!
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:89->99)
神納雪子:極端!
神納雪子:神納雪子のHPを10した(HP:1->10)
芦屋法乍:ぐぎゃー!”マックスベット”にロイス取得復帰!
“マックスベット”:1D22
DoubleCross : (1D22) → 2

芦屋法乍:感服/恐怖○!HP14!
“マックスベット”:1D2
DoubleCross : (1D2) → 2

“マックスベット”:「女教皇。その逆位置」
“マックスベット”:虚空から取り出すのは、二本のダガー。
“マックスベット”:それを十字を描くように重ね合わせる。
“マックスベット”:「批判、悲観、冷徹、無視、無神経」
“マックスベット”: ヒュ カッ!
“マックスベット”:投げ放たれたダガーが高速で回転、弧の軌道を描いて君達を切り裂く!
芦屋法乍:「くッ、そ」
芦屋法乍:切り刻まれ、全身から血が吹き出す
芦屋法乍:「あながちハッタリでもねーな……息ピッタリかよ!」
“マックスベット”:「貴様らに慈悲は持たない」帰ってきたダガーを容易にキャッチする。
安孫焔:「慈悲?」
安孫焔:「いつ俺たちがそんなもの欲しがった。」
安孫焔:「欲しいのはお前たちの命だ。」
安孫焔:流血しながら呟く。
GM:イニシアチブ6、安孫さん!
安孫焔:マイナーで戦闘移動。
エンゲージ



 “マックスベット”[10]“ニースプリッター”[8]武装戦闘員[6]安孫焔[6]
(5m)

神納雪子[12]芦屋法乍[3]



安孫焔:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》
安孫焔:対象は戦闘員!
GM:どうぞ!
安孫焔:13dx7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,1,2,3,5,5,6,6,6,6,8,9,9]+10[6,6,10]+6[6] → 26

安孫焔:当たれー!
武装戦闘員:イベイジョン8で命中!
安孫焔:ダメージ!装甲無視!
安孫焔:3d10+16+10
DoubleCross : (3D10+16+10) → 12[8,3,1]+16+10 → 38

武装戦闘員:死亡!戦闘員全滅!
芦屋法乍:よっしゃあ!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+8した(侵蝕率:104->112)
安孫焔:ゆっくりと、間合いを詰める。
安孫焔:先ほど戦闘に参加した戦闘員たちにはもはやその行動の意味が身に染みているのかもしれない。
安孫焔:安孫焔は、ブレーキを知らない。
武装戦闘員:「ッ……止まれ!来るんじゃねえ!」ハイウェイの戦闘でも見かけた戦闘員だ。
武装戦闘員:既にその身体には、染みついている。恐怖が。
武装戦闘員:迫り来る男に、必死に銃口を向ける。
安孫焔:「手下を引き連れ、チャカやドスを振り回すのが得意らしいな。」
安孫焔:瞬時に踏み込んで銃撃を回避する。目前に、生ける炎が現れる。
武装戦闘員:「ひ……っ……!!」
安孫焔:男は、すでに拳を大きく振りかぶっている。
安孫焔:渾身の、右。
安孫焔:拳は戦闘員の身体を貫通し、肋骨を折り背中側から弾き飛ばす。
武装戦闘員:「がびゅっ!?」
安孫焔:放たれた肋骨はさながら弾丸のように”ニースプリッター”の頬を掠める。
安孫焔:「これが俺のチャカだ。」
“ニースプリッター”:「うぉおおっ!?」
武装戦闘員:「…………」悪趣味なアートのようになって、どしゃりと床に転がる。
“ニースプリッター”:「使えんにも程がある……!金の無駄だったな……!」
GM:イニシアチブ3、芦屋くん!
芦屋法乍:あい!
芦屋法乍:マイナーで千変万化の影、白兵!メジャーでコンセ+シャドースクラッチ+援護の風!
芦屋法乍:いや
芦屋法乍:援護の風は抜きで!コンセとシャドースクラッチでいきます
芦屋法乍:あたってくれ!
芦屋法乍:7dx7+5
DoubleCross : (7R10+5[7]) → 10[1,1,5,5,6,7,10]+2[1,2]+5 → 17

芦屋法乍:うわーっ!マジか!
GM:あっ対象は!
芦屋法乍:あ、ニースプリッターです!無論!
“ニースプリッター”:ドッジ!
“ニースプリッター”:6DX
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[4,5,6,9,9,9] → 9

“ニースプリッター”:≪領域の盾≫
“ニースプリッター”:“マックスベット”にカバーさせます。
芦屋法乍:4d10+11
DoubleCross : (4D10+11) → 18[2,8,6,2]+11 → 29

芦屋法乍:よし低め
“マックスベット”:≪究極存在≫により無敵!
芦屋法乍:このやろう~~
芦屋法乍:ヒュオッ!
芦屋法乍:タイミングを見計らい、ニースプリッターの首元にワイヤーが迫る!
芦屋法乍:「これで……!」
“ニースプリッター”:「!! “マックスベット”ーーッ!!」
“マックスベット”:一瞬で攻撃に割り込み、ワイヤーをその身に受ける。
“マックスベット”:「…………」
芦屋法乍:「取らせてくれるわきゃねーよな……」
芦屋法乍:苦笑い
芦屋法乍:「こいつら引き離さねーとどーにもなんねーわこれ!」
芦屋法乍:「雪子っち!なんとかしてくれ!」
“ニースプリッター”:「クク……ハハハハッ!!何をしても無駄だ!」
“ニースプリッター”:「俺と“マックスベット”!最強の頭脳と最強の肉体!」
“ニースプリッター”:「お前達には億にひとつの勝ち筋も!無い!!」
神納雪子:「……負けてなければ」
神納雪子:「道は、あります!」
GM:イニシアチブ0、待機中の神納さん!
神納雪子:はい!
神納雪子:マイナーストライクチップ起動。
神納雪子:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《滅びの一矢》で”ニースプリッター”を攻撃!
GM:来い!
神納雪子:13dx7+3
DoubleCross : (13R10+3[7]) → 10[1,1,2,4,4,6,6,6,6,7,9,9,10]+10[2,6,6,8]+10[10]+10[7]+10[7]+2[2]+3 → 55

GM:殺意がすごい
神納雪子:めっちゃ回るね?
安孫焔:すごい
“ニースプリッター”:だが無駄だ!≪領域の盾≫!!
神納雪子:くそ〜〜!
“ニースプリッター”:マックスベット!俺をカバーしろ!
神納雪子:ノーダメージだろうけどダメージ!
神納雪子:6d10+7
DoubleCross : (6D10+7) → 38[6,9,2,10,6,5]+7 → 45

“マックスベット”:効かねえ!ジャームだから!
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+4した(侵蝕率:99->103)
神納雪子:神納雪子のHPを-2した(HP:10->8)
神納雪子:手袋に覆われていない手で、銃身を撫でる。
神納雪子:それは彼女の力に共鳴して、赤く染まってゆく。
神納雪子:ずぶ。ずぶ。
神納雪子:指を、銃の内部に入れてかき混ぜ。
神納雪子:己の、忌まわしい血を混ぜる。
“ニースプリッター”:「……!?何をしている……!?」
神納雪子:「まずは。正面から」
神納雪子:赫い銃口を、”ニースプリッター”へと向ける。
神納雪子:「腐り落ちろ」
神納雪子:銃弾が、放たれる。
“ニースプリッター”:「……!!“マックスベット”!!」
“マックスベット”:銃弾の軌道に割り込んで、その身で直接受け止める。
神納雪子:「……やっぱり。そう来るか」
神納雪子:「でも、いつまで続くかな」
“マックスベット”:弾丸は貫通せずにその場に落ち、身体には何の変化も無い。
“ニースプリッター”:「はは……ハハハハッ!!」
“ニースプリッター”:「手を変え品を変え……!!」
“ニースプリッター”:「そんな努力は無駄だというのに!!」
神納雪子:「無駄じゃない」
神納雪子:「負けてないから」
神納雪子:そう、決然と言い放つ。
GM:クリンナップ!無しかな!
GM:2ラウンド!セットアップ!
安孫焔:なし!
芦屋法乍:なし!
“マックスベット”:≪虚無の城壁≫ラウンド間ガード値+12
“ニースプリッター”:≪加速装置≫ 行動値+6
神納雪子:なし!
“ニースプリッター”:行動値14!
“ニースプリッター”:マイナーなし。
“ニースプリッター”:メジャー≪コンセントレイト:オルクス≫+≪空間歪曲射撃≫+≪要の陣形≫+≪アームズリンク≫+≪雷光撃≫+≪MAXボルテージ≫
“ニースプリッター”:対象PC全員!
“ニースプリッター”:10DX7 ドッジダイス-2個 ガード値-5
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[5,5,5,5,6,7,7,7,7,9]+10[1,4,6,7,9]+10[9,9]+6[6,6] → 36

安孫焔:あ、すいません、さっきから暴走中でした
GM:そういえば!
神納雪子:ガード!
安孫焔:リア不!
芦屋法乍:回避!
芦屋法乍:7dx-3
DoubleCross : (7R10-3[10]) → 10[3,4,6,6,7,9,10]+9[9]-3 → 16

芦屋法乍:ぐえー無駄クリ
“ニースプリッター”:ダメージ!
“ニースプリッター”:4D10+20+12
DoubleCross : (4D10+20+12) → 39[10,9,10,10]+20+12 → 71

神納雪子:そのダメージをトリガーに
神納雪子:コンボ『Θάνατος』
神納雪子:《滅びの遺伝子》を発動!
GM:何ィ~~?
神納雪子:80点ダメージをくらえ!ニースプリッターッ!!
“ニースプリッター”:80点!?
“ニースプリッター”:そのダメージは……
“ニースプリッター”:即死!
“ニースプリッター”:復活も無し!戦闘不能!
神納雪子:ヒュー!
神納雪子:そして死ぬので”ニースプリッター”に感服/怒り:○でとって昇華!
神納雪子:神納雪子のHPを12した(HP:8->12)
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+6した(侵蝕率:103->109)
安孫焔:こちらも死ぬので”ニースプリッター”に執着/○殺意でとって昇華復活
芦屋法乍:ニースプリッターに執着/脅威○で取って昇華復活!
“ニースプリッター”:「ハァーーッ…………」
“ニースプリッター”:大きく息を吐き出す。
“ニースプリッター”:バチッ バチン
“ニースプリッター”:改造された身体から電流が爆ぜる。
“ニースプリッター”:「何度も言わせんなよな……何で分かんねえんだ?いい加減にバカを見るのもムカついてきたぜ……」
“ニースプリッター”:「無駄!無駄!無駄だって言ってんだよ!」
“ニースプリッター”:「さっきのガキもそうだ!ありもしねえ、何の根拠もねえモンを簡単に信じ込みやがって……!」
“ニースプリッター”:「そういうバカには!現実ってモンを教えてやるよッ!!」
“ニースプリッター”:“マックスベット”の影から、青白い電流を纏ったメスを投げ放つ!
“ニースプリッター”:「テメェらの無力と!絶望って名の現実をだッ!!」
神納雪子:ふ。と
神納雪子:笑った。
神納雪子:自分の体に刺さったメスを、掴む。
神納雪子:どろり、とその色が赤くなって───
神納雪子:それに直前まで触れていたもの。痕跡をそこにのこしていたものに、その赤は波及する。
神納雪子:すなわち。”ニースプリッター”の体に。
神納雪子:赤がじわじわと”ニースプリッター”を侵食して、端から腐らせていく。
“ニースプリッター”:「んなァッ!?マッ!!“マックスベット”ッ!!」異常に気付き、慌てふためき叫ぶ。
神納雪子:「無駄です」
“ニースプリッター”:「庇えッ!!俺を守りやがれッ!!」
神納雪子:「……本当に、無駄です。もう、終わり」
神納雪子:「だって……もう腐り始めてしまったものは、命を奪われてしまったものは」
神納雪子:「ごめんなさい。……戻らないの」
芦屋法乍:「例の、とっておきってやつか……!」
“マックスベット”:「ま、守る……!?」その光景に絶句して。
“マックスベット”:「守るって……!!」
“マックスベット”:「どうやって……!?」
“ニースプリッター”:「こ……この馬鹿……!!役立たずのクズが……!!何の為に……!!」
“ニースプリッター”:「あぁ……!!あああ……!!」
神納雪子:「私の手に触れた細胞は。その属するもの全てを巻き添えにして死に絶える」
神納雪子:「さようなら、”ニースプリット”」
神納雪子:「現実って………残酷なのかも、しれませんね」
“ニースプリッター”:「待て!!待て待て待て!!分かった!!降参だ!!分かったァ!!」
“ニースプリッター”:「もうしねえよ!ガキも返す!研究資料も全部やる!!だから……!!」
“ニースプリッター”:ぼとり、と、腐り落ちた腕が床に転がる。
“ニースプリッター”:「アッ……!!ああっ……!!」
神納雪子:悲しそうに。眉を下げて首を横に振る。
神納雪子:「私が、これをコントロールできるのなら」
神納雪子:「……こんなもの」手袋を拾い上げ、手にはめる。
神納雪子:「必要なかったんです」
“ニースプリッター”:「や……嫌だ……!!こんなの……!!こんな……!!」
“ニースプリッター”:「助……」
“ニースプリッター”:腐食が口まで到達し、涙にまみれた目だけをぱちぱちと動かし。
“ニースプリッター”:「………………」
“ニースプリッター”:ぐちゃり、と床に崩れ、ぶすぶすと煙を立てる血の塊と化す。
“マックスベット”:「……!!」
芦屋法乍:「えっげつねえ……」
神納雪子:「……これで」
神納雪子:「あなたはもう、無敵じゃない」
芦屋法乍:「けど、ああ」
芦屋法乍:「風向き、変わってきたみたいだな」
安孫焔:「………よくわからないが。」
安孫焔:「これで殴れるようになったのか。」
“マックスベット”:「馬……鹿……な……」
“マックスベット”:自身の掌を見つめる。
“マックスベット”:その全身から、充足していた強力なレネゲイドが霧散していく。
神納雪子:安孫さんと芦屋くんを見て、頷く。
安孫焔:「よくやった。」
芦屋法乍:「雪子っちナイス!」
神納雪子:微笑んで、軽く手を上げる。
神納雪子:「でも。……まだ。はじまったばかり、です」
芦屋法乍:「……だな」
神納雪子:「さあ。次のカードはなんですか」
芦屋法乍:「イカサマの時間は終わったぜ」
芦屋法乍:「きっちり、テーブルの上にベットしろよ」
芦屋法乍:「……ってか?」
“マックスベット”:「……フン」
“マックスベット”:一枚のタロットを抜き放ち、確認もせずに。
“マックスベット”:「決まっている。お前達に与えるのは……」
“マックスベット”:「死神の、正位置!」
“マックスベット”:イニシアチブ10
GM:違うわ!
GM:行動値12で神納さんの手番!
神納雪子:あっそうだった!
神納雪子:そうだよ、まだ行動してなかった
芦屋法乍:いけーっ
神納雪子:ストライクチップ!
神納雪子:メジャー《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《滅びの一矢》でマックスベットを攻撃!
“マックスベット”:来い!
神納雪子:判定前に
神納雪子:安孫さんのロイスを昇華!
神納雪子:ダイス+10
神納雪子:25dx7+3
DoubleCross : (25R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,2,2,3,4,4,6,7,7,7,8,8,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,3,4,5,6,6,7,7,9,10]+10[3,7,10,10]+6[2,5,6]+3 → 39

神納雪子:まあまあか!
安孫焔:つよい!
“マックスベット”:ガード!
“マックスベット”:ダメージどうぞ!
神納雪子:4d10+7
DoubleCross : (4D10+7) → 29[8,8,4,9]+7 → 36

神納雪子:いい出目!
神納雪子:神納雪子の侵蝕率を+4した(侵蝕率:109->113)
“マックスベット”:装甲で減らして元気!
神納雪子:OKOK!
神納雪子:大仕事は果たしたからな……
神納雪子:赤い銃を、今度は”マックスベット”に向ける。
神納雪子:「占いが嫌いなわけじゃないです」
神納雪子:「でも」
神納雪子:「あなたは、嫌い」
神納雪子:自らの血に染まった弾丸を撃つ。
神納雪子:神納雪子のHPを-2した(HP:12->10)
“マックスベット”:「……!」これまでのように、掌を伸ばして正面から受け止めようとして。
“マックスベット”:「うっ……!!ぐぅっ……!!」
“マックスベット”:弾丸は容易に肉体を貫き、真っ赤な鮮血が迸る。
“マックスベット”:「チッ……!!」
“マックスベット”:血を払い、武器を構える。
“マックスベット”:行動値10
“マックスベット”:≪コンセントレイト:バロール≫+≪瞬速の刃≫+≪フェイタルヒット≫
“マックスベット”:対象は同エンゲージの安孫さん!
“マックスベット”:10DX7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[2,2,3,3,6,6,8,9,10,10]+10[3,3,6,9]+10[8]+10[8]+10[8]+1[1] → 51

安孫焔:こいやー!
安孫焔:暴走中!ダメージどうぞ!
“マックスベット”:6D10+5+5D10
DoubleCross : (6D10+5+5D10) → 25[3,4,8,5,3,2]+5+32[10,2,6,4,10] → 62

安孫焔:死!
安孫焔:芦屋くんのロイスを昇華して復活します
“マックスベット”:「愚者共が……!!」
“マックスベット”:亜空間から柄だけを出した西洋剣を握る。
“マックスベット”:ぎ ぎぎ ぎぎ
“マックスベット”:そこに万力のような力を込め、
“マックスベット”:一気に空間を解放し、引き抜く!
“マックスベット”:バロールの空間操作を用いた、異形の抜刀術。
“マックスベット”:加速した刃が、安孫に向けて振り下ろされる。
“マックスベット”:「『審判』を受けろ!!」
安孫焔:ガ  キン ッ !!
安孫焔:肉を切り裂き、骨を断った音ではない。
安孫焔:何かに刃が引っかかった異音。
“マックスベット”:「……!」
安孫焔:脳天を狙った剣が、安孫の口元で止まっている。
“マックスベット”:「な――」
安孫焔:振り下ろしに合わせて瞬時に剣に噛みついて止めたのだ。
安孫焔:「ふはまえは(捕まえた)。」
“マックスベット”:「……!!」
“マックスベット”:押しても引いても、びくともしない。
“マックスベット”:表情に動揺と焦燥が走る。
GM:行動値6、安孫さんの手番!
安孫焔:マイナーで暴走解除
安孫焔:メジャーで《セレリティ》
安孫焔:一回目!《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》
安孫焔:対象はもちろんマックスベット!
GM:どうぞ!
安孫焔:13dx7 白兵
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,2,3,3,5,6,6,6,7,7,8,8,9]+10[1,3,3,8,8]+6[4,6] → 26

“マックスベット”:ガード!
安孫焔:3d10+10+16 装甲無視
DoubleCross : (3D10+10+16) → 14[7,1,6]+10+16 → 40

“マックスベット”:ぐぇーっ
“マックスベット”:だいぶ削れたが生きてる!
安孫焔:では二回目!《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《結合粉砕》
安孫焔:対象はマックスベット!
“マックスベット”:来い!
安孫焔:13dx7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[3,3,3,4,6,6,6,6,7,7,8,8,10]+5[1,4,4,4,5] → 15

安孫焔:こんなところで出目腐るな!
“マックスベット”:ガード!
安孫焔:2d10+10+16 装甲無視
DoubleCross : (2D10+10+16) → 8[5,3]+10+16 → 34

“マックスベット”:ギリッギリ生きてる!
安孫焔:あとは任せたぜ芦屋くん!
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+5した(侵蝕率:112->117)
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+8した(侵蝕率:117->125)
安孫焔:安孫焔の侵蝕率を+8した(侵蝕率:125->133)
安孫焔:剣を噛み砕いて肉薄する。
安孫焔:大きく振りかぶって、放つのはもちろん——
安孫焔:右!
安孫焔:”マックスベット”の胴に強烈なブローを叩き込む!
“マックスベット”:「ごっ……ぶぉ……!!」
安孫焔:懐からタロットカードが零れ、床に散らばる。
安孫焔:まだ、攻撃は終わらない。
安孫焔:がし、と”マックスベット”の脚を掴む。
安孫焔:「俺はトランプも花札も出来ん。」
安孫焔:「知ってるのは——」
安孫焔:「メンコだけだ。」
安孫焔:”マックスベット”の身体を持ち上げ、勢いを付けて床に叩きつける!
安孫焔:1d22
DoubleCross : (1D22) → 2

安孫焔:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1

“マックスベット”:「げぼっ……がぁあ!!」
安孫焔:女教皇のカードが裏から表になった
安孫焔:さらに叩きつける!
安孫焔:1d22
DoubleCross : (1D22) → 14

安孫焔:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1

安孫焔:節制のカードが裏から表になった。
“マックスベット”:「ぎぃっ……!!貴さ……がぼっ!!」
安孫焔:叩きつける!叩きつける!叩きつける!!
“マックスベット”:「ぎゃっ!!ぶっ……!!やべっ……!!あぁあああ!!ぶぁあ!!ぎぃやめろぉおおおおお!!」
安孫焔:そして!叩きつける!!
“マックスベット”:「ぉ……ぐ……ぼぇ…………」
安孫焔:最後の一撃で”マックスベット”の視界に入ったのは、愚者のカードであった。
“マックスベット”:「ふ……ざ……」
“マックスベット”:「ふ……ざ……けるなァアアアアッ!!」
“マックスベット”:虚空からありったけの武装を解放し、激情の咆哮を上げる。
“マックスベット”:「運命など……知ったことかァアアッ!!」
“マックスベット”:「ここで……全員……!!」
“マックスベット”:「ぶち殺してやるッ!!」
GM:イニシアチブ3、芦谷君の手番!
芦屋法乍:うおおおっ
芦屋法乍:最早マイナーはなし!メジャーでコンセ+シャドースクラッチ+援護の風!そこに
芦屋法乍:オートアクション異世界の因子!フェイタルヒットもコピーだ!
芦屋法乍:対象はマックスベット!
芦屋法乍:11dx7+5
DoubleCross : (11R10+5[7]) → 10[1,3,4,4,5,5,5,6,8,8,8]+10[9,10,10]+10[4,8,10]+5[3,5]+5 → 40

“マックスベット”:ガード!!
芦屋法乍:5d10+2d10+2d10+11
DoubleCross : (5D10+2D10+2D10+11) → 31[8,4,7,9,3]+7[5,2]+17[8,9]+11 → 66

芦屋法乍:諸々有効!
“マックスベット”:痛すぎ!!
“マックスベット”:死ぬ……が!
“マックスベット”:≪ワームホール≫ダメージ反射!
“マックスベット”:66点返す!
芦屋法乍:こんのやろう!
“マックスベット”:復活エフェクトは無し!戦闘終了です!
芦屋法乍:じゃあここでNPCカード!
芦屋法乍:本動堂さんのダメージ軽減を!
GM:OK!
本動堂リリコ:66-5D10-10
DoubleCross : (66-5D10-10) → 66-35[1,9,9,10,6]-10 → 21

本動堂リリコ:≪デモンズウェブ≫
本動堂リリコ:21-4D10
DoubleCross : (21-4D10) → 21-29[1,9,9,10] → -8

芦屋法乍:ガキッ
芦屋法乍:マックスベットが武装を展開すると同時、その首にようやく
芦屋法乍:ワイヤーがかかる
“マックスベット”:「……何……ぐっ……!?」
“マックスベット”:ワイヤーから逃れようともがく。
芦屋法乍:「運命なんか、さいっしょっから関係ねーだろ」
芦屋法乍:「アンタはイカサマしてただけだし」
芦屋法乍:「こっちの2人は、そんなのに頼るつもりもねー」
芦屋法乍:バチバチと、ワイヤーと繋がれた右腕に電流火花が走る
“マックスベット”:「……!?」
芦屋法乍:「だから最後まで」
芦屋法乍:「てめーにラッキーは、やらない!」
芦屋法乍:バチィッ!!
芦屋法乍:ワイヤーを伝って稲光が走る!
“マックスベット”:「がっ!!ぐぉぁばっ!!ぎっ!!ぎざまぁあアアアッ!!」
“マックスベット”:電流に焼き焦がされながらも、両腕に銃を構える!
芦屋法乍:「っ!マジかよ!」
“マックスベット”:トリガーを引き絞り、手加減無しの壮絶な乱射!
芦屋法乍:「うっ、おおおおおおおッ!!」
芦屋法乍:正面から蜂の巣になるが
芦屋法乍:離さない、電流を流し続ける。
“マックスベット”:「ぎぃやめろぼぉォオオオッ!!」
“マックスベット”:降り注ぐ銃弾の豪雨。肉を吹き飛ばし、骨を穿ち、さらに、
“マックスベット”:弾が切れる前に、また新たな銃が次々に現れる!
芦屋法乍:「負けてねえ……ッ」
芦屋法乍:「まだ、負けてねえッ!」
芦屋法乍:自分に言い聞かせるように
“マックスベット”:「ぶざ、げる、ぐばぁあああッ!!」
“マックスベット”:現れるのは巨大なガトリングガン。
“マックスベット”:ゴ ガガガガガガ!!
“マックスベット”:致死の弾雨が、止むことなく芦屋を襲い続ける。
芦屋法乍:どこまでも真っ直ぐ敵に立ち向かっていった安孫と神納の事を思い浮かべながら
芦屋法乍:足を踏ん張る。
芦屋法乍:「……!」
“マックスベット”:「死ねッ!!死ね!!死……ねェエエエッ!!」
芦屋法乍:しかしそれも限界に達し
芦屋法乍:膝が崩れようとする。
芦屋法乍:「ちくしょう……」
芦屋法乍:「やっぱ無理だって……タフには」
芦屋法乍:「なれねーわ……」
GM:その時不意に、視界が暗くなる。
GM:出血多量から来る意識と視界の混濁――
GM:では、ない。
芦屋法乍:「……?」
本動堂リリコ:「何だよ、もうへばったのか?少年」
芦屋法乍:痛みで朦朧としつつ、顔を上げる
GM:銃撃が止んでいる。
芦屋法乍:「リリィ、さん」
芦屋法乍:呆然とその名を呼ぶ
GM:否、正確には、巨大な骨と肉の壁で、阻まれている。
本動堂リリコ:「せっかくカッコいいとこ見られると思ったのに」
本動堂リリコ:「最後に折れちゃあ、減点だぜ?」
本動堂リリコ:「ほら」
本動堂リリコ:ぐい、と肩を貸して
芦屋法乍:「!」
本動堂リリコ:「バシっと決めな、法乍クン」
芦屋法乍:「はッ、そういうの」
芦屋法乍:「言いてえだけだろ……って!」
芦屋法乍:目に生気が戻る、力を振り絞り
芦屋法乍:ひときわ大きい稲光を右腕が放つ!
芦屋法乍:バヂ ィッ !
“マックスベット”:「あがっ……ぐ、ぁああああああッ!!」
“マックスベット”:「“ニースプリッター”……!!私の、身体……!!」
“マックスベット”:「もう一度……無敵……改……造……」
芦屋法乍:「悪いけど」
芦屋法乍:「ノーコンティニューだ、”マックスベット”」
“マックスベット”:「…………ぁ…………」
芦屋法乍:「じゃあな」
芦屋法乍:ひゅおん、ワイヤーを手元に巻き取る。
“マックスベット”:黒焦げになった男が崩れ落ちる。
“マックスベット”:胸元から落ちるのは、一枚のタロット。
“マックスベット”:“マックスヘッド”がドローし、確信のもとに確認すらしなかったもの。
“マックスベット”:それは彼の言った通り、『死神』のカード。
“マックスベット”:だがその向きは――
“マックスベット”:逆位置。
“マックスベット”:それが示すのは、再生、再スタート、新展開――起死回生。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:それを見届け。
芦屋法乍:「はーっ……」
芦屋法乍:ドサリと尻もちつく
芦屋法乍:「やっぱアンタのスタイル」
芦屋法乍:「俺には無理だわ、安孫さん」
芦屋法乍:「しんっど!!」
安孫焔:「お前にはお前のやり方があるんだろう。」
安孫焔:「俺はよく噛んで飯を食べるからこうしても平気だが。」
安孫焔:噛み砕いた剣の刀身を吐き出す。
芦屋法乍:「……真似できねー……マジで」
芦屋法乍:ゾーッ
芦屋法乍:「でも、ま」
芦屋法乍:「参考にはなった、サンキューな」
安孫焔:「……なら、よかった。」
芦屋法乍:尻もちついたままにっと笑いかけて
芦屋法乍:「負けなきゃ勝つ」
芦屋法乍:拳を突き出す
安孫焔:表情は変わらないままだ。しかし、
安孫焔:こちらも拳を突き出して、拳と拳をぶつける。

GM:---

GM:バックトラック!
GM:Eロイスは≪究極存在≫≪愚者の契約≫の2個!
安孫焔:Eロイス振る!
芦屋法乍:ふる!
安孫焔:13
安孫焔:133-2d10
DoubleCross : (133-2D10) → 133-8[2,6] → 125

神納雪子:フル!
安孫焔:二倍振り!
神納雪子:113-2d10
DoubleCross : (113-2D10) → 113-5[1,4] → 108

安孫焔:125-8d10
DoubleCross : (125-8D10) → 125-51[4,7,7,4,2,9,9,9] → 74

芦屋法乍:126-2d10
DoubleCross : (126-2D10) → 126-9[8,1] → 117

安孫焔:生還!
神納雪子:残り4、1倍!
神納雪子:108-4d10
DoubleCross : (108-4D10) → 108-20[5,2,4,9] → 88

神納雪子:いいかんじー
芦屋法乍:うーむ賭けだが1倍!
芦屋法乍:117-4d10
DoubleCross : (117-4D10) → 117-23[6,5,2,10] → 94

芦屋法乍:セーフ!5点!
GM:では諸々15点に侵蝕点を合わせて進呈!
GM:お疲れさまでした!
神納雪子:おつかれさまでしたー!
芦屋法乍:お疲れ様でしたー!
安孫焔:お疲れ様でした!
GM:---



【ED】

GM:---
GM:第四地区 中華食堂 『五虎将軍』
GM:---
GM:その後、君達は草薙まなかを無事に第四支部まで送り届けた。
GM:身体検査と療養も済み、君達は再び彼女と面会し、食事を共にする運びとなった。
草薙まなか:「むむ……」メニューを手に悩んでいる。
神納雪子:一緒にメニューを覗き込んでいる。
芦屋法乍:「んじゃ俺レバニラで」
神納雪子:「まなか、どんなの食べたい?」
草薙まなか:「どんなの……」
草薙まなか:「おいしいのがいいわ!」
神納雪子:「辛いのはへいき?」
草薙まなか:「へいき!」
神納雪子:「じゃあ、麻婆豆腐なんて…どう、かな!」
神納雪子:「ピリッと辛いんだけど、後を引かなくて、とってもおいしいの」
草薙まなか:「食べたことないわ!雪子が言うならそれがいい!」
神納雪子:「じゃあ決まりね!気に入ってもらえるといいなあ」
神納雪子:「あ、点心も少し取ろうかな」
草薙まなか:「楽しみだわ……!」わくわく顔
安孫焔:「肉と米が欲しい。どれを選べばいい?」芦屋に尋ねる。
芦屋法乍:「唐揚げ定食、とか?」
安孫焔:「それを二人前頼もう。」
芦屋法乍:「Wでいくのかよ!」
神納雪子:「安孫さんさすが」
芦屋法乍:「雄だな~マジで」
草薙まなか:「食べ盛りなのね」
芦屋法乍:「そういうことか……?」
安孫焔:「そういうことだ。」
神納雪子:「たくさん食べると強くなる…!」
芦屋法乍:「だな、大きく成長していけよ」
芦屋法乍:「……そういや」
芦屋法乍:ふと気付いた顔
芦屋法乍:「雪子っちっていくつよ」
神納雪子:「?16ですけど」
芦屋法乍:「……え”!?」
神納雪子:首を傾げる。
芦屋法乍:「12、3歳かと思ってた……」
神納雪子:「え、ええ〜〜〜!」
芦屋法乍:「おないじゃん……」
神納雪子:「た、確かに背は低いですけど〜!」
神納雪子:149cm。
芦屋法乍:「すまん……すまん……!」
草薙まなか:「こんなに頼れるレディなのに……」
神納雪子:「まなか〜〜!」
芦屋法乍:「わー!ごめんごめんって」
芦屋法乍:「ていうかむしろうちの学校でかいやつが多すぎるんだよ!拝田とか……!」
神納雪子:「やっぱりわかる子にはわかるんですよ!」
芦屋法乍:「頼りがいあるってのは俺も異論ねーって!」
安孫焔:「神納は優秀だ。」
安孫焔:「俺よりも書類の作成が上手い。」
神納雪子:「ふふー」とくいげ!
安孫焔:安孫が致命的に下手なのもある。
芦屋法乍:「それは安孫さんが出来ねーだけじゃ……」
神納雪子:「安孫さんは慣れてないだけですよ〜」
神納雪子:「でも、苦手だったら無理しなくてもいいと思います!」
芦屋法乍:「適材適所ってやつな」
芦屋法乍:「そんで、話変わるけど」
芦屋法乍:「まなちゃんはその後、体とかどーなのよ」
神納雪子:「そうそう」
神納雪子:「元気そうでよかったけど」
神納雪子:「心配したんだよ」
草薙まなか:「ええ。もう、すっかり元気よ」
草薙まなか:「第四支部で調整もしてもらったし、今後は少しずつレネゲイドへの耐性も付けていく訓練をしようって」
草薙まなか:「そういうお話をしていたの」
神納雪子:「そうなんだ……!」
草薙まなか:「……」少し目を伏せて。
草薙まなか:「……ごめんなさい。今回のことで……」
草薙まなか:「皆に、たくさん迷惑をかけてしまったわ」
草薙まなか:頭を下げる。
神納雪子:「えっえっ」
神納雪子:「そんな……顔を上げてよ、まなか」
草薙まなか:「……でも……」
神納雪子:「あのね」
神納雪子:「確かに、自分を犠牲にするようなことをしたのは、ちょっと怒ってます」
神納雪子:「でもそれはまなかが無事だったから、もういいの」
神納雪子:「それに、まなかは自分で考えて、自分で行動したんだから」
神納雪子:「それは、すごいことだと思う」
草薙まなか:「……」顔を上げる。
草薙まなか:「……ごめんなさい」
草薙まなか:「ありがとう」
草薙まなか:「皆が助けに来てくれて、私……」
草薙まなか:「……嬉しかったわ。とっても」
草薙まなか:笑って。
草薙まなか:「本物の、ヒーローみたいだった」
神納雪子:こちらも笑う。
神納雪子:「そう言ってもらえると、私も嬉しい」
神納雪子:「こういう仕事してると、大変なことやこわいこともたくさんあるけど」
神納雪子:「素敵なことも沢山ある。まなかにも会えたし」
草薙まなか:「…………」その顔をじっと見つめて。
草薙まなか:「なれるかな」
神納雪子:「?なにに?」
草薙まなか:「なれるかな?私も」
草薙まなか:「UGNエージェント」
神納雪子:驚いたように目を大きくして。
神納雪子:「……今は、まだ難しいかもしれないけど」
神納雪子:「でも」
神納雪子:「きっとなれるよ」
草薙まなか:「……」目を輝かせて頷く。
草薙まなか:「頑張るわ、私」
神納雪子:「うん」
草薙まなか:「頑張って、雪子みたいなかっこいいエージェントになる」
神納雪子:「………」
神納雪子:「えへへ」
神納雪子:照れ臭そうに笑う。
草薙まなか:「それで、旅行じゃなくて、任務で色んなところに行くの」
草薙まなか:「だから、それまで」
草薙まなか:「待っててね、雪子」
神納雪子:「うん!」
神納雪子:「待ってるからね、まなか!」
草薙まなか:「うん!」
草薙まなか:にっこり笑って、頷く。
GM:それと共に、注文した料理が運ばれてくる。
安孫焔:「………エージェントが唯一の道じゃない。」
安孫焔:料理を眺めつつ呟く。
草薙まなか:「?」麻婆豆腐に手を伸ばしつつ
安孫焔:「俺には腕っぷししかないからこの道を選んだが、」
安孫焔:「どんな道を選んでも会いたいと願えば会えるはずだし、」神納を一瞥しつつ
安孫焔:「お前にはどんな道も選べる自由がある。」
神納雪子:頷く。
安孫焔:それだけ言って、から揚げをほおばり始める。
草薙まなか:「そっか……そうね……」頷いて。
草薙まなか:「よく考えるわ。ありがとう、焔」
芦屋法乍:「……ま、いっこだけ訂正すんなら」
芦屋法乍:「安孫さん、腕っ節しかないってことはねーよな」
芦屋法乍:「だろ、雪子っち」
神納雪子:「はい」
神納雪子:「……心も、とても強くて優しい人ですよ」
芦屋法乍:「んだんだ」
草薙まなか:「ええ、そうね」頷く。
安孫焔:「…………。」その言葉には答えず、飯を食らう。
芦屋法乍:「ほんとによく食うな!?ていうか食うのはや!」
芦屋法乍:「俺らも早く食おうぜ!」
草薙まなか:「……でもやっぱり、なりたいわ。エージェント」
草薙まなか:「かっこいいから」
神納雪子:「……ふふ」
草薙まなか:言って麻婆豆腐を一口食べて。
草薙まなか:「んんっ……!辛……!」
草薙まなか:「水……!お水……!」
神納雪子:「はい、お水!」
神納雪子:両手で渡す。
草薙まなか:「……!」ごくごくと水を飲んで。
草薙まなか:「……はー……」
草薙まなか:「……おいしい!おいしいわ雪子!」
神納雪子:「……!でしょ!でしょ!」
草薙まなか:小さな手で、せっせと麻婆豆腐と水を交互に口に運び始める。
安孫焔:「……おいしいのか。」
安孫焔:「麻婆豆腐も追加しよう。」
芦屋法乍:「マジで!?」
神納雪子:「安孫さん、本当にすごく食べますね…!」
神納雪子:点心をつついている。
芦屋法乍:「やっぱこうはなれね~……ちょい店員さん!」
芦屋法乍:「麻婆豆腐と、あと杏仁豆腐ね」
芦屋法乍:「……あの様子だと口直しいるだろ」
芦屋法乍:まなかちゃんを眺めつつ
神納雪子:「芦屋さん、気が利く!」
神納雪子:「…ふふ」
草薙まなか:「杏仁豆腐……」
草薙まなか:「また豆腐を……?」
草薙まなか:口の周りを赤くして首を傾げる。
芦屋法乍:「あーそーじゃなくて……」
芦屋法乍:「いや」
芦屋法乍:「説明は雪子っちから、な」
芦屋法乍:「いっぱい話しなよ」
神納雪子:「任せて!」
神納雪子:そう言って、話し始める。
神納雪子:杏仁豆腐の説明はもちろん、行ってみたいところ。
神納雪子:してみたいこと。好きな本。いろいろ。
神納雪子:(私もまだ先のことなんてわからないけど)
神納雪子:(でも、確かなことがひとつある)
神納雪子:「必ず行こうね、ロシア、一緒に!」
草薙まなか:「ええ、一緒に!」
GM:君達が守り抜いた少女は、花の蕾が綻ぶように笑った。

GM:---

芦屋法乍:「いってててて……」
芦屋法乍:フラフラと河川敷を歩いていく
芦屋法乍:「送り迎えとかいいですとか言わなきゃよかった……」
芦屋法乍:「全身が痛ぇ……」
芦屋法乍:「……いやでも」
芦屋法乍:「やっぱあの人の運転する車にもっかい乗る度胸はねーわ」
芦屋法乍:ボンネットに人が弾き出される映像を思い起こしてぐったり。
GM:そんな風に君が歩いていると、後方からエンジン音。
GM:一台の大型バイクが近づいてくる。
芦屋法乍:「んあ?」
芦屋法乍:ぽかーんと口を開けてそっちを振り返る
GM:座席に大きな荷物を括りつけたバイクだ。
GM:すれ違いざま、その荷物がぼふん、と君にぶつかる!
芦屋法乍:「どふぁっ!!!」
芦屋法乍:「うぎゃーーーっ!」
芦屋法乍:バランスを崩して
芦屋法乍:ゴロゴロゴロゴローッ!
芦屋法乍:河川敷を転落していく
本動堂リリコ:「ありゃ」キキッ、とバイクが止まり
本動堂リリコ:ゴーグルを外したその顔は、本動堂リリコ。
本動堂リリコ:「およよよよ」
芦屋法乍:「うぐぐ……」
本動堂リリコ:「死んだ?」
芦屋法乍:「死んでねーし」
芦屋法乍:ぺっと口に入ったたんぽぽを吐き出す
芦屋法乍:「およよよよでもねー!どこに目えつけてんだっ……て……」
本動堂リリコ:「何だ、少年じゃん。どしたのそんなところで」
本動堂リリコ:「たんぽぽ狩り?」
芦屋法乍:「またアンタか!」
本動堂リリコ:「いやァ、奇遇ですなァ」
芦屋法乍:「いや言うほどでしょ……さっきまで顔合わせてたし」
芦屋法乍:「つーか、リリィさんもこっちなん?帰り道」
芦屋法乍:パシパシ服についた雑草とかをはたき落としながら戻ってくる
本動堂リリコ:「おんや?興味がおありで?」
本動堂リリコ:「リリコさんのおうちが知りたいわけだ?」
本動堂リリコ:「二人きりの家庭訪問しちゃう?」
芦屋法乍:「いやそこまでは言ってねえ!」
芦屋法乍:「……え?出来んの?」
芦屋法乍:「二人きりの家庭訪問……?」
芦屋法乍:余りにも甘美な響きに、一瞬心を奪われる
本動堂リリコ:「さてどうでしょう」
本動堂リリコ:「出来るのか?出来ないのか?」
本動堂リリコ:「答えを予想してdボタンで投票しよう」
芦屋法乍:「そんな恐ろしい選択を視聴者に任せないで……・!」
本動堂リリコ:大荷物を載せたバイクをのろのろと動かし始める。
本動堂リリコ:「今回は助かったよ。あんがとね」
芦屋法乍:「助かった?……ああ」
芦屋法乍:「そっちの都合ってやつか」
芦屋法乍:なんとなくその横について歩いて
本動堂リリコ:「そゆこと~」
本動堂リリコ:「お陰様でバッチリでしたぜ、旦那」
本動堂リリコ:ぽんぽんと荷物を叩く。
芦屋法乍:「俺は大したことしてねーし」
芦屋法乍:「その荷物の中身も興味ねーよ」
芦屋法乍:「どっちかっつーと、アンタに助けられてばっかだった」
本動堂リリコ:「ほほーん」
芦屋法乍:「UGNとかアンタの勤め先とかとの都合も関係ねーし」
芦屋法乍:「やっぱ礼なんか言われる筋合いねーよ」
本動堂リリコ:「気になんないんだ?他ならぬ芦屋クンになら教えてあげてもよかったのにニャ~」
芦屋法乍:「……知らないほうがいいことは」
芦屋法乍:「昔っから、知らないで済ませるタイプなんだよ」
芦屋法乍:「下手に他人の話に首突っ込んじまって」
芦屋法乍:「今苦労してる真っ最中だし」
本動堂リリコ:「エエ~ッ?つまんねー野郎だなァ!」
芦屋法乍:「うぐ」
本動堂リリコ:「男なら未知の大海に漕ぎだしてみろよ!」
芦屋法乍:「ざっくり言うな!」
本動堂リリコ:「あ、こういうのジェンダー的にマズいっすか?最近。すんません」
芦屋法乍:「……未知の大海」
芦屋法乍:「漕ぎ出してんだよなぁ、まさに」
芦屋法乍:ため息をつく、思い浮かぶのは
本動堂リリコ:「おっ?」
芦屋法乍:ミステリアスなガールフレンド、月影秋古の横顔。
本動堂リリコ:「ちょっとちょっと、何よ何よ」
本動堂リリコ:「面白そうな空気出しちゃって」
本動堂リリコ:「話してみろよ~」
芦屋法乍:「い、いやいいんだよ、俺の事は!」
芦屋法乍:「えーっと、その」
本動堂リリコ:「ああ!?」
本動堂リリコ:「オメ~~本当に話したくねえことは口に出さねえじゃろがい!人間!」
本動堂リリコ:「匂わせか!?匂わせツイートか!?」
本動堂リリコ:ガシッと肩を組んで
芦屋法乍:「結局アンタの正体ってなにもんなんだよ!」
芦屋法乍:「人に話すのはまず自分からでしょうがー!!」
本動堂リリコ:「あたしは本動堂リリコ」
芦屋法乍:「いやそういうことじゃなくてね…」
本動堂リリコ:「謎の美女。そんで、神城のエージェント」
芦屋法乍:「!」
芦屋法乍:「やっぱそっちか」
芦屋法乍:つぶやく
本動堂リリコ:「もう仕事は済んだから。言っても問題ないっしょ」
芦屋法乍:「そりゃそうだろうけど」」
本動堂リリコ:羊羹(大きいやつ)をベリベリと開けてかぶりつく。
芦屋法乍:「わざわざ教える理由もねーだろ」
本動堂リリコ:「?」
本動堂リリコ:「だって、聞かれたから」
本動堂リリコ:「知りたかったんじゃないの?」
本動堂リリコ:「食べる?」食べかけの羊羹を差し出す
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:ばっと奪い取って
芦屋法乍:ガシガシ食べる
本動堂リリコ:「おっ!間接キス!」
芦屋法乍:「ぶっ!」
本動堂リリコ:「気付かない振りをして……お姉さんとの間接キスを!」
芦屋法乍:「おげほっ!げほっ!」
本動堂リリコ:「いやらしい子だねこの子は!」
芦屋法乍:「小学生か!アンタが差し出したんだろーが!」
本動堂リリコ:羊羹をむしり取ってまた自分で食べる。
本動堂リリコ:「で、今回の仕事はこれよ」
本動堂リリコ:大荷物を叩く。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:そちらに視線を泳がせる
芦屋法乍:気にしないように意識していても
芦屋法乍:体の反応は自然だ。
本動堂リリコ:「その荷物の中身も興味ねーよ……」声真似
芦屋法乍:「っ!」
本動堂リリコ:「気になっちゃうか~?そういうお年頃だもんな~?」
芦屋法乍:「……そーだよ!」
芦屋法乍:「嘘だよ!気になるに決まってんだろ!」
本動堂リリコ:「こりゃ“ニースプリッター”の研究資料よ」
芦屋法乍:「研究資料?」
本動堂リリコ:「そう。FHでも先進的なデータがゥワンサカよ」非人道的な実験の賜物だが。
本動堂リリコ:「最初からこれを持って帰るのがこっちのお仕事だったってぇワケよ」
本動堂リリコ:羊羹を齧る。
芦屋法乍:「……!」
芦屋法乍:「あのさ」
芦屋法乍:「輪廻の獣、って」
芦屋法乍:「そのデータの中に、あるか?」
本動堂リリコ:「…………」
本動堂リリコ:目を細める。
本動堂リリコ:「なんで」
芦屋法乍:「……それはっ」
芦屋法乍:口ごもる
芦屋法乍:大海の例えをしたときと同じ表情
本動堂リリコ:「ははーん」
本動堂リリコ:「はは~~~~~ん?」
本動堂リリコ:ニヤニヤと笑みを浮かべる。
芦屋法乍:「なんだよ……」
芦屋法乍:精一杯にらみかえす
本動堂リリコ:「少年さ、まずいんじゃないの?」
本動堂リリコ:小首を傾げる。
芦屋法乍:「何がまずいって……」
本動堂リリコ:「そりゃ勿論」
本動堂リリコ:顔を寄せて
本動堂リリコ:「二人きりで家庭訪問なんてしちゃったらさ」
芦屋法乍:「っ!」
芦屋法乍:ばっととびのく
本動堂リリコ:「くしししし!」
本動堂リリコ:「真っ赤!顔真っ赤!」
芦屋法乍:「うるっせーよ!つーかなにそのしたり顔!」
本動堂リリコ:「オホホホホ!めっちゃ面白……アハッ!あはっ……ゲホッ!やべ!オェッ!ンナハハハハハ!」
芦屋法乍:「むせてんじゃねー!」
本動堂リリコ:「はーっ……ヒー……ククッ……」
本動堂リリコ:「残念だけど、こん中にゃあ無いよ」
本動堂リリコ:「ま、あったとしても」
本動堂リリコ:「あたしがタダでそれを渡すメリットは、どこにも無いけどね」
本動堂リリコ:ほんの一瞬、瞳に氷のような伽藍堂が覗く。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:それに背筋を冷やしつつも、向き合う
芦屋法乍:「海に溺れてる間は」
芦屋法乍:「山には登れねー」
芦屋法乍:「って思ってたけど」
芦屋法乍:「海と山が繋がってる場合も、そりゃあるよな」
芦屋法乍:ひとりごちて
本動堂リリコ:「あ?何?」
本動堂リリコ:「家庭訪問する?」
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:一瞬逡巡して
芦屋法乍:「それは、やめとく……!」
芦屋法乍:唇を噛み締めながら首を振る
芦屋法乍:「けど」
芦屋法乍:「もしも心当たりが出来たら教えてくれ」
芦屋法乍:「俺にちょっとでも、アンタから見て見込みがあるんなら」
芦屋法乍:「引き換えは、こっちでなんとか用意する」
本動堂リリコ:「…………」
本動堂リリコ:じっとその顔を見て、
本動堂リリコ:「てい!」
本動堂リリコ:額を人差し指で小突く。
芦屋法乍:「いった!」
芦屋法乍:のけぞる。
本動堂リリコ:「値段も聞く前から、用意するなんて言うんじゃァないよ」
本動堂リリコ:「この世界でそんな事言ってたら、心臓だって持ってかれちまうよ」
芦屋法乍:「……!」
芦屋法乍:構いやしない、とは言えない
芦屋法乍:彼女はそれを悲しむ、悲しんでくれる事をもう知っている。
芦屋法乍:「悪い」
芦屋法乍:「忘れてくれ」
本動堂リリコ:「……ま!今のキミがあたしと取引できるとは思わないけど」
本動堂リリコ:「出世払い候補その36くらいにはツケといてあげるよ」
芦屋法乍:「どんだけいんだよ、出世払い候補」
本動堂リリコ:ブルン、とバイクのエンジンをふかす。
芦屋法乍:「じゃあな、ありがとう」
芦屋法乍:「元気で」
本動堂リリコ:「ああ。それじゃ……」
本動堂リリコ:「っと、そうだ、少年」
芦屋法乍:「なんだよ」
本動堂リリコ:「海のことが知りたいなら、漕ぎ出して、潜って、自分で知るしかないよ」
本動堂リリコ:「浜辺でいくら考えてたって、何にも変わらないもんさ」
本動堂リリコ:ゴーグルを下ろして、
本動堂リリコ:「じゃね~」
本動堂リリコ:ひらりと手を振って、瞬く間にバイクは遠ざかっていく。
芦屋法乍:「……」
芦屋法乍:それをぽかーんと見送って
芦屋法乍:「……ちっくしょーーーーーーー!!」
芦屋法乍:「完全敗北した……」
芦屋法乍:「弱キャラやめたい……マジで……」
芦屋法乍:肩を落としながら、とぼとぼ歩き出す
芦屋法乍:「言われなくても」
芦屋法乍:「水に顔くらいは、つけれるようになったっつーの」
芦屋法乍:ぶつぶつ言いながら、歩いていく。
月影 秋古:「……法乍くん?」
芦屋法乍:「う、お」
芦屋法乍:「月影、さん」
芦屋法乍:突然の登場に固まる
月影 秋古:いつもどおり、読みにくい鉄面皮のままで、芦屋くんのことをじっと見て。
芦屋法乍:「あれ、つーかこのパターン」
芦屋法乍:「なんかデジャヴ感じるんですけど」…
芦屋法乍:呟いて
月影 秋古:「?」
月影 秋古:「昔もよく言われた気がする」
芦屋法乍:「こんなとこで何してんだよ」
芦屋法乍:「何帰り?」
月影 秋古:「散歩」
月影 秋古:「このまま、いつもなら臨海公園まで」
芦屋法乍:「ふーん」
芦屋法乍:「あるくの好きだよな、結構」
月影 秋古:「落ち着かないときはね」
月影 秋古:「運動は苦手だけど」
月影 秋古:「法乍くん」
芦屋法乍:「ん?」
月影 秋古:「また無理したでしょ」
芦屋法乍:「えっ、あ、あーいや」
芦屋法乍:体中包帯だらけ、誤魔化しようもない。
芦屋法乍:「いや違うんすよ」
月影 秋古:「違うんだ」
芦屋法乍:「今回は成り行き上の行きがかり上っつーかノリっつーか」
芦屋法乍:「……違いません」
芦屋法乍:しゅんっ
月影 秋古:すっと近づいて。
月影 秋古:「病院のにおいがする。それから…」
月影 秋古:「……」
月影 秋古:ふっと目線を外す。
芦屋法乍:「な、な、なんだよ」
月影 秋古:「法乍くんは」
月影 秋古:「遠くへは行かないでね。できれば」
月影 秋古:「…行くときも、あいさつくらいはしていって」
芦屋法乍:「!!」
月影 秋古:「ね」短く、切るように息を吐く。
芦屋法乍:その言葉にたじろぎ
芦屋法乍:後悔がこみ上げてくる、けれど
芦屋法乍:「月影さん」
月影 秋古:「うん」
芦屋法乍:それを飲み込んで。
芦屋法乍:「俺、神城のエージェントって奴に会った」
月影 秋古:「うん」
芦屋法乍:「そいつがFHの研究情報を持ってて、もしかすりゃ」
月影 秋古:ぴんと来ているのかどうかはわからないけれど、黙って、顔をじっと見ている。
芦屋法乍:「月影さんの体の中にいるやつのことも、手がかり掴めるかもしれねえ」
芦屋法乍:まっすぐ向き合う
芦屋法乍:「当の本人からやめとけって言われたけどな」
月影 秋古:「…………」じっと見ている。
月影 秋古:「ありがとうね」
芦屋法乍:「違うんだよ、そういうことじゃなくて」
芦屋法乍:首を振って
月影 秋古:「どういうこと?」
芦屋法乍:月影さんの肩を掴んで
芦屋法乍:少しだけ顔を寄せる
月影 秋古:まばたきひとつしない。息が頬に触れる。
芦屋法乍:「俺はさ」
芦屋法乍:「月影さんと、その」
芦屋法乍:「ずーっと一緒に暮らしてえの!」
月影 秋古:首をかしげる。
月影 秋古:「うん」
芦屋法乍:「そりゃ無茶もするかもしんねーけど」
芦屋法乍:「いなくなったりしてたまるかよ!」
芦屋法乍:「いや勝手に無茶しといて言うのなんだけど!」
芦屋法乍:「こう」
芦屋法乍:「月影さんに顔向けできない俺で」
月影 秋古:「いいよ」
芦屋法乍:「いたくない……っつーか」
芦屋法乍:「?」
芦屋法乍:「い、いいって?」
月影 秋古:「芦屋くん、お仕事でも無理するほうだよね」
芦屋法乍:「んなことは……」
芦屋法乍:「あるみたいですね……どーやら」
芦屋法乍:「最近わかった」
月影 秋古:服と包帯の上から腕を軽くなでて
芦屋法乍:気まずそうに目をそらす
月影 秋古:「そういうところ、好きだよ」
月影 秋古:「でも心配。だからつい言っちゃうと思うけど」
月影 秋古:「それで」
月影 秋古:「無理して、それでも私のこと気にしてくれてたから、お礼ね」
月影 秋古:「ありがとうね、って」
芦屋法乍:「……それしか気にしてねーよ」
芦屋法乍:「マジで」
月影 秋古:「うん」
芦屋法乍:「す」
芦屋法乍:「好き……だから」
月影 秋古:「す?」
月影 秋古:「行かないでほしいっていうのは…」
芦屋法乍:もにゃもにゃしながら言う
月影 秋古:少し背伸びをして、抱きつくようにして、芦屋くんの肩口にあごをそえる。
芦屋法乍:「うお!」
月影 秋古:「…鼻。慣れるよね」耳元で。
月影 秋古:「」
芦屋法乍:ふんわりとしたシャンプーの匂いと体温に
芦屋法乍:「お、俺は」
芦屋法乍:「大分、かかりそう」
月影 秋古:少しだけ、普段より長めの間があって。
月影 秋古:「そうなんだ」
月影 秋古:すっと離れて。
月影 秋古:「あんまりシリアスな話じゃないよ」
芦屋法乍:「慣れる気配がしねー……」
月影 秋古:「やきもちやいてただけだから」
芦屋法乍:「……やきもち」
芦屋法乍:「やくの?」
月影 秋古:数歩前に出て。
月影 秋古:振り向いて。
月影 秋古:「ばか」
芦屋法乍:「…………………。」
芦屋法乍:「かわっ」
芦屋法乍:「かわいい…………」
芦屋法乍:辛うじて
芦屋法乍:それしか言葉が出なかった。
月影 秋古:「…………」首をかしげる。
芦屋法乍:「……月影さん」
月影 秋古:「うん」
芦屋法乍:「100歳まで生きような」
芦屋法乍:目がキマっている
月影 秋古:「そこは約束できないかな」
芦屋法乍:「させたる!」
月影 秋古:「がんばって」
芦屋法乍:「わいがさせたるんや!!」
芦屋法乍:口調が変になっている
月影 秋古:「うん」
月影 秋古:「やっぱりわりと」
月影 秋古:「へんな人だね。法乍くん」
芦屋法乍:「いやだから」
芦屋法乍:「月影さんのせいなんだって」
芦屋法乍:「お互い様だ、ほんと」
月影 秋古:「そうかな…」
月影 秋古:頷く。
月影 秋古:「そうだね」
芦屋法乍:「……俺こんな幸せでいいのか?」
月影 秋古:「わるいことはないんじゃないかな」
芦屋法乍:「月影さんはどうよ」
月影 秋古:「よかったとおもうよ」
月影 秋古:「法乍くんと会えて」
月影 秋古:「……今から帰りだよね」
芦屋法乍:「おう」
月影 秋古:「いっしょしていい?」
芦屋法乍:「こっちこそ」
芦屋法乍:「一緒にいさせてくれ」
月影 秋古:「うん」
芦屋法乍:「ん」
芦屋法乍:歩き出す。
芦屋法乍:ちょっと遠慮気味に指を絡ませながら
芦屋法乍:出来るだけゆっくり、ゆっくりと歩いていく。