オーヴァーズ・クライマー

メインログ/雑談ログ




Character


PC1:獄城玲於奈ごくじょう れおな (キャラシート)(PL:ぽぽ)
PC2:八十方 織間やそかた おりま (キャラシート)(PL:馴染)
PC3:朝倉 弥宵あさくら やよい (キャラシート)(PL:鳩麦)
PC3:洲崎アカリすざき     (キャラシート)(PL:いちま)



Index


Opening
【OP/獄城玲於奈】
【OP/朝倉弥宵・洲崎アカリ】
【OP/八十方織間】

Middle phase
【Middle1】
【Middle2】
【Middle3】
【Middle4】
【Middle5】
【Middle6】
【Middle7】

Climax
【Climax】

Ending
【ED/獄城玲於奈】
【ED/朝倉弥宵・洲崎アカリ】
【ED/八十方織間】



Preplay


GM:ではまず自己紹介からお願いします
GM:まずはPC1
GM:獄城さんお願いします!
獄城玲於奈:はい
獄城玲於奈(キャラシート)
獄城玲於奈:13地区ホープヒルズ在住
獄城玲於奈:獄城玲於奈18歳やで
GM:地獄の住人
獄城玲於奈:昔はFHにおったけど、セルが壊滅してしもたんで
獄城玲於奈:今はふらふらしてるんよ
獄城玲於奈:好きな物はお金とお酒
GM:僕も好き
獄城玲於奈:みんな大好き
獄城玲於奈:ヤクザの用心棒やったりUGNでバイトしたりして日銭を稼いでまーす
獄城玲於奈:四本腕のパワードスーツ「ヘカトンケイル」による圧倒的耐久力がウリ
獄城玲於奈:もう無敵というても過言やない
GM:属性山盛りでお得感いっぱいだ
獄城玲於奈:アホやけどミドルもそこそこできるし素殴りでもそこそこの火力があるんで邪魔にはならんと思います
獄城玲於奈:ほな、よろしゅう
GM:よろしくお願いします!そんな獄城さんのハンドアウトはこちら!(今書く)

君には同じホープヒルズに住む知人がいる。日野森小鹿。物騒な13地区には甚だ不釣り合いに見える、頭は悪いが穏やかな、花のような少女だった。
君も近所の住人としてそれなりに親しく交流していたが、そんな彼女はある日、突然姿を消した。彼女が何者かに拉致されるのを見たという証言もあり……


GM:お友達がいなくなったので助けに行こうね~という感じです
獄城玲於奈:なるほど許せん
GM:PC1としてヒロインを助けましょう
獄城玲於奈:汚染地域の綺麗な花は貴重やからね
獄城玲於奈:助けましょう
GM:頑張ってください!ではお次!
獄城玲於奈:ガンバルヨー
GM:PC2の八十方さんお願いします!
八十方 織間:ほい来た
八十方 織間(キャラシート)
八十方 織間:八十方織間です。第六支部所属、UGNチルドレン。よく食べよく働きあまり遊ばない、真面目系武闘派。
八十方 織間:頑固で堅物で四角四面。他人に厳しく、それ以上に自分に厳しい風紀委員タイプですね。きびしいんだぞ。
GM:本当ですかねえ
八十方 織間:チルドレンとしての戦歴はそこそこ長く、それなりの数の戦場を越え、そこそこの勝利と喪失を知った少年でもあります。
八十方 織間:特にかの崩落戦では、家族にも等しいチームメンバー全てと両腕を失ったりもしましたが、
八十方 織間:それでも戦いに背を向けることなく、機械に置換した両腕で今日も頑張っています。
GM:立派ですよ
八十方 織間:性能面は獣の数字6/1/1/1をその身に刻んだ肉体特化のファイターで、とにかく敵を殴るぞという気概に溢れた性能をしています。
八十方 織間:特殊装甲義肢で強化した《サイバーアーム》で、一度でも多く敵を殴ろうという構成。
八十方 織間:イニシアチブ移動とエンゲージ操作を握り、戦場を前線にてコントロールしたいできるとかっこいいなあ(憧憬)。
GM:イカした構成だぜ
八十方 織間:こんな所かな。よろしくお願いします!
GM:OK!ハンドアウトはこちら!(いまかく)

FHエージェント“ヴィルトカッツェ”。複数のセルや企業を相手取り、麻薬密売や人身売買を取り行う重犯罪者だ。
彼が居城としているのは、13地区に聳える高層マンション“烏鳴閣”。オーヴァードのひしめくこの牙城に、これまでUGNも下手に手出しできずに来たが、今回ようやく本腰を入れ、彼を確保する作戦が立案される運びとなった。
君は遊撃隊の色が強い第六支部からの派兵として、同支部員の獅子堂奈乃と共に任務に身を投じることとなる。


八十方 織間:派兵だ派兵だ
GM:任務ですよ先輩
八十方 織間:打つ相手には困らなさそうだな……
GM:ボコボコにしてください
八十方 織間:ボコスカウォーズだぜ! よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!ではラスト!
GM:PC3は朝倉さんと洲崎さんの2名!50音順で朝倉さんからお願いします。
朝倉 弥宵:出席番号システム!了解!
朝倉 弥宵(キャラシート)
朝倉 弥宵:「…朝倉弥宵、よろしく頼む……いや、別に怒ってる訳じゃない。元々こういう顔なんだ、ごめんなさい」
朝倉 弥宵:色々デカい女子高生UGNチルドレンです
朝倉 弥宵:常に仏頂面ではありますが、別に反抗期とかそういう訳ではなく
朝倉 弥宵:常に余計なことを考えているアホなので難しい顔をしてるというだけです
朝倉 弥宵:性能的には氷の茨吹き飛ばし持ちの聖剣使いで
朝倉 弥宵:ダイス援護だったりバディムーブなんかもあるのでミドルでもそこそこ動けるような気がします
GM:デカいし優秀!
朝倉 弥宵:初稼働なのになぜか因縁があるそうで…楽しみにしていますぞ…
朝倉 弥宵:こんな感じで!よろしくお願いします!
GM:OK!よろしくお願いします!
GM:では続いて洲崎さんどうぞ!
洲崎アカリ:はいはい!
洲崎アカリ(キャラシート)
洲崎アカリ:N市第三支部のエージェント、"カーテンフォール"洲崎アカリです。
洲崎アカリ:背の高くスレンダーなお姉さん19歳。特に意味もなく微笑みを浮かべがち。
洲崎アカリ:UGN所属歴は長く、他の生き方はあまり知りません。
洲崎アカリ:カヴァー大学生もなんか表向きの身分として籍があるだけ。
洲崎アカリ:能力暴走による後天的盲目であり、それなりに人の手を借りながら日常生活を送っています。
GM:研がれていますね 性癖の牙が
洲崎アカリ:崩落戦後の再編期にN市第三支部へ来ました。一時期は引退していましたが、
洲崎アカリ:現在は攻撃を受ける事で敵の位置を特定し射撃するという変な戦闘技術を身に着け、なんとか戦闘員をやっています。
洲崎アカリ:拝田前支部長はそのあたりの師匠。
洲崎アカリ:データ的にはセットアップで位置取りをしつつ、オートアクションでガード時42の固定ダメージを投げつけます。
GM:こわ……
洲崎アカリ:鏡の盾もあるよ。
GM:こわ…………
洲崎アカリ:重圧と暴走はマジ無理なのでロイス切ってなんとかしようとおもいます。
洲崎アカリ:そんな感じかな……よろしくお願いします!
GM:はい!よろしくお願いします!ではお二人のハンドアウトはこちら!(まだ書いてない)

約1年前。君達は凶悪にして強力なFHエージェント“ダスクブレイカー”の討伐任務に参加していた。
あと一歩のところまで敵を追い詰めるが、形勢は逆転。“ダスクブレイカー”は逃亡し、4人のエージェントのうち君達以外の2人は死亡。オペレーターを務めていたエージェント“フリップフラップ”も、UGNから姿を消した。

GM:苦い思い出です
洲崎アカリ:ひええ
洲崎アカリ:過去と向き合います
朝倉 弥宵:ひい
朝倉 弥宵:滅茶苦茶重かった
GM:過去を乗り越えて……頑張って!
GM:というわけで始めていきましょう。よろしくお願いします!
洲崎アカリ:よろしくお願いします!
朝倉 弥宵:よろしくお願いします!



【OP/獄城玲於奈】

GM:まずは獄城さんの単独OPです……が、
獄城玲於奈:はい
GM:今回のセッションでは特殊ルールとして
GM:登場侵蝕が存在しません。
獄城玲於奈:なんと
GM:というわけでこのままやっていきましょう!
獄城玲於奈:イエアー
N市13区 ホープヒルズ

GM:N市13地区の魔窟“ホープヒルズ”。君はここの住人だ。
GM:爽やかな休日のお昼前。君はひとり、自室で過ごしている。
GM:獄城さんは普段どんな感じで過ごしてるでしょうか
獄城玲於奈:良いお天気なのでお酒を飲んでます
獄城玲於奈:「いやー、ええ天気やねえ」
獄城玲於奈:今日は珍しく銃声も爆発音も少ない
獄城玲於奈:悲鳴はちょっとだけだ
GM:では、いい気分でお酒を飲んでいるあなたの耳に、ノックの音と少女の声が聞こえてきます
獄城玲於奈:「んあ?」
日野森小鹿:「玲於奈ちゃーん!起きてるー?」
日野森小鹿:「開けて開けて!ここ開けて!」
獄城玲於奈:飲み干したストロングゼロの缶を握りつぶして窓から外に捨てる
獄城玲於奈:「ほいほい」
獄城玲於奈:がちゃり
獄城玲於奈:「なんや、慌てて」
日野森小鹿:「はあ……はあ……」
日野森小鹿:扉の外で疲れ果てた顔をしているのは、君の知人である日野森小鹿だ。
日野森小鹿:手には大きな鍋を抱えている。カレーの香りが君の鼻孔をくすぐるだろう。
日野森小鹿:ノックは手ではなく足で、扉を蹴っていたようだ。
獄城玲於奈:「え?カレー持って走って来たん?」
獄城玲於奈:「ウケるw」
日野森小鹿:「走ってはきてない……もー!ウケないで!」
獄城玲於奈:「まあ、入りィな」
獄城玲於奈:「ちょうどお腹空いたなあ思うとったんよ」
日野森小鹿:「うん。お邪魔しまぁす」
日野森小鹿:彼女も時折聞こえてくる悲鳴に反応はしない。ここの住人なのだ。
日野森小鹿:「玲於奈ちゃん、知ってる?」
獄城玲於奈:「レモンとカルピスあるけど、どっちが…。て」
獄城玲於奈:「え?何の事やのいきなり」
日野森小鹿:「あ、カルピス!うん、とね、そう!あのね」
獄城玲於奈:カルピス(アルコール9%)
日野森小鹿:「カレーってねえ、一度にいっっっぱい作ったほうが」両手を大きく大きく広げて。
日野森小鹿:「おいしいんだって!!」
日野森小鹿:「知ってた?」
獄城玲於奈:「え?そうなん?」
獄城玲於奈:「知らんかった」
日野森小鹿:「へへへへ!そうらしいんだよ!」得意げ。
獄城玲於奈:「ほな今度からレトルトカレーはいっぺんに沢山暖めたらええいう事?」
日野森小鹿:「え……そうなのかな……そういうこと……?…… ……多分そうだと思う……!」
獄城玲於奈:「ハァー…日野森ちゃんはアレか。料理人か」
日野森小鹿:「りょ……! ……まあ?そう呼んでもらっても……?構いませんが……?」
獄城玲於奈:「よ、インド人!」(カレーが得意なので)
獄城玲於奈:グラスに氷を入れてカルピスを注ぐ
日野森小鹿:「えっへへへ!へへへ!困っちゃうなあ!数学得意になっちゃうなあ!」心底嬉しげ。
日野森小鹿:「でねえ、そう!防衛隊とか、一度にすっっっごい量作るんだって!」
獄城玲於奈:「そういうたら、インドはカレーと一緒にカルピスみたいなん飲むらしいで」
日野森小鹿:カルピスをごくごく飲む。
日野森小鹿:「えっなにそれ!?知らない!」
日野森小鹿:「カルピスってインドから来たの!?」
獄城玲於奈:「こないだ大麻栽培で捕まったインド人が言うてた」
獄城玲於奈:「ネッシーとかナッシーとかいうカルピスを飲むんやて」
獄城玲於奈:自分もアルコール入りカルピスをゴクゴク飲む
日野森小鹿:「へえー……!やっぱ本場は違うんだなあ……」
日野森小鹿:「あ、そう!でね!」
日野森小鹿:「ええと……なんだっけ」
日野森小鹿:「防衛隊がカレー作る時、なんか隠し味入れるんだって!」
日野森小鹿:「何だったっけ……それ思い出せないな……」
日野森小鹿:「カルピスだったかな……?」
獄城玲於奈:「カルピスか」
獄城玲於奈:「ほな入れてみたらええんとちゃう?」
日野森小鹿:「入れよう入れよう!」躊躇なくドバドバ全部入れる。
日野森小鹿:「これは完全にアレだね、星が付くやつ……ミシュランで」
獄城玲於奈:「ああ!酒乱いうたら酒飲むと星が見えたりするもんなw」
日野森小鹿:「え!?そうなの!?お得じゃん!」
獄城玲於奈:ご飯にカレーをどばどばかける
日野森小鹿:「玲於奈ちゃん食べてみなよ!どう?どう?おいしい?」
獄城玲於奈:モグモグ
獄城玲於奈:「美味!めっちゃうまい!」
日野森小鹿:「マジ!?」
獄城玲於奈:「そういうたら、日本酒て米で出来とるんやで」
日野森小鹿:「米!?」
日野森小鹿:「固形じゃん!?」
獄城玲於奈:「つまりや、カレーと酒ってめっちゃ合うはずやねん」
獄城玲於奈:冷蔵庫からワンカップ酒を取り出す
日野森小鹿:「玲於奈ちゃん何でも知ってるな~」
獄城玲於奈:「カレーライスと液体ライスや」
獄城玲於奈:「日野森ちゃんほどやないて~」
日野森小鹿:「ふへへ……あれ……」
日野森小鹿:「私何しにきたんだっけ……?」
獄城玲於奈:「さあ?ご飯食べに来たんとちゃう?」
日野森小鹿:「だっけ?ご飯……」
獄城玲於奈:「ほら、カレーあんで」
獄城玲於奈:「食べ食べ」
日野森小鹿:「あ!そう!カレーだよ!」
日野森小鹿:「玲於奈ちゃん知ってる?カレーって一度にいっっっぱい作ったほうがおいしいんだって!」
獄城玲於奈:「マジで?天才とちゃうか?」
日野森小鹿:「へへへ……」鼻をこすって。
日野森小鹿:「でね!マジか~って思って」
日野森小鹿:「その話したら、表にいたヤクザのおっちゃんが」
日野森小鹿:「もう使い終わったからってドラム缶くれたんだよね!」
日野森小鹿:「よっしゃ!って思って、それでカレー作ったんだよ!」
獄城玲於奈:「え、それ…もしかして」
獄城玲於奈:「ドラム缶カレー!ギャハハハ!ウケるww」
獄城玲於奈:「バケツプリンよりスゴイw」
日野森小鹿:「そうそうそう!あははははは!めっちゃウケるっしょ!」
日野森小鹿:「しかもカレーはいっぱい作ったほうがおいしいわけだから」
日野森小鹿:「ドチャクソおいしくなるってわけ!」
獄城玲於奈:「は!そうや!聞いた事ある!」
獄城玲於奈:「カレーは一日置くと更に美味なるらしいで!」
獄城玲於奈:「食べきられへんかったとしても」
獄城玲於奈:「次の日は更に美味い!」
日野森小鹿:「え!?マ!?それマ!?」
日野森小鹿:「やば~~失敗したかな……」痛恨の表情。
日野森小鹿:「作った後に気付いたんだよね」
日野森小鹿:「私一人暮らしだし、こんなに作っても食べらんなくない?って」
獄城玲於奈:「いやー…コレは無限カレー言う事とちゃう?」
獄城玲於奈:「売りさばけばええねんて」
日野森小鹿:「で、めっちゃおすそ分けしてたんだけど……ハッ……!?」
日野森小鹿:「売りさばく……そっか……」
日野森小鹿:「インド人になればいいってこと!?」
獄城玲於奈:「完璧な回答やん!」
日野森小鹿:「玲於奈ちゃん……天才じゃん……?」
獄城玲於奈:「えへ…へへへ。せやろ?」
日野森小鹿:「カレーをデカい鍋でいっぱい作って……売る……」
獄城玲於奈:「金がたくさん入る」
日野森小鹿:「ヤバいビジネスじゃん!誰も気付いてないよね!?こんなの!」
日野森小鹿:「早くしなきゃ!誰かに先越される前に!」
獄城玲於奈:「よっしゃ」
獄城玲於奈:「早速準備しよか!」
日野森小鹿:「うん!こうしちゃいらんない!」
日野森小鹿:急いで部屋を出ていく。
日野森小鹿:「私カレー作って来るね!」
日野森小鹿:「玲於奈ちゃんは他のなんか……あれ……お皿……?とか準備しといて!」
日野森小鹿:「儲けは山分けね!」
獄城玲於奈:「任せとき!」
獄城玲於奈:「あはははは!」
獄城玲於奈:出ていく小鹿を見送ります
獄城玲於奈:「皿、どこに行ったらあるかな」
獄城玲於奈:「酒飲んでたら思いつくか」
GM:……そうして君は日野森小鹿と別れた。だが彼女はその日、そして次の日にも、君の元へは帰らなかった。
獄城玲於奈:なんてことだ
獄城玲於奈:とりあえず、探しに行く事にします
GM:日野森を探しに出た君は、やがて知ることとなる。日野森小鹿はスーパーに出かける途上で何者かに襲われ、どこかへ拉致されたらしいと。




GM:シーン終了。
GM:ロイス取得のみ可能です。
獄城玲於奈:トモダチ/日野森小鹿/楽しい○/まあアホやろうけど/ロイス



【OP/朝倉弥宵・洲崎アカリ】

GM:では次のシーン!
GM:朝倉さんと洲崎さんのOPです。こちらも登場侵蝕は無し!
数年前 N市 路上

GM:日差しに熱されたアスファルトの上で、撒き散らされたピンクの肉片がじりじりと焦げ付いていく。
GM:耳元のインカムからは、ひっきりなしに泣き叫ぶ女の声が聞こえてくる。
GM:FHエージェント“ダスクブレイカー”。
GM:強力なオーヴァードにして凶悪な犯罪者である彼の発見に伴い、N市UGNは急遽討伐チームを編成した。
GM:奇襲は成功。“ダスクブレイカー”は甚大なダメージを受け、瀕死の状態にあった。誰の目にも勝利は目前と見えたその時。
GM:まるで時計を巻き戻すかのように、その肉体は急速に再生。
GM:これまでの情報では、そのような異常な再生能力は一切確認されていなかった。
GM:単純な話だ。“ダスクブレイカー”はそれまで、そんな能力を必要とするダメージなど負ったことも無かったのだ。
GM:不意を突かれ、討伐班の“鯨骨砕き”と“ミルメコレオ”は瞬時に殺害され、
GM:頼みの綱のオペレーターである“フリップフラップ”も、
GM:恋人である“鯨骨砕き”の死に完全に取り乱し、最早まともな任務遂行は不可能な状況となっていた。
GM:残されたのは、君達二人のみ。
“ダスクブレイカー”:「ああ……」
“ダスクブレイカー”:手に付いた血を、ごしごしと服の裾で拭く。
洲崎アカリ:(……まずいな)血に汚れたブラウス。杖をついて、肩で息をする。
朝倉 弥宵:「───ハッ ──ハッ」肩を上下させながら、浅い呼吸を繰り返す
朝倉 弥宵:”そういうのが多い”仕事であることは知っていた。ただ
朝倉 弥宵:実際に、目の前で、仲間が殺されるのを見るのは初めてだった
洲崎アカリ:(あたしは、まだ動ける……けど)
“フリップフラップ”:『嘘……嫌……嫌ぁああ…… 亮……!ねえ……!返事してよ……!』
GM:“フリップフラップ”が呼びかける先、“鯨骨砕き”は既に、路上で脳漿を零して物言わぬ骸となっている。
朝倉 弥宵:インカムから聞こえる慟哭に、ますます顔を蒼くする
洲崎アカリ:足元から伸び立つ影縄が、周囲に存在するエフェクトの発生源を探っている。……灯は、二つ。
洲崎アカリ:(今ので、二人死んだ。残っている味方は……)
“ダスクブレイカー”:「ああ……お前ら、さあ……」
“ダスクブレイカー”:距離を取ったまま、君達に話しかける。
“ダスクブレイカー”:「カードゲームってやったことあるか?」
朝倉 弥宵:「………ッ…」何を聞かれているのか分からない、そんな表情で小刻みに震える手を敵に向ける
“ダスクブレイカー”:「トランプじゃなくて……トレーディングカードっていうやつ」
“ダスクブレイカー”:半ば反応も期待していない様子で、勝手に喋る。
洲崎アカリ:「……さて。カードというと、トランプとウノくらいしか」
洲崎アカリ:せめて話を引き延ばそうと、応じる。その先に宛などないが。
“ダスクブレイカー”:「まあ、そうだよな……いいや、チェスとかでいい、それで考えろ」
“ダスクブレイカー”:「俺はなあ、あれで……どうしてもムカつくことがあんだよな」
“ダスクブレイカー”:「相手の場はガラ空き。こっちのデッキはガン回りで、手札も十分」
“ダスクブレイカー”:「ライフも大差が付いてて……どう考えたってこっちの勝ち、相手の詰みって状況で……」
“ダスクブレイカー”:「何考えてんのか、降参しねえ奴がいるんだよなあ」
“ダスクブレイカー”:「ただの悪あがきだの遅延行為ならいい。いやァ良くはねえよ?クソムカつくけどな」
“ダスクブレイカー”:「俺が言いてえのは……いいか?俺が嫌なのはなァ……」
“ダスクブレイカー”:「本気で勝てると思ってる奴だ。マジで勝ち筋があると思ってる奴……」
“ダスクブレイカー”:「つまり何かまだ山札に逆転のカードを隠し持ってて……そいつを引ける一部の望みに賭けてる……そういう奴だ」
“ダスクブレイカー”:「……お前らはどうなんだ?」
洲崎アカリ:「ふ、ふ……さて。どちらに見えます?」
洲崎アカリ:口元から垂れる血を拭い、不敵に笑う。その手の裏側に、鏃めいた刃物を握り込んで。
朝倉 弥宵:「………」まず呼吸を整えて 「…‥‥わた、しは…」
朝倉 弥宵:余計な想像を働かせるな、負の感情を頭から追い出せ、この状況ではそんなもの何の役にも立たない
朝倉 弥宵:「黙ってやられてやるつもりは……ない…!」
“ダスクブレイカー”:「…………」その真価を見定めんとするかのように、目を細めて君達を見遣る。
“ダスクブレイカー”:「……まあ……」
“ダスクブレイカー”:「ハッタリなんだろうな……多分」
朝倉 弥宵:ギリ、と奥歯を噛む
洲崎アカリ:(……さて。あの子が逃げ腰なら、あたしが体張って何とかしなきゃいけないかな……なんて考えましたけど。なかなか根性がある)
“ダスクブレイカー”:「明らかに弱そうだ……何か隠し持ってるようにも見えない」
“ダスクブレイカー”:「ただ……」
“ダスクブレイカー”:死体から落ちたインカム、そこから漏れ聞こえてくる悲鳴に耳を傾ける。
“ダスクブレイカー”:「『見られてる』んだよな……既にもう1回死んでる」
“ダスクブレイカー”:「これ以上手札を晒す必要も無い……か?」
“ダスクブレイカー”:「なあ、どう思う?」
“ダスクブレイカー”:「俺はここでお前らを殺しておくべきか?」
“ダスクブレイカー”:「それとも帰って映画でも見て寝るか……」
“ダスクブレイカー”:「どっちがいいと思う」
朝倉 弥宵:「‥‥‥‥…ッ!」
朝倉 弥宵:”ふざけるな”という声が、喉の手前で止まるような感覚
洲崎アカリ:「……敵に助言を貰うなんて、ナンセンスだと思いますけど、ね」
“ダスクブレイカー”:「何かを決めるには体力が要るだろ」
“ダスクブレイカー”:「俺はそういうの、なるべく省きたい性質でね……参考までに聞かせてくれ」
洲崎アカリ:「省エネなんだな。……だったら尚更、UGNなんて敵に回すもんじゃない」
“ダスクブレイカー”:「……確かに」
洲崎アカリ:「だから、あたしに言わせれば……二度と目を付けられないよう、大人しく隠遁するべきだ」
“ダスクブレイカー”:「ここでお前らを見逃せば、口利きしてくれたりするわけか……?」
“ダスクブレイカー”:「“ダスクブレイカー”は危険だ、二人もやられた、手を出さない方がいい……って」
朝倉 弥宵:「…‥‥なんなんだ、お前は…」
朝倉 弥宵:「殺す必要なんか、始めからお前の中に無いんじゃないか…」
朝倉 弥宵:「お前が…ずっと…」一歩前に出る
朝倉 弥宵:「家の中で映画見て寝てれば‥‥」もう一歩
“ダスクブレイカー”:「おッ……」
“ダスクブレイカー”:引け腰になって後ずさる。
朝倉 弥宵:「始めから誰も死なずに済んだのに……!」
朝倉 弥宵:「………なんなんだよ」
“ダスクブレイカー”:「やめろやめろやめろ……」
“ダスクブレイカー”:「おい来んなよ~殺しちゃうぞ……」
朝倉 弥宵:「お前‥‥なんなんだよ‥‥…!」
“ダスクブレイカー”:「そっちが勝手に目え付けてくるんじゃねえかよ……」
“ダスクブレイカー”:「俺は日陰に隠れてんのに、お前らが勝手にデカい石をひっくり返してくるんだろ?」
朝倉 弥宵:聞こえていないのか、聞く耳を持つ気が無いのか
朝倉 弥宵:ジリ ジリ と歩みを進める
“ダスクブレイカー”:「来るなマジで……」本気で焦った表情。
“ダスクブレイカー”:「殺すぞ……?」
朝倉 弥宵:「最初から言ってるだろ……」
朝倉 弥宵:「黙ってやられるつもりはない……!」吹き出した汗と、目尻に滲んだ涙で、端正な顔立ちが歪み切っている
“ダスクブレイカー”:「来んなって……」瞬間、その姿が歪み、掻き消え。
“ダスクブレイカー”:朝倉の眼前に潜り込んでいる。
朝倉 弥宵:「‥‥‥‥あ…」
“ダスクブレイカー”:「言ってんだろ!!」
“ダスクブレイカー”:腹部に叩き込まれる、音速の蹴撃。
“ダスクブレイカー”:砲弾が撃ち込まれたような衝撃が、朝倉を襲う。
朝倉 弥宵:平常時であれば防御の一つでも取れたのかもしれない、だが、狭まった視野がそれを許さなかった
朝倉 弥宵:「……ッ‥‥ァ…」全身を突き抜けるような衝撃が、それなりに体格のいい少女の身体を遥か後ろへと吹き飛ばす
洲崎アカリ:朝倉の声に反応して、こちらも飛び出した。
洲崎アカリ:乱戦は不得手だが、それ以上に、こちらの唯一の有利は数だ。各個に潰される方が最悪と考えた。
“ダスクブレイカー”:だが“ダスクブレイカー”は既に、反撃を恐れて遥か後方に飛び退いている。
“ダスクブレイカー”:「何する気だったんだよ……やめろってマジで……」
朝倉 弥宵:「……ゲホッ…」痛い、いや今はそれじゃない。立て。立てない。怖い
洲崎アカリ:(っ、逃れた……!)《偏差把握》、レネゲイドの熱源を探知する影縄を頼りに、数発の鏃を弾き出す。
洲崎アカリ:だが、退避速度も相俟って正確な定位はできていない。いずれも逸れた。
“ダスクブレイカー”:「ッと……!何だ……当たるとどうなる……毒か?感電か?」
洲崎アカリ:尋常の刃ではない。炸裂するように溶けたそれらは、コンクリートを溶かし、あるいは散らばった血肉を啜る。
“ダスクブレイカー”:「うッお……何だそりゃ……!」
洲崎アカリ:(まずいな……ああ、まずい。本当に)せめてもの強がりに、笑みを崩さないまま。
“ダスクブレイカー”:「あああ、もういい!分かった!帰る!」
“ダスクブレイカー”:「これ以上は御免だ……!俺は攻撃しない!お前らも追ってくるなよ……!」
“ダスクブレイカー”:「いいな!?来たら殺すからな……!マジで殺すぞ!」
“ダスクブレイカー”:「分かったな!?来るんじゃねえぞ!」
“ダスクブレイカー”:何度も確認するように言い残し、君達から目を離さぬままその場から逃亡する。
“ダスクブレイカー”:≪瞬間退場≫です。
洲崎アカリ:「……」足を止め、手を降ろす。それでも尚、ブラフという可能性は慮外していないが。
洲崎アカリ:真に迫るその声音と、裏付けるように慎重な立ち回りが気に掛かった。
朝倉 弥宵:「……」引き留める言葉も最早出てこないまま、今にも泣きだしそうな目で腹部を押さえ‥‥去り行く影を見送る
“フリップフラップ”:『何……何を……』
“フリップフラップ”:『逃がしたんですか……?二人の仇を……』
“フリップフラップ”:『追ってください!今すぐ……今すぐ殺してくださいよ…………!』
“フリップフラップ”:インカムからはまだ、泣き叫ぶ声が聞こえてきている。
朝倉 弥宵:……うるさい、静かにしてほしい
洲崎アカリ:その気配が完全に消えた事を感じ取って、ひとつ息を吐いて。
洲崎アカリ:「……すいませんね。それは無理です」インカムに向けて、応じる。
“フリップフラップ”:『うッ……ぐ……ふぅうううッ……!』
“フリップフラップ”:ガン、と何かを殴り付けるような音がして、後はすすり泣く静かな声だけが聞こえてくる。
洲崎アカリ:「……」その悲痛な声に、何か声をかけようかと思って、やめて。
洲崎アカリ:その場に座り込む。
朝倉 弥宵:「……」鼓膜に響くその声は、そのまま頭の中を通り抜けていくようだ
朝倉 弥宵:頬を伝う汗が、乾いた地面に染みを作る
朝倉 弥宵:「…‥‥ごめんなさい」ぺたん、とへたり込んで、俯いたまま
朝倉 弥宵:「…ごめんなさい…‥‥ごめんなさい……」
朝倉 弥宵:何に対して謝っているのかすら、もう判別出来ていない
洲崎アカリ:「……ああ」額に手を当てる。何かを思い出すように。
洲崎アカリ:(また、生き残ったんだな)あの二人ではなく、あたしが。
洲崎アカリ:重く、項垂れながら、その手を組み替える。祈る形に。
朝倉 弥宵:「……」呆然と、組み替えられた手を見つめる
洲崎アカリ:都合の良いものを信じてなんかいないし、きっと無為だとは思うけれど。そうしないではいられなかった。
朝倉 弥宵:「……‥」この時彼女が何を考えていたのか、なんて、知ることも無ければ特に聞こうともしなかった
朝倉 弥宵:「………ッ…」ただ、私が”自分の事”ばかり考えていたことが、より浮き彫りになったような気がして
朝倉 弥宵:「───るな……」
朝倉 弥宵:低く、唸るように。その宛先が誰なのかも分からないまま。さっき喉の手前で止まった言葉が今更ポツリと滲み出てきた
GM:それから“ダスクブレイカー”はUGNの捜査網から逃れ、姿を消した。
GM:“鯨骨砕き”、“ミルメコレオ”は殉職、市内で葬儀が取り行われ
GM:オペレーター、“フリップフラップ”川瀬ヒナは、UGNから無許可で出奔し
GM:以降、その行方は杳として知れない。




GM:シーン終了。
GM:ロイス取得のみ可能です。
洲崎アカリ:"ダスクブレイカー":執着/〇脅威 で取ります。
朝倉 弥宵:”ダスクブレイカー”:強者/〇悔恨 で



【OP/八十方織間】

GM:八十方さんのOPです。
N市 UGN第六支部

GM:君は午後からUGNに呼び出され、少し早めに支部、もしくはその近くを訪れていた。
GM:八十方さんは普段こういう時どんな感じでお昼にしますか?
八十方 織間:呼び出されてるし、支部の食堂で普通にいただくかな
GM:分かりました。では君は、支部の食堂で昼食を摂っている。
GM:食堂に人はまばらだ。平日というのもあるが、遊撃任務の多い第六支部ゆえという面もあるのだろう。
八十方 織間:何らかの定食をライス大盛りでもくもくと食べている
GM:そんな君の首筋に、不意にひんやりと冷たいものが当たる。
八十方 織間:「ん゛ぐっ」
八十方 織間:鶏の唐揚げを半ば飲み込んでいた所だった。くぐもった声をあげてわずかに喉を押さえ
八十方 織間:問題なく飲み込み、溜息を吐く。
八十方 織間:「……獅子堂」
獅子堂奈乃:「あは」
獅子堂奈乃:見ると君の後輩であるチルドレン、獅子堂奈乃が、背後でにやにやと愉快そうな笑みを浮かべている。
八十方 織間:「笑っているんじゃない。人の食事の最中に……」
獅子堂奈乃:手には食堂で始まったばかりのかき氷の容器。
獅子堂奈乃:「余りにも無防備な背中でしたので、つい。気が緩んでおられるのでは?」
八十方 織間:「支部の食堂で、食事の最中だ。そんな時まで気を張っても消耗を大きくするだけだろう」
八十方 織間:「……獅子堂がいる以上、それは浅はかだったのかもだな」 目を閉じる
獅子堂奈乃:「ええ。支部の食堂で、食事の最中ですよ」
獅子堂奈乃:「私が来る可能性を考慮に入れるべきだったかと」
獅子堂奈乃:悪びれずに言って、かき氷を机に置く。
獅子堂奈乃:「こちら先輩の分です。食後にどうぞ」
獅子堂奈乃:「早く食べないと溶けてしまいますよ」
八十方 織間:「お前が来て、こうしてかき氷にはしゃいで、俺に悪戯をする可能性をか?」
獅子堂奈乃:「ええ。それとも」
獅子堂奈乃:「先輩は普段、私の存在など意識の隅にも置いていないのですか?」
獅子堂奈乃:「だとしたら寂しい限りですが」
八十方 織間:「獅子堂のことを四六時中考えていたら、今の悪戯も成功しなかっただろうな」
八十方 織間:「そっちの方が不満だろう。……このかき氷も、人が食べている最中に、まったく」
八十方 織間:責めるような目で見つつ、箸を動かす速度は速くなる
獅子堂奈乃:「先輩がいくら警戒していようと、不意を突いてみせますとも」
獅子堂奈乃:対面に座り、頬杖をつく。
獅子堂奈乃:「ですから安心して、四六時中考えていてもよいのですよ?」
八十方 織間:少し黙って食事を進め 「…………もしそうなっても」
八十方 織間:「それはきっと、考えるというより、悩まされる、だろうな」
八十方 織間:「まったく」
八十方 織間:漏らすように言って、カッカッと残ったご飯をかきこんでいく
獅子堂奈乃:「…………」しばらく頬杖をついたまま、黒曜石のような瞳でそれを眺めて。
獅子堂奈乃:「……今回の任務」
獅子堂奈乃:「何か聞いていらっしゃいます?」
八十方 織間:「ん」 口元を押さえて咀嚼していたものを飲み込み、口内を流すようにお茶を飲んで
八十方 織間:「……聞いていない。が、俺と獅子堂が呼ばれたということは」
八十方 織間:「穏やかな任務じゃないだろう。……獅子堂は何か知っているのか?」
獅子堂奈乃:「ええ、勿論です。何しろ今回は」笑みを深めて。
獅子堂奈乃:「私がバックアップ、オペレーター担当ですので」
獅子堂奈乃:「どうです?先輩」
獅子堂奈乃:「嬉しいですか?」
八十方 織間:また口元を押さえる 「……嬉しいというのは感情的な感想だな。作戦に対して、そういうのは……だ」
八十方 織間:「もちろん、獅子堂の能力は信用している。バックアップにつくなら心強い」
八十方 織間:「お前は良く気がつくしな。……ああ、そういう意味なら、嬉しいと言えるだろう」
八十方 織間:自分で納得したように頷き、かき氷に手を伸ばす
獅子堂奈乃:「……」
獅子堂奈乃:パッと寸前でかき氷を掠め取る。
八十方 織間:「……」
八十方 織間:手が空を切る 「……何だ」
獅子堂奈乃:「……まあ、先輩としては及第点としておきます」
獅子堂奈乃:自分でしゃくしゃくとかき氷を食べ進め。
獅子堂奈乃:「……今回の任務目標は“ヴィルトカッツェ”というFHエージェントです」
八十方 織間:「いや、それは俺の分だと……」 言いかけるが、任務の話が始まると黙らざるを得ない
獅子堂奈乃:「オーヴァードとしての能力は微々たるもののようですが、」
獅子堂奈乃:「複数のセルや企業を相手取り、麻薬や人身の売買を行っている……テロリストというよりは、重犯罪者の面が強い類ですね」
獅子堂奈乃:「これまで多くの事情から、彼の確保には難儀していたようですが……」
獅子堂奈乃:「今回はUGNもようやく本腰を入れて、作戦に乗り出した形ですね」
八十方 織間:「……なるほど」 かき氷の代わりに水を飲んでいるが、どこか物足りなさそうな表情をしている
獅子堂奈乃:「現地に詳しい人員が一名、彼の雇っているFHエージェントとの交戦経験のある人員が二名、チームメンバーとして選出されており……」
獅子堂奈乃:「う」
八十方 織間:「近く、大々的な査察がN市に入るかもしれないと、ルイスの爺様から聞いている。それに備えて……ん?」
獅子堂奈乃:かき氷を食べる手を止め、こめかみを抑える。
八十方 織間:「どうした、獅子堂」
獅子堂奈乃:「頭が痛いです」急にかき氷を食べたので。
八十方 織間:「……痛む? 調子が悪いのか?」
八十方 織間:「作戦行動前だ。少しでも休んだ方が良いだろう」 真面目に心配している。かき氷が原因だとは想い至っていない
獅子堂奈乃:「違いますよ……先輩が妙な事を言うからですよ」
獅子堂奈乃:「食べますか?」残りのかき氷とストロースプーンを、そのまま差し出す。
八十方 織間:「妙な? いや、そんなことは……」
八十方 織間:差し出されたものに対し、反射で手を出しかけ、硬直する
八十方 織間:氷とスプーンを見て、僅かに獅子堂の顔を見て
八十方 織間:視線を逸らす 「……食べかけだろう」
八十方 織間:「元々お前の買ったものだし……」
獅子堂奈乃:「お嫌ですか……」
獅子堂奈乃:「そうですか……」しゅんとして。
獅子堂奈乃:「では頭痛に耐えてこのまま食べるしか無いようですね……」
八十方 織間:「いやっ……」 顔を上げて
八十方 織間:「嫌という問題ではなく……いや、なら食べるのを止めれば良いんじゃないか……!?」
獅子堂奈乃:「溶けてしまっては勿体ないでしょう……せっかくのかき氷だというのに……」
獅子堂奈乃:「食べ物を粗末にするわけにはいきません……」
獅子堂奈乃:「ああ……痛い……」
獅子堂奈乃:こめかみを抑えながら、氷を掬って口に運ぶ。
八十方 織間:「っ……」 眉をひそめて視線を落とし 「……分かった」
八十方 織間:先程まで定食を食べていた箸を取る
八十方 織間:「……これで、行く」
獅子堂奈乃:「?」
八十方 織間:「かき氷も、炊いた米も……粒の集合という意味では似たようなものだ」
八十方 織間:「……恐らくは」 自信なさげに声が小さくなり
八十方 織間:「ともかく、獅子堂が無理をする所じゃない。貸してくれ」
獅子堂奈乃:「おや、そうですか?ありがとうございます。しかし」
獅子堂奈乃:「わざわざ箸で食べることはないでしょう。さ、どうぞお使いください」
獅子堂奈乃:言って、容器とスプーンを一緒に差し出す。
八十方 織間:「…………」 容器とスプーンをまた見て、獅子堂の顔を(本人的には気付かれないように)(しかも唇の辺りを)ちらりと見て
八十方 織間:「……分か、った」
八十方 織間:思いつめたような表情でそれを受け取りつつ 「……話の続きを頼む」
八十方 織間:「任務の話を」 まるで気を紛らわせるものを求めるように
獅子堂奈乃:「ええ」八十方先輩の手元をじっと見つめながら。「とはいえ、細部は全体ブリーフィングで説明しますからね」
獅子堂奈乃:「今回の任務は、“ヴィルトカッツェ”がアジトとしているマンションへの潜入です」
獅子堂奈乃:「制圧ではなく、潜入です」
八十方 織間:「……潜入か」
獅子堂奈乃:「内部には戦闘人員がひしめき合っているという話ですからね。直接戦闘ではどれだけの死者が出ることか」
獅子堂奈乃:「我々はそれに際し、第六支部から選抜されたメンバーというわけです。光栄なことですね……おや」
獅子堂奈乃:「食べないのですか?」
八十方 織間:「……」 その視線は氷に半ば突っ込んだスプーンに注がれている
八十方 織間:ぼふ、とどこからか空気の抜け出る音がして、八十方のシャツの背中が膨らんだ……排熱!
獅子堂奈乃:「む」
獅子堂奈乃:「いかがなさいました?」
八十方 織間:「……いや」 幾分か落ち着いた表情になって首を振り
八十方 織間:「話を続けてくれ。かき氷も食べる」
八十方 織間:「食べるからな」
獅子堂奈乃:「続けてと言われましても……」にこやかに、困ったように笑って
獅子堂奈乃:「ですから、これ以上はチームが集合してから各員との打ち合わせも交えての話になりますので」
獅子堂奈乃:「これ以上お話できることは、何も無いですよ?」
獅子堂奈乃:「ですから、どうぞ」
獅子堂奈乃:「お食事に集中なさってください」
獅子堂奈乃:爽やかに笑いかける。
八十方 織間:「…………」 思いつめた目で、溶けてゆくかき氷とスプーンを見て
八十方 織間:ぼふ、ともう一度肩甲骨の辺りから排熱。同時、覚悟を決めた表情になり
八十方 織間:スプーンを置いて 「……」 一度は置いた箸を手に取って
八十方 織間:「……いただきます」
八十方 織間:白米もかくやという勢いで、色のついた氷を一気にかき込んでいく……!
獅子堂奈乃:「…………」
八十方 織間:「…………っ」
八十方 織間:「ぐ」
八十方 織間:その手がわずかに止まる
八十方 織間:「頭が……っ」
獅子堂奈乃:至極不服げな、白けきった目でそれを眺めて。
獅子堂奈乃:「……先輩」
八十方 織間:「痛っ……いや、何……何だ……っ?」
獅子堂奈乃:「ヘタレ」
獅子堂奈乃:わざとらしく大きく嘆息する。
八十方 織間:「へっ……」
八十方 織間:「いや、だが……っつう……!」 こめかみを押さえつつも、一度大きく息を吐き
八十方 織間:意を決して、残るかき氷をかき込み、器を堂々と置く
八十方 織間:こめかみを押さえたまま、それでも普段どおりの固い表情の裏側に、達成感を滲ませて
八十方 織間:「……どうだ」
八十方 織間:「これならヘタレでは……ないだろう……!」
獅子堂奈乃:「まあ、すごいですねー、えらいですねー」白けた表情、手袋越しに気の抜けた拍手。
獅子堂奈乃:「はい、よくできました」
獅子堂奈乃:はぁ、ともう一度大きく溜息を吐いて、
獅子堂奈乃:一人でさっさと食堂の出口に向かう。
八十方 織間:「…………」 腑に落ちず、ただ頭痛に苛まれる苦痛の表情
八十方 織間:ちらりと、使わずに置いたスプーンを見て
獅子堂奈乃:「ミーティング、移動用のバンに直接集合、13時からです」
獅子堂奈乃:「遅れないでくださいね」
獅子堂奈乃:言い残し、さっさとその場を去る。
八十方 織間:「……分かった。いや、分かったが、待て、獅子堂」 淡々と、しかし速度を上げて食器を積んで、片付け
八十方 織間:「何でそんなに機嫌を……っつう」
八十方 織間:「何なんだ、獅子堂……!」
八十方 織間:まだ痛む頭を押さえつつ、足早にその後を追って、食堂を後にする




GM:シーン終了。
GM:ロイス取得のみ可能です。
八十方 織間:し、獅子堂後輩にだっけ……?
八十方 織間:かき氷のスプーンに……??
獅子堂奈乃:先輩……?
八十方 織間:作戦目標/“ヴィルトカッツェ”/尽力/○敵愾心
八十方 織間:あと 後輩/獅子堂奈乃/○信頼/困惑
獅子堂奈乃:それでいいんですよ
八十方 織間:(どっちのことだろう……)



【Middle1】

GM:全員登場、登場侵蝕はありません。
N市市街 13地区付近

GM:舗装された道路を一台の大型バンが走っていく。
GM:UGNの人員輸送用車両だ。防弾加工が施され、遠隔通信機能も備わっている。
GM:反面、居住性はあまりよろしくない。
GM:車内には運転手の他、今回の任務に際し招集された5人の職員。
GM:その内、オペレーターを務める獅子堂により、ブリーフィングが行われようとしているところだ。
八十方 織間:腕を抱え組み、背をにわかに丸め、大柄な体格が少しでも邪魔にならないようにしている
獅子堂奈乃:「さて、改めまして」居住まいを正し。
獅子堂奈乃:「今回オペレーターを担当させて頂く、第六支部所属チルドレン、“シャーデンフロイデ”」
獅子堂奈乃:「獅子堂奈乃です。皆さん、よろしくお願いします」
獅子堂奈乃:揺れる車内で一礼する。
八十方 織間:「同じく第六支部所属チルドレン、"リカオンズNo.2/テイルバイト"、八十方織間」
朝倉 弥宵:「…UGNチルドレン”太刀嵐”朝倉弥宵です。こちらこそ」膝に手を置き、険しい顔で背筋をピンと伸ばしながら応える
洲崎アカリ:「どうも、獅子堂さん、八十方さん。それと……朝倉さんは久しぶり、かな」穏やかな笑みを浮かべる女。杖を膝の間に立てつつ、小さく丸まるように座っている。
洲崎アカリ:「第三支部、"カーテンフォール"、洲崎アカリ。今回はよろしくね」
朝倉 弥宵:「‥‥はい、お久しぶりです。アカリさん」
獅子堂奈乃:「おや、お二人はお知り合いですか」
洲崎アカリ:「ん、そうですね。一度チームを組んだ事があります」
洲崎アカリ:あまりいい思い出ではなかったけれど、とまでは言葉にしないが。
洲崎アカリ:「達者で良かった」
朝倉 弥宵:「……その関係で招集がかかったと、話は聞いています」
朝倉 弥宵:「……はい、それはもう。」
朝倉 弥宵:「随分と…経ちましたので」
獅子堂奈乃:「ああ、そうです。そもそもそういう招集でしたね」頷き、
八十方 織間:「今回のターゲットであるヴィルトカッツェ……の、雇っているエージェントとの交戦経験のある人員、か」
獄城玲於奈:「え?そういう集まりなん?」
八十方 織間:「こちらの2名はそうだ、ということだ。俺と"シャーデンフロイデ"、は違う。で、そちらは……」
朝倉 弥宵:獄城さんに顔を向けて顔を向けて「…そちらの御仁は?」
獄城玲於奈:「ゴジン!」
獄城玲於奈:「ふぅん、なんちゅうか皆マジメやねぇ」
朝倉 弥宵:「(……御仁、おかしいかな…それっぽいと思うんだけどな…)」
獄城玲於奈:「ウチは”ヘカトンケイル”」
獄城玲於奈:「名前で言うたら獄城玲於奈さんや」
獄城玲於奈:「ま、よろしゅう」
獅子堂奈乃:「よろしくお願いします。13地区にお住まいだとか」
朝倉 弥宵:「ああ…現地の方でしたか」
獄城玲於奈:「お住まい、て。まあ住んどるけどやな」
朝倉 弥宵:「よろしくお願いします」一礼
洲崎アカリ:「ああ……現地の協力者、かな。どうもよろしく」
獄城玲於奈:「現地て、一応同じ市内やん」
獄城玲於奈:「こう、なんちゅうか13地区はN市とはちゃうんです。みたいな空気」
獄城玲於奈:「まあ、解らんでもないけどなw」
獅子堂奈乃:「実際、私は来たこと無いですね……誰かありますか?」
八十方 織間:「そうは言っても、N市は大きいし、特色豊かですからね。……通過したことくらいしかない」
朝倉 弥宵:「ありません…が、”セイキマツ”?みたいな所だとは聞いています」
洲崎アカリ:「……や、気を悪くしたら申し訳ない。あたしも、少し踏み入ったくらいで」
獄城玲於奈:「ええよ、気にせぇへんて。無法のエンタメ。混沌のごった煮。暴力とゴミクズの街へようこそ」
獄城玲於奈:「住んでみたら意外とおもろいで」
GM:車外の景色は次第に荒廃し、廃墟や落書き、道端で動かない人々や野放しの薄汚い犬が目立ち始めている。13区に近付きつつあるのだ。
八十方 織間:(確かに、刺激には事欠かないだろうな……) 表を見ながら
獅子堂奈乃:「まあ、それは自分の目で確かめるということで。ともあれ、本題に入りましょう」
獅子堂奈乃:「今回の任務目標はFHエージェント“ヴィルトカッツェ”の確保です」
獅子堂奈乃:「“ヴィルトカッツェ”は複数の勢力を相手に裏での違法売買を行っており、政治的に危うい立場にありますが」
獅子堂奈乃:「そんな彼が今まで生き延び、捜査の手からも逃れてきたのには、理由があります」
獅子堂奈乃:タブレットを操作し、一枚の画像を表示する。
八十方 織間:背を伸ばして後ろの方から覗き込む
朝倉 弥宵:それを見て「……これは?」
獅子堂奈乃:映っているのは、高級ホテルさながらの、大きなマンションらしき建築物だ。
獄城玲於奈:「あー…あのアホみたいにデカいマンションな」
洲崎アカリ:「マンション……?」首を傾げる。
獅子堂奈乃:獄城さんに頷き「登記名、宮本レジデンススクエア。通称“烏鳴閣”と呼ばれる集合住宅です」
朝倉 弥宵:「大きな建物が映っています。縦に長い感じの」洲崎さんに耳打ちする
洲崎アカリ:「あっ、どうも……」恥ずかしそうに礼をする。そもそも、画像を共有していた事に気付いていなかった。
獅子堂奈乃:「“ヴィルトカッツェ”はこの最上階に住んでおり、普段は殆ど出てくることがありません」
獅子堂奈乃:「“烏鳴閣”は彼の部下によっても警護がなされていますが、何より厄介なのは……」
獅子堂奈乃:「そこに住む住人です」
八十方 織間:「……住人? 部下とは違うのか?」
獅子堂奈乃:「はい」頷いて「“ヴィルトカッツェ”は他組織の裏切り者や暴走ジャーム、厄介な特異体質のオーヴァード等、」
獅子堂奈乃:「他にどこにも行き場の無いオーヴァード達を集め、住人として“烏鳴閣”に住まわせているのです」
獅子堂奈乃:「彼らは住居を保証され、家賃を徴収されない代わりに、侵入者や襲撃者の排除が義務付けられているそうです」
朝倉 弥宵:「…‥‥成程」
洲崎アカリ:「……ははあ。よくそんな事を考えるもんだ」
獄城玲於奈:「アホの発想やね」
八十方 織間:「追われる者が何に苦慮するかと言えば、やはり住居だからな」
八十方 織間:「悪人らしい着眼点だ」
洲崎アカリ:「空からの降下は?難しいのかな」
朝倉 弥宵:”その手があったか”みたいな顔
獅子堂奈乃:「上階には機銃が配備され、また監視の目も厳しいようです。常にレネゲイド的に緊張状態にあるため、空間転移も難しく、」
獅子堂奈乃:「また、“ヴィルトカッツェ”はビジネスとして人身売買を行っており、その拠点もこの“烏鳴閣”であるため……」
獅子堂奈乃:「常にある程度の被害者……民間人の存在も予想される為、建物ごと破壊することも、UGNとしては出来かねます」
獄城玲於奈:「まあ、そのマンションやなくても13地区の空飛んでたら面白半分で撃ち落とされても文句言われへんしな」
八十方 織間:腕を深く組む 「難攻不落だな。社会的にも……物理的にも」
朝倉 弥宵:「(……私の知ってるマンションと違う…)」
GM:資料には人身売買の被害者と思しき民間人の一覧がある。
GM:その中にはやはり、情報通り日野森小鹿の名前も含まれている。
獄城玲於奈:「ふぅん」名簿を見る
洲崎アカリ:「なるほど……まあ守る側としても、そっちが無警戒って筈はないか。しかし、厄介なもんですね」
朝倉 弥宵:「”最上階に居る”という事は」
朝倉 弥宵:「住人全員を相手取る必要がある、という事でしょうか」
獅子堂奈乃:「住人全員を相手取って戦うとあれば、我々四人ではまず難しいでしょう。正面から大量に人員を投入しても、被害がどれほどになるか予想できません」
朝倉 弥宵:「……つまり…?」難しい顔
獅子堂奈乃:「そこで今回の任務は、少数での潜入作戦となります」
朝倉 弥宵:「…変装…とか……?」
獅子堂奈乃:「概要としては、極めて単純な電撃作戦です」
獅子堂奈乃:「まずUGN側の事前準備により、マンションの監視システムをダウンさせます」
獅子堂奈乃:「相手側が事態を把握する前に、エレベーターで一気に上階付近まで到達」
獅子堂奈乃:「護衛を排除し、最上階に到達。“ヴィルトカッツェ”を確保して脱出します」
八十方 織間:「単純であることは確かだな」
獄城玲於奈:「一つ確認したいんやけどね」
朝倉 弥宵:獄城さんの方を見る
獄城玲於奈:「ウチの目的は」名簿の日野森小鹿の名前を指さす
獄城玲於奈:「この子を連れて帰る事」
獄城玲於奈:「それが無事にできるんやったら」
獄城玲於奈:「アホの親分をぶちのめすの手伝ってもええよ」
獄城玲於奈:「そもそも、そういう話やろ?」
獄城玲於奈:「ウチが協力すんのは」
獄城玲於奈:「ツレに手ェ出した相手をボコボコにすんのは大賛成」
朝倉 弥宵:「…‥先程出た”ビジネス”の被害者の中に知り合いが居るようです」洲崎さんに簡単に伝える
洲崎アカリ:「……すいません、どうも」肩を小さくしつつ、頭を下げて。「言い遅れたんですが、あたし、目がダメで」申し訳なさそうに笑う。
八十方 織間:「なるほど、それで……」 得心したように 「気が回らなくて申し訳ない。不便があれば言ってください」
獅子堂奈乃:「ああ、そうでしたか。申し訳ありません。資料内容は読み上げるようにしますね」
獄城玲於奈:「おっと、そら悪い。話が解りにくくなっとったらゴメンやね」
洲崎アカリ:「いや、こちらこそご迷惑を……助かります」深めに頭を下げつつ。
八十方 織間:「……連れ去られた民間人救出のタイミングはいつ頃になるんだ?」
獅子堂奈乃:「基本は“ヴィルトカッツェ”の確保を確認次第、内部を改めて後詰めの突入部隊が制圧……という計画ですが」獄城さんを見て
獅子堂奈乃:「UGNとしては、民間人の救助を最優先、という方針に異論は唱えられないでしょう」
朝倉 弥宵:こくり、と頷く
獅子堂奈乃:「……敵に襲われながら人質を救出して脱出。なかなか難しいかと思いますが……」
獅子堂奈乃:「どうでしょう?出来ますか?」試すような目。
獄城玲於奈:「ウチは余裕」
朝倉 弥宵:「……ここで”出来ない”と言う為に、これまでがあった訳じゃない」
朝倉 弥宵:「私もやります」
八十方 織間:「UGNとしては当然の選択肢だ。それが作戦条件なら、当然やる」
洲崎アカリ:「そうだな。やりますよ。やるべきだ」
獅子堂奈乃:「心強い」目を細めて笑って。
獅子堂奈乃:「まあ、そのまま残してくるのも気が引けますしね。人質が50人以上いたら、その時に考えましょう」
洲崎アカリ:「まあ、それに……ここで方針を違えれば、貴重な仲間の一人が去ってしまいそうだ」獄城さんのこと。
洲崎アカリ:「難易度、という意味では似たようなものかと」
八十方 織間:「可能な限り脱出経路も確保しつつ……速度を重視した方が結果的には安全になるか? ……中に入ってみないと分からないな」
獅子堂奈乃:「バックアップは最大限行いますが、臨機応変な対応が求められることになるかと」
獅子堂奈乃:「あくまで戦闘は最小限を基本方針として、速やかに確保、脱出を心がけてください」
GM:悪路に車が何度も揺れる。目的地が近付きつつある。
獅子堂奈乃:「それと、もう一つ」
朝倉 弥宵:「………うわわ」揺れに少し驚きながら「……なんでしょう?」
獅子堂奈乃:「“烏鳴閣”内には、極力交戦を避けるべきオーヴァードが確認されています」
獅子堂奈乃:「FHエージェント“ダスクブレイカー”」
洲崎アカリ:「……"ダスクブレイカー"」重ねて呟く。
朝倉 弥宵:「…‥‥‥」
獅子堂奈乃:「極めて強力なオーヴァードであり、今は“ヴィルトカッツェ”の部下として護衛を務めているようです」
八十方 織間:「なるほど。"ヴィルトカッツェ"の配下で一番の敵がそこということか」
洲崎アカリ:「極力交戦を避けるべき、か……でしょうね。今回の作戦趣旨に則れば、全くその通りだ……」
獄城玲於奈:「なんや知り合いか?」
洲崎アカリ:「ええ、まあ。あたしと朝倉さんが、戦った事がある」
獅子堂奈乃:「洲崎さんと朝倉さんが招集されたのは、彼との交戦経験によるものです」
朝倉 弥宵:「……戦って、それで…相手はまだ生きてる…つまりそういう事です」
洲崎アカリ:「大体、一年前の話です。四人で、万全の機会を作って襲撃を仕掛けた」
洲崎アカリ:「それでダメだったんだ。道すがら、蹴散らせるような相手じゃ……無いと思う」
獅子堂奈乃:「もし戦闘になれば、人質救出、どころか“ヴィルトカッツェ”の確保も危うくなるでしょう」
獅子堂奈乃:「可能な限り遭遇は回避してください……もしそうなっても、逃げるようお願いします」
朝倉 弥宵:”逃げるように”という言葉に、少し眉根が動く
獄城玲於奈:「ふぅん」
獄城玲於奈:「まあ、金にもならんのに命かける必要ないわ」
八十方 織間:「その対策を見越して2名の人員を投入するほど、か。分かった。"ヴィルトカッツェ"直属となるとそれも難しいだろうが……そうできるよう努めよう」
洲崎アカリ:「……朝倉さん」声を掛ける。
朝倉 弥宵:「‥‥‥……はい、分かっています」そうだ、分かっている。私情で動くのはもうやめにした筈だろう
獄城玲於奈:「でもな」
獄城玲於奈:洲崎さんと朝倉さんを見て
獄城玲於奈:「どーしてもしゃあない場合は戦闘になっても文句ないて事でええ?」
朝倉 弥宵:「会ったら逃げる、闘わない、それが……」続きは、獄城さんの言葉に遮られる
八十方 織間:「どうしても仕方ないなら、戦うしかないだろうが……」
八十方 織間:「だがそれは、捕囚されている一般人を危険に晒すことにも等しいからな。あまり考えたくはない」
獅子堂奈乃:「まあ……そういう事もあるでしょうね」溜息を吐いて。
洲崎アカリ:「作戦上、望ましくない状況ですけど」淡々と。
洲崎アカリ:「怯えてる訳じゃないんだ。こう見えて、怒りもある。……そういう状況になった時は、頼りにしてくれていい」
朝倉 弥宵:「………もし、気を遣わせてしまったのなら謝ります。私も‥‥絶対に戦いたい、という訳ではありません」
獅子堂奈乃:「オペレーターとしては止めますが。まあ、止めはしたので。報告書に書いても処分は受けないでしょう、私は」
獅子堂奈乃:「ただ……」君達を見て。
獅子堂奈乃:「生きて帰ってくださいね」
獅子堂奈乃:「私の指揮下で死なれでもしたら、目覚めが悪いです」
朝倉 弥宵:「なので……はい、夢枕に立つ気もありません。まだ華の女子高生ですので」
獄城玲於奈:「冗談やろ?」
獄城玲於奈:「ウチがおって誰か死ぬわけないやん」
獄城玲於奈:「無敵やからね」
獅子堂奈乃:「そう言われても、私は見たことがありませんので。実力は実戦で確認させて頂きます」
八十方 織間:浅く溜息を吐く 「それだけ言う手腕には期待しよう」
洲崎アカリ:「……大丈夫ですよ。遺していけないものは、あたしにも色々ありますので」
洲崎アカリ:「自棄のような真似はしません。きっとね」
洲崎アカリ:瞼を閉じる。何人かの名を思い浮かべて。……彼らに、自分のような想いを味合わせたくはない。
朝倉 弥宵:「(‥‥‥‥死なれでもしたら、か)」
朝倉 弥宵:脳裏に浮かぶのは、肉片と化した仲間が二人、そして
朝倉 弥宵:「(‥‥…ヒナちゃん)」
朝倉 弥宵:自分たちの前から忽然と姿を消した、オペレーターの事
朝倉 弥宵:薄く目を閉じて「………はい、みんなで生きて帰りましょう」
GM:車は速度を緩め、やがて止まり。
GM:乾いた空気の中、君達は死地に降り立った。



GM:シーン終了。
GM:ロイス取得、購入(事前準備してきた的な)可能!
朝倉 弥宵:旧知 洲崎アカリ:〇信頼/悔恨 で!
洲崎アカリ:朝倉 弥宵:〇連帯感/不安 で取ります。
獄城玲於奈:同行者/朝倉 弥宵/マジメ○/堅苦しい/ロイス
八十方 織間:ロイスは保留しておこう。購入は~
朝倉 弥宵:購入はアームドスーツで
八十方 織間:うーん、何があるか分からん……応急手当キット
八十方 織間:1dx+1=>8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 5[5]+1 → 6 → 失敗

八十方 織間:しっぱいです
八十方 織間:期限切れてた
朝倉 弥宵:《援護の風》使用。判定ダイス+4
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+2した(侵蝕率:29->31)
朝倉 弥宵:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 10[2,3,4,5,9,10]+10[10]+4[4]+2 → 26

朝倉 弥宵:めっちゃ買える
洲崎アカリ:ボディアーマー狙ってみよう
洲崎アカリ:1dx+3>=12
DoubleCross : (1R10+3[10]>=12) → 3[3]+3 → 6 → 失敗

洲崎アカリ:だめ 帰ります
朝倉 弥宵:a,
朝倉 弥宵:八十方さんにバディムーブ使っていいですか
GM:いいよ~
朝倉 弥宵:では使用!達成値+3してください
八十方 織間:ウヒャ~❣
八十方 織間:じゃあ応急手当キットゲット! 期限なんて切れてても使っちまおうぜ!
獄城玲於奈:戦闘用着ぐるみ
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼を使用します
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+1(侵蝕率:42->43)
獄城玲於奈:4dx+4>=14
DoubleCross : (4R10+4[10]>=14) → 8[6,6,7,8]+4 → 12 → 失敗

獄城玲於奈:財産2点使用で購入
獄城玲於奈:ウサギの着ぐるみ
獄城玲於奈:すなわちバニースーツ
GM:またバニー着てる……
獄城玲於奈:まあバニーはイイよね
朝倉 弥宵:そんな恰好でマンションに乗り込む気かよ…!
獄城玲於奈:獄城はいつも戦闘時はバニーです
GM:許されるのかこんなことが



【Middle2】

GM:ミドル2。全員登場です
N市13地区 “烏鳴閣”付近 路上
GM:君達を乗せたバンは、烏鳴閣付近の物陰に停車した。
GM:そこからでも、烏鳴閣の威容はまざまざと目にできる。
GM:薄汚れたスラム兼廃墟街に忽然と聳え立つ、巨大で豪奢なタワーマンション。まるで現代アートめいた有様だ。
朝倉 弥宵:少し身体を沈めて、車窓から眺める「‥‥…近くで見れば、また一段と…」
獄城玲於奈:「アレで暴徒に襲撃されへんちゅうだけで」
獄城玲於奈:「ま、戦力の程がわかる言う話やね」
朝倉 弥宵:「(…エレベーターで昇る、という話だったが…それなりに時間がかかりそうだな)」
GM:マンションの出入り口付近には、人目を憚ることなく、むしろ威圧するように銃を構えた男達が立っている。
GM:現代日本とは思えないような光景だ。
八十方 織間:「危険でなければ存在し得ない、か」
洲崎アカリ:「っ、と……着いたのかな」停車の揺れを感じつつ。
獅子堂奈乃:「はい、到着しました」
獅子堂奈乃:「これから皆さんにはシステムをダウン次第内部に突入、速やかにエレベーターに乗り込んで頂くわけですが……」
洲崎アカリ:「ん……なるほど」火薬の匂いをかぎ取り、頷きつつ。
八十方 織間:「足元は大丈夫で……いや、俺も途中まで気付かなかったくらいだから、基本動作は問題ないのか」
洲崎アカリ:「ええ、これでも戦闘員なので。レネゲイドの反応であれば、ある程度は探知できますし……」言葉を切って。「とにかく、戦えます」
獅子堂奈乃:「入り口付近に見張りがいます。3人ほど」洲崎さんに。
獅子堂奈乃:「まずはそちらを排除しないと話になりませんね」
洲崎アカリ:「すると、必要な交戦かな」
獅子堂奈乃:「そうなります。皆さん、準備はよろしいですか?」耳のインカムに手を当てて。「こちらはいつでも」
獄城玲於奈:「問題なし」いつの間にかうさ耳と網タイツおしりにはフワフワの尻尾
獄城玲於奈:バニースタイルにジャケットを羽織っている
朝倉 弥宵:胸に手を当てて「…‥ふぅ………はい、いつでも……」
朝倉 弥宵:獄城さんをガン見している
朝倉 弥宵:「(…これは…何も言わない方がいいのだろうか)」
洲崎アカリ:「こちらも、大丈夫です」杖を突いて、ゆらりと立っている。その足元の影から、淀んだ黒色の触手が伸び蠢いている。
八十方 織間:隣のバニーに意識を引っ張られないよう、目を閉じて 「始めよう、獅子堂」
獅子堂奈乃:「…………」八十方さんに一瞬冷たい視線を送り。「ええ。始めましょう」

GM:ここでミドル進行の説明です。
GM:ミドルフェイズは固定イベント×ランダムイベントの形で進行します。
GM:固定イベントでは様々な形で主に戦闘が発生し、それに応じた判定を行います。
GM:ランダムイベントではその判定が変化する、ダメージを受ける等様々な変化が発生します。
GM:判定に失敗するとダメージを受けますが、演出上はダメージを受けつつそのまま先に進んで構いません。
朝倉 弥宵:怖い…
洲崎アカリ:ランダムイベント表とかがあるのかな
GM:そう、ランダムイベント表があります
GM:GMが許可すれば、状況に応じたイージーエフェクトを用いて判定に補正を掛けることが出来ます。
八十方 織間:ない……(イージーエフェクト)
朝倉 弥宵:私もない…
洲崎アカリ:よく作ったね……突発なのに……
獄城玲於奈:凄腕GM
GM:まずは判定してみましょう 最初はこちら

【見張りを倒す】
技能≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫、難易度15で3回判定を行う。
失敗した場合、1回ごとに2D10点のダメージを受ける。


GM:これは要は攻撃できればいいので、獄城さんの≪運転≫でも大丈夫です
GM:そしてランダムイベント
GM:1D6
DoubleCross : (1D6) → 4

GM:むっ
朝倉 弥宵:一体何が‥
GM:地形利用または奇襲に成功します。この進行判定ではダイスを+3個しても構いません。
獄城玲於奈:ヤッター
八十方 織間:ラッキーぜ!
朝倉 弥宵:ペナルティじゃなかった…!
洲崎アカリ:おお
GM:という訳で判定お願いします。一人が複数回振っても、みんなでやっても構いません。
洲崎アカリ:すいません攻撃技能のない雑魚です……上であんなこと言ったのに
獄城玲於奈:振っちゃいましょう
朝倉 弥宵:では振りますか
八十方 織間:じゃ行ってみようかな
GM:やってみやがれ!
獄城玲於奈:コーリングシステム使用してヘカトンケイルに搭乗 紡ぎの魔眼を使用します
獄城玲於奈:9dx+3>=15
DoubleCross : (9R10+3[10]>=15) → 10[1,4,4,5,6,8,9,10,10]+9[3,9]+3 → 22 → 成功

獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+1(侵蝕率:43->44)
八十方 織間:《コンセントレイト:エグザイル》+《妖の招き》 シーン回数エフェクトも怖くないぜ!
八十方 織間:9dx8+3=>15
DoubleCross : (9R10+3[8]>=15) → 10[3,5,5,7,7,8,8,8,9]+10[4,5,7,8]+5[5]+3 → 28 → 成功

八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+4した (侵蝕率:40->44)
朝倉 弥宵:《C:ウロボロス》《吹き飛ばし》に《援護の風》
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+2した(侵蝕率:31->33)
朝倉 弥宵:8dx8+2
DoubleCross : (8R10+2[8]) → 10[4,5,5,5,5,8,8,10]+1[1,1,1]+2 → 13

朝倉 弥宵:お前!!!!
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+5した(侵蝕率:33->38)
GM:おやおや……
八十方 織間:ちゅ、チュートリアルのような失敗を……
獄城玲於奈:カバーは可能ですか?
GM:このダメージは全員に行きますが
GM:カバー自体は可能です。
洲崎アカリ:あっ全員ね 理解
朝倉 弥宵:2d10か‥‥
朝倉 弥宵:ワンチャン装甲で弾けないかな…
GM:こっちで振ろう 全員振ると大変だから
GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 12[9,3] → 12

GM:全員12ダメージ受けな!
洲崎アカリ:ほんのりとガード点があるのでガードし……できるのかな?
GM:ガードも可能としましょう!
GM:装甲・ガード・カバー有効
八十方 織間:あっそうなの。じゃあガードします。8点軽減できる
八十方 織間:八十方 織間のHPは29になった。(HP:33->29)
朝倉 弥宵:ガード、装甲10あるので差し引き2ダメージです
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵に2のダメージ(HP:30->28)
洲崎アカリ:2軽減して10ダメージ。
洲崎アカリ:洲崎アカリのHPを18にした(HP:28->18)
獄城玲於奈:カバー要る人います?
洲崎アカリ:あっじゃあもらいたい 一番大きそうだし……
八十方 織間:アカリっちかなあ
朝倉 弥宵:ですな
獄城玲於奈:崩れずの群れ
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+2(侵蝕率:44->46)
洲崎アカリ:ここガードするのにエフェクトいるのかな
獄城玲於奈:洲崎さんをカバー
朝倉 弥宵:すいません、聖剣のガード値あったのでノーダメです
獄城玲於奈:装甲は27あるので弾きます
八十方 織間:頑丈女じゃん
八十方 織間:何この人達……こわ……
GM:全員かたすぎ
洲崎アカリ:かたすぎる
洲崎アカリ:ともあれ弾いてもらったのでHPもどします。ありがた……
洲崎アカリ:洲崎アカリのHPを28にした(HP:18->28)
GM:では演出!

獅子堂奈乃:「──システムダウン!任務開始!」
GM:獅子堂が機器を操作すると共に声を発する。
GM:表向き、“烏鳴閣”には何の変化も無い。だが内部では監視システムが機能を停止しているはずだ。
GM:無線を受けてか、警護の男たちは戸惑った様子で何事か話している。
八十方 織間:『Death And Glory』 自らにのみ聞こえる戦闘義腕の機動音声を静かに噛み締め
八十方 織間:「……"リカオンズNo.2"、"テイルバイト"。一番槍、仕る!」
八十方 織間:バンの側扉を蹴るように開けると、肩甲骨の下から火を噴いて
八十方 織間:見張りたちに接近しながら、ガキン、ガキン! と物々しい音とともに機械の義腕が歪つに伸び、その一人を殴り伏せる。
獄城玲於奈:「ほな行くよ”ヘカトンケイル”」
獄城玲於奈:3mほどの四腕パワードスーツが飛来
獄城玲於奈:獄城を包み込むように搭乗させる
護衛:「ッ……何だこいつら……!」「クソッ……!死ね!」仲間を殴り倒された男達が銃を構え、発砲する。
朝倉 弥宵:ガ キン!
朝倉 弥宵:銃弾を弾いたのは、その辺に落ちていた木の枝だ
護衛:「……は……?」
護衛:呆気に取られ、一人は思わず射撃を止める。
朝倉 弥宵:「獄城さん、お願いします」
獄城玲於奈:「ほいほい」
獄城玲於奈:呆気にとられた護衛を掴んで地面に叩きつける
護衛:「ごばっ……!?」
護衛:鈍い音がして、そのまま動かなくなる。
洲崎アカリ:ふら、と浮くような足取りで走り出している。敵の大凡の熱源は掴んでいる。後は直線に。
洲崎アカリ:消耗を見越して、エフェクトはまだ切らない。構えた杖を振るい、一人の射手を正面より押し込む。
護衛:「ぐ……このアマ……!」
洲崎アカリ:腕力で押し合う形の硬直。そのままでは決着手にはならないだろうが……。
護衛:「ざけんな!死ね……!」
護衛:懐からナイフを抜き、洲崎に振るう!
獄城玲於奈:「よっと」
獄城玲於奈:腕を一本伸ばして攻撃を防ぐ
獄城玲於奈:「はい、残念」
護衛:「な……な……なんだそりゃ……!」パワードスーツに目を見張る。
洲崎アカリ:「っ、ふ……」巨体と入れ替わるように身を引いて、息を吐く。
朝倉 弥宵:パワードスーツに気を取られている護衛に向けて
朝倉 弥宵:「‥‥…ふっ」木の枝を投擲。護衛の頭部に直撃すると…
朝倉 弥宵:鉄塊でも直撃したかのように、その身体が吹き飛ぶ
獄城玲於奈:「へカトンのこと気にするより自分の心配しはったらええのに、ね」
護衛:「ぎっ……!?」
護衛:最後の一人も軽々と宙を舞い、道路標識に激突して気絶する。
八十方 織間:他のメンバーに攻撃を受け、倒れた護衛を近くの茂みへ乱雑に放り込みつつ
八十方 織間:「玄関口クリア」 肩に固定した通信端末に声をかける 「負傷者なし。このまま突入できる」
獅子堂奈乃:『了解、周囲に反応無し。そのままエントランスに。エレベーターは正面です』
獄城玲於奈:「やるやん、オリマー」
八十方 織間:「……」 少し考えて 「……俺か。まあな」
八十方 織間:「飛び出して、好きなように打って回る。やる、というか、それしかできん。……そちらも大したものだな」
朝倉 弥宵:「(……オリマーって呼んでいいんだ…)」
八十方 織間:「大きいし、よく動く。……マンションには入れそうか?」
獄城玲於奈:「狭い所は壊して進む」
獄城玲於奈:「建物が崩れんかったらええやろ」
八十方 織間:微妙な表情になり 「……それで行き詰まったら別の手を考えよう」
洲崎アカリ:「……はあ、なるほど」偏差把握。黒い触手が、その巨きさをぼんやりと捉えている。
洲崎アカリ:「一応、隠密行動ではあるんですけどね。背に腹は代えられないか」
洲崎アカリ:苦笑い。
獄城玲於奈:「一人が目立っとった方が、他が隠密できるやろ?」
獄城玲於奈:「ウチは囮やでアカリン」
洲崎アカリ:「そりゃ……頼もしいな」微笑んで。
GM:足を踏み入れると、エントランスに人気は無い。周囲の荒廃した街並みとは隔絶したような、高級感溢れる内装。
八十方 織間:「エレベーターは正面。このまま突っ込もう」
朝倉 弥宵:「……つくりだけは綺麗ですね」
朝倉 弥宵:「(……大丈夫なのかな…重量制限とか…)」
GM:エレベーターは丁度1階に停まっているところだ。あるいはUGN側の操作か。
GM:また、広い作りになっているようで、“ヘカトンケイル”に搭乗したままでも、上手く手足を折り畳めば何とか乗れるだろう。
GM:辺りは不気味なほど静かだ。まだ騒ぎにはなっていないらしい。
洲崎アカリ:「迎撃の気配は……まだ、なさそうかな。流石に、帰りもこうとは行かないでしょうけど」
八十方 織間:「獄城、最初に。他のメンバーは隙間に潜り込む」
獄城玲於奈:「ほいよ」
獄城玲於奈:器用に機体を折り曲げて侵入
朝倉 弥宵:その隙間に、長身を押し込むように潜り込む、胸とかが苦しいが我慢しなければしょうがない
八十方 織間:「……重量さえどうにかできれば、入ることはできそうか」
洲崎アカリ:「んん、っと……」壁伝いに、ごそごそと身を捩りながら身体を滑り込ませる。
獄城玲於奈:「みんな結構タッパあるよなー」
獄城玲於奈:「一番チビなんウチとちゃうか」
八十方 織間:二人が入ったのを見て、最後にドアぎりぎりのところへ身体を押し込む
八十方 織間:「それだけの図体で?」
八十方 織間:僅かに含み笑いを漏らしつつ
朝倉 弥宵:「…‥今、一番幅取ってるのが誰か考えてください…!」
GM:君達全員を乗せ、何とか扉が閉まり、
GM:エレベーターは静かに上昇していく。
GM:2階、3階、4階……階数表示がゆっくりと上階に近付いていく。

---

“ヴィルトカッツェ”:「ンン……」
“ヴィルトカッツェ”:“烏鳴閣”最上階。小太りの中年男が僅かに声を漏らす。
“ヴィルトカッツェ”:目にしているのは無数の監視モニター……だが、今はそのどれもが沈黙している。
“ヴィルトカッツェ”:「故障……」
“ヴィルトカッツェ”:「……じゃ、ないよな」
“ヴィルトカッツェ”:ちらりと視線を落とす。その先には、床に転がされた一人の女。
日野森小鹿:「…………」
日野森小鹿:手足を縛られ、猿轡を噛まされ、男を睨みつけている。
“ヴィルトカッツェ”:「お前、もしかしてUGNか?」
“ヴィルトカッツェ”:丁度『検品』しようとしていた女だ。オーヴァードは市場で高値が付く。
“ヴィルトカッツェ”:大した能力などなくとも十分だ。ワーディングとリザレクトさえ出来れば、使い道はいくらでもある。
“ヴィルトカッツェ”:「まあいい」
“ヴィルトカッツェ”:視線を部屋の外に移す。
“ヴィルトカッツェ”:備え付けのエレベーター。一見異常は無いが……
“ヴィルトカッツェ”:今しがた、正面の護衛と通信が途絶えたばかりだ。その状況で一階から上がって来るエレベーター。
“ヴィルトカッツェ”:誰が乗っている?何の確証も無いが……
“ダスクブレイカー”:「……仕事か」
“ダスクブレイカー”:暗がりから、一人の男が姿を現す。落ち窪んだ目に、深い隈。
“ダスクブレイカー”:「……仕事だな?」
“ヴィルトカッツェ”:「ああ」
“ヴィルトカッツェ”:「誰か何でもない住人なら、その時は構わん」
“ヴィルトカッツェ”:「俺の城だ。文句は言わせん」
“ダスクブレイカー”:「了解だ」
“ヴィルトカッツェ”:部屋を出ていく男を見送り、何も映さないモニターを前に、スナック菓子の袋を開けた。

---

GM:11階。12階。
GM:エレベーターが間もなく最上階に到達しようとしていた、その時。
GM: ゴ ガン!
GM:けたたましい音と揺れが君達を襲う。
朝倉 弥宵:「‥‥!」
獄城玲於奈:「お?おおお?」
八十方 織間:「……ドアを!」
GM:エレベーター全体が、みしみしと断続的に揺れる。
獄城玲於奈:四腕で壁につっかえをして体勢が崩れないように踏ん張る
八十方 織間:「ただ止められただけじゃない……!」
洲崎アカリ:「これ、は……」揺れと軋みに嫌な想像を描きつつ。
獄城玲於奈:「攻撃いう訳やね」
獄城玲於奈:「居場所もバレバレや」
GM: ビシ ビシッ
GM:異様な甲高い音が何度も響く。
GM:その度にエレベーターは激しく揺れる。
GM:……鋼鉄のワイヤーが、少しずつ切断されているのだ。
獅子堂奈乃:『……上です!真上に反応!』
獄城玲於奈:「チィ…」
獅子堂奈乃:『ッ……退避を……!』
“ダスクブレイカー”:「出来ればこれで」
GM:上方、天井越しに声が響く。
朝倉 弥宵:「!!」その声に、僅かに身を竦ませる
GM:朝倉と洲崎には、聞き覚えのある声。
“ダスクブレイカー”:「死んでくれるといいんだが」
洲崎アカリ:「……はは」凍った笑い。
朝倉 弥宵:「‥‥”どうしても、しょうがない時”……」
八十方 織間:「……一番交戦を避けたい相手が、手ずからか」 表情を苦々しく歪め
洲崎アカリ:「今の声……。獅子堂さん、"ダスクブレイカー"だ」淡々と、その情報を伝える。
獅子堂奈乃:『……!エレベーターを止められませんか!?すぐにそこから降りて────』
GM:ば つ ん!!
GM:一際大きな高音と衝撃。
GM:直後、君達を強い浮遊感が襲う。
GM:ワイヤーが完全に切断された……落ちている。12階の高さから。
獄城玲於奈:「ハハ…大ピンチ!」
洲崎アカリ:最悪に最悪が重なっている。仮にこの鉄塊が落ちたとて、死にはしないだろうが……。
獄城玲於奈:四本の腕で壁を突き破りエレベータの外壁を掴んで耐えようとします
八十方 織間:ドアをこじ開けにかかる。獄城さんが落下速度を抑えてくれれば、下階に飛び移れるだろうという判断だ
GM:鳴り響く不協和音。火花を散らし、一度はエレベーターは減速し、止まる。だが。
“ダスクブレイカー”:「往生、際が」
“ダスクブレイカー”:上方から、再び声。
“ダスクブレイカー”:「悪ぃんだよ!!」
GM:天井に大穴が空く。
GM:“ダスクブレイカー”による、渾身の踵落としだ。
八十方 織間:「……!!」
朝倉 弥宵:「この…!」
獄城玲於奈:「マジで…ムカつく」
獅子堂奈乃:『衝撃に備え──』
GM:エレベーターは自由落下の比ではないスピードで落下し、そして、
GM:轟音と共に1階に叩き付けられる。
GM:技能≪回避≫、難易度10で判定
GM:失敗したPCは3D10のダメージを受けます。
八十方 織間:6dx+1=>10
DoubleCross : (6R10+1[10]>=10) → 8[1,1,1,6,7,8]+1 → 9 → 失敗

獄城玲於奈:3dx>=10
DoubleCross : (3R10[10]>=10) → 8[3,7,8] → 8 → 失敗

八十方 織間:ニャーン
洲崎アカリ:2dx>=10
DoubleCross : (2R10[10]>=10) → 5[2,5] → 5 → 失敗

朝倉 弥宵:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[5,5,6,10]+10[10]+1[1]+1 → 22

朝倉 弥宵:何だお前
八十方 織間:朝倉さんそれは一体……
獄城玲於奈:カバーできますか?
GM:出来ます!
GM:3D10
DoubleCross : (3D10) → 13[2,2,9] → 13

獄城玲於奈:崩れずの群れ 洲崎さんをカバー
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+2(侵蝕率:46->48)
洲崎アカリ:ありがたすぎる
獄城玲於奈:装甲で耐える
八十方 織間:こっちはバディムーブ貰えれば成功できますが
八十方 織間:もらって良いのかな
八十方 織間:(ラウンド制限的な意味で)
朝倉 弥宵:差し上げます!
八十方 織間:もらう! 12になって成功です。
GM:ぜ、全員無傷じゃん
GM:鉄の箱は無惨にひしゃげ、土煙と共に沈黙する。
GM:最早昇降機としての用は成さないだろう。隣のエレベーターにしても、同じ結果を招きかねない。
獅子堂奈乃:『……ご無事ですか、皆さん』
朝倉 弥宵:「──ふぅ。意外と…何とかなるものですね」
洲崎アカリ:「っ、ぐ……なん、とか」
獄城玲於奈:「なんとかなー」
八十方 織間:肩の通信端末に 「……ひとまず負傷はない。全員動ける。助けられたな……」
八十方 織間:「だが、プランの初動からいきなりこれだ。どうする」
獅子堂奈乃:『……一度撤退しましょう。任務の継続は困難かと』無線越しに重々しい声。
八十方 織間:「賛成だ。出鼻を挫かれるどころの騒ぎじゃない」
八十方 織間:ひしゃげたエレベーターのドアをごりごりと両開きにして、エントランスへと出る
朝倉 弥宵:「……」存在がバレた、目的地も恐らくバレた、確かにさっきの今で同じことをやっても…
獄城玲於奈:「出直して、上手く行く確率は上がったりするん?」
獅子堂奈乃:『このままの体勢で続行するよりは、確実かと』
獄城玲於奈:「一度バレたいう事は、次の侵入はもっと難易度が高なるで」
獅子堂奈乃:『それは────』
GM:そんな会話を遮るように、
GM:甲高い不協和音が響き渡る。
GM:大音量のハウリング。恐らくはマンション全体に。
洲崎アカリ:「……仮にだ。仮に、続行するとして……隣のエレベーターを使っても、今と同じ事に……」
朝倉 弥宵:思わず身を竦めて、耳を押さえる
朝倉 弥宵:「……ッ…今度はなんだ……」
GM:それは長々と十数秒も響いた後、今度は男の声が聞こえてくる。
八十方 織間:顔をしかめる 「放送……?」
“ヴィルトカッツェ”:『おはよう、住民諸君』
獄城玲於奈:「はぁん?」
洲崎アカリ:「……今の、"目覚まし"か。趣味悪いな」
“ヴィルトカッツェ”:『既にお気付きかな?今この城に、恥知らずな不届き者たちが足を踏み入れている』
“ヴィルトカッツェ”:『勿論、私の客人ではない』
“ヴィルトカッツェ”:『諸君には例によって、この城の住民としての、果たすべき義務を果たしてほしい』
朝倉 弥宵:「…‥‥…」”住人全員を相手取って戦うとあれば、我々四人ではまず難しいでしょう”
朝倉 弥宵:悪い事というのは、どうしてこう重なるのだろうか
“ヴィルトカッツェ”:『勿論、タダ働きなどさせない。城主としてしかるべき報酬を約束しよう』粘ついた、笑みが透けて見えるような声。
“ヴィルトカッツェ”:『そうだな……何がいい?では……』
“ヴィルトカッツェ”:しばらくの沈黙があって、
“ヴィルトカッツェ”:『一人当たり、700万』
“ヴィルトカッツェ”:『生きていれば更に倍だ』
“ヴィルトカッツェ”:『私のもとに持ってきた者に、必ず与えよう』
“ヴィルトカッツェ”:『侵入者の現在位置は、1階、エントランスホール』
“ヴィルトカッツェ”:『丁度4人揃っているな。早いもの勝ちだ』
“ヴィルトカッツェ”:『それでは、皆。よい一日を』
GM:再び短いハウリングと共に、放送は途切れる。
GM:同時に、君達を≪ワーディング≫に似た感覚が襲う。
獄城玲於奈:「…安くない?」
朝倉 弥宵:「そこなの?」
洲崎アカリ:「……ふ、ふ。」
獄城玲於奈:「ヤヨインは真面目やなー」
朝倉 弥宵:「だって賞金なんかかけられたことないもの、基準も分からない……」
八十方 織間:浅く、ため息まじりに首を振り 「……俺の片腕のデータだけで、提示額のさらに倍だ」
獅子堂奈乃:『……すぐに退避を。これでは任務どころではありません』
朝倉 弥宵:「……退避、といっても」
朝倉 弥宵:アナウンスからして、既に自分たちは監視されている
洲崎アカリ:「撤退すら儘ならなくなりましたね。建物を抜けても追ってくるだろう」
八十方 織間:「獅子堂、確認だが……『できる』か?」
八十方 織間:「退避がだ。……今、《ワーディング》らしいものを感じた」
獅子堂奈乃:『……! ……解析班!急いでください!』
獄城玲於奈:「うぇー…ヤル気ありそうな連中の《ワーディング》」
八十方 織間:「あの煽るような口ぶりもそうだ。もし俺たちが逃げ出してゲームが台無しになったら、ここの住民は大人しく部屋に戻るタチか、どうか」
洲崎アカリ:「……無関係な人間を襲い回る可能性。まあ、あるでしょうね」
GM:解析を待たずとも、ドアや窓から出ようとすれば、すぐに理解できるだろう。
GM:マンションの内外は、空間的に完全に隔絶されている。
獄城玲於奈:「こないだ、ヤクザが賭けた賞金は数億円いっとったで」
朝倉 弥宵:「……700万でこれなら」
朝倉 弥宵:「数億円って一体……どうなっているんですか」
獄城玲於奈:「なんか百万スタートで数時間ごとに倍とかやったかな」
獄城玲於奈:「ま、それはそれとして」
獄城玲於奈:「どうする?」
獄城玲於奈:「もう、脱出いう感じやないけど」
八十方 織間:「選べる道があるとも思えないな」 両肩を順番に、ほぐすように回しながら
獅子堂奈乃:『……確認しました。“烏鳴閣”は現在、入ることは出来ても出ることは出来ない状態になっているようです』
獅子堂奈乃:『応援を要請しましたが、はっきり言って間に合う見込みは低いです』
獅子堂奈乃:『空間操作の発生源は……』
獅子堂奈乃:一度息を吸って、
獅子堂奈乃:『……最上階』
八十方 織間:「なるほど」
朝倉 弥宵:「…‥‥1フロアずつ、住民との戦闘と‥‥…”ダスクブレイカー”との遭遇を避けながら」
朝倉 弥宵:「一番……上まで…」
洲崎アカリ:「……恐ろしく周到なことだ。しかし、まあ」
洲崎アカリ:「どの道、やらなきゃいけない事は最初と同じだ」
獄城玲於奈:「そうそう、目的は変わらん」
獄城玲於奈:「ハードルがちょい高なっただけ」
八十方 織間:「道のりは考えられない厳しくなったが」
八十方 織間:首をガキガキ鳴らし 「どの道そちらにしか進めないならな」
洲崎アカリ:「ええ。作戦を置いて、単にあたし達が生き残るために……と考えても、それが最善手になると思う」
獄城玲於奈:「ええんちゃう?解りやすいしな」
朝倉 弥宵:「…‥‥」大して回らない頭で少し考えて
朝倉 弥宵:「分かりました、それ以外無いという事が、よく」
洲崎アカリ:「ん。そういう訳ですから……そっちの方向で、バックアップしてもらえますかね?獅子堂さん」
獅子堂奈乃:『……はい。サポートします』現場の君達より、むしろ苦し気な声。
八十方 織間:「空間操作の解除と、なるべく早い救援は、やはり来て欲しい。前提としてそちらの線は諦めないでもらいたい」
八十方 織間:「だがそれ以前に、俺たちが生き残らなきゃ意味がないからな。サポートは頼む」
朝倉 弥宵:「……」
朝倉 弥宵:「……一つ、いいでしょうか」
朝倉 弥宵:獅子堂さんに
獅子堂奈乃:『はい。そちらは引き続き…… ……何でしょうか』
朝倉 弥宵:「‥‥‥‥‥…何か、無いですか」
朝倉 弥宵:「……ご褒美的なものは」
獅子堂奈乃:『ご……』
獅子堂奈乃:『…………』
朝倉 弥宵:「冗談で言ってる訳じゃありません。私にとっては大事な”帰る理由”になります」
洲崎アカリ:「……ふふ。上等じゃないですか」
洲崎アカリ:「生きて帰るつもりだから出てくる言葉だ」
八十方 織間:「ふ……」 笑みを零す
獄城玲於奈:「ぶはッ!あは、ははははははは!ウケル!」
獄城玲於奈:「おもろい事言うやんヤヨイン」
朝倉 弥宵:「(‥‥…そんなに笑われる事なのか…?)」
獄城玲於奈:「そらそうや、想定外の事態や、追加料金は弾んでもらわなあかんよね」
獅子堂奈乃:『……特別手当と有給休暇を申請しておきます』
獅子堂奈乃:『それから、保養所の招待券も』
獅子堂奈乃:『ですので』
獅子堂奈乃:『必ず生きて帰ってきてください』
獅子堂奈乃:『特に“テイルバイト”』
獅子堂奈乃:『死んだら許しませんよ』
朝倉 弥宵:「(…何故名指し……?)」
八十方 織間:「当然だ」
八十方 織間:「俺も誰も死ぬものか。ご褒美が待ってるんだからな」
朝倉 弥宵:「…‥了解しました。何に使おうか、今から考えておきます」
獄城玲於奈:「いやいや、真面目そうな連中やと思てたけど」
獄城玲於奈:「意外とおもろいな」
洲崎アカリ:「特に……」小さく呟く。
洲崎アカリ:彼が死んだら、彼女もあの時のヒナさんのように取り乱すのだろうか、なんて……少しだけ、嫌な想像が過って。
洲崎アカリ:「大丈夫」かき消すように、言葉にする。
洲崎アカリ:「誰も、絶望なんかしてない。……きっと、上手く行くやつですよ、これ」いつものように、ふわりと微笑みを浮かべて。
朝倉 弥宵:「……」こんなことでも言っていないと、嫌なことで頭がいっぱいになってしまうから、などと言おうとして止める
朝倉 弥宵:「こんな閉鎖空間から、全員無事で脱出するんです」
朝倉 弥宵:「…‥‥やりましょう、もっと面白い事。”5人”で」
GM:……次第に階段の方から、複数人の足音と怒号が近付いてくる。
GM:目指すは最上、15階。
GM:死闘が始まる。



GM:シーン終了。
GM:ロイス購入可!
洲崎アカリ:ロイスは保留で
獄城玲於奈:ロイス保留
朝倉 弥宵:ロイス保留!
八十方 織間:同行者/朝倉 弥宵/○感心/隔意 これでロイス取得
八十方 織間:本当はUGNボディアーマーが欲しいのだが、そんなおこづかいはないのさ 応急手当キット
八十方 織間:1dx+1=>8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 8[8]+1 → 9 → 成功

八十方 織間:2個目!
獄城玲於奈:クリスタルシールド
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+1(侵蝕率:48->49)
獄城玲於奈:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[5,6,9,9]+4 → 13

朝倉 弥宵:私も応急買おう
朝倉 弥宵:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 10[8,10]+4[4]+2 → 16

洲崎アカリ:厳しいけどボディアーマー狙おうかな このシステムだとリターン大きいし……
洲崎アカリ:いやでも応急にしとこう
洲崎アカリ:1dx+3>=8 応急手当キット購入
DoubleCross : (1R10+3[10]>=8) → 1[1]+3 → 4 → ファンブル

洲崎アカリ:おわおわり
獄城玲於奈:バディムーブは+3でしたっけ
朝倉 弥宵:+3ですね
獄城玲於奈:頂けるとスゲーウレシイ
獄城玲於奈:買えると硬さがダンチ
GM:もう使ってたかな?このシーン
八十方 織間:ラウンド1回なので
朝倉 弥宵:落下の時に使ってましたけど
八十方 織間:非戦闘シーンではGM裁量ですね
GM:そうだ
洲崎アカリ:シーン単位だと落下で使ったかな 1ラウンドの区切りはどうなるんだろう
GM:ウ~~~ン
GM:……あり!
朝倉 弥宵:ラウンド一回っていうのがよく分からない…
朝倉 弥宵:やったー!
獄城玲於奈:ありがとうございます
洲崎アカリ:援護の風とかもラウンド単位なんだよね……
朝倉 弥宵:では発動!達成値+3してください
獄城玲於奈:ヤッター
洲崎アカリ:やった~
獄城玲於奈:16になって財産9点つかって買います



【Middle3】

“烏鳴閣” 2階
GM:君達が階段を上ると、どかどかと足音を立て、行く手、上階から一塊の集団が現れる。
GM:いずれも暴力の匂いを漂わせた男達。手には包丁や鉈、マチェットなど物騒な武器を携え、
GM:照明を反射して、無数の刃が不吉な光を放っている。
八十方 織間:「あの放送を聞いて一も二もなく飛び出してきた連中ということは、とにかく功を急く前のめりな連中ということだ」
八十方 織間:ペースを乱すことなく 「暴力以上の仕込みもないだろう。シンプルに正面勝負と行こう」
獄城玲於奈:「プロっぽさがあらへんな」
朝倉 弥宵:「‥‥迎え撃つには丁度いいですね」
獄城玲於奈:「住んでる階からして下っ端やねえ」
洲崎アカリ:「向こうも手柄の競い合いですからね。そういう意味じゃ、余裕のない事だ」
住人:「オォオオオオッ!!」
住人:男達は雄たけびを上げ、我先にと刃を振りかざし、君達に殺到する!
八十方 織間:「先は長い。しっかり準備運動と行こう」

武装集団
技能≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫、難易度15で3回判定を行う。
失敗した場合、1回ごとに2D10点のダメージを受ける。


GM:というわけで判定どうぞ!
洲崎アカリ:今度はランダムはないかな
GM:そうだ……
GM:あります!
洲崎アカリ:あった!
GM:1D6
DoubleCross : (1D6) → 6

GM:なんてこった

⑥爆発B
進行判定達成値+2D10


八十方 織間:爆発B!?
朝倉 弥宵:爆発
洲崎アカリ:Aがあるのか
朝倉 弥宵:Aがあるのかよ
GM:相手側が爆発して痛手を受けます
獄城玲於奈:なにが爆発するんだw
獄城玲於奈:ボーナスのB?
GM:別にこっちが手榴弾とか投げてもいいです
GM:とにかく爆発すればよい
八十方 織間:とにかく敵を爆殺すればいいんだ
洲崎アカリ:なるほどね
朝倉 弥宵:取り敢えず判定しましょうか
GM:というわけで+2D10も合わせて判定どうぞ!
八十方 織間:ダイス数を2つ増やすのではなく、達成値に2d10を足すんですよね?
GM:そうですね 達成値に+!
八十方 織間:この調子だとエフェクトはケチって良いかな……
八十方 織間:6dx+3+2d10 <白兵>これで行けるかな?
八十方 織間:6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 10[1,2,2,4,4,10]+4[4]+3 → 17

八十方 織間:17+2d10
DoubleCross : (17+2D10) → 17+6[1,5] → 23

八十方 織間:こうなるわけだ!
朝倉 弥宵:《援護の風》使って素振りします
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+2した(侵蝕率:38->40)
朝倉 弥宵:8dx+2+2d10
朝倉 弥宵:ミスった
朝倉 弥宵:8dx+2
獄城玲於奈:コーリングシステムで搭乗して運転攻撃
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 10[4,4,5,5,7,8,9,10]+10[10]+1[1]+2 → 23

獄城玲於奈:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[3,7,7]+1 → 8

朝倉 弥宵:23+2d10
DoubleCross : (23+2D10) → 23+10[2,8] → 33

獄城玲於奈:8+2d10
DoubleCross : (8+2D10) → 8+12[7,5] → 20

GM:余裕の成功
洲崎アカリ:みんなすごいぜ
GM:では好きに爆発させたりして蹴散らしてください

八十方 織間:「あれは……」 敵群の奥の方にいる、ひときわ大きな影に、目を細める
八十方 織間:「……火炎放射器か」
朝倉 弥宵:「…‥人を巻き込む事なんて最初から考えてないか…」
住人:刃物を持った住人たちの最奥に、大きなタンクを背負った男。
八十方 織間:「粗方、混戦にもつれ込んだ所を敵味方もろとも丸焼きにして」
八十方 織間:「後からじっくり探し出そうってハラだろう」
洲崎アカリ:「無茶苦茶考えるもんですねえ」
住人:虎視眈々と焼き尽くす機会を伺っている。君達を、そして他の住人をも。
朝倉 弥宵:「……思い通りにいかせるのも癪ですね」
獄城玲於奈:「で、どないすんの?」
八十方 織間:「背中を押してやる」
八十方 織間:カチ、と機械腕から角砂糖程度の着火剤が排出される。それを左手に握りつつ
八十方 織間:ガキ、ガキガキ! 大きく踏み込み、右の機械腕をクレーン状に伸ばして
八十方 織間:火炎放射器のタンクを側面から打撃、壁へと叩きつける!
住人:「ごぁっ……!?」
八十方 織間:そのまま掴んで二度、三度! それから腕を引き戻し際、歪んだタンクの口を少しばかりひねって燃料を漏出させてやり
住人:背後は気にせず、むしろライバルが減ったとばかりに嬉々として切り掛かる住人達。だが──
八十方 織間:同時、摩擦で火種にしてやった着火剤をそちらへ放り投げる
住人:「あ?」
八十方 織間:「爆風が来るぞ」
GM:呆けた声。瞬間──
GM:閃光、爆音。
洲崎アカリ:応じるでもなく、即座に屈む。防御姿勢。
朝倉 弥宵:着火剤の投擲とほぼ同時、何もない場所に手をかざし
朝倉 弥宵:爆発に伴い発生した、大きな気流…その流れを変える
朝倉 弥宵:爆風が自分たちを迂回するように、そして住民達の方に爆炎が燃え広がるように
獄城玲於奈:「うっわ、かわいそ~」ヘカトンケイルは爆風を物ともしない。
GM:巻き起こった爆発が住人たちを粉々に吹き飛ばし、壁や天井を黒く焼き焦がす。
八十方 織間:「獄城! このまま突っ込んでくれ!」
八十方 織間:「打ち漏らしはこちらで片付ける!」
住人:「ひっ……!?な……!?」
住人:残った住人たちも、爆風の余波でいずれも重症だ。
獄城玲於奈:「ほいほい、道を作ったらええんやね」
獄城玲於奈:黒コゲの住人たちを薙ぎ払いながら突進
獄城玲於奈:残り火を振り払って通り道を作る
獄城玲於奈:「はいはい、退いたってな~」
住人:「あぁあああッ……!」「この野郎……!ぐ……!」
住人:ボロボロの住人たちが、ぼとぼとと階段から転げ落ちていく。
獄城玲於奈:四本腕で掴んでは投げ捨てていく
八十方 織間:「俺たちも続こう」
八十方 織間:「後を考えると、打ち漏らしはしたくない。挟み撃ちなんて最悪だからな」 言いつつ、後に続きます
獅子堂奈乃:『……鼓膜が破れるかと思いました』
朝倉 弥宵:「……」立ち上がる者が居ないか確認しつつ
洲崎アカリ:「はあ、見事なもんだ……」ダン、と杖を突き立てて。床に転がって武器へと手を伸ばそうとしていた男の、手の甲を砕きつつ。
獅子堂奈乃:『……待ってください』
獅子堂奈乃:制止する声。
獅子堂奈乃:『後方に反応。速いです』
八十方 織間:「大迫力だぞ。カメラで見せられないのが残念で……何だ?」
獄城玲於奈:「お?」
洲崎アカリ:その後に続いて、階段を駆け上がろうとして。足を止める。
朝倉 弥宵:「後方…?」
八十方 織間:拳を構えて振り返る
洲崎アカリ:「ふむ?」翻る。
朝倉 弥宵:そちらに目をやる
GM:人の物ではない軽やかな足音が、後方、2階通路から響いてくる。
住人:「ゴー!ゴーゴーゴーゴー!!」
住人:指示を飛ばす男の声。それに従って現れるのは、
GM:獰猛に牙を剥いた大型の犬が2匹。
GM:ドーベルマンをさらに一回り巨大化させたようなそれは、恐らくはただの犬ではない。EXレネゲイドの類だろう。
猟犬:「グルォァァアッ!!」
朝倉 弥宵:「番犬…という所でしょうか」
八十方 織間:「犬、か……」 気が進まない顔
洲崎アカリ:「犬……かな? ちょっと大きいみたいですが」
洲崎アカリ:「合ってた」薄ら笑いながら、戦闘の構えを取る。
住人:「殺せ!うまく出来たらご褒美だぞ!」
猟犬:犬達は猛然と疾走し、君達に喰らい付かんと飛び掛かる!
GM
猟犬
技能≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫、難易度20で判定を行う。
失敗した場合、2D10+5点のダメージを受ける。

GM:1D6
DoubleCross : (1D6) → 3

GM:オホホ……
獄城玲於奈:ワンチャン
GM
③敵の増援
同じ判定をもう一度行う

獄城玲於奈:イヌー
洲崎アカリ:ひゃー
八十方 織間:ヒッ……
朝倉 弥宵:犬、増える
住人:「お前も行ってこい!よし行けッ!噛み殺せッ!!」
猟犬:一足遅れてさらに巨大な犬が姿を現す。恐らくはこちらが本命だろう。
洲崎アカリ:これは回数表記ないですけど代表者一人?全員?
獄城玲於奈:「デカ!」
朝倉 弥宵:「」
GM:代表者一人ですね 失敗ダメージは全員入ります 今回はそれを2回!
洲崎アカリ:「もう一頭……?どこで飼ってるんでしょうね、こんなの」
八十方 織間:一呼吸して、拳を固め直す 「やるぞ」
八十方 織間:じゃあ八十方から行きまーす 《コンセントレイト:エグザイル》+《妖の招き》
八十方 織間:6dx8+3=>20
DoubleCross : (6R10+3[8]>=20) → 10[1,3,5,6,7,9]+4[4]+3 → 17 → 失敗

朝倉 弥宵:バディムーブ!
八十方 織間:ありがとう! これで20ちょうどじゃい!
獄城玲於奈:最強のコンビ
GM:グヌ~ッ
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+4した (侵蝕率:44->48)
GM:しかしもう一回ある!
朝倉 弥宵:くっ…援護の風取っとけばよかった…!
八十方 織間:《妖の招き》は1シーン1回しか使えない体たらくなので
八十方 織間:2回目は他の人お願いね
朝倉 弥宵:一番可能性あるのは私なので、いきます
洲崎アカリ:エフェクトがないから4dx+1の素振りRCが限界値なんですよね……さっきからマジでごめん……
洲崎アカリ:おまかせした
朝倉 弥宵:《C:ウロボロス》《原初の赤:吹き飛ばし》
朝倉 弥宵:4dx8+2
DoubleCross : (4R10+2[8]) → 6[1,4,6,6]+2 → 8

朝倉 弥宵:無理!!
GM:オホホホ
GM:2D10+5
DoubleCross : (2D10+5) → 18[9,9]+5 → 23

朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+5した(侵蝕率:40->45)
GM:全員喰らえ!
朝倉 弥宵:いい出目出しやがって‥!
八十方 織間:ぎゃー ガードして8点軽減。15点貰います
洲崎アカリ:一応のガードで21のHPダメージ
獄城玲於奈:カバーします
朝倉 弥宵:ガード、装甲ガード値引いて6ダメージです
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵に6のダメージ(HP:30->24)
獄城玲於奈:じゃあ洲崎さんかな
獄城玲於奈:崩れずの群れ
八十方 織間:八十方 織間のHPは14になった。(HP:29->14)
洲崎アカリ:助かりの極み
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+2(侵蝕率:49->51)
獄城玲於奈:装甲27で弾きます
GM:硬すぎ!
猟犬:品種改良され、レネゲイドすら帯びた猟犬。もはや野生の猛獣より凶悪なそれが、君達に襲い掛かる。
八十方 織間:逡巡は一瞬だ。飛びかかるその動きに合わせ、弾丸のような拳を突き出し応じる
猟犬:「グゴァァアアッ……!」
猟犬:唾液を散らし、撃墜される猟犬。だが他の一頭が、その腕に牙を立てる。
獄城玲於奈:「よっと」
猟犬:巨大な牙で喰らい付き、更に発達した爪を振るい、指示通りに君達を食い殺さんと全力で向かってくる。
獄城玲於奈:洲崎さんの前に出る
洲崎アカリ:数枚の黒い鏃を、指の間に挟んでいる。先手、声の方へ投擲。……外した。
洲崎アカリ:二撃目、受けようとして……その前に、巨体が遮るように現れる。
八十方 織間:「……押し切る!」 食いつかれても意に介さず、むしろ動きが止まった好機として、その頭を側面から殴りつける
獄城玲於奈:「そないにじゃれついても、オヤツとかあらへんよ」
猟犬:「ギャウッ……!」
獄城玲於奈:噛みついた犬を引きはがして投げ返す
朝倉 弥宵:(速い…し、大きい。せめて動きでも止められればと思ったんだが…)
八十方 織間:三度ほど打ち、力が緩んだのを見て腕をふるって投げ飛ばす。だがその間に別の犬が食らいついている……それも殴り返す!
獄城玲於奈:「アカリン大丈夫かー?」
洲崎アカリ:「ええ、お陰様で。ありがとうございます……レオナさん」
猟犬:殴り倒された犬は起き上がらず、最後の一頭も手すりに身体を打ち付け、下階に落ちていく。
住人:「ジョン!ボビー!マイケル……!」
朝倉 弥宵:八十方と同じように腕を囮にして動きを止め、突風で吹き飛ばし、壁に叩きつける
住人:飼い主の悲痛な声がしたが、すぐに怯えたように扉は閉ざされる。本人が襲ってくることはないだろう。
朝倉 弥宵:「……あれ、放っておいていいんですか」扉を指して
八十方 織間:「……後詰めに任せよう」
獅子堂奈乃:『片付きましたか。では早く上に……』言いかけて、
獄城玲於奈:「せやね、そこまで寄り道するほどの相手とちゃうしね」
獅子堂奈乃:『……待ってください』
八十方 織間:「戦力は削り切ったと見て良いはずだ……今度は何だ?」
洲崎アカリ:「賛成です。まだ階層も浅い……今度は?」
獅子堂奈乃:『敵です!すぐそこに……いえ……』
獅子堂奈乃:『……!?』
獅子堂奈乃:『目の前にいます!』
朝倉 弥宵:「……!?」
GM:辺りには何の気配も無い。
八十方 織間:「!!」 咄嗟に腕を構える。ガードの態勢
獅子堂奈乃:『反応は重なって……隠密……?いや、これは……!』
GM:瞬間、君達の全身を悪寒が包む。
洲崎アカリ:「っ……」気化系の攻撃か?反射的に防御姿勢を取りながら、呼吸を抑える。
GM:強烈な≪ワーディング≫を受けた時のように、衝動が強く喚起される。だがその衝動は君達自身のものではなく。
GM:自傷衝動。己の身体をすぐにでも引き裂き、中身を取り出してしまいたいという強烈な欲求に駆られる。
獅子堂奈乃:『……幻覚です……!オルクスかソラリス……或いは両方!既にその場は支配されています!』
GM
幻影使い
技能≪意志≫、難易度10で判定を行う。
失敗した場合、4D10点のダメージを受ける。

獄城玲於奈:「むむぅ」
朝倉 弥宵:「…ッ!」
八十方 織間:「ああ……っ、これは、なかなか……!」
洲崎アカリ:「……なる、ほど。そういう搦め手も、使えるやつがいるわけ……」
獄城玲於奈:判定は全員ですか?
GM:代表です!
洲崎アカリ:意志ならダイス4と固定値5あります
洲崎アカリ:あとランダムがまだかな
朝倉 弥宵:代表に…相応しい!
獄城玲於奈:頼れるー
GM:ランダムがあった 忘れがち
GM:1D6
DoubleCross : (1D6) → 3

獄城玲於奈:ぎゃー
GM:オイオイオイ
洲崎アカリ:ひええ
八十方 織間:(というか、これでも爆発って発生するんだな……)
獄城玲於奈:二人w
GM
③敵の増援
同じ判定をもう一度行う

朝倉 弥宵:何人居るんだよ
洲崎アカリ:二人いるのかあ
八十方 織間:双子の幻覚能力者だ
GM:一人が複数回判定するのも可能です
洲崎アカリ:とりあえず1回いきます。思い出の一品使用
洲崎アカリ:4dx+4+1>=10
DoubleCross : (4R10+4+1[10]>=10) → 9[1,2,9,9]+5 → 14 → 成功

朝倉 弥宵:OK!
洲崎アカリ:間に合った
洲崎アカリ:じゃあもう一回いくわね
GM:チィ~ッ
洲崎アカリ:4dx+4+1>=10
DoubleCross : (4R10+4+1[10]>=10) → 10[1,2,3,10]+2[2]+5 → 17 → 成功

朝倉 弥宵:偉い!
GM:意志が……強い!
洲崎アカリ:よしよし
八十方 織間:メンタルの強さ……
GM:では洲崎さんは隠れている二人組の幻覚野郎の位置を特定できます
GM:君達を自傷衝動が蝕んでいく。姿は見えないが、明確な攻撃だ。君達を殺そうとしている。
洲崎アカリ:「っ、ふう……」少しずつ、意識の制御を手繰り寄せる。一度は暴走で滅ぼした身だ。衝動の自制訓練には、何よりも力を入れて来た。
朝倉 弥宵:「……これ…どうすれば」
朝倉 弥宵:無意識に二の腕へと突き立てた爪が、服の上から柔らかい肌に食い込んでいるのが分かる
洲崎アカリ:神経に糸を通すように。ゆっくりと、腕を動かす。……動かせる。
八十方 織間:既に金属の手指を己の胸板に突き立てている。シャツの下から漏れてくる血が滲む
獄城玲於奈:「こら、ヤバいねえ」
獄城玲於奈:四本の腕で自らの装甲を引きはがしかけている
洲崎アカリ:「……いや。捉えた」呟いて、
洲崎アカリ:一瞬に二度の投擲。天井裏の空間、それぞれ二か所へ向けて、黒い鏃のようなものが飛んで行く。
住人:「ぐぎゃっ!?」「づぁっ……!」
洲崎アカリ:天井の壁を貫き、その裏側に潜む攻撃者を刺す。
住人:二人分のくぐもった声が響く。
洲崎アカリ:たて続けに炸裂。レネゲイドの顎が、抉り取るように身を喰らい、裂く。
GM:大きな音を立て通路の天井が抜け、埃と共に男達の死体が落ちてくる。
GM:同時に、君達の全身を包んでいた悪寒が、ふっと立ち消える。
獄城玲於奈:「はー、よう気付くもんやね。流石アカリン」
GM:ソラリスとオルクス、二人の能力者が協力していたようだ。見つけ出さなければ、空間操作で死ぬまでこの階段から出られなかっただろう。
朝倉 弥宵:「……っ…ふぅー…」
八十方 織間:「っ……」 自らつけた胸の傷を押さえ、安堵したように息を吐き、膝をつく
朝倉 弥宵:「ありがとうございます…アカリさん」
洲崎アカリ:「……やあ、どうも。少しばかり、この手のには耐性があったもので」
八十方 織間:「……助かりました。こういうのが来るとは想定していなく……」
洲崎アカリ:「大丈夫……ですかね、皆さん?」
朝倉 弥宵:「‥‥はい、いけます。単純な暴力に、動物、それから精神攻撃‥‥」
朝倉 弥宵:「……”これは無い”という考えは捨てた方がいいかもしれませんね」
獅子堂奈乃:『……お見事です、皆さん』息を吐いて。『今度こそ、周囲に敵反応なし』
獅子堂奈乃:『一休みしたら、先に進みましょう』
八十方 織間:立ち上がる 「そうしよう。油断はなしだ」
獄城玲於奈:「せやね」
GM:一度は静まり返った周囲には徐々に、君達を探す住人たちの喧騒が戻って来る。
GM:道程はまだ長く、険しい。
GM:---
GM:シーン終了。
GM:ロイス購入可!
八十方 織間:ロイスは保留。応急手当キット使っとこうかな
八十方 織間:2d10
DoubleCross : (2D10) → 13[3,10] → 13

八十方 織間:とりあえずこれでよし
八十方 織間:八十方 織間のHPは27になった。(HP:14->27)
洲崎アカリ:こちらもロイス保留で。応急キット買います
八十方 織間:で、応急手当キットを購入
洲崎アカリ:1dx+3>=8
DoubleCross : (1R10+3[10]>=8) → 10[10]+3[3]+3 → 16 → 成功

八十方 織間:1dx+1=>8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 7[7]+1 → 8 → 成功

獄城玲於奈:ロイスは保留で
八十方 織間:差し引きなし! 以上!
獄城玲於奈:ハードコートを買います
朝倉 弥宵:ロイス保留で、購入は応急手当
朝倉 弥宵:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 9[8,9]+2 → 11

朝倉 弥宵:成功!以上!
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+1(侵蝕率:51->52)
獄城玲於奈:4dx+4>=9
DoubleCross : (4R10+4[10]>=9) → 7[1,2,5,7]+4 → 11 → 成功

獄城玲於奈:フォールンマシン15 戦闘用着ぐるみ(バニー)12 ハードコート2 で装甲は29



【Middle4】

“烏鳴閣” 7階
GM:その後も君達は引っ切り無しに襲い来る敵を退け、何とか“烏鳴閣”を上へと進んでいた。
GM:丁度7階に到達しようという、その時。
GM:前方から、女の荒い息遣いが聞こえてくる。
:「ハァ……ハァ……」
GM:見ると7階の通路、一人の女が血塗れで倒れ込んでいる。
GM:身体にはいくつもの青痣、薄着の娼婦風の女だ。
獅子堂奈乃:『反応があります。敵ですか』
朝倉 弥宵:「……」足を止める、資料に載っていた被害者だろうか
八十方 織間:「いや。女……だ。倒れている」
:「助けて……」
:「助けて……ください……」
八十方 織間:「……誰か見てやってくれないか」 周辺を警戒する
獄城玲於奈:「しゃあないなあ」
獄城玲於奈:のっしのっし
:「警察の人……?」
:「私……攫われて……ずっと……」
獄城玲於奈:「いやー…警察とはちゃうんやけど」
:「助けて……」
GM:二段階判定です。
GM:まず代表者が≪知覚≫≪意志≫、難易度10で判定を行ってください。
洲崎アカリ:ふむ
朝倉 弥宵:それが成功か失敗かでまた次が変わってくるのかな
洲崎アカリ:あ、もう振っていいやつ……?
GM:どうぞ!イベントは無し!
洲崎アカリ:理解!さっきと同じで意志
洲崎アカリ:4dx+4+1>=10
DoubleCross : (4R10+4+1[10]>=10) → 8[1,5,5,8]+5 → 13 → 成功

GM:では洲崎さんは気付きます
GM:めっちゃ敵意あるしめっちゃ罠!完全にオーヴァード!
洲崎アカリ:うわお
:「ゴホッ……ゴホッ……」
:弱々しく咳き込む。
:「助けてください……起き上がれないんです……」
:「手を……誰か手を貸してください……」
洲崎アカリ:「……レオナさん」
洲崎アカリ:「貸さなくていい」言い切って、
獄城玲於奈:「え?」
洲崎アカリ:「何でもありだ、と言ったでしょう。こいつら、囮だって平気で使う」
獄城玲於奈:「なんやコイツ、敵やの?」
:「…………」
獄城玲於奈:「ハハッ…おもろい事するんやねえ」
:「……テメェ……」
:「……テメェエーッ!ふざけんじゃあねェーーぞッ!このアバズレがァーッ!!」
八十方 織間:「……!?」 びっくりしている
:女が弾かれたように跳ね起きる。その全身がバチバチと青白く帯電、髪が逆立つ。
洲崎アカリ:「ふ、ふ……その地で、よく頑張って演技していたもんだ」
:「うるせェッ!黒焦になりやがれェーーッ!!」
:逆上し、洲崎に向けて電流を撒き散らし疾走する!
GM:代表者が技能≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫、難易度30で判定を行う。
失敗した場合、全員3D10+10点のダメージを受ける。

GM:1D6
DoubleCross : (1D6) → 2

朝倉 弥宵:30…
洲崎アカリ:30か~
獄城玲於奈:厳しい
GM
②即席武器
進行判定達成値+5

八十方 織間:かなり厳しい
獄城玲於奈:ヤッタネ
洲崎アカリ:25になった
朝倉 弥宵:よし!
GM:なんかその辺のものを演出で武器として使えます 難しいなら無視してもだいじょぶ
獄城玲於奈:最悪カバーで一人は守れる
八十方 織間:援護の風、乗せてもらっていいスか!
朝倉 弥宵:《援護の風》を八十方さんに、ダイス+4してください
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+2した(侵蝕率:45->47)
八十方 織間:よしきた
八十方 織間:《コンセントレイト:エグザイル》+《妖の招き》で判定。行くぞ!
八十方 織間:10dx8+3+5=>30
DoubleCross : (10R10+3+5[8]>=30) → 7[1,1,2,3,4,4,6,6,7,7]+8 → 15 → 失敗

洲崎アカリ:ぎゃあ
朝倉 弥宵:ぐごごご
八十方 織間:こ、コンセントレイトLv2がここで響く……ッ
GM:ヒーッヒッヒ
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+4した (侵蝕率:48->52)
朝倉 弥宵:バディムーブじゃ解決できない…!
八十方 織間:済まねえ……
GM:3D10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 21[5,8,8]+10 → 31

GM:死ねーーッ!!
朝倉 弥宵:無駄に出目がいいんだってだから
洲崎アカリ:ガードで29点。ダウンします。
洲崎アカリ:自分は侵蝕余裕あるので、護るなら他の人がいいかも
朝倉 弥宵:ガード。17点引いて14点ダメージ
八十方 織間:ギャーッ! ガードで8点軽減して23食らい、痛い!
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵に14のダメージ(HP:24->10)
八十方 織間:そうですね。カバー、こっち来てもらっていいスか……!
獄城玲於奈:崩れずの群れ
獄城玲於奈:八十方くんをカバー
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+2(侵蝕率:52->54)
洲崎アカリ:じゃあこっちはリザレクトします
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:40->48)
獄城玲於奈:装甲29 ガード12で弾きます
洲崎アカリ:洲崎アカリのHPを8にした(HP:28->8)
八十方 織間:ありがてえ……守られます
:女が疾風めいて君達の眼前に飛び込み、両手を広げる。
:全身から凄まじい放電、周囲の全てを感電させ、焼き焦がす!
八十方 織間:「くっ……!」 咄嗟に、手近にあった階段の手すりをねじり外し、右腕を伸ばして打撃しようとするが、
八十方 織間:射程半ばほどで、放電により弾かれる!
:「死ィねェーーッ!!賞金はアタシのモンだァーーッ!!」
獄城玲於奈:「ハッハー!ヤル気ありすぎやねえ!」
朝倉 弥宵:「速‥‥…っ…!」
獄城玲於奈:「嫌いやないで、そういう感じ」
:「キャァーーッハハハハハハァーーーッ!!」
獄城玲於奈:一番近くにいた八十方くんの前に立つ
獄城玲於奈:「もう一発カマシたれオリマー!」
洲崎アカリ:「っ、ぐ……」杖を構えるが、放電より逃れる手はない。焼き焦がされる。
獄城玲於奈:装甲と盾で電撃を受け流す
:青白い電光の中、狂ったように哄笑する。
八十方 織間:敵の攻撃をヘカトンケイルの影で凌ぎつつ、手首を回転させ、手すりを逆手に持ち直し
朝倉 弥宵:電撃を喰らいながらも、手をかざす。突風が女の背中を押し、八十方の方へ…
:「ハハハ……ハッ……?」
八十方 織間:「済まん……片す!」 再び攻撃。先程弾かれた地点より更に前へと進み、弾かれそうになった所で
八十方 織間:ビシュッ! ワイヤーで繋がった手首から先が射出され、女の頭を逆手に持った手すりが打ち付ける
:「ギャッ!?」
:「…………」
:ふらふらとたたらを踏み、受け身も取れず崩れ落ちる。
八十方 織間:「ふう……っ」 ワイヤー射出した手首、クレーンめいた展開をした右腕を順々に片付けつつ、長く安堵の息を吐く
獅子堂奈乃:『何か……』
朝倉 弥宵:「アカリさん、大丈夫ですか」
獅子堂奈乃:『油断してませんでしたか?先輩』
洲崎アカリ:「仕留めた?……ええ、これくらいなら、問題なく」焼け焦げた衣服をはたきながら、立ち上がる。
八十方 織間:「していな……」 言いかけ 「…………していた」
八十方 織間:「薄着の女だったもので、こう……」
洲崎アカリ:傷痕に、黒い粘体が蠢いて塞いでいく。
獅子堂奈乃:『…………』
八十方 織間:「……済まん。助かった、獄城」
獅子堂奈乃:『獄城さんがいなければどうなっていたことか』
八十方 織間:「俺は庇われたから大丈夫だ。二人は……」
洲崎アカリ:「ん。大丈夫、まだ余裕です」
獄城玲於奈:「かまへんて。ま、油断は禁物や言うのは正しいけどな」
獄城玲於奈:「人質助けなあかん思たんは悪い事やないんとちゃう?」
朝倉 弥宵:「…‥痛みはありますが、問題はありません。悪戯グッズの方が性質が悪いぐらいです」
八十方 織間:「そう言って貰えると助かる。……ここまで、人質らしい者はまだ見ていないな」
獅子堂奈乃:『そうですね。とにかく気を引き締めて……』そこで息を呑む。
朝倉 弥宵:ボールペンを押す仕草
獅子堂奈乃:『後ろです!階段!全員離れて!!』
八十方 織間:「やはり上階のほ……ッ!」 警告と同時、前方へ転がり込むようにその場を離れる
GM: ゴ ガ ァン !!
朝倉 弥宵:「ッ…毎度毎度……!」飛び退く
洲崎アカリ:「何が、っ……!?」飛び退いて転がる。
獄城玲於奈:「チッ…次から次と」
GM:凄まじい衝撃と轟音が響き渡る。
獄城玲於奈:「ヒマさせてくれへんから、ええけどねえ」
GM:君達のいる通路から階段を塞ぐように、巨大なものが立っている────否、今まさに上から降ってきたのだ。
GM:それは異形。全身を岩塊へと変化させた、巨大なオーヴァードだ。
岩塊:「よ……にん……」
岩塊:くぐもった低い声。
獄城玲於奈:「お、デカブツ」
岩塊:「ぜんいん……いるな……」
岩塊:岩塊がべきべきと音を立てて膨張、変形していく。
獄城玲於奈:「ええやん、判りやすうて」
洲崎アカリ:「次から次に、尽きないもんだな」
朝倉 弥宵:「…見るからに硬そうですね」
岩塊:辛うじて人の形を保っていた身体はものの数秒で、通路を完全に塞ぐ巨大な岩の壁へと変わる。
八十方 織間:「……苦手だ、あの手合いのは」
朝倉 弥宵:「…‥これは…」
岩塊:「つ……ぶ……す……!」
岩塊:岩壁が動き出し、君達に迫って来る。
岩塊:ゆっくりと、だが確実に。君達全員をまとめて押し潰す気だ。
GM:これまでの判定とはやや異なる判定です。
GM:攻撃を行い、合計70ダメージを与えることでクリア。全員の手番を済ませても達成出来なかった場合、全員4D10+10ダメージを受けてもらいます。
朝倉 弥宵:なるほどね
洲崎アカリ:なるほど
GM:今回はランダムイベントも無し。ではどうぞ!
八十方 織間:《妖の招き》使っちったい……!
八十方 織間:まあやるっきゃない。素殴りだ。行くぜ
八十方 織間:7dx+3
DoubleCross : (7R10+3[10]) → 7[3,4,5,6,6,6,7]+3 → 10

八十方 織間:2d10+13 (コンセあっても変わんなかったな……)
DoubleCross : (2D10+13) → 13[9,4]+13 → 26

八十方 織間:26点!
朝倉 弥宵:結構削った!
GM:残り44!
獄城玲於奈:どんどんいこう
洲崎アカリ:私もじゃあ一応の白兵攻撃しておこうか
洲崎アカリ:2dx-1 命中
DoubleCross : (2R10-1[10]) → 7[3,7]-1 → 6

洲崎アカリ:1d10+3 ダメージ
DoubleCross : (1D10+3) → 6[6]+3 → 9

獄城玲於奈:紡ぎの魔眼使って運転攻撃
GM:残り35!
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+1(侵蝕率:54->55)
獄城玲於奈:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[2,2,3,3,4,8]+1 → 9

獄城玲於奈:1d10+17
DoubleCross : (1D10+17) → 7[7]+17 → 24

GM:残り11!
朝倉 弥宵:いけそう…!《C:ウロボロス》《原初の赤:吹き飛ばし》
朝倉 弥宵:4dx8+2
DoubleCross : (4R10+2[8]) → 10[4,6,8,10]+10[4,10]+4[4]+2 → 26

朝倉 弥宵:3d10+15+3
DoubleCross : (3D10+15+3) → 8[5,2,1]+15+3 → 26

GM:残り-15!
GM:クリアです!
岩塊:「お お おおお……」
岩塊:岩壁が通路を迫って来る。両側のドアノブが弾け飛んで転がり、ゆっくりとひき潰されていく。
洲崎アカリ:「他にルート、ないですよね? だったら……」引き潰す音が迫るのを聞いて。
朝倉 弥宵:後退しつつ、先ほど八十方が捩じ切った手すりの破片を拾って
獄城玲於奈:「ま、言うて壁やしなあ」
獅子堂奈乃:『……ッ……ありません!突破してください!』
獄城玲於奈:「ほい、そしたら問題あらへんね」
洲崎アカリ:「了解。やりましょう」
獄城玲於奈:「壊したらええ」
朝倉 弥宵:「……はい。それしか無いのなら」
八十方 織間:「それしかない、か!」 そうとなれば、まったく遠慮なく迫る壁を殴りつける
岩塊:「ぐ……ご……ごぁ……」苦し気な声を上げるが、前進は止まらない。
獄城玲於奈:ヘカトンケイルの四本の腕で殴る
獄城玲於奈:「よいしょー!!」
洲崎アカリ:「まあ、的が大きいのは……」杖の先に、どろりと影を纏わせて。「あたしにとっちゃ、やりやすい」
岩塊:「ごぉぁあああ……!や……め……ろ……!」壁の迫るスピードが加速する。全力を振り絞り、君達を押しつぶさんと。
洲崎アカリ:叩きつける。触れた場所が溶けるように裂けていく。
朝倉 弥宵:鉄パイプを強く握りこみ、目を閉じる。木の棒であろうと、何であろうと、かつてベッドの上で私が思い描いたそれは…
朝倉 弥宵:勇者の剣の一振りだ
岩塊:「うぐ……ごぁおああああ…………!!」
朝倉 弥宵:鉄棒を振るう
朝倉 弥宵:砕け、ひび割れ、裂けた壁への駄目押しの一撃は
朝倉 弥宵:破片ごと、岩の塊を吹き飛ばす
岩塊:「ご……げ……ぼぁ………………!!」
岩塊:地響きと共に破片を撒き散らし、数メートル後退して、ようやく前進を止める。
岩塊:「…………」
岩塊:そのまま死んだか、あるいは気を失ったのか、沈黙し動かなくなる。
獅子堂奈乃:『…………まずいです』
獅子堂奈乃:だが無線からは、緊迫した声。
朝倉 弥宵:「‥‥まずい、とは」
獄城玲於奈:「まだ何かあんの?」
洲崎アカリ:「次は、何が?」
八十方 織間:「どうした、今度は」 さすがに少し、息を荒げて
獅子堂奈乃:『敵です。上階から大量に……しかし、それでは』
GM:通路は岩壁によって、完全に塞がれている。
獅子堂奈乃:『退路がありません』
八十方 織間:「敵も少しは頭を使うようになってきたか」
GM:爆音。
朝倉 弥宵:「……今度は…!?」
GM:どこかの一室から聞こえてくる。恐らくは天井に穴を空けた。
GM:君達の前方、扉が開け放たれ、銃で武装した一団が現れる。
GM:装備からしても、動作からしても、明らかに練度の高い集団だ。
護衛:「敵発見」「射殺しろ。殺しても構わん」
獄城玲於奈:「用意のええ事で」
護衛:兵士たちが君達に銃を構えた、その時。
GM:一人の身体が、轢かれたカエルのように潰れる。
朝倉 弥宵:(さてどうしたものか。‥‥…?)
GM:轟音と共に振り下ろされたのは、あまりにも巨大な鉄塊────大型のハンマー。
八十方 織間:「……仲間割れか?」 警戒は解かず
GM:それは別の部屋から伸びた、丸太のような腕に握られている。
護衛:「な……!?」
洲崎アカリ:「ふ、ふふ……めちゃくちゃだな」
GM:色めき立った兵士たちを、さらにハンマーが薙ぎ払う。
護衛:「ごぇっ……!?」「ぐぷ」
朝倉 弥宵:「……これが”無法のエンタメ”というものですか」
GM:僅か数秒で、兵士たちは血肉の塊へと変じた。
GM:やがて、のっそりと窮屈そうに部屋から出てくるのは、筋骨隆々の大男。
大槌使い:「…………」
大槌使い:兵士たちの血にまみれ、巨大なハンマーを担ぎ、君達を見る。
大槌使い:無造作に伸びた長髪の下から、狂気じみた赤黒い眼光が覗いている。
八十方 織間:黙って両腕を構える
朝倉 弥宵:「……味方、とは思いたくないですね」
GM:状況は変わらず。逃げ場は無い。
大槌使い:「オォオオァアアアアアアアッ!!」
洲崎アカリ:「自分で煽っておいて、自分で制御がつけられなくなった……という所ですかね」
大槌使い:咆哮し、君達に向け突進する。



【Middle5】

GM:ミドル戦闘をします!
GM:PC (10m) 大槌使い
GM:エンゲージはこちら。
GM:セットアップから!
獄城玲於奈:コーリングシステムを使用
大槌使い:なし。
洲崎アカリ:白兵っぽいので詰めた方が良さそう。《スタートダッシュ》、敵にエンゲージします
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+3した(侵蝕率:48->51)
朝倉 弥宵:『不可視の刃"クリア・ハート・アラウンド"』《氷の茨》エンゲージ離脱時に4Dダメージです
獄城玲於奈:フォールンマシンに搭乗します
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+3した(侵蝕率:52->55)
八十方 織間:なにもない!
GM:ではイニシアチブ、特に無ければ行動値8で洲崎さんの手番から!
洲崎アカリ:待機します。
大槌使い:同じく行動値8、大槌使いの手番。
大槌使い:≪コンセントレイト:ブラム=ストーカー≫+≪血の宴≫+≪鮮血の一撃≫+≪ブラッドバーン≫+≪紅蓮の衣≫+≪クロスバースト≫
大槌使い:対象洲崎アカリ!
洲崎アカリ:ガードします!
大槌使い:12DX7-2
DoubleCross : (12R10-2[7]) → 10[2,2,3,4,5,5,6,6,6,7,9,10]+6[1,6,6]-2 → 14

大槌使い:悲しみの達成値
洲崎アカリ:オートで「ヘンゼル・ショット」:《自動触手》《蒼き悪魔》
獄城玲於奈:可哀想
洲崎アカリ:42のHPダメージ
大槌使い:いっっってえ!!
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+7した(侵蝕率:51->58)
大槌使い:だがまだ生きている!
大槌使い:死ねーっ
大槌使い:2D10+32+12 ガード時さらに+15
DoubleCross : (2D10+32+12) → 8[1,7]+32+12 → 52

洲崎アカリ:ガード値自体は2!当然の死!
洲崎アカリ:リザレクトします
獄城玲於奈:おっと火力がそこそこあるぞ
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:58->66)
洲崎アカリ:洲崎アカリのHPを8にした(HP:8->8)
洲崎アカリ:紅蓮の衣あったからね 他の人はガードしない方がいいかもしれない
大槌使い:先行した洲崎アカリを目標と定め、大男がハンマーを振りかぶる。それだけで蛍光灯に接触し、砕け散り破片が散らばる。
洲崎アカリ:足元で何かが爆ぜて。ふわり、と弾かれるようにひとり飛び出す。
大槌使い:「……ルォァアアアアッ!!」
洲崎アカリ:杖を立てて、攻撃を防ぐ構え。もっとも、その一条は大槌を前には紙片のようなものだ。
大槌使い:振るわれる鉄塊!インパクトと同時、更に爆炎が噴き出す。まさしく破壊の権化だ。
大槌使い:明らかに避けるのが賢明だ。防がんとするのは余程防御に自信があるか、あるいは────
洲崎アカリ:爆炎の中で、女の手が動く。吹き飛ばされるのと、男の身体を抉るように黒い牙が突き立つのが同時。
大槌使い:「…………!?」
洲崎アカリ:「が、あっ」咽るように呻いて、床を転がる。
朝倉 弥宵:(…相変わらず……見てて冷や冷やするやり方だ)
洲崎アカリ:口元は笑みの形をしている。……手をついて、立ち上がる。
大槌使い:「…………」身体を穿たれ血を垂らし、唸りながら睥睨する。
獄城玲於奈:「ヘェ…気合い入った戦い方やねえ」
八十方 織間:「……あれが彼女の戦い方なのか」
朝倉 弥宵:「……ええ」
洲崎アカリ:「入った」睨みに応じるように、構えを取り直す。
八十方 織間:僅かに眉をひそめ、痛ましげな顔
朝倉 弥宵:「光を失った彼女が身に着けた…唯一の武器です」
獄城玲於奈:「ハ!えらい気合い入ったやり方や」
八十方 織間:だが、口を挟んでいる間もない。案ずるくらいならば、迅速に敵を片付けるべきなのだ
大槌使い:戦意は一向に衰えていない。むしろ更に殺意を漲らせ、大槌を構える。
獄城玲於奈:「せやけど、あれやと体もたんやろ」
大槌使い:≪夜魔の領域≫
大槌使い:未行動となり、行動値0となります。
獄城玲於奈:「サクッと追撃してアカリンの負担減らしとかなアカンな」
朝倉 弥宵:「…はい。迅速に片を付けましょう」
GM:行動値4、八十方さんの手番です。
八十方 織間:マイナーで8m前進、メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《妖の招き》
八十方 織間:対象は大鎚使い。行くぞ!
GM:来い!
八十方 織間:7dx8+3
DoubleCross : (7R10+3[8]) → 10[3,3,5,6,7,9,10]+10[3,8]+1[1]+3 → 24

大槌使い:ガード、≪氷盾≫
GM:ダメージどうぞ!
八十方 織間:3d10+13
DoubleCross : (3D10+13) → 18[3,8,7]+13 → 31

八十方 織間:ふーよかった
獄城玲於奈:堅実な戦い方しよるな
獄城玲於奈:大槌なのに
GM:ダメージ受けますがまだ生きてる!
獄城玲於奈:茨が入るのかな
八十方 織間:ダメージが入ったならこっちのエンゲージに入ってもらおう。洲崎さんの2m手前!
GM:グギャ~ッ
八十方 織間:それは次ですね
八十方 織間:ガキン、ガキン! 踏み込みながら、再び機械の腕をクレーン形状に展開していく。
八十方 織間:遠心力を込めて大鎚使いの頚を殴りつけ、掴み上げ
八十方 織間:「は——ッ!」 手元に引き寄せ、更に左の拳がその下腹を殴り抜ける
大槌使い:「ゴ、ガッ……!」
大槌使い:大きくよろめくが、倒れない。筋骨を軋ませながら、反撃せんと体勢を立て直す。
八十方 織間:「……頑丈だな。今までで一番の手練だ」
GM:行動値2、朝倉さんの手番!
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+4した (侵蝕率:52->56)
朝倉 弥宵:うす!
朝倉 弥宵:マイナー無し
朝倉 弥宵:メジャーで『断ち斬る嵐"バニッシュ・スラッシュ・テンペスト"』《C:ウロボロス》《原初の赤:吹き飛ばし》《一閃》に《援護の風》
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+2した(侵蝕率:55->57)
GM:来な!
朝倉 弥宵:8dx8+2
DoubleCross : (8R10+2[8]) → 10[1,4,4,6,6,6,8,10]+7[4,7]+2 → 19

大槌使い:ガード、≪氷盾≫
GM:ダメージどうぞ!
朝倉 弥宵:2d10+18
DoubleCross : (2D10+18) → 8[3,5]+18 → 26

朝倉 弥宵:ダメージ入ったら2m手前に飛んでもらうぜ!
GM:大分減らしてまだ生きてるが……ダメージは入る!
朝倉 弥宵:ではPC達の初期位置から6mの所に移動させて
朝倉 弥宵:《氷の茨》の効果で4d10ダメージです
GM:獄城 6m 大槌使い 2m 八十方・朝倉 2m 洲崎 
GM:ギェーッ
獄城玲於奈:やったか
朝倉 弥宵:4d10
DoubleCross : (4D10) → 23[5,5,7,6] → 23

GM:まだ……生きている!
朝倉 弥宵:しぶとい!
GM:演出どうぞ!
朝倉 弥宵:熱操作、それによって生じる気流の増幅、そして操作
朝倉 弥宵:朝倉弥宵の周囲に生じた乱気流は、閉鎖空間にひと時の冷涼を生み出す
朝倉 弥宵:先ほども用いた鉄棒を、大鎚使いに差し向ける
朝倉 弥宵:「……‥吹き飛べ」
朝倉 弥宵:踏み込み。殴打。続けざまに発生した突風がその巨体を吹き飛ばし
朝倉 弥宵:乱気流の中に発生した鎌鼬が、筋肉の鎧に包まれた身体を切り刻む
大槌使い:「…………ォ、ァァアア……ッ……!!」
大槌使い:不可視の刃に切り刻まれ、鮮血が周囲に撒き散らされる。
朝倉 弥宵:「……ッ…硬いな…」
大槌使い:既に満身創痍だ。だが、大槌を支えに立ち上がる。
大槌使い:「フーッ……!フーッ……!」
朝倉 弥宵:吹き飛んだ方に立っている、人影を見て
朝倉 弥宵:「…ごめんなさい。あと詰め…お願いします」
大槌使い:獣めいた呼気が引っ切り無しに漏れる。或いは既に精神も獣のそれか。
獄城玲於奈:「ウチの出番、無いかと思たわ」
GM:イニシアチブ、行動値0、獄城さんの手番です
獄城玲於奈:イニチアチブにオートアクションでハードコートを脱いで行動値2に
獄城玲於奈:マイナーで戦闘移動してエンゲージ
獄城玲於奈:メジャーで運転攻撃
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼を使用してダイス+2個
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+1(侵蝕率:55->56)
GM:どうぞ!
獄城玲於奈:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[1,5,8,8,10]+2[2]+1 → 13

大槌使い:ガード、≪氷盾≫!
獄城玲於奈:2d10+17
DoubleCross : (2D10+17) → 12[9,3]+17 → 29

GM:ゲーッ
GM:だが……
GM:残りHP6!
獄城玲於奈:くそー
GM:生きてます
GM:演出どうぞ!
獄城玲於奈:「ほな、一発殴って決めさせてもらおかなーッ!」
獄城玲於奈:ジャケットを脱ぎ捨てる
獄城玲於奈:「いくでェ!へカトン!」
獄城玲於奈:四腕のパワードスーツで間合いを詰める
獄城玲於奈:「オッラァ!」
獄城玲於奈:ドゴ!バキ!ガス!ズガァ!
獄城玲於奈:四連パンチが炸裂
大槌使い:「…………ッ…………!!」
獄城玲於奈:「あ、ゴメン。一発言うたけど、アレ嘘やったわ」
大槌使い:強かに打ち据えられ、巨体がよろめく。
獄城玲於奈:「おー、耐えてるわ。元気やねえ」
大槌使い:だが最後の力を振り絞り、一矢報いんと大槌を手に取る!
大槌使い:行動値0、再び大槌使いの手番。
獄城玲於奈:イニシアチブでバーサークセルフ!
獄城玲於奈:暴走します
大槌使い:何ィ
大槌使い:だが……どうかな!
大槌使い:1D4
DoubleCross : (1D4) → 3

大槌使い:マイナーで≪氷の回廊≫
八十方 織間:こっこいつ
獄城玲於奈:移動エフェクト持ちかーw
大槌使い:獄城さんから離れて朝倉八十方組を殺すぜ!
獄城玲於奈:器用なヤツw
朝倉 弥宵:大鎚使いのくせに…!
獄城玲於奈:使わなければ良かったぜーw
八十方 織間:アナーキーなことをした割に構成が堅実すぎる
洲崎アカリ:やりよるわ
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+3(侵蝕率:56->59)
大槌使い:堅牢な防御を誇る獄城を与し難しと見てか、大男は転身する。
大槌使い:向かう先は朝倉と八十方の二人!
大槌使い:メジャー≪コンセントレイト:ブラム=ストーカー≫+≪血の宴≫+≪鮮血の一撃≫+≪ブラッドバーン≫+≪紅蓮の衣≫+≪クロスバースト≫
大槌使い:死ねェ!
大槌使い:12DX7-2
DoubleCross : (12R10-2[7]) → 10[1,1,1,1,3,3,5,7,8,9,10,10]+10[1,2,5,6,9]+10[7]+10[7]+6[6]-2 → 44

朝倉 弥宵:回しおる
八十方 織間:気合入ってんなあ!
八十方 織間:リアクション放棄。《復讐の刃》
朝倉 弥宵:ワンチャンドッジ!
朝倉 弥宵:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 8[1,4,6,7,8]+1 → 9

朝倉 弥宵:無理!
八十方 織間:先にそちらのダメージをお出し……
大槌使い:潰れろーッ!!
大槌使い:5D10+32+12
DoubleCross : (5D10+32+12) → 22[7,7,2,5,1]+32+12 → 66

朝倉 弥宵:死ぬわ!リザレクト!
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+1(1D10->1)した(侵蝕率:64->65)
八十方 織間:当然死ぬが、そっちもただでは済まさないぞ!
八十方 織間:7dx8+3
DoubleCross : (7R10+3[8]) → 7[1,1,1,2,2,6,7]+3 → 10

八十方 織間:2d10+13
DoubleCross : (2D10+13) → 11[4,7]+13 → 24

八十方 織間:リアクション不能ダメージ!
GM:ギャー死!
GM:復活無し!戦闘終了です。
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+6した (侵蝕率:56->62)
大槌使い:二人をまとめて薙ぎ払わんと、巨大なハンマーを振るう。
八十方 織間:敵が方向転換し、こちらに向かって来るのを見て、ギシリ、と金属骨格を軋ませる程に拳を固く握る。
獄城玲於奈:「よっしゃ!かかってこい…て!あ!?コラ!日和っとるんか!勝負しろ!アホーッ!」
大槌使い:単純にしてだからこそ対処困難な質量攻撃。火を噴く超高速の鉄塊が、八十方と朝倉を襲う!
朝倉 弥宵:「(避け…いや、無理か…!)」
八十方 織間:振るわれる槌頭の射程のさらに内側へ猛然と踏み込み、攻撃を受けながらも
朝倉 弥宵:鉄塊の一撃を受け、壁に叩きつけられる
八十方 織間:「届……ぐァッ!」 固めた拳でその下顎を殴り抜ける
大槌使い:「…………!!」
八十方 織間:当然、その後は慣性のまま遅い来るハンマーに吹き飛ばされ、冷たい床に転がされるのみだ。
八十方 織間:だがその拳には、決着の確信が残っている。 「……どうだ」
大槌使い:脳を揺らされ、ゆらゆらとたたらを踏む。
八十方 織間:「動いてみろ、動けるなら」
大槌使い:「……! …………!!」
大槌使い:何とか追撃のハンマーを振るわんとして……
大槌使い:ようやく力尽き、地響きと共に崩れ落ちる。
八十方 織間:「……ふう」 それを見届けると、がくりと八十方自身も顔を伏せる
洲崎アカリ:「……終わった、かな?」それ以上、戦闘音が続かないことを確かめて。
朝倉 弥宵:「……ッ…」砕け散った骨の痛みに耐えつつ、顔を上げる
獅子堂奈乃:『……ご無事ですか、皆さん』
獄城玲於奈:「大丈夫か?」
朝倉 弥宵:「……痛いのは…正直嫌いです。ただ…」
朝倉 弥宵:「もう…慣れました」再生を待って、立ち上がる
八十方 織間:「……こちらは無事だ。腕は問題なく動く」
洲崎アカリ:「あたしも大丈夫。まだ十分、再生機能の圏内かと」
八十方 織間:「作戦の続行には問題ない……少しだけ休ませてくれれば、それで」
八十方 織間:「20秒で大丈夫だ」
獅子堂奈乃:『……それは、出来ません』
洲崎アカリ:「……方角は?」
獄城玲於奈:「意外と根性ある奴やったな…て」
朝倉 弥宵:「…止め処ない、とはこの事ですね」
獄城玲於奈:「休む暇もないいう事か」
獅子堂奈乃:『先程開けられた天井の穴付近。それから……後方、塞がれた壁の裏からも』切迫した声。
八十方 織間:「……まったく。戦力を集中させるのは順当な手だが」
八十方 織間:「されるとなると当然、きついな」 拳を床につき、身体を支えながら、どうにか立ち上がる
洲崎アカリ:「狩りの作法としては、きっと正しいんですけどね。周到な事だ」
朝倉 弥宵:「……八方塞がりですか。まあ八つも道はありませんが‥‥」
獅子堂奈乃:『数は合計で……20以上。いずれもオーヴァードです』
獄城玲於奈:「うえー、メンドくさァ」
獅子堂奈乃:『致し方ありません。他の敵と遭遇の恐れがありますが、ここはどこか一室を制圧して一度やり過ごし……』
GM:獅子堂の声をかき消すように、
GM: ガ ガガガガガガガ!!
GM:無線越しにけたたましい銃声、ガラスが割れる音、金属の凹む音が聞こえてくる。
獅子堂奈乃:『……! ……!』
八十方 織間:「……!?」
洲崎アカリ:「……今の、あっち側から……?」
朝倉 弥宵:「これは…!」
獅子堂奈乃:何か叫んでいるようだが、銃声で何も聞き取れない。
八十方 織間:「獅子堂!? どうした! おい!」
洲崎アカリ:「……あたし達の通信から、探知された?」
獅子堂奈乃:『──せんぱ……』
GM:ぶつり、と。そこで通信は途絶える。
獄城玲於奈:「チッ!」
獄城玲於奈:「オリマーが決めろ!戻るか、進むか」
八十方 織間:「……ッ!」
八十方 織間:ガン! 苛立たしげに壁を殴り
朝倉 弥宵:「………」1年前の記憶が甦り、少しだけ顔が蒼くなる
GM:壁の向こうから、幾人もの足音や話し声が聞こえてくる。
八十方 織間:痛みと、その言葉に表情を歪める 「……」
GM:大量の敵が、すぐそこまで迫ってきている。
八十方 織間:「……前進だ。敵の包囲を突破。どちらにしても俺たちが生き延びなきゃ意味がない」
八十方 織間:「戻った所であちらと合流はできない。増援の要請はされている。もし間に合えば、あちらは助かる」
八十方 織間:口早く行って、息を吐き 「……それが正しいはずだ。だよな?」 三人に確かめる
洲崎アカリ:「……ええ、同意見です」やや冷えた声音で応じて、頷く。
獄城玲於奈:「構わへん、決めたら行動は即や!行けるな」
朝倉 弥宵:「……ですが…」押し黙って、激しく首を横に振る。余計な考えだ
GM:別室からラぺリング音。無数の兵士が整えようとしている。君達が決意と共に踏み出そうとした、その時。
GM:前方の一室の扉が開かれる。
GM:女が一人、そこから顔を出している。
“フリップフラップ”:「あなた達……!」周囲を気にしながら君達に声を掛ける人影。
朝倉 弥宵:「…‥‥‥?」
“フリップフラップ”:朝倉と洲崎には、見覚えのある顔だ。
朝倉 弥宵:「………」
八十方 織間:「……知り合いか?」 現地民の獄城に問う
朝倉 弥宵:「………!?」
洲崎アカリ:「……その声」僅かに硬直して。
朝倉 弥宵:「……な…なんで‥‥‥?」
獄城玲於奈:「ウチは知らんけど、知り合いなんは間違いなさそうやね」
“フリップフラップ”:「早く入って!こっち!」手招きして。
“フリップフラップ”:「……何してるの!急いで!」
洲崎アカリ:少し逡巡して、
洲崎アカリ:「……間違いなく、"ダスクブレイカー"に恨みのある人だ」
洲崎アカリ:「宛にしていいと思います」
獄城玲於奈:「部屋でやり過ごす!指示通りや」
朝倉 弥宵:「……行きましょう、八十方さん」僅かに声を震わせながら、部屋に入る
八十方 織間:「分かった。従おう」 まだ消えない痛みと後輩の声に、表情を歪めつつ
獄城玲於奈:「無駄なケンカは避けた方が、結局早い」
八十方 織間:三人に続き、その部屋へ入っていく
GM:部屋は異様な有様だ。無数の武器弾薬が並び、まるで生活感が無い。
“フリップフラップ”:「奥に!寝室に隠れてて!音を立てないで!」
朝倉 弥宵:戸惑いながらも、それに従う
GM:君達は奥の部屋に押し込まれ、やがて表では無数の足音と怒号が聞こえてくる。
GM:“フリップフラップ”は表で何か彼らと話していたようだったが、それも片付き、
洲崎アカリ:静かに、その指示に従って、壁の向こうの会話に耳をそばだてている。
GM:しばらくすると、また静けさが戻って来る。どうやら敵は別階に行ったらしい。
“フリップフラップ”:「……もういいわ」
“フリップフラップ”:息を吐きながら、“フリップフラップ”……川瀬ヒナが扉を開ける。
朝倉 弥宵:「‥‥…」その声を聴いて、念のため静かに身を起こす
八十方 織間:「……すみません。助けられました」
洲崎アカリ:「……ありがとうございます。ええと……」
朝倉 弥宵:「……ヒナちゃん…なの…?」
洲崎アカリ:「ヒナさん、ですよね……? "フリップフラップ"の……」
川瀬ヒナ:「……そうよ。もう“フリップフラップ”じゃないけどね」
川瀬ヒナ:「あなた達がいるってことは」朝倉と洲崎を見て。「……UGNよね」
洲崎アカリ:「ええ。そうです」
朝倉 弥宵:「……うん」
獄城玲於奈:「ウチは、微妙なトコやけどね」
獄城玲於奈:「ま、協力者や」
八十方 織間:「チルドレンだ。"リカオンズNo.2・テイルバイト"。八十方織間」
川瀬ヒナ:「……そう。まあ……」疲れ切った顔。この騒動で、というより、日常的に染み付いてしまったものだろう。
川瀬ヒナ:「……休んでいくといいわ。お茶も出せないけど、手当くらいは出来るはず」
洲崎アカリ:「この魔窟の主に用があったんですが……まあ、しくじりまして。後は外の騒ぎの通りです」
朝倉 弥宵:「ヒナちゃんは……」
朝倉 弥宵:ここで一体何を、今まで何をしてたのか、どうして何も言わずに
朝倉 弥宵:思考が巡って、上手く言葉が出てこない
川瀬ヒナ:「……分かるでしょう?あなた達なら」自嘲気味に笑い、壁に掛けられた銃を手に取る。
洲崎アカリ:「……復讐、ですか」
獄城玲於奈:「ふぅん」
朝倉 弥宵:「…一人で…やるつもりだったの…?」
川瀬ヒナ:「ええ」
川瀬ヒナ:「私はあいつを……」
川瀬ヒナ:「“ダスクブレイカー”を、殺す」



GM:シーン終了。ロイス購入は省略!



【Middle6】

GM:君達は川瀬の部屋で、束の間の休息を得る。
GM:部屋には本当に茶もコーヒーも無い有様だったが、医療器具は豊富に取り揃えられていた。
GM:恐らくは彼女が使うつもりだったものだろう。
GM:全員HPを4D10回復して構いません。
八十方 織間:女神
洲崎アカリ:わーい
八十方 織間:4d10
DoubleCross : (4D10) → 18[4,9,1,4] → 18

洲崎アカリ:4d10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 12[2,5,2,3]+8 → 20

八十方 織間:八十方 織間のHPは19になった。(HP:1->19)
朝倉 弥宵:4d10+1
DoubleCross : (4D10+1) → 25[4,10,7,4]+1 → 26

洲崎アカリ:洲崎アカリのHPを20にした(HP:8->20)
獄城玲於奈:減ってない
GM:嘘やん……
八十方 織間:無敵
朝倉 弥宵:ミステリー
GM:川瀬は外の様子を見てくると言って出ていった。恐らくは立場上、君達と顔を合わせづらいのもあるのだろう。
GM:部屋には君達だけが残された。少しの間だが、休息が取れるだろう。
GM:---
朝倉 弥宵:「……」無機質な鉄の塊に囲まれたまま、洲崎の横で膝を抱えている
朝倉 弥宵:(……これを…全部一人で…)
洲崎アカリ:「うん。大丈夫、かな……」座り込んで、慣れた様子で巻き付けた包帯を触りながら。
朝倉 弥宵:”慣れてしまった”ような手つきをみながら「………アカリさんは」
洲崎アカリ:破れかけのブラウスに、袖を通し直す。「……うん?」
朝倉 弥宵:「何とも…無いんですか」川瀬ヒナとの再会について、だ
朝倉 弥宵:奥の部屋で息を潜めてる間も、状況把握に努める余裕なんてなかった
洲崎アカリ:「まさか、無くはないですよ。尋ねたい事だって、色々あった……でも、ほら、なんだ」
洲崎アカリ:言いにくそうに、指をくるくるとさせて
朝倉 弥宵:自分を納得させる理由が欲しくて、聞きたい事ばかりが頭を周っていて
洲崎アカリ:「あたしが変な事を言うと、貴女にも当て嵌まる言葉になっちゃうかなって」
朝倉 弥宵:「……」ぐうの音も出ずに、押し黙る
朝倉 弥宵:「……色々と、変わったつもりでいました」
洲崎アカリ:「……やあ、勝手にあたしがそう思っただけだし。痛くても、打ち明けた方がいい想いもある」
洲崎アカリ:「……」
朝倉 弥宵:「次また…ヒナちゃんに会えた時、少しでも…報いる事が出来るように」
朝倉 弥宵:「でも…結局……」
朝倉 弥宵:「根っこの部分は何も変わっていません。私」
朝倉 弥宵:「痛いのは嫌いで」
朝倉 弥宵:「立ち上がるのが怖くて」
朝倉 弥宵:「どこまで行っても、自分の身を案じている」
洲崎アカリ:「……そうかな」
朝倉 弥宵:「…そうですよ。アカリさんには見えていないかもしれませんが」
朝倉 弥宵:「……今、私は‥ホッとした顔をしています」
洲崎アカリ:「……」
朝倉 弥宵:「”無事でよかった”なんて…」
朝倉 弥宵:「厚かましいにも…程がある」
洲崎アカリ:「……じゃあ、あたしの見えてない部分も教えてあげます」
洲崎アカリ:「ヒナさんに報いる事ができるように、って。そう思ってたんでしょう、ずっと」
朝倉 弥宵:「……?」
洲崎アカリ:「……あたしは」
洲崎アカリ:「ヒナさんに恨まれてるんじゃないかって、ずっと思ってた」
洲崎アカリ:「"ダスクブレイカー"を取り逃した日の、彼女の言葉が消えなくて」
洲崎アカリ:「自分がどう思われてるか、なんて事を気にしてた。しょうもない奴なんですよ」
洲崎アカリ:自嘲するように笑って。
朝倉 弥宵:「……」常に達観していて、揺るがない覚悟を持って闘いに臨む…そういう人だと思っていた
朝倉 弥宵:年齢なんて、3つぐらいしか変わらないのに
朝倉 弥宵:勝手にそう思って、”いつか追いつける背中”だと、自分を安心させようとしていた
朝倉 弥宵:「……なんだ」
朝倉 弥宵:「結局は同じですよ…私も」
朝倉 弥宵:「許してもらえるような免罪符が、少しでも欲しくて」
洲崎アカリ:「そっか」
朝倉 弥宵:「……私の知っているヒナちゃんが、何もせずにただ待っている訳無いのに」
朝倉 弥宵:「……この部屋には、彼女の一年間が詰まっています」
朝倉 弥宵:「だから一層……腹立たしいんです。自分が」
洲崎アカリ:「……あたしは、こんな風に言いましたけど」
洲崎アカリ:「自分を卑下するようなつもりは、実はあんまりないんですよね」
洲崎アカリ:「それは、自分の戦う理由を貶める事に繋がるし」
洲崎アカリ:「あたしは……あたし達はいつも、何かを守るために戦っているものだから」
朝倉 弥宵:「戦う理由…ですか……」
洲崎アカリ:「いなくなったものの為ではない。だから、ヒナさんには寄り添えない」
洲崎アカリ:「これから失われるかもしれないものを、少しでも減らす為に、ここに居る」
朝倉 弥宵:「……」
洲崎アカリ:「それは例えば、攫われたレオナさんの友達で」
洲崎アカリ:「この先、"ヴィルトカッツェ"達に傷付けられるかもしれない人達で」
洲崎アカリ:「……ヒナさんが、今後も復讐に費やしたかもしれない時間だ」
洲崎アカリ:「一年か、あるいはそれ以上。だからさ」
洲崎アカリ:「取り戻してあげましょう。あの人の、人生を」
朝倉 弥宵:「………例えば」
朝倉 弥宵:私の中にある闘う理由なんて、小さな窓から思い描いた綺麗な世界を…綺麗なままにしていたい、突き詰めるとそれだけだ
朝倉 弥宵:でも、顔も知らない、見たことのない人たちにまで及ぶほど…私の世界は広くない
朝倉 弥宵:結局、自分を自分たらしめてくれる何かを失いたくないだけなのだろう。自分勝手もいい所だ
朝倉 弥宵:「……貰ったお金で、ヒナちゃんと買い物に行きたい」
朝倉 弥宵:「これは…何かを守った内に入りますか」
洲崎アカリ:「もちろん」微笑む。
洲崎アカリ:「自分で見つけた理由だ。きっと貴方の支えになる」
朝倉 弥宵:「……‥」
洲崎アカリ:「大切にするといい」
朝倉 弥宵:「……こんな事、本当は聞くような事じゃないのに」
朝倉 弥宵:ごめんなさい「」
朝倉 弥宵:↑削除
朝倉 弥宵:ごめんなさい、は言わない「ありがとう、アカリさん」
洲崎アカリ:「ふふ。少しは先輩面できましたかね」
朝倉 弥宵:立ち上がって身体を伸ばす「私は頭が良くないから」
朝倉 弥宵:「あなたのような答えは、まだ出せません。なので」
朝倉 弥宵:「宿題、という事にしておいて下さい」
洲崎アカリ:「ん」頷いて。「じゃあ、楽しみにしておきましょう」
朝倉 弥宵:「ええ、楽しみに…‥‥(いや…私)」
朝倉 弥宵:「(宿題…嫌いだったな)………しておいて下さい」

---

八十方 織間:床に胡座をかいて、銃の手入れに使うような工具を手に、自身の腕をメンテナンスしている。
八十方 織間:がちがちと音を立てて、その様子は随分荒っぽい。
獄城玲於奈:ゴソゴソと手荷物を漁ってペットボトルを取り出す
獄城玲於奈:ゴクゴクと飲む。
獄城玲於奈:「イライラしとっても始まらんでオリマー」
八十方 織間:ギシ、ギシ、と金具を締めつつ 「そんなことは……」 否定しようとするが
八十方 織間:首を振る 「……分かっているんだが、どうにもならないな」
獄城玲於奈:「武器いうのはここ一番でちゃんと動かんとアカンやろ」
獄城玲於奈:「整備は落ち着いてやったほうがええよ」
獄城玲於奈:「へカトンの整備ン時はウチも真面目にやるからな」
獄城玲於奈:「オリマーも飲むか?」
八十方 織間:「……そう思う。済まん」 最低限、異常がないことだけ確かめると、工具を置いて足を伸ばす
八十方 織間:「貰いたいな。言われてみたら喉が渇いている気がする」
八十方 織間:「渇かないワケがないか。ここまで昇りっぱなしの戦いっぱなしで……」
獄城玲於奈:「ほい」
獄城玲於奈:ペットボトルを投げる
獄城玲於奈:「それ、アルコールめっちゃ低めやから」
八十方 織間:口にしかけて 「……めっちゃ低め」
獄城玲於奈:「あ、高めの方が良かった?」
獄城玲於奈:「ほんなら、こっちのは9%くらいあるし~」
八十方 織間:「具体的な値を教えて欲しい。確か1%がボーダーだったか……?」
八十方 織間:「違う。未成年だ、俺は。……そちらもそうだったと認識してるが」
獄城玲於奈:「堅苦しいなァ…」
獄城玲於奈:「水で良かったら水もあるけど」
獄城玲於奈:「割る用のヤツ」
八十方 織間:「水で頼む……」 嘆息
獄城玲於奈:「ほい」
八十方 織間:今度こそ受け取り、遠慮なくゴクゴクと飲む 「……っふう」
獄城玲於奈:「溜息!ま、溜息言うんは落ち着いてへんと出えへんからな」
獄城玲於奈:「ちょっとはマシになったんとちゃう?」
獄城玲於奈:「ハハ」
八十方 織間:「……そうだな」 目を薄く開いて
獄城玲於奈:9%のチューハイを飲む
八十方 織間:「冷えた気がする。体の中から……おい」
八十方 織間:「それは?」
獄城玲於奈:「ハァー!美味!」
獄城玲於奈:「リラックスする水~」
八十方 織間:「……こんな状況で、イリーガル相手に言うのもどうかと思うが」
八十方 織間:「未成年なら飲酒は止めるべきだ」
獄城玲於奈:「ええやんコレくらい。戦闘中に変な薬キメるヤツもおるやろ?」
獄城玲於奈:「早く動けるヤツ。絶対違法やでアレ」
八十方 織間:「戦闘中のそれは、戦闘状態に必要だからだろう。それは違う」
獄城玲於奈:「オリマーは真面目やねえ」
八十方 織間:「もし法に照らされる機会があれば、違法になるかも知れないが……」
八十方 織間:「法・規律を守るのは当然という話だ。組織に所属する人間としてな」
獄城玲於奈:「アルコールが緊張をほぐすのはカガクテキとかでも証明されてるんやで?」
獄城玲於奈:「アハ、残念。ウチは組織に所属してないもんね」
八十方 織間:「でも社会に所属して……いや、それも13地区で言うのは詮無いことなのか?」
八十方 織間:「……ともかく、こんな状態だ。獄城の言う通り、リラックスのために飲むというなら、まあ……」
八十方 織間:「目をつぶろう」 言いつつ、本当に目をつぶる
獄城玲於奈:「ふふん。納得するところも真面目やなー」
獄城玲於奈:「そういう所がモテる秘訣か」
八十方 織間:「ここが地べたで、戦闘の危険性がなければ許さなかった」
八十方 織間:「……モテる?」 目を開く
八十方 織間:「俺が?」
獄城玲於奈:「いや、ウチから見てもええ男やでオリマー」
八十方 織間:虚を突かれたような顔 「……そうか?」
獄城玲於奈:「ちょっと間違えたらホレてしまう可能性もあるて」
八十方 織間:目を見開く 「…………そうなのか?」
獄城玲於奈:「ま、自覚がないちゅうのがええねんけどなー」
獄城玲於奈:「これが自覚してる色男やとまた違うんよ」
八十方 織間:少し目をそらして 「そう、なのか……なるほど。そういったことにはまったく詳しくないが」
獄城玲於奈:「ま、人のもんとるほど野暮やないから安心しといてな」
八十方 織間:「そういったことを言われるのは初めてで……なんと言えば良いか」 ちょっと照れている
八十方 織間:「……人のもん?」
獄城玲於奈:「ここまでのレベルとかウケるw獅子堂ちゃんも大変やねェ」
獄城玲於奈:ニヤニヤ笑う
獄城玲於奈:「で、UGNのオーダーは敵のボスをぶん殴る事やったけど」
獄城玲於奈:「人質を助けなあかんとき、オリマーはどっちを優先すんの?」
八十方 織間:「…………」 何とも消化しきれない表情をしていたが、作戦の話になればそれも引き締まる
八十方 織間:「……本当にどちらかしか選べないのだとしたら」
八十方 織間:「俺はボスを叩く。俺はUGNで、そういう命令を受けているからだ」
獄城玲於奈:「ハァー!真面目」
八十方 織間:「そこをブラす訳にはいかない。……それに」
八十方 織間:「獄城は助けるんだろう?」
獄城玲於奈:「そらな、飲み仲間減るんは嫌やし」
獄城玲於奈:「でもまあ、どっちか選ばなあかん時にや」
獄城玲於奈:「オリマーがどっちも選べるように時間稼ぎくらいはしたる」
獄城玲於奈:「なんせウチは無敵やからな」
獄城玲於奈:「そん時は遠慮せんと言うてな」
八十方 織間:「……気を使わせたな。助かる」 素直に礼を言って
八十方 織間:「だが、お前はお前で目的があるんだろう。だったら何より、それを目指すべきだ」
八十方 織間:「その上で、俺の頼みを聞く余裕があったら、是非聞いてくれ」
獄城玲於奈:「アハ!そういう所でええ男の基本は外さんなー」
獄城玲於奈:「ま、こっちはこっちで頼りにさせてもらうわ」
八十方 織間:「ええ男…………」 そしてまた神妙な、考え込む表情に戻るのだった

---

GM:君達は一通りの休息を取り、体勢を立て直した。
GM:未だ獅子堂からの通信は復帰しないままだ。
GM:川瀬もまだ戻ってこない……だが何にせよ、時間の猶予は少ないだろう。
八十方 織間:「……バックアップもないが、このまま留まっている訳にも行かない」
八十方 織間:「準備が万全になったら前進しよう。そうするべきだと俺は思う」
獄城玲於奈:「せやな、早めに動くに越したことない」
洲崎アカリ:「そう、ですね。賛成だ」
朝倉 弥宵:「‥‥もう、奇襲を事前に察知することも出来ない。この場に留まるよりは、そうですね」
GM:その時、君達の目の前、部屋の中央あたりの空間に、
GM:黒く歪んだ淀みが生まれる。経験を積んだオーヴァードなら分かるだろう。バロールによるゲートの一種だ。
八十方 織間:「……!」 身構える
朝倉 弥宵:「…言ったそばから……!?」
GM:一拍置いて、ゲートからごろごろと転がり落ちてくる、拳大の球体。
GM:──手榴弾だ。
獄城玲於奈:「チィ!」
洲崎アカリ:火薬の匂い。反射的に防御姿勢を取る。
八十方 織間:人のいない方へ蹴りつけようとする
GM: ド ガ ン!!
GM:凄まじい轟音と共に、手榴弾が一斉に炸裂する。
GM:激しい耳鳴りの中、土煙と炎が上がる。
GM:だがそれは、単なる牽制に過ぎない。
GM:どかどかと上階を動き回る、複数の足音。
獄城玲於奈:「先手を取られたなァ!」
朝倉 弥宵:「……ッ…」気流を操作し、煙を晴らす
八十方 織間:「……もうこちらの所在は割れているな」 両腕を交差して構え、爆発を凌ぎつつ
GM:連続する破砕音。天井から埃が落ち、やがて刃が覗く。斧で天井を破らんとしている。
八十方 織間:「床や天井をなんだと思ってるんだ……」 思い切った行動に、思わず苦笑が漏れる
獄城玲於奈:「ま、こっちも遠慮せんと壁くらいはブチ破らせてもらうんやけどねえ」
洲崎アカリ:「自分らの住む場所だろうにね、全く」
GM:そして間髪入れず、部屋の扉が開け放たれる。
GM:大型の刃物で武装した数人が、部屋に雪崩れ込む!
住人:「シャアァアアアアッ!!」
住人:「ウルァッ!!死ねェっ!!」
朝倉 弥宵:「……さっさと片付けないと…上からも来ますね」タン、と一歩踏み出すと
朝倉 弥宵:敵が刃を振り被ったタイミングで突風をぶつけ、体勢を崩し
朝倉 弥宵:胴への肘打ち、風の勢いと共に吹き飛ばす
洲崎アカリ:「練度は高くないけど……」ナイフによる一撃を、杖でいなしつつ。「ゲート使いが居る。背後に気を付けて」
洲崎アカリ:そのままずらすように滑らせ、懐へ。胸に手を置く。上半身に黒い亀裂が走り、張り裂ける。
八十方 織間:突っ込んでくる敵に対して、わざわざ技巧をこらしはしない。機械の両腕で正面から打ち合い、叩きのめしていく
獄城玲於奈:四腕で適当に掴んで放り投げる
獄城玲於奈:「ほいほいっとォ!」
住人:「ぎゃあっ……」「んの野郎ァ!」
GM:次々と悲鳴を上げ、打倒されていく住人たち。だが数があまりにも多すぎる。まるでゾンビのように、次々と引っ切り無しに湧いてくる。
獄城玲於奈:「足止めかなァ!これはッ!」
洲崎アカリ:「命が惜しくない奴ばっかりだ。嫌になるな」
GM:そんな彼らを襲う、嵐のような制圧射撃。
GM:悲鳴を上げ、廊下の一団が血を噴いて倒れる。
朝倉 弥宵:「……まさかとは思いますが残りの住民全て……ッ…?」
川瀬ヒナ:「出て!あなた達!すぐに!」
川瀬ヒナ:ライフルで武装した川瀬が、血相を変えて戻って来る。
川瀬ヒナ:「もうここはバレてる……探知能力者がいる!」
川瀬ヒナ:部屋の武装をかき集めながら、天井に向け断続的に応射する。
朝倉 弥宵:「‥……!」こくりと頷くと、指示に従い部屋の外に転がり出る
獄城玲於奈:「色んなヤツを揃えとるなぁ!」
八十方 織間:「……まあ、それくらいはいるだろう」
八十方 織間:「申し訳ない……助かった!」
川瀬ヒナ:「あなた達は上に行って!私も別行動で目指す!」
川瀬ヒナ:「もう突っ切るしかない……ここを逃せば勝機は無い!」
朝倉 弥宵:「……‥」
川瀬ヒナ:「行って!早く!」
八十方 織間:礼を言いつつ、頭を下げる余裕もなく、部屋の外へ駆け出す
洲崎アカリ:「……」ヒナさんも一緒に、と言いかけるが。
獄城玲於奈:「ほいほいッと」
獄城玲於奈:部屋の外へ
洲崎アカリ:言葉を呑む。「……分かりました。ご無事で」
朝倉 弥宵:ふるふる、と首を振って
朝倉 弥宵:「………ありがとう!」
朝倉 弥宵:振り返ることも無く、上階を目指す
川瀬ヒナ:返事は無く、ただ背後からは銃声が聞こえてくる。



GM:シーン終了。
GM:購入チャンスは最後です、が
GM:川瀬から譲ってもらったということでこのシーンは+10で購入判定できます
八十方 織間:ウヒョーッ
洲崎アカリ:ひええ
朝倉 弥宵:なんと…
洲崎アカリ:女神じゃん
獄城玲於奈:サイコー
八十方 織間:アームドスーツ買っちゃお~~~
八十方 織間:2dx+1+10
DoubleCross : (2R10+1+10[10]) → 10[8,10]+9[9]+11 → 30

獄城玲於奈:ロイスも取ってもいい?
八十方 織間:装備~~
獄城玲於奈:出目w
GM:ロイスも勿論OK!
獄城玲於奈:同行者/八十方 織間/ええヤツ○/鈍感か!/ロイス
洲崎アカリ:川瀬ヒナ:〇庇護 / 悔悟 で取ります
八十方 織間:あと応急手当もしちゃう
八十方 織間:19+2d10
DoubleCross : (19+2D10) → 19+15[5,10] → 34

八十方 織間:八十方 織間のHPは33になった。(HP:19->33)
洲崎アカリ:自分も手持ちの手当キット使います
八十方 織間:全快!
朝倉 弥宵:旧知 川瀬ヒナ:信頼/〇悔恨 で
洲崎アカリ:2d10+20
DoubleCross : (2D10+20) → 8[1,7]+20 → 28

洲崎アカリ:洲崎アカリのHPを28にした(HP:20->28)
朝倉 弥宵:応急使用!
朝倉 弥宵:2d10+26
DoubleCross : (2D10+26) → 9[5,4]+26 → 35

朝倉 弥宵:全快!
八十方 織間:ロイスも取っちゃお~
八十方 織間:同行者/獄城玲於奈/○信頼/隔意
八十方 織間:以上!
朝倉 弥宵:購入は強化素材で
朝倉 弥宵:3dx+12
DoubleCross : (3R10+12[10]) → 5[1,4,5]+12 → 17

獄城玲於奈:うーん リアクティブはちょい厳しいな
朝倉 弥宵:風要ります?
洲崎アカリ:装甲、買ってもいいけど鏡の盾のこと考えるとやっぱいいか……ってなるな
朝倉 弥宵:強化素材を聖剣に使って以上!
獄城玲於奈:いや、そこまでしてもらうほどじゃないですね
獄城玲於奈:紡ぎの魔眼
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+1(侵蝕率:59->60)
獄城玲於奈:ダイスボーナス
獄城玲於奈:ゲット
獄城玲於奈:6dx+4+10>=36
DoubleCross : (6R10+4+10[10]>=36) → 10[2,3,6,6,10,10]+3[2,3]+14 → 27 → 失敗

洲崎アカリ:2dx+13>=20 じゃあブルゲ狙います 行動値不安みあるし
DoubleCross : (2R10+13[10]>=20) → 7[3,7]+13 → 20 → 成功

獄城玲於奈:意外と頑張ったなw
洲崎アカリ:獄城さんに渡す!
洲崎アカリ:さっきみたく移動がヤバそうだったりしたら使ってください 以上で
獄城玲於奈:行動値は暴走すると0になるからまあ
獄城玲於奈:チャンスあればくらいで頂いておきます



【Middle7】

“烏鳴閣” 7階
GM:まずは判定からしていただきましょう

最終目的地に向かう。大量の敵との交戦。
代表者が技能≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫難易度30、または≪回避≫≪知覚≫≪意志≫難易度15で合計8回判定を行う。
失敗した場合、1回ごとに全員が3D10+10点のダメージを受ける。


朝倉 弥宵:8回!?
GM:8回やよ~
洲崎アカリ:めっちゃいっぱい
朝倉 弥宵:やってやろうじゃねぇか…!
八十方 織間:代表者がって一人8回? 四人で計8回?
GM:4人の合計ですね!
八十方 織間:理解の子
獄城玲於奈:なるほどー
朝倉 弥宵:4人でやるけど、その中で誰が何回やってもOKって感じですかね
八十方 織間:とはいえ白兵30も普通に厳しいな……w
GM:そうですね!
洲崎アカリ:相談の結果、洲崎が意志で6回判定する事になりました
八十方 織間:《妖の招き》+《コンセントレイト:エグザイル》 行きまーす
八十方 織間:我々が撃ち尽くしたら
八十方 織間:あとは洲崎さんの意志負荷耐久テストです
朝倉 弥宵:《C:ウロボロス》《原初の赤:吹き飛ばし》に《援護の風》で判定します
八十方 織間:8dx8+3=>30
DoubleCross : (8R10+3[8]>=30) → 10[2,2,3,3,4,7,8,10]+6[5,6]+3 → 19 → 失敗

朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+2した(侵蝕率:65->67)
八十方 織間:ぜんぜんだめ!
朝倉 弥宵:9dx8+3
DoubleCross : (9R10+3[8]) → 10[3,7,8,8,9,9,9,9,9]+10[1,1,3,4,7,9,10]+10[4,8]+1[1]+3 → 34

朝倉 弥宵:いった!!!
洲崎アカリ:DB込みでダイス数5、思い出の一品と併せて固定値5、しめて5dx+5
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+4した (侵蝕率:62->66)
GM:1回ずつダメージ入れますか カバーとかリザレクトが大変なので
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+5した(侵蝕率:67->72)
洲崎アカリ:5dx+5>=15 1回目
DoubleCross : (5R10+5[10]>=15) → 10[2,3,4,9,10]+9[9]+5 → 24 → 成功

洲崎アカリ:5dx+5>=15 2回目
DoubleCross : (5R10+5[10]>=15) → 10[7,7,7,9,10]+6[6]+5 → 21 → 成功

洲崎アカリ:5dx+5>=15 3回目
DoubleCross : (5R10+5[10]>=15) → 8[1,4,4,8,8]+5 → 13 → 失敗

洲崎アカリ:5dx+5>=15 4回目
DoubleCross : (5R10+5[10]>=15) → 10[2,3,3,9,10]+7[7]+5 → 22 → 成功

洲崎アカリ:5dx+5>=15 5回目
DoubleCross : (5R10+5[10]>=15) → 10[5,6,7,9,10]+1[1]+5 → 16 → 成功

八十方 織間:13にバディムーブしてね!
洲崎アカリ:5dx+5>=15 6回目
DoubleCross : (5R10+5[10]>=15) → 10[1,1,3,6,10]+8[8]+5 → 23 → 成功

GM:は?????
八十方 織間:強すぎ
GM:つっっっっよ
洲崎アカリ:あっバディムはいれば全部成功ですね
朝倉 弥宵:バディムーブで失敗したやつの達成値+3です
八十方 織間:鋼鉄メンタルかよ
GM:何だこの女!?!?
洲崎アカリ:えへへ
獄城玲於奈:つよー
GM:もうちょいボロボロになれや!!
朝倉 弥宵:ダメージ発生は一回だけ
GM:クソが!ダメージ!
GM:3D10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 13[4,6,3]+10 → 23

GM:低い……!
八十方 織間:アームドスーツの装甲10とサイバーアームのガード8で減らして5点
朝倉 弥宵:ガード!ガード値装甲を差し引いて6ダメージ!
獄城玲於奈:洲崎さんをカバーかな
洲崎アカリ:杖ガードで21受ける感じで
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵に6のダメージ(HP:30->24)
獄城玲於奈:崩れずの群れ
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+2(侵蝕率:60->62)
洲崎アカリ:感謝しつつカバーをいただきます
獄城玲於奈:洲崎さんをカバーリングして装甲で弾く
GM:何なんだこいつらァ~~~ッ
GM
GM:最上階を目指し、君達は一気に階段を駆け上がっていく。
GM:行く手にはこれまでの比ではない数の敵が立ち塞がり、次々と襲い掛かって来る。
GM:刃物や銃で武装した者。鳥や獣への変身者。炎や雷を纏った者から、挙句は不定形の砂や鋼の塊まで。
GM:君達を亡き者にしようと、間髪入れずに殺到してくる。
洲崎アカリ:終点が近いと見て、出力を上げていく。踊るように振るう両手の先より、黒色の破壊を射る。
洲崎アカリ:……これだけの数がひしめいていれば、一々、攻撃を受けて定位せずとも当てられる。どれかには。
獄城玲於奈:攻撃を行うアカリを守る様に並走
住人:「がぁぁっ……!」サイめいた巨体の獣化者が撃たれ、体勢を崩して他の住人を下敷きにする。
八十方 織間:そして、洲崎さんの攻撃で発生する乱れを押し広げるのが八十方だ。
八十方 織間:そうやって生まれた隙を逃すことなく身体ごと突っ込み、双の義腕で手の届く限り、敵を殴りつけ、打ちのめし、投げ捨てる。
住人:「ぎぇっ……!!」毒の体液を撒き散らし、パンク風の男が倒れ伏す。
住人:「止まれオラ!俺に殺されろ!」蛇のようにしなる炎の鞭が飛来、八十方を絡め取らんとする。
朝倉 弥宵:「‥‥‥伏せて…!」八十方に呼びかける
八十方 織間:「むッ……」 身体が固まりかけるが、その声に応じ、強引に身を伏せる
朝倉 弥宵:鞭の下方から、突き上げるように吹いた風が攻撃を遮り
朝倉 弥宵:滞空している隙を見計らって、手元のボールペンを投擲する
住人:「ああ!?こんなもん……」手で払いのけようととする。
朝倉 弥宵:その手を弾き飛ばし、激しい衝突音と共に鞭使いの身体を吹き飛ばす
住人:「ぎゃあああっ!?痛えええええッ!!痛えよォオオオッ!!」
住人:「どけどけどけ!!俺の獲物だ!!」
住人:四本腕にそれぞれ大型チェーンソーを接合した、異形の男。
住人:回転刃を振り乱し、周囲の住人を見境なしに斬り付けながら突進する!
住人:「俺の金だァーーッ!!」
八十方 織間:「あれは……押さえてくれ!」
獄城玲於奈:「ははッ!任せとき!」
獄城玲於奈:チェーンソーをそれぞれの腕で掴む
住人:「んなぁっ……!?この……!!」
獄城玲於奈:「金かー!ワカルで!金はええもんな!」
住人:ギギギ、と力を込め、さらにチェーンソーの回転を上げる。
獄城玲於奈:「でも、相手見て判断せなアカンなあ!」
獄城玲於奈:チェーンソーの回転を物ともせずに握りつぶす
住人:「じゃあ俺に殺されやがれ……ウギャァーーッ!?」
住人:「俺の……俺の腕がァーーッ!!」
獄城玲於奈:「いや、もっと普通の腕付けたほうがええんとちゃう?」
獄城玲於奈:「生きとったらなァ!」
獄城玲於奈:頭を掴んで他の殺人鬼に投げつける
獄城玲於奈:「うおりゃ!」
住人:「ゲボギャァーーッ!!」
住人:男は吹き飛び、丁度近くにいた腕がドリルの殺人鬼と衝突、巻き込まれて血飛沫を撒き散らす!
住人:「ウグバァアーーーッ!!」
GM:状況は混沌の極みにあった。だが確実に君達は上に進み、住人も着実に数を減らしつつある。
獄城玲於奈:「死にたくなかったら退けェ!」
洲崎アカリ:「すいませんね。これだけの数でかかられちゃ、加減は利かない」依然、攻撃の手を休めないまま。
八十方 織間:ひたすら最前線で敵を殴り、殴り、殴り続ける。
朝倉 弥宵:前を行く三人の後を詰めつつ、それに続く
GM:血飛沫と暴力の嵐の中、君達は一歩一歩先に進んでいく。そして────
GM:……どれだけの時間が経っただろうか。数分か、数十分か。体感では数時間分にも感じているかもしれない。
GM:辺りは血の海と化し、静寂の中に僅かな吐息と呻き声だけが響いている。
GM:壁に刻まれた階数表示は、『14』。
洲崎アカリ:「……」漸く、手を止める。凍り付いた表情を浮かべて。
朝倉 弥宵:「………ハァ……」深い呼吸
朝倉 弥宵:「あと…何人……‥」
八十方 織間:「フーッ……フーッ……」 肩で息をしながら、そのへんでぶっ飛ばした奴が持っていたタオルで汗を拭く
洲崎アカリ:荒れた息を整える。破けた衣類の間から、肌に黒い斑紋が走っているのが見える。
八十方 織間:「……何人かは、分からない、が」
洲崎アカリ:「今、数え間違いでなければ」
八十方 織間:「『何階』なら、分かる」 14階を示すプレートを叩く
洲崎アカリ:「……14階、ですよね」
獄城玲於奈:「ハ!そろそろ一番上か?」
八十方 織間:「そうだ。あとワンフロアだ」
朝倉 弥宵:奥歯を噛んで「‥‥…上等…!」
獄城玲於奈:「一番上は大体アホの部屋と決まっとるからな」
朝倉 弥宵:「特別手当と有給休暇まであと少しですよ…!」
獄城玲於奈:「ここが最難関ちゅうワケやね」
洲崎アカリ:「オッケー。……となると、ここが」これまでの入念な守りの固め方から考えて。手持ちの最大戦力を、持て余すような配置にしているとは考えづらい。
GM:最上階は他のフロアと異なり、巨大な部屋がひとつのみの作りとなっているようだ。
GM:即ちそこが、“ヴィルトカッツェ”の居場所だろう。
八十方 織間:「……体は十分、温まったことだしな」
八十方 織間:「何だろうと今ならやれる気分だ」
朝倉 弥宵:辺りを見渡して
朝倉 弥宵:「……行先は…一つだけですね」
獄城玲於奈:「ノックは要らんやろ」
八十方 織間:「ぶち割ってくれ」
八十方 織間:「最後まで綺麗にしてやろう」
獄城玲於奈:「よっと」
獄城玲於奈:思いきりブン殴ってドアを破壊
獄城玲於奈:「こんにちはァ~」
GM: ガ コ ン!
洲崎アカリ:「景気のいい音だ」獰猛に笑って。
GM:乱暴に破られた扉から、薄暗い部屋に光が射し込む。
GM:モニターに埋め尽くされた部屋には、椅子に座った小太りの中年男。
GM:“ヴィルトカッツェ”だ。ふてぶてしくスナック菓子をつまんでいる。
GM:そして床に転がされているのは────
日野森小鹿:「…………!」
日野森小鹿:日野森小鹿だ。獄城に気付き、猿轡越しにくぐもった声を上げる。
日野森小鹿:「……! ……!!」
獄城玲於奈:「日野森ィ~!」
獄城玲於奈:「アホ!もう!アホか!」
獄城玲於奈:「ちょっと待っとき、すぐ帰れるからな」
日野森小鹿:「んん……!んんー……!」
朝倉 弥宵:(‥…成程、あの娘が…‥‥)
“ヴィルトカッツェ”:「……驚いたな。まさかここまで来るとは」
“ヴィルトカッツェ”:「俺の城で随分好き放題してくれたじゃないか。うん?」
“ヴィルトカッツェ”:手に付いたスナックの油を舐めとる。
洲崎アカリ:「こちらも、色々と驚かされましたよ。無茶苦茶な城を築いてくれたもんだ」
朝倉 弥宵:「……城を終わらせるって言ったら、もっと驚いてくれるのか」
“ヴィルトカッツェ”:「うん?そりゃ無理だな」
“ヴィルトカッツェ”:「何せ、この城一番の騎士はまだ残ってるからな」
洲崎アカリ:(……動揺はしているが、狼狽はない。となると……)
朝倉 弥宵:「‥……」
“ダスクブレイカー”:暗がりから、細身の男が姿を現す。
朝倉 弥宵:そうだ、そんなことは…初めから分かっていた
八十方 織間:「……フン」 右の拳を、左の手で握りしめ
八十方 織間:「こっちがそれを認識していないとでも?」
洲崎アカリ:「……ああ。そうですよね」
“ダスクブレイカー”:死人のような落ち窪んだ眼窩。枯れ木のような身体ながら、何故か異様な力を感じさせる。
洲崎アカリ:「いや、そうでなきゃ困る。ヒナさんの未来を守るって言ったんだ」
朝倉 弥宵:何も変わらない…あの時のままの出で立ちで、再びそれと相対する
洲崎アカリ:「お二人とも。ここで、終わってもらいましょう」
獄城玲於奈:「ハ!何が騎士や」
獄城玲於奈:「誘拐犯のくせに城だの騎士だの」
獄城玲於奈:「自分のやっとることはクソダサい犯罪者やいう事をわかっとらんアホか!」
獄城玲於奈:「そんなんの下についてて恥ずかしィと思わんのですかァ!」
“ヴィルトカッツェ”:「当然だろう?何せ俺は『王』だからな」
“ヴィルトカッツェ”:「王が住むのは城、配下は騎士に決まっている」
“ダスクブレイカー”:「…………」
“ダスクブレイカー”:「四人…………」
“ダスクブレイカー”:「……四人かァ……」陰鬱とした声。
“ダスクブレイカー”:「困るんだよなァ……四人もいたら一気に殺しきれねェから……」
“ダスクブレイカー”:「何してくっか分かんねえじゃんかよ……ええ……?」
“ダスクブレイカー”:「やっぱあの時……」
“ダスクブレイカー”:朝倉と洲崎に目をやり。
“ダスクブレイカー”:「殺しとくべきだったなァ…………」
朝倉 弥宵:「その節は、どうも」
洲崎アカリ:「……」笑顔を張り付けたまま。
洲崎アカリ:「どちらでも同じですよ」
洲崎アカリ:「こんなつまらない悪党の傘に収まっているなら、同じです」
洲崎アカリ:「あたし達の代わりに、別の誰かが貴方を追い詰めていた」
“ダスクブレイカー”:「何だよ……いいだろ?大人しくここでひっそりやってんだからよ……」
“ダスクブレイカー”:「お前らが勝手に殺されに来るんだろうがよ……」
洲崎アカリ:「……先に矩を踰えたのはそちらだ」
朝倉 弥宵:「……」そうだ、この男は…そういう奴だ。再び対面してハッキリと思い出した
朝倉 弥宵:「不思議だな、お前は」
“ダスクブレイカー”:「あん……?」
朝倉 弥宵:「想定外の事を恐れながらも、自分の勝利だけは決して疑わない」
朝倉 弥宵:「……何なんだ?お前は」
“ダスクブレイカー”:「そりゃあお前……当然だろ……?」
“ダスクブレイカー”:「俺は強えからだ。強いから、負けない」
“ダスクブレイカー”:「でも痛え思いもしたくねえし……万が一の為に、手の内も晒したくない」
“ダスクブレイカー”:「変な能力だって受けたくねえ……そんなに不思議なことか?当然だよなあ、なあ?」
“ダスクブレイカー”:「ま、何にせよだ」
“ダスクブレイカー”:「四人程度に負ける気はしないけどなァ」
川瀬ヒナ:「いや」
GM:開け放たれたドアから、白煙と共に巨大な弾頭が放たれる。
GM:とても室内で使うものではない、小型のロケット砲。
GM:それが、“ダスクブレイカー”の眼前で炸裂する。
“ダスクブレイカー”:「ッ……オァアアアアアッ!?」
朝倉 弥宵:来ると思っていた。だから振り返る事もしない「……‥そうだな。私も同じだよ。自分が一番可愛いさ」
“ヴィルトカッツェ”:「“ダスクブレイカー”……!?何だ、テメェ……!!」
川瀬ヒナ:巻き起こる炎と黒煙の中、ゆっくりと足を踏み出す。
川瀬ヒナ:「『五人目』だ」



【Climax】

“烏鳴閣” 最上階
“ヴィルトカッツェ”:「……何のつもりだ?」
“ヴィルトカッツェ”:現れた川瀬の姿に、不快そうに表情を歪める。
川瀬ヒナ:「…………」
川瀬ヒナ:「……洲崎さん、朝倉さん」
川瀬ヒナ:二人に声を掛ける。
朝倉 弥宵:「……なに?」
川瀬ヒナ:「全部……」
川瀬ヒナ:「……この日の為にやってきた」無骨な銃を構える。彼女は元々、後方支援役のオーヴァードだったはずだ。
朝倉 弥宵:「…‥そんなの、分かってる。とっくに」
川瀬ヒナ:「お願い。力を貸して」
洲崎アカリ:「……ええ。ですが、一つだけ」
洲崎アカリ:「生きて帰るまでが復讐だ」
洲崎アカリ:「あんなのと共倒れなんて、御免でしょう?」
川瀬ヒナ:「……どうかな」自嘲気味に笑い、「少なくとも」
川瀬ヒナ:「わざわざ死んでやるつもりは無いけど」
朝倉 弥宵:「……」あの時、後方に居た彼女は…動きたくても、動く事なんかできなくて、私たちを頼るしかなかった
朝倉 弥宵:「やろう。……今度は、一緒に」
朝倉 弥宵:「私達にも、力を貸して」
川瀬ヒナ:「……ええ」
川瀬ヒナ:「やりましょう、一緒に」
川瀬ヒナ:その視線は一点に、“ダスクブレイカー”に注がれている。
日野森小鹿:「んん……んんんっ……!」
日野森小鹿:もごもごともがきながら、
日野森小鹿:「ぷはっ……!」何とか猿轡を外す。
日野森小鹿:「玲於奈ちゃん!?」
日野森小鹿:「何でいんの!?」
獄城玲於奈:「え?おるけど」
日野森小鹿:「おるけど……」
日野森小鹿:「じゃなくて!」
日野森小鹿:「危ないよ!何してんの!?何しに来たの!?」
獄城玲於奈:「カレーの用意してくる言うてた子が中々来うへんからな~」
獄城玲於奈:「道でも迷てるかと思うてたんやけど」
獄城玲於奈:「まさかグルグル巻きで寝てるとは思わんかったな」
獄城玲於奈:「だから迎えに来たんやけど」
獄城玲於奈:「迷惑やった?」
日野森小鹿:「えっ……ほ……ほんとに……?助けに来てくれたの……?」
日野森小鹿:「あ……」
日野森小鹿:「ありがとう~~玲於奈ちゃん!もうマジで死ぬかと思ったよ!!」
獄城玲於奈:「いや、それより何掴まっとんねん」
獄城玲於奈:「もうちょいヒロインっぽい捕まり方してんのかと思たら扱い雑やん」
獄城玲於奈:「何で捕まってんの?」
日野森小鹿:「だって100万円タダでくれるって言うから車乗ったらさあ!いきなりグルグル巻きにされんだもん!」
獄城玲於奈:「あー!」
日野森小鹿:「びっくりしたよマジで!詐欺だよ詐欺!こいつら詐欺!」
獄城玲於奈:「うん、せやな。百万はしゃあないな、うん」
日野森小鹿:「とにかく早いとこやっつけちゃって!早くしないとカレーが悪くなっちゃうよ!」
獄城玲於奈:「ハ!そらそうや!」
獄城玲於奈:「サクッと片づけて帰ろか」
“ダスクブレイカー”:「オイオイオイ……」
“ダスクブレイカー”:「めちゃめちゃ舐められてんじゃねえか……」
獄城玲於奈:「は?だってウチ無敵やし」
“ダスクブレイカー”:「無敵ィ? 勘弁してくれよなあ……」頭を抱えて。
“ダスクブレイカー”:「……まあいい。何人増えようが、手の内晒そうが……」
“ダスクブレイカー”:「ここで全員殺せば、同じことか」
GM:クライマックス戦闘を開始します。
エンゲージ



獄城 八十方 朝倉 洲崎

10m

“ダスクブレイカー” “ヴィルトカッツェ”



“ダスクブレイカー”:“ダスクブレイカー”が≪ワーディング≫を展開する。
“ダスクブレイカー”:密閉空間での強烈なレネゲイドの充満が、君達のレネゲイドを共振させ、衝動を引きずり起こす。
“ダスクブレイカー”:Eロイス≪原初の恐怖≫
“ダスクブレイカー”:衝動判定の侵蝕上昇を1D10+覚醒の値に
朝倉 弥宵:なっ
GM:衝動判定、難易度9!
八十方 織間:ここが勝負所だ……思い出の一品を握って衝動判定するぞ
朝倉 弥宵:思い出の一品で達成値+1!
洲崎アカリ:5dx+5>=9 思い出の一品使用
DoubleCross : (5R10+5[10]>=9) → 9[1,2,3,5,9]+5 → 14 → 成功

朝倉 弥宵:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[2,2,7]+1 → 8

八十方 織間:2dx+1=>9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 4[2,4]+1 → 5 → 失敗

獄城玲於奈:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 6[2,4,6]+1 → 7 → 失敗

八十方 織間:ン゛ン゛ン゛
獄城玲於奈:イエイイエイ
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:66->75)
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+15した(侵蝕率:75->90)
八十方 織間:1d10+15
DoubleCross : (1D10+15) → 3[3]+15 → 18

八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+18した (侵蝕率:66->84)
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+24(1d10+17->7+17)(侵蝕率:62->86)
朝倉 弥宵:1d10+15+72
DoubleCross : (1D10+15+72) → 4[4]+15+72 → 91


GM:ではセットアップから!
獄城玲於奈:コーリングシステム
獄城玲於奈:フォールンマシンを呼び出して搭乗
洲崎アカリ:スタートダッシュ。敵エンゲージへ移動します
朝倉 弥宵:不可視の刃"クリア・ハート・アラウンド"《氷の茨》 エンゲージ離脱時に4D10ダメージ
“ダスクブレイカー”:≪力場の形成≫ラウンド間攻撃力+16
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+3した(侵蝕率:91->94)
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+3した(侵蝕率:90->93)
八十方 織間:ない!
“ヴィルトカッツェ”:≪絶望の領域≫+≪絡め取る大地≫
“ヴィルトカッツェ”:PC全員はラウンド間あらゆる判定ダイス-4、行動値-4
八十方 織間:こいつ……
朝倉 弥宵:おのれ
洲崎アカリ:厄介!
八十方 織間:すみません、やっぱりやろう。《ロケッティア》します。
八十方 織間:エンゲージ管理はできるようにしといた方が良いからな……
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+4した (侵蝕率:84->88)

“ヴィルトカッツェ”:“ヴィルトカッツェ”が領域を展開する。マンション全体を支配するそれを、局所的に集中させる。
“ヴィルトカッツェ”:まるで重たい水の中を動いているような重圧感が、君達を襲う。
“ヴィルトカッツェ”:「さあ這いつくばれ……!ここは俺の城だ……!」
獄城玲於奈:「ハッハー!行くでェ!へカトンケイル!地獄の巨人の力を見せたれ!」
洲崎アカリ:足元の影が弾ける。自身の身体を弾き飛ばすような跳躍、接敵。
朝倉 弥宵:「…‥何もしない、なんて甘い話は無い…か」自身の周囲に乱気流を発生させる
洲崎アカリ:「っ、これは……中々」着地の際、領域の圧を受けてよろめく。だが、動けない程じゃない。
八十方 織間:圧迫感に屈することなく、右腕を振りかぶるように構えて、敵の陣容を睨む。
GM:イニシアチブフェイズ。
GM:あっ
GM:そうだ忘れていた NPCカードが使用できます!
八十方 織間:大事じゃーん
朝倉 弥宵:カモン!

NPCカード
川瀬ヒナ
≪勝利の女神≫
判定直後に使用 達成値+30 ラウンド1回


洲崎アカリ:めっちゃえらい
獄城玲於奈:めちゃつよ
朝倉 弥宵:30…!
八十方 織間:えらい
GM:改めてイニシアチブ!
八十方 織間:はいはい! "ダスクブレイカー"が動く前に《異形の転身》
八十方 織間:《ロケッティア》のおかげで移動距離は視界だぜ……敵のエンゲージに移動します。
GM:野郎~~

八十方 織間:肩甲骨下部、義腕始端のエンジンが着火剤を噛んで火を噴き、人間にはあり得ない飛翔を実現する。
八十方 織間:その身は殴打の構えを取ったまま、敵二人の眼前へ 「……いざ、打ってこい」
八十方 織間:「俺はこの場を、とっとと片付けなきゃならんのだ」
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+5した (侵蝕率:88->93)
“ダスクブレイカー”:「来るんじゃねえって……のッ…………!」
“ダスクブレイカー”:“ダスクブレイカー”に接近する洲崎と八十方を、異様な感覚が襲う。
“ダスクブレイカー”:一種の高揚にも似たそれは、ジャームの放つ侵蝕負荷領域によるものだ。近付けば、呑まれる。

“ダスクブレイカー”:Eロイス≪絶対拒絶≫
“ダスクブレイカー”:自身にエンゲージしたキャラクターは即座に侵蝕率が1D10点上昇する 一度離れて再びエンゲージした場合再び効果を発揮する
GM:というわけでさっき忘れてたんですが洲崎さんも上げてね!
洲崎アカリ:了解です
八十方 織間:なんてことだ
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:93->94)
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+4(1d10->4)した (侵蝕率:93->97)
“ダスクブレイカー”:さらにイニシアチブでEロイス
“ダスクブレイカー”:≪怯えのまなざし≫
“ダスクブレイカー”:自身にロイスを取得しているキャラクターのみを対象とする バッドステータスの暴走を与える
“ダスクブレイカー”:つまり朝倉と洲崎!
洲崎アカリ:うわああ!
朝倉 弥宵:暴走付与済み!
洲崎アカリ:暴走します……しました。

洲崎アカリ:「っ……!」体の内側、ざわめくものを感じる。衝動の波は乗り越えたかと思っていたけれど。
“ダスクブレイカー”:「『二人』……だったよなァ?前の時は」
“ダスクブレイカー”:「なあ。よく覚えてるぜ。お前らのこと……」
川瀬ヒナ:「……ッ……!」
洲崎アカリ:(……まず、いな。これは……っ)侵食が加速する。神経を掻き混ぜられるような感覚。
朝倉 弥宵:「……ッ…」耳を貸すな。動揺させたいだけだ
“ダスクブレイカー”:「今度は何人死ぬんだろうな?なあ?」
“ダスクブレイカー”:「続きをやろうぜ……今度はちゃんと、最後まで」

GM:行動値10、“ダスクブレイカー”の手番。
“ダスクブレイカー”:マイナー≪緑の鞭≫武器作成
“ダスクブレイカー”:メジャー≪コンセントレイト:オルクス≫+≪形なき剣≫+≪惑いの一撃≫+≪大地の加護≫++≪オーバーロード≫+≪完全なる世界≫+≪拡散する世界≫
“ダスクブレイカー”:対象PC全員!
“ダスクブレイカー”:15DX7
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,1,1,1,3,5,5,6,6,7,8,9,9,10,10]+10[2,2,4,5,7,10]+10[3,8]+3[3] → 33

“ダスクブレイカー”:≪妖精の手≫
“ダスクブレイカー”:40+1DX7
“ダスクブレイカー”:1DX7+40
DoubleCross : (1R10+40[7]) → 10[10]+10[7]+6[6]+40 → 66

獄城玲於奈:回すなw
“ダスクブレイカー”:≪妖精の輪≫
獄城玲於奈:このやろう
獄城玲於奈:こ、こいつ
“ダスクブレイカー”:1DX7+70
DoubleCross : (1R10+70[7]) → 10[7]+10[10]+10[7]+6[6]+70 → 106

八十方 織間:とにかく一発で終わらせたいという気概が滲み出ている
八十方 織間:いや回しすぎでしょ……w
獄城玲於奈:だから、回すなよw
洲崎アカリ:ひええ
朝倉 弥宵:回すなぁ
GM:対応どうぞ!
朝倉 弥宵:暴走リア不!
獄城玲於奈:変異暴走:解放なのでリアクション可能
獄城玲於奈:ガードしながら朝倉さんを崩れずの群れでカバーします
朝倉 弥宵:ありがたし!
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+2(侵蝕率:86->88)
八十方 織間:暴走によりリアクション不可。まだリザレクトできるのでそのまま受けます どうせ再行動するだろ……しなくても良いが……
洲崎アカリ:こちらも暴走解除はやめておきます。リアクションなし
“ダスクブレイカー”:ダメージ!
“ヴィルトカッツェ”:≪力の法則≫対象が行うダメージロール+7D
獄城玲於奈:酷い攻撃だよ
八十方 織間:仲良し野郎がよ
朝倉 弥宵:アホ!!
洲崎アカリ:ヤバオルクス祭りかよ
“ダスクブレイカー”:11D10+18+18+10+10+7D10
DoubleCross : (11D10+18+18+10+10+7D10) → 58[4,7,2,8,2,3,6,4,8,4,10]+18+18+10+10+26[6,8,2,4,3,2,1] → 140

GM:こんな出るとは……
八十方 織間:本当に一撃で終わらせたいんだなあ!
八十方 織間:死にます。《リザレクト》
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+2(1d10->2)した (侵蝕率:97->99)
八十方 織間:ンンッ
洲崎アカリ:死にます。リザレクト
八十方 織間:八十方 織間のHPは2になった。(HP:33->2)
朝倉 弥宵:おいおい
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:94->98)
獄城玲於奈:リザレクトだなー
洲崎アカリ:洲崎アカリのHPを4にした(HP:28->4)
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+5(1d10->5)(侵蝕率:88->93)

“ダスクブレイカー”:“ダスクブレイカー”の姿が消える。
“ダスクブレイカー”:それを認識した次の瞬間には、君達の身体を衝撃が打ち据えている。
洲崎アカリ:「……ぁ」いつものように返しの手を打とうとして。腕の先の感覚が消えている。
八十方 織間:「ぐッ……!?」 構える暇すらなかった。その衝撃を全身に受け、打ち倒される
洲崎アカリ:そのまま、何もできずに撃ち貫かれる。
洲崎アカリ:「が、っ……」膝をつく。顔を上げる。感覚は戻らない。黒い斑紋が蔦のように走って、指先を。頬を覆っている。
洲崎アカリ:(……まず、いな)暴走している。(やれると思ってたんだけど。想像以上、堪えてたらしい)
川瀬ヒナ:「ぐ、ぶっ……」ごぼり、と口から血を零す。
朝倉 弥宵:「…しまっ……!」視野が狭められていた。あんな発言で、簡単に
朝倉 弥宵:咄嗟に身構えるも…いつまで経っても衝撃が自身を突き抜けることは無かった
獄城玲於奈:「おッ!?おおおおおおッ!」
朝倉 弥宵:「…ッ…‥玲於奈さん…!」
獄城玲於奈:朝倉の前にとっさに出る
GM: ゴ ギン!!
獄城玲於奈:「ハッ!ハハハハハ!ヤバいわ!」
“ダスクブレイカー”:「ああ!?防いでんじゃねーよ……!死んどけ……!」苛立たしげに舌打ちする。
“ダスクブレイカー”:キュマイラシンドロームでもエグザイルシンドロームでもない“ダスクブレイカー”の、異常な身体能力。
“ダスクブレイカー”:それは自らの肉体のみを対象とした、超圧縮された領域操作の産物だ。
“ダスクブレイカー”:「全員生きてんじゃねーか……!クソッ……!あああふざけやがって……!」
獄城玲於奈:「へカトン…まだ自己修復は生きとるな!クソ!」
獄城玲於奈:「いやァ!悪いなァ!えーと全員に攻撃するつもりやった?」
獄城玲於奈:ボロボロになりながら減らず口をを叩く
八十方 織間:「……そうだ。どんどん手の内を見せてこい」
八十方 織間:「次は何をする。それとも今の出力を連打できるのか?」
八十方 織間:「いくらでも見せてみろ……!」
“ダスクブレイカー”:「何でそんな自信満々なんだよ……何なんだお前ら……クソ……クソクソクソッ…………!!」
“ダスクブレイカー”:「……ブチ抜いてやる…………!」ゴキキ、と拳を鳴らす。

GM:行動値8、洲崎さんの手番です。
洲崎アカリ:そうだな……マイナーで暴走解除。メジャーは何もなし、で。
GM:OK、演出あればどうぞ!

洲崎アカリ:「っ、は……」ゆっくりと、呼吸を整える。"ダスクブレイカー"へ向かう、沸騰するような己の感情を、一つずつ数え上げて
洲崎アカリ:「……まだだ」体の感覚を取り戻していく。「まだ、取り返せる」自分に言い聞かせる。立ち上がる。

GM:行動値6、“ヴィルトカッツェ”の手番。
“ヴィルトカッツェ”:マイナーなし、メジャー≪導きの華≫
“ヴィルトカッツェ”:“ダスクブレイカー”が次に行うメジャーの達成値+16

“ヴィルトカッツェ”:「いいぞ……さあ殺せ……“ダスクブレイカー”……!」
“ヴィルトカッツェ”:“ダスクブレイカー”の周囲に、力場が集中していく。
“ヴィルトカッツェ”:「一人残らずだ!俺の城に踏み込んだ蟻は……誰も生かして帰すな!!」
“ダスクブレイカー”:「分かってるっての……!」

“ダスクブレイカー”:イニシアチブ、≪加速する刻≫
“ダスクブレイカー”:再行動します
“ダスクブレイカー”:マイナー≪緑の鞭≫
“ダスクブレイカー”:メジャー≪コンセントレイト:オルクス≫+≪形なき剣≫+≪惑いの一撃≫+≪大地の加護≫+≪要の(未知なる)陣形≫+≪オーバーロード≫+≪完全なる世界≫
“ダスクブレイカー”:対象PC全員、ドッジダイス-10個
“ダスクブレイカー”:15DX7
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,2,3,3,3,5,6,6,7,8,9,10,10,10,10]+10[2,4,6,7,7,7,10]+10[1,3,3,10]+4[4] → 34

朝倉 弥宵:リア不!
“ダスクブレイカー”:≪妖精の手≫
“ダスクブレイカー”:1DX7+40
DoubleCross : (1R10+40[7]) → 10[9]+5[5]+40 → 55

“ダスクブレイカー”:≪妖精の輪≫
“ダスクブレイカー”:1DX7+60
DoubleCross : (1R10+60[7]) → 10[10]+4[4]+60 → 74

GM:74!
洲崎アカリ:リアクションはガードで。
獄城玲於奈:≪導きの華≫が乗っていないかも
GM:そうだった!
GM:90!
獄城玲於奈:崩れずの群れで朝倉さんをカバー
洲崎アカリ:ガード時、「ヘンゼル・ショット」《自動触手》《蒼き悪魔》。42のHPダメージ
八十方 織間:暴走によりリアクション不能。受ける!
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+7した(侵蝕率:98->105)
朝倉 弥宵:済まねぇ…!
GM:ウギャーッ
GM:ダメージ!
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+2(侵蝕率:93->95)
GM:10D10+18+18+10+10
DoubleCross : (10D10+18+18+10+10) → 55[3,4,6,5,5,9,1,9,5,8]+18+18+10+10 → 111

GM:こんな出る?
GM:出るか……
獄城玲於奈:リザレクト
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+1(1d10->1)(侵蝕率:95->96)
八十方 織間:出してんだろうが! 《リザレクト》!
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+9(1d10->9)した (侵蝕率:99->108)
八十方 織間:それをさっきくれ~
八十方 織間:八十方 織間のHPは9になった。(HP:2->9)
洲崎アカリ:死にます……が
洲崎アカリ:被ダメージ時、「カーテンフォール」《鏡の盾》。追加で80のHPダメージ
GM:ホァッ!?!?
八十方 織間:アベンジャーやで!
朝倉 弥宵:オラっ!死ね!
洲崎アカリ:最後のロイス枠。"ヴィルトカッツェ":感服/〇脅威で取って復活します
GM:死んだ!!
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+10した(侵蝕率:105->115)
洲崎アカリ:洲崎アカリのHPを12にした(HP:4->12)
洲崎アカリ:やったわ
GM:だが……
“ダスクブレイカー”:Eロイス≪不滅の妄執≫
“ダスクブレイカー”:戦闘不能時蘇生 今回はHP25で復活とします
“ダスクブレイカー”:解除条件は
“ダスクブレイカー”:“ダスクブレイカー”の侵蝕率を100%上昇させること。
八十方 織間:ほーん
“ダスクブレイカー”:エフェクト使用のほか、一度蘇生するごとに1D10上昇します
朝倉 弥宵:そういう…!
洲崎アカリ:ははあ
“ダスクブレイカー”:1D10+70
DoubleCross : (1D10+70) → 7[7]+70 → 77

“ダスクブレイカー”:残り23です。
八十方 織間:なるほどね!
朝倉 弥宵:完全な理解
獄城玲於奈:厄介やなあ

“ダスクブレイカー”:「さっ……さと…………!!」
“ダスクブレイカー”:空間が歪む。力場が一点に収束し──
“ダスクブレイカー”:弾ける。
“ダスクブレイカー”:「おっ死ね!!」
“ダスクブレイカー”:空気が断裂する破裂音と共に、“ダスクブレイカー”が解き放たれる。
“ダスクブレイカー”:視界に捉えることすら困難な絶速と剛力で、次々と敵対者を屠っていく。
“ダスクブレイカー”:「死ね!!死ね死ね死ね死ね!!死ねェェッ!!」
洲崎アカリ:無防備に、片手を開く。その掌の上、何かが明滅して。
洲崎アカリ:"ダスクブレイカー"の攻撃が洲崎に届くと同時、一瞬の闇がこの場を包んだ。
“ダスクブレイカー”:「ッ!?」
洲崎アカリ:目晦ましではない、副産物だ。一帯の光熱を吸い上げ、練り上げた刃。
洲崎アカリ:"ダスクブレイカー"の放出したレネゲイドごと喰らい、力を蓄えたそれが、交錯の瞬間に彼の身体を引き裂く。
“ダスクブレイカー”:「ぎ……ぃ……っ!?ぎゃぁああああああっ!?」
洲崎アカリ:「ぐ、っ……」拉げるような音がして、吹き飛ぶ。だが、確かな手ごたえを得た。
“ダスクブレイカー”:自らの速度を制御しきれず、噴水のような血飛沫と共にこちらも吹き飛び、床に転がる。
“ダスクブレイカー”:深々と身体を引き裂かれ、ぴくりとも動かない。
“ヴィルトカッツェ”:「な……なぁ……っ!?」
洲崎アカリ:仕留めた、という感触。(……いや、違う)
洲崎アカリ:(ここからだ。ここから、あの時は──)
川瀬ヒナ:「……そうよ」
川瀬ヒナ:「まだ終わってない……!」
“ダスクブレイカー”:「……ぐ……ク……」
“ダスクブレイカー”:見えざる腕に操られるように、不自然な動きで起き上がる。
洲崎アカリ:霞みそうな意識を手繰り寄せる。集中を切らすなと己に命じて、立ち上がる。
朝倉 弥宵:「くっ……」自身に届くはずだった衝撃は、またしても眼前で弾けて消えた
朝倉 弥宵:(状況は変わらない、人数はあの時より多い、考えろ…5人で勝つ為に自分がやるべきことはなんだ…)
“ダスクブレイカー”:明らかな致命傷が、凄まじい速度で再生していく。
“ダスクブレイカー”:彼にとって肉体は、単なる能力の器でしかない。
“ダスクブレイカー”:「何だよ……そりゃあ……」怯え切った表情。
“ダスクブレイカー”:「何をした……エンジェルハィロゥ……?バロール……?何なんだよォ……!」
洲崎アカリ:「さあ、何でしょうね」笑みを浮かべる。「降伏するなら、教えてやってもいい」
“ダスクブレイカー”:「ふざけんなァッ……!死ねよ……!お願いだからさっさと死んでくれ…………!!」
“ダスクブレイカー”:泣きそうな顔。懇願するように叫ぶ。
獄城玲於奈:「ハァー…マジで」
獄城玲於奈:「ヤバいわ。ハハ、もちろんアカリちゃんの方がな」
獄城玲於奈:同行者/洲崎アカリ/デキる子○/危なっかしい/ロイス
獄城玲於奈:「ウチの仕事は盾やからな。さーて、アカリン。攻撃準備はOK?」
洲崎アカリ:「ええ……大丈夫。今のは少し手痛かったけれど、まだいけるわ」
獄城玲於奈:「オリマーもヤヨインも行けるよなァ!」
八十方 織間:「当然だ」 立ち直りながら、肩をガキガキと鳴らし
八十方 織間:「ここからだぞ」
朝倉 弥宵:…玲於奈さんの方を見て(彼女の守りは硬い…でも決して…無限じゃない)
朝倉 弥宵:「…はい」時間なんか、かけられない

GM:行動値2、八十方さんと朝倉さんの手番です。
朝倉 弥宵:では手番いただきます!
朝倉 弥宵:マイナーで暴走解除
朝倉 弥宵:メジャーで『断ち斬る嵐"バニッシュ・スラッシュ・テンペスト"』 《C:ウロボロス》《原初の赤:吹き飛ばし》《一閃》に《援護の風》
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+2した(侵蝕率:94->96)
朝倉 弥宵:対象はダスクブレイカー!
GM:来やがれーッ
GM:ダイス-4ね!
朝倉 弥宵:承知!
朝倉 弥宵:6dx8+3
DoubleCross : (6R10+3[8]) → 6[1,1,1,3,3,6]+3 → 9

朝倉 弥宵:マジかよ
“ヴィルトカッツェ”:≪支配の領域≫
“ヴィルトカッツェ”:6を1にします
朝倉 弥宵:こいつ‥‥!
“ダスクブレイカー”:避けちゃうぞ
朝倉 弥宵:NPCカードを…使います!
GM:何ィ~~~
GM:はて……そんなものあったかのぉ……
朝倉 弥宵:あるだろう…そこに…
GM
川瀬ヒナ
≪勝利の女神≫
判定直後に使用 達成値+30 ラウンド1回

GM:グギャァ~~ッ
朝倉 弥宵:『川瀬ヒナ』のNPCカードを使って達成値+30!
“ダスクブレイカー”:避けたらぁよ!
“ダスクブレイカー”:13DX>=33
DoubleCross : (13R10[10]>=33) → 10[3,3,4,5,6,6,6,7,7,9,9,10,10]+3[2,3] → 13 → 失敗

八十方 織間:こっわ
“ダスクブレイカー”:妖精の手はあるが…………
“ダスクブレイカー”:使わん!
朝倉 弥宵:良かった…
GM:ダメージどうぞ!
八十方 織間:てことは命中したな? 《餓狼の爪》!
八十方 織間:ダメージを+13……しな!
GM:なぁ!?
GM:ギャァーーーッッ
朝倉 弥宵:ありがとう…!
獄城玲於奈:囲んで殴る
朝倉 弥宵:4d10+18+13
DoubleCross : (4D10+18+13) → 23[10,4,2,7]+18+13 → 54

“ダスクブレイカー”:死!!
“ダスクブレイカー”:1D10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 7[7]+77 → 84

“ダスクブレイカー”:ウグェェーーッ
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+2した (侵蝕率:108->110)
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+1した (侵蝕率:110->111)
朝倉 弥宵:そしてダメージ時に2m手前に移動してもらう!
“ダスクブレイカー”:ギヒィーーッ
朝倉 弥宵:氷の茨発動!
朝倉 弥宵:4d10
DoubleCross : (4D10) → 21[8,7,1,5] → 21

GM:あぶねえ!
朝倉 弥宵:25いかなかった…!
“ダスクブレイカー”:HP4のこり!

朝倉 弥宵:「……」あの時と同じように、”ダスクブレイカー”に手を差し向ける
“ダスクブレイカー”:「お前……お前、覚えてるぞ」
“ダスクブレイカー”:「あの時……ガタガタ震えながら向かってきた奴……」
朝倉 弥宵:「‥…ああ、奇遇だな。私もだ」
朝倉 弥宵:「覚えているさ…忘れたことなんて一度もない」
朝倉 弥宵:「お前の事も、あの時の私自身の事も」
“ダスクブレイカー”:「何が出来んだよ……?どうせ何も出来ねえんだろ……?」
“ダスクブレイカー”:「大人しく俺に殺されてくれよ……なあ……」
“ダスクブレイカー”:「それか見逃してくれよ……そうすりゃ俺も見逃してやるからさァ……!」
“ダスクブレイカー”:「あの時みたいに!なあ!いいだろ!?」
朝倉 弥宵:「…あの時、私はお前にこう言ったな」
朝倉 弥宵:「”黙ってやられるつもりはない”」
朝倉 弥宵:「……おかしな話だ。そんな言葉が出てくる時点で…既に負けていたんだな、私は」
朝倉 弥宵:「だから、今はこう答える」
朝倉 弥宵:「私は…いや、私たちは」
朝倉 弥宵:「”お前にやられるつもりはない”」
朝倉 弥宵:それに
朝倉 弥宵:「……あの時、手札を見せなかったのが」何も出来なかった事が
朝倉 弥宵:「…お前をこの手で倒す機会をくれた」
朝倉 弥宵:「私をここまで連れて来てくれた」
“ダスクブレイカー”:「……ざっ……」
“ダスクブレイカー”:「……ざけんな……」力場が収束し、拳で荒れ狂う。
“ダスクブレイカー”:「ざけんなァアアアーーーッ!!」
“ダスクブレイカー”:恐怖に駆られ、大きく跳躍して朝倉に殴り掛かる。
朝倉 弥宵:領域が足を縛る。迫る攻撃の威力は既に見た。怖い、当たりたくない、逃げられるものなら逃げてしまいたい
朝倉 弥宵:(…でも、私はまた、”彼女”と向き合いたいから)
朝倉 弥宵:(背中を…押してくれ!)
GM:ガ ガガガガッ!!
GM:銃声が響き渡る。
GM:“ダスクブレイカー”の攻撃を読み切った、カウンターの一撃。
“ダスクブレイカー”:「────!?」
朝倉 弥宵:それと同時、室内に突風が吹き荒れる
朝倉 弥宵:”ダスクブレイカー”にとっての向かい風であるそれは
朝倉 弥宵:朝倉弥宵と…川瀬ヒナにとっての追い風だ
川瀬ヒナ:「“太刀嵐”!!」
川瀬ヒナ:不似合いな無骨な銃を構え、叫ぶ。
川瀬ヒナ:「行って!!」
朝倉 弥宵:その言葉が聞こえたと共に、風に乗るように、距離を詰め
朝倉 弥宵:振り抜いたのは…単なる手刀
朝倉 弥宵:屈辱、悔恨、殺意、懺悔
朝倉 弥宵:あの日の思い出、その全てを集約した…
朝倉 弥宵:今、朝倉弥宵が作れる最強の矛、その一撃が
朝倉 弥宵:文字通りの”太刀風”吹き荒ぶ嵐と共に、振るわれた
“ダスクブレイカー”:「が……は……ッ……」
“ダスクブレイカー”:旋風に鮮血が舞う。
“ダスクブレイカー”:暴風に吹き飛ばされ、その身体は床に叩き付けられる。
朝倉 弥宵:(…礼なら後で、いくらでも伝えられる)
朝倉 弥宵:(だから今は…ただ一人のチルドレンとして)
“ダスクブレイカー”:「ふ……ざ……けん……な……」
“ダスクブレイカー”:よろよろと起き上がり。
朝倉 弥宵:「…言ったはずだ、やられるつもりは無いと」
朝倉 弥宵:「お前が立つ限り…何度だって切り裂いてやる」
“ダスクブレイカー”:「何だよそれ……何で切れんだよ……ただの手だろ……何してんだよォォ…………!」
“ダスクブレイカー”:「何なんだよお前らァァ…………!大人しく殺されろよぉおーーッ!!」
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+7した(侵蝕率:96->103)

GM:同じく行動値2、八十方さんの手番です
八十方 織間:失礼! 行動します。ここが肝心なんだよな……
八十方 織間:《コンセントレイト:エグザイル》+《妖の招き》 対象は"ダスクブレイカー"
GM:来い!
八十方 織間:いや待った。マイナーで暴走解除!
GM:OK!
八十方 織間:で、メジャー行動です。ダイスペナルティは4個だったよな……行くぞ
八十方 織間:いや……
八十方 織間:やっぱり外したときがはるかに面倒だ。朝倉さんのロイスをタイタスに変更して昇華します。ダイス数+10
八十方 織間:それだけの価値はある。今度こそ行くぞ……!
八十方 織間:15dx7+3
DoubleCross : (15R10+3[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,4,5,6,8,8,8,9,10,10]+10[2,3,6,7,9,10]+10[3,8,10]+4[2,4]+3 → 37

GM:ウグーッ
GM:支配の領域あんま意味ない……!
GM:ウ~~~ン
八十方 織間:支配の領域が飛ばなければバディムーブと言ってもらうが……?
GM:何ィ!?
朝倉 弥宵:言っちまうぞ!
“ヴィルトカッツェ”:じゃあ≪支配の領域≫だ!!
獄城玲於奈:オラオラァ
“ヴィルトカッツェ”:最後の4を1にして……35!
八十方 織間:ホホホ……では達成値35で
朝倉 弥宵:この野郎~~!
“ダスクブレイカー”:ドッジ!!
“ダスクブレイカー”:13DX>=35
DoubleCross : (13R10[10]>=35) → 10[1,1,1,2,5,5,6,7,7,8,9,9,10]+2[2] → 12 → 失敗

“ダスクブレイカー”:ふ゛ぅうううう゛ん
GM:クソが~~!ダメージどうぞ!
八十方 織間:4d10+13+3
DoubleCross : (4D10+13+3) → 29[5,6,9,9]+13+3 → 45

八十方 織間:諸々有効
GM:じぇえええ
獄城玲於奈:良い出目
“ダスクブレイカー”:死!!
“ダスクブレイカー”:1D10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 5[5]+84 → 89

“ダスクブレイカー”:助けてたもーっ
八十方 織間:あとこっちのエンゲージまで来てね
“ダスクブレイカー”:ウギャーッ

八十方 織間:先に"ダスクブレイカー"の攻撃を受けた時、既に仕込みは住んでいた。左腕甲から伸びるワイヤー付きの鉤が"ダスクブレイカー"の再生する身体に食い込んでいる
八十方 織間:そいつを引けば、吹き飛ばされ床に倒れた"ダスクブレイカー"の身体は強引に引きずり起こされ、
“ダスクブレイカー”:「うぉっ!?うぉおおおおおおっ!?」
“ダスクブレイカー”:「やっ……やめろォオオオオオッ────」
八十方 織間:ガキン! 踏み込みと共に一関節分だけ伸ばした右腕からのストレートが、その無防備な顔面に直撃する。
“ダスクブレイカー”:「グボェ!!」
八十方 織間:「……強すぎる能力に振り回されるお前を、憐れんでやっても良い」
八十方 織間:「その足でUGNに来て、あるいはそうでなくても、悪行を働かず謹んで生きていたらば、だ」
“ダスクブレイカー”:膝を折り、ぼたぼたと鼻血を垂らす。
“ダスクブレイカー”:「テ……めェエエエエ…………!」
八十方 織間:「今の俺に、お前へ憐れみなど振ってやる理由も、時間もない」 拳を握り直し
八十方 織間:「さあ立て。まだ立て。お前が倒れて、呼吸一つできなくなるまで」
八十方 織間:「まだまだ俺は打ち合ってやるぞ……さあ!」
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+4した (侵蝕率:111->115)

GM:行動値0、獄城さんの手番です。
獄城玲於奈:しかし引き寄せてしまうとEロイス効果で浸蝕が上がるのか?
GM:そうだ!
朝倉 弥宵:あ、そうだった
獄城玲於奈:絶対拒絶の効果が
朝倉 弥宵:上げます
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+5(1D10->5)した(侵蝕率:103->108)
GM:二人とも上げなさい!
GM:違うな
獄城玲於奈:朝倉さんは最初の接敵と引き寄せで二回分かも
GM:三人!
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+3(1d10->3)した (侵蝕率:115->118)
朝倉 弥宵:これが攻撃の分で
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+3(1D10->3)した(侵蝕率:108->111)
朝倉 弥宵:これが引き寄せの分!
GM:OK!
八十方 織間:吹き飛ばしメタがよ
獄城玲於奈:洲崎さんもかな
洲崎アカリ:洲崎アカリの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:115->117)
洲崎アカリ:そうだった 理解を得ました
GM:ありがとうございます では改めて獄城さん!
獄城玲於奈:手番!メジャーで全力移動してエンゲージします!絶対拒絶で侵蝕+1d10!
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+10(1d10->10)(侵蝕率:96->106)
GM:OK!演出あればどうぞ!

獄城玲於奈:「威勢のええ事言うとったけど、そろそろヤバそうやなァ!」
獄城玲於奈:一気にダッシュして間合いを詰める
“ダスクブレイカー”:「来るんじゃねえ……近付くな……!」
獄城玲於奈:「負ける気分はどうや?ま、多分みんな許してくれへんけどなァ!」
“ダスクブレイカー”:「ウワァアアアッ!!やめろォォーーッ!!ぶっ殺すぞーーッ!!」

GM:クリンナップ。
獄城玲於奈:ナイヨー
GM:皆ない筈!では2ラウンド
GM:の前に

“ヴィルトカッツェ”:「……動くな!!全員動くんじゃねえぞ!!」
“ヴィルトカッツェ”:“ダスクブレイカー”との交戦の隙を突き、“ヴィルトカッツェ”がその場を離れている。
“ヴィルトカッツェ”:腕には銃と、抱えられた日野森小鹿。
日野森小鹿:「ぎゃーーっ!玲於奈ちゃーーん!!」
獄城玲於奈:「チッ…何やってんだァ!?」
日野森小鹿:「捕まっちゃった……」
獄城玲於奈:「捕まっちゃったやあらへんわ」
“ヴィルトカッツェ”:「全員武器を捨てろ……!お前はそのデカブツから降りやがれ!」
洲崎アカリ:「……王だの何だのと言っておいて、結局それですか。なんともご立派なことだ」
獄城玲於奈:「あー…そやね」
獄城玲於奈:「裸の王様には相応しい言動やと思うわな」
“ヴィルトカッツェ”:「うるせえ!!黙りやがれ!!」
“ヴィルトカッツェ”:「動けばこいつの頭にドデカい穴が空くことになるぞ!いいのか!ええ!?」
朝倉 弥宵:「‥…‥汚い‥とは、別に言わない。ただ…」
朝倉 弥宵:「次に殴られるとき、多分もっと痛いわよ」
“ヴィルトカッツェ”:「そうはならねェなァ……」
“ヴィルトカッツェ”:「お前らはここで死ぬんだからなあーーッ!!」
獄城玲於奈:「で、降りたらええの?」
八十方 織間:「…………」 人質を取られれば、それに従う他ない。戦う構えは解いて、代わりに目で殺す勢いで"ヴィルトカッツェ"を睨む
GM:瞬間、“ヴィルトカッツェ”の両腕に、
GM:無数の黒い牙が突き刺さる。
“ダスクブレイカー”:「……!?」
川瀬ヒナ:「!」
“ヴィルトカッツェ”:「ぎっ……」
八十方 織間:「……!」
八十方 織間:「獅子堂!」
“ヴィルトカッツェ”:「ギャァアアアッーーッ!?」
“ヴィルトカッツェ”:絶叫し、銃と日野森を手放す。
日野森小鹿:「ひぇーっ……!」急いで物陰に隠れる。
獄城玲於奈:「ハハ、優秀なUGNの部隊の登場や」
獅子堂奈乃:「随分と……」
獅子堂奈乃:部屋の入口に立っている。その制服はあちこち血が滲んでいる。
獅子堂奈乃:「焦っておられたようですね?先輩」
獅子堂奈乃:「どうかなさいましたか?」
洲崎アカリ:「……ご無事でしたか」僅かに安堵を見せる。
八十方 織間:「……襲撃音の後の通信途絶。焦るのも当然だ」
八十方 織間:「だが、無事で何より。しかもここまで単身来るとは……さすがだな」
八十方 織間:「心強い」
獅子堂奈乃:「失礼、皆さん。お待たせしました」
朝倉 弥宵:「……これでもう、憂いは無くなりましたね」
獄城玲於奈:「いやー、ここでへカトンから降りたウチが素手で無双する予定やったのになァ。アッハハハ」
獄城玲於奈:「おおきになァ。助かったわ」
獅子堂奈乃:「襲撃を受けて通信設備が破壊されたもので。下にいるよりはお役に立てるかと」
獅子堂奈乃:「皆さんが片付けた後ですから、楽なものでしたよ」
“ダスクブレイカー”:「何だよ……まだ増えんのかよォ……」
“ダスクブレイカー”:「いい加減にしろよ……!やめてくれェ……助けてくれよォォ…………!!」
“ダスクブレイカー”:ガリガリと頭を掻き毟る。

GM:ラウンド2、セットアップから。
八十方 織間:なし。ただ拳を構え直す 「……止めたければどうすれば良いか。お前が一番知っているはずだ」
洲崎アカリ:ないです。
朝倉 弥宵:『不可視の刃"クリア・ハート・アラウンド"』《氷の茨》 エンゲージ離脱時5D10ダメージ
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+3した(侵蝕率:111->114)
“ダスクブレイカー”:≪力場の形成≫……は使いません 重いので
獄城玲於奈:ナイヨー
“ヴィルトカッツェ”:使っても無意味そうなので無し!
GM:NPCカードが追加されます

獅子堂奈乃
≪コンセントレイト:バロール≫+≪黒の鉄槌≫
8DX7+2
32+2D10点
イニシアチブで使用 ラウンド1回


朝倉 弥宵:おお
八十方 織間:サンキュー単体火力!
洲崎アカリ:たのもしさ!
GM:ではイニシアチブ、行動値10でダスクブレイカーの手番です
“ダスクブレイカー”:マイナー≪緑の鞭≫ 侵蝕89>91
“ダスクブレイカー”:メジャー≪コンセントレイト:オルクス≫+≪形なき剣≫+≪要の(未知なる)陣形≫
“ダスクブレイカー”:侵蝕98
“ダスクブレイカー”:対象PC全員!
“ダスクブレイカー”:さっきまで回避ダイス間違えてたな……
“ダスクブレイカー”:8DX7 ドッジダイス-5個
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[3,6,6,7,7,7,8,10]+10[1,6,9,10,10]+10[3,6,9]+5[5] → 35

朝倉 弥宵:ガード!
GM:振り直し無し!
洲崎アカリ:ガードします。
八十方 織間:リアクション放棄。《復讐の刃》
獄城玲於奈:カバーされてても復讐できるんですよね
GM:できます!少なくとも今回は!
洲崎アカリ:オートで「ヘンゼル・ショット」《自動触手》《蒼き悪魔》
獄城玲於奈:OK了解です
洲崎アカリ:100越えたので48のHPダメージ
獄城玲於奈:崩れずの群れを使用 八十方君をカバーします
獄城玲於奈:獄城玲於奈の侵蝕率+2(侵蝕率:106->108)
GM:ホァァアアーッッ
GM:ダメージ!
GM:4D10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 21[8,4,4,5]+10 → 31

八十方 織間:じゃあこっちもダメージを出させてもらおうかな!
獄城玲於奈:法則は来るかな
朝倉 弥宵:17点引いて14ダメージ!
GM:そうだ
“ヴィルトカッツェ”:≪力の法則≫!
朝倉 弥宵:おのれ~~!
“ダスクブレイカー”:7D10+31
DoubleCross : (7D10+31) → 43[8,2,6,10,3,5,9]+31 → 74

GM:たっっけ
八十方 織間:がんばり……
獄城玲於奈:出目が強い
朝倉 弥宵:“ヴィルトカッツェ”に感服/〇外道 でロイス取って昇華!復活!
八十方 織間:《復讐の刃》!
八十方 織間:10dx7+3
DoubleCross : (10R10+3[7]) → 10[1,3,3,4,6,8,8,8,9,10]+10[2,5,5,7,8]+3[1,3]+3 → 26

八十方 織間:3d10+13
DoubleCross : (3D10+13) → 22[4,10,8]+13 → 35

八十方 織間:ハッハー 装甲は有効だぜ
GM:ギェ~~~~
“ダスクブレイカー”:1出ればセーフ!!
“ダスクブレイカー”:1D10+98
DoubleCross : (1D10+98) → 3[3]+98 → 101

“ダスクブレイカー”:ウギャ~~~~~~~~~~~~~~
獄城玲於奈:装甲とガードで41点弾いて33点の倍
八十方 織間:八十方 織間の侵蝕率を+6した (侵蝕率:118->124)
“ダスクブレイカー”:≪不滅の妄執≫……解除!
獄城玲於奈:ダメージ軽減でも流石に66は受けきれないな
朝倉 弥宵:年貢の納め時だぜ~~!
“ダスクブレイカー”:ここに洲崎さんのダメージが入り…………
獄城玲於奈:ホープヒルズのアホのロイスを切って復活しておこう
獄城玲於奈:やったか?
“ダスクブレイカー”:……死亡!復活なしです
洲崎アカリ:"ダスクブレイカー"のロイスを切って復活します。
洲崎アカリ:HP変わらず

“ダスクブレイカー”:「うぅっ……ぐぅうううっ…………!」
“ダスクブレイカー”:ガチガチと歯を鳴らし、恐怖に震える。
“ダスクブレイカー”:「頼むよォ~~~……なあ…………」
“ダスクブレイカー”:「死んで……死んでくれ…………!」
“ダスクブレイカー”:「俺の為に…………さっさと…………」
“ダスクブレイカー”:「死んでくれよォォオオーーーッ!!」
“ダスクブレイカー”:絶叫し、収束した力場を爆発させる。
“ダスクブレイカー”:荒れ狂う嵐のように、君達に向け拳を振るう……が、その威力は先に比べれば明らかに弱っている。
獄城玲於奈:「随分情けない声になったなァ」
獄城玲於奈:「オリマー!タイミングあわせてな!」
獄城玲於奈:八十方君の前に立ち塞がり攻撃を受ける
八十方 織間:「ああ!」 カン、カン、カン、とヘカトンケイルの腕を飛び渡りその手の中で身構えて
八十方 織間:「……投げてくれ!」
獄城玲於奈:「おっしゃ!任せとき!」
獄城玲於奈:「せーの!うおりゃッ!」
八十方 織間:投擲の勢いと、肩甲からのジェット噴射で、暴力的な力場のベクトルを突き破り
八十方 織間:「らあぁぁ——ッッ!!」 握り込んだ鋼の拳を寸分違わず振るい抜いて、"ダスクブレイカー"を砲丸めいた勢いで殴り飛ばす。
“ダスクブレイカー”:「ぶ……ぐぁっ…………!」
“ダスクブレイカー”:衝撃波と共に、“ダスクブレイカー”の纏っていた領域が、力場が、弾けるように一気に霧散する。
洲崎アカリ:その間隙に合わせて、一枚の刃が通る。"ダスクブレイカー"の上体に突き刺さったそれは、
洲崎アカリ:花開くような炸裂を見せて、黒い亀裂へと変ずる。
“ダスクブレイカー”:「………… …………!?」
洲崎アカリ:「……よし」微笑み、呟く。「上手くできた」
“ダスクブレイカー”:「が────」
“ダスクブレイカー”:力を失ったただの肉体が、どさりと床に転がる。
朝倉 弥宵:「……はぁ…‥いったぁ…」減衰しているとはいえ、強者の一撃だ。立ち上がるのに少し時間がかかった
“ダスクブレイカー”:ひゅうひゅうと荒い息を漏らして、朝倉と洲崎に目を向ける。
“ダスクブレイカー”:「た……頼む……」
“ダスクブレイカー”:「……教えてくれ……お……俺は……」
“ダスクブレイカー”:「どうして死ぬんだ……何を……何をされたんだ…………」
朝倉 弥宵:「‥‥…それが、お前の最後のカードか?」
“ダスクブレイカー”:「分からない……怖い……嫌だ……助けてくれ……!」
洲崎アカリ:「……」その視線を肌に感じ取る。何も言わず。
朝倉 弥宵:「‥…残念だが」
朝倉 弥宵:「もう、お前は何も引けないよ」
朝倉 弥宵:「一部の望みだって…私たちは与えてやらない」
“ダスクブレイカー”:「ひっ…………ひっ…………」
“ダスクブレイカー”:引きつったような息を漏らし。
“ダスクブレイカー”:「何で……あの時……俺…………」
“ダスクブレイカー”:「勝ってた…………のに…………」
“ダスクブレイカー”:恐怖と絶望の表情を浮かべ、そのまま動かなくなる。
朝倉 弥宵:「‥‥…」薄く目を閉じて
朝倉 弥宵:何も答えることなく、残る一人に向き直る
洲崎アカリ:「……戦いに勝っただけだ」
洲崎アカリ:「平穏を得られず、何かに怯えている人生の、どこに勝利がありますか」それだけ言って、意識をもう一人の敵に向ける。
“ヴィルトカッツェ”:「嘘だろ……おい……おい…………!?」
“ヴィルトカッツェ”:辺りを見回す。最上階。逃げ場は無く、もう人質もいない。
“ヴィルトカッツェ”:「あぁあああ……わぁああああーーーっ!!」

GM:行動値8、洲崎さんの手番です
洲崎アカリ:はい。待機します。
洲崎アカリ:演出もなしで!
GM:では行動値6、“ヴィルトカッツェ”の手番
“ヴィルトカッツェ”:メジャーアクション、大型拳銃で朝倉さんを攻撃します
朝倉 弥宵:来いやぁ!
“ヴィルトカッツェ”:5DX-2
DoubleCross : (5R10-2[10]) → 5[3,3,4,5,5]-2 → 3

朝倉 弥宵:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[3,4,5,8,8,9,10]+6[6]+1 → 17

朝倉 弥宵:ドッジです
“ヴィルトカッツェ”:なあああああ
八十方 織間:悲しいなあ
洲崎アカリ:かわいい命中達成値だね

“ヴィルトカッツェ”:「俺は……俺は王だぞ…………!」
“ヴィルトカッツェ”:ガタガタと震える手で、床に転がった拳銃に縋りつく。
“ヴィルトカッツェ”:「どうしてこんな目にあう……どうして……!」
“ヴィルトカッツェ”:「あぁあああ!!死ねぇえーーっ!!」
朝倉 弥宵:ジロリ、と睨む。油断も慢心も無く…執るべき行動を判断する
“ヴィルトカッツェ”:訓練も受けていない素人の手付きで、滅茶苦茶に拳銃を乱射する。
朝倉 弥宵:「……」避けるまでもない
朝倉 弥宵:窮鼠猫を噛む、という言葉はあるが
朝倉 弥宵:「……何が王だ」
朝倉 弥宵:「鼠ですらないじゃないか」

GM:行動値2、朝倉さんと八十方さんの手番です
朝倉 弥宵:侵蝕的にも私が動いた方がいいかな
八十方 織間:あ、その前に
八十方 織間:獅子堂さんに動いてもらおうかな
洲崎アカリ:獅子堂さんかな
朝倉 弥宵:あ、そうだ!
GM:いや……
GM:死んじゃいますよ
八十方 織間:死んじゃうか……w
朝倉 弥宵:www
八十方 織間:じゃあ朝倉さんお願いします!
朝倉 弥宵:理解!
洲崎アカリ:そっか……
獄城玲於奈:w
朝倉 弥宵:マイナーで聖剣の王者を使用。判定のC値をー2します
朝倉 弥宵:メジャーで『親愛なる「」へ "ディア・マイ・オーディナリィ"』 《C:ウロボロス》《原初の赤:吹き飛ばし》
朝倉 弥宵:折角だから援護の風も使おう
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+2した(侵蝕率:114->116)
GM:来やがれーッ
朝倉 弥宵:12dx5+3
DoubleCross : (12R10+3[5]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,3,6,8,8]+10[1,2,10]+10[8]+10[10]+3[3]+3 → 46

“ヴィルトカッツェ”:うぐぉぁああああ
“ヴィルトカッツェ”:し……≪支配の領域≫!
“ヴィルトカッツェ”:最後の3を1に……!
“ヴィルトカッツェ”:出目は44……!
“ヴィルトカッツェ”:ドッジ!!
“ヴィルトカッツェ”:4DX>=44
DoubleCross : (4R10[10]>=44) → 10[1,8,8,10]+5[5] → 15 → 失敗

“ヴィルトカッツェ”:うぐうううううーーーっ
朝倉 弥宵:回すじゃないの…ではダメージ!
朝倉 弥宵:5d10+18
DoubleCross : (5D10+18) → 26[10,6,4,1,5]+18 → 44

“ヴィルトカッツェ”:HPは24でした。
GM:復活エフェクトなし、戦闘終了!
朝倉 弥宵:氷の茨を発動するまでもなかったな…

朝倉 弥宵:(……ああ)絶えず響く銃声の中、朝倉弥宵はこの後の事を考えている
朝倉 弥宵:(そうだな…服でも買いに行こうか)一歩、歩み寄る
“ヴィルトカッツェ”:「来るな……来るな来るな来るなぁあ!!」
朝倉 弥宵:(自分で買いに行ったことはないが…まあ、なんとかなるだろう。多分)
“ヴィルトカッツェ”:「やめろ!!おい!!何が欲しい!?」
朝倉 弥宵:それは油断でも、慢心でもなく
“ヴィルトカッツェ”:「金ならやる!土地か!?地位か!?」
朝倉 弥宵:ただ、”何も持たない”彼女が戦う為に…必要なファクター
“ヴィルトカッツェ”:「知事程度ならすぐにでも……!」
“ヴィルトカッツェ”:「おい!!よせ!!聞いてるのか!?来るんじゃない!!近付くな!!」
朝倉 弥宵:「……」その手が白く輝く。
“ヴィルトカッツェ”:「や……」
朝倉 弥宵:それはただ、彼女から
朝倉 弥宵:親愛なる日常へ
朝倉 弥宵:「そんなもの……」
朝倉 弥宵:「要る訳…無いだろ!!!」
“ヴィルトカッツェ”:「やめろオォオオオオオーーーッ!!」
朝倉 弥宵:振り抜いたのは、渾身の右ストレート
朝倉 弥宵:肉が歪む、生々しい感触と共に
朝倉 弥宵:”ヴィルトカッツェ”の身体を、部屋の端まで吹き飛ばした
“ヴィルトカッツェ”:「ごぶぇ!!!」
“ヴィルトカッツェ”:調度品の類を吹き飛ばし、コレクションの棚に叩き付けられ、
“ヴィルトカッツェ”:崩れたその山に埋もれ、沈黙する。
朝倉 弥宵:「‥‥…そんなものが無くても」
朝倉 弥宵:「私の世界は、美しい」
朝倉 弥宵:朝倉 弥宵の侵蝕率を+5した(侵蝕率:116->121)



GM:バックトラック
GM:Eロイスは
GM
≪原初の恐怖≫
≪不滅の妄執≫
≪怯えのまなざし≫
≪絶対拒絶≫

GM:この4つ!振りたくば振りなさい!
八十方 織間:うーん、素面で戻るには事故りそうだしな
八十方 織間:振り切っちゃお
洲崎アカリ:もらいますぜ
八十方 織間:124-4d10
DoubleCross : (124-4D10) → 124-32[6,9,8,9] → 92

八十方 織間:帰宅確定
洲崎アカリ:117-4d10
DoubleCross : (117-4D10) → 117-22[4,7,6,5] → 95

朝倉 弥宵:振るわ!
獄城玲於奈:無しで大丈夫だなあコレハ
洲崎アカリ:あんしん
朝倉 弥宵:121-4d10
DoubleCross : (121-4D10) → 121-23[8,5,5,5] → 98

獄城玲於奈:1倍で振ります
八十方 織間:倍振りしちゃお~
朝倉 弥宵:よすよす
朝倉 弥宵:ロイス5!素振り!
獄城玲於奈:108-5d10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-24[2,4,3,6,9] → 84

洲崎アカリ:残り4つ。1倍で
八十方 織間:92-10d10
DoubleCross : (92-10D10) → 92-58[8,2,10,5,8,5,6,4,3,7] → 34

洲崎アカリ:95-4d10
DoubleCross : (95-4D10) → 95-17[9,4,2,2] → 78

朝倉 弥宵:98-5d10
DoubleCross : (98-5D10) → 98-35[10,8,3,5,9] → 63

獄城玲於奈:5点
八十方 織間:初期値以下!
洲崎アカリ:5点帰還です
八十方 織間:なので3点
朝倉 弥宵:4点!
GM:いつもの5点にシナリオ5点、それぞれ侵蝕点を加えて進呈!
八十方 織間:別に倍にする必要もなかったな……w まあそういうことで
八十方 織間:13点!
洲崎アカリ:15です
朝倉 弥宵:14点いただくぜ!
獄城玲於奈:15点です
GM:おうちに持ち帰ってみんなで食べてね
獄城玲於奈:モグモグ
GM:というわけで全員帰還!
洲崎アカリ:よかったー
八十方 織間:ありがてえ……
朝倉 弥宵:ただいま…



【ED/獄城玲於奈】

N市13地区 ホープヒルズ
GM:“烏鳴閣”は陥落し、拉致された日野森小鹿も無事に救出された。
GM:幸い怪我も無く、また元通りの穏やかな日常が戻ってきた、のだが……
日野森小鹿:「うーん……うーん……」
日野森小鹿:大量の食材の山に囲まれて唸っている。
日野森小鹿:「何がまずかったんだろうねえ……」
GM:君達は晴れて念願のカレー屋を開店し、ホープヒルズで住人に売り捌き小金を儲けた。
GM:だが重度の食中毒を発生させ、あえなくカレーショップは閉店の憂き目にあったのだった。
獄城玲於奈:「わからん、完璧な作戦やったと思うんよ」
獄城玲於奈:部屋には『カレー屋 生捨て』の看板が転がっている
日野森小鹿:「チキンカレーって言ってカラスとか入れたのがまずかったのかな……」
獄城玲於奈:「でも新鮮やで?」
獄城玲於奈:「捌きたてやから生でも食える」
日野森小鹿:「だよね?分かんないなあ……絶対上手くいくと思ったのに」
獄城玲於奈:「烏鳴閣の倉庫からパクって来たドラム缶がアカンかったんかな」
獄城玲於奈:「加熱したら大丈夫やと思たけど」
日野森小鹿:「でも最初からなんかお肉っぽい匂いしてお得だったよね?」
日野森小鹿:「あ!知ってる!?カレーは一度にいっぱい作ったほうがおいしいんだよ!」
獄城玲於奈:「せやろー?」
獄城玲於奈:「Plutoniumとか書いてあるけど。読まれへんしな」
日野森小鹿:「私読めるよ」
日野森小鹿:ふふん、と胸を張る。
獄城玲於奈:「マジか?天才やろ」
日野森小鹿:「これはねえ……プラチナって書いてあるんだよ」
日野森小鹿:「ソシャゲで見たことあるよ。プラチナってゴールドの上なんだよ」
獄城玲於奈:「プラチナて、もう最高級やん」
日野森小鹿:「だから……そう!めっちゃいいってこと!」
日野森小鹿:「プラチナのドラム缶で作ったし、味は良かったと思うんだけどな~」
日野森小鹿:「寝かせた方が美味しいから、ちゃんと一週間寝かせたもんね」
獄城玲於奈:「ハーブもホープヒルズで栽培してるやつをタダで貰ってきたヤツまで入れたのに」
日野森小鹿:「ね!みんな夢中になって食べてたよね」
獄城玲於奈:「なー?一日で美味くなるんやったら一週間やと最高やろ」
日野森小鹿:「……もしかして……」
日野森小鹿:「足りなかったのかな?」
日野森小鹿:「私知ってるよ!ワインって50年とか100年とか寝かせるんでしょ?」
獄城玲於奈:「それや!」
日野森小鹿:「そうだよ!カレーもそうなんじゃない?」
獄城玲於奈:「でもなー、そんなに気長に待っても儲けにならんしなあ」
日野森小鹿:「そっかー……商売って難しいなあ……」嘆息して、ごろんと寝転ぶ。
獄城玲於奈:「とりあえず…何か飲むか?」
日野森小鹿:「飲む飲む!何?あれ?カルピス?」
獄城玲於奈:「えーと、甘いヤツやとコーヒーミルクみたいなんもあるけど」
日野森小鹿:「何それ!知らない!飲みたい!」
獄城玲於奈:「あ!そうや!」
日野森小鹿:「何!?」
獄城玲於奈:「烏鳴閣のボスの部屋にあったヤツ…」
獄城玲於奈:「ででーん!」
獄城玲於奈:「これ、今言うてた100年とか200年とかのワイ…葡萄ジュースや!」
日野森小鹿:「…………!」その瓶をまじまじと見つめて。
日野森小鹿:「玲於奈ちゃん……!これって……」
日野森小鹿:「葡萄ジュースじゃないよ!お酒じゃん!」
獄城玲於奈:「酒か、うんまあそやな」
日野森小鹿:「え~~っ!?」日野森も同年代の未成年だ。
日野森小鹿:「さ……さ……」
日野森小鹿:「最高じゃん!!」
獄城玲於奈:「…ぴこーん」
獄城玲於奈:頭の上に電球マーク
日野森小鹿:「どうした!?」
獄城玲於奈:「まあ、これは飲むんやけどな」
獄城玲於奈:「カレーにワイン入れたら美味くなるて聞いた事ない?」
日野森小鹿:「え!?何それ!?」
獄城玲於奈:「高級ワイン入りカレーとかいうて売ったら絶対に儲かるで」
日野森小鹿:「初めて聞いた……玲於奈ちゃんあれじゃん……ウィキペディア」
日野森小鹿:「めっちゃ美味しそうじゃん!」
日野森小鹿:「やろやろ!次は絶対それでやろ!」
獄城玲於奈:「どうせ、客にワインの味なんかわからんしなァ!安いワイン入れといたらええやろ」
獄城玲於奈:「これは売れるで!」
日野森小鹿:「天才じゃん!やっぱ持つべきものは友達だな~」
日野森小鹿:「でもありがとね、玲於奈ちゃん」
獄城玲於奈:「お?」
日野森小鹿:「この前助けてもらわなかったら、今頃私カレーの具にされてたよ~」
日野森小鹿:「だからありがとね!」
獄城玲於奈:「いやー、でもそのカレー意外と美味そうやけどな」
獄城玲於奈:「ええて」
獄城玲於奈:「ウチも日野森ちゃんおらんかったらつまらんしな」
日野森小鹿:「えっへへ……」照れくさそうに頭を掻いて。
日野森小鹿:「あ!」
獄城玲於奈:「ん?」
日野森小鹿:「まだカレー残ってたよね?そのワインぶち込んで私たちだけで食べようよ!」
獄城玲於奈:「お、ええ考えやん」
獄城玲於奈:「未来の成功を祝ってサイコーのカレーと高級ワインで乾杯しよ」
日野森小鹿:「うん!乾杯乾杯!」時価いくらになるか分からない高級ワインを、一週間+α寝かせたカレーに容赦なくぶち込んでいく。
獄城玲於奈:ガツガツ喰ってゴクゴク飲む
獄城玲於奈:値段を知ったら即売り飛ばしに行くであろうワインだ
日野森小鹿:「乾杯乾杯!まだ乾杯してない!」
獄城玲於奈:「あ、せやった」
日野森小鹿:「えーとそれじゃあ……私たちの成功と……カレー屋の繁盛と……金?お金と……」
日野森小鹿:「あと何かある?」
獄城玲於奈:「あとは…」
獄城玲於奈:「あの子らの未来と」
獄城玲於奈:「恋でも上手い事言ったらええと願いつつ」
獄城玲於奈:「あとユージョーやな」
日野森小鹿:「オッケー!諸々全部に!」
日野森小鹿:「かんぱーい!」
獄城玲於奈:「全部に乾杯!」
GM:グラスを打ち鳴らす軽やかな音が、ホープヒルズの一室に響いた。



【ED/朝倉弥宵・洲崎アカリ】

N市 UGN第三支部 休憩所
GM:“フリップフラップ”川瀬ヒナはその後、UGNに出頭した。
GM:無断での離脱とその間の幾つかの違法行為に関する処分は受けることになるだろうが、
GM:一通りの処罰と再研修が済めば、再びUGN職員として復帰できる見通しであるらしい。
GM:君達は今、第三支部の休憩室で、丁度手続きを一段落させた彼女と会っている。
川瀬ヒナ:「……わざわざ顔を見に来てくれたの?」困ったように笑みを零して、缶コーヒーを傾ける。
朝倉 弥宵:「……迷惑だった?」
川瀬ヒナ:「まさか」
洲崎アカリ:「まあ、なんだ……これからまた仲間になるのなら、挨拶くらいはした方が締まり良いのかな。なんて」
川瀬ヒナ:「ありがとう、嬉しいわ。二人とも」
朝倉 弥宵:「……そう…」ココアに口を付ける
洲崎アカリ:「うん。……おかえりなさい、ヒナさん」
朝倉 弥宵:「……おかえり」分かりにくいが少し嬉しそうだ
川瀬ヒナ:「……うん。ただいま」瞑目して頷く。
川瀬ヒナ:「ごめん、迷惑かけたわね」
洲崎アカリ:「……ううん、あたしこそ」言いかけて、言葉を切る。
朝倉 弥宵:「別に迷惑なんて思っていない。こんな言い方するのも…悪い気はするけど」
朝倉 弥宵:「ヒナちゃんのお陰で…頑張れたから」
洲崎アカリ:「まあ、なんです。……罪悪感とか、そういうのは」
洲崎アカリ:「これからの行動で報うのが良いと思うんだ。お互いに」
川瀬ヒナ:「……ええ、そうね。そうだわ」
川瀬ヒナ:「二人のお陰で……私も、吹っ切れたから」
洲崎アカリ:「そう? そりゃ、甲斐があったな」笑う。
朝倉 弥宵:「……久しぶりに呼ばれたな」
朝倉 弥宵:「”太刀嵐”って」
朝倉 弥宵:「……嬉しかった。ありがとう」
川瀬ヒナ:「お礼を言われること?」笑って「これからまた呼ぶことになるよ、何回でも」
川瀬ヒナ:「過去に縛られて生きるのは……もう、やめるわ」
川瀬ヒナ:「十分やったもの。これからは、自分の人生を生きることにするわ」
川瀬ヒナ:「結婚もする!いい人見つけてね」
川瀬ヒナ:「その方が、きっとあの人も喜ぶから」少しだけ寂しそうに微笑する。
洲崎アカリ:「……ええ。きっとそうだ」
洲崎アカリ:思うに、復讐は、どこまで行っても生者の為のものだ。過去の戒めを解いて、前に進むための。
洲崎アカリ:彼女がそうあれた事を、あたしは、心から喜ばしく思う。
朝倉 弥宵:「………」
朝倉 弥宵:「…差し支えなければ、聞かせて?」
朝倉 弥宵:「今、何かやりたい事って…あるの?」
川瀬ヒナ:「やりたい事? そうだなあ……」
川瀬ヒナ:「……旅行かな」
川瀬ヒナ:「温泉でも行って、羽を伸ばしたいな」
洲崎アカリ:「へえ、そりゃ」
朝倉 弥宵:「‥……旅行…旅行か……」
朝倉 弥宵:「‥…‥なるほどね…」
洲崎アカリ:「作戦の時、弥宵ちゃんも同じ事を言ってたんだ」
川瀬ヒナ:「……そうなの?」目を瞬き。
洲崎アカリ:「気が合うね、お二人」
朝倉 弥宵:「…‥」少し恥ずかし気に頷くと
川瀬ヒナ:「じゃあ、一緒に行こうか?」
川瀬ヒナ:「洲崎さんも。三人で」
朝倉 弥宵:「…なっ……!」
洲崎アカリ:「お」
洲崎アカリ:「……あら。その反応はどういう?」朝倉さんに。
朝倉 弥宵:(し…)
朝倉 弥宵:(しまった‥‥!こっちから誘おうと思っていたのに…!)
川瀬ヒナ:「あれ、駄目?」首を傾げる。
朝倉 弥宵:(掌に人の字を書いたり…素数を数えた私の努力はなんだったんだ……)
洲崎アカリ:「や、あたしは……問題ないですよ。何なら丁度いい」
洲崎アカリ:「今度の件で、ちゃんと羽を伸ばせと言われてたりするんで」
洲崎アカリ:訓練場の管理人さんに渋い顔をされた。
朝倉 弥宵:「……いえ」平静を装う
朝倉 弥宵:「行こう。行くべきだ」
朝倉 弥宵:「今すぐにでも」少しそわそわしている
川瀬ヒナ:「じゃあ決まりね。楽しみだな」
洲崎アカリ:「今すぐ?そんなすぐ予約は取れるのかな……まあいいや、調べてみましょう」
朝倉 弥宵:「……今すぐ行けるものじゃないのか…?そうだったとは…」
川瀬ヒナ:「私、これからはやりたい事全部やるからね」
川瀬ヒナ:「いつまでも塞ぎこんでたら、いなくなった人に申し訳ないし……ムカつくものね」
川瀬ヒナ:「とりあえず彼氏かなー……ね、二人は誰かいい人知らないの?紹介してよ」
朝倉 弥宵:「……イイヒト…?」君達は知っているかもしれない。この女がその手の話に全く興味が無い事に
洲崎アカリ:「……ううん。力になれるかなあ」
川瀬ヒナ:「はー……先は長そうだなあ……」
朝倉 弥宵:(…確かに、男女間で異様に互いを思い合う人というのは居るが…織間君と奈乃さんとか…)
朝倉 弥宵:(…‥‥うん、分からん。考えてもしょうがないだろう)
朝倉 弥宵:「……そんな事より」
朝倉 弥宵:「……卓球が出来るところを探しましょう、今から」
洲崎アカリ:「何、やりたかったんだ?」
川瀬ヒナ:「やる気だね……」
朝倉 弥宵:「旅行にはつきもの…の筈、なので」
朝倉 弥宵:「来るグランド・チャンピオン・シップに向けて」
朝倉 弥宵:「刃を研ぐわ……私は」
川瀬ヒナ:「…………来るの…………?」
洲崎アカリ:「お、そういう大会があるんだ? 頑張ってね」
朝倉 弥宵:「……来る、と思っておきましょう」
洲崎アカリ:「あたしは流石にできないんで、横で点数でも数えてますけど」
川瀬ヒナ:「よく分からないけど……」
川瀬ヒナ:「分かった。頑張ろう、一緒に」
朝倉 弥宵:「ええ、そう思っていた方が」
朝倉 弥宵:「きっと楽しい。少なくとも私は…そう思ってる」
朝倉 弥宵:「何が起こるのかなんて…結局誰にも分からないんだから」
朝倉 弥宵:「‥‥…」
朝倉 弥宵:「……言い忘れてた」
洲崎アカリ:「はい」
川瀬ヒナ:「そうね……うん?」
朝倉 弥宵:「…‥また会えて嬉しいわ、ヒナちゃん」
川瀬ヒナ:「……」
朝倉 弥宵:弾むような声音で、そう漏らす
川瀬ヒナ:「……うん」
川瀬ヒナ:「私もよ」
川瀬ヒナ:晴れやかな顔でそう言って、笑った。



【ED/八十方織間】

N市 UGN第六支部
GM:任務の事後報告を済ませた君は、支部の食堂で昼食を摂っている。
GM:今日も人はまばらだ。査察の噂の件もあり、どことなく支部全体が慌ただしい気もするが、ここは平和なものだ。
八十方 織間:もくもくとカツカレーを食べている。大盛りカツ増しだ。
八十方 織間:……事件の後、獅子堂の顔は見ていない。お互いに負傷を負っていたからである。
八十方 織間:特に、彼女はレネゲイドを直接放出するような能力を使い、自分は肉体と機械義腕が主な戦闘手段。
八十方 織間:そうなると、任務を同じくしても、その後の診断を別機関で行うということは、まったく珍しくない。
八十方 織間:今朝報告に上がった時点では、彼女を見かけなかった。それほど重傷だとも聞いていないから、ほどなく復帰するとは思うが……
獅子堂奈乃:ずい、と不意に至近距離で、大きな黒目が覗き込む。
八十方 織間:「んッッ」
八十方 織間:突然のことに驚き、咽せかけて口鼻を押さえる。
獅子堂奈乃:「おや」
獅子堂奈乃:にんまりとして。
獅子堂奈乃:「どうかなさいましたか?先輩」
八十方 織間:水をごくごくと飲み 「……どうもこうも」
八十方 織間:「驚いただけだ。突然、その、獅子堂が目の前に現れて」
八十方 織間:「ちょうど獅子堂のことを考えていたから……」
獅子堂奈乃:「それは良かった。驚かせようと思いまして……」
獅子堂奈乃:「は」
八十方 織間:「ん?」
獅子堂奈乃:「……」
獅子堂奈乃:「……どういうことです?」
八十方 織間:眉をひそめ 「そのままの意味だ。……妙な意味じゃない」
八十方 織間:「事件が解決してから、姿を見ていなかったから。重傷ではなかろうが、大丈夫かと思っていただけだ」
八十方 織間:「妙な意味ではないぞ」 念を押す
獅子堂奈乃:「ふぅん……」
獅子堂奈乃:「……妙な意味でも良かったのですよ?」
八十方 織間:「ゴホッガホッ」 咽せる
八十方 織間:「ガハッ……はっ……」 コップの中の水を飲み切って
獅子堂奈乃:「ふっ……ふふっ……!」可笑しそうに口元を抑えて笑う。
八十方 織間:「……獅子堂」 責めるような目
獅子堂奈乃:「何か?」素知らぬ顔で対面に座る。心なしか機嫌が良い。
八十方 織間:「……」
八十方 織間:はあ、と溜息を吐き 「……問題なく無事のようで何よりだ」
八十方 織間:「ハードな作戦だったからな。お前も大変だっただろう」
獅子堂奈乃:「ええ、ご心配をおかけしました」
獅子堂奈乃:「ですが、先輩達のほうがよほど大変だったでしょう」
獅子堂奈乃:「良かったです、ご無事で」
八十方 織間:「もちろん大変だったが、こちらは四人だったからな。途中からは五人」
八十方 織間:「確かに大変だったが、気持ちとしては余裕があった」
八十方 織間:「一人は辛い」
獅子堂奈乃:「……まあ、そのように慮って頂けるなら、それで十分としておきましょう」
獅子堂奈乃:サラダを一口食べる。
八十方 織間:「ああ……」
八十方 織間:どこか浮ついた様子で相槌を打ちながら、想うのはマンションの途中で出会った復讐者の女のことである。知った相手ではなかったが……
八十方 織間:大きく困難な目的のために、険しい道を強く生きてきた彼女は、それを果たし、今後どうなるのか。考えずにはいられない
八十方 織間:それはきっと、何か違えば自分が辿っていた道でもあり、ともすれば今後辿る可能性だってある道でもあり……
獅子堂奈乃:「……先輩?」
八十方 織間:「……ん」 食べる手が止まっていた
獅子堂奈乃:「可愛い後輩と話しているというのに、随分と上の空ですね」
獅子堂奈乃:「食べないのですか?」
八十方 織間:「いや、食べる。……少し考え事をしていた」 また手を動かし始めて
GM:瞬間、鼻の奥にツンとした刺激が突き抜ける。
八十方 織間:「マンション攻略の途中で会っ……ん?」
GM:どこかのタイミング、おそらく咽ている隙を付いて、大量のワサビを塗りたくっていた。
八十方 織間:「……?」 一口目は少し浅く、違和感だけだった。なので今度は確かめるように、しっかりと口に入れる
八十方 織間:「……」
八十方 織間:「……!?!?」 痛烈な刺激! スプーンを取り落し、金属音が辺りに響く
獅子堂奈乃:「あは」
獅子堂奈乃:にっこりと満足そうに笑う。
八十方 織間:「ばっ、なっ、待っ、待て……!」 片手で鼻と口を押さえ、もう片手でコップに手を伸ばし
獅子堂奈乃:「良かった。不発かと思いました」
八十方 織間:「ない、水……獅子堂! 何を……水!」
GM:周囲が何事かと視線を集めるが、いつものことかとすぐに関心は薄れる。
獅子堂奈乃:「どうぞ」
獅子堂奈乃:自分の飲んでいたコップを手渡す。
八十方 織間:「お前はどうしていつも、こう……!」 渡されたコップをひったくるように受け取り
八十方 織間:一も二もなくその中身を流し込む。わさびの刺激はそれくらいでは抜けないが、カレーの分は少し楽になった
八十方 織間:「はっ、はっ……獅子堂、お前……!」 未だむずつく鼻を押さえて睨む
獅子堂奈乃:「おや」くすりと笑って口元を抑える。
獅子堂奈乃:「関節キスですね。先輩はそういうの、お気になさらない性質ですか?」
八十方 織間:「…………」
八十方 織間:「……!?」 驚愕に目を見開き、鼻を押さえていた手がスライドして口元を押さえる
獅子堂奈乃:「ちなみに私は」小首を傾げ。
獅子堂奈乃:「気にしますよ?それなりに」
八十方 織間:「なっ……く……こ、の」
八十方 織間:「……それは、済まん。が……」
八十方 織間:「お前が渡して来たんだろうが……」 声量はか細く、大きな手で顔下を覆って横を向いても、首筋まで赤くなっている
獅子堂奈乃:「ふっ……ふふ……あはは……!」
獅子堂奈乃:「本当に飽きませんね、先輩を見ていると」
八十方 織間:「笑うな……!」
獅子堂奈乃:「面白ければ笑いますよ」口元を抑えて。
獅子堂奈乃:「……それで?何を考えていたんです?」
八十方 織間:「何を……って」
八十方 織間:「……別に。何も考えていない。そんな……」 むくれたような声音
八十方 織間:「間接キスなど、子供のようなこだわりじゃないか。作戦中となれば、そうも言っていられないし……」
八十方 織間:「そんなことで、俺は何も、だな……」
獅子堂奈乃:「ふぅん……」
獅子堂奈乃:「その割には」
獅子堂奈乃:「先日のかき氷は必死になって回避していたようですが」
八十方 織間:「……あれは回避などではなく、順当な代替手段があったからだ」
八十方 織間:「別にそんな、お前と間接キスなど、気にしては……っ」 話しつつ、旗色の悪さを感じ
八十方 織間:獅子堂さんから受け取ったコップを手にしたまま立ち上がる 「……水を取ってくる。必要だ」
獅子堂奈乃:「ええ、どうぞ。余程喉が渇いたようですね?」そのまま見送る。
八十方 織間:首を振りながら、給水器の方へ向かう
八十方 織間:(……まったく。獅子堂も俺など構って、何が面白いのやら)
八十方 織間:(何か考えてたことも、まったく吹っ飛んでしまったし。作戦に関することではないはずだが……)
八十方 織間:水を汲んで戻り、カレーの皿を見て 「……もう変なことはしていないだろうな」
獅子堂奈乃:「信用がありませんね……傷ついてしまいます」
獅子堂奈乃:「同じ手をすぐに繰り返すほど野暮な女ではありませんよ」
獅子堂奈乃:「……一年後くらいにまたやるかもしれませんが」
八十方 織間:「バリエーション豊かで何よりだ。忘れないようにしよう」
八十方 織間:慎重にカレーを口元に運び、食べつつ
八十方 織間:「……だが、まあ、そうだな。一年後もこうしてどうしようもないことができるなら」
八十方 織間:「それはそれで、良いことなのかも知れん」 視線を横に落としつつ
獅子堂奈乃:「先輩は案外とセンチメンタリストですよね」
獅子堂奈乃:「何か思うところでも?」
八十方 織間:「マンションの途中で、元UGNエージェントに会った」
八十方 織間:「“フリップフラップ”……は、以前の名前か。いや、今はもう一度そうなったのかもしれないが……」
獅子堂奈乃:「ああ」納得したように「“フリップフラップ”……川瀬ヒナさんですか」
八十方 織間:「そうだ。大切な人間を奪われて、一人で復讐のために活動していたらしい」
獅子堂奈乃:「ええ、そう聞いています」
八十方 織間:「思い切ったことだし……辛かったろうと思ってな。どんなに強い目的があったとしても」
八十方 織間:カレーを頬張り、(元獅子堂さんの)コップで水を飲み、息を吐く
獅子堂奈乃:「……はい。辛かったでしょうね」
獅子堂奈乃:「……ですが」
獅子堂奈乃:「気持ちは分かりますね、私は」
八十方 織間:「分かるか、獅子堂は」
獅子堂奈乃:「ええ」
獅子堂奈乃:「そんなことがあれば、きっと私も同じことをするでしょう」
獅子堂奈乃:「泣き寝入りは趣味ではありませんので」
獅子堂奈乃:手を伸ばし、一つしかないコップの水を飲む。
八十方 織間:「泣き寝入りか……」
八十方 織間:苦笑しかけ、その動作に表情が硬直する
獅子堂奈乃:「先輩」コップを置いて
八十方 織間:「……うん?」 表情と言わず、全部が固まったまま
獅子堂奈乃:「もし私が殺されたら、先輩は仕返ししてくれますか?」
八十方 織間:「…………」 硬直は自ずと解けて、少し真面目な面持ちになり
八十方 織間:「……色々な条件はあるが、そういうものを置いておいて」
八十方 織間:「相応の報いを受けさせてやりたいとは思う」
八十方 織間:「だがそんな仮定より、獅子堂を殺されたりなんてしたくないという気持ちの方が、ずっと強い」
獅子堂奈乃:「…………」
獅子堂奈乃:目を瞑って。
獅子堂奈乃:「先輩」
八十方 織間:「ああ」
獅子堂奈乃:コップに手を置き、つつ、と、縁を指でなぞる。
獅子堂奈乃:「先輩は間接キスは、お気になさらないのですよね」
八十方 織間:「…………」
八十方 織間:「ん?」
獅子堂奈乃:指先をコップから唇に運んで、撫でるように動かす。
獅子堂奈乃:「キスはどうですか」
八十方 織間:指の動きを目で追って、唇で止まり
八十方 織間:「……」
八十方 織間:「……なっ」
八十方 織間:「ばっ」
八十方 織間:「かっ……」
八十方 織間:慌てて視線を外し、じろりと睨むような目で
八十方 織間:「…………からかうのも大概にしろ、獅子堂」
八十方 織間:「良く……ないぞ。そういうのは」
八十方 織間:「……良くない」 誤魔化すようにカレーを食べる
獅子堂奈乃:「おや?どうかしましたか?」くつくつ笑って。
獅子堂奈乃:「私はただ、先輩の認識を聞いてみただけなのですが……」
獅子堂奈乃:「それとも……もしかすると」
獅子堂奈乃:「いかがわしい妄想でもされてしまったのでしょうか? 私で」
八十方 織間:「…………」 スプーンを持っていない手で額を押さえ
八十方 織間:「……食べるぞ、獅子堂」
八十方 織間:「カレーも冷めてる。時間をかけすぎだ」
獅子堂奈乃:「はぁい」
獅子堂奈乃:にこにこしながら、先輩を見つめつつサラダを食べ始める。
八十方 織間:(まったく、獅子堂は本当に、困った奴で……)
八十方 織間:……それでも、もしも殺されたならば、そんなことをした奴には、報いを受けさせてやりたい。
八十方 織間:そう思うのは、変化だった。かつて己を残して壊滅した『リカオンズ』について、その復讐を実行しようとしたことはなかったからだ。
八十方 織間:果たしてそれが、自身の情緒の変化によるものか、自身の恐怖への耐性によるものか
八十方 織間:——獅子堂奈乃だからか。
八十方 織間:(……などと考えているのを知られたら)
八十方 織間:(またからかわれるんだろうな。全く……)
八十方 織間:(困った奴だ)
八十方 織間:考えを口にも、表情にも出すことはせずに
八十方 織間:八十方織間は、少し冷めて少し刺激の強まったカレーを綺麗に平らげ、いつも通りに手を合わせる。
八十方 織間:……コップに手を伸ばそうとして、それがテーブルの上に相変わらず一つしかないことを思い出すのは、数秒後のことだ。







GM:全行程終了。
GM:お疲れさまでした!
獄城玲於奈:お疲れさまでしたー
朝倉 弥宵:お疲れ様でした!
八十方 織間:お疲れさまでしたー!
洲崎アカリ:お疲れさまでした!