Raze a pear



メインログ/雑談ログ




Character


フランカ・カペッロ(キャラシート)

古手るにて(キャラシート)

双柳恋(キャラシート)

Index



関連ログ
てのひらの冒険(フランカ・カペッロ/古手るにて)
チハヤフル(双柳恋/月山さん)
Opening
【◆Opening01◆フランカ・カペッロ】
【◆Opening02◆古手るにて】
【◆Opening03◆双柳恋】

Middle phase
【◆Middle01◆】
【◆Middle02◆】
【◆Middle03◆】
【◆Middle04◆】

Climax
【◆Climax◆】

Ending
【◆Ending01◆古手るにて/双柳恋】
【◆Ending02◆フランカ・カペッロ/月山さん】
【◆Ending03◆フランカ・カペッロ/古手るにて】
【◆Ending04◆双柳恋/月山愛】



Preplay


GM:では時間となりましたので
GM:やっていきましょう! 酔っ払い乱入セッション!
GM:早速自己紹介から。まずはPC1
GM(キャラシート)
GM:フランカちゃんよろしくお願いします。
フランカ・カペッロ:はーい!
GM:フランカ・カペッロ……! 幼女だったはずでは……?
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロ。18歳(!)。マフィアのボスの娘だったりしましたが、
フランカ・カペッロ:今やUGNとはずぶずぶの関係。イリーガルでありながらたまにオペレーターも務めたりします。
GM:実家の支援がなくても頑張っている えらいぞ
フランカ・カペッロ:相変わらず夢は政治家で、大学生として勉強も頑張っている模様。
フランカ・カペッロ:ちなみに姉として雇って早10年、古手るにてさんともずぶずぶの関係らしいです
GM:穏当ならざる表現を急に釣瓶打ちしてくるな
フランカ・カペッロ:性能としては超血統モルフェウスでストライクチップを使う射撃単体攻撃。
フランカ・カペッロ:武器もかわり、演出的な戦術もかわりましたが、
フランカ・カペッロ:まぁそこはお楽しみってことで!
GM:楽しみ~
フランカ・カペッロ:そんな感じで、よろしくお願いします!
GM:よろしく!ではハンドアウト貼りまーす

▼PC1 フランカ・カペッロ シナリオロイス:”キリア”
夜道。一人で大学からの帰路についていた君は、怪物の群れが民間人を襲っているのを目にする。
無数の銃を精製し、それらを瞬く間に撃破した君の前に現れたのは、人ならざる微笑を湛えた少女だ。
彼女は自らを"キリア"と名乗り、君の住むZ市をこれから、目くるめく殺戮の舞台へ変えると告げた。


フランカ・カペッロ:殺戮の舞台!させないぜ!
"キリア":そう。シリアスだよ。
GM:力強い宣言。がんばって
GM:ではPC2の自己紹介に入っていきましょう。
GM(キャラシート)
GM:るにてさんよろしくお願いします!
古手るにて:はーい
古手るにて:UGNチルドレン上がりの22歳イリーガル、古手るにて(ふるて-)です。
GM:すっかりエロい雰囲気になったようだな
古手るにて:おっとりしてて引っ込み思案ですが、性根逞しく信念を貫き通すタイプ。
古手るにて:幼少期はFHで散々な目にあっていましたが、元マフィアボスの娘で同じく身寄りのなかったフランカちゃんに雇われたので
古手るにて:住み込み(生涯分家賃前払済)で職業:姉に従事しつつ、チルドレンとして働いておりました。
古手るにて:12歳の1年間で14セッションをこなしたりマスターエージェントやら神格やらを倒したり
GM:すごい圧だ
古手るにて:そんな生活を10年続けたのち、チルドレン引退後は余裕が出来たので雑に大学へ通っています。
古手るにて:政治家秘書にならないといけないし
古手るにて:攻撃手段としては、先端に蓄電性の宝石刃を付けた8本の金属チェーンを
古手るにて:重力と磁力の重ね合わせで操作し、斬撃や拘束、刺突など様々な形で応用します。
古手るにて:データ的にはヴィブロウィップ単体白兵、時の棺と時間凍結。
古手るにて:子ども版との違いは、使用不可になったDロイス精鋭を守護天使に変更してるくらい。
古手るにて:以上、よろしくお願いします~。
GM:アッ本当だ! 全然変わってないかと思ってた
GM:よろしくお願いします。ハンドアウトを貼っていくわよ

▼PC2 古手るにて シナリオロイス:"デュメヴァルカ"
"アーマリー"。超兵器の管理技術に特化したFHセルであり、"デュメヴァルカ"はその一部門に所属するエージェントだ。
過去には賢者の石を目当てにN市の周辺を嗅ぎ回っており、幾度か君と交戦の末、痛み分けのような形で撤退している。
彼女が付近で活動しているとUGNから連絡を受けた君は、妹の大学生活を安穏なものとするため調査を開始したのである、姉として。


"デュメヴァルカ":因縁があったらしいです
"デュメヴァルカ":絵出てなかった こいつだぜ
古手るにて:フランカの大学生活を邪魔するとはいい度胸をしている
古手るにて:絶対に捕まえてみせるぜ
"デュメヴァルカ":誤解だぜ
GM:では次! PC3!
GM(キャラシート)
GM:双柳恋さん! お願いしまーす
双柳恋:はい!
GM:うわあ! 美少女!!!
双柳恋:双柳恋(なみやなぎ れん)です!22歳の無職です。
双柳恋:元々は日本支部所属のエリートUGNチルドレンでしたが、相棒の死により辞職。
GM:諸々を参照すると時系列的に10年後るにてちゃんと同席できるはずがないが
GM:参照しないぜ!
双柳恋:不思議な力で何とかなったようです
双柳恋:今は何かバイトとかで食いつなぎながら自堕落な生活を送っています。
GM:その割になんか育ったね……胸とか……
双柳恋:まあ……辞めた頃には既にだったから……
GM:二重に不健全な女だぜ
双柳恋:シナリオロイス?の月山さんとはひょんなことから知り合った飲み仲間。
月山さん:ひょんひょん
月山さん:飲み友です
双柳恋:以前は割とドライな関係に思ってましたが、一度攫われてみると思った以上に自分にとって大事な存在だな……と気付きました
双柳恋:でもその後は特に何もないです ただの飲み友達だし……
GM:何もないんだ……
双柳恋:性能はブーメランアスピス(優秀)で色んなことを何とかします 以上!がんばるぞ!色々と……!!
GM:頑張ってね。ハンドアウトです。

▼PC3 双柳恋 シナリオロイス:"月山さん"
君は事件に関係ない酔っ払いだが、とにかくPC1たちと同じ場所に居合わせてしまうし、酔っ払い特有の軽率さでシリアスそうな話にも絡みに行ってしまうのだ。


双柳恋:こんなハンドアウト初めて見た
GM:ネタバレをしますがHO1に書かれている襲われている民間人とはお前のことです
月山さん:私もいるよ!
双柳恋:あたしらッスか~~!?
GM:なんか巻き込まれてわけわからんうちに気絶してください
双柳恋:え~~ん 気絶します
双柳恋:スヤ……
GM:かわいいね。そういう感じでやっていくぜ! デュワ!



【◆Opening01◆フランカ・カペッロ】

GM:フランカちゃんのOPです。フランカちゃんと双柳さんは登場侵蝕を振って下さい
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(36 → 42)
双柳恋:39+1D10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+8[8] → 47

▼酒クズチャート 双柳恋の登場侵蝕に応じて決定されます。
1:下記から任意のものをチョイスする。
2:近くのテーブルで月山さんと飲んでいる。屋外の場合、近くの立ち飲み屋の店先の樽とかを使っている。たのしそう。
3:公園なり河原なりで月山さんと店を広げ(方言)て、コンビニつまみをアテに新作のレモンサワーとかを浴びるように飲んでいる。
4:二人連れ立っての買い出しの帰り。油断した服装でスーパーの袋に瓶やら缶やらが覗いている。既にまあまあ出来上がっているよ。
5:月山さんとどこかで飲んだ帰り。路上で酔っ払っている。気持ちよく肩を組んで歌っていたりするのかもしれない。
6:飲酒の後の銭湯は危険!酒が回って熟睡した月山さんをおぶってあげよう。寝言を言いながらベタベタしてくるぞ。
7:調子に乗って飲酒し続けた結果お金がなくなり、揃って馴染みの店から叩き出されている。何か面白いことないかなあ。
8:泥酔して仲良く街角で意味不明の演説なりパフォーマンスなりをしています。足を止める人はいない。かわいそう。
9:月山さんともつれ合って寝ています。みんなの話し声で起き出してくるけど変な体勢で寝たから体はバキバキ。
10:二日酔い状態で登場する。気分は最悪だし寝る前の記憶もない。何かとんでもないことが起きた気がするが……。


双柳恋:なんだこれ!?!?
GM:▶8:泥酔して仲良く街角で意味不明の演説なりパフォーマンスなりをしています。足を止める人はいない。かわいそう。
Z市・市街
GM:深夜。
GM:二人の若い女が人影に絡んでいる。
GM:……否。
GM:よく見るとそこは農地と隣接する道であり、半端に体重をかけられて今にも倒れそうになっているのは案山子である。
月山さん:「ざっっ──────」
月山さん:「けんなだよ! あんなのある?」
月山さん:「あそこの店のマスター若い女が連れ立ってるからって、すぐセクハラっていうか……」
月山さん:「いくら双柳さんがうらぶれて気弱そうで見るからに社会的弱者だからって……」
月山さん:何やら熱弁している。酒臭い。
双柳恋:「そうれすよね~~~」
双柳恋:酒気を撒き散らす赤ら顔の女。2割くらいしか理解していないが反射で同意している。
月山さん:「ね? ね? そう思うよね?」
月山さん:「ウンッウンッ」案山子を揺らしている。
双柳恋:「思うって!!」ケラケラ笑っている
月山さん:「結婚がどうとか適齢期がどうとかじゃなくてさ~ダイバーシティっていうか~」
月山さん:「14000歳超えてる人だっているんですよ~」
双柳恋:「14000歳て!」爆笑している。茹で上がった脳には数が大きいだけで面白いのだ
月山さん:「むぅ~」
双柳恋:「あたしは気にしてないから大丈夫ッスよ~~」
月山さん:「だよね~。1万年熟成させたお酒も飲んでたし」
月山さん:「……あれあんま美味しくなかったな」ボソッ
双柳恋:「月山さんこそエッチな目で見られてなかったッスか?」
双柳恋:「おっぱい大きいし。おへそ出てるし」さわさわ腹を撫でる
月山さん:「全然気になんない! 私生まれからそういうのだから!」
双柳恋:「生まれながらにエッチってこと!?」
月山さん:「おっなんだこいつ~? 大きくしてやろうか~?」ぎゅむぎゅむと双柳さんの乳を揉んでいます。
双柳恋:「や~~ん!誰か~チカンですよ~~!」ケタケタ笑いながらジタバタしている
月山さん:「こらこら、呼ばれちゃうでしょうがなんだっけ……ケーサツ?」
GM:『ググググ……』
双柳恋:「はれ?なんか言いました月山さん?」
GM:案山子でもそろそろやめてほしいと思うようなやりとりを重ねている君たちの側で、奇妙な唸り声が聞こえる。
双柳恋:「カカシが鳴いてる!?」
月山さん:「ええ~!? 命を得た!」
GM:カカシではない。ぼこり。ぼこりと。その背後からだ。
双柳恋:「おら~!あたしら創造主様だぞ!」カカシを揺さぶっている「言うこと聞け!酒税法改正しろ!」
月山さん:「もっと夢のあること言おうよぉ……」
GM:闇の中で何かが巨大化している。
殺人巨大トマト:「ギャハアアアアアアアアアアアアッ!!!!」
月山さん:「るわあああああああああああああ!!!」
双柳恋:「みぎゃ~~~~~!!?!?」

---

GM:フランカ・カペッロ。君は大学からの帰路についている。
GM:常ならば共にある姉の姿は、今は傍らにない。
GM:ふと視線の先に、奇妙なものを捉えた。
フランカ・カペッロ:「……んん?何かしら」
殺人巨大トマト:殺人巨大トマトの群れが逃げ惑う若い女ふたりを襲っている!
殺人巨大トマト:「「ゴハアアアアアアア!!!」」
月山さん:「わ~~っ飲みっ飲み飲み飲みすぎたよ双柳さん!」
月山さん:「絶対ヤバい幻覚見てるもん!」
フランカ・カペッロ:「よくわかんないけど助けなきゃ!」
GM:えらいぞ!
双柳恋:「あ~~ん!無理無理無理!走らせないでくださいよ月山さん!」
月山さん:「あっ吐く?」
月山さん:足を止めて背中を擦ってあげる。
双柳恋:「あっ無理……出る……ぐぷっ……オッ……ヴ……」リアルに吐こうとしている!
フランカ・カペッロ:「えぇ……襲われている方は酔っ払いぽい……」
殺人巨大トマト:トマトが跳ね、四方八方から二人を噛み殺そうと迫っているぞ!
フランカ・カペッロ:「ま、酔っぱらいでも命の危険には間違いないわね!」
GM:カッコよく撃退してくれて大丈夫です。双柳さんは泥酔しているので戦えません。
フランカ・カペッロ:ww
フランカ・カペッロ:「よっ、と」
フランカ・カペッロ:コインを懐から取り出し、そのまま真上に軽く弾く。
フランカ・カペッロ:パシ、と落ちてきたコインを掴み、
フランカ・カペッロ:コインを核に物質生成を急速に行う!
双柳恋:「うぇえ……おぇへぇ……ぐぇえ……」嘔吐後の余韻でぐったりしながら背中をさすられている。月山さんと互いに吐かされ慣れているのだ
双柳恋:「……あれっ?何かやってる?」
フランカ・カペッロ:無数の銃口と弾帯、それぞれがトマトに向かうように、酔っぱらいたちに向かわないように調整して。
フランカ・カペッロ:ズドドドドッ!!!!
フランカ・カペッロ:トマトたちに勢いよく発射する。
殺人巨大トマト:水の詰まった風船を針で突くように、そこら中で巨大トマトが弾ける!
殺人巨大トマト:それなりに強靭な外皮をしているが、君の弾丸の貫通力と与えた衝撃がトマトたちの耐久力を上回っているのだ。
双柳恋:「あっ月山さん!花火やってるッスよ花火!!」
月山さん:「わ~」
双柳恋:「綺麗ッスね~」視界の解像度が低い
月山さん:「今日の花火はなんか生臭いねえ」
GM:横合いからフットボール大のトマトの破片が飛んできて、二人の意識を刈り取ります。
月山さん:「ぶきゅう」
双柳恋:「あたしは口の中ゲロ臭いんスけど……水は……うぎゃん!?」
フランカ・カペッロ:「あ。だ、大丈夫かしら!」
月山さん:双柳さんが気絶したことでバロール能力が無効になり、天に向かっています。いにしえの呪いによって大地に拒まれているのだ。
月山さん:フワー
双柳恋:やばいけど気絶してるから何もできない!
月山さん:風に流されていくよ。
双柳恋:あ~~っ!
フランカ・カペッロ:「え。え!?天に召されたのかしら!?」
双柳恋:路上で潰れたトマトに混じって潰れたトマトみたいになっています。
GM:そうしてなんだか色々なことが起きて混乱する君の頭上から、声。
謎の少女:「……ふーん」
フランカ・カペッロ:「!」
謎の少女:「いい能力だね、それ」
フランカ・カペッロ:「……あなたが、殺人トマトを?」
謎の少女:年のほどは10歳ほどだろうか。
フランカ・カペッロ:自分の口から出た胡乱な言葉にくらくらしつつ。
謎の少女:風に靡く髪は、夜闇から滲み出すような幻想的な色合いをしていた。人ではなく、レネゲイドビーイングのたぐいだと分かってもいいでしょう。
フランカ・カペッロ:「レネゲイドビーイング、かしら?」じゃあわかります
謎の少女:ふわりと、君の目の前に降り立つ。
謎の少女:「ウフフ」
謎の少女:「わかるんだ? わかるんだ」
謎の少女:「いかにも、だよ」
謎の少女:そう言って君の鼻先へと指をかざす。
フランカ・カペッロ:「……!」
謎の少女:そこから、雫が滴るようにして、小魚のような飛翔体が形成されて、どこかへ飛んでゆく。
"キリア":「"キリア"」
フランカ・カペッロ:「それが、あなたの名前?」
"キリア":「私の名前。すごく大きな力を示すコードだよ」
"キリア":「キミは? 誰? 誰かな」
フランカ・カペッロ:「フランカ。ただの大学生よ」
"キリア":「フランカ」くすくすと笑う。
"キリア":「たくさんの機構を操るんだね」
"キリア":「器用だ。誰かに習ったのかな?」
フランカ・カペッロ:「そうともいえるし、違うともいえる」
フランカ・カペッロ:「銃を色んな人に協力してもらってみせてもらったけど、」
フランカ・カペッロ:「それを作り出すべく練習したのは私自身の修練」
"キリア":「味方が沢山いるんだね」
"キリア":「私にはいないんだ。私一人」
フランカ・カペッロ:「そうなの?」
"キリア":「そう」短く肯定を返した。
"キリア":手のひらを背後に向ける。一瞬の閃光。
"キリア":路面に飛び散ったトマトの欠片は跡形もなく蒸発していた。倒れている酔っぱらいは無事だ。
フランカ・カペッロ:「……!」
"キリア":凄まじい出力と精密性を備えるオーヴァードだ。
"キリア":『すごく大きな力』。
"キリア":「だけど、私が殺したい相手はね。私一人の力じゃ殺せない」
"キリア":「だから、こうして」
"キリア":また、指先から小魚が生まれて、どこかへ飛んでゆく。
"キリア":「仲間を作ってるんだ。ねえ」
"キリア":「反抗期、って知ってる? フランカは、なったこと、あるのかな」
フランカ・カペッロ:「あるわよ」
"キリア":にっこりと笑う。
フランカ・カペッロ:姉とか、他の世話人とかに対して反抗がひどかった時期は確かにあった。
"キリア":「私、家族を殺そうとしたことがあるんだ」
"キリア":「失敗したよ。でも、私にはある」
"キリア":「反抗期を完遂するだけの知恵も、力も」
フランカ・カペッロ:「……そう」
"キリア":「参考にして作戦を練ったんだ。母さんに土をつけた……」
"キリア":「そう。"メデューサ"」
GM:偶然だろうか。君にとっては馴染み深い名である。
フランカ・カペッロ:(……まさか、ね)
"キリア":「ありがとう。話し相手になってくれて。それに……あれくらいの強さの個体じゃまだまだ足りないのもわかった」
"キリア":「だから警告してあげる。フランカ」
フランカ・カペッロ:「警告?」
"キリア":「この街は、これから目くるめく陰惨な、殺戮の舞台へと変わる」
"キリア":「逃げたほうがいいよ」
"キリア":無邪気に笑いながら、君の頬を指先が撫でる。
"キリア":「見逃してあげる」
フランカ・カペッロ:「そう、優しいのね」
フランカ・カペッロ:「でもそれは、こっちのセリフ」
フランカ・カペッロ:あなたの頬に、金属の感触。
"キリア":「……ん」
"キリア":目を閉じる。心地良さそうに。
"キリア":「やってみるかな?」
フランカ・カペッロ:「今なら撤回も可能って言ってるのよ」
"キリア":「……それはFHのやり方じゃないな」
"キリア":瞼が上がる。その奥に、先程には無かったすさまじい熱の煌めきが燃えている。
"キリア":「レネゲイドの力が、心の力なら」
"キリア":「私の魂は誰よりも熱く燃えている、ただ1つの欲望が走り出せば」
"キリア":「誰にも止めることなんて、出来ない」
"キリア":ゴッッッッ!!!!!!
"キリア":光が君を飲み込んだ。
フランカ・カペッロ:「……!!!」
"キリア":体の芯まで焼き尽くすような劫火、見当識が吹き飛び、リザレクトが生命の維持で手一杯になっている間に──
"キリア":少女は姿を消していた。
"キリア":《瞬間退場》
フランカ・カペッロ:「……反抗期は完遂するものじゃなくて」
フランカ・カペッロ:「通り過ぎて、その時の青さを後悔したり笑い飛ばすものよ」
フランカ・カペッロ:ふぅ、と浅く息を吐いて。
フランカ・カペッロ:自分の青すぎた記憶を、苦笑とともに思い返した。



GM:シーン終了。ロイスのみ可能です。
フランカ・カペッロ:"キリア" 興味/◯脅威 でロイス取得!



【◆Opening02◆古手るにて】

GM:登場侵蝕をどうぞ
古手るにて:39+1d10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+3[3] → 42

GM:落ち着き
──数年前 N市・裏側
GM:"アーマリー"。大きな危機を乗り越えた後、疲弊したN市へと狙いを定めたFHセルの1つ。
GM:『鉱床』が去って尚、賢者の石を求めてN市を訪れるならず者は後を立たなかった。
GM:その中のありふれた1つ──というには、少々強力な相手だったか。
"デュメヴァルカ":ハンドガンをごつく、大きくしたようなデバイスを両の手に構えた女である。
"デュメヴァルカ":既に戦いは佳境となり、敵対する彼女の表情にも確かな疲弊が見て取れる。だがいかなメカニズムか、明らかに攻撃の通りが悪かった。
"デュメヴァルカ":「ふーっ、計算外だ。貴様の戦闘スタイル、どうにも対応を間違えたな……それに」
"デュメヴァルカ":「"裏側"とやらも見込み違いのようだ。見渡す限り」お手上げの真似をする。「何もない」
"デュメヴァルカ":君の前で不敵に笑う長身の女。"デュメヴァルカ"。
古手るにて:「……そう。じゃあ、目的を諦めて退散してくれるってこと?」
"デュメヴァルカ":「帰してくれるのかな?」
"デュメヴァルカ":八本の輝刃による攻撃を奇妙にすり抜け、エネルギーの弾丸を放つ。
古手るにて:「まさか」
古手るにて:両脚に1本ずつ巻きつけられた鎖に、夥しいエメラルドの極光が奔る。
古手るにて:たん、たん、と。数度のステップのちに姿が掻き消え。
古手るにて:ビルの壁、電柱、信号機。歪に捻じれた磁力を足掛かりとして、縦横無尽に空間を跳ねながら。
古手るにて:"デュメヴァルカ"の視界を大きく迂回し、地面から穿つように踵を放つ。狙いは脳天。
"デュメヴァルカ":「不正解」
"デュメヴァルカ":強い抵抗が働いた。
"デュメヴァルカ":そうとしか言えなかった。十分な加速と鋭さを持っていたはずの一撃ががくりと減速し、遅れて発生したエネルギーの盾に弾かれる。
古手るにて:「────ち!」
"デュメヴァルカ":すかさず容赦のない銃撃の嵐。
"デュメヴァルカ":君は気づくだろう。
"デュメヴァルカ":先程から放つ攻撃。強力なものほど強い減衰を受けている。おそらくはそれが"デュメヴァルカ"の能力である。
"デュメヴァルカ":それは、一撃の威力を上げれば上げるほど、彼女に辿り着く前に指数関数的に強い抵抗を受ける。
古手るにて:距離を遠ざける様に退避しつつ、スカートより歪曲しながら伸びる六肢の鎖で銃弾を捌き落としていく。
古手るにて:「強襲とはいえ、足蹴もだめか。こちらの手は大体受け止められてしまったね」
"デュメヴァルカ":「それこそがこの──」
"デュメヴァルカ":「洛退機関デュメヴァルカ、だとも!」
古手るにて:「名前付けた人結構ノリノリだったんだなぁと思う」
"デュメヴァルカ":銃撃によって瓦礫が降り注ぐ、君を行動不能にして逃げる腹積もりだ。
"デュメヴァルカ":「私だが?」
古手るにて:「えっ。そっか、ごめん……」
"デュメヴァルカ":無言でめちゃくちゃ撃ってきます。
古手るにて:ばち、ばち。
古手るにて:地面に衝突するはずの瓦礫へネオン・ブルーの稲妻が纏わりつき、尽く浮上。
古手るにて:ほんの僅かでも金属が入っているならば、軽石の如く扱い無数の弾丸を妨げる防御壁にもできる。
古手るにて:「……だけど、そちらの攻撃も私には届かないよ」
"デュメヴァルカ":「チ、仕方のない」
古手るにて:「この先は、戦闘の長期化によるケアレスミスの防ぎ合い。やってみる?」
"デュメヴァルカ":「いいや、それには及ばないさ」
古手るにて:鎌首を擡げた鎖を一際巨大な瓦礫へと這わせ、質量に威を任せて無造作にぶん投げる。
"デュメヴァルカ":コートから取り出した物体をデバイスに装填し、撃った。
"デュメヴァルカ":放たれた弾丸より無数の棘が発生する。棘から棘が生える。その棘からも棘。棘棘棘棘棘──!
古手るにて:「うわっ、集合体恐怖症攻撃!?」
"デュメヴァルカ":爆発的に空間を殺戮の棘が埋め尽くす──かと思えば、"デュメヴァルカ"の手を翳す側だけその侵食が極端に遅かった。
"デュメヴァルカ":「こちらに切り札を切らせたことは褒めてやろう。さらばだ、"メデューサ"」身を翻す。
古手るにて:「く。逃がすかっての!」
古手るにて:スカートより垂れ落ちた鎖のうち、一肢に絢爛なる蒼緑の輝きが集約し。射出。
古手るにて:無数の棘をぐるり、ぐるりと歪曲を繰り返し。獲物を付け狙う蛇めいて鎖が疾走。
"デュメヴァルカ":「!」
古手るにて:鎖の先端に取り付けられた菱形刃を以って紫電の槍とし、彼女を逃がさまいと突き貫く!
"デュメヴァルカ":──果たしてその刃には。
"デュメヴァルカ":これまでかかったような力の減衰は生まれなかった。君の勝負強さを甘く見たのか、それとも防げない理由があったのか──
"デュメヴァルカ":「がふっ……はは」
古手るにて:「当たった!」
GM:完璧な有効打である。しかし、空間で増殖を続ける棘へと後手に回ったことも事実。
古手るにて:「追撃を……いや、これは────」
GM:その戦いは、果たして痛み分けの結果に終わった。
古手るにて:「逃げられたか」
古手るにて:レディッシュブラウンのフレアワンピースの裾に、垂れ落ちた鎖が巻き戻っていく。
古手るにて:「N市の復興も、妹の成長も今が大切な時期だってのに」
古手るにて:「次から次へと輩が襲い掛かってきて、ほんとに困りものねぇ」
現代・Z市
GM:セキュリティのちゃんとしたマンション
GM:同居人の帰りが大学の課題で遅くなり、時間を持て余していた君の端末に通知が入る。
GM:『ベランダへ邪魔してもいいだろうか』
古手るにて:「ん~……」妹の帰りが待ち遠し過ぎるあまり、足をジタバタさせながら端末を開きます。
古手るにて:「ん~~?」小首を傾げる。
GM:知己のUGNエージェントからである。ちなみに男性だ。嫌だったら突っぱねても良い。
古手るにて:『いいよ。窓は開けないけど』
GM:では、そう君が返信してすぐに、強い風が吹いた。
砥草昭一:「話が早いな。ではそのまま聞いてくれ。時間は取らせない」
古手るにて:「うわっ……ちょ、窓開けないって伝えたのに!?」
砥草昭一:窓に背を向けるように、スーツ姿の男が立っている。
砥草昭一:日本支部エージェント、"ジュークミキサー"砥草昭一だ。典型的なハヌマーンである。
古手るにて:「はいはい。何か御用でしょうか」窓際へと近づきながら。
砥草昭一:「"デュメヴァルカ"という女のことを覚えているか? "メデューサ"」
古手るにて:「……!知ってる、けど。ひょっとして」
砥草昭一:「OK。結論から。奴がこの付近に出没している、警戒しておけ」
砥草昭一:「ここからはお浚いだが──」
砥草昭一:そう言いながら煙草を取り出し、微妙に悩んで、しまう。
古手るにて:「ふぅん。年若い女性二人暮らしの部屋のベランダで煙草を吸おうとするんだ」
古手るにて:「ちゃんと止めたからセーフにしといてあげる」
砥草昭一:「そいつはどうも」
砥草昭一:「ゴホン……奴の所属する"アーマリー"というのは、兵器運用セルだ」
砥草昭一:「"デュメヴァルカ"自身も脅威だが、"デュメヴァルカ"が目的としている何か──」
砥草昭一:「以前現れた時は空振りだったようだが、何かある可能性も留意しておいてくれ」
古手るにて:「概ね了解。でも、伝えるのが私でいいの?」
古手るにて:「一度遭遇した時に報告投げた通り、私の攻撃手段がほぼ通用しなかったんだけど……」
砥草昭一:「何を勘違いしているか知らんが」
砥草昭一:「別にお前を当て込んでいるわけじゃない」
古手るにて:「えっ」
砥草昭一:「日本支部で調査を行い、早期決着を目指す。わざわざ伝えに来たのは」
砥草昭一:「元チルドレンのよしみで、お前のこれまでのUGNに対する多大な貢献のほんの返礼だ」
古手るにて:「……ああ、そう。そりゃどうも」ジト目で見つめながら。
砥草昭一:「話を通しに来たとも言うな、マスターやら何やらの討伐者様のお膝元だ」
砥草昭一:「まあ尤も、解決のために奔走してくれるなら」
砥草昭一:「俺としては望外の喜びというやつだが」悪びれる様子なく言う。
古手るにて:「そう。言いたい事はそれだけ?」
砥草昭一:「時間は取らせなかっただろう?」
古手るにて:「分かったから、さっさと"デュメヴァルカ"を探しに行ったらいいって言ってるんです。日本支部エージェント殿」
古手るにて:しっしっ、と。手で追い払う様な仕草。
砥草昭一:「全く、公務員の辛いところだ」
砥草昭一:その言葉を最後に、窓際の影は消えている。
古手るにて:「……全く。仕事出来るのは認めるけど、あの慇懃無礼な態度だけは頂けないよなぁ」
古手るにて:「女性に対してだけ異様に優しくするのもそれはそれでアレか」
古手るにて:がらがら、と。勝手に開け放たれた窓を締め直し。
古手るにて:「……フランカももう大学生」
古手るにて:「今が一番大切な時期だから、わざわざ屋敷から遠く離れたマンションに疎開して仲良く暮らしてたってのに」
古手るにて:「過去取り逃したFHエージェントなんかに暴れられたら、職業:姉の風上にも置けなくなっちゃうよ」
古手るにて:ため息をつきながら、寝巻から外向き用の私服へと着替え始める。
古手るにて:「だからお望みどおり、出勤しますとも」



GM:シーン終了。ロイス可能。
古手るにて:"デュメヴァルカ"/興味/○脅威 これで



【◆Opening03◆双柳恋】

GM:既にOPにモブ役として出ているので登場は侵食1で大丈夫です
双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1増加(47 → 48)



GM:──翌昼。
GM:双柳恋の安アパート。
GM:君は目覚めた。なんだか寝る前に色々あったような……というかベッドに入る前の記憶などすっぱり存在しないのだが。
双柳恋:「もが……」
月山さん:バラスト入りの抱きまくらを抱えて鼻ちょうちんをつくりながらふよふよ浮いています。
双柳恋:地獄のような頭痛と倦怠感と共に目を覚ます。
双柳恋:「う゛っ……う゛お゛ぉお…………」
月山さん:「すわ妖怪変化!」
月山さん:地獄の唸り声に反応するように目覚め、バラストを双柳さんの上に落下させます。
双柳恋:「んぎゃ!」
月山さん:だいたい5kgくらいだ。
双柳恋:トドメを刺されぐったりと倒れ伏す。
月山さん:「ふわぁ~~~~ぁ」
月山さん:「うう……頭がいたい……ここはどこ……私はだれ……」
双柳恋:「……」
月山さん:「ぁぁっ双柳さん……誰がこんなことを……」
双柳恋:「お゛ぉ……」
双柳恋:「み……みみず……」
月山さん:「まってください……今みそしるを……」
月山さん:天井を這いながらコンロに向かう。
双柳恋:「ん゛ぇえ……」
双柳恋:吐き気を堪えてうつ伏せのままになっている。仰向けだと寝ゲロで死にかねないと理解しているのだ(何回か死んだ)
月山さん:「んん~……何日目だったっけこれ……」
月山さん:「火……換気扇…………」
月山さん:「あとみみず……」
月山さん:「みみず…………」
月山さん:「?」
月山さん:1分くらい固まる。
双柳恋:「うぐぇ~……」時間を確認すべくテレビを点ける。「ギャッ」ステレオが脳にガンガン響き、悲鳴と共に音量を下げる。
双柳恋:「あぁ~……午後のロードショーが終わりかけている……」
双柳恋:「じゃあ……3時……くらい……?」
月山さん:「双柳さんの顔色やば~」
月山さん:水をコップに入れて持ってきます。
月山さん:ちなみに天地が逆の状態で持ち運ぼうとして2回こぼした。
双柳恋:「おぉ……」
双柳恋:「女神~~……」
月山さん:「女神だよぉ」
双柳恋:「そうだった」コップを受け取り、ありがたそうにこくこく飲む。
月山さん:「うあー」横でこちらも水を飲んでいます。
月山さん:「ちょっと待ってね」
月山さん:「3軒目くらいから覚えてない」
双柳恋:「う゛ぁ~~生き返る…… ……あれ?」
双柳恋:「昨日どうしたんでしたっけ?」
月山さん:「ええ~」
月山さん:「双柳さんがよくないよ~。ちょっとお金入ったからって」
月山さん:「もー駄目。全っ然だめ。なんかへんな夢見たことしか覚えてない」
双柳恋:「えーと……おーん……?」痛む頭を捻って何とか思い出そうとする
月山さん:「うっ……思い出そうとすると謎の青クサが」口元を押さえる。
双柳恋:「月山さんがエロい目で見られて……」
月山さん:「セクハラ~~」脇腹をふにふにとつつく。
双柳恋:「あっそうだ!案山子に命が宿ったんじゃなかったッスか!?」
双柳恋:「えっ?どういうこと?」自分で言って困惑している
月山さん:「んぉう……」
月山さん:「待って……当たらずとも遠からずな気がする……」
月山さん:「これまで酔って失った記憶は数知れないことを考えると……」
月山さん:「私達の泥酔経験値なら、この情報からでも何が起きたのか導き出せるよ!」
双柳恋:「経験値はともかく二日酔いが……」
双柳恋:「その後……あ~~……」
双柳恋:「……花火!花火見ませんでした?」
月山さん:「花火! 見た気がする……なんか……」
月山さん:「20号玉ポンポン上がってた!」
月山さん:「あとナイアガラとか」
双柳恋:「え~~っ、じゃあお祭りッスよ!」
双柳恋:「近くでやってたお祭りに雪崩れ込んで、そこでしこたまビールとかを飲んだ……」
月山さん:「完全にそれだよ! お祭りなら案山子に命が宿ったことにも……説明はつく? ような……」
双柳恋:「なるほどなァ……」うんうん頷いている
月山さん:「お祭りってことは何かめでたいことがあったんだねえ」
月山さん:「じゃあ今日はお休みでいっか」
双柳恋:「毎日休みじゃないッスか~~」ウケている
月山さん:「あっまずい!」
月山さん:「味噌汁煮詰まっちゃう」
双柳恋:「まだ掛けてたんスか!?」
月山さん:双柳さんに抱きついてベッドを蹴ります。こうすることで
月山さん:浮力と重力がいい感じになり、移動しやすいのだ。
双柳恋:「うぁ~~っ……あ~~~……」
双柳恋:「待って今ヤバい……吐き気が……」
月山さん:「私の体のえろさで中和できない?」
双柳恋:「月山さんブラしてます?」
月山さん:「それどっち? してなかったらできるの?」
双柳恋:「いや柔らかいんで……あっ確かに吐き気忘れてた」
月山さん:「案外世の中なんとかなるな……よくできてる……」
月山さん:明らかに生気の足りない表情で胡乱なことを言いながら火を止めています。
月山さん:「……じゃあ」
月山さん:「生き返りますか……」
月山さん:「双柳さ~んお椀洗って」
月山さん:流しを見た瞬間になけなしの気力がごっそりと飛んでいる。
双柳恋:「はーい……」
双柳恋:若干名残惜しそうに離れ、カップ麺の容器やら汚れた食器やらでおぞましい状態の流しから二人分のお椀だけを取り出し、じゃばじゃば洗う。
双柳恋:「てか鍋から直でいけないスか?これ」
月山さん:「こらっ間接キスになっちゃうでしょ」
双柳恋:「う~ん……それはエッチすぎかもですね」
月山さん:「そういうのはちょっと……私達には早いっていうか……」
月山さん:「そう」
月山さん:「もうちょっとTPOというか……甘酸っぱさと言うか」
月山さん:「死にかけの味噌汁はね」
双柳恋:「結局ブラつけてるんすスか?はいお椀」
月山さん:「ちょっと~さすがにしつこいよそれ」おたまでよそいます。
双柳恋:「え~っだって前々から危なっかしくて……あっいい匂い……」
月山さん:「いくら女同士だからってさ」
月山さん:「デリカシーというか……友達なりのラインというか」
月山さん:「ちょっと一口飲もう、動く前に」
双柳恋:「だって昨日もそうでしたけど~……月山さんが他の人からそういう目で見られるの個人的に……」
月山さん:ズズ……
月山さん:「くぅ────」
双柳恋:「あ゛ぁ~~…………」
月山さん:「……」
月山さん:「個人的に…………」
月山さん:「何?」
双柳恋:「キまりますね……塩分が…………」
双柳恋:「やっぱり二日酔いは……はい?」
双柳恋:「なんスか?」
月山さん:「んー…………いや、別に~」
月山さん:「別になんでもない」ズズズ。
月山さん:「なんでもないもーん」
双柳恋:「え~?なんでもなくなさそ~」
月山さん:「つーん」
双柳恋:「つんとしちゃった」
双柳恋:「おいしすぎる……帝国ホテル……」ズズズ……
月山さん:「じゃあ私の味噌汁はミシュランだけど……」ミシュランをすごいレストランの名前だと思っている。
月山さん:「やーしかし根の国の事件のあたりは地上で暮らしたらどんな恐ろしいことがあるかと思ったけど」
月山さん:「ここ暫くは変な事件もないし」
月山さん:「平和だね~」
双柳恋:「そうッスね~。平和平和。平和がいちばんッスよ~」
双柳恋:「そう何度も変な事件に巻き込まれたらたまったもんじゃないッスよ。N市じゃあるまいし……」
GM:おおよそこういった過程を経て、ようやく君たち二人は活動を開始するのだ。
GM:一体いつまで周囲で色々起きていることに気づかずにいられるのか!



GM:シーン終了です。ロイス可能。
双柳恋:何も気づいてないし……月山さんは固定ロイスなので何も無し!!!



【◆Middle01◆】

GM:フランカちゃんとるにてちゃんさんが会って話すシーンです。なぜか全員登場してください。
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(42 → 51)
古手るにて:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+1[1] → 43

双柳恋:なぜだろう……
双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(48 → 57)
GM:▶9:月山さんともつれ合って寝ています。みんなの話し声で起き出してくるけど変な体勢で寝たから体はバキバキ。



GM:あの後。
GM:不思議なことに、フランカ・カペッロが"キリア"の攻撃で受けた傷は、リザレクトによる生命維持では説明がつかないほど綺麗に治癒してしまっていた。
GM:風光明媚な遊歩道である。木陰が柔らかくフランカとるにての上に落ち、日光を散らしていた。
古手るにて:「……ええっと、それじゃあ」
古手るにて:「そのレネゲイドビーイングの攻撃を受けても、直ぐに傷が治癒しちゃったってこと?」
フランカ・カペッロ:「そうみたいね」
古手るにて:「ほんとう?無茶とかしてない?」歩きながら、フランカの顔をそっと覗き込む。
フランカ・カペッロ:「してないわよ」首を横に振って。
古手るにて:「……そっか。それなら良かった」ふぅ、と小さく息をついて。
古手るにて:「でも!次もそうとは限らないんだから、当分は安全第一!」
古手るにて:「見つけても不用意に近づかないこと!」人差し指を上げながら。
フランカ・カペッロ:「警戒して近づけってことね!」
古手るにて:「微妙なニュアンスの差異!」
フランカ・カペッロ:「でも放っておくことはできないでしょ」
古手るにて:「むぅ……そう、ね。治安の崩壊を堂々と宣言されて、フランカが黙ってるわけないもんね」
フランカ・カペッロ:「そうよ。……ご不満? 私が他の女を放っておけないのは妬けちゃうのかしら?」
古手るにて:「んなぁっ!!そ、そうとは言ってないじゃない!?」かぁっ、と赤面。
フランカ・カペッロ:「言ってみただけよ」
古手るにて:「ぐぬぬ」
古手るにて:「……別口の話だけど、強固な防衛能力を持つFHエージェントも付近で目撃されてるらしくて」
古手るにて:「日本支部エージェントが捜索に当たってる」
フランカ・カペッロ:「へぇ」
古手るにて:「つまり、今この街はかつてのN市くらい危険因子が散らばってるってこと」
古手るにて:「傍にずっと居て欲しいくらい、心配なの」
GM:フヮァァァァッ
GM:強めに風が吹き、二人の周囲を彩るように花びらが吹きすさぶ。
古手るにて:「っ、急に風が────」
古手るにて:「フランカ、手を握って!」彼女へ手を伸ばす。
フランカ・カペッロ:「ええ」差し出された手を握る。
GM:では、そうして君たちが荘厳な百合宗教画になっていると。
稚魚のような飛翔体:近くに光のフレームで形成されたふしぎな物体が浮いているのに気づきます。
稚魚のような飛翔体:形状は小魚に似ており、何かを探しているのかふよふよと首を振っている。
古手るにて:「"デュメヴァルカ"ではない……これは、魚?」
稚魚のような飛翔体:『ぴきゅー』
古手るにて:「鳴いた」
稚魚のような飛翔体:フランカちゃんに目を止めると嬉しそうに寄ってきます。
フランカ・カペッロ:「これは……!」
フランカ・カペッロ:「さっき話した"キリア"がこういうのを飛ばしてたわ……!」
GM:フランカちゃんは気づくでしょう。"キリア"の指先から飛ばしていたものに形状が酷似している。
古手るにて:「えっ!じゃあ、近づいたらダメな奴じゃん!」
稚魚のような飛翔体:『きゅう……?』なんとなくるにてちゃんからの敵意を感じ取ったのか
稚魚のような飛翔体:フランカちゃんの服の中に逃げ込もうとします。
古手るにて:防衛のため、スカートから二肢ほど鎖を垂れ降ろし浅葱色の稲妻を纏わせようとして。
フランカ・カペッロ:「ちょっ」
古手るにて:「……んん?」
古手るにて:「あっ!こら、フランカの衣服に気安く潜り込むなエロ魚!!」
フランカ・カペッロ:「わ、どこにもぐって……」
稚魚のような飛翔体:すべすべした感触がフランカちゃんの体表を這い回るよ。
稚魚のような飛翔体:ちょうどいい場所を見つけたのか、胸元から顔を出します。
フランカ・カペッロ:「……っ、くすぐったい」
古手るにて:「こ、こいつ!なんてふしだらなことを……」
古手るにて:「フランカ!ぺいってしちゃいなさい、ぺいって!」
古手るにて:流石に彼女の胸元へ宝石刃を突き立てるわけにもいかず、手出しできない!
フランカ・カペッロ:「さ、触った途端爆発とかしないかしら」割りと混乱している
月山さん:「う~ん……あしはらなかつくに……」
月山さん:「……ほえ? どこだここ……」
月山さん:近くの茂みからルンペンが這い出してきます。
月山さん:よく見ると類稀な美人なのだが、葉っぱやら目の下のクマやらが台無しにしているぞ。
双柳恋:「ムニャムニャ……ほんとに代わりに年金払ってくれるんすか……あえ?」
双柳恋:抱き枕がいなくなってもぞもぞ目を覚まし、植え込みから顔を出す。髪が葉っぱまみれになっている。
月山さん:「双柳さんなんてとこで寝てるの! 風邪引くよ!」
双柳恋:「月山さんもじゃないッスか~……くちゃん!」くしゃみ
古手るにて:「げっ、一般通過女性二人!?」
古手るにて:「(ワーディングを……いや、他のエージェントをおびき寄せるのも不味いし……)」
月山さん:「あっ……」身なりのいい通行人が居るのに気づき、気まずそうな顔。
稚魚のような飛翔体:『きゅー……! きゅーきゅーきゅー……!』
双柳恋:「救急?」
双柳恋:「あっわっ……」ようやく二人と一匹?に気付き、さりげなく月山さんの後ろに隠れる。
稚魚のような飛翔体:そんなこんなしていると、魚が急に恐怖を訴えだします。
稚魚のような飛翔体:急に現れた睡眠一般人ではなく、その向こう。
フランカ・カペッロ:「?」怯えだした飛翔体の視線(?)のさきをみる
殺人スポーツカー:ブロロロロロロ!
古手るにて:「……は?」目をまん丸くして。
殺人スポーツカー:場違いなスポーツカーが芝を突っ切ってきます。
殺人スポーツカー:さらにがしゃんがしゃん! がしょん!
殺人スポーツカー:人型に変形!
双柳恋:「あっ!マイケルベイ!」
古手るにて:「これは……明らかにジャームだわ!?」
殺人スポーツカー:明らかにジャームだ!
稚魚のような飛翔体:フランカの胸元から飛び出し、逃げようとするぞ!
フランカ・カペッロ:「あ、私がいずれ乗ってみたい車に似て……変形!?」
双柳恋:「月山さん!こんなところにダークサイドムーンな感じのやつがいますよ!」
月山さん:「わからない! 双柳さんの言ってること1つも……!」
殺人スポーツカー:逃げる魚を追いかけようとしている、ついでにその道中にいる君たちを轢くこともためらわない様子だ!
古手るにて:「あっ、エロ魚が逃げてく……それならそれでヨシ!でもって」
古手るにて:「一般通過ジャームは、しっかり倒さないとね!」臨戦態勢。

GM:というわけで簡易戦闘です
GM:攻撃ダメージで70点出すと倒せます。
双柳恋:だいぶ強い
GM:ラウンドを跨いだら全員に5d10ダメージだ!
フランカ・カペッロ:ぎゃあ
古手るにて:つんよ
GM:というわけで判定をどうぞ~
双柳恋:ブーメランアスピスで素殴りします
双柳恋:3DX+18
DoubleCross : (3DX10+18) → 10[4,5,10]+3[3]+18 → 31

GM:回った
フランカ・カペッロ:すごい
双柳恋:4D10+6
DoubleCross : (4D10+6) → 30[3,9,8,10]+6 → 36

双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1増加(57 → 58)
GM:やる気ありすぎだろ
古手るにて:でか~~
双柳恋:いい感じ
GM:36/70!
フランカ・カペッロ:セットアップとかマイナーとかの行動使える?
GM:使っていいよ~
フランカ・カペッロ:やった~
フランカ・カペッロ:セットアップで怨念の呪石 マイナーでストライクチップ使用
フランカ・カペッロ:7dx7+5
DoubleCross : (7DX7+5) → 10[2,4,5,5,5,6,10]+3[3]+5 → 18

フランカ・カペッロ:28+5d10
DoubleCross : (28+5D10) → 28+37[10,7,4,7,9] → 65

古手るにて:でか~~
GM:つっよ
双柳恋:でかすぎ
古手るにて:私なんもせんで終わっちゃった
フランカ・カペッロ:あ、《コンセントレイト》《ブルータルウェポン》使ってます!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を9増加(51 → 60)
GM:じゃあるにてちゃんは調達1回余分にしていいよ
古手るにて:やった~~
GM:というわけで戦闘終了。PC達の勝利だよ!

月山さん:「双柳さんこれ夢だよ。まだ夢」
双柳恋:「そうなんスか!?」
月山さん:「そうほら! カッコよくやっちゃえ~!」
月山さん:双柳さんの腕に抱きついてきゃあきゃあ言ってます。
双柳恋:「わ~~い!」
古手るにて:「……いやいや!二人とも、離れといてください!危険なんで!」
月山さん:「そっちの子もなんか見覚えあるし……夢だから!」
月山さん:近所だからです。
古手るにて:「仕方なし。えーい、《ワーディング》!!」非オーヴァードをエキストラ化する都合の良いエフェクト!
双柳恋:「あっでもめちゃめちゃ節々痛い……これも夢……?」うんともすんともしていない
フランカ・カペッロ:「あれ、オーヴァードかしら!?」
GM:非オーヴァードの忌避感・無力感を喚起するワーディング物質が散布され、人払いが出来たりすぐ近くの人が行動不能になったりするはずの《ワーディング》!
GM:だが何も起きない! 二人ともオーヴァードのようだ。
古手るにて:「うわっ効いてない!オーヴァードじゃん!?」
双柳恋:オーバーサイズのパーカーの裾から、幾つものゴルフボール大の鉄球がごろりと滑り出す。41.275mmステンレス球。
双柳恋:そのありふれた工業製品が空中でビリヤードめいて打ち付け合い、殺人スポーツカーへと飛翔。
双柳恋:鉄の身体にはあまりにも都合が良い。磁力で反発・誘引しあい、高速回転しながら打ち据える!
殺人スポーツカー:ガガガガガガガッッ!!!
双柳恋:「うわ~~音やば!頭痛!」
殺人スポーツカー:まさか通りすがりにここまでの暴行を受けるとは思っていなかったのだろう、咄嗟に腕をクロスさせて受けようとするも被害は甚大だ!
古手るにて:「あの不可思議な磁界の歪みは、複雑な磁力操作……ブラックドッグ!」
フランカ・カペッロ:「なるほど……しかもちゃんとダメージ与えてる!」
月山さん:「も~! いくら夢だからっていつも酒でダウンしてるとこまで再現しなくてもいいのになぁ」
双柳恋:「ふふん……かっこよかったッスか?」流し目でいい感じに月山さんの顎下を撫でている
月山さん:「や~ん。全部許せる~」
月山さん:「え~これどこまで私の思い通りになるのかな……ちょっと愛してるって言ってみて!」
双柳恋:「愛してますよ……」流し目でいい感じに囁いている
月山さん:「ひんっ♡」
月山さん:「あっあっ……」
殺人スポーツカー:双柳さんを排除しなければ先に進めないことに気づき、タイヤの変形した拳を振りかぶっているよ。
月山さん:「ぎゃー! 言ってる場合じゃない! 死ぬ!」
双柳恋:「だいじょぶッスよ~、夢だし」
古手るにて:「……ちょっとちょっと!うちのフランカだって滅茶苦茶すごい能力持ってるんだから!」
古手るにて:「フランカ、あの近づいたらちょっとお酒臭い二人組に目に物見せてあげて!!」
古手るにて:ちょっとどころではなかったのだが、生来の控えめな性格がオブラートに包んでくれた。
フランカ・カペッロ:銃を硬貨を元手として生成。銃撃の雨を浴びせる
殺人スポーツカー:高速回転するナックルが弾雨によって凄まじい勢いで削り取られながら大きく弾かれる!
殺人スポーツカー:運動エネルギーの奔流を身に受けてたたらを踏み、だが終わらない。みるみると破損し、その機能を失っていく。
双柳恋:「おー……?」銃弾の雨をぼんやりと目にし「はれ~……?なんか最近どっかで見たな……」
殺人スポーツカー:やがて爆発とともに搭乗していた非オーヴァードの一般人を射出し、完全に活動を停止した。
フランカ・カペッロ:「これで大丈夫……かしら?」
古手るにて:「あ、一般人乗ってたんだ……とりあえず大丈夫そうだね」
非オーヴァードの一般人:ワーディングで気絶したままパラシュートでいい具合に遠くに着地しています。
月山さん:「双柳さんったら覚えてないの? 花火職人の子だよ」
月山さん:「相変わらずいい仕事してるね~」
双柳恋:「え~なんスかそれ?全然覚えてないッス」
古手るにて:「《ワーディング》自体は無駄にならなくて良かった……うん?」
古手るにて:「フランカ、この人たちに会ったことあるの?」
フランカ・カペッロ:「うーん?確かにこの酒臭さは覚えがあるような……?」
古手るにて:「それなりに強力なオーヴァードだけど、日本支部ともFHとも関係なさそうだし」
古手るにて:「レネゲイドビーイングの仲間って訳でもなし……本当に通りすがっただけのオーヴァードってことかな」
フランカ・カペッロ:「あー……うん……あるわね、覚え」殺人トマトと共に思い出される記憶!
古手るにて:「あるんだ」
月山さん:「およ? なんだろうあれ」
双柳恋:「なんスか?」
殺人スポーツカー:残骸から、燐光を纏う稚魚が浮かび上がり
フランカ・カペッロ:「あら?」
稚魚のような飛翔体:近くで恐る恐る見守っていたもう一匹に吸収される。
古手るにて:「……ふむ?」
フランカ・カペッロ:「これは……一体?」
古手るにて:「エロ魚とエロ魚が足し合わせてエロエロ魚になった」
月山さん:「エロエロ魚?」
双柳恋:やっぱり夢は支離滅裂だな……と思っている
フランカ・カペッロ:「るにて、淑女がエロエロ連呼しちゃだめよ」
古手るにて:「だってエロなんだもーん!!許されざりけり~~!!」
稚魚のような飛翔体:やがて、皆が見守るまま光とともにそのシルエットを変え──
古手るにて:「……ふぅ。冗談はさておき」
謎の少女:気づけば、芝の上にはどこか浮世離れした雰囲気の幼女が座り込んでいた。
古手るにて:「件のレネゲイドビーイングがお出ましってワケね」
古手るにて:再び、スカートより垂れ落ちた鎖へ紫電を纏わせる。
フランカ・カペッロ:「いや、こんな幼くはなかったはず……」
謎の少女:「フランカ!」
謎の少女:満面の笑みを浮かべながら、フランカ・カペッロにとてとてと駆け寄ります。
古手るにて:「あっ!こ、こいつ!!」
フランカ・カペッロ:「な、なにかしら……」
古手るにて:「エロ魚の親玉はやっぱりドスケベレネゲイドビーイングってこと!?」
GM:ここでフランカちゃんは思い出します。
GM:"キリア"が攻撃とともに去った。君の側に、一匹の稚魚が残っていた。
GM:一瞬の意識の断絶とともに、それもいなくなっていたが。
GM:状況証拠から考えて、『それ』が君を治癒したと考えていいだろう。
フランカ・カペッロ:「あのときの小さな魚が、治癒をしてくれたのかしら?」
謎の少女:「羨ましい……」
フランカ・カペッロ:「え?」
古手るにて:「そうなの?」
謎の少女:「フランカの家族、羨ましい。私もなる!」
謎の少女:そう言って、フランカちゃんの足に抱きつくよ。
フランカ・カペッロ:「へ?家族?」
古手るにて:「ちょっ」
古手るにて:「セクハラ!えっちなのはだめ!離れなさいドスケベレネビ~~!!」
古手るにて:フランカちゃんの脚から無理矢理幼女を引き剥がそうとします。
フランカ・カペッロ:「うーん、でもあまり邪険にするのもかわいそうかもしれないわ」ちょっと可愛さにほだされかけ始めている
双柳恋:「よかったッスね~……」ほろり。酩酊した脳の記憶野から適当にはじめてのおつかいを見た時の感情が引き出されている
月山さん:「うーん。複雑な事情を感じる……」
月山さん:「私達はここらへんで退散しよっか」
月山さん:「頭も痛くなってきたし……」
双柳恋:「そうッスね。月山さん、せっかく夢なんだしもっとすっごいことしましょうよ」
月山さん:「え~~!? そ、嘘……えっでも? 夢だし……」
月山さん:「お、お願いします……せっかくだし……!」
双柳恋:「じゃあ酒造場忍び込んで搾りたての日本酒でも樽から直飲みしましょうよ~」
月山さん:「は? こいつ~」
GM:治安の悪い女どもが去っていきます。
古手るにて:「手塩に懸けて長年共に歩んだ妹がエロレネビに懐柔させられかけてる……!」
古手るにて:「あ、あの二人行っちゃった。本当に無関係なんだなぁ……」
謎の少女:「やった~~」
GM:仮称・エロレネビがめっちゃ懐いてくる!
GM:と言ったところで、シーン終了です。ロイス・購入が可能だよ。
古手るにて:"キリア"/エロレネビ/○警戒
双柳恋:果たしてこのセッションで正しくロイス取れるのか怪しくなってきたな
フランカ・カペッロ:幼いレネビ ◯庇護/不安 で取得!
古手るにて:購入はどうしよっかな 強化素材とかで
GM:そうじゃん ロイスシステムへの反逆
双柳恋:花火職人の子(仮) 綺麗/○若いのに職人とか頑張ってて後ろめたさが刺激される で取得します
GM:www
フランカ・カペッロ:wwww
古手るにて:1dx+2>=15
DoubleCross : (1DX10+2>=15) → 10[10]+5[5]+2 → 17 → 成功

古手るにて:買えたわ ヴィブロウィップに使用して攻撃力+1。
フランカ・カペッロ:UGNボデマチャレンジ!
フランカ・カペッロ:すご
フランカ・カペッロ:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 10[5,6,10]+6[6] → 16 → 成功

フランカ・カペッロ:やった~ 購入して装備!
古手るにて:お買い物上手
双柳恋:えーと照準器 アスピス使用
GM:るにてちゃんは2回購入していいよ
双柳恋:2DX+4+2>=15
DoubleCross : (2DX10+6>=15) → 8[7,8]+6 → 14 → 失敗

古手るにて:追加分どうしよっかなって考えてる
フランカ・カペッロ:そうじゃん!やっちゃいなさいるにて
双柳恋:財産1払って買います アスピスに着けて以上!
古手るにて:ん~~、じゃあボデマでも買っておくか
双柳恋:財産8>7
古手るにて:1dx+2>=12
DoubleCross : (1DX10+2>=12) → 10[10]+7[7]+2 → 19 → 成功

古手るにて:買えたわ
古手るにて:装備して装甲8。以上



【◆Middle02◆】

GM:リサーチです。判定可能な項目は以下

▼"キリア" 情報:UGN 難易度8
▼"デュメヴァルカ" 情報:UGN 難易度9 古手るにてのみ、情報:噂話で判定可
▼現在のZ市の状況 情報:UGN 難易度8


GM:シーンプレイヤーはるにてちゃん。登場とか判定をどうぞ
古手るにて:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+9[9] → 52

謎の少女:エロエロ魚にフラストレーションを溜めているようだな
フランカ・カペッロ:登場します!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(60 → 62)
古手るにて:"デュメヴァルカ"、情報噂話でコネ付き
双柳恋:出ていいんですか?(謎)
古手るにて:3dx+3>=9
DoubleCross : (3DX10+3>=9) → 9[1,6,9]+3 → 12 → 成功

GM:出て世間話をしましょう
双柳恋:出るか……
GM:そろそろ夢とかではないことに気づいてもいいと思います
フランカ・カペッロ:"キリア"に情報UGNで振ります
双柳恋:そうとはな
双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(58 → 66)
双柳恋:ずっと重い!
GM:この人ずっと重いな……
フランカ・カペッロ:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 8[5,8,8]+1 → 9 → 成功

フランカ・カペッロ:もしかして……酔っ払ってると侵蝕も高くなるのかな
GM:もうやったチャートに対しては チャートのみ振り直しOKとしましょう 侵蝕率の変動はなし
双柳恋:わーい
双柳恋:1D10
DoubleCross : (1D10) → 5

GM:▶5:月山さんとどこかで飲んだ帰り。路上で酔っ払っている。気持ちよく肩を組んで歌っていたりするのかもしれない。
双柳恋:大体ずっと同じことやってるなこいつら
GM:とかやってるうちにめっちゃ情報成功してる えらいぞ
双柳恋:現在のZ市の状況 いきます アスピスとミーミルくん使用
双柳恋:なぜかキリタニコネクションがあるので適用
双柳恋:3DX+4+3>=8
DoubleCross : (3DX10+7>=8) → 9[1,9,9]+7 → 16 → 成功

双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1増加(66 → 67)
GM:すごいわかる

▼"デュメヴァルカ"
"アーマリー"セル、無限退行者デュメヴァルカ。
対究極の一撃に特化した能力を持ち、その問答無用の減衰能力は賢者の石による攻撃すら退けるという。
あらゆる攻撃を対応可能なまでに『定数化』する特殊な遺産とブラックドッグの防御により無敵とも言える対応能力を持つが、複数の発生源を持つ攻撃の対処は不得手。
Eロイス【究極存在】を持つ。
解除条件は同じ行動値になっているユニット3体から連続で攻撃を受けること。

▼"キリア"
"アーマリー"セルにて管理されていた賢者の石の適合者。正式コードはキリア・ロギア・ローグ。
かつて秋葉原で観測された"クロームドーム"(参照:公式リプレイ・ゆにばーさる)のように、物質をEXレネゲイドさせる力を持ったオーヴァードである。
"グッピー"と仮称される分身を生み出し、それを介して自身の力を外部へと分け与え、オーヴァードへと覚醒させる。
本体の直接振るう力は、未分化無尽蔵の出力によるエネルギー衝撃波として作用する。

▼現在のZ市
"キリア"は目立った動きをしていないが、既にばら撒かれていた"グッピー"によって様々な混乱が起きており、UGNが対応に奔走しているよ。


GM:今回のセッションは全員、武器をいっぱい使って攻撃するというフレーバーなので
GM:武器をいっぱい使って倒せ! という敵です
フランカ・カペッロ:はえ~
双柳恋:なるほどな~
古手るにて:はえぇ
Z市・市街

GM:時間帯にしては人通りが少ない。
GM:双柳さんは気づいてもいいし、泥酔していて気づかなくてもいいが。
GM:《ワーディング》を始めとする様々な方法で、今この街の交通や人の流れが制御されている。UGNの管制が敷かれているのだ。
双柳恋:「にゃんにゃにゃんにゃーん♪」全く気付いていない!
月山さん:「わんわんわわーん♪」
双柳恋:「やー、いい季節になりましたねえ月山さん、路上で寝てても凍死しないし」
月山さん:「そうだね~。人もいないし」幽霊みたいにふよふよ浮いています。
双柳恋:「月山さんって浮いてる方がラクなんスか?どっちかといえば」
月山さん:「どっちかといえばね? どっちかといえば程度よ」
双柳恋:「……ふーん……」
双柳恋:横目でちらと見つつ、くぴくぴとワンカップを飲む
月山さん:「え何? 気になることある? 言ってみ?」
双柳恋:「え~?別に何もないスけど~?」
月山さん:「え~?」
双柳恋:「ええ~?」
月山さん:ふわりと背後に回って脇腹をめちゃめちゃ擽ります。
月山さん:「言いなさい! 言わないと続けるよー!」
双柳恋:「うひゃひゃひゃひゃ!タイムタイム!あはっ……あひゃひゃひゃひゃひゃ!」
月山さん:「この! ほらほら! ちょっと肉薄くない? カロリーを摂れ」
双柳恋:「んあ~~アレですアレです!あー……マジで人いなくないスか?この辺!」
月山さん:「え~」ポワー。
月山さん:「ほんとじゃない。人恋しみに溢れて人里に降りてきたのに~」
月山さん:ピンポーンピンポンピンポンピポピポピポ。
月山さん:「誰かいませんかー?」
月山さん:「あっごめんなさい。用とかは全然。はい…………」
双柳恋:「ちょっと!出てきたらどうす……あっスワセ……ハイ……スワセン……」
双柳恋:「も~~何やってんスか!酔いすぎ!」
月山さん:「面目ない……」
月山さん:「くぅ……どこかにいないかなぁ人類」
双柳恋:「あたしじゃ不満なんスか~?このこの~」髪の毛をわしゃわしゃする
月山さん:「きゃあきゃあ」
月山さん:「おっ!」
双柳恋:「なんかいました?」
GM:では二人は、公園で話し込んでいる人影を見つけます。しかもどっちも見覚えがある。
双柳恋:「アッこの前の夢の……あれ?でも酒造場忍び込もうとして死ぬほど怒られたのは現実だから……?」
月山さん:「テケトーな生活してるとすぐそこらへん曖昧になるよね~」
月山さん:「まぁ少なくとも今は現実よ」
月山さん:「こんにちは~! 儲かってますか~!」
双柳恋:「インセプションみたいでかっこいいかも……ヘロ~エブリワン~~」
双柳恋:普段なら人見知りのコミュ障だが、アルコールがいい方向に作用しているのでやたらと朗らかだ。
謎の少女:「んむ?」
謎の少女:フランカちゃんのひざの上を占領しているよ。
フランカ・カペッロ:「……あら?」
古手るにて:「……というワケで、日本支部に駐在してるオペレータの子に流して貰った情報によると」
古手るにて:「あ」
古手るにて:「さっきの酔っ払い一般通過女性二人組だ」
月山さん:「絶対楽しそうな話してるやつだ!」謎の自信。
月山さん:「混ぜて混ぜて」
双柳恋:「うぇ~っそうスか~?」聞こえてきたワードに嫌な予感を覚えている
月山さん:「はろ~」
古手るにて:「いや、割と真面目な話をしようとしてて……」
双柳恋:「こんにてゃ~。飲んでますか~?」
フランカ・カペッロ:「あいにく20歳未満よ」
古手るにて:「飲んでないです」
月山さん:「私達も真面目だよ。宇宙一真面目」
双柳恋:「そうそう、今もアメリカ大統領選とEUの今後のことをね……」
月山さん:ワンカップを片手に丸太ベンチにどっかと座り込みます。
月山さん:ふわ~っと浮く。
双柳恋:「あっ浮きすぎ!」磁力で若干引き戻す
月山さん:「きゅ」
古手るにて:「初飲酒はフランカの成人後に合わせようと思っているので……」
月山さん:「え~仲良し。かわいい」
古手るにて:「うわ、浮いてる。こっちはバロール絡みの方なんですね」
双柳恋:「フランカちゃんって言うんスね~」月山さんの手を取りつつ
フランカ・カペッロ:「そうよ、最近良く会うわね」
双柳恋:「んぁ~……そうなんスか?」
月山さん:「ね~」
双柳恋:「そうなんだ」
月山さん:「私月山愛!。こっちは双柳恋さん」
月山さん:「恋は恋愛の恋だよ~。かわいいでしょ」
双柳恋:「双柳の恋っす。こっちは月山の愛さん」
双柳恋:「愛は恋愛の愛です。かわいいッスよね」
月山さん:「もう~自分でつけたのに」
月山さん:イチャイチャ
双柳恋:「そうでしたっけ~?」
双柳恋:イチャイチャ
古手るにて:「……初めまして、古手るにてです」酔っ払いを訝しむ様な目で見てる。
フランカ・カペッロ:「仲がいいのね」
古手るにて:「あのぉ、イチャ付いてるところ申し訳ないんですけど……」
月山さん:「フランカちゃんにるにてちゃんね。っと、そっちの子は?」
古手るにて:「エロレネビです」
謎の少女:「や!」
謎の少女:嫌そう。
双柳恋:「フランカちゃんにるにてちゃんにエロレネビちゃん……」
双柳恋:「嫌そう!」
双柳恋:「大丈夫ッスよ~」なでなで
双柳恋:「月山さんのほうがかなりエロレネビっすからね~」
謎の少女:気持ちよさそうにしています。
月山さん:「ちょっと!」
月山さん:「もうちょっと紹介の仕方あるでしょ」
双柳恋:「え~だってエロいじゃないッスか~」
古手るにて:「レネビなんですね」
フランカ・カペッロ:「るにての紹介の仕方もよくないわよ」
古手るにて:「だって、オーヴァードとはいえ無関係の方に情報ぽろっとするわけにもいかないし……」
謎の少女:「フランカ~」
月山さん:「なるほど……」
月山さん:「そちらのフランカちゃんとは、やっぱりただならぬ関係で……」
双柳恋:「ひゃ~~!そうなんスか~~!?」
古手るにて:「フランカが雇用主:妹、私がワークス:姉です」
月山さん:「思ったよりただならなさそうなのが来たな」
双柳恋:「だいぶ複雑そうッスね……」
フランカ・カペッロ:「そう複雑でもないわ」
古手るにて:「そっ、そんな爛れたふうな関係じゃありませんっ!」
古手るにて:「確かにお金は払ってるけど、そんじょそこらの姉妹の絆よりもよっぽど深いっていうか……!」
古手るにて:「払ってるのは妹料じゃなくて家賃だったわ」
謎の少女:「やっぱりフランカの家族なんだ……」
月山さん:「お金を払ってお姉さんになってもらうって、下界では割とあるの?」
双柳恋:「割と誘われません?歓楽街とかで」
月山さん:「うーん。言われてみれば。双柳さんは妹向きって言われてたよね」
双柳恋:「そんなにお金に困ってそうに見えるんスかねあたし……」
双柳恋:「困ってるんスけどね~!にゃははは!」ぐびぐび
月山さん:「全然困ってるね~」ぐびび。
古手るにて:「うう、これって私達普通に酔っ払いに絡まれてるだけ……?」
月山さん:「誰かが関係者として雇ってくれたら」
月山さん:「そうじゃなくなるかもしれないよ!」
月山さん:「今ほんとに明日の酒を買う金もなくて……」
双柳恋:「それアリっすか~!?」
月山さん:「だってアルコールが抜けたらさ!」
月山さん:「直視しなきゃいけなくなる! 預金!」
双柳恋:「やめてください!ああーー!!」耳を塞いでいる
月山さん:「というかもうほぼ山暮らしの頃に戻りかけてるよ」
月山さん:「だってシャワー、いま水しか出ないし……」
古手るにて:「歳大体同じくらいだと思ったんだけど、働いてないのかな……」
フランカ・カペッロ:(アルコール抜ける瞬間があるのかしらこの二人)
古手るにて:「……あの、お二人はどうしてこの辺をうろついているでしょうか?」
双柳恋:「どうして……」
双柳恋:「どうしてでしたっけ?」
月山さん:「え? えーっと……」
月山さん:「なんか……殺人シャンプーボトルとか、殺人ハンガーラックとかに襲われて……」
双柳恋:「そうでしたっけ……?」
月山さん:「信じられない! 覚えてないの!?」
月山さん:「あんなに愛を囁いてくれたのに……」
双柳恋:「嘘!?いつッスかそれ!?」
古手るにて:「多分今頃、お偉いさん方が交通を制御して危険なエリアを封鎖してると思うんですけど」
古手るにて:「そう、今この近辺で起こってるジャーム量産事件に関わってないのなら」
古手るにて:「遠く離れたどこかの居酒屋で飲んだくれ……避難して貰った方がいいのかと」
双柳恋:「あ、人いないと思ったらUGNがやってたんスね」
フランカ・カペッロ:「そうよ」
古手るにて:「UGNをご存じで。まぁそうか、貴方達ほどの実力者なら」
双柳恋:「えへへぇ~?そう言われると照れるッスね~~」テレテレ
月山さん:「へっへっへ」全然戦っていないが、照れています。
古手るにて:「それならもうぶっちゃけちゃうんですけど、私達もUGNです」
双柳恋:「あっ、そうなんスね……」
月山さん:「あ、そうなんだ!」
月山さん:「UGNって変わった組織なんだね」姉を雇うのだなあ。
双柳恋:「んな~……あたしも元UGN……」
双柳恋:「です……でした」微妙に小声
古手るにて:「……え、そうなんですか?」
フランカ・カペッロ:「へぇ~」
謎の少女:双柳さんのワンカップに興味本位で近づき、きつい臭いに顔をそむけています。
古手るにて:「双柳さん、双柳恋さん……」ほわほわと、UGNチルドレン時代の記憶を思い起こしていく。
古手るにて:「ああ、思い出しました!」ぴこーん
双柳恋:「ヒッ!?」
フランカ・カペッロ:「あら、知ってるの?」
古手るにて:「9年前、日本支部の構成員名簿で見たことがあります。実力・実績共に申し分ないUGNチルドレンの筆頭だったと」
月山さん:「あーまあ。その時のことはあんまり思い出させないであげてくれると……」
双柳恋:「あっ……いや~……」だらだらと嫌な汗をかいている「人違いじゃないッスか?あたしはそんな……全然……」
古手るにて:「……おっと。これは、失礼」
月山さん:「あっ」口元を押さえる。
月山さん:「今のなし! 無関係だよ、全然」
月山さん:「おそろしくモータル」
古手るにて:「いえ。こちらが不躾でした……今は無関係ということで、申し訳ありません」ぺこり、と頭を下げる。
双柳恋:「あっいえ……ッス……全然……」月山さんの背中にぎゅっとくっついている
古手るにて:「……だったら猶更、このエリアから離れた方がいいのでは?」
古手るにて:「たぶん日本支部エージェントわんさかいますよ、今この街」
月山さん:「ヒョエーッ!」
双柳恋:「うぇぇ!?そんなヤバいことになってんスか!?」
フランカ・カペッロ:「そうね、そうらしいわ」
古手るにて:「はい。その、シャンプーボトルとかハンガーラックも関連していると思われるので」
古手るにて:「見つかったら事情聴取で引っ張られるかもしれませんよ」
双柳恋:「つ……月山さん」ちょいちょいと手招きして耳打ちする
月山さん:「エーッ何々」こしょこしょ
双柳恋:「やばくないスか?ここで何かあって今のとこ住めなくなったら、もう次の家とか見つからないですよ」
月山さん:「え~大丈夫でしょ。確かに家賃は何度か滞納しまくってるけど、UGNがそういう履歴くらいちょちょいと」
月山さん:「UGN……やめてた」
双柳恋:「ウス……」
双柳恋:「大事になったらアパート自体ぶっ壊れるかもしれませんし……前みたいに……」
月山さん:「はいはい! 非常に高い熱意!」
フランカ・カペッロ:「?」
古手るにて:「……はい?」
月山さん:「このZ市を守るためなら、私達、とっても前向きに頑張るよ!」
双柳恋:「そうッス~!あのォ……お手伝いしたら謝礼のほうは……」へこへこ揉み手でごま摺りのポーズ
月山さん:「ダブルクロスは……絆の物語だから……!」
双柳恋:「そう絆の……え?何言ってんスか?」
古手るにて:「ええ……」困惑顔。確かに、任務の先々で出会ったオーヴァードと協力して巨悪を打ち砕くのはよくあることだが。
古手るにて:酔っぱらってるんだよなぁ……。
フランカ・カペッロ:「うーん……どうしようかしら」
古手るにて:「…………」腕組み。
月山さん:「現地協力者! 現地協力者!」
月山さん:「ねえほら、UGNって人手不足なんでしょ……?」
月山さん:うるうると上目遣い。無意味にそこら辺の男ならいちころだ。
双柳恋:「あっかわいい」
月山さん:「えへへへ……」
古手るにて:「……フランカ。お酒の酔いって、一回リザレクトしたら治るかな」
フランカ・カペッロ:「あら、なかなか物騒なことをいうのね」
古手るにて:「一応、私達は直接日本支部と連携を取ってるわけじゃないから、協力を仰ぐのは」
古手るにて:「問題ないと思ってる。ただ、お酒が入ってるのが……その。不安」
月山さん:「あっよかったね双柳さん」
月山さん:「UGNから直受けじゃないんだって!」
双柳恋:「若干気が楽かもですね」
月山さん:「っていうかもう謎の子供がパーティINしてるんだし」
双柳恋:「そうッスよ!あたしらも子供みたいなもんですし!」
双柳恋:「判断力とか!社会的責任能力とか!」
古手るにて:「子供が飲酒するわけないでしょ」
フランカ・カペッロ:「あら。子どもなら戦場にだしづらいわね」
双柳恋:「そこを何とかお願いしますよ~!!」
双柳恋:「いいんスか!?本当に!」
双柳恋:「このままだと……」
双柳恋:「成人した女が地面に転がって泣きながら駄々こねる姿を見ることになりますよ!?」
月山さん:「うーん。しょうがない」
月山さん:《スティルネス》
古手るにて:「あっ、レネビ専用エフェクト」
月山さん:するすると双柳さんの体を影の蛇が這い。
月山さん:酩酊分を月山愛が引き受けます。
月山さん:「うう……」ふらふら
双柳恋:「あれっ」ぱちくり
月山さん:「これで素面人間と酔っ払い2.0だよ」
双柳恋:「いつ振りか分からない爽やかな感覚……あっ月山さん!?」
フランカ・カペッロ:「……ふむ」
フランカ・カペッロ:「酔っぱらい2.0が気にならないわけじゃないけど……」
フランカ・カペッロ:「いいわ」
古手るにて:「……いいの?」
月山さん:「うぇぇぇ~~~~」
双柳恋:「月山さん~!そんな……あたしの分まで……!」
双柳恋:「ありがたい気持ちと酔いを返してほしい気持ちが両方ある~~!」ゆさゆさ
月山さん:「私のしかばねを越えて行……け……」
月山さん:「ちょっ……まってやめてやめてまって出る……ウッ」
GM:---
GM:しばらくお待ち下さい
GM:---
GM:改めて死んだようにぐったりと浮遊する女を尻目に、君たちは情報共有することになったのだ。
古手るにて:「フランカが許可するのなら、私も従おうと思うんですけど……」
古手るにて:「あの、月山さんは本当に大丈夫なんですか……?」横目でちらちらと。
双柳恋:「大丈夫ではないッスけど……もっと酔ってる時も多いので大丈夫ッス」
古手るにて:「あっはい」
謎の少女:「え~」ケラケラ
双柳恋:「また吐きたくなったら言ってくださいね月山さん」
月山さん:「うう……土偶植物説は全部デマ……」
古手るにて:「じゃあ、サクッと状況説明だけしましょっか」端末を取り出しながら。
フランカ・カペッロ:「そうね」
古手るにて:「現在、このZ市には同一のFHセルに関わっていたエージェントとレネビが徘徊しています」
古手るにて:「"アーマリー"というセルです。エージェントの方は無限退行者の異名を持つ"デュメヴァルカ"」
謎の少女:その名前を聞いた時、びくりと肩を竦める。
古手るにて:「洛退機関デュメヴァルカという遺産を使い、問答無用の減衰能力による防衛戦術に長けています」
双柳恋:「お~、なんかかっこいい」
古手るにて:「遺産の能力によって『定数化』してしまえば、賢者の石による攻撃すら退けるとか」
双柳恋:「マジすか!?やば!」
謎の少女:「そうだよ!」
謎の少女:「やばいよ!」
双柳恋:「知ってるんスか?」
謎の少女:「しらないひとです」
双柳恋:「知らない人か~」
古手るにて:「……そして、フランカ。レネゲイドビーイングの方を」
謎の少女:と言いながらフランカちゃんに抱きつく。
古手るにて:「あっ、エロレネビ!膝上は許したけど抱きつくのはライン越え!離れなさいっ!!」
古手るにて:彼女の服を引っ張りあげます。
謎の少女:「きゃー!」つまみあげられてはしゃいでいます。
フランカ・カペッロ:「そのセルで管理されてた賢者の石適合者」
フランカ・カペッロ:「物質をEXレネゲイドさせる力を持ったオーヴァード"キリア"」少女の頭を撫でながら
フランカ・カペッロ:「"グッピー"とでも仮称しましょうか」
フランカ・カペッロ:「分身を使ってオーヴァードに覚醒させるちからをもつわ」
フランカ・カペッロ:「あとエネルギー衝撃波も脅威ね……」
双柳恋:「ええ~?なんかそっちもやばそうッスね……」
双柳恋:「改めて考えてみると……確かにここのところ、街で変な生き物を見かけたとかで騒ぎになってるらしいんスよね」飲み屋情報だ
双柳恋:「それをUGNが隠蔽しようとしてると……なるほどなァ」
双柳恋:さきいかを食べながら月山さんにボトルの水を飲ませている
月山さん:「うぶぶ……ありがと……」
月山さん:ふらふらと親指を立てるポーズ。
謎の少女:るにてちゃんの腕をよじ登っています。
古手るにて:「……"デュメヴァルカ"の行動目的は分かりませんが、"キリア"の方は」
古手るにて:「それっぽいこと言ってた?フランカ」自分に抱きつく分には問題なし。大人なので。
フランカ・カペッロ:「街を殺戮の舞台にするんですって」
双柳恋:「え!?予想の3倍物騒!」
月山さん:「ヤバ~」
双柳恋:「エロレネビじゃなくてヤバレネビっすね」
謎の少女:「わたしやばくないよ」
謎の少女:「キリアは」
謎の少女:「やばいね」
古手るにて:「さっきの殺人スポーツーカージャームに宿っていたエロ魚、そしてこの子も」
古手るにて:「"キリア"の能力に関係していると思われるのだけど……この言い方は」
フランカ・カペッロ:「自我?というべきものが独立しているのかしら」
古手るにて:「ふむ。あくまで別個体ってことなのかしら」
月山さん:「るにてちゃんさん……真面目そうだけどエロ魚であることは譲れないんだ……」
古手るにて:「えっちなのはだめ!死刑!!」
双柳恋:「こっちも物騒ッスね~」
月山さん:「わかる…………」ガクッ
古手るにて:「……というわけで、現在はそのエージェントとレネビの行方を追っているところです」
双柳恋:「同じセルの関係者ってことは、"デュメヴァルカ"と“キリア”は仲間なんスかね?」
双柳恋:「でその……街を殺戮の舞台にしようとしてる?」
古手るにて:「まだ、何ともいえないですね」
フランカ・カペッロ:「うーん、母がどうとか、反抗期がどうとか言ってたような」
双柳恋:「え、思春期……?」
古手るにて:「……"キリア"は自身の『すごく大きな力』を御して殺したい相手がいる、と宣言していたそうです」
古手るにて:「そのためにエロ魚を生み出して仲間を作っているんだ、とも」
謎の少女:「ねえ」
フランカ・カペッロ:「?」
謎の少女:「わたし、その呼び方なんとなくやだ」
謎の少女:「とくべつに別の名前にならない?」
双柳恋:「そりゃエロレネビは嫌ッスよね」
謎の少女:「ほかのグッピーはそれでいいから~」
フランカ・カペッロ:「そうよね、エロはるにての方なのにね」
古手るにて:「ふえぁっ!?」
月山さん:「そうなの!?」食いつく。
双柳恋:「そうなんだ……」
古手るにて:「ちょっ、私の事は今関係ないよね!そもそもっエロじゃないし!」わたわた。
月山さん:「不健全な関係なんだ……やっぱり……」
双柳恋:「そうなんスねぇ……」
謎の少女:「わたしの話!」
謎の少女:るにてちゃんに肩車されてプンプンしています
双柳恋:「エロレネビじゃないちゃんはどんな名前がいいんスか?」
古手るにて:「エロレネビで十分だと思いますけどぉ……」口を尖らせながら小声で。
謎の少女:「もー!」短い腕を振る。
謎の少女:「うーん……」
謎の少女:腕を組んで考えています。
謎の少女:「グッピーローグ……というのがジゼンの案であり」
謎の少女:「ほんめいは、フランカに決めてほしい!」
フランカ・カペッロ:「そう」
フランカ・カペッロ:「うーん……」
フランカ・カペッロ:「あなたは小さいけど」
フランカ・カペッロ:「だからこそ大きくなる余地があるかもしれなくて」
謎の少女:「おぉ……」ドキドキ
フランカ・カペッロ:「うん、どうせならすごい大きくなりましょ」
フランカ・カペッロ:「ホエール」
古手るにて:「ホエール」
双柳恋:「でっかいッスね~~」
フランカ・カペッロ:「哺乳類になっちゃうけど、でもクジラのように大きくなるといいね、というつもりで」
謎の少女:「ホエール……」噛みしめるように、その名をつぶやき。
ホエール:「うん! ホエール、すくすく育つよ!」
古手るにて:「……本人が気に入ってるなら、問題ないのかな」
双柳恋:「よかったッスね~ホエールちゃん」にこにこしている
古手るにて:「(それにしても、ローグ……Rogueかな?ぱっと出にくい単語だと思うけど)」
古手るにて:「(……まぁいっか)」
双柳恋:「さておき……色々事情がありそうッスけど……」
双柳恋:息を吐く。FH、日本支部、レネゲイドビーイング──アルコールの抜けた頭が、予想外に危険な状況に勝手に回り始めるのを感じて顔を顰める。
双柳恋:「何はともあれ、そんなに物騒な感じなら急いで止めないとッスね」



GM:シーン終了。ロイス購入が可能です。
GM:買い物前に一度さっき明らかになった情報項目も参照してね
フランカ・カペッロ:行動値!
古手るにて:月山さん/○連帯感/酔っ払い1号 双柳恋/○興味/酔っ払い2号
フランカ・カペッロ:双柳恋 ◯連帯感/不安 で取得
双柳恋:古手るにて ○親近感/脅威(UGN縁者なので) で取得
双柳恋:るにてちゃんに合わせて1下げるか 着ぐるみ買おうかな~
古手るにて:雷神の降臨撃ったら行動値0になっちゃうけど、どうなるかなぁ
双柳恋:そっか
フランカ・カペッロ:あ~
GM:ネタバレすると
GM:ミドル戦闘なので多分大丈夫です
古手るにて:なるほどね
GM:だからこんなに早く防具購入情報が明らかになったのだ
双柳恋:じゃあやっぱ合わせとくか
フランカ・カペッロ:そうね
双柳恋:3DX+2+4>=14 着ぐるみ
DoubleCross : (3DX10+6>=14) → 10[2,6,10]+7[7]+6 → 23 → 成功

双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1増加(67 → 68)
双柳恋:買えました 装備して以上!
フランカ・カペッロ:行動値-4……対BCスーツだな
GM:俺もそれしか記憶にない状態で情報項目作った
フランカ・カペッロ:ww
古手るにて:ごめんねフランカ……私の行動値が小さいばっかりにこんな厚着を
フランカ・カペッロ:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 10[1,4,10]+9[9] → 19 → 成功

双柳恋:すごい
GM:買い物がうまい!
フランカ・カペッロ:ふふん 購入して着替えます
古手るにて:おみごと
古手るにて:じゃあ私は時間凍結に備えて高性能医療キット
古手るにて:目標値いくらだったっけ……
古手るにて:9だった
GM:あじゃあ 高性能医療キットのハウスルールです シーン1回とします。
GM:一応ね。
古手るにて:1dx+2>=9
DoubleCross : (1DX10+2>=9) → 7[7]+2 → 9 → 成功

フランカ・カペッロ:お買い物上手!
古手るにて:購入成功、ハウスルールもりょうかーい
GM:別に毎シーン全快できても困る回ではないが 意味わかんなくなるから
古手るにて:それはそう
古手るにて:ともあれこれで以上!
GM:はーいサンキュー



【◆Middle03◆】

GM:全員登場です
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(62 → 64)
古手るにて:52+1d10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+3[3] → 55

双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(68 → 75)
GM:たけ~
双柳恋:ずっと重い~~~
GM:▶調子に乗って飲酒し続けた結果お金がなくなり、揃って馴染みの店から叩き出されている。何か面白いことないかなあ。
Z市・貨物倉庫
GM:君たちは双柳と月山の二人と分かれて、"キリア""デュメヴァルカ"の痕跡を探していた。
GM:芳しい収穫はないが、ここに至るまでに幾体かの"グッピー"に襲撃を受け、撃退している。
GM:その度にホエールが器物から分離したグッピーを捕食し、少しずつ成長しているようだった。
古手るにて:「……ここは、空振りかなぁ」
フランカ・カペッロ:「そのようね」
ホエール:「フランカとるにて、とっても強いね!」
ホエール:「それに、息もぴったりみたい」
ホエール:コンテナの高いところによじ登って、おやつの柿ピーを食べています。
ホエール:どうやら浮遊できるらしく心配は必要ないのだが、なんだか危なっかしい絵面だ。
フランカ・カペッロ:「そりゃあ……10年一緒に暮らしてたもの」
ホエール:「一緒に過ごしたら、相手の考えてることがわかるの?」
ホエール:こてりと首をかしげている。ピンとこないようだ。
フランカ・カペッロ:「んー、どうでしょうね」
フランカ・カペッロ:「でも、私だってるにてがどんな事考えているかなんてはっきりとはわからないわよ」
ホエール:「うーむむ・・・?」
フランカ・カペッロ:「なんとなくで予想して、会話ですり合わせたりするの」
フランカ・カペッロ:「言わなきゃわからないこともあるからね」
古手るにて:「そう?私はフランカの考えてること、結構分かったりするけど」
古手るにて:倉庫の奥から顔を覗かせる。念のため、空きコンテナを一つずつ鎖で抉じ開け中を確認していた。
古手るにて:「そっぽを向いてお話を切り上げるのは、大抵気恥ずかしい時の仕草だったりするし」
ホエール:「おぉ……ケンカイの相違……」
ホエール:「じゃあじゃあ!」
フランカ・カペッロ:「なにかしら?」
古手るにて:「うん?」
ホエール:「どっちかがチューしたくなったら、どっちかがわかったりする?」
古手るにて:「急に本性を現したわねエロホエール」
ホエール:「そんな・・・」
ホエール:「だって家族って、するんでしょ? これは」
ホエール:「偏ったチシキ……」
フランカ・カペッロ:「そうね」
古手るにて:「色々と偏見が混じっている気がするけど」
ホエール:「ほら、フランカはそっぽを向いてお話を切り上げてないよ!」
ホエール:「恥ずかしい話じゃないよ!」
古手るにて:「別に大して気恥ずかしく思ってないのよ」
フランカ・カペッロ:「それについても、そうね」
古手るにて:「それはそれとして、キスの話題は相手によって特攻が入ること覚えておこうね~」
ホエール:(るにてには入るんだ)という顔。
フランカ・カペッロ:「カップルとは違うけど、」
フランカ・カペッロ:「酔っぱらい組に言ってみたら面白いことになりそうね」
ホエール:「? なんで?」
ホエール:「あの二人は家族じゃないでしょ?」
ホエール:「っていうか質問に答えてもらってない~~」
古手るにて:「とーっても仲が良ければ、これから家族になろうとする子達も居るのよ」
古手るにて:「経緯はちょっと複雑だけど、私達も最初から姉妹だったわけじゃないし」
ホエール:「わお」
ホエール:「私もフランカの家族になれる?」
ホエール:なぜかるにてちゃんにお伺いを立てています。
古手るにて:「ソレとコレとは話が違うかな~~」にっこり微笑み。
ホエール:「手ごわい……」
古手るにて:「……逆に」
古手るにて:「ホエールはどうしてそこまで家族に拘るの?」
ホエール:「…………? なんでだろう」
フランカ・カペッロ:「そうね、ソレはちょっと気になるわ」
ホエール:「……"キリア"が……」
ホエール:自分の中の情動を探るように。
ホエール:「キリアは、この世の全部が嫌い。中でも、家族が一番嫌いなの」
ホエール:「でも、フランカのことは、嫌いじゃなかったみたいだから……」
ホエール:「ギュッ」
ホエール:上方。ぽつぽつとした口調が急に途絶える。
フランカ・カペッロ:「?」
GM:見上げると、ホエールの姿がない。そして。
古手るにて:「……消えた?」
GM:ドッッッ!!!!
フランカ・カペッロ:「……!?」
GM:君が先程チェックしたコンテナの1つから大量の衣類が舞い上がり、渦巻く。
GM:確認のあと、遅れて"グッピー"が憑依したのだと気づく。
GM:何に? そう。
ホエール:服たちの中心に降り立つ。その身は、名作映画をモチーフにした可愛らしいなりきり衣装に包まれている。
殺人なりきりプリンセス衣装:「プルルルルルルルルィィィィィ!!!」
古手るにて:「っ……なるほど、まだ憑いていない"グッピー"もいるのか!」
月山さん:「わーっわっわっ! 双柳さん! メルヘンなことになってる!」
月山さん:「ここは……おとぎの国……?」
双柳恋:「エ~ン……いくらツケの金額があたしの月収越えたからって追い出すこと……」
双柳恋:「えっ何スかこれ!?ディズニー!?」
月山さん:ぷんぷんと酒精の臭いを漂わせながら酔っぱらい乱入!
古手るにて:「あっ、丁度いい所に」
フランカ・カペッロ:「また酔ってるわ!?」
古手るにて:「おそらくこのコスプレ衣装達も殺人ジャームシリーズです!酔っぱらってるとやられますよ!」
月山さん:ちなみに顔色の悪さや目の下の隈などはもう消えており、肢体の瑞々しさも栄養状態の悪さを一切感じさせない。美しくあれと定められた存在なのだ。
双柳恋:「え~っ……そう言われたってもう飲んじゃったし……」こちらは《スティルネス》の甲斐なく再び酔っ払いになっている。
ホエール:「よわらせて……やっつける……」
ホエール(おひめさま):「いくよぉ……!」
ホエール(おひめさま):ホエールの号令とともに、衣類が降り注ぐ!
ホエール(おひめさま):《蝕む心》
GM:さらに君たちの周囲に、いつしか薄い霧のようなものが立ち込めている。
GM:服を操っているハヌマーン能力に乗せて、なんらかのソラリス能力が行使されているのだ!
殺人アロマオイル:「アロロロロロロロロロ」
双柳恋:「あ~っあたしの中の冷静な部分が何かヤバそうって言ってるッス!」
古手るにて:「うぐぐ、操るのは固形物じゃなくてもいいのか!」
フランカ・カペッロ:「なるほどね」
殺人アロマオイル:《ドリーミングバタフライ》《ドミニオンレルム》
殺人アロマオイル:殺人なりきりプリンセス衣装の【社会】を+2、シナリオ1回達成値+9
GM:ミドル簡易戦闘を開始します。レギュレーションをこれから書くぜ。
GM:まずは全員1d10を振って下さい
古手るにて:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

双柳恋:なんだ~?
双柳恋:1D10
DoubleCross : (1D10) → 4

フランカ・カペッロ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

コスプレ衣装表
1:悪の女幹部とサイバーチックな変身ヒロイン衣装
2:スカート丈の短い学生服とタイトスタート女教師
3:クラシックなメイド服と清楚で仕立てのいいブラウス
4:えっちめなナース服とはだけた患者着
5:ゆるふわOLファッションとバリキャリキメキメなスーツ
6:サキュバスなボンテージと勇者っぽい衣装
7:任意の露出度の監獄長となんかピッタリした拘束着の囚人
8:着物姿のお館様とえっちなくノ一
9:アラビア風の悪徳商人ときらびやかな装身具の愛玩奴隷
10:任意の水着と任意の水着


双柳恋:なんだと~~~!?
フランカ・カペッロ:なんかでてきた
古手るにて:急に何?
GM:仲良しの子と一緒に出た目の服を着てもらいます フラるには出た目の好きな方選んでいいよって思ってたけど
GM:両方同じ目が出ちゃったね。なかよし!
GM:さらに、魔法のプリンセスとの意思対決に敗北したらそのラウンド中は行動を操作されます
双柳恋:いやらしい命令を!?
GM:具体的にはコスプレ衣装を着た相手が異様に魅力的に見えて、理性が危うくなり、衣装から想定されるイメージプレイをやることになる。幻覚でそれらしきセットを発生させてよいでしょう。
フランカ・カペッロ:ひえ~欲望
双柳恋:なんてことだぜったいまけるわけにはいかないぞ
GM:3ラウンド全員が意思対決に敗北し続けるとシナリオ未達成でゲームオーバーとなります。
古手るにて:意志かぁ……
双柳恋:CG回収されちゃう
GM:誰か一人が成功すればそのラウンドで戦闘が終了します。任意の攻撃演出で撃破してください。
ホエール(おひめさま):じゃあいくよ! じゃん! けん!
フランカ・カペッロ:あ、なるほど
ホエール(おひめさま):6dx+9 えーい!
DoubleCross : (6DX10+9) → 8[2,2,5,7,7,8]+9 → 17

古手るにて:うわたっか
双柳恋:意志つよ!!
フランカ・カペッロ:やば
ホエール(おひめさま):ドミニオンレルムで1回だけあがってる
古手るにて:3dx>=17
DoubleCross : (3DX10>=17) → 8[1,7,8] → 8 → 失敗

ホエール(おひめさま):このラウンドは敗北を楽しんでもらおうと言うわけ!
双柳恋:侵蝕高いしアスピス使わずに判定しよっかな~ 侵蝕高いからしょうがないな~
双柳恋:3DX>=17
DoubleCross : (3DX10>=17) → 3[2,2,3] → 3 → 失敗

フランカ・カペッロ:2dx+1>=17
DoubleCross : (2DX10+1>=17) → 7[4,7]+1 → 8 → 失敗

GM:ちなみに双柳さんは
GM:酔ってるから自動失敗してもいいよって言おうとおもったけど、やっぱりちゃんと戦って敗北しないとね!
双柳恋:あ~負けちゃった 頑張ったんだけどな~~

GM:気づいたときにはガスを吸ってしまっている。その一瞬の隙で、濁流のごとく衣装が殺到し君たちはもみくちゃにされる。そして気づいたときには──
古手るにて:「くぅ……ダメージはなさそうだけど、一体何が────」
GM:燦々と照りつける太陽!打ち付けるさざなみ。
GM:気づけばフランカ・カペッロと古手るにてはきらめく夏のビーチにいた。
古手るにて:「あ、あれ?私達、倉庫に居たはずじゃ……?」まばゆい陽の光を掌で遮る。
フランカ・カペッロ:「へ?」
GM:幻覚のようで幻覚ではない。オルクス能力によって、実際に周辺の環境が形作られ、書き換えられている。
GM:──だが、そんなことは今はどうでもよかった。
GM:互いの目に映るのは、始めて会った時からずっと成長を見守り見守られてきた女性の、魅力的な肢体と、それを彩る水着姿だ。
古手るにて:「……おお。おお?おお!」事態の理解とともに、目をまん丸くして。
GM:ばしゃーん!突如として大きな波に飲み込まれるよ!
フランカ・カペッロ:「きゃっ」
古手るにて:「ひゃうっ!」
GM:るにてちゃんはフランカちゃんを庇い、もつれ合っていい感じに押し倒してしまうことでしょう。
GM:遅れましたが互いの水着姿とかを描写しつつ、なっていくといいでしょう。夏に。
古手るにて:「けほ……だ、大丈夫?フランカ」
フランカ・カペッロ:「大丈夫……だけど」
古手るにて:ゆっくりと頭を上げる。押し寄せた波に負けてか、気付けばフランカと身体を寄せ合っていて。
古手るにて:気付けば、白くて瑞々しい彼女の肌が目の前に広がっていて。
フランカ・カペッロ:着用しているのはパレオに黒いビキニ。黒色の布が、色白の肌をより際立たせる。
古手るにて:胸元の柔らかな曲線をなぞって流れ落ちる雫に、どきっとする。
古手るにて:「……うーん。さっきまで、大変なRB案件に着手してた気がするんだけど」
フランカ・カペッロ:ぽたり、ぽたりと水滴が目の前の女性から滴り落ち、フランカの横の砂地を湿らせていく。
フランカ・カペッロ:「そうね……」
古手るにて:燦々と照り付ける太陽。寄せては返す波のせせらぎ。麗しき愛妹の艶やかな水着姿。
古手るにて:「まぁいっか。折角海に来たんだし……」
古手るにて:彼女の柔肌に身体を重ね合わせ、華奢な細腰をぎゅうっと抱きしめる。
古手るにて:「ゆっくりしようねぇ。フランカ」
フランカ・カペッロ:「もう、甘えん坊さんね」
フランカ・カペッロ:言いつつ、それを受け入れている様子。
古手るにて:気付けば自分も水着着用済み。ダークブラウンのオフショルシャーリング。
古手るにて:肌同士が密着して、心地よい香りに包まれて。ぽかぽかとした心地で満たされていく。
古手るにて:「……ねぇ、フランカ?」任務に赴く時とはまるで違う。妹だけが知っている、蕩けた声色。
フランカ・カペッロ:「なにかしら」
古手るにて:「もうちょっと、近づいてもいい?」
フランカ・カペッロ:「こんなに密着しているのに?」
古手るにて:「もっといっぱい」お菓子をねだる様に、子どもっぽく。
フランカ・カペッロ:「……んー」少し悩んで
古手るにて:砂浜に手をつき、彼女の上へ覆い被さり。彼女と目線を合わせる。
フランカ・カペッロ:「いいけど」
古手るにて:「……やたっ」
フランカ・カペッロ:「でも」
古手るにて:無防備に寝そべる妹の肢体に凭れ掛かろうとして。
古手るにて:「ん?」
フランカ・カペッロ:「私から、ね」姉の頬に手を当て、そのまま顔を上げて口づけ。
古手るにて:「……っ!」
古手るにて:目を大きく見開いて。すぐに、ゆっくりと瞑って。
フランカ・カペッロ:優しく、でも強く。
古手るにて:ふにふにと柔らかな唇に酔いしれて。頭がぼうっとして、身体が火照っていく。
フランカ・カペッロ:姉の後頭部に手を回し、その髪を味わうようにゆっくりと撫でつけて。
古手るにて:姉としてリードするつもりが、いつの間にか主導権を握られて。だけど、夢みたいに心地よくて。
古手るにて:ただただ、彼女との蕩けるようなキスの味に甘く痺れ、頭が真っ白になっていく。
古手るにて:「……っ、んぅ」
古手るにて:頬が熱い。心臓が高鳴っていく。妹が愛しくて、お腹の奥が溶かされていく。
古手るにて:この先に待つであろう逢瀬を想像してしまい、どきどきが止まらない。
フランカ・カペッロ:その感情の動きを、どきどきを見越していたかのように。
フランカ・カペッロ:「……はっ」キスを止め、抱擁から開放する
古手るにて:「んっ……」離れていく唇を、名残惜しそうに見つめる。
フランカ・カペッロ:今はここまで。そう示すかのように人差し指をるにてちゃんの唇に立てる
古手るにて:「ふえっ……?」
古手るにて:「なんで?もっと、もっといっぱいしたいのに」
古手るにて:縋るような声色。目の前で餌をお預けされた子犬のように、潤んだ瞳で。
フランカ・カペッロ:その様子を、愛でるように見て。
フランカ・カペッロ:姉の耳元に口を近づけ、煽るようにささやく。
フランカ・カペッロ:「だって」
フランカ・カペッロ:「そしたら次の時は、もっと盛り上がれるでしょ」
古手るにて:耳元で囁かれ、背筋がぞくりとする。
古手るにて:肯定してくれた嬉しさと、たった今彼女を抱けない切なさに、心を甘く焦がされつつも。
古手るにて:ただ。それでも、私はフランカの姉だから。
古手るにて:「……約束だよ。次は、満足するまでね」

GM:いやに明るい蛍光灯。白い病室。それがとっぷりと暮れた窓の外とコントラストを作っている。
月山さん:「こんにちは~」ガチャッ。丸ノブを回して、ナース服姿の女性が入ってくる。
月山さん:「担当の月山だよ~。先生が中つ国まで外診に行ってるから、今日は私が担当するね」
月山さん:よく見ると、ナース服……のような形状をしているが、やや光沢のある素材でうっすらと透けている。
月山さん:下にはエナメル素材の白いビキニを着ているようだった。
月山さん:太腿や腕に柔らかく食い込んだベルトに、鉗子や注射器などが装着されている。
月山さん:「今日はどうしたのかな♡ 双柳さん」
月山さん:丸椅子に座る過程で前に屈んだ拍子に、谷間がゆさ♡と揺れるのが目に入る。
双柳恋:「え!?!?エロすぎません!?!?!?」
双柳恋:「じゃなかった……こほん、こほん……」
月山さん:「もう~何々? 困った患者さんだなあ」
月山さん:ニコニコしています。
双柳恋:「月山さん……じゃなかった、月山先生……」
双柳恋:病院着らしきものを着込んではいるが、そのデザインは明らかに異様だ。
双柳恋:やたら薄い素材で肌の色が透けており、さらに丈は異様に短く、股下は数センチしかない。ベッドの上に白い太ももが大きく曝け出されている。
月山さん:「ええーー!?」のけぞる。
月山さん:「やらしすぎる……儚くエロティックな美……」
月山さん:「じゃなくて……うんうん」
月山さん:なんとなくカルテっぽいものを取り出し、ペンっぽいもの(ディティールがふわふわなのでなんか曲がっている)を構えます。
双柳恋:身体は火照り、頬は紅潮して苦しげな表情。潤んだ赤い瞳でナースを見つめる。
双柳恋:「あたし……もうダメかもしれません……」
月山さん:「そんな……双柳さん…………」
月山さん:「大変……顔が赤いよ。熱、測らなきゃ……」
月山さん:そう言うと君の座るベッドへと身を乗り出し、ぴと、と額をくっつける。
双柳恋:「あ、っ……」
月山さん:もぞもぞと、互い違いになって肉付きのよい太腿が絡み合う。
双柳恋:静かな病室に息を呑む音。呼吸は乱れ、密着した肌のあわいに汗が伝う。
月山さん:さわり、と双柳さんの左胸に優しく手のひらを被せます。
月山さん:「大変。心拍数も上がってるみたいだね」
月山さん:大きな金色の瞳が、君の前で意地悪に細まる。
月山さん:「額で測るより……」
月山さん:すすす、と胸元を伝う指が鎖骨、首、おとがいへ。
月山さん:「口内のほうがいいかも。ね。口、開けてよ」
双柳恋:「……」
双柳恋:ごくり、と、白い喉が動く。
月山さん:「お医者さんの言うことが聞けないの?」
月山さん:無邪気な声音。
月山さん:「悪い子だぁー」それが、甘く掠れる囁きへと変わる。
双柳恋:「……は、い……」
双柳恋:瞳が迷うように揺れる。だが結局は誘導されるがまま、おずおずと、ゆっくり口を開く。
双柳恋:たったそれだけだというのに、秘された場所を明かし差し出すかのような心持になる。触れた肌の温度と感触を、嫌というほどに意識してしまっている。
月山さん:幽玄の微笑み。瞳の中の朧な黄金が、君を捉え。
月山さん:白魚のごとき指先が口内にするりと入り込む。
月山さん:薄い手袋越しに、舌先を捉え、弄び、ゆるゆると引きずり出す。
月山さん:「かわいい……」とろり、と。言葉が耳を伝う。
月山さん:「かわいいよ。双柳さん。かわいい……かわいい…………」
月山さん:ふにふにと舌を刺激し、変形させ、滴り落ちる涎をもう片側の手がウェットティッシュで拭いてゆく。
月山さん:つんと、鼻先を消毒の臭いが漂った。
月山さん:「ねえ。双柳さん。もうダメかもしれない双柳さん?」
月山さん:「私、お医者様じゃなくて一介のナースだからあなたを助けられないかも」
月山さん:「ほら、見てここ、もうこんなに腫れちゃって……」
月山さん:そう言って、薄い施術衣の胸先、盛り上がった点を爪弾く。
双柳恋:「ひぁっ♡!? あ、ッ……やぁ……っ……♡」
双柳恋:不意に齎された痺れるような刺激に、びくんと背を跳ねさせ嬌声を上げてしまう。とても自分が発したとは思えない甘い声。
月山さん:「あーあ、私、まだ何もしてなかったのになあ」
月山さん:「ねえ双柳さん。熱を測っただけだよ?」
月山さん:「医療行為でいやらしい気分になっちゃうんだ?」
月山さん:「ショックだよぉ。月山さんは真面目に双柳さんのことを考えてるのに」
月山さん:瞳には、危うい光が宿ったままだ。
双柳恋:「あ、ぅ……、…………♡」
双柳恋:責めるような言葉。どうして月山さんはこんなひどいことを言うのだろうと考えて──それとは裏腹に、背筋にはぞくぞくと得も言われぬ感覚が這い上がってくる。
双柳恋:舌を──敏感で無防備な場所を弄くられ、弄ばれて、だらだらと涎を垂らしながら──何故だかそれを心地良く感じている自分がいる。
双柳恋:彼女に良いようにされて、自分の脆い部分を預け、曝け出して──それを望ましいとすら思ってしまっていた。
月山さん:手を離す。指先についたてらてらと光るものを、ぺろりと舐める。
月山さん:「でも……」
月山さん:立膝で背後に回って、慈母のごとくその頭を抱きしめる。
月山さん:柔らかな触感と体温、爽やかで甘い香りが双柳恋を包み込む。
月山さん:「助けてあげられないお詫びをしなきゃだからね。どんなことでもしてあげる」
月山さん:「思い出。づ・く・り♡」
双柳恋:「……っ……」
双柳恋:脳がくらくらと酩酊する。この状況に対する疑問や警戒は、最早まったく頭には無く。
双柳恋:それどころか、必死に保っていた理性の糸が、見る間に容易く解かれていくのを感じる。
双柳恋:「……は、ぁ……っ…………♡」
双柳恋:俯きがちに深く息を吐くと共に、ぶるりと身体が震え、黒髪が揺れた。
双柳恋:密着した身体はじっとりと汗ばみ、薄い着衣は最早全くその用を為さず、火照った肌の色をまざまざと透かしている。
双柳恋:締め切られた病室。消毒の匂いに混じって、二人分の髪と、汗と、何か甘い匂い。
双柳恋:「……月山さん……」
月山さん:「なぁに?」
双柳恋:「……あたし、おかしいんです……」
双柳恋:肩越しに振り返り、それから密着したまま、向き合うように体勢を変えて。
双柳恋:「……月山さんのことを考えると、ここが……」
双柳恋:ほっそりとした指先が、するりと病院着の上を滑って、自らの胸元を撫でる。
双柳恋:「ずっと、痛くて……苦しくて……」
月山さん:「ええっ!?」
月山さん:「そんな……実は私も……」
月山さん:「双柳さんのことを考えると、ここがキュッ、ってなることがあって……」
月山さん:とくとくと高鳴る胸元に手を当てる。
月山さん:二人が見つめ合う。夜が更けてゆく────

ホエール(おひめさま):「ほわわわわ……」刺激が強くてくらくらしています。
ホエール(おひめさま):「あっいけない! このままだとイワカンを持たれちゃうかも!」
ホエール(おひめさま):「別の服を着せて慣れさせないようにしなきゃ!」

GM:1R目が終了。
GM:2R目です。
GM:みんな1d10を振ってね
古手るにて:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

フランカ・カペッロ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

双柳恋:1D10
DoubleCross : (1D10) → 2

GM:同じのが出たら振り直してよしとしますが、出なかった
GM:1:悪の女幹部とサイバーチックな変身ヒロイン衣装
GM:6:サキュバスなボンテージと勇者っぽい衣装
GM:2:スカート丈の短い学生服とタイトスタート女教師
GM:このラウンドで勝っても服は確定で変わります フラるには相談してね。では判定!
殺人なりきりプリンセス衣装:《蝕む心》
殺人なりきりプリンセス衣装:6dx 交渉。PCは意思で対決
DoubleCross : (6DX10) → 10[1,3,3,5,6,10]+4[4] → 14

殺人なりきりプリンセス衣装:強くない?
古手るにて:でけ~~
双柳恋:えらい!!!!
フランカ・カペッロ:つよ……
ホエール(おひめさま):勝てるものなら勝ってみなさい!
双柳恋:えらくない くっそ~ これじゃかてないぜ なんてこった
双柳恋:3DX>=14
DoubleCross : (3DX10>=14) → 5[3,3,5] → 5 → 失敗

古手るにて:3dx>=14
DoubleCross : (3DX10>=14) → 10[6,7,10]+5[5] → 15 → 成功

古手るにて:はい勝ち
フランカ・カペッロ:2dx+1>=14
DoubleCross : (2DX10+1>=14) → 10[1,10]+10[10]+6[6]+1 → 27 → 成功

フランカ・カペッロ:うおー
双柳恋:そんな…………
GM:やっぱ酔っ払いはダメだな
双柳恋:これが日ごろからイメージプレイしてる奴らの意志力なのかよ
GM:アスピス使ってないのびっくりした こいつ!
月山さん:なるほどね……
双柳恋:侵蝕が高くてェ……全然動けなくてェ……

GM:では仲良し同士で楽しんでいる君たちの周囲をなんだかぼうっとするような香りとともに一陣の風が吹き抜けます。
月山さん:「……さん。双柳さん?」
月山さん:「もー、あと補習双柳さんだけなんだから、居眠りしない!」
月山さん:夕暮れの差し込む教室である。
月山さん:君が瞼を上げると、そこには目線を合わせるように屈んで頬をふくらませる月山先生の顔がある。
双柳恋:「……あれぇ……?」
双柳恋:眠たげに目を擦りながら、突っ伏していた机から身を起こす。
双柳恋:制服姿の黒髪の少女。だらしなく着崩された胸元が危なっかしい。
双柳恋:「ドスケベナースは……?」
月山さん:「乱れてるよぅ……」
月山さん:「まったく……最近の若い子がわからないわ」
月山さん:そう言いながら、双柳さんの胸元から目を背けつつ、直してあげようとします。
双柳恋:「えへへ……すいませ~ん」
月山さん:「双柳さんも、ちゃんとやろうとすればできるんだから」
月山さん:「あんまり夜更かししちゃダメだよ? テレビゲーム? っていうの?」
双柳恋:されるがままにしている。胸元は直されたが、椅子の上で行儀悪く胡坐を組んで、角度によっては下着が見えそうだ。
月山さん:「ただでさえ双柳さんは良くない噂されてるんだから……お酒買ってるとこ見たとか」
月山さん:「品行方正に……そういうとこだよ!」
月山さん:「またスカート巻いて……その……」
月山さん:赤面して目を伏せる。
月山さん:「服装くらいちゃんと直すこと!」
双柳恋:「え~?いいじゃないッスか~。あたしとセンセーしかいないんだし~」
双柳恋:くすくす笑いながらスカートをつまみあげ、挑発するようにわざとずらしてみせる。
月山さん:「ちょっ」
月山さん:「私が気にするんだよ! 双柳さんだって……その……」
月山さん:「私が急にその……エッ……だらしない服装になったら、困るでしょ?」
月山さん:糊の効いたシャツにタイトスカート姿である。肉付きの良い脚線美をストッキングが引き締めている。
双柳恋:「あたしは別に構わないッスけど……ふふっ」
双柳恋:「センセーってほんと面白いっすよねー。歳いくつでしたっけ?」
月山さん:「花の女子高生だからってそういう事聞いちゃう?」
月山さん:ジトっとした目。
月山さん:「歳の話はマジでシャレにならないでしょ……今は補習の続きを……」
月山さん:と言いながら、またスカートに視線を移しかけて目を逸らす。
双柳恋:「センセーも大変ッスよねー」
双柳恋:椅子に片膝を立てて、するりとソックスを脱ぐ。白く骨張った、しなやかな足先が露わになる。
月山さん:「ひゅっ」
双柳恋:「こんな時間まであたしみたいなのに付き合って……」
双柳恋:少し蒸れた裸足を伸ばして先生の腹の辺りに爪先で触れ、さわさわと擽るように足指を動かす。
双柳恋:もう片方の靴下も脱ごうと膝を立てた拍子に、スカートの奥の下着がほんの一瞬、ちらりと垣間見える。
双柳恋:「彼氏とかいないんスか?」
双柳恋:「……それか……彼女とか」
双柳恋:悪戯っぽく目を細め、その顔を見上げる。
月山さん:ガタンッ!
月山さん:気づいたときには、彼女のことを押し倒していた。
月山さん:ちなみに普通に危険な行為だという考えは頭をよぎらなかった。無意識下でバロール能力があることを知っているのだ。
月山さん:「そう……やって……」
月山さん:「どういうつもりなの? いつも、先生のことを挑発して……」
月山さん:「双柳さん、私の授業でだけ赤点取るよね?」
月山さん:余裕のない声。今だって自分が勢いでしでかしたことに震えている。
月山さん:「本当はできるのに……大人をからかって楽しい?」
月山さん:「怒るよぉっ……そういうつもりなら……」
月山さん:組み伏せた手を胸元へと滑らせかけて、なけなしの理性が止める。
月山さん:呼吸が荒い。
双柳恋:「きゃ~~♡ くふふっ……♡」
月山さん:「そんな、声……っ」
双柳恋:いきなり押し倒されても、まるで驚いた様子はない。むしろそれを待っていたとばかりに、頭に手を回して抱き寄せるようにする。
双柳恋:「そう言ってる時点でぇ……分かってるんじゃないですかあ?」
月山さん:「あっ……」
双柳恋:ぎゅっと手に手を取って、自分のスカーフに這わせ、しゅるしゅると解かせていく。
月山さん:魅入られたように、指先の動きが止められなかった。
双柳恋:「大丈夫ですよ、先生?」
双柳恋:「先生に何されても、皆には黙ってあげますから……」
月山さん:禁断の感触が警鐘を鳴らしている。それすら興奮を煽るスパイスになって、どうにもならない。
月山さん:ダメだ。この言葉を受け入れたら。
月山さん:双柳さんのものにされてしまう。二度と抜け出すことはできない。
月山さん:ああ、でも。それは。
月山さん:それはなんて────────。
月山さん:「駄っ…………目ぇ…………♡」
双柳恋:「だから……」
双柳恋:くすくすと愉しげに笑いながら、耳元で囁く。
双柳恋:「……『個人指導』……お願いします……♡」
月山さん:ささやかな抵抗が打ち砕かれる。
月山さん:理性の糸が切れて、そこからは──。

古手るにて:そこは、雷鳴轟く魔城の最上階。
古手るにて:豪奢なシャンデリアや煌びやかな装飾品が並ぶ、絢爛華麗なる玉座の間。
古手るにて:ばぁん、と。大扉を蹴り開く一人の女性。
古手るにて:「──見つけたよ!」
古手るにて:それは、スリット付きの薄く透き通った白の羽衣に、左胸のみを守る蒼色の片鎧を纏った勇者の姿。
フランカ・カペッロ:「よくきたわね」まるで悪魔のような、あるいは淫魔のような蠱惑的なボンテージ。
古手るにて:「っ……!」露出した肌の白さを強調し、見る者全てを誘惑する淫らな衣装にどきっとするも。
古手るにて:すぐに自らの使命を思い出し、宝石が散りばめられた西洋剣の柄に手を掛ける。
古手るにて:「うら若き女性達を誑かし、意のままに手籠めにする悪魔め!」
古手るにて:「大天使様の加護を受けたこの聖剣で断ち切ってあげる!」
古手るにて:勇敢な掛け声と共に、鞘より剣を抜き放ち。彼女を両断せんと大きく振り被る!
フランカ・カペッロ:曲がった双角と黒く長い尻尾、そして漆黒の翼が人ではないことを主張している。
フランカ・カペッロ:「そう。あなたも」尻尾がゆるやかにその先端を勇者に向けて
フランカ・カペッロ:おもちゃの鉄砲のような形に変形し、
フランカ・カペッロ:びちゃっ、びちゃっと粘液を発射する。
古手るにて:「うくっ!悪魔め、一体何を──」
フランカ・カペッロ:その剣を握る腕の力も、
フランカ・カペッロ:踏み込んだ足の重さも、
フランカ・カペッロ:すべての力が抜けていくことだろう
古手るにて:「──っ、あ」
古手るにて:握り締めていた筈の聖剣は床に突き立てられ、無様にも悪魔の前にひざまずいてしまう。
フランカ・カペッロ:「あなたも、手籠めにされに来たのよね?」
古手るにて:彼女の声を聴く度、身体が熱を帯びていく。頬も紅潮して、息が荒くなっていく。
古手るにて:「ちっ……ちがう!私は、貴方を倒すために……」
古手るにて:もはや、その言葉に勇者めいた覇気は籠められていない。
フランカ・カペッロ:そのまま、そっと肩を軽く小突く。それだけで、あなたは地に転がり。
フランカ・カペッロ:フランカは覆いかぶさるように両腕を抑え、
フランカ・カペッロ:「このまま経験値も、勇気も、何もかも」
フランカ・カペッロ:「ぜーんぶ絞りとってあげるの」
古手るにて:「えっ、あっ……」全身から、吸い上げられていく感覚。
古手るにて:「ああっ……やっ……だめぇ♡」民を護るという崇高な使命も、尊き大天使様の加護も、もはや一切心から消え失せ。
古手るにて:全てが、目の前に居る悪魔への忠誠心と、仄暗き蕩けた欲望で塗り替えられていく。
古手るにて:心地よさの余り、がくがくと膝が震えて。お腹の奥底がきゅうっとして。
古手るにて:「……ああ、どうかっ、どうか」荒げた息と、潤んだ瞳で。悪魔の太腿に縋り付く。
古手るにて:「私を。貴女の……しもべに、させてくださいっ……♡」
フランカ・カペッロ:「いいわ」
フランカ・カペッロ:「………………」
フランカ・カペッロ:「いいけど、」
古手るにて:「…………?」
フランカ・カペッロ:「姉としての本分を忘れてるわ!るにて!」正気に戻った
古手るにて:「……はっ!」
古手るにて:「そうじゃん!私は僕じゃなくて姉!ワークス:姉!!」
古手るにて:先ほどまで燃え上がっていた劣情が嘘の様に消え、急速に正常な思考へ戻っていく。
フランカ・カペッロ:「まったく、いくら敵の手中に落ちたとはいえ、情けないわ」
フランカ・カペッロ:「……いえ、人のことを言えるような状態と格好ではないわね」
古手るにて:「……うぐぐ。心地よくなかったといえば、嘘になるけど」赤面しながら、スリットを手で覆う。
ホエール(おひめさま):「えっえっ」
ホエール(おひめさま):気づけば幻覚が薄れ、周囲の光景が元の姿を取り戻しつつある。
殺人アロマオイル:「アロロ!?」
古手るにて:「っ……と、とにかく!ホエールちゃんの周りにある服を全部焼こう!」
古手るにて:「それと、後で写真撮っていい!?」
フランカ・カペッロ:「エロるにて!」
古手るにて:本来スカートを着用していた場所にワープホールが出現し、八肢の鎖が放射状に伸びる。
古手るにて:「破廉恥レネビめ!みーんな燃え尽きろ!!」
古手るにて:鎖に連なり無数の雷と電が拡がり、爆ぜる。周囲のコスプレ衣装が尽く焦げ落ちていく。
ホエール(おひめさま):「ぎゃ、ギャクサツ……!」
殺人なりきりプリンセス衣装:「ギョワーーーッ!」
フランカ・カペッロ:「コインが一枚……」コインを指で弾いて頭上に。
フランカ・カペッロ:「二枚。三枚……いっぱい!」回転するコインは、回転ごとに増え、そして、大量に増え。
フランカ・カペッロ:「エロアロマオイル、吹き飛びなさい!!!」コインが次々と破裂し、空気の圧をもって霧を吹き飛ばす!
殺人アロマオイル:「アローーーーーーッッ!!」
殺人アロマオイル:パリーン!
殺人なりきりプリンセス衣装:ベリーーン。
ホエール(おひめさま):「────ほえ?」
ホエール(おひめさま):ポワー。ふらふら。
ホエール(おひめさま):ぺたん。正体を失ったように座り込む。
ホエール(おひめさま):二尾のグッピーが口元へ飛び込んでゆく。
月山さん:「……はっ」
双柳恋:「月山先生ったらワンちゃんみたい……♡ ……あれ?」
月山さん:余裕のない目で服をはだけさせた双柳さんを組み敷いている状態で正体を取り戻す。
月山さん:「ここは……私は……」
月山さん:「わああああああああああああっ!!!!!」
月山さん:「わわわわわわっ……!」
双柳恋:はだけたセーターで組み敷かれている状態で我に返る。
双柳恋:「おわああああああああああああ!?!?!?」
月山さん:ギャギャギャウッ! 反発する磁石のように離れるぞ!
双柳恋:「えっ何で何で何で……やっ……ひゃあああぁああ!?」
双柳恋:グルグルビタン!のけぞり勢い余って壁にぶつかる。
古手るにて:「……あ。二人も気付いたみたい」
フランカ・カペッロ:「そうみたいね」
古手るにて:「うわ、恰好は普通だけどお互い脱がし合ってる」
古手るにて:「やっぱできてたんだな……」貫禄の腕組み。
月山さん:「いやいやいや…………」天井にうずくまっています。
月山さん:「うう゛~~っ! 私は何を…………双柳さんはそういうのじゃないのに……!」
双柳恋:「ああーー!!あーー!!あーーーーー!!!!!」人語を失っている
双柳恋:「あああああ!!うわああああーーん!!」フードをかぶり顔をパーカーにすっぽり隠し、膝を抱いてコンパクトになってうずくまる。
ホエール:「うーん……うるさい」むくり。
ホエール:気づけば元の服装に戻っている。元々の服装がRBの人間義体能力に由来するものであったためだろう。
古手るにて:「ホエールちゃんも起きたね。……やっぱり、服に操られていただけだったか」
フランカ・カペッロ:「よかったわ」
月山さん:「ご……ごめん双柳さん……私……私あんな…………!」
月山さん:「きゃああ~~~!!!」
双柳恋:「う゛ぅ~~っ……うぇえええええ……」マジ泣き
双柳恋:「違うんです……あたしじゃ……あんなのあたしじゃなくてえ…………」
フランカ・カペッロ:「こちらの二人はしばらく大変そうね」
フランカ・カペッロ:なんならちょっと面白がってる
ホエール:目元をクシクシとこすります。
ホエール:それから、みんなのしどけない格好を見回す。
ホエール:「なにこれ」
古手るにて:「……ひょっとして、あんだけ寄り添ってたのに」
古手るにて:「ちゃんと付き合ってるわけじゃないの……マジで……?」
古手るにて:戦々恐々としている。信じられないモノを見る目。
月山さん:「友達ですけどォ!」
月山さん:「ね? ね? 双柳さん、私達まだ友達……だよ……ね?」
双柳恋:「引かないでください月山さん!!エロ女だと思わないで!!」
双柳恋:「うぐぅ……ふぐぅぅ……」
月山さん:「ジャームのせい! ジャームのせいだから! あとお酒! 全然気にしてない!」ぐるぐる目!
双柳恋:「友達……友達ッスよね……」
双柳恋:「友達同士でも……全然……あれくらい……」
双柳恋:「……ふ……普通……普通ッスから!今は……!!」
月山さん:「そうなの…………!?(恐)」
月山さん:「今の子が言うんだから……そうなんだね……!」
双柳恋:「あっいやでもあたし以外には絶対しないでほしいっていうか……」
古手るにて:「ほんとぉ?友達同士で服を脱がせ合ったり、♡マーク付けて喋ったりする……?」
フランカ・カペッロ:「煽らないのよ、るにて」
月山さん:「ああっ見られてる! もうおしまいだよぉ……!」
月山さん:顔を押さえてさめざめと泣いている。
古手るにて:「いや、私はこう見えてチルドレン精鋭の頃から仲人するのが上手いって評判で」
双柳恋:「あっそっちの二人もよく見たらとんでもない恰好してる……!」
月山さん:「ほんとだ。すごいえっち」
古手るにて:「はっ!?」両手で胸を覆う。コスプレ衣装は布が薄い。
月山さん:「経験豊富なんだねえ……ぐすっ……だからこそのこの、おちつき……」
双柳恋:「やっぱり普段からこういうこと……」
古手るにて:「……とっ、とにかく!さっさと服着替えて捜索を続けましょう!!」
古手るにて:他人を煽っていれば不思議と、自らの羞恥は落ち着くものだ。逆もまた然り。
フランカ・カペッロ:「こんなにハードじゃないわ……」少し目をそらして恥ずかしそうに
ホエール:「ねえ、るにて」
古手るにて:「あったあった私の服……ん?」
ホエール:「ふたりがつがいなら、わたし、娘でもいいよ?」
古手るにて:「…………」
ホエール:そう言って、フランカに軽くもたれかかる。
古手るにて:「うーーーーーーーーーーーーーーーーん」
古手るにて:「保留!!まずは、今のZ市を落ち着かせてから!」
フランカ・カペッロ:「あら」
ホエール:「やたっ」小さな五指をにぎる。
ホエール:「フランカは? フランカはどう?」
フランカ・カペッロ:「私は」
フランカ・カペッロ:「るにて次第ね」
フランカ・カペッロ:「全員の合意が取れないとだめでしょ、こういうのは」
フランカ・カペッロ:「がんばってるにての合意を取れたら、いいことにしてあげるわ」
ホエール:「がんばるしかない。これは……!」
GM:惨劇のあと。いそいそと服を着替える女たちのなか、決意を固める幼女だった。



GM:シーン終了です。ロイスと購入をどうぞ
古手るにて:ロイス保留。
双柳恋:月山さん ○好意/不安 を 好意/○羞恥 に変更します
フランカ・カペッロ:ロイス保留!
月山さん:双柳恋/慕情◯/悶々 とかいうヤバいロイスを取っているので
月山さん:N反転しておこうかな……
双柳恋:元々悶々としてる
GM:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYs--m2wMM 参考(このセッションで使われることのないキャラシートを何故急に?)
古手るにて:購入なんかあるかな……ほしいの……
双柳恋:う~ん 手術キットでも買うか
双柳恋:3DX+2+4
DoubleCross : (3DX10+6) → 9[6,6,9]+6 → 15

双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1増加(75 → 76)
フランカ・カペッロ:私も購入迷ってる
双柳恋:確保して以上です
古手るにて:多分使わないけどブルゲでも買っとくか
古手るにて:1dx+2>=20
DoubleCross : (1DX10+2>=20) → 5[5]+2 → 7 → 失敗

古手るにて:はい
フランカ・カペッロ:じゃあブルゲ狙ってみるか
フランカ・カペッロ:3dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 9[3,9,9] → 9 → 失敗

フランカ・カペッロ:はい、以上!



【◆Middle04◆】

GM:ミドル戦闘するよ! 全員登場!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(64 → 70)
古手るにて:55+1d10
DoubleCross : (55+1D10) → 55+1[1] → 56

双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(76 → 83)
双柳恋:徹頭徹尾重い
フランカ・カペッロ:侵蝕格差
古手るにて:ずっと低空飛行だな
GM:▶7:調子に乗って飲酒し続けた結果お金がなくなり、揃って馴染みの店から叩き出されている。何か面白いことないかなあ。
GM:チャートのみ振り直し可能です
GM:1回までね
双柳恋:振るか~
双柳恋:1D10
DoubleCross : (1D10) → 5

GM:▶5:月山さんとどこかで飲んだ帰り。路上で酔っ払っている。気持ちよく肩を組んで歌っていたりするのかもしれない。
Z市・住宅街
GM:フランカ・カペッロと古手るにてのペアが"デュメヴァルカ"の拠点を発見したとの報を受けた双柳さんは。
GM:急いで集合地点へと向かっていたのだ。
月山さん:「飲んでる場合じゃないけど飲まなきゃやってられなーーい!」
月山さん:うがーーっと頭を掻きむしっている。
双柳恋:「アッ……スね…… ウッ……ス……」
双柳恋:気まずさをごまかすように普段よりハイピッチで酒をぐびぐび煽っている。
月山さん:「ちょちょっと双柳さん」浮遊したままわたわたと慌てる。
月山さん:「大丈夫? 双柳さん、人間だから、腎臓とか……」
月山さん:「診察してあげようか?」
双柳恋:「ゴブッ」むせる
月山さん:「あっ違!」
月山さん:「ごっごごごめん! つい!」
月山さん:「あははは~~。何言ってるんだろう私~」
双柳恋:「いや……全然そんな……」
双柳恋:ちらりとそちらに目をやり、視線が肉感的な肢体に吸い寄せられて。
双柳恋:「………………気にしてないんでェ…………」
双柳恋:スススと視線を逸らす。
月山さん:「だっだよね! 普通……じゃなさ……そうだけど……ある! んだもんね! ああいうの! 今は!」
月山さん:ぼのぼのみたいな汗をぴゃぴゃぴゃと飛ばしながらあさっての方を向いています。
双柳恋:「そ……そうッスよ!学校の友達とか……あれくらい仲良ければ普通にやりますから!」
月山さん:「えっ………………」
月山さん:「その口ぶり……って、双柳さん、もしかして」
月山さん:さあーっと血の気が引く。
双柳恋:「な……なんスか……?」
月山さん:「えっ、いやっ。あっ」
月山さん:「したことあるのかなって……経験……そういう……」
月山さん:結局聞いてしまう。
双柳恋:「え……あ……」
月山さん:ばくばくと動悸がする。危険な兆候かもしれない。飲酒的に。
双柳恋:「……い……いや……」
双柳恋:顔がかあっと熱を帯びていくのを感じる。
双柳恋:「無い……ッスけど……」
双柳恋:「月山さん以外は……」
月山さん:「ほっ…………」
月山さん:「いや何安心してるの私!」
双柳恋:「つっ……月山さんは経験豊富ですもんねっ……?」早口
双柳恋:「女神だし……14000歳だし……」
双柳恋:(ああ~何聞いてんだあたし……聞きたくない……!)
月山さん:「う…………いや。実際そういうところは~……」
月山さん:(これ正直に答えないとフェアじゃないすぎる……!)
月山さん:「うぅ…………」
月山さん:「言った方がいい?」
双柳恋:「え…………」
双柳恋:ぐるぐると煩悶が回転する。コーヒーとミルクでなく、水と油のようにいつまで経っても混ざらない。
月山さん:「ぁの……恥ずかしいんだけど。その、わたしが月に追放されるまでの流れが、いろいろややこしくて」
双柳恋:(ああ~っ悩んでる間に始まってしまった……!)
月山さん:「ない…………ちゃんと誰かのものになったこと………………」
双柳恋:「え……」
月山さん:「きゃあ~~~! やっぱり聞かなかったことにして!」
月山さん:顔を押さえてジタバタしている。
月山さん:「っていうか! そういう話じゃなかったよね!」
月山さん:「すみません…………」
双柳恋:「そ……そう……なんスね……?」どこか安堵している自分がいて「えっあっ?なんでしたっけ??」IQ0
双柳恋:「腎臓??」
月山さん:「いや誰かのものとかじゃなくて、私達は友達どうしで……」
月山さん:「じゃなくて」
月山さん:ドツボに嵌りかけているのに気づき。
月山さん:「"デュメヴァルカ"だよ!」
双柳恋:「あっ、ああ~~……」
双柳恋:「……えっ、“デュメヴァルカ”がどうかしたんでしたっけ?」悶々とし過ぎて記憶がない
月山さん:「ボコボコにする!」
月山さん:「と、いい感じになる!」
双柳恋:「なるほど!」
月山さん:「あっいたるにてさん達、おーい!」
月山さん:がしゃこん。瓶をゴミ箱に放り込む。
双柳恋:「見つかったんスか~~?」酒の紙パックをゴミ箱に
古手るにて:「あ、月山さん達だ。こっちです~」手を振って答える。
フランカ・カペッロ:「あ、きたわね」
ホエール:酒の匂いに眉を潜めて、フランカ・るにての後ろに隠れます。
古手るにて:「…………」
古手るにて:「ちょっと目を離した隙にもうお酒を補充してきてる!」
フランカ・カペッロ:「……また酔っ払ってないかしら?妙に顔が赤いわ」
ホエール:「しにたいのか」
月山さん:「今回は許して~~このとおりだから」手を合わせる。
双柳恋:「大丈夫ッスよ~!酒は百薬の長!」へべれけ
古手るにて:「それって用法要領を守ることが前提条件になってない?」
双柳恋:「あ~ん……酔拳ってことで何とかなんないッスか~?」
双柳恋:「成人してから怒られるの精神に来るんスよ~~」べそべそ
月山さん:「大丈夫大丈夫。双柳さんはお酒で気が大きくなってないとパフォーマンスが落ちるから」
月山さん:自分は純然たるパワーダウンをしている。
フランカ・カペッロ:「あーいえばこういうのね!」
古手るにて:「そうですかぁ……大人が辛いときお酒に逃げるという話はよく上司から聞いてましたけど」
月山さん:「フランカちゃんも……大人になると……大人に……いや……私そういう話をする年齢でもないけど…………」
古手るにて:「……とにかく!ここは敵陣の目と鼻の先なんですから」
古手るにて:「気合を入れていきましょう!」両手をぐっと握って。
月山さん:「うう……えらい…………」
月山さん:きっと2人も同じような目に遭っているのに……と思っている。
フランカ・カペッロ:「そうね。あ、気合いれるためにもう一杯とかだめよ」
双柳恋:「ふぁい!分かりましたぁ!」若干呂律が回っていない以外は良い返事。返事だけは良いといつも言われてきたのだ
GM:では、君たちは廃墟となった紡績工場に踏み込みます。
GM:一見して気配はない。だが、人がいた痕跡は残されている。
月山さん:「ん~」《魔王の玉座》でふわふわと天井近くを見聞しています。
月山さん:「ごめん。目の焦点が……」
古手るにて:「年季の入った廃墟の割に埃っぽさが薄いですね……つい最近換気でもしたんでしょうか」
双柳恋:「うーん……"キリア"や“グッピー”のようなRBとは違って、“デュメヴァルカ”はオーヴァードであっても人間ですからね」
双柳恋:「社会的活動や物資調達が無いと生活できないはず……近所で聞き込みしてみます?」
フランカ・カペッロ:「確かに……ん?飲み屋の話かしら、これ」
古手るにて:「(おお、鉄火場が近づくにつれて急にチルドレンみが増してきたな……)」
古手るにて:「(活動場所は違えど、カリキュラムは概ね一致してるはず。ベースの思考は私と似てるのかな?)」
ホエール:「…………まって」
ホエール:ふと、君たちに付き従っていた少女がつぶやく。
ホエール:「きた」
GM:振り向くと、工場の入口に長身の影。
"デュメヴァルカ":"デュメヴァルカ"だ。
"デュメヴァルカ":「久しい再会だ。"メデューサ"。おまけの諸君」
"デュメヴァルカ":「そして憑依せざる"グッピー"よ」
古手るにて:「……間違いありませんね。お久しぶりです"デュメヴァルカ"」
ホエール:フランカの背に隠れ、こわごわと顔を出す。
双柳恋:「おまけその1です、どうも」
月山さん:「おまけその1のおまけだよ!」
月山さん:「あ、まずいよ双柳さん……!」
月山さん:「フランカちゃんがその1じゃなきゃ」
フランカ・カペッロ:「おまけその2にして、”メデューサ"を姉として雇っている者よ」
双柳恋:「そうッスね……でもフランカさんどうみてもおまけって感じじゃないし……」
"デュメヴァルカ":逆光にコートの裾をはためかせ、薄く笑いを浮かべている。追い詰められた表情ではない。
古手るにて:「やはり"キリア"がこの市で活動することを知っているんですね」努めて冷静に対峙する。
古手るにて:「目的は何でしょうか。ここはかつてのN市みたいな魔境ではありませんが」
"デュメヴァルカ":「これからそうなるのさ」
"デュメヴァルカ":「"キリア"の目的は知っているのかな」
フランカ・カペッロ:(母が苦戦した"メデューサ"を参考に、と"キリア"は言っていた……なら"デュメヴァルカ"が?)
フランカ・カペッロ:「キリアも似たようなことをいっていたわね」
フランカ・カペッロ:「殺戮の舞台とか、そんな雰囲気の話をしていたわ」
"デュメヴァルカ":「私を殺したいんだよ。やつは」
"デュメヴァルカ":「そのために"グッピー"を散布している。だがやんぬるかな」
"デュメヴァルカ":「"キリア"自身も知らないことだが────」
"デュメヴァルカ":「やつはレネゲイドビーイングだ。心と能力が強固に結びついている。純粋な兵器であるために不要な感情を手放しているのだ」
"デュメヴァルカ":「"グッピー"により生まれた"グッピーローグ"たちは統一された目的など持ち得ない」
"デュメヴァルカ":「そこにいるローグの1体も」
ホエール:びくり、と震える。
"デュメヴァルカ":「自らが憑けない何か──おそらくは生物──に興味を持ったものが、切り離されたのだろう」
"デュメヴァルカ":「無秩序で強力なジャームが生まれ続ける。無目的に。UGNは奮闘している。この街のRV濃度は高まり続けている」
"デュメヴァルカ":「魔街と化すのだ。Z市は」
双柳恋:「エ゛ーーーーッ!!??」
古手るにて:「うおっ」大声で肩がびくっとした。
月山さん:「双柳さんこれ……」
月山さん:「意味がわかると酔いが醒めるタイプの話?」
双柳恋:「そうッスよ!!困るんスけど!!あたしらの家があるんスけど!?」
双柳恋:「まだ家賃も滞納して……あれっもしかして踏み倒せる?いやでも困りますよ!!」
月山さん:「前のアレの雑霊の跋扈してた時みたいになるのかな……」
月山さん:「家はまずい!」
古手るにて:「いやあの……大丈夫ですよ、双柳さん」
古手るにて:「Z市に蔓延らんとするジャーム事件を解決するため、私達は此処にいるんですから」
古手るにて:「月山さんも言ってましたよね」
古手るにて:「"Z市を守るためなら、私達、とっても前向きに頑張るよ"って」
月山さん:「記憶力すご!」
双柳恋:「そ……そうッスね。目的は変わらないッスね……こほんこほん」
双柳恋:「……そもそも……あなたたちって同じセルの出身なんスよね?」
双柳恋:「どうして“キリア”さんはあなたを殺そうと……家族喧嘩ッスか?」
双柳恋:(うあ~酔いが覚めていく……)チルドレンとして叩き込まれた臨戦時のスタンスが、強制的に意識を明瞭にさせていくのに顔を顰める。
"デュメヴァルカ":「そうだとも。この銃は」
"デュメヴァルカ":「私を慕おうとする"グッピー"。キリアの心のかけらから生まれた」
双柳恋:(……仲良かったってこと……?)
"デュメヴァルカ":「だから、そうして生まれた力を使って、やつの上に立ち、やつを支配することができた」
"デュメヴァルカ":「純粋な殺意を以て──やつは私を殺す気で居る……そういう生物に仕立て上げたのがほかならぬこの私だとも気づかず──」
"デュメヴァルカ":「古手るにてのように複数の『手』を使えば、"デュメヴァルカ"を攻略できるかもしれないというヒントを与えたのが私だということにも気づかない」
"デュメヴァルカ":「新たな魔街を敷き、日本支部の戦力をジャーム化させ、FHがイニシアチブを取る」
"デュメヴァルカ":「ここへ私が訪れたのも、親切に貴様たちにやられてやるためではない──」
"デュメヴァルカ":「Z市魔街化の障壁となり得る、貴様たちの"グッピー"。"キリア"から失われたかけらを集積する存在を」
"デュメヴァルカ":「排除するためさ」
"デュメヴァルカ":"デュメヴァルカ"が微笑むとともに、彼女のもとへ多数の"グッピーローグ"が出現する。
"デュメヴァルカ":コンパクトが、キッズアクセサリーが、ドールハウスが意志を持ち、巨大化したもの。
"デュメヴァルカ":"キリア"が興味を惹かれてしまった、戦いに必要のないものたち。
エンゲージ



("デュメヴァルカ"[10]、殺人コンパクト[15]、殺人キッズアクセサリー[12]、殺人ドールハウス[8]、殺人生ドーナツ[3])

10m

(フランカ[7]、古手[7]、双柳[7])


GM:一体一体が、これまで戦ってきたものより強力な力を秘め……そして"デュメヴァルカ"へと付き従っているのが感じられた。
月山さん:「これ……結構まずい?」
ホエール:「だいぶまずい」
双柳恋:「んな~~っ!思った以上に話がでかすぎる~!これあたしらで何とかなるんスかね!?」
古手るにて:「なるほど、しっかりと待ち構えていたってことですね」
古手るにて:「……ですが、"デュメヴァルカ"。貴女は二つのミスを犯した」
"デュメヴァルカ":「そうかな。誘い込まれておいて」
古手るにて:「一つ。貴女は双柳さんと月山さんのみならず」
古手るにて:「よりにもよって……フランカのことを"おまけ"呼ばわりした!!」今日一番に声を張り上げる。
ホエール:「たしかに……」
ホエール:「つがいのことをおまけって言うのは、シツレイかも……」
古手るにて:「妹が"雇い主"!私が"雇われ"!だから、おまけと罵るなら私にすべきだった!」大手を振って主張。
月山さん:「言ってる場合? これ2つ目もこういう話じゃないよね!」
双柳恋:「め……めちゃめちゃキレてる……」
月山さん:双柳さんに抱きついて慄いているぞ!
双柳恋:月山さんと手に手を取って怯えています
フランカ・カペッロ:「キレ方が独特ね……嫌な気はしないけど」
"デュメヴァルカ":「ふむ」
古手るにて:「厚顔無恥な一言で、古手ブチ切れポイントを大量に稼いだこと。それが一つ目」
古手るにて:「そして、もう一つは……」口元に人差し指を宛てて、不敵に微笑む。
古手るにて:「日常の守護者UGNを舐めたこと」
GM:一陣の風。
???:《ワールウィンド》
砥草昭一:"デュメヴァルカ"のエンゲージに出現。
砥草昭一:《コンセントレイト》《電光石火》《獅子奮迅》《さらなる波》
砥草昭一:特殊コーティングの黒手袋に包まれた五指が獰猛に開き、ジャーム達の体表を擦過している。振動波が体内で伝播して反響し、干渉によって弾け、内側から破壊する。
"デュメヴァルカ":「チ、接触していたか……! 既に!」
砥草昭一:「──取り巻きどもも一撃とはいかんか」
砥草昭一:「当て込んで居ないなどと言いながら手をかけさせてしまったな、"メデューサ"」いけしゃあしゃあと口にする。
"デュメヴァルカ":"デュメヴァルカ"のみが、無傷
"デュメヴァルカ":バチリと電磁バリアが発生し、攻撃が無に帰す。
古手るにて:「ふふん。砥草くんがちゃんと仕事できるのは知ってるもの」
砥草昭一:「ありがたい。どうだここは一つ、共闘──」そして、双柳恋に目が止まる。
双柳恋:「…………」
双柳恋:"デュメヴァルカ"と対峙した時よりもさーっと青ざめている。辞めた職場の人間と会うよりも気まずいことはそうは無いのだ
砥草昭一:「……いや、有象無象は俺たちが受け持とう」
砥草昭一:《ブレイクウィンド》
砥草昭一:ジャームたちと自身を退場させ。戦闘を離脱します。
古手るにて:「いい気遣いね。普段からそのジェントルさをもう少し発揮してくれればいいのに」
双柳恋:「あっあっあっ……」
砥草昭一:目を開けていられないほどの突風。忽然と、群れと黒スーツの男が消え去って。
双柳恋:「た…………助かった…………」二重の意味で安堵する
古手るにて:「では改めて、"デュメヴァルカ"」笑みが消える。
"デュメヴァルカ":口元は微笑んだままだ。目を細め、一滴汗が伝う。
古手るにて:「懇切丁寧な魂胆の解説どうもありがとう。情状酌量の余地なし」
古手るにて:「我々がこの場で、貴女を制圧します。覚悟して」
GM:ミドル戦闘を開始します。
GM:エンゲージは以下。
エンゲージ



("デュメヴァルカ"[10])

10m

(フランカ[7]、古手[7]、双柳[7])


GM:セットアップ!
フランカ・カペッロ:怨念の呪石使用!
双柳恋:梨!
フランカ・カペッロ:使用後侵蝕率+3。暴走を受ける。暴走を受けている間ダメージ+2D.
古手るにて:なし~~
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を3増加(70 → 73)
"デュメヴァルカ":《絡め取る大地》
"デュメヴァルカ":フランカちゃんの行動値-4
"デュメヴァルカ":「そんなに主客を気にするのなら」
"デュメヴァルカ":ぐわん、と強い力場が発生し、フランカ・カペッロの動きを封じる。
"デュメヴァルカ":「ご主人様とやらをおもてなししてやろうか!」
GM:イニシアチブ
エンゲージ



("デュメヴァルカ"[10])

10m

(フランカ[3]、古手[7]、双柳[7])


"デュメヴァルカ":行動10。"デュメヴァルカ"が行動します
"デュメヴァルカ":《ポルターガイスト》攻撃力+12
"デュメヴァルカ":《コンセントレイト》《空間歪曲射撃》《スタンボルト》《雷光撃》《完全なる世界》
"デュメヴァルカ":PC全員を攻撃、ガード-5。命中で放心。
"デュメヴァルカ":12dx7+4
DoubleCross : (12DX7+4) → 10[1,3,3,3,3,7,8,8,10,10,10,10]+10[1,1,2,7,7,7,8]+10[1,1,1,7]+1[1]+4 → 35

"デュメヴァルカ":リアクションしな!
双柳恋:ニャ~ン
双柳恋:どうするかな……
フランカ・カペッロ:暴走中!
古手るにて:3dx+1>=35 とりあえずドッジ
DoubleCross : (3DX10+1>=35) → 3[2,3,3]+1 → 4 → 失敗

双柳恋:支配してゲットダウンするよりは普通にリザったほうが安いか……
GM:あるわね
双柳恋:4DX>=35 素ドッジ
DoubleCross : (4DX10>=35) → 7[1,1,1,7] → 7 → 失敗

"デュメヴァルカ":ではダメージ
"デュメヴァルカ":4d10+36 放心!
DoubleCross : (4D10+36) → 18[5,5,5,3]+36 → 54

双柳恋:痛すぎる リザレクト!
双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(83 → 88)
双柳恋:双柳恋のHPを5に変更(26 → 5)
古手るにて:装甲差し引いても即死!リザレクト~
フランカ・カペッロ:リザレクト~
古手るにて:55+1d10
DoubleCross : (55+1D10) → 55+5[5] → 60

フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(73 → 81)
フランカ・カペッロ:HP8で復活!
"デュメヴァルカ":では演出!

"デュメヴァルカ":両手に持った銃型のデバイスの中で、何かが回転する音がした。
"デュメヴァルカ":君たちへとエネルギーの弾丸が降り注ぐ。
"デュメヴァルカ":それは火や雷、重力や風といった形態を持たない。
"デュメヴァルカ":レネゲイドによる衝撃、そうとしか表現できない。貫かれた君たちが、能力の平衡を束の間失う!
古手るにて:「……っ、く」純粋なる熱量の豪雨になすすべなく、その身を抉られ焦がされていく。
月山さん:「キャー! やばいやばいやばい! RBが受けたら死ぬ味がする~~!」
月山さん:ホエールを庇って上空に飛翔!
双柳恋:「ッあ……!」鈍り切った戦闘感覚では速攻に対応しきれず、まともに攻撃を喰らう。
双柳恋:「うぇえ……何スかこれ……これあたしが酔ってるからじゃないッスよね……!」
フランカ・カペッロ:「……厄介ね!」攻撃を受け、レネゲイドのコントロールがおぼつかない感覚。
ホエール:「キリアに似た力…………受けた攻撃を、チクセキして……?」

GM:ではイニシアチブ!
GM:何もなければ双柳さんかるにてちゃんの行動になります。
GM:あ、忘れていました。
GM:"デュメヴァルカ"の【究極存在】について。
GM:解除される時、同行動値帯で受けた攻撃のダメージはすべて適用されます。
双柳恋:やったぜ
GM:一人目と二人目も安心して攻撃してね。
古手るにて:わいわい
フランカ・カペッロ:対BCスーツをオートアクションで脱ぎます!
GM:OK!
フランカ・カペッロ:行動値7に戻る!
エンゲージ



("デュメヴァルカ"[10])

10m

(フランカ[7]、古手[7]、双柳[7])


古手るにて:やった~~~~!!!!
GM:雑談と言ってること違うぞこいつ
双柳恋:脱衣ありがとうございます
GM:じゃあ改めて好きな順番で攻撃してね!
GM:演出もコンビネーションになると思うので、諸々相談するといいと思います
双柳恋:おまけその1行きます
双柳恋:マイナーなし
双柳恋:メジャーでコンボ【反発する】
双柳恋:アスピスで素殴り!デュメヴァルカに攻撃します
"デュメヴァルカ":きなさい
双柳恋:3DX+17
DoubleCross : (3DX10+17) → 10[8,8,10]+6[6]+17 → 33

"デュメヴァルカ":イベイジョン15。命中します
月山さん:そこにすかさず《暴食の魔王》
月山さん:ダメージ+5D
双柳恋:月山さん~♡
双柳恋:ダメージ!
双柳恋:4D10+6+5D10 装甲有効
DoubleCross : (4D10+6+5D10) → 27[5,10,5,7]+6+31[1,8,6,10,6] → 64

双柳恋:つよい
双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1増加(88 → 89)
"デュメヴァルカ":これは食らうと結構まずい!……が
"デュメヴァルカ":【究極存在】! 貴様の攻撃は無効だー! ハーッハッハッハ!
双柳恋:何~~~~ッ
双柳恋:こいつ……無敵か……
古手るにて:やばいぜ!何とかしてEロイスを解除しないと……!
フランカ・カペッロ:そんな……!強すぎる!
GM:というわけで次の人どうぞ!
古手るにて:PC逆順で私がやりまぁす
古手るにて:マイナーでヴィブロウィップ効果起動。シーン中攻撃力+5
古手るにて:メジャー《コンセントレイト》《アタックプログラム》+【守護天使】1回目。
古手るにて:放心のダイスデバフを無効化しつつ、対象は"デュメヴァルカ"
古手るにて:9dx7+4
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,1,2,3,3,7,7,7,9]+10[1,2,3,8]+10[8]+10[7]+3[3]+4 → 47

GM:上手い
"デュメヴァルカ":イベイジョン貫通 ダメージをどうぞ
古手るにて:はーい、ではダメージダイス
古手るにて:5d10+15+1
DoubleCross : (5D10+15+1) → 26[7,4,3,5,7]+15+1 → 42

古手るにて:諸々有効、42点
"デュメヴァルカ":うわっやばい だいぶ削れています 本来なら
"デュメヴァルカ":【究極存在】があるから無傷なんだがな!
古手るにて:ぐぬぬぬぬ。侵蝕64で以上
GM:では最後、フランカちゃんどうぞ!
フランカ・カペッロ:はぁーい
フランカ・カペッロ:マイナーでストライクチップ使用。メインプロセスの間、射撃攻撃の命中判定ダイス+2
フランカ・カペッロ:メインで《コンセントレイト》《ブルータルウェポン》を使って攻撃! 対象は"デュメヴァルカ"
"デュメヴァルカ":どうぞ!
フランカ・カペッロ:7dx7+5
DoubleCross : (7DX7+5) → 10[1,3,3,4,5,9,10]+10[2,7]+1[1]+5 → 26

"デュメヴァルカ":イベイジョン15 貫通
フランカ・カペッロ:ではダメージ!
フランカ・カペッロ:28+6d10
DoubleCross : (28+6D10) → 28+27[5,4,10,4,3,1] → 55

フランカ・カペッロ:諸々有効です
GM:月山双柳天驚拳 64点
GM:フラるに天驚拳 97点
"デュメヴァルカ":【究極存在】が解除されます されてしまった……
"デュメヴァルカ":HP120 うおー! まずい死ぬ!《電磁バリア》!
"デュメヴァルカ":161-12-1d10
DoubleCross : (161-12-1D10) → 161-12-5[5] → 144

"デュメヴァルカ":爆散! 戦闘終了。 PCたちの勝利です
古手るにて:やった~~
双柳恋:やった~~~~
フランカ・カペッロ:やったった~

月山さん:「い、いくよ双柳さん! この人……なんていうか嫌い!」
月山さん:刺青のように。
月山さん:君の肌に、縄目のような鱗のような文様がするすると這う。潜り込むようにして、消える。
双柳恋:「りょーかいッス。行きますよ……!」
双柳恋:紋様が溶け込んだ箇所から、全身に負荷の無い活力が満ちていく。磁力に誘導され、幾つもの鈍く光る鉄球が双柳の周囲を旋回する。
双柳恋:双柳のレネゲイド出力は、チルドレンとしては中の下程度だ。かつての彼女を日本支部所属至らしめていたのは、その一糸乱れぬ精密性。
双柳恋:「──セット」
双柳恋:滑らかに宙を滑るように、無数のステンレス球が"デュメヴァルカ"を取り囲み──
双柳恋:「シュート!!」
双柳恋:高速回転しつつ、四方八方から一気に襲い掛かる!
"デュメヴァルカ":「は、侮るな!」
"デュメヴァルカ":二丁のデバイスを構え、トリガーを引く。回転するステンレス球のいくつかが突如として運動エネルギーの殆どを失う。
"デュメヴァルカ":観測不可能、賢者の石の無限を御するために生まれた能力。
"デュメヴァルカ":4次元のメビウスの円環──クラインの壺の入り口がいくつも形成され、エネルギーをデバイスの中に折りたたまれた上位の次元へと導く。
"デュメヴァルカ":窓を開く代償の概念的バックファイア。それが『定数化』と呼ばれる現象の正体だ。
"デュメヴァルカ":さらに"デュメヴァルカ"自身のものとなる能力が磁場を乱し、一定まで威力がダウンスケールされた攻撃を払い落とそうとする。
双柳恋:「噂の“洛退機関”ッスか……こりゃ確かに厄介ッスね」ぺろりと唇を舐める
双柳恋:「でも……」
双柳恋:双柳恋は元UGNチルドレンだ。FHのそれと違い、その教育・戦闘方針は単独で強者として立つものではない。チームワークによって真価を発揮するものだ。
双柳恋:“デュメヴァルカ”を掠めた鉄球の一撃。全くダメージにもなっていないそれはしかし、因子によって彼女自身の肉体を疑似的に磁化、磁性体としている。
双柳恋:その磁力は金属を誘引し、攻撃の威力を最大限に高める。例えば──
古手るにて:──浅葱色の閃光が、疾走すること八肢。
古手るにて:雷を纏う黒き犬が齎す権能。歪に捻じれた磁力が生む、縦横無尽なる立体軌道。
古手るにて:死を司る魔の瞳が齎す権能。理に逆らった重力が生む、天衣無縫なる空間支配。
古手るにて:双柳の用意した磁界に沿って、古手の操る鎖達が歪曲を繰り返し。“デュメヴァルカ”を幾度も強襲する。
古手るにて:乱された磁場を更に乱し返す。歪な磁界に引きずられ、無数のステンレス球が威を取り戻す。
古手るにて:『定数化』も追いつかない程の物量で押し潰さんと。ひたすらに宝石刃と鉄球で撃ち尽くしていく。
双柳恋:(うわ~っお揃いだけど出力やば~……)鉄球と磁場を操作しながら横目でちらと見ている
"デュメヴァルカ":「厄介な連携を──そうか。そちらも元UGNか」
"デュメヴァルカ":こちらも歴戦のエージェントである。あるいは戦い方に、何らかのにおいを嗅ぎ取ったのか。
"デュメヴァルカ":力の蓄積を解放する。銃口からエネルギー弾がばら撒かれ、さらなる攻撃を撃ち落としてゆく。言葉短に、表情を繕う余裕も既に消えていた。
古手るにて:「……だから言ったでしょう。貴女はUGNを舐めていた、と」
月山さん:(あんまりUGNのこと言うと泣いちゃわないかなぁ……)
月山さん:ハラハラ
双柳恋:(……って月山さんに心配されてそうだな~……)
古手るにて:「そしてもう一つ────彼女を、"おまけ"呼ばわりした」
"デュメヴァルカ":「"メデューサ"、貴様────」
フランカ・カペッロ:「えらいわ、るにて。その熾烈な攻撃も、私のことで怒ってくれたことも」
フランカ・カペッロ:「そして大人二人の連携も凄まじいわね……じゃあ、私も」
フランカ・カペッロ:一枚のコインを取り出し、指で真上に弾く。
フランカ・カペッロ:「ねぇ、そこのあなた」"デュメヴァルカ"に。
フランカ・カペッロ:「コインはこの後左右どっちの手の中に入るでしょう?」
"デュメヴァルカ":返答はやはり弾丸だ。
"デュメヴァルカ":モルフェウスの変換能力と当たりをつけ、撃ち落とそうとする。
フランカ・カペッロ:パシッ、と落ちてきたコインを腕を交差するように手で取る音。
フランカ・カペッロ:普段なら撃ち落とせていたかもしれない。だが、余裕の無さが撃墜を失敗させ。
フランカ・カペッロ:右。動体視力、または勘がそう告げている。つい、目線がそちらに向かうかもしれない。
"デュメヴァルカ":「そこだ!」
"デュメヴァルカ":雷だ。咄嗟に放たれるのは、自らの身に習熟した力。
フランカ・カペッロ:「──正解よ。ただ……」
"デュメヴァルカ":ジャームのもたらすそれが、劈くように走る。守りの中で攻撃を優先した。最大の隙。
フランカ・カペッロ:「ただ……右のコインは本当に余興で」
フランカ・カペッロ:あっさりと右手から硬貨を手放す。それは雷に焼かれるが。
フランカ・カペッロ:「こっちよ」発砲音。
フランカ・カペッロ:左手には拳銃が握られていて。
フランカ・カペッロ:続く発砲音と共に、銃弾。銃弾。鳴り止まぬ発砲と銃撃の連鎖は、漆黒の大蛇のよう。
フランカ・カペッロ:モルフェウスの物質創造・操作能力で生み出された拳銃であろう。
フランカ・カペッロ:だがそれは通常の機構を無視するような内部構造で、銃弾が生成されるや否やその黒い先端から吐き出されて。
フランカ・カペッロ:幾つかの銃弾は、金属球と金属鎖を弾き、更に軌道の変化と攻撃の物量を加える。
フランカ・カペッロ:「これで、どうかしら?」
フランカ・カペッロ:瞬きの間に拳銃は消える。硬貨を指で弄ぶフランカの姿と火薬の匂い。結果を見守っている彼女は、確信に近い笑みをたたえていた。
"デュメヴァルカ":吸収する、弾く、撃ち出す。
"デュメヴァルカ":弾丸の減速を手当たり次第に繰り返し、そうできないものを手当たり次第に撃ち落とす。その処理能が飽和して──
"デュメヴァルカ":「う」
"デュメヴァルカ":デバイスが撃ち落とされる。
"デュメヴァルカ":「う、おおおおおおおお!!!」
"デュメヴァルカ":退化の力が消える。
ホエール:「うそ、越え…………」
"デュメヴァルカ":一瞬のうちに。
"デュメヴァルカ":全身に打擲痕と弾創を刻まれ、ねじれるように吹き飛んだ。
"デュメヴァルカ":「がッッ………………」
"デュメヴァルカ":ばったりと、倒れる。
双柳恋:「……。……ぷはっ……!」
双柳恋:無呼吸連打めいて続けていた攻撃をようやく止め、大きく息を吐く。
月山さん:「や、やった~! やったやった! 解決!」
古手るにて:「……お見事。ありがとう、フランカ」きゅるきゅると鎖がスカートの中に舞い戻っていく。
双柳恋:「ぜえぜえ……お……終わりました……?」
フランカ・カペッロ:「ひとまず……といったところかしら」
ホエール:きらきらした目でみんなのことを見ています。
ホエール:「わーお」
古手るにて:「お。何やら煌めきの眼差し」
ホエール:「るにてとフランカ、めっちゃかっこよかった……」
古手るにて:「VSコスプレ服の時の体たらくから、多少は見直してくれたってことかな~~」
ホエール:「あと恋は」
ホエール:「だらしないだけじゃないんだなあって、おもいました」
双柳恋:「ええ~っ……微妙に喜びきれない……」
双柳恋:「月山さんのおかげッスよ~」
月山さん:「頑張ったのは双柳さんだよ~」
GM:パキャ。デュメヴァルカのデバイスが破壊され、"グッピー"がホエールに取り込まれる。
ホエール:「うえぇ……死してなおおそろしいけど」
"デュメヴァルカ":息はある。つつがなく事件が終われば凍結処理されることだろう。
古手るにて:「"デュメヴァルカ"の身柄は……日本支部に引き渡せば問題ないかと思います」
ホエール:「ジンドウテキな扱いをしてほしい気持ちも胸に……これは……」気持ち悪そう。
フランカ・カペッロ:「……大丈夫?」
ホエール:「"キリア"は…………」
ホエール:「好きになりたかったみたい。自分を作った人のこと」
ホエール:「そういう気持ちが、少しだけ、あって……」
月山さん:「取り除かれたんだ。独りであれって」
月山さん:痛ましい視線。
双柳恋:「そんな……」
古手るにて:「……酷だね。FHはこれだから」
古手るにて:「本番はむしろ、これから。既にジャーム量産状態に入った"キリア"を止めないといけない」
古手るにて:「ホエールちゃんは、このままついてくる?」
ホエール:「…………」
ホエール:「ねえ、るにて」
古手るにて:「うん?」屈んで、彼女と目線を合わせる。
ホエール:「たぶん……"キリア"。強いよ。"デュメヴァルカ"よりずっと」
ホエール:「苛烈で、純粋で……わたしにない、すべてのもの」
古手るにて:「……何となく、そんな気はしてる。"デュメヴァルカ"の言葉を信じるなら」
古手るにて:「確実に武力行使での衝突となる。ましてや相手は人間でなく、レネゲイドビーイング」
古手るにて:「きっと、熾烈な戦いになる。貴女も巻き込まれるかもしれない」
ホエール:「……心配してるの?」
ホエール:「家族じゃなくても」
ホエール:「家族にも、優しくしてもらえなかったわたしに」
古手るにて:「ええ。だって」
古手るにて:「今はまだってだけで。これから家族になるかもなんだから」
ホエール:目を丸くして驚く。
古手るにて:「……"かも"だよ。事件が終わって、貴方の処遇をしっかりと決めた後でね」
ホエール:「そう……そう…………そっか」
ホエール:うつむいて言葉を咀嚼する。
ホエール:「"デュメヴァルカ"が言ってたこと。わたしが"キリア"を止められるって」
ホエール:「聞かないの? 誰も」
ホエール:そう言って、きょろきょろと君たちを伺う。
ホエール:戸惑うような、浮足立つような。
ホエール:胸のはずむのを、抑えているような。
ホエール:何かを信じかけて、信じきれないでいる。
古手るにて:「確かに、そう言ってたね。"Z市魔街化の障壁となり得る"って」
フランカ・カペッロ:「言ってたわね」
ホエール:「フランカ……」
フランカ・カペッロ:「あなたが切り札になって、"キリア"を止められるなら」
フランカ・カペッロ:「ぜひそうしてもらいたい、とは思ってる」
フランカ・カペッロ:「でもそれがどういう理屈であれ、どのような結果になるのであれ」
フランカ・カペッロ:「それは……」フランカにしては珍しく、少し言い淀んで。
フランカ・カペッロ:「あなたを利用しているだけなのかもしれない、と思ってしまう」
ホエール:「…………ううん」
ホエール:目を閉じる。
ホエール:肩の力が抜けたようにして口元を緩める。
ホエール:「そんなことないよ。なんとなく……わかった。フランカはちがう。"デュメヴァルカ"とは」
ホエール:「あ、もちろんるにても恋も愛もね!」
ホエール:慌てて付け加える
ホエール:「ありがとう。わたしが言い出すまで、まっててくれて」
ホエール:「────"キリア"に、教えてあげなきゃ」
ホエール:「わたしの持っていない、すべてのものに」
ホエール:「あの子の手ばなしたもののこと」
ホエール:「みんなについていって、いい?」
双柳恋:「ホエールちゃんがそうしたいなら、それが一番いいッスよ」笑って
月山さん:「そうだね~。寂しいままはよくないから」
双柳恋:「やりたいことだけやって、やりたくないことはやらなくていいんです。意外と何とかなるッスよ~、あたしみたいに」
ホエール:「ほんとう? おてほんにしていい?」
古手るにて:「(双柳さんの話を聞いてる限り、ド綱渡り状態だと思うんだけど……)」
古手るにて:「(何とかなってはいそうだから事実なんだなぁ)」
フランカ・カペッロ:「それがホエールの意志だというなら尊重するし、歓迎するわ」
双柳恋:「う~ん……お手本は……」我が事ながら言い淀む
ホエール:「だよね!」無邪気に。
双柳恋:「あっ思ったより傷付く……」
古手るにて:「……勿論、私も。ホエールちゃんが助けてくれるなら、とっても嬉しい」
ホエール:みんなの返事を聞いて、ほふ、と息をつく。
古手るにて:「ありがとう」そっと彼女の頭を撫でながら。
ホエール:「ひゃあ」
ホエール:「じゃあ、よろしくおねがいします……!」
GM:ちょうどその時。
GM:へろへろになったグッピーの群れが漂ってくる。
ホエール:半ば反射といった調子で、ホエールがそれを捕食した。
UGNチルドレン:「話もまとまったみたいだね」
UGNチルドレン:「あ、砥草さんのお使いです」
古手るにて:「あら。お疲れ様」
UGNチルドレン:木目のような文様の鞘に収まる剣を片手に、中折れ帽のチルドレンが入ってくる。
双柳恋:「うわぁはぁ……」年上よりもちゃんとした年下が怖い。月山さんの後ろに隠れる
古手るにて:「めちゃくちゃ強キャラ感ある服装だねぇ……」
UGNチルドレン:「え? そう? ありがとう」朗らかに返す。
UGNチルドレン:「どうも本人が顔出すのが良くないみたいで、ご迷惑を」
双柳恋:(うわ~~~気遣われてる~~~…………!)逆に死ぬほど落ち込んでいる
UGNチルドレン:「今、Z市支部と日本支部の協働で、目標"キリア"の位置を探っています」
UGNチルドレン:「上手くいくかはともかく、電撃的な殲滅戦が行われることになるでしょう。このままなら」
UGNチルドレン:そこまで冷徹な表情で言い切って。
古手るにて:「当然、そうなるでしょうけども……何か懸念点でも?」
UGNチルドレン:「あれ? そちらにあるかもという話だったけどな。えーと」
UGNチルドレン:すぐに柔らかい雰囲気に戻る。
UGNチルドレン:「つまり、お誘いですよ。僕たちも原則、血で血を洗う殺し合いがしたいわけじゃないし」
双柳恋:「そっちで力づくで片付けちゃう前に、こっちである程度穏便に済ませられないか……ってことッスよね……?」月山さんの裾を掴みながらおずおずと
古手るにて:「……つまるところ」
古手るにて:「日本支部からの正式な依頼って認識でいいってことでいいかな」
UGNチルドレン:「うん。そういう表現がよろしくなければ、別の便宜を図れます」
UGNチルドレン:「ともかく、共闘したいなってことで」
古手るにて:「りょーかい。私達の独断で動くよりは、こちらとしても願ったりよ」にへら、と笑顔で。
古手るにて:「そんでもって、良かったね双柳さん。UGNから報奨金が出るよ~」
双柳恋:「ん、あっ、ああ……そういう話でしたっけ」ほぼ忘れていた
UGNチルドレン:「いやあ申し訳ない。足抜けした人にまで」あくまでるにてさんのことである。
双柳恋:「ヒィン……」
古手るにて:「いいよいいよ。一線から退いたつもりだけど一応イリーガルに登録してあるし」ひらひら手を振って。
UGNチルドレン:「はいはい」
双柳恋:「お……お金のことは置いとくとしても」
双柳恋:「……急いで止めましょう。“キリア”さんの為にも」
双柳恋:「何というか、個人的に……」ちらりと月山さんを見て「……放っておけないというか……」
月山さん:「あ……」
月山さん:「……うん。そうだね!」
月山さん:双柳さんの腕に抱きつく。
月山さん:「あっ……」気まずそうにパッと離れる。
双柳恋:「あっ……」
双柳恋:「……あ、あたしは大丈夫ッスから……月山さん」
双柳恋:「いつもの感じで」
月山さん:「は、はい……よろしくおねがいします……」
UGNチルドレン:くすりと笑う。
UGNチルドレン:「しかるべく。ああそうだ」
UGNチルドレン:身を翻して数歩歩いて、振り返る。
UGNチルドレン:「人間のひと目で認識できる『ものの数』って、6~10個らしいです。人数とか」
UGNチルドレン:「視界をまじまじと眺めてだいたいの数を把握できる閾値で言うと、ぐっと増えて100万くらい。結構すごいですね、人間って」
UGNチルドレン:「"キリア・ロギア・ローグ"も、"グッピーローグ"も。そういう僕たちの想像できる数を」
UGNチルドレン:「遥かに逸脱した、思考実験の中にしか存在しない巨大な数字を表すコードネームなのだとか」
UGNチルドレン:「『ホエール』でしたか」
UGNチルドレン:「いい名前だと思います。その子はもう、"デュメヴァルカ"の定理の外にいる」
UGNチルドレン:「祈りますよ。僕らが、あなた達が。世界を救えるように」
GM:閉ざされた少女の、世界を。



GM:シーン終了。ロイスのみ可能。
古手るにて:ロイス保留~。医療キット使ってもいい?
双柳恋:ホエール ○庇護/無邪気 でロイス取得します
GM:使っていいよ!
双柳恋:私も高性能何とか使います
双柳恋:5+3D10
DoubleCross : (5+3D10) → 5+19[10,4,5] → 24

古手るにて:5+3d10
DoubleCross : (5+3D10) → 5+16[7,1,8] → 21

双柳恋:双柳恋のHPを24に変更(5 → 24)
フランカ・カペッロ:月山さん ◯連帯感/不安 で取っておきます
双柳恋:以上~
古手るにて:時間凍結ギッリギリ 以上です
フランカ・カペッロ:以上で!



【◆Climax◆】

GM:全員登場です。
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(87 → 88)
双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(89 → 91)
古手るにて:64+1d10
DoubleCross : (64+1D10) → 64+7[7] → 71

双柳恋:やっと低いのが出た
GM:今回は悪の組織UGNに免じてお酒を我慢して下さい



GM:──果たして。
GM:"キリア"の分身体のようなものがZ市各所に出現したと報が入ったのは、少ししてのことだった。
GM:UGNの精鋭たちが分散してこれに対処、本体を特定する。
Z市・祀峰宮神社
UGNチルドレン:「はは……これが賢者の石か。ふざけてるな」
UGNチルドレン:全身から流血し、ぼろぼろになった外套を羽織った少年が、剣を一閃させる。
UGNチルドレン:閃光を伴う力場が引き裂かれ。だが、そこまでだ。力を使い果たし、膝をつく。
"キリア":「……」
UGNチルドレン:「……そうつまらなさそうな顔をしないでくれよ。ほら」
UGNチルドレン:「おいでなすったぞ」
GM:といったところでみなさん、登場をどうぞ
古手るにて:「――飛鳥くん!」境内を突っ切り、ぱたぱたと駆け寄る。
"キリア":声の方へ顔を向ける。
"キリア":日も傾き、夜が訪れようとしていた。長い髪が風になびいて、それと溶け合う。
UGNチルドレン:「やあ先輩」
UGNチルドレン:疲れの滲んだ声。「あとは頼むよ」
古手るにて:「来るのが遅れてごめんね。後は任せて」
双柳恋:「ヒェ~ッえらいことになってる!」
フランカ・カペッロ:「よく持ちこたえたわ」こちらも駆け寄り、味方を労う
双柳恋:パタパタと駆けてきて、回転する鉄球を盾めいてチルドレンの前方へ展開、撤退を支援する。
双柳恋:「お疲れ様ッス、後やるんで」
ホエール:「キリア……」ぎゅっと自身の胸元をにぎる。。
古手るにて:「……なるほど。確かに、ホエールちゃんの面影がある。あれが"キリア"」
"キリア":「……フランカ」
"キリア":「もしかしてキミたちが、母さんを?」
月山さん:(知ってるんだ……"デュメヴァルカ"がやられたこと)
フランカ・カペッロ:「肯定したら、どうするのかしら?」
"キリア":「信じられないとは思うかな」穏やかなトーンだ。
"キリア":「殺しては」
"キリア":それが
"キリア":「いないよね?」
"キリア":一瞬、凄まじい殺気に変じる。
双柳恋:(迫力やば~~……)
フランカ・カペッロ:「……反抗期という表現は適切だったのかもね」
"キリア":「そうだよフランカ。私が殺さなきゃいけないんだもの」
"キリア":朗々と続けながら、少女が歩み来る。
"キリア":「逃げたほうがいい、って言ったよね? どうして居るんだい?」
フランカ・カペッロ:「忠告してくれたのは感謝するけど」
フランカ・カペッロ:「あなたに怯えて言う通りにしなきゃいけない道理もないわ」
"キリア":「あのときは何もできなかったのに」くすくすと笑う。
"キリア":「立ち塞がるのならば、殺めよう」
"キリア":「"モノロギア"──グッピーのような、依代に依存しない新たな分身体も作り出せた」
"キリア":「母さんの敗北によって、私のプロテクトは緩んでいる」
"キリア":「すべてを踏みにじって、"デュメヴァルカ"を殺す」
"キリア":純粋で、透明な宣誓とともに。
"キリア":はげしい《ワーディング》が吹き荒れ、君たちのレネゲイドを慄然に晒す!
"キリア":衝動判定。難易度は9
古手るにて:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 10[1,3,10,10]+10[8,10]+4[4] → 24 → 成功

GM:意志強すぎるやついる
フランカ・カペッロ:3dx+1>=9
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 5[1,2,5]+1 → 6 → 失敗

フランカ・カペッロ:暴走を受けます
双柳恋:4DX+4>=9 アスピス使用
DoubleCross : (4DX10+4>=9) → 10[4,5,10,10]+8[3,8]+4 → 22 → 成功

双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1増加(91 → 92)
古手るにて:71+2d10
DoubleCross : (71+2D10) → 71+11[8,3] → 82

フランカ・カペッロ:88+2d10
DoubleCross : (88+2D10) → 88+7[2,5] → 95

双柳恋:92+2D10
DoubleCross : (92+2D10) → 92+11[4,7] → 103

双柳恋:ギャーッ
GM:特にここら辺の話してませんでしたが今回は呪石は暴走してても適用可とします
フランカ・カペッロ:あ、ありがと~

ホエール:「キリアのわからず屋」
ホエール:「みんな、あなたと敵対するためだけにここにいるわけじゃない」
ホエール:「立ちふさがって言うことを聞かせたい、だけじゃないのに──!」

GM:NPCカードが追加されます。

▼ホエール
勇魚イサナ』/オート/PCの攻撃が命中した"キリア・ロギア・ローグ"のC値をシーン中+2/1回


GM:クライマックス戦闘を開始します。
エンゲージ



("キリア"[11])

10m

(フランカ[11]、古手[7]、双柳[7])


GM:セットアップ。エネミーはありません。
古手るにて:100超えてない!なし!
双柳恋:なし!
フランカ・カペッロ:怨念の呪石!ありがたく使用させてもらうぜ!使用後侵蝕率+3。暴走を受けている間ダメージ+2D.
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を3増加(95 → 98)
GM:演出はありますか?
フランカ・カペッロ:なしで大丈夫です!
GM:ではイニシアチブ
"キリア":《加速する刻》《ヒートシフト》
双柳恋:オワーッッ
"キリア":ラウンド中の全判定のC値を-1。手番獲得。
古手るにて:加速する刻かぁ~~
"キリア":私のほうが速いぜ!
フランカ・カペッロ:ぐぬぬ~
"キリア":《オリジン:ヒューマン》
"キリア":《無機なる四肢》《シャドースクラッチ》《原初の赤:サイレンの魔女》《原初の白:クロスバースト》《ダヴィンチの調和》《マインドエンハンス》
"キリア":10dx7+5 アルティメイド服で+3されてるよ 対象PC全員!
DoubleCross : (10DX7+5) → 10[1,1,3,5,5,7,7,10,10,10]+10[5,5,6,9,10]+10[5,8]+10[9]+10[9]+1[1]+5 → 56

"キリア":わお
双柳恋:おぎゃ~
フランカ・カペッロ:ひん
双柳恋:《支配の領域》
双柳恋:え~ 3回目の8を1に変えます
"キリア":キャッ
"キリア":では達成値28!
双柳恋:双柳恋の侵蝕率を6増加(103 → 109)
双柳恋:コンボ【引き合う】 《リフレックス》+《ゲットダウン》でドッジ
古手るにて:4dx>=28 素ドッジ
DoubleCross : (4DX10>=28) → 9[1,2,8,9] → 9 → 失敗

フランカ・カペッロ:暴走中ゆえリアクション不可だぜ!
双柳恋:6DX7+18>=28
DoubleCross : (6DX7+18>=28) → 10[1,4,6,6,7,9]+10[5,9]+10[10]+4[4]+18 → 52 → 成功

フランカ・カペッロ:すげー!
GM:なにィ~!?
古手るにて:やりおる
双柳恋:双柳恋の侵蝕率を5増加(109 → 114)
双柳恋:重いッ
GM:るにてちゃんの代理ドッジは大丈夫かな?
GM:今HPが時間凍結ギリギリですが
双柳恋:あ~そうか……
古手るにて:今避けれると時間凍結が無料
双柳恋:じゃあやるか
双柳恋:《運命の切り替え》で代理ドッジに挑戦します
双柳恋:再び《リフレックス》+《ゲットダウン》でドッジ
GM:おもしれえ やってみな
双柳恋:6DX7+18>=28
DoubleCross : (6DX7+18>=28) → 10[1,2,5,6,9,9]+10[2,8]+6[6]+18 → 44 → 成功

双柳恋:避け卍
GM:ギャッ
フランカ・カペッロ:やる~
古手るにて:わーい!!あざます!!
GM:やるわね……
双柳恋:双柳恋の侵蝕率を8増加(114 → 122)
双柳恋:重いッ
GM:では演出

"キリア":めこり。
"キリア":"キリア"が手を翳すと、直下の石畳が砕け、苔が黒い塵に変じた。
"キリア":それが前兆。
"キリア":強い発光を伴うエネルギー衝撃波が君たちへと向かう!
フランカ・カペッロ:猛るレネゲイドのコントロールに集中していたこともあり、そのまま食らう
古手るにて:「くっ、親子揃ってそういう波状攻撃を──」
双柳恋:「一人が限度。るにてさん動かないで」短く簡潔に言う
双柳恋:「セット」
双柳恋:双柳の周囲に、バチバチと紫電が迸り──
双柳恋:「カット」
双柳恋:二本指を立てた腕を、指揮者めいて振り下ろす。
双柳恋:同時、古手と双柳を呑み込まんとしていたエネルギーの奔流が、ガクンとその角度を変えて地面を穿った。
古手るにて:「!双柳さん、これは……」
双柳恋:「いやァ……昔取ったなんとか的な……」
双柳恋:因子を介した強制磁化はエネルギー体にも有効だが、傍から見ればさながら奇術のように映る。
古手るにて:賢者の石が齎すレネゲイドの奔流は生半可じゃない。矢印を捻じ曲げるだけでも相当の対価が圧し掛かるはず。
古手るにて:「……ありがとう。なるべく早く、終わらせましょう」
"キリア":「洛退機関を攻略しただけはある」戦いの高揚に身を捧げながら評価値を修正していく。
"キリア":過度な焦りも怒りもない、純粋な戦意。

GM:ダメージを出していなかったので今出します。
GM:3D10+60 装甲無視
DoubleCross : (3D10+60) → 17[8,1,8]+60 → 77

双柳恋:固定値やば
古手るにて:でけ~~
フランカ・カペッロ:しにます!リザレクトよ!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(98 → 99)
GM:天才の人?
古手るにて:リザレクトが上手い
フランカ・カペッロ:ふふん
双柳恋:うますぎ
GM:ではイニシアチブ 何事もなければ同値優先でフランカちゃんの手番です。
古手るにて:ここは見に回る……
GM:では行動値11。フランカちゃんどうぞ
フランカ・カペッロ:はぁーい
フランカ・カペッロ:マイナーでストライクチップ使用。メインプロセスの間、射撃攻撃の命中判定ダイス+2
フランカ・カペッロ:メインで《コンセントレイト》《ブルータルウェポン》 対象は"キリア"
"キリア":きて……フランカ……
フランカ・カペッロ:メインで?メジャーで
フランカ・カペッロ:9dx7+5
DoubleCross : (9DX7+5) → 10[1,3,4,4,6,6,7,9,10]+10[1,3,7]+4[4]+5 → 29

"キリア":なかなかの達成値だね。だが
"キリア":ドッジ!《フィジカルエンハンス》
フランカ・カペッロ:なんだとー
"キリア":9dx8+3 ヒートシフトと合わせてC値-2!
DoubleCross : (9DX8+3) → 10[1,1,3,5,6,6,9,9,10]+10[1,3,10]+4[4]+3 → 27

フランカ・カペッロ:ひぃ
"キリア":くっ……!
古手るにて:こっわ
双柳恋:ひえ~
"キリア":ダメージどうぞ!
フランカ・カペッロ:ダメージいきます!
フランカ・カペッロ:28+6d10
DoubleCross : (28+6D10) → 28+39[10,5,10,1,8,5] → 67

"キリア":まだ結構生きてます!
フランカ・カペッロ:さすがにか
ホエール:チラチラ
フランカ・カペッロ:NPCカード使っちゃお~ 『勇魚イサナ』/オート/PCの攻撃が命中した"キリア・ロギア・ローグ"のC値をシーン中+2/1回 これ!
"キリア":ギャアーッ!
"キリア":卑劣なC7サイレンが~~~
GM:侵食上げて演出をどうぞ!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を6増加(99 → 105)
フランカ・カペッロ:ありがとう、いつも手番の侵蝕上げわすれがち
フランカ・カペッロ:演出いきます!

フランカ・カペッロ:「オーダー・"F"」
フランカ・カペッロ:取り出したコインに、語りかけるかのようにつぶやく。
フランカ・カペッロ:【声紋認証完了。登録された声紋と一致。フランカ・カペッロ本人による命令と断定】
フランカ・カペッロ:小さなコインから機械音声が発せられる。
フランカ・カペッロ:【──受諾しました、"ボス"】
フランカ・カペッロ:【”Full blood Franca Full bullet system”】
フランカ・カペッロ:【超血統モルフェウス因子自動遠隔操作による飽和攻撃システム──】
フランカ・カペッロ:【”FFF”を起動します】
フランカ・カペッロ:「いってらっしゃい」コインを弾き、投擲する。
フランカ・カペッロ:【因子の増殖を開始】【同時にコインの構成物質への干渉・変換を開始】
フランカ・カペッロ:泡立つように膨れ上がるそれは、すでにコインの見た目とは大きく逸脱している。
フランカ・カペッロ:【内部機構の一部を射出機構へと変換】【銃口を生成──】
フランカ・カペッロ:放物線を描く物質から黒い筒のようなものが一本生みだされる。それは、敵手を狙い澄ますかのように。
フランカ・カペッロ:しかし、一本だけで終わることなく。
フランカ・カペッロ:【多重銃口を生成】【同時に多重弾帯を生成】【全生成工程完了。精緻照準機構、起動。システムオールグリーン。命令待機状態へと移行】
フランカ・カペッロ:「──撃ってちょうだい」静かに、命令が告げられる。
フランカ・カペッロ:【受諾】
フランカ・カペッロ:ダダダダダダダダッ!!! 全銃口が火を噴いた。
フランカ・カペッロ:生成された多くの銃弾を一度に吐きつくすかのような激しい銃撃。
フランカ・カペッロ:元はオペレーターの際など遠方からでも支援できるよう開発されたもの。
フランカ・カペッロ:これがフランカの考案した”FFF”。とっておきの秘策だ。
"キリア":トン。と大地を蹴る。
"キリア":足元が閃光とともにひび割れめくれ上がる。
"キリア":段階放射状に、一瞬ごとに広がるようにそれが起きた。だが間に合わない。
"キリア":力は無限でも蛇口は有限だ。洗練とともに蓄積を解放するなら、一瞬はそれが上回る。そして──
ホエール:「タッチ! つかまえた」
ホエール:弾丸によって体勢を崩したキリアへと駆け寄っている。するりと浮遊して頭を振りかぶり。
ホエール:頭突き!
"キリア":「くあぁ────ッ! な、なんだ……キミ──」
"キリア":頭を抑えてよろめく。
ホエール:「わたしは、"キリア"の幼児性の化身。ヤクタイのない遊びがしたい、こどもじみたおしゃれがしたい、だれかに守ってほしいという気持ち。あなたが捨てたもの」
ホエール:「悪い子になりなさいーッッ!!」ベシーン!
ホエール:平手とともに、情報が流れ込む。
"キリア":衝撃波が、ホエールを弾き飛ばした。
ホエール:「へぶやぁ~っ!!」
ホエール:くるくると転がるようにして戻ってくる。
双柳恋:「あ~っひどい!」
双柳恋:「子ども相手に……」
"キリア":「私だって子供だもん!」
双柳恋:「そうだった」
"キリア":反射的に叫んでから、はっとして口を抑える。
"キリア":その表情に浮かぶ驚愕と、困惑、羞恥。
フランカ・カペッロ:「さっそく幼児性が流れ込んだみたいね」
古手るにて:「ほえぇ……ホエールちゃんの能力、"キリア"にしっかり届いたんだね」
ホエール:「これいじょうはよわらせないと、きびしい」
双柳恋:「効いてますよ~!ほら見てあの顔!ほらほら!」
"キリア":「っ──! うるさいよ!」
"キリア":エネルギー弾が降り注ぐ、先程までより散発的で、御しやすい。
双柳恋:「ギャーッ怒った!」

GM:イニシアチブ!
古手るにて:《時間凍結》
GM:来たわね。キリアは何もありません。処理をどうぞ
古手るにて:HP20消費し、手番をうわっ被せちゃいます!
古手るにて:マイナーでヴィブロウィップ起動しつつ
"キリア":私のツモ番が!
古手るにて:メジャー《コンセントレイト》《アタックプログラム》【守護天使】2回目
古手るにて:対象"キリア"
"キリア":どうぞ!
古手るにて:11dx7+6
DoubleCross : (11DX7+6) → 10[2,3,4,5,5,7,7,8,9,9,9]+10[1,3,3,4,7,9]+10[6,7]+1[1]+6 → 37

"キリア":でかい~
"キリア":ドッジ!《フィジカルエンハンス》!
"キリア":C値差し引き10で
"キリア":9dx+3 おりゃー!
DoubleCross : (9DX10+3) → 10[1,1,2,4,5,6,10,10,10]+7[1,3,7]+3 → 20

古手るにて:まぁまぁ高い
双柳恋:結構怖い
"キリア":くらいます。ダメージを!
古手るにて:4d10+15
DoubleCross : (4D10+15) → 29[10,1,9,9]+15 → 44

古手るにて:装甲有効、44点
古手るにて:侵食86で以上
"キリア":はんぶんくらい飛んだきがします
GM:では演出をどうぞ~

古手るにて:「(……覚えのあるピリっとした圧。久しい、賢者の石の気配)」
古手るにて:「(だからこそ、フランカとホエールちゃんが切り開いた道を逃さず、畳みかける」
古手るにて:スカートの裾より、宝石刃が括られた鎖を垂れ落とすこと八肢。
古手るにて:眼前で落雷が起きたかの如くけたたましい雷鳴と共に。
古手るにて:自身を起点とし、浅黄色の閃光が無数の束と成り。全方向へ唸り、暴れ、膨れ上がる。
古手るにて:「"デュメヴァルカ"へのお怒りはまぁ……多感な時期っぽいからいいとして」
古手るにて:「私達へ、特にフランカへ手を出されたら困るかな。今が一番大切な時期なんだから」
"キリア":「……そう? そうかな。私には、これが一番大事なんだけど」
"キリア":「フランカには逃げろって言ったよ。来るほうが悪いんだ」
"キリア":「私だって。殺したくなんて──」
"キリア":戸惑うように、口をつぐむ。
古手るにて:「……ふふ」彼女の幼い仕草に微笑んで。
古手るにて:「簡単だよ。フランカは自分の安全よりも、貴女への心配を優先した。それだけ」
古手るにて:「これから沢山の人々を救う道へ歩もうとしている。当然のこと」
"キリア":「…………私を放っておいて」
"キリア":「私は、壊すことしかできないのだから」
"キリア":君の言葉が煩わしいとばかりに、攻撃を行おうとする。
古手るにて:「……私もその口よ。昔は、人を殺すのが上手いだけのチルドレンだった」
古手るにて:だが既に、元居た位置に姿はなし。
古手るにて:数多の研鑽と死線を越えたバロールシンドロームが辿り着く極地の一つ、時空の強制圧削。
古手るにて:赤と黒で象られた影が、音を置き去って標的の背後へ像を結ぶ。
古手るにて:「ただ、私は妹に拾って貰えた。運が良かった」
ホエール:(! これ…………)
ホエール:(たぶんなれるやつだ! 娘!)
古手るにて:「だから、先輩として貴女に道を示してあげる。お灸でね」
古手るにて:流れるまま中空に跳ねる。両脚に巻きついた二肢の鎖に閃光が幾度も奔る。
古手るにて:歪な磁界と理外の重力。猛り狂う二つの位相が調和する僅かな瞬きを逃すことなく。
古手るにて:中空で体躯を捻りながら、神速と鉄鎚を脚に重ね合わせ。
古手るにて:"キリア"の脳天へ、踵を落とす。
"キリア":ありえない成功を引き寄せる力は、まだこの手にある。
"キリア":雷と輝刃の閃きを撃墜しようとして──だが、わずかの所でそれが敵わない。焦りが読みを外させる。撃ち落とす標的そのものを間違えている!
"キリア":「がっ────────あっ…………!」
"キリア":ハンマーに撃たれる、頼りない釘になったような衝撃。
双柳恋:「いぃっ……! うわぁ~~……痛そう~~……」
古手るにて:余波のみで砕け散る地表。周囲一帯に飛び散る稲妻の破裂。
古手るにて:「……ごめんね。適合者でなければ加減できたのだけど」
"キリア":────レネゲイドの力が、心の力なら。私の魂は誰よりも熱く燃えている。ただ1つの欲望が走り出せば。誰にも止めることなんて出来ない。
"キリア":その筈だ。誰にだって勝利できるはずの、でも。違う。
"キリア":私から生まれながら他者に慮られる幼児の様子を狡いと感じている。
"キリア":敵のはずの相手の言葉に心動かされてしまう。
"キリア":静かにこちらの言葉に耳を傾けてくれた少女に、この街から去ってほしいと感じた。その感情を朧気ながら思い出してしまっている。
"キリア":薄れてゆく。純度が。
"キリア":弾かれるように遠ざかった。それが恐怖からだと悟られぬように表情を消して。

GM:イニシアチブ11。
"キリア":行動します。
"キリア":《無機なる四肢》《シャドースクラッチ》《原初の赤:サイレンの魔女》《原初の白:クロスバースト》《ダヴィンチの調和》《マインドエンハンス》
"キリア":【賢者の石】
"キリア":10dx7+5 命中
DoubleCross : (10DX7+5) → 10[2,2,3,5,5,6,6,8,9,10]+10[2,6,10]+10[7]+4[4]+5 → 39

双柳恋:ゲーッ
双柳恋:仕方ない……やるか
双柳恋:《支配の領域》
双柳恋:2回目の10を1にします
"キリア":こいつ~!
双柳恋:双柳恋の侵蝕率を6増加(122 → 128)
"キリア":達成値21です……
古手るにて:これはだいぶ現実的な値になったぜ
双柳恋:ドッジ 《ゲットダウン》のみ
双柳恋:6DX+18>=21
DoubleCross : (6DX10+18>=21) → 8[1,1,3,5,7,8]+18 → 26 → 成功

双柳恋:双柳恋の侵蝕率を3増加(128 → 131)
フランカ・カペッロ:暴走中ゆえリアクション不可!
フランカ・カペッロ:やるう
"キリア":こしゃくな……!
古手るにて:5dx+1>=21
DoubleCross : (5DX10+1>=21) → 5[1,3,4,4,5]+1 → 6 → 失敗

古手るにて:雑魚!
双柳恋:そうか
双柳恋:暴走してたら代理ドッジできないな……
GM:そうです
古手るにて:悲しみ……
GM:そんなに招待枠に忖度してない戦闘が発生していますが
GM:戦闘以外で強く忖度しているから許してな!
双柳恋:へへっ
"キリア":ではダメージ出します!
"キリア":3d10+60 エイヤー!
DoubleCross : (3D10+60) → 14[1,6,7]+60 → 74

"キリア":装甲無視だ! しねー!
古手るにて:即死リザレクト!!
古手るにて:86+1d10
DoubleCross : (86+1D10) → 86+1[1] → 87

古手るにて:HP1!忘れてた時間凍結分も併せて侵蝕92
フランカ・カペッロ:"キリア" 興味/◯脅威 のロイスをタイタスにして復活!
"キリア":そんなに私のキャラが崩れたのがショックだったのかよ

"キリア":"キリア"の胸の中心が強く輝く。
"キリア":「"キリア"。"すごく大きな力キリア・ロギア・ローグ"。」
"キリア":瞳へと、ふたたび人ならざる輝きが宿る。
"キリア":「それだけでいいんだ。余計なものはいらない」
"キリア":「空洞がある。母さんは私から、何かを奪った。それを奪い返せば私は完全になれる────こんな」
"キリア":「こんなごちゃごちゃした、みっともないもののはずが、ない!!!」
"キリア":カッ──────!
"キリア":先よりも強く、攻撃に乱れがあるのなら、ムラの部分にも十分な殺傷力をもたせればいいとばかりに
"キリア":危地なる光が薙ぎ払う。
古手るにて:「──っ、く!」先の蹴撃で"キリア"との距離は詰まっている。避けられるはずもなく。
フランカ・カペッロ:「……っ!」
フランカ・カペッロ:「弱らせるまでは、持ちこたえないと……ね!」負傷しつつも回復。
双柳恋:「ぎぇ~~っまだこんな……!? ッ……ぐぅうう……!!」
双柳恋:ステンレス球を前方四方に展開、窓めいた斥力場を作り出し、辛うじて自分と後方の月山さんへの攻撃だけ何とか捌ききる。
月山さん:「ひょえええええ!!!」
月山さん:「ごめ~~ん頑張って! かよわい現代妖怪なの~!」
双柳恋:「動かないで!後ろくっ付いててください!」
月山さん:背中に強く抱きついて密着するよ!

GM:ではイニシアチブ7!
GM:どっちからかな?
古手るにて:じゃあ私から~
古手るにて:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト》《アタックプログラム》【守護天使】3回目
古手るにて:対象"キリア"
"キリア":うわーん!
古手るにて:ロイス1個くらい切るか。"デュメヴァルカ"を昇華してC値-1。
古手るにて:11dx6+6
DoubleCross : (11DX6+6) → 10[2,2,4,4,4,6,7,9,10,10,10]+10[2,3,6,6,9,9]+10[2,4,10,10]+10[1,10]+3[3]+6 → 49

"キリア":9dx+3 うわーん!
DoubleCross : (9DX10+3) → 10[2,4,4,5,7,8,8,9,10]+7[7]+3 → 20

"キリア":こいつ回避うまいな……
"キリア":命中! ダメージを!
古手るにて:5d10+15
DoubleCross : (5D10+15) → 18[7,5,4,1,1]+15 → 33

古手るにて:下ぶれちった
"キリア":生存!
古手るにて:浸食96
GM:演出どうぞ!
GM:あ、ジェネシフトしなくてよかった?
古手るにて:あー、どうしよ
GM:まあいっか
古手るにて:1d10だけしていい?
GM:いいよ
古手るにて:96+1d10
DoubleCross : (96+1D10) → 96+9[9] → 105

古手るにて:これで
GM:2個振らなくてよかった~

古手るにて:「(デバフが掛かってもこの威力。これだから賢者の石は……!)」
古手るにて:「しゃーない!もっとしっかり痛い目見てもらおっか」
古手るにて:右足を浅く後ろに引き、両手でスカートの裾をつまみ、軽く持ち上げて頭を垂れる。
古手るにて:"カーテシー"。チルドレン時代より続くルーティーン。自らの手で刎ねた親友の形見。
古手るにて:己が意志を貫き、世界と日常と大切な人を護り通す覚悟の現れ。
古手るにて:ゆっくりと目を開く。裾より垂れ落ちた八肢の鎖、統べて纏めて両手で鷲掴む。
古手るにて:ばちり。
古手るにて:ばちり、ばちり。
古手るにて:ばちり、ばちり、ばちり、ばちり。
古手るにて:周囲一帯を塗り潰さんとする膨大な雷電。遍く古手るにての手中へと収束していく。
古手るにて:其れは自身の数倍ほどもある、煌びやかな大剣。
古手るにて:八肢の鎖を編みあげて柄に。極光の迅雷を束ねて甚大なる刃を。
古手るにて:怪物の流血より目覚めた神秘の名を語り、神殺しの力が一端を宿す。
古手るにて:「断て――"クリュサオル"!!」
古手るにて:有りっ丈を籠めて、雷霆の刃を水平に薙ぐ。
"キリア":「出力で──」
"キリア":「敵うと思うのかい? 私に」
"キリア":ゴッ!!! めごっ!
"キリア":掬い上げるような力場が発生し、その刃を跳ね上げて吹き散らそうとする。
古手るにて:「出力勝負じゃない。これは、意志のぶつかり合い!」
"キリア":「!」
古手るにて:奔流は唸りを上げる。極光は煌めきを放つ。
古手るにて:「迷うくらいなら――やめておけ!!」
"キリア":「大きさが主体じゃない」
"キリア":「キミの心が形を成したものだというの? その形状は──」
"キリア":飲まれる。
"キリア":雷が、少女を撃ち落とす。

GM:イニシアチブ7。双柳さんの手番です。
双柳恋:マイナーなし
双柳恋:メジャーでコンボ【反発する】
双柳恋:ブーメランアスピスでキリアに攻撃します
双柳恋:7DX+18
DoubleCross : (7DX10+18) → 10[1,2,4,5,8,9,10]+3[3]+18 → 31

"キリア":来たな……すごい躱してくるやつ……
"キリア":許さん! 《フィジカルエンハンス》でC値を10まで下げて(!?)ドッジ!
"キリア":9dx7+3>=31
DoubleCross : (9DX7+3>=31) → 10[2,2,2,3,3,4,6,7,9]+3[2,3]+3 → 16 → 失敗

"キリア":フ……
双柳恋:C値7になってるけど無駄だったようだな
月山さん:ほんとだ 間違ってる
月山さん:《暴食の魔王》+7Dだよ~
双柳恋:月山さん~~♡
双柳恋:ダメージ!
双柳恋:4D10+6+7D10 装甲有効
DoubleCross : (4D10+6+7D10) → 28[7,7,7,7]+6+29[7,1,5,8,3,3,2] → 63

双柳恋:双柳恋の侵蝕率を1増加(131 → 132)
"キリア":ギリ生存
双柳恋:生きてる~~
古手るにて:わぁお

"キリア":「意志が負けている? 私の心が──」
"キリア":「やめておけって。じゃあ、どうしろっていうのさ」
"キリア":怒りとともに、周囲の木々がなぎ倒される。風が荒れ狂う。
双柳恋:「うわ~~ヤバいヤバいヤバい!」荒れ狂う破壊の余波を何とか裁いていく
双柳恋:「セット──」
双柳恋:双柳の前方、空中に紫電が走る。
双柳恋:次第に収束する電流はやがて、双柳と“キリア”とを繋ぐ輝く架橋めいた形状を成していく。
双柳恋:窒素、酸素、アルゴン、二酸化炭素──空気中の成分を疑似的に磁化させて生み出されるそれは、砲塔。
双柳恋:発射台と化した双柳の手元で、ステンレス球が紫電を撒き散らし、回転を加速させていく。
月山さん:水に薄墨を垂らしたような影が空間をゆらめき、双柳恋を取り巻いている。
月山さん:「わ~こんなことできたんだ」
双柳恋:「シュ……」
双柳恋:砲弾を発射しかけて
双柳恋:「……」
双柳恋:「ん~……」
月山さん:「?」
双柳恋:「やっぱやめとこ」
双柳恋:しゅるしゅると、鉄球の回転が収まり、紫電の砲塔も霧散していく。
"キリア":「どういうつもりなのかな」
双柳恋:「いやあ……」頭を掻いて「とりあえず、初めまして“キリア”さん」
双柳恋:少し屈んで視線を合わせる
"キリア":「ぁっ」
"キリア":ちょっと下がる。
双柳恋:「自分は双柳恋って言います。こっちは月山さん」
"キリア":「な、何? それが……?」
月山さん:「つ、月山です……」
月山さん:双柳さんの肩につかまって背後霊のように浮いています。
双柳恋:「いや、ちょっと聞きたいんスけど……」
"キリア":「聞きたい。私に」
双柳恋:「ええ。ちょっと聞きにくいんスけど……」
双柳恋:「“キリア”さんはどうしてそんなに“デュメヴァルカ”さんを殺したいんスか?」
"キリア":「それは……そう。いま一度確認するべきだ」
"キリア":「ずっと」
"キリア":「──────ずっと。胸の中に空洞がある」
"キリア":「何かが足りないという感覚だ。それは私にとって、とても大切なもので」
"キリア":「母さんに奪われたんだ」
"キリア":「私のことを自由にできるのは、あの人しかいないから」
"キリア":「兵器としての完成を目前にしていた今以上に」
"キリア":「幸福で満たされていた──はずなのに。それが何かわからない」
"キリア":「"キリア"に欠けたピース。それを取り戻すために戦うんだ」
双柳恋:「……それって……」
双柳恋:「……」
双柳恋:ちょいちょいと月山さんをつつく
月山さん:「うん?」
月山さん:首を出し、耳を口元に近づける。
双柳恋:「……これってあたしが言ってもいいやつッスか……?」ひそひそ
月山さん:「いや~」ちら、とフランカちゃんを見る。
古手るにて:「(啖呵を切るかどうか普通に迷ってる……)」
"キリア":「改めて認識したよ」
"キリア":「過酷な実験の日々。あらゆる行動を制限されて育った。くだらないジャーム兵器を山程作らされた。力づくで言うことを聞かされた。あいつは」
"キリア":「私の手で殺さなきゃ」
"キリア":「──いつから、あんなやつになっちゃったんだろうな」
"キリア":ふ、と瞳に悲しみが宿り、問答は終わりだとばかりに。
古手るにて:「(迷えば破れるぞ~~)」
双柳恋:「う~ん」自分の口からどこまで言っていいか悩みつつ
双柳恋:「断言しておきますが三つ……いや二つ!あたしから言えることがあります」
"キリア":"デュメヴァルカ"のそれと似通った、輝く弾丸が形成されてゆく。
双柳恋:「一つ! “デュメヴァルカ”さんを殺したところで、その空洞が埋まることは絶対無いです!」
"キリア":「嘘だ」それは、闇の母に与えられ、刷り込まれた確信。
双柳恋:「ああそうですか!じゃあもう一つ!」
双柳恋:「あたしも──」
双柳恋:「気持ちは、すごく分かります」
双柳恋:「大事なものを失くして、胸の中が空っぽで。どうしようもなくつらい気持ちは」
双柳恋:かつて、無二の相棒を失った。己の半身を亡くしたに等しい痛みは、今もなお癒えることは無い。
"キリア":「じゃあ────」
"キリア":「じゃあ、通してくれよ」
"キリア":発射。
双柳恋:「ダメ!!」
双柳恋:気付けば──音もなく“キリア”の周囲を鉄球が取り囲んでいて。
双柳恋:「です!!」
双柳恋:それらが一斉に起電する。紫電が迸り、“キリア”を貫いた。だが痛みはない。
双柳恋:彼女の四肢が磁化させられ、折り畳むような方向へと無理やり曲がり始める。
"キリア":「あ……れ。れ。れ。れ」
"キリア":肉体が思い通りにならない感覚。痺れとともに、居に沿わぬ方向に身体が丸まってゆく。
"キリア":同時に弾丸のコントロールを失い。明後日の方角で土埃が舞った。
双柳恋:かつて身に着けた、暴走するジャームをも拘束する捕縛術。会話の間に、既に仕込みは済ませている。
双柳恋:「あなたより長く生きてる身として、教えてあげます。そういう時、一体どうすればいいのか」
双柳恋:すうっと息を吸い、“キリア”をびしりと指差し──
双柳恋:「酒です!!」
月山さん:「おばかーーー!!!」
月山さん:双柳さんをひっぱたく!
双柳恋:「お酒を飲んで仲の良い友達と……ぎゃん!!」
ホエール:「"キリア"! こんなだめな大人の言うことにまどわされないで!」
古手るにて:「マジでダメだったパターン初めて見た……」困惑。
双柳恋:「あっちょっと!今からいい感じのことを……」
双柳恋:「あっ……ああ~~~っ」
双柳恋:流されていく。

GM:クリンナップ省略。
GM:第二ラウンドです。セットアップ!
双柳恋:梨!
古手るにて:恐らく殴ることはないだろうが一応
"キリア":ないよ!
フランカ・カペッロ:なし~
古手るにて:《雷神の降臨》行動値を0にして攻撃力+20。侵蝕111
GM:イニシアチブ
"キリア":《ヒートシフト》《加速する刻》
双柳恋:ぐえ~~加速はラウンド1回
フランカ・カペッロ:おぎゃ~
"キリア":《無機なる四肢》《シャドースクラッチ》《細胞侵食》《異形の祭典》《ダヴィンチの調和》《マインドエンハンス》
古手るにて:《時の棺》
双柳恋:やったーかっこいいー!
古手るにて:浸食121。以上
"キリア":ヒン…………
"キリア":判定失敗します!
フランカ・カペッロ:ひゅー
"キリア":【尽きせぬ力】で賢者の石を再使用するつもりでしたが……立ち消え!
古手るにて:怖すぎる

"キリア":「真面目に聞いてやったのがバカだったよ……」
"キリア":ぐらぐらと煮立つような憤怒が、明確に向けられているのを感じるだろう。
"キリア":「もう……みんな死ね!! 死んでしまえ────っ!!」
"キリア":レネゲイドが、変性する。単なるエネルギー衝撃波から、より害意ある形態へと。
"キリア":未分化の根源となるウロボロスシンドロームの力、それが他者のレネゲイドを食い荒らそうと、感情のままに暴走しているのだ。
双柳恋:「嘘!?まだ動け…… にゃ~~~~~っヤバいヤバいヤバい!!!」
"キリア":闇が、どぷりと少女から溢れ出して。
"キリア":無数の蛇のように変じて殺到する。
古手るにて:――――ずしり、と。
古手るにて:広大なる境内全てを満たすかの様に、容赦なき重力が圧し掛かる。
古手るにて:荒れ狂い猛る熱量は尽く砕け落ちる。
古手るにて:仄暗き悪意の蛇は儘ならず沈んでいく。
古手るにて:「だから言ったのよ。迷うくらいならやめておけって」
古手るにて:「双柳さんが時間を稼いでくれたから、一度きり割り込むだけの準備ができたの」
"キリア":「あ……」
双柳恋:「……うぇえ……?」月山さんに覆い被さるような体勢で固まっている
月山さん:「……きゅう」双柳さんの下でひっくり返って目を回している。
古手るにて:境内で無数に散らばる極小の魔眼粒――雷霆の斬撃が残滓を再構成した――を、一斉に起動させた。
古手るにて:誰もが石化し、動きを止め、支配下に置かれていく怪物の視線。
古手るにて:敵も、味方も、自身すらも。綯い交ぜに縛りあげていく。
古手るにて:ただし、たった一人を除いて。
ホエール:「力にカタチを与えてしまった」
ホエール:だから。こうしてへし折られた。"キリア"は、もう"キリア・ロギア・ローグ"じゃ、なくなろうとしてる。
双柳恋:「やっ……ばぁ……」
双柳恋:(さっきからおかしくない……?何でこんな人が在野にいるの……?)
古手るにて:「さ。フランカ」にっこり笑顔。露払いは済んだと言わんばかりに。

GM:イニシアチブ11。同値優先。
GM:フランカ・カペッロの手番。
フランカ・カペッロ:あい!
フランカ・カペッロ:マイナーでストライクチップ使用。射撃攻撃の命中判定ダイス+2
フランカ・カペッロ:メジャーで《コンセントレイト》《ブルータルウェポン》 対象は"キリア"
フランカ・カペッロ:10dx7+5
DoubleCross : (10DX7+5) → 10[1,1,2,3,4,5,7,8,9,10]+10[2,4,7,10]+10[3,7]+10[9]+2[2]+5 → 47

"キリア":でかい……
"キリア":9dx11+3 なんとフィジカルエンハンスがタネ切れ!
DoubleCross : (9DX11+3) → 10[1,2,5,5,5,6,8,8,10]+3 → 13

"キリア":命中します! ダメージをどうぞ!
フランカ・カペッロ:8d10+31
DoubleCross : (8D10+31) → 39[3,4,3,8,2,2,9,8]+31 → 70

"キリア":そのダメージは……
"キリア":余裕で撃沈します! 復活もありません
"キリア":戦闘終了。PCたちの勝利です。
フランカ・カペッロ:やった~
双柳恋:わ~~い
古手るにて:わいわい!
GM:では侵食を上げて演出に入っていきましょう お願いします
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を6増加(105 → 111)
フランカ・カペッロ:い、いまやろうと思ってたし!
GM:かわいい
フランカ・カペッロ:演出いきます

フランカ・カペッロ:「正直な話」
フランカ・カペッロ:「ネタ切れなのよね、攻撃のパターン」困ったように笑みを浮かべながら、歩いていく。
"キリア":「通してくれ」
"キリア":「フランカ……キミに会ったせいだ」
"キリア":「あれで歯車が狂ったんだ、本当に。なんてことのない会話だったのに──」
"キリア":居心地がいいと思ってしまって、それで。きっと──
ホエール:「わたしが生まれたのです」むふん。
フランカ・カペッロ:「そう」ただ丸腰で歩いていく。
フランカ・カペッロ:「それが私だったのは、偶然」
フランカ・カペッロ:「他の誰でも良かった……とまではいわないけど」
フランカ・カペッロ:「そこの私の姉や、酒好き大人二人組あたりでも。きっとそうなってた」
"キリア":「そうかな。そうなのかも……」
"キリア":「もしかしてこれって……そんなに特別じゃない話なの?」
フランカ・カペッロ:「自分が特別な状況に置かれてたり、自分が特別な感情を抱いたり」
フランカ・カペッロ:「そう"勘違い"するのは痛いほどにわかる。見に覚えのある話」
フランカ・カペッロ:「私だけでなく、色んな人が通ってきた道」
フランカ・カペッロ:「つまるところ」
フランカ・カペッロ:「肥大化した自己意識が作り出す錯覚であって」
フランカ・カペッロ:「よくある思春期の人間の話よ」
"キリア":「…………もうちょっと手心」
"キリア":拗ねたように口を尖らせる。
"キリア":「初めてだったんだ。自分で誰かに話しかけたの」
"キリア":「私にとっては、それだけで────」
"キリア":「────そうか、そうなんだ……」
ホエール:とてとてと歩いてくる。
ホエール:「戦意ないね! いけるよ!」
"キリア":「ん?」
ホエール:「えーいごっつんこ」
ホエール:8歳相当と4歳相当の額がぶつかる。
"キリア":「がっ…………」
"キリア":ホエールの中にあった、キリアのかけら。
"キリア":これまで喪われてきたものからすれば、ごく僅かな記憶たち。
"キリア":それが逆流してくる。
"キリア":沢山の余計な思考。興味、芽生えかけて消えていった嗜好。
"キリア":フランカ・カペッロと仲良くなりたいと思ったこと──そして。
"キリア":洛退機関に込められていた、古い記憶。

"デュメヴァルカ":『────ああ』
"デュメヴァルカ":安堵したように、研究者風の服を着た女が覗き込んでいる。ジャームへと変じる前の。
"デュメヴァルカ":『良かった。成功した……』
"デュメヴァルカ":『私がわかるか? 覚えているか? ああいや思い出さなくて良い!』
"キリア":──なぜ、この人を母だと思ったのだろう。
"キリア":家族だと。
"キリア":そんな事、一言も言われたことがないはずなのに。
"デュメヴァルカ":『今は……喜んでくれ』
"デュメヴァルカ":『ここに生きていることを』
"キリア":そうか。私のオリジン。それは、きっと────。

GM:かくて、事件は終息した。
GM:"デュメヴァルカ"の施した精神改造は氷解し、それに伴ってキリアを宿主と認めなくなった賢者の石は排出され、砕け散った。



【◆Backtrack◆】

GM:Eロイス4個!
GM:"無限退行者デュメヴァルカ"【究極存在】【超越者の戯れ】
GM:"キリア・ロギア・ローグ"【ファイトクラブ】【尽きせぬ力】
GM:振ったり振らなかったりしてね
双柳恋:振っちゃお~
双柳恋:132-4D10
DoubleCross : (132-4D10) → 132-28[2,10,9,7] → 104

古手るにて:121-4d10 振っておこう
DoubleCross : (121-4D10) → 121-21[6,7,7,1] → 100

古手るにて:100-5d10 等倍
DoubleCross : (100-5D10) → 100-33[8,10,1,5,9] → 67

双柳恋:ロイス6個 等倍振り
古手るにて:4点
双柳恋:104-6D10
DoubleCross : (104-6D10) → 104-34[1,5,2,8,8,10] → 70

フランカ・カペッロ:Eロイスはいいや
双柳恋:70点ってどうだっけな……
フランカ・カペッロ:111-5d10 等倍
DoubleCross : (111-5D10) → 111-19[5,2,3,2,7] → 92

GM:5点のハズ!
双柳恋:ありがとうございます 5点!
GM:Eロイス・エネミーのDロイスは上記のものに加え【賢者の石】が存在
フランカ・カペッロ:5点!
フランカ・カペッロ:70%ぴったりは4点ぽい
双柳恋:4点!
GM:シナリオの目的を達成した これは10点としましょう。シナリオの目的というのは、もちろん酒を飲んで騒いでいる女が真面目な事件を調査してる人たちにウザ絡みしてくるということです。
フランカ・カペッロ:www
GM:あっマジ? 4点だったか
双柳恋:完璧に達成
GM:セッションに最後まで参加した/よいロールプレイをした/他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行った
セッションの進行を助けた/場所の手配やスケジュール調整に協力した

GM:みなさんの日程が完璧で、夜遅くまで付き合って下さったことに大変感謝しています。GMが休まなければ5月で終われてたね! 5点!
GM:というわけで上記20点に侵蝕点を足してね!
双柳恋:24!
古手るにて:24点!
フランカ・カペッロ:25点!
GM:GMは25点貰います。お疲れ様でした!
古手るにて:おつかれさまでしあ もぐもぐ
フランカ・カペッロ:お疲れ様でしたあ!
双柳恋:お疲れ様でした~~



【◆Ending01◆古手るにて/双柳恋】

UGN Z市支部・待合室
GM:君たちの活躍の甲斐あって、さまざまな損害・負傷者こそ出たものの、今回の事件によって死者が出ることは未然に防ぐことができた。
GM:賢者の石が排出された"キリア"の肉体のチェック、そしてイリーガル諸君への報酬、各種補償など。
GM:そういった手続きを待ち、寛いでいるところだ。
双柳恋:「……あっ」
双柳恋:UGNの休憩室。古手さんが歩いて来るのに気付き、くゆらせていた煙草を揉み消す。
双柳恋:「るにてさん~。どもどもッス~」へらへらと軽薄な笑いを浮かべる
古手るにて:「あら、双柳さん」ホットココアを片手に休憩室へ。
古手るにて:「色々とありがとうございました。なるべくUGNに関わりたくないだろうに、此処までご足労頂いて」
双柳恋:「いえいえ!こちらこそお世話になりっぱなしで……」煙草とライターをパーカーにしまい、あわあわと掌を振る
古手るにて:「吸っても大丈夫ですよ?慣れてるので」
双柳恋:「そうなんスか?」フランカさんは吸いそうにないが……と思っている
古手るにて:「ええ。一時期、ヘビースモーカーが沢山居る支部へ出向していたことがあって」
双柳恋:「そんな支部が……じゃあお言葉に甘えまして……へへ……」ひょこひょこ頭を下げながら、安ライターで煙草に火を点ける。普段は月山さんと一緒なので、全然吸えていないのだ
双柳恋:「……あ、ってかつられて名前で呼んじゃってましたね。すいません」
古手るにて:「そういえば。確かに同い年みたいですからね」
古手るにて:「私も恋さんって呼ばせてもらおうかな」角の座席に腰掛けて、ココアを一口。
双柳恋:「えぇ~!?いやァ~照れるッスねなんか……」髪をわしゃわしゃしながらくねくねしている
双柳恋:煙を吐き出して「るにて……さんも、UGNなんスよね」
古手るにて:「そですね。昔はUGNチルドレンで、今はイリーガル登録だけ済ませて大学四年生です」
古手るにて:「……あれ。聞いちゃっていいんですかね、恋さんにUGN時代の事」
古手るにて:「あんまり話題にしない方が良いかと思ってて」
双柳恋:「んあ~……いやまあ、もうバレちゃってますし」苦笑する
双柳恋:「流石に同僚に会ったりすると気まずいですし、新しく関わり合うのは避け気味ですけど……こうやって話すくらいなら全然」
双柳恋:「支部はどちらで?さっきのヘビースモーカーのってとこスか?」
古手るにて:「メインで活動してたのはN市支部第五区かな。必要に応じて出張したりしてました」
双柳恋:「ぐっゴホッゴホッ……」煙でむせる
双柳恋:「……N市!?」
古手るにて:「いやぁ……ブラック企業でしたねぇ……」窓の外をしみじみと眺めて。
双柳恋:「N市ってあのN市ッスか?」
古手るにて:「はい。魔境と名高いあのN市です」
古手るにて:「凄かったですよ。任務ハシゴ当たり前のR事件安売りバーゲンセールエリア」
双柳恋:「はぁ~……」色々なことに得心がいったというように、しげしげと古手さんを眺めて頷く。「道理で……」
古手るにて:「お陰で腕っぷしだけは強くなっちゃいましたね、あはは」
古手るにて:「恋さんの方だって、日本支部所属でしかもかなりの有望株だったと記憶してます」
古手るにて:「同じくらい勤めていたら、きっとこうなってましたよ」
双柳恋:「うぇ~……?いやぁ~~……」照れと苦みの入り混じった感情で頭を掻く。
古手るにて:「戦い方や連携も、UGNのカリキュラムがしっかりと根付いている様でしたし」
古手るにて:「……勿体ないです、本当に」
双柳恋:「……んまあ~……そうッスねえ……」ううん、と唸って
双柳恋:「自分で言うのもなんですけど……」
双柳恋:「昔はあたし……もっと……結構……だいぶ……しっかりしてて……」
古手るにて:「それは……未成年だったからですかね?」
双柳恋:「う~ん……違うかなあ……」
双柳恋:自分で考えながら話すように「あたしは純粋培養のチルドレンなんで、親もいないし、施設育ちで……」
双柳恋:「……要するに、チルドレンそれ以外を知らなかったんですよね」
古手るにて:「(ああっ、冗談のつもりなのに受け止められてしまった……)」
双柳恋:普通に受け止めている「まあでも……」
双柳恋:「その頃だったら、今回みたいに……」
双柳恋:「任務対象と話してみたい、なんて思うことは……無かったような気がします」
古手るにて:「なるほど」
古手るにて:「それならむしろ、UGNを抜けて良かったのではと思います」
古手るにて:「外の世界を知って、やりたい事を見つけて、好きな方ができて」
古手るにて:「気ままに人生を謳歌するのも、ちょっと羨ましく感じてしまいます」
双柳恋:「そうッスねぇ……好きな……」
双柳恋:「……」
双柳恋:「……えっ?」
古手るにて:「えっ」
古手るにて:「違うんですか?」
双柳恋:「えっえっえっ……」
双柳恋:見る間に赤くなっていく。煙草の灰がぽろりとこぼれる
双柳恋:「……えっ?えっ!?」
双柳恋:「なっ……なん……なんでですか!?」
古手るにて:「道中、月山さんと大層仲が良かった様にお見受けしました」
古手るにて:「明示的に付き合う所までは至ってなさそうでしたが、あれほど仲良くお酒を飲み合い連れ添ってる姿は」
古手るにて:「間違いなく、恋人同士そのものでしたよ」両手を合わせてにっこり。
双柳恋:「なっ……にゃっ……みゃっ…………」
双柳恋:顔から火が出そうに真っ赤になっている
双柳恋:「いやっ……そのっ……えっ?へぇえええぇ…………!?」
古手るにて:「……自覚が無いとは言わせませんよ?」立ち上がり、恋さんに一歩詰め寄る。
双柳恋:「ひんっ」三歩下がって壁にぶつかる
古手るにて:「こう見えて、仲人には自信があります。告白に勇気が出ない、気まずい空気になるのは嫌だ、そんな時は」
古手るにて:「私にご相談ください。いい感じにしますので」
双柳恋:「えぇっ……えぇぇええ~~~~…………!?」
双柳恋:困惑しつつも「いや……あの……まあ……その……」
双柳恋:「っそ……そう……間違いでは……いや……あの……」
双柳恋:「…………」
双柳恋:俯きがちにこくりと小さく頷く。
古手るにて:「よし!」満足気に頷く。
古手るにて:「……自覚してしまえば突き進めるタイプっぽいですかね」
双柳恋:「そ…………そうッスかねぇ……!?」
双柳恋:両手を合わせて指をもじもじさせている
古手るにて:「ええ。判断能力に優れた日本支部の元有望チルドレン様なのですから」
双柳恋:「えぇ~~~関係あります…………!?」
古手るにて:「そうだ、決して逃がしちゃだめですよ。相手はレネゲイドビーイング」
古手るにて:「その気になれば、消息を絶って人間に知覚できない世界まで逃げ遂せることが容易ですからね」
古手るにて:「遠巻きに見て、彼女も恋さんにベタ惚れです。あとは、貴女の勇気次第かと」
双柳恋:「うぇ~~……う~~ん……」それは嫌だな、と思うが、あの寂しがりの月山さんがそんなことするだろうか、とも考え──そこで、彼女が自分の元からいなくなるのをまるで想像すらしていなかったことに気付く。
双柳恋:「いや……あの……実は……」
古手るにて:「うん?」
双柳恋:「元々……あたしからも相談させてもらおうとは……思ってはいて……」
古手るにて:「おお!」
双柳恋:「うぅ……」恋バナなどまるでしたことが無いので、食いつかれると恥ずかしそうに
双柳恋:「るにてさんはその……フランカさんと、お付き合いなさってるんスよね……?」
古手るにて:「ん?……ああ、そうですね」特に表情も変えず、平然と。
双柳恋:「そっ……やっぱそうですよね……」こっちの方が照れている
双柳恋:「あの……どういう経緯でお付き合いなされたのかなって……」
双柳恋:「あたし、そういうの全然詳しくなくて……」
双柳恋:「こ……告白とか……したのかなって……どんな感じにとか……」
古手るにて:「ええっとですね。とあるR事件の折……10年前ですかね。フランカと姉妹の雇用関係を結んだんですけど」
双柳恋:「?????」
古手るにて:「当時から私がベタ惚れだったんですが、年若いゆえ恋愛感情なのかどうか確かめるすべを持たず……」
双柳恋:「姉妹の雇用……あっはい」全然分からないがとりあえず流しておく
古手るにて:「多感な時期を越え、私の好みのタイプが妹だと気付いたタイミングで、告白してOK貰いました」
古手るにて:「確か、ベッドで私が寝ていたところに妹が侵入してきて」
双柳恋:「ベッ……」
双柳恋:「……???」耳まで真っ赤になったままだ
古手るにて:「ああ、当時フランカのお屋敷に住まわせて貰ってたんですよ。ワークス:姉の福利厚生として」
古手るにて:「違うな。家賃払ってたわ、任務し過ぎて生涯分払い切っちゃったけど」
双柳恋:「そうなんですね……?」特殊過ぎて参考にしていいのか不安になってきている
古手るにて:「で、添い寝しながら話している内にここぞ!と思い立って告白した次第です」何故か誇らしげに胸を張って。
双柳恋:「えぇっ……」
双柳恋:「そ、そんなシームレスに……?いやシーンがそもそも……」
双柳恋:「あっでも……あたしと月山さんもよく一緒に寝てはいるか……」泥酔の果てに
古手るにて:「うーん……泥酔状態だと、告白しても流される可能性が高いのでお勧めできませんね」読心術
古手るにて:「何より、お酒の力を借りて告白するのは不誠実です」
双柳恋:「エェ~~ッ!?」今日いちばんの驚きぶり
双柳恋:「お酒飲まずに告白なんてしたら死んじゃいますよォ!!!」
古手るにて:「は?」
古手るにて:「いいですか?告白というのは既成事実の一種です。告白した、された、その相互認識が恋人としての自覚を育むのです」
古手るにて:「記憶が曖昧になる酔いどれ状態で挑むなんて言語道断です!」
双柳恋:「ひぎぃ~~~っ……ド正論だよぉ…………」塩を掛けられた青菜になっている
古手るにて:「逃げ場を無くすのです。さっきも言いましたよね、RBはその気になれば消息を絶つのは容易いと」
古手るにて:「だから、恋愛感情を抱かせた責任を取らせるのです。わかりましたね?」
双柳恋:「うぅ~~っ……」
古手るにて:「わ か り ま し た ね ?」
双柳恋:「でもぉ……月山さんはあたしのこと……友達としか思ってないかもしれないし……この関係が崩れたらって思うと……ぴぃ!?」
双柳恋:「わっ……分かりましたぁ~~……」
古手るにて:「……はい!上手く良く事を祈ってますよ」達成感に満ち溢れた笑顔。
双柳恋:「ふぐぅ~~~っ……」
双柳恋:「あ……ありがとうございます……」
双柳恋:「が……頑張ります!あたし……!」
双柳恋:押し切られるようにして決意を固め、弱々しい拳をぐっと握った。



【◆Ending02◆フランカ・カペッロ/月山さん】

Z市支部・廊下
月山さん:「あ」
フランカ・カペッロ:「あら」
月山さん:バッタリ。
月山さん:ちょうど自販機の前で出くわした。天井を歩いている胡乱な女。
フランカ・カペッロ:ちょうど缶コーヒーを買っているところだった。
月山さん:「フランカちゃんだぁ~」
フランカ・カペッロ:「ちょっとぶりね、月山さん」
月山さん:「やほやほ、ちょっとぶり~」
月山さん:ひらひらと手を振る。
月山さん:「どうしてあげるのか決まった? ホエールちゃん」
月山さん:「大変だよねぇ。娘になりたいとか言われても」
フランカ・カペッロ:「そうね」
月山さん:自販機を伝うようにして、手摺に捕まった。目線が近くなる。宇宙遊泳のようである。
フランカ・カペッロ:「るにては悩んでいるし」
フランカ・カペッロ:「私も正直、どうしようかなぁといったところ」
月山さん:「あれはね」
月山さん:「彼女にとってはボーナスみたいなものだよ。"キリア"ちゃんの色々捻転した感情が導いてしまったエキセントリックな結論」
月山さん:「あなた達と仲良くなれた時点で、彼女の目的は達成してる。だから、どっちでもいいの。UGNに預けることになっても、あなた達が引き取ることになっても」
月山さん:「と、私は見ているね」
フランカ・カペッロ:「なるほど」
フランカ・カペッロ:「年長者の意見は参考にすべきね」
月山さん:「うぐっ」
月山さん:何故かショックを受ける。
フランカ・カペッロ:「あ、年齢のことはタブーだったかしら」
月山さん:「ううん。いいのよ……わかってる。フランカちゃんがそんなつもりじゃないってことは」
月山さん:「まあでも、私は引き取って上げるの、良いんじゃないかと思うなあ」
月山さん:「そっちのほうが、やっぱりホエールちゃんも嬉しいだろうし」
月山さん:「あと女の子同士だと子宝を授かるのも大変だし?」
フランカ・カペッロ:「なるほどね」
フランカ・カペッロ:「娘になりたい子がいるなら、良い機会なのかも」
フランカ・カペッロ:「るにてには、その方面で相談してみるわ」
フランカ・カペッロ:「まぁ……その方面含めて悩んでるのかもしれないけど」
月山さん:「えーっいいの!? すごいスムーズに話が進んじゃった!」
月山さん:「ちょっと肩入れしちゃうんだ。レネビだから」
フランカ・カペッロ:「そっか。妙に親身だなとは思ったけど、そういうこと」
月山さん:片目を瞑っていたずらっぽく舌を出す。
月山さん:「ひとりだったぶん、大事な人と一緒に暮らしたいじゃない?」
月山さん:「あ、でもひとりだったのは"キリア"ちゃんで」
月山さん:「ホエールちゃんは生まれてすぐで懐きまくってたね~」
フランカ・カペッロ:「そうね、可愛らしいし嬉しかったわ」
月山さん:「満更でもなさそうでかわい~」
月山さん:ちっちゃなフランカを抱きしめて頬ずりしています。
月山さん:浮き上がるような感覚があるが、君を持ち上げるほどではない。
フランカ・カペッロ:「かなりフランクよね、あなた」嫌そうにしているわけではない。
月山さん:「昔はね」
月山さん:「昔は本当に、顔が広かったから」
月山さん:「その時のことを思い出しているのかも」
フランカ・カペッロ:「……ふーん?」
フランカ・カペッロ:「今も、常にそうしているといいのに……というのは野暮かしらね」
月山さん:「そういう個人スケールの話じゃなかったんだけどなあ」
月山さん:「でもじゃあさしあたって、今はフランカちゃんと仲良しさせてもらって嬉しいってことで」
月山さん:「と、ところでさ……」
フランカ・カペッロ:「ん?」
月山さん:目線を合わせ声をひそめる。
月山さん:「フランカちゃん、るにてさんといい仲なんでしょ?」
フランカ・カペッロ:「そうよ」
月山さん:「ひゅ~」
月山さん:「聞きたいことがあるんですが!」
月山さん:「誰かを特別に好きになるって、どういう気持ちなの?」
フランカ・カペッロ:「……なにかと思ったら」
フランカ・カペッロ:「自分から切り込むのね」
フランカ・カペッロ:「良いことだと思うわ」
月山さん:「言葉どおりの質問だよぉ」
フランカ・カペッロ:「そうかしら、多分に意味というか文脈が含まれていると思うのだけど」
月山さん:「そうなるかは、諸々の次第によると思うんだけれど」
フランカ・カペッロ:「ともかく、質問の回答ね」
月山さん:「そうだよそうそう」
月山さん:興味深そう。
フランカ・カペッロ:「なんというか……」少し言語化に悩んで
フランカ・カペッロ:「勇気が出そうででなくて、でも出したい……みたいな?」
フランカ・カペッロ:「そういう煩悶する気持ちをかかえるような、通常ではない感覚よ」
月山さん:「……」
月山さん:「それは」
月山さん:「……参考にする。ありがとう」
フランカ・カペッロ:「良い未来となることを祈ってるわ」
月山さん:「も~!」
月山さん:「その決め打ちの態度よくないよ!」
フランカ・カペッロ:「なるべく決め打ちにならないよう言ったつもりだけど」
フランカ・カペッロ:「表現って難しいわね。精進するわ」
月山さん:「あ……」
月山さん:「じゃあ私のほうが……? ???」
月山さん:「ぽっ……」頬に朱が差すよ。
フランカ・カペッロ:「あなた、今だいぶ面白いわ」
フランカ・カペッロ:「……これも煽ってる言い方みたいね」
フランカ・カペッロ:「まぁ、ほぼほぼ煽るつもりで言ったのだけどね!」
月山さん:「も~~!」
月山さん:「……なんてね」
月山さん:「助かったよ。今の問答だけじゃなくて──」
月山さん:「貴女は誰でも良かったって言ってたけど」
月山さん:「るにてさんはあなたほど穏やかじゃないし、私達にあなたほどの胆力はないよ」
月山さん:「たぶん、だからホエールちゃんが生まれて、こっちのねぐらもなんとか消し飛ばずに住んだ」
月山さん:「作戦にも入れてくれたしね」
月山さん:「じゃあね。小さな貴人さん。また会えたら」
フランカ・カペッロ:「えぇ、お酒の飲み過ぎにも気をつけなさいね」
月山さん:その言葉に、儚く繊細で曖昧な微笑を返す。
月山さん:かつて天上の人だったのかという印象すら抱かせる。美しい笑みですべてを誤魔化し、去っていった。



【◆Ending03◆フランカ・カペッロ/古手るにて】

フランカ・カペッロのマンション・寝室
古手るにて:「ふーっ、ふー……ふぅ……」
フランカ・カペッロ:「結構疲れたわね……」
古手るにて:「……だって。あんな風にお預けされたんだもの」額の汗を拭う。まだ息は荒いものの、ようやく落ち着いて。
フランカ・カペッロ:「それはまぁ……私に責任の一端はあるか」
フランカ・カペッロ:疲労感は、重くない。程よい運動をこなしたあとの心地よささえある。
古手るにて:「私はもうちょっと……もう、ちょっと……」上体を起こして、彼女の腕を抱き寄せる。
GM:広い寝室だ。薔薇の散らされた天蓋付きのベッド。しどけなくシーツが乱れ、2人のすらりとした裸体に被さっている。
古手るにて:「ホントに薔薇が散らばってることになってる」
フランカ・カペッロ:「もう。最近欲しがりの傾向が増してきてないかしら」
古手るにて:「そっかなぁ。あんまり乗り気じゃないなら、無茶はさせたくないけど」
フランカ・カペッロ:「あら。何も嫌とはいってないけど」
古手るにて:「でも、最中はノリノリだし……私、今脚が震えて立てそうにないし……」
フランカ・カペッロ:「そりゃあ、やるならとことん楽しみたいもの」
古手るにて:「フランカのえっち」
フランカ・カペッロ:「でも好きでしょ、そういう私が」
古手るにて:気恥ずかしそうに、笑顔で頷く。
フランカ・カペッロ:「素直でよろしい」
古手るにて:「……ねぇ。フランカ」ばたん、と再びベッドに倒れ込んで。
フランカ・カペッロ:「ん?」
古手るにて:「ホエールちゃんのこと。ウチで引き取るかどうか悩んでたじゃない?」
フランカ・カペッロ:「ええ」
古手るにて:「彼女の気持ちとか、私達の生活とか、子どもが欲しいとか……色々考えてみたんだけど」
古手るにて:「妹至上主義の私としては、やっぱりフランカの将来を一番心配してて」
古手るにて:「ホエールちゃんの世話を私が主体でするのは全然かまわないけど。それだけフランカの手伝いが出来る時間も減っちゃうし」
古手るにて:「だからね。引き取るとしても、フランカのやりたい事が軌道に乗ってからの方がいいのかなって」
フランカ・カペッロ:「……なるほど」
フランカ・カペッロ:「夢がいつ軌道に乗るかわからないし、そもそも軌道に載せられるかも不明瞭よ」
フランカ・カペッロ:「私はね」
フランカ・カペッロ:「それでも良いと思うけど」
フランカ・カペッロ:「いえ、うーん……」
フランカ・カペッロ:「まだ私自身悩んでるみたい」
フランカ・カペッロ:「ただまぁ、少し先延ばしするのはちょっとありかもしれないわ」
フランカ・カペッロ:「別にそれで会えないわけじゃないものね」
古手るにて:「勿論、先延ばしにした先でホエールちゃんが他に行きたい所を見つけたら、それでいいと思うし」
古手るにて:「なるべく、定期的に私達が会いに行って、それでも私達の家族になりたいっていうのなら」
古手るにて:「正式に家族として受け入れてもいいと思う……んー……」
古手るにて:「なんか、情のない嫌な女に育っちゃったのかな、私」
古手るにて:寝返りを打って、うつぶせで枕に顔を埋める。
フランカ・カペッロ:「そうだったら、私が愛してないわよ」
フランカ・カペッロ:「それとも」
フランカ・カペッロ:「私の目が曇っているとでも、そう言いたいのかしら?」
古手るにて:「それは……何も言い返せないなぁ」顔を上げて。フランカの瞳を覗き込む。
古手るにて:「ありがと」
古手るにて:「好き」
フランカ・カペッロ:「素直な人は好きよ」
フランカ・カペッロ:「だからるにても好き」
古手るにて:「……もう一回」
フランカ・カペッロ:「する?」
古手るにて:「するーっ♡」彼女のか細い腰に手を回し、ぐっと抱き寄せる。
古手るにて:一糸まとわぬ二人の、柔らかな双丘が密着して、形を変えて。
古手るにて:そのまま、薄紅色の唇が僅かに開いて。彼女の唇を奪う。
フランカ・カペッロ:「……ん」受け入れ、自らも欲するように目を閉じて味わう。
古手るにて:一度目は優しく重ね合わせて。二度目はもっと長く。
古手るにて:三度目はもっと深く、薄い舌が唇を分け入っていく。
古手るにて:小鳥が啄むかのように、彼女の舌を愛でて。唾液を交換し合う。
古手るにて:呑み込むたび、蕩けるほどの甘さに恍惚として。
古手るにて:「……っ、はぁ」離れていく唇同士に、銀糸の橋が架かる。
古手るにて:「ふふ。私だって、やられてばかりじゃないんだから」
フランカ・カペッロ:「……ええ、そうこなくっちゃね」
古手るにて:挑発的な言葉とは裏腹に、頬は紅く染まって。瞳もとろんとしているのだが。
古手るにて:「たまには、フランカの可愛い声も聴きたいなぁ……♡」
フランカ・カペッロ:「ふうん」
フランカ・カペッロ:「頑張ったら聞けるかもね」
フランカ・カペッロ:「期待してるわ、お姉ちゃん?」
古手るにて:「もう。じゃあお姉ちゃん、頑張っちゃうからね~♡」
古手るにて:無防備に寝そべる彼女の上に跨って。再び身体を重ね合わせて。
古手るにて:ゆっくりと愛でる様に、焦らす様に。彼女の白く艶やかな肌に指を滑らせていく。
古手るにて:──宵が明ける間際まで、愛くるしい嬌声が止むことはなかった。
古手るにて:どちらの、かは二人のみぞ知る事だが。



【◆Ending04◆双柳恋/月山愛】

GM:フランカやるにてと語り合い、己のうちにあるものを見つめ直したりしなかったりした2人は
GM:それはそれとして、ひとまず祝勝とアパート立ち退き回避を祝って酒盛りをしているよ
Z市・双柳恋の部屋

月山さん:「かんぱーーい!」
月山さん:何度目かわからない宣言とともにロング缶を突き出す。
双柳恋:「かんぱぁ~~い!」ロング缶をカツンと打ち鳴らす。そのままゴクゴクと一気飲み。
双柳恋:「……ぷはぁぁ……うっ……うますぎる……本物のビール……」
双柳恋:口の周りに泡をつけたまま感動している
月山さん:「大地の味がする~」
双柳恋:(るにてさんにはああ言われたけど……)
双柳恋:(……今日くらいいいよね!月山さん飲んじゃってるし……!)一事が万事この調子である
月山さん:「明日への不安を紛らわすビールもいいものだけど……」
月山さん:「そーいうの最初から何もないほうが当然おいし~」
双柳恋:「そうッスよね~~」ぐびぐび
双柳恋:「働かずに飲むビールもおいしいけど……」
双柳恋:「一仕事終えた後のビールはもっとおいしいッス~」
月山さん:「えーっじゃあお仕事始めちゃう?」
月山さん:うりうりと肘で双柳さんの脇腹を捏ねる。
月山さん:「ジャグリングとか?」
月山さん:「私が美人アシスタントをやります……あの……」
月山さん:「なんとかガールみたいな衣装着て……」
双柳恋:「自分で美人って言います~?」
双柳恋:お返しに空いた手で足の裏をこちょこちょする
月山さん:「きゃーっ! うっふっふ!」
月山さん:「私に残ってるのなんて見た目くらいだからねぇ」
月山さん:「顔と体が最高であることは折に触れて自覚しておかないとほら。レネビ的にもね? そうじゃなくなっちゃうかもっていうか。なーんてな!」
双柳恋:月山さんの口にあたりめを突っ込む。
月山さん:「もぎゅみ」
月山さん:咀嚼。喋れなくなる。長めに。
双柳恋:「そんなことないでしょ」
月山さん:「むー?」くっちゃくっちゃ。
月山さん:ゴクゴク。
双柳恋:「確かに月山さんの顔と体は最高ですけど……」そこは否定しない
双柳恋:「それだけじゃないですよ」
双柳恋:いつになく真面目な口調で零す。
月山さん:「やだ双柳さん。イケメン……」
月山さん:ぼうっと上気した表情で返す。
双柳恋:「や……なんかハズいこと言ったッスね……」
双柳恋:ごくごく缶チューハイを飲んで誤魔化す
月山さん:「いーじゃん。私しかいないんだし」
月山さん:「もっと聞かせて?」
月山さん:すす、と肩を寄せてくる。
双柳恋:「え~っ?余計ハズいじゃないスかそれ~」逃げるように首だけ傾かせる
月山さん:「そう?」
月山さん:なんだか。その反応が面白くて、さらに追いかけてくっついてみる。
月山さん:「私も双柳さんのいいところ、言ったほうがいいのかな?」
双柳恋:「いやっ……重ねて更に恥ずかしっ……」
双柳恋:「……も~~……酔ってますね!?」
月山さん:「ええ~?」ムッとする。
月山さん:「まだ酔ってない! ぜんぜん!」
月山さん:「ほら、こんなに動いても転ばないし」
月山さん:立ち上がってなんらかの宗教儀礼的なダンス!
月山さん:おそろしく動きが怪しいのだが、半ば浮いているので転ぶということがない。
双柳恋:「お~、それっぽいそれっぽい」
双柳恋:ぺちぺち拍手している。審美眼が泥酔と贔屓目でおしゃかになっている
月山さん:「じゃあ芸を見せたので、飲みます」
月山さん:缶をあける。
双柳恋:「そういうシステムなんスか?」
双柳恋:テレビ代わりにスタンドに置いた、画面がバキバキのスマートフォンでは、知らないYoutuberのくだらない動画が流れている。
月山さん:「そうだよ~双柳さんも」
月山さん:「なにかしないと次は飲めない。ここまではサービス」
月山さん:「労働の後のお酒です」
月山さん:すわった目。
月山さん:「恥ずかしいことを話すなどしなさい」
月山さん:ぐびぐび。
双柳恋:「ゲ~~ッ戻ってきた」嫌そうな顔
双柳恋:「押し売りじゃないッスか~~!」
月山さん:「何よ~いいじゃんいいじゃん! 私のこと大事にしてくれてるんでしょ!」
月山さん:「いや……これは戦略的には、まちがいかもしれない……」
月山さん:そう言いながら、新しい缶を空けて、双柳さんの口に押し付ける。
双柳恋:「むぐっ」
月山さん:「飲んだほうが軽くなるよネ! 口」
双柳恋:「んぐ~~~っ」もごもご抵抗するが、結局「むぐぐぐ……」押し付けられたままこくこく飲んでいく
双柳恋:「ぷは……」
双柳恋:飲み干して、酒臭い息を吐く。一気飲みでだいぶ酔いが回ってきた。
月山さん:「双柳さ~ん。8かける7は?」
双柳恋:「バカにしてます~?」ムッとして「はちしち~……」
双柳恋:「64!」
月山さん:「むぅ……正解。やるね……」
月山さん:「勝者の双柳さんには」
月山さん:「もう一献プレゼントです」
双柳恋:「やったぁ~~」
月山さん:「私も飲んじゃおーっと」
月山さん:日本酒の瓶を空けて2人のコップに注いでいるぞ。
月山さん:「では次の問題!」
双柳恋:「むむっ」
月山さん:「蒼い貝殻1つは黄色の貝殻3つ、黄色の貝殻2つは白い貝殻5つで取引されます」
月山さん:「鹿の毛皮は黄色の貝殻1つの値段です」
月山さん:この時点で貝殻が貨幣であることを説明していない。
月山さん:「では、冬を越すために30人分の鹿皮が必要な場合、集落の男衆が狩りだけで1人2個までの鹿皮を用意できるとして────」
双柳恋:「?????」
双柳恋:問題文の時点で脳が停止している
双柳恋:「待って!シラフでも解ける気しないんスけど!」
月山さん:「不正解のペナルティだよ!」
月山さん:「お酒を薄めます!」
月山さん:双柳さんのコップを拾って流しですすぎ。
月山さん:ウイスキーと氷を放り込み炭酸水を注ぐ。
双柳恋:「みぎぇ~~~っ!」
月山さん:「どうぞ」
月山さん:普通のハイボールだ。
月山さん:「私も飲もう~っと」
双柳恋:「エ~~ン……月山さんの鬼~~……しくしく」カランと氷を揺らしながら口に運ぶ
双柳恋:「おいしい」
月山さん:ごくごく。
月山さん:「やったぁ~」
月山さん:……ほぅ、とため息をつく。気分がよかった。
月山さん:なんのために酒を勧めていたのかも、忘れてしまいつつある。
双柳恋:「うぁ~~」
双柳恋:珍しくまとまった金が入ったのでおつまみに買った焼き鳥をうしうし食べつつ
双柳恋:「……あれ、何の話でしたっけ……」
月山さん:「わかんないけど多分」
月山さん:とろんとした目。
月山さん:「双柳さんも……綺麗でかわいいよ、って話」
月山さん:す、と。君のジョッキを持つのと逆側の手に、小指を絡める。
月山さん:「それに……情けないけど、勇敢で、優しい」
月山さん:すい、と。手の甲を柔らかな感触が包む。
双柳恋:「んん……」心を預けてしまいたくなるようなその感触に、逆に胸のどこか奥ではっとする。
双柳恋:「どうしたんスか、急に……」
月山さん:「んーん」
月山さん:「聞いて、いいかな……」
月山さん:とくとくと、手首を通じて伝わる、心臓の鼓動。
月山さん:「嫌じゃなかった? 私達どうしで、あんな……」
月山さん:「や、やっぱりなんでも……!」
月山さん:酒を煽る。手はつないだまま。
月山さん:「なんでも、ない……」
月山さん:はふう。と酒気をこぼす。薄着からのぞく肌に、汗が伝っている。
双柳恋:「……」
月山さん:「忘れよ忘れよ。へんなことは」
月山さん:「忘れ……」
月山さん:「……」
月山さん:カア、と赤くした顔を背ける。
双柳恋:酒缶を飲みながら、その姿を横目に見る。同時にふと、あの言葉を思い出していた。
双柳恋:古手るにて:「そうだ、決して逃がしちゃだめですよ。相手はレネゲイドビーイング」
双柳恋:古手るにて:「その気になれば、消息を絶って人間に知覚できない世界まで逃げ遂せることが容易ですからね」
双柳恋:……考えたこともなかった。月山さんが、私のもとからいなくなるなんて。
双柳恋:いいや、違う。考えたくなかったのだ。
双柳恋:それだけ、今の私には月山さんと一緒にいるのが当たり前で、楽しくて、幸福で。決して失くしたくなくて。
双柳恋:だからこそ、『それ以上』を考えるのも、怖かった。
双柳恋:今の関係が失われるかもしれない。いやそれどころか、彼女は私の浅ましさに幻滅して、どこか──本来彼女が居るべき場所に帰って、二度と姿を見ることさえ、出来なくなるかもしれない。そんな思いが拭えなかった。
双柳恋:双柳恋:「月山さんって浮いてる方がラクなんスか?どっちかといえば」
月山さん:「どっちかといえばね? どっちかといえば程度よ」
双柳恋:「……ふーん……」

双柳恋:彼女を地上に、自分に繋ぎ止めておくことに、どこか罪悪感があった。
双柳恋:この人が──この美しい神たる存在が、私のような汚れた人間と一緒にいていいのだろうか。そう思えてならなかった。
双柳恋:そして、何より──自分のような人間が、そんな幸福を求めていいのだろうかと思った。
月山さん:「なみやなぎさん? おーい。あの。ちょっと…………」
月山さん:顔の前で手を振っている。
月山さん:「も、もう。そんな深刻に考えなくていーってば!」
月山さん:「別に……ただ…………ちょっと気になった……だけだし……」
双柳恋:「……月山さん……」
双柳恋:「知らないんですか?」
月山さん:「ひゃいっ」
月山さん:「なにを……?」
双柳恋:重ねられた手を握り、ぐいと引く。同時に身を寄せ、吐息の触れる距離で月山さんの瞳を覗き込んだ。
月山さん:「────────っ」
月山さん:逃げられない。目と目が合う。見つめ合う。
双柳恋:綺麗だ、と思った。同時に、自分が触れてはいけないもののようにも感じた。
双柳恋:古い民話に描かれた、迷い家を思い出す。
双柳恋:自分にとっては、月山さんと出会えただけで身に余る幸福であって、それ以上を望むのは強欲に過ぎるのではないか。
双柳恋:そうして今以上を望むことで、何もかもを失うのではないか。それが何より、恐ろしかった。
双柳恋:けれど、それでも彼女を求めてしまうのは──
双柳恋:あの日、あの山奥の荒ら屋で。二人並んで見た月が、どうしようもなく美しかったからかもしれない。
双柳恋:「……そういう態度を取ってると……」
双柳恋:感情と情動を押し殺した、低く囁くような声。
双柳恋:「……勘違いされちゃうかもしれませんよ」
月山さん:ぞく。
月山さん:背筋をなにか『よくないもの』が伝った。
月山さん:「勘違い、って。なに?」
月山さん:「私、これでもさ」
月山さん:古来。
月山さん:地母神は月にいた。
月山さん:月の満ち欠けと月経の周期が同じ長さのサイクルであることに、原始の人々は気づいていた。
月山さん:縄文期の信仰の表象では、女性は豊満な体つきをして、しばしば涙を流し、妊婦の姿を取る。
月山さん:「みんなから、『そういう目』で見られてきて──」
月山さん:だが、彼らにも、彼女たちにも、私とは別の、人間の伴侶がいた。だから、わからない。
月山さん:これが『そう』なのか。そして、今は分からなくてもいいと思った。
月山さん:「双柳さんの視線だって、イヤじゃないよ」
月山さん:普段は絶対に口にしないようなことを、酒にあかせてつぶやく。
月山さん:「ね」
月山さん:「してみて、私にしたいこと」
双柳恋:呼吸が、浅く、荒く、早く、酒の匂いがする。
双柳恋:そうだ。全て、何もかも、この酒のせいだ。
双柳恋:何があっても、覚めれば消える、夢のようなもの。
月山さん:「そういうことになるなら────私」
月山さん:「あなたが、いい」
月山さん:何か、とんでもないことを口走った気がする。どこか茫洋として、その判断がつかなかった。
双柳恋:「……言いましたよね」
双柳恋:「誰かのものになったことはない、って」
双柳恋:「それなら」
双柳恋:「あたしの──」
双柳恋:続く言葉は無かった。
双柳恋:代わりに、唇を重ねた。
月山さん:目を閉じて、それを受け入れる。柔らかに抱きしめる。
月山さん:「────ふゎ」
月山さん:息継ぎに唇を離す。双柳恋の口元を控えめに舌が攫った。お酒の味がした。
双柳恋:ちゅ、ちゅ、と、啄むような短いキスを、何度も繰り返す。
双柳恋:心臓は早鐘のようになっていたけれど、それも酩酊の中、薄い靄の向こうのことに感じられた。
月山さん:「あ……ん……」
月山さん:求められるがままに唇が、滑らかで吸い付くような感触を返す。
月山さん:鼓動が昂ぶるに従って、背に回された手が切なくすがりついた。
双柳恋:口付けする度に、柔らかで、滑らかな感触。重ねた掌をぎゅっと握って、指と指とを隙間なく絡ませ合う。
双柳恋:やがて、閉ざされた扉をノックするかのように、麗人の唇を、舌先で撫でるようにする。
月山さん:口がこわごわと開いて、愛しい人を迎え入れる。
双柳恋:「……ちゅ……ふ、っ……」
双柳恋:舌がゆっくりと動いて、口内に侵入する。最初は舌で舌を舐めるように優しく。やがて、徐々に絡ませ合うような動きへと。
月山さん:深く。深く。
月山さん:まだ触れていない場所を探すように。
月山さん:彼女の舌の表面をさぐってゆく。軟体どうしが溶け合うように密着して、気持ちいい……。
月山さん:力が抜ける。指先はあえかに開かれ、時折快楽に震えた。
月山さん:随喜の涙を自覚して瞼を上げる。
月山さん:双柳恋が目の前にいる。これまでにないほど近くに。
双柳恋:(……私、キス……してる……月山さんと……)
双柳恋:頭の冷静な部分が警鐘を鳴らしていたけれど、気付かない振りをした。
双柳恋:代わりにその状況を、事実を認識しただけで、脳髄から指の先まで、全身灼けるような熱に満たされていくのを感じる。
月山さん:(必死で、切なくて、興奮してる……)
月山さん:(双柳さんが、私で…………)
月山さん:その事実で、さらに昂ぶってゆく。彼女に身を捧げたいと感じる。もっと愛されたい。求めて欲しい。あなたに。
月山さん:「もっと……ちょうだい」
月山さん:キスの合間に、知らずそんな言葉が溢れていた。
双柳恋:「……っ」
双柳恋:その言葉、潤んだ眼差し、触れた体温、甘い匂い──その全てで、必死に繋ぎ止めているなけなしの理性が、見る間に砕かれていくのを感じる。
双柳恋:片手をうなじに回し、更に抱き寄せるようにして、唇を奪う。
月山さん:「ふっ……んく……♡」
双柳恋:まだ、少しも、まるで足りなかった。
双柳恋:先程よりも激しく舌と舌とを絡ませ、互いの唾液を交換する。わざと水音を立てるようにして、昂奮を煽っていく。
月山さん:「ちゅ……あっ……双柳、っさん……」
月山さん:すべての感覚器が、2人が繋がっていることを教えていた。脳髄がびりびりと痺れる。
月山さん:「こんなに……えっち、だったんだ……」
双柳恋:「ちゅ、ぷぁ…… ふー……っ……♡」
双柳恋:「月山さんの、せいでしょ……っ」
月山さん:「……うん。そう」
月山さん:「そうだよぅ」
月山さん:ころん、と。背後のクッションに寝転ぶ。
月山さん:ホットパンツと丈の短いシャツ以外に隠すもののない肢体が、無防備に投げ出された。
月山さん:「……だから。大丈夫だから」
月山さん:真っ赤になったまま、君を見つめる。
月山さん:「これから、何が起きても。大丈夫なの」
月山さん:どきどきと胸を高鳴らせながら、ホットパンツのボタンに指をかける。
双柳恋:外からは微かな街の喧騒、スマートフォンからは動画の音声が聞こえてくる。
双柳恋:あるいは平時ならば、ここからでも踏み留まるだけの理性が──否、逃げ出すだけの臆病さがあったかもしれないが。
双柳恋:今は全て酩酊の中にまどろんで、そして眼下に広がる、愛する人が自らを待ち受ける光景の前では、あらゆる制止は無力に等しかった。
双柳恋:「……月山さん……っ……」
双柳恋:誘われるまま、衝き動かされるまま、覆い被さるようにする。
双柳恋:二つ結びの長髪が垂れ落ちて、二人の黒髪が混ざり合う。
月山さん:「あ♡」
月山さん:組み敷かれたという事実だけで声が跳ねる。
月山さん:全身で密着して、不健康な摂生にも負けじと肉付きのよい彼女のお尻へ手を這わせる。
月山さん:(──熱くて、やわらかい…)
月山さん:いろいろな場所に触れたかった。太腿、尾骶、背中、腋、パーカーの下に潜り込むようにして。
月山さん:彼女の感触を味わう。表情を見つめる。
双柳恋:「くふっ……、 や……っ……♡」
双柳恋:あちこちを這う手の感触に、半ばこそばゆいような、気持ちいいような感覚。
双柳恋:皮膚は不健康なほど白く、薄く、敏感で、だがかつての厳しいトレーニングが、不摂生にも関わらずしなやかな体躯を維持させていた。
月山さん:「何その声、かわいすぎ……」
月山さん:肋骨の段差を楽しむように五指がうごめいて、下着の感触に阻まれる。
月山さん:這い回る指は心地よい感触とともにふたたび背後に回って、ブラジャーのホックを外してゆく。
月山さん:「胸、さわるよ? いいよね……? いつも、しても怒らないもんね」
月山さん:しゅるり、とシャツの下からブラが抜ける。
双柳恋:「あ、やっ……」
双柳恋:浮いた背骨と肋骨周りを這いまわる指の感触に、ぴくん、と背中をわななかせる。
双柳恋:存外に可愛らしいデザインの、白い下着が抜き取られる。
双柳恋:「……」
双柳恋:羞恥に潤んだ恨みがましげな目で君を見るが、それ以上拒みはしない。
月山さん:むぎゅ♡ と両胸に手のひらが押し付けられる。
月山さん:「わっ……」
月山さん:「おっきい…………」
月山さん:感触を楽しむように、ふにふにと指に力を込める。
双柳恋:「っ、く……」声を堪えるようにする。
双柳恋:「嫌味ッスか、それ……?」
月山さん:「だってぇ……」
月山さん:「いっつも私の胸のことばっかり言うじゃん。それが意外と……でもないけど。触ってみるとすごい、満足感っていうか……」
月山さん:言っている間もずっと指を動かしている。
双柳恋:月山さんに比べれば小ぶりだが、形の良い、つんと上向きの乳房。既にその先端は張り詰めて、指が掠める度に吐息が漏れる。
双柳恋:「ちょっ、と……ぁんっ♡ 喋り、ながら……っ……」
月山さん:胸と肋骨のあわいを小指がなぞる。
月山さん:その動きがなんだか執拗で、ちょっと不満を表明しているようでもある。
月山さん:「私のことも触ってみてよ~」
月山さん:器用に胸を揉みながら、先端を人差し指でつつく。
双柳恋:「ん、んぅ……ッあ♡ ……この……っ……」
月山さん:(あ、この表情、すごいえっち……)
双柳恋:大きく背を震わせて、お返しとばかりに、シャツに包まれた豊かな胸をむぎゅ、と掴むように揉む。
月山さん:「はぎゅっ……♡」
月山さん:それだけで、双柳さんへの責めが大きく緩む。
月山さん:下肢がきゅう、と力み、胸を掴んでいた手は頼りなくわななく。
双柳恋:布越しでも、ふに、と指が沈み込むような柔らかい感触。それに気付き、興奮と苛立ちとで声が荒くなる。
双柳恋:「この……っ……」
双柳恋:「またブラしてないですよね!?言いましたよね!?人前でだらしない恰好しないでって!」一度も言っていない
双柳恋:苛立ちのままに、形が変わるほどに乱暴に双丘を揉みしだく。
月山さん:「あっ♡ ごめんなさい♡ 違うの……♡」
月山さん:痛みとともに鋭い快感が広がって、体が従順に屈服してゆく。
月山さん:「窮屈だから家だと外しちゃうだけで、ちゃんと外に出るときには……だいたいつけててぇ……♡」
双柳恋:「はぁあぁあああ……!?」
双柳恋:「エロすぎなんですよいつもいつもいつも……!薄着で家の中ウロウロして……!」
双柳恋:無理やり揉み潰すような掌の動きが、次第に乳輪の縁を掠め撫でるような動きへと変わっていく。
双柳恋:「あたしが普段……どれだけ我慢してるのか分かってます!?」
双柳恋:酔いのままに、言わなくていいことまで口走る。
月山さん:「あんっ……だ、だって……それでも手、出してくれなかったじゃ……きゃうっ、やんっ……♡」
月山さん:胸を揉まれるたびにびくびくと震え嬌声を上げながら、絶対に口に出すまいとしていたことを吐き出している。
双柳恋:「さ……誘ってたってことですか!?なんですかそれ……どんだけ……あ゛ぁあああっ……!」
双柳恋:憤懣なのか極度の興奮なのか自分でも分からない。唸るように声を上げる。
月山さん:指を伝う熱さはやおら増している。胸の中心は充血して、手のひらの下で存在を主張している。
月山さん:「はぁ、はっ……♡ なみやなぎさん…………♡」
月山さん:潤んだ視線が、幸福そうに獣欲に駆られる君を見ている。
月山さん:肢体を捏ねられるごとに張り詰め高まって、無意識にかく、と腰が動いた。。
双柳恋:「ふーっ……ふぅぅうっ……♡」
双柳恋:酩酊と興奮とで頭がくらくらする。薄い布地越しにもはっきりと分かる蕾の存在に、今すぐ滅茶苦茶にしたい衝動と嗜虐心とが争い合う。
月山さん:「あ……♡」
月山さん:彼女のものにされる予感に、ひくん、と体が蠕動する。
双柳恋:据わった目。焦らされて固さを帯びたその先端に手を伸ばして、
双柳恋:「……っ、ふーーっ……」
双柳恋:すり♡すり♡ と指の腹で優しく撫であげるような愛撫を繰り返す。
月山さん:「んは、あ、あ…………♡ なんでぇ……♡」
月山さん:ぞぞぞ、とした快美感に翻弄されるままに汗ばんだ体をくねらせる。
月山さん:乳輪はふっくらと盛り上がり、乳首もぴん、と盛り上がり、汗で張り付いたシャツからうっすらと透けている。
月山さん:君のゆびさきを追うように体を動かすが、うまくいかない。
月山さん:「いじわるぅ……♡ ひゅー……♡ はひゅっ♡」
月山さん:酒気で朦朧としたまま最も欲しいものを与えられず、酸欠のように呼吸が乱れる。
双柳恋:束の間、片手を明後日の方向に伸ばし、酒瓶を手に取った。炭酸で割る用に買ったウォッカだ。それを一気に口に含み──
双柳恋:「ん、く……」
双柳恋:貪るような口付けと共に、月山さんの口内へと流し込んでいく。
月山さん:「むぐ! んーーーっ!」
月山さん:「っぷ♡ あー……? ?…… ???」
双柳恋:強烈なアルコールに、焼けるような感覚。二人とも一気に泥酔が深まっていく。
双柳恋:そのまま口付けを続ける。舌や唇を甘噛みし、口蓋や歯茎にまで舌を這わせ、その形を確かめるように。
双柳恋:「ん、ちゅ……ぇろ……♡ じゅぷ、ちゅぅううぅ……♡」
双柳恋:その間も、焦らすような胸への愛撫は止めない。布越しに規則的に繰り返される緩やかな刺激が、限界まで感度を昂らせていく。
月山さん:どういう状況で何をしているのかが完全にわからない状態でなすがままにされる。
月山さん:わかるのは、体をぐらぐらと煮込むはちきれんばかりの快楽と
月山さん:(──なみやなぎ、さん──)
月山さん:あやふやな視界。これは現実だろうか。
月山さん:彼女と、キスをしている。
双柳恋:「はぁっ……はぁーーっ……♡ ……つきやまさん……」
双柳恋:蕩けきった瞳。回っていない呂律。互いの舌に銀糸の橋を掛けながら。
双柳恋:「あたし……怒ってるんれすよ……!?わかってまふ!?」
月山さん:「に゛ゃっ……♡ あっ♡ ああっ…………♡」
月山さん:呂律の怪しい……こちらの認識が怪しいのかも知れない……言葉からなんとか意味を拾う。怒らせてしまった。だから今、こんなことになっているのか。
月山さん:気持ちいい。気持ちよくて気持ちよくて──それが終わらなくて、切ない。たすけて、ほしい。だから、あやまらなきゃ──
月山さん:「ごめんにゃさっ♡ ごめんっ、なみやなぎしゃ……♡」
月山さん:「わかるから……♡ わかってるから♡ ゆるして……♡」
双柳恋:「なにがわかってるんですか!?こんなっ……えっちなの……っ……♡」
月山さん:「はいっ♡ えっちです……♡ はしたなくしてごめんなさいっ♡」
月山さん:「あっ……♡ あ♡ あ♡ あ♡」
月山さん:「おくから……♡ からだのおくからきてるの……♡ 胸、自分でするのとぜんぜんちがって……」
双柳恋:「ぜんぜん反省してないじゃないですか! この……っ……!」
双柳恋:汗で濡れそぼり、最早用を為さなくなったシャツの内へと手を滑らせる。
月山さん:「やぁ……」
月山さん:覆いかぶさる君に足を絡めて、クロッチを腿に押し付ける。
双柳恋:ぬるりと滑る肌、乳房へと掌を這わせ、ぴんと張り詰めた先端に、ひたりと触れ。
双柳恋:かりっ……かりかりかりかり……♡
双柳恋:指先を立てて、引っ掻くように鋭く、直接刺戟する。
月山さん:「きゃひ────」
月山さん:甘い痛みとともに快感が走り抜けて頭が真っ白に染まる。
月山さん:腕は強くしがみついて、足はつま先までぴん、と伸びて快楽を貪る。
双柳恋:絶頂に至っても、愛撫の手は止まらない。震える肢体を抑え込むようにして、更に指の動きを速める。
双柳恋:人差し指と中指とで蕾を挟み込み、ぎゅぅぅううっ……と絞り上げるようにしながら、親指は先端を責め抜く。
月山さん:からだが痙攣する。ぱちぱちと脳裏に危ないものが弾ける。触れられてもいない下半身が誤作動を起こしているのを感じる。
月山さん:(──あっ♡ だめになる♡ これっ♡)
月山さん:危険を感じて、口にできたのがそれだった、と感じた。実際には、口蓋がわずかに動き意味のない音を発しただけ。
月山さん:「~~~~~♡♡♡」
月山さん:昇り詰めたまま、胸が解放されても、しばらくは降りてこられなかった。
双柳恋:「う、ッふ…… ~~っ……」
双柳恋:誰より愛する人の痴態、それを自らが齎したという事実に、背骨から頭の奥に、ぞわぞわと凄まじい快感が這い上がってくるのを感じる。
月山さん:「はー……はー…………♡」
月山さん:ようやく、視界の中に色が戻ってくる。
月山さん:相変わらず酩酊がひどく、そのせいか感覚も全体的にふわふわしている。
双柳恋:「……月山さん……」
双柳恋:馬乗りに跨ったまま、浅く息をしている。その瞳には未だ情欲の炎が灯ったままだ。
月山さん:ぼんやりと。その声の方を向く。
月山さん:なんだか無性に愛しさを感じて、軽く身を起こし、彼女に口づけた。
双柳恋:「……ん、っ……」
双柳恋:その背中を支えるようにしながら、口付けを返す。
月山さん:「ちゅ……れろ…………」
月山さん:幼い表情で、あるいは親鳥を求める雛のように。唇を食む。
双柳恋:「ん、ちゅ…… は……」
双柳恋:普段の軽薄な、貼り付けたような笑みが消え失せた表情。その顔は年齢よりもずっと幼い、道に迷った少女のように見える。
双柳恋:何度も口付けを繰り返す合間に、じれったいとばかりに荒っぽくオーバーサイズのパーカーを脱ぎ、腰の金具を外して、ジーンズをずり下ろす。
双柳恋:白くしなやかで、所々骨張った肢体が外気に曝される。ショーツは既に濡れそぼり、太腿まで愛液が伝っていた。
月山さん:開け放たれた彼女から香る性臭にくらりとして息を飲んだ。
月山さん:「なみやなぎさん。きれい」
月山さん:座り込んだまま、引き寄せられるように顔を近づけ。
月山さん:ショーツ越しの秘所に舌を這わせる。
双柳恋:「ひっ……あ♡」
双柳恋:触れただけで、びくりと身を震わせる。湿った黒髪が揺れた。
月山さん:始めは舌先で擽るように、やがてべったりと、陰唇に貼り付くように。
月山さん:もどかしいとばかりに、ショーツをずり下ろして。
月山さん:会陰を指先で刺激しながら、ぬるぬるとした秘部を舐めてゆく。
月山さん:「ん……んっ……」
月山さん:(いやらしい気分に……なってる……双柳さん)
月山さん:(もっと、そうさせてあげたい。まだ……)
双柳恋:「あっ♡ そこっ…… や、ぁあっ♡」
双柳恋:普段とはまるで違う、甲高くて甘い声をあげながら、しがみつくようにして月山さんの頭を抱える。
双柳恋:「ちょ、ちょっと待って……月山さん」
双柳恋:とんとんと頭の側面を叩く
月山さん:「ちゅっ……ほぇ?」
双柳恋:「ぅあっ♡ 待って……はぁっ……」
双柳恋:上ずった声。息を整え、「あの……」
月山さん:これ……もっとしてって意味かな……あ、ちがいそう……。
双柳恋:「あたしも……したくて……」酩酊したうえにここまで来ておいて尚恥ずかしそうに
双柳恋:「だから……こう……」
双柳恋:たどたどしく姿勢を表現しようとする
双柳恋:「お互いにっていうか……互い違いにっていうか……」
月山さん:「なにそれ……いいアイデアかも……天才……」
月山さん:並柳さん、恥ずかしそうでかわいいなあ。ふわふわ。
月山さん:そうしてパンツに指をかけて。
月山さん:「あ……」
月山さん:「脱がす?」
双柳恋:「え……」
双柳恋:「うん……」酔いから素直にこくんと頷く
月山さん:「あっ……」ぼんやりと恥ずかしいことを言い、それが通ってしまった。
月山さん:「じゃあ……お願いします…………?」
双柳恋:「あ……はい……?」
双柳恋:妙にしずしずと向かい合い、下着の端に指を掛ける。
月山さん:「んっ」
双柳恋:「えっと……脱がしますね……」
月山さん:「う、うん…………」
双柳恋:慎重に、ゆっくりとずり下ろしていく。下着を浮かせるために立てた指が、火照った肌の上を滑っていく。
月山さん:くち……と音を立てて、とうに下着の用を成していないそれが剥がれていく。
月山さん:無性に恥ずかしくなって、指を噛んで目を逸しながら、足先を浮遊させて脱がしてもらう手伝いをした。
月山さん:「ええと……じゃあ」
月山さん:「いこっか…………ベッド……」
双柳恋:「うわ……」
双柳恋:外気に曝された月山さんの秘所に、完全に釘付けになっている。
双柳恋:(もう、こんなに濡れて……)
双柳恋:(私で、こんなに……)
月山さん:「言わないで……」
月山さん:恥ずかしそうに顔を隠す。
双柳恋:「あ……ご、ごめんなさい……」慌てて我に返る
双柳恋:「あっ……その……綺麗で……つい……」
月山さん:「はふぅ♡」
月山さん:自然に漏れ出る褒め言葉に否応なく歓喜してしまう。
月山さん:「じゃあ……いいよ……」
月山さん:そう言って双柳さんに抱きつくようにして浮遊。
双柳恋:「あっ、わっ……」
月山さん:軽く地面を蹴って、ベッドに飛び込む。
月山さん:「あ~? 逆にならなきゃいけないんだった……」
月山さん:そう言いながら、くっついたまま離れる様子がない。
双柳恋:「そうですよぅ……」
双柳恋:言いながらも、ぎゅっと抱き締めて、ちゅ、ちゅ、と首筋や頬にキスを落とす。
月山さん:こちらも首や耳へキスを返す。汗でしっとりとした胸が擦れあって、じんわりとした快感が広がる。
月山さん:「双柳さん。私のこと放したくないんだぁ」
月山さん:抱きしめる腕の力を確認して、ちょっとだけ離れようとする真似。
双柳恋:「……そうですよ」
双柳恋:それを拒むように、ぎゅっと更に強く抱きしめる。
月山さん:「きゃ」
双柳恋:「あたりまえじゃないですかぁ……」
月山さん:「うふふふふ…………」
双柳恋:「やです……」
双柳恋:「ずっといっしょじゃなきゃ、嫌……」
双柳恋:子供のように、目を潤ませながら縋りつく。
月山さん:「そ……」
月山さん:「そんな、私だって……」
月山さん:「私だって、やだよ……でも……」
月山さん:そんな言葉を引き出すつもりがあっただろうか。半ば何を口走っているのか分からず、続ける。
月山さん:「双柳さんが、先にいなくなっちゃうんじゃない……」
双柳恋:「うぅ~~っ……」
月山さん:「うあ──────っ!」
月山さん:たまらず酒に手を伸ばすべく、双柳さんを引き剥がし、飛んでゆこうとする。
双柳恋:「やだ!」
双柳恋:磁力で引き寄せ、己のもとに縫い留めるように抱き締める。
月山さん:「ひゃん」
月山さん:彼女の腕に収まる。どきどきする。逃げ出そうとする気持ちがほどけて霧散してゆく。
双柳恋:「わかってます、そんなこと……」朦朧としたまま続ける
双柳恋:「でも……百年経っても……」
双柳恋:「月山さんをひとりぼっちにするのも……」
双柳恋:「その隣にあたし以外の人がいるのも……」
双柳恋:「どっちも嫌なんです!!」
月山さん:「えっ…………えっ…………」
月山さん:「ええ~~~~~」
月山さん:口を押さえて目を丸くしている。
月山さん:「双柳さん……!」
月山さん:がしっ。
月山さん:「好きっ」
月山さん:言うや否や唇を奪う。
月山さん:「ん……好きっ……好きだよぅ……好き好きっ……♡」
双柳恋:「ん、ちゅ……ふぁっ……♡んん、ぅ……♡ ぷは……っ……」
双柳恋:「そんなのっ……」
双柳恋:「あたしも……あたしも好きですよ……!好き、好きです、大好きです、月山さん……っ……♡」
双柳恋:掻き抱くようにして、勢いのままに何度も深いキスを繰り返す。
月山さん:好きだと言われるたびに、その言葉が脳裏に反響し、しあわせの周波数となって体内を駆け巡る。
月山さん:指先が必死に肌をさぐり、しとどに湿ったぬかるみにたどり着く。
月山さん:手のひら全体で揉むようにして、そこを刺激してゆく。
双柳恋:「あっ♡ く…… はぁ……っ……♡」
月山さん:「かわいい……双柳さん。好き。さいこう……」
双柳恋:熱い息を漏らしながら、更にきつく密着する。二人の間で乳房がむにゅりと歪み、汗ばんだ肌がぬるぬると滑る。互いの境界を溶かしていくようで、その全てが心地良い。
月山さん:「は…………あ……♡」
双柳恋:身体の間に差し込むように腕を差し込み、こちらも秘所へと手を伸ばす。
双柳恋:既にぐっしょりと濡れた秘裂に沿わせるように、伸ばした指の全体で撫でるように愛撫していく。
双柳恋:「好き……好きです、月山さん……」
月山さん:「ん゙にゅあっ♡」
月山さん:「あ……♡ うん…………っ!」
月山さん:すべすべした親指と人差指の腹で、秘芯を時にくびり、時に撫で付ける。
月山さん:中指がくぼみを探り当てて、つぷ、と侵入した。
月山さん:「なか……とっても熱くて……ひくひくしてる……」
双柳恋:「ッあ゛♡ ひっ♡ 月山さ……やぁあっ……♡」
双柳恋:びくびくと身体が跳ねる。内壁が蠕動し、物欲しげに指へと吸い付いて、更に奥へと誘うように動く。
月山さん:第一関節から先だけで、くにくにと入り口をほぐす。
月山さん:自身も快楽に翻弄されながら、クリトリスを解放して中指の動きに集中する。
月山さん:天井の神経を撫で付けるようにしながら、奥へ────
月山さん:愛するひとの表情を必死に見守り、特にいいところなのかな? と思ったタイミングでくに、と指を曲げた
双柳恋:「うあ゛ぅっ♡!? ひ、ッあ♡ あっ、 あ────っ♡♡」
月山さん:「わ♡」
双柳恋:びくん!と弓なりに背中が反り、白い喉が晒される。
双柳恋:弱所を刺激されて一気に絶頂まで上り詰め、頭が真っ白になった。膣内がきゅうっと引き絞られ、君の指を締め付ける。
月山さん:「ここなんだ……えい。えいっえいっ」
月山さん:こりこり、ぬるぬるとさらにそこを責めにかかって。
月山さん:「だ、ダメダメ……! 2人でよくならなきゃ……」
月山さん:「いっしょだもんね……私達……ふたり……えへっへへへ」
双柳恋:「待、あ゛ぁあっ♡ や、あぁっ♡ ッ、は、うあっ♡ やぁあああっ……♡」
月山さん:「いやでもえっちすぎる……もうちょっと……」
双柳恋:面白いように反応して、不随意にびくびくと腰が跳ねる。息継ぎの暇もなく快感を叩き込まれて、陸の魚のようにぱくぱくと浅い息をする。
月山さん:「あっ……だ、大丈夫……? カナ……?」
双柳恋:完全に身体が出来上がっているのもあるが、それ以上に、愛する人にそうされているのだという意識が、触れられているだけで快楽を齎してしまう。
双柳恋:「はーーっ……♡ ッ、は、ぁーーーっ♡ 」
双柳恋:答える余力もなく、息を切らして白い胸が上下する。秘所からはどろどろと白く濁った愛液が引っ切り無しに溢れてくる。
月山さん:「双柳さんがしんじゃう……!」
月山さん:さあっと血の気が引き、キョロキョロと周囲に水分がとれるものがないか探す。
月山さん:見渡す限り酒ばかりだが…………。
双柳恋:明後日を向いたその腕を、がし、と掴む。
双柳恋:「月山さん……」
月山さん:「うう、遺言にはまだ早いよ…………」さめざめと泣く。
双柳恋:「お返ししてあげますね」
月山さん:「え」
双柳恋:引き倒すように身を重ねた。秘所に手を伸ばし、浅い部分を掻き回すように指を動かす。羞恥を煽るように、ぐちゅぐちゅと淫猥な水音が響く。
月山さん:「はぎゃっ♡……あっ♡あっ♡あのなみなみなみやなぎさん…………?」
双柳恋:「大丈夫……」
双柳恋:熱に浮かされた、蕩けたような瞳で、うっとりと微笑む。
双柳恋:「大好きですからね……♡」
双柳恋:もう片方の手で、すり♡すり♡と執拗に、指の縁でクリトリスを擦り上げる。
月山さん:「落ち着いて話……お゛っっ♡」
双柳恋:上下左右何度も方向を変えながら、急所の性感を更に煽っていく。
月山さん:「は♡ は♡ は♡」
月山さん:表情に、まずい、と思ったのもつかの間。
月山さん:恐怖が、より本能的な恐怖に上書きされる。ごく限られた範囲の粘膜を擦られているだけで、体のあらゆる部位が思い通りにならない。
月山さん:甘美な痺れが腰を溶かしていく。水位が上がるように快楽が蓄積されてゆく。
双柳恋:浅い部分に集中していた膣内への責めが、次第に奥へと進んでいく。
月山さん:「きゅう……はひゅっ……だめぇ…………♡」
月山さん:口が弱々しい拒絶を吐く。体は全くの逆で、歓迎するように腰が動いて、指先を迎え入れてゆく。
双柳恋:鈎状に曲げた指で、こそぐように、ぞりぞりと内壁を擦り上げる。ゆっくりと、じっくりと、最奥からGスポットを掠め、入口まで何度も何度も往復する。
双柳恋:「好き……♡好きですよ、月山さん……♡好き、好き……好きぃ……♡」
双柳恋:思考を融かそうとするかのように、耳元で小さな声で繰り返し愛を囁く。
月山さん:「ふぎゅゔうっ♡ うあ゙っ♡ ああっあああ♡ あ────────っ♡♡♡」
月山さん:クリトリスがいじめられっぱなしで、一番気持ちいいところをなぞられているのに、とろとろと耳からは幸せが染み込んでくる。終りが見えなくて、降りてこられない。
双柳恋:「中と外、一緒にされるの気持ちいいですね……♡大丈夫ですよ♡月山さん……♡可愛い、可愛いです……♡」
月山さん:こぷこぷと愛液を吐き出しながら、ただ暴力的な快楽に悶える。終わってしまう。双柳さんのものになっちゃう。
月山さん:頭が壊れちゃって、人生がおしまいになって、その恐怖すらも気持ちいいことで塗りつぶされて────。
月山さん:「あー…………♡ あっ♡ ああ…………♡」
月山さん:「……わたしは、一体なにを…………」
双柳恋:「……大丈夫ですよ、月山さん」
双柳恋:「絶対、誰にも……渡しませんからね……♡」
双柳恋:束の間我に返ったのも叩き伏せるように、一気に責めが加速する。
月山さん:「ひゃぐうっ♡」
双柳恋:膣内への抽挿は一際速く、激しくなり、じゅぷじゅぷと激しい水音を立てて最奥、子宮口をノックする。
双柳恋:同時、散々焦らされたクリトリスは、親指と人差し指の腹で摘まみ上げ、しごき上げられるようにして、激しく、鋭く刺戟される。
月山さん:また思考が断絶した、一瞬の後、誰かが悲鳴を上げているなあと思ったら、それは自分の声だった。
月山さん:本物の危険を察知した本能が精神を切り離したのだろうか。
月山さん:ぼんやりとそれが他人事のように感じられる。他人事!? これが他人事だったら絶対嫌だけど!?
月山さん:と、思った瞬間。彼女の顔が目の前にあった。
月山さん:「────あは♡」
月山さん:やってしまった。
月山さん:がくがくと痙攣し、嵐のような絶頂の中に放り込まれる。
月山さん:降りきった子宮がきゅうきゅうと収縮して彼女の指に触れようとする。
月山さん:全身を満たす多幸感に飲まれ、なんだか綺麗できらきらしたもの以外全てがなくなってしまい
月山さん:殆ど失神したようになりながら、脳のどこかがずっと目覚めていて、それを受け入れた。
双柳恋:「月山さん……♡」
月山さん:「────え? えあっ♡」全身が彼女に媚びようとする。
月山さん:名前を呼ばれるだけで、甘えるようなトーンを孕んだ声が漏れる。
月山さん:「なみやなぎ、さん…………♡」
双柳恋:「ほらっ♡ もっとイッてください♡ イッて♡ イけ♡ イッちゃえ♡」
双柳恋:まだ絶頂から戻ってこない身体にそのまま、平時なら痛みを覚えるであろうほどの責めを叩き込む。
双柳恋:クリトリスを押し潰すように捻り上げ、膣壁は抉らんばかりに荒っぽく。
月山さん:「は、ひ……♡ 気をやります♡ いく♡ イッ♡ あ♡ あ♡ あ♡ あ♡」
双柳恋:「可愛い♡♡ 好きですよ、月山さんっ♡ 好きです、大好きで…………」
双柳恋:「……愛♡」
月山さん:びくん♡
双柳恋:「好きだよ、愛……♡ 大好き♡ 愛、愛……♡ 好き、好きだよ……♡」
双柳恋:「わたしの、愛……♡」
月山さん:もはや叩き込まれる信号を一切まともに処理できないのではないかという有様からでも、その言葉ははっきりと届いた。
月山さん:彼女がくれた、名前。
月山さん:「恋さん♡ あっ♡ わたしもっ♡ わたしも好きぃ……♡」
月山さん:「ずっと一緒……ずっと……ずっと…………♡」

GM:翌昼。
月山さん:「うう………………」
月山さん:頭痛。
月山さん:頭のおかしくなりそうな痛みに目を眇めながら起床する。
月山さん:「……っくしゅん」
月山さん:「れ。服、きてない。なんで…………」
月山さん:「!」
月山さん:ドタドタドタバタ!
月山さん:一気に目が覚める。天井を転げ回る。
月山さん:「あーーーっ! あーーっあーーーっ…………! あれは……!」
月山さん:「あれは……ほんとうにあったこと…………?」
月山さん:「痛う……」頭を押さえながら部屋を見渡す。シーツがべしゃべしゃになっていたり、粘液が乾いた跡のついた下着が転がっていたりなどはなさそうだ。
月山さん:「ん────?」
双柳恋:その時、キッチンのほうからとてとてと足音が聞こえてくる。
双柳恋:「あ、月山さん。起きたッスか~?」
双柳恋:双柳だ。長袖のシャツにショートパンツの部屋着。いつも通りの様子に見える。
月山さん:「んー……?」こちらは彼女がやってくるのを察知して、毛布を羽織る。
月山さん:「ええと……恋、さん」
月山さん:普段と呼び方を変えてみる。
双柳恋:びくっ!
双柳恋:背中が跳ねて、運んできた味噌汁のお椀が揺れる。
双柳恋:「なっ……な、なななんスか~?急に名前なんかで読んじゃってェ~~」
双柳恋:「いやー昨日の夜飲みすぎで大変でしたよねあたしなんてもう全然覚えてなくて困っちゃいますよね本当に二日酔いで頭痛いしもう散々ッスよねーもうほんと全然覚えてなくて何があったか全然覚えてないスよもう全然覚えてなくて多分何も無かったと思いますけどあっお味噌汁作ったんでどうぞ!」
月山さん:「そ、そうだよね……どうしちゃったんだろうね~……」
双柳恋:早口で言って味噌汁を差し出す。
月山さん:「ありがと……」
月山さん:味噌汁を受け取り、飲む。
双柳恋:「ぴゃっ」指が微かに触れただけでびくりとする
月山さん:「あっ……」
双柳恋:「あっ……」自分の指を胸に引き寄せるようにして、顔を真っ赤にして。
月山さん:彼女の指先を見つめる。この指にくたくたにされた記憶がフラッシュバックし、すごく恥ずかしくなる。
月山さん:(いや……絶対。あったでしょ……これは……でも……)
双柳恋:「あっ……いっ……いや~~~~~~……」
双柳恋:「おっお味噌汁!お味噌汁どうッスか!?」
月山さん:「そっそうだよね! お味噌汁!」
月山さん:「お味噌汁が二人分あるってことは双柳さんもいま起きたってことで」
月山さん:「柄にもなく掃除とか片付けとか洗濯とかを私に先んじてやってたわけないし私も二日酔いで大変参ってるから助かるしほんとうに昨晩何があったのか全然思い出せないなーー!」
双柳恋:「あはははは何だ月山さんもッスか~いやほんと参っちゃいますねほんとに全然思い出せないし全然思い出せないってことはその程度の思い出せなくても問題ないことくらいしかなかったってことでしょうし何も無かったんでしょうねそれにしてもお互いお酒には気を付けないとダメっすね今度から注意しましょうね飲みすぎには本当何も無くて何よりですけどねえ」
月山さん:「その程度の!?」
双柳恋:「あっいや違っ……」
月山さん:「いやっなんでもない! なんでもないです! でもさ!」
双柳恋:「あっいや違っ……くない!え!?あれ!?いやっ何も……無かったですもんね!違くないです!!」
月山さん:「よくないと思うわけよ! 普段お酒の力を信じている私達がさ!」
月山さん:「酒で忘れるのは大事じゃないことだけだなんて失礼じゃん! これはそういう抗議だよ!」
月山さん:「あ痛~~~」頭を押さえてうずくまり、味噌汁を飲みます。
月山さん:「おいしい…………」
双柳恋:「そ……そうッスね!あたしが間違ってました……!地球が滅んでたとしても忘れてます!それくらい大事なことが……何かあったかもしれませんけど……忘れました!」
双柳恋:(ううっ……ごめんなさい……月山さん……るにてさんも……!)
双柳恋:(絶対……!絶対いずれちゃんと告白しますから……!シラフで…………!)
月山さん:「そう…………わかればいいのよ…………」
月山さん:ズズ……。
月山さん:(これ……どういうことなんだろう……どれくらい『あった』のかな…………)
月山さん:(どれくらい私の都合のいい妄想…………………………)
月山さん:(もとい……何か、前の着せ替えドレスみたいな事件に知らない間に巻き込まれて。双柳さんはおかしくなってただけ……)
月山さん:(だったり……するのかも。なら、お互いに触れないほうが…………)
月山さん:(でも……)チラ。
月山さん:ぱさ、と体に巻いていた毛布を落とす。
双柳恋:「うぇっ!?」
月山さん:「急性アルコール中毒で手が震えて。つい」
月山さん:1秒も思考していなさそうな返事を返しながらするすると毛布を拾い上げながら体を隠す。
月山さん:(すけべな目した。これは……)
月山さん:「服着てくる~」
月山さん:ふよふよと物干しに向かっていく。
双柳恋:「あぇえ……?あっ……はい……」
双柳恋:「……」その後姿を目で追う。毛布から出た白い脚に目が吸い寄せられる。
双柳恋:(あっやば!すけべな目してた!)
双柳恋:(バレたかな……)
月山さん:「バレてないよ~」
双柳恋:「な~んだ……」
双柳恋:「え!?」
GM:こうして、一風変わった十年来のカップルとの邂逅を経て。
GM:2人の関係は少し変わったとか、変わらなかったとか……。
GM:──────
GM:────
GM:──



GM:Double Cross the 3rd Edition
GM:『Insulate Insurance』
GM:全工程終了。お疲れ様でした。
双柳恋:お疲れさまでした…………………………!