夜明けに啼くは郭公蟲


査察部



メインログ/雑談ログ


Trailer



都心ほど近くに横たわる眠らない大都市、N市。
土地の広大さとR犯罪の発生率故に街は13の区域で分割され、
ナンバーを与えられたUGN支部によって日常は守護されている。

“崩落戦”から4年。
N市を襲う災厄は未だ留まることを知らず、特に直近1年でのR事案発生件数は、ゆうに300を越える異常事態となっていた。
事態を重く受け止め、また13支部制度の重要性を再認識した上層部は、体制のより盤石にして強固な維持を目的とし、N市全域をカバーする臨時査察部の設立を決定した。
部長として任命されたのは、齢60を越えるUGNエージェント、鹿骨秋蔵。
レネゲイド拡散初期からのベテランエージェントにして、元本部査察部第4課所属──“首狩り”のプロフェッショナルだ。

ごく限られた人員により、臨時査察部はひっそりと始動する。
彼らの主な役割は二つ。内偵調査、そして離反者狩り。
だが部の全容も今後の展望も掴めぬまま、職員達は不安な日々を過ごすこととなる。
そんな中齎される、一件の情報漏洩事案。ごくありふれた事件であったはずのそれは、誰も想像し得なかった巨大な闇の、ほんの一端に過ぎなかった。

『臨時査察部』

『第一特別実験班』

『東トルキスタン共和国』

『最後の凶星』

『崩落戦の亡霊』

『統戦部の鬼札』


混線する思惑。
繰り返される裏切り。
暴き立てられる秘密。


敵が、味方が、己までもが。
混沌の中、全ては不確かな灰色に呑まれていく。

UGNが人類の盾ならば、何が盾を守ってくれるのか?



Double Cross The 3rd edition『夜明けに啼くは郭公蟲かっこうちゅう
ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。





Character


PC1:山吹 黄昏やまぶき たそがれ (キャラシート)(PL:粘土)

PC2:朱南 文尊すなみ ふみたか (キャラシート)(PL:白金)

PC3:三条 海良さんじょう かいら (キャラシート)(PL:みつ)

PC4:柳 優やなぎ ゆう (キャラシート)(PL:ぺんさん)

PC5:小泉 千浪こいずみ ちなみ (キャラシート)(PL:DT)



Index


Opening
【OP/小泉千浪】
【OP/朱南文尊】
【OP/三条海良】
【OP/柳優】
【OP/山吹黄昏】

Middle phase
【Middle1──9月1日】
【Middle2──9月2日】
【Middle3──9月3日】
【Middle4──9月4日】
【Middle5──9月5日】
【Middle6──9月6日】
【Middle7──9月7日】
【Interlude】

Climax
【Climax】
【Climax2】

Ending
【ED/柳優】
【ED/朱南文尊】
【ED/三条海良】
【ED/小泉千浪】
【ED/山吹黄昏】

Preplay


GM:では早速自己紹介から始めていきましょう
GM:PC1から!山吹さんよろしくお願いします
GM(キャラシート)
山吹黄昏:はい!
山吹黄昏:やまぶき たそがれ、"薄刃"。このたび臨時査察部へ配属される事になったUGNチルドレンです。
山吹黄昏:外見としてはスレンダーで顔立ちの整った金髪白肌長身です。自信がなくて内気です。
GM:かわいい~
山吹黄昏:ど、どうも……
山吹黄昏:幼いころに双子の妹が暴走事故を起こし、共にUGNへ保護されました。親の顔はもうよく覚えてないです。
山吹黄昏:自慢の妹は能力も派手で強く、また人柄も明るい優良チルドレンとして活躍しています。
山吹黄昏:たぶんピュアサラRCとかですね
GM:ジョックだ
山吹黄昏:一方私のちんけな能力はエンハイの感覚強化(それに伴い目とかがちょっと光る)とバロール由来の身体制御程度です。
山吹黄昏:そんな感じで、木っ端オーヴァードの一人として地道に訓練や仕事をこなしていましたが、そこに一つ転機がやってきました。
GM:一体何が……?
山吹黄昏:UGNが保管していた遺産、鬼切りの古太刀カテゴリーの一振り。物質化した魔眼を刀身とする古太刀「芒渡」の担い手に任命して頂いたのですね。
山吹黄昏:これのお陰で多少はまともに斬った張った出来るようになりました。
山吹黄昏:設定的には制限エフェクトは遺産由来って感じです。カスタマイズも含めると200点のうち85点分。
GM:レア武器ですよ一里さん
山吹黄昏:他の方が持った方が間違いなく良いとは思いますが、この刀の力を出来る限り活用出来るよう努力致します。
山吹黄昏:データ的には鬼切りの古太刀を用いた感覚白兵、高い行動値と《時間凍結》で先陣を切りEロイスを断ちに行きます。
山吹黄昏:あとは《鏡の盾》《時の棺》といった大技がある他、《紡ぎの魔眼》バディムーブによりミドルでの活動も迷惑にならない程度には。
GM:優秀だな~
山吹黄昏:それからイージーエフェクトを《七色の直感》《ウサギの耳》《真昼の星》《猟犬の鼻》《帝王の時間》の5種を取ってます。
山吹黄昏:こんなにイージーエフェクト取ってる人はそうはいないでしょうね……
GM:そうだよ~黄昏ちゃんはすごいよ~
山吹黄昏:えへへ……そんな感じで、新しい職場でも頑張ります!
GM:はい!ではそんな山吹さんのハンドアウトはこちら!

PC1 山吹黄昏
シナリオロイス:鷹山亮磨
君は臨時査察部発足にあたり、転属・或いは新規配属された、まだ新人のUGN職員だ。
内部調査などまるで未経験の君は、先輩である鷹山と共に、発足したばかりの査察部での新生活をスタートさせる。
君が受け持った初任務。それはジャーム化の疑われるエージェントの『処理』だった。


GM:先輩と一緒にドキドキ新生活ですよ
山吹黄昏:処理……それはもう、ドキドキですね
GM:まだジャームって決まった訳じゃないし大丈夫だよ~
GM:多分お茶とか飲みに行くだけだよ
山吹黄昏:そうですね、私が出されてるからといってジャームとも限りませんし
山吹黄昏:その辺りの見定めも私の使命ですので、頑張ります!
GM:よろしくお願いします!ではお次!
GM(キャラシート)
GM:PC2の朱南さんお願いします!
朱南文尊:朱南文尊です。コードネームはL.A / D.A 意味は……セッション中に尋ねられたら言う事にしましょう。これは。
朱南文尊:そうですね。簡単に言うと優秀なチルドレンですが特別なチルドレンではありません。
GM:普通の優秀な……チルドレン!
朱南文尊:標準的なチルドレンの生い立ちから、うまく立ち回って生き残って順当に出世したタイプです。
GM:現場が求める人材ですね
朱南文尊:まあ、そこそこのベテランですが、思春期の虚無感とUGN特有のブラック環境に心を蝕まれ、世界を守護するとか、うぜー とか思っています!
GM:ならないほうがおかしい環境ですからね……
朱南文尊:俺に何の見返り無いですよね、それ。給料の分は仕事しますが、それ以上の事はしませんよ!
朱南文尊:などと嘯きますが、人当たりは良く、おかげで闇や歪さを発見しにくいどうしようもない。でも、気さくなお兄さんでーす。
GM:貴重な陽の者……陽の者?ですよ!
GM:査察部内の空気は朱南くんに掛かっています
朱南文尊:性能は スピードフォース疾風迅雷マン 獅子奮迅を絡ませて範囲攻撃もする。レイジングブレイド使い。イニシアチブ行動がデフォ!
GM:優秀だわ~この子
朱南文尊:さらにマスターコネクションも1枚持っていて、鬼札判定もぶち抜きますよ。普通に優秀ですからね。嘘発見もできるよー。
GM:優秀すぎ
朱南文尊:こんなところでしょうかね。どんな仕事でも手は抜きませんよ!
GM:はい!それでは朱南さんのハンドアウトはこちら!

PC2 朱南文尊
シナリオロイス:“マッドペッカー”
君は新設された臨時査察部に採用された、若く優秀なUGNチルドレンだ。
ある日君は、幾度と無く交戦してきた腐れ縁のFHエージェント、“マッドペッカー”から接触を受ける。
彼女は君に対し、戦闘ではなく情報交換を持ち掛けてくる。


曰く、FH上層部でN市に対して何らかの動きがあり、彼女はそれを利用した組織内での躍進を目論んでいるのだという。彼女は君にとってもメリットのある話だと言うが……
GM:顔がいい女エージェントが怪しい取引を持ち掛けてきます
朱南文尊:査察部がいきなり敵対組織の人間の密会とか最高ですね!
"マッドペッカー":よろしくな!
朱南文尊:はい。よろしく。
GM:このNPCはサブGMが担当してくれます!よろしくね~
朱南文尊:OP楽しみです。
GM:ちなみにこの取引は別に裏切り扱いとかにならないので安心してくださいね
朱南文尊:はい!
GM:それではお次!
GM(キャラシート)
GM:PC3の三条さんお願いします!
三条海良:はい!
三条海良:三条海良、かいらと読みます。コードネームは"ゴーストクロック"
三条海良:鹿骨さんの下で働いてるエージェントのお姉さん、25歳です。
GM:陰険老人の元で働くエージェントお姉さん!
三条海良:能力は「時空連続体を刻む」とか書いてありますが、だいたいキング・クリムゾンっぽいことが起こります
GM:こわ……
GM:手札と山札が大変なことになりそう
三条海良:ミドル性能はまあまあ優秀で、無形コンセやら紡ぎの魔眼やらでいい感じにやっていき、いざとなれば2枚あるマスコネを切ります
GM:またマスコネじゃねーか!
三条海良:ミドルでマスコネが余ったらクライマックスで束縛の領域と同時使用して、棺と合わせて最大3回分の攻撃判定を失敗させる事が可能です
GM:最悪の女
GM:良識というものは無いのかよ
三条海良:かわりに火力はないのでセーフ
GM:ほんとかなあ(ゴロリ)
三条海良:細かい性格で、だいたい眉間にシワがよっています。あと妹が裏切った時に殺っちゃったのをメモリーにするくらいには気にしてます
GM:かわいそう
三条海良:それでもUGNのために査察部のお仕事をえんやこらとがんばります
GM:頑張ってね!そんな三条さんのハンドアウトはこちら!

PC3 三条海良
シナリオロイス:佐藤田ハナ
君はそれなりに経験を積んだUGN職員だ。
転属、もしくは兼ねてからの部下として、N市臨時査察部の部長である鹿骨のもと、副部長として、発足したばかりの査察部を支えていく役割を担うこととなった。
ある日君は、街中でジャームに襲われる少女を偶然助け出す。匂い立つ色香のようなものを放つ少女は明らかに日本人離れした風貌で、しかし自らを“佐藤田ハナ”と名乗った。


GM:OPではこのハナちゃんとそのお友達二人と遊んでもらうからね
三条海良:えっちな少女……
GM:そういう感じです。よろしくお願いします!
三条海良:よろしくおねがいします!
GM:お次!
GM(キャラシート)
GM:PC4の柳さん!お願いします!
柳優:はーい
柳優:PC4の柳です。査察部に拾われたメタモンです
GM:海外産6Vメタモンだ!
柳優:表向きは事務職についてる大人しめの女の子をやってますが、本当はその女の子が死んだ時に入れ替わったRBだよ
柳優:大きな災害に巻き込まれて一族郎党が皆殺しになった時、一人だけ生き残っちゃってバレました。
GM:大変な事ですよ
柳優:UGNさんにはその時からお世話になってます。能力は記憶も含めた変身能力で
柳優:普段は記憶ちゅるちゅるのほうだけ使って査察部のお手伝いをしてます。
GM:査察部に入るために生まれてきたのか?
柳優:データ的にはハートレスメモリーやメモリーハック、止まらずの舌などを使って記憶を読み取ったり自白強要を行います
柳優:100%まで行けばキリングパフュームでリア不も出来るぞ!
GM:ヒェ~~シナリオがぶっ壊れちゃうよ~~
柳優:戦闘ではほとんどお荷物なので崩れずの群れでカバーリングします。ヨワヨワなので助けて……
柳優:それからイージーエフェクトを11個持ってるので適当なところで使用して楽しくロールしたいですね
柳優:生体侵入とかも使ってみたいぜ!
GM:イージーエフェクトが……11個!
GM:柳ちゃんはすごいよ~
柳優:性格は小悪魔系で行きたいですね。みんなとからむのがたのしみ! そんな感じです。
GM:OK!そんな柳さんのハンドアウトはこちら!

PC4 柳優
シナリオロイス:南彰久
君は臨時査察部に採用された正規エージェントだ。
N市の街中で君は偶然、古い知人に再会する。
彼の名は南彰久。かつての君の家族であった柳家、その長女にして君の姉だった柳栞の婚約者だった男だ。
驚きと共に再会を喜ぶのも束の間、彼は君にある忠告をしてくる。
「もうすぐこの街で大きな騒ぎが起きる。出来るだけここから離れた方がいい」と。


GM:何か昔の知り合いのお兄さんと会うらしいですよ
柳優:心配してくれるなんて優しいですねえ
柳優:すっかり変わった義妹の姿を見てもらおうな
GM:変わりすぎ!!
GM:査察部の皆と仲良くね!よろしくお願いします!
柳優:実際昔の知り合いと会うのは超楽しみですね。どうなるのかな……
GM:ではラスト!
GM(キャラシート)
GM:PC5の小泉さん!お願いします!
小泉千浪:はあい!
小泉千浪:こいずみ・ちなみ。ただの人助け大好きな若者です
GM:いい人そう~
小泉千浪:いい人ですよ。このレネゲイドって力でいろいろな人を救えますからね
GM:うん!うん……うん……?
小泉千浪:正しき力を正しき使い方していきましょうね
GM:ヤベー女だった
小泉千浪:レネゲイドの隠匿とかしないのでまあ……UGNは困るかも知れないですけど……
GM:こんな奴野放しにしといていいのかよ!
小泉千浪:なんか僕の知らないところで勝手に隠してくれてるらしいですね。優しい人達だなあ
小泉千浪:さすが正義の味方って感じ
GM:迷惑すぎる
小泉千浪:そういう元気な明るく楽しい美女をやっていきます。皆と仲良くしたいな~
小泉千浪:性能としてはえっと……
小泉千浪:たくさん殺します
GM:こわ…………
小泉千浪:氷の茨で連撃したり連撃したり連撃したりします
GM:氷の茨グミ~?普通のグミでしょ……
小泉千浪:頑張れば最大1Rで7回くらい殺せるみたいです
GM:は……?
GM:何言ってだこいつ
小泉千浪:頑張りますね~
GM:近寄らないでほしい
小泉千浪:じゃあ近づけます
GM:助けて……
小泉千浪:以上!ささつぶ?の人たちよろしくね!
GM:そんな小泉さんのハンドアウトはこちらです
GM

PC5 小泉千浪
シナリオロイス:七赤
君はUGNイリーガル……という扱いを受けている、放浪の野良オーヴァードだ。
数年前、君はシェンという男に師事していた。師匠越えを果たすより先に彼は姿を消し、その後はジャーム化して暴走の末に討ち取られたという風の噂が耳に届くばかりだった。
現在。混沌の魔都、N市を訪れた君は、時を同じくしてかつての同門である七赤が極秘裏に来日したという情報を掴み、UGNとの接触を試みることとなる。


小泉千浪:あにでし!
GM:同門と久々の再会ですよ~
小泉千浪:元気にしてましたかね?
GM:どうですかね……?見てのお楽しみです
GM:ということでよろしくお願いします!
小泉千浪:よろしくお願いします!
GM:というわけで始めていきます!



【OP/小泉千浪】

GM:登場侵蝕をどうぞ。
小泉千浪:侵蝕率+2(1d10->2) (侵蝕率:40->42)
GM:数年前 中国 沈氏白鷲拳道場
GM:板張りの道場には、張り詰めた空気が漂っていた。
GM:一人の男に、少年と少女が向かい合っている。
シェン:男は齢30半ばほど。一つ結びの黒髪に、丸い眼鏡。自然体で佇んでいるが、まるで隙というものを感じさせない。
七赤:少年は背丈は小さいが、纏う空気は既に武闘家のそれだ。
七赤:男と相対し、構えたままぴくりとも動かない。或いは動けずにいるのか。
GM:そして、もう一人の少女は────。
小泉千浪:銀髪にセーラー服の少女。軽薄そうな笑みを浮かべているが、
小泉千浪:同じく静止し、隙を伺っている。獲物を前にした獣のように静かに。
シェン・リィユェ:「どうしました?」にっこり笑って。
シェン・リィユェ:「お昼の時間を過ぎてしまうよ?」
小泉千浪:「先行って下さいよ……先輩でしょう」
小泉千浪:「僕その隙に行きますから」
七赤:「歳はおまえの方が上だろう、千浪シャンラン」視線は逸らさないまま呟く。
七赤:「まあいい。おれが行く。合わせろ」
小泉千浪:「……ん」
小泉千浪:コクリと頷き。
七赤: ド カ ッ !
七赤:床を軋ませて一気に踏み込む。全身発条めいて駆動、顎を目掛けて鋭い掌底を繰り出す。
七赤:瞬間、既に。
七赤:「ッ────!!」
七赤:顔面を鷲掴みにされている。ぐるりと身体が半回転し、仰向けに叩き付けられんとする。
七赤:「っ……千浪!!」
小泉千浪:姿勢を極端に低くした、疾駆からの突撃。
小泉千浪:そのまま飛びかかると見せかけて、手を地面に付き、
シェン・リィユェ:「!」
小泉千浪:前転からの脳天への強烈な蹴りを見舞おうとし、
シェン・リィユェ:その眼前に、シェンの爪先が迫っている。
小泉千浪:無理やり腕を捻って回避し、そのまま体制を崩して転倒する。
小泉千浪:「ああもうっ……!」
七赤:「まだだ!」
七赤:手首のみで曲芸のように体勢を立て直し、下方から跳ねるように飛び蹴りを放つ。が。
シェン・リィユェ:「おっと」
シェン・リィユェ:その背中に、鉄槌めいて肘を打ち下ろす。
小泉千浪:転んだ状態から、無理くりに跳ね起きて。這ったような姿勢でそれに続こうとして、
小泉千浪:「あっヤバッ」その一動作で、2人纏めて潰される。
七赤:「が、ぐっ……」息を詰まらせ、君の上に降って来る。
小泉千浪:「げふっ」
シェン・リィユェ:「はい、おしまい」息も切らさず、にこにこしたまま君達の元に屈み込んで。
小泉千浪:「重……!」ジタバタともがく。
七赤:「ぐ……う……」よろよろと身を捩って、寝返りを打って床に倒れ込む。
小泉千浪:ぐるりとひっくり返り、隣で仰向けになる。
小泉千浪:「う……うう~~~」
小泉千浪:「クソ~~~~~!」
小泉千浪:「なんでそんなバカみたいに強いんですか?」
小泉千浪:「バカなんですか?」
七赤:「……」むすっとした顔で黙り込んでいる。
シェン・リィユェ:「ちょっと!仮にも師匠に対してバカはないだろ!」
シェン・リィユェ:「七赤に合わせた千浪の一打目は、中々よかったね」
小泉千浪:「よかったなら食らって下さいよ」
シェン・リィユェ:「そこは師匠だからね。でも、いいフェイントだったよ。一瞬マズいと思った」
シェン・リィユェ:「千浪の殺意は何と言うか、剥き出しなのに読みづらいんだよね」
シェン・リィユェ:「こういうことをもっと高度に織り交ぜたり、変化して出来るようになれば、相当厄介な使い手になるだろうね、君は」
小泉千浪:「センセ、もしかして」
小泉千浪:「頭いいんですか?」
シェン・リィユェ:「すっごい失礼だな君……」
シェン・リィユェ:「白鷲流は相手の動作を読むことを第一とする流派だからね」
シェン・リィユェ:「気と意識を読み取って、常に相手の先手を取る。これはただ速く動けばいいわけじゃない」
シェン・リィユェ:「常に考えていないと成り立たない拳法なんだよ」
シェン・リィユェ:「二人とも、まだその読み方が足りないね」
小泉千浪:「ふうん……成程なあ」
シェン・リィユェ:「七赤は千浪とは逆に、動作が鋭いけど真っ直ぐすぎる。もう少し搦手を覚えてもいいだろうね」
七赤:「……はい」こくりと頷く。
シェン・リィユェ:「しかし千浪も七赤も、とても筋がいいよ」
シェン・リィユェ:「どうだい?うちの流派、継いでみる気は無い?」
GM:既に幾度となく聞かれた質問だ。
GM:その答えも二人とも、毎回同じ。
小泉千浪:「絶対嫌です」即答する。
シェン・リィユェ:「……何で……?」
小泉千浪:「僕、世界を巡るつもりなんですよね。こんな辛気臭いとこずっと居たくないです」
小泉千浪:「先輩のほうが似合ってますよそういうの」
シェン・リィユェ:「しっ……辛気臭い……僕の道場辛気臭いかなあ……!?」
七赤:「……ここに来て長いですが、おれはあくまで出稽古の身です」
七赤:「おれの骨子は詠春拳です。それは変わっていませんから」
シェン・リィユェ:「そ……そう……そっか……そうだよね……」
シェン・リィユェ:肩を落として。
シェン・リィユェ:「何で全然弟子来ないんだろうなあ、うちの道場」
シェン・リィユェ:「潰れちゃうよお、このままじゃ……」
シェン・リィユェ:「……本当にいらない?この道場。タダだよ?」
小泉千浪:「タダなんですか?じゃあ貰います」
小泉千浪:「土地は売ればお金になりますからね」
七赤:「……」非難の目。
シェン・リィユェ:「だ……ダメだよ!それはダメ!」
シェン・リィユェ:「しっかり弟子を集めて、白鷲拳を世に広めてもらわなきゃダメ!」
小泉千浪:「世界を旅するための路銭が欲しいんですよね、僕」
七赤:「どうして旅なんてするんだ、千浪」
七赤:普段はまるで他人に関心を示さないが、珍しく聞いてくる。
小泉千浪:「どうしてって……逆に聞きますけど」
小泉千浪:「七ちゃん先輩は旅したくないんですか?」
小泉千浪:「世界にはまだ全然、見たこともないものがいっぱいあるんですよ」
小泉千浪:「見ずに死ねます?」
七赤:「……どうでもいい」
七赤:「おれはこの国で生まれて、この国で育った」
七赤:「この国に尽くすのが当然だ。死ぬ時も、この国で死ぬ」
小泉千浪:「うーん。全然合いませんね、僕たち」
小泉千浪:「僕はどうしても、そういう意識薄いんですよね。元から半分こですし」銀髪をくるくるといじる。
小泉千浪:顔立ちは東洋人よりだ。「知ってます?この服、日本の学生の服なんですよ」
シェン・リィユェ:「ああ、セーラー服っていうんだっけ?」
小泉千浪:「センセなんで知ってるんですか。気持ち悪……」
シェン・リィユェ:「聞いておいてそれ!?」
シェン・リィユェ:「娘が日本のアニメを見てたんだよ。水兵みたいだよね」
小泉千浪:「まあそういう目で見られてるのは薄々知ってましたけど……」
小泉千浪:「面と向かって言われると……」
シェン・リィユェ:「人聞きが悪い事を言うんじゃないよ……!」
シェン・リィユェ:「僕は妻一筋ですから。くれぐれも彼女にはそういうこと言わないでくださいね」
小泉千浪:「じゃあセンセに勝ったら言います」
シェン・リィユェ:「ぜ……絶対負けないからな……!」
七赤:「……それで?何でわざわざそんな服を着ているんだ」
七赤:「動きづらそうだ」
小泉千浪:「とにかくですね。僕はあの国に居たままだったら、これも知らないままだったんです」
小泉千浪:「何故って……可愛くないですか?」
七赤:「カワイイ……?」
小泉千浪:「何で分からないかなあ」
小泉千浪:「じゃあ七ちゃん先輩は風体を気にしないんですか?常に全裸で戦うんですか?」
七赤:「む……」
小泉千浪:「見た目を気にするのは当たり前じゃないですか?」
七赤:「限度というものがあるだろう」
七赤:「少なくともおれは、そんなヒラヒラした服は着ない」
小泉千浪:「なのでこれが僕の限度です」スカートをめくる。スパッツを履いている。
小泉千浪:「まあ男の子はそうですよね」
七赤:「……少しは気にしろ」表情を変えないまま目を逸らす。
小泉千浪:「なんだ」
小泉千浪:「気にはなるんですね?」
七赤:「……ならん」
小泉千浪:「じゃあ、先輩との手合わせの時はこれ使えますね」
小泉千浪:「これで勝ち越しの日も近そうです」
小泉千浪:「その後はセンセですからね」
七赤:「ならんと言っている……!」
シェン・リィユェ:「ほら千浪、七赤をいじめるのはその辺にしておきなさい」
シェン・リィユェ:「さあ二人とも、もうこんな時間ですよ」
シェン・リィユェ:「お昼を作るのを手伝ってください。今日は餃子にしますか」
七赤:「……」タッと逃げるように炊事場に向かう。
小泉千浪:「餃子多くないですか?」
シェン・リィユェ:「そうかな……?じゃあ焼売……?」
小泉千浪:「クレープないんですか?」
小泉千浪:「クレープ。知ってます?日本で流行ってるんですよ」
シェン・リィユェ:「何だいそれ?」
シェン・リィユェ:「どんな料理?」
小泉千浪:「あれですよ、鶏蛋仔で色々な具材を巻いて……」
小泉千浪:「生クリームとか入れるらしいですよ」
シェン・リィユェ:「へえ……美味しそうだね」
シェン・リィユェ:「餃子の皮で代用できないかな?」
小泉千浪:「……基本も覚えてないのにアレンジするなって」
小泉千浪:「センセがいつも言ってるじゃないですか」
シェン・リィユェ:「うっ……その通りです」
シェン・リィユェ:「じゃあ、今日材料を買ってきて、明日そのクレープ?を作ろうか」
シェン・リィユェ:「今日はとりあえず餃子で我慢して。どうだい」
小泉千浪:「いいですよ。それで手を打ちましょう」
小泉千浪:「明日はクレープで祝勝会します」
シェン・リィユェ:「決まりだね。よし、七赤を待たせちゃいけない。僕達も行くとしよう」
小泉千浪:「先輩あんま上手くないですもんね」
七赤:「聞こえてるぞ」
GM:────小さな道場でのそんな平和な修行の日々は、ある日唐突に終わりを告げることになる。
GM:君達が師匠越えを成し遂げるより先に、シェンは何も言わずに姿を消した。
GM:七赤とも道は分かれ、君は再び独り、放浪の旅に戻ることとなった。
GM:それから数年、現在。
GM:世界的にも類を見ない危険地帯、N市を訪れた君は、偶然にも七赤もまた日本を訪れていると知る。
GM:君は彼の動向を探るため、N市UGNへの接触を図るのだった。



GM:シーン終了。
GM:ロイスのみ可能……ですが二人とも固定ロイスですね
小泉千浪:そうしておきました!
GM:では終了!



【OP/朱南文尊】

GM:登場侵蝕をどうぞ!
朱南文尊:1D10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 7[7]+34 → 41

GM:N市 カフェ『スノウフレーク』
GM:激務ばかりのUGNであっても、休暇というものは存在する。
GM:特に発足したばかりの臨時査察部は、その組織的実態すら部長以外は殆ど把握していないであろう状態であり、
GM:この度正規メンバーとして採用された君は、時折入る小さな任務を除き、それまでが嘘のように穏やかな日々を過ごしていた。
GM:この日もまた任務の予定は無く、君はカフェを訪れて静かな一時を過ごしていた。
?????:「ごめんごめ~ん、お・ま・た・せ♡」
?????:待ち合わせなどしていない君の前に、有無を言わさずトレイが置かれる
朱南文尊:目だけをそちらに向ける。
朱南文尊:「スズキ目・サバ科に属する海水魚の一種。成長するに従ってサゴシ、ナギ、と呼び名が変わる出世魚。なんだと思うかな?」
朱南文尊:机には半分ほど食べたクロックムッシュ、ほとんど減っていないアイスコーヒー。その脇にクロスワードのシート。
朱南文尊:手に持ったペンをゆるく回しながら、ダークスーツの青年が女性に言葉を返す。
?????:「サワラだっけ?」次いで対面の席にどさりと座る人影
?????:ショートカットの赤髪に赤いジャケットの、長身の女性。
朱南文尊:「サワラと」縦7にそう書きこむ。
?????:「あー!ズルだ!」
"マッドペッカー":けらけらと笑う女は、FHエージェント、"マッドペッカー"。
"マッドペッカー":君とは腐れ縁の、宿敵……だと思っている。少なくとも本人は。
朱南文尊:「ん。でさ。待ち合わせしてたっけ?一昨日来やがれって、明後日にもしかして言ったかな?」
朱南文尊:「俺がそんな口汚い言葉を使うとは少し思えないね」ペンをゆるく回す。
"マッドペッカー":「それはちょっとばかり自分のことが見えてないねえ朱南くん」
"マッドペッカー":「二人きりの時の君ってば、意外と情熱的だぜ?」
朱南文尊:「鏡もないからね。自分の容姿にばかり気を遣う男っていうのも、ダサイもんだよ」
朱南文尊:「ん。今、情熱的に接しろってオーダー?カフェはコーヒーとかを頼むところだと思うかな」
朱南文尊:「おっと、一人でいるのをバラしてしまったかな。口芸が上手くなったじゃないか」
朱南文尊:これは失言と、溜息をつく。
"マッドペッカー":「あまーく接してくれるのでもOKだよ。それならここでも出せるだろ?」
"マッドペッカー":「まあ、腐れ縁ともなればこの程度はね」
朱南文尊:「初手で話しかけてきたからね。ん。よろしい、甘くいこうかな」
朱南文尊:「この場ですぐに始める意思はない訳だし。で、今日はなんて呼べば良いわけ?」
朱南文尊:コードネームで世間話を始めるわけにもいかない。
朱南文尊:偽名を寄越せという事だ。
"マッドペッカー":「じゃあ、伊空いそらで」
"マッドペッカー":「名字じゃないよ?名前の方」
"マッドペッカー":「私も今日は尊くんと呼んであげよう」
朱南文尊:「伊空さん。ね。下の名前で呼ばせるとか飛ばしてますね、お姉さん」
朱南文尊:「良い事でもあったのかな?」
"マッドペッカー":「おや、わかるかい?尊くんは何でも見透かされてしまうなあ」妙ににっこりして
朱南文尊:「下着の色は分かりませんから、ご安心を、伊空さん」
朱南文尊:「透視とかは専門外なのでね」
朱南文尊:アイスコーヒーに口をつける。
朱南文尊:相手の飲み物にオフカロリー甘味料をいれる。
"マッドペッカー":「専門だったら見てしまうのかい?尊くんも中々どうして熱いじゃないか」
"マッドペッカー":「ちなみに今日のラッキカラーは赤だよ」
朱南文尊:「好きな色をラッキーカラーにしてません、それ?」
"マッドペッカー":「さあね。今のは"いい話"のほんのおすそ分けだ」ぱちりとウインクして
朱南文尊:手でウインクした後の何らかのベクトルを払う。
"マッドペッカー":「もっと聞きたくないかい?"いい話"」
朱南文尊:「それ、血なまぐさい話をするぜ。みたいな前触れかな?」
朱南文尊:「でも、いいですよ。聞きましょうか。たまに有益ですからね。伊空さんの話は」
"マッドペッカー":「お役に立てて光栄だな」
"マッドペッカー":「この場で始める意思はないって言ったのは君だからね。もちろん、壺を売りつけるつもりもない」
朱南文尊:「恩を売りつけられても買わないかな」
"マッドペッカー":「はいこれ」
朱南文尊:「ん?」
"マッドペッカー":ポケットからスマートフォンを取り出し、取り付けられたイヤホンの片方を君に差し出す
"マッドペッカー":もう片方を耳に刺し、同じようにするよう手振りで君に促す。
"マッドペッカー":「音、合わせてくれ。できるだろ?」
朱南文尊:「これ」周りを見回す。
朱南文尊:「浮かれてるアホなカップルみたいで気が進まないな」
朱南文尊:言いながら、片耳につける。
"マッドペッカー":「ふふ、付き合ってるみたいに見えるか──────」
"マッドペッカー":「……なって言おうとしたけど、先を越されたか」口をとがらせて
朱南文尊:「(得物を)突き合った仲ではあるかな、実際」
朱南文尊:洗脳や殺人音波が仕込んであっても1回なら躱しきる自信はある。
朱南文尊:そういう迂遠な手を取るなら、心境の変化があったということになるだろうが。
"マッドペッカー":何のことはない。目の前の女は口を動かさないままに、言葉が聞こえてくるだけだ。
"マッドペッカー":ハヌマーンシンドロームをもつ君だけが拾える周波数で、君の鼓膜に直接音が届く
"マッドペッカー":その程度には、人目をはばかる話題ということ
"マッドペッカー":「《シークレットトーク》ってやつ?ドキドキするね」
朱南文尊:「本当に。人目を憚る関係なのは確かかな、俺達は」
"マッドペッカー":『それは違いない』にっこり笑い
"マッドペッカー":『……取引しないか。L.A / D.A。』
"マッドペッカー":次の瞬間、笑顔のまま"声"のトーンを落とす。
朱南文尊:「ドキドキさせてくれる殺し文句だこと」
朱南文尊:「情熱的になるのも甘くするのも、俺にはメリットがあるのかな?」
"マッドペッカー":『うーん、それは私が嬉しいだけ』
"マッドペッカー":『なので、スタンスは君の好きにするといい』
朱南文尊:「欲望に忠実だ。そっちはそうだよね。了解、好きにするかな」
朱南文尊:「取りあえず君の声をもっと聞きたいかな」
朱南文尊:話の続きをペンを動かす仕草で促す。
"マッドペッカー":『よーしお姉さん張り切っちゃうぞー』
"マッドペッカー":『……実はね』
朱南文尊:「ん」
"マッドペッカー":『この街について、近々"上"が動くらしい』
朱南文尊:「どっちの?」
朱南文尊:「俺の親父さん?君のお父さん?」
"マッドペッカー":『FHわたしのパパさ。どのくらい上のパパかはまあ、目下確認中だけど』
朱南文尊:眉間に皺を寄せる。おいおい面倒事の予感だ。という雰囲気を崩そうともしない。
"マッドペッカー":『みんなおこぼれに預かろうと躍起になってる』
"マッドペッカー":『私もそろそろ、一つ階段を上がる頃合いかと思ってね』
朱南文尊:「キャリアアップなんてしなくても、伊空さんは素敵だよ」
朱南文尊:「お淑やかな方が好みかな。むしろさ」
"マッドペッカー":『ふふ、ありがと。けどそういうのは養う気がある相手に言ってくれ』
朱南文尊:「前に誘った時、袖にされたからね」
朱南文尊:「はぁ。君のお父さん、苦手なんだよね。知っての通り。でも、相手しないわけにはいかないんだよな」
"マッドペッカー":「まあそう言わず。だからさ、君にもパパの前に立つにふさわしい男になって欲しいわけだ」
朱南文尊:「はいはい。俺にしてほしい事があるってわけだ。言ってみて良いよ」
"マッドペッカー":「ご存知だとは思うけど、私は顔が広い」
"マッドペッカー":「けどその分尻も軽い」
朱南文尊:「質量的な事を抜きにすれば、そうだね」
"マッドペッカー":「む、何なら確かめてみるか?」ちょっとムキになって
朱南文尊:「それは軽い方が嬉しいのか、重い方が嬉しいのか」
"マッドペッカー":「それはキミ次第かな。まあとにかく、今回の件について」
朱南文尊:「ん。失言だった。脱線はマズイね。今回の件が終わってからにしよう」
"マッドペッカー":「またとない波が来ているわけだ。私は誰よりも上手く波に乗る自信はあるが」
"マッドペッカー":「その分恨みを買う自信も人一倍あるわけだ」
"マッドペッカー":「なので、わたしの可愛いお尻に火がつく前に、かかる火の粉を払ってもらいたい」
朱南文尊:「それはちょっとばかり自分のことがちゃんと見えてるね伊空さん」
朱南文尊:「周りにこういう時に使えそうなロクな男(知り合い)がいない事も含めて」
"マッドペッカー":「ふふ、だろう?こんな事を頼めるのは君ぐらいさ」
"マッドペッカー":「君はいつも、本当に」
"マッドペッカー":「どうしようもなく、退屈そうにしているからね」
"マッドペッカー":「厄介ごとの一つも押し付けたくなる」
朱南文尊:「自分の事を危険な女って気取るのはどうかと思うかな」
朱南文尊:「それが許される容姿と言動だからってね」
朱南文尊:初めて口の端を緩める。
朱南文尊:「ご褒美は?」
"マッドペッカー":「危険な女じゃないと振り向いてくれないだろう?」
"マッドペッカー":「君は正義の味方なんだから」
朱南文尊:「そこは女の味方位で留めて欲しいかな。もう小学生は卒業したんで、それの味方と言うの恥ずかしい」
"マッドペッカー":「あらら、ならもう少し大人にならないとね」
"マッドペッカー":「ご褒美はそうだね。文字通りの出世払いになってしまうが」
"マッドペッカー":「世界の半分、でどうかな?」
朱南文尊:「もう少し、大人扱いしてほしいかな」
朱南文尊:「二人の問題だ。現実的にいきたい」
"マッドペッカー":「マジメに言ってるんだけどなー、将来的にはそこまで上り詰めるつもりだし」
"マッドペッカー":「んーじゃあ」
"マッドペッカー":「わ・た・し?」
朱南文尊:「大人にしてくれる。ってお話?飛ばしてますね、お姉さん」
朱南文尊:「ん。でも、それがいいな」
朱南文尊:「火の粉を払えば伊空さんがしばらく、大人しくするって言うなら」
朱南文尊:「さしあたって、一番問題がない」
"マッドペッカー":「ふふ、なら決まりだ」
"マッドペッカー":「もちろん、払った火の粉は君の手柄だからね」
朱南文尊:「ストーカーの情報はあとで下さいよ」
"マッドペッカー":「階段を上るにしても、一人じゃあ味気ない」
"マッドペッカー":「はいはい。期待しててね」
朱南文尊:「格好つけてるけど、伊空さん。それ、寂しがりやって言うと思うんだけど」
"マッドペッカー":「お互い様だろ」
朱南文尊:「階段上るために引き上げようとする君と、降りるために引きずりおろそうとする俺」
朱南文尊:「確かにお互い様だ」
"マッドペッカー":うんうん、と満足げに頷いて「ストーカーがしつこい時は、部屋に上げてくれよな」
"マッドペッカー":そう言って、トレイを持って席を立つ
朱南文尊:「宿泊費とは言わないけど食費は出してね」
朱南文尊:こっちも食事の残りを片付けはじめ、クロスワードのシートを畳む。
"マッドペッカー":「それは味次第」
"マッドペッカー":後ろ手に手を振り、カウンター横の返却口へと進み、そのまま店を後にする。
朱南文尊:「作るの、俺?」
"マッドペッカー":「食べたいのなら、構わないよ」出口の手前で止まって
朱南文尊:「ん。じゃあ、その時はじゃんけんで決めない?」
"マッドペッカー":「えー、私弱いんだよなあじゃんけん」
朱南文尊:「俺が強いんですよ」
朱南文尊:ふっと笑って、相手を見送る。
"マッドペッカー":「普通は後出しするほうが強いのにね。まあ、その時は」
"マッドペッカー":「高く付くから覚悟しとけ」投げキッスを飛ばして扉を締める。
朱南文尊:「安く見せて後から高値を請求されるよりは良いかな」
朱南文尊:彼女が店から出たのを見送り、初めて左手を荷物に紛れさせた舶刀めいた刃の柄から離す。
朱南文尊:「査察部が商売敵と密会なんて、まともなエージェントがすることじゃないよな」
朱南文尊:「でも、今の部もだいぶ怪しいんだよな。使われるんだったら給料分は働くけど、利用されるのはごめんかな」
朱南文尊:食事を終えてこちらも立ち上がる。
朱南文尊:「…………困ったことに、ウチの連中といる時より退屈しないのも確かなんだよな」
朱南文尊:そのまま支払いを済ませて店を出ていく。



GM:シーン終了。
GM:ロイス取得可能ですがこちらも固定ロイスに入れて頂いてますね
朱南文尊:はーい!
GM:というわけで終了!



【OP/三条海良】

GM:登場侵蝕をどうぞ。
三条海良:三条海良の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:41->46)
三条海良:素がたっかいな
N市 市街
GM:臨時査察部の副部長に抜擢された君は、設立以来多忙な日々を送っていた。
GM:特例だらけで始まった部署の運行には、関係各所との念入りな折衝が必要不可欠であり、
GM:部員たちが暇を訴える中、君だけは方々を駆けずり回って根回しに勤しむこととなっていた。
GM:当の部長である鹿骨は、仕事はしているのだろうが昔から胸中の読めぬ相手であり、
GM:この日という休日を君が手に出来たのは、実に3週間ぶりのことだった。
GM:そんなわけで今、君はN市の市街を歩いている。
三条海良:市外から来て以来、私的に街を歩いたことなど数えるほどしかない。
三条海良:そもそも趣味という趣味も持ってはいないので、あてのないまま歩くのも、その土地に慣れるためという、半ば仕事めいた理由だった。
三条海良:時折立ち止まっては、スマホの地図を見て、また歩き出す。その繰り返しだ。
GM:そうして街を行く君は、不意に異質な気配を感じ取る。
GM:レネゲイドが共振するようにざわつき、周囲の人々が意識を失い倒れていく。
GM:≪ワーディング≫だ。発生源はそう遠くない。
三条海良:「……」ちらり、と発生源の方向を見る。《ワーディング》+ブラックダイヤモンド
三条海良:レネゲイドに関わる者以外の時間が停止・保存される。
三条海良:「……全く、事件の多い街だ」
三条海良:元のワーディング発生源へと足早に向かう。
GM:駆け付けた薄暗い路地裏、止まった筈の時間の中で、動く影が二つある。
GM:ひとつは2メートルほどの怪物。筋骨が異常に発達した巨大な犬のような姿。恐らくジャームだろう。
GM:もうひとつは、少女。あちこちに包帯が巻かれている。見た限り十代。
GM:壁際に追い詰められた少女に、怪物は唸り声を上げながら歩み寄っていく。
少女:「……!」
少女:この状況で動ける以上はオーヴァードなのだろうが、戦闘能力が無いのだろうか、抵抗らしい抵抗も無い。
三条海良:懐から拳銃を取り出す。特殊なところはなにもない、一般的なオートマチック拳銃。
犬ジャーム:「グゥ……ルルルルル……」
三条海良:「動くな、UGNだ」推定ジャームへ向けて言い放つ。形式的なものだが、気を引くためでもある。
犬ジャーム:君のことなどまるで気付かぬように、少女に唸り続ける。
犬ジャーム:獣としても些か異常な態度だ。まるで魅入られているかのように、少女だけを狙っている。
三条海良:「警告はした」
犬ジャーム:「ゴァアアッ!」
犬ジャーム:顎を開き、少女に襲い掛かる。
三条海良:ダンダンダンッ と3発。犬の頭部、腹部へ向けて射撃。
三条海良:撃ちながら一歩ずつ接近する。
犬ジャーム:「ガ、ギャッ……!」
犬ジャーム:悲鳴を上げて、ようやく君に気付いたように向き直る。絶命はしていない。
少女:「……!?」
少女:突然現れた君に、驚愕の目を向ける。
三条海良:「歩けるか。その場から離れろ。ゆっくりでいい」視線は犬へ向けたまま、少女に向かって言う。
少女:「あ……」
少女:その言葉に、ゆっくりと立ち上がって君の方へと歩み寄る。
犬ジャーム:「グ……ウ……ウゥウウウ……!」
犬ジャーム:負傷よりも少女に逃げられる方が気になるのか、敵意の唸りを上げる。
三条海良:そのまま、また三度引き金を引く。しかし、今度は無音。銃からは何も出てこない。
犬ジャーム:「ウウ……ウゥウウ……!」
犬ジャーム:まるで気付かぬように、少女と君へと駆け出し。
三条海良:直後、脳天に3発分の穴が空く。
犬ジャーム:「……ゴバッ……!」
犬ジャーム:頭蓋から血を噴き出して転がる。
犬ジャーム:致命傷だ。そのまま沈黙し、動かなくなる。
少女:「……?」
少女:犬と君の拳銃とを見比べて、不思議そうな顔。
三条海良:死体になったのを確認し、構えと同時にワーディングも解く。
少女:「あ……ありがとうございまス、とても」
少女:僅かに奇妙なアクセントのある言葉。
少女:「どこ、でしょう、あナた、ああ……と」
少女:「家?会社?」
少女:「エエ……」
少女:「所属?」
三条海良:「無事かな」表情を変えることなく聞く。
少女:外傷は無いが、血の匂いがする。ジャームのものでもない。包帯の下に傷があるらしい。
三条海良:「……UGNだ」
少女:「UGN……」
少女:一瞬、はっとした顔をして。
少女:「私、無事です。よかっタ。UGNは……味方です、私」
三条海良:「そうか。……名前を聞こうか」
少女:「私の名前は、佐藤田ハナです」
佐藤田ハナ:やや妙な名前を口にする。そうして話していると、君は彼女から何か奇妙な気配を感じるだろう。
三条海良:「……佐藤田」見てくれとは随分イメージの違う名前だな、と思いながら口には出さない。
佐藤田ハナ:芳醇な果実を前にしたかのような感覚。引き込まれるような気配。色香、のようなものが、全身から漂っている。
三条海良:(他者を惹き付ける形質、あるいは能力を持っている?)
長目ミナヨ:「……あ……ハナ!」
GM:その時、不意に後方から声。
GM:見ると、二人の少女が君達に駆け寄って来る。
三条海良:「お友達かな、君の」
長目ミナヨ:一人は長身。180センチ台半ばはあるだろうか。
緑モヨカ:「ったくもう……!一人でいなくなんなって言ったじゃん!」
緑モヨカ:その後ろから歩いてくるもう一人は小柄。露出の多い服装で活発な印象だが、その佇まいはどこか刺々しい
佐藤田ハナ:「はい。です。友達です」
佐藤田ハナ:「ごめんなさい。迷うました、道に」
長目ミナヨ:「しょうがないんだからな~、ハナちゃんは~」
長目ミナヨ:「……あなたは?」
長目ミナヨ:君に目を向ける。穏やかな少女のようでいて、佇まいには隙が無い。
三条海良:「この子が犬に吠えられていたもので、少し追い払った」
三条海良:「それだけの通りすがりだよ」
佐藤田ハナ:「……それ」ジャームの死骸を示す。
緑モヨカ:「だからウチは観光なんかしなくて良いって言ったんだよ。こんななんもない街で……」
緑モヨカ:「……はあ?」
長目ミナヨ:「そういうことか~!ありがとうございました、お姉さん!ご迷惑おかけしまして……」
緑モヨカ:「いやいやいや、もうちょっと警戒しなさいよアンタたち」
緑モヨカ:「どう考えても通りすがりの仕事じゃないでしょ。アンタ何者?」
佐藤田ハナ:「こちらのお姉ちゃんは、人です、UGNの」
長目ミナヨ:「……」
長目ミナヨ:「……そうでしたか~!それでハナちゃんを助けてもらっちゃったんですね!」
三条海良:「……」二人を交互に見る。「そうなるね」
長目ミナヨ:「ちゃんとお礼言いました?ハナちゃん」
佐藤田ハナ:「言ったまシた。ありがとうございました」
三条海良:「ああ言われたよ。いい子だ」
佐藤田ハナ:「UGNの人……方。ええ……女性、お姉ちゃん?」
佐藤田ハナ:「ひとつお願いがありますのデすが」
長目ミナヨ:「? ハナちゃん?」
緑モヨカ:「また始まったよ……」うんざりした顔で
三条海良:「何かな」
佐藤田ハナ:「少しこの街を、案内してもらう出来ますか?」
佐藤田ハナ:「この街の民……人?が」
佐藤田ハナ:「普段、どんなことをして、どんなものを食べて」
佐藤田ハナ:「どんなよう……どんな、ふう? に、過ごしているのか」
佐藤田ハナ:「知りたいです、私」
三条海良:普段ならば、何か理由をつけて断ることだろう。
三条海良:だが、今日は3週間ぶりの休暇だ
三条海良:しかも、急なひと仕事を終えた直後である。
三条海良:「……私も、ここに来て浅いが」
三条海良:「それでも構わないなら」
長目ミナヨ:「……い、いいんですか本当に……?」驚いたような顔。
佐藤田ハナ:「ありがとうございます、お姉ちゃん」深々と頭を下げる。
緑モヨカ:「最悪………」聞こえないように顔を背けて
三条海良:「この辺りにカフェがある。ケーキくらいならご馳走する」
緑モヨカ:その単語に、一瞬耳がぴくりと動く
長目ミナヨ:「ケーキ……いいですね……」
佐藤田ハナ:「行きましょう、ミナヨ、モヨカ」
緑モヨカ:「………まあ、タダって言うんなら……」
GM:ジャームに回収班を手配し、君……君達は路地裏を後にした。

---

GM:それからしばらくの間、君は降って湧いた賑やかな休日を過ごすこととなった。
GM:カフェでケーキを食べ、市内のいくつかのささやかな観光地を巡り、若者の集う遊び場を訪れ。
GM:気付けばすっかり日は落ちてしまっていた。
長目ミナヨ:「楽しかった~!」カラオケ店から出てきて、大きく伸びをする。
緑モヨカ:「やば……もうこんな時間じゃん」
緑モヨカ:言葉とは裏腹にゲーセンのUFOキャッチャーで当てたぬいぐるみその他を両手に山程ぶら下げている
長目ミナヨ:「この街の人って、いつもこんなに楽しく過ごしてるの?海良ちゃん」
長目ミナヨ:既にすっかりタメ口だ。
三条海良:「どうだろうな。……そうだといいが」
佐藤田ハナ:「……いい街ですね。人に元気……活気、が沢山ある……満ちている?て」
佐藤田ハナ:「今日はありがとうございました、お姉ちゃん」
佐藤田ハナ:「遅い時間まで付き合いわセてしまって、ごめんなさい」
三条海良:「ああ、いや。私も、久しぶりに楽しかった」
三条海良:「賑やかなのも悪くはないさ」
長目ミナヨ:「私達はそろそろお暇しよっか」
佐藤田ハナ:「あ……待ってください。それより先に……前に」
佐藤田ハナ:「お姉ちゃんに聞きたいこトがあるます」
三条海良:「……何かな」
佐藤田ハナ:「お姉ちゃんは、UGNの人でスよね」
三条海良:「ああ」
佐藤田ハナ:「UGNの、仕事……理由……理念……」
佐藤田ハナ:「……正しいこと……間違っていない、本当のこと……ええ……」
長目ミナヨ:「……真実?」
佐藤田ハナ:「……真実、を」
佐藤田ハナ:「隠すということを、どう思っているですか」
佐藤田ハナ:「それは、良い……正しいわけ、理屈……理由、があれば」
佐藤田ハナ:「良いこと……問題ない、許される、ことだと考えている、ですか?」
佐藤田ハナ:どこか日本人離れした顔立ち、翡翠のような瞳が君に問い掛ける。
三条海良:「……」
三条海良:かつて、同じ問いかけをされたことがあった。
三条海良:「許される、わけではないだろう。……だが」
三条海良:「やむを得ないことではある。……UGNの目的は、真実を隠すことではない」
三条海良:「それは、手段に過ぎない」
三条海良:だから、同じように答える。
佐藤田ハナ:「手段……」
佐藤田ハナ:「……そうですか」頷く。その表情からは感情は読み取れない。
三条海良:「満足してもらえたかな」
長目ミナヨ:「……」
佐藤田ハナ:「はい」
佐藤田ハナ:「ありがとうございました、お姉ちゃん」
佐藤田ハナ:ぺこりと頭を下げて。
緑モヨカ:「……」
佐藤田ハナ:「さようなら、です」
佐藤田ハナ:「行きましょう。ミナヨ、モヨカ」
長目ミナヨ:「……それじゃあ、海良ちゃん。ばいばい」
長目ミナヨ:小さく手を振る。
三条海良:「ああ。……気をつけて」軽く手を挙げて返す。
緑モヨカ:「……」こちらは振り返らずに去ろうとして
緑モヨカ:「………海良、これは答えなくてもいいけど」
三条海良:「……」黙って目を合わせる
緑モヨカ:「それって、正義だと思う?」
緑モヨカ:「…………」少しだけ目を合わせて
緑モヨカ:「ごめん、忘れて」駆け足で二人を追っていく
GM:三人の少女はそうして、薄暗がりの中、街の雑踏に紛れて消えていく。
三条海良:「……正義だ、と。信じたい」
三条海良:「正義、か」
三条海良:相対した者は皆正義を語った。
三条海良:世界に嘘を吐き続けることが正しいのか?
三条海良:「……間違えちゃいけないんだよ、私達は」
三条海良:「何をすべきなのか、どこへ向かうべきなのか」
三条海良:虚数時間に消えていった妹の顔が浮かび、かき消すように頭を振った。



GM:シーン終了。
GM:ロイス取得のみ可能です。
三条海良:佐藤田ハナちゃんに 庇護○/疑念 で取ります
GM:OK!



【OP/柳優】

GM:登場侵蝕をどうぞ。
柳優:初期侵食描いてなかった
柳優:34+1d10
DoubleCross : (34+1D10) → 34+9[9] → 43

8月某日 N市内 墓地
GM:青空の下、蝉時雨の中。喪服の少女が墓地を行く。
GM:N市臨時査察部所属、柳優。
GM:レネゲイドビーイングである君は、数年前まで一般の家庭に潜り込んで生活を送っていたが、
GM:特異災害により一家の全員が死亡。唯一生き残ってしまったことで存在が露見し、以降はUGNに身を置いている。
GM:この日は、かつて君が生活を共にしていた家族────柳家の命日だった。
柳優:普段は派手な装いを好む柳は、ここに来る時だけ、以前の姿に戻る。自分がオーヴァードだと知る前の姿。飾りのないグラス、穴の空いていない肌。
GM:この街には墓地が多い。それだけ死者が多いからだ。
GM:大規模な墓地。じりじりと照り返す陽射しを無数の墓石が反射して、まるで海のように見える。
柳優:何処か憂いを帯びた眼差しは場に合わせているだけなのだろうか。恐らく本人にもわかっていないのだろう。
柳優:手には淡い色をしたリンドウの花束。迷うこと無く墓の間を歩き、家族の元へ向かう。
GM:君が柳家の墓地を訪れると、そこには既に先客がいた。
GM:喪服姿の長身の男。背を向けており、顔は見えない。
GM:墓には既に花が供えられており、線香の煙が立ち昇っている。
柳優:無言のまま横に並び、備えられた花の中にリンドウを加える。
柳優:「……ここで会うのは初めてだね、兄さん」
南彰久:「……優ちゃん」
南彰久:頭上から声が降ってくる。
南彰久:南彰久。かつて君の姉だった、柳栞の元婚約者。
南彰久:「……まだ、兄さんと呼んでくれるのかい」
南彰久:少し苦笑する。面影は昔から変わっていない。体格はいいが、穏やかな雰囲気。常にどこか遠慮がちに見える男だ。
柳優:「……まだってなにさ。ずっとそうだろ。姉さんが愛してたのは、南兄さんだけなんだから」
南彰久:「……そうか。そうだね」
南彰久:「……それにしても、会うのは随分久しぶりだね」
南彰久:「心配していたんだ。今、何をしてるんだい?優ちゃん」
柳優:わざわざ直接連絡を取るようなことはしていなかった。元々、南とはそれほど親しくはない。話すのはほとんど姉を通してだった。
柳優:それに何より、お互いにわかっていたのだろう。二人で話をしても、あの日の痛みを思い出すだけだと。
柳優:「心配しなくても大丈夫ですよ、兄さん。元気でやってます。あの後……色々と新しい出会いもあって」
柳優:「今は政府の方で働いてます。復興に係る……事務に近い仕事かな」
柳優:「まだ歳が歳だから、見習いみたいなものだけどね」薄く微笑んで
南彰久:「政府?へえ……」少しだけ驚いたような顔をして、
南彰久:「そうか……それは、良かった」息を吐き、安堵の表情を浮かべる。
柳優:「不謹慎かもしれないけど、やっぱりほら。経験者にしかわからない事があるからさ。大事にされてる。だから、心配しないで」
南彰久:「……良かった。実を言うと本当に心配してたんだ」
南彰久:「君に何かあったら、栞に顔向けできないからね」
南彰久:「僕も今は公務員だから、そういう意味では近いのかな」小さく笑みを返す。
柳優:「公務員か。うん、わかるな。南兄さんらしい気がする」
南彰久:「だろう?昔はバンドマンなんて目指したこともあったけど。やっぱりこういうのが、僕には合ってるよ」
柳優:「もしかして、その時作ったラブソングで姉さんを射止めたの?」
南彰久:「当たり。オリジナルの作詞作曲で、歌もギターも自分でやって……」
南彰久:「……大笑いされたよ。今思い返しても恥ずかしいな……」
南彰久:照れくさそうに頭を掻く。
柳優:「ふふ。それで好きになるんだから、姉さんらしいや」
柳優:口元に手を当て、くすくすと笑う
柳優:「機会があったら聞いてみたかったな、僕も」
南彰久:「あれが切っ掛けだったのかな。……そうかもな。栞らしいよ」こちらも笑って。
柳優:「……南兄さんも、元気なようで良かった。心配してたんだ、僕も」
南彰久:「元気に見えるかい?それなら、うん。何とかやれてるってことなんだろうな」
南彰久:「……」
南彰久:「優ちゃん」
南彰久:穏やかな微笑から、一転して真剣な顔になる。
柳優:「……どうしたの、兄さん。急に改まって」
南彰久:「……今、家はどこだい?まだこの街に住んでるのかい」
柳優:「そうだけど。……もしかして、ホテルがとれて無いから泊めて欲しいとか?」
南彰久:「そうか……いいや、そうじゃないんだ」
南彰久:声色はやはり真剣そのものだ。どこか焦燥、危機感すら滲んでいる。
柳優:「だよね。まさか姉さんの前でそんな話するわけないし。……兄さん、大丈夫?なんだか顔色が……」
南彰久:「優ちゃん。聞いてほしい」
南彰久:屈んで、視線を合わせて。
南彰久:「少しの間、この街から離れた方がいい」
南彰久:「……もうすぐこの街で、大きな騒ぎが起きる。出来るだけ遠くに……今だけでいいんだ」
柳優:「離れろって、急にそんな事言われても……」困ったように視線をそらす
柳優:「それに大きな騒ぎって……?」
南彰久:「……」少し言い淀んで。
南彰久:「……仕事の都合もあるだろうけど、何とか……お金が必要なら、僕の方でも工面する」
南彰久:「何とか、ならないかな」
柳優:「考えてみてもいいけど……」
柳優:「兄さんは大丈夫なの?なんだかその言い方、なにか不味いことに関わってるみたいに聞こえるんだけど……」
南彰久:「僕?……僕は大丈夫だよ。心配ないから」
南彰久:「それより、良かった。考えてみてくれ。真剣に」
柳優:「相手が僕じゃなくて姉さんでも、同じことを言う?」
南彰久:「ああ」
南彰久:頷く。その表情に嘘は無い……ように見える。
柳優:「……わかった。職場の皆に少し相談してみる。それでいいかな」
南彰久:「ああ……!ありがとう。急に変なことをいって、ごめんね」
南彰久:「でも、本気で言ってる。それは確かだから」
南彰久:メモに電話番号とメールアドレスを書いて、君に渡す。
南彰久:「何かあったら、すぐに連絡して」
柳優:「兄さんも。危ないことしちゃダメだよ。なにか困ってることがあるなら、力になるから」
南彰久:「うん。ありがとう、優ちゃん」笑みを見せて、
南彰久:「じゃあ、本当に宿が無くなった時には、泊めてもらうとしようかな」冗談めかして言う。
柳優:「構いませんよ。……前からずっと、いつ教えようか悩んでたんですけど」
柳優:「“ちゃん”じゃなくて”くん”ですから、僕」
南彰久:「…………」
南彰久:怪訝な顔をして。
南彰久:「…………」
柳優:口元に手を当てて、くすくすわらう
南彰久:「……えっ!?」
南彰久:心底驚いた顔。
南彰久:「嘘!?本当に!?」
柳優:「今度一緒に温泉でも行きましょうか?」
南彰久:「な……ええーっ……?」戸惑ったように。
南彰久:「ぜ、全然知らなかった……嘘だろ……?」
南彰久:「栞も人が悪いよな、教えてくれればよかったのに……」
柳優:「知ってたら、もっと仲良くなってましたかね。僕たち」
柳優:「今からでも遅くないかな?」
南彰久:「……そうかもしれないね。遠慮してる部分はそりゃあ、あったから」
南彰久:「ああ、遅くないさ」笑って。
南彰久:「今度、本当に泊めてもらうことにしようかな」
柳優:「是非。男同士ゆっくり語らいましょう」
南彰久:「ああ、是非」笑みを見せて、荷物を抱え直す。
南彰久:「……先に行くよ。実は無理を言って出てきたんだ」
南彰久:「優ちゃん……ああ、いや、優くんか」
南彰久:「どうにも慣れないな……」苦笑して
南彰久:「それじゃあ、いつでも連絡してね」
南彰久:「待ってるよ」
柳優:くすくすと笑って。「これからですよ、これから。はい。僕は少し、姉さんと話してから行くので」
柳優:「それじゃあまた。南兄さん」
南彰久:「ああ。また会おう。今度は近いうちに」
GM:そうして南は墓地を去っていく。
柳優:手を胸元辺りまであげて小さく振り、南さんを見送ります
GM:喪服の背中が墓石の合間、小さくなっていく。
柳優:「くすっ」
柳優:「なんだか……面白いことが起こりそうですねぇ」
柳優:眼の中にちらりと、虹の光が写る
柳優:「大きな騒ぎ……楽しみにしてますね。南兄さん……♡」
柳優:ちろりと舌を出し
柳優:「おっと。これは姉さんたちには」
柳優:「見せちゃいけないんでした」
柳優:「ふふっ。南さんにはしぃ~っ……ですよ、姉さん」
柳優:墓石に向かって笑いかける
柳優:先程までの穏やかな微笑みではなく
柳優:悪魔のような、蛇のような、危険な香りのする笑顔で。



GM:シーン終了。
GM:ロイス取得が可能です。
柳優:お兄ちゃん/南彰久/P:好奇心○/N:憐憫/ロイス
柳優:以上でお願いします
GM:OK!



【OP/山吹黄昏】

GM:登場侵蝕をどうぞ。
山吹黄昏:山吹黄昏の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:36->37)
山吹黄昏:ほんとに暇なんだな
N市 市街 ラーメン屋『ロンズデーライト』
鷹山亮磨:「ドラマ版デスノートって観たことあるか?山吹」
鷹山亮磨:ラーメンを啜りながら、君の先輩────鷹山が問う。
山吹黄昏:ちゅるちゅる……ドラマ版デスノート、ですか」
山吹黄昏:身長180cm弱の体躯に、その腰まで伸びた艶やかなブロンドヘアー。
山吹黄昏:冷たく鋭い、透明感のある青灰色の瞳も涼しい女。
山吹黄昏:箸をせわしなく動かして音を立てずにラーメンを啜って、反復。
山吹黄昏:「すいません、見てませんね」
鷹山亮磨:「そうか」頷く。
鷹山亮磨:君に負けない長身。ぼさぼさの黒髪に、やる気の無さそうな瞳。
鷹山亮磨:「あれはなあ……」
鷹山亮磨:「名作だぞ」
山吹黄昏:「名作ですか」空になった先輩のコップに水を注ぐ。
山吹黄昏:「ドラマ版、ということは……漫画辺りが原作でしょうか」
山吹黄昏:脳内でデスとジャガーノートを組み合わせている。
山吹黄昏:(怪獣……?)
鷹山亮磨:「お、悪い」水を飲んで
鷹山亮磨:「そもそも知らねえのか……世代だな……そう、原作は漫画なんだけどな」
鷹山亮磨:「デスノートには映画版、アニメ版、ドラマ版があってだな」
鷹山亮磨:「まあ外伝やら海外版もあるんだがそれは置いておくとして……」
山吹黄昏:「幅広く大ヒットしているのですね……」いちいちふむふむと頷く。
鷹山亮磨:「ドラマ版は一番後発、既に予算で上回る映画版、再現度で上回るアニメ版が世に出ている状況で作られたのよ」
山吹黄昏:(細かな把握と説明。きっとファンなのでしょうね)
鷹山亮磨:「普通に作ったらただの映画版の劣化か、ただ退屈に原作をなぞるだけの作品になりかねない……」
山吹黄昏:頭の中のメモ帳にきっちりとデスノートの名前を記す、あとで見ておこうの項目だ。
鷹山亮磨:「しかしドラマ版はそこで発想の転換をした。原作の展開を元に大幅な改変を加えたのよ」
鷹山亮磨:熱っぽく語る。
山吹黄昏:(この場合どの版から入り込むべきか……)時折ラーメンを静かに啜りながら話を聞く。
山吹黄昏:「というと」
山吹黄昏:適度な相槌。
鷹山亮磨:「たとえば原作では主人公が勝ったはずのシーンで、ドラマではさらに敵が一枚上を行く。原作のキャラがドラマでは違うタイミングで登場する」
鷹山亮磨:「広い間口で新規ファンを楽しませるのは勿論、展開を知っている原作の既存ファンも唸らせるその手腕……」
鷹山亮磨:「震えたね……俺は……!」
鷹山亮磨:なるとを箸でつまんだまま拳を震わせる。
山吹黄昏:(ファンですね)
鷹山亮磨:「だがな、山吹……」
山吹黄昏:「はい」
鷹山亮磨:「世間ではかなり多くの部分で、ドラマ版デスノートはクソ実写化の誹りを受けているんだ」
山吹黄昏:「世間の皆様は鷹山先輩ほどドラマ版を読み込んでいないのですね」
鷹山亮磨:「そう……そうなんだよ」
鷹山亮磨:「ただ原作と違うというだけの理由で……ネットで広まった序盤の悪評だけを見て……」
鷹山亮磨:「あんなに素晴らしいドラマを最初からゴミだと決めつけている人間が大勢いる……!」
鷹山亮磨:「……この事から……」
鷹山亮磨:「俺が何を伝えたいか分かるか?山吹」
山吹黄昏:「ふむ……」
山吹黄昏:「とりあえず、そのデスノートという作品に触れてみたいとは思いました」
山吹黄昏:「とても丁寧な解析ぶりでしたしね」
鷹山亮磨:「よし。一つ正解だ。俺が言いたいのは三つある」
山吹黄昏:「先輩のような方が、素晴らしい作品を広めるのでしょうね」
鷹山亮磨:楊枝を口に加えつつ、三本指を立てる。
鷹山亮磨:「一つは、ドラマ版デスノートが名作だということ」
鷹山亮磨:「もう一つは、世間で一般的とされていることでも疑うべきだということ」
鷹山亮磨:順番に指を折っていく。
鷹山亮磨:「そして最後は」
鷹山亮磨:「人を信じるな、ということだ」
鷹山亮磨:「忘れるな。お前がこれから査察部としてやっていくつもりなら、重要なことだ」
山吹黄昏:「………」
鷹山亮磨:「お前はこれから、世間の悪評に流されずにドラマ版デスノートを観ることになるだろう……」
山吹黄昏:「己の眼で見定めよ。確かに金言承りました……」
山吹黄昏:「あ、そっちに戻るんですね」
鷹山亮磨:「そうだ」
鷹山亮磨:「だが今の俺が嘘を吐いていないという保証は、どこにもない」
鷹山亮磨:「もしかしたら都合のいいだけの御託を並べているだけで、本当はドラマ版デスノートはクソ実写なのかもしれない」
鷹山亮磨:「答えは山吹、お前が自分の目で確かめるしかない」
鷹山亮磨:「人を信じるな、ってのはそういう話だ」
山吹黄昏:「先輩のトークが面白かっただけかもしれませんからね……」
山吹黄昏:「忠告をしかと胸に抱き、自分の目で確かめようと思います」
山吹黄昏:(というか、視聴路線にしっかり載せられてますねこれ)
鷹山亮磨:「ああ。Huluとかで配信してるからそこで見るのが安上がりでいいぞ」
山吹黄昏:(ここまで来ると気になりますが……)
鷹山亮磨:満足気に頷いて。
山吹黄昏:「ご丁寧にどうも」と会釈して。
鷹山亮磨:「さて山吹」
山吹黄昏:「ええ、鷹山先輩」
鷹山亮磨:「お前とはここ何か月か、ダラダラ映画見るかこうしてラーメンを食うかしかしてこなかったわけだが……」
鷹山亮磨:「今日はとうとう、お前の初仕事になる」
山吹黄昏:「そうですね……得難い経験でしたかと」
山吹黄昏:「ラーメンばかりはちょっとなんでしたが」
山吹黄昏:「準備は万全です」
鷹山亮磨:「よし。その意気だ」頷き、書類を手渡す。
鷹山亮磨:「今回の目標は"シューメイカー"というエージェントだ」
山吹黄昏:丁寧に卓上をふき取り、手を清めて受け取る。
GM:1D13
DoubleCross : (1D13) → 13

GM:(13支部は無いな……)
GM:1D13
DoubleCross : (1D13) → 9

鷹山亮磨:「第9支部の正規エージェント。シンドロームはブラックドッグとエグザイル」
鷹山亮磨:「こいつには兼ねてから、ジャーム化の疑いが掛けられていた」
山吹黄昏:「第9支部……少ない主戦力の拡張に勤しんでいるという」
鷹山亮磨:「そう。その第9支部だ」
鷹山亮磨:「オーヴァードとジャームの境目を明確に区別するのは難しい。アージエフェクトなんてモンを得意にしてる奴だっているしな」
山吹黄昏:資料に怜悧な眼差しを巡らせる。温度のない、刃のような瞳を。
鷹山亮磨:「単純に侵蝕率だけで測れれば楽なんだが、そうも行かない。だが奴には言動や行動に異常が見られた」
鷹山亮磨:「そこで、俺の出番ってわけだ」
山吹黄昏:資料を概ね読み取り、視線を彼に戻す。
鷹山亮磨:「奴の近辺に同僚として潜り込んで、調査してきた。本来は内通者の炙り出しが目的の手だけどな」
鷹山亮磨:「今年の3月。お前とバディ組むより前からだな」
山吹黄昏:「なるほど」
山吹黄昏:「映画とラーメン尽くしの裏で行い、私だけ遊び呆けていたわけではないと」
山吹黄昏:「極めて安心しました」
鷹山亮磨:「俺を何だと見てたんだ?お前……」
鷹山亮磨:「奴の方はもうすっかり、俺のことを信頼できるエージェントとして見てる」
鷹山亮磨:「いや、親友、かな。俺は奴の家族構成や部屋の間取りから好きなアイドルまで、全部掴んでる」
山吹黄昏:「なるほど、既に深くまで解析なされたと」
山吹黄昏:「その上で、鷹山先輩の沙汰はいかに?」
鷹山亮磨:「ああ。……俺の結論としては……」
鷹山亮磨:煙草に火を付け、煙を吐き出す。
鷹山亮磨:「奴はジャームだ」
鷹山亮磨:「衝動を制御しきれてない。普段の会話も、よく偽装してはいるが……」
鷹山亮磨:「特定の話題の時は明らかに様子がおかしくなる。人と会話が噛み合ってない」
鷹山亮磨:「或いは奴自身も気付いてないのかもしれないが。もう『向こう側』に行っちまってる」
山吹黄昏:「……そうですか」腕の痙攣を静止する。刀を握る手だ。
鷹山亮磨:「……」その震える腕を見て。
鷹山亮磨:「……部長の……」
鷹山亮磨:「鹿骨さんが元居た部署。査察部第4課って、どんなとこだか知ってるか?」
山吹黄昏:「そう多くの事は知りません」
山吹黄昏:「"エスケープキラー"、裏切り者を狩る督戦隊」
鷹山亮磨:「ああ。概ねその認識で合ってる」
鷹山亮磨:「俺たちの仕事は、要するに汚れ仕事だ」
山吹黄昏:「ええ、存じております」
鷹山亮磨:「組織の為に、人を殺す」
鷹山亮磨:「相手の人格を掴み、日常生活や趣味、嗜好、ありとあらゆることを想像できるようになるまで近付いてから……」
山吹黄昏:「首を狩る」
鷹山亮磨:頷く。
鷹山亮磨:「俺たちの仕事は結局、そういうことの繰り返しだ」
鷹山亮磨:「俺は今から、俺を親友だと思ってる奴の家に、酒を持って訪ねていって」
鷹山亮磨:「殺す」
鷹山亮磨:「山吹。お前……」
鷹山亮磨:じっと顔を見て。
鷹山亮磨:「人を殺したことはあるか」
山吹黄昏:「ジャームを5名、指令に基づいて」
山吹黄昏:「この目で見定めて、判断するのは、今回が初めてとなります」
鷹山亮磨:「そうか」頷く。
鷹山亮磨:「……それなら、いいだろう」
山吹黄昏:男の瞳を見つめ返す。不安に揺れてなど、いないと良いが。
鷹山亮磨:「お前が誰も殺したことが無かったなら、ここで覚悟を決めさせておこうかとも思ったが」
鷹山亮磨:「こういう荷物は、無駄に増やさない方がいい」
鷹山亮磨:「"シューメイカー"は俺が、最後まで責任を持って片を付ける」
鷹山亮磨:「山吹。お前は現場では退路を塞いでくれ」
山吹黄昏:「……鷹山先輩」
山吹黄昏:「あなたの荷物になる気はありませんよ」
鷹山亮磨:「バーカ。何勘違いしてんだ。必要な仕事だよ」
山吹黄昏:「ぼくは自分の足で伴い、自分の目で見定め、自分の手の使い方を決められ……あう」
鷹山亮磨:「奴にはまず自分がジャームであることを伝えて、穏便に投降を促す」
鷹山亮磨:「抵抗するならまだいい。だが逃げられるのが一番困る」
鷹山亮磨:「そうなれば、奴は二度とUGNには戻ってこない。この街じゃ再補足だって一苦労だ」
鷹山亮磨:「それを防ぐ仕事を任せるって言ってんだよ」
鷹山亮磨:「どうだ。やれるか?」
山吹黄昏:僅かに手を握る。この手は彼の期待に応えられるか?
山吹黄昏:(……もちろん)
山吹黄昏:「任せてください」
山吹黄昏:「この眼、この腕、この刃、必ずやあなたの期待に応えて見せましょう」
鷹山亮磨:「……決まりだな」
鷹山亮磨:頷き、席を立つ。
鷹山亮磨:「行くぞ、山吹」
山吹黄昏:一拍遅れて席を立ち、深々と店主に一礼。
山吹黄昏:「はい、先輩!」
GM:晩夏の熱気の中、君達は店を出て、車に乗り込んだ。
GM:向かう先は"シューメイカー"の住まうアパートの一室。
GM:山吹黄昏にとって、査察部での初任務となる。



GM:シーン終了。
GM:ロイス取得が可能です。
山吹黄昏:先輩:鷹山亮磨/P信頼〇:N気恥ずかしさ 以上



【Middle1──9月1日】

GM:合流シーン、全員登場となるのですが
GM:このセッションはミドルの数が嵩むので
GM:普通に登場侵蝕を振ると高い人と低い人で運だけでヤバい格差が生まれてしまう可能性があります
GM:というわけで、ミドルシーンでは登場侵蝕を1D3+3で行い、ある程度の均一化を図ろうと思います
GM:それを踏まえて全員登場どうぞ!
山吹黄昏:山吹黄昏の侵蝕率を+6(1d3+3->3+3)した(侵蝕率:37->43)
朱南文尊:1d3+3
DoubleCross : (1D3+3) → 2[2]+3 → 5

朱南文尊:41→46
柳優:そうなのか!
柳優:1d3+3
DoubleCross : (1D3+3) → 2[2]+3 → 5

柳優:えーっと
柳優:48!
三条海良:三条海良の侵蝕率を+6(1d3+3->3+3)した(侵蝕率:46->52)
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+6(1D3+3->3+3)(侵蝕率:42->48)
柳優:カウンターリモコン!
"シューメイカー"自宅 アパート
GM:君、山吹黄昏は、通信機を片手に道路に立っている。
GM:見上げればすぐそこに“シューメイカー”の自室の窓が見える。鷹山が単身入室して、そろそろ5分ほどが経つ。
GM:まだ異常も、鷹山からの連絡も無い。
GM:昼下がりの住宅街。だが周囲は事前に退去措置が取られ、静まり返っている。今付近にいる住民は“シューメイカー”だけだ。
山吹黄昏:右手をぐーぱーと開閉し、目と耳を澄ませて待機している。
山吹黄昏:シューメイカー。ジャームの退路を塞いで確実に仕留める。
山吹黄昏:(先輩に任された初仕事、必ずや果たさねばなりませんね)
山吹黄昏:(もっとも、私の手番が回ってこないのが最善ですが)
GM:だがそんな君の思いを他所に、僅かなノイズと共に通信が入る。
鷹山亮磨:『──山吹!!』切羽詰まった声。
鷹山亮磨:『上だ!!』
山吹黄昏:「──は!」声を聞くより僅かに速く、軽やかな足取りでその身をずらす。
GM:同時にけたたましい破砕音。ガラス片が降り注ぎ、巨大な何かが上方から君の方へ落ちてくる。
山吹黄昏:襲撃者を視界に捉えながら、宙空へ手を伸ばす。その先に黒の真円が閃く。
山吹黄昏:ほのかに光る白い手をするりと突っ込み、するりと引き出したその手には黒い剣。
山吹黄昏:「──先輩、来ました!」
GM:それは地響きと共に、君の元居た場所に落下した。
GM:4メートルほどの巨体。硬質の甲殻に覆われた身体。
GM:頭部には口しかなく、側面からは短く太い無数の脚。
GM:クマムシを醜悪に拡大コピーしたかのような怪物だ。
“シューメイカー”:「キュ、ォ、オオオオッ!!」
“シューメイカー”:甲高い絶叫。同時に≪ワーディング≫を展開する。
山吹黄昏:《真昼の星》《七色の直感》《帝王の時間》
山吹黄昏:体感時間を高速化、超精密化した知覚能力でその身に纏う装甲と、その奥に秘められた気配を探る。
“シューメイカー”:或いは君でなくとも分かるだろう。周囲に撒き散らされるレネゲイド。完全な暴走状態にあり、人間らしい理性はまるで無い。
“シューメイカー”:彼は既に、ジャームだ。
鷹山亮磨:『「山吹!」』耳と通信機から同時に声。
鷹山亮磨:鷹山が割れた窓から飛び降りると同時に、その背後から炎が噴き出す。
鷹山亮磨:炎は巨大な獣の形となって、“シューメイカー”に喰らいつき、動きを止める。
山吹黄昏:ちいん 鍔鳴りと共に鞘走る。光芒渡さぬ漆黒の刃金。
鷹山亮磨:「ぶった切れ!!」
山吹黄昏:「──はい!」冷たく鋭い無情の剣を振りかざす。
山吹黄昏:薄く見えざる黒の剣閃が、仄かな発光の中で浮き彫りになる。
山吹黄昏:硬質の甲殻、その隙間を縫って。巨体を横一文字に切り裂く。
山吹黄昏:「……浅い!」
“シューメイカー”:「キギャアァアアッ!!」
“シューメイカー”:体液が噴き出し、炎で蒸発する。が、的があまりに大きすぎる。
山吹黄昏:この目で確かに見抜いた、核とも表現すべき力の凝縮。
山吹黄昏:この芒渡、正しき剣筋を描けばしかと届いただろう。そういう剣だ。
山吹黄昏:(……未熟な!)鞘へ納刀。しばし距離を取る。
“シューメイカー”:そうしている間にも裂かれた肉は塞がり、甲殻は更に分厚く形成されていく。
鷹山亮磨:「……ヤバいな」
鷹山亮磨:「思ったより厄介だ。殺しきれるか怪しいぞ」
鷹山亮磨:「ミイラ取りがミイラになりそうだ」
山吹黄昏:「資料にあった通りの防御性能、格段に増幅していますね」
山吹黄昏:「一挙に攻めきるには、手数が足りません」
“シューメイカー”:「ィ、ア、ォオオオオオオ……」
“シューメイカー”:めきめきと軋む音を立て、甲殻が発達していく。
“シューメイカー”:刃も炎も通らなくなるのは、時間の問題だ。
山吹黄昏:(このジャーム……不死身か!?)その生命力のオーラに気圧される。
鷹山亮磨:「チ……もう一人くらい連れてくるべきだったか……!」
小泉千浪:「なるほど……なるほどね」別の住宅。屋根の上からの声。
小泉千浪:「そういうタイプですか。大体わかりましたとも!」
小泉千浪:大きな槍のような長物を担いだ、長身の女性。
小泉千浪:頭の上で結わえ上げた銀髪。整った顔立ちに、軽薄そうな笑みを浮かべている。
鷹山亮磨:「……おい。知り合いか?」山吹に。
山吹黄昏:「いえ……ですが、只者ではありません」
鷹山亮磨:「見りゃ分かるよ、そりゃ……!」
山吹黄昏:強化された知覚能力、気配を読み取る力が、強く警告を示す。
小泉千浪:「大丈夫っ!僕はなんとですね」飛び降りる。
小泉千浪:「正義の味方ですから!」着地と同時、四つん這いに構えて。
小泉千浪:高速の蹴り出しで、怪物へと一直線に飛び出す。
山吹黄昏:研ぎ澄まされた武術家の身体捌き、接近。それを見て半歩距離を置く。
山吹黄昏:足を引っ張るのも、巻き込まれるのもごめんだ。特に後者。
“シューメイカー”:「ア、アァ……!」鈍重な動作で脚を振り上げ、踏み潰さんとする。
小泉千浪:手に持つのは槍ではなく、傘。それを逆向きに構えて。
小泉千浪:「むーすんでっ!」柄で引きかけて、その足を引きずり倒す。
小泉千浪:もう片手。腰だめに拳を構えている。
“シューメイカー”:「ギッ……!?」
“シューメイカー”:巨体がバランスを崩し、無防備な側面を晒す。
小泉千浪:「ひらいて!」その側面に、神速の貫手。
小泉千浪:猛獣の牙のような、激烈な破壊痕を刻む。
“シューメイカー”:「……!?」
“シューメイカー”: べ こん!! 
“シューメイカー”:甲殻がひしゃげ、砕け、巨体が一瞬宙に浮く。
小泉千浪:「手ーを」手を開いて。「うって!」握りしめる。
小泉千浪:傷跡から冷気の棘が噴出する。
“シューメイカー”:「キ、ァ……!!」
小泉千浪:それはダメージだけではない。対流による推進力が、引き寄せるように敵を手許へ。
小泉千浪:「まーた」それ再び、傘で絡め取る。「むすんで」
“シューメイカー”:凹んだ甲殻からさらに深く。棘は内臓まで到達する。体液を噴出しながら、成すすべなく小泉に引き寄せられる。
小泉千浪:「ひらいて」中段回し蹴り。
“シューメイカー”:「キャ、ァアアッ……!」
小泉千浪:「手を」足を振り上げて。「うって」踏みつける。
小泉千浪:再び冷気の棘が、甲殻の内部で荒れ狂う。
“シューメイカー”:甲高い悲鳴。全身至る所から棘が飛び出している。
“シューメイカー”:鷹山の能力で熱された甲殻が急激に冷やされ、連続する衝撃で無数のヒビが走る。
小泉千浪:「そーの手をー」手を振り上げて。
小泉千浪:「うーえーに!」握る。
小泉千浪:浸透した棘が、一気に爆ぜる。
“シューメイカー”:「ギャ、バッ……」
“シューメイカー”:爆発するように血飛沫と氷の破片を撒き散らし、巨体が崩れ落ちる。
“シューメイカー”:肉は一気に腐敗するように溶け落ちて流れ出て、穴だらけの甲殻だけがガラガラと転がり。
“シューメイカー”:内部から、辛うじて人の形を留めた“シューメイカー”の身体が出てくる。
“シューメイカー”:「あ……ぁ……」
“シューメイカー”:「た、か、やま……」
“シューメイカー”:血塗れ、虫の息で、鷹山に手を伸ばす。
“シューメイカー”:「どうして……俺、たち……」
“シューメイカー”:「いつ、から……?」
鷹山亮磨:「……」
鷹山亮磨:「……最初からだよ」
“シューメイカー”:「……」
“シューメイカー”:「裏、切り、者……」
“シューメイカー”:伸ばした手は力を失い、ぱたりと地に落ちる。
鷹山亮磨:「……」
鷹山亮磨:その様を見届けて、煙草を取り出し、能力で火を付ける。
鷹山亮磨:「……無事か、山吹」
山吹黄昏:「……生体反応のロストを確認」
山吹黄昏:「はい。私は問題ありません」その戦闘を、乱舞を、一切の油断なく見届けた。
山吹黄昏:胸に刺さったものもある。目を見張るものもあった。
鷹山亮磨:「そうか。じゃあ……あー……」
鷹山亮磨:小泉に目をやる。警戒の視線。
鷹山亮磨:「……そっちのあんたは?」
小泉千浪:目線に気づいて、手をふる。
山吹黄昏:「ご協力感謝を。お陰で助かりました」
鷹山亮磨:「いや、うん。そりゃ助かったけどよ……」
鷹山亮磨:「何者だよ、一体」
小泉千浪:「名乗るほどのものでは……って言ってもダメですよね」
小泉千浪:「だいたいそういう事を言うと怒られるって学びましたよ、僕」
山吹黄昏:「ああ、いや、助かりましたので……すいません」少しわたわたと。
山吹黄昏:「ええ、ぜひお名前を」
鷹山亮磨:「……UGNうちのエージェント……には見えないな」
小泉千浪:「小泉・千浪です」
小泉千浪:「ただのなんでも屋ですよ」
山吹黄昏:「小泉さん……」
山吹黄昏:まっすぐに向けるまなざしには、僅かに尊敬の色が映っている。
鷹山亮磨:「……小泉……」
鷹山亮磨:「……」
鷹山亮磨:「小泉……!?」
鷹山亮磨:血相を変える。「小泉千浪か!?」
山吹黄昏:「あ、やはり有名な方なんですね」
小泉千浪:「えっ、はい」
鷹山亮磨:「“破天に綴蓋ハーティスコール”!?」
小泉千浪:「ああ。UGNの人たちはそう呼ぶんでしたっけ?」
小泉千浪:「僕じゃなくてこの子の名前なんですけどね、それ」和傘を手遊んで。
山吹黄昏:「腕利きのイリーガルなのでしょうか」
鷹山亮磨:「腕利きは腕利きだけどな……とんでもない厄介者だよ」額を抑えて。
鷹山亮磨:「何で日本にいるんだよ……!?」
山吹黄昏:「なるほど、得物の……え?」
山吹黄昏:「国外から武名が轟くほどの……?」
小泉千浪:「僕、半分日本人ですし」
小泉千浪:「そんなに変ではないでしょう?」
鷹山亮磨:「……里帰りでもしにきたって?」
小泉千浪:「いえいえ。同窓会です」
小泉千浪:「僕の先輩が、日本に来たって聞いたんですけど」
小泉千浪:「UGNさん、なにか知りません?」
山吹黄昏:「小泉さんの同門となれば、それはさぞや腕の立つ方なのでしょうね」
鷹山亮磨:「招待状でも出すつもりかよ。名前は?」
小泉千浪:「七ちゃん先輩……ああ、えっと」
小泉千浪:「“七赤”。知ってます?」
鷹山亮磨:「……」その名を聞いて、警戒の色が一層濃くなる。「……お前……」
鷹山亮磨:「テロでも起こす気か?」
小泉千浪:「人聞きが悪いですねえ」
小泉千浪:「会いたいだけですよ。そこからどうするかは、会ってからです」
鷹山亮磨:「(……中国が飼ってるヤバい工作員。裏じゃ有名な名前だ)」山吹に耳打ちする。
山吹黄昏:「(なるほど……ええっ、重大事件じゃないですか)」
山吹黄昏:「(いえ、まだ始まってはいないですが)」
鷹山亮磨:「……」真意を見定めようとするかのように、じっと小泉を見て。
小泉千浪:ニコニコと笑っている。無警戒にも見える。
鷹山亮磨:溜息を吐く。「……ああ、重大事件だ。俺の一存で決められるレベルじゃない」
山吹黄昏:(掴みどころのなさそうな方ですし……)
鷹山亮磨:「丁度部長に呼び出されてる。“シューメイカー”の報告もあるし、判断を仰ごう」
小泉千浪:「ああ、それはいいですね」
小泉千浪:「僕、門前払いされちゃうことも多くって」
鷹山亮磨:「……そういうわけで、とにかく一緒に来てもらう。いいな?」
鷹山亮磨:「門前払いしたいけどな。勝手に動かれるとそっちのが困るんだよ」心底嫌そうな顔。
鷹山亮磨:「特にこの街じゃな」
小泉千浪:「はい。行きましょうか……ここヤバいらしいですね」
山吹黄昏:「私も久方ぶりの対面ですね。緊張します……」
小泉千浪:「あ、お名前聞いてもいいですか?」
山吹黄昏:「ああ、これは失礼しました」
山吹黄昏:「UGNチルドレン、コードネームは"薄刃"。山吹黄昏と申します」丁寧に一礼。
山吹黄昏:「さ、先輩も」
山吹黄昏:「一方的な誰何はマナーに反します」
小泉千浪:「いいこと言いますね、黄昏ちゃんは」
山吹黄昏:(名前呼び……)
鷹山亮磨:「……“ペンテコステ”。鷹山亮磨だ」
鷹山亮磨:「集合場所に送る。お前ら、先に車に乗ってろ」処理班を手配しながら
鷹山亮磨:「……あ、大暴れして壊すなよ?新車だぞ……」
小泉千浪:「人を何だと思ってるんですか?」
小泉千浪:「あ、それとももしかして黄昏ちゃんがそういうタイプなんですか」
小泉千浪:「人は見かけによらないですねえ」
鷹山亮磨:「お前だ、お前!」
山吹黄昏:「先輩……いえいえ!」
山吹黄昏:「見かけはともかく、丁寧に案内しますよ。車はこちらです」
鷹山亮磨:「その辺をほっつき歩いてジャームだのFHエージェントをボコボコにしてくバケモンだろ」
鷹山亮磨:「知ってるんだからな……俺の車は悪い事してないからな」
鷹山亮磨:「壊すなよ。あと中で煙草も吸うな」
山吹黄昏:「先輩もそう口の悪い方ではないのですが、ええ……?」
小泉千浪:「じゃあ何もしませんよ。僕なんでも屋なんですから」
小泉千浪:「得にならないことはしませんよ」
小泉千浪:「じゃあ、エスコートよろしくお願いしますね」
山吹黄昏:「ええ、その、喜んで」
山吹黄昏:「そちらは見かけというか、立ち振る舞い通りなんですね……」
小泉千浪:「はい。隠し立てすることなどありませんよ」
小泉千浪:「僕、素直な正直者ですから」



N市某所 マンション
GM:臨時査察部は通常体制の支部と異なり、定まった拠点を持たない。
GM:活動場所は任務の際に調達され、それ以外の平時は興信所、オフィス、飲食店など10を越えるカヴァーによって成り立っていた。
GM:ここはその一つ。市内の高層マンション。1フロアを丸ごとUGNで借り切ってあり、
GM:今その一室には、部長である鹿骨の招集を受けた3人のエージェントが待機していた。
GM:空調の効いた快適な室内。飲食物の類も十分に用意されている。
朱南文尊:「使い残し、半券、刈り取られたもの。本物が用意できないときの代用品。三文字か。なんだったかな」
朱南文尊:クロスワードの本を片手で器用に開き、もう片手でペンを回し、やる気のない声でつぶやく。
朱南文尊:「わかります?」部屋にいる同僚に声をかける。
三条海良:「聞いてはパズルの意味がないだろう」手帳をめくりながら、そっけなく答える。
朱南文尊:「いいんですよ。暇つぶしなんですから。それに……親睦を深めようかと」
柳優:「朱南くん、またそれやってるんですか~?相変わらずその歳で親爺みたいな趣味しちゃってますねえ」椅子の上で胡座をかいて
朱南文尊:「会話の切っ掛けって言うんですかね?」親爺みたいな趣味という言葉に軽く肩を竦める。
三条海良:手帳を閉じ、冷めたコーヒーを啜る。
柳優:「暇つぶしならもっとデジデジした奴のがいいんじゃないですか?あ、っていうかデジで調べればいいじゃないですか。私ってあたまいい~」
朱南文尊:「まぁ、返す言葉はありませんが。言ったでしょ、会話の切っ掛けって」
朱南文尊:「検索かけたらそこで話止まりますよ。俺達」
柳優:「ちゃんとした答え教えても止まっちゃいません?それ」
三条海良:「そもそも、止まって困るかな」
三条海良:立ち上がり、紙コップをくずかごに捨てる。
柳優:机の上に並べた五、六種類のドリンクをストローでまとめて啜る
朱南文尊:「困りますよ。俺はこう言う空気そんなに好きじゃないんですよね」
朱南文尊:「職場の空気は少しでも良い方が良い。給料が変わらないなら環境位は良くしていきたいかな」
三条海良:「……好き嫌いでどうこうなる職場じゃない。知ってるだろう朱南。嫌というほど」
三条海良:「あと柳、外ではやるな」飲み方を見て。
柳優:「そんな事言わないでー、仲良くしましょうよ。三条先輩~」立ち上がってくるりと一回転、三条さんになれなれしくしなだれかかる
朱南文尊:「まぁ、だから、重い空気を容認する。って言うのも趣味じゃないかな」
朱南文尊:「ほら、新人さん来るんですし、少しでも長くいて欲しいとは思いますよ」
朱南文尊:言いながら他のワードを解いている。
柳優:「職場どうこうというよりー、ほら、オーヴァードにとっても絆は大切じゃないですか。今のうちに親睦を深めておきましょうよ」
三条海良:「……柳の話し相手になっていれば、いくらか暇は潰れるぞ」私はやらんが。と付け加えながら柳ちゃんをぐいぐいと離す
柳優:「前に来た子は一週間も持たず再配属になっちゃいましたからねえ」
柳優:「なんででしょうね、くすくす。とっても楽しい職場なのに」
朱南文尊:「酷いな、俺、挨拶しかしてませんでしたよ」
三条海良:「向かない人間に長居させる方が酷だ」
朱南文尊:「この部署、向く人間って言うのはどういう人なんでしょうかね」
朱南文尊:「少なくとも、俺は向いてるとは思わないかな」
朱南文尊:やる気のない声で告げる。
柳優:「え~?そうですねー。例えばー」
柳優:頬に指を当てて、首を傾げて
柳優:「くすくす。悪~いお嬢さんと、秘密のお付き合いをしていながら、その事を黙ってしれーっと同僚の女の子と親睦を深めようとするような男の子、とか?」
柳優:クロスワードパズルをぐいっと両手で押し下げて、朱南さんにぐっと顔を近づけます
朱南文尊:「悪いやつもいたもんだ」
朱南文尊:「成程、柳さんは向いている。って話かな」
柳優:「実際どうなんですか~?朱南く~ん?噂では~、君が欲しいとかなんとか、あつ~い言葉をかわしたって聞いてますけど~?」
三条海良:ソファに座り、腕と脚を組む
三条海良:悪趣味め、という目で柳さんを見る。
朱南文尊:「外気温じゃあるまいし。どっちかって言うと向こうの方がご執心って雰囲気かな」
柳優:「ふ~ん?」
柳優:「……ちぇ~!」全く動じない様子に、口をムーっと曲げて立ち上がります「やっぱり朱南くんをからかっても詰まんないですねえ」
朱南文尊:「互いに情報を流し合ってるだけですね」
柳優:「あー、やだやだ。あのですねえ、普通は、こういう話を、私みたいな女の子からされたら、少しはドギマギするもんなんですよ?男の子だったら」
朱南文尊:「人の秘密に遠慮なく手を突っ込むような人間に対するドギマギって…冷や汗の方じゃないですかね」
朱南文尊:「俺じゃなかったらドン引きですよ」
柳優:「はー……ほんとおじいちゃんみたいです。三条さんもちょっとは興味持ってくれるかなって思ったら」
柳優:「じろじろ~っていやらしい眼を向けてくるだけですし。もう、このむっつりさん!」
三条海良:「詮索好きは一人で間に合ってるからな」二杯目のコーヒーを啜りながら聞き流す。
朱南文尊:(君が欲しい……か。給料三ヶ月分くらいの金で引き抜けるか、試して、駄目だった時……気まずそうかな)
朱南文尊:肩を竦める。
朱南文尊:「あ。スタブか」横3の行に書き込む。
柳優:「あー、あー。次に来る子はちゃーんといい反応してくれる子がいいですねー」がたがたと椅子を前後に揺らしながら。
柳優:「できればー、とびっきり可愛い子で♡くすくす」
朱南文尊:「悪い事教えないでくださいよ」
朱南文尊:「俺は給料分以外の仕事フォローしたくないんで」
柳優:「私が教えるのは『いいこと』だけですよ?」
朱南文尊:「そういうとこかな」
三条海良:「全く……」
柳優:「三条先輩も、興味が出たらいつでも言ってくださいね♡」
柳優:「どんな子かな~?楽しみだな~♪」るんるん
三条海良:「墓に入ってから考えてやる」
朱南文尊:時計をちらりと見る。そろそろ時間だ。クロスワードの本をしまって座り直す。
朱南文尊:「それ」
朱南文尊:「死んでから後悔しますよ」
朱南文尊:冗談めいた言葉をかける。
三条海良:「死んだら後悔もなにもないさ」そっけなく返す
GM:その時、表から扉の開く音と、話し声が聞こえてくる。
GM:部屋に入ってくるのは二人の男。両者とも手にケーキ屋の袋を携えている。
柳優:《擬態の仮面》。派手で自堕落な装いから
柳優:一瞬で、スーツを着た厳粛な雰囲気の少女へ変わる。
鹿骨秋蔵:一人は老人。仕立ての良いスーツを着込み、穏やかな笑みを浮かべている。
鹿骨秋蔵:腰はしゃんと伸びており、整えられた白髪。紳士然とした好々爺という印象だ。
鹿骨秋蔵:「やあ、皆さん。待たせて申し訳ない」
早坂邦正:「どーもぉこんにちは~。いやはや皆さんお早いですねぇ。感心感心」
早坂邦正:その後ろから、痩躯の男が続く。
早坂邦正:小綺麗に整えられた髭に銀縁の大きな眼鏡。ゆるく後ろに撫で付けた癖毛。
早坂邦正:派手ではあるが悪趣味ではない上質の背広と相まって、どこぞの大学の教授と言われても通りそうな理知的な雰囲気を纏ってはいるが
早坂邦正:薄く笑ったその口元の右側は、頬まで大きく裂けて縫い留められており、否が応にも真っ当な生業の人間ではない事を示唆している。
朱南文尊:「仕事ですからね。時間は厳守しますよ」
三条海良:「お疲れさまです」立ち上がり、一礼。
柳優:一拍遅れて、カンカンと机の上に並べたコップを片付けて
柳優:「ああ、なーんだ。鹿骨部長ですか。ならわざわざ変わらなくても良かったかな」
鹿骨秋蔵:「おや、誰だと思ったんですか?」
柳優:「くすくす。噂の新人さんかと。それで……そちらの方は?」
鹿骨秋蔵:「ああ、三条さん以外とは初めてでしたね」
鹿骨秋蔵:「こちらは……」自己紹介を促す。
早坂邦正:「新人さんだとあたしも嬉しかったんですがね、残念ながら皆さんの先輩です」
柳優:「残念だなんて、そんな。素敵な先輩ができて、私も嬉しいです」
早坂邦正:「"ホット・シート"早坂邦正はやさかほうせい。鹿骨部長には昔からお世話になってまして」
早坂邦正:「まあ、右腕みたいなもんかと勝手に思ってます。以後、お見知りおきを」
早坂邦正:眼鏡を抑えて一礼する。
鹿骨秋蔵:「ということです。仲良くしてね」
朱南文尊:「L.A / D.A 朱南文尊 以後よろしく」
柳優:「勿論です~!ほら、三条先輩もそんな怖い顔してないで、笑顔で挨拶挨拶」
三条海良:「普通の顔だ。……”ゴーストクロック”は知っているでしょう」
柳優:「私は“シェイプシフター”、柳優と申します♡お望みなら左腕でも右足でも左足でも、なってほしい物には何でもなりますよ」
早坂邦正:「これはどうも皆さんご丁寧に」薄く微笑み
柳優:「くすくす。その挨拶でいいんですか?右腕ポジション取られちゃいますよ?」
三条海良:「時計は左腕につけるものだ」
朱南文尊:「形に拘らなければ、腕は多い方が良いってタイプかもしれませんよ」
朱南文尊:「単純に手数が増えますしね」
早坂邦正:「ま、あたしも今年で四十のロートルですから。頼もしい後輩が揃ってくれて嬉しいですよ」
鹿骨秋蔵:「ははは、そうそう。腕は何本あっても困らないねえ」ケーキの箱を机に置いて。
鹿骨秋蔵:「問題は指先までしっかり動かせるかだね。あ、ケーキ食べて食べて」
朱南文尊:「部長の立場だと年齢のせいにはできないから大変かな」モンブランを選ぶ。「お言葉に甘えて」
早坂邦正:「ええ、ええ、先ずは親睦を深めましょ」ケーキの箱を開き、小皿をテーブルに乗せていく
柳優:「わ~い!私が大好きなミルクレープもちゃんとありますよ!鹿骨部長大好き!ありがたくいただきま~す」
三条海良:「……いただきましょう」無難なショートケーキを選ぶ。
鹿骨秋蔵:自分もチョコレートケーキを取って。
早坂邦正:「それではあたしは残ったシュークリームを……うんうん、皆さんちゃんと混入物を見分けやすいのを選びましたね。感心感心」
鹿骨秋蔵:「さて。今日わざわざ集まって貰ったのは、いくつかお仕事の話があるからなんです、が」
柳優:「モンブランも美味しそうですねえ。朱南さん、ちょっと分けてくださいよ。私のも少しあげますから」
朱南文尊:「構いませんよ。変なレネゲイド混入しないならですけど」
柳優:「はい、あーん♡……っと、あら、もう仕事のお話ですか」
朱南文尊:フォークで丁寧に一口分ずつ切り分けて。柳さんに無遠慮に突き出す。
朱南文尊:「部長、全員揃ってからじゃなくても良いんですかね?」
三条海良:「本来なら、部長と一緒に来るはずでは」
柳優:部長の方を見ながらモンブランをもぐもぐします
鹿骨秋蔵:「……そうですね、鷹山くんと山吹さんがまだですが……」腕時計を見て。
鹿骨秋蔵:「鷹山くんからは、少しトラブルがあって遅れると聞いています。先に火急の用件だけお話しようかな」
早坂邦正:「ええ、そうしましょう」鼻を摘みながら相槌を打つ。シュークリームにはワサビを仕込んでいたのだ。
朱南文尊:(酷いな。臭いからすると、ワサビか?最悪かな)
柳優:「それも美味しそうですね~。後で分け合いっこします?くすくす」早坂さんに
鹿骨秋蔵:「先日、このN市にあるオーヴァードが姿を現したという情報が入りました」
鹿骨秋蔵:「コードネームは“破天に綴蓋ハーティスコール”。ご存知かな?」
三条海良:眉間にシワをよせつつ聞く
GM:情報:UGN 難易度6以上で知っています
朱南文尊:コネ使って振って良いでしょうか?
GM:いいですよ!
柳優:じゃあ振ってみよ~
朱南文尊:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[2,3,5,10]+9[9]+2 → 21

GM:知りすぎ
柳優:6DX+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 8[3,5,6,8,8,8]+3 → 11

柳優:そこそこ知ってる
三条海良:2dx+1=>6
DoubleCross : (2R10+1[10]>=6) → 3[1,3]+1 → 4 → 失敗

GM:三条さん!
三条海良:知らん……
GM:では三条さん以外は知ってます
GM:“破天に綴蓋ハーティスコール”。各地を放浪する、高い戦闘力を持った危険な野良オーヴァードです。
GM:二人はキャラシに書いてあるようなことを知ってる感じですね
柳優:「ああ、あのブラックリストの。噂によると~……危険性はあの“ホワイトミュート”や“因果夜船”以上だとか?くすくす。怖いですよねえ」
朱南文尊:「何か目的があれば良いんですけどね」
朱南文尊:「この手のオーヴァ—ドは気まぐれだからな。無力化するとしたら遠くから仕留めるに限るかな」
朱南文尊:「俺は相性が悪いので相手するのはパスします。余計な犠牲が増えるだけですので」
鹿骨秋蔵:「“ハーティスコール”は極めて高い戦闘力を持ったオーヴァードです。FHに加担したり、理由なく人を害するようなことはしないのですが……」
朱南文尊:「それが本物で、まだ正気ならですね」
鹿骨秋蔵:「彼女はUGNの重点警戒対象として扱われています。その理由というのが……」
鹿骨秋蔵:「まるでレネゲイドを隠そうとせず、白昼の往来でも堂々と能力を行使するのだそうです」
三条海良:「……」更に眉間にシワが寄る
鹿骨秋蔵:「まあ、この時点で正気を疑いたくなりますけどね」笑う。
柳優:「結構イタイですねーそれ。私的には満員電車の中でも平気でご飯食べてる人と同じくらいイタイです」
鹿骨秋蔵:「UGNも扱いに困って、ひとまず排除ではなく、イリーガルとして登録して彼女の活動の隠蔽処理に励んでいるようですが……」
鹿骨秋蔵:「まあ、とにかく。その彼女がこの街に現れたと」
鹿骨秋蔵:「“ホワイトミュート”がようやく大人しくなったと思った矢先にこれとは、N市は休む暇がありませんねえ」
三条海良:「……現地の支部に任せるわけには?」
鹿骨秋蔵:「監視班のキャパシティは限界状態です。そもそも荷が重い相手とも言えますね」
GM:“オーガン”と“楽園の十三人”の存在が明るみになって以降、N市UGN監視班はほぼ不眠不休で稼働し続けている。
鹿骨秋蔵:「そこで……まあ、何ですか。言い方は悪いんですけどね」
鹿骨秋蔵:「暇してるなら働いてくれ、と。そういうお話のわけですねえ」
鹿骨秋蔵:「いやあ、参っちゃいますねえ」朗らかに笑う。
柳優:「部長、それ三条さんの前で言うんですか~?くすくす。性格悪~い」
三条海良:「……全くです」
鹿骨秋蔵:「三条さんには本当に申し訳ないです。まとまった休暇を用意するので、何卒」胸の前で手を合わせる。
三条海良:「今度は市外で休みますとも」
柳優:「まあ、私はいいですけどねー。おこぼれで色々味わえるかもしれませんし」
朱南文尊:「俺は良いですよ。最近の仕事の質は給料に対して適正とは言えないですから」
朱南文尊:「ただし、さっきも言った通りに、正面切ってやり合えというのは無しかな」
柳優:「そこはほら、FHのお姉さんもイチコロな朱南さんの話術でなんとか、ねえ?」
朱南文尊:「女性の相手は一人で手一杯ですよ」
朱南文尊:「こう見えても誠実なんで」
朱南文尊:手を開きやる気なさそうに言う。
早坂邦正:「もちろんあたしもお手伝いしますよ。副部長さんが頑張ってくださってるおかげでこちらは手持ち無沙汰でしたんで」
鹿骨秋蔵:「よろしくお願いしますね。それじゃあまずは情報共有を。ええと、写真は……」ごそごそと鞄を漁る。
鷹山亮磨:「どーも、お疲れさまでーす」ドアを開き、部屋に入ってくる。
山吹黄昏:「失礼します……」
山吹黄昏:(皆さんと顔合わせするなら、ちゃんとスーツ着ておきたかったです……)
早坂邦正:「おやおや鷹山くん。お久しぶりです。そちらは……」
鷹山亮磨:「あ、どうも早坂さん。ご無沙汰してます。ええ。こっちが新人の……」
柳優:「んっ、んっ」スーツを正しながら喉を鳴らす
山吹黄昏:「"薄刃"、山吹黄昏と申します」ぺこりと一礼。
朱南文尊:「L.A / D.A 朱南文尊 以後よろしく。お疲れです。ケーキあるみたいですよ……人数分ありますかね?」
柳優:先程までとは声色を変えて「……お久しぶりです、鷹山先輩。それから……山吹さんですね。よ、よろしくおねがいします」
柳優:肩を縮めて。「や、柳優と申します……それからそちらの方は……」
三条海良:「”ゴーストクロック”、三条海良……」
早坂邦正:「ああ、あなたが新人さんですね。どうぞどうぞ。シュークリーム食べます?」
山吹黄昏:「皆さんご丁寧にどうも。ああ、シュークリームですか」
山吹黄昏:「……?」《猟犬の鼻》で不純物を感知。
山吹黄昏:しかし早坂さんの口元にも同じ匂いの粒子を発見し、甘味料の類いと判断。
山吹黄昏:「落ち着いたらいただきますね」
早坂邦正:「はいはい、ちゃんと残しておきますからね」にっこり
山吹黄昏:「それからこちらの方が……」
小泉千浪:「あっどうも!たくさんお揃いで!」
小泉千浪:取り出された写真に映っているのと、同じ風貌の女。
鹿骨秋蔵:「鷹山くん、山吹さん、お疲れさまです。ああ、あったあった。この写真が……」
山吹黄昏:「ここへ来る前にお世話になった“ハーティスコール”、小泉千浪さんです」
鹿骨秋蔵:「……」
鹿骨秋蔵:「あれ……もういますね」写真と見比べて
三条海良:眉間にシワが寄る
柳優:「くすっ、じゃない。」「ええ……?」
朱南文尊:「1人増えたみたいですけど。“ハーティスコール”さんであってるかな?」
小泉千浪:「いやだから……それはそっちが付けた名前なんですよ」
小泉千浪:「僕はただの小泉千浪ですって」
朱南文尊:「コードは、そうか。ホワイトミュートと同じか。こっちが一方的につけたやつですね」
鹿骨秋蔵:「鷹山くん?どういうことでしょうか?」首を傾げる。
鹿骨秋蔵:「僕にはさっぱりなんですが」
鹿骨秋蔵:「まだ痴呆は始まってないと思うんだけどな……」
三条海良:「説明しろ、鷹山」
柳優:「そ、そうですよ鷹山先輩……なんでそんな……き、危険人物と一緒に……?」
鷹山亮磨:「ああ、いえ、それがですね」シュークリームを手に取って。
小泉千浪:「あっ結構余ってるんですね。僕も貰っていいですかこれ」
柳優:「いいんですか?早坂さん」
柳優:「もしも彼女が怒ったら」くす「私達、こ、殺されちゃいますよ……?」
山吹黄昏:怯える柳さんにちょっと親近感を抱いている。
早坂邦正:「構いませんよ、多めに買ってきましたから」
早坂邦正:「でも手は洗って……ううん、それは怖いですねえ」
朱南文尊:「…………」さり気なく入口まで行ってドアに電子と物理二重にロックをかける。
鷹山亮磨:「俺も任務中に突然出くわしましてね」一通りのいきさつを説明し。「……というわけで、俺だけじゃ判断できないので、連れてきたわけなんですが……」
鷹山亮磨:「ヤバいですかね?やっぱり。喫緊の危険性は無いだろうと判断したんですが」
朱南文尊:「手間が省けましたね」戻って席に座る。
三条海良:軽く俯き、額に手を当てる。
小泉千浪:「やった!」シュークリームを取ろうとして。「あっ手ね」
小泉千浪:「ウェットティッシュあるんで大丈夫。あっ鍵閉めなくても別に逃げませんよ」
朱南文尊:「貴方の人間性がまだわかりませんから。気に障ったなら失礼でした。小泉千浪さん」
朱南文尊:軽く頭を下げる。
朱南文尊:「よく気が付きますね。大したものだと思うかな」
小泉千浪:「まあこういう稼業だと、危険の察知能力が何より大事ですからね」シュークリームを齧る。
小泉千浪:「そのへんの嗅覚は……」
小泉千浪:「……」
柳優:「くす……」
山吹黄昏:「……?どうかなさいましたか?」
小泉千浪:「辛っ!!!」
山吹黄昏:「わっ」
早坂邦正:にっこり
小泉千浪:「えっ何これ……!?」
鷹山亮磨:「早坂さん……」呆れて手元のシュークリームを見つめる。齧らなくて良かったという顔。
山吹黄昏:「……ひょっとしてワサビですか」
小泉千浪:「エホッ、ケホッ……!」
山吹黄昏:「なんで早坂さんの口元にも……?」
三条海良:「……」早坂さんをまたこの人は、という目で見る。
朱南文尊:「くくくっ、嗅覚……とは」
朱南文尊:紅茶を差し出す。
朱南文尊:「どうぞ」
小泉千浪:「これがワサビなんですか……?あのあれですよね」
小泉千浪:「スシに混ぜるってやつ。あっどうも……」
柳優:「あれれ……?くす。鷹山さん。もしかしてこれ、偽物連れてきちゃったんじゃないですか?」
鷹山亮磨:「いやぁ……」先刻の壮絶な戦いぶりを思い出したように。「それは無いと思うけどな……」
早坂邦正:「うんうん、やっぱり初対面で打ち解けるにはこれに限りますね」満足げ
鹿骨秋蔵:「……小泉さん。“七赤”と会いたいと?」膝の辺りで手を組んで。
鹿骨秋蔵:「会ってどうするつもりですか?」
鹿骨秋蔵:微笑を浮かべて問う。
小泉千浪:紅茶を一口啜って。
小泉千浪:「あっこのおじいちゃんが“上”なんですね」
柳優:「くすくす……っと」口に手を当てて。「そ、そうです……わざわざUGNの支部に乗り込んできて……一体何が目的なんですか……!?」
小泉千浪:「まだ辛いな……僕は別にただ、お話したいだけですよ」
小泉千浪:「なんで、この国に来たのか」
小泉千浪:「それを聞いてみたいんですよね」
鹿骨秋蔵:「なるほど、なるほど」鷹揚に頷く。
朱南文尊:モンブランの残りを食べつつ、紅茶をゆっくりと飲んで。
朱南文尊:《真偽感知》を使いたいです。
朱南文尊:小泉さんに。
GM:ほほう……
GM:えーと GMが決めるのか……
GM:小泉さんは抵抗しますか?
小泉千浪:しません。
朱南文尊:46→48
GM:では自動成功。小泉さんは嘘をついていますか?
小泉千浪:一切の精神的な抵抗がない。まったくの淀みなく、思うところを話している。
朱南文尊:「嘘はついていないと感じますね」
三条海良:「朱南が言うなら間違いはないかと」
鹿骨秋蔵:「ふむ、そうですか」顎をさする。
小泉千浪:「僕、素直な正直者ですからね」
小泉千浪:「黄昏ちゃんに言ったとおりです」
山吹黄昏:(少しは隠した方が良いものもあると思いますが……)
鹿骨秋蔵:「小泉さん」
小泉千浪:「なんですか?」
鹿骨秋蔵:「“七赤”さんとお会いしたいなら、我々がお手伝いしましょうか」
小泉千浪:「えっ本当ですか!」
小泉千浪:「おじいちゃん、もしかして結構エラい人だったりするんですか」
山吹黄昏:(隠して……)
鹿骨秋蔵:「まあ、こういうことを決められるくらいには、かな」笑って。
鹿骨秋蔵:「ただし、それには条件があります」
小泉千浪:「ああ、まあそうなりますか」
小泉千浪:「じゃあ聞いてからにしようかな」
鹿骨秋蔵:「ええ。まず一つ目は、この街にいる間、我々の監視下に入って貰うこと」
鹿骨秋蔵:「個人のプライバシーには干渉しませんが、勝手に出歩いて貰うのは困ります」
小泉千浪:「助けを求める人が居ても……?」
鹿骨秋蔵:「その時は、監視付きでですね」
鹿骨秋蔵:「何もあなたの人助けを邪魔したいわけではありません」
小泉千浪:「じゃあ問題ないかな。むしろ面倒事をやってくれるなら大歓迎」
鹿骨秋蔵:「もう一つは、我々の仕事を手伝って頂くこと」
鹿骨秋蔵:「助け合うのはお互いに、ということですね。調査と、もしかしたら、戦闘も含まれるかもしれませんね」
鹿骨秋蔵:「これはイリーガルとしての任務であり、何でも屋としてのあなたへの依頼でもあります」
鹿骨秋蔵:「勿論、別途報酬はお支払いします」
小泉千浪:「悪事じゃなければ大歓迎!お金も困ってるんですよね、僕」
鹿骨秋蔵:「では、最後に」
鹿骨秋蔵:「少なくともこの街にいる間は、一般人の前でエフェクトを使用するのを控えてください」
小泉千浪:「えっ」
小泉千浪:「……そういうのって」
小泉千浪:「そっちで何とかならないんですか?」
小泉千浪:「そういうのをごまかせる能力とか……ないかな……」
鹿骨秋蔵:「『何とかしてきた』んですよ、今まで」
鷹山亮磨:「お前が荒らし回った後を俺たちで必死に片付けてんだよ」
鷹山亮磨:「少しは人の迷惑考えろっての」
早坂邦正:「やっぱり自覚なかったんですねぇ……」
小泉千浪:「僕だって別に、僕が必要ないならわざわざ手出しませんよ」
朱南文尊:「そこら辺好き勝手やれるのは、フリーランスの特権ですからね」
小泉千浪:「さっきは苦戦してるみたいだったのでやりましたけど」
朱南文尊:「頼んでない。って言われたらそれまでですけどね」
小泉千浪:「黄昏ちゃんはどう思いますか。僕が出てきて助かりましたよね」
小泉千浪:「ね?」
山吹黄昏:「う……」
三条海良:「……」山吹さんの方を見る
鷹山亮磨:「おい、誤魔化されんなよ山吹……話すり替えられてんぞ」
山吹黄昏:「助かったことは事実です、ですが」
鹿骨秋蔵:「そういう時は、少なくとも先に≪ワーディング≫を張るべきですねえ」
山吹黄昏:「ええ、出来る手を使わないというのは問題です」
小泉千浪:「あれ、痒くなりません?」
鹿骨秋蔵:「そんな理由なの……?」
山吹黄昏:「妥協せず、手間を惜しまず挑めばより良いかと」
山吹黄昏:「痒い痛いでは済まない事態になりますからね」
小泉千浪:「なんかこう、嫌なんですよね。肌の感覚が鈍る感じがして……」
三条海良:ありえないものを見るような目で小泉さんを見る。
三条海良:「……その我慢一つで、君の好きな人助けに繋がるが?」
朱南文尊:「小泉さん。お願いしますから、我慢してくれませんかね」と、頭を下げてみる。
小泉千浪:「ええお兄さん、僕なんかに土下座しちゃダメですよ!」
小泉千浪:「いや土下座はしてないか。とにかくあんま頭下げちゃダメですって」
小泉千浪:「偉い人に怒られますよ」
朱南文尊:「人にものを頼む立場ですからね」
朱南文尊:「意に沿わぬことをやらせるというのなら誠意は見せた方が良いでしょう」
小泉千浪:「まあ、いいですよ?さっきも言いましたけど、僕」
小泉千浪:「別に必要がなければやりませんし。UGNのみなさんで敵を倒せるんだったら」
小泉千浪:「黙って見てますよ」
朱南文尊:「話が分かる人で良かったかな」
朱南文尊:「それじゃぁ、そういう事でよろしく」
鹿骨秋蔵:「ありがとう、朱南くん。それでは交渉成立ですね」
鹿骨秋蔵:「改めてよろしくお願いします、小泉さん」
小泉千浪:「はーいよろしく!あっそうだ」
小泉千浪:「みんなのお名前聞いてないですね」
柳優:「あ、難しい話終わりました?」
朱南文尊:「小泉さんが、お仲間になりました。バイト寄りのお客さんって言ったところかな」
朱南文尊:柳さんに告げる。
小泉千浪:「ちゃんと僕から改めてしたほうがいいですねこれ。小泉千浪」
小泉千浪:「バイトよりのお客さんです!よろしくお願いしますね、優ちゃん」
柳優:「それじゃ、暫くの間は仲間ですね。よろしくおねがいします。柳優です」
三条海良:「三条海良だ」
小泉千浪:「海良ちゃん」
柳優:「くすっ」
三条海良:険しい顔をする
朱南文尊:「L.A / D.A 朱南文尊 L.A / D.Aはコードネームというやつです。以後お見知りおきを」
小泉千浪:「文尊ちゃん……くんのほうがいいですかね」
小泉千浪:「どっちで呼ばれたいですか?」
朱南文尊:「お好きな呼び方で良いですよ」
朱南文尊:「変な渾名みたいなのじゃなければ」
小泉千浪:「お好きにが一番困るんですからね」
朱南文尊:「案外、遠慮があるんですね。正直意外かな」
柳優:「これ、困るのは朱南さんの方って意味じゃ……」
小泉千浪:「あっじゃあ遠慮ないやつにする。たっくんでどうですか?」
柳優:くす。やっぱり。
朱南文尊:「構わないかな。俺はちーちゃん。とは呼びませんけどね」
朱南文尊:「よろしく、小泉さん」
小泉千浪:「別にいいですけどね、ハーティスコールよりは……うん、よろしくです」
柳優:「くす。噂よりもずっと面白い人ですね、小泉さん。少し好きになってきたかも……」
山吹黄昏:(ぐいぐい詰めますね……すごいなあ)
鹿骨秋蔵:「僕は鹿骨秋蔵。一応、ここの部長をやらせて頂いてます。よろしくね」にこにこしながら。
小泉千浪:「よろしく、秋蔵おじいちゃん!」
早坂邦正:「その右腕の早坂邦正と申します。よろしくお願いしますね、小泉さん」にっこりと口元を吊り上げて
小泉千浪:「邦正さん?ちゃん?くん?」
小泉千浪:「さんって感じですかね。邦正さんでいいですか」
早坂邦正:「お好きなように、ああけど、かわいい呼び方の方が好きですかね」
小泉千浪:「じゃあ邦正ちゃんですね」
早坂邦正:「おや、良いですね。そう呼ぶ人も居なくなって久しいので、懐かしい気持ちになります」にっこり
山吹黄昏:「それでは私も改めまして。山吹黄昏と申します」
山吹黄昏:「刀の腕と経験はともかく、目鼻に関しては症例水準以上に長じております」
山吹黄昏:「……あ、いえ、その。顔立ちということではなく」
柳優:「くすくす。わかってますよ。緊張しないでください」
山吹黄昏:「どうも……」(綺麗な瞳の方ですね……)
朱南文尊:「新人は俺達にも挨拶してくれてるって事でしょ。良くできた娘だよね」
朱南文尊期待らくできそうだ」
山吹黄昏:(この方は紳士的で、それにさりげなく必要な仕事をこなす方ですね。頼れそう)
鷹山亮磨:「そうだぞ。お前ら、あんまりイジめんなよな」
朱南文尊:「大丈夫ですよ。無理やり実写ドラマとかB級映画見せたり残虐な事はしないかな」
朱南文尊:「後、三食をラーメンにしたりも、ないかなぁ」
小泉千浪:「UGNって不自由ですね。新人は好きなご飯も食べれないものなんですか?」
鷹山亮磨:「ひどい奴もいたもんだなあ」どこ吹く風。
山吹黄昏:「い、嫌なら断っていますから」
小泉千浪:「まあ、それを言ったら僕も似たようなものでしたけど」
山吹黄昏:「シュークリームはワサビ入りしか残っていませんが……」
三条海良:「……」山吹さんを見る
山吹黄昏:視線を感じ、静かに見つめ返す。
三条海良:「よろしく頼む」短く言う
山吹黄昏:「……はい。よろしくお願いします」
山吹黄昏:(大人の女性だ……)
柳優:「すごいじゃないですか、山吹さん」
山吹黄昏:「え、急になんでしょう柳先輩」
柳優:「三条さんが自分から挨拶してくるなんて滅多に無いんですよ」
山吹黄昏:「なるほど、大物なのですね」
柳優:「きっと山吹さんのことを気に入ったんですね……。気難しい人ですけど、仲良くしてあげてくださいね」
三条海良:「適当なことを言うな、柳」
山吹黄昏:「柳さんは気の回せる方なんですね、心強いです」
柳優:「くすくす。新人さんは見る目がありますねえ」
三条海良:「柳の話を聞くなら半分程度にしておけ」
朱南文尊:「身内同士で固まったら、小泉さんが話しにくいですよ」
朱南文尊:「そちらに話を向けましょうよ」
山吹黄昏:「ああ、これはすいません、小泉さん」
山吹黄昏:少しほぐしていただいたけれど、それでも緊張している。駄目なやつだ。
小泉千浪:「ううん。僕は新人ですからね、今」
小泉千浪:「先輩方のご指導ご鞭撻の程をよろしくお願いしますね」
鹿骨秋蔵:「うんうん、賑やかでいいですねえ」にこやかに頷いて君達を眺めて。
鹿骨秋蔵:「さて。お喋りもいいですが、危うく本題を忘れるところでした」
鹿骨秋蔵:「そろそろお仕事の話に入るとしましょう。よろしいかな?」
三条海良:「……ええ、お願いします」
早坂邦正:素早くテーブルの上に広がったケーキの箱や皿を片付けて
早坂邦正:「それでは皆さん、ご静粛に」鹿骨へ目線を送る。
鹿骨秋蔵:「対処すべき事案が何件かあります。まずはこちらから」
鹿骨秋蔵:てきぱきとPCを操作し、プロジェクターで資料を映し出す。
鹿骨秋蔵:1D12
DoubleCross : (1D12) → 12

鹿骨秋蔵:「つい先日、第12支部において情報漏洩事案が発生しました。と言っても……」
鹿骨秋蔵:「実際に漏洩したのか、はまだ分かっていません。現時点で確実なのは不正アクセスのみですね」
鹿骨秋蔵:画面を切り替える。若い女の顔写真。
柳優:「これがその犯人……ですか?ずいぶん若いみたいですけど……」
鹿骨秋蔵:「ええ。12支部エージェント、"プロキシマインド"峰倉リン」
鹿骨秋蔵:「彼女は自身の権限を越えるUGNの機密ファイルに不正にアクセスしたとして、現在拘束されています」
朱南文尊:「それは気の毒に。彼女の今後の事をあまり考えたくはないかな」
鹿骨秋蔵:「UGNうちの監視網は優秀ですから、アクセス自体は即座に発見されたのですが……」
鹿骨秋蔵:「この件の問題点は、彼女の出自にあります」
山吹黄昏:「と、言いますと?」
鹿骨秋蔵:「彼女は、元FHチルドレンでしてね」
鹿骨秋蔵:「その経歴を考えると、単なる1不正アクセス……としては扱えないのは当然のお話でしょうね」
柳優:「背後関係を洗う必要がある、と……」
朱南文尊:思わず合掌などする。その経歴でやらかしたのなら相当な必罰対象だ。
朱南文尊:下手したら全ての記憶を弄られ文字通り明日には別人になるかもしれない。
鹿骨秋蔵:「はい。内通者や組織的犯行の可能性を考えると、事は12支部だけでは留まらない可能性もあります。そこで『部外者』である我々が調査に当たることになったというわけですね」
三条海良:「内々に処理させるわけにも行きませんからね」
小泉千浪:「ふうん」頬杖をついて見ている。
小泉千浪:「そういう部門なんですねえ」
鹿骨秋蔵:「まずこれが一つ。そして次に」
朱南文尊:「そういう部門なんですよね。そして、まだあるみたいですよ」
鹿骨秋蔵:「実は今、市内である噂が広がりつつあるのですが、皆さんご存知でしょうか?」
三条海良:「噂……?」
鹿骨秋蔵:「それがですね。『超能力者を見た』という噂なんですよ」
三条海良:小泉さんの方を見る。
山吹黄昏:「小泉さんは心当たりありますか?」
鹿骨秋蔵:「あはは、小泉さんとは無関係じゃないかなあ。正確には不明ですが、数週間、数か月単位の話のようですからね」
小泉千浪:「じゃあまだ北米かな~」
朱南文尊:「それが何か問題でも?『超能力者オーヴァード』の存在は噂話レベルなら隠蔽は最早難しいと思いますけど」
鹿骨秋蔵:「ええ。特にこの街ではね。ただその噂というのが、一つや二つではなく、一つの地区の話でも無いんです。以前より明らかに増えている」
三条海良:「看過できない増え方をしている、と」
朱南文尊:「そうすると増やしてる輩がいる?または何かがある」
柳優:「少なくとも、鹿骨部長はそうお考えになっているんですね」
鹿骨秋蔵:「オーヴァードの存在を水面下で広めようとしている勢力の存在がいる……もしくは」
鹿骨秋蔵:「UGN内、最悪の場合記憶処理班に何らかの異常がある」
鹿骨秋蔵:「情報が少なすぎて、何とも言い難い事案ですが。調べてみる価値はあると、僕は思います」
朱南文尊:「記憶処理班の方に問題があるのなら、正しく査察と言うシステムが動く案件ではありますね」
朱南文尊:「給料に見合ったお仕事ですよ」
早坂邦正:「この街のR事案発生数は確かに異常ですが、同時それを抑え込む処理機構も世界屈指ですからね」
小泉千浪:「抑えきれてるんですか?」
小泉千浪:「僕でもここの噂聞きますけど。魔街に一番近い街、でしたっけ?」
早坂邦正:「小泉さん、もしかしてご自分が一般人だとでも思ってます?怖いなぁ……」
朱南文尊:「自分の事を魔王とか世界を変える者って言われるよりはマシだと思うかな」
朱南文尊:「そう言うの相手をするのがUGNなわけですし」
小泉千浪:「飛竜の巣って言ってた人もいましたっけ。噂には事欠きませんよね」
三条海良:「担当エリアのキャパシティを超えることはないように組まれている。UGNの最重要部署だからな」
山吹黄昏:「それらが十全に機能するよう調査・管理するのが私たちの仕事というわけですね」
鹿骨秋蔵:「山吹さんは呑み込みが早いですねえ」
山吹黄昏:「実働につきましてもそうあれるよう、努力します」
鹿骨秋蔵:「それから、極めて重大な事案がもう一つ」
鹿骨秋蔵:「日本支部からの情報です。数日前、あるオーヴァードの入国が確認されました」
小泉千浪:「おっと」頬杖を崩して立ち上がる。「そういうお話ですか?」
鹿骨秋蔵:「ええ。先程小泉さんから名前が出ましたね」
鹿骨秋蔵:「"七赤"。中国共産党、統一戦線工作部の工作員です」
鹿骨秋蔵:「裏の世界ではかなり有名な存在です。ちなみに小泉さん、お知り合いのようですが。どのようなご関係なんでしょう?」
小泉千浪:「先輩ですよ」
鷹山亮磨:「先輩?統戦部にいたのか、お前?」
小泉千浪:「僕のほうが歳上でしたけどね……えっと、もっと正しい言い方をすると」
小泉千浪:「兄弟子っていうんでしたっけ」
小泉千浪:「やだなあ。そんなとこに縛られたら、自由に動けないでしょう」
小泉千浪:「そもそも、わざわざ素性の知れない外国人なんて置きませんよ」
小泉千浪:「道場に通ってたんですよ」
三条海良:「道場、ね」
鹿骨秋蔵:「成程、その時の縁と」
小泉千浪:「はい。それから会ってないんですけどね」
小泉千浪:「大きくなってるかなあ」
山吹黄昏:(小泉さんと"七赤"が通った道場、とんでもないところなのでしょうね……)
鹿骨秋蔵:「現在の彼の所属を考えれば、この来日が単なる物見遊山だとは言い難いでしょう」
鹿骨秋蔵:「必ず重要な政治的な意図がある。それも、かなり危ういバランスの上に立っている」
鹿骨秋蔵:「下手をすれば、日中関係を揺るがしかねません」
朱南文尊:「七赤に対して俺達が対応しろって言う話ですかね?」
三条海良:「公安だけに任せるわけにもいかないでしょう」
鹿骨秋蔵:「はい。まずは調査ですね。来日の目的を探るところからです」
柳優:「小泉さんは、そのー……もし七赤さんと戦うことになったら、ちゃんと味方してくれるんでしょうか……」
小泉千浪:「え、それは分かりませんよ」
柳優:「ええ……」
小泉千浪:「七ちゃん先輩のやること次第ですし……」
鷹山亮磨:「マジかよこいつ……」引き気味。
朱南文尊:「そりゃ、そうだ。むしろ、正直に言ってくれて良かったじゃないですか」
朱南文尊:「力を貸します。貴方たちに。なんて言われた方が警戒しますって」
鷹山亮磨:「そりゃそうだけどよ……」
小泉千浪:「まあでも、UGNの人たちが正義の味方やるんだったら」
小泉千浪:「僕と敵対することはないと思いますけどね」
鹿骨秋蔵:「そうあることを願っていますよ」穏やかな微笑のまま。
鹿骨秋蔵:「調査といえば、朱南くんの報告してくれたFHの件も気になりますね」
朱南文尊:「FHの相当 上の方が動くって話ですけどね」
朱南文尊:「本当なら情報持ってきてくれると思いますよ。提供者の利にも繋がる事なので」
鹿骨秋蔵:「鵜呑みにするわけにもいきませんが、かと言って看過するわけにはもっといきませんからねえ」
鹿骨秋蔵:「そちらもよろしくお願いします。くれぐれも慎重にね」
鹿骨秋蔵:「釈迦に説法かな?」
朱南文尊:「大胆には程遠い、俺ですから」
朱南文尊:「もう少し冒険してみないか?って台詞も毎回のようにスルーしてますよ」
柳優:「やっぱりおじいちゃんみたいですよね、朱南さん」
鹿骨秋蔵:「偉いなあ。僕が朱南くんの歳なら無理だったでしょうね」
早坂邦正:「でしょうねぇ、あたしとしても羨ましい限りですが。若い内は危ない橋を渡ってみるのもいい経験かと思いますがね」
三条海良:「早坂さん、無責任に若者を唆さないでください」
朱南文尊:「放っておいてくださいよ。楽な生き方を実践してるだけなんですから」
朱南文尊:苦笑する。
鹿骨秋蔵:「さて。既にだいぶ仕事を山積みにされて、皆さんげんなりしているかもしれませんが」
鹿骨秋蔵:「申し訳ない。最後にもう一つだけ積ませてください」
鹿骨秋蔵:「1か月ほど前、ある男性が亡くなりました」
鹿骨秋蔵:「小野田さんという30代の方です。レネゲイドに関する裏の情報に精通していましたが、」
鹿骨秋蔵:「本人は非オーヴァードでした。彼は自室で自殺しているのが見つかったのですが……」
鹿骨秋蔵:「……僕はこの件、どうにも気に掛かるんです」
鹿骨秋蔵:「ただの勘、としか言えないのですがね。何か裏があるような気がしてならない」
柳優:「この街じゃ他殺より自殺のほうが珍しいですからね……レネゲイド絡みならなおさら……」
鹿骨秋蔵:「本来なら自分で調査する案件なのですが。残念ながら、今は手一杯でして」
鹿骨秋蔵:「申し訳ないのですが、皆さんに調査をお願いしたいんです」
三条海良:「……部長の勘、良い方に転んだ試しがありませんからね」
鹿骨秋蔵:「悪い方を察知していると捉えてほしいなあ」
朱南文尊:「まぁ、それは、やれ。と大体、同じ事かな」
朱南文尊:電卓を軽快に弾いている。時間外就労代の試算。
朱南文尊:「給料分の仕事はしますよ」
柳優:「朱南さん。UGNは正義の味方なんだから、少しくらいおまけしてくださいよ」
朱南文尊:「俺はサラリーマンですよ。今時、正義って言葉は悪と同じに捉えられる事もあるし、キツイですから」
山吹黄昏:「峰倉リン、超能力者の噂、七赤の来日、FHの動き、小野田氏の自殺」
山吹黄昏:「大忙しですね。実は全て裏で繋がっていた、などということもあり得ませんし」
小泉千浪:「組織って大変ですねえ。こういうの聞くたび自由で良かったなあって思います」
鹿骨秋蔵:「よろしくお願いします。皆さんの働きに期待させて頂きますよ」
鷹山亮磨:「分かりました。どこから調べるかな……」
鷹山亮磨:「とにかく動くか。おい、行くぞ山吹」
山吹黄昏:「はい、鷹山先輩!」
鹿骨秋蔵:「……ああ、三条さんだけ、少し残っていただけますか?」
鹿骨秋蔵:「お話があります」
三条海良:「……承知しました」
柳優:「三条さん……」哀れみの眼差し
小泉千浪:「僕は誰に付いていこうかなあ。誰が面白そうですかね」
小泉千浪:「自薦他薦とかあります?」
早坂邦正:「生憎あたしは裏方の裏方ですんで、外回りの皆さんに付いていったほうが楽しいと思いますよ」
山吹黄昏:「私は面白くないです」
山吹黄昏:(鷹山さんは面白い話を知っていますが、疲れてしまうでしょうからね……)
柳優:「ええ……?じゃあ私……ですか?」
朱南文尊:「面白そうだと思う所で良いんじゃないかな。俺だったら、そうですね。美味い蕎麦屋を知ってるくらいしか得はないです」
小泉千浪:「お蕎麦!」
小泉千浪:「お蕎麦食べたいですね」
柳優:「なんだか面倒を押し付けられてるような気が……あ、良かった……矛先がそれて……」
三条海良:「朱南をご指名だそうだ」
柳優:「くすっ。口説く相手が一人増えちゃいましたかね、朱南さん?」
朱南文尊:「じいさんみたいだ。と言われると思ったんですが」
小泉千浪:「口説くんですか?」
朱南文尊:「やめてください。命が惜しい」
小泉千浪:「やだなあ、取って食べたりしませんよ」
朱南文尊:「殺される口実を作らせたくはないかな。ともあれ、お昼はお蕎麦食べに行きましょう」
小泉千浪:「そうそう、僕、お蕎麦の舌ですから、今」
朱南文尊:「よろしく」
早坂邦正:「ではでは、一日目の小泉さん当番は朱南くんということで」車のキーを持って
早坂邦正:「命があったらまたお会いしましょう」帽子を被って部屋を出ていく
柳優:「骨は拾ってあげますね。食べられてなければですけど」
GM:一同はそれぞれ調査のために部屋を出て散っていく。残るは鹿骨と三条のみとなり、賑やかだった部屋が一気に静まり返る。
鹿骨秋蔵:「ふう。賑やかなのは苦手ですか?三条さん」
三条海良:「特に好きでも嫌いでも。……話とは?」
鹿骨秋蔵:「もう本題かい?少なくとも雑談は嫌いと見えるね。まあ、それじゃあ早速」
鹿骨秋蔵:「……小泉千浪さんを見て、どう思ったかな」
鹿骨秋蔵:表情を変えずに問う。
三条海良:「……色々な意味で、隠す気がない、と」
鹿骨秋蔵:「ふふ。成程。そうだね」
鹿骨秋蔵:「三条さんには、彼女のことをよく見ていてほしいんだ」
鹿骨秋蔵:「ああ、監視、という意味じゃ無くね。観察、といったほうが近いかな」
三条海良:「観察……」
鹿骨秋蔵:「ああ。三条さんには、小泉千浪が果たしてどんな人間なのか、見極めてほしいんだ」
鹿骨秋蔵:「実はUGNでも、彼女の扱いについて意見が分かれていてね」
鹿骨秋蔵:「つまりは、このまま静観するか。あるいは、排除・拘束するか」
三条海良:「なるほど。その判断材料を集めろ、と」
鹿骨秋蔵:「その通り。これまで彼女が密接にUGNと行動を共にする機会は無かった。これは又とない機会だ」
鹿骨秋蔵:「この任務が終わる頃、君の意見を聞かせてほしい」
鹿骨秋蔵:「或いは、もっと早くなるかもしれないけどね」
三条海良:「……承知しました」
三条海良:「最も、現時点では」
三条海良:「首輪のない野良犬です」
鹿骨秋蔵:「ああ。彼女は飼い慣らされた犬とは違う」
鹿骨秋蔵:「狼はいつまでも、鎖で縛っておけるものではないからね」
鹿骨秋蔵:「それじゃあ、三条さん。よろしく頼むよ」
三条海良:「ええ、部長」表情を変えることなく。
GM:部屋を去る三条が扉を閉める。
GM:その向こうで、鹿骨はいつまでも微笑を浮かべたままだった。



GM:シーン終了。
GM:ロイス取得のみ可能です。
小泉千浪:まだ保留かな~
山吹黄昏:保留にしておきます
柳優:三条さんにとろっかな~
三条海良:観察対象/小泉千浪/憧憬/猜疑心○でトットコ
朱南文尊:柳さんにとりましょう 感服/嫌気〇 で。
朱南文尊:関係性は同僚
柳優:先輩/三条海良/P:好意○/N:不快感/ロイス これで



【Middle2──9月2日】

GM:最初に情報判定について説明します。いくつか特殊ルールがあります。
GM:まず1つ目

通常の情報判定と異なり、1つの項目に2人以上で挑戦し、達成値を合計して判定することができる。


GM:これは単純に難易度10の項目に一人が7、もう一人が3とかでもクリア出来るよ~ってことですね
GM:お次はこちら

通常の情報収集に加え『広域調査』が実行できる。
査察部としての権利を用い、各支部に散らばった断片的情報を収集し、捜査の助けとすることができる。
使用技能は≪交渉≫≪情報:UGN≫
判定の達成値÷2(端数切り上げ)を情報資源点とし、確保できる。達成値上限30。
情報資源点はシナリオ中、PC全員で共有され、情報収集において自由に使用することができる。
判定前に使用することで、1点につき判定ダイスを3つ増やすことができる。
判定後に使用することで、財産点のように達成値をプラスすることができる。


GM:最大で1手番で15点分確保できるというわけですね
GM:そして次に

PCそれぞれに情報項目について、達成値に補正が掛かる。
朱南→FHラインに+3
柳→αラインに+3
小泉→統戦部ラインに+3
三条→βラインに+3、広域調査に+4
山吹→全てに+2、広域調査に+6


GM:αとβとなっているのは仮名です。まだ内容は分からないけど存在しているということですね
GM:また、GMが認めた場合、情報収集・広域調査どちらもエフェクト使用により達成値を上乗せできます。
GM:最後に。今回のミドルシーンには制限シーン数があります。
GM:制限以内に情報を集めきらないと大変なことになりますが
GM:逆に、余裕を持ってクリアできれば空いたシーン数に応じて豪華特典を用意してあります。
GM:なお、制限時間は現時点では不明です。
GM:みんなで協力して頑張ってクリアしてね
GM:実際の情報項目はこのような形になります

・情報漏洩について
≪情報:UGN≫≪情報:ウェブ≫
難易度9

・異能力者失踪事件
≪情報:噂話≫
難易度6

----------
(αライン)
・空売り投資家小野田について
≪情報:噂話≫≪情報:ビジネス≫≪情報:警察≫
難易度9
----------
(FHライン)
・FHの動向
≪情報:UGN≫≪情報:FH≫≪情報:噂話≫
難易度9
----------
(統戦部ライン)
・七赤について
≪情報:裏社会≫
難易度10


GM:情報は後からどんどん出てきます。
GM:こんな感じですかね……だいぶ複雑になっちゃいましたが、ここまででご質問は!
山吹黄昏:こちら問題なしです
朱南文尊:大丈夫です。
三条海良:大丈夫です
柳優:ダイジョブ!
GM:では早速やってみましょう シーンPCは山吹さん、全員登場可です。侵蝕はずっと1D3+3だから忘れずにね
山吹黄昏:山吹黄昏の侵蝕率を+5(1d3+3->2+3)した(侵蝕率:43->48)
三条海良:三条海良の侵蝕率を+4(1d3+3->1+3)した(侵蝕率:52->56)
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+6(1D3+3->3+3)(侵蝕率:48->54)
朱南文尊:48+1d3+3
DoubleCross : (48+1D3+3) → 48+3[3]+3 → 54

GM:柳さんでる?
柳優:でる!
柳優:1d3+3+48
DoubleCross : (1D3+3+48) → 1[1]+3+48 → 52

GM:では早速判定どうぞ!
柳優:小野田さん行こうかな
柳優:GM、《擬態の仮面》とか使ったらボーナスもらえないですか?
GM:ほほう……
柳優:関係者に化けたりとかで……
GM:いいですね では今回は+2差し上げます
柳優:わーい!
山吹黄昏:広域調査を行います。コネ:UGN幹部、情報:UGNで判定。
山吹黄昏:3dx+9
DoubleCross : (3R10+9[10]) → 9[3,6,9]+9 → 18

GM:OK、では早速9点確保ですね
山吹黄昏:みなさんこれで頑張ってくださいね
柳優:おかねおいしい
柳優:じゃあ後輩が稼いだ鐘で豪遊するか~!
柳優:社会が4だから頑張ろ
柳優:小野田さんの情報を調べます。《擬態の仮面》を使って、ポイントは何も使わず振ります。社会4でボーナスが+3+2
柳優:4DX+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 9[3,4,4,9]+5 → 14

GM:成功!
柳優:あるふぁだぞ~
小泉千浪:七ちゃん先輩やりまーす。コネ:裏社会使って判定
小泉千浪:3dx+5>=10
DoubleCross : (3R10+5[10]>=10) → 10[6,9,10]+5[5]+5 → 20 → 成功

小泉千浪:めっちゃ知ってました
朱南文尊:FHの動向やります。 コネ:UGN幹部 情報:UGNを使います。
朱南文尊:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 9[4,7,8,9]+5 → 14

朱南文尊:OKです。
GM:こいつら補正無くても優秀じゃねーか!
山吹黄昏:査察部ですからね……
三条海良:情報漏洩をやるかな せっかくだし資源点1点使って〈情報:UGN〉で 
GM:資源残り8点です
三条海良:5dx+1=>9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 10[1,3,5,7,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

三条海良:ありがとう山吹
山吹黄昏:先輩……!
GM:では全部成功!
GM:情報を開示します

・情報漏洩について
今回漏洩したとされる情報に関して精査した結果、確かに本来副支部長以上の権限が無くては閲覧不能である、N市UGNで現在進行中の事件に関する調査報告一覧へのアクセス痕跡が残されているが、そのコピーや持ち出しの痕跡は検出されなかった。被害はあくまで不正閲覧のみということになる。
また容疑者と目される峰倉には、サーバー側で不正アクセスが確認された瞬間から現時点まで、アナログ・デジタル・レネゲイドあらゆる手段において誰かに接触を取ろうとした形跡も無く、市内で監視下にあるFHセルと接触した様子も見られない。
峰倉は現在まで、一貫して容疑を否定しているという。


・空売り投資家小野田について
警察によれば小野田の死は単なる自殺であるらしく、既に捜査は終了している。事情通とはいえ当人は非オーヴァードであり、現場からレネゲイドの類が検出されたという報告もなく、当然UGNには回ってこなかった事案だ。
親しい知人の証言によれば、小野田は間も無く大金が手に入る旨を話しており、とても自殺などしそうな様子は見られなかったという。
彼は独自の情報網を駆使し、大手企業ミシマエンジニアリングの調査を行なっていたらしい。
→ミシマエンジニアリングについて
→ 現場検証>小野田の自宅

・前提情報:ミシマエンジニアリング プラント施設の設計開発からAIまで幅広く手がける大手企業。高い技術力に定評がある。社長兼代表取締役は有名実業家のジェフ・クルックシャンク。 尖ったセンスのテレビCMが一部で人気であり、時折SNSでバズっている。


GM:二つ目の→ 現場検証>小野田の自宅 に関しては、情報項目ではなく今後の情報共有シーンを使ってやってもいいよ~という形です
GM:もしかしたらフレーバー的に何か得られるかもね 程度の感じですね

・FHの動向
N市は世界有数のR事案過密地帯であり、当然FHの活動も、彼らの間での情報戦も非常に活発だ。
確度は低いが、現在N市には非常に強力なエージェントが派遣・潜伏中との情報がある。
この件にはFH上層部が絡んでいるとの噂だが、その言葉が大規模なセルやクランを表すのか、マスターエージェントを示すのか、或いはもっと違った話なのか、詳細は判然としない。
情報は確実に広がりつつあり、何らかの『おこぼれ』を狙おうとする複数のセルやエージェントが、水面下で既に動き出しているようだ。
→FHの動向②


・七赤について
中国共産党統一戦線工作部は早くからレネゲイドに着目し、極秘裏に研究・活用してきた。彼らが抱える優秀な工作員にして強力なオーヴァード戦力が“九星”であり、中でも近接白兵戦において無類の強さを誇り、『統戦部の鬼札』と称されるのが七赤である。
七赤は詠春拳を中心とした中国拳法の達人であり、党の指示のもとにこれまで幾つもの重大事案に投入され、その悉くを解決してきた。名実共に統戦部の最重要戦力の一つと言えるだろう。
彼の来日はあくまで極秘であり、部下や付き人も無く単身で来日したらしい。その目的は不明。現在はN市に潜伏しているものと見られる。
→統戦部について


GM:情報開示は以上です。
GM:現在はこの形

・異能力者目撃情報
≪情報:噂話≫
難易度6

----------
(αライン)
・ミシマエンジニアリングについて
≪情報:UGN≫≪情報:ビジネス≫≪情報:メディア≫
難易度12


----------
(FHライン)
・FHの動向②
≪情報:UGN≫≪情報:FH≫≪情報:噂話≫
難易度12


----------
(統戦部ライン)
・統戦部について
≪情報:裏社会≫≪情報:軍事≫≪情報:メディア≫
難易度12


その他行動
・現場検証>小野田の自宅

N市 カフェ『スノウフレーク』
三条海良:「月並みだが、挨拶回りも重要な仕事だ」コーヒーを片手に切り出す。
三条海良:「人はどうしても、知っている顔には甘くなってしまうところがある」
三条海良:「……ゼロよりはマシ程度だが、それだけでも私達の仕事はやりやすくなる」
山吹 黄昏:「はい。先輩」黒のスーツに着替えて心機一転。カフェラテを卓の端に寄せて。
三条海良:「……先日までは鷹山がついていたな」
山吹 黄昏:「ええ、色々と連れまわしていただきました」
山吹 黄昏:「三条先輩方との合流前にも、気遣いをしていただいて」
三条海良:「査察部の中じゃ面倒見はいい方だ」
山吹 黄昏:「……そうですね。絆を結ぶことの大切さをしっかりと教わったつもりです」
三条海良:「そうか」コーヒーを一口。ブラックだ。
山吹 黄昏:"シューメイカー"の最期を思い出し、あわせて一口カフェラテを飲む。
山吹 黄昏:「その……三条先輩は特に多忙であるとお聞きします」
三条海良:「……まあね」
山吹 黄昏:「昨日もたくさんコーヒーをお飲みになっていられたようですし」
三条海良:「よく見ているな。……まあ、忙しさで言えば部長も似たようなものさ」
三条海良:「実際、この部署は実働以外の細かい仕事のほうが多い」
三条海良:「挨拶回り、細かい聞き込み、そういうものをひっくるめてな」
山吹 黄昏:「目に見えて武張った方はお見受けしませんでしたしね」
山吹 黄昏:「かといって隙のある方も居ませんでしたが。特に朱南さんとか」
三条海良:「隙を見せるのは、給与分に含まれていないんだろうさ」
三条海良:「……顔を合わせて日は経っていないが、山吹」
三条海良:「やっていけるか、ウチで」
山吹 黄昏:「……」少しばかりの緊張感に、舌を湿らせてから応じる。
山吹 黄昏:「やっていきたい、と思います」
山吹 黄昏:「配属理由は能力面での適性が認められたことであると思いますし、期待には」
山吹 黄昏:「それから、鷹山先輩や三条先輩の気遣いにも応えたいですから」
三条海良:コーヒーをまた一口。
三条海良:「そうか。……期待しているよ」
山吹 黄昏:「……はい。右腕や武器は荷が重いですが」
山吹 黄昏:「目端については僅かばかりの自信があります。猟犬か小間使い程度に扱っていただければ」
三条海良:「そんな事を言うと、本当に小間使い扱いされるぞ」
山吹 黄昏:「肩でもお揉みしましょうか」
三条海良:「山吹……。特に早坂さんの前ではやるんじゃないぞ。あの人は本当に人使いが荒い。部長以上かもしれん」
山吹 黄昏:「今のは本気で言ったのですが……はい。忠告頂きました」
山吹 黄昏:「先輩は鹿骨部長にしっかりと信頼されているのですね」
三条海良:「……まあ、そうでなくては、三週間休み無しの部署などとっくに辞めてるよ」
山吹 黄昏:「それでは私も、そう易々と抜けるわけにはいきませんね」
三条海良:「存外頼もしいことを言ってくれる」
三条海良:コーヒーに口をつけ、飲み干す。
山吹 黄昏:「あっ、やたらと偉そうでした」
山吹 黄昏:「まずは仕事をしっかりと任されるところから始めます」
三条海良:「……すでに一つ任せて、君はそれをこなして来たところだよ」
三条海良:「言っただろう、挨拶回りは重要な仕事だと」
山吹 黄昏:「……ありがとうございます」
山吹 黄昏:「それから12支部の方について、でしたか」
三条海良:「容疑は一貫して否認、FHとの接触の痕跡はゼロ」
三条海良:「元FHチルドレンであるという来歴は、重く見るべきだ」
三条海良:「山吹、君はどう考える」
山吹 黄昏:「コピーや持ち出しはせず、コンタクトなしでの閲覧となりますと」
山吹 黄昏:「本人のみで完結する行動、ということになりますね」
三条海良:「魔が差しての行動、知的好奇心、そういったものか?」
山吹 黄昏:「あるいは個人的な縁に依るもの、ですか」
山吹 黄昏:「武器になるなら、隙にもなります」
三条海良:「ふむ、そうだな。峰倉リンが嘘をついているという前提に立てばそうだ」
山吹 黄昏:「件の方が誰かに陥れられている、ということも勿論あるわけですね」
山吹 黄昏:「無視できない経歴を持つからこそ、より目を引くとか」
三条海良:「来歴を重く見る、ということは、そういうことだ。使うのは当人だけではない」
三条海良:「尤も、私は悪い方に考えがちでね」
山吹 黄昏:「先輩の、私たちの責任は重いですから」
三条海良:「そういうことだ」
山吹 黄昏:「信じず、疑い、確かめろ。鷹山先輩にもしっかりと教え込まれました」
山吹 黄昏:「ドラマの話でですが……」
三条海良:「また新人に変な話をしたのか、あいつ」
山吹 黄昏:「……いえ、楽しかったですよ?」
三条海良:「……」
三条海良:「君はいい子だね」呆れるように
山吹 黄昏:「そうありたいとは、思ってますので」
三条海良:「……最初に言ったな。『人は、見知った顔には甘くなる』、と」
三条海良:「我々には、それは許されない」
三条海良:「一番言いたいことは、それだ」
山吹 黄昏:「……はい」彼女の顔をしっかりと見つめて、それだけ返して
山吹 黄昏:半分ばかりになったカフェラテを飲み干す。
山吹 黄昏:「疑えども迷わず、瞳と刀に曇りなく」
山吹 黄昏:「先輩方の邪魔にならぬよう、全力でお傍についてゆきます」
N市 マンション
GM:しばらく前に警察の捜査は終わっているらしく、マンションの管理人は少し意外そうな顔をしていたが、すんなりと小野田の部屋に通してくれた。
朱南文尊:「どーもでーす。すぐに終わらせるんで」
朱南文尊:管理人さんに言って部屋に入る。
GM:事故物件扱い故かは分からないが、まだ次の借り手は見つかっていないらしく、部屋はがらんとしていた。
GM:死体の発見も早かったからか、外見上特にそれらしい痕跡は見受けられず、一見してもごく普通の空き部屋といった様子だ。
柳優:「へぇー。結構いいとこに住んでたんですねえ」もしゃもしゃ。大口を開けて、巨大なハンバーガーを食べてます
朱南文尊:「自殺した人、ミシマエンジニアリングについて調べてたんでしたっけ?」
柳優:「しかも、小野田さんはもうすぐ大金が手に入るんだ~なんて言いふらしてて」
柳優:「高そうなお店いくつも予約してたみたいですよ。自殺する人の行動じゃないですよねえ、どう考えても」
柳優:先程までのスーツ姿ではなく、丈の短い貫頭衣にいくつものアクセサリーを付けたかなり怪しげな服装。
小泉千浪:「入らなかったらするんじゃないですか?大金が」
小泉千浪:「ていうか誰ですかこの子……?こんな子居た……?」
朱南文尊:「どうでしょ。俺もあるかな。突発的に死にたくなること」
朱南文尊:苦笑する。
朱南文尊:「オーヴァードだから死ねないんですけどね。あぁ、それ、柳さんですよ」
小泉千浪:「えっ優ちゃん!?」
柳優:「くすくす。幻滅しちゃいました?こっちが素なんですよ、私」
柳優:前かがみになって、小泉さんの顔を覗き込んで
小泉千浪:「えーっ。面白いですねえ」
小泉千浪:「へーっ」ジロジロと見返す。「手品みたいですね」
朱南文尊:「幻滅するほど、仲良くなってないでしょ。二人とも」言いながらこちらは部屋を見回し。
朱南文尊:「これから、仲良くなっておいてくださいね」
柳優:「じゃあ、お近づきの印にもう一つ手品を見せちゃいましょうか」
柳優:「これから幽霊を呼び出しちゃいますね、小野田さんの」
小泉千浪:「えっ」
小泉千浪:「嘘でしょ……?」
柳優:ぴゅー、ぴゅー、と口笛を吹きながら、カーテンを閉め、部屋の電気を落とします
小泉千浪:「イヤですよそんなの……!ちょっと!」
小泉千浪:「たっくん!なんとかして下さいよ!」後ろに隠れようとする。
小泉千浪:「僕その手のやつダメなんですから!」
朱南文尊:「いや、便利なんですよね、実際」
朱南文尊:「残留したレネゲイドには想念が宿るみたいなもんかな。この人の得意技です」
柳優:「え~っ。意外ですねえ。幽霊が怖いんですか~?小泉さーん?くすくす」
小泉千浪:「あ、当たり前じゃないですか!」
朱南文尊:「俺の裾でも持ってますか?最強無敵のフリーランスも怖いものがあるのは、確かに意外かな」
柳優:「あー、でも、考えてみれば納得ですねえ。小泉さんに恨みを抱いてる死人は沢山居そうですもんね」
小泉千浪:「未知のものへの恐怖は大事な資質ですよ!」
柳優:「ああ、そっちですか」
朱南文尊:「俺達にとっては既知ですからね」
小泉千浪:「まあ恨みとかはどうでもいいんですけど……レネゲイドなんですよね……?」
小泉千浪:「じゃあまあそんな怖がらなくてもいいんですかね」
朱南文尊:「そうそう。女性の気紛れの方が怖いかな。ぶっちゃけ」
朱南文尊:冗談めかして苦笑する。
柳優:「くす。じゃ、小泉さんも納得してくれたみたいですし、呼んじゃいま~す」
柳優:蝋燭を立てて、小さな明かりをつけ、ささやき始めます。勿論能力を使うために特にこんな事をする必要はないが、面白いからやっています。
柳優:「冥界を漂う魂さ~ん……私の声が聞こえますか~?聞こえてたら、答えてくださ~い」
小泉千浪:「恨み持ってたら襲ってきたりするんですか?」たっくんに小声で聞く。
朱南文尊:「たまにね。野良レネゲイドを収束させて制御させてる訳だから、暴走してたら?」
朱南文尊:「憎悪とか殺戮は衝動だしね」
柳優:「そして、貴方の死の真実を教えて下さいね~。大丈夫です、痛いことはしませんから。ちょっとだけ、ね?戻ってきてください?くすくす」
柳優:そんな感じで小野田さんの記憶を覗くために《ハートレスメモリー》を使用したいです。難易度はどのくらいでしょうか
GM:死亡現場そのものなので難易度は……6!
柳優:わーい!優しいGM!じゃあ普通にRCで判定しちゃお
柳優:4DX+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[3,6,9,9]+4 → 13

柳優:成功侍!
柳優:柳優の侵蝕率を+4した(侵蝕率:48->52)
小泉千浪:「でもその感じなら普通に倒せる感じですよね?じゃあいいです」
朱南文尊:「ん。あぁ。襲い掛かってきても、俺が守るから安心していいですよ。って言う所だったかな?」
小泉千浪:「へえ。カッコいいですねえ」
小泉千浪:「してみたいですね、安心」
朱南文尊:「どうも。機会があればね。でも、小泉さんの方が強いので、そういう事は起こらないかな」
GM:室内の影が照明と無関係に揺らめく。
柳優:「来てくれましたか?いい子ですね、小野田さん。くすくす」
GM:柳の眼前にぞわぞわと影が集まり、やがてひとつの幻像を作り上げていく。
GM:それは輪郭のぼやけた、人らしい形だ。
小野田:「……縺ゅ≠窶ヲ窶ヲ蟇偵>窶ヲ窶ヲ蟇偵>窶ヲ窶ヲ……」
朱南文尊:「言ってるうちに来ましたね。小野田氏」
小野田:不明瞭な言葉が周囲に響く。
小泉千浪:「なんて言ってるんですか?」
小野田:「縺ゥ縺薙□窶ヲ窶ヲ縺薙%窶ヲ窶ヲ……」
柳優:「うんうん。大変でしたねえ」適当な相槌「あ、朱南さんも小泉さんも、聞きたいことがあったら勝手に質問してくださいね」
朱南文尊:「柳さん。なんて言ってます?翻訳ソフトあったら使ってくださいよ」
小野田:「……縺ゅs縺溘i……誰だ……?」
小泉千浪:「あっ聞いてもいいんですね。このへんで美味しいご飯が食べられる店知ってます?」
柳優:「縺ゅ≠窶ヲ窶ヲ蟇偵>窶ヲ窶ヲ蟇偵>窶ヲ窶ヲって言ってるように聞こえますねえ。あ、それよりほら、繋がりましたよチャンネルが」
小野田:声は次第に明瞭に、聞き取れるように。
朱南文尊:「いや、それ発音できないんですけど」
朱南文尊:やぶ睨みの目で柳さん見て。
朱南文尊:「貴方は自殺ですか?他殺ですか?ってところからかな」
小野田:「……あんたら、誰だ……?」
小野田:「俺の家だぞ……勝手に入ってこないでくれ……」
小野田:ぼやけた像から声が響く。
柳優:「あ、ちょっとまっててくださいね。今貴方の知ってる姿に成るので」
柳優:《擬態の仮面》を使用。シルエットがぐにゃぐにゃと変形し、鹿骨さんの姿に変わります。
小野田:「……あんた……確か……」
小野田:「鹿骨さん……?」
柳優:「あー、こほんこほん。勝手に入ったなんて心外ですねえ。小野田さんが私を呼んだんじゃないですか」
小野田:「え……そ……そうだったかな……」
小野田:「頭が上手く回らなくて……思い出せない……」
小野田:「昨日飲みすぎたかな……やたら……寒いし……」
柳優:「そうだよ。困ったことになった、力になってほしいと、君が言ってきたんだ。この二人は私の部下だ。警戒しなくていい」
小泉千浪:「うわあ……査察部の人ってみんなこういうことできるんですね」小声
小泉千浪:会釈だけする。
朱南文尊:眉を顰める。死者の物言いは憐れみをどうしても覚える。こればかりは慣れてはいても、良い気分ではない。
朱南文尊:「俺は出来ないですよ。こういうこと。嘘を多少見抜けるだけかな」小声で返し。
小野田:「困ったこと……?困ったことなんて、何も……?」
柳優:「ああ、私じゃなくて僕か。まあ、ともかく。時間がなくてね。手短に頼むよ。一体君の身に何が起きたんだい?」
小野田:「俺の……身に……?」
小野田:「……」
柳優:「僕の勘では、ミシマエンジニアリングになにか関係があるんじゃないかと思うんだけど、どうかな」
小野田:しばらくの沈黙。そして。
小野田:「あ、あぁああ……」
小野田:震える声が漏れ、影の輪郭が揺らぐ。
小野田:「そ……そうだ……そう……さっき……」
柳優:「大丈夫だ、小野田くん。心配しなくてもいい。僕たちが全てなんとかしよう。だから安心して話してくれ」
柳優:「君と僕との仲じゃないか。な?」
小野田:「変な奴らが入ってきて……そうだ、いきなり……」
小野田:「お、俺を抑えつけて……それで……それで……」
小野田:「むっ……無理やり、妙な薬を飲まされて……それで……」
小野田:「……それで……?」
小野田:「……その、後……」
小野田:「あんたらが来て……?」
柳優:「それからの記憶がない、と」
小野田:「あ……お、俺、どうなって……?」
柳優:「大丈夫だよ小野田君。少し疲れたみたいだね、ほら、横になって」影に歩み寄り、ベッドに誘導します
朱南文尊:「自分でではなかったかな」自殺という言葉は使わない。直接的な言葉は何より危険だからだ。
小野田:「う……うぅ……?あ……?」
柳優:「寝る前に一つ聞かせてもらえるかな。君はもうすぐ大金がはいると言っていたけど」
柳優:「やっぱりミシマエンジニアリングが関係していたのかな?どうだろう。それさえ聞ければ、問題はすべて私たちで解決できるんだ」
柳優:「聞かせてもらえるかい?」
小野田:「な……何だよ、もう広がってるのか……?」
小野田:「俺のPCはどこだ……?ミシマの株価は……?」
柳優:朱南さんに目配せ
GM:影が室内を這いまわるが、当然彼のPCなどどこにも無い。
GM:君達は端末で株価を確認してもいいが、ミシマエンジニアリングの株価に特に大きな変化はない。上昇傾向だ。
朱南文尊:スマフォでミシマの株価を確認した。
朱南文尊:「特に大きな変化はありませんね。上昇傾向ではあるかな」
小野田:「そ……そうか……まだ……そうか……」
小野田:「い、いくら鹿骨さんでも、商売のことは教えられませんよ……」
柳優:「勿論わかっているさ。今までの話で十分だよ。ありがとう、小野田くん」
小野田:「で、でもそうだ……あいつら……いきなり部屋に入ってきた奴らは……」
小野田:「男だった……3人か4人の、スーツの男……」
小野田:「皆ガタイが良くて……そうだ、素人の気配じゃなくて……」
小野田:「それで俺を……俺、俺を……?」
柳優:「それ以上は思い出さないほうがいい」
小野田:「……俺……」
小野田:「……死んだんですか……?」
小野田:「……う、あ、ぁあああああ……!!」
柳優:「大丈夫だ。何も心配することはない……その男たちも必ず見つけ出す」
小野田:「嫌だ、嫌だ……!何で縺薙s縺ェ縺薙→縺ォ……!」
柳優:「だから……くす。安心して眠っててください、小野田さん」
小野田:「蜉ゥ縺代※縺上l縲∬ェー縺句勧縺代※縺上l繧遺?ヲ窶ヲ?」
柳優:「嫌なことはもう思い出さなくていいですよ……ぜーんぶ忘れちゃいましょうね……」
小野田:くぐもった悲鳴と共に再び影はぼやけ、散逸し、もともと何も無かったかのように、消えた。
柳優:「おやすみなさい、小野田さん」ふぅーっと息を吹きかけ、蝋燭を消す
GM:部屋は元通りに静まり返る。外から子供の遊ぶ長閑な声が聞こえてくる。
柳優:「くすっ」「怖がることなんて何もなかったでしょう?小泉さん」
朱南文尊:カーテンを開ける。
朱南文尊:日光を通す。
小泉千浪:「……いや本当に出てくるとは思わなかったんですけど……」
小泉千浪:「本当にあれ本人なんですか……?」
柳優:「記憶は本物ですよ」
朱南文尊:「物凄い雑な言い方になるんですけど、俗にいう残留思念的なやつかな」
柳優:「ところで~……私の演技はどうでした?相手が幽霊じゃなきゃバレてましたかね?くす」
小泉千浪:「じゃあ幽霊じゃないんですねやっぱ」
朱南文尊:「下手すればRBになる可能性はあるけど、宝くじくらいの確率で」
朱南文尊:その場に足を崩して座る。
柳優:「それじゃ、私は疲れたのでお休みしまーす。報告は朱南さんお願いできますか?」
小泉千浪:「それで、結局何が分かったんですか?」
小泉千浪:「スーツのプロっぽい人に殺されたことしか分かんなかったですけど」
小泉千浪:「僕こういうの苦手なんで説明してほしいです」
朱南文尊:床に紙を広げて、分かった情報を書きだす。
柳優:「くすっ。鹿骨部長の嫌な勘は、やっぱり当たるってことですよ」
柳優:「面白くなってきましたねえ♡くすくす」目を細めて、手の甲を口に当ててくすくす笑う
朱南文尊:「報告は俺の給料外ですよ。柳さんがやってください。でも、小泉さんには説明は必要かな」
朱南文尊:1:小野田氏は他殺 3,4人のスーツの男に薬品で殺される。その際にPCを奪われた可能性は高い。
朱南文尊:まで書いて、ペンを止める。
朱南文尊:「いや、これ、全員で集まった時にまとめた方が絶対に良いですね」
朱南文尊:「後でやります。と、言う事で」
朱南文尊:時計を見る。
朱南文尊:「ん。お昼ごはん食べに行きましょうか」
小泉千浪:「なるほど。二度手間ですもんね。面倒なことが嫌いそうだ」
小泉千浪:「僕もごはんのほうが気になります」
小泉千浪:「本場のお蕎麦、気になります」



GM:シーン終了。
GM:ロイス購入可!
柳優:購入する!
山吹 黄昏:先輩:三条海良/P憧憬〇:N緊張 でロイス取得します
柳優:ダイスボーナスまだだし応急手当を無難に狙おうかな
小泉千浪:応急手当かな~
柳優:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,6,9,10]+1[1] → 11

朱南文尊:購入しましょう。応急手当。
柳優:買えた!
朱南文尊:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[6,7]+1 → 8

山吹 黄昏:1dx>=8 購入は応急手当
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 10[10]+9[9] → 19 → 成功

三条海良:新人/山吹黄昏/連帯感○/憐憫/ロイスで取得
小泉千浪:あ、いや
小泉千浪:このセッションならこっちかな。
小泉千浪:自動巡回ソフト。
朱南文尊:買えた。今のとこ以上
山吹 黄昏:挨拶しにいった支部でお土産に持たせて貰ってきたのかな……
山吹 黄昏:以上です
小泉千浪:1dx>=5
DoubleCross : (1R10[10]>=5) → 1[1] → 1 → ファンブル

小泉千浪:全然ダメ!
小泉千浪:へんなソフト掴まされました
三条海良:応急買お
柳優:以上です
小泉千浪:なんか入金しろって出てくるんですけどこれ……?
三条海良:2dx+4=>8
DoubleCross : (2R10+4[10]>=8) → 10[1,10]+8[8]+4 → 22 → 成功

GM:詐欺られてる
三条海良:すごいの買ってる
小泉千浪:ロイスは -同行者/朱南文尊/好奇心:○/隔意/ロイスで
小泉千浪:以上!
山吹 黄昏:負けた。さすが先輩



【Middle3──9月3日】

GM:シーンPCは朱南さん、全員登場可能です
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+5(1d3+3->2+3)した(侵蝕率:48->53)
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+5(1D3+3->2+3)(侵蝕率:54->59)
三条海良:三条海良の侵蝕率を+4(1d3+3->1+3)した(侵蝕率:56->60)
朱南文尊:54+1d3+3
DoubleCross : (54+1D3+3) → 54+1[1]+3 → 58

柳優:出よっかな
柳優:柳優の侵蝕率を+6(1d3+3->3+3)した(侵蝕率:52->58)
GM:---
GM:では現在の項目はこちら。

・異能力者失踪事件≪情報:噂話≫難易度6

----------(αライン)
・ミシマエンジニアリングについて≪情報:UGN≫≪情報:ビジネス≫≪情報:メディア≫難易度12

----------(FHライン)
・FHの動向②≪情報:UGN≫≪情報:FH≫≪情報:噂話≫難易度12

----------(統戦部ライン)
・統戦部について≪情報:裏社会≫≪情報:軍事≫≪情報:メディア≫難易度12


柳優:アルファラインどんどん進めてくぞ~
GM:判定どうぞ!もちろん広域調査も可能です。
柳優:みしみし
柳優:UGNで振ろーっと
小泉千浪:統戦部しか選択肢がないようなもの。行ってきます
柳優:6DX+3+3
DoubleCross : (6R10+3+3[10]) → 7[1,1,2,6,7,7]+6 → 13

柳優:セーフ
小泉千浪:コネ使って振ります
小泉千浪:3dx+5>=12
DoubleCross : (3R10+5[10]>=12) → 9[2,4,9]+5 → 14 → 成功

朱南文尊:コネ:UGN幹部を使って情報UGNでFHラインですね。確か僕は+3ボーナスがつく。
小泉千浪:OKOK
朱南文尊:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 9[1,1,2,9]+5 → 14

朱南文尊:成功です。
三条海良:異能力者失踪事件をあけます
三条海良:噂話は技能がないけどブーメランアスピスを装備して判定前に使用、達成値+4
三条海良:3dx+4=>6
DoubleCross : (3R10+4[10]>=6) → 10[3,4,10]+2[2]+4 → 16 → 成功

三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:60->61)
三条海良:よし
GM:こいつら優秀過ぎる……
GM:では情報開示します

・異能力者目撃情報
現在、N市の各所である噂が流れている。
瞬く間に傷が治る、炎や氷、電気を生み出す、獣に変身するなどといった異能力者の噂だ。
具体的な日時や場所が含まれた、噂というより目撃証言というレベルの話もあり、特にこの街にあっては単なる都市伝説では済まないだろう。
噂は特定地区だけでなく市内全域で確認されており、何らかの能力による影響や、記憶処理・情報操作担当エージェントの問題などが考えられる。
ただし、幾つかの具体的な目撃情報を精査したところ、どれもUGNのデータベースにあるどの勢力のオーヴァードとも一致しないことが分かった。
すなわち、UGNすら把握していないオーヴァードの噂が一般人に広がっていることになる。或いはやはり、最初からそのようなオーヴァードなど存在しない可能性も考えられるだろう。


・ミシマエンジニアリングについて
ミシマエンジニアリングはFHセルのカヴァー企業であり、レネゲイドを用いた技術開発を行なっている。表向きの一般企業としての業績は好調であり、実態を知らずに働いている社員も多いようだ。
あくまで研究開発と技術提供を主軸としたセルであり、自らの兵力は皆無に等しいらしい。
現在、社内でのレネゲイドに関する研究を一手に担っていると見られる部署、第三開発部は活発化しているようで、外部の人員の出入りも多いようだ。他セル等何らかの勢力の関与が疑われる。
→ミシマエンジニアリングの取引先


・FHの動向②
そもそもこの件がこうして表に出てきたのは、上層部……具体的にはリエゾンロード級のエージェントの間で、何らかの波紋が広がった影響によるもののようだ。
断片的な情報の漏出と錯綜は、意に添わぬ議決を迫られた一部ロードによる、一種の意趣返しの結果と見ていいかもしれない。
→FHエージェントについて


・統戦部について
中国黒社会は現在、ある話題で持ち切りになっている。3年前に中国で破壊の限りを尽くし、あらゆる勢力に甚大な被害を齎したS級ジャーム、“イエローコゥト”幹部“五凶星”の一人、星碎星/シェン・リィユェが、収容施設から強奪されたというのだ。
統戦部の情報統制とUGN中国の大規模記憶処理により、星碎星の被害は局地災害として処理されたが、実際にはオーヴァード、非オーヴァード問わず多くの人々が殺傷され、複数のUGN支部、FHセルが壊滅したようだ。
今回の強奪の容疑者や星碎星の現在地は分かっていない。
→ 星碎星強奪事件


GM:情報開示は以上です。山吹さんはどうしますか?
山吹 黄昏:じゃあミシマエンジニアリングの取引先を調査したいです!
GM:OK!

・ミシマエンジニアリングの取引先
≪情報:UGN≫≪情報:ビジネス≫≪情報:FH≫
難易度16


GM:項目はこちらです
山吹 黄昏:コネ:UGN幹部、情報:UGNで判定。
山吹 黄昏:オートで《紡ぎの魔眼》使用。判定値+3D、山吹 黄昏の侵蝕率を+1した(侵蝕率:53->54)
山吹 黄昏:6dx+3+2>=16
DoubleCross : (6R10+3+2[10]>=16) → 9[2,2,6,7,8,9]+5 → 14 → 失敗

山吹 黄昏:情報資源点を2使って成功、残り6です!
GM:OK!では開示!

・ミシマエンジニアリングの取引先
ミシアエンジニアリング第三開発部と公安警察、特殊犯罪調査室は裏で何らかの取引をしているようだ。
取引と開発の記録には頻繁に『C計画』との単語が見受けられる。
→特殊犯罪調査室について


GM:これ以降『αライン』は『特調ライン』となります。
柳優:貴様……
柳優:完全に理解しました
GM:現在の項目はこちらです。

(特調ライン)
・特殊犯罪調査室について
≪情報:UGN≫≪情報:警察≫
難易度18



----------
(FHライン)
FHエージェントについて
≪情報:UGN≫≪情報:FH≫≪情報:噂話≫
難易度16


----------
(統戦部ライン)
・星碎星強奪事件
≪情報:裏社会≫≪情報:UGN≫≪情報:噂話≫
難易度16


N市 ホテル 『ビヤーキー』客室
柳優:「すみません、山吹さん。私のほうが先輩なのに気を使ってもらっちゃって……」
柳優:赤い顔で、ベッドの上に横たわっている。調査が済んだ後、体調を崩したようだと言ってこのホテルに連れ込んだのだ。
山吹 黄昏:「不調であれば関係ないですよ。大丈夫」
山吹 黄昏:「水はこちらへ。熱はあるでしょうか?」
山吹 黄昏:コトリと机にグラスを置いて、額に額を合わせる。
柳優:「ありがとうございます……って、きゃ」
山吹 黄昏:「あ、その、ごめんなさい」
柳優:「いえ、ちょっとびっくりしただけですから。山吹さん、意外と積極的なんですね……」
山吹 黄昏:「妹ぐらいしか看病したことがなく……お恥ずかしい限りで」
山吹 黄昏:「いきなりすいません、こんな時に慌てさせてしまって……」
柳優:「妹さんですか。くす。よかった。てっきりこういう場所に慣れているのかと思っちゃいました」
山吹 黄昏:「はい……こういう場所?」
山吹 黄昏:対面する彼女とは打って変わって白い顔。表情を変えぬまま疑問符を浮かべて。
柳優:「ホテルですよ、ホテル。鷹山先輩とは三ヶ月も一緒にいたって聞いたので。少し心配しちゃいました」
柳優:「……何も有りませんでしたよね?ほんとに」
山吹 黄昏:「ホテル……鷹山先輩と私で、何か……」
山吹 黄昏:「……わ」
山吹 黄昏:「な、何も無かったですよ、そんなこと」
山吹 黄昏:「びっくりさせないでください」僅かに頬が赤くなる。熱が出ているみたいに。
柳優:「くすくす。思った通り初心なんですね。でも、ダ~メ……ですよ?」起き上がり、顔を赤くする山吹さんの両肩に手を置く。
山吹 黄昏:「えっ……?」されるがままに、少し身体が彼女へ傾く。
柳優:「私みたいなー……男の子相手にーさっきみたいなことしちゃ♡」背後から、ささやくように「勘違いされちゃいますよ?その気があるのかな~って」くすくす
山吹 黄昏:「えっ」
山吹 黄昏:「いや、その」
山吹 黄昏:かっと熱くなる。敏感な耳、膚、喉。
柳優:「あ、もしかして、勘違いじゃなかったり?私の方は……まあ、全然いいですけどね~。山吹ちゃん相手なら」
山吹 黄昏:「あの、柳先輩」
柳優:「くすくす。鷹山先輩に言われなかったんですか?人を信じちゃダメだって」
柳優:「これで~……なんでかわかりましたね~?」
柳優:「油断すると、簡単に食べられちゃう。そういう場所なんですよ?くすくす」
山吹 黄昏:「し、心配とご指導どうも……?」突然のことに体が強張っている。
山吹 黄昏:「食べられちゃうんですかぼく」
柳優:「くすくす。固くなっちゃって、かわいいですね山吹後輩♡」
柳優:「心配しなくてもいいですよ。すこ~しだけ……味見するだけですから」
山吹 黄昏:「ちょ、ちょっと待って……」
山吹 黄昏:(あっやわらかい)
柳優:「ぁ~……」チロチロと、舌を山吹さんの耳に這わせようとしたところで……
三条海良:部屋のドアが開く音。
三条海良:「すまない、遅れた」
三条海良:「……柳」
三条海良:呆れた顔で柳さんをを見ている。
山吹 黄昏:「さ、三条先輩~!」
柳優:「あぁ~ん……三条先輩。もう少し遅れても良かったのに」かちかちに固まった山吹さんと、それに絡みつく柳が見えるよ
三条海良:「あと数日は猫を被っていると思ったんだがな」
山吹 黄昏:「ぼくのほうが首を突っ込んだ猫になっちゃいました」
柳優:「くすくす。だって、山吹ちゃんがあんまりにも無防備なんですもーん」
山吹 黄昏:「死なされそうなので助けてください」腕だけぱたぱた振っている。
三条海良:眉間にシワを寄せ、ため息を一つ。
柳優:「くす。殺したりしませんよ。死んじゃうかもって思うくらい、気持ちよくはできますけど」
柳優:「三条さんも混ざりますか?くすくす。かわいいですよ、山吹ちゃん」
山吹 黄昏:「助けてください!」
三条海良:「後にしろ、柳。山吹も、断るなら力づくでいいぞ」
山吹 黄昏:「力づくは嫌なので退いてください、先輩」
柳優:「は~い、わかりました。じゃ、巫山戯るのはここまでで……」ゆっくりと撫でるようにしながら手を離します
山吹 黄昏:「ひゃっ」跳ねるようにして跳びずさる。
三条海良:「ミシマの件は?」
柳優:「真面目な話をしましょうか。けど、聞いたら三条さんも、混ざりたくなるかもしれませんよ?」
柳優:「全部忘れたくなっちゃうくらい、とんでもない情報ですからねぇ、これ」
山吹 黄昏:「まあ、色々と……」
柳優:と言って情報項目の内容を共有しようかな
山吹 黄昏:「……というわけで、FHセルと公安警察、特殊犯罪調査室の協調活動が見られます」
柳優:「あ~あ~。いーけないんだーいけないんだー」ベッドの上をごろごろごろごろ転がってます
山吹 黄昏:「大変ですね……あっ柳先輩、ぶつからないでくださいね」コーヒー等、各自の飲み物を机に並べる。
三条海良:「特調か、また面倒な」コーヒーを取り、すぐに口をつける。
三条海良:「FH相手より、諸々の配慮が必要になる」
柳優:「大変ですよぉ、これ。派手に動いたらそれはそれで政治の方で問題になっちゃいますし」
柳優:「どーうやって調査しましょうかねえ」
柳優:「くす。また三条副部長の仕事が増えちゃますかね?」でろんとベットから逆さまにはみ出しながら。
三条海良:「……いつもの事だ」
山吹 黄昏:「お疲れ様です……」
柳優:「くす♡全部忘れたくなったら、いつでも言ってくださいね、三条先輩?」
三条海良:「自棄になったらな」不機嫌そうに返す
柳優:「私は本気なのに~。ま、そういう素っ気ないところも好きなんですけど♡」
三条海良:眉間にシワを寄せる。
山吹 黄昏:「そういえば、副部長が調べていた噂についての調査状況はどのように?」
三条海良:「……ああ、それが」
三条海良:と情報を共有して。
三条海良:「……記憶処理班の手落ちか、あるいは”そういう噂”を意図的に流している者がいるか、だ」
山吹 黄昏:「どちらに転んでも厄介ですね……」
柳優:「UGNが把握しきれてないオーヴァードが、そんな沢山いますかねえ?やっぱりテキトー言ってる相手がいるんじゃないですか?」
柳優:逆さまのままストローでコーラを啜ってます
三条海良:「私は柳と同意見だ。……であれば、意図がある」
山吹 黄昏:「オーヴァードの存在を触れ回りたい者、ですか……行儀悪いですよ先輩」
山吹 黄昏:「逆流したら鼻が痛くなりますよ」
柳優:「え~?」と渋い顔をしながら、ゴロンと寝返り「触れ回りたい相手……心当たりがありすぎますよねえ」
三条海良:「そうだ。……必要であれば、現地支部に引き継ぐ案件だ」
山吹 黄昏:「順当な勢力でFH、個人であれば知ってしまった一般人などですか……」
柳優:「まあ、今そういう噂が起きて喜ぶ相手……となると、少し絞れてくるかもしれませんけど」
柳優:「くすっ。まーでもそういう難しいこと考えるのは私の仕事じゃありませんし~?」
柳優:ぼふっと傍にあった枕を上に投げる
柳優:「よろしくおねがいしますね~。三条先輩~」
山吹 黄昏:逸れて変な場所に飛ばないか見ている。コップとか倒さないだろうか。
三条海良:「……まあ、これに関しては、頭の隅にでも留めておく程度でいいだろう」またコーヒーを不機嫌そうに啜りながら。
三条海良:「柳も、ミシマの件に注力してくれるとのことだからな」意趣返しのように
三条海良:「期待している」
柳優:「くすくす。任せてくださ~い。大丈夫ですよ、頼れる後輩もいますからね♡」
柳優:ぎゅっと山吹さんの肩を持って
山吹 黄昏:「もう……頼ってくださいとは、言えませんが」されるがままに寄せられて。
山吹 黄昏:「応援が要る場合はいつでも。おかげで足回りぐらいは、良くなりましたから」
三条海良:「それは」コーヒーをまた一口。
三条海良:「……何よりだ」
N市 手打ち蕎麦『鈴蘭』
GM:手打ち蕎麦『鈴蘭』はN市近郊の蕎麦好きに知られる隠れた名店だ。昼時だが客席同士は仕切られているため、混雑は感じさせない。
小泉千浪:「楽しみなんですよ、僕、お蕎麦」目の前の蕎麦……蕎麦と言っていいのかは怪しいが
小泉千浪:大盛りの天丼に見えるそれを前に告げる。トッピングを多種注文したせい。
朱南文尊:「天せいろか鴨南蛮が俺のお勧めとは言ったけど、トッピングにして、その他諸々、全部乗せるとは思わなかったかな」
小泉千浪:「だって、そうそう食べる機会がないじゃないですか」箸を持って手を合わせる。
小泉千浪:「色々経験したいですもん、僕。いただきまーす」
朱南文尊:苦笑しつつ。自分は天せいろのつゆに大根おろしを入れて。やはり箸を持って手を合わせる。
朱南文尊:「いただきます」
朱南文尊:「あぁ、蕎麦はすすって食べていいんですよ」
小泉千浪:「はむ。うわ美味しい……」箸使いは意外とちゃんとしている。
小泉千浪:「あ、聞いたことありますそれ。蕎麦までたどり着けますかねでもこれ」
朱南文尊:「はは。確かに。いざとなったらテイクアウト出来るか交渉しようかな」
朱南文尊:こちらはズズーっと蕎麦すすって。海老店に舌鼓を打つ。
朱南文尊:「それにしても、小泉さん」
朱南文尊:「案外、普通なんですね」
小泉千浪:「うん?」天ぷらを頬張りながら。
小泉千浪:「それ、どういう意味ですか?」
小泉千浪:「喧嘩を売ってる?口説き文句?どっちとも取れますけど」
朱南文尊:「俺はもう少し、なんて言うんでしょうね。凶悪と言うか武闘派と言うか、ね」
朱南文尊:「失礼ながら、思ってました。普通にかわいい女の子で驚きだったって事ですよ」
小泉千浪:「そういう女の子のほうがお好みでした?……ああ、そういう」
朱南文尊:「5割5割かな、これ?」
小泉千浪:「悪い気はしないですね。僕も女の子なので」
小泉千浪:「かわいいって言われれば悪い気はしません」
朱南文尊:「額面通りに受け取って良いですよ。美味しいものに興味津々で、お化けが苦手で、どこにもいるような」
朱南文尊:「と言うには、顔は良すぎるきらいはありますけど」
朱南文尊:「普通の娘だなと、ね。あなたの逸話は、まあ、物騒ですからね、意外だという話です」
小泉千浪:「それも悪い気はしないですね」くすりと笑う。
小泉千浪:「たっくんは色男ですね。そのマスクとトークで、どれだけ浮き名を流してるんですか?」
朱南文尊:「名前は二つだけですよ」
朱南文尊:「朱南文尊とL.A / D.Aだけかな」
朱南文尊:ふっと笑う。
小泉千浪:「僕は一つですよ」
小泉千浪:「小泉千浪、だけです」
朱南文尊:「あだ名はつけましたけどね、こっちが」
小泉千浪:「ええ。人が勝手に呼ぶだけですとも」
小泉千浪:「呼びたいように。ねえ、たっくん?」
朱南文尊:「ん。なんです?」
小泉千浪:「呼んでみただけですよ」
小泉千浪:「悪い気はしないでしょう?」
朱南文尊:「渾名で呼んだから、渾名をつけられたわけだ」
朱南文尊:「友達みたいでいいんじゃないですか?」
小泉千浪:「どうでしょう」蕎麦をすすって。
朱南文尊:「ところで小泉さんは、なんでまた正義の味方なんかを?」
小泉千浪:「友達に見えますかねえ、これ……ああ、それですか?」
小泉千浪:「そんなにおかしな事でもないでしょう」
小泉千浪:「いいことをするのと、悪いことをするの、どちらがスッキリします?」
朱南文尊:「後味で言えば、前者。まともな倫理観があれば」
朱南文尊:「ただ、大変なのも前者でしょ」
朱南文尊:「特にフリーでやってるって人達は」
朱南文尊:「俺はそうでもないけど、喧嘩売られてるって思う連中はウチには相当いるかな」
小泉千浪:「好きじゃないんですよね。悪いことをして、後ろめたく歩くの」
小泉千浪:「お天道様でしたっけ?太陽に恥じぬように歩きたいんですよ」
小泉千浪:「日差しから隠れるよりも、陽を追う側がいいです。日陰者なんてつまんないじゃないですか」
朱南文尊:「大変に陽キャだ。質問しなきゃよかったかな。白旗上げて降参します」
朱南文尊:「日陰者みたいなもんなので」
小泉千浪:「照らしてあげましょうか?その白い掲げものもよく乾きますよ」
朱南文尊:「熱中症で倒れてしまいますので。それに、火事になったら大変ですしね」
小泉千浪:「火のない所に煙は立たない、でしたっけ。日本のことわざ」
小泉千浪:「もう、狼煙は上がってるかもしれませんよ」
小泉千浪:「実際、だって、これ」
小泉千浪:「友達同士に見えますかね?」スーツの青年と、ラフな格好の大学生くらいの女性。
小泉千浪:二人きりで蕎麦屋で談笑している構図。
小泉千浪:「どうです?」
朱南文尊:「火遊びして、火傷する寸前かな」
朱南文尊:「これ?」
朱南文尊:蕎麦をすすって距離感を調整する。
?????:「コホン」
?????:その二人の席の横に、いつの間にか
?????:「お客さま、食後のデザートをお持ちしました」
朱南文尊:「ん?んむ」少しだけ蕎麦を喉に詰まらす。
朱南文尊:水を飲み、無理に流し込み。
小泉千浪:「あれ、頼みましたっけ……?」
?????:小豆色の和服の女性が立っている。この店のの制服だ
朱南文尊:「甘いデザートが好みなんですけど、ね。甘いですかね?」
?????:ドン!と些か乱暴にアイスの皿を二人の前に起き
小泉千浪:「もしかしてたっくんがこっそり頼みました?」
朱南文尊:「たまにサービスしてくれるんですよ。"常連"なので」
朱南文尊:良く知った声の店員さんに視線を向ける。
小泉千浪:「わあ、いいですねそういうの」
?????:「ええ、ご贔屓にしてもらってます」
?????:結わえた赤い髪を揺らし、睨め回すような視線を二人に向ける。
小泉千浪:「とっても美味しいですよ。美味しく頂いてます」
小泉千浪:意に介せず蕎麦を啜っている。
朱南文尊:「機嫌悪くありません?」気持ちヒソヒソ声で。
?????:「べつにいつも通りですけど?お・きゃ・く・さ・ま」
朱南文尊:《真偽感知》58→60
?????:では、RC判定で難易度3とします。
朱南文尊:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[1,8]+1 → 9

?????:何だこいつ……
?????:……はいそうです。クソほど機嫌が悪いです。
朱南文尊:いや。悪いでしょ。と言う言葉を飲み込む。真実であっても、火に油を注ぐだけのように思う。
小泉千浪:「どうしたんですか、たっくん?」
朱南文尊:そこは長い付き合いの宿敵だ。その程度は分かる。だが、問題は
朱南文尊:目の前にガソリンがいる。という事なのだが。
小泉千浪:「たっくん?聞いてます?」
朱南文尊:「困ったことになったとは思ってるかな。小泉さん」
?????:ゴトンッ!
?????:入れていたお茶を強引に小泉さんの前に出して
朱南文尊:「店員さん。自分は仕事で来ていて、彼女はアルバイトみたいなもんですよ、ぶっちゃけ」
朱南文尊:「なんだ、こいつ?言い訳がましい事言いやがってと思ってるでしょうが」
小泉千浪:「まあ、先日会ったばっかりですもんね」
朱南文尊:「事実として、ね。仕事。その通り、昨日会ったばかり」
?????:「へぇ~、奇遇ですねぇ。私もアルバイトなんです。今日入ったばっかり」
小泉千浪:「すぐ意気投合しただけで。ここ、連れてきてくれてありがとうございます」
?????:「………」ミシミシとテーブルを軋ませながら
朱南文尊:「えぇ、小泉さん、こちらは。何て呼びます?今日は」
朱南文尊:こちらもアイスを口につける。何故、自分が居心地悪くなっているのだろうか。と思いつつも。
?????:ひくひく「お客様?デザートはご堪能頂けましたね」
?????:「それではここからは本当の」髪留めを解き、朱南くんの横に座って
"マッドペッカー":「メインディッシュと行こうじゃないか」
朱南文尊:「一般的なランチと順番逆ですよね」
"マッドペッカー":「だってそのために来てくれたんだよねぇ、たっくん」腕を絡める
"マッドペッカー":「お友達!とお蕎麦を楽しむのはあくまでついでで!」
小泉千浪:「……あっそういう関係だったんですか?」
小泉千浪:「へえ~~~」
"マッドペッカー":「あら~どういう関係に見えます?」
朱南文尊:「い」いや、と言おうと思ったものの、時に正直は自らを滅ぼす毒である。
朱南文尊:それに会いたかったのは嘘ではないのだ。
朱南文尊:現在のFHの情報とかを一手に握ってるのは、この宿敵。
小泉千浪:「僕嘘つくの苦手なんで正直に言いますけど」
小泉千浪:「緊張と警戒ってところに見えますね」
小泉千浪:「どういう関係なんです?」
朱南文尊:「そのために会いに来たかな。まったく伊空さんにはいつもかないませんよ」
朱南文尊:「複雑な男女の関係?」
朱南文尊:「一言で言い表すのは、そう難しいかな」
小泉千浪:「うーん。じゃあ、名前だけでも教えて下さいよ」
小泉千浪:「いくつあります?」
"マッドペッカー":頬を抑えて「煮えきらないなあ。まあ指したり刺されたりする仲ではあるけど」
朱南文尊:「心臓鷲摑みにされたのも、一度じゃないですよ」
"マッドペッカー":「ふふん、今もガッチリ掴んでるからね」
朱南文尊:「ありきたりな関係に落とし込むのも俺達の時間に対して野暮かな、と」
朱南文尊:やられた。と、内心で舌を打つ。この密接距離だと刃がつかめない
朱南文尊:心臓をわしづかみにされている。
"マッドペッカー":「ま、それで良しとしておこう。それで名前ね」
"マッドペッカー":「今日の分には入ってなかったけど、朱南くんが気に入ったみたいだからこれでいいや」
"マッドペッカー":「守屋間 伊空もりやま いそら
"マッドペッカー":「"さん"または"お姉さん"を付けて有り難く呼んでくれ給え」
小泉千浪:「イソお姉さんはいくつなんですか?」
"マッドペッカー":「イソッ…………二十歳だけど?」
小泉千浪:「あっ年下か。イソちゃんでいいですか?」
小泉千浪:「上かと思ってました」
"マッドペッカー":「えっ意外と高……」
朱南文尊:「いや、ちょっとストップした方が良くない、この話題?」
朱南文尊:「俺は、2歳上って好きだな。最高だと思いますよ。大人っぽく見える娘って良いですよね」
朱南文尊:「違う話題にしようかな。何故か地雷原でタップダンスしてる気分になってきた。その前に」
"マッドペッカー":「ふふーん、そうだろそうだろぉ?三つも離れると話題も合わなくなってきちゃうからね」
小泉千浪:「じゃあ、何の話題がいいです?たっくん何かあります?」
朱南文尊:「伊空さんは実のところ所属は俺のところの商売敵かな。シェイクスピアが題材にしそうな間柄」
"マッドペッカー":「道ならぬなんとやら、というやつかな」
朱南文尊:「それで、伊空さん、話題なんだけどさ。君のご実家どうなってる?」
小泉千浪:「ああ、名前、一つじゃないんですね」
小泉千浪:「最初からそう言ってくれればいいのに」
"マッドペッカー":「いや、てっきり朱南くんの同僚かと思って……本当に違うみたいだね」
"マッドペッカー":「そう、パパの話だ」
小泉千浪:「行きずりですとも」
朱南文尊:「ハーティスコールって知ってます?ホワイトミュートに並ぶ厄ネタの中の厄ネタですよ」
朱南文尊:言ってパパの話を促す。
"マッドペッカー":「へぇー!あの"ハーティスコール”!噂も当てにならないもんだなあ」まじまじとその姿を見ながら
小泉千浪:「勝手に呼ばれてるだけなんですけどねえ」
"マッドペッカー":「だとすると、こっちの噂ももう少し見極めないといけないかもだけど、まあせっかく来たんだし言っちゃおうか」
朱南文尊:「期待を煽ってくれる女性は好みですよ、俺」
朱南文尊:「精査はこっちでもできますからね。切っ掛けとか取っ掛かりの方が欲しいかな」
"マッドペッカー":「どうもこっちは、家族会議が大荒れだったらしい」
"マッドペッカー":「その辺の枝葉じゃないぜ?"長老"が出てくるようなやつだ」
朱南文尊:「そんな大事に?長老ロードとは穏やかじゃないね」
"マッドペッカー":「大事の割には出てくる噂にイマイチ関連が見えないんだけど」
"マッドペッカー":「多分、割りを食った方の嫌がらせって感じかな。歳を取るとかえって子供っぽくなるよね」
"マッドペッカー":「とっくに人間やめてるのに律儀なもんだ」
朱南文尊:「自分が一番偉いとなると、気にくわないことに気付いたら、杖を遠慮なく振り上げるってことでしょ」
朱南文尊:「孫娘あたりは、おこぼれも大きいと思うけどね、命懸けになるんじゃないかな」
朱南文尊:「気をつけなよ。本当に避難に来られそうだな、これは」
"マッドペッカー":「そうでもしないと張り合いがないさ。この調子で何人か隠居してくれると有り難いんだけどね」
"マッドペッカー":「ま、今はこんなところかな。また何かわかったら教えてあげる」
朱南文尊:「ありがとう。有意義な情報だったよ。ご挨拶するのに失礼あっちゃ良くないからね」
"マッドペッカー":「朱南くんも、ちゃんと協力してくれよ?私達の未来がかかってるんだからね」
朱南文尊:「給料に入ってない仕事を俺がやろうって気になるの、本当に珍しいですよ」
朱南文尊:「知ってると思うけど」
朱南文尊:「二人で話してる時点で、期待していいんじゃないかな。俺が嘘をついてなければだけどね」
朱南文尊:気だるげだが確かに笑う。
"マッドペッカー":「給料以上に魅力的な報酬があるってことだろ。良かったじゃないか」
朱南文尊:「ついでに言うと怒らない伊空さんが一番魅力的だと思ってるよ」
小泉千浪:「なんかお二人、まどろっこしい言い方しますね」
小泉千浪:「全然わかんないです。たっくん、後で教えて下さいね」
小泉千浪:「僕からもお話したいことありますし」アイスを平らげて。
朱南文尊:いや、確かに。周囲に気を使って異常にまどっこしい、いつも二人での会話がこんなだから、これは盲点だったな。と、今更思う。
朱南文尊:「それはそれとして、小泉さん、本当に含みのある言い方しますね」
朱南文尊:もう苦笑するしかできないな。と、両手を上げた。
赤坂 ホテル 『フィフスゼニス』ラウンジ
黒磯:「ご無沙汰しております、鹿骨さん」
黒磯:赤坂、国内有数の高級ホテルのラウンジ。スーツ姿の男が一礼する。
黒磯:歳の頃は三十代半ば。几帳面さを表すかのごとく角張った眼鏡。短く揃えられた黒髪が清潔感のある印象を与える。
鹿骨秋蔵:「いや、私こそお久し振りです。いつ振りでしたかね」
黒磯:「2年前、羽田の件以来かと」
鹿骨秋蔵:「ああ、そうでしたそうでした。あの時はお世話になりましたね」
黒磯:「いえ。私こそ。あの時のお陰で出世できたようなもので」
GM:形式的な社交辞令を交わし、席に着く。
GM:黒磯杉郎。外務省アジア大洋州局中国、モンゴル第一課所属の理事官。
GM:当然、ただの世間話のために鹿骨をこのようなところに呼び出したわけではない。
黒磯:「今はもう日本こちらに?」
鹿骨秋蔵:「ええ。N市に住んでます。中々楽しい街ですよ」カフェオレに大量の砂糖を投入しながら。
黒磯:「楽しい、ですか。豪胆さはお変わりないようで」
鹿骨秋蔵:「本心ですよ?年を取ると刺激に鈍感になるものです」
黒磯:「御冗談を」笑って、
黒磯:「そちらが現在進めている捜査の件ですが」
黒磯:「このまま進めるお心算でしょうか?」
鹿骨秋蔵:「……」唐突に本題を切り出す外交官特有のやり口は、鹿骨がまだ現役だった時代から変わっていないらしい。
鹿骨秋蔵:「さて。どれのことでしょう」
黒磯:「『うち』は皆、大変困っています。どうにか後進を助けると思って、引いて頂けませんか」
黒磯:「米川さん、お知り合いですよね。あちらからもよろしく、と言付かっています」
鹿骨秋蔵:その名に僅かに眉を動かす。
GM:米川はかつて鹿骨の職務上の知人であり、現在の役職は警察庁幹部だ。
鹿骨秋蔵:「……この件、正式にはいつ頃に?」
黒磯:「明日には降りると思います。まずは鹿骨さんに、と」
黒磯:「我々の誠意とお考え下さい」
鹿骨秋蔵:「それは光栄ですね」カフェオレを啜る。
黒磯:「それでは、よろしくお願いします」
鹿骨秋蔵:「ああ、黒磯さん」
鹿骨秋蔵:立ち去ろうとする男を呼び止める。
鹿骨秋蔵:「N市はいいところですよ。街は綺麗だし、美味しい店も沢山ある」
鹿骨秋蔵:「是非一度案内したいと、白木さんにお伝えください」
黒磯:上司の名を出されて、ほんの一瞬視線を彷徨わせ。
黒磯:「ええ、伝えておきます」
黒磯:一礼し、踵を返して去っていく。
鹿骨秋蔵:一人残されたラウンジで、悠々と甘ったるいカフェオレを飲む。
鹿骨秋蔵:黒磯はチャイナスクール出身の外交官だ。彼がこのタイミングで接触してくる要件といえば、一つしかない。
鹿骨秋蔵:現在査察部で捜査中の、統一戦線工作部の件だ。ただし、この接触と遠回しな捜査停止要求が外務省の意思であるのか、あるいは直接中国側の思惑なのかは判然としない。
鹿骨秋蔵:統戦部は中国共産党直属だ。事前に何らかの外交的働きかけがあったとしても何らおかしくない。
鹿骨秋蔵:しかし、仮にも極秘の筈の捜査状況が何故外部に漏れているのか。内通者────ではない。この接触は『公式』なものだ。
鹿骨秋蔵:常に捜査状況は上に報告している。これは情報の漏洩というより、それを真っ当に閲覧できる立場からの動きと考えるのが妥当だろう。
鹿骨秋蔵:UGNの上層部といえば労働厚生省だが、仮にも横並びの外務省が動き、警察庁の名を出したということは、つまりさらに上。内閣府レベルの話となってくる。
鹿骨秋蔵:外務省と警察庁は何らかの理由で、UGNに動かれると不都合がある。それは確かだ。
鹿骨秋蔵:こちらがそう読み取ることは向こうも当然織り込み済みだろう。それでも名前を明かしたのは、無駄に情報を与えたわけではない。恐らくは、こちらを縛る枷を一つでも増やしたい故か。
鹿骨秋蔵:UGNは公的には極めて弱い立場、どころか『存在しない』組織だ。他省庁との縦横の繋がりも皆無に等しい。
鹿骨秋蔵:このような極めて強引な政治的圧力にも、横暴を黙って飲み込まねばならない立場にあるのが実情だ。
鹿骨秋蔵:彼らにとってはレネゲイドも政治の道具か。オーヴァードの戦いを知らない立場にあっては、それが想像力の限界かもしれない。
鹿骨秋蔵:或いは彼らにとっては、UGNとは公費を喰い荒らす害虫に過ぎないのか。
鹿骨秋蔵:ホテルを出る。照り付ける晩夏の陽射しが眩しいが、蝉の声は聞こえない。
鹿骨秋蔵:轟木源十郎──UGN日本発足の立役者はもういない。既に時代は変わったのだ。
鹿骨秋蔵:混乱と黎明の時は終わり、今や世界は混沌と無秩序の中にある。
鹿骨秋蔵:「……三条さん」端末を取り出し、副部長に電話を掛ける。
鹿骨秋蔵:「外務省から捜査停止の要求がありました。明日には公式に辞令が下ると思います」
鹿骨秋蔵:「ええ、上層部からも同様かと。ええ」
鹿骨秋蔵:「……ええ? まさか!」笑って。
鹿骨秋蔵:「続行ですよ」
鹿骨秋蔵:「捜査は止めません。皆さんは何も心配いりませんので、そのまま任務を続けてください」
鹿骨秋蔵:「お伝えしたいのはそれだけです。ええ。ではまた」
鹿骨秋蔵:電話を切る。何事も無かったように帽子を被り直し、炎天下の街を涼し気な顔で歩いていく。
GM:──翌日、9月4日。
GM:N市UGN全支部に、上層部から正式に統戦部への捜査停止命令が下された。



GM:シーン終了。
GM:ロイス購入可!
三条海良:ロイスは……保留かな!
山吹 黄昏:先輩:柳優/P執着:N羞恥!〇 で取得
朱南文尊:小泉さんにロイスを取りましょう 監視対象 親近感/脅威〇 
小泉千浪:ロイス保留で応急手当狙おう
小泉千浪:1dx>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 5[5] → 5 → 失敗

小泉千浪:天ぷら持ち帰れませんでした
山吹 黄昏:1dx>=5 自動巡回ソフト購入
DoubleCross : (1R10[10]>=5) → 9[9] → 9 → 成功

山吹 黄昏:噂話持ってる小泉さんにあげますね
小泉千浪:わあい!まあ裏社会の補正強いからあんま使わん気もする……
三条海良:インクリボン、買うか……!
山吹 黄昏:こちら以上です
三条海良:3dx+4>=12
DoubleCross : (3R10+4[10]>=12) → 10[4,9,10]+2[2]+4 → 16 → 成功

三条海良:よし
朱南文尊:応急手当
朱南文尊:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[5,6,10]+3[3]+1 → 14

柳優:んー
柳優:応急手当!
朱南文尊:天ぷらテイクアウト成功
柳優:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[5,6,10,10]+9[7,9] → 19

柳優:たか



【Middle4──9月4日】

GM:シーンPCは三条さん。全員登場可能です
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+5(1d3+3->2+3)した(侵蝕率:54->59)
三条海良:三条海良の侵蝕率を+4(1d3+3->1+3)した(侵蝕率:61->65)
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+6(1D3+3->3+3)(侵蝕率:59->65)
朱南文尊:60+1d3+3
DoubleCross : (60+1D3+3) → 60+2[2]+3 → 65

柳優:柳優の侵蝕率を+6(1d3+3->3+3)した(侵蝕率:58->64)
GM:---
GM:現在の情報項目はこちら!

(特調ライン)
・特殊犯罪調査室について
≪情報:UGN≫≪情報:警察≫
難易度18

----------
(FHライン)
FHエージェントについて
≪情報:UGN≫≪情報:FH≫≪情報:噂話≫
難易度16

----------
(統戦部ライン)
・星碎星強奪事件
≪情報:裏社会≫≪情報:UGN≫≪情報:噂話≫
難易度16


GM:では判定どうぞ~
山吹 黄昏:広域調査入れます!山吹頑張ります!
柳優:よろよろ~
山吹 黄昏:コネ:UGN幹部、情報:UGNで判定。
山吹 黄昏:オートで《紡ぎの魔眼》使用。判定値+3D、山吹 黄昏の侵蝕率を+1した(侵蝕率:59->60)
山吹 黄昏:ボーナス入って……
山吹 黄昏:7dx+3+6
DoubleCross : (7R10+3+6[10]) → 10[3,4,5,6,7,7,10]+10[10]+7[7]+9 → 36

山吹 黄昏:やたっ
GM:マジかこいつ
GM:では上限30なので15点獲得
柳優:ふ……さすがは私の見込んだ後輩よ
山吹 黄昏:頑張ってくださいね先輩方!
朱南文尊:FHライン 要人への貸しを使用して 情報UGNで振ります。
GM:元々の6点と足して資源は21点になります
朱南文尊:6dx+5
DoubleCross : (6R10+5[10]) → 9[1,3,5,6,7,9]+5 → 14

朱南文尊:財産2使って成功させましょう。
GM:自分の財産かな?
三条海良:資源でもいいのでは?
柳優:これだけあれば一人でも大丈夫だろう。特殊犯罪調査室について、UGNで振りますね
朱南文尊:自分の使っておきます。
小泉千浪:星碎星強奪事件を、情報:裏社会。
朱南文尊:共有資源は最後の手段。
小泉千浪:4dx+5>=16
DoubleCross : (4R10+5[10]>=16) → 9[2,5,9,9]+5 → 14 → 失敗

柳優:7DX+3+3>=18
DoubleCross : (7R10+3+3[10]>=18) → 10[2,4,5,6,8,8,10]+6[6]+6 → 22 → 成功

山吹 黄昏:バディムーブを使用。小泉さんの達成値を+3します。
柳優:成功だぜ
小泉千浪:わあい!
三条海良:山吹はえらいな
GM:こいつらマジで強いな……
山吹 黄昏:そんな……私なんてまだまだですよ……
GM:三条さんは一旦待機します?広域調査とかします?
柳優:ソラリス……神の力の恩恵を感じます
三条海良:21点あるし……待機データ
三条海良:待機で!
GM:OK、では開示します

・特殊犯罪調査室について
公安、特殊調査室には近年新たに実験部隊として『第一特別実験班』、通称一特が設立されている。
班のトップは定禅寺光実。UGNにも防衛隊にも頼らない、警察組織による治安の維持を理想として掲げているらしい。
警察上層部が関わったR事案としては、警察組織における対オーヴァード戦力の確立を目指した“霧”事件が記憶に新しく、この部隊も間接的にその流れに関わっていたと見られる。
また定禅寺には過去、警察官として峰倉リンとの関わりがあったことが確認されている。
→C計画について


・FHエージェントについて
市内に潜伏中と見られるエージェントについて、所属等は一切不明。
だが市内の情報屋や諜報系セル、それも通常であれば相互利益の観点から暗黙の不可侵となっている類のもの達までもが次々と殺害・失踪を遂げており、暴力・権力共に強い力を持った者による、なりふり構わぬ情報収集を伺わせる。


・星碎星強奪事件
星碎星を封印していたのは統戦部だ。殺害でなく封印という処置とした意図は不明だが、中国本土の大規模施設で厳重に警護されていたようだ。
また、その施設から星碎星を強奪した勢力も明らかになった。
犯人はETR(東トルキスタン共和国復権派)という武装勢力。統戦部の厳重な情報統制もあり国際的には殆ど知られていないが、中国北西部で活動しているテロ組織のようだ。
→ 星碎星について
→ETRについて


GM:情報開示は以上です。
三条海良:新情報の難易度はどんな感じでしょう

(特調ライン)
・C計画について
≪情報:警察≫≪情報:FH≫
難易度22

----------
(統戦部ライン)
・星碎星について
≪情報:裏社会≫≪情報:UGN≫≪情報:噂話≫
難易度18

----------
(ETRライン)
・ETRについて
≪情報:軍事≫≪情報:FH≫≪情報:UGN≫
難易度16


GM:このようになっています。また、『βライン』は以降『ETRライン』となります。
三条海良:ありがとうございます
三条海良:ETRについてを情報UGNで判定します ブーメランアスピス、情報収集チーム1個目、インクリボンを使用
三条海良:5dx+1+3+4+2=>16
DoubleCross : (5R10+1+3+4+2[10]>=16) → 9[3,5,7,8,9]+10 → 19 → 成功

三条海良:よし
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:65->66)
三条海良:情報収集チーム残り2/3
GM:では開示!

・ETRについて
主にアジア圏で活動するFHセル。『東トルキスタン共和国復権派』。
元は東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)を母体とするレネゲイドと無関係のテロ組織であり、ETRは組織内のオーヴァードにより生まれた過激派分派。
自治区の独立・解放・人民の救済を主題として掲げているが、オーヴァードと非オーヴァードの問題も絡み、内情は極めて複雑らしい。
→ETRの構成員


N市某所 マンション
GM:捜査4日目。
GM:査察部員たちはそれぞれのルートで集めた情報を共有・精査し、今後の方針を立てるべく
GM:再び仮拠点であるこの部屋に集まっていた。
鷹山亮磨:「……つまりですね、俺が言いたいのは」
鷹山亮磨:「確かにSAWシリーズは回を追うごとに、特に4以降の作品はひどいの一言ですが……」
鷹山亮磨:「SAW:レガシーだけは確かにツッコミどころも多いですが原点回帰の気概を買って視聴するだけの価値は十分にあるということで……」
山吹 黄昏:「はあ……」いちいち頷きながら聞いている。
朱南文尊:話題に耳だけを傾けながらクロスワードを解いてる。
朱南文尊:「少量を皮膚または粘膜に一部投与し、48時間後にその部位に起こる反応。…………ツベルクリン、と」
鹿骨秋蔵:「うん、ありがとう鷹山くん。僕も今度見てみます」
鹿骨秋蔵:「……さて、全員お揃いのようですね」
小泉千浪:「全員お揃いです!」手をふる。
三条海良:ソファに座ってコーヒーを飲んでいる。
柳優:「はーい!ちゃんと全員元気に揃ってます!」
朱南文尊:「問題なく」本を閉じる。「休憩終わりで仕事の時間かな」
早坂邦正:「いやはや、小泉さんもすっかり馴染んだみたいですね。善き哉善き哉」
鹿骨秋蔵:「皆さんお元気で何よりです。それではこの辺りで一度、集めた情報を共有しましょうか」
鹿骨秋蔵:「すり合わせることで見えてくることもあるはずです。さて、誰からお願いしようかな?」
柳優:「はーい!じゃあ最初は私からいきまーす」
鹿骨秋蔵:「柳さん。はい、お願いします」
柳優:「小野田さんが自殺ではなく他殺だったことはもう伝えておいたと思うんですけどー……」
柳優:「どうやらこの事件、特調も絡んでるみたいなんですよね~」
柳優:「小野田さんは死ぬ前、ミシマエンジニアリングについてかなり重要な情報を掴んじゃってたようで」
柳優:「それが原因で殺されたようです。そしてなんと!そのミシマエンジニアリングの取引先というのが例の特調!」
朱南文尊:「何事も張り切り過ぎは良くないよな。命を取られちゃ流石に割に合わないかな」
朱南文尊:「その上PCも取られてたっけ。同情する」
鷹山亮磨:「面倒な話になってきたな……」頭を掻く。
小泉千浪:「特調ってなんですか海良ちゃん」小声で
三条海良:「特別犯罪調査室。公安だ」
小泉千浪:「ああ、警察組織ですか」
柳優:「これなら調査結果が自殺って言うのも納得ですよねぇ。くすくす。警察が共犯ならいくらでも捏造改ざんし放題ですから」
小泉千浪:「日本って警察とUGNが仲悪いんですっけ」
三条海良:「どうにも、良いとは言い難い」
鹿骨秋蔵:「あまりね。R担の谷さん達が色々手を回してくれたりはいるけど、特に最近は色々とあったから」
早坂邦正:「どうにもやりにくくなってきましたねえ。元からそうではありましたが」挙げられた組織とキーワードをホワイトボードにまとめていく
山吹 黄昏:「件のミシマエンジニアリングは表向きにも有名な企業ですが」
山吹 黄昏:「FHのカバー企業のようですね。朱南さんの方では繋がる線があったでしょうか?」
朱南文尊:「繋がるかは微妙だけど、情報の方はそれなりに」
朱南文尊:「柳さんの話の後で出しますよ」
柳優:「そ、れ、か、ら~。もう一つ面白いことがわかりました。特調の部隊の一つが、峰倉さんと連絡をとってたんです」
三条海良:「峰倉リンと、か」
柳優:「第一特別実験班の、定禅寺さん。昔普通の警察官だった頃からのお知り合いみたいです」
柳優:「かわいそうですねぇ、峰倉さんも♡これだけ真っ黒だと、本人が何を言っても信じてもらえませんもんねえ」
鷹山亮磨:「峰倉は特調のスパイで、情報漏洩はその定禅寺の手引きってことか?」
鷹山亮磨:「元FHって話だったよな。どんだけ渡り歩いてんだか」
柳優:「くすくす。まだ口を割ってないんですよね?私が体に聞くしかないんじゃないですか?」
柳優:ちろちろと蛇のような舌を出して。
山吹 黄昏:「か、身体に……」
山吹 黄昏:ホテルでの接触を思い出してにわかに赤面する。
三条海良:「柳」
三条海良:一言で嗜めるだけに留める。
鹿骨秋蔵:「まあ、それはあくまで最後の手段だねえ」否定はしない。
小泉千浪:「怖い組織ですねえ」
朱南文尊:「この反応、山吹さん、柳さんにもう何かされたかな?」
朱南文尊:「一応、セクハラ、パワハラ案件で話し通せると思うよ」
鷹山亮磨:「マジかよ……山吹、何されたんだ?」
山吹 黄昏:「いえ、先輩からは教育的指導を受けただけですので……」
三条海良:「鷹山、お前も口には気をつけろ」
柳優:「くすくす。やーん、山吹さんはそんなことしませんよね~?鷹山先輩のことも受け入れてくれたんですから、ね~?」
鷹山亮磨:「えっ俺何か言った……?すんません……柳!俺は何もしてねーだろ!」
三条海良:「……で、柳。他にはなにかあるか」
柳優:「私からは以上で~す!」
山吹 黄昏:「それでは次ですね、次!」
山吹 黄昏:「朱南さん、よろしくお願いします」
朱南文尊:「ん。俺?いいよ。こういう事はさっさと済ませるとするかな」
朱南文尊:言って、立ち上がり、皆にレポートを配る。
朱南文尊:「この情報共有メモ FHラインをまず見てください」
柳優:「朱南さん、ほんとにお仕事してました~?くすくす。ろくに調べず、また例の女の子といちゃいちゃしてたり~?しませんよね~?」
小泉千浪:「してはいましたねえ」
朱南文尊:「例の女の子といちゃつくと自然に情報が集まってくるんですよね、これが、また」
朱南文尊:肩を竦める。
山吹 黄昏:「すごい……」
小泉千浪:「イソちゃん美人さんですよね」
鷹山亮磨:「何で朱南ばっかり……」
三条海良:「給料分の仕事はこなすからだろう」鷹山さんのボヤキに
早坂邦正:「鷹山くんも顔は悪くないんですけどねえ。やはり男は中身ということでしょうかね」
鷹山亮磨:「俺かてやっとるわ仕事!してますよね!?部長!?」
朱南文尊:「重要なのは、リエゾンロードクラスが動いている。そのせいで下方が活発に動き出した」
鹿骨秋蔵:「リエゾンロード……ですか」
鷹山亮磨:「部長!?」
柳優:「くすくす。私で良ければ後で慰めてあげましょうか?鷹山先輩?」
三条海良:「大きな話になってきましたね」眉間にシワを寄せる。
朱南文尊:「その煽りで情報屋ら相互利益関係にある類の奴らが行方不明やら殺害されている。あたりですか」
三条海良:「形振り構わず、というわけか」
朱南文尊:「他に何か質問あれば、どうぞ。小野田さんもそう言えば消されてましたね」
柳優:「しかし、ロードとはとんでもない名前が出てきましたねえ。私の情報が一番おっきいと思ってたのに。超えられちゃったなー」
小泉千浪:「FHの最高幹部でしたっけ。強いんですかね?」
小泉千浪:「マスターエージェントみたいに、分野次第なのかな」
山吹 黄昏:「後釜を狙う方々を一蹴できるだけの力は持っているはずかと」
朱南文尊:「弱いって事は絶対にないと思いますよ。基本的にFHの創設メンバーとその後継みたいな連中ですから」
朱南文尊:「俺なら幾ら積まれても相手はしたくないかな」
鷹山亮磨:「どんな意味であれ、弱ければすぐに蹴落とされる椅子だな」
小泉千浪:「ふうん。偉くなったら鈍ったりしないんですかねえ」
三条海良:「鈍れば座ってられないのは、どの組織も変わらんだろうさ」
朱南文尊:「小泉さんが相手しないように首輪とリードつけた方が良いかな。協力してもらってる間は」
小泉千浪:「大丈夫ですよ、僕椅子座ってられないんで」
早坂邦正:「人間であれば鈍るかも知れませんが、リエゾンロードは例外なくジャームであるという話ですからね」
早坂邦正:「彼らの欲望には際限がない。自然、立ち止まるということもないのでしょう」
鷹山亮磨:「そんな連中がN市に一体何の用……っても、考えつきすぎて絞り切れないな」
小泉千浪:「やっぱジャームってそうなるんですね」
小泉千浪:「じゃあセンセもそういう感じかな」
朱南文尊:「知り合いにジャームが?」
柳優:「意外と小泉さんにも悲しい物語が?」
朱南文尊:「センセ、小泉さんの師匠筋と言うと、確か……」何かに思い当たって嫌な顔をする。
鹿骨秋蔵:「例の道場の、ですか?」
小泉千浪:「はい。あ、名前ですか?」
小泉千浪:「星碎星です。シェン・リィユェ」
山吹 黄昏:「"七赤"の先生でもある、ということですね……星碎星?」
GM:N市で崩落戦に関わった者なら、その名前は知っているだろう。
GM:“イエローコゥト”幹部、五凶星の一人だ。
GM:かつてUGNとも交戦している。その際は他の五凶星と同じく撤退したはずだ。
三条海良:「……”五凶星”」
鷹山亮磨:「お前……五凶星の弟子かよ……」
小泉千浪:「その五凶星ってのは知りませんけど」
朱南文尊:「人間局地災害ですよね。同窓会の予定でもあるんですか?」
早坂邦正:「ふむふむ、大陸発祥の犯罪シンジケートを母体とするFHセル"イエローコゥト"」
早坂邦正:「その大幹部たる"五凶星"はそれぞれが独自の方法で"武"の極限を体現する……と」手元の分厚いファイルをめくりながら
小泉千浪:「ふうん。リエゾンロードの椅子よりも硬いんですかね、それ」
小泉千浪:「まあいいですけど。ええと、とにかく」
小泉千浪:「七ちゃん先輩のところ……統戦部でしたっけ?そこがセンセを捕らえてて、奪われたのは事実らしいですね」
小泉千浪:「あ」
小泉千浪:「調べちゃダメなんですっけ?」
小泉千浪:「まあ関係ないですよね、僕がやる分には」
朱南文尊:「本当に駄目な時は止めるかな」
朱南文尊:「それで、何処が奪ったんです?」
三条海良:「……ETR。『東トルキスタン共和国復権派』」
三条海良:資料をまとめた一枚の紙を真ん中に出しながら
小泉千浪:「そんな名前でした。なんなんです、それ?」
柳優:「聞いたことありませんねー。ほんとにある国なんですか?」
鹿骨秋蔵:「中国のFHセル、テロ組織ですね」
小泉千浪:「じゃあ、それが政府筋に喧嘩を売って」
小泉千浪:「そこの切り札が、日本に来てるんですか?それって」
小泉千浪:「センセも日本にいるってことかな」
小泉千浪:「どう思います?」
三条海良:「あり得るだろうな」
朱南文尊:「七赤君がこっち来たのって案外それじゃないかな」
朱南文尊:「これは外れて欲しいとは思うけどね」
朱南文尊:憂鬱な顔で珈琲を飲み。
鷹山亮磨:「このタイミングでの来日の目的が、五凶星対策ってことか。筋としては通るな」
柳優:「ちゃんと倒してくださいね小泉さ~ん。か弱い私たちじゃ皆殺しにされちゃいますよぉ。くすくす」
小泉千浪:「いや倒すべきかどうかは」
小泉千浪:「会ってみないと分かりませんけど……」
三条海良:「N市が、3年前の中国の二の舞にならなければいいが」
朱南文尊:「N市で済めば御の字だと思いますけど……まぁ、お行儀が良い連中は、そうさせないためのUGNと言う所かな」
鹿骨秋蔵:「特調。FH。統戦部に、ETR」
鹿骨秋蔵:「それぞれ何を目的にどう動き、どう関わっているのか。全体像を見通すにはまだ少しだけ、ピースが足りないかな」
山吹 黄昏:「では、引き続き情報収集ですか」
山吹 黄昏:「その……統戦部についても」
朱南文尊:「ん。あ、続けるんですね?」
小泉千浪:「いいんですか?」
鷹山亮磨:「あー……出てますよね?例の捜査停止命令……」
鹿骨秋蔵:「ええ」迷いなく頷く。
鹿骨秋蔵:「皆さんはそのまま、捜査を続けてください。問題ありませんので」
鹿骨秋蔵:「根拠は、まあ」笑って、
鹿骨秋蔵:「今はまだ、僕を信用してもらうしかありませんが」
朱南文尊:「了解です。上が責任取ってくれて、給料出るなら俺は問題ないですよ」
小泉千浪:「問題ないなら、僕もまあ、自由に」
鷹山亮磨:「……了解です。そういうことなら」
柳優:「後輩に人を信じるなって教えたばかりなんですけどね~。今回だけですよ。くすくす」
山吹 黄昏:「や、柳先輩……ええ、先輩方にはそう教わってますが、引き続き全力で取り組みます」
三条海良:「部長の言葉ならば、引き続き」
早坂邦正:「うんうん、皆さんそれでこそです。いやあ腕が鳴りますなあ。右腕だけに」
柳優:「あれ?そういえば右腕の早坂さんは何を調べてたんですか?」
早坂邦正:「おっと、痛いところを点かれますねえ柳さん」
早坂邦正:「あたしも勿論、誓ってお仕事はしてますよ。皆さんが頑張ってる間に遊び歩いていたわけではありませんとも」
柳優:「くすくす。もっと優しくされる方が好みですか?」
鹿骨秋蔵:「何しろ右腕のひとつですからね。忙しくしてもらっていますよ」
小泉千浪:「腕がたくさんあるみたいな言い方ですねえ」
小泉千浪:「戦いになったらいっぱい生えてくるんですか?」
鹿骨秋蔵:「あって損はないでしょうねえ」笑う。
鹿骨秋蔵:「さて、それでは皆さん」
鹿骨秋蔵:「この街のため。引き続き調査の方、よろしくお願いしますね」

---

GM:ミーティングを終えた帰路。
GM:君──朱南文尊は、一人で道を歩いていた。
GM:帰路か、あるいはまた別の調査の為か。
GM:そんな折、通信端末に着信が入る。
GM:着信先はここ最近、密に連絡を取り合っている相手。
GM:“マッドペッカー”だ。
朱南文尊:出ましょう。
"マッドペッカー":「ハロ~。元気してたかな?」
"マッドペッカー":いつもの調子で、脳天気な声が聞こえる
朱南文尊:「お元気そうで。こちらもお変わりなく、かな」
朱南文尊:「いや、今、元気出た。声を聴いて。と言った方が良かった?ん。10秒遅かった」
朱南文尊:いつもの調子で、マイペースに返す。
"マッドペッカー":「なら良かった。君、ちょいちょい着信無視するからなあ、出なかったら今回ばっかりは恨むところだったよ」
"マッドペッカー":「おかげで私も元気が出た」
"マッドペッカー":「最後に振り絞るくらいにはね」
朱南文尊:「人目を忍ぶ仲だからね、おおっぴらには出れない時もあるさ」
朱南文尊:「ん。…………最後とは穏やかじゃないな」
"マッドペッカー":「君と私の関係が穏やかだった時期が一度でもあったかい?……まあいいや」
"マッドペッカー":「朱南くん、時間がないから本題に入るよ」
朱南文尊:「どうぞ」
"マッドペッカー":「情けないことにやらかした。パパに追われてる」
朱南文尊:「逃げれそうにはないのかな?近場だったら行くけど」
"マッドペッカー":「会合の帰りだろ?そこからじゃ間に合わないさ」
"マッドペッカー":「こう見えて君のことならだいたい知ってるんだぜ」
"マッドペッカー":「おまけに相手が相手だ。いや、パパ本人は別件にかかりっきりってのは掴んでたんだけどね」
"マッドペッカー":「意外と番犬の鼻が利いたみたい。いやしつこいのなんのって……」
朱南文尊:「君とのデートを優先すれば良かったかな。って少しだけ後悔してるよ」
朱南文尊:「ん。君がそう言うなら、そうなんだろうね」
朱南文尊:「言いたいことがあれば、今日ばかりは聞くよ。ほら、こんなにも穏やかなことが出来る」
"マッドペッカー":「ふふ、普段からそんなんだったら、もっと違う関係になってただろうね」
?????:遠く、獣の唸り声のようなエンジン音が響く
朱南文尊:「それを言われるのは耳が痛いな。俺はこっちにあんまり未練がない分猶更ね」
"マッドペッカー":「そうか、君の未練になれるんなら……まあ悪くない。不本意ではあるけどね」
"マッドペッカー":「……近づいてきている。一つだけ、覚えておいてくれ」
朱南文尊:「なにかな」
"マッドペッカー":「……『シュェシンウモ』」
"マッドペッカー":「『シュェシンウモ』だ。この言葉を調べてくれ」
朱南文尊:「分かった。俺からも二つだけいいかな?」
"マッドペッカー":「いいよ。二つと言わずいくらでも。時間の許す限り聞いてあげる」
"マッドペッカー":「あんまりないけどね。早口言葉得意だろ?」
朱南文尊:「君相手だと舌が多く回るだけでね。普段は無口な方だけど」
朱南文尊:「一つ目。君と決着をつけるのは俺だよ、今更他の奴に掻っ攫われるのは冗談じゃないかな」
"マッドペッカー":「ふふ、光栄だね。私もそう思うよ」
朱南文尊:「お互い通じ合ってて、悪くないね」
朱南文尊:「二つ目」
朱南文尊:少しだけ呼吸を整える。
朱南文尊:「これは答えないで欲しくはあるんだ、今は」
"マッドペッカー":「この期に及んで我慢しろって言うのか?とことん意地悪だな……」
"マッドペッカー":「……けど、いいよ。なに?」
朱南文尊:「なんで、俺の事を好きなの?その答えを聞くまでは終わらないで欲しいかな。こちらからは以上」
"マッドペッカー":「……ああ、ふふふ」
"マッドペッカー":「そいつは確かに、死んでも教えてやれないや」
?????:地獄の底から響くような低いエンジン音が次第に近づいてくる
朱南文尊:「ほら、君も相当に意地悪だ。人のことは言えないかな」
?????:それと同時に、鉄骨を寸断する甲高い音が幾度も響く
"マッドペッカー":「ああ、だからやっぱり、結構お似合いだったよ。私達」
?????:コンクリートの壁が何層も砕ける音。刻限は近い。
"マッドペッカー":「……時間だ」
"マッドペッカー":「愛してるぜロミオ。くれぐれも、後は追ってくれるなよ」
朱南文尊:「…………そうか、早いな。楽しい時間だったからかな」
朱南文尊:「君といた時は。うん、楽しかった。愛しているよジュリエット」
"マッドペッカー":「──────」その言葉に、何か返そうとして
?????:一瞬の轟音、その後に、ぱしゃりと液体が撒き散らされる音がする。
"マッドペッカー":──────ブツンッ……ツー、ツー、ツー、ツー…………
"マッドペッカー":程なくして、通話が完全に途切れる
"マッドペッカー":端末には点滅する"LOST"の表示。
朱南文尊:「さっさと追いつくか、ずっと待ちぼうけさせるかは、わからないけど」
朱南文尊:「落とし前は必ずつけるさ」
朱南文尊:携帯をしまって歩き出す。歩調は一定だ、乱れはない。
朱南文尊:冷静になるのは必要だからだ。給料分以上の仕事をこれからする。と決めた。
朱南文尊:ヒトの女に手を出した報いは誰であれ、味わってもらう。
朱南文尊:これからの行動はそのようなシンプルな、ただそれだけの話だ。



GM:シーン終了。
GM:ロイス取得、購入判定が可能です
山吹 黄昏:ロイスは保留。
三条海良:保留です
朱南文尊:アームドスーツ
朱南文尊:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[6,8,10]+2[2]+1 → 13

朱南文尊:財産使ったんで無理だ。惜しい
柳優:応急手当たくさんあるしどうしようかな
柳優:強化ビジネススーツねらってみよ
柳優:5DX
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,6,6,7,10]+2[2] → 12

柳優:流石に駄目でした
山吹 黄昏:購入は強化ビジネススーツ
山吹 黄昏:オートで《紡ぎの魔眼》使用。判定値+3D、山吹 黄昏の侵蝕率を+1した(侵蝕率:60->61)
山吹 黄昏:5dx>=19
DoubleCross : (5R10[10]>=19) → 10[1,2,5,9,10]+7[7] → 17 → 失敗

山吹 黄昏:ここは……情報資源点2使ってもいいかな。残り19点にして成功。装備します
GM:あ、すいません
朱南文尊:あ。情報資源使えるんでしたっけ?
三条海良:資源点は情報オンリーじゃなかったかしら
GM:情報資源点は購入には使えな……そうそう
山吹 黄昏:あ、そうだった。
山吹 黄昏:失敗!以上です
柳優:バディムーブがあればあー!
小泉千浪:アームドスーツ狙おうっと
小泉千浪:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 6[5,6] → 6 → 失敗

小泉千浪:ダメ!以上!
三条海良:じゃあ強化ビジネススーツ買うか
三条海良:紡ぎの魔眼使用で+3D 手配師も使お
三条海良:9dx+4=>19
DoubleCross : (9R10+4[10]>=19) → 10[1,2,3,5,6,7,7,10,10]+10[4,10]+9[9]+4 → 33 → 成功

三条海良:すごいの買えた
山吹 黄昏:すっごい
三条海良:ほしいひとー
山吹 黄昏:副部長ともなるとスーツが違う
柳優:スーツにあってる!
三条海良:いないなら着るわね
柳優:いいよ
山吹 黄昏:どうぞ~
GM:OK!
柳優:いやでも、特調ライン結構難易度きついからやっぱもらおうかな
三条海良:よし、渡すね
三条海良:柳……頑張るんだぞ……
柳優:わーい!
柳優:お姉ちゃん大好き!
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:66->67)
三条海良:いじょ!



【Middle5──9月5日】

GM:シーンPCは山吹さん……侵蝕順だとずっと山吹さんだな……全員登場可能です!
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+4(1d3+3->1+3)した(侵蝕率:61->65)
朱南文尊:65+1d3+3
DoubleCross : (65+1D3+3) → 65+1[1]+3 → 69

三条海良:三条海良の侵蝕率を+5(1d3+3->2+3)した(侵蝕率:67->72)
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+4(1D3+3->1+3)(侵蝕率:65->69)
柳優:うおー
柳優:柳優の侵蝕率を+5(1d3+3->2+3)した(侵蝕率:64->69)
GM: 
GM:現在の情報項目はこちらになります

(特調ライン)
・C計画について
≪情報:警察≫≪情報:FH≫
難易度22

----------
(FHライン)
・シュェシンウモについて
≪情報:UGN≫≪情報:FH≫≪情報:噂話≫
難易度22

----------
(統戦部ライン)
・星碎星について
≪情報:裏社会≫≪情報:UGN≫≪情報:噂話≫
難易度18

----------
(ETRライン)
・ETRの構成員
≪情報:軍事≫≪情報:FH≫≪情報:UGN≫
難易度18


GM:こちらになります。判定どうぞ!
柳優:Cプロジェクトいくぞ~
柳優:警察の技能持ってないからなー
朱南文尊:これは僕はFHラインのボーナスまだ使えますかね?
朱南文尊:なんか鬼籍に入られましたが!
GM:大丈夫!使えますよ!
三条海良:ETR!ETR!
小泉千浪:あいも変わらずセンセやるよ~
小泉千浪:コネ:裏社会使って判定
小泉千浪:4dx+5>=18
DoubleCross : (4R10+5[10]>=18) → 9[3,4,6,9]+5 → 14 → 失敗

小泉千浪:4点もらうね~
山吹 黄昏:残り17点です
柳優:あ、あとこれ今の情報収集に関係ないんですけど
柳優:南お兄ちゃんのことってどっかで調べられたりしますか?
GM:南さんのことはね~
GM:ちょっと考えときます!とりあえず情報判定してみましょうか
柳優:ここでは言えないようなことをしているようだな……
柳優:あいさ!
朱南文尊:シュェシンウモについて コネ:UGN幹部を使います。こればかりは情報資源点を使うことになりそう。
朱南文尊:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 8[2,5,6,8]+5 → 13

朱南文尊:9点貰いますね。
山吹 黄昏:バディムーブを使用。朱南さんの達成値を+3します。
朱南文尊:じゃあ6点だ!
山吹 黄昏:残り11点です
GM:管理ありがたい
柳優:ラインボーナスだけだー。私も資源点をたくさん使っちゃいそう
柳優:4DX+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 8[1,1,2,8]+3 → 11

柳優:ふっ
柳優:しゅん
柳優:11点全部つかっちゃお~
GM:残り0点!
山吹 黄昏:ここでちょっと稼いできますね
山吹 黄昏:広域調査、コネ:UGN幹部、情報:UGNで判定。
柳優:50くらい出して~
山吹 黄昏:6dx+9
DoubleCross : (6R10+9[10]) → 9[1,3,4,6,7,9]+9 → 18

山吹 黄昏:9点です……
柳優:あ、違う!
柳優:私スーツ着てるから更に+2だった。
GM:何~っ
山吹 黄昏:じゃあ残り11点です!
GM:では残り11点!
柳優:ありがとう三条スーツ
三条海良:いいってことよ
三条海良:情報収集チーム使用で+2、ラインボーナス+3、ブーメランアスピス起動で+4して判定
三条海良:ついでに紡ぎの魔眼も使おう
三条海良:6dx+1+2+3+4=>18
DoubleCross : (6R10+1+2+3+4[10]>=18) → 10[1,1,6,8,9,10]+4[4]+10 → 24 → 成功

三条海良:よし
GM:つよすぎ
小泉千浪:つよ……
三条海良:あ、情報:UGNで振っています
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:72->73)
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:73->74)
GM:では開示していきますわよ

・C計画について
C計画とはcounter renegadeのイニシャルであり、ミシマエンジニアリングが開発した対オーヴァード技術に関する計画。
強化外骨格と特殊薬剤により、短時間ながら画一化された高機能を発揮する。
研究開発・製造においては多くのオーヴァードが非人道的な行いの犠牲となっているようだ。
ミシマエンジニアリングは本来警察からUGNに譲渡されるR案件の一部を不当に受理し、覚醒間もないオーヴァードの身柄を大量に確保していたものと見られる。
既に技術は実用化されており、装備は第一特別実験班に配備されている。
実働部隊のリーダーは、南彰久。彼は定禅寺と異なり、UGNというよりオーヴァードそのものを憎悪しているようだ。


柳優:おいおい
柳優:調べたいな~と思ってたら出てきちゃったじゃん
GM:ミドルシーン内で南彰久に連絡を取ることが可能になりました。
柳優:電話しちゃうか~

・シュェシンウモについて
中国語であるようで、漢字では『血腥恶魔』、直訳で『血に塗れた悪霊』となる。
詳細は不明だがレネゲイドに関するものであることは確かで、FHエージェントが探し求めているのもこれであるようだ。
一部のリエゾンロードの間には、火薬庫そのものであるN市に関する干渉は慎重にすべきとの意見があるらしい。
今回の件はその思惑に真っ向から対立する形を取ってでも『シュェシンウモ』を確保すべきとする意思と、それを通せるだけの権力を持つ勢力が絡んでいることになるだろう。


・星碎星について
かつての――ジャーム化以前の星碎星は特異な能力もなく、技量としても“荒天龍”には及ばず、イエローコゥト五凶星では最弱と見られていた。
実際、崩落戦でも彼の及ぼした被害はそう大きなものでない。
彼は自らの実力に苦悩していたようで、流派の奥義を会得すべく所謂『無我の境地』に至ろうとしていたが、結果は芳しくなかったようだ。
その苦悩によるものか、彼は道場を出て以来複数の他流派の師範代に野試合を挑み殺傷し、最後には自らの妻子までをも殺害している。
いかにジャーム化したといえどその脅威度の飛躍は些か不自然な域であり、殺害でなく封印という統戦部の判断も、その原因と無関係ではないだろう。
彼はジャーム化する以前、血腥恶魔(シュェシンウモ)と呼ばれる何かを探し求めていたようだ。
直訳で『血に塗れた悪霊』となる。
詳細は不明だが、中国のごく一部に古くから伝わる言葉であるようだ。
→ 血腥恶魔について


・ETRの構成員
指導者は“マタル・ガゼィール”、本名アズハール・エズィズィ。
まだ歳若い少女ながら、複雑な思想の入り乱れる組織が纏め上げられているのは、ひとえに彼女のカリスマ性によるもの。
本人もオーヴァードであり、ETRが小規模ながら統戦部に排除されず今日まで活動を続けているのは、彼女の持つ支援能力によるものだろう。彼女は自身の肉体の一部、端的に言えば血肉を他者に分け与えることで、絶大な能力を引き出させることが出来るようだ。
現在は佐藤田ハナという偽名で市内に潜伏している。
他の主要なオーヴァードとしては、極めて強力な戦闘員である『シャーキラ』、偽名 長目ミナヨ、エグザイル能力を持つ工作員である『バラカ』、偽名 緑モヨカなどが知られている。
これまでETRに日本での活動実績は無く、関連・協力組織も確認されていない。国内での基盤と情報力は乏しいものと見られる。
だが現在、活動拡大の一歩として、日本の中国に対する消極的外交姿勢に対し、テロを企てているようだ。
→テロ計画について


GM:ミドルシーン内で峰倉リンとの面会が可能になりました。
GM:情報開示は以上です。
N市 市内

山吹 黄昏:かつかつと、二人分の靴音が響く。
朱南文尊:「仕事、少しは慣れた?」
朱南文尊:こっちから喋らないと、これは会話無しで帰るな。と直感する。
山吹 黄昏:「……ええ、みなさんのお陰で。ほんの少しですが」
山吹 黄昏:昨日、朱南先輩のコンタクトが連絡を絶つこととなって、現場を探すためにN市支部との協力を取り付けての帰り道。
朱南文尊:「それは良かった。実際、君の稼いできた情報はとても役に立ってるかな、自信もって良いんじゃない」
朱南文尊:「その分、俺なんかは楽が出来るしね。有難いよ」
山吹 黄昏:「丁寧に教えて頂きましたから……はい、お手伝いできれば幸いです」
山吹 黄昏:「朱南先輩からも、多くのことを学ばせてもらいたいですね」
山吹 黄昏:横に居る彼は、ぼくと殆ど年齢の変わらないチルドレンだ。だけど、何もかも先を行っているように見える。
朱南文尊:「ん?俺?うーん。仕事の手の抜き方とか、残業を断る方法とかくらいかな、教えられるのは」
山吹 黄昏:「ふふ……それは私の苦手分野だと思います」
朱南文尊:「後は、美味しい出前のメニューとか、そこらへんだ。……真面目だねぇ」
山吹 黄昏:「ええ、ですので不真面目な方の考え方を知ることが出来れば役立てられますよ」
朱南文尊:「成程、一理あるのかな、それは。考え方、いや、それは酷く単純な話だよ」
朱南文尊:「真面目にやったら帰ってこれなくなっちゃうでしょ」
朱南文尊:なんでもない事のように言う。
山吹 黄昏:「……」その言葉を聞きながら、僅かに瞳を細めて。
山吹 黄昏:「ですけど、少しだけ。朱南さんものめり込んでいるように見えます」
山吹 黄昏:「……というのは、聞いて良い話題でしょうか?」
朱南文尊:「構わないかな。皆が集まった時に言おうかとも思ってたしね」
山吹 黄昏:足音、歩幅、心拍数。それらは大して変わっていない。
山吹 黄昏:私より、剣士としても戦士としても遥かに成熟した彼だから。
山吹 黄昏:《七色の直感》が私に変化を示すのは、踏み出す脚の力強さ、それぐらいだ。
朱南文尊:「秘密にする話って言うのは、ただ一人だけにって言うのが信条だから、これは隠す話じゃない」
朱南文尊:「まぁね。情報提供者が失踪した。それに関しては俺の仕事の領分なんだ」
朱南文尊:「その分は働くさ。まぁ、何時もよりは真面目に」
朱南文尊:苦笑する。
山吹 黄昏:「失踪したコンタクト……ですか」
朱南文尊:「あぁ、山吹君も覚えておくと良いよ」
山吹 黄昏:「はい、先輩」
朱南文尊:「男が命を賭ける仕事って言うのは、金とか日常よりも大抵は女の為らしい」
朱南文尊:「ほら、君なら、いつか誰かに使えるネタになるかもしれない」
山吹 黄昏:「使う甲斐のある相手を見つけないとですね」
山吹 黄昏:「もちろん、賭け甲斐のある女になるところからですが」
朱南文尊:「先輩とは良い感じで?」
朱南文尊:少しだけにやににやと笑う。
山吹 黄昏:「もう……鷹山先輩はそういう方ではないですよ」
朱南文尊:空を見上げながら歩く。
山吹 黄昏:「デリカシーに欠けるなどと言うつもりはありませんが。求めるつもりもないですし……」
朱南文尊:「そ。まぁ俺もそこまで詮索はしないけどさ」
朱南文尊:「そういう方じゃないなら、それこそ真面目に仕事はしない方が良いね」
朱南文尊:「ウチ……部じゃなくて全体の体質としてね。UGNは俺達には日常なんて言うのは与えてくれないんだし」
山吹 黄昏:「そういう相手を見つけるのに向いた職場でもないでしょうしね」
山吹 黄昏:「……私は役目を貰えて嬉しかったですが」
朱南文尊:「どうだろう。オーヴァード同士は切羽詰まってるのが多いのか、本能的に結ばれるのが多いかも、ね」
朱南文尊:「そういう噂はあるけど」
朱南文尊:悪い冗談を飛ばしつつ。
朱南文尊:「でも、そういうの自己責任で作らないと、大抵、酷いことになるのは本当だ」
山吹 黄昏:「朱南先輩ほどの方なら、手際よくこなせそうなものですが」
山吹 黄昏:「簡単に行って、よいものでもないですか」
朱南文尊:「そうでもないよ。俺は優秀かもしれないけど、まぁ、いや、もう少し親しくなってからね」
朱南文尊:手を軽くひらりと振る。
朱南文尊:「さっき、役目を貰えてうれしかった。って言ってたけど」
朱南文尊:「今までは干されてでもいた?」
山吹 黄昏:振られるときに少しだけ、彼の纏う光が頼りなく感じた。
山吹 黄昏:「ええ、ずっと。私は役立たずで、さりとて粗雑に扱われるでもなく」
山吹 黄昏:「私の妹が優秀でして、そのお零れを頂いてきたのだと思います」
朱南文尊:「そっか。それは、申し訳ないけど共感は出来ないかな」
朱南文尊:「どちらかと言うと、妹さんの方と話が合いそうだ」
山吹 黄昏:「私もそう思います」苦笑。
山吹 黄昏:「なんだか気取ったところもありますしね、あの子は」
朱南文尊:「きっと、妹さんはこう思ってたぜ。姉が羨ましい、人間として生活させてもらっているって」
朱南文尊:「苦労ばかりが私の領分でずるいって」
朱南文尊:「ん?そんなに気取ってるかな?そんな事指摘されたことなかったんだけどね」からからと笑う。
山吹 黄昏:「指摘するのは、そうではない人間だけですので」
朱南文尊:「成程。それは考えつかなかったかな」
山吹 黄昏:「私もこれからは気苦労ばかりではいません。しっかり働いて妹に胸を張ります」
朱南文尊:「ん。頑張れ。死なない程度に」
山吹 黄昏:「ええ、帰ってこれる程度に」
朱南文尊:「やる気のある人間が、ずっといる。それが一番俺が楽できそうだしね」
朱南文尊:「話し相手が減る。って言うのは」無意識に溜息を吐く。
朱南文尊:「慣れているつもりでも、いつも堪えるんだ。これが」
山吹 黄昏:「……慣れてしまっても良くないですよ、なんて」
山吹 黄昏:「私のような若輩者が言ってよいことではありませんが」
山吹 黄昏:「少しでも楽できる立場を固めたいと思います」
朱南文尊:「そうだよ。俺に意見なんて10年早いかな」
朱南文尊:意地悪く口の端を上げる。
朱南文尊:「だから、10年後にまた言ってくれ」
山吹 黄昏:「ええ、その時には私ももっと……なんでしょう」
山吹 黄昏:「頼り甲斐のある女には、なっておきたいですね」
GM
N市内 墓地
GM:少し前に訪れた時から、墓地の様子はそう変わってはいない。
GM:ただ、照り付ける陽射しで、手向けられた花は無惨に萎れてしまっていた。
GM:君達、柳優と三条海良は、柳家の墓石の前に立っていた。
柳優:今日は花は持ってきていない。代わりに新しい線香を供える
三条海良:隣で無数に並ぶ墓石を見ている。
柳優:「ここが私の家族のお墓です。くす。驚きましたか?三条先輩。私がこんなところに来るなんて」
三条海良:「……いや。家族がいたのは知っているさ」
三条海良:「誰であろうが、墓参りくらい、してもおかしくはないよ」
柳優:「あれ~?いつの間に調べてたんですか?辛辣なふりして、私に興味津々じゃないですか、先輩♡」
三条海良:「それなりには把握しているさ。これでも副部長だ」
三条海良:自分はここ数年、墓参りにも行っていない。
柳優:「これから電話をかけます。相手は僕の兄に成る筈だった人です」携帯を取り出して
三条海良:「……そして、特調の実働部隊にいる男、か」
柳優:「今回の件で初めて知りました……と言っても、言い訳にしか聞こえなさそうですけどね」
三条海良:「隠そうとしているものは、そう簡単には暴けないものだからね」
柳優:「彼とはついこの間、数年ぶりにここで会いました。姉の命日にです。一応僕の口から伝えておくべきだと思いまして」
三条海良:「彼はその時、何と言っていた」
柳優:「もうすぐ大変なことが起こるから、この街から逃げたほうがいいと」
柳優:「あの時ばかりは人を信じたほうが良かったかな?なんて」
柳優:口に手を添えてくすくすと笑って。
三条海良:「逃げる?柳がか」
柳優:「家族の前ではおとなしい子でしたから」
三条海良:「……”シェイプシフター”はそうではないようだけどね」
柳優:「それで、私が連絡をとっても構いませんか?副部長。私が信じられないなら、断っても構いませんけど」
三条海良:「問題ない」
三条海良:「やるならお前が適任だ」
柳優:「くす。私だったら絶対裏切り者だと思っちゃいますけどね。こんな時期に敵組織と秘密裏に会っていて、それが昔の家族だなんて、怪しすぎますもん」
三条海良:「だが、お前は私を隣につけている」
三条海良:それで充分だろう、とは言葉にすることなく。
柳優:「はい、それじゃ遠慮なく」電話帳の登録してあった、南兄さんと書かれた番号に電話をかけるよ
GM:しばらくのコール音の後、通話が繋がる。
南彰久:「……優ちゃん?」
南彰久:少し前に会った時と変わらない声だ。
南彰久:「掛けてくれたんだ、ありがとう」
柳優:「もしもし、南兄さん?ごめんね、突然。少し聞きたいことがあって」
南彰久:「うん。どうしたんだい?何かあった?」
柳優:「うん。前にあった時、この町で大変なことが起きるって言ってたよね。それに関係することで……」
柳優:「小野田を殺したのは兄さんたちかい?」
南彰久:「────」
柳優:「今姉さんの隣りにいる。嘘はつかないで欲しい」
南彰久:しばらく、沈黙が落ちる。
南彰久:「……小野田? 小野田さん、ね」
南彰久:「……もし、そうだと言ったら?」
柳優:「ミシマエンジニアリングは、罪のない人達にひどい実験をしているらしいけど、それは知っている?」
南彰久:「……罪の無い人?」
南彰久:「知らないな。そんなことは知らない」
南彰久:「あそこで扱ってるのは、人じゃない。化け物だけだ」
南彰久:吐き捨てるように言う。侮蔑の滲む声色。
柳優:「そんなに姉さんを失ったのが辛かった?」
南彰久:「優ちゃん。君は何も知らないから、そんなことが言えるんだ」
南彰久:「僕もそうだった。でも、本当のことを知った」
南彰久:「そうだ。君も知るべきだ」
南彰久:「君の家族が……柳家のみんなが死んだのは、ただの事故なんかじゃない」
柳優:「どうだろう。でも、兄さんは知っているはずだよね」
南彰久:「レネゲイドの……オーヴァードっていう、怪物の仕業なんだ」
柳優:「姉さんが、今の貴方を知ったらなにを言うか。わかるよね」
南彰久:「……栞は奴らに殺されたんだぞ!化け物に!」声を荒げる。
南彰久:「僕達はずっと騙されてたんだよ、優ちゃん。この世界には、人に紛れてる怪物が山のように潜んでる」
南彰久:「UGNって組織が、人の記憶を弄くって、その事実を隠そうとしてるんだ」
南彰久:「誰かが暴かなきゃいけないんだよ。真実を公にしなきゃならない」
柳優:「知らないほうがいい真実もあるよ」
柳優:「知ったら誰も……自分自身すら信じられなくなる。それでも南兄さんは知るべきだと思う?」
南彰久:「だからこそだ。本当の真実はたった一つしかない。それを明らかにしなきゃ、全部偽物になってしまう」
南彰久:「僕はどうして栞や皆が死んだのかも知らないまま、ただずっと痛みを抱えていればよかったのか?」
南彰久:「そんなのは……そんな悲しみは、偽物だ。偽物の上に成り立ったものなんて、何の意味も無い」
柳優:「僕は違うな。嘘をつかれても、偽物でもいいから、ずっと……あの日常が続けばいいと思ってた」
柳優:「今でもそうだ、多分ね。だからとても悲しいよ、兄さん」
南彰久:「僕だってそうだ。でもその日常を奪ったのは、あいつらオーヴァードなんだよ!」
南彰久:「優ちゃん。君は……君は何とも思わないのか?」
柳優:「くす」
南彰久:「僕らはずっと騙されてたんだよ?栞や君のお父さん、お母さんは、化け物に殺されて……」
南彰久:「……」
南彰久:「……優ちゃん?」
柳優:「やっぱり面白いですねぇ♡違いますよ、お、に、い、ちゃん?」
柳優:「私にとってはー、あいつらじゃなくて」
柳優:「私たち、に、なるんですよねぇ」
南彰久:「…………」
南彰久:「……は…………?」
南彰久:ひどく渇いた声が聞こえてくる。
柳優:「くすくす。幻滅しちゃいました?」
南彰久:「何……何言ってるんだよ、優ちゃん……」
南彰久:「だって君は、ずっと…… ……そうだよ、この前だって、普通に……」
柳優:「わからないんですか~?だ、か、らー、私もそうなんです、って♡ずっとずっと前……お兄ちゃんと出会う前から、ずーっと」
南彰久:「…………」
柳優:「柳優の“ふり”をしてた、化け物だったんですよ♡くすくす」
南彰久:「君……が……」
南彰久:「優ちゃんが……オーヴァードだって……」
南彰久:「そう、言うのか…………?」
柳優:「そうで~す♡私は夢を叶える魔人。貴方の言う通り、心のない怪物……」
柳優:「くす。もし望むなら、会わせてあげてもいいですよ?お姉ちゃんに」
柳栞:《擬態の仮面》を使用。
柳栞:「あ、あー。たしかこんな声だったかな。どう?彰久くん?」
南彰久:「……し……」息を詰まらせたように。
柳栞:「久しぶりすぎて、私の声なんて忘れちゃった?4年ぶりだもんね、無理もないか」
南彰久:「…………」
南彰久:「……お、まえ…………」
柳栞:「私のせいで随分つらい思いをさせてしまったようだね。それは心苦しいよ。でも、だからといって何をしてもいいわけじゃない」
柳栞:「君のしていることは間違っているとも。私のことを思うなら、今すぐそんなことはやめて……」
柳優:「……くすっ。やっぱりちゃんと覚えてるじゃないですか♡」
南彰久:「……あ゛ぁああ……ああああぁあッ!!」
南彰久:通話越しに、怒りに満ちた半狂乱の絶叫が響く。
柳優:「本物を知ってたら、こんな偽物じゃ満足できませんよね……残念」
南彰久:「お前……お前ぇえッ!!」
南彰久:「ふざけるな……ふざけるな化け物……!!」
南彰久:「殺してやる……絶対に殺してやるからな!!」
柳優:「うるさいな。何勝手にキレてんだよ」
柳優:「ふざけてるのはお前だろうが」
南彰久:「何だと……!?」
柳優:「お前は本物だろうが。本物の南彰久で、本物の柳栞から愛されてたんだろうが」
柳優:ざわざわと、肌に虹色の波紋が走る。
南彰久:「黙れ!!人擬きの、人殺しの化け物が、知ったような口を利くな!!」
柳優:「それが……何をやってるんだ?お前は。辛いから、苦しいから、傷つけられたから」
柳優:「化け物を憎んで、無関係な人を化け物だと思いこんで、苦しめて、傷つけて、殺していいと、本気で思ってるのか?」
柳優:「僕の姉さんが愛した人はそんな男だったのか?ふざけるなよ」
南彰久:「俺が殺すのはお前らオーヴァードだけだ……俺は!俺は化け物から人を守ってるんだ!!」
南彰久:「もう二度と、栞のような人が……俺のような思いをする人がいなくなるように……!」
柳優:「もういい!お前の声は聞きたくない!汚すなよ……これ以上僕の姉さんを汚すな。本物のお前が!姉さんを汚してるんじゃない!」
柳優:「偽物で満足しなかったことを後悔させてやる……!本物の姉さんは、今のお前なんて愛しやしない!」
南彰久:「黙れ黙れ!!黙れぇええッ!!」
南彰久:「殺してやる……絶対に殺してやるからな化け物……!!」
柳優:携帯を地面に叩きつけて、踏みつけ、叩き割ります
GM:南の怨嗟の声を最後に、通話は途切れる。
三条海良:「……」隣で黙って聞いていた。
柳優:ふーっ、はーっ。
三条海良:「柳」
柳優:「はぁ……はぁ……」息を整え、乱れていた髪をなでる
柳優:「……くすっ。すみません。ちょっと熱くなりすぎちゃいました」
三条海良:「……よくやったよ、お前は」
柳優:「珍しく褒めてくれるんですね。くす。そんなに迫真でした?私の演技♡」
三条海良:「……」目を閉じる
三条海良:「ああ、そうだな」
柳優:「ダメですよ~?簡単に信じちゃ。私は夢を叶える魔人で、唯の心のない怪物なんですから」
柳優:「さ!裏は取れたし帰りましょっか、三条先輩。あ、それとも。何処かで休憩してっちゃいますか?ふ、た、り、で♡」
三条海良:ふっ、とほんの少しだけ笑い、墓石に立てかけてある袋から線香を取り出し。
三条海良:火を点けて、立てる。
三条海良:少しだけ手を合わせ、すぐに立ち上がる。
三条海良:「……休んでいる暇があるか?」
柳優:「暇がワンチャン有りましたかね?くすくす、残念」
柳優:「早く終わらせて作らないとですね~?」
三条海良:「全くだ」
柳優:「じゃ、先陣はおまかせしますね」
柳優:そう言って三条さんの後をついていくようにして、墓地を去る
柳優:「後ろはしっかり見張ってますから、振り向いちゃダメですよ?くすくす」
柳優:「……ぐすっ」
三条海良:「……」
三条海良:「ああ」
GM:墓地に降る蝉の声は数日前よりも遠く、弱々しく。照り付ける陽射しも幾分か和らいで。
GM:夏が終わろうとしていた。

---

柳優:ロイスの感情だけ変えます!
柳優:お兄ちゃん/南彰久/P:好奇心○/N:憐憫/ロイス→お兄ちゃん/南彰久/P:憧憬○/N:憤懣/ロイス 
柳優:これで、Sロイスに指定したいなと思うのですが良いでしょうか
GM:…………
GM:了解です…………
柳優:ありがとうございます……以上です!
N市 市街 ラーメン屋『ストロマトライト』
GM:夜。それぞれの仕事を終えた小泉、鷹山、早坂の三人はカバーのマンションで偶然一緒になり、
GM:時間ゆえに夕飯でも、ということで、鷹山の強い推薦でラーメン屋にやってきていた。
鷹山亮磨:「だからさあ、決戦機動増殖都市だぜ?」
鷹山亮磨:「予告でバーンと決戦機動増殖都市 メカゴジラ って出してんのにだぜ?」
鷹山亮磨:「実際はメカゴジラ出てこねえんだよ!絶対おかしいだろ!?おかしいよなあ!?」
小泉千浪:「僕、日本式の食べるの初めてなんですよね」
小泉千浪:「ああ、カップラーメンは食べましたよ!」
小泉千浪:「カップラーメンどれも美味しいですね」
早坂邦正:「ああ、中国の麺はもっとあっさりしてるみたいですね」
鷹山亮磨:「へえ~、本場ってそうなんすか?」チャーシューメンを啜る。
小泉千浪:「本場、こっちじゃないんですか?」
鷹山亮磨:「え、どうなんだ?だってラーメンマンって中国の超人だろ」
小泉千浪:れんげで味噌を溶かしている。「なんですかそれ」
小泉千浪:「CM?」
鷹山亮磨:「キン肉マン知らねえの?ていうか、中国で育ったんだっけ、お前?」
鷹山亮磨:「でも名前は日本だよな?小泉千浪って」
早坂邦正:「海外でもそれなりに有名と思ってましたが……世代ですかねえ」
小泉千浪:「えっと、生まれがロシアで、育ちが中国で」
小泉千浪:「そこから色々転々としてますね。父親が日本人です」
鷹山亮磨:「マジかよ。波乱万丈だな……」
小泉千浪:「まあでも、どこでも波乱があるわけじゃないですからね」
小泉千浪:「ここほどひどいところなんてそうそうないって聞きますよ」
鷹山亮磨:「そりゃそうだ。まあ、今はでもマシな方だろ……」独り言ちるように零して、
鷹山亮磨:「それで、中国で例の師匠に会ったってわけか」
小泉千浪:「そうです」麺をすする。
小泉千浪:「全然覇気がない人でしたよ」
鷹山亮磨:「五凶星なのにか?」
小泉千浪:「その五凶星っての知りませんけど。『このままじゃうちの道場潰れちゃうよ~』と」
小泉千浪:「『僕は妻一筋ですから』が口癖でしたねえ」
鷹山亮磨:「それでクソ強かったんだろ?全然想像できねえ……」レンゲでスープを飲む。
小泉千浪:「はい。めちゃめちゃ強かったです」
早坂邦正:「ふぅむ……」一旦箸を置いて
早坂邦正:「少し、気になってはいたんですがね。小泉さん」
小泉千浪:「僕と七ちゃん先輩の2人がかりでも、全然入れられなかったですね……はい?」
早坂邦正:「この前の会合の時、倒すかどうかは会ってみないと、と仰っていたじゃないですか」
小泉千浪:「んむ。まあそうですね」
早坂邦正:「あれってつまり、実際会ってみて、小泉さんが道場に居た頃の彼と変わっていなかったら」
早坂邦正:「戦う必要はないかも、ということなんですかねぇ」
小泉千浪:「変わってなかったら戦いたいですね」
小泉千浪:「強くなったところ、見せておきたいですし」
早坂邦正:「ほぉ」
鷹山亮磨:「じゃあ、変わってたら?」
小泉千浪:「変わってたら、まあ、方向次第ですけど」
小泉千浪:「悪い人になってたら、そうだな、戦いたくはないですけど」
小泉千浪:「倒しますかね」
小泉千浪:「……正直に言うと」
小泉千浪:「あんまり、実感できてないんですけどね」
鷹山亮磨:「実際会ってみないと、ってことか」
小泉千浪:「……はい」
鷹山亮磨:「……その方向次第って、それによっては俺たちに敵対することもあるわけか?」
鷹山亮磨:じっと見つめる。人の真価を見極めんとする、査察部員の目だ。
小泉千浪:「はい」
早坂邦正:「正直ですねえ」
小泉千浪:「それは、そうでしょう?だって」
小泉千浪:「もしも、あなた達に全面的に賛成できるんだったら、僕」
小泉千浪:「今、UGNをやっていると思いますよ」
鷹山亮磨:「……」息を吐いて。「まあ、正直なのは確かみたいだな」
小泉千浪:「“必ずしもそうではない”から、イリーガルでしたっけ?そういうシステムがあるんですよね」
小泉千浪:「日本独特だなあとは思いますけど。すべてが信奉者なら、そんな仕組みいらないですもんね」
早坂邦正:「そうですねえ。あたし達、日常の守護者を自認しちゃあおりますが」
早坂邦正:「必ずしも正義の味方、というわけではないですからねえ」
小泉千浪:「はい。僕は正義の味方なので」
小泉千浪:「UGNがそうではないときにはぶつかるかもしれませんね」
鷹山亮磨:「……ヤバい女……」呆れたように。
早坂邦正:「怖いですねえ」ふんわり笑って
鷹山亮磨:「……ま、そうだな。UGNが守ってるのはあくまで正義や真実じゃなくて、世界だ」
小泉千浪:「やっぱり、僕、このお味噌好きですね」ぺろりと舐める。
早坂邦正:「私はこの餃子ですね。相変わらず鷹山くんのおすすめはハズレがない」
小泉千浪:「餃子は向こうのほうがだいぶ上等ですね、やっぱ」
鷹山亮磨:「そりゃよかった。またオススメ紹介しますよ」麺を啜る。
早坂邦正:「油が凭れる歳にはなりましたが……あむ」一口頬張り
早坂邦正:「ここのは毎日でもいけますね」
小泉千浪:「食べ飽きたと思ってましたけど、大陸のが恋しくなります」
鷹山亮磨:「……しかし、五凶星か……」
小泉千浪:「それ、ヤバいんですか?」
小泉千浪:「どんなのがいるんです?他は」
鷹山亮磨:「ああ、ヤバい」頷き、「小泉はともかく、早坂さんはどうでしたっけ」
鷹山亮磨:「四年前、N市にいました?」
早坂邦正:「あたしは鹿骨部長に付いて回ってましたから、直接関わったことはないですねぇ。資料で見る限り相当というのはわかりますが」
小泉千浪:「第二次関東大震災ですか?ああ、いや、なんでしたっけ」
小泉千浪:「“崩落戦”か」
鷹山亮磨:「そう。その話」
鷹山亮磨:「俺は最近までは本部付きだったけど、四年前はN市にいたんだ」
早坂邦正:「ほぉ、それは……」
早坂邦正:「大変だったでしょう。よく生き残りましたね」
鷹山亮磨:「生き残った……っていうか」苦笑して「ただ死ななかっただけですよ」
鷹山亮磨:「“カースマスター”。“腐尸星”。“荒天龍”。“エデンズイースト”」
鷹山亮磨:「それに“星碎星”」
小泉千浪:「ああ、“荒天龍”は聞いたことあります」
小泉千浪:「とにかくメッチャクチャに強いって」
鷹山亮磨:「ああ。俺も直接やり合ったわけじゃないが、連中の被害は嫌でも耳に入ってきたな」
鷹山亮磨:「とにかく、死んだよ。人も仲間も、大勢死んだ」
鷹山亮磨:「俺の知り合いも軒並み死んだ。残ってるのは俺だけだ」
鷹山亮磨:「地獄だったな、あれは」
小泉千浪:「センセもめちゃくちゃ強かったんですか?」
鷹山亮磨:「うん?そうだな……」少し悩んで
鷹山亮磨:「名前は聞かなくはなかったけどな……俺の知り合いもやられたが、何しろめちゃくちゃな連中は山ほどいたからな」
鷹山亮磨:「並のエージェントよりは……って感じかな」
早坂邦正:「ふむ、記録によると……」
早坂邦正:「"荒天龍"は全知に近い第六感、"腐尸星"はレネゲイドの活性を阻害する魔拳の使い手と」
早坂邦正:「各々特異な能力を持っていたようですが、彼については特記されてませんねぇ」
鷹山亮磨:「師匠だったんだろ?どんな能力だったんだ?」
GM:君の記憶の限り、シェンが特殊な能力らしきものを使っていた覚えはない。
小泉千浪:「白鷲流は、相手の動作を読むことを第一とする流派でしたね」
小泉千浪:「常に考えて、気と意識を読み取って、相手の先手を取る……」
小泉千浪:「……そんなに特別なことをしてた印象はないですねえ」
鷹山亮磨:「……それだけ……って言うのも何だが……ようは普通に強い武術家ってことか」
小泉千浪:「でも、そんな人を」
小泉千浪:「わざわざ政府が封印します?」
小泉千浪:「倒すでもなくて、封印を」
早坂邦正:「確かに不可解ですねえ」
早坂邦正:「UGNであれば、重犯罪オーヴァードであっても、極力命は奪わない配慮がなされますが」
早坂邦正:「あの国はそういうわけでもないでしょうしねぇ」
鷹山亮磨:「中国で暴れ回ってたってのも気になるな。確かに強いんだろうが、そこまでか?」
鷹山亮磨:「向こうにもオーヴァードはいるわけだろ、人も多いからこっちよりも多いはずだ」
小泉千浪:「香港はすごかったですよ」
小泉千浪:「誰も彼も武人ばかりで。刺激になりました」
鷹山亮磨:「あそこか……」げんなりした顔。
鷹山亮磨:「一度査察で行ったことあるけど。もう御免だな」
早坂邦正:「あそこは特殊だと聞きますからね」苦笑し
小泉千浪:「……ともかく、妙だとは思いますね。なんというか」
小泉千浪:「今は特別な力を持っていて、それに利用性があった、みたいな」
小泉千浪:「勘ですけどね」
鷹山亮磨:「まあ、何らかの事情がなきゃ、封印なんて意味ないもんな」
鷹山亮磨:「利用価値がなきゃ、ETRだってわざわざ強奪したりしないだろうしな」
早坂邦正:「順当に考えれば……」
早坂邦正:「それが彼の『ジャーム化』と関係があるということかでしょうかね」
小泉千浪:「……やっぱりしてるんですかねえ」
早坂邦正:「彼が中国で起こしたとされる被害の規模を考えると、してないとは考えにくいでしょうねえ」
鷹山亮磨:「小泉から見た師匠のイメージと、調査して出てくる話はどうなんだ?」
鷹山亮磨:「全然違うなら、ジャーム化して人格も変わっちまってるってことなんじゃねえの」
小泉千浪:「全然違いますけど……」
小泉千浪:「なんというか」
小泉千浪:「全然、心の持ちようで、ジャーム化ってなんとかならないんですかね」
小泉千浪:「腹立たしいですね、なんか」
鷹山亮磨:「無理だな」
鷹山亮磨:「……まあ、気持ちは分かるけどな」
小泉千浪:「……七ちゃん先輩もしてるかもしれないんですかね、これ」
小泉千浪:「……なんか」
小泉千浪:「やだな」
小泉千浪:水をぐいっと飲む。
鷹山亮磨:「そう思える内は、お前はまだしばらく安全だろうよ」
早坂邦正:「ふむ……」
早坂邦正:「しかし、実際の所どうなんですかねえ」
早坂邦正:「この仕事をしていると、ものの見方が捻くれていけないのですが」
早坂邦正:「彼、本当はいつからジャーム化していたんでしょうねぇ」
早坂邦正:「例えばですが」
早坂邦正:「最初から、ということもあるじゃあないですか」
小泉千浪:「面白い発想ですね、それ」
小泉千浪:「じゃあ」
小泉千浪:「邦正ちゃんが、今、そうである可能性もあるってことですか?」
小泉千浪:「面白い発想」
早坂邦正:ニッコリと笑って「中々に筋がいい」
早坂邦正:「鷹山くんも新人に口を酸っぱくして言ってますからね。簡単に信じるな、と」
小泉千浪:「そうなんですか」
鷹山亮磨:「まあ、実際、オーヴァードかジャームかってのに、一部の特有現象を除けば明確な境目は無いからな」
鷹山亮磨:「全部灰色だ。違いはそれが濃いか薄いかだけ」
小泉千浪:「ジャームじゃなければ善ってわけでもないですもんね」
鷹山亮磨:「ああ。でも俺たちは、それが黒なのか白なのか、明確に答えを出さなきゃいけない」
鷹山亮磨:「オーヴァードか、ジャームか。善か悪か」
鷹山亮磨:「頭おかしくなりそうな仕事だよ。さっさと辞めたいわ」
小泉千浪:「あなたたちは、どうやってその答えを?」
鷹山亮磨:「……そうだな。俺は新人にはいつも、人を信じるな、って言ってるが……」
鷹山亮磨:「同じくらい大事なのは、自分を信じることだと思ってる」
鷹山亮磨:「疑い続ける自分の正しさが正しいと信じること。そうじゃなければ、やってられるかよ」
鷹山亮磨:「早坂さんはどうです?」
早坂邦正:「そうですねえ。歳を取るとそういった自信も薄れてくるものではありますが」
早坂邦正:「あたしは逆に、疑い続けることですかね」
早坂邦正:「どこの世界にも"裏切り者"というのはいるものですが」
早坂邦正:「彼らには一つだけ、共通している事がある」
小泉千浪:「何です?」
早坂邦正:「それは、彼らが最初に裏切るのは自分自身だということです」
早坂邦正:「だからね、あたしも自分のことをなるべく信じないようにするんですよ」
早坂邦正:「そうすると、鼻でわかるんですよね」
早坂邦正:「似たような匂いの輩が」
鷹山亮磨:「……やっぱ、おっかない人っすね、早坂さん」大げさに身震いする。
小泉千浪:「なーんだ。じゃあ、別に」
小泉千浪:「僕も、やり方を変える必要はなさそうですね」
小泉千浪:「したいようにやりますとも」
小泉千浪:「ぶつからないといいですね」
鷹山亮磨:「お前の正義とか?ああ、祈ってるよ」
鷹山亮磨:「UGNは正義の組織じゃないが」
鷹山亮磨:「俺個人は、正義の味方だからな」
早坂邦正:「ええ、それはもう」思惑を感じさせない目で笑い
早坂邦正:「信じていますとも」



【Middle6──9月6日】

GM:シーンPCは山吹さん。全員登場可です
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+5(1d3+3->2+3)した(侵蝕率:65->70)
三条海良:三条海良の侵蝕率を+6(1d3+3->3+3)した(侵蝕率:74->80)
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+4(1D3+3->1+3)(侵蝕率:69->73)
朱南文尊:69+1d3+3
DoubleCross : (69+1D3+3) → 69+1[1]+3 → 73

柳優:柳優の侵蝕率を+4(1d3+3->1+3)した(侵蝕率:69->73)
GM:---
GM:情報項目はこちらです

(統戦部ライン)
・血腥恶魔について
≪情報:裏社会≫≪情報:噂話≫≪情報:学問≫
難易度50、『シュェシンウモについて』達成済みなら難易度30

----------
(ETRライン)
・テロ計画について
≪情報:軍事≫≪情報:FH≫≪情報:UGN≫
難易度20


GM:現状これだけになりました
GM:では判定どうぞ~
三条海良:・テロ計画について を〈情報:UGN〉で判定します
三条海良:《コンセ:ウロボロス》《無形の影》と情報収集チーム、《紡ぎの魔眼》、ブーメランアスピス 全部載せます
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:80->81)
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:81->82)
三条海良:ついでに資源点1使ってダイス+3する
山吹 黄昏:のこり10点です。頑張ってください!
三条海良:12dx7+1+2+3+4=>20
DoubleCross : (12R10+1+2+3+4[7]>=20) → 10[1,2,3,3,4,5,6,6,7,9,10,10]+10[3,5,9,10]+10[6,7]+5[5]+10 → 45 → 成功

GM:つ、強すぎる
三条海良:三条海良の侵蝕率を+6した(侵蝕率:82->88)
三条海良:ハァ……ハァ……敗北者?
GM:勝者だろ
三条海良:休める
柳優:急に負けだす女
朱南文尊:じゃあ残りも振っていきましょう
山吹 黄昏:4人がかりなら楽勝だぜ~!
小泉千浪:とりあえずライン乗ってるし私からやろうっと
小泉千浪:コネ使って裏社会で。
柳優:30出して~
小泉千浪:4dx+5>=30
DoubleCross : (4R10+5[10]>=30) → 9[3,5,8,9]+5 → 14 → 失敗

小泉千浪:まあ及第点かな
山吹 黄昏:バディムーブを使用。小泉さんの達成値を+3します。
GM:では残り13!
小泉千浪:2人目でもいいんじゃない?
小泉千浪:使うかどうかは
朱南文尊:バディム使う事もないのでは
三条海良:がんばれ~
GM:じゃあ16!
山吹 黄昏:じゃあ次は私で
柳優:うわさ話もなにもないから任せるよい
山吹 黄昏:オートで《紡ぎの魔眼》使用。判定値+3D、山吹 黄昏の侵蝕率を+1した(侵蝕率:70->71)
山吹 黄昏:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 9[1,4,8,9]+2 → 11

GM:残り5!
山吹 黄昏:情報資源点5使って成功、で良いかな
GM:では達成ですね
GM:手番が余ってるならまだ一応資源点使える判定はあるので稼いでおいてもいいと思います
朱南文尊:ならば資源は取っておくほうが良いでしょう
柳優:まだ私の手番は余ってるぞ
朱南文尊:では、俺が行きますよ。言ってもボーナス何もないので素振りになりますが。まあ5だしね
朱南文尊:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[3,7,8] → 8

朱南文尊:達成ですね。
GM:OK!改めて達成ですね
GM:柳さんは資源点集めしますか?
柳優:無念を晴らしたぜ
朱南文尊:まだ晴らしてないよ~
柳優:アーティファクトやな
柳優:予測変換がおかしなことに
柳優:私でも出来るんだ!
柳優:ということに今気づきました。
GM:全員出来るよ~
柳優:判定してみよ~
柳優:UGNで、コネも使って振ります
柳優:《麗しの容貌》でなにかボーナスついたりしませんか……?
GM:つきそう
GM:+3しましょう かわいいから
柳優:可愛いは正義!振ります!
柳優:7DX+3+3
DoubleCross : (7R10+3+3[10]) → 9[2,3,4,5,6,9,9]+6 → 15

柳優:わーい
GM:では切り上げで+8点!
GM:合計18点になりました
山吹 黄昏:バディムーブを使用。その達成値を+3します。
柳優:あっ違う!
柳優:またスーツの効果忘れてる!+2あります!
GM:つまり20点か
三条海良:おいしい~
柳優:だからヴァディムあわせて達成値は20で10点だ
GM:では資源点も合計20点ですね
GM:早速情報を開示していきます

・血腥恶魔について
星碎星/シェン・リィユェが探し求めていた、人に絶大な力を齎すとされるもの。
その正体は宿主を乗り換えながら中国に古代から存在してきた、極めて強力な“輪廻の獣”。
"輪廻の獣"はそれ自体が不死の性質を持つ強力な寄生型レネゲイドビーイングだが
血腥恶魔はそれらを複数体、共食いさせることで完成した、所謂蠱毒である。
不死のままに喰らい合い溶け合った"輪廻の獣"は正しく"尾を喰らう蛇"ウロボロスの具現であり絶大なレネゲイドを内包する。
宿主は天災にも匹敵する超広域災害級ジャームとなる代わりに、その強大な出力に耐えられず、ごく短期間で死亡するとされる。
古代中国においては、国家間の戦争における大規模殲滅兵器や、長江・黄河の氾濫を捻じ曲げる地形破壊装置として用いられた記録がある。
3年前の封印の際は中国当局とUGN、FH等が数か月を要して体力を削り、なんとか封印したのが実情であり、再び解き放たれた場合、N市UGNでは犠牲を出さずには対処しきれないだろう。


・テロ計画について
ETRはこれまでに中国国内を中心に活動を行なっていたが、現在は活動拡大の一歩として日本の中国に対する消極的外交姿勢に対し、テロを企てているようだ。
標的は世界でも類を見ないR案件の中心地であるN市。
日本の大都市へのテロ攻撃は、国際社会において極めて重大な政治的圧力を生むことが出来るためだ。
これまでのETRのテロ行為から類推するに、ジャームによる自爆テロの可能性が高い。
現在のところ標的・日時等は不明。



市内 スパ施設 サウナルーム
小泉千浪:「……あの」
三条海良:「……」
三条海良:「なにかな」
小泉千浪:「熱くないですか……!?」一糸纏わぬ姿。
小泉千浪:白い裸身を、惜しげもなく晒している。
三条海良:「そういうものだよ」同じく一糸まとわず。眼鏡だけ外している。
小泉千浪:「バーニャってもっと温度低いんですけど……」
三条海良:「日本のものは北欧由来だそうだ」
三条海良:額を汗が流れる。
小泉千浪:「ロシアだけなんですかねえ」
小泉千浪:「あ、メガネ外して見えるんですか?」目の前で手を振る。
三条海良:「……」眉間にシワをよせる。
三条海良:「……このくらいなら支障はないさ」
三条海良:やめろ、と言いたげに手を振る。
小泉千浪:「まあ、そうですよね」手をふるのを止めて。
小泉千浪:「見えてなくて対応できませんでした、じゃ監視役失格ですもんね」
小泉千浪:「あ、それとも、眼以外で知覚してるタイプですか?」
三条海良:「……君、お喋りが好きなんだね」
小泉千浪:「はい。海良ちゃんは嫌いなんですか?」
小泉千浪:「嫌いってわけじゃないなら付き合って下さいよ」
三条海良:「嫌いではないが」
三条海良:「話題がない」
三条海良:砂時計をじっと見ている。
小泉千浪:「じゃあ僕が話しますよ。色々聞きたいですし」
小泉千浪:「なんでこの仕事してるんですか?」
三条海良:「……」
三条海良:「……日常を守るためだよ」
小泉千浪:「そういう組織のお題目はいいですから」
小泉千浪:「今の仕事、どう思います?正直」
小泉千浪:「あんまり趣味の良いものじゃないですよね」
三条海良:「趣味で仕事を選べるわけじゃない」
三条海良:「……能力があるから、それをやっているだけのことだ」
小泉千浪:「へえ」
小泉千浪:「なんか、似てますね、海良ちゃんは」
三条海良:「似てる?」
小泉千浪:「はい。僕の先輩と」
三条海良:「……例の、道場のかい」
小泉千浪:「はい。国に尽くすのが当然だって」
小泉千浪:「僕はそういうの、つまんないって感じるんですけど」
小泉千浪:「そういう人が多いってことは、そうでもないんですか?」
三条海良:「さてね。……ただ」
三条海良:「そういう、君にはつまらない人間が、世界を続けていくための礎になっているのは」
三条海良:「確かなことだ」
小泉千浪:「そんなことないですよ」
小泉千浪:「つまんない仕事だと思ってますけど」
小泉千浪:「人間をつまんないだなんて、思ってはないですよ。むしろ」
小泉千浪:「面白いなあって思ってます。触っていいですか?」
三条海良:「……」眉間にシワを寄せる
三条海良:「なんで触っていいって思ったんだ」
小泉千浪:「凝りをほぐそうかと思って」
三条海良:「……」ため息を一つ。
三条海良:「……君はよくわからない人だよ」
小泉千浪:「ダメって言わないんですね。じゃあ遠慮なく」
三条海良:「いいとは言っていないが」やめろ、と手で制する
小泉千浪:手をすっと伸ばして、眉間へ。
小泉千浪:寄ったシワをつんとつつく。
三条海良:「……」
小泉千浪:「どこを触られると思ったんですか?」
三条海良:「どこも触られたいと思ってなかったんだがね」
小泉千浪:「まあまあ、そう硬いこと言わずに~」
小泉千浪:「お疲れなんでしょう?聞きましたよ、働き詰めだって」
三条海良:「この街に、君より酷いのが跋扈しているおかげでね」
小泉千浪:「それは僕に責任はありませんから」
小泉千浪:「僕の監視って名目で、ゆっくりしたらどうです?」
三条海良:「君の監視だって、気を抜けるわけじゃないが」
小泉千浪:「ええ、そうですか?僕からしたら」
小泉千浪:「海良ちゃんが一番強そうに見えましたけど」
三条海良:「……」
三条海良:「さて、どうだろうね」
小泉千浪:「あは。違うって言わない」
三条海良:「そうだとも言わないよ」
小泉千浪:「そう警戒しないで下さいよ」
小泉千浪:「別に、この場で暴れたりしませんよ?」
三条海良:「……それは、そうだろうね」
小泉千浪:「なんだ、よく分かってますねえ」
三条海良:「少なくとも君は」
三条海良:「日常を楽しむ素質というのがあるだろう」
小泉千浪:目の前からパッと離れて、隣に座る。
小泉千浪:「無いんですか?海良ちゃんには」
三条海良:「生憎ね。眺めている方が好きだ」
小泉千浪:「眺めていられるのも、立派な素質だと思いますけどね」
小泉千浪:「観察力も、必要なものでしょう?」
三条海良:「……なかなか、無心で眺めることもままならなくなってはしまったが」
三条海良:「……日本はどうだい」
三条海良:砂時計を見ながら、ぽつり。
小泉千浪:「いいところですね」
小泉千浪:「ご飯がおいしい所が特にいいです」
三条海良:「そうか」
小泉千浪:「あ、オススメあります?」
小泉千浪:「たっくんとはお蕎麦屋さん行きましたよ。美味しかったですね」
三条海良:「……朱南か。なかなか趣味が老成している」
小泉千浪:「亮磨ちゃんと邦正ちゃんとはラーメン食べに行きました。これも美味しかったです」
三条海良:「……鷹山は、君にもよくわからん映画の話を?」
小泉千浪:「はい。全然分かんなかったです!」
三条海良:「だろうな。私もわからん」
三条海良:「二度目以降はなにも話してこなくなった」
小泉千浪:「あはは。不機嫌そうにするからだ」
三条海良:「普通にしているつもりだけどね、私は」
小泉千浪:「普通にしてるだけでも、誰かから警戒されることって」
小泉千浪:「ありません?」
三条海良:「少なくとも、子供からは懐かれた試しがない」
三条海良:「君は好かれそうだ」
小泉千浪:「子供は好きですねえ」
小泉千浪:「僕はオトナから警戒されますから」
三条海良:「……君はそうだな、警戒されて然るべきことをしているからね」
三条海良:「仕事が増えることを喜ぶ大人は、そういない」
小泉千浪:「お疲れ様です」ぺこりと礼。
三条海良:「もう少し気にしてくれる方が労いになる」
三条海良:「私だけじゃなく、それ以外の」
三条海良:「つまらない仕事で世界を回す者たちの」
小泉千浪:「根に持ってますね?」
小泉千浪:「かわいいなあ」
小泉千浪:「仕事大好きなんじゃないですか、海良ちゃん」
三条海良:「別に好きじゃない。誰かがやらなきゃいけない仕事だからね」
小泉千浪:「誇りを持ってる。好きですよ、そういうのは」
小泉千浪:「ああ、僕からは嫌われてたほうが海良ちゃん的には良かったりします?」
三条海良:「いいや」
三条海良:「好かれていようが嫌われていようが」
三条海良:「……やることは変わらんさ」
三条海良:砂時計の砂が落ちきる。
小泉千浪:「……引き分けかな」汗を拭う。
小泉千浪:「暑っつ……」
三条海良:額に指を当て、少し、シワを伸ばすような仕草。
小泉千浪:「ああ、少しは緩まりました?」顔を覗き込む。
三条海良:「……どうだろうね」軽く笑いながら、立ち上がる。
小泉千浪:「……笑った」
小泉千浪:「今笑いましたよね?」
小泉千浪:「もっかいやって下さいよ今の」
三条海良:「あのね……」呆れるように肩をすくめながら、扉を開ける。
小泉千浪:「ああ、じゃこれでもいいですよ」
小泉千浪:「事件解決までおあずけ」
小泉千浪:「僕、これでも、意外と」
小泉千浪:「待てはできる犬なんですよ」
三条海良:「お利口さんだと、助かるよ」顔を向けずに、手をひらひらと振りながら返す。
UGN第七支部 面会室
GM:情報漏洩の容疑を掛けられ確保された峰倉リンは、厳重な拘置施設のあるここ第七支部に移送され、軟禁されていた。
GM:面会所で君達が目にしたのは、いかにも自信なさげな20歳前後の女の姿だった。
峰倉リン:「……」
朱南文尊:「どうも。楽にして良いですよ」
峰倉リン:「……は、はいッス……」見慣れない面会者にやや怯えた様子だ。
朱南文尊:「峰倉リンさん?で、合ってるかな?俺は朱南文尊。今回の取り調べを担当します。よろしく」
山吹 黄昏:「初めまして、こちらは山吹黄昏と申します」
峰倉リン:「……あ……峰倉リン……ッス……」
山吹 黄昏:「この度N市で起きている事件の……といっても、色々な事が起きすぎている場所ですが」
山吹 黄昏:「調査の一環もあり、峰倉さんの協力を頂きたく」
峰倉リン:「……や、やってません」
峰倉リン:食い気味に。
峰倉リン:「あたし……知りません!何も!」
朱南文尊:「なにを?」
朱南文尊:「やってないのかな?俺達はまだ、そういう事言ってないよね」
峰倉リン:「だから……皆さんが言ってる……不正アクセスとか……情報漏洩とか……」
峰倉リン:「もううんざりなんスよ、取り調べとか……!」
峰倉リン:「知らないものは知らないんス!早く帰らせてください!」
朱南文尊:「ガム食べる?喉に良いって話だけどね」板ガムを一枚ずらしながら、峰倉さんに向けて。
峰倉リン:「う……え……?」虚を突かれたように
峰倉リン:「え……遠慮するッス……」警戒して手を出さない。
朱南文尊:「早く帰れるようにするために、俺達が来たんだから、ね。そうテンパらなくても良いよ」
峰倉リン:「は……はあ……」
山吹 黄昏:「私たちは、峰倉さんを疑ったり行いを責めに来たわけではないんです」
山吹 黄昏:「私たちの目で、改めて確かめたいことがありまして」
峰倉リン:「……な、何スか……?」
朱南文尊:「ん。そうだね。定禅寺光実って知りあいだよね。彼について、まずは聞きたいかな」
峰倉リン:「……!」
峰倉リン:その名を耳にした瞬間、外から見ても明らかな狼狽が走る。
峰倉リン:「……」
峰倉リン:「……だっ……」
峰倉リン:「誰スか、それ……」
峰倉リン:「知らない、ッス……」
朱南文尊:「成程。これは家に帰れないわけだ」
山吹 黄昏:「……残念ですが、私たちもこれでは帰れませんね」
朱南文尊:「君、嘘が下手だねぇ」少し呆れたように言う。
峰倉リン:「な……何スか……何なんスか……!」かぶりを振って。
峰倉リン:「知らないものは知らないんス!もう勘弁してくださいよ!」
山吹 黄昏:「先輩、どうしましょうか」小声
山吹 黄昏:「知っているということしか分かりませんが……」
朱南文尊:「第一特別実験班。って言葉には何か心当たりあるかな?」
峰倉リン:「……」
峰倉リン:「し、知らない、ッス……」
峰倉リン:小さく震えているが、その動揺が何によるものかは判然としない。
朱南文尊:「そっか。知らない。でも、早く帰りたい」
峰倉リン:「そうッスよ……!だってあたし、知らないから……関係ないんスよ……!」
朱南文尊:「俺も君も、どっちもだ。同じ境遇かな、知らないけど、早く帰宅したいのはさ」
朱南文尊:「と言うわけで、出番ですよ。お手柔らかに」
峰倉リン:「……?」怪訝な顔を浮かべる。
柳優:「くすくす。ほんと強情な人ですねえ、峰倉さん」
柳優:声がする。部屋の外ではなく天井から。
峰倉リン:「……!?」
峰倉リン:弾かれたように上を見る。
朱南文尊:「真偽を看破する甲斐は、この通りありませんので。トラウマにならない程度にね」
朱南文尊:「記憶操作。特に恐怖の除去って言うのは手間も金もかかるんですから。俺の手間が増えるのは本当に勘弁かな」
山吹 黄昏:「……わぁ」遍く光を映す両の眼で、その姿を見る。
柳優:「こんにちはぁ~、峰倉さぁ~ん?」そのすぐ目の前に少女の顔が降りてくる。《鍵いらずの歩み》《異形の歩み》。
峰倉リン:「ひ、ひ……ッ……!?」ガタガタとパイプ椅子を揺らして後ずさる。
朱南文尊:「いや、君、元FHのチルドレンでしょ。ビビリすぎじゃない?」
朱南文尊:思わず素で突っ込んでしまう。
峰倉リン:「なっ……な、なな何スか!?何なんスか!!」
峰倉リン:素で怯えている様子だ。
柳優:天井に足をつけて、天地逆の姿で立っている。「はぁ~い。怖がらないでくださいね~。大丈夫、痛いことなんてありませんし、すぐ終わりますから♡」
山吹 黄昏:「いや、これは驚くのでは……」
朱南文尊:「蕎麦屋での修羅場よりは、衝撃少ないとは思うけどね」
朱南文尊:「いや、こっちの話。気にしないように」
山吹 黄昏:(そんな波乱万丈の事態が……!)
柳優:「くすくす。何ってぇ~」ふぅーっ、と峰倉さんの耳に息を吹きかけ「早く帰りたいって言ったのは峰倉さんじゃないですか」
柳優:「私はそのお手伝いをしに来たんですよ~?くすくす。素直になるお手伝いを」
峰倉リン:「ひ……な……何を……何……!?」
峰倉リン:「あたしに何するっていうんスか!?」
峰倉リン:「だ、誰か!誰か来てください!!」
山吹 黄昏:「その、隠し事を話してくれますか……?」
朱南文尊:「柳さん。あんまり遊ばないで下さいね」
朱南文尊:「錯乱状態にある人間の情報は精査が面倒なんですから」
柳優:「ちぇ~っ。朱南さんは相変わらずつまらないですねえ。わかりました」
柳優:「峰倉さんも怖がるばっかりで面白く有りませんしねえ。ちゃっちゃとやっちゃいます」
峰倉リン:「し……知らない!だからあたしは……何も知らないって……!」涙目で同じことを繰り返す。
柳優:「はい、暴れないでー、じっとしてくださいねー。くすくす。知らないかどうかはこれから確かめますからね~」
柳優:そう言って峰倉さんの顔を掴み、耳元に口を近づけ、舌を這わせる
峰倉リン:「嫌ぁあああっ……!?」
朱南文尊:耳に指栓をして、顔を顰める。
山吹 黄昏:「わぁ……」その光景をよく効く目と耳でしっかり観測する。

柳優:エフェクトを使います。マイナーで《オリジン:レジェンド》、メジャーで《止まらずの舌》《メモリーハック》。侵蝕地は合計10上がります
柳優:問題なければ判定しちゃお
GM:来やがったな……
柳優:5DX+12
DoubleCross : (5R10+12[10]) → 10[3,5,6,7,10]+3[3]+12 → 25

GM:高!
柳優:意思で判定してもらって、私のほうが勝ったら
柳優:質問一つに答えてもらった上で記憶を一個見せてもらっちゃうぞ
GM:固定値で9とかの予定だったけど一応振るか……
峰倉リン:3DX+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[3,5,9]+1 → 10

峰倉リン:予想より頑張ったけど駄目だった

柳優:「ぷちゅ、れろ、ちゅっ……♡」耳を何度かついばむ内に、柳の舌先が虹色の泥に変わり、峰倉さんの頭の中へ潜っていきます
柳優:「はぁ~い……じゃあ……こんどはぁ~……正直に答えてくださいねぇ~……」
峰倉リン:「あ……あぁ………………」
峰倉リン:がくがくと身体が震える。
山吹 黄昏:「えぇぇ……」やわらかなものがぬたうつ音、鮮やかな光、二人の心の輝きをしっかりと見ている。
柳優:「峰倉さんがぁ~……私たちにぃ~……一番知られたくないと思ってることぉ~……♡自分の口からちゃ~んと答えてくださいねぇ~……」
峰倉リン:「あっあっ……あぁっ……」
朱南文尊:「抽象的過ぎませんかね。運が悪いとプライベートの変な情報喋り出しかねませんよ、それ」
朱南文尊:「この場合、運が悪いのは、当然双方にとって、いや、柳さん以外にかな」
柳優:「そしたらぁ~……」ちゅるっ「すぐにお家に帰れますからねぇ~……峰倉が願うならぁ……くすっ。気持ちいいことだってしてあげますよ♡くすくす」
山吹 黄昏:「あ、悪趣味じゃないですか先輩……?」
峰倉リン:「あ……ぁ……あたし……は……」ぼろぼろと大粒の涙が零れる。当人の意思に背いて口が動く。
峰倉リン:「FHに……入る前から……」
柳優:「ん~?前から?くす。はっきり言ってくれないとわかりませんよ、峰倉さん?」
峰倉リン:「……犯罪者、だった……」
峰倉リン:「父さんが、父さんがいつも……あたしを……ルミを、コウタを殴って……」資料にあった妹弟の名だ。
峰倉リン:「食べるもの……無くて……それで……いつも……」
峰倉リン:「うっ……ぶっ……」嗚咽が漏れる。
朱南文尊:「此処には殴る人はいませんよ」
朱南文尊:「大丈夫」
峰倉リン:「ふ……FHに入ってた過去は……UGNしか知らないけど……」
峰倉リン:「でも……そっ……」
峰倉リン:「それ以前の……履歴は……残ってて……」
柳優:「くす。それで……定禅寺さんがでてくるんですね?」
峰倉リン:「う……う゛ぅううう……!」
朱南文尊:「脅しとか恫喝?」
峰倉リン:顔を涙でぐしゃぐしゃにして、頷く。
山吹 黄昏:「先輩……真面目にやってください」
GM:柳さんのもとに、峰倉の記憶が流れ込んでくる。
柳優:「はぁーい、わかりました。もういいですよ」
柳優:「喋らなくても……後はこっちで探しますからね」
柳優:そう言って、そうですね。定禅寺さん周りの記憶を探りたいですね
GM:では
GM:褪せた金髪、眉間に皺を寄せた眼鏡の男──恐らくは定禅寺だろう──が、呼び出した峰倉に取引を持ち掛けている。
GM:取引の内容は、UGNのデータベースにアクセスし、その中に特定のワードがあれば定禅寺に必ず報告し、無ければ連絡自体するな、というものだ。
GM:そうすれば、定禅寺は峰倉の過去の犯罪歴を抹消してくれる、と話している。
柳優:その特定のワードとは……
GM:そのワードは、『ETR』だ。
GM:柳さんは、不正アクセスを行わせた定禅寺の目的は情報を引き出すことでなく、UGNの捜査状況を確認しようとしたものだったと理解できます。
GM:UGNが持っている情報を知りたかったのではなく、UGNがETRの情報を知らないという状況を確かめたかったわけですね
柳優:なるほどな~
柳優:公安とETRにどんなつながりがありそうかはわからないのかな
GM:またこのことから柳さんは、
GM:定禅寺はETRの来日とテロを未然に察知しているが、どこにも報告しておらず、火薬庫であるN市におけるテロの発生をUGNの落ち度として、そして警察の得点として政府に示すのが目的だと理解できます。
柳優:絶対に許せないぜ

峰倉リン:「…………」
峰倉リン:一瞬で憔悴しきった様子で、呆然自失の状態だ。
朱南文尊:腕時計に目をやる。
柳優:「ありがとうございます、峰倉さん。正直に話してくれて♡」舌を引き抜いて峰倉さんから離れます
朱南文尊:「柳さん。そろそろ危ないんで…………おっと」
朱南文尊:「時間に正確だ。ギリギリまで使いましたね」
朱南文尊:「山吹さん。医療スタッフ呼んで」
山吹 黄昏:「は、はい……!」
柳優:「もう。朱南さんはムードってものをわかってませんねえ」
柳優:「ほんとにあの美人さんから好かれてたんですか?」
朱南文尊:「俺の知ってる知識じゃ、ムードって言うのは、もう少しシチュエーションに凝った場所が必要かな」
朱南文尊:「どうでしょうね。今となっては。理由聞きそびれたんで」
山吹 黄昏:「峰倉さん、お疲れ様でした。教えて頂いた情報は必ず役に立てますからね」
峰倉リン:「……」パイプ椅子に腰かけたまま、深く項垂れている。
山吹 黄昏:先輩が何を知ったのか、彼女がどれだけ苦しんだかは分からない。
山吹 黄昏:見えているのは、2人の心情だけ……見ていたいとは思えないもの。
山吹 黄昏:彼女たちにそうさせたものと戦う。私たちがやらねばならないことを成し遂げる。
山吹 黄昏:出来ることをやるしか、ない。
柳優:「峰倉さん」すとんと横に降りてきて。「あまり自分を責めないほうがいいですよ」
柳優:「いいじゃないですか。記録が消えても、記憶は消せやしないんですから」
峰倉リン:「……」頭を僅かに動かす。頷いたのか、より深く俯いたのか、それは分からない。
朱南文尊:「……」
朱南文尊:「まぁ、君がやられた分くらいは、目にもの見せてやりますよ」
朱南文尊:軽くため息をつく。
朱南文尊:「で、手応えありなら、情報は全員いるところでが良さそうかな。柳さん纏めておいてくださいよ」
柳優:「こればっかりは誰かに代わってもらえないのが辛いですねえ」
柳優:「はぁ。それにしても。思ってたよりずっといや~な味でしたねえ」
柳優:「口直しさせてもらわないとですね、定禅寺さんに♡」
N市某所 マンション
GM:捜査は山場を迎えつつあり、君達は再びこの場に集合した。
GM:プロジェクターが映し出した画像がスライドしていく。
GM:それはミシマエンジニアリング第三開発部の、内部資料だ。
GM:隠し撮りされたものらしく、画質は荒く、ブレやボケが目立つ。
GM:映っているのは、実験体とされたオーヴァードと思しきものたちだ。
GM:畜肉めいて腑分けされた人体や、中途半端な切除とリザレクトを繰り返し強要されたと思わしき、現代アートめいた死体、
GM:耐久性のテストでも行ったのか焼け焦げたり、凍り付いたりしているものなど、その様は凄惨を極める。
山吹 黄昏:「……」淡々とその光景を見つめ、記憶に刻み込む。
鹿骨秋蔵:「こちらがミシマの内部資料です」
三条海良:「趣味の悪いことで」
朱南文尊:「エチケット袋は机の横にかけてありますんで」
小泉千浪:「……これ」
小泉千浪:ギリ、と。響くほどの歯軋り。
小泉千浪:「どこです?」
三条海良:「小泉、落ち着け」
小泉千浪:「やだなあ、場所を聞いただけですよ」
朱南文尊:「気持ちはわかりますけどね」顎に手をやり、画面からは目を離さない。
鹿骨秋蔵:「東北の研究施設ですね。現在はストップしているようですが」
柳優:「もしかして~……右腕さんはこれを探してたんですか?」
早坂邦正:「まあ、方々駆け回りましてね」
早坂邦正:「地道に、関係者にちょっとしたご協力を仰いでいましたんで、時間がかかってしまいました。いやお恥ずかしい」
鹿骨秋蔵:「残念ながら、例の対オーヴァード装備の完成系は見つからなかったそうです。技術は確立され、実物は既に配備されているのでしょうね」
山吹 黄昏:朱南先輩に首のみで礼をする。
山吹 黄昏:「これからそう遠くないうちに使う為に、ですか」
鷹山亮磨:「……そう見るのが妥当だろうな」
鷹山亮磨:「で?そっちで何が分かったんだ?」柳さんに目をやる。
柳優:「こっちもかなり趣味の悪い情報でしたねえ」
柳優:と言って、先のシーンでわかったことを皆にも共有するよ
柳優:「峰倉さんはやっぱり黒でした。た、だー。もーっとグロいのが背後にいましたけど」
柳優:「みーんなして感情的になっちゃって。これじゃ正義の味方さんに怒られるのも無理ないですよ」
朱南文尊:「いやぁ、本当に嫌われてますよね、俺達」
小泉千浪:「……結局、何が狙いなんです?」
朱南文尊:「N市を犠牲にUGNの影響力を削って警察の点数を上げるってとこかな」
三条海良:「パワーバランスをひっくり返すのがあちらの目的か」
朱南文尊:「圧力をかけるわけだ。屈さなくて良かったですね」
鷹山亮磨:「連中、どうもUGNウチからパクって記憶処理の真似事までしてるらしい」
鷹山亮磨:「オーヴァードの身柄の不正取引と、見様見真似の杜撰な記憶処理」
鷹山亮磨:「例の未確認オーヴァードの噂は、多分コレが原因だな。消しきれなかった記憶や未把握の目撃者が正体だろう」
朱南文尊:「人体実験の類はFHの真似事って言ったところかな」
小泉千浪:「本当に仲悪いんですねえ」
山吹 黄昏:「長らくこの街で続いていたという"霧"事件のように、犠牲を強いてでも戦力を得ようということですね」
鹿骨秋蔵:「証拠は山のようにありますが、何分我々は現状、かなり微妙な立場にありますからね」
鹿骨秋蔵:「最速で省庁間の調整と根回しを行ったとしても、警察庁への内部捜査までどれだけかかるかは不透明ですねえ」
早坂邦正:「我々はあくまで首狩り部隊。対処するにしても、然るべき部門が行うでしょう」
朱南文尊:「さしあたってですけど、起こるハズのモノが起きなければ、向こうのメンツは丸潰れじゃないですかね?」
朱南文尊:「ソレに関しては圧力とかかかってないわけですから。何処にも何も報告されてない話ですからね」
小泉千浪:「メンツの潰しごっこはどうでもいいですけど」
小泉千浪:「結局、皆さんは何を潰すんです」
小泉千浪:「自分たちの肝ばかりってことはないんでしょう?」
鷹山亮磨:「三条サン、調査結果は?」
三条海良:「……端的に言えば、N市を目標とした、ジャームによる自爆テロだ」
三条海良:「ETRは、それを狙っている」
山吹 黄昏:「握りつぶされていた情報、ですね」
三条海良:「ただ、標的と日時はまだわかっていない」
小泉千浪:「……」
朱南文尊:「あぁ」
朱南文尊:「構成員は分かってるって事かな」
三条海良:「判明しているうちで主要なオーヴァードは3人」
三条海良:「”マタル・ガゼィール”、アズハール・エズィズィ。佐藤田ハナと名乗っている」
三条海良:「そして『シャーキラ』、長目ミナヨ。極めて強力な戦闘員。『バラカ』、緑モヨカ。エグザイル能力を持った工作員」
三条海良:「日本名はいずれも偽名だ」
早坂邦正:「ふむ……」顎に手を当てて
山吹 黄昏:「資料によれば……リーダー直々にですか」
柳優:「へぇ~。もうそこまでわかってるんですねぇ」
早坂邦正:「いえ、むしろ……」
早坂邦正:「副部長殿が調べたにしては簡潔すぎるきらいはありますがね」
小泉千浪:「なにか伏せてるってことですか?」すんすんと鼻をかいで。
小泉千浪:「どうなんです?」
柳優:「まっさかあ。三条先輩が仕事で隠し事なんてしませんよねえ?」
早坂邦正:「まあ簡潔なのはいつものことですが、いつもは何がしかの分析を添えてくれるのになあ、と思いまして」
鷹山亮磨:「何か思うところがあると?」
三条海良:「……この3人と、私は接触している」
朱南文尊:「三条さんが、仕事に私情挟むって言うのも、珍しくて良いんじゃないかな」
朱南文尊:「接触した感じどうでした?」
山吹 黄昏:「………」三条さんのオーラをじっと見つめる。
三条海良:「オフの日、偶然。佐藤田ハナは、能力によるものか、本人の才覚によるものかはわからないが」
三条海良:「生物を魅了する何かを持っている。能力そのものは、血肉を分け与えることによって他者の能力を引き出すものだ」
三条海良:「ジャームに襲われていたのを救出したが、そのジャームも、”マタル・ガゼィール”に魅入られているようだった」
山吹 黄昏:「支援、統率に適した力。そしてジャームを簡単に惹き付ける性質ですか」
鷹山亮磨:「三条さんの所感としては?」
三条海良:「……普通、だった」
早坂邦正:「ほぅ、普通」
小泉千浪:「そう見せられるって意味ですか?」
朱南文尊:「何処にでもいる女子高生?みたいな。日常を謳歌する俺達とは隔意を感じる世界の住人に見えたとかかな」
三条海良:「年格好は、女子高生程度。カフェでケーキを食べ、カラオケにゲームセンターに」
三条海良:「……」
鷹山亮磨:「めちゃめちゃ楽しんでるじゃないすか」
小泉千浪:「エンジョイしてますね」
三条海良:「オフだぞ」
山吹 黄昏:「三条先輩が……」
柳優:「え?もしかして」
柳優:「それで好きになっちゃったりとかしてませんよね?」
小泉千浪:「眺めている方が好きって言ってたのに……」
三条海良:「あのねえ」
朱南文尊:「くくっ、三条さんだって、人間でしょうよ」
三条海良:「……別れ際に聞かれたよ。UGNのやっていることは、真実を隠すことは、正しいのか」
三条海良:「オーヴァードであることはわかっていたが、まさかテロ組織のリーダーとはね」
朱南文尊:「その時の返答に彼女たち、納得言ってました?」
朱南文尊:「ま、三条さん、連絡先取ってます?コンタクト取れると楽じゃないかな」
柳優:「え?私とはしてないのに?もしかして?」
柳優:「会ったばかりの女子高生とは楽しくお遊びした上でLINEの交換もしてるんですか?」
三条海良:「ああ、一応。この端末に」胸ポケットから取り出し、テーブルに置く。
三条海良:「あしらい方がわからなかったんだよ」
山吹 黄昏:「LINE……」
山吹 黄昏:「あっ私用の端末ですね」
柳優:「私も年齢的には女子高生なのに~!」
朱南文尊:「柳さん。性格と趣味が悪いから」
鷹山亮磨:「それで情報吐いてくれりゃあ楽ですけど。まあ十中八九、飛ばし端末でしょうし。期待できないでしょうね」
鷹山亮磨:「しかしまあテロと言っても、N市が標的、ってだけじゃあ対策の立てようがないな」
鷹山亮磨:「今後は日時と場所を重点的に捜査していくことになりそうすね」
三条海良:「そうだな」
早坂邦正:「とはいえ、目的が分かっているのなら」
早坂邦正:「日時と場所も、ある程度目星を付けられるのでは無いですかな?」
鹿骨秋蔵:「9月10日」
鹿骨秋蔵:不意に口を開く。
小泉千浪:「……む」
鹿骨秋蔵:「恐らく、9月10日だと思います」
小泉千浪:「なんで分かるんですか?」
柳優:「え?急にどうしたんですか部長?」
山吹 黄昏:「……何かの記念日でもありましたっけ」
鹿骨秋蔵:「これはまだ、極秘事項なのですがね」
鹿骨秋蔵:「この日、UGN日本の視察の為、ミス・テレーズ……テレーズ・ブルムが来日するんですよ」
小泉千浪:「……誰です?」
山吹 黄昏:「UGN中枢評議会の議員……」
朱南文尊:「UGNの凄い偉い人」
山吹 黄昏:「です」
三条海良:「なるほど、効果的だ」
鹿骨秋蔵:「恐らく、ETRの目的は自爆テロと暗殺の二本柱……」
鹿骨秋蔵:「少なくとも、それを警戒させるだけで十分な効果があります」
鹿骨秋蔵:「N市を標的に選んだのは、賢い選択ですね」
鹿骨秋蔵:「仮にR案件として表で隠蔽されたとしても、N市とUGN幹部への打撃は、レネゲイドを認識する裏の世界ではこの上ない力と姿勢の誇示に繋がりますからね」
小泉千浪:「まあ確かに、そういう場になってるって聞きますよ」
小泉千浪:「腕試しに行くって話、何度か聞きました」
小泉千浪:「腕試しから戻ってきたって話は、全然聞きませんけど」
山吹 黄昏:「ひどい話ですね……ああ、酷く物騒な話です」
鹿骨秋蔵:「彼女の護衛は、既に日本支部が担当することに決定していますが」
鹿骨秋蔵:「それは同時に、これだけの大事であっても、N市に割けるだけのリソースが無いということでもあります」
鹿骨秋蔵:「同時多発テロへの警戒の必要がある以上、市内の他支部も全稼働状態が予想されるでしょうね」
早坂邦正:「数を揃えられる第三と武闘派の第七、第十二、この辺りが揃って打撃を受けたのが痛いですなあ」
鹿骨秋蔵:「……とはいえ、同時多発的なテロとしても、主目標は必ずあるはずです」
鹿骨秋蔵:「今後はその割り出しが最優先の課題になるでしょうね」
鷹山亮磨:「……で、そのテロに使う肝心の手段ってのが……」
鷹山亮磨:小泉に目をやる。
小泉千浪:「……」
小泉千浪:「センセってわけですね」
朱南文尊:「因果な話もあったものかな」
小泉千浪:「……」
柳優:「でも良かったじゃないですか。私達じゃ絶対止められませんよ?お弟子さんは師匠を超えるものだと聞いてますし?」
小泉千浪:「とはいえですけど」
小泉千浪:「そこまでの力を持つんですかね、本当に」
山吹 黄昏:「と、言いますと?」
小泉千浪:「闘士は兵器じゃないですよ」
小泉千浪:「どれだけ強くても、大量殺戮の爆弾じゃないです」
山吹 黄昏:「ジャーム化すれば出力は増大しますが、それだけでは力の方向性がそう変わるものではないと」
朱南文尊:「でも、オーヴァードの異能は大量殺戮の爆弾になり得る。それを握ったのが闘士でも剣士でも犬であっても」
朱南文尊:「血腥恶魔を小泉さんの師匠が握ってるなら、可能かな」
鷹山亮磨:「その口振り、何か掴んだらしいな」
小泉千浪:「血腥恶魔シュェシンウモ
早坂邦正:「それほどの代物なのですか?」
朱南文尊:「シュェシンウモ。血に塗れた悪霊って言うんですかね。リエゾンロードまでもが動き出す、災厄の種」
朱南文尊:「ウチの言葉で言うとですね。輪廻の獣で蟲毒のうしゅくたいしたモンらしいですよ」
朱南文尊:辟易したように言う。
三条海良:「……」いつにも増して眉間にシワが寄る。
小泉千浪:「ちょっと待って下さい」
小泉千浪:「それ……」
小泉千浪:「本物の悪霊ってことですか……?」
小泉千浪:「優ちゃんの偽物じゃなくて……?」
鷹山亮磨:「ビビるのそっち……?」
小泉千浪:「いやだって、そうだったら倒す手段無いじゃないですかあ」
朱南文尊:「取り殺されるという意味では、悪霊にたがわないかな」
朱南文尊:「宿主を超広域災害級のジャームに変える代わりに、短時間で死亡させる。自爆テロするにはおあつらえ向きの代物です」
朱南文尊:「そして新しい宿主をまた探し出すんでしょうね」
小泉千浪:「……なるほど。なるほど?」
柳優:「これもレネゲイドで説明がつくんですから、怖くないですよね?」
小泉千浪:「怖くはなくなりましたけど……」
三条海良:「厄介極まりないのは間違いない」
鷹山亮磨:「……ん?朱南」
鷹山亮磨:「宿主が短時間で死亡するってのは、確かな話なのか?」
朱南文尊:「俺が調べた限りでは」
早坂邦正:「元々、輪廻の獣っていうのは宿主をジャームに変えて転々とする不死身のレネゲイドビーイングって話ですが」
早坂邦正:「それが死なないまま何体も混ぜ合わさったとなれば、負担も馬鹿にならないでしょうからねえ、宿主が保たないのも道理ではありますが……」
鷹山亮磨:「おかしくねーか?星碎星は何か月も中国で暴れ回った挙句、死なずに封印されたんだろ?」
鷹山亮磨:「星碎星が宿主として、それだけ一級品だったってことスかね」
小泉千浪:「んんん……?」
朱南文尊:顎に手をかけて何事か考え。
朱南文尊:「それは確かにそうですね。情報が間違ってなければ、シェン・リィユェには超抜能力があるか、何か絡繰りがあるということになるかな」
鷹山亮磨:「それは置いとくとして、対策手段ならある」
小泉千浪:「なんですか?」
鷹山亮磨:「ベースの能力や技術が変わってないなら、小泉以上に星碎星を知ってるオーヴァードがいる」
鷹山亮磨:「そいつらを駆り出せばいい」
早坂邦正:「となると……」
小泉千浪:「ああ。そうですね」
小泉千浪:「僕も聞いてみたいと思ってたところでした」
朱南文尊:「確か、3年前の封印の際は中国当局とUGN、FH等が数か月を要して体力を削り、なんとか封印した。って話ですからね」
朱南文尊:「何らかの対抗策を持って来てる線は高いですよね」
鷹山亮磨:「ああ。まずは七赤」
鷹山亮磨:「それに、あともう二人いるだろ」
山吹 黄昏:「2人……ですか?」
鷹山亮磨:山吹に頷く。
鷹山亮磨:「収監中の五凶星。“腐尸星”と“荒天龍”」
小泉千浪:「あ、捕まってるんですね……」
鷹山亮磨:「そいつらを引っ張ってきて、ぶつければいい」
小泉千浪:「……いいんですか?」
山吹 黄昏:「……『バケモンにはバケモンをぶつけるんだよ』と?」
柳優:「まともに協力してくれるとは思えませんけどねえ」
三条海良:「街の被害が増えかねん」
朱南文尊:「コントロールのアテあるんですか?」
朱南文尊:「俺は責任取らないかな」
小泉千浪:「大反対じゃないですか」
鷹山亮磨:「鹿骨さんの能力なら、『首輪』は付けられる。ですよね」鹿骨を見る。
鹿骨秋蔵:「……ふむ……」顎をさする。
小泉千浪:「えっ」自分の首に手を当てる。
小泉千浪:「もしかして僕にももうなにかしてます……?」
小泉千浪:「心当たりないんですけど……」
朱南文尊:「お座り」
小泉千浪:「いや座りませんけど!」
朱南文尊:「ついてないみたいですね」
鹿骨秋蔵:「……確かに、現状の戦力では心許ないのは確かですね」
鹿骨秋蔵:「敗北した場合の被害を考えれば……」
鹿骨秋蔵:「やってみる価値はあるかもしれませんね」
鹿骨秋蔵:「少なくとも、ええ。事前に私の能力を念入りに仕込んでおけば」
鹿骨秋蔵:「もしもの場合、“腐尸星”と“荒天龍”の暴走は止められるかと」
鷹山亮磨:「決まりですね」
朱南文尊:「今、完全に上の結論ありきで方針が決まったな。これが組織ってやつかな」
三条海良:「……」額に手を当てる。
小泉千浪:「これ、おじいちゃんが悪い人だったら」
小泉千浪:「酷いことになりますけど」
小泉千浪:「そこの保証は誰が取れるんです?」
鹿骨秋蔵:「そこは僕を信じてもらうしかありませんねえ」笑う。
三条海良:「無茶を言う人です、貴方は」
山吹 黄昏:「……早々にとんでもない事件に当たってしまった」
柳優:「……」
朱南文尊:電卓で特別給与を試算しはじめる。
小泉千浪:「まあいいですけど」
小泉千浪:「僕、やろうとしてることを止める権利なんて無いですし」
朱南文尊:「小泉さん。実は個人的には力を貸してくれると有難いかな」
朱南文尊:「どう?」
小泉千浪:「ん。なんでしょう」
朱南文尊:「協力してくれません?この無茶な作戦に同行してほしいんですけど」
朱南文尊:「いざ、やるってなったらですけど」
三条海良:「無論、やらずに済むなら一番だがね」
小泉千浪:「そのつもりでは居ましたけど」
小泉千浪:「個人的には、ってところが引っかかりますね」
小泉千浪:「何が個人的なんです?」
朱南文尊:「あぁ。一応、イリーガルってカテゴリーですからね、小泉さん」
朱南文尊:「しかも、こっちが無理やり登録してるだけ。実態は民間人に近いんですよね。UGN的には」
朱南文尊:「ほら、どんなに力があっても庇護すべき存在ではある訳だ。だから、組織的には本当はダメだけど、個人的には力を借りたい。と」
朱南文尊:「そういうことですよ」
小泉千浪:「どうしてそこまで力を借りたいのかを聞いてます」
朱南文尊:「あぁ、そっちですか。小泉さんが強いのが理由の一つ」
朱南文尊:「もう一つありますけど。それこそ個人的な感傷がちょっとあります」
小泉千浪:「……」続きを促す。
朱南文尊:「ほら、知り合いには………きっと、会える時に会っておいた方が、良いかな」
小泉千浪:「ああ、なるほど。なるほど」
小泉千浪:「まあ、任せてください。この小泉千浪、一宿一飯の恩義は忘れませんとも」
小泉千浪:「お蕎麦を奢ってもらいましたし」
小泉千浪:「アイスも奢ってもらいましたから。その分は返しますよ」
朱南文尊:「ありがとうございます。ん。皆さんもそういう事でいいですかね?」
朱南文尊:「不安なら、もう少し何か奢った方が良いかもしれないかな」
朱南文尊:ガムを一枚差し出しながら言う。
鷹山亮磨:「俺はもうラーメン奢ったから、その恩も忘れんなよ、小泉」
小泉千浪:「忘れてないですよ」ガムを受け取って。
小泉千浪:「いやあ、我ながら安い女ですねえ、僕」
朱南文尊:「どうでしょう。本当に安い女は、言葉だけで喜ぶものですよ」
山吹 黄昏:「小泉さんのお手を貸していただけるなら、大変心強いかと」その技を目の当たりにして、見惚れている。
山吹 黄昏:「美味しい料理のお店は、残念ながらラーメンしか知りませんが……」
早坂邦正:「まあ実際の所、戦力的にも小泉さんには居て貰わないと困りますね。"五凶星"を使うとは言え」
早坂邦正:「ジャームへの対処をまるっとおまかせしたんじゃそれこそこちらの面子が立ちませんし、そもそもそんな長くは部長が保ちません」
早坂邦正:「部長もお歳ですから」
鹿骨秋蔵:「言われちゃったなあ」朗らかに笑って
早坂邦正:「なので、彼らの使い道は闘士の形をした嵐を、一人の最強の闘士に戻すところまで」
早坂邦正:「結局の所、決着は我々でつける他ないかと思いますねぇ」
鹿骨秋蔵:「……しかし、ふむ……」少し考えるように。
鹿骨秋蔵:「実際のところ、少し迷っていたのだけれどね」
鹿骨秋蔵:「穏便な交渉という観点から見ても、やはり小泉さんにもお伝えしましょう」
小泉千浪:「うん。なんです?」
鹿骨秋蔵:小さな紙片を差し出す。どこかの住所が書かれている。
鹿骨秋蔵:「動いているのは我々だけではないということです。あんな理不尽な命令があれば、理由を知りたくなるのも当然というものですが」
小泉千浪:「?」
鹿骨秋蔵:「11支部が見つけてくれました。ああ、勿論オフレコですがね」
鹿骨秋蔵:指を口に当てて内緒、のジェスチャー。
鹿骨秋蔵:「七赤さんの居場所です」
小泉千浪:「えっ」
小泉千浪:「本当ですか!?」
鹿骨秋蔵:「本当ですとも」笑って。
小泉千浪:「わーっ!おじいちゃんありがとう!」抱きつく。
鹿骨秋蔵:「残念ながら水入らずの再会、とは行きませんが。是非お話してきてください」
鹿骨秋蔵:「出来れば、我々のお手伝いをお願いできるとありがたいですねえ」
小泉千浪:「元気にしてるかなあ」
朱南文尊:「誰か撮りました?強請れますよ、後で」
三条海良:「強請ってどうするんだ」
朱南文尊:「仕事減らすに決まってるでしょ」ふ、と笑う。
三条海良:「……まったく」眼鏡をなおす。
小泉千浪:「あっ可愛い服着たほうがいいですかね。何がいいかな」
小泉千浪:「……ふふ。楽しみですね、やっぱり」



GM:シーン終了です。
GM:ロイス購入可です
山吹 黄昏:鹿骨秋蔵/P尊敬〇:N責任感→畏怖に変更
山吹 黄昏:柳優/P執着:N羞恥!〇→P好意:N不安〇に変更
山吹 黄昏:購入はアームドスーツ
山吹 黄昏:オートで《紡ぎの魔眼》使用。判定値+3D、山吹 黄昏の侵蝕率を+1した(侵蝕率:71->72)
山吹 黄昏:5dx>=15
DoubleCross : (5R10[10]>=15) → 9[2,4,6,7,9] → 9 → 失敗

山吹 黄昏:失敗して以上です
小泉千浪:アームドスーツ狙おう
小泉千浪:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 9[9,9] → 9 → 失敗

小泉千浪:ダメ!
朱南文尊:アームドスーツ狙おう
朱南文尊:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[4,6,8]+1 → 9

朱南文尊:無理。以上。
小泉千浪:-同行者/三条海良/好意:○/隔意/ロイス
小泉千浪:これで以上!
柳優:購入は応急手当集めておきます
柳優:6DX
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[1,2,4,7,7,8] → 8

柳優:買えた!三つ目です
三条海良:ロイスは……保留!
三条海良:購入はワンチャン覚悟のさらしを 手配師とブーメランアスピス、紡ぎ使って
三条海良:侵蝕計+2
三条海良:10dx+8=>30
DoubleCross : (10R10+8[10]>=30) → 10[1,1,2,2,5,7,8,8,9,10]+9[9]+8 → 27 → 失敗

三条海良:財産3点使って購入、装備します
三条海良:財産点6→3



【Middle7──9月7日】

GM:まずシーンPCは三条さんのみです。
GM:登場お願いします
三条海良:三条海良の侵蝕率を+4(1d3+3->1+3)した(侵蝕率:88->92)
N市駅前 喫茶店『スカイノマド』
GM:駅ビル内、全国チェーンの喫茶店の一席。
GM:窓の外、眼下に広がる駅前広場は大勢の人々でごった返している。
GM:君──三条海良は、ある呼び出しを受けてこの店に足を運んでいた。
GM:捜査中の事件の件。この時間に、一人で店に来るように、と。そう伝えてきたのは、
GM:今まさに君の眼前に座っている、一人の男。
GM:既に50代半ばのはずだが、精気に溢れるようなその雰囲気はまるで少年のように若々しく、それがアンバランスな魅力と怪しさを醸し出している。
GM:ジェフ・クルックシャンク。ミシマエンジニアリング代表取締役社長だ。
ジェフ・クルックシャンク:「御足労頂き、申し訳ありません」
ジェフ・クルックシャンク:向かいの席から頭を下げる。口調は丁寧だが、堅苦しさは感じさせない。
三条海良:「いえ。……それで、用件とは?」
ジェフ・クルックシャンク:「UGNでは貴女のような若い女性が活躍されているんですね」
ジェフ・クルックシャンク:「我が社も見習わなければいけませんね」
ジェフ・クルックシャンク:コーヒーを混ぜながら軽やかに話す。
三条海良:「そちらの社風の話をするために、私を呼び出したわけではないでしょう」
ジェフ・クルックシャンク:「おや、これは失礼。友好を温める良い機会かと」肩を竦める。
三条海良:「友好、ね」アイスコーヒーの氷がカラン、と鳴る。
ジェフ・クルックシャンク:「まあしかし、御尤もですね。お忙しいところに無理を言っているわけですから」
ジェフ・クルックシャンク:「本題に入りましょう」
三条海良:「お忙しいのはそちらもでしょう」聞く
ジェフ・クルックシャンク:「ご想像かと思いますが、我が社の一部が行っていたという、件の実験についてです」
ジェフ・クルックシャンク:「まさか、裏であのような行いをしていたとは。社長の私も寝耳に水でして。驚くばかりです」
ジェフ・クルックシャンク:「被害に遭われた方には、謹んでお詫びと哀悼の意を表したいと思っています」
ジェフ・クルックシャンク:悲しげに言う。あるいは白々しい、と映るかもしれない。
三条海良:「なるほど?」調子は崩さぬまま
ジェフ・クルックシャンク:「この件は、完全に第三開発部の独断専行でしてね」
三条海良:「……ほう」
ジェフ・クルックシャンク:「それを許してしまった我々の責任は重く受け止めていく所存ですが……」
ジェフ・クルックシャンク:「しかし、多くの社員たちは今回の件、どころかレネゲイドのことすら、まるで知らずに真面目に働いている者ばかりなのです」
ジェフ・クルックシャンク:「もしもこの件で会社が傾けば、彼らを路頭に迷わせてしまうことになります。いいえ、それだけでなく」
ジェフ・クルックシャンク:「今回の件の原因追及や再発防止、責任の所在も有耶無耶になり、開発資料もいずこかへ拡散する恐れすらあります」
ジェフ・クルックシャンク:「この件に関わった第三開発部の人間は、必ず責任を持って処分します。勿論、刑事責任も含めて」
ジェフ・クルックシャンク:「しかし、今ミシマを潰すわけにはいかないのです。ご理解いただけますね?」
ジェフ・クルックシャンク:遠回しな脅迫だ。蜥蜴の尻尾切りを容認するように、と。さもなくば研究資料を在野に拡散させることも辞さないと言っている。
三条海良:「……なるほど」
三条海良:「貴方は、第三開発部の暴走を今の今まで見つけられていなかった、ともとれますがね」
ジェフ・クルックシャンク:「ええ、仰る通りです。耳が痛い限りですが」
ジェフ・クルックシャンク:「勿論、相応の条件は用意してあります」
三条海良:「条件、とは?」
ジェフ・クルックシャンク:「情報です」
ジェフ・クルックシャンク:「例のテロ計画」
ジェフ・クルックシャンク:「その襲撃予定地について、力をお貸しできるかと」
三条海良:「……耳の早いことで」皮肉交じりに言う
三条海良:アイスコーヒーを一口、飲む。
ジェフ・クルックシャンク:「……いかがでしょうか?」
ジェフ・クルックシャンク:色付きのグラスの奥から君を見据える。
三条海良:「どうやら」
三条海良:「……貴方は我々を随分甘く見ているようだ」
ジェフ・クルックシャンク:「……ほう?」
三条海良:「そして、そちらの会社のしでかした罪も」
三条海良:「随分と、甘く見ている」
ジェフ・クルックシャンク:「……手厳しいですね」
ジェフ・クルックシャンク:「どうやら」
ジェフ・クルックシャンク:「友好を温めるには、薪が足りなかったと見える」
三条海良:「……」
三条海良:「果たして、貴方が薪を焚べていたのが」
三条海良:「暖炉であるとは限らない」
三条海良:「UGNは、あなた方を容認する気はない」
三条海良:「相応の報いは、覚悟しておけ」
ジェフ・クルックシャンク:「ン、フフッ」押し殺すように笑う。
ジェフ・クルックシャンク:「果たして、誰なのでしょうね」
ジェフ・クルックシャンク:「この街の火に惹かれた、哀れな虫は」
ジェフ・クルックシャンク:「我々でもあなた方でもないことを、願っていますよ」
三条海良:その言葉を背に、テーブルを去る。
GM:去り行く君を、クルックシャンクもまた無言で見送った。

---

GM:では情報収集です、項目はこちらになりました

(統戦部ライン)
・腐尸星、荒天龍との交渉
PC2名以上でのみ判定可能
≪交渉≫≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫
難易度60

----------
(ETRライン)
・襲撃予定地
≪情報:軍事≫≪情報:FH≫≪情報:UGN≫
難易度50


GM:判定はこちらが最後になります。ここから全員登場可能です。
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+6(1d3+3->3+3)した(侵蝕率:72->78)
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+5(1D3+3->2+3)(侵蝕率:73->78)
朱南文尊:73+1d3+3
DoubleCross : (73+1D3+3) → 73+1[1]+3 → 77

柳優:とりあえず出よう
柳優:柳優の侵蝕率を+6(1d3+3->3+3)した(侵蝕率:83->89)
GM:では判定どうぞ!
小泉千浪:腐尸星、荒天龍との交渉には情報資源点は使えます?
GM:使えます!二人のプロファイルとかを調べて交渉を有利に運ぶイメージですね
小泉千浪:なるほどね
GM:先に説明しておこうかな
三条海良:説明!
山吹 黄昏:説明!
GM:タイムリミットが判明したので、それまでにクリアできた場合のボーナスを開示しますね

9月10日までに全ての情報収集を終わらせた場合、
空いた日数1日につき侵蝕率を-(1D10+5)してよい。

また、PC全員が日数に応じて以下の任意の効果を選択してよい。(効果は重複可)

・バックトラック時ダイス+2個
・経験点10点
・財産点25点

※経験点の使用はクライマックス前まで


GM:今日クリアできれば8日と9日で2回分ということになりますね
GM:この後ミドル戦闘もありますが侵蝕とかはこれを踏まえて使ってもいいかもという感じですね
GM:ということで改めて判定どうぞ!
山吹 黄昏:では私から行きますね、したっぱだし
山吹 黄昏:腐尸星、荒天龍との交渉 について
山吹 黄昏:《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の舞踏》侵蝕率+4、鬼切りの小太刀使用。
山吹 黄昏:オートで《紡ぎの魔眼》使用。判定値+3D、山吹 黄昏の侵蝕率を+1した(侵蝕率:78->79)
山吹 黄昏:情報収集ボーナス、+2
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+4した(侵蝕率:79->83)
山吹 黄昏:11dx7+6
DoubleCross : (11R10+6[7]) → 10[2,3,3,5,6,6,6,9,9,10,10]+10[2,5,9,10]+10[5,7]+10[8]+10[10]+2[2]+6 → 58

山吹 黄昏:褒めてもらえるかな……
GM:こいつマジ?
小泉千浪:つよ……
柳優:優秀な新人だあ
小泉千浪:もうこいつ一人でいいんじゃないかな
三条海良:つっよ
GM:一応二人以上限定なのでもう一人やってね
山吹 黄昏:ヘルプお願いします~
小泉千浪:じゃあ私素振りしちゃうね
小泉千浪:6dx+6 白兵
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 9[1,4,6,7,8,9]+6 → 15

小泉千浪:あっ+3で18だ
小泉千浪:まあ関係ないが……
GM:では無事にクリアです!
山吹 黄昏:やりましたね、小泉さん!
小泉千浪:黄昏ちゃんのおかげですよ(本当にそう)
山吹 黄昏:またまたご謙遜を……
朱南文尊:ようし襲撃予定 三条さんおねがいしやすっ
三条海良:イクゾー
三条海良:《コンセ:ウロボロス》《無形の影》 オートで《紡ぎの魔眼》 ブーメランアスピス起動。
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:92->93)
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:93->94)
小泉千浪:待ってもいいのでは
小泉千浪:2人いるし、資源点余ってるし
三条海良:待つのはアリか
三条海良:節約できるかもしれないし
朱南文尊:じゃあ振るぜ。情報UGNでコネも使います
朱南文尊:5dx+5
DoubleCross : (5R10+5[10]) → 10[1,6,8,9,10]+9[9]+5 → 24

GM:すごい頑張ってる
三条海良:朱南……えらいぞ
朱南文尊:結構行ったなw
三条海良:これならコンセ無形までやらんでいいかもしれない
三条海良:よし、じゃあ改めて〈情報:UGN〉で判定しまして コンセと無形は抜いて紡ぎとアスピスだけで
三条海良:5dx+1+3+4=>26
DoubleCross : (5R10+1+3+4[10]>=26) → 9[3,4,6,8,9]+8 → 17 → 失敗

山吹 黄昏:バディムーブを使用。三条先輩の達成値を+3します。
三条海良:20になったので資源点6使用で成功します
山吹 黄昏:資源点残り14です
GM:OK!成功ですね
柳優:手番空いた!
GM:柳さんは何か調べたいことありますか?
柳優:じゃあまずは鷹山さんについて調べてみたいです
GM:OK!
GM:では≪情報:UGN≫で、達成値に応じて出す感じにしましょう
柳優:どれくらい必要かはわからないというわけね
柳優:《擬態の仮面》でボーナスついたりとかって有りませんか……?周囲を調べる時別人に変身して柳だとバレないようにしたりとか……
GM:では+2付けましょう!複数使ってもいいですよ
柳優:なんだって
GM:イージーいっぱいあるし……
柳優:じゃあ《竹馬の友》で聞き込みの際に話を聞きやすくしたり《鍵いらずの歩み》で許可を得ていない書類の閲覧をしたりしてみたいです!
GM:じゃあ合計で+6!
柳優:やっちゃおやっちゃお~
柳優:8DX+9 コネを使ってDB含めて8個、技能3ボーナス6!
DoubleCross : (8R10+9[10]) → 10[1,4,6,6,7,7,9,10]+9[9]+9 → 28

GM:はしゃぎおるわ
GM:じゃあいっぱい開示しますね
柳優:自前の財産2点も使っちゃお~キリが良いし

鷹山亮磨
コードネームは“ペンテコステ”。入局10年目にして世界中で多くの案件を担当してきたベテランエージェント。オンオフがハッキリしている性格。
好きな映画は『ゾンビーバー』。好きなラーメンのカスタムは硬め濃いめ多め。
サラマンダー能力者で、燃え盛る獣を使役する。
4年前はN市UGNに所属しており、崩落戦にも参加している。その後は本部査察部第四課に配属され、課長のマリア・チェスコフのもと、世界中で極秘裏に様々な任務を遂行してきたエリート。
N市臨時査察部に配属されたが、他の元4課のエージェントの話によれば、元々鷹山と鹿骨とは同じ課の所属程度の繋がりで、それほど親しい間柄ではなかったようだ。


・襲撃予定地
ETRのテロ計画の、最重要目標が判明した。
9月10日、当日ネット中継もされる全国最大規模のライブイベント『BILLION ROCK FES』会場、うみねこ海浜公園だ。


GM:ということで

・情報漏洩について
≪情報:UGN≫≪情報:ウェブ≫
難易度9

・異能力者目撃情報
≪情報:噂話≫
難易度6

----------
(特調ライン)
・空売り投資家小野田について
≪情報:噂話≫≪情報:ビジネス≫≪情報:警察≫
難易度10

・ミシマエンジニアリングについて
≪情報:UGN≫≪情報:ビジネス≫≪情報:メディア≫
難易度12

・ミシマエンジニアリングの取引先
≪情報:UGN≫≪情報:ビジネス≫≪情報:FH≫
難易度16

・特殊犯罪調査室について
≪情報:UGN≫≪情報:警察≫
難易度18

・C計画について
≪情報:警察≫≪情報:FH≫
難易度22

----------
(FHライン)
・FHの動向
≪情報:UGN≫≪情報:FH≫≪情報:噂話≫
難易度10

・FHの動向②
≪情報:UGN≫≪情報:FH≫≪情報:噂話≫
難易度12

・FHエージェントについて
≪情報:UGN≫≪情報:FH≫≪情報:噂話≫
難易度16

・シュェシンウモについて
≪情報:UGN≫≪情報:FH≫≪情報:噂話≫
難易度20

----------
(統戦部ライン)
・七赤について
≪情報:裏社会≫
難易度10

・統戦部について
≪情報:裏社会≫≪情報:軍事≫≪情報:メディア≫
難易度12

・星碎星強奪事件
≪情報:裏社会≫≪情報:UGN≫≪情報:噂話≫
難易度16

・星碎星について
≪情報:裏社会≫≪情報:UGN≫≪情報:噂話≫
難易度18

・血腥恶魔について
≪情報:裏社会≫≪情報:噂話≫≪情報:学問≫
難易度50、『シュェシンウモについて』達成済みなら難易度30

・腐尸星、荒天龍との交渉
PC2名以上でのみ判定可能
≪交渉≫≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫
難易度60

----------
(ETRライン)
・ETRについて
≪情報:軍事≫≪情報:FH≫≪情報:UGN≫
難易度16

・ETRの構成員
≪情報:軍事≫≪情報:FH≫≪情報:UGN≫
難易度18

・テロ計画について
≪情報:軍事≫≪情報:FH≫≪情報:UGN≫
難易度20

・襲撃予定地
≪情報:軍事≫≪情報:FH≫≪情報:UGN≫
難易度50


GM:めでたく全て達成となります。お疲れさまでした。
小泉千浪:たくさんこなしましたね……?
三条海良:やったぜ
山吹 黄昏:本当に優秀でしたね、ぼくら
朱南文尊:沢山調べたなぁ
N市超能力犯罪者保護収容所『炎の河』 面会室
GM:査察部員の立場にあっても、道中では目隠しを施され、その場所を知ること叶わない特別収容所。
GM:それが『炎の河』だ。
GM:重犯罪者オーヴァードばかりが収容されるこの施設に、君達が訪れた目的はひとつ。
GM:五凶星への協力要請を取り付けるためだ。
山吹 黄昏:すぅ、と一息吸い込んで。強化ガラスの向こう側、拘束衣に包まれた怪傑を瞳に映す。
ハン・ジュジエ:拘束衣に身を包んだ男。その顔の半分ほどは、歪な呼吸器に覆われている。
ハン・ジュジエ:五凶星、“腐尸星”。ハン・ジュジエ。
ハン・ジュジエ:君をガラスの向こう、手元では小さな木片をかりかりと爪で削り、彫刻を彫っている。
山吹 黄昏:その異貌、その威容に、この状況であってさえ気圧されるものがある。
山吹 黄昏:「初めまして。"腐尸星"、ハン・ジュジエさん」
山吹 黄昏:「査察部所属、"薄刃" 山吹黄昏と申します」
山吹 黄昏:「本日は鍛錬中のところにお邪魔させていただき、ありがとうございます」
ハン・ジュジエ:『……グッグッグッ』
ハン・ジュジエ:『こんな場所へ客人とは珍しい、と出迎えてやりたいが』
ハン・ジュジエ:『またか、というのが率直なところだな』
ハン・ジュジエ:『UGNも余程人手が足りぬと見える』
ハン・ジュジエ:マイクの向こうでは、ひゅう、ひゅう、と、掠れた隙間風のような呼吸音が響いている。
山吹 黄昏:「恥ずかしながら、そして困ったことにまたですね」
山吹 黄昏:「再び御仁の縁者がお見えしたものですから」
ハン・ジュジエ:『立場上縁者を名乗るものなど幾らでもいるが、何にせよ』
ハン・ジュジエ:『こんな地の獄、否、海の底まで足を運ぶとは、難儀なことだな』
ハン・ジュジエ:嘲るように、くぐもった笑みを漏らす。
鷹山亮磨:「……」君の背後で様子を見守っている。
ハン・ジュジエ:『それで?』
ハン・ジュジエ:じろり、と目を向けて。
ハン・ジュジエ:『今度はどこの馬の骨かな。縁者というのは』
山吹 黄昏:「石でも玉でもなく、御仁にとっても端倪すべからざる星の一つかと」
山吹 黄昏:「星碎星、シェン・リィユェ」
ハン・ジュジエ:「……」
ハン・ジュジエ:ぴたり、と木片を削る手が止まる。
ハン・ジュジエ:「ほォ」
山吹 黄昏:見えぬだろう右手を強く握る。白い手が俄かに赤くなる。
ハン・ジュジエ:『グッグッグ……随分とまあ。懐かしい名が出たものよ』
ハン・ジュジエ:『とうに死んだと思っていたがな』
山吹 黄昏:「調査によれば大陸にて、封印措置を取られていたとのことです」
山吹 黄昏:「"血腥恶魔"を手にしたと。ご存知ですか?」
ハン・ジュジエ:『……』
ハン・ジュジエ:『シェンが、か』
ハン・ジュジエ:『そうか、よりにもよって、彼奴がな』
山吹 黄昏:「はい。貴方方と別れた後、武の為に求めたのはそれです」
山吹 黄昏:「……どのような方だったか、聞いてもよろしいでしょうか?」
ハン・ジュジエ:『それを聞いてどうする?』
山吹 黄昏:「知るためです。それだけです」
山吹 黄昏:「私は知己を殺す手伝いを求めるのですから、これより人を殺めるのですから」
山吹 黄昏:「知らず、求めずという訳にはいきません」
ハン・ジュジエ:『……』
ハン・ジュジエ:再び爪で木片を削り始める。少しの間があって。
ハン・ジュジエ:『愚かな男だ』
山吹 黄昏:「………」
ハン・ジュジエ:『俺たちについての調べは既に済んでいることだろう』
ハン・ジュジエ:『カースマスター、そして荒天龍。結局の所、我々五凶の主体は真なる人外であるその両者であって』
ハン・ジュジエ:『残る3人は数合わせのようなものだ。或いは状況によって、ある程度の安全装置になりうるかもしれない』
ハン・ジュジエ:『というだけのな』
ハン・ジュジエ:『俺は早々にその企図を理解し、武の道を手放した、ところが』
ハン・ジュジエ:『シェンの阿呆は違った。奴は結局のところ、俺よりも芯の根の部分で武道家だったのだろう』
ハン・ジュジエ:『幹部となってなお、尽きせぬ研鑽を繰り返し、繰り返し、また繰り返した』
ハン・ジュジエ:『奴が五凶星でいられたのは、飢え故にだ』
ハン・ジュジエ:『我々の誰よりも強く苛烈な、力への飢え』
ハン・ジュジエ:『……全くもって、愚かな男だ』
山吹 黄昏:目の前にいる彼にとって、あるいは他の星たちにとって。
山吹 黄昏:武とは、方法だっただろうか。手段だっただろうか。
山吹 黄昏:少なくとも、星碎星にとってそれは。
山吹 黄昏:「純粋な方だったのですね」
山吹 黄昏:「だから最後に、手段を選べなかった」
ハン・ジュジエ:『最後ではない、最初からだ』
ハン・ジュジエ:『人の身で人外化精を越えようというのだ。道を選んだ時点で帰結は見えていた』
ハン・ジュジエ:『さて……それで』
ハン・ジュジエ:『倒すのか?"血腥恶魔あれ"を手にした彼奴を』
山吹 黄昏:「倒します」断言。
ハン・ジュジエ:『グッグッグ……曲がりなりにも五凶の一、小娘が生半に仕留められる男ではないぞ』
ハン・ジュジエ:『ましてや、あの忌物を宿したとあっては』
ハン・ジュジエ:『お前では死ぬだろうな』
ハン・ジュジエ:嘲りというより、事実を告げるような口調だ。
鷹山亮磨:「……山吹」
鷹山亮磨:本題に入るよう促す。
山吹 黄昏:「ええ……」
山吹 黄昏:「死にたくは、ないです」
山吹 黄昏:「容易に倒せる相手とも思いません」
山吹 黄昏:「さりとてぼくたちはUGN、ならば手を尽くします。今だってその為に」
山吹 黄昏:「差し当たっては五凶の二、その力をぶつけよう」
山吹 黄昏:「……と、後ろにいる先輩が企てまして」
鷹山亮磨:「そういうこと」
鷹山亮磨:「力貸してくれよ、オッサン」
山吹 黄昏:「久方ぶりに外の空気を吸ってはいかがでしょうか」
山吹 黄昏:「星碎星のお弟子さんも2名ばかり声を掛けています」
鷹山亮磨:「取引ってやつだ。どうだ?」
ハン・ジュジエ:『グァッハハ!』
ハン・ジュジエ:『ググッ……何かと思えば……』
ハン・ジュジエ:『下らん話をするなら出ていけ』
ハン・ジュジエ:『今更に未練がましく地上へ縋ろうとは思わん。死兵は冥府にあればこそ、だ』
山吹 黄昏:「死に体ではありましょうが、それでも貴方は生きていますよ」
山吹 黄昏:「正確に言えば生かされている、というのが正しいですか」
ハン・ジュジエ:『……』
ハン・ジュジエ:『……五凶の二、と言ったな』
ハン・ジュジエ:『まさかとは思うが』
ハン・ジュジエ:『もう一人は誰だ?』
山吹 黄昏:「残念か嬉しいかは分かりかねますが」
山吹 黄昏:「"荒天龍"その人です」
ハン・ジュジエ:『……チッ』
ハン・ジュジエ:露骨に嫌そうな顔で舌打ちする。
山吹 黄昏:「あはは……」
鷹山亮磨:「露骨に嫌そうな顔してんぞ」
山吹 黄昏:「見れば分かります」感情のオーラも見ている。
ハン・ジュジエ:『なお断る』
山吹 黄昏:「そんなにお嫌ですか」
山吹 黄昏:「仲がよろしくない……?」
ハン・ジュジエ:『逆に問うが奴とニコニコ友誼を育める常人がいると思うか?極楽の釈迦にも伝手があるとは恐れ入ったな』
ハン・ジュジエ:『荒天龍の面を見るのにも虫唾が走るが』
ハン・ジュジエ:『それにも増して俺がそこに立ち会わせる理由があるまい』
ハン・ジュジエ:『言ったろう。地上への未練はないとな』
山吹 黄昏:「……そうですね」
鷹山亮磨:「……」助けに入るべきか、と不安げに山吹に目をやる。
ハン・ジュジエ:『どの道ここで死を待つ身だ』
ハン・ジュジエ:『お前達とシェンが何を争おうが、俺に関わりはないよ』
山吹 黄昏:「いえ、それは違うと思います」
山吹 黄昏:「まだあなたは生きていて、戦の果てに生かされて」
山吹 黄昏:「まだシェン・リィユェは死に損ねています。そこに意味はあるかと」
ハン・ジュジエ:『持って回った言い方をする』
山吹 黄昏:「そこは癖と言いますか……」
ハン・ジュジエ:『いい、続けてみろ』
山吹 黄昏:「重要なのは、共に武の高みを競った間柄。などと部外者の口出しすることでもないでしょうが」
山吹 黄昏:「貴方の縁は未だ結ばれている」
ハン・ジュジエ:『……縁』
山吹 黄昏:「大陸にて封印されていた彼、この地に縛り付けられた貴方」
山吹 黄昏:「それが再び巡り合うというならば、手合わせする事には意義があるかと」
ハン・ジュジエ:『…………』
ハン・ジュジエ:こひゅうと息をついて、考えるように黙り込む。
ハン・ジュジエ:感情の色を見れば、無言の内に彼が揺れているのが見て取れるだろう。
鷹山亮磨:「……よし」
鷹山亮磨:ぽん、と君の肩に手を置いて
鷹山亮磨:「十分だ、山吹」小声で。
鷹山亮磨:「上出来」
山吹 黄昏:「わっ」溢れかけた声を手で抑える。
山吹 黄昏:《帝王の時間》、体感時間加速を僅かに切り、ほっと息をつく。
鷹山亮磨:「引き上げるぞ。それじゃあな、“腐尸星”」
鷹山亮磨:「当日はよろしく頼むぞ」
山吹 黄昏:「貴重なお時間ありがとうございました」ぺこりと一礼。
ハン・ジュジエ:『……』
ハン・ジュジエ:返事はない。もう君達のことなど目に入らず、いつまでも考え込んでいるようだった。
山吹 黄昏:狭く、薄暗い廊下を歩む。
山吹 黄昏:それでも、先のひと時と比べればなんと開放感のあることか。
山吹 黄昏:本当にぼくなどで良かったのか、これで本当に上手く行くのか。
山吹 黄昏:右手を握る。刃の手を。与えられた信頼の証に頼らないと、こうして前に進むこともままならない。
山吹 黄昏:「……頑張らなきゃ、ね。山吹黄昏」

---

N市超能力犯罪者保護収容所『炎の河』 面会室
"荒天龍":重犯罪者オーヴァードばかりが収容される施設の面会室だけあって、分厚い強化ガラスに何重にも重ねがけされた抗レネゲイド領域
"荒天龍":さらに、厳重な物理的拘束でもって初めて檻の外へ出ることが叶う、その環境で
"荒天龍":「ほっ……!はっ……!」
"荒天龍":額に玉の汗を浮かばせながら、"荒天龍"が飛び跳ねる
"荒天龍":眼前には巨大なモニター。そして
"荒天龍":その手には、大きな輪っかのようなコントローラーを持っている
小泉千浪:「あーっ!いいなあ!」
小泉千浪:「あれ日本に来たら買えるかと思ったら全然買えなかったんですよね」
早坂邦正:「ああ、あたし持ってますよ。たまに姪と遊びます」
早坂邦正:「良ければお貸ししましょうか」
小泉千浪:「本当ですか?貸してほしいです」
早坂邦正:小泉さんの数歩後ろで様子を見守っている
早坂邦正:「では、さっさとお仕事を片付けないといけませんね」
"荒天龍":「あだだ、足つった……ん?」
"荒天龍":一息ついたところで、君たちに気づく
小泉千浪:パタパタと手をふる。「こんにちは~」
"荒天龍":「どーもー」コントローラーを放り投げて、その場に胡座をかく
"荒天龍":「君が話にあったお客さん?」
小泉千浪:「あ、どーもどーも!お忙しいところすみません!」
小泉千浪:「あ、話も通ってるんですね。じゃあ、まず」
小泉千浪:「手合わせしませんか?」
"荒天龍":「いいね~~~」口元を歪ませて笑いながら
"荒天龍":「流石は"ハーティスコール"。見込みがありそうだ」
小泉千浪:「あ、お兄さん僕のこと知ってるんですね?」
小泉千浪:「びっくりです」
"荒天龍":「そりゃあ、俺は君たちのファンだからね」
"荒天龍":「興味がないだけで、知らないことはあんまりないよ」
"荒天龍":「その興味も、今はちょっと湧いてきた」
"荒天龍":「で、何で手合わせするんだい?」ずいと身体を乗り出して
"荒天龍":「ゲームなら大体揃ってるし、外の遊びでもいい。もちろん」
"荒天龍":コンコンと強化ガラスを叩いて「この壁が邪魔なら、今すぐ壊すけど?」
小泉千浪:「野球選手とサッカー対決なんてしたくないですよ」
小泉千浪:「あっでも壊すの待ってくださいね」
小泉千浪:「すぐ怒るんですから、この人たち」
"荒天龍":「怒るやつには怒らせとけばいいんだよ」
小泉千浪:「ここでやりましょうよ」とんとん、と自分のこめかみを叩く。
小泉千浪:「どうです?」拱手をして。
"荒天龍":「へえ、君そういうタイプ?意外~」
"荒天龍":「ま、かまわんよー、受けて立とう」姿勢を正さないまま、クイクイと手招きする。
小泉千浪:「では、いざ」目を閉じる。頭の中で、強化ガラスのヴェールが剥がれる。
小泉千浪:「尋常に」"荒天龍"の姿だけを描く。
小泉千浪:「勝負っ!」
小泉千浪: 
小泉千浪: 
小泉千浪: 
小泉千浪:目を開けて、しゃがみ込んで。
小泉千浪:ごろんと寝転がる。
小泉千浪:「う……うう~~~!」
小泉千浪:「クソ~~~~~!」
"荒天龍":「勝負あったかな~?」
小泉千浪:「強くないですか!?」
"荒天龍":胡座をかいた姿勢のまま、ニヤケ顔でその様子を覗いている
"荒天龍":「わかりきったことを言うんじゃあないよー」
小泉千浪:「いやだって……」
小泉千浪:「なんだかんだで負けた連中が強い言葉を使ってるだけかもって……」
小泉千浪:「ズル……ズルじゃないですか?」
"荒天龍":「ホホホ、真に強きものを前にすると、一切の虚飾は剥がれてしまうものなのだよ」
"荒天龍":「悪いけど、生まれてこの方一対一で負けたことは一度もないからね」
小泉千浪:「そうなんですね。じゃあ五人組?」
小泉千浪:「なんでしたっけ……五虎将軍?の中でも一番強かったんですか?」
"荒天龍":「あー、懐かしい話をするね」
"荒天龍":「ま、もちろん俺が五賢帝最強だったのは自明だけども」
"荒天龍":「ん?五百羅漢だっけ?自分でつけた気がしたんだけどなー」
"荒天龍":「飽きた玩具のことはすぐ忘れちゃうんだ、悪いね」
小泉千浪:「あっもう飽きちゃったんですね……どうしましょう」
小泉千浪:「復刻版で遊びませんか?って話をしにきたんですけど」
小泉千浪:「やっぱりあんま興味ないですかね、そういうの」
"荒天龍":「復刻版~?」
"荒天龍":「いや、そもそも復刻って言っても……」
"荒天龍":首をひねりながら「エデンちゃんは死んじゃったし、ハンさんは隣の檻にいるし」
小泉千浪:「あ、隣にも声掛けてますよ」
"荒天龍":「ああ、それは知ってるよ。それでも二人だろ?」
"荒天龍":「リィエンの奴はなんか他所で新しいバンド組んだって話だし」
小泉千浪:「もう一人ですよ」
"荒天龍":「……あと居なくない?」
"荒天龍":「もうひとり……」
"荒天龍":真面目な表情で頭を捻る
小泉千浪:「まだ4人ですよ」
"荒天龍":「うーん、ちょっとまってね。たしかにもうひとりいた気が……」
"荒天龍":「……あ!」
"荒天龍":「思い出した!メガネくんだ!」
"荒天龍":「ウッソあいつ生きてんの!?」
小泉千浪:「僕も死んでたと思ってたんですけどね、センセ」
"荒天龍":「センセ……ははぁ、君、メガネくんの弟子か」
小泉千浪:「あっそうです!昔の話ですけどねえ」
"荒天龍":「なんだよメガネくん。ただの凡夫かと思ったら人を育てる才能はあったんじゃない」
小泉千浪:「あっそんなに筋いいですか僕。やったやった」
"荒天龍":「俺の目もまだまだだなあ。で、だ」
"荒天龍":「俺とハンさんとメガネくんの三人で、何させたいわけ?」
小泉千浪:「同窓会ですよ」
"荒天龍":「別に同窓会には興味ないんだけどなあ」
小泉千浪:「すっかり変わっててもですか?」
"荒天龍":「俺が一番強いのはもう確かめるまでもないんだし」
小泉千浪:「見違えたらしいですよ。僕もまだ会ってないんですけど」
"荒天龍":「変わってる?誰?メガネくんが?」
小泉千浪:「はい。なんか、皇帝ツァーリ級のジャーム兵器になったんですって」
"荒天龍":「うわ、何だよあいつ、ジャームになっちゃったんだ。無様~」
小泉千浪:「ね、無様ですよね」
小泉千浪:「見に行きませんか?」
"荒天龍":「えー、めんどいなー」
"荒天龍":「所詮ジャームでしょ?UGNのお得意の組織力でどうとでもしちゃえばいいじゃん」
小泉千浪:「なんか、警察に目をつけられててできないんですって」
"荒天龍":「はは、なにそれウケる」
"荒天龍":「凡夫同士で足引っ張ってたら世話ないね」
"荒天龍":「でも君らのお家の事情なんてそれこそ興味ないしなあ」
小泉千浪:「もう、何なら興味あるんですか?」
小泉千浪:「おいしいお蕎麦屋かラーメン屋さん知ってますよ。これならどうです?」
"荒天龍":「えー、俺一応仙人で通ってるからね。味覚に執着するステージはとっくに越えてるわけ」
小泉千浪:「えっー勿体な……」
小泉千浪:「じゃあサウナどうですかサウナ」
"荒天龍":「俺サウナ嫌いなんだよね。なんでわざわざ我慢して汗かきに行くわけ?」
小泉千浪:「えーっ」
小泉千浪:「じゃあ僕の手札全部終わりです」
"荒天龍":「よっしゃ—!俺の勝ちー!」
小泉千浪:「じゃあもう誘いませんから」
小泉千浪:「ふんっ」
"荒天龍":そう言って、興味を失ったようにコントローラーを取りに行く
早坂邦正:「小泉さん、小泉さん」拗ねた小泉さんに耳打ちする
小泉千浪:「いいですよあんなのもう……何ですか?」
早坂邦正:「荒天龍は万物を見下す増上慢の塊です。基本的に自分より強い相手というのを想像していません」
早坂邦正:「ここは、具体的な敵のスペックを丁寧に教えてあげるのがよろしいかと」
早坂邦正:「それが彼にとっての"未知"であるなら」
早坂邦正:「おそらく、一番チョロいと思いますよ」
小泉千浪:「具体的な敵のスペックですか?そんなの興味あるかなあ」普通の声量。
小泉千浪:「”輪廻の獣の濃縮体”でしたっけ?」
小泉千浪:「結局、それ、何ができるか分からなくないですか?」
"荒天龍":「え、ちょいちょいそれって」
"荒天龍":ガラス際まで寄ってくる「もしかして"血腥恶魔"!?」
小泉千浪:「えっそうですけど」
"荒天龍":「おいおいそういう事は早く言ってよ~!!」
小泉千浪:「だって興味ないかと……」
小泉千浪:「仙人だって言うし……」
"荒天龍":「どんだけ探しても見つからないと思ったら、メガネくんが持ってたのかよあのヤロ~!」
小泉千浪:「そんなにすごいんですか?」
"荒天龍":「いや、すごくはない!俺の方が強い!!」早口で
"荒天龍":「けど、それを証明はしていない」
小泉千浪:「ああ、なるほど」
小泉千浪:「証明できてないと」
小泉千浪:「強い言葉を使ってるだけかもしれませんもんね」
"荒天龍":「言うねえ」
"荒天龍":「なら、君が証人1号だ」
小泉千浪:「はい。お供しますよ。ああ、でも」
小泉千浪:「その前に、ちょっとだけお出かけしてきますね」
小泉千浪:「同窓会に」
"荒天龍":「ああ、いいよ~全然待ってる」足元のコントローラーを蹴り上げて
"荒天龍":「全クリする前に迎えに来てくれよ」
"荒天龍":「じゃないと、一人で勝手に会いに行っちゃうからね」心底楽しそうに笑い、再び画面に意識を向けた。

---

三条海良:「……それで」車内。停車し、運転席でコーヒーを片手に。
三条海良:「朱南の方では、どう出た」襲撃地点の情報の共有だ。
朱南文尊:「一般的に知られている名称はソ連における正式なペットネームではなく、NATOコードネームである。本来のペットネームはリーヴェニという。アフガニスタンで対ゲリラ用に運用され、高い戦果を上げていた……ん?」後部座席でクロスワードを解きつつ「あぁ、はい」
朱南文尊:「終わってますよ。10日にある一番大きなイベントは『BILLION ROCK FES』ここの会場が本命ですね」
三条海良:「……確からしいな。私の方でも同じく、だ」
三条海良:「ご丁寧に中継付きと来た。全世界に知らしめるつもりらしい」
朱南文尊:「イベント中止ですかね?事前に準備してた皆さんとお客さんは可愛そうかな」
朱南文尊:「それともUGNでダミー仕掛けますか?アイドルとかバンドマンのイリーガルも相当にいるでしょ」
三条海良:「ライブ中継がなければ、それもアリだったろうがね」
柳優:「……」珍しく静かに二人の話を聞いてます
三条海良:「中止も、今からかけあって間に合うかどうか、だ」
三条海良:「力技は歪みを生む。それは綻びになる。避けられるなら、避けたいね」
朱南文尊:「俺としては一般人を巻き込むリスクがある方が面倒かな」
三条海良:「あとは、そう。ミシマが知っていた可能性が高い」
朱南文尊:「ま。どういう判断を上が下すにしろ、適当にやりますが……へぇ」
三条海良:「トカゲの尻尾を切るので手打ちにしてくれ、とさ」
朱南文尊:「テロの発生場所、教えるから、この前の事はちょっとお目零してくれ。って訳だ」
朱南文尊:「で?なんて答えたんです?三条さん」
朱南文尊:「この情報、それから引っ張ってるのかな?」
三条海良:「いいや?」
三条海良:「『UGNを甘く見るな。覚悟しておけ』って返したさ」
三条海良:アイスコーヒーを啜る。
朱南文尊:「はっはっはっ、マジか。最高だね」
朱南文尊:「いや、さっすが」
朱南文尊:珍しく声に出して笑う。
朱南文尊:「ウチで一番喧嘩っ早い人と交渉したんだから、向こうも運がないかな」
朱南文尊:「俺はどうでも良いけど、借りなんてのは作るもんじゃないからね。良い判断なんじゃないですかね」
朱南文尊:返せなくなっても、困るしな。と軽くつけたし。
柳優:「……借り、といえば。三条先輩と朱南さんはどう思ってるんです?」
三条海良:「……何が、かな」
柳優:「五凶星を使うことについてです」
三条海良:「……やらずに済むのが一番だ」
朱南文尊:「俺は良く思わないかな。道義の問題じゃなく単純にコントロール出来るという事に疑問を感じてるからだけどね」
朱南文尊:「ジャームをリソースにするなんて言うのは、上手くいった試しはないでしょ。あそこまでの奴らは、さっさと殺した方が手間がないかな」
三条海良:「朱南の言う通りだな。……鹿骨部長の能力を信用していないわけではないが」
三条海良:「単純に、リスクが高すぎる」
三条海良:「鷹山は映画の見すぎなんじゃないか、と思ったね」
柳優:「私も同じ意見です。それこそ、作戦中に鹿骨部長が殺されるなんてことがあったら」
柳優:「手のつけられない怪物がもう二人増えることになっちゃいますからね」
三条海良:「……それは、私が許さん」
朱南文尊:「俺は給料以上分ちょっとだけ頑張って、駄目だったら逃げるかな」
朱南文尊:「で、柳さん」
朱南文尊:「誰か殺す可能性のある人がいるの?」
朱南文尊:敵以外にと言うニュアンスで尋ねる。
柳優:「くすっ。三条先輩のことを疑うわけじゃありませんけど~……今回ばかりは無理なんじゃないかな~」
三条海良:「……なるほど?」
柳優:「察しがいいですねえ、朱南さん」
朱南文尊:「どうも。女心以外には、定評がありますよ」
柳優:「もし、仮にですけど。この作戦が敵に全部バレてて」
柳優:「私達の中に一人、自由に動かせる駒を一つ持っているとしたら~……くすっ。流石の三条先輩でも部長を守りきれるとはいい切れませんよね?」
三条海良:「……そうだな」眉間にシワが寄る
柳優:「ま、要するにそういうことですよ。私たちの中に、裏切り者が一人いるかも、ってことです」
朱南文尊:「内通者を隠すには内通者狩りの中にって、良い御趣味で」
柳優:という感じでRハンドアウトを公開したいです
GM:どうぞ!

PC4 柳優
Rハンドアウト
君は臨時監査部の長である鹿骨から、内密にある依頼を受けている。
彼は発足したばかりの臨時査察部に、内通者、或いはもっと直接的に、裏切り者が紛れている可能性があると話す。
君は査察部の中に紛れ込んだダブルクロスを見つけ出さねばならない。


柳優:「くすくす。これを知った状態で、あんなリスキーな作戦提案されたら。誰だってうわ~、あいつあやし~!って思っちゃいますよね?」
柳優:「って事で、鷹山先輩を調べてみたんですけど。あんまり芳しい結果は得られませんでした。映画の趣味が悪いくらいですかね?」
三条海良:「……他に容疑者は、私と朱南と」
三条海良:「早坂さん、そして、山吹か」
朱南文尊:「なんて事をわざわざ言うからには、俺らは外れてるか、此処で一気に調べる腹積もりってとこかな」
柳優:「あの時三条さんがもう少し遅く来てれば、山吹さんについてははっきりしたんですけどね~」
朱南文尊:「ほら、逃げ場限られますし、狭い車内って。柳さんの あれ、そんなに好きじゃないんでパスしたいな」
三条海良:「……身の潔白を証明する為なら、まあ、さっさと済ませてもらうほうがいいが」
柳優:「くすっ。お二人にはしませんから、安心してください。もしかして一瞬期待しちゃいました?」
三条海良:「ホッとしているよ」
柳優:「ま、二人についても完全に信用したわけじゃありませんけどね。朱南さんも三条さんも怪しい女の子とイチャイチャしてたみたいですし?」
三条海良:「……」なぜそこまでオフの日のことを擦られねばならんのか、と言いたげな目で柳を見る。
朱南文尊:「俺は昔からですから、それに関しては。年季が違いますね」
柳優:「可能性としては低いほうかなと。なにせ私一人じゃ手が足りなくて。作戦決行まで後2日ですから」
柳優:「私の右腕と左腕になってもらおうかな~……と。どうですか?」
三条海良:「……朱南」
朱南文尊:「なんです?」
三条海良:「ボーナスは私が掛け合ってやる」
朱南文尊:「えぇ。ですね。そう、それが給料分の仕事なら、やりますよ」
朱南文尊:「それ以上の事は余程のことがない限りしません。知っての通りかな」
三条海良:「そういうことだ、柳」
三条海良:「だからだよ。労働に対する正当な報酬というやつだ」
柳優:「やった~!ありがとうございます、朱南さん、三条先輩!」
柳優:「くすっ。お礼に~……もしうまく行ったら~……私のこと、好きにしてもいいですよ♡」
三条海良:「……だそうだぞ朱南」
朱南文尊:「ん。あー……。三条さんの過去の記憶でも見せてもらおうかな」
朱南文尊:「その時は」
朱南文尊:くっくっと笑って。面倒そうに手を振る。
三条海良:「どうしてそうなる」眉間にシワがまた寄る。
朱南文尊:「ふっ、人に振るからですよ」
柳優:「くすくす。今、初めていい趣味だと思いましたよ、朱南さん♡」
朱南文尊:「趣味が悪いね。と、たまに言われてたかな。そう言えば」
朱南文尊:肩を竦める。
三条海良:「……お前達で仲良くやっててくれ、全く」ブラックのアイスコーヒーを、最後まで飲み切る。

柳優:同僚/朱南文尊/P:有為○/N:隔意/ロイス これとります!

---

13地区 地下闘技場『ディセント』
GM:11支部が掴んだ七赤の居場所は、13地区内のとある地下施設だった。
GM:UGNの監視網からも外れたその施設は、治安の悪いスラム街の只中にあり、まともな人間では辿り着くことも叶わない。
GM:長い階段を降りていくと、存外に広い内部は、どこからこんなに集まって来たのかと思えるほどの人の熱気で溢れかえっていた。
GM:酒場と闘技場が併設された施設のようで、一様にアルコールや麻薬の類で酩酊あるいは狂乱した客たちの中央に、巨大なリングが備え付けられている。
GM:リングの上に立つのは二人……ではない。
GM:いずれも暴力の匂いを色濃く漂わせる、実に六人もの闘士が、ただ一人を取り囲んでいる。
GM:『さあ!いよいよ本日のメインイベントォ!』
GM:大音響のナレーションが響き渡る。
GM:『6対1デスマッチ!ここまで無敗の驚異の新星、バグローヴィは、当闘技場の精鋭達を相手に果たして何分生き延びることができるのか!?』
GM:『さあ皆様!間もなく試合開始です!コールはお早めに!』
GM:中央にいるのが、恐らくバグロ―ヴィと呼ばれた男だろう。漆黒のスーツ姿。黒髪にサングラスを掛けている。
バグローヴィ:「……」
バグローヴィ:身長は180cm台半ばほどだろうか。だが彼を取り囲む大柄な面々と比べると、ひどく小柄に見える。落ち着き払った様子で、ジャケットのボタンを外していく。
GM:『では……試合開始!!』
GM:ゴングが鳴る。男がジャケットを脱ぎ捨て、六人が一斉に襲い掛かった。
GM:「うおぉおおっ……!」
GM:最も大柄な筋肉の塊めいたロシア系が、真っ先に拘束せんと摑みかかる。
バグローヴィ:だがそれより早く、バグローヴィはその懐に潜り込んでいる。
GM: ズ ン ッ
GM:不発弾でも爆発したような鈍い音と共に、巨体が宙に浮く。
GM:同時に、背後からもう一人が襲い掛かる。両腕を巨大なチェーンソーに改造した男だ。唸りを上げる回転刃で、徒手のバグローヴィに切り掛かる。
GM:「捉った!!」
GM:ガギャ、と嫌な音が響く。
GM:稼働中のチェーンソーを素手で掴み取り、強制停止させた音だ。
GM:「な──」
GM:そのままぐい、と引きずり込み、有無を言わせぬ力で突き飛ばす。再稼働したチェーンソーが暴れ狂い、四肢を触手に変えた男と、巨大なワニのキュマイラを切り刻む。
GM:血飛沫が舞い、悲鳴が響き渡る中、最も小柄な女が銃を構える。
GM:「隙アリだよ、チャンピオン……!」
GM:ただの銃ではない。5丁のショットガンを無理矢理繋ぎ合わせたかのような、狂気じみた代物だ。
GM:「吹き飛べ───!」
GM:凄まじい破裂音と共に、至近距離から降り注ぐ弾丸の雨。
バグローヴィ:「……」
バグローヴィ:バグローヴィの手元がほんの一瞬、ブレる。
GM:「……!?」
GM:立ち込める硝煙の中、彼は無傷で立っている。狼狽する女は何が起きたのかも分かっていない。銃弾は全て、空中で掴み取られた。
GM:「嘘だ……ぎゃッ!!」
GM:腕を振るい、礫めいて弾丸を飛ばす。まるでショットガンと遜色ない──否、それ以上の威力。女は倒れ伏し、残るは一人。
GM:「う……ぅうっ……!」
GM:モルフェウス能力者。結晶めいてきらめく全身装甲は、並の銃撃程度では傷一つ付かない。
GM:だがそれを着込んで尚、目の前の徒手空拳の男に足が竦んでいる。
バグローヴィ:「……降参か?」
バグローヴィ:ぽつりと口を開く。
GM:「……! ……っ、お、うぉおあ、オオオアアアッ!!」
GM:プライドを傷付けられてか、或いは恐怖ゆえか、自棄になったように殴り掛かる。鋼鉄より堅固な拳がバグローヴィに迫り、そして。
GM:──みしり、と。
GM:正面から迎撃される。拳と拳がぶつかり合い、瞬間、男は仰向けに倒れている。足払い。視界が天井の照明に塗り潰され────
GM:「……!」
GM:暗い影が差す。バグローヴィが馬乗りになっている。
GM:「待っ」
GM:制止の声が聞き届けられることはなかった。
GM:バグローヴィの肩から先が、観客の視界から消える。
GM:格闘技において最速の連打────詠春拳、チェーンパンチ。オーヴァードによって成されるそれは、一つの破壊の嵐そのものだ。
GM:絶え間ない轟音が響き渡る。超高速の連打で、超硬質の装甲が見る間に軋み、凹み、破壊されていく。
GM:撒き散らされるのが装甲の破片から血飛沫に変わるまで、数秒と掛からなかった。
GM:連打が止み、血塗れのリングに立っているのはバグローヴィ一人。
GM:『……勝者…… ……バグローヴィです』
GM:歓声は上がらず、代わりにどよめきが会場を包んでいた。
GM:「滅茶苦茶だよ」「これじゃ賭けにならねえ」「何なんだ、あいつ」
バグローヴィ:客たちの畏怖の目も気にせず、ジャケットを拾い上げてリングを降り、そのまま客席に着く。
バグローヴィ:周囲からは、波が引くように人が消えていく。彼は気にする様子もなく、手に付いた血を拭い、サングラスを外す。
バグローヴィ:その顔はやはり君──小泉千浪の知る面影を残したものだ。
GM:記憶より随分と大人びているが、間違いない。
GM:君の兄弟子、七赤だ。
小泉千浪:「わあ~~~!」
小泉千浪:「七ちゃん先輩だあ~~~!」
七赤:「……」グラスを持つ手がぴたりと止まる。
小泉千浪:ばあっと駆け寄って、抱きつこうとする。
七赤:「……」ぱっと椅子から立ち上がって逃げる。
小泉千浪:「あれ」
小泉千浪:「なんで逃げるんですか!?」
柳優:「へぇ~。小泉さんの先輩、意外とイケメンなんですねぇ。もっとゴリラみたいな人かと思ってました」
七赤:「……千浪シャンラン……?」怪訝な──あるいは嫌そうな顔。
七赤:「……何故こんなところにいる」
小泉千浪:「はい!小泉千波です!」雑に敬礼する。
小泉千浪:その出で立ちは、着物にフリルが付いたような——メイド服。
小泉千浪:ヘッドドレスが乗っかっている。
小泉千浪:「何故って……ここに居るって聞いたので!」
小泉千浪:「会いに来ました!」
七赤:「何だと……?この場所が……」
七赤:「……」
七赤:「……何だその服は」
小泉千浪:「知らないんですか?」袖をつまんでくるりと回る。
小泉千浪:「日本のメイドさんの服なんですよ」
小泉千浪:「可愛くないですか?」
七赤:「……」散々遊ばれた昔の日々を思い出しているかのような、嫌そうな沈黙。
七赤:「……可愛いかどうかは関係ない」
七赤:「何故この場で着ているのかを聞いている」
小泉千浪:「えっだって……」
小泉千浪:「見せたくて……?」
七赤:「……」眉間に皺が寄る。
七赤:「意味が分からん……」
小泉千浪:「いやしかし七ちゃん先輩背めっちゃ伸びましたね~」てくてくと寄る。
小泉千浪:「めちゃくちゃカッコ良くなってるし。モテそうですね」
七赤:「……。……何をしに来た、千浪」
七赤:「ただ会いにきた訳ではないだろう」
小泉千浪:「何をしに来たのかを聞きに来ました」
七赤:「……」
七赤:「その連中は何だ」査察部の面々に目をやって。
七赤:「お前の仲間か?」
小泉千浪:「ああ」後ろをくるりと向いて。
小泉千浪:「バイト先です」
山吹 黄昏:「どうも、UGNの山吹です」ぺこり
柳優:「はじめまして~♡小泉さんのお友達の柳で~す♡」
三条海良:「……」
朱南文尊:「お気になさらずに、積もる話もあるでしょ」
朱南文尊:「デートに割り込むのは野暮だと心得てますよ。マジで」
七赤:「……」特に柳さんの空気に苦手なものを感じて嫌な顔をする。
七赤:「……UGNか」
小泉千浪:「ほら、僕の力で見つけるなんて無理だったので」
小泉千浪:「道案内してもらったんですよ。それで、です」
小泉千浪:「何で日本に?観光ですか?」
七赤:「……とぼけるな。大方掴んだ上で来てるんじゃないのか」
七赤:グラスの牛乳を口に運ぶ。
小泉千浪:「とぼけてないですってば」
小泉千浪:「そりゃ、任務目標の当たりはつけてますよ。ですけど」
小泉千浪:「僕が聞きたいの、何で、ですから」
七赤:「……」小泉さんを見て「任務だ。指示されて来た」
七赤:「それ以上のことはない」
小泉千浪:「……一人で闘うつもりだったんですか?」
七赤:「……」もう一度、小泉さんと査察部の面々を見て。
七赤:「それが任務だ」
七赤:「党の目的は、秘密裏に星碎星を処理することにある」
七赤:「現状の星碎星は大量破壊兵器に等しい存在だ。この国に持ち込まれて解放された場合、国際問題に発展しかねない」
七赤:「逆にその事態を未然に防ぐことが出来れば、事によっては大恩として売り付けることも出来る……」
七赤:「党はそう考えている」
小泉千浪:「ぶっちゃけどうなんですか。やれると思ってるんですか、それ?」
七赤:「可能かどうかは問題ではない」
七赤:「これが俺に与えられた任務なら、俺は遂行の為に可能な限り努力する」
七赤:「それだけの話だ」
朱南文尊:「うわっ、早死にしそうな生き方してるかな」
小泉千浪:「そんなに背も大きくなって、顔もカッコ良くなって」
小泉千浪:「あっあとそのメッシュ真似ですか?それから、さっきの」
小泉千浪:「”真紅バグローヴィ”って、何でロシア語にしたんですか?スラヴ系で通らないですよね」
七赤:「……」
七赤:「自治区の問題は」無視。
小泉千浪:「ちょっと!」
柳優:「くすくす。好かれてますねえ小泉さん」
小泉千浪:「まあ好かれてはいますが……」
七赤:「……統戦部としては『存在しないこと』としておきたい事実だ」
七赤:「そこを発端としたテロリズムが他国に被害を与えるという事態は、何としてでも避けなければならん」
三条海良:「真っ向からかち合うわけだな、ETRとは」
山吹 黄昏:「……UGNとの協調は、努力の範疇に収められませんか?」
小泉千浪:「あっ黄昏ちゃんいいこと言いますね」
小泉千浪:「どうなんです?」
七赤:「……協調だと?」
朱南文尊:「利用できるとこまではお互い利用し合うのは楽だと思いますよ」
七赤:「具体的には」
山吹 黄昏:「ETR、並びに星碎星へ対抗するための戦力と情報を我々は揃えつつあります」
山吹 黄昏:「この街における最大勢力との掣肘なしに、貴方方はその一部を利用することが出来る」
山吹 黄昏:「お互いにとって、良い取引であると思います」
山吹 黄昏:「我々か、小泉さんを信頼して頂けるならばですが」
七赤:「……戦力」小泉さんに目をやる。
小泉千浪:「ああ」
小泉千浪:「僕より強いですよ」
小泉千浪:「さっき負けてきました」
七赤:「お前がか」僅かに驚いたように。
小泉千浪:「鈍ってるつもりはなかったんですけどね」パタパタと手をふる。
鷹山亮磨:「誰か教えてやれ、名前」
柳優:「え~?私いやですよ。それで断られたら私のせいみたいじゃないですか」
朱南文尊:「言っても良いですけど、まず言い出しっぺが教えるべきじゃないかな」
三条海良:「……」腕を組みながらやり取りを見ている。
早坂邦正:「だそうですよ。鷹山くん」
小泉千浪:「えっ勿体ぶる必要あるんですか?"荒天龍"ですよ」
小泉千浪:「投入するんですって、UGNが」
鷹山亮磨:「それに“腐尸星”。五凶星の二人だ」
七赤:「……」顔を顰める。
七赤:「正気か?」
朱南文尊:「気が合いそうかな。七赤さん。俺もマジでそう思うね」
朱南文尊:額に指当てて首を横に振ってる。
柳優:「言われてますよ~?発案者の鷹山せんぱ~い?」
鷹山亮磨:「何だよお前ら心配しすぎだろ!大丈夫行けるって!お前もそう思うよな山吹!」
山吹 黄昏:「えっぼくですか!?」
山吹 黄昏:「ぼくは部長の能力について、そう詳しく知りませんので……」
三条海良:「映画はしばらくラブロマンスだけにしておけ、と言いたくなる」
山吹 黄昏:「ぼくもそういう作品観たいですね。怖いのはしばらくごめんです」
小泉千浪:「まあとにかく、UGNはやる気らしいですから」
早坂邦正:「やる気……見えましたかねえ、見えてたらいいなあ」
小泉千浪:「どうです?一緒にやりますか?恩を売りつけるのはできなくなっちゃいますけど」
小泉千浪:「まあ僕はとても感謝するので、恩に着ますとも」
七赤:「……」しばらく考えるように黙り込み。
小泉千浪:「なんかして欲しいことあればやりますよ」
小泉千浪:「あ、悪いことは僕的にNGですけど……」
七赤:小泉さんに目を向ける。
七赤:「千浪。お前はどう思ってる」
七赤:「勝てると思うか?師匠に」
小泉千浪:「分かりません!」
小泉千浪:「まあ、だからこそ、知りたいと思います」
小泉千浪:「僕もまあ、それなりには強くなりましたし。センセのこともまあまあ好きでしたから」
小泉千浪:「晩節を汚してもなあって気持ちはありますよ」
七赤:「……」瞑目して、
七赤:「……条件がある」
小泉千浪:「何です?」
七赤:「幾ら強力な駒を揃えたところで、それを御せねば意味がない」
七赤:「俺は一人でやってきた。手を組む価値があるか、考慮するにはまず確かめたい」
七赤:君達を見て「7人。丁度いい。6人では足りなかったところだ」
七赤:グラスを飲み干し、椅子から立ち上がり。
七赤:「──功夫を見せてみろ」
小泉千浪:「あはは。久しぶりですねえ」
小泉千浪:「じゃあ、皆さん、そういうことなので!」
七赤:ジャケットを脱ぎ、リングに上がっていく。
小泉千浪:「一緒に頑張りましょうね。言っておきますけど、僕」
小泉千浪:「先輩には負け越してますよ」
三条海良:「自慢気にいうことか、それは」手袋をきゅっ、と整える
山吹 黄昏:「なるほど、小泉さんの兄弟子……」何か納得している。
柳優:「え~?私荒っぽいのは苦手なんですけど~……か弱い女の子なのでぇ~……」
朱南文尊:「強い人代表戦って訳にはいかないかな。誰か1人ご指名するとか」
朱南文尊:無茶苦茶いやな顔をする。
山吹 黄昏:「それですと朱南さんになるのでは……?」
朱南文尊:「冗談でしょ。ま。でも、これは給料の内だよな。例え手の内見られることになっても」
朱南文尊:「それが協働って話か」
小泉千浪:「UGNの武器は組織力じゃないんですか」
小泉千浪:「一番強いとこ出し惜しんだら、見せたことにならないですから」
鷹山亮磨:「7対1で勝てば『統戦部の鬼札』が手に入るんだろ?破格だぜ、破格」
山吹 黄昏:「素晴らしき技を見せていただき、今後の糧……功夫に出来ると思えば得難い経験ですね」
早坂邦正:「手の内を見せて手札が増えるのなら、ええ、悪くは無いかと思いますねぇ」
朱南文尊:「俺の手の内側は彼女だけに見せてれば良かったんですけどね」
柳優:「仕方ないですね。くすくす。ちゃんと後で労ってくださいね~?」
GM:飛び入りでリングに上がった君達と七赤に、何事かと興味の目を向ける観客が集まってくる。
小泉千浪:周囲に手をふる。メイド服のまま。
GM:急遽決定した特別試合に、すぐに客席は満員となり──そして、ゴングが鳴り響く。

GM:戦闘を開始します。
GM:エンゲージはこちら
エンゲージ ()内は行動値



七赤(15)

(3m)

山吹(11)朱南(9)三条(8)柳(6)小泉(4)



GM:NPCカードが使用できます。

鷹山亮磨
≪カバーディフェンス≫
ラウンド1回
単体カバーリング

早坂邦正
≪覚醒の電光≫
シナリオ3回、オートタイミングで使用可能
戦闘不能を回復し、HP1まで回復 侵蝕5上昇


GM:また、特殊ルールというほどではありませんが、この戦闘は試合形式のため
GM:とどめを刺されることはありません。
GM:侵蝕的にまずそうなら倒れていても大丈夫ということですね
GM:ではセットアップから!
山吹 黄昏:なし!
七赤:無し。
三条海良:なし!
朱南文尊:なし!
小泉千浪:《原初の黄:氷の茨》。
小泉千浪:七赤が移動して離れた場合HPを失わせます。
小泉千浪:侵蝕率+3 (侵蝕率:78->81)
柳優:ないよ~
GM:ではイニシアチブから
GM:最速は行動値15の七赤
七赤:≪原初の白:時間凍結≫
GM:七赤の手番。
七赤:マイナー≪影走り≫+≪バトルビート≫+≪ライトスピード ≫
七赤:接敵しつつ2回メジャーアクションを行います
柳優:やばそう
七赤:メジャー ≪コンセントレイト :ハヌマーン≫+≪音速攻撃≫+≪獅子奮迅≫+≪吠え猛る爪≫+≪超振動閃≫
山吹 黄昏:やばいね
三条海良:やばいわ
七赤:対象PC全員、装甲無視、ダメージを与えた場合ラウンド間対象が受けるダメージ+12です
七赤:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[1,2,2,3,3,6,7,8,8,8,8,9,10]+10[2,4,6,6,6,7,10]+10[2,10]+3[3]+8 → 41

GM:対応どうぞ
朱南文尊:ガードします。
山吹 黄昏:鬼切りの小太刀でガード。ガード値は3。
柳優:ガード値ないからドッジしちゃお~
小泉千浪:ガードしてみようかな
三条海良:この武器ガード8あるわ ガードしよ
柳優:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 5[1,5,5,5] → 5

柳優:貧弱メガネ
三条海良:かわいそう
七赤:5D10+17 ダメージ 装甲無視
DoubleCross : (5D10+17) → 21[4,2,8,3,4]+17 → 38

柳優:あびゃびゃ
柳優:《崩れずの群れ》で三条さんをカバーしてもいいでしょうか
GM:どうぞ!
柳優:じゃあカバー!
柳優:柳優の侵蝕率を+2した(侵蝕率:89->91)
朱南文尊:あと3点まからないかな。そしたら耐えれるんだけど。哀しいぜ。
小泉千浪:ガード4でHP32だから足りないな
山吹 黄昏:倒れてリザレクトしますね
小泉千浪:リザレクト。
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:83->89)
小泉千浪:侵蝕率+10(1d10->10) (侵蝕率:81->91)
柳優:そしてリザレクト
小泉千浪:ギャッ
朱南文尊:《リザレクト》
三条海良:うわあ
朱南文尊:77+1d10
DoubleCross : (77+1D10) → 77+1[1] → 78

柳優:柳優の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:91->94)
柳優:低めで良かった~
GM:三条さん以外はラウンド中、受けるダメージ+12状態になります
七赤:二回目
七赤:≪コンセントレイト :ハヌマーン≫+≪音速攻撃≫+≪獅子奮迅≫+≪吠え猛る爪≫+≪超振動閃≫
七赤:再び全員に攻撃
七赤:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[1,3,3,3,5,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[2,3,3,4,9,9,10]+10[1,7,8]+10[5,10]+10[9]+2[2]+8 → 60

三条海良:さっきより強い
GM:やる気すごいなこの子
三条海良:ガガガード
三条海良:ガード値は8
小泉千浪:一応ドッジしよ……
小泉千浪:7dx+1>=60
DoubleCross : (7R10+1[10]>=60) → 9[1,2,3,4,6,7,9]+1 → 10 → 失敗

小泉千浪:(ヾノ・∀・`)ムリムリ
朱南文尊:ダメ元ドッジ
朱南文尊:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 5[1,2,3,5]+1 → 6

朱南文尊:(ヾノ・∀・`)ムリムリ
山吹 黄昏:3dx+1>=60 ドッジ
DoubleCross : (3R10+1[10]>=60) → 3[1,2,3]+1 → 4 → 失敗

山吹 黄昏:(ヾノ・∀・`)ムリムリ
柳優:ドッジしちゃお~
柳優:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,6,6,9] → 9

柳優:(ヾノ・∀・`)ムリムリ
柳優:同一メインプロセス中だからカバーもできないぜ
三条海良:そうだぜ
小泉千浪:そうじゃん
GM:ダメージ!
七赤:7D10+17 装甲無視 追加ダメージ12
DoubleCross : (7D10+17) → 38[4,10,5,9,3,2,5]+17 → 55

朱南文尊:《リザレクト》
朱南文尊:78+1d10
DoubleCross : (78+1D10) → 78+8[8] → 86

山吹 黄昏:リザレクト!
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:89->97)
山吹 黄昏:うわーっ
小泉千浪:死!リザ!
小泉千浪:侵蝕率+10(1d10->10) (侵蝕率:91->101)
小泉千浪:ギャーッ!
GM:ひどい
三条海良:(ヾノ・∀・`)ムリムリ
三条海良:リザ
三条海良:三条海良の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:96->98)
三条海良:三条海良のHPは2
柳優:りざざざ
柳優:柳優の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:94->95)
柳優:はぁはぁ……効かねえ

七赤:君達と向かい合う七赤が、静かに構えを取る。
七赤:「念頭不正──」
七赤:口元でぼそりと呟く。瞬間、その姿が掻き消える。
朱南文尊:「あ。やべっ、1回きりだけど俺より速いな、あれ」
七赤:襲い来るのは暴威。オーヴァードの動体視力でも捕捉困難な、超高速機動。
七赤:衝撃、としか感じられない拳の連打が、不可視の嵐のように君達を襲う。
山吹 黄昏:「──ッ!」僅かに見える、見てそれだけだ。
山吹 黄昏:「っが、ふぅぅ……!」想像を絶する速さの拳打、叩きのめされて、鞘を手掛かりに立ち上がる。
小泉千浪:ひゅう、と口笛を吹く。
小泉千浪:その拳打をいなし、いなして。
小泉千浪:押し込まれて、押し負ける。
小泉千浪:「っつう……!」
柳優:「あは!超積極的ぃ~!」 体を薄く天幕のように展開。三条への攻撃を遮る。
柳優:無数の飛沫となって撒き散らされた体が、一箇所に集まり再び人の形に再生する。
三条海良:無色の魔眼を展開、盾とする。この速さ、一撃で終わるはずがない。
三条海良:「……ぐ、ぅ」魔眼の障壁を貫通した連打に、なす術なく打ちのめされる。
朱南文尊:「あぁ、くっそ。分かってたけど、痛いものは痛いかな」ボロ屑のように壁に叩きつけられる。
朱南文尊:「痛いで済んでるから、まだ、大丈夫とは言えるね」血を拭って次撃に備える。
七赤:連打が止み、再び姿を現す。息一つ上がっていない。
小泉千浪:ぷっ、と血を吐く。
小泉千浪:「いやあ、強いですね!」
朱南文尊:「あぁ、言っておく?」
朱南文尊:「合格だよ。七赤くん」
朱南文尊:不敵に嗤う。
柳優:「くすくす。激しすぎて壊れちゃいそうですねぇ~。朱南さん、早めに終わらせてくださいよ~?」
朱南文尊:「終わらせようと思ったんですけどね、じっくり行こうかな。焦らずやりましょ」
小泉千浪:「合格じゃ満足しないですよ」
小泉千浪:「ですよね」傘の柄を強く握り、姿勢を下げる。
七赤:「……」再び、構えを取り直す。

GM:通常手番!
七赤:マイナー≪バトルビート≫
七赤:メジャー≪コンセントレイト :ハヌマーン≫+≪音速攻撃≫+≪獅子奮迅≫+≪吠え猛る爪≫
七赤:全員殴る!
柳優:タスケテ~
GM:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[1,1,2,2,4,6,6,6,6,7,7,7,9]+10[2,4,9,10]+10[3,7]+2[2]+8 → 40

山吹 黄昏:3dx+1>=40 ドッジ!
DoubleCross : (3R10+1[10]>=40) → 10[2,4,10]+1[1]+1 → 12 → 失敗

小泉千浪:7dx+1>=40 ドッジ
DoubleCross : (7R10+1[10]>=40) → 9[3,7,7,8,8,9,9]+1 → 10 → 失敗

柳優:どっじ!
柳優:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[7,7,7,9] → 9

三条海良:ドッジ!
三条海良:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[7,7,8] → 8

朱南文尊:ドッジ
朱南文尊:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[1,4,5,9]+1 → 10

七赤:5D10+17 装甲無視 追加ダメージ12
DoubleCross : (5D10+17) → 30[8,3,4,7,8]+17 → 47

柳優:《崩れずの群れ》で小泉さんをカバーしますね
小泉千浪:ありがとー!
柳優:柳優の侵蝕率を+2した(侵蝕率:95->97)
柳優:そしてリザレクト!
柳優:柳優の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:97->104)
朱南文尊:《リザレクト》
朱南文尊:86+1d10
DoubleCross : (86+1D10) → 86+6[6] → 92

山吹 黄昏:リザレクト
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:97->103)
三条海良:リザ!
三条海良:三条海良の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:98->107)
三条海良:9……

七赤:「來留去送────」
七赤:まだ止まらない。今度は連打ではない。
七赤:一波目の打撃は布石だ。内勁を搔き乱し、強制的に隙を生じさせ。
七赤:「────シッ……!」
七赤:一人一人、反撃の意思を刈り取るように砲撃めいた拳を叩き込んでいく。
七赤:「……この程度で」
七赤:「満足してもらうようでは困るが」
七赤:淡々と事実を告げるように言う。
山吹 黄昏:「かふっ」刹那、意識を飛ばして。落下の衝撃で戦意を取り戻す。
三条海良:「くっ、そ……。やってくれる」口から出た血を手袋で拭う
朱南文尊:「本番でも同じこと」拳が腹にめり込み体がくの字に曲がる。「グフッ、ゲホ、してくれると信じていいかな?」
朱南文尊:「君、好きな娘の前で格好つけてない?」
朱南文尊:淡々と告げるように、こちらは挑発してみる。
柳優:「いいっ……」再び肉体を展開。虹色の飛沫が破裂し、小泉の体に降り注ぐ。「たーい!ちょっと、小泉さんの先輩流石に乱暴過ぎませ~ん?」
小泉千浪:「いやこういう人なんですよ……うわっ!」
小泉千浪:「これ毒とか無いですよね!?」
柳優:「人のことなんだと思ってるんですか~?体を張って守ってるのにぃ」
小泉千浪:「あ、いやありがとうございます!助かりましたよ!」
小泉千浪:「あれ食らうとキッツいんですもん」
柳優:「気になるなら後で背中流してあげてもいいですけどね?くすくす。その前にベッド送りにされなければ」

GM:イニシアチブ
七赤:≪傍らに立つ影:原初の紫:分割思考≫ 行動値-10して未行動になります。
GM:行動値11、山吹さんの手番です
山吹 黄昏:メジャーでコンボ【無常絶刀】《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の舞踏》侵蝕率+4、鬼切りの小太刀で攻撃。対象は七赤
山吹 黄昏:オートで《紡ぎの魔眼》使用。判定値+3D、山吹 黄昏の侵蝕率を+1した(侵蝕率:103->104)
GM:どうぞ!
山吹 黄昏:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[2,2,2,5,5,6,6,7,7,7,7,10,10]+10[2,5,6,6,7,8]+10[6,9]+10[10]+6[6]+4 → 50

七赤:≪原初の紫:復讐の刃≫
山吹 黄昏:ぐわーっ
七赤:リアクション放棄反撃します
七赤:8DX7+8
DoubleCross : (8R10+8[7]) → 10[3,3,3,6,6,8,10,10]+10[5,9,10]+5[5,5]+8 → 33

山吹 黄昏:10+6d10 装甲ガード有効
DoubleCross : (10+6D10) → 10+39[8,8,7,2,6,8] → 49

山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+4した(侵蝕率:104->108)
山吹 黄昏:Eロイスないですよね?
GM:結構入りました
GM:Eロイスは無いですね
七赤:4D10+21 追加ダメージ12
DoubleCross : (4D10+21) → 18[2,8,4,4]+21 → 39

山吹 黄昏:これカバーリングはできます?
GM:できるらしいです!
山吹 黄昏:鷹山先輩、≪カバーディフェンス≫お願いします!
GM:ではカバーでダメージ無効!
GM:演出どうぞ!

山吹 黄昏:「ふっ」強く、短く息を吐き、右手を虚空にて強く握る。
山吹 黄昏:一歩踏み込む。手中に黒い持ち手が収まる。
山吹 黄昏:七赤への間合いはあと四歩。鞘の色も漆黒。その全てが異空間から現出すると同時。
山吹 黄昏:距離が詰み終わり、刃が振り抜かれている。
山吹 黄昏:七赤の身体に、墨を引いたような斬撃痕が残された。
七赤:「……!」斬撃の刹那、精緻極まる手技により致命傷を逸らすも、無傷とはいかず血を噴き出す。
山吹 黄昏:ちん、と音立て鞘に収まって。拳士から再び距離を取ろうとする。
七赤:同時にその後隙を見逃すはずもない。防御から流れるような動きで手刀を繰り出し、山吹の延髄を狙う。
鷹山亮磨:「……っとお!」
鷹山亮磨:その寸前、燃え盛る炎の鳥が割って入る。
鷹山亮磨:鷹山の能力だ。手刀に切り裂かれ霧散し、火の粉を撒き散らすも、時間稼ぎには十分。
山吹 黄昏:「──先輩!」その様をしっかりと見ている、迫る致命も、救いの手も。
鷹山亮磨:「離脱が遅い! もっとビビれ山吹!」
山吹 黄昏:「はいっ!」次の斬り口を探す間合いに、再び着いた。

GM:では行動値9、朱南さんの手番です
朱南文尊:《コンセントレイト:ハヌマーン》《風鳴りの爪》《疾風迅雷》《さらなる波》 オートで ウェポンケースから磨光嵐惨刃(レイジングブレイド)を取り出し装備。 行動値9→5 
朱南文尊:磨光嵐惨刃(レイジングブレイド)の効果も使用。 ドッジ不可です。
GM:どうぞ!
朱南文尊:7dx7
DoubleCross : (7R10[7]) → 10[1,2,2,7,8,9,10]+5[1,3,5,5] → 15

七赤:≪原初の紫:復讐の刃≫!
七赤:8DX7+8
DoubleCross : (8R10+8[7]) → 10[6,6,6,9,10,10,10,10]+10[1,2,2,8,8]+10[2,9]+4[4]+8 → 42

GM:ダメージどうぞ!
朱南文尊:2D10+2D10+12+14
DoubleCross : (2D10+2D10+12+14) → 16[7,9]+14[8,6]+12+14 → 56

GM:痛すぎ
GM:かなり入ってます
朱南文尊:そちらもどうぞ。
七赤:5D10+21 追加ダメージ12
DoubleCross : (5D10+21) → 21[2,2,6,6,5]+21 → 42

朱南文尊:《リザレクト》
朱南文尊:92+1d10
DoubleCross : (92+1D10) → 92+8[8] → 100

朱南文尊:100→109
GM:演出どうぞ!
朱南文尊:あ。演出ですが。先に攻撃していたけると
朱南文尊:有難いのですが。
GM:了解です!

七赤:息つく間もなく次の手に移る。
七赤:リングを滑るように踏み込み、一気に朱南との距離を詰め、
七赤:ほぼ密着体勢から、かち上げるように頭部に掌底を叩き込む。
朱南文尊:「そろそろ、動っ、うお!?」驚愕に目を見開く。腕を僅かながらに動かし、脳を守りながら10歩ほど吹き飛ばされた。
朱南文尊:「ってぇ。(もう、再生は無理か)あー、さっきの言葉、もしかして気に障った?」よろよろと立ち上がる。
朱南文尊:呼吸を整えて、ネクタイを軽く緩める。
七赤:「……」僅かに眉を動かす。
朱南文尊:「こんな体を張るロミオなんていないぞ。脚本はシェイクスピアじゃ絶対ないな」
朱南文尊:「いや、俺にも、いたかな。そういう女」
朱南文尊:好きと言うのは、利用すると言い換えることも出来る。なんであれ彼女は朱南文尊個人を必要としてくれた唯一の人間だった。
朱南文尊:事実として優秀ではあるが、特別では決してないオーヴァード。
朱南文尊:人当たりの良さで偽装し、常に隙がないように振舞い、他人に期待することを諦めている枯れた感性。
朱南文尊:熱くなる事も、のめり込むモノもない、何かあっても一人で勝手に立ち上がる、構い甲斐のない人間。
朱南文尊:こんな自分よりも有能で特異で、隙の多いエージェントは 多くはないだろうが珍しくもないだろう。
朱南文尊:何故自分なのか?こんな面倒な自分の何が共犯者に適していたのだろうか?
朱南文尊:それを何時か知りたかった。その答えは何時だって気にかかっていた。日常とやらが遠い自分がどうにか帰ってこれるのは、この些細な棘のような謎があるからだった。
朱南文尊:「あぁ、本当に」
朱南文尊:漏れ出る言葉の合間に実行される攻撃動作。
朱南文尊:10歩の間合いを詰めるのに0秒。
朱南文尊:剣を抜き振り下ろすまでに0秒。
朱南文尊:攻撃開始から終了まで都合0秒。
朱南文尊:時間を無にする究極の迅さ。無限速の剣閃。
朱南文尊:0秒ですれ違い0秒で敵を切り裂いていた。
朱南文尊:「そっちは再会出来て羨ましいよ」
朱南文尊:ぼやくように紡がれた音の全てが風に乗ったのは、刃の動きよりもあまりにも遅く。
朱南文尊:血に濡れた刃の下で無数の呪い字が七光に揺らめく。
七赤:「ッ──!」
七赤:鮮血が舞う。白兵戦において右に出る者無しと言われた“七赤”でも、反応しきれぬ速度。
七赤:奪命に至らなかったのは、偏にその身体の頑強さによるものだ。

GM:行動値8、三条さんの手番です。
三条海良:待機します
GM:では行動値6、柳さんの手番です
柳優:待機しちゃお~
GM:では行動値5、再び七赤の手番です
七赤:オート≪原初の虚:ハイブリーディング≫
七赤:≪ライトスピード≫の使用回数を回復します
七赤:マイナー≪バトルビート≫+≪ライトスピード≫
七赤:2回メジャーアクションを行います
七赤:1回目
七赤:≪コンセントレイト :ハヌマーン≫+≪音速攻撃≫+≪吠え猛る爪≫
七赤:1D5 対象
DoubleCross : (1D5) → 3

七赤:三条さんです
七赤:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[1,2,3,3,4,6,7,9,10,10,10,10,10]+10[2,3,4,5,8,9,9]+6[1,6,6]+8 → 34

三条海良:ギャー
三条海良:ドッジ
三条海良:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[2,4,8,9] → 9

三条海良:死ぬ!
七赤:ダメージ!
七赤:4D10+21 装甲無視 追加ダメージ12
DoubleCross : (4D10+21) → 12[4,2,3,3]+21 → 33

三条海良:死!右腕AEDこと早坂さんの《覚醒の電光》使用します
GM:HP1で復活して侵蝕5上げてね~
三条海良:はーい
三条海良:三条海良の侵蝕率を+5した(侵蝕率:107->112)
三条海良:三条海良のHPは1
早坂邦正:復活せよ!
三条海良:した!
七赤:2回目
七赤:1D5 対象
DoubleCross : (1D5) → 1

七赤:山吹さん!
山吹 黄昏:ぎゃー!
七赤:≪コンセントレイト :ハヌマーン≫+≪音速攻撃≫+≪吠え猛る爪≫
七赤:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[1,3,4,5,5,6,6,7,7,8,9,9,10]+10[1,1,4,5,7,10]+3[3,3]+8 → 31

山吹 黄昏:4dx+1>=31 ドッジ
DoubleCross : (4R10+1[10]>=31) → 10[1,3,9,10]+4[4]+1 → 15 → 失敗

七赤:ダメージ!
七赤:4D10+21 装甲無視 追加ダメージ12
DoubleCross : (4D10+21) → 30[10,7,6,7]+21 → 51

山吹 黄昏:死にまくり!
山吹 黄昏:早坂さんの《覚醒の電光》、お願いします!
山吹 黄昏:HP1になって、侵蝕率+5
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+5した(侵蝕率:108->113)
早坂邦正:世話が焼けますねえ
七赤:≪原初の灰:歪んだ腕≫
山吹 黄昏:なんだいそれ
七赤:行動値0で未行動になります
小泉千浪:また動く!
三条海良:まだ動くじゃん

七赤:深手を負いながらも、まるで止まる気配、どころか疲れた様子すら見せない。
七赤:「──避實擊虛……」
七赤:山吹の腹に連打を叩き込み、吹き飛ばし。身を翻して三条を両腕で同時に殴り付ける。
山吹 黄昏:「──ぉ、がぁっ」その手に刃、斬撃を放たんと踏み込んだ先から送り返される。
三条海良:「がっ、ぐ」魔眼展開も間に合わないまま殴り飛ばされる。
小泉千浪:「いや~、滅茶苦茶やりますね!」
小泉千浪:「すっごい強くなってませんか」
山吹 黄昏:「ぅ、ふぅ……」硬い床に倒れ伏して、なんとか鞘を再展開。しかし意識は朦朧としたままだ。
柳優:「ゔぇー……すみませ~ん、流石のわたしもグロッキーで~す」
早坂邦正:「では、そろそろあたしの出番ですかね」殴り飛ばされ、崩折れる二人の身体が、その寸前で停止する。
早坂邦正:これまで七赤の暴威から距離を取り、様子を窺っていた早坂の両の指先から
早坂邦正:赫く、細い糸が二人へ伸びている
早坂邦正:「胸部筋繊維断裂、脈拍は……」
早坂邦正:「まあ、こんなとこですか」指を弾くと同時に
早坂邦正:意識を保ったまま、操り人形の如く三条と山吹の身体が跳ね起きる
朱南文尊:「確かに、UGNの強さは組織の強さかな。まだ働かされるって事だ」
山吹 黄昏:「っ!」高度に研ぎ澄まされた知覚能力が自分の身に起こされた事を認知、再び気を引き締め直す。
三条海良:「……っ!」止まっていた肺が動き出し、大きく息を吸う。
早坂邦正:「おはようございます。二人とも侵蝕はリザレクト可能域を超過していますが、あたしの糸が繋がっている間は」
早坂邦正:「こちらで同様の動きを再現できます。長くは保ちませんので、気をつけて戦ってください」
山吹 黄昏:「……は。戦闘を続行します」まだ、やれる。安心した。
柳優:「うわ~すっご。まるで悪役みたいですね早坂さん」
早坂邦正:「うふふ、よく言われます」
三条海良:「人使いが荒いことで」
早坂邦正:「ええ、そちらもよく言われます」
朱南文尊:「標的は依然健在。まったく。小泉さんとやり合うまで、止まらないかな、あれは」
小泉千浪:「あはは。だいぶお待たせしちゃったかな」
小泉千浪:「だいぶカッコいいとこ見れましたし。ぼちぼちやって行きますとも」

GM:では行動値4、小泉さんの手番です。
小泉千浪:マイナーなし、メジャーで『オープン・クラップ・シャット・オープン・クラップ』:
小泉千浪:《コンセントレイト:キュマイラ》《吹き飛ばし》《妖の招き》《原初の赤:斥力の鎚》。
小泉千浪:七ちゃん先輩を攻撃します。
GM:どうぞ!
小泉千浪:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[2,3,4,5,5,5,6,6,7,7,8,9,9]+10[1,2,3,9,10]+4[1,4]+4 → 28

七赤:≪原初の紫:復讐の刃≫
七赤:8DX7+8
DoubleCross : (8R10+8[7]) → 10[1,2,2,3,5,6,8,9]+10[2,9]+10[7]+1[1]+8 → 39

小泉千浪:3D10+12 装甲有効
DoubleCross : (3D10+12) → 20[3,9,8]+12 → 32

GM:瀕死!
小泉千浪:ダメージが入ったなら
GM:つまりまだ生きています イェ~イ
小泉千浪:4m吹き飛ばしを適用。
小泉千浪:エンゲージから離れたのでHPを失わせます。
GM:何だと……?
小泉千浪:6d10
DoubleCross : (6D10) → 28[6,8,8,1,2,3] → 28

GM:ギェー
七赤:≪空蝉≫
七赤:ダメージを0に
小泉千浪:妖しの招きを適用。エンゲージを引き寄せて
小泉千浪:原初の赤:斥力の鎚で4m吹き飛ばします。
小泉千浪:エンゲージから離れたので再度HPを失わせます。
GM:何だと……
小泉千浪:6d10
DoubleCross : (6D10) → 33[9,7,5,7,2,3] → 33

GM:ギャーッ
七赤:HP0。戦闘不能です
小泉千浪:復讐の刃は甘んじてもらうわ!来な!
七赤:復讐の刃
七赤:4D10+21
DoubleCross : (4D10+21) → 17[5,6,4,2]+21 → 38

小泉千浪:死ぬのでそのまま寝ちゃお
小泉千浪:( ˘ω˘)スヤァ
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+10 (侵蝕率:101->111)
GM:演出どうぞ!

小泉千浪:「がるるるるっ……!」極端な低姿勢を取る。
小泉千浪:傘を構えたまま、奇怪な姿勢で、三つ脚で地を蹴り上げて突進。
小泉千浪:四足獣のごとき低姿勢を維持したまま、傘を開く。
小泉千浪:武傘の優位性は、動きを隠すことにある。
小泉千浪:相手の動作を読む白鷺の手管を否定する、奇なる襲い方の布石。
小泉千浪:「ひら」傘を握り突き立てたのと反対の手。
小泉千浪:「いてっ!」顎牙のごとく爪立てて、刳り込む。
小泉千浪:差し入れたまま「手を」手を「打って」握りしめる。
小泉千浪:冷気の棘が爪から噴出する。
小泉千浪:そのまま体重を載せて、突進の勢いで。
小泉千浪:抱きついて倒れかかる。「むすんで」
小泉千浪:「ひらいて、手を」相手の防御の腕を、傘を流し入れて逸して。
小泉千浪:「打って!」倒れる相手に、地に向けて掌底。
小泉千浪:冷気の棘は追いすがるように傷口を喰らう。
小泉千浪:獲物を追う狼のごとき、執拗な追撃。そういう因子を持っている。
七赤:「変わって、いない……!」
七赤:鮮血と共にたたらを踏んで。
七赤:「その殺意……まるで獣だな」
七赤:傷口を氷棘に蝕まれながら、妹弟子を睥睨する。
小泉千浪:「自由なんですよ」
小泉千浪:「自由って、強いですから」
小泉千浪:つい、と手招きする。
七赤:「お前は昔からそうだ」
七赤:「まるで変わっていない……」拳を握る。
小泉千浪:「違いますよ」刺突の構え。
小泉千浪:「変わってない、じゃなくて」
小泉千浪:「綺麗になった、でしょう?」踏み込む。
七赤:「負うもの無き拳など、何の意味も無い」
七赤:炎の如き闘気が、氷棘を融解させる。
七赤:「俺は、認めん!」踏み込む。
小泉千浪:刺突の瞬間、傘を投げ捨て。
小泉千浪:拳を振りかざして、顔面狙いの一撃を入れる。
七赤:裂帛の気合と共に、身を捻り。
七赤:拳を振りかざして、顔面狙いの一撃を入れる。
小泉千浪:その勢いで、もみ合うように転がり倒れる。
小泉千浪:そのまま起き上がらない。
柳優:「くすっ。兄妹対決はお兄ちゃんの勝ちですかね?」
七赤:「ぐ……う……ッ……」
七赤:リングに転がって、呻きながら起き上がろうとするが。
七赤:「……」傍に転がる顔を見て、脱力する。
小泉千浪:「……あは」それは笑っていた。
七赤:「……」
七赤:「……今回は」
七赤:「お前の勝ちにしておいてやる」
朱南文尊:「満足した?本当にさ。そういうの、二人だけで、やって欲しかったかな」
朱南文尊:じゃれ合うというには凄絶な暴の嵐に苦笑する。
朱南文尊:七赤くんにロイス取ります。 有為○/嫉妬
小泉千浪:「はい。大満足ですよ」
小泉千浪:「先輩が、すごい強くて、カッコよかったから」
小泉千浪:「ドキドキしましたもん」
朱南文尊:「殺し文句だ。言われた方は即死かな?ねぇ」
柳優:「くすくす。死んでも認め無さそうですけどね」と朱南さんに返して
朱南文尊:「死んでからじゃ遅いんだけどね、こういうのは」
七赤:「……」
七赤:「……これで何勝何敗だ?」
七赤:やや目を逸らす。
小泉千浪:「僕数えてないですよ。覚えてると悔しくなるので」
小泉千浪:「多分まだ僕の負け越しですけど……」
七赤:「……。 師匠なら覚えてるかもな」
七赤:「受けてやる。協力の件」
小泉千浪:「やったやった。七ちゃん先輩好きですよ」
小泉千浪:抱きつこうとしたが手が上がらないので諦める。
山吹 黄昏:「それは……何よりですね……」リング上にうつ伏せで倒れている。
三条海良:「……全く」同じく倒れている。
朱南文尊:「結局、一番仕事するのは俺かな」端末を動かす。医療班と撤収の手配を淀みなく行いつつ。
朱南文尊:観客席の方に目を向ける。
GM:七赤の敗北に、観客席は沸き立っている。大盛り上がりだ。
GM:スカウトが始まる前に、ここを出た方がいいかもしれない。
朱南文尊:「最後まで立ってた俺の勝ちって事で、賭けてたお客さんはラッキーかな?」



GM:シーン終了。
GM:ロイス・購入可能です
山吹 黄昏:4dx>=8 応急手当キット購入
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 8[2,4,8,8] → 8 → 成功

小泉千浪:アームドスーツ狙お
三条海良:応急~
山吹 黄昏:4d10+1 2個使用します
DoubleCross : (4D10+1) → 24[7,6,4,7]+1 → 25

柳優:山吹ちゃんはHP大事だもんね
小泉千浪:4dx›=15
小泉千浪:不等号じゃないなこれ
山吹 黄昏:ぴったり全回復!
小泉千浪:4dx>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 6[1,1,2,6] → 6 → 失敗

朱南文尊:応急手当
小泉千浪:全然ダメ!いじょ!
三条海良:5dx+4>=8 応急買います
DoubleCross : (5R10+4[10]>=8) → 9[1,2,3,9,9]+4 → 13 → 成功

柳優:応急手当買おうかな~メイド服狙ってもいいけど
朱南文尊:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[4,6,6,9,10]+10[10]+6[6]+1 → 27

柳優:応急手当が安定かな。ふろーっと
柳優:7DX
DoubleCross : (7R10[10]) → 8[1,2,4,4,6,7,8] → 8

柳優:ギリギリセーフ
朱南文尊:そして、おもむろに使用
朱南文尊:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 4[1,3]+8 → 12

朱南文尊:手持ちのもう一個使う
朱南文尊:12+2d10
DoubleCross : (12+2D10) → 12+11[1,10] → 23

三条海良:応急二個、使うか~
柳優:私はどうせカバーリングして吹き飛ぶから他の人に優先して配ろう
三条海良:1+2d10+2d10
DoubleCross : (1+2D10+2D10) → 1+4[1,3]+12[6,6] → 17

柳優:4つも持ってるぞい
朱南文尊:最後の1個も使っちゃおう
朱南文尊:23+2d10
DoubleCross : (23+2D10) → 23+15[5,10] → 38

三条海良:柳……一個もらおうかな……
柳優:どうぞ!変なものは入ってないから安心してくださいね~
三条海良:わーい
三条海良:17+2d10
DoubleCross : (17+2D10) → 17+4[3,1] → 21

三条海良:うむ
三条海良
GM: 
GM:では判定を無事に終えたのでボーナスの時間ですよ~
山吹 黄昏:やった~
柳優:わーい

9月10日までに全ての情報収集を終わらせた場合、
空いた日数1日につき侵蝕率を-(1D10+5)してよい。

また、PC全員が日数に応じて以下の任意の効果を選択してよい。(効果は重複可)

・バックトラック時ダイス+2個
・経験点10点
・財産点25点

※経験点の使用はクライマックス前まで


GM:2日空いたので2回分貰えますよ~
GM:まずは侵蝕から減らしましょう
朱南文尊:まずは侵蝕を減らすぜ!
三条海良:わーい
小泉千浪:とりあえず侵蝕下げよ~
山吹 黄昏:まずは侵蝕ダウン
山吹 黄昏:113-10-2d10
DoubleCross : (113-10-2D10) → 113-10-17[7,10] → 86

柳優:すごい下がるな!
柳優:104-2d10+10
DoubleCross : (104-2D10+10) → 104-15[5,10]+10 → 99

朱南文尊:109-10-2d10
DoubleCross : (109-10-2D10) → 109-10-10[2,8] → 89

三条海良:112-2d10-10
DoubleCross : (112-2D10-10) → 112-11[5,6]-10 → 91

GM:あっ柳さん上げちゃってるな
GM:89かな
柳優:ちがった
柳優:89!
三条海良:うむ
小泉千浪:110-2d10-10
DoubleCross : (110-2D10-10) → 110-6[1,5]-10 → 94

小泉千浪:あっ違う111だったから95!
GM:ではそれぞれ個別でボーナス何貰うか選んでね
柳優:経験点10点を2回もらいたいです!
山吹 黄昏:経験点10点を2回もらいます!
三条海良:経験点10点を2回もらいます
小泉千浪:バクトラダイスを4個もらいます
朱南文尊:経験点10点2回を貰います。
GM:OK!



【Interlude】

N市 市街 ラーメン屋『ロンズデーライト』
GM:いつもとまるで変わり映えのしないラーメン屋で、君──山吹黄昏は、鷹山と遅めの夕食をとっていた。
山吹 黄昏:いつも通りにほとんど音を立てず、ちゅるちゅると麺を口へ運びながら耳を傾けている。
鷹山亮磨:「調査もようやく一段落だな」珍しく脱線せずに仕事の話をしている。
鷹山亮磨:「まあ、実務はこれからが本番って感じだが……どうだ山吹」
鷹山亮磨:レンゲでスープを掬って。
鷹山亮磨:「本格的に査察部ここで仕事しての感想は」
山吹 黄昏:「状況もいよいよ収束してきましたね……はい」
山吹 黄昏:レンゲの上で息を吹きかけ、冷ました麺をしばし置いて。
山吹 黄昏:「想像以上に難解な事態でした」
山吹 黄昏:「市内市外、それに国外とこれほど様々な勢力が入り乱れるとは」
山吹 黄昏:「これから先やっていけるのか、今も役目をこなせているのか不安はあります」
鷹山亮磨:「今回の調査で見えてるのも、氷山の一角でしかないと思うけどな」大きなチャーシューを噛み、ちぎって。
鷹山亮磨:「政治だの組織だのって世界は、オーヴァードより厄介な魑魅魍魎まみれだよ」
鷹山亮磨:「周りの連中はどうだ?やっていけそうか」
山吹 黄昏:「数も歴史も桁違いですものね……ええ」
鷹山亮磨:「変なやつばっかりだろ」くつくつ笑う。
山吹 黄昏:「ですが、良くしてくれる方ばかりですよ?」否定はせず、だけど仄かに微笑む。
山吹 黄昏:「お陰でどうにか、不安で済んでいます」
鷹山亮磨:「素直な奴。可愛がられるわけだよ」半ば呆れ混じりに言って、小皿に餃子を取ってどばどばラー油を掛ける。
鷹山亮磨:「……お前さあ、山吹」
鷹山亮磨:餃子を口に運んで、しばらく咀嚼して、ごくりと呑み込んで。
山吹 黄昏:ちょっとだけ眉をしかめている。舌も敏感なのだ。
山吹 黄昏:「なんでしょう?」
鷹山亮磨:「……どうしてUGNやってんだ?」
山吹 黄昏:「………」
山吹 黄昏:味の濃いスープから切り離されて、熱の無くなった麺を啜る。
山吹 黄昏:「ぼくが5歳の時、つまり12年前ですね」
山吹 黄昏:「UGNに保護されたんです。生まれつきのオーヴァードだったと発覚しまして」
鷹山亮磨:「ん」食べながら聞いている。
山吹 黄昏:「……といっても、ぼくが何か起こしたわけではなかったのですけど」
山吹 黄昏:「妹が、暴走事故を起こしたんです。それで家が焼けてしまって」
鷹山亮磨:「災難だな、そりゃ」
山吹 黄昏:「いやあ……まあ、おまけですね。発覚したのも保護されたのも」
鷹山亮磨:「おまけ?」少し怪訝な顔をして「……妹の、ってことか?」
山吹 黄昏:「ええ。ぼくの能力は少し感覚が優れているだけで、ずっとそうだったのに誰にも気づかれなかった」
山吹 黄昏:「あの子が居なければ、今でも親元で暮らしていたかもしれませんね」
鷹山亮磨:「へえー」麺を啜って「何かお前、アレだな」
山吹 黄昏:「はい?」
鷹山亮磨:「すっっっげえコンプレックス感じるわ」
山吹 黄昏:「………」
山吹 黄昏:「いや……そういう話ですが」
山吹 黄昏:「そうですけど……」
山吹 黄昏:「じゃあ先輩は雑ですよね」
山吹 黄昏:「話の触れ方」
鷹山亮磨:「何だよ、気遣ってほしかったなら先に言えよ」
山吹 黄昏:「………」ジト目を向けつつラーメンを啜る。
山吹 黄昏:「別に気遣われたいわけではないですが……」
鷹山亮磨:「やっぱ気になるもんか?そういうのって」
鷹山亮磨:「妹っつっても、結局他人だろ?」
山吹 黄昏:「他人じゃないです」
山吹 黄昏:「自慢の可愛い大事な妹です」
山吹 黄昏:「だから気にもなりますし、気に病みます」
鷹山亮磨:「姉としては、か。難儀だな」
山吹 黄昏:「弱くて役立たずの姉とか思われたら嫌ですし……」
鷹山亮磨:「あー……その妹って」
鷹山亮磨:「家焼いたって言ったよな。サラマンダーか?」
山吹 黄昏:「ええ。サラマンダーです」
山吹 黄昏:「それはもう、凄い火力です。先輩より凄いと思います」
鷹山亮磨:「マジかよ。じゃあ、感覚機能やら近接戦闘は?そっちもお前より上なわけ」
山吹 黄昏:「遺産無しだとぼくより速いですね。引き出してなんとか」
鷹山亮磨:「有りならお前のが上なんだろ?知覚も多分そうだろ。じゃあいいじゃんかよ」
鷹山亮磨:「お前~……アレだよ。ゲームとかやんないの」
山吹 黄昏:「はあ、トランプとかでしょうか」
鷹山亮磨:「違えーよ……RPGとかソシャゲとか……まあいいや、とにかく」
鷹山亮磨:「火力出すキャラだけ集めてクリアできるゲームなんてクソだろって話だよ」
山吹 黄昏:「役割分担の話ですか」
鷹山亮磨:「分かってんじゃんかよ。お前と妹はやれること違うんだから別物だろ。別なんだから気にする必要ねえだろ」
鷹山亮磨:wikiのコメント欄は荒れそうだけどな、と言ってスープを飲む。
山吹 黄昏:「確かに、こうしてお役目を任されてからは非常に気が楽になりました」
山吹 黄昏:責任感との板挟みですが、と言いながら右手をぐーぱーと開閉する。
山吹 黄昏:「ですが、こう……」
山吹 黄昏:「自信満々に振る舞って、強力な力を自在に操ったりして」
山吹 黄昏:「ぼくの妹は格好良いんですよ」
鷹山亮磨:「ほーん。で?」
鷹山亮磨:「お前もそうなりたいの?」
山吹 黄昏:「……いや」
山吹 黄昏:「今のは、こう……」
山吹 黄昏:「思いが溢れたというか、自慢話ですね」
山吹 黄昏:ラーメンを箸でいじくる。
山吹 黄昏:「……ああ、何といいますか」
山吹 黄昏:「自慢話、そうですね。これです」
山吹 黄昏:「ぼくは聞き上手なのだと、時々言われます」
鷹山亮磨:「うん。まあそうかもな」
山吹 黄昏:「妹から、よく聞かされたんです」
山吹 黄昏:「成功の話とか、任務の中での出会いとか、そう。自慢話」
山吹 黄昏:「きっと、ぼくもしてみたいんです」
山吹 黄昏:「……まあ、配属の都合上、一層話しづらいのですが」
鷹山亮磨:「……」目を細めて君を見て。
鷹山亮磨:「……なら」
鷹山亮磨:「今回はやめとけ」
鷹山亮磨:箸を置く。
山吹 黄昏:「……はい」
山吹 黄昏:箸を置く。
鷹山亮磨:「本題が遅れたな。そういう話だよ」
鷹山亮磨:「今回の件は明らかにヤバい。特調に超級ジャーム。まだ何が出てくるか分かったもんじゃない」
鷹山亮磨:「朱南の言う事じゃないが、給料以上の仕事なんてするもんじゃない」
鷹山亮磨:「命に代えられる報酬なんてもんは、無い」
鷹山亮磨:「降りた方がいい」
山吹 黄昏:「……」
山吹 黄昏:「いいえ、先輩」
山吹 黄昏:「降りるわけにはいきませんよ」
山吹 黄昏:「給料以外に、たくさんのもの。ぼくは見出せる人のようですから」
鷹山亮磨:「……」呆れたように息を吐き。「そう言うと思ったよ」
鷹山亮磨:席を立つ。「当日までに気が変わったらいつでも言えよ」
山吹 黄昏:「信頼に応えられたようで、何よりです」くすりと笑う。
鷹山亮磨:「折角出来た後輩を、みすみす殺したくない。分かるよな」
山吹 黄昏:「ええ。ぼくだって大事な先輩たちだけを窮地に送りたくないですから」
鷹山亮磨:「そういうのは、一人前になってから言うもんだ」
山吹 黄昏:「任せて頂いた仕事は、きっちりこなしてみせますからね。先輩」
鷹山亮磨:はぁ。とまた息を吐いて。「勝手にしな」店を出ていく。
山吹 黄昏:「はい!」丁寧に食器を片付けて。彼の後についていく。



査察部保有 ベースマンション】
朱南文尊:キッチンの冷蔵庫を開けて、中身を見ている。
小泉千浪:「何作るんですか」後ろからぴょこぴょこと見ている。
朱南文尊:「シーフードミックスにハム、白菜、椎茸にエリンギ……本当に適当に買い込んだラインナップだね」苦笑する。
小泉千浪:「キノコ2個あるじゃないですか。そんなに使い分けるんですか?」
朱南文尊:「使い分けなんて、ここのメンバーはそんなことしませんね。まじで手あたり次第に買ってきただけが、正解かな」
朱南文尊:「あ。うどん玉も発見。まあ、何かしら作りますよ。独身男性は余りものを一品ものにするスキルはそこそこあるんで」
朱南文尊:言って、食材を全部取り出して、シャツの袖をまくる。
小泉千浪:「すごいですねえ。なんか手伝います?」
朱南文尊:「料理が得意なら、むしろ、全部任せたいかな」
小泉千浪:「餃子は包めます」
朱南文尊:「残念。皮がないな。ちなみに、今から俺は五目あんかけ焼うどんを作ろうと思いますが」
朱南文尊:「できそうだな—。みたいなのあります?野菜を適当に切るとか」
小泉千浪:「それも日本の料理なんですか?野菜切るくらいならまあ……」
朱南文尊:「それじゃ、白菜をざく切りに、キノコ類は一口大にお願いしますよ」
小泉千浪:「はあい」野菜を切り始めて。
朱南文尊:こちらは調味料を小さいボウルに混ぜ合わせておく。五目あんかけと言っても、具材を炒めて調味料ベースのスープで軽く煮て、水溶き片栗粉でトロみをつけるだけだ。
朱南文尊:つまり、まじで簡単な男の料理なのである。一つだけでも作れると役に立つ。
小泉千浪:「……たっくん、聞きたいんですけど」
朱南文尊:「なんです?」
小泉千浪:「いやあ、こういうのちゃんと聞いておかないとムズムズするなあって思って」
小泉千浪:「イソちゃんって死んじゃったっぽいんですか?」
朱南文尊:「ぽいかなぁ。死体を見たわけじゃないので、まだ信じ切ってるわけではないですけどね」
朱南文尊:比較的冷静に、いつも通り返す。意識的にという事でもあるが。
小泉千浪:「成程。まあ僕もセンセは死んだって思ってましたけど」
小泉千浪:「死体を見たわけじゃなかったら、ああでしたから」
朱南文尊:「まあ、でも、ジャームだったら、嫌かな」
小泉千浪:「まあ分かりますよ。なんですかね?」
小泉千浪:「死んでてほしいって言うと語弊がありますけども」
小泉千浪:「違うものになった、は結構イヤですもんね」
朱南文尊:切ってくれた野菜類とシーフード、ハムを油を敷いたフライパンに入れて炒める。
朱南文尊:「死体を操られてるようなもんだからね、ジャームって。その人と同じ記憶を持っていて、同じ声で話したとしても」
朱南文尊:「やっぱり、もう、元の人じゃないのさ。って言うのを、UGNでは徹底的に習うものでね」
小泉千浪:「何にも操られたくないですねえ」包丁とまな板を流しに放り込む。
朱南文尊:「自由じゃないって事だろうからねぇ。小泉さん風に言うと」
朱南文尊:別のフライパンにソースとうどんを入れてやはり炒める。
小泉千浪:「そういうことですね。たかがウイルスのせいで不自由したくないので」
小泉千浪:ソファにぼん、ともたれる。
朱南文尊:「仮に、ジャームになって俺の前に現れたとしたら」
小泉千浪:「斬れます?」
朱南文尊:水で溶いた調味料を具材を入れたフライパン入れて煮立たせる。
小泉千浪:「別に、斬れなくても軽蔑しませんよ」
小泉千浪:「ロマンチストだなあって思うだけです」
朱南文尊:「…………」
朱南文尊:「本音としては、俺以外の誰にも触らせたくないかな」
朱南文尊:軽く笑う。
朱南文尊:「問題は俺がそんなに強くないって事なんだけどね」
小泉千浪:「あはは。殺し文句ですねえ」
朱南文尊:「殺しそびれてるって話だから、遅いにも程がある訳だけどね」
朱南文尊:フライパンの火を止めて水溶き片栗粉を入れて、再び弱火。トロみをつける。
小泉千浪:「彼女の息の根に先に触ってた人が居たなら」
小泉千浪:「復讐したかったりします?」
朱南文尊:「そうしたら、喜んでくれるって言うなら少し考えるかな」
小泉千浪:「聞いてみます?」
小泉千浪:「出来るんじゃないですか、優ちゃんなら」
朱南文尊:「それこそ、未練が残るんで止めておくかな」
朱南文尊:「結果が出たら、希望も無くなるかもだしね」
朱南文尊:後は炒めたうどんにアンをかければ完成だ。
小泉千浪:「なるほど。じゃあしばらくはそれで食いつなぐ感じですかね?」
小泉千浪:「言っておきますけど、僕、別に」
小泉千浪:「喧嘩売ってるわけじゃないですからね」
小泉千浪:「ただ、この後、どうするのか、気になってるだけです」
朱南文尊:「お。心配してくれてます?」
朱南文尊:完成した料理を皿に取り分ける。
小泉千浪:「まあそんなとこです」
小泉千浪:「何ていうんですかね。この後が、つまんない生き方になっちゃったら」
小泉千浪:「勿体な……」鼻をスンスンとする。「あ、出来ました?」
小泉千浪:ソファから立ち上がる。
朱南文尊:「今までも、そんな楽しい生き方はしてないですが、実は、これを言われるまでは、ちょっとは意地になろうか。と思ってることはあるので」
朱南文尊:「多分、大丈夫ですよ。食いつなぐ希望も残してますしね」料理をテーブルに運ぶ。
朱南文尊:箸を相手に渡し、自分も食卓に着く。
小泉千浪:「じゃあ、いいんですよ」手を合わせる。「いただきますっ!」
朱南文尊:「はい。いただきます」
小泉千浪:一口運んで。「んっ」
小泉千浪:「美味しいですね~。じゃあまあ、大丈夫ですかね」
朱南文尊:「案外と大丈夫なんだよな。少しはヘバった方が良かったかな?」
朱南文尊:「そっちは?大丈夫ですか。七赤くんと小泉さん、恩師と戦うことになるわけですが」
小泉千浪:「んーまあ」
小泉千浪:「大丈夫じゃないならほっぽり出してどっか行きますよ」
小泉千浪:「別に、付き合う義理もないですし……ただ」
朱南文尊:「ただ?」
小泉千浪:「ムカつきません?」
小泉千浪:「僕、一回も勝ってないんですよ、センセに」
朱南文尊:焼うどんをすする。作る相手は女の子にだろうと思っていたが、この娘ではなかったな。と、つい思う。
小泉千浪:「それなのに、自分が力が足りないと思って、得体の知れないものに手を出して」
小泉千浪:「ジャーム化。なんです、それ?」
小泉千浪:「ムカつきません?」
朱南文尊:「あぁ。勝ち逃げされた上に、それは。たまったもんじゃないね」
朱南文尊:「俺でもムカツクな、それ」
小泉千浪:「先に行かれたら追っかけたくなるってだけですよ」
小泉千浪:「忘れて、逃げられるなんて思われたくないので」
朱南文尊:「10日に、追い越せると良いね」
朱南文尊:「元の先生かはわからないけど、追っかけたなら、追い抜いてやる方がきっと気分は良いんじゃない」
小泉千浪:「ええ。必ずですとも」
小泉千浪:「たかが星くらい、ペロリですよ」
小泉千浪:うどんを平らげて。「ご馳走様でした」
朱南文尊:「はは。UGNが災害指定した君ならできるんじゃない、うどんを食べるが如くだ」
朱南文尊:「お粗末さまでした」
朱南文尊:「万が一、ジャームしても、UGNがその場で始末すると思うから、後先考えないでも大丈夫かな」
朱南文尊:「全力でやって良いよ」冗談のように言う。「いや、君をジャームにさせない。って言った方が良かったな、これ」
小泉千浪:「あはは。イヤですよ」
小泉千浪:「先輩以外の誰にも触られたくないです」
朱南文尊:こちらもうどんを食べ終えて一言いう。
朱南文尊:「御馳走様」





GM:柳さんは2回分、査察部員に対する情報収集を行うことが出来ます
GM:達成値に応じて情報が開示されます。イージーエフェクト等使用可能です。誰を調べますか?
柳優:2回か~
柳優:まずは早坂さんを調べようかな
GM:OK
GM:判定どうぞ!
柳優:イージーは《擬態の仮面》で変装したり、《快楽の香気》や《竹馬の友》で聞き込みをやりやすくしたり、《異形の歩み》で資料保管庫に忍び込んだりしてみたいです
GM:では早坂さんとの対決判定ということになりました イージーによる修正はひとつ2で+8としましょう
柳優:技能はUGNで大丈夫ですかね?
GM:大丈夫です!
柳優:じゃあ判定してみよ~
柳優:6DX+3+8+2
DoubleCross : (6R10+3+8+2[10]) → 10[1,2,3,9,10,10]+9[8,9]+13 → 32

GM:つっっっよ
柳優:めちゃめちゃわかりました
GM:早坂さん!こんな邪悪スライムに負けないで!
早坂邦正:げげ~~!
山吹 黄昏:バディムーブを使用。柳さんの達成値を+3します。
GM:山吹ィ~~ッッ
柳優:わーい
柳優:35点!
三条海良:えらいぞ……
早坂邦正:裏切り者!
山吹 黄昏:ぼくがケーキ屋に押し留めている間に!
小泉千浪:裏切り者を探してるんだよなあ
早坂邦正:わかりました……覚悟を決めます
早坂邦正:あ、一応コネ:UGN使ってもいいですか
GM:いいですよ!
早坂邦正:あとあと、私《サードウォッチ》を持ってるんですけど
早坂邦正:これで柳さんがなんか探ってるっぽいのを察知できたりしませんか?(補正が欲しいです)
GM:ほほう
三条海良:あやしいエフェクトが出てくるな
GM:通常エフェクトだし+4あげちゃいます
早坂邦正:やったー!
柳優:なんだとぉ……?
早坂邦正:ではコネでダイス+2、サードウォッチで達成値+4、素の技能は5で振ります
早坂邦正:5dx+9>=32
DoubleCross : (5R10+9[10]>=32) → 10[2,3,9,9,10]+10[10]+10[10]+2[2]+9 → 41 → 成功

GM:ええ……
早坂邦正:わお
GM:流石早坂さんだぜ
柳優:うお、すげえな!
三条海良:オイオイオイオイ
山吹 黄昏:すごい!
山吹 黄昏:さすが右腕
早坂邦正:じゃあついでに隠し持ってた「オペレーションX」も使って51にしとこう
GM:怖すぎ
柳優:オペレーションX!
早坂邦正:せっかく所得したしね
GM:じゃあ対決に勝利したうえで出てくる程度の情報を明かしてください
サブGM:はーい
柳優:ちょっとまってね
GM:何か逆転の秘策があるのかい
早坂邦正:おやおや
早坂邦正:打ち止めのようですね。では……

早坂邦正
コードネームは“ホット・シート”。
UGNの発足初期から在籍するベテランエージェント。医師免許持ちで、入局時の所属はホワイトハンド。
後に4課へ転属してからは鹿骨の部下として長年に渡り彼を支えてきた。
好きな映画は実写版『キャッツ』。好きなケーキはプロフィットロール。
シンドロームはブラム・ストーカー/ノイマン/ブラックドッグ
査察官であると同時に、尋問官としての顔も持ち
電気刺激と血流操作によって被疑者の循環器系を掌握し、決して相手を殺すことなく拷問を与え続ける事ができる。
しかし、優秀な記憶探索者である柳の登場により、部内での自分の仕事が無くなるのではと内心気が気ではないようだ。


早坂邦正:こんな感じですかね
早坂邦正:これで疑いが晴れると良いのですが……
GM:これは潔白ですねえ
柳優:潔白のようだぜ
GM:柳さんはあと一手番ありますがいかがしますか?
柳優:鹿骨おじいちゃん調べてみよ
GM:OK!
GM:また同じ感じで判定どうぞ~
柳優:コネのUGNも使って、イージーも使っちゃって
柳優:そういえばダイスボーナスもあるからダイス8個だ。やるぞ~
柳優:8DX+3+8+2
DoubleCross : (8R10+3+8+2[10]) → 10[2,3,4,7,8,8,9,10]+3[3]+13 → 26

柳優:なにがわかるかな~
GM:コンスタントにクリティカル出してくる
GM:では開示します

鹿骨秋蔵
レネゲイド拡散初期にオーヴァードとなり、長年UGNで働いてきたベテランエージェント。
コードネームは“マンハンター”。
好きな映画は『ショーシャンクの空に』。お菓子作りが趣味。かつては外交官を務めており、妻とは数年前に死別している。
オルクス能力の中でも特に≪動物使い≫と呼ばれる能力を駆使する。操る対象の動物は人間。
本部第四課で長年働いてきたエージェントであり、『首狩り人』としての暗い噂も複数囁かれている。
臨時査察部の設立に際し、強引な力技が振るわれたという情報もあり、動向が一部で危険視されているようだ。


GM:情報は以上です。
柳優:おいす!
N市某所 マンション
GM:ETRのテロ決行を間近に控えたその日,君達は拠点のマンションで鹿骨と会っていた。
鹿骨秋蔵:「二人ともコーヒーで良かったかな?」人数分のカップを運んでくる。
三条海良:「ええ、ありがとうございます」そのまま受け取る
柳優:「部長自ら淹れたコーヒーなんて贅沢ですねえ。ありがたくいただきます♡」
柳優:と言って角砂糖をドバドバカップの中に入れてかき混ぜてます
鹿骨秋蔵:「紅茶は最近淹れ方を教わったから、もう少し自信があるんだけど。茶葉を切らしてしまっていてね」カップに砂糖を入れる。
鹿骨秋蔵:「わざわざ来てもらってすまないね。電話ではしにくい話だから」カップに砂糖を入れる。
三条海良:ブラックのまま口をつける。
鹿骨秋蔵:「さて、それじゃあ、雑談は後にして、本題に入ろうか」カップに砂糖を入れる。
鹿骨秋蔵:「……柳さん。例の件、どうなっているかな?」カップに砂糖を入れる。
柳優:「……そうですね。結論から言います」カップを置いて真剣な面持ちで
柳優:「……全然わかりませんでした、てへっ。念入りに調査したつもりだったんですけどねえ。しっぽのしのじも見えません」
鹿骨秋蔵:「……ふむ。うちの部員のセキュリティ意識が高いことを喜ぶべきかなあ」苦笑して、カップを口に運ぶ。
三条海良:「腐っても査察部員というわけか」
柳優:「これで駄目なら、後はもう直接中身を洗うしか有りませんね。問題は、それをやって私が生きて帰れるかどうかでしょうか」砂糖を一つ摘んで口の中でコロコロ転がす
鹿骨秋蔵:「いや、いいんだよ。確たる証拠を掴めるところまで行かずとも」
鹿骨秋蔵:「ここまでに得た情報だけでいいんだ。柳さん、君の所感を聞かせてほしい」
鹿骨秋蔵:「臨時査察部このなかで、誰が怪しいと思う?」
柳優:「そんな適当でいいんですか~?でも、そうですねぇ……私から見て一番怪しいのは」
柳優:「鷹山先輩ですね。五凶星を登用って発想がまず危険すぎますし」
鹿骨秋蔵:「まあ、それは同感ですねえ」笑って、カップにミルクを入れる。
三条海良:「……部長もよく同意しましたね」眉間にシワが寄る
鹿骨秋蔵:「まあ、手段として他に無いのは確かでしたからね。星碎星を倒すという一点を見るなら、有効な手段であるとは考えています」
柳優:「早坂さんと違って、鹿骨部長との繋がりも薄い。敵からすれば、引き入れやすい立場の人間だと思います」
鹿骨秋蔵:「そうですね。実のところ、僕も彼とはそれほど親しいわけではないですからねえ」
柳優:「有効だからこそ危険って考えもあります。FHやテロリスト相手なら、鹿骨さんの身を守れれば最悪なんとかなりますけど」
柳優:「鷹山先輩がUGNのまま裏切ってるって可能性もあるわけじゃないですか。鹿骨部長、随分周りに恨まれてるみたいですし?」
柳優:「成功したらしたで、それほどのリスクを犯す相手じゃなかった~なんてイチャモンつけられちゃったり?」
鹿骨秋蔵:「まあ、嫌われるのもこの仕事の一部ですからね」笑って、
柳優:「っていうか、そんなに親しくないならなんで査察部にスカウトしたんですか?私と違って面白い力とか持ってませんよね?鷹山先輩は」
鹿骨秋蔵:「……ふむ。そうですね」
鹿骨秋蔵:二人に向き直り、
鹿骨秋蔵:「折角ですから、ここで話しておきましょうか」
鹿骨秋蔵:「N市臨時査察部設立の経緯についてです」
三条海良:「……」カップを置く。
柳優:「くす。いいですね。私も興味があります、鹿骨部長がど~んな悪戯したのか」
鹿骨秋蔵:「……レネゲイドが世界に拡散して、もう20と数年が経ちますね」
鹿骨秋蔵:「僕は設立初期から、ずっとUGNで働いてきました。昨日よりも良い今日、今日よりも良い明日の為と信じて」
鹿骨秋蔵:「しかし最近は、少しばかり信念が揺らぎそうになることがあります」
三条海良:「……部長が、ですか」
鹿骨秋蔵:「……ええ」薄く頷き。
鹿骨秋蔵:「テロリズムの発端は『抑圧』です」
鹿骨秋蔵:「社会や体制に圧し潰された人間が、声を上げても誰にも聞き届けられず。やがて他に取れる手段が無くなって、暴力に走る」
鹿骨秋蔵:「UGNというのは、いわば抑圧そのものだと。そんな風に思うことがあります」
柳優:「ええ~?じゃあ鹿骨部長は辞めちゃうんですか?寂しいですねえ、折角仲良くなれたと思ってたのに」
三条海良:「柳……」呆れるように
鹿骨秋蔵:「勿論、辞めませんよ。今はまだね」笑って。
鹿骨秋蔵:「オーヴァードにとって本当に必要なのは、適切な法整備と社会の受け入れ体制です」
鹿骨秋蔵:「レネゲイドの存在が正しい形で明るみの物となり、社会に受け入れられる……」
鹿骨秋蔵:「そんな日が来ることを信じて、今日まで『時間稼ぎ』をしてきたつもりですが」
鹿骨秋蔵:「現実はまるで違います。法整備は一向に進展せず、どころかFHやギルドによる腐敗は更に広がり続けている」
三条海良:「……公安との共同体制すら取れていませんからね」
鹿骨秋蔵:「……それでも、だからこそ。今はUGNという組織が、世界には必要です」
鹿骨秋蔵:「査察という職務は、疎まれ、憎まれる職務ですが。僕は極めて重要なものだと考えています」
鹿骨秋蔵:「UGNは世界を守る最後の砦です。それを内側から守れるのは、我々査察部なのですから」
鹿骨秋蔵:「我々は砦の見張りです。見張りの見張りなど笑い話にもならない」
鹿骨秋蔵:「故にこそ、我々は決して臆することも、道を誤ることもあってはならない。僕はそう思います」
柳優:「くす。私は好きですけどね~、この仕事」
鹿骨秋蔵:「さて。話が長くなりましたが」
鹿骨秋蔵:「臨時査察部は、世界的な危険地帯であるN市のUGNが正しく動くために作られた組織……」
鹿骨秋蔵:「というだけでは、ないのです」
三条海良:「というと?」
鹿骨秋蔵:「N市UGNは、常に世界の破滅の瀬戸際で戦っています」
鹿骨秋蔵:「そんな組織が、一つの社会基盤と縦割り型の指揮系統のもとに動いていれば……」
鹿骨秋蔵:「そこに不和が生じた時、それだけで取り返しのつかない事態を招く恐れがあります」
鹿骨秋蔵:「丁度今回の、労働厚生省からの辞令のようにね」
三条海良:「……」コーヒーを口につける
柳優:「いざという時に巻き込まれないように、私達が必要だってことですね?」
鹿骨秋蔵:「そういうことです」鷹揚に頷く。
鹿骨秋蔵:「……端的に言えば、臨時査察部は、N市UGNとは別の指揮系統で動いている組織なのです」
鹿骨秋蔵:「日本支部と労働厚生省の管轄ではなく、UGN本部査察部第四課の分署という扱いです。云わば、飛び地のようなものですね」
鹿骨秋蔵:「……ただし、これは相当に無理をして通した形でしてね」
鹿骨秋蔵:「ひとつの権力に絡むのを避けた結果、また別の権力に絡め取られる形となってしまいました」
鹿骨秋蔵:「創設の際に、四課の側から幾つか条件を呑まされました。それが、査察部員の一部人事権の譲渡です」
柳優:「なるほど、それで鷹山さんが出てくるわけですね」
鹿骨秋蔵:「まさしく」変色したコーヒーを啜る。
鹿骨秋蔵:「本部の側でも、アッシュ派に近い四課が日本、それもN市に関わることは危険視されているようでしてね」
三条海良:「火薬庫ですからね」
鹿骨秋蔵:「恐らくミス・テレーズの来日と視察も、その辺りが絡んでいると見ていいでしょうね」
柳優:「それじゃ、ホントは鷹山先輩の案を飲むの嫌だったんじゃないですか?鹿骨さん」
柳優:「あの時も、今みたいに、苦~い顔をがんばってって隠してたり?」
鹿骨秋蔵:「まさか。そこに政治的理由を挟むほど弱腰なら、最初からこんな部署の部長になどなりませんよ」
鹿骨秋蔵:「あの件は僕自身が有用だと判断したから採用した。それだけです」
鹿骨秋蔵:「しかし、柳さんの言う通り、鷹山くんに怪しい点があるのは同意するところです」
鹿骨秋蔵:「こちらでも調査を進めておくので、そちらでも目を離さないようにしていて頂けますか?」
柳優:「了解しました!今度はバッチリこなしてみせます!」背筋を伸ばして大仰に敬礼
三条海良:「……」
三条海良:「……これは、私の想像ですが」
三条海良:「首に刃を立てるなら、最も近い者が適任となる」
三条海良:「……考えすぎだと、いいのですがね」コーヒーを飲み干し、カップを置く。



N市 第九地区 洋菓子店『ヌーヴェル・リュヌ』
早坂邦正:テーブルの上に小分けにされた色とりどりのスィーツを並べ、順番に味わっている。
山吹 黄昏:大きめのシュークリームを両手で掴んで頬張っている。
早坂邦正:今は丁度、りんごの甘露煮の薄切りがたっぷり乗ったタルト・タタンを口に運び終えたところだ
山吹 黄昏:「美味しいですね。このお店」
山吹 黄昏:「ワサビも効いてないですし」
早坂邦正:「お口に合ったようで何よりです」にっこりと笑って
早坂邦正:「ワサビ?はて、何のことです?」
山吹 黄昏:「ええ、ご紹介していただいて何よりです」
山吹 黄昏:「ふふ、早坂さんだって食べてたじゃないですか」
早坂邦正:「ああ、初顔合わせの時の!皆さん引っかからなくて残念でしたねえ」
山吹 黄昏:(まあ、一々覚えていることでもないですか)はむはむとシュークリームを齧る。
山吹 黄昏:(ぼくにとっては初めてのことでも、色々お仕事してる方ですものね)
早坂邦正:「まあ、引っかかったからと言って査察部の資質とは何の関係もない話ではあるのですが」
早坂邦正:「"そういうこと"にしておいた方が受け入れられやすいので、ついやってしまうんですよね」
山吹 黄昏:(あっこぼれそう)生地から溢れたクリームを口で受け止める。恥ずかしい。
山吹 黄昏:「ふむ……ああいった悪戯を?」
早坂邦正:「ええ、ああいった悪戯を」
山吹 黄昏:「趣味ですか?」
早坂邦正:「いえいえ、潤いのないお仕事ですからね。私のような立場の者も多少は巫山戯ていた方が」
早坂邦正:「部の緊張も和らぐというものでしょう。親心、とお思いください」
山吹 黄昏:「なるほど……」感心している、という面持ちだ。
早坂邦正:「ええ、ええ、断じて趣味などではございませんとも」
早坂邦正:「ふむ、しかし趣味といえば」
山吹 黄昏:「失礼な物言いをしてしまって……はい」
早坂邦正:「山吹さんは、普段どのような趣味を嗜んでいらっしゃるんでしょうかねぇ」
早坂邦正:「ここ半年、鷹山くんと組んでいたそうですが」
早坂邦正:「彼、自分の趣味を押し付けてくるところがありますからね」
早坂邦正:「たまには向こうを付き合わせても罰は当たりませんよ?」
山吹 黄昏:「そうですね。先輩は自分の好きな物の話となると」
山吹 黄昏:「丁寧に執拗に事細かに際限なくお話になります」
早坂邦正:「でしょうねぇ……」
山吹 黄昏:「私はそういった話を聞くの、結構好きみたいなので大丈夫ですが」
山吹 黄昏:「ああ、でも映画の趣味は必ずしも合わないようですね」
山吹 黄昏:「そこそこ変わっているらしいと分かり、安心しました」
早坂邦正:「ふふ、映画の趣味が合わないのは中々に苦痛ですからね。話すだけならまだしも、映画館に付き合うとなると拷問です」
山吹 黄昏:「そういえば、早坂さんの好きな映画はどのような……?」
山吹 黄昏:とてもお洒落なものか、ものすごく奇妙なものなのではないかと勝手に想像している。
早坂邦正:「おや、気になりますかぁ?」
早坂邦正:紅茶を口に含みながら
山吹 黄昏:「少なくとも鷹山先輩とは違うオススメが聞けると思いまして」
早坂邦正:「そうですねえ、アタシの場合、脚本的な部分にはあまり詳しくなくて、専ら美術演出に目が行ってしまうのですが」
山吹 黄昏:「ふむふむ」
早坂邦正:「そういう視点でいうと」
早坂邦正:「"キャッツ"ですね」
山吹 黄昏:「"キャッツ"ですか」
早坂邦正:「知ってます?実写版キャッツ」
山吹 黄昏:「いえ。頭の中のメモ帳の、気になるリストへ記入しているところです」
山吹 黄昏:「映像演出が凝っている作品なのでしょうか?」
山吹 黄昏:動物繋がりもあって、鷹山先輩一押しのゾンビーバーを思い出している。
早坂邦正:「いえ、昨今の大作と比べるとかなりチープですねえ。CGの処理も粗……というか間違いが目立ちます」
早坂邦正:「あと登場人物のメイクも……割と怖いというか、気持ち悪いと言うか」
早坂邦正:「まあ……正直下品と感じる人もいるでしょうねえ」
山吹 黄昏:「ははあ……」頭の中の右手が消しゴムを握っている。
山吹 黄昏:「だけど好きなんですか?」
早坂邦正:「恥ずかしながら」自嘲気味に笑う
早坂邦正:「ご存知かもしれませんが、キャッツは元々はミュージカルの傑作としていられる演目なのです」
早坂邦正:「それを、同様に"レ・ミゼラブル"などのミュージカルの映画化で実績を持つ制作陣が忠実に映画化したのですが」
早坂邦正:「いかんせん、忠実すぎたのですなあ」
山吹 黄昏:「別媒体への翻案の難しさについては、よく聞かされています」
早坂邦正:「舞台で映えるために先鋭進化した意匠やメイク、演出をそのまま映画に持ち込んだばかりに」
早坂邦正:「映画という媒体と猛烈な拒絶反応を起こし、作品そのものが壊死してしまった」
山吹 黄昏:「それぞれの利点や難点があるものですよね」
早坂邦正:「鷹山くんはよく、愛ある原作改変が世間に理解されないと嘆きますが」
早坂邦正:「この場合はその逆、愛深きゆえに変化を許容できなかった」
早坂邦正:「まさしく愛の敗北というわけですなあ」
早坂邦正:紅茶のカップを置いて「……さて、山吹さん」
山吹 黄昏:「良い映画や映画化を期待した方は裏切られるわけですか」
山吹 黄昏:「人それぞれに好き勝手なものですものね……はい」
早坂邦正:「……この事から……」
早坂邦正:「あたしが何を伝えたいか分かりますか?」
山吹 黄昏:「鷹山先輩とよくお話になっているのだということが、一つ」
早坂邦正:「ふふふ、それほどでもありませんが。……あとは?」
山吹 黄昏:「ふむ……想いが深くとも思考を固めてはいけないとか……」
山吹 黄昏:「あとは、人の評価と個人の視点は違うということ」
山吹 黄昏:「自分の目を大事にせよ、というところでしょうか?」
早坂邦正:「ふふ、鷹山くんの後輩らしい答えですね。良く先輩を見て勉強されているようだ」
早坂邦正:「ですが、わたしのやり方は彼とは少し違いましてね」
山吹 黄昏:紅茶を一口飲んで、静かに聞く体勢。
早坂邦正:「自分の目線こそをまず疑うべし、ということです」
山吹 黄昏:「自分の目線を……」
早坂邦正:「友情、好意、思い入れ、そう言ったものは人を容易く盲目にします」
早坂邦正:「貴方が自分の意思と判断で決めたと考えている事柄が、その実どの程度外部の要因によって定められたものなのか」
早坂邦正:「当事者たる貴方には、知る由もないことなのです」
山吹 黄昏:「……だから、自分が何を、なぜ考えているのかを知らなければならない」
早坂邦正:「我々の仕事は、必ず誰かを悪と定めなければいけない」
早坂邦正:「昨日まで笑い合い、助け合ってきた仲間の咎を暴き、首を切るのが我らの使命です」
早坂邦正:「オーヴァードとて機械ではない、そこには必ず情のゆらぎが混ざります」
山吹 黄昏:思い出す。三条先輩に教えられた、顔を繋ぐこと。柳先輩が暴いた、峰倉リンの秘密。
山吹 黄昏:……心を暴くときの柳先輩の、そして少しだけ弱みを抱いた朱南先輩の心。
山吹 黄昏:「私たちの眼鏡が曇っていては、いけませんものね」
山吹 黄昏:「刃と同様、それ以上に丁寧に磨いておかねばなりません」
早坂邦正:「ふふ、そう考えられる内は安心ですよ」
山吹 黄昏:「いいえ。未熟者にはことさら有難い訓示でした」
早坂邦正:「いえいえ、歳を取ると話が回りくどくなって困ります」
山吹 黄昏:「お気になさらず、元は私の趣味の話でしたが」
山吹 黄昏:「好きなんです、人の話を聞くこと。早坂さんのお話も、とっても」
早坂邦正:「おや、それは嬉しいことです」
山吹 黄昏:「あと、ラーメンよりこちらの方が好みですね、ええ」
山吹 黄昏:ぱくりと、最後の一口を収める。
早坂邦正:「ふふ、それは単に飽きが来ただけかもしれませんけどねえ」苦笑し
早坂邦正:「ああ、ですからやはり、努々忘れないようお願いしますね」
早坂邦正:「慣れと飽きは最も人の目を逸らさせる感情です」
山吹 黄昏:「……流されぬよう、常々瞳を凝らします」
早坂邦正:「ふふ、なら良かった」
早坂邦正:「人間、誰が裏切っているかなんてそうそうわかりはしないものですが」
早坂邦正:「せめて、自分を裏切っていないかどうかは、常にはっきりさせておきたいものです」
山吹 黄昏:「ええ、胸に深く刻みますよ」
山吹 黄昏:正義を定め、刃を下ろす者の義務は、裏切りたくない。
山吹 黄昏:ぼくに預けられた物の重みを、確かに想うためにも。



N市 BNホテル バー『エヴァーブルー』
GM:七赤が偽名で滞在していたホテルのバー。そこで君──小泉千浪は彼と会っていた。
七赤:「……」グラスを傾けている。中身は牛乳。
小泉千浪:「ヴォトカお代わりください!」
七赤:「……」胡散臭そうな目でじっとその様子を見る。
七赤:「どれだけ飲む気だ」
小泉千浪:「ん~?飲めるだけ」
小泉千浪:「七ちゃん先輩は飲まないんですか?」
七赤:「アルコールは感覚を鈍らせる。襲われた時に反応が遅れる」
七赤:「肝臓にも悪い……良い点がまるで無い」言ってまた牛乳を飲む。
小泉千浪:「あはは。常在戦場なんですねえ」
小泉千浪:「それじゃあ心休まらなくないですか?」
七赤:「……心の安らぎ、など。もう望んでいない」
七赤:「そういうのは捨てた。党に身を捧げた時からな」
小泉千浪:「望んでたときもあったんですか?」
七赤:「言葉尻を捉えるな」うんざりした様子で
七赤:「……昔の話だろう。それも、ほんの少しの間だけだ」
小泉千浪:「いや、大事なことですよ。だって、それ」
小泉千浪:「元からそういう機能を持っていない、ってわけじゃないんですよね」
小泉千浪:「これからでも、望めるってことでしょう、それは」
七赤:「……」横目で小泉を見る。
七赤:「これから……」
七赤:少し意外そうな声色。
小泉千浪:「はい。これから、です」
小泉千浪:「だって、僕たちまだ若いでしょう」
小泉千浪:「終わり方なんて考えてる時期じゃないでしょう」
七赤:「……。 ……そうだな」素直に頷く。
七赤:「千浪(シャンラン)」向き直り、じっと顔を見つめる。
小泉千浪:「はい」
七赤:「ずっとお前に会いたかった」
小泉千浪:「えっ」意外そうな顔。「そうなんですか?」
小泉千浪:「二度と会いたくないって思われてるかと思いました、僕」
七赤:「ああ」頷き。「どうしても、聞きたいことがあった」
小泉千浪:「ん」頷いて。「なんです?」
七赤:「……お前は」その表情と仕草の一つ一つから情報を読み取ろうとするかのように、紅い瞳で見据えて。
七赤:「……何の為に戦っているんだ?」
小泉千浪:「なんだ、そんな話ですか」
小泉千浪:「何のためでもないです」
七赤:「……何だと……?」怪訝そうに眉を顰める。
小泉千浪:「何かのために戦ったことなんて、ないですよ」
小泉千浪:「逆なんです」
小泉千浪:「何かをしたい時に、力があれば解決できることが多かったので」
小泉千浪:「よく使ってますね。持っていると、なにかと有用なので」
七赤:「……」眉間に皺を寄せて、掌を顔に。「参考にならん……!」
小泉千浪:「参考にしたかったんですか?」
小泉千浪:「……今、悩んでます?」
七赤:「……」うっ、と声が漏れそうな顔をして。
小泉千浪:「だって、そうでしょう。決まりきってるんだったら、そんなこと聞く必要ないでしょう」
小泉千浪:「お姉さんが聞いてあげましょうか?」
小泉千浪:「人生経験なら僕のほうが先輩ですよ」
小泉千浪:ぐい、とグラスを飲み干して。
小泉千浪:「この通り、お酒も飲めますから」
七赤:「俺だって飲む気になれば飲める……」その口振りには不服そうな視線を送るが、
七赤:「……」
七赤:結局、観念したように口を開く。
七赤:「……俺は」
七赤:「黒孩子だ。道端で死ぬところを党に救われた」
七赤:「……党が無ければ今頃こうして生きてはいない。……当然、党の為、国の為に尽くすのが正しいことだと……そう信じてきた」
七赤:「……だが、ここ何年か。言われるがまま仕事を続けるうちに……」
七赤:「分からなくなってきた。何が正しいのか。俺は何の為に戦っているのか」
七赤:「……お前なら」視線を上げて
七赤:「千浪に聞けば、何か分かるんじゃないか……」
七赤:「そんな風に思っていた」
小泉千浪:「過去形じゃなくていいじゃないですか!」
七赤:「じゃあ分かるのか」不機嫌そうに。
小泉千浪:「分かりますよ」
小泉千浪:「常に自分が正しいです」
七赤:「……」また訳の分からないことを、と言いたげな目。
小泉千浪:「何のために戦ってるのか分からないなら、分からない自分が正しい」
小泉千浪:「これがなければ自分が今生きていない、っていうものに尽くすのも、正しいです」
小泉千浪:「だけど、それって」
小泉千浪:「たった一個ずっと決めなくて良くないですか?」
小泉千浪:「七ちゃん先輩は一回党に救われたんですよね?」
小泉千浪:「党の窮地を救ったのは何回ですか?」
小泉千浪:「そっちのほうが多いなら返しすぎです」
七赤:「……そんな雑な計算でいいのか……?」
小泉千浪:「だって、他にもこれのために頑張りたいってこといっぱい無いんですか?」
小泉千浪:「一個にそんな時間かけてたら一生が終わっちゃいますよ!」
七赤:「……しかし……それでは芯が無くなる」
七赤:「自分の中にこれと決めたものが無ければ……迷いは拳を鈍らせる」
小泉千浪:「芯は七ちゃん先輩自身じゃないですか」
小泉千浪:「常に自分が正しい、が芯です」
七赤:「……。 ……」何か言い返そうとして、口を噤む。
七赤:「他に……頑張りたいこと……」
七赤:瞑目して考え込む。
小泉千浪:「何か無いんですか?」
七赤:「…………」眉間に皺を寄せて、真剣に考えこみ。
七赤:「……今、中国むこうで住んでる家の近くに……料理屋がある」
七赤:「仕事の後に食べる、そこの上海蟹が……」
七赤:「美味しい」
七赤:「……」こういう事か?と顔色を伺う。
小泉千浪:「へえ~っ!」
小泉千浪:「僕行ったことないです、先輩の住んでるとこ」
小泉千浪:「いいなあ。今度連れてって下さいよ」
七赤:「……」少し悩んで。「……お前と一緒にいると、いつも面倒ごとに巻き込まれる気がする……」
小泉千浪:「旅ってのはそれがいいんじゃないですか」
七赤:「そういうものなのか……?」
小泉千浪:「それに、何も思いつかないなら、尚更ですよ」
小泉千浪:「面倒ごとのひとつやふたつ、むしろ歓迎しませんと」
小泉千浪:「見たことないものが見れるかもなんですから」
七赤:「……それがお前の言う人生経験か」
小泉千浪:「はい。ちょっとは興味が湧きました?」
七赤:「……。……少しな」
七赤:「……しかし、先のことを考える前に」
七赤:「目の前にもっと重大な事がある」
小泉千浪:「あはは。そうですねえ」
小泉千浪:「生き延びなきゃ、何も出来ませんもんね」
七赤:「二人がかりでも、師匠には一度も勝てなかった」
小泉千浪:「それどころか今や“血腥恶魔”がその手に」
小泉千浪:「なかなか厳しいものですねえ。死にたくはないなあ」
七赤:「……俺は」
小泉千浪:「……はい」
七赤:「一人で戦うなら、まともにやって勝機は無いと思っていた」
七赤:「最悪、俺がジャーム化してでも倒す……俺ならそうなっても、結局はただのジャームに過ぎない」
七赤:「こちらのUGNに処理されて、終わりにする……そのつもりだった」
小泉千浪:「させませんよ」
小泉千浪:「強い敵に伍するためだなんて、そんなくだらない理由で」
小泉千浪:「ジャーム化して、死ぬなんて。つまらないでしょう」
小泉千浪:「先輩をそんな風にはしませんよ」
七赤:目を閉じ、息を吐く。
七赤:「……そうだな」
七赤:「そうなっても構わないと思っていた。未練など無いはずだったが……」
七赤:「……何故だろうな。確かに今、お前と話していて」
七赤:「……死にたくないと。そう思った」
小泉千浪:「……七ちゃん先輩」
小泉千浪:「僕のことめちゃくちゃ好きなんじゃないですか?」
七赤:「……は……?」
七赤:「何故そうなる……!?」
小泉千浪:「照れないでいいですよ~」グラスをふたつ持っている。
小泉千浪:「飲みます?」
七赤:「照れてなどいるか……!意味が分からん……!」
七赤:言いながら、ひったくるようにグラスを受け取る。
七赤:「……飲めないと思われても癪だからな」
小泉千浪:「お、行きます?行っちゃいます?」
七赤:「貸してみろ。こんなもの……!」
七赤:グラスになみなみとウォッカを注いで、ごくごくと飲む。
小泉千浪:「あっ大丈夫ですか?割ったりしたほうが……」
七赤:「……」
七赤:「……少しも効かん」顔を真っ赤にしてグラスを置く。
小泉千浪:「……へえ?」
小泉千浪:「あ、そうだ、七ちゃん先輩」
七赤:「なんだ」
小泉千浪:「僕は好きですよ、先輩のこと」
七赤:「……は……」
七赤:「……」再びグラスに酒を注ぎ、やや零しながら口に運ぶ。
七赤:「千浪、おまえ」
七赤:「……ほんとうにおぼえてないんだよな?何勝何敗か……」
小泉千浪:「覚えてないですよ……えっまだ行くんですか」
小泉千浪:「やめといたほうが良くないですか」
七赤:「ふっ……くく……」どこに向けているのか分からない笑いを零して。
七赤:「おれはおぼえてるぞ。なんかい勝ったか」
小泉千浪:「先輩?」
七赤:「ふん……当ぜんだ……」怪しい手つきでさらに酒を煽って。
小泉千浪:「ダメだこれ」
七赤:「おまえに……妹弟子に負け越すなんて……」
七赤:「あってたまるか……10ねんはやい……しゃんらん……」
小泉千浪:「お水もらえます?あとお会計……」
小泉千浪:「はいはい、先輩は強いですねえ」
七赤:「……」席に突っ伏して、何事かをむにゃむにゃ言っている。
小泉千浪:「先輩?」
小泉千浪:「……はあ……」
小泉千浪:その寝顔に、顔を寄せて。
小泉千浪:しばらく静止して。
小泉千浪:顔を上げる。
小泉千浪:「今回は、僕の負けってことでいいですよ」



N市 BNホテル レストラン『BNインペリアルバイキング』
サブGM:小泉千浪が七赤と会っていた頃、君達は待機がてら高級バイキングに足を運んでいた。
柳優:「あ~あ~。うらやましいですね~。小泉さんは今頃七赤さんとデートですか~」背もたれにふんぞり返って、ワイングラスをふがふが咥えてます
山吹 黄昏:「行儀が悪いですよ、柳先輩……コーヒーおかわり淹れてきましたね」
山吹 黄昏:トレイにサラダとフルーツ、それからパンを載せて席に着く。
朱南文尊:鮑のステーキ、デカい茹でロブスターと山盛りのマッシュポテト。蟹とトマトクリームのリングイネを盛った皿をテーブルに置き、携帯端末を弄っている。
朱南文尊:「監視するにしてもね。そう言うのに首突っ込むと馬に蹴られそうだ」
朱南文尊:(俺の情報網だと、これ以上は無理か。せめて、誰がやったかを知りたかったけどね。関係者が顔を出すのを願うしかないかな、今は)
三条海良:「言っておくが、酒は飲ませんからな」ローストビーフ、あさりのパスタ、サラダなどを小綺麗に盛り付けている。
朱南文尊:「ま。嫌われることを進んでやるのが俺達の本来の仕事だけどね」軽くため息をつき、フォークでリングイネを巻く。
三条海良:「意味もなく嫌われに行くこともなかろうさ」
柳優:「小泉さんは三条さんともデートしてたんですよね?彼女だけ役得すぎません?あーあ、私も仕事って名目で三条さんや山吹ちゃんとデートしたかったな~」
三条海良:「……」眉間にシワをよせながらサラダのトマトにフォークを突き刺す。
朱南文尊:「小泉さんはお客さんだからね。役得があるのはしょうがないところかな」
朱南文尊:「ついでに言うと嘘もないしね。気兼ねなく話が出来るってところじゃない」
山吹 黄昏:「ああ、私も小泉さんとはご一緒したいですね」
山吹 黄昏:パンをちぎる手を止めて、両手を合わせる。
山吹 黄昏:「私でよければお誘いください。先日のようなことをお控えして頂けるならですが……」
柳優:「くすくす。先日のようなこと?はっきり言ってもらわないとわかりませ~ん。あ、コーヒーありがとうございます♡」
柳優:「お酒は飲ませてもらえませんけど、山吹ちゃんが淹れてくれたコーヒーがあれば生きていけそうです」
柳優:皿の上には山積みにされた油ものと色んな種類のパスタが載せられてます。話の合間にちゅるちゅる行儀悪くつまむ。
山吹 黄昏:「どういたしまして……それとも大変だったりしました?振り回されるとか」
三条海良:「……まあ、久々に会えたのだろうしね。会話するくらいなら、あってもいいだろうさ」
朱南文尊:料理をそれなりに速さで片づけ。よく来ているのか 慣れたように飲み物を取りに行き、帰ってくる。
朱南文尊:「我々、何話します?」
柳優:「確か兄妹弟子なんですよね~。あんなに激しくじゃれ合って、仲がいい兄妹ですよねえ」
山吹 黄昏:「柳さんは兄弟の話がしたそうなんですかね」
三条海良:「……兄弟、ね」
山吹 黄昏:「激しかったですねえ」
柳優:「そういう意味でも羨ましいです。私は兄とすっごい大喧嘩したばっかりなので」
山吹 黄昏:「お兄さん……特調の方でしたか」
三条海良:「……」ローストビーフを一枚ずつ、一口で食べる。
柳優:「くすくす。よく調べてますねえ、えらいぞ~山吹ちゃん♡」頭を馴れ馴れしく撫でて
山吹 黄昏:「わわっ」バターを塗ったパン切れを口に入れて、もごもごと。
山吹 黄昏:(素直に受け入れやすい褒め方をして欲しいですね、というのは訓練が足りないなあ……)
柳優:「くすくす。お兄ちゃんも、立場があるのはわかりますけど。ああいうのを見せられちゃうと、ねえ?兄妹はやっぱり愛し合ってこそって思っちゃいますねえ」
朱南文尊:「お仕事が出来る後輩だ、人の秘密を一枚握ってたね」
柳優:「そういう朱南さんは全然家族のお話とか聞きませんけど。どうなんですか?」
柳優:「愛しのあの人の話ばかりじゃなく、偶には兄妹の話も聞かせてくださいよ」
山吹 黄昏:「色々と一緒に動いていただけですので……朱南先輩の身内ですか?ちょっと想像がつかないですね」
朱南文尊:「俺は全然知らなかったかな、柳さん特調に身内いたんですね。ん。俺?」
朱南文尊:「普通ですよ。同じUGNの施設の奴らが兄弟で、物心つくころにはそこにいた」
朱南文尊:「この世界ではごく普通の標準的なチルドレンですね」
朱南文尊:「特に面白さがなくて申し訳ないですが。連絡取ろうと思えば何人かとは取れるかな」
山吹 黄昏:「この世界での標準、そう一般的でないとは思いますが……」苦笑しながら。
山吹 黄昏:「私の施設は横の繋がりが薄目でしたが、妹と一緒に入りましたね」
三条海良:グラスで炭酸水を飲む。
朱南文尊:「途中組ってやつだね。最初からいる奴らとトラブル起きちゃうんだよね」
朱南文尊:チルドレンあるあるを苦笑しながら言う。
山吹 黄昏:「ははは……」思い当たる節が多い。
山吹 黄昏:「入ってしばらくは離れて暮らしてましたが、今でもよく連絡を取っています」
柳優:「へぇ~。山吹ちゃんはお姉さんだったんですねえ」
柳優:「だから何かと面倒見が良いんですねえ。くすくす。これからも甘えていいですか?お姉ちゃん?」
山吹 黄昏:「甘えられるのは嫌いじゃないですよ、お姉さんなので」
朱南文尊:ロブスターとマッシュポテトをミネラル炭酸水で流し込む。
朱南文尊:「甘えるような人間がいないな、此処」
三条海良:「……」静かに聞いている。
山吹 黄昏:三条先輩もお姉さん気質かな、と口にしようとして。彼女に視線を向ける。
山吹 黄昏:《七色の直感》で、彼女の感情の色を見る。
三条海良:兄弟や姉妹、という言葉に対しての、悔悟の念を示す色がほんの少し見えるだろう。
山吹 黄昏:「………」オレンジを両手でつまんで口に運ぶ。
山吹 黄昏:「うわっ」思いのほか果汁が飛んで、少しだけ焦る。
朱南文尊:ハンカチ取り出し
朱南文尊:「使う?」
山吹 黄昏:「ありがとうございます……」受け取って手と頬を拭う。
山吹 黄昏:「ああ、でもこうして甘えさせてもらってますね、ぼくも」
山吹 黄昏:「先輩方には大変お世話になってます」ハンカチを丁寧に畳んで返す。
朱南文尊:「どうも。甘えるの、別にいいんじゃないの。同僚なんだし、ギブ&テイクでしょ」ハンカチ受け取り。
山吹 黄昏:「朱南先輩が少しでも楽できるよう頑張りますよ」
朱南文尊:「そうだと嬉しいかな。ハンカチちょっと貸しただけで、それなら、ラッキーだ」
朱南文尊:「さしあたって10日は頑張ってね、山吹後輩。期待するかな」
朱南文尊:冗談めかして笑う。
柳優:「くすっ。確か三条さんは私と逆でしたよね?」
柳優:エビフライのしっぽを持って、あーんと大きく口を開けて食べる
三条海良:「逆?……ああ、そうか。そうだな」
三条海良:「よく噛めよ柳。刺さると出血するらしい」
柳優:「へいひへふ~」ごくん。「結構頑丈ですからね、私」
山吹 黄昏:「重いですね、期待……柳さんは柔軟ですもんね」
山吹 黄昏:「そういえば、三条先輩ってどういうスタイルなんですか?」
山吹 黄昏:七赤との戦いにおいても、動きを見ることが出来なかったのだ。
柳優:「スリーサイズのことなら、上から~……」
三条海良:「柳」
山吹 黄昏:「そちらではなく」
三条海良:全く、とため息をつく。
柳優:「くすくす。冗談ですよ冗談。こわいですねえ」
朱南文尊:「一人でサウナとか温泉に行くスタイル。それでスタイルの維持もしてるかな」鮑を食べて皿を空にする。
三条海良:「朱南」
朱南文尊:「まあ、冗談ですけど、事実かな」
山吹 黄昏:「疲れておられる……」
柳優:「言ってくれれば私もご一緒するのにな~。肩とか何処でもお揉みしますよ?副部長様?くすくす」
三条海良:「あのねえ……」また眉間にシワが寄る。
朱南文尊:「でも、三条さん、自分で言わないと言われるって話でしょ」
朱南文尊:「自分で言っちゃった方が防衛できますよ」
三条海良:「……まあ、お喋りな連中に任せていたらこうもなるか」
三条海良:「私のやることは、言ってみれば封殺だ」
山吹 黄昏:「封殺……」
三条海良:「……だから、そうやすやすと見せるものでもないのさ」
山吹 黄昏:「なるほど、切り札というわけですか」尊敬の眼差しを向ける。
三条海良:「見えている切り札なら、使わされて終わりだ」
朱南文尊:「ま。そうそう替えが効かないポジションってとこかな」
朱南文尊:「見せ札にするのも嫌がるしね、この通り」
山吹 黄昏:「臨時査察部の秘密兵器ですね、格好良いです」
三条海良:「見せてしまえば有効ではない、というだけだよ」軽く手をふる
山吹 黄昏:(クールな大人だ……)これ以上言ってもなんなので心の中に留めておく。
朱南文尊:「さて、兄弟姉妹の話から逸れたけど、三条さんそう言う話します?」
柳優:「私、気になりま~す!」
柳優:「同じお姉ちゃんでも山吹お姉ちゃんと三条お姉ちゃんじゃ全然違いますもんねえ。三条先輩は全然甘えさせてくれませんし」
柳優:「甘えるのも苦手そうですし?なんでそんな違うのか知りたいな~」
三条海良:「……」
三条海良:「妹がいたよ」
三条海良:「暗い話だから、ここでするようなことでもないと思うけどね」
山吹 黄昏:「いや、ちょっと柳先輩……」過去形と、悔悟の想い。
山吹 黄昏:「厳しく叱って留めるのも姉仕草だと思いますよ。ぼくは苦手ですけど……」三条先輩の顔色を窺う。
朱南文尊:「別に、明るい話であっても、しないでしょ」
朱南文尊:悪気なく気安く言う。
三条海良:「……こんな機会でもなければ、しないだろうね」
三条海良:「喧嘩ばかりだった」
三条海良:「……最後まで喧嘩別れだ」
柳優:「……短っ!え?それで全部ですか?」
三条海良:「……」
三条海良:「まだ要るのか?」
朱南文尊:「なんで喧嘩してたのとか、柳さんは聞きたいんじゃないですかね」
朱南文尊:「理由なく喧嘩するなんて不思議な生態の生物なら、それはそれで面白いと思いますけど」
朱南文尊:「行くなら病院になるかな」
柳優:「くすくす。恥ずかしがらずに話してくれていいのに。辛い話を一人で抱えておくの、きつくないですか?」
柳優:「私達で良ければ話してください。偶には甘えてよ~、三条お姉ちゃん?」
三条海良:「理由が多すぎてね、何から何まで喧嘩の種だ」
三条海良:「……喧嘩ばかりだったが、たまたま二人ともオーヴァードとして覚醒して、姉妹揃ってUGNに入った」
柳優:「それまでは仲が良かったんですねえ。喧嘩しながら一緒に居たんですもん」
山吹 黄昏:「……」ぼくとは違い、能動的に。選んで、そして別れたということ。
三条海良:「あいつは」
三条海良:「……チルドレンの扱いをずっと気に病んでた」
三条海良:「正義感が強かったのさ」
山吹 黄昏:「それは、その……はい。良識的だったのでしょうね」なんとも、反応しがたい立場で。
柳優:「これには朱南さんも思うところがあるんじゃないですか?」
朱南文尊:「現役チルドレンですからね。とは、言っても、そういうの実際に境遇が改善されたって目に見えなければ実感はしにくいかな」
朱南文尊:「そういう人がいた。って言うのは、有難い話だった。位ですね。申し訳ないですが」
朱南文尊:「給料分以上の仕事しちゃったのかな」
三条海良:「言ってしまえば、そうなるね」
三条海良:「結局、妹は最終的にUGNを離反。公的には死亡している」
山吹 黄昏:回りくどい言い方。つまり、より言葉にしたくない結末があるのだろう。
柳優:「三条先輩は妹さんが間違ってるって思ったんですか?」
三条海良:「……やり方を間違えていた、急ぎすぎていたんだよ。結局、あの子は」
三条海良:「でも、その気持ちまでは、間違ってなかったさ」
朱南文尊:ため息をつく。UGNからの離反、考えつく限り最悪のケースだろう。自分の理想に耐えきれなくなった人間の末路といったところだ。
朱南文尊:「妹さんに乾杯します?良い機会ですし」
三条海良:「……」
山吹 黄昏:間違っていなかった彼女を、否定したくないのだろう。そう否定したくなかったのだろう。
山吹 黄昏:だけど、この人はかつて決断したのだ。きっと。
三条海良:「君等のようなチルドレンが、それなりに幸せに生きていけるなら」
三条海良:「これから幸せになっていくのなら」
三条海良:「それが証明になるさ」
山吹 黄昏:「……その期待には、特に応えたいですよ」
山吹 黄昏:「乾杯するなら、三条先輩だけでもお酒持ってきます?」
朱南文尊:「あんまり重いものを俺の人生に乗せないで欲しいかな」何時ものように飄々と困ったように口元を歪める。
朱南文尊:「ちょっと、意趣返しされましたかね。これ」
山吹 黄昏:「口は禍の元でしたねえ」
朱南文尊:「距離感知ってる女性は一人だけだったからね。経験不足が露呈したかな」
朱南文尊:肩を竦める。
柳優:「くす。私、やっぱり三条先輩のこと大好きです」
柳優:「そんなこと言ってる本人が身を粉にしてるのはどうかと思いますけどね~♡」
柳優:「いいじゃないですか。私達、同じ査察部の仲間なんですから。重荷は分け合っていかないと」
三条海良:「……育ち盛り共はもっと食べてもいいんだぞ」
山吹 黄昏:「あっお姉さんの言葉」
三条海良:「大人の言葉だ」
山吹 黄昏:「子ども扱いですね先輩方」
朱南文尊:「それは慣れてるよ。なにせ肩書は生まれた時からチルドレンだからね」
三条海良:「子供だからね」
三条海良:今は。少なくとも、そうであってくれるといい。
柳優:「くすくす。大人として見てくれるのは何時になるんでしょうねえ」
三条海良:「少なくとも、酒の飲める年になってからだ」
三条海良:グラスの炭酸水を、飲み干す。
山吹 黄昏:「乾杯できるのは最低3年後というわけですね」
山吹 黄昏:「……楽しみに、全員で迎えられるよう頑張らないと」
三条海良:「楽しみにしておくよ」空のグラス越しに、3人を見る。
柳優:「ええ、それまではたっぷり甘えさせてもらいましょ。三条先輩が寂しくないように♡」
朱南文尊:「給料分は付き合いますよ。それが俺のスタイルなんで」



N市某所 ヤード内廃屋
GM:市内の各地に点在する、ヤードと呼ばれるスクラップ集積場。
GM:うず高く積み上げられた車のフレーム。こういった場所では盗難車の解体や麻薬の売買、不法入国者の滞在などが見られ、度々問題になっているが
GM:ETRの面々が潜伏先としたのも,そのうちの一つであった。
佐藤田ハナ:「……」小さな灯りに照らされて、缶詰を食べている。
長目ミナヨ:「バラカ、もっと食べる?」狭い部屋で長身を窮屈そうに縮こまらせている。
緑モヨカ:「……要らない。シャーキラが食べれば」干し肉を咥えたまま、ぶっきらぼうに答える
長目ミナヨ:「え~?もうすぐ本番なんだから、体力付けないとダメだよ~」
長目ミナヨ:「アジーも何か言ってよ~」
佐藤田ハナ:「……食べたほうがいい」こくりと頷く。
緑モヨカ:「……わかったよ」その言葉を聞いて渋々缶詰を一つ受け取る
緑モヨカ:「けど本当にこれで十分」
緑モヨカ:「誰かさんと違って、身体軽くしとかないと行けないんだから」
緑モヨカ:懐から取り出したナイフで器用に缶の蓋を開ける
緑モヨカ:「ってかそもそも」
緑モヨカ:「こんなとこに隠れてまで、毎日毎日観光して回る意味あったの」
緑モヨカ:訂正 あったの?
長目ミナヨ:「それは~……」リーダーに目を向ける。
佐藤田ハナ:「……ある」頷く。
緑モヨカ:「こっちにお金回せば、もうちょっとマシな拠点も確保できたでしょうに……」
緑モヨカ:「……へえ、具体的には?」
佐藤田ハナ:「この街には、これから私たちが殺す人達がいて、これから私たちが壊す生活をしてる」
佐藤田ハナ:「それを知ろうともせずに、目を背けたままでいるなら」
佐藤田ハナ:「……あいつらと同じ」
佐藤田ハナ:バラカを見つめる。
緑モヨカ:「…………」
緑モヨカ:「はっ、出たよアジ—のいつものやつ」
緑モヨカ:「聖女様ぶるのも結構だけど、それで作戦の成功率落としてたら世話ないっての」
緑モヨカ:「ほら、いつだったかのアイツ。UGNの……」
緑モヨカ:「海良。アイツと接触したのだって、一歩間違えれば私らの素性が割れてたかもしれないじゃん」
長目ミナヨ:「でも、海良ちゃん、良い人だったし……」
長目ミナヨ:「アジーだって助けてもらったじゃん」
佐藤田ハナ:「……うん」
緑モヨカ:「だから……」
緑モヨカ:「その良い奴と、これから殺し合うかもしれないでしょうが」
佐藤田ハナ:「うん」頷く。
佐藤田ハナ:「バラカ。私達は軍隊じゃない。皆の自由と、正義の為に戦ってる」
緑モヨカ:「……うん」
佐藤田ハナ:「だから、納得できないことはしない。意味がないから」
佐藤田ハナ:「だけど、自分が決めた目的の為なら、どんな犠牲も払う」
佐藤田ハナ:「そうでしょう?本質を見失わないで、バラカ」
緑モヨカ:「………わかってるよ」
長目ミナヨ:「バラカは皆のためを思って言ってくれたんだよねー?」
長目ミナヨ:にこにこと顔を覗き込んで。
長目ミナヨ:「いい子いい子。ありがとね、バラカ」頭を撫でる。
緑モヨカ:「うっさいな」顔を背けて
緑モヨカ:「元より私は、今更誰と殺し合おうと気にしないし、シャーキラもバカだから多分気にしないんだろうけど……」
緑モヨカ:「……アジ—は気にするでしょ」
長目ミナヨ:「……」そちらに目を向ける。
佐藤田ハナ:「……。……大丈夫」
佐藤田ハナ:「今更だよ。そんなの」
佐藤田ハナ:「初めてじゃないでしょ。私達」
佐藤田ハナ:「今度も、同じようにやる。必要なことだから」
佐藤田ハナ:「私が迷えば……ETRの皆が迷うことになる」
佐藤田ハナ:「それは、駄目だから」瞑目する。
緑モヨカ:「ああもう………うん、知ってるよ」
緑モヨカ:「アンタがそうやって何でもかんでも背負うから……」
長目ミナヨ:「……バラカ……」
長目ミナヨ:「……ねえ。上手く行くかな。今回も」ぽつりと不安を漏らす。
緑モヨカ:「バカ、おバカのシャーキラが弱音吐いてどうすんのさ」
長目ミナヨ:「そ、そうだけど……初めての国だし、ここ、UGNもすごく優秀なんでしょ……?」
佐藤田ハナ:「……皆の準備は順調。計画は察知されてるかもしれないけど、誰かが捕まった報告も無い」
佐藤田ハナ:「尻尾を掴まれる前に、間に合うはず。私達のほうが一手早い」
緑モヨカ:「うん、それに」
緑モヨカ:「先陣は私が切る。私なら、仮に追いつかれたとしても十分時間は稼げるよ」
長目ミナヨ:「……そうだね。バラカなら、安心して任せられるよ」
佐藤田ハナ:「あの人と協力体制を組めて、運が良かった」
佐藤田ハナ:「お陰で、この国での基盤も情報も手に入った」
長目ミナヨ:「……でも、信用できるの?あの人……」
緑モヨカ:「……私はアイツ嫌いだけどね。飢えた狼みたいに形振り構わない眼してるもん」
緑モヨカ:「手段を選ばないのは私達と一緒でも」
緑モヨカ:「アイツは理想とか正義の為に戦ってるわけじゃない。そんな気がする」
佐藤田ハナ:「……そうかもしれない」
佐藤田ハナ:「私達も、その為に利用されてるのかもしれない。でも、それは私達も同じこと」
佐藤田ハナ:「私達は私達の目的を果たすだけ。あの人が仮に自分の目的を果たしたとしても」
佐藤田ハナ:「それはもう関係ない、別の話。そうでしょ」
緑モヨカ:「……ああ、そうだね。私達には関係ない話だ」
緑モヨカ:「だから、シャーキラ」
長目ミナヨ:「うん」
緑モヨカ:咥えていた干し肉を飲み込み「もしもの時は、任せたから」
長目ミナヨ:「……うん。任せて」
長目ミナヨ:「その為に、私はいるんだから」
緑モヨカ:「……うん」
長目ミナヨ:「必ず勝つよ。UGNにも、それに……」
長目ミナヨ:「あの、七赤にも」
緑モヨカ:「ムカつくけど、シャーキラが言うんならなんとかなるんだろうね」苦笑して
緑モヨカ:「………そろそろ、かな」
緑モヨカ:時計を一瞥すると、静かに席を立ち
緑モヨカ:シャーキラと共に、佐藤田ハナ……アズハールの前に跪く。
佐藤田ハナ:立ち上がり、二人の前に歩み出て。
佐藤田ハナ:「バラカ。シャーキラ」
緑モヨカ:その声に、より深く頭を垂れる
佐藤田ハナ:「聖戦に臨む闘士。その魂を炎に捧げ、血と身命を賭して戦いに臨む者」
佐藤田ハナ:「我らの神の名の下に、ここに誓いを」
佐藤田ハナ:小さなナイフで手の甲を切り裂く。
佐藤田ハナ:溢れ、垂れ落ちる血。それはまるで楽園の雫のように人を惑わす芳醇な香気を放っている。
長目ミナヨ:跪き身を屈め、その手に口付ける。唇に口紅めいて残る血。
緑モヨカ:ゆっくりその手を取り、滴る血を舐め取るように甲に口づける。
緑モヨカ:その血の力だけではない、確かな高揚感とともに顔をあげて
緑モヨカ:「我が血、我が魂は主の御下に在りて、聖女の敵を打払い続けましょう」
緑モヨカ:「(できるなら……)」
緑モヨカ:「(私は、貴方の重荷になりたくはなかったな)」
緑モヨカ:「(元気でね。アジ—)」
緑モヨカ:「我らが祖国に、聖戦の加護があらんことを」
GM:薄明が照らし出す、崩れかけた廃屋。遥か異国のその地にて、少女たちの最期の契りは交わされた。



【Climax】

GM:クライマックスシーンです。全員登場。
GM:せっかくなのでミドルと同じ登場侵蝕にしましょう
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+4(1d3+3->1+3)した(侵蝕率:86->90)
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+6(1D3+3->3+3)(侵蝕率:95->101)
朱南文尊:89+1d3+3
DoubleCross : (89+1D3+3) → 89+3[3]+3 → 95

三条海良:三条海良の侵蝕率を+6(1d3+3->3+3)した(侵蝕率:91->97)
柳優:わーい
柳優:柳優の侵蝕率を+4(1d3+3->1+3)した(侵蝕率:89->93)
GM:ミドルシーンの処理もしましょう
GM:調達チャンス2回を設け、経験点でエフェクト等を取得した方はここで宣言お願いします
山吹 黄昏:ブルーゲイルを購入します。紡ぎの魔眼で侵蝕率90→91
山吹 黄昏:6dx>=20
DoubleCross : (6R10[10]>=20) → 9[1,2,3,7,7,9] → 9 → 失敗

山吹 黄昏:もう1回→92
山吹 黄昏:6dx>=20
DoubleCross : (6R10[10]>=20) → 9[1,3,4,4,9,9] → 9 → 失敗

山吹 黄昏:経験点20により、鏡の盾LV2→5、本部エージェントのエンブレム、アップグレードを取得。鬼切りの古太刀の攻撃力+3
朱南文尊:パワーアシストアーマ-を購入。マスターズコネクション使用。判定を成功させて購入。ウェポンケース2に入れます
朱南文尊:。ウェポンケース1には磨光嵐惨刃(フォールンブレイド)を入れます。
朱南文尊:経験点20を消費して 秘密兵器:フォールンサラマンダーを取得します。
朱南文尊:購入あと一回 強化素材。こちらは普通に判定。
朱南文尊:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[4,5,8,8]+1 → 9

朱南文尊:無理。以上です。
柳優:私は経験点を20点貰い、《人形遣い》を2レベルで取得します
柳優:買い物は何にしよかな
柳優:アームドスーツ狙ってみま~ス
柳優:6DX+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 8[1,2,4,6,8,8]+2 → 10

柳優:6DX+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 9[1,5,5,5,8,9]+2 → 11

柳優:だめでした
三条海良:よくがんばっtが
柳優:以上!
三条海良:経験点20点で《原初の灰:マリシャスブラッド》を2レベルで取得します 初期侵蝕分の侵蝕を+5
三条海良:三条海良の侵蝕率を+5した(侵蝕率:97->102)
三条海良:購入はブルーゲイルを狙いましょう
三条海良:一回目
三条海良:5dx+4>=20
DoubleCross : (5R10+4[10]>=20) → 7[1,1,4,6,7]+4 → 11 → 失敗

三条海良:二回目はアスピス起動しちゃお
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:102->103)
三条海良:5dx+4+4>=20
DoubleCross : (5R10+4+4[10]>=20) → 9[3,4,5,5,9]+8 → 17 → 失敗

三条海良:財産3点払って購入
三条海良:財産3→0
三条海良:山吹ちゃんに渡そう
山吹 黄昏:ありがとうございます。これキメて頑張ります~
小泉千浪:アームドスーツ狙います
小泉千浪:4DX›=15
小泉千浪:またへんなの!
小泉千浪:4DX>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 7[2,3,5,7] → 7 → 失敗

小泉千浪:もう1回
小泉千浪:4DX>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 9[2,3,7,9] → 9 → 失敗

小泉千浪:うーんダメか
小泉千浪:防具ないままだ
小泉千浪:応急が2個余ってるっぽいので貰って使おう
柳優:どうぞ
小泉千浪:10+2d10
DoubleCross : (10+2D10) → 10+17[9,8] → 27

小泉千浪:結構いいやつだ。もう1個
小泉千浪:27+2d10
DoubleCross : (27+2D10) → 27+17[10,7] → 44

小泉千浪:これもいいやつだった
小泉千浪:最大32だからそこまでかな



第二支部付近 路上
田井中次郎:「……あ」
リーリヤ:「……」
GM:9月10日。共に第二支部所属のエージェント二人が、偶然支部のすぐ近くで顔を合わせた。
GM:片方、“ヴォルコソブ”リーリヤ・ルキーニシュナ・ラヴレーンチェヴァは自身の従者である白い子犬を連れ、
GM:もう片方、“ナイトメアブリンガー”田井中次郎は、後ろに小さな少女を連れている。
田井中次郎:少し苦手な相手に出くわし、たじろいで。
田井中次郎:「フン……おはようございます」
リーリヤ:「……」
リーリヤ:無言。犬だけがわん、と吠える。
田井中次郎:(無視された……)
リーリヤ:「……」
リーリヤ:「……その子は?」
リーリヤ:田井中の背後の少女を示して言う。
GM:薄汚れた身なりの、幼い少女だ。無言のまま俯いて、田井中に手を引かれている。
少女:「……」
田井中次郎:「ああ……この子は……」
田井中次郎:「市街地で≪ワーディング≫反応が確認されて、現場に向かったらこの子がいたんです…… ……いた」
田井中次郎:「暴走状態のようでし……だったから、恐らく覚醒直後だろう。混乱しているようで、会話も応じてくれない」
リーリヤ:傍らの従者犬が、低い唸り声を上げ始める。
田井中次郎:「これから身体検査の後、支部で事情聴取を……」
田井中次郎:「……? どうしまし……どうした?」
リーリヤ:「……“ナイトメアブリンガー”」
リーリヤ:「その子から離れろ」
田井中次郎:「え────」
少女:疑問符を浮かべる田井中の背後で、少女が懐に手を入れる。
少女:恐らく下着の中に隠していた、小さな箱状のものを取り出す。
リーリヤ:「早く!」
リーリヤ:従者犬が激しく吠えたてる。
田井中次郎:「ッ……!」
少女:それは、ごく普通のタッパーだ。
少女:ただし中身は、赤黒い血が滴る肉塊。
少女:少女はそれを素手で掴み上げ、そのまま齧り付く。
田井中次郎:「……!」
少女:瞬間、彼女の放つレネゲイドが、爆発的に増大する。
少女:苦悶の悲鳴を上げながら、その全身は異形へと変わり。
少女:ほんの数秒で、小さな少女は巨大なジャームへと変貌していた。



9月10日 うみねこ海浜公園 『BILLION ROCK FES』特設会場
GM:野外ステージの上で、若者に人気アーティストが新曲を披露している。
GM:時刻は正午前。既に幾つかのアーティストがステージを終え、会場のボルテージは最高潮に達しつつある。
GM:会場の各所には、各支部からの応援人員が配備され、有事の際は観客の避難誘導を行う手筈となっているが、
GM:未だにETRはその姿を見せず、現場にはじりじりとひりつくような緊張感が漂いつつあった。
GM:ステージの演者が交代する。新進気鋭のアイドルグループ。高い歌唱力と演奏技術で、音楽面でも人気が高い。
GM:やはり異変はない。おかしいのはもう一つ。
GM:七赤との連絡が取れないのだ。
GM:当日は君達と共に現場入りし、警護に当たる予定だったが、
GM:彼も一向に姿を現さない。電話等で連絡を試みても、全て無駄に終わっている。
柳優:「小泉さ~ん……昨日二人きりの時になにかしちゃったんじゃないですか~?」
小泉千浪:「……えっまあそれなりにはしましたけど……」
小泉千浪:「来れなくなることはないと思うんですけどね」
朱南文尊:「二日酔いとかそう言う話はないかな?」
三条海良:「……二日酔い程度で倒れてもらっては困る」
山吹 黄昏:「あの方が約定を違えるというのは、尋常の事ではないように思えます」
朱南文尊:「俺に言われてもね。困りますよ」
朱南文尊:周囲を見回す。
小泉千浪:「というか、そっちがおかしいよりも」
小泉千浪:「何も起きてないほうが問題じゃないですか?」
鷹山亮磨:「本当にここで合ってんのか?」焦れたように。
朱南文尊:「勘づいて計画延期って話なんて都合の良い事はそうそうないかな」
三条海良:「あちらもチャンスが無数にあるわけじゃなかろうさ」
山吹 黄昏:「最重要目標はここという話ですが……別へ力を絞って肩透かし、であるとか?」
山吹 黄昏:「何か市内で事件が起きていないか、各所に連絡を繋ぐべきでしょうか……」
朱南文尊:額に指をあててため息をつく。
GM:丁度そんな時、三条の端末に着信がある。鹿骨からだ。
小泉千浪:「起きてるんじゃないですか、どこでもいっぱい……おっと」
朱南文尊:「この市内で何かが起こってないことがあったら、それこそ、異常事態でしょ」
朱南文尊:「ん?」
三条海良:「……三条です」
鹿骨秋蔵:『三条さん。そこに皆さんいますか?スピーカーにして聞いてください』
柳優:「くすくす。これは一杯食わされたってやつですかねえ」
朱南文尊:「事実として、七赤君が来ていない。此処で何も起きていない。逆に何かが起こってることだけは、確かみたいだね」
三条海良:「……全員、聞くように」スピーカーにする
山吹 黄昏:視線を会場にくまなく向けながら、耳を傾ける。
鹿骨秋蔵:『現在、市内各所でジャームによる同時多発テロが発生しています。被害箇所は』
鹿骨秋蔵:『UGN、第2、3、4、5、9、10、12支部。Nタワー。スタジアム。ベイサイドパーク。BNホテル』
小泉千浪:「多くないですか?」
鹿骨秋蔵:『多いです。襲撃を受けていない支部も、対応に追われています』
柳優:「あらあら」
山吹 黄昏:「異常事態、で良いですよね。これは」
朱南文尊:「それで、俺達はどうします?此処で待機が定石かな」
朱南文尊:「陽動の可能性が高い訳ですし、支部に対応してもらいましょう」
朱南文尊:「ってところじゃないです」
小泉千浪:「まあ戦力分けても行ききれませんよね、その数」
三条海良:「同感だ。ここの市もヤワではないだろう」
鹿骨秋蔵:『そうですね。ただ、増援は期待できないかと。皆さんの方は何も起きていませんか?』
三条海良:「……”何も起きていません”」
三条海良:強調するように
山吹 黄昏:「それから"七赤"氏との連絡が取れません」
鹿骨秋蔵:『……彼の滞在先は、BNホテルでしたね』
三条海良:「テロと鉢合わせた可能性が高い、と」
鹿骨秋蔵:『恐らく。偶然────と考えられれば、楽なのですがね』
小泉千浪:「ああ、足止め食ってるってことですか」
朱南文尊:「それは、喰い応えがありそうなバイキングメニューかな」
柳優:「七赤さんのほうが食べられちゃったかもしれませんよ?」
三条海良:「──漏れていた?」
鹿骨秋蔵:『今彼の滞在先を知っているのは、ごくわずかな人員のみです。考えたくはないですが』
観客:と、その時
観客:「ウオオオーーーーーーッ!!」
観客:俄に、会場の熱気が一層盛り上がる
アイドル:「みんなありがとーっ!!」新曲を歌い終えたアイドルが観客へと叫んでいる。
アイドル:黒を基調としたゴシックパンク風の衣装に、本格的な演奏設備、
アイドル:アイドルグループでありながら、先日欧州ツアーを成功させたばかりの本格メタルバンドとしても知られるフェスの目玉とあって
アイドル:食事や外のブースへ立ち寄っていた観客たちも、続々とステージの前に戻って来ている
アイドル:「それじゃあ、次が最後の曲」
朱南文尊:声の方に目を向ける。一番人が集まる場所だからだ。
アイドル:それまで使っていたギターを外し、ステージ脇に備え付けられていた新しいギターを手に取る。
アイドル:「みんな———」
アイドル:大きく息を吸い
アイドル:「—————————————————————」
アイドル:その歌声は、観客の耳に届くことはなかった。
アイドル?:ギターを爪弾く動きに合わせて、最前列の観客の首が弾け飛ぶ
アイドル?:「————————————」
アイドル?:背後にいたバンドや外のメンバーが、前触れもなく次々に炎上し、倒れていく。
鷹山亮磨:「野郎……」
柳優:「三条さん!」
三条海良:《ワーディング》+ブラックダイヤモンド
三条海良:「ちっ」時間が静止する。
アイドル?:正体不明の炎と斬撃が、観客を無差別に殺傷していく中で
アイドル?:「チッ………」
アイドル?:その勢いが押し留められたのを確認し、自らの顔に指をかける。
山吹 黄昏:「っ~~!」《真昼の星》《七色の直感》女の姿、纏ったレネゲイドを確かに捉える。
朱南文尊:「やりやがったな」騒乱の主の元に「地獄に墜ちろ」駆け出す。
■■■:「嫌だね」
■■■:痛々しい音を立てて、顔の皮が剥がれる
バラカ:「天国は"聖戦"の先にある」
朱南文尊:「我儘を言うもんじゃないぜ。派手なメイクのお嬢さん」
朱南文尊:「此処は日本なんでね、そっちの罪業に従って欲しいかな」
三条海良:「”バラカ”、だな」
バラカ:「………海良」
三条海良:「……派手にやってくれたものだ」拳銃を向けながら、言う
バラカ:「それが私の役目だからね。そっちこそ」他の面々を見渡し
バラカ:「尻尾を掴んでたにしちゃあ寂しい面子じゃない。みんな上手くやったってわけだ」
三条海良:「どうかな。これで必要十分かもしれんぞ」
三条海良:「……他の二人は?」
バラカ:「アンタに答える義理はない」眼光を研ぎ澄ませて楽器を構える
GM:────その時。
GM: カン、カン、カン
GM:静止したはずの時間の中で、甲高く軽い音が響く。
GM:視界の端に転がってくるのは、大きな缶のような装置。
GM:プシュッ、と、気の抜けるような音がして、それらから一気に大量の白煙が噴出する。
GM:一種のスモークグレネード、或いはチャフディスペンサーのようなもの。
GM:白煙は瞬く間に辺りを包み込み、君達の視界を遮る。数メートル先も見えない状態。
バラカ:「!!」衣装の切れ端で口元を抑えながら、慎重に距離を取る。
山吹 黄昏:《ウサギの耳》味方に背中を向け、聴覚を最大限に拡大。周囲を警戒する。
GM:白い闇の中で、無数の硬質な足音が響く。煙の中に僅かに見えるのは、異様な人影。
バラカ:「(何?、こんな仕掛けは予定してなかったはず……)」
柳優:「あれぇ?貴女のお仲間の物じゃないんですか?ってことは~……」
朱南文尊:「オーヴァード嫌いの皆さんかな?」
GM:中世の全身甲冑にも似たアーマーに、ガスマスクのようなものを着けた一団。
GM:捜査資料を目にした君達なら分かるだろう。特殊犯罪調査室、第一特別実験班。その実働部隊だ。
柳優:「くすっ。助けに来てくれたんですか?お兄ちゃ~ん?」
朱南文尊:「フェスの最後のサプライズにしてはセンスがない。演者の姿がまるで見えない」
朱南文尊:「この会社、お先真っ暗かもね」
山吹 黄昏:「C計画の、対レネゲイド装備……!」
三条海良:「……」眉間にシワが寄る
南彰久:「敵性オーヴァード7体」
南彰久:煙の中から声がする。くぐもってはいるが、柳優には聞き覚えのある声。
南彰久:「散開して排除する。フォーメーションはα。一切の証拠は残すな」
南彰久:「……状況開始」
GM:足音が僅かに遠ざかり、白煙の中に消えていく。
GM:君──柳優は、白い帳を経ても尚、憎悪の視線を感じるかもしれない。
バラカ:「クソッ………こんなとこに来てまで、国家の犬に邪魔されるなんてね」忌々しげに唾を吐き捨てる
柳優:「くすくす。目も合わせてくれないなんて、随分嫌われちゃいましたねえ」
柳優:「唯一残った兄妹なのに。寂しいな」
南彰久:返事はない。怪物と交わす言葉などない、とでもいうように。
朱南文尊:「シャイなんじゃないですか。ま。喧嘩って言うのはもう少しさっぱり初めて、さっぱり終わらせて欲しいかな」
朱南文尊:「俺みたいにさっさと謝って、ランチ奢るとかしてみるとか、お奨めですよ。柳さん」
柳優:「私は悪くないも~ん。言うことを聞いてくれないお兄ちゃんがいけないんです~」
山吹 黄昏:「……まずは生き残らないと、ですね。先輩」
鷹山亮磨:「当り前だ。来たからには死ぬんじゃねえぞ、山吹」
バラカ:「……どいつもこいつも煩いんだよ……」白煙の下の影が揺らめく
バラカ:「アンタ達で十分といったな、海良。逆」
バラカ:「アンタラの足止めなんて私一人で十分だから、私がここにいる」
バラカ:「……一人もアジ—の元へは行かせない」
朱南文尊:「みんな上手くやってた。ね。つまりさ、それ君が下手打てば終わりじゃないか?」
朱南文尊:「やれやれ、まったく」ネクタイを緩める。「さて、給料以上の仕事をさせてくれるなよ」
GM:クライマックス戦闘を開始します。
エンゲージ ()内は行動値



南彰久(9)

5m

かげろうA(5)、しじまA(7)×1

11m

山吹(11)朱南(9)三条(8)柳(6)小泉(4)  5m   バラカ(5)   6m   かげろうB、C


11m

かげろうD、しじまB


GM:現在マップ上にはミシマエンジニアリングが開発した特殊な戦闘用スモークが展開されています。

『煙幕状態』
PCはシーン中メジャー判定ダイス-5個、C値+1
メジャー判定前に手番消費なしで難易度10の≪知覚≫判定を達成する、もしくは≪偏差把握≫≪熱感知知覚≫等の感覚を強化するイージーエフェクトを使用することでこの効果を打ち消すことが可能。


バラカ:ちなみに私もくらってます
山吹 黄昏:うわあ
柳優:メジャーアクションが!
GM:また、強化外骨格は実質的に人造ジャームに近いものであり、特調の兵士は全員がEロイス≪ファイトクラブ≫を取得しています。
山吹 黄昏:こわ
柳優:そんなの使って大丈夫?
GM:さあ……
山吹 黄昏:鬼切りしたらどうなります?
山吹 黄昏:切ってからのお楽しみ?
GM:そうですね、切ったら分かります
GM:忘れてましたNPCカード
GM:前と同じです

鷹山亮磨
≪カバーディフェンス≫
ラウンド1回
単体カバーリング


GM:というわけで戦闘開始です
GM:セットアップから!
三条海良:なし!
南彰久:≪戦術≫強化外骨格のメジャー判定ダイス+5個
小泉千浪:《氷の茨》。PC以外が移動して離れた場合HPを失わせます。
小泉千浪:侵蝕率+3 (侵蝕率:101->104)
バラカ:《先陣の火》ラウンド中行動値を+10
柳優:ドキドキ
柳優:私は何も有りません
朱南文尊:なしです。
山吹 黄昏:ブルーゲイル使用。行動値11→16、侵蝕率92→97.
強化外骨格“しじま”:上エンゲージのAが≪レネゲイドキラー≫
強化外骨格“しじま”:ラウンド間、このエネミー以外のキャラクターはエフェクト使用ごとに3点のHPを失う。エネミーの死亡で解除

南彰久:「全員距離を取れ。足を止めて一人ずつ削り殺せ」
強化外骨格“しじま”:指揮官である南の声に応じて、兵士の一人が辺りに薬剤を散布する。
強化外骨格“しじま”:それはレネゲイドに反応し、肉体を蝕む猛毒だ。
三条海良:「全く、見境のない……!」
山吹 黄昏:「……資料に見られた、対レネゲイド薬剤です。早めに仕留めましょう」薬剤をシリンジで摂取。
バラカ:「……毒に煙幕か、どっちがテロリストなんだか」
小泉千浪:「どっちもでしょう」こお、と息を吐く。
小泉千浪:冷気の吐息。「まとめて潰しましょっか。構ってられないので」
バラカ:「……ああ、だったらこっちも、それらしくしてやるよ」足元に陽炎が揺らめく。
柳優:「くすくす。薬を使わないと女の子の相手もできないなんて、なぁさけないですね~」
柳優:「お姉ちゃんにはこんなことしてないですよね?心配になってきちゃいました。くすくす」
南彰久:「……」
南彰久:ガスマスクの下、白煙の向こうに、殺意そのもののような赤い残光が走る。

GM:ではイニシアチブフェイズ、何も無ければ最速16の山吹さんです 何かありますか?
朱南文尊:動くものがいないなら《スピードフォース》を使用します。
GM:朱南くんより早いものはおらん!どうぞ!
朱南文尊:95→99 HP28→25
朱南文尊:マイナーで移動。強化外骨格かげろうAのエンゲージに移動。
GM:来ないで~
朱南文尊:メジャーの前に知覚判定。
朱南文尊:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[2,3,5,9] → 9

朱南文尊:バディム貰えるかい?
山吹 黄昏:バディムーブを使用。その達成値を+3します。
山吹 黄昏:どうぞ!
朱南文尊:OK成功です。
GM:ではデバフは無効です!

山吹 黄昏:「差し出がましいことかもしれませんが」小さな声で呟く。斬り伏せるべき敵の位置。
山吹 黄昏:彼には現在位置だけ伝えれば十分。それで間に合う。
朱南文尊:「楽できそうだ、それはね」

朱南文尊:メジャー:《コンセントレイト:ハヌマーン》《風鳴りの爪》《さらなる波》《獅子奮迅》HP25→13 オートでウェポンケースから磨光嵐惨刃(レイジングブレイド)を出して装備。 ウェポンケース2からパワーアシストアーマーを出して装備。
朱南文尊:装備で行動値が0になり。同じエンゲージの敵全員に攻撃します。妨害あればどうぞ
GM:妨害は特に無し!判定どうぞ!
朱南文尊:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[2,2,3,4,6,7,8,9,10]+10[2,2,6,9]+10[9]+10[7]+6[6] → 46

強化外骨格“かげろう”:6DX ドッジ
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,2,5,8,9,10]+7[7] → 17

強化外骨格“しじま”:4DX ドッジ
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,4,6,9] → 9

強化外骨格“かげろう”:≪カバーディフェンス≫
強化外骨格“かげろう”:しじまをカバーリングします
朱南文尊:ダメージ出して良いですかね?
GM:どうぞ!
朱南文尊:5D10+12+5+14
DoubleCross : (5D10+12+5+14) → 19[1,5,9,2,2]+12+5+14 → 50

朱南文尊:1を風鳴りの効果で振り直し
朱南文尊:49+1d10
DoubleCross : (49+1D10) → 49+2[2] → 51

強化外骨格“かげろう”:回らなかったけど死亡!
GM:演出どうぞ!
朱南文尊:99→109

朱南文尊:「…………多いな」
朱南文尊:「君を倒すのは、この私だ。とか言って、手伝いに来るわけもないか」
朱南文尊:首を緩く回す。
朱南文尊:「さて、そういう俺のガキみたいな甘さと一緒に君達を切り伏せようかな」
朱南文尊:反応 反射 対応 超音速。
朱南文尊主導圏イニシアチブ上での戦闘機動こそがハヌマーンシンドロームの真骨頂。
朱南文尊:純血と言う名の先天的才能。先に動くはずの相手を後から追いついて抜き去った。
朱南文尊:舶刀めいた魔刃の柄に指がかかる。
朱南文尊:反射 超音速。
朱南文尊:零秒の抜刀。刃が耳障りな異音を立て振動しながら疾る。
朱南文尊:不可視の衝撃波を伴った振動斬撃。
朱南文尊:空間を高速撹拌しながら迫る一撃は、大気を歪め、間合いを乱し、回避行動を許さず標的を斬断した。
朱南文尊:「あ。以上かな。『勁風』の斬刺は絶対に避けられない。ん、いや、絶対は言いすぎだな。俺をメタらない限りは、ね」
朱南文尊:風が絡みついた刀身に刻まれた無数の呪字ルーンが七光に揺らめいていた。
強化外骨格“かげろう”:「……!」反応して仲間を庇えた、わけではない。二人のうち片方が生き残れたのは、単なるフォーメーションの結果だ。
南彰久:「化け物が……!」
朱南文尊:「人間風情が」
朱南文尊:「って、言うとやる気出る口?」
強化外骨格“かげろう”:赤黒い血を噴出して強化外骨格が崩れ落ちる。それは中身の装備者の血ではない。
強化外骨格“かげろう”:無数のオーヴァードから摘出され、レネゲイドに反応してリザレクトを繰り替えす『人工』筋肉が、装甲から漏れ出てのたうち回る。
柳優:「くす。人の心を失ってるのはどっちでしょうね?」

GM:再びイニシアチブ
南彰久:≪ブリッツクリーク≫
山吹 黄昏:割り込みます
GM:何ィ
山吹 黄昏:《時間凍結》HPを20消費してメインプロセスを行います。侵蝕率+5、
山吹 黄昏:レネゲイドキラーで3ダメージ入って残り2.
GM:ホギャ~ッ
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+5した(侵蝕率:97->102)
GM:行動どうぞ!
山吹 黄昏:マイナーで戦闘移動。強化外骨格しじまAにエンゲージ。
山吹 黄昏:メジャーでコンボ【無常絶刀】《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の舞踏》侵蝕率+4、鬼切りの小太刀で攻撃。対象は強化外骨格しじまA。
GM:クソ~ッ判定どうぞ!
山吹 黄昏:メジャーの前の知覚判定は
GM:そっちもどうぞ!
山吹 黄昏:《真昼の星》による超視覚、《ウサギの耳》による超聴覚
山吹 黄昏:《猟犬の鼻》と《七色の直感》によるレネゲイド共感覚で克服できるでしょうか?
GM:こいつクソ鋭いじゃねーか!
GM:認めます
山吹 黄昏:やったー!
山吹 黄昏:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,2,2,3,4,7,7,7,8,9,9,9,10]+10[2,3,3,5,5,8,9,9]+10[5,10,10]+10[6,8]+5[5]+4 → 49

強化外骨格“しじま”:ドッジ!
強化外骨格“しじま”:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,4,10,10]+6[1,6] → 16

GM:ダメだ ダメージどうぞ!
山吹 黄昏:13+5d10
DoubleCross : (13+5D10) → 13+23[3,2,7,8,3] → 36

山吹 黄昏:鬼切りの小太刀の効果発動。効果持続中のEロイスがあれば1つ解除します。
GM:ぐぇ~っ
強化外骨格“しじま”:≪ファイトクラブ≫解除。
強化外骨格“しじま”:HPは残っていますが、強化外骨格が機能停止するため
強化外骨格“しじま”:エキストラ化し、≪ワーディング≫≪ブラックダイヤモンド≫の効果で行動不能になります
強化外骨格“しじま”:≪レネゲイドキラー≫の効果が解除されます。
山吹 黄昏:無力化ヨシ!
山吹 黄昏:レネゲイドキラーで6ダメージ入って残り倒れます。柳先輩のロイスをタイタス昇華して復活。
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+4した(侵蝕率:102->106)

山吹 黄昏:霧の中に、ぼうと光りが揺らめいて。虚空に響く刀の音。
山吹 黄昏:次の瞬間、一振りの漆黒がその軌道上を喰らいつくして横断する。
強化外骨格“しじま”:「な────」
強化外骨格“しじま”:その刃に切り裂かれ、鋼鉄の外骨格が軋みを上げて動きを止める。
強化外骨格“しじま”:レネゲイドと電力によって作動していた対抗機構が停止し、ただの人間として≪ワーディング≫を受け、崩れ落ちる。
山吹 黄昏:「……醜い」しかと眼を見開いて、"それ"を見る。見た。斬った。
山吹 黄昏:吐き気を催す実験記録、それが生み出したおぞましい武装。
朱南文尊:「おっと、特攻だ。ズルできないブレードかな、それ」
小泉千浪:「えっそれ何したんですか?」
山吹 黄昏:「正しき剣筋を入力すれば、如何なる物も断ち切り野に晒す」
山吹 黄昏:「間合いも、レネゲイドも、とまあそういうものです」
山吹 黄昏:「では、次」ちん 魔刃が再び、鞘に収まる。
南彰久:「何だ、それは……」
南彰久:「大人しく殺されろ、怪物が……!」
柳優:「あ~。私以外の子には話しかけるんですね~。嫉妬しちゃいます。くすくす」
GM:再びイニシアチブ。
南彰久:≪ブリッツクリーク≫
南彰久:メジャー≪オールレンジ≫
南彰久:対象は柳優!
南彰久:10DX+8 命中で侵蝕率+5
DoubleCross : (10R10+8[10]) → 10[3,3,4,6,6,6,8,8,10,10]+6[3,6]+8 → 24

GM:対応どうぞ!
柳優:めっちゃ嫌いじゃん私のこと
柳優:ドッジしちゃお~
柳優:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[6,6,7,10]+1[1] → 11

柳優:駄目でした
南彰久:ダメージ!
南彰久:3D10+10+2D10
DoubleCross : (3D10+10+2D10) → 27[9,9,9]+10+7[4,3] → 44

柳優:出目やば今HP1しか無いのでリザレクトします
南彰久:≪デビルストリング≫
柳優:ひえ~
南彰久:≪リザレクト≫を打ち消します
柳優:打ち消されてしまうようだな
GM:そうなんです
柳優:侵蝕だけあげるかんじかな
GM:上げなくていいかな……?使ってないわけだから
柳優:どのロイス切ろっかな~
柳優:霧谷さんのロイス切って復活しよ!HPは12になります!
GM:命中で侵蝕率+5も忘れないでね~
柳優:がっちゃ!
柳優:98点になりました!
南彰久:≪チェイストリガー≫
南彰久:しじまBの行動値を+10します
柳優:おおー

南彰久:「柳優……」
南彰久:「いや……“シェイプシフター”だったか」
南彰久:ガシャン、と、巨大な銃を構える。セミオート式、常軌を逸した大口径のそれは、半ば銃より砲と呼ぶに近いかもしれない。
南彰久:「醜い化け物が……」マスクの越しにも分かる、軽蔑の声色。
柳優:「くすくす。そんな改まらなくても、優ちゃんでいいのに」
南彰久:「黙れ!!」
南彰久:「償え。俺と栞を騙していた罪を、その身で償え!!」
柳優:「え~?罰を受けるようなこと、したつもりないのにな~。いい子にしてたじゃないですか、私?」
南彰久:巨大な弾丸が放たれる。白煙の尾を引いて、狙いは過たず柳に着弾する。
南彰久:同時、内部の薬液が注入される。αトランス系のレネゲイド促進剤と、対抗種由来のレネゲイドの混合。
南彰久:相克する二つの作用が、激痛と共に柳の全身を蝕む。
南彰久:「それ以上!その口を開くなッ!!」
柳優:「くすくす。残念ですけど~。化け物にはそういうのは……」弾丸を受け飛び散った体を再生しようとするが
柳優:「っ……あ、あれっ……!?たっ、いっ、っ~~~!?」予想外の激痛に、傷口を押さえてその場に蹲る
南彰久:「そのまま死ね……“シェイプシフター”」
南彰久:「安心しろ。お前も名誉ある礎にしてやる。この国と人々を守る礎にな……!」
柳優:「はっ、ぐ……くすっ……。ね、猫被ってたのは私だけじゃなかったみたいですねえ……」
柳優:「南兄さん、そんな受け顔でドSじゃないですか……くすっ。ちょ、ちょっと興奮してきちゃいました……♡」痛みでうずくまったまま、無理やり笑いながら言います
山吹 黄昏:「……!」右手を握る。使命ではなく、憤怒によって刃を握る。
朱南文尊:「柳さん、大丈夫ですか?無茶苦茶怒らせてるみたいですけど、何やったんですか?」
柳優:「ちょっと悪戯しただけなんですけどねぇ……」
柳優:「お兄ちゃんがやってる事に比べれば、ええ。子供のいたずらみたいな……くすっ。それでこんなに怒って、大人げない……っ」
朱南文尊:「ま。なんとなくわかるけどさぁ。体張るクソ脚本のロミオの身にもなって欲しい所かな」

GM:再びイニシアチブ。
GM:行動値変わって17で最速、しじまBの手番です
柳優:こい!
強化外骨格“しじま”:メジャーでスタングレネードを使用して通常攻撃を行います。対象は三条・柳・小泉の三人。
強化外骨格“しじま”:判定前にエンブレム≪炎のプライド≫を使用。
強化外骨格“しじま”:4DX+13 命中で硬直放心付与
DoubleCross : (4R10+13[10]) → 10[1,9,10,10]+5[2,5]+13 → 28

GM:リアクションどうぞ!
柳優:ドッジしちゃお~
柳優:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[4,4,5,9] → 9

三条海良:俺ならば即興でワンチャンドッジしてくだけだな
三条海良:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[2,2,9,10]+8[8]+1 → 19

小泉千浪:8DX+1>=28 ドッジ
DoubleCross : (8R10+1[10]>=28) → 10[1,1,2,3,8,9,9,10]+7[7]+1 → 18 → 失敗

GM:頑張るな君ら
柳優:そこそこ回すの面白いな
三条海良:まあまあ回っとんのよ
柳優:《崩れずの群れ》で小泉さんをカバーしていいですか?
小泉千浪:わあい
GM:いいよぉ~
GM:ではダメージ無しで柳さん三条さんに硬直と放心付与です
三条海良:くっ
柳優:目が~

南彰久:「飯田!足を止めろ!」
南彰久:部下に向かって声を張り上げる。
強化外骨格“しじま”:「はい!」
強化外骨格“しじま”:身体のあちこちからチューブの突き出た、一際異様な形状の外骨格。
強化外骨格“しじま”:腰から下げた小さな缶を、蹲る柳たちに向けて投擲する。
強化外骨格“しじま”:着地と同時、白煙の中で閃光が迸り、鼓膜をつんざく高音が放たれる。
強化外骨格“しじま”:ただの人間ならそれだけで意識を奪う代物だ。
柳優:破裂する寸前、体を広げて小泉さんの視界を覆います
小泉千浪:「おっと……大丈夫ですか?」頭を抑えて。
小泉千浪:「ああいや、聞こえてないですかね?」
柳優:「っ……ぁ~……!」直後、人型に戻った柳がふらふらとよろめき倒れる
三条海良:「……っ」耳を抑え、顔を顰めながら立ち上がる。
柳優:「はぁ……はぁ……は、激しすぎて……くらくらしてきました……」
柳優:「い、痛くて……苦しくて、私もうだめかも……」
柳優:「助けて……お姉ちゃん……」
南彰久:「黙れ!!その口を開くな!!」
朱南文尊:「うわ、最悪かな。人間に同情する」
南彰久:「返せよ……」
南彰久:「優ちゃんを返せよ……化け物……!!」

GM:再びイニシアチブ、行動値16で山吹さんの通常手番です
山吹 黄昏:はあい
山吹 黄昏:再びマイナーで戦闘移動。南さんとエンゲージ。
山吹 黄昏:メジャーでコンボ【無常断刃】《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の舞踏》《マスヴィジョン》侵蝕率+8、鬼切りの小太刀で攻撃。対象は南彰久
山吹 黄昏:オートで《紡ぎの魔眼》使用。判定値+4D、山吹 黄昏の侵蝕率を+1した(侵蝕率:106->107)
山吹 黄昏:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,4,5,6,7,8,8,9]+10[5,8,9,10]+10[1,4,10]+2[2]+4 → 36

南彰久:6DX ドッジ
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,5,5,6,7,10]+5[5] → 15

GM:ダメージどうぞ!
山吹 黄昏:33+4d10
DoubleCross : (33+4D10) → 33+24[4,7,3,10] → 57

山吹 黄昏:鬼切りの小太刀の効果発動。効果持続中のEロイスがあれば1つ解除します。
柳優:柳優の侵蝕率を+2した(侵蝕率:98->100)
山吹 黄昏:いや、これはダメージが通ってからですが
GM:ダメージは通りました。
GM:持続中のEロイスはこちらです
GM
【ファイトクラブ】
【ファイトクラブ】
【ファイトクラブ】

GM:ファイトしほうだいだぞ
小泉千浪:人格分裂しすぎ
山吹 黄昏:では悩ましいところですが、ファイトクラブを斬ります
GM:そこを切るとは……通ですね
小泉千浪:ファイトクラブのほうがよくないですか?
山吹 黄昏:そこは苦渋の決断ですね
朱南文尊:俺は敢えてファイトクラブが良いと思う
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+8した(侵蝕率:107->115)
GM:演出どうぞ!ダメージは結構入ってます

山吹 黄昏:「……ふざけないで、ください」霧も暗がりも見通す瞳が、男の姿を映す。
山吹 黄昏:目の前のジャームの、動きを、力を、情動を、妄念を、全てを見取る。
南彰久:「……」指揮官用の外骨格に身を包んだ南が、ガスマスクの下から視線を向ける。
山吹 黄昏:本当に、悍ましい。身の毛がよだつ。一秒だってこんなものは見ていたくない。
山吹 黄昏:見ているぼくにも、伝わってくる。こんなもの、斬り離したくて、仕方がない。
山吹 黄昏:それでも、それより、優先したいことがある。ぼくは人間だから。
南彰久:「ふざけるなだと……?人間に紛れて社会を食い荒らす害虫が……」
南彰久:「ふざけているのはお前達の方だろうが……!」
山吹 黄昏:「ちゃんと、見てください。貴方が人間だというのなら」
山吹 黄昏:光映さぬ魔刃が閃く。あらゆる存在を認めぬ断絶たる黒が、切っ先に伏せる空を無慈悲に引き裂く。
山吹 黄昏:異常なる知覚能力で以て、異形の一振りを制御して、
山吹 黄昏:繰り出されるは、時間流をぶつ切りにしたような歩方と斬撃。
山吹 黄昏:外骨格の頭部含む要所が寸断されると同時、南彰久と柳優の間に立ち込めた霧が裂ける。
山吹 黄昏:「柳先輩は……人間ですよ」
山吹 黄昏:「あんな事を言っていても、怒りもするし、哀しみもする」
山吹 黄昏:「目を、逸らすな!」
南彰久:「ッ……!」硬質の装甲の下から、赤黒い血が噴き出す。
南彰久:「黙れ……黙れ、黙れ……!!」
南彰久:「人間は……本当の人間は」
南彰久:「俺たちだけだ……」再び立ち込める白煙の中に、亡霊めいて姿を眩ます。
朱南文尊:「山吹さん。メインディッシュもあるから飛ばし過ぎないようにね」
朱南文尊:「こんなのはまだ、オードブルにサラダにスープかな」
山吹 黄昏:「……すいません、こういう場所はまだ不慣れなもので」ちん 納刀。

GM:行動値15、バラカの手番です
バラカ:マイナーなし。まずは知覚判定します
バラカ:5dx+1>=10
DoubleCross : (5R10+1[10]>=10) → 10[3,8,9,9,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

バラカ:ラッキー!
バラカ:メジャー判定前にオートで《呪われし者の印》《ダヴィンチの調和》次に行う判定ではダイス減少効果を無視、C値-1。
バラカ:メジャー、《原初の赤:炎の刃》《アマテラス》《伸縮碗》《ブレインハック》《異形の祭典》《コンセントレイト:サラマンダー》
バラカ:10m圏内のキャラクター4人にギターで攻撃。命中した場合、任意のキャラクターに憎悪を付与。
バラカ:間違い、視界です
GM:誰を攻撃するというんだ
バラカ:先に対象を選びます。
バラカ:choice[山吹,朱南,三条,柳,小泉,南,かげろうB,かげろうC,かげろうD,しじまB]
DoubleCross : (CHOICE[山吹,朱南,三条,柳,小泉,南,かげろうB,かげろうC,かげろうD,しじまB]) → 三条

バラカ:choice[山吹,朱南,柳,小泉,南,かげろうB,かげろうC,かげろうD,しじまB]
DoubleCross : (CHOICE[山吹,朱南,柳,小泉,南,かげろうB,かげろうC,かげろうD,しじまB]) → かげろうB

バラカ:choice[山吹,朱南,三条,柳,小泉,南,かげろうC,かげろうD,しじまB]
DoubleCross : (CHOICE[山吹,朱南,三条,柳,小泉,南,かげろうC,かげろうD,しじまB]) → 山吹

バラカ:choice[朱南,三条,柳,小泉,南,かげろうB,かげろうC,かげろうD,しじまB]
DoubleCross : (CHOICE[朱南,三条,柳,小泉,南,かげろうB,かげろうC,かげろうD,しじまB]) → 小泉

バラカ:三条さん、山吹さん、小泉さん、かげろうBに攻撃します
GM:えらいぞ~
バラカ:憎悪対象は
バラカ:choice[山吹,朱南,三条,柳,小泉,南,かげろうB,かげろうC,かげろうD,しじまB]
DoubleCross : (CHOICE[山吹,朱南,三条,柳,小泉,南,かげろうB,かげろうC,かげろうD,しじまB]) → 柳

バラカ:柳さん!
南彰久:いいぞ!
山吹 黄昏:だめー!
バラカ:判定行くよ~?
GM:どうぞ!
三条海良:どぞ!
バラカ:7dx6-3
DoubleCross : (7R10-3[6]) → 10[5,6,6,7,8,8,10]+10[1,5,7,9,10,10]+10[1,1,5,7]+2[2]-3 → 29

三条海良:ではその判定に
三条海良:《原初の白:束縛の領域》+マスターズコネクション
バラカ:なんだと……
三条海良:目標値29の判定を成功させ、攻撃を失敗させます
GM:クソが~ッ
バラカ:ふざけておるのか~~~ッ
GM:演出どうぞ!
三条海良:三条海良の侵蝕率を+7した(侵蝕率:103->110)

バラカ:「この煙幕、私にとっては好都合」自らの影に手を触れる・
バラカ:「……蛇王ザハークの遺産よ、我が影に陽を灯せ」
バラカ:会場の足元から熱気が吹き出し、煙る景色が更に揺らめく
バラカ:バラカはエグザイル能力を用いた変装を得意とする工作員である
バラカ:しかしそれは、戦闘を不得手とすることを意味するものではない
バラカ:ETRが収集した蛇王の宝物の一つ,影に太陽の熱を宿す遺産の力を組み合わせれば
バラカ:いかなる空間においても、蜃気楼に写る幻影との無益な同士討ちを敵に演じさせることができる
バラカ:「———立て、蜃気楼の巨人イムラーク・アル・サラーブ
バラカ:烟る景色の向こうに、君達の敵の姿が浮かぶ
バラカ:銃口を構え、剣を振り上げ、今にも襲いかかろうとする。
バラカ:しかしそれは、煙に投影された虚像に他ならない。応戦した先にあるのは、肩を並べたはずの仲間の姿。
バラカ:煙幕の向こうから、阿鼻叫喚の叫び声が響く。
三条海良:カチ
三条海良: 
三条海良:カチ
三条海良: 
三条海良:時計の秒針の音が聞こえるだろう。
三条海良:だが、君にははっきりと同士討ちをしている様子が見えている
三条海良: 
三条海良:カチ
三条海良: 
バラカ:「……?」
バラカ:「全員捕らえたはず……けどこれは……」
三条海良:   ガチン
三条海良:バラカの眼前に、無色の魔眼が浮かんでいる。
バラカ:「!?」
三条海良:魔眼の中には、銀色の文字盤、短針、長針、そして
三条海良:”垂直に突き立つ秒針”
三条海良: 
三条海良:「……さて」
三条海良:「何を披露してくれたのかな、”バラカ”」
三条海良:”幽刻計《ゴーストクロック》”は
三条海良:存在しない時を刻んだ
バラカ:「な………」その声で、ようやく我に返る
バラカ:「三条……海良ァ……!」
三条海良:「……”バラカ”は同士討ちをさせようとしてきた。引き続き要警戒だ」周囲の査察部員に聞こえるよう、言う。
三条海良:「好きにはさせん」
山吹 黄昏:「これが三条さんの」幻影を斬り伏せることは可能。とはいえ、短期間での連続遺産制御にぼくの身体が持つか?
山吹 黄昏:──などと逡巡している間に、魔境は過ぎ去っていた。
朱南文尊:「そこまでするのは給料分以上になるんで、任せますよ」
鷹山亮磨:「相変わらず、訳分かんねえ能力……」
小泉千浪:「あははっ。ほらほら」
小泉千浪:「やっぱ一番強いんじゃないですか?」
朱南文尊:「オーバーワークはマジで勘弁かな」こちらは霧の向こうの南を見据える。
柳優:「はぁ……助かりました、三条先輩。南兄さんに加えて二人も三人も相手してたら、流石に壊れちゃうところでした」ようやくよろよろ立ち上がります
柳優:「くす。山吹ちゃんも三条さんも。甘えがいがあるお姉ちゃんで大助かりです」
山吹 黄昏:「それじゃあ張り切っちゃいますね。身体が持つ程度で……」
バラカ:「……………」理屈はわからないまでも、自らに起こった現象を朧気に理解し
バラカ:「よくわかったよ……それが、アンタの"正義"ってわけだ」
バラカ:「いいよ、いつまでもそうやって、止まったままでいると良い」
バラカ:「私達は……」
バラカ:「あいつは、その先に進む」煙の中へと姿を隠す

GM:行動値9、南彰久の手番です
南彰久:かげろうDに≪アドヴァイス≫+≪弱点看破≫ラウンド間攻撃力+9、次メジャーダイス+5、C値-1

南彰久:「焦らなくていい。奴らの弱点は持久力だ」
南彰久:「煙に紛れて、距離を取ったまま削り殺せ。先にくたばるのは向こうのほうだ」
南彰久:「現に……既に再生限界は越えているはずだ」
南彰久:無線で部下に呼び掛ける。
南彰久:「俺たちの行動にこの国の未来が掛かってる。必ずやり遂げるんだ」
朱南文尊:「今更、そんなアドヴァイス 練度が知れるかな」
朱南文尊:正しい認識ではある。だが、挑発はする。
朱南文尊:幾分、自分も苛立ちに近いものはあるようだ。誰が誰の日常を守ってると言うのかと言う話でもある。

GM:イニシアチブ8、三条さんの手番です
三条海良:「……」ふ、と息を漏らす。
三条海良:マイナーで一応硬直を解除
三条海良:メジャー前に例の判定
GM:どうぞ!
三条海良:アスピス起動して+4
三条海良:3dx+5=>10
DoubleCross : (3R10+5[10]>=10) → 10[5,6,10]+8[8]+5 → 23 → 成功

三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:110->111)
GM:鋭すぎ
三条海良:あらためてメジャー、対象は強化外骨格かげろうD
三条海良:もいっかいアスピス起動して+4、紡ぎの魔眼で+4d
GM:来やがれ!
三条海良:《コンセ:ウロボロス》《無形の影》で判定じゃー!
三条海良:9dx7+4+3
DoubleCross : (9R10+4+3[7]) → 10[1,2,2,3,4,7,7,8,10]+10[1,3,4,8]+3[3]+7 → 30

強化外骨格“かげろう”:ガード!
GM:ダメージどうぞ!
三条海良:4d10+6 そいや!
DoubleCross : (4D10+6) → 19[5,4,5,5]+6 → 25

三条海良:う~ん
GM:ほんのちょっと効きました
GM:こいつらは装甲が硬いです
GM:演出どうぞ!
三条海良:あ、先にダメージ通ったので《悪食の蛇》宣言で《原初の白:束縛の領域》の使用回数を復活させておきます
三条海良:三条海良の侵蝕率を+2した(侵蝕率:111->113)
GM:ギェ~ッ
三条海良:三条海良の侵蝕率を+8した(侵蝕率:113->121)
三条海良:ふふふ

三条海良:「……正義、そうだな」
三条海良:UGNのやっていることは、抑圧でもある、と言う。
三条海良:少なくとも、それを否定することはない。
三条海良:そして、それに反抗する者がいることも、決して無視できることではない。
三条海良:「やり方も境遇も違うというのは、全くままならないものだよ」
三条海良:耳を澄ます。
三条海良:無線のノイズの方向を辿る。
三条海良:心は、あの子を撃って、すぐに止めるべきだと言う。
三条海良:……だが、それでは間違える。
三条海良:「特調、UGNとして見過ごせないことをやっているのは」
三条海良:「お前たちも同じだ」
三条海良:「テロリストと変わらんよ」
三条海良:3発、銃を放つ
三条海良:銃弾は、軌道すら見せぬまま、外骨格に突き刺さる。
強化外骨格“かげろう”:「ぐぁっ……!」
強化外骨格“かげろう”:装甲の隙間を縫って弾丸が兵士を穿つ。血液が噴き出し、関節部の動きが鈍る。
強化外骨格“かげろう”:「クソッ……!」
三条海良: 
三条海良:カチ
三条海良: 
三条海良:時計が巻き直される。

GM:行動値6、柳さんの手番です。
柳優:では、マイナーで移動してバラカちゃんにエンゲージしに行きます
GM:来やがれ~
柳優:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《無機なる四肢》《止まらずの舌》《キリングパフューム》《メモリーハック》
柳優:RC攻撃を仕掛けつつ、質問一つに答えさえ記憶を見させてもらいます
柳優:リアクションは不可!まずは知覚のやつふろう
GM:ゲーッ
柳優:4DX+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[1,5,6,7]+1 → 8

柳優:ダメダメ
柳優:じゃあ改めてペナルティを受けた上で判定してみます
GM:どうぞ!
柳優:2DX+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 6[5,6]+4 → 10

柳優:あ、コンセ忘れたけど達成値同じだ
柳優:10点です
柳優:でもリアクション不可だから当たるぜ~
GM:リア不か……ダメージのほうどうぞ!
柳優:2d10+6 エフェクトレベルが上ってるから固定値6!
DoubleCross : (2D10+6) → 13[3,10]+6 → 19

GM:まだ生きてる!
GM:ではイニシアチブ5、かげろうBCDの手番です
強化外骨格“かげろう”:choice[山吹,朱南,三条,柳,小泉,バラカ]
DoubleCross : (CHOICE[山吹,朱南,三条,柳,小泉,バラカ]) → バラカ

強化外骨格“かげろう”:choice[山吹,朱南,三条,柳,小泉]
DoubleCross : (CHOICE[山吹,朱南,三条,柳,小泉]) → 小泉

強化外骨格“かげろう”:choice[山吹,朱南,三条,柳]
DoubleCross : (CHOICE[山吹,朱南,三条,柳]) → 三条

強化外骨格“かげろう”:この三人に悪魔の銃で攻撃するぞ~
強化外骨格“かげろう”:5DX+14 バラカ
DoubleCross : (5R10+14[10]) → 9[3,5,7,8,9]+14 → 23

強化外骨格“かげろう”:5DX+14 三条
DoubleCross : (5R10+14[10]) → 10[1,2,7,8,10]+7[7]+14 → 31

強化外骨格“かげろう”:5DX+14 小泉
DoubleCross : (5R10+14[10]) → 10[2,7,9,10,10]+9[4,9]+14 → 33

GM:リアクションなさい!
柳優:あ、侵蝕は15上がって115になりました
小泉千浪:ガードします
三条海良:ガード!
バラカ:7DX+1>=23 ドッジ
DoubleCross : (7R10+1[10]>=23) → 10[1,3,3,5,6,6,10]+9[9]+1 → 20 → 失敗

GM:カバー等ありますか?
三条海良:鷹山くんに私を守ってもらいます
GM:OK!ダメージ!
強化外骨格“かげろう”:3D10+10+2D10 バラカ
DoubleCross : (3D10+10+2D10) → 24[5,9,10]+10+16[8,8] → 50

強化外骨格“かげろう”:4D10+10+2D10 小泉
DoubleCross : (4D10+10+2D10) → 27[4,10,8,5]+10+9[3,6] → 46

GM:三条さんはカバーされます。
三条海良:かばわれ
GM:小泉さんは侵蝕率を5点上昇させてください
小泉千浪:侵蝕率+5 (侵蝕率:104->109)
小泉千浪:死!警察にロイスとろっと
小泉千浪:-邪魔者/警察?の人たち/有為/不快感:○/ロイス
小泉千浪:これを昇華して復活するよ
GM:では演出!
GM:柳さんからどうぞ~
柳優:よっし!やるぞ~

柳優:「はぁ……しんどいですけど。そろそろ私もお仕事しないとですねぇ」
柳優:「意地悪ばかっかりしてくる警察さんたちの代わりに、本来の仕事を、ね」
柳優:ずるん。突然柳の体が縮まり、地面を滑りバラカの目の前に現れる。
バラカ:「!?」
佐藤田ハナ:《擬態の仮面》。佐藤田ハナの姿で。
佐藤田ハナ:「くすっ」「少しはびっくりしてくれました?」
バラカ:「アジ—……!いや……」
バラカ:「よりによってこの私を、そんな手で!」
バラカ:激昂し、ギターの弦を空中に疾走らせて切り裂こうとするが……
柳優:笑い声と同時に、文字通り体が霧散。霧となった体の一部がバラカの外耳道から侵入。直接脳に命令を送る。
バラカ:「あ、が……っ!?」
柳優:「だめですよ~……そんなことしちゃ。それから……わかってますよね?リーダーの命令は絶対です♡くすくす」
バラカ:「ち、が……!アン、タは……アジ—、じゃ、な……」
柳優:「わかってたら……他の二人のこと……詳しく教えて下さいね?アジ—ちゃんの能力は~、警察の人にもわかりやすいように、大声でお願いします」
バラカ:耳から柳さんを掻き出そうとするが、痙攣を繰り返すばかりで満足に動けない
柳優:ということで《止まらずの舌》でアジ—さんの詳しい能力とかを、《メモリーハック》でシャーキラさんの詳しい能力について知りたいです
朱南文尊:「後ろの方で嫌な音がするかな。どっちが悪役なんだか と何時もなら言うけど、こっちを化け物と罵ってくる人達が相手だからな。いや、言い訳がしづらいね」
バラカ:「ふ、ぐ……し、シャー………キ、ぐうぅうううううう!!!」涙を流し抵抗するが、やがて
バラカ:「……シャーキラ……は……バロールの空間制御能力者……」
バラカ:「闘い方は近接寄りだけど……反撃に特化した技術を持ってて、攻守に隙がない」
柳優:「くすっ。言うことを聞けて偉い偉い、ですよ、バラカちゃん♡さ、もっと続けてください?」頭を撫でて
バラカ:「アジー……う、アジ—は」
バラカ:「……自分の肉を媒介に兵士を強化するソラリス能力者……私達の、聖女様……」
バラカ:「シャーキラは、アジ—の護衛……私と違って……アジ—には、あいつが、必要で……」
バラカ:「二人が揃ってる限り、アンタたちなんて……ぐ、ぅ」
バラカ:虚ろだった瞳に、徐々に光が戻ってくる
バラカ:「アンタ達……なんて……!!」
柳優:「くすくす。だから一人で残って……くす。健気で可愛いですねえ。それなのに、こんなことまで喋らされちゃって……きゃっ」
バラカ:人差し指を右耳に突っ込み、鼓膜ごと柳さんの肉片を掻き出す
柳優:慌ててバラカから距離を取る
柳優:「もう時間切れ?くすっ。バラカちゃんはがんばりやさんですね」
バラカ:「……殺す……」
柳優:「あ~……ほんと……峰倉さんとは違って……いい声にいい味でした、バラカちゃん♡悔しいですか?でも貴女がいけないんですよ?」唇に人差し指を当てて。
柳優:「くすくす。こんな風に沢山の人に迷惑かけて、罪のない人たちを傷つけて。ただで済むわけないじゃないですか。悪い子にはこれくらいきついお仕置きしないとですもんね?」
バラカ:「黙れよ……黙れ……」
バラカ:「罪のない人たちだって?そんな奴がどこにいるんだよ……」
バラカ:「父さんも母さんも、姉さんも……誰も助けてくれなかったくせに」
バラカ:憎悪と共に弦を構える。
柳優:「私に夢中になるのは構いませんけど……ちょっと危ないんじゃないかな~?」
南彰久:「……」柳の振る舞いを見て、マスクの下で嫌悪に顔を顰め。
南彰久:「攻撃」短く部下に指示を飛ばす。
強化外骨格“かげろう”:戦闘用外骨格を纏った兵士たちが、巨大な銃を構える。
バラカ:忠告に耳を貸すことなく、弦を手繰る手を振り抜こうとして……
強化外骨格“かげろう”:連続して銃声が鳴り響き、バラカを、小泉を、三条を襲う。
強化外骨格“かげろう”:特殊薬剤が身体を蝕み、焼き付くような激痛が走る。
バラカ:「あ、が、……あああ!!」太ももを撃ち抜かれ、バランスを崩して地面に転がる
柳優:「だから言ったのに……くすっ。これに懲りたら、私の言うことも少しは聞いてくださいね?」
小泉千浪:「痛ったあ~……!何混ぜてるんですかこれ!」
三条海良:「鷹山!」
鷹山亮磨:「はいよ!」
鷹山亮磨:三条へ迫った弾丸が、空中で溶け落ちる。
鷹山亮磨:三条の前に現れるのは、3メートルはあろうかという、燃え盛る炎の虎。火の粉を散らして悠然と攻撃を呑み込む。
鷹山亮磨:「どうスか?給料上げてもらえます?」
三条海良:「生き残ってから考えろ」

GM:イニシアチブ4、小泉さんの手番です
小泉千浪:マイナーで5m移動、柳さんのところまでエンゲージ
小泉千浪:メジャー『シャット・オープン・クラップ』:《コンセントレイト:キュマイラ》《妖の招き》《吹き飛ばし》《混色の氾濫》。
小泉千浪:かげろうのBとCを攻撃。
小泉千浪:の前に、知覚かな
GM:判定どうぞ!
小泉千浪:4dx+1>=10
DoubleCross : (4R10+1[10]>=10) → 6[3,3,5,6]+1 → 7 → 失敗

小泉千浪:ダメ!頑張ってペナルティ下で戦わないと……
小泉千浪:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[2,3,4,5,8,8,8,10]+10[2,4,6,9]+1[1]+4 → 25

GM:十分じゃねーか!
強化外骨格“かげろう”:ガード
強化外骨格“かげろう”:CもガードしつつBを≪カバーディフェンス≫
三条海良:《原初の灰:マリシャスブラッド》
GM:何じゃァ~~ッ
小泉千浪:海良ちゃん!
三条海良:カバーディフェンスを……消す!
三条海良:三条海良の侵蝕率を+8した(侵蝕率:121->129)
GM:ホギャ~~ッ
朱南文尊:《フォールンサラマンダー》使用します。
GM:畜生~~ッダメージどうぞ!
小泉千浪:5d10+12 諸々有効
DoubleCross : (5D10+12) → 20[2,1,7,8,2]+12 → 32

GM:まだBもCも生きてる!
GM:ダメージは通ります
小泉千浪:1点でもダメージが通ったら自分のエンゲージに引き寄せて
小泉千浪:そのあと左に4m動いてもらおうかな。
GM:ぐっ……
小泉千浪:移動してエンゲージを離れたらHPを失わせるわよ!
GM:移動妨害なし!
小泉千浪:6d10
DoubleCross : (6D10) → 37[9,6,9,8,4,1] → 37

GM:ふざけるな~~ッ
GM:BもCも戦闘不能です。
小泉千浪:やったね!
GM:演出どうぞ!

小泉千浪:「みんなに罪がある方がいいですもんね、そっちは」
小泉千浪:「自分の行いが、相対的に軽くなるんでしょう?その方が」
小泉千浪:ふ、と脱力。滑るように地を駆ける。
小泉千浪:「相手が化け物だから自分は悪くない、とか」
小泉千浪:「そういう下らない、自分を守る言い訳、ダサくないですか?」
小泉千浪:バラカの横を通り過ぎて、その先の強化兵へと一直線に。
小泉千浪:躙り寄り、踏み切り、跳躍。
強化外骨格“かげろう”:「来るぞ……!こっちで受ける!反撃しろ!」二人の兵士の片方が、前に出てカバーリングの体勢に入る。
小泉千浪:上を舞うように飛び上がって。
三条海良: 
三条海良:カチ
三条海良: 
三条海良:兵士の位置は戻っている。
小泉千浪:降り注ぐように、無防備な2人に飛びかかる。
小泉千浪:「むすんでっ!」武傘が薙ぎ払うように、2人を叩き伏せて。
強化外骨格“かげろう”:「な……!?」映像のコマが吹き飛んだかのようなその挙動に、反応が間に合わない。
朱南文尊:傘の初弾が当たると同時。二度の空気を裂く破音と共に、朱南文尊の脚が交互に蹴り上げられている。
朱南文尊:その両の足に靴はなく、爪先にチタンの尖芯が仕込まれた黒靴は、遥か先の敵の腹部に深々と超音の速度で突き刺さっていた。
強化外骨格“かげろう”:「がぼっ……」
朱南文尊:「援護射撃やっておこうか。靴下になるのが欠点の使い捨てだけどね」
小泉千浪:「あっひらきましたね。じゃあ」四脚で地を踏みしめる。
小泉千浪:「手を」飛びかかる。「うって!」
小泉千浪:踏み込みと同時、兵士たちの身体からは棘のような白い物体が吹き出し、苛み。
小泉千浪:追撃の鉄山靠。
強化外骨格“かげろう”:「────」かひゅ、と肺から空気の漏れる音。
小泉千浪:彼女を慈悲の驟雨ハーティスコールである、という者もいる。
小泉千浪:極低温により、痛みを伴わずに終局たらしめる、暴雨であると。
小泉千浪:だが、それは事実ではない。彼女は気儘に荒らす。
小泉千浪:「ま、こんなとこですかね、とりあえず」
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+9 (侵蝕率:109->118)
強化外骨格“かげろう”:二人まとめて、電池切れのブリキ人形のように吹き飛ばされる。
強化外骨格“かげろう”:超硬質の特殊装甲を纏っていても、その内部はオーヴァードですらない生身の人間だ。そのままピクリとも動かなくなる。

GM:クリンナップ。邪毒等ないですね
三条海良:ないです!
柳優:ないよ!
GM:では2ラウンド目、ですがその前に
山吹 黄昏:むむっ

朱南文尊:「小泉さん。申し訳ありませんが、靴回収して置いてくれると嬉しいかな」
小泉千浪:「はいはいっと」傘の柄で引っ掛けて放る。
強化外骨格“しじま”:「────隊長!」レーダーを備えた“しじま”装備員が声を上げる。
強化外骨格“しじま”:「新たなレネゲイド反応が高速で接近中!」
朱南文尊:「どうも。ん?騒がしいね」
山吹 黄昏:「新手……どちらですかね」
南彰久:「何だと?距離は」眉間に皺を寄せる。
強化外骨格“しじま”:「距離1キロ……いえ、800、600……400……え……」
強化外骨格“しじま”:「何だこれ────」
GM:瞬間、白煙を切り裂いて、人影が飛び込んでくる。
柳優:「うわわ」
強化外骨格“しじま”:「ぎゃっ……!」
GM:殆ど色付きの風にしか見えないそれは、ブレーキの代わりに兵士の一人に蹴りを叩き込み、
GM:反動でふわりと一瞬滞空し、着地する。
七赤:「……すまない」
七赤:「遅くなった」
小泉千浪:「わっ」
三条海良:「……大遅刻だ」
七赤:「だが……間に合いはしたようだな」
七赤:“七赤”。スーツから紅の長袍に着替えている。
小泉千浪:「七ちゃん先輩~~~!」
小泉千浪:「わーいわーい!」
山吹 黄昏:「これで百人力、ですね」
朱南文尊:「着る服迷ってデートに遅刻した訳だ」
朱南文尊:「………………」
朱南文尊:「いや、戦力増えたことに素直に喜ぼうかな」
七赤:「これでも急いだんだがな」全力疾走でボロボロの残骸と化した靴を脱ぎ捨て、裸足を晒す。
小泉千浪:「待ちくたびれましたよ!」
三条海良:「信頼に応えてくれたことには、……感謝しよう」
朱南文尊:「ここからも急ぎでお願いしますよ」こちらは、その間に靴を履き直す。
小泉千浪:「早く前座を終わらせて、次に行きましょう!」
柳優:「前座って……バラカちゃんまた怒っちゃいますよそんなこと言ったら」

GM:NPCカードが追加されます。

七赤
≪コンセントレイト:ハヌマーン≫+≪音速攻撃≫+≪吠え猛る爪≫+≪超振動閃≫+≪さらなる波≫
上記コンボを2回行う 別対象選択可能
ラウンド1回、イニシアチブタイミングで使用可能


小泉千浪:さすが先輩わよ
GM:では改めてラウンド2、セットアップから!
山吹 黄昏:なし
朱南文尊:なし
三条海良:なし!
柳優:ないです!
小泉千浪:《原初の黄:氷の茨》
小泉千浪:侵蝕率+3 (侵蝕率:118->121)
バラカ:なし
南彰久:≪戦術≫ しじまBとかげろうDのメジャーダイス+5個
強化外骨格“しじま”:≪レネゲイドキラー≫ラウンド間、このエネミー以外はエフェクト使用ごとに3点のHPを失う 死亡で解除
小泉千浪:あっ順番的にあたしキラー喰らうね
小泉千浪:HP15→12
GM:ではイニシアチブ、無ければ行動値11の山吹さんからです
朱南文尊:《スピードフォース》109→113
朱南文尊:の前に七赤君に動いてもらって しじまを殴ってもらいましょう。
GM:OK!
七赤:≪コンセントレイト:ハヌマーン≫+≪音速攻撃≫+≪吠え猛る爪≫+≪超振動閃≫+≪さらなる波≫
七赤:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[1,1,2,3,4,6,6,6,6,8,8,9,9]+10[2,2,7,7]+6[5,6]+8 → 34

強化外骨格“しじま”:4DX ドッジ
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[4,5,7,8] → 8

七赤:ダメージ
七赤:4D10+27 装甲無視
DoubleCross : (4D10+27) → 20[6,5,1,8]+27 → 47

GM:クソが~~~
強化外骨格“しじま”:戦闘不能。≪レネゲイドキラー≫が解除されます
GM:あと一発殴れますがどうしますか?
山吹 黄昏:バラカちゃんをお願いします
GM:やめろ~~
七赤:≪コンセントレイト:ハヌマーン≫+≪音速攻撃≫+≪吠え猛る爪≫+≪超振動閃≫+≪さらなる波≫
七赤:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[1,1,2,2,2,4,4,6,7,7,7,7,7]+10[2,3,4,8,9]+6[3,6]+8 → 34

バラカ:ただでは死なねえ
バラカ:オートで《呪われし者の印》《流刑者の刻印》《ダヴィンチの調和》次に行う判定ではダイス減少効果を無視、C値-1。HPを30回復
バラカ:回復しつつドッジします
GM:頑張れ!!
バラカ:7dx9+1>=34
DoubleCross : (7R10+1[9]>=34) → 10[5,5,6,7,8,8,10]+4[4]+1 → 15 → 失敗

GM:バラカちゃん!
バラカ:ぐぬぬ
七赤:ダメージ
バラカ:だがHPは回復してるぜ!ダメージだしな!
七赤:4D10+27 装甲無視、1点でもダメージを与えた場合ラウンド間対象が受けるダメージ+12
DoubleCross : (4D10+27) → 14[2,5,1,6]+27 → 41

バラカ:走行で弾いて36ダメージ。ギリ生きてる
GM:よかった~
三条海良:装甲無視では?
GM:ハッ……
バラカ:あっ
GM:バラカちゃん……?
バラカ:でもまだ生きてる!
GM:よかった!

朱南文尊:「まぁ、腕は知ってるわけだけどさ、見せ場かっこいいとこはあった方がいいでしょ。お先にどうぞ」気安く増援の色男に声をかける。
七赤:「……遅参分の働きはしよう」
七赤:地を蹴り、瞬間移動めいて距離を詰める。その先は対レネゲイドガスを散布する“しじま”。
強化外骨格“しじま”:「は」
七赤:反応の間もなくマスクのレンズに親指を突き入れ、その目を潰す──打眼手。
強化外骨格“しじま”:「が、ぁああっ……!?」
朱南文尊:「えぐ」
七赤:兵士が蹲るよりも速くその胴を蹴り飛ばし、すぐさま次の攻撃に移る。
七赤:本来の目標の一人。ETRのテロリスト、バラカ。
バラカ:「七……赤……」
バラカ:ETRの兵士にとって恐怖の象徴,統戦部の鬼札。九星の一。
バラカ:バラカにとっても例外ではない。それでも……
七赤:「づあッ!!」
七赤:踏み込みと同時、彼女の首に、文字通り刃そのものの手刀を叩き込む。
バラカ:「ぐ……あ……」
バラカ:咄嗟に体を捻るが、首から袈裟懸けに深々と胴を切り裂かれる。
柳優:「うわ~……」
七赤:「……」迷いを殺すように、眼光は暗殺者のそれとして冷え切っていく。
小泉千浪:「えへへ、へへ……」
小泉千浪:「七ちゃん先輩カッコいいな~」
バラカ:しかし
バラカ:「ま……だ、まだ………!!」
バラカ:先程の銃創と合わせて、切り裂かれた肉が歪に繋ぎ合わさり、再生していく
バラカ:エグザイルの肉体変容能力の応用、無理矢理に身体を補修しただけ、最低限動くというだけの間に合わせだが
バラカ:「が、あ……!!」
バラカ:出鱈目に指を振り抜くと、七赤の足元の影が燃え上がる。
七赤:「!」
バラカ:「……シャーキラ、悪いね」
バラカ:「こいつは私がる」
バラカ:「仲間達の無念……思い知れ」ふらつきながら眼光を強める。

GM:再びイニシアチブ、朱南くんスピードフォース使いますか?
朱南文尊:では、改めて《スピードフォース》109→113
朱南文尊:マイナーで5M移動して南さんにエンゲージ 霧チェックします。
GM:どうぞ!
朱南文尊:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,3,6,8,10]+3[3] → 13

朱南文尊:成功。では、攻撃。
朱南文尊:《コンセントレイト:ハヌマーン》《風鳴りの爪》《疾風迅雷》《さらなる波》
朱南文尊:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,1,1,1,2,4,5,5,7,10]+10[1,10]+5[5] → 25

南彰久:ガードするしかない!
GM:ダメージどうぞ!
朱南文尊:あと、磨光嵐惨刃(フォールンブレイド)の効果も使用。
朱南文尊:ダメージ出します。
朱南文尊:3D10+2D10+28
DoubleCross : (3D10+2D10+28) → 21[10,6,5]+15[6,9]+28 → 64

朱南文尊:風鳴りの効果は使用せずです。どうぞ。
南彰久:装甲分でギリギリ生存!
GM:演出どうぞ!
朱南文尊:113→122

朱南文尊:「さぁて、こっちも速度だけは負けてないかな」
朱南文尊:「そろそろ白黒つけようか。人間」
朱南文尊:手首を捩じるように返し、呪い字ルーンが刻まれた刃の切っ先を相手に向ける。
朱南文尊:「届くね」
朱南文尊:相手との距離を測るかのような奇妙な構え。
朱南文尊:構える。
朱南文尊:構えた。
朱南文尊:慎重に相手の出方を待つ微動だにしない構え。
朱南文尊:誰もがそう認識した。
朱南文尊:構えを取った本人以外は……
朱南文尊:実体はすでに殺刃圏内。すれ違いざまにて振られ切り抜ける極音速の破斬剣。
朱南文尊:構えた姿を残像として残し、5m先の相手の背後で攻撃を終了させている。
朱南文尊:風無くば、刃の音こそ風となり、追撃のソニックブームが相手を微塵に切り刻む。
朱南文尊:「こんなとこかな」
朱南文尊:その破壊の様を横目に見ながら、弄ぶように舶刀を手の中でくるくると回す。
朱南文尊:七光に揺らめく呪い字ルーンが虹色の輪を空間に映した。
朱南文尊:「ん。しぶとい。いや、金かかってるな、それ」
朱南文尊:「堅い、堅い」
南彰久:「化け物が人の真似を……」銃口を向ける────残像に。「正体をあらわ……」
南彰久:「が、はっ……!?」一拍遅れて、血飛沫が舞う。
南彰久:装甲から漏れ出る血液は、人工筋肉のものだけではない。南本人にも深い傷が刻まれている。
南彰久:≪リザレクト≫など無いただの人間だ。致命傷に近い。だが、それでも倒れない。
柳優:「……」南から目をそらすように僅かに目線を落とす
朱南文尊:「俺達を憎む気持ちは分からないでもないよ」
朱南文尊:「俺だって、あんたたちを憎むことがあるからね」
朱南文尊:「でも、無関係な奴ら巻き込んで、鏖にします。ってさぁ、どうなのよ?ガキか負け犬だ」
南彰久:「負けるわけには……行かない……」ぶつぶつと譫言のように。
南彰久:「俺たちが……真実を……世界を……あるべき姿に……」
朱南文尊:「聞こえてないようだけど、言葉ぎりは尽くしたんで」
朱南文尊:「山吹さん、フォローよろしく」
山吹 黄昏:「ええ、後は私が」きん 冷たい音が鳴る。

GM:イニシアチブ11、山吹さんの手番です。
山吹 黄昏:メジャーでコンボ【無常絶刀】《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の舞踏》侵蝕率+4、鬼切りの小太刀で攻撃。対象は南彰久さん。
GM:どうぞ!
山吹 黄昏:知覚はイージーにより突破
山吹 黄昏:オートで《紡ぎの魔眼》使用。判定値+4D、山吹 黄昏の侵蝕率を+1した(侵蝕率:115->116)
山吹 黄昏:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,4,4,4,4,4,5,5,6,6,6,7,8]+10[5,10]+2[2]+4 → 26

南彰久:ガード!
山吹 黄昏:13+3d10
DoubleCross : (13+3D10) → 13+23[6,8,9] → 36

GM:残り体力11、装甲は20……
GM:戦闘不能です。復活エフェクトもありません。
GM:演出どうぞ!

山吹 黄昏:「ここは人を守るための戦場、その使命は私たちだけのものではありません」
山吹 黄昏:「が」黒の光芒が翻る。虹の残光塗りつぶすが如く、一刹那の内に。
山吹 黄昏:「……貴方方には、任せておけません」その身に残った生体装甲、そのことごとくを斬り捨てる。
南彰久:「……!」動力部まで断ち切られ、外骨格の機能がダウンする。
山吹 黄昏:「鬼ごっこは終いです。それでは」【ファイトクラブ】を解除。
山吹 黄昏:ちん 刃を収めて踵を返す。この刃が斬るべき物でなし。
朱南文尊:「ナイス、フォロー」
南彰久:「動け、動け……!どうして動かない……!」
南彰久:「……“シェイプシフター”……!!」
南彰久:殺意と憎悪の視線を柳に向け、銃を構えようとするが────出来ない。今や外骨格は鎧でも剣でもなく、枷だ。
山吹 黄昏:「……柳、優ですよ」
南彰久:「黙れッ!!」
南彰久:「あの子が……あの子が化け物なんて……そんな筈無いんだ……!」
柳優:「くす。私の為にそんなに怒らなくてもいいのに。優しいですねえ、私の後輩さんは」
山吹 黄昏:「いいえ、はい。少しでも先輩方の助けになれれば」
南彰久:身動き取れないまま、必死に足掻こうと藻掻き続ける。

GM:イニシアチブ8、三条さんの手番です
三条海良:マイナーなし
三条海良:メジャーでかげろう対象
三条海良:先に知覚のやーつ
三条海良:5dx+1=>10
DoubleCross : (5R10+1[10]>=10) → 10[1,3,8,9,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

三条海良:よし
GM:来やがれ~
三条海良:《コンセ:ウロボロス》《無形の影》 直前に《紡ぎの魔眼》とブーメランアスピスも起動
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:129->130)
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:130->131)
三条海良:12dx7+2+4
DoubleCross : (12R10+2+4[7]) → 10[1,2,2,3,6,6,9,9,9,10,10,10]+6[1,1,2,3,3,6]+6 → 22

強化外骨格“かげろう”:6DX ドッジ
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,4,4,5,8,10]+4[4] → 14

GM:ダメージどうぞ!
三条海良:3d10+6
DoubleCross : (3D10+6) → 15[4,10,1]+6 → 21

三条海良:うむ……
GM:ちょっっっとだけ減りました
GM:演出どうぞ!
三条海良:かったい!

三条海良:微動だにせず、銃を構える。
三条海良:ただ静かに引き金を引き、銃弾を撃ち込む。
強化外骨格“かげろう”:元々、戦闘に特化したオーヴァードの攻撃に耐えるための装備だ。
強化外骨格“かげろう”:通常の銃撃程度ではびくともしない。硬質の装甲が銃弾を弾き、表面を僅かに傷付けるにとどまる。
三条海良:「……その技術が、装備が、何を犠牲にして生まれたものか」
三条海良:「知らないわけではないだろうに」
三条海良:眉間にシワを寄せ、呟く。

GM:イニシアチブ6、柳さんの手番です
柳優:マイナーで《オリジン:レジェンド》。精神を使った判定の達成値を+10しよう
柳優:柳優の侵蝕率を+2した(侵蝕率:115->117)
柳優:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《無機なる四肢》。バラカちゃんを攻撃してみるよ~
柳優:その前に知覚のやつ
柳優:4DX+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[4,5,6,10]+3[3]+1 → 14

柳優:お~。慣れてきた
柳優:で、判定
バラカ:きやがれ~
柳優:7DX7+14
DoubleCross : (7R10+14[7]) → 10[3,3,5,6,6,10,10]+10[1,7]+6[6]+14 → 40

柳優:ぴったり!
バラカ:あわわわわ
GM:やる気出しやがって~
バラカ:ダヴィンチは攻撃に取っときたいから切れない……普通にドッジ!
バラカ:7dx+1>=40
DoubleCross : (7R10+1[10]>=40) → 10[3,4,6,6,7,9,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗

柳優:こわい
バラカ:がんばったけど無理
柳優:ではダメージ!
柳優:5d10+12+6 えいっ
DoubleCross : (5D10+12+6) → 32[9,5,4,7,7]+12+6 → 50

柳優:出目いいな!
バラカ:ええ……
GM:何だその出目
バラカ:残りHP23、装甲は7
バラカ:戦闘不能です。復活もありません。
柳優:了解!では演出行きます
GM:どうぞ!

柳優:「貴女の気持ちは少しわかります、バラカさん。でも」腕を振り、虹色の泥を息も絶え絶えなバラカへと飛ばす
バラカ:「わかった風な口を……!」虹の泥を蒸発させようと、影の炎が前方に集中する
柳優:「報われちゃいけない無念もあるんです。だから……くすっ。おやすみなさい」虹の土塊が空中で無数の剣に変身し、バラカの体を貫く
バラカ:「なっ……ああああ!!」
バラカ:迎撃範囲を遥かに超えて飛来する刃に、全身を切り刻まれる
柳優:「心配しなくていいですよ?直ぐに他の二人とも会わせてあげますから」以上
バラカ:「や、めて……」
バラカ:倒れ伏したまま、うわ言のようにつぶやく
朱南文尊:「それ、生け捕りにしろってことですよね、その二人」
朱南文尊:「面倒かな、正直」
朱南文尊:ため息をつきぼやく。
柳優:「ええ~?聖女様なんて呼ばれてるんですよ?殺したほうが面倒増えると思うけどな~」
山吹 黄昏:「面倒でも、聞かなかったことにはしないんですね」
朱南文尊:「聞こえちゃったからね」
バラカ:「助けて……ください……」
バラカ:「私は……どうなっても良い……から……」
バラカ:「友……達、なん……です……」
三条海良:「……」
バラカ:何か、遠い過去の記憶と混濁したように
バラカ:意識のないまま、その言葉だけを繰り返す
小泉千浪:「お友達、今どこにいるんですか?」
柳優:「聞き出しましょうか?」
小泉千浪:「お願いしてもいいですか?」
朱南文尊:「あんたが、殺した奴らにも大事な人や、友達もいたんだろうけどね。都合の良い事を言うよな」
朱南文尊:「まぁ、俺には関係ないか」
三条海良:「……死んでは償いもなにもない」
柳優:柳優の侵蝕率を+3した(侵蝕率:117->120)

GM:残りエネミーはNPCカードのみで処理できるのでカット、戦闘終了です。

強化外骨格“かげろう”:「隊長……!南隊長……!今助け……!」一人残され、尚も銃を向けようとするが
鷹山亮磨:「悪いけど、もう終わりだよ」
鷹山亮磨:炎の蛇が地を這い、外骨格を締め付ける。装甲はそのままに、高温と酸欠で意識を奪う。
強化外骨格“かげろう”:「う……あ……!?」
GM:最後の兵士も崩れ落ち、君達の他には動くものはいなくなる。
GM:……否、一人だけ。
柳優:「さて……これで少しはゆっくり話せそうですね?お兄ちゃん♡」南さんの元へ歩いていきます
南彰久:「く……ぐっ……」
南彰久:辛うじてアンチワーディングエフェクトだけが生きた外骨格で、なんとか立ち上がろうと足掻いている。
柳優:「あ、その前に。ちょっと手伝ってもらってもいいですか?山吹ちゃん」
山吹 黄昏:「はい、お任せを」
朱南文尊:「状況終了してないから、手早くね」ウェポンケースに重刃を収め、重さを無にする。
山吹 黄昏:切っ先が南の胸元を掠めて、音もなく通り過ぎる。
山吹 黄昏:「……ふう、私もこれですっきりしました」大きく弧を描いた黒が、最後の呪いを斬り捨てた。
山吹 黄昏:【ファイトクラブ】解除。
三条海良:銃をホルスターに収めながら見ている。
柳優:「ありがとうございます、山吹さん。すぐに終わらせますから」
柳優:「それじゃあこれから。私達に負けた南お兄ちゃんには、罰ゲームとしてだいっきらいな怪物さんたちの命令を聞いてもらいま~す」
南彰久:「……来るな……!」無理やり腕を動かして、銃を向けようとする。
南彰久:「クソッ……!クソッ……!近寄るな、化け物……!」
柳優:ということで《人形遣い》を使ってみます。
GM:来やがれ~
柳優:7DX+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[4,4,7,8,8,8,10]+1[1]+1 → 12

柳優:意思と対決なんですけど、《ワーディング》で無力化できたりしません……か……?
GM:はは~んなるほどね
GM:気絶させない程度にってことね……じゃあ対抗の達成値を-10します
柳優:えっやさしい
南彰久:化け物なんかに負けるかよ~ッ
南彰久:3DX-2>=12
DoubleCross : (3R10-2[10]>=12) → 8[3,3,8]-2 → 6 → 失敗

GM:ちくしょう~~っ
GM:では効果通ります

柳優:「じゃあ一つ目。まずは……隊長である貴方が知っている、特調の情報を全て提供してください」
柳優:「あ、勿論口で言うのは大変でしょうから。後でまとめてデータを送ってくれればいいですよ♡」
南彰久:「ふざけるな……!誰がそんなことを……!」
南彰久:「俺は人間だ……仲間を売ることなどしない……!お前達、心の無い怪物とは違う……!」
柳優:「ふ~っ……」鼻が触れるほどまで顔を近づけて、不気味な色に光る霧状の薬品を南に吹きかける
南彰久:「……!?」
柳優:「抵抗しちゃ、めっ♡ですよ?できますよね、南お兄ちゃん?」
南彰久:咄嗟に息を止めようとするが、既に遅い、マスクの防護機能も停止している。
柳優:「くすくす。他ならぬ妹からの頼みですもんね?」
南彰久:「……ぁ…… ……?」
南彰久:「……な……」
南彰久:「……」こくり、と。虚ろな瞳で、力なく頷く。操られた人形のように。
柳優:柳優の侵蝕率を+4した(侵蝕率:120->124)
柳優:「くす。それじゃあ2つ目,です」《人形遣い》をもう一度使います。
柳優:柳優の侵蝕率を+4した(侵蝕率:124->128)
柳優:7DX+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[1,3,3,7,7,8,10]+9[9]+1 → 20

山吹 黄昏:バディムーブを使用。その達成値を+3します。
柳優:23になりました。ありがとうございます……!
南彰久:3DX-2
DoubleCross : (3R10-2[10]) → 10[3,8,10]+1[1]-2 → 9

南彰久:うう……
GM:通ります
柳優:耳に息がかかるほどの距離で「思い出してください……姉さんが生きてた時のこと……居なくなった時のこと……」
南彰久:「……しお……り……?」
柳優:「怒るのではなく……悲しんでた貴方を……誰かを傷つけるのではなく……同じ苦しみを抱えた人と、痛みを分かち合っていた貴方を……」
南彰久:「…………」
柳優:「思い出して……優しかった貴方を……。そして……二度と忘れないで……」南から離れて、いたずらっぽく微笑む。「くす。いいですね?」
南彰久:黙り込む。記憶の海に深く潜るかのように。その確認にだけ、薄っすらと頷く。
柳優:「そして~、最後に~」もう一度《人形遣い》を使用します。
柳優:柳優の侵蝕率を+4した(侵蝕率:128->132)
柳優:7DX+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[1,4,6,7,8,9,9]+1 → 10

山吹 黄昏:バディムーブを使用。その達成値を+3します。
南彰久:抵抗しません。
柳優:口づけをする。唇に近づいて、躊躇ってから額に。
柳優:「くすっ。私のことは、忘れてください♡大人しくて、女の子みたいで、でも実はすっごく悪い子で」
柳優:「貴方のことも、本当は横取りしたいなんて思ってた、悪~い妹も。人間のふりをして、ずっと貴方達のことを騙していた悪い弟も」
柳優:「南お兄ちゃんには、最初から居なかった……そうですよね?」
南彰久:「…………」
南彰久:虚ろな表情のまま、しばらく沈黙が落ちて。
南彰久:やがて。
南彰久:こくり、と。その首が縦に一度だけ、揺れる。
柳優:「くすくす。はぁ~い、言うことが聞けていい子でちゅね~♡」愛おしそうに南の髪を撫でてから立ち上がる
朱南文尊:「はぁ」長々と時間を使って、最後にやることがそれか。
朱南文尊:「柳さん、格好つけましたね。誰から学んだんです、それ?」
朱南文尊:呆れたように言う。が
朱南文尊:「ま、格好良かったかな」
朱南文尊:軽く同僚に手を振った。
柳優:「くすくす。かっこつけるのが上手い同僚からですかね~?」口元を指で隠して笑う
朱南文尊:「少なくとも、俺じゃないですね、それ。格好つける相手がいないもので」
小泉千浪:「好きですよね、あなたたち、そういう嘘」
小泉千浪:「まあ、とやかく言いませんけども」
山吹 黄昏:「嘘を吐くのも仕事の一つ、ということで」
山吹 黄昏:「そしてまだ、終わっていませんからね」
三条海良:「……そうだな」
柳優:「くすくす。お給料分は働かないとですからねえ」
柳優:「……さよなら、南兄さん」



【MasterScene】

シェン・リィユェ:——父は立派な人だった。
シェン・リィユェ:白鷲拳の師範として、多くの門下生に慕われ、いかなる相手にも負けなかった。強く、そして優しい、すごい人だった。
シェン・リィユェ:——兄は強い人だった。
シェン・リィユェ:体格は齢17にして父を凌ぎ、技術でも門下生の中で飛び抜けていた。才能に恵まれ、しかしそれに奢らず、絶えず自分を律することのできる人だった。
シェン・リィユェ:誰もが道場を継ぐのは兄だと、信じて疑っていなかった。勿論、僕もだ。
シェン・リィユェ:だが、兄は死んだ。
シェン・リィユェ:ごく普通の自動車事故で、あまりにも呆気なく。
シェン・リィユェ:父はまるで数十年も老け込んだように見えた。覇気を失い、塞ぎがちになり、数多くいた門下生も一人、また一人と減っていった。
シェン・リィユェ:やがて病の床で、父は最期にこう言い残した。
シェン・リィユェ:「後はお前に任せる」と。
シェン・リィユェ: 
シェン・リィユェ:——僕には、何も無かった。
シェン・リィユェ:覚えが良い訳でも、飲み込みが早い訳でも無い。体格にも恵まれず、そして何より、僕は武術が——人と戦うのが、好きではなかった。
シェン・リィユェ:けれど、強くならねばならなかった。
シェン・リィユェ:白鷲拳を継承できるのは僕だけだった。父と兄、歴代の武術家が残した道を、僕が閉ざしてしまう訳にはいかない。
シェン・リィユェ:血が滲むような鍛錬の日々。片端から書物を読み漁り、必死に頭を下げていくつも他流試合を取り付けた。
シェン・リィユェ:けれどやはり、どれだけ努力しても、父のようにはなれなかった。
シェン・リィユェ:強くならねばならなかった。
シェン・リィユェ:その為ならどんなことでもしようと思った。僕は故郷を出て、“イエローコゥト”という一派に身を置いた。
シェン・リィユェ:『究極の個』の実現を目指すというその団体で、僕は何度も人を傷付けて、死にたくなるようなことをして、代わりに力を手に入れた。
シェン・リィユェ:だが、まるで足りなかった。“イエローコゥト”は、“五凶星”は、僕の想像していた武の極みを遥かに越えていた。
シェン・リィユェ:強くならねばならなかった。
シェン・リィユェ:白鷲拳の真髄は明鏡止水、無我の境地の先にあるのだという。
シェン・リィユェ:だが弱い僕は、何一つとして捨てることができないままだった。
シェン・リィユェ:だから、一つずつ捨てて——殺していった。
シェン・リィユェ: 
シェン・リィユェ:神仙と呼ばれる老人を。
シェン・リィユェ:≪異能の継承:光の守護≫
シェン・リィユェ: 
シェン・リィユェ:各地を流離う道場破りを。
シェン・リィユェ:≪異能の継承:黒星招来≫
シェン・リィユェ: 
シェン・リィユェ:阿修羅の如き異形の遣い手を。
シェン・リィユェ:≪異能の継承:透過≫
シェン・リィユェ: 
シェン・リィユェ:燃え盛る炎の獣の主を。
シェン・リィユェ:≪異能の継承:拒絶の後光≫
シェン・リィユェ: 
シェン・リィユェ:音より速い暗殺者を。
シェン・リィユェ:≪異能の継承:空蝉≫
シェン・リィユェ: 
シェン・リィユェ:未来を予知する槍使いを。
シェン・リィユェ:≪異能の継承:刹那の勝機≫
シェン・リィユェ: 
シェン・リィユェ:最愛の妻と子供を。
シェン・リィユェ: 
シェン・リィユェ:誰も彼も、殺して、殺して、殺し尽くしても。
シェン・リィユェ:未だその境地には、辿り着けないままだった。
シェン・リィユェ:強くならねば、ならなかったのに。
シェン・リィユェ:最早捨てられるものも何も無くなり、最後に残った自身の命を断とうとした、丁度その時だった。
シェン・リィユェ:『それ』を見つけたのは。
シェン・リィユェ: 
シェン・リィユェ:──触れた瞬間、千々に乱れていた心が、全て一つの色に塗り潰されていくのが分かった。
シェン・リィユェ:それはあまりにも純粋な、破壊の衝動。
シェン・リィユェ:そこにはあれほど煩わされていた雑念など、一つもなく。
シェン■リィユェ:ひどく穏やかな気持ちで、僕はその支配を受け入れた。
シ■ン■リィユェ:ようやく、求めていた場所に辿り着けたのだと思った。
シ■ン■■ィユェ:最後に胸に浮かんだのは、かつて捨てたもののこと。
シ■ン■■ィユ■:こんな僕を師と呼んでくれた、二人の弟子たち。
シ■■■■ィユ■:彼らは今、どうしているだろうか。
シ■■■■■ユ■:強くなっているだろうか。
■■■■■■ユ■:どんな大人になっているのだろうか。
■■■■■■■■:そんな取り留めのないことを考えながら、安寧に身を委ね、衝動の渦に意識を溶かした。



【Climax2】

GM:登場侵蝕はありません。

---

七赤:「……」
七赤:徐々に晴れ行く白煙の向こうを、一人厳しい視線で見据えている。
七赤:「……来たぞ」
GM:静まり返った会場に、ふたつの人影がある。
小泉千浪:「……」険しい顔になる。
朱南文尊:「さて、お仕事再開だ。まだ給料分の内かな」
GM:小柄な少女と、その傍らに佇む長身の少女。
アズハール:「……」
アズハール:小柄な少女──アズハールには、片腕が無い。
アズハール:肩口には包帯が巻かれ、まだ新しい血が滲んでいる。
山吹 黄昏:「ETRの……」その姿をしかと目に移す。
アズハール:「ありがとう、三条海良」
アズハール:「いいえ……"ゴーストクロック"」
アズハール:「あなたのお陰で、私達は大きい問題を解決する、できまシた」
三条海良:「……」アズハールを見つめる。
アズハール:「統戦部の生み出した、時間流制御結界」
アズハール:「観測者がいる限り絶対不破を誇るその鍵を破るするのは、最大の課題でした。私達の」
シャーキラ:「……」
アズハール:「シャーキラの力を限界まで引き出して封印を破ることも、考えるしまシたが」
アズハール:「海良。あなたのお陰でそうせずに済みました」
三条海良:「手を貸した覚えはないんだがね」
アズハール:「いいえ」
アズハール:「あナたの能力が、時間流の連続性を寸断してくれたお陰で────」
シャーキラ:シャーキラが腕を振るう。
シャーキラ:上空に巨大な空間の歪みが生まれ、けたたましい轟音と共に巨大なコンテナが落下してくる。
三条海良:「……」眉間にシワが寄る。
朱南文尊:「三条さんの能力がやらかしたんですか?面倒事の予感かな、これ」
柳優:「気に負わないほうがいいですよ~。どうせ三条さんがいないならいないで他の方法を取ってただけでしょうし」
山吹 黄昏:「この、中に……?」冷や汗がたらりと頬を滑る。
GM:中から這い出して来るのは、一人の男。シェン・リィユェ────ではない。
GM:全身チューブに繋がれ、痩せ細り、見るからに死にかけといった様相だ。
小泉千浪:「……?」眉根を寄せる。
小泉千浪:「……なんです、それ」
柳優:「って、あら?師匠さんじゃないんですか?」
アズハール:「統戦部の能力者。不眠不休で星碎星を封印────『観測』していた男です」
アズハール:「しかしその、絶対無敵の封印を維持する観測に」
シャーキラ:重力を纏った腕を振るう。アズハールの言葉が嘘のように、いとも簡単に男の首がねじ切れる。
アズハール:「海良。あなたのお陰で穴が開いた」
アズハール:「礼を言います」
朱南文尊:「どうも、君たちは人の命を雑巾絞るみたいに無造作に扱うけど、お国柄、それ?」
朱南文尊:「好きになれないかな」
三条海良:「……全く、困ったものだ」
GM:首を失った男は、よろよろとふらつき、そのまま倒れようとして……
GM:それより早く、その断面から、爆発するように大量の黒い煙のようなものが噴き出す。
GM:間欠泉のようなそれは、全てレネゲイドを帯びた影だ。
GM:男の身体は渦巻く影に巻き込まれ、すぐに微塵に砕け、血煙と化す。
柳優:「うわ、キモ……」
GM:荒れ狂う漆黒の竜巻。影の嵐。
GM:それが、それそのものが“星碎星”だ。
星碎星:Eロイス【暴食の胃袋】【捕食侵蝕領域】
GM:天を衝く影の奔流が、空を覆いつくしていく。
GM:まだ昼間だというのに、辺りは見る間に撒き散らされたレネゲイドに覆いつくされ、光は遮られ、闇に呑み込まれていく。
GM:星碎星はEロイス【究極存在】【破壊神顕現】を所持しています
GM:現在星碎星への全てのダメージは無効。クライマックスシーン終了時に彼が生存していた場合、N市、あるいはこの国が壊滅的な被害を受けます。
GM:渦巻き暴走する黒い嵐は周囲を手当たり次第に喰らい、飴細工のように破壊していく。
七赤:「……本当に師匠か?あれが……」
小泉千浪:「……なんです、あれ」
柳優:「ふ、二人にわからないんだったら私達にもわかりませんけど……?」
朱南文尊:「影かな。レネゲイドを帯びた影が、触れる物を取り込んだり侵蝕してるんじゃない」
山吹 黄昏:「これが、超抜級ジャームの力……」右手が震える。あのようなものを斬れるか、ぼくに?
鷹山亮磨:「ハハッ……」渇いた笑みを漏らす。「滅茶苦茶だ」
柳優:「いや~……っていうかこれ、私達になんとか出来ます?ちょっと……不味いんじゃないですかこれ?」
朱南文尊:「先生が核になってるのかもね。ふぅ」
朱南文尊:「マジでヤバそうだ。そろそろ何か資格とって転職しようかな」
三条海良:「……どうにか、するしかあるまい」
小泉千浪:「ま、海良ちゃんの言う通りですね」
小泉千浪:「しかし、どこから手を付けたものか……」
朱南文尊:「刑務所の二人を時間稼ぎに使って、その間に打開策見つけたいけどね」
朱南文尊:「段取りどうなってるんだか」
シャーキラ:「……バラカ。あなたのお陰」嵐を目にして小さく呟く。
シャーキラ:「これでもう、世界も背けてはいられなる──」
?????:ゴ ォ ! !
?????:その時、天空から暗雲を割いて、白銀の光が飛来しステージに突き刺さる。
?????:それは、穂先の部分だけで数メートル、全体で見ればステージを照らす照明器具の高さに迫ろうかという
?????:あまりにも巨大な、槍だ。
?????:その穂先の上から、小さな人影が君達を見下ろしている。
山吹 黄昏:「何者……!?」
柳優:「こんどはなんですかぁ?」
?????:純白のコートに身を包んだ、白髪の少年。
?????:漂白された、としか言いようのない、異様なまでに無味乾燥な空気を纏っている。
?????:「"輪廻の獣・血腥恶魔"、顕現を確認」
ウォーズ07:「"ウォーズ07"。状況を開始する」
ウォーズ07:巨大な白銀の穂先の内側から、地の底で唸るようなエンジン音が鳴り響いた。
GM:君────朱南文尊には、そのエンジン音に聞き覚えがある。
GM:それは彼女────“マッドペッカー”と最後に話した時、通話の向こうから聞こえていたものだ。
朱南文尊:「は」
朱南文尊:乾いた笑い。
朱南文尊:「逃げるのは、これで無しか。まったく、本当に、まったく」
朱南文尊:「手前っ!そこ動くなっ」駆け出す。状況に対応し、手掛かりは掴まなければならない。
ウォーズ07:「…………」その動きに合わせて
ウォーズ07:槍の穂先の一部が変形し、ステージへと至る地面を抉り取る。
ウォーズ07:ゆっくりと、しかし神速の軌道を予見したかのようなそれは
ウォーズ07:ただ触れるだけで肉を抉る飛轢となって君へ襲いかかる
朱南文尊:直撃を避けながら、物陰に身を隠す。
ウォーズ07:「その声、聞き覚えがあるな」さほど興味はなさそうに
朱南文尊:「どうも、俺の方はエンジンの音の方しか聞き覚えはないかな」
朱南文尊:視線を刺しながら、尋ねる。これさえ聞ければ後はどうでもいい。
ウォーズ07:「ああ、やはり。あの女、博士の周りを嗅ぎ回っていた鼠の身内か」
朱南文尊:「身内と一番遠い関係かな。将来的にどうだったかは微妙だけどね。マッドペッカーをやったのは、お前か?」
ウォーズ07:「そう言っている」
ウォーズ07:「別れの挨拶は充分だったか?ロミオくん」
朱南文尊:「まさか」
ウォーズ07:「そうか、済まなかった。しぶとい女だったが」
ウォーズ07:「肉は案外柔かったのでな。見積もりより三手、早く動かなくなった」
朱南文尊:(手詰まりだな。接近できなきゃ、俺じゃどうしようもない)
ウォーズ07:「それで、逢瀬の続きがお望みか?」
朱南文尊:「電話なんてしなけりゃ、見積もり通りだったんだろうね」
朱南文尊:「お前との交戦より俺との交信を選んだって事でしょ、それ」
朱南文尊:嘲笑うように言う。
ウォーズ07:「ああそうだな。助けを呼ばれると厄介だったが」
ウォーズ07:「唯一の頼みが遺言を聞くことすら満足に出来んとは、哀れな女だ」
朱南文尊:「それについては、まったくかな。あぁ、遺言って言えば」
朱南文尊:「しばらくこっちに来るな。みたいな事言われてたね。でも、ま」
朱南文尊:「彼女の分まで相手をしてやるよ。お前じゃ逢瀬の続きにもならないが……」
朱南文尊:「罰ゲームとしては妥当な所だ」
朱南文尊:「今から全部、お前のやることを台無しにしてやる」
朱南文尊:三条さん達の方を向く。
朱南文尊:「俺の全てささつぶのみんなを使ってな」
山吹 黄昏:「なるほど、詳しくは分かりませんが」
山吹 黄昏:「朱南先輩の敵、つまり三つ巴再びということですね」
柳優:「給料は出無さそうですけど~?くす」
朱南文尊:「何言ってるんですか、柳さん」
朱南文尊:「俺たちが普段、幾ら給料もらってると思ってるんです?」
朱南文尊:不敵に嗤う。
朱南文尊:乱入者の駆除などUGNの給料の内だ。
小泉千浪:「僕、今、たっくんに二飯の恩がありますからねえ」
小泉千浪:「お代わりくらい申し受けましょうとも!」
朱南文尊:「終わったらデザートも付けますよ♪」
鷹山亮磨:「彼女の仇なんだろ?トドメは譲ってやるよ」
朱南文尊:その言葉に目を丸くする。
朱南文尊:「君って、いい奴だったんだな」
朱南文尊:少しだけ口角を上げる。
朱南文尊:「ミルク奢ろうか」
鷹山亮磨:「バカ。ちげーよ」
鷹山亮磨:「横取りなんてしたら、一生恨まれそうだからな」
三条海良:手袋を整え、わずかに息を漏らす。
三条海良:「……やることは、シンプルだな」
三条海良:「標的の排除と、全員の生還」
三条海良:「我々を、舐めるなよ?」
ウォーズ07:小さく溜息をついて「………煩わしいな。わからんのか?UGN」
ウォーズ07:「お前達の役目は既に………」
ウォーズ07:「…………?」
ウォーズ07:言いかけて、感情の乏しい顔に初めて
ウォーズ07:僅かに驚きの色を浮かべる。
?????:「いや~~~~~」
?????:「いやはやいやはや………」
?????:その視線の先、朱南文尊のすぐ後ろ
?????:心臓を掴み取れるほど近くに
?????:赤い髪の女が立っている。
"マッドペッカー":「わかってはいたよ?わかってはいたけどさ……」
"マッドペッカー":「流石にここまで赤裸々に語られちゃ、私も照れてしまうなあ、朱南くん」
柳優:「え?え?」
柳優:「言っておきますけど、朱南さん。私は何もしてませんからね?」
七赤:「……新手か?」首を傾げる。
小泉千浪:「七ちゃんちょっと待っててくださいね」
小泉千浪:「今いいとこなので」
朱南文尊:「………………」物凄く複雑な表情。
小泉千浪:「たっくん、嘘ついて僕らの歓心を買おうとしたんです?」
小泉千浪:「ダシにするのはよくないですよ」
朱南文尊:「大人はきっと、嘘つきなのかも。自分でも知らない内にそうなるってことかな」
朱南文尊:軽く深呼吸。
朱南文尊:「毒飲まなくて良かったよ。ジュリエット。脚ある?」
"マッドペッカー":「当然だともロミオ、なにせジュリエットだからね」
朱南文尊:「心臓の肉 1ポンドをえぐり取ったりしない?」
"マッドペッカー":「んー、今は我慢しよう」
朱南文尊:「頼みがあるんだけどいいかな?」
"マッドペッカー":「なんでもどうぞ。可愛いロミオ」
朱南文尊:「今から、君の仇を取ろうと俺が格好良く頑張るわけだけど、力を貸して欲しい」
朱南文尊:「って言ったら?」
"マッドペッカー":「ああ、そいつは良いね。シェイクスピアの脚本じゃないのが最高だ」
"マッドペッカー":「一回死んで蘇るとこまで付き合ってあげたからね」
"マッドペッカー":服の襟を退いて、素肌を見せる。首筋には痛々しい傷跡が残っている。
"マッドペッカー":「最後はパパをぶん殴ってゴールインだ」
朱南文尊:「伊空さんは脚本家の才能あるよ。足抜けして、そっちで食っていこう」
"マッドペッカー":「お、いいのかい?本気にするぞ」
朱南文尊:「そういう方面なら幾らでも手を貸すんだけどね」
朱南文尊:「ま、ここからは、俺達のアドリブで好き勝手やっても良いでしょ。それじゃ、やられた分は倍返しと行こう」
朱南文尊:「最近の流行の脚本みたいに」
朱南文尊:目の前の脅威たちを見据える。負ける気がしない、なんて言うのは初陣以来だろうか。
朱南文尊:心臓を掴まれてるのに暢気な事だ。と内心笑う。
"マッドペッカー":「ふふん、良いじゃないか。実際敵役も大物だ。予算が潤沢だったんだね」
山吹 黄昏:「なるほど。あれが男と、男が命を懸けるに足る女……」
小泉千浪:「黄昏ちゃんも見つかるといいですねえ」
小泉千浪:「まあ、そのためには、ここを抜けないんとなんですけども」
"マッドペッカー":「興味ないかもだけどあの男、コードウェルの"使徒"だってさ」
"マッドペッカー":「獣狩りの聖槍使いだ。ここは私達らしく」
"マッドペッカー":「程よく潰し合わせて、美味しい所だけ掻っ攫うとしようぜ」
"マッドペッカー":「君達も好きだろ?そういうの」
鷹山亮磨:「じゃあこっちも、お言葉に甘えて」通信端末を取り出す。ようやくチャフが晴れた。
鷹山亮磨:「とっておきを出すとするか」
山吹 黄昏:「……!いよいよ出してしまうんですか」
鷹山亮磨:目だけで山吹に頷き。
鷹山亮磨:「……鷹山です。星碎星が解放されました」
鷹山亮磨:「例の二人を出してください」
GM:鷹山の指示から間もなく、すぐ近くの空間に歪みが生まれる。
GM:その数は、二つ。
GM:UGNの用意した≪ディメンジョンゲート≫から、二人の囚人服姿の男が現れる。
GM:一人は壮年の男。暗く沈むような陰の気を漂わせ、顔の半分ほどは歪な呼吸器に覆われている。
ハン・ジュジエ:『……』
ハン・ジュジエ:ひゅぅ。こひゅう、と、掠れた呼吸音がその隙間から漏れる。
GM:そして、もう一人は。
"荒天龍":「や~、やっぱり娑婆の空気は上手いねえ。ハンさんもそう思うでしょ?」
"荒天龍":若々しい精気に満ちた美丈夫。ひと目では男とも女とも付かない中性的な容姿だが
"荒天龍":爛々と輝く双眸と、口元の酷薄な笑みが、この人物の人となりを如実に表している
ハン・ジュジエ:『喧しい喋りかけるな』にべもなく跳ね除ける。
"荒天龍":「なんだよつれないなー!"五凶星"感動の再開じゃないの」
ハン・ジュジエ:『騒ぐな喚くなウザい』
"荒天龍":「もっと素直になりなよ~」
ハン・ジュジエ:『これ以上素直になれば手が出るだろうな』
ハン・ジュジエ:『よくもまあそうも馴れ馴れしく出来る。さんざっぱら掻き回した上に霞のように消えておいて』
"荒天龍":「だって飽きちゃったんだもん。俺が言い出したんだから、いつ辞めたって俺の勝手だろ」
ハン・ジュジエ:『つくづくその厚顔ぶりだけは仙人の域と認めてやる。生臭が』
ハン・ジュジエ:『……今回ばかりは途中で飽きた、は無しにしてもらおう』
ハン・ジュジエ:影の嵐に目をやって。
ハン・ジュジエ:『あれが星碎か。変わり果てたものだ』
"荒天龍":「あはは、マジで人間じゃねぇ~!」ケラケラ笑って
ハン・ジュジエ:『やれるだろうな?』
"荒天龍":「うん?誰に言ってんのさハンさん」
"荒天龍":「むしろ外野が邪魔なんだけど。なんか聞いてたより多くない?」
"荒天龍":銀槍の上に立つ少年と、黒い嵐の後ろに立つ二人の少女に目をやり
"荒天龍":「三つ、か。まあ良いハンデかな」
"荒天龍":《高速分身》
"荒天龍":一瞬、荒天龍の姿がブレるとともに
"荒天龍・霹靂":「悪いけど君達」
"荒天龍・雪崩":「しばらく手は出さないでおいてね」
"荒天龍・霹靂":"ウォーズ07"とETRの二人の前に、荒天龍と全く同じ姿の分身が現れ、その動きを制す。
ウォーズ07:「!!」
シャーキラ:「何、こいつ……!」アズハールを守るように前に出る。
ハン・ジュジエ:『そちらは貴様が遊んでおくがいい。俺は奴の進行を止める』
"荒天龍":「ちょちょ!待ってよ~俺も遊ぶって!」
"荒天龍":「あっちはあくまで見張り。だいたい俺がいないと」
"荒天龍":「ハンさん"アレ"撃てないでしょ。めっちゃタメ長いじゃんあれ」
ハン・ジュジエ:『分かっているなら働いてこい。懈怠者が』既に身を屈め、影と化した片腕を地面に沈めている。周囲に広がるのは毒々しい煙。
ハン・ジュジエ:『それとも、牢獄暮らしで鈍ったか?』
"荒天龍":「冗談。むしろ毎日マジメに修行したおかげで絶好調だよ」
"荒天龍":「そんじゃあ……」軽く飛び跳ねながら手首をほぐし、星碎星へ向き直る
"荒天龍":途中、心臓に触れる。
"荒天龍":協力を承諾した際、鹿骨に打ち込まれた楔。
"荒天龍":凶星を解き放つに当たって、UGNが手綱を握るための首輪だが……
"荒天龍":「……ざっと三分ってとこか」
"荒天龍":「ふ、久々に本気でやっから、せいぜい頑張ってね。おじいちゃん」
"荒天龍":「おっし、じゃあやろうか」
"荒天龍":わずかに姿勢を落した後、何も気負う様子なく
"荒天龍":「せいぜい楽しませてくれよ——————メガネくん!」
"荒天龍":霞の上を渡るように、足音もなく、星碎星に向けて駆け出した。
ハン・ジュジエ:『……因果よな、星碎』
ハン・ジュジエ:人の形すら留めぬ、変わり果てた知己を見据える。
ハン・ジュジエ:『俺のような半端者や、こやつのような元よりの人外化生にはついぞ抱けぬ力への飢え』
ハン・ジュジエ:『称賛しよう。欲望の徒として、あるべき所に至ったな』
ハン・ジュジエ:目を細める。
ハン・ジュジエ:その表情に浮かぶのは郷愁と羨望。
ハン・ジュジエ:『なればこそ、このような半端どもにやられてくれるなよ』
ハン・ジュジエ:『手は抜かん。らしくは無いがこう言わせてもらう』
ハン・ジュジエ:『拳で語り合おうぞ』
星碎星:荒天龍と腐尸星のレネゲイドに反応してか、嵐の挙動が俄かに変化する。
星碎星:亡霊の群れのように荒れ狂う影の群れが、凝縮。
"荒天龍":「おっ」構えを変えることなく、興味深そうにそれを眺めて
星碎星:枝分かれする無数の触手となって二人を襲う。物質化した“輪廻の獣”。超高密度の浸食性レネゲイドそのものだ。
"荒天龍":「いいねえ!メガネくんらしくない力攻め……だ!!」
"荒天龍":全てに対応はしない。無限に枝分かれする触手、そのごく一部を掌ではたき、軌道を反らす。
"荒天龍":その最低限の動きで、無数の触手は連鎖的に弾き出され
"荒天龍":荒天龍と背後に控えるハン・ジュジェを避けるように、その道を開ける。
ハン・ジュジエ:『あいも変わらず悍しい体捌きよ……』遠目に荒天龍を見て。
ハン・ジュジエ:『まあそれが無かったら正銘の粗大ゴミだからな貴様』
"荒天龍":「こんなもんじゃあ無いよなあ!メガネくん!」
"荒天龍":開かれた道筋に向けて突進する。
星碎星:生み出される触手は増え続け、効果が薄いと見るや更に変形していく。
"荒天龍":今度はどこまでも荒々しく、嵐を切り裂くが如く竜巻を纏って
"荒天龍":「判断が遅いなあ!」
"荒天龍":その変形が終わる前に、嵐の中心に向けて踵を振り下ろす。
星碎星:ごうごうと立ち昇る竜巻。だが練気を纏ったその一撃で、ほんの一瞬、僅かに勢力が弱まる。
星碎星:だが、あくまでほんの一瞬だ。荒天龍を取り囲む触腕。それらの先端が赤熱し、周囲に陽炎が立ち昇る。
"荒天龍":「お、マジで?」
星碎星:  カ  ッ
星碎星:閃光。
星碎星:出力に特化したサラマンダー能力者のそれを優に超える火力の熱線が、全方位から放たれる。
"荒天龍":周天、両の拳が円を描き
"荒天龍":荒天流の周りの空気を"抉り取る"
"荒天龍":熱線が放射される一瞬にだけ発生した真空の壁が、その炎熱の大半を遮断するが
"荒天龍":「ぅ熱っつ!!やっぱ出力ヤバいな!」
"荒天龍":相殺しきれなかった炎に半身を焦がされながら、それでも歓喜に口元を歪ませる。
星碎星:効果ありと見るや、更に際限なく触手は増え続ける。先の数十倍以上、視界を埋め尽くさんとする影の群れ。
星碎星:それらが一斉に光り輝き────弾ける。
星碎星:千変万化のウロボロス因子によって導かれる、超高エネルギーの熱核反応。
星碎星:ただの一度で全てを焼き尽くす滅びの光が、無数に連鎖。執拗で偏執的な飽和攻撃として解き放たれる。
"荒天龍":「はは!もっとだ!」
"荒天龍":「もっとやれるだろ!星碎星!!」
"荒天龍":影の群れに、ただの掌打の嵐で穴を穿ち続ける
ハン・ジュジエ:『グッグッグッグ』
ハン・ジュジエ:立ち込める煙幕の中、呼吸音と笑い声がこだまする。
ハン・ジュジエ:『──ああ。甲斐は有ったぞ、荒天龍』
ハン・ジュジエ:片腕の篭手から吹き出した黒煙が、鉤爪のシルエットを取っていく。
ハン・ジュジエ:足元から現れる、無数に枝分かれする影の腕。
ハン・ジュジエ:際限なく増殖し巨大化していくそれは、天を衝く竜巻と並び、巨木の如く、嵐を呑み込まんとするほどまで膨らんで。
ハン・ジュジエ:『──毒手効・千死盤古幡』
ハン・ジュジエ:獣が獣に喰らい付くように、影の嵐に『突き刺さる』。
星碎星:「────────」
星碎星:無数の亡霊の絶叫めいた、甲高い異音が響き渡る。
星碎星:影の触手が薄れ、散逸して消えていく。嵐の勢力が見る間に衰えていく。
GM:”腐尸星”、ハン・ジュジエの能力は、レネゲイドの不活性化。レネゲイドそのものである“血腥恶魔”にそれは、致死の猛毒に等しい。
GM:Eロイス≪究極存在≫が解除されました。
星碎星:「ガ、ァ、アアアアアッ…………!!」
"荒天龍":「へえ、すごいな"血腥恶魔"」苦悶する星碎星を見て尚、感心したように
"荒天龍":「ハンさんのアレをまともに食らって、ようやく半分ってとこか」
星碎星:吹き荒ぶ竜巻が収束していき、ようやく辛うじて人らしいシルエットが現れる。
星碎星:ヘドロのような重たい影に包まれ、見え隠れするその頭部は、白骨のような異形の仮面に覆われている。
鷹山亮磨:「……星碎星の不活性化を確認」
鷹山亮磨:通信機に呼び掛ける。
"荒天龍":「ただの"輪廻の獣"とは何回も遊んだことあるんだけど……」
"荒天龍":「ま、楽しませてくれた礼だ」
"荒天龍":「たまには武術家として、君が追い求めたその極みを見せてあげよう」
"荒天龍":興奮冷めやらぬ様子で舌舐めずりし「その後は……」
鷹山亮磨:「──回収準備に入ってください」
GM: ば ち ゅ っ
"荒天龍":「っ」小さく息を漏らす
GM:瞬間、鈍い音と共に、“荒天龍”と“腐尸星”の口元から血が溢れる。
ハン・ジュジエ:『ぐぅッ!』
GM:鹿骨秋蔵による人体掌握。二人の心臓が爆散する。
GM:リザレクトが及ぶより速く、連続して心臓が破壊され続ける。
ハン・ジュジエ:『ゴホッ……ググッ……UG、N……』
ハン・ジュジエ:最初からこの状況を悟っていたように、よろめきながら目を細めて山吹を見る。
ハン・ジュジエ:『……悪くない面会だったな』
ハン・ジュジエ:倒れ伏す。
山吹 黄昏:「……はい、腐尸星」
"荒天龍":「………!」心臓が潰れた程度で止まるようでは、武の頂になど立ってはいない
"荒天龍":しかし、それでもほんの一瞬、龍が人であるが故に生じる思考の空白
"荒天龍":それで、充分だった。
鷹山亮磨:「回収」
GM:再び展開される≪ディメンジョンゲート≫。その奥から無数の鎖が伸び、“荒天龍”と“腐尸星”、二人を絡め取る。
朱南文尊:「さぁ、帰った帰った。それ以上暴れられると処理するしかなくなるかな」
朱南文尊:「俺はそれでも良いけどね。そうするべき位には思うよ」
小泉千浪:「乱暴なことしますねえ」
朱南文尊:「乱暴な組織だからねぇ」
GM:ほんの一瞬でゲートの向こうに二人を呑み込み、ゲートの向こうに再収監する。
"荒天龍・霹靂":同時に、立ちはだかっていた分身の姿が揺らぎ
"荒天龍・雪崩":ゆっくりとその輪郭を霧散させる。
小泉千浪:「二度と協力してくれませんよ、あれじゃあ。それとも」
小泉千浪:「そこまで見越した待遇ですか?」
七赤:「……」伝説に等しい武術家二人の去った後を、どこか名残惜しそうに見つめている。
柳優:「っていうか今の何やってたのかわかりました?早すぎて全然見えなかったんですけど」
三条海良:「少なくとも……我々だけでなんとかできるようになった、と見るべきか」
朱南文尊:「楽しそうな戦いがあれば、また動きそうな気もするけど」
朱南文尊:「でも、あんなのは、使わない方が良いでしょ。戦力は自前で整えないとね、本当なら」
小泉千浪:「僕らの前で言いますそれ?」
朱南文尊:顎に手を当ててふと思案する。
朱南文尊:「あぁ、そうだった。小泉さん達部外者でしたね」
小泉千浪:「部外者とじっくり馴れ合ってるから分かんなくなるんですよ」
七赤:「構わん。こちらもこちらの都合で動いているに過ぎん」
七赤:「互いの目的の為に利用し合うだけだ……そうだろう」星碎星を見遣る。
小泉千浪:「まだ違えてないみたいですからね」
星碎星:獣のような咆哮を上げ、辺りに影を撒き散らす。
星碎星:暴れ狂うその様にはまるで理性が感じられない。不活性化したとはいえ、その暴威は計り知れない。
"マッドペッカー":「私達はお互いの未来のために協力してるんだけどなー」
朱南文尊:「慣れ合いに関しては、そもそも相当なベテランかな、俺は」
朱南文尊:「仇討ちをきちっとして、給料分の仕事をして、今日も世界とやらを守ってこようかな」
鷹山亮磨:「再活性化も時間の問題だ。さっさと片付けるぞ」
山吹 黄昏:「はい。どうにか届く目も出てきましたので」
山吹 黄昏:「斬り伏せ仕留めて、幕引きといたしましょう!」
GM:クライマックス戦闘を開始します。

GM:Eロイス≪捕食侵蝕領域≫が起動中です。
GM:“血腥恶魔”は超高侵蝕活性化状態のレネゲイドを好んで捕食する性質があります。

『捕食侵蝕領域』
星碎星が生存中である間、シーン内PCのエフェクトレベル+1、侵蝕率199%まで侵蝕率+1D10で戦闘不能を回復可能(LV1≪リザレクト≫相当)。
侵蝕率200%以上のPCは、エフェクト使用毎にHPが0になる。(組み合わせている場合1回のみ適用)


GM:また星碎星はEロイス≪血腥恶魔≫を所有しています。

【血腥恶魔】
全ての衝動のEロイス、アージエフェクトを取得できる。≪原初の●≫エフェクトを複数取得できる。


GM:NPC
GM:NPCカードが使用可能です。

鷹山亮磨
≪カバーディフェンス≫
ラウンド1回
単体カバーリング

七赤
≪コンセントレイト:ハヌマーン≫+≪音速攻撃≫+≪吠え猛る爪≫+≪超振動閃≫+≪さらなる波≫
上記コンボを2回行う
ラウンド1回、イニシアチブタイミングで使用可能

“マッドペッカー”
≪コンセントレイト:ノイマン≫+≪抜き打ち≫+≪アナトミックラスト≫
ラウンド1回、イニシアチブタイミングで使用可能

エンゲージ []内は行動値



星碎星[18]

(10m)

ウォーズ01[5]  (5m) 山吹[11]朱南[9]三条[8]柳[6]小泉[4] (5m) アズハール[9]シャーキラ[9]



GM:戦闘を開始します。
星碎星:空を覆い隠し、光を塗り潰す≪ワーディング≫。
星碎星:水中にいるような質量的圧迫感すら感じるほどのそれは、君達のレネゲイドを否応なく励起する。
星碎星:衝動判定、難易度9。
朱南文尊:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 6[1,3,3,4,6] → 6

朱南文尊:暴走!
小泉千浪:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 10[1,4,8,9,10]+10[10]+7[7] → 27 → 成功

小泉千浪:めっちゃ意志あった
三条海良:判定
三条海良:8dx=>9
DoubleCross : (8R10[10]>=9) → 10[2,4,5,7,8,8,9,10]+10[10]+2[2] → 22 → 成功

三条海良:よし
山吹 黄昏:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 9[1,3,7,8,9] → 9 → 成功

柳優:判定させていただきます
柳優:7DX+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 9[1,1,4,5,6,9,9]+2 → 11

柳優:成功いたしました
朱南文尊:バディム頂戴
朱南文尊:それで成功になる。
山吹 黄昏:バディムーブを使用。朱南先輩の達成値を+3します。
朱南文尊:暴走しなかったぜ!
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+13(2d10->8,5)した(侵蝕率:120->133)
朱南文尊:2D10+122
DoubleCross : (2D10+122) → 12[2,10]+122 → 134

柳優:柳優の侵蝕率を+7(2d10->1,6)した(侵蝕率:132->139)
三条海良:三条海良の侵蝕率を+9(2d10->8,1)した(侵蝕率:131->140)
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+5(2d10->4,1) (侵蝕率:121->126)
三条海良:フフフ、
三条海良:やばい
小泉千浪:スン……

GM:セットアップから!
山吹 黄昏:なし!
朱南文尊:なし
三条海良:なし
星碎星:≪ラピッドシフト≫
星碎星:対象PC全員 対象はジェネシフトを行う。対象はこの効果を拒否可能。
山吹 黄昏:珍しいものを
三条海良:拒否!
柳優:いやだいいやだい!
小泉千浪:拒否しよっと
山吹 黄昏:拒否します
朱南文尊:拒否。
GM:遠慮しなくていいのに~
シャーキラ:なし
アズハール:≪鮮血の奏者≫
アズハール:HPを消費してシャーキラの攻撃力を上げます
ウォーズ07:《万色の檻》ラウンド中あらゆる判定のダイスを+6
小泉千浪:《原初の黄:氷の茨》。
小泉千浪:PC以外が移動してエンゲージを離れた時、HPを失わせる。
小泉千浪:侵蝕率+3 (侵蝕率:126->129)

アズハール:「……シャーキラ」
アズハール:自らの手をシャーキラの前に差し出す。
シャーキラ:「……ん……」
シャーキラ:その腕に喰らい付く。歯を立て、溢れ出る血を啜る。
アズハール:「……頑張って。シャーキラ」その頭を撫でて。
アズハール:「私達は勝って……真実を、正義を取り戻す」
アズハール:「その為なら、いくらでもこの身体を捧げる」
シャーキラ:「……」
シャーキラ:アズハールに一瞬悲し気な目を向けるが、
シャーキラ:何も言葉にはしない。活性化したレネゲイドと共に、敵に向き直る。

GM:ではイニシアチブ 
GM:無ければ行動値18の星碎星からです
柳優:無いです!
小泉千浪:七ちゃん先輩おねがいします!
GM:対象は!
小泉千浪:シャーキラを攻撃してもらおうかな~
七赤:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[1,2,4,5,5,5,6,6,6,7,8,9,9]+10[4,5,6,9]+10[10]+1[1]+8 → 39

シャーキラ:ガード ≪イージスの盾≫
七赤:4D10+27 装甲無視、1点でもダメージを与えた場合ラウンド間対象が受けるダメージ+12
DoubleCross : (4D10+27) → 34[5,9,10,10]+27 → 61

GM:ぐえええなんだこいつ
小泉千浪:強くないですか???
シャーキラ:61-5D10
DoubleCross : (61-5D10) → 61-22[2,8,7,3,2] → 39

GM:割と入りました
GM:二発目の対象は!
山吹 黄昏:ウォーズ07でお願いします
小泉千浪:ウォーズ07で!
七赤:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[3,3,3,4,4,4,4,7,7,8,8,8,10]+10[1,5,6,9,10,10]+10[4,6,7]+10[7]+3[3]+8 → 51

小泉千浪:わーいわーい
GM:こっこいつ
GM:やる気出しすぎだろ
ウォーズ07:加減しろよ
ウォーズ07:《幸運の守護》技能〈RC〉でドッジします。
ウォーズ07:12dx+20>=51
DoubleCross : (12R10+20[10]>=51) → 7[1,1,1,2,3,4,5,6,6,6,6,7]+20 → 27 → 失敗

ウォーズ07:いや高すぎ
GM:必殺を出すが 死んでほしくない
GM:心がふたつある~
七赤:6D10+27 装甲無視、1点でもダメージを与えた場合ラウンド間対象が受けるダメージ+12
DoubleCross : (6D10+27) → 42[9,6,5,10,7,5]+27 → 69

小泉千浪:かっこいい~
GM:ふざけんなこいつ
GM:なんだよこのダメージダイスはよ
ウォーズ07:装甲で弾いて60通ります
ウォーズ07:まだ生きてる
GM:ウォーズマン!!

七赤:「……前座は早々に片付ける」
七赤:す、と身を屈め。アスファルトを踏み砕き、弾丸めいて駆ける。
七赤:一瞬で“ウォーズ07”の眼前に迫り、
七赤:「念頭不正────」
ウォーズ07:「……何?」意識の外の接近に、鷹揚に声を上げ
七赤:その声が届くよりも疾く、内勁を乱す神速の連打を叩き込む。
ウォーズ07:「ぐっ……っ、ぬおお……!」
ウォーズ07:「(何だ……?"聖槍"の中の獣が……)」
七赤:拳が臓腑に届いたのを感触のみで把握し「崩した。後は任せる」即座に次なる目標に足を向ける。
七赤:向かう先はETRの二人────アズハールとシャーキラ。
七赤:「終生不正────」
七赤:アズハールを庇うように立つシャーキラの腹部に、砲撃のような膝蹴を見舞う、が。
シャーキラ:「……前座?」
シャーキラ:その攻撃は、シャーキラの展開した重力場に捉えられ、致命から逸らされる。
七赤:「……!」
七赤:刹那の間隙。七赤の顎に、重力加速を経た拳が突き刺さる。
七赤:「がッ……!」
シャーキラ:「……前座だけで終わらせてあげる、七赤」
シャーキラ:拳を構える。
シャーキラ:「真打星碎星には、触らせない」
シャーキラ:ETRが対“七赤”に用意した切り札。あらゆる攻撃を受け止め,それ以上の報復を以て返すオーヴァード。それがシャーキラだ。

GM:再びイニシアチブです いかがしますか?
ウォーズ07:《時間凍結》HPを20消費しイニシアチブ行動。
朱南文尊:9で僕が《スピードフォース》します。
朱南文尊:ウォーズ07よりも早い!
GM:どうぞ!
朱南文尊:マイナーでウォーズ07にエンゲージ オートでウェポンケースから磨光嵐惨刃(レイジングブレイド)を装備。行動値9→5
朱南文尊:磨光嵐惨刃(レイジングブレイド)効果使用しメジャーでウォーズ07を攻撃します。
朱南文尊:134→138
朱南文尊:《コンセントレイト:ハヌマーン》《風鳴りの爪》《疾風迅雷》《さらなる波》
朱南文尊:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[1,2,3,3,4,5,6,9,9]+2[1,2] → 12

朱南文尊:ドッジ不可。
ウォーズ07:ふざけんなよ……
GM:ウォーズくん~~~ッッ
ウォーズ07:ガード!
朱南文尊:2D10+2D10+12+18+12
DoubleCross : (2D10+2D10+12+18+12) → 14[6,8]+15[6,9]+12+18+12 → 71

朱南文尊:風鳴りの効果は使いません。
GM:なんだこれ…………
朱南文尊:あ。すみません 69です。 +16だ。
ウォーズ07:また60通し
ウォーズ07:生きてます!
山吹 黄昏:七赤→ウォーズは69通しかな
山吹 黄昏:装甲無視だから
ウォーズ07:そうだった
GM:そういえばそうだ
GM:なんだよこの小僧……
朱南文尊:すいませんEロイス効果で計算合ってました。
ウォーズ07:では計算も合ってて71通し。それでも生きてます。
ウォーズ07:くっそ痛え……
朱南文尊:了解です。
朱南文尊:138→149
GM:では再びイニシアチブ
ウォーズ07:改めて《時間凍結》HPを20消費しイニシアチブ行動。
小泉千浪:こちらは宣言無し!
柳優:ないです!
山吹 黄昏:なし!
三条海良:無!
ウォーズ07:じゃあ行動するぜ
GM:がんばえ~~
ウォーズ07:マイナー、《マルチアクション》《オリジン:レジェンド》《ヴァリアブルマシン》リニアヴィークルに搭乗
ウォーズ07:シーン中精神達成値+10、シーン中行動値+5、攻撃力+5
ウォーズ07:朱南……貴様には取っておきをくれてやる
ウォーズ07:《暗黒の槍》《終末の槍》《コンセントレイト:バロール》《オールマイティ》リニアヴィークルで朱南くんに攻撃
ウォーズ07:無効化、軽減不可
ウォーズ07:13dx7+31
DoubleCross : (13R10+31[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,4,6,7,7,7,8,9]+10[1,4,6,6,7]+10[9]+2[2]+31 → 63

朱南文尊:ドッジ
朱南文尊:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[1,5,6,6,7,9,9]+1 → 10

朱南文尊:ダメージどうぞ。
ウォーズ07:11d10+15 装甲無視
DoubleCross : (11D10+15) → 60[8,8,4,3,5,1,5,2,8,8,8]+15 → 75

ウォーズ07:HPを9消費します。
朱南文尊:Eロイス効果で《リザレクト》
朱南文尊:147+1d10
DoubleCross : (147+1D10) → 147+6[6] → 153

朱南文尊:以上ですね。

朱南文尊:「こんな事をわざわざ言わないと分からないようだから、敢えて言うけど」
朱南文尊:「人の獲物おんなに手を出して、ただで済むと思うなよ。彼女と決着をつける特権は俺のものなんでね、その報いは此処で受けてもらおうかな」
朱南文尊:この剣に力は必要ない。この剣に技は必要ない。
朱南文尊:オーヴァードと言う種族の武器、人間との絶対的な差異。
朱南文尊:それはつまるところエフェクトと定義された異能に他ならない。
朱南文尊:『勁風』とは剣術の流派、名称ではない。
朱南文尊:その銘は ハヌマーンシンドロームの極致、速度を引き出すための異能技術。
朱南文尊:速さによって敵に反応させずに行動し、超加速された肉体によって、誰にも追いつけない動きを行う。
朱南文尊:単純故に絶対的な最強の一柱。
朱南文尊:息を軽く吸う。レネゲイドを研ぎ澄ます。目は動きだしの寸断のタイミングのみ注力する。
朱南文尊:どのタイミングにでも動ける、それこそが『勁風』の最大の強みなのだから。
朱南文尊:柄に指を触れる。
朱南文尊:「ここ」言葉の終わりを待たずに、舶刀めいた片手刀はすでに敵陣を斬り裂いている。「かな」
朱南文尊:「ほら、どんぴしゃでしょ。仇ついでに足止めさせてもらおうかな」
朱南文尊:綿のような風が絡みついた刀身に刻まれた無数の呪字ルーンが挑発するように七光に揺めく。
ウォーズ07:「———聖槍……」その力を開放する前に
ウォーズ07:剣閃が疾走り、声すら挙げられずに膝をつく
ウォーズ07:「っ………成程」
ウォーズ07:「先程は本気ではなかったか、或いは心が乱れていたか」
ウォーズ07:「少しはやるようだ」
ウォーズ07:明確な敵意を持って、朱南くんを睨みつける
朱南文尊:「今は本当に心の乱れがないな。お前がしくじってくれたおかげかな」
朱南文尊:「どうやら怒りで事を成すのに向いてないタイプみたいだね、俺は」
朱南文尊:「出力はお前が上だ。技量も質量もお前が上だ。だが、徹底的にやりたいことを台無しにしてやるよ」
ウォーズ07:「そうか、ならば」
ウォーズ07:白銀の大槍の内側から、唸るような駆動音が響く
ウォーズ07:「我が怒りを受けるが良い」
ウォーズ07:「起きろ、聖槍」
ウォーズ07:巨大な槍が、二つに割れる。
ウォーズ07:否、穂先が幾つもの部品に分かれて変形し
ウォーズ07:刃そのもののシルエットを纏った、大型二輪車両に姿を変える。
朱南文尊:「子供の頃そういうの好きだったよ。クリスマスにしか買ってもらえなかったけどね」
朱南文尊:「で、クリスマスが近づくとさ。他にも欲しいものが出来てて、こっち忘れちゃって後で後悔するんだよな」
ウォーズ07:「ふん、ならば喜べ」
ウォーズ07:「これは正真正銘、聖人からの手向けだ」
ウォーズ07:アクセルを吹かす、エンジンが鈍い唸り声を上げる
ウォーズ07:見えたのは疾駆の始まる一瞬のみ
ウォーズ07:次の瞬間には、槍の穂先は次元そのものを切り裂いて
ウォーズ07:朱南文尊と交錯し、その遥か背後へと駆け抜けている。
朱南文尊:「改造バイク乗り回すなんて随分とロックな聖人サンタクロースかな。世紀末なら信者も増えてたんじゃない」
朱南文尊:こんなバカげた速度は避けられも受けられもしない。
朱南文尊:自分の繰り出す攻撃と似たような物だ。成程、このような感じか。
朱南文尊:「OH、ジーザス って言っておこうかな  ゴホッ」全身から血を吹き出し、片膝をつく。
朱南文尊:「この空間ヤバイね。無駄に再生が効いてるよ。俺にとってもお前にとっても不利益な空間のようだ」
ウォーズ07:「……の、ようだな」七赤に穿たれた傷を確認する。普段のリザレクトよりも格段に治りが速い
ウォーズ07:「つくづく厄介なことをしてくれる。こちらにかかずらっている暇が果たしてお前達にあったのか」
ウォーズ07:「……見ものだな」
朱南文尊:「なに、見ごたえが来る前に退場させるさ」

GM:では再びイニシアチブ
GM:もう無いかな……18の星碎星からです
柳優:でえじょぶです!
星碎星:≪加速する刻≫
星碎星:マイナー≪オリジン:コロニー≫暴走以外のバッドステータスを4回まで即座に回復します
星碎星:メジャー≪コンセントレイト:ウロボロス≫+≪原初の赤:要の陣形≫+≪ハザードコール≫
星碎星:対象は侵蝕低い3人 山吹、小泉、柳!
柳優:なんだとぉ……?
山吹 黄昏:《時の棺》星碎星の判定を強制失敗させます。侵蝕率+10。
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+10した(侵蝕率:133->143)
GM:なんだとぉ……?
柳優:いやこれ
山吹 黄昏:むむっ
柳優:上がる点数によっては棺うつより私が小泉さんカバーしたほうがいいかも?
山吹 黄昏:ふむ
小泉千浪:そうかも
山吹 黄昏:LV10なら時の棺と同じ値だしな
山吹 黄昏:カバーしたら上昇って一人分かな
GM:命中でなのでそうかな
山吹 黄昏:すいません、今の取り消しにしてもらえますか?
GM:はい!
星碎星:13DX7 侵蝕13上昇 対象3人 ダメージ無し
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,1,2,4,5,5,6,7,7,7,8,8,8]+10[1,1,2,4,5,7]+3[3] → 23

山吹 黄昏:5dx+1>=23 ドッジ
DoubleCross : (5R10+1[10]>=23) → 8[1,3,3,6,8]+1 → 9 → 失敗

柳優:一応ドッジしてみましょう
柳優:5DX
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[1,3,3,7,8] → 8

小泉千浪:8dx+1>=23 ドッジ
DoubleCross : (8R10+1[10]>=23) → 10[1,4,6,6,6,8,8,10]+7[7]+1 → 18 → 失敗

柳優:では小泉さんを《崩れずの群れ》でカバーしましょう
柳優:柳優の侵蝕率を+2した(侵蝕率:139->141)
小泉千浪:助かる!
GM:当たった人は侵蝕13上昇!
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+13した(侵蝕率:133->146)
山吹 黄昏:ひ~ん
小泉千浪:あっまって
小泉千浪:鷹山さんにカバーしてもらって!
山吹 黄昏:鷹山先輩にカバーしてもらいます!
GM:では柳さんだけ!
柳優:了解!
柳優:柳優の侵蝕率を+13した(侵蝕率:141->154)
柳優:ごつい上がり方するな~
GM:再びイニシアチブ18、星碎星の通常手番です
星碎星:メジャー≪コンセントレイト:ウロボロス≫+≪無形の影≫+≪背教者の王≫+≪シャドーテンタクルス≫+≪虚ろなる軍団≫
星碎星:対象朱南くん以外のPC!
星碎星:13DX7+10
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,4,5,5,7,8,8,10,10,10]+10[1,3,5,5,7,10]+5[5,5]+10 → 35

GM:対応どうぞ!
柳優:敵も攻撃してよ~
三条海良:そうだそうだ~
GM:丁度いいとこに固まってたから……
山吹 黄昏:超振動閃を無駄にするな~
山吹 黄昏:5dx+1>=35
DoubleCross : (5R10+1[10]>=35) → 9[2,4,6,8,9]+1 → 10 → 失敗

三条海良:まあわがまま言わずにドッジしよ……
三条海良:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[4,5,5,6,9] → 9

柳優:どっじ!
柳優:5DX
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,8,8,9,10]+5[5] → 15

柳優:ダメダメ
小泉千浪:8dx+1>=35 ドッジ
DoubleCross : (8R10+1[10]>=35) → 10[1,2,5,7,7,8,10,10]+9[3,9]+1 → 20 → 失敗

GM:小泉さんドッジ頑張るな……
星碎星:ダメージ!
GM:カバーとかないアルか
柳優:カバー欲しい人~?
山吹 黄昏:大丈夫!
三条海良:でえじょぶ
小泉千浪:じゃあ貰える時にもらう~
柳優:じゃあ《崩れずの群れ》で小泉さんをカバー!
柳優:柳優の侵蝕率を+2した(侵蝕率:154->156)
星碎星:4D10+66+2D10
DoubleCross : (4D10+66+2D10) → 19[2,6,6,5]+66+18[9,9] → 103

柳優:なんじゃあ?
三条海良:火力
柳優:全く耐えられるはずもないのでリザレクトします
柳優:柳優の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:156->160)
三条海良:りりりのリザろう
三条海良:三条海良の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:140->143)
山吹 黄昏:リザレクト
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:133->138)
GM:ではイニシアチブ11、山吹さんの手番です
山吹 黄昏:マイナーで戦闘移動。星碎星とエンゲージ。
山吹 黄昏:メジャーでコンボ【無常絶刀】《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の舞踏》侵蝕率+4、鬼切りの小太刀で攻撃。対象は星碎星。
星碎星:エンゲージ時に
山吹 黄昏:ややっ
星碎星:【絶対拒絶】エンゲージしたキャラクターは侵蝕1D10上昇
山吹 黄昏:ゲェ~ッ!
柳優:にゃあ~
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:138->142)
山吹 黄昏:判定行きます
GM:また【暴食の胃袋】発動中なので星碎星への攻撃判定ダイス-2個です
山吹 黄昏:オートで《紡ぎの魔眼》使用。判定値+5D、山吹 黄昏の侵蝕率を+1した(侵蝕率:142->143)
山吹 黄昏:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,7,8,9,9,10]+5[1,2,3,5,5]+4 → 19

星碎星:暴走中、リアクション不可
GM:ダメージどうぞ!
山吹 黄昏:13+2d10
DoubleCross : (13+2D10) → 13+7[3,4] → 20

山吹 黄昏:ダメージ通して~
GM:マスヴィジョン無しか……
GM:通してやろう
山吹 黄昏:ようし
山吹 黄昏:鬼切りの小太刀の効果発動。効果持続中のEロイスがあれば1つ解除します。
GM:消せるのはこの二つです

【暴食の胃袋】
他のキャラクターは星碎星への攻撃判定ダイス-2個 クリンナップ毎に1Dダメージ
【絶対拒絶】
エンゲージしたキャラクターは侵蝕1D10上昇


山吹 黄昏:では【暴食の胃袋】を解除します!
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+4した(侵蝕率:143->147)
GM:ダメージはちょっと入りました

GM:重油のような影に覆われた身体を無理やり引きずるように、星碎星が動き出す。
GM:影の一部が肥大化、再び枝分かれした触手のように展開。
GM:獲物に喰らい付くように山吹たちを絡め取り、締め上げる。
GM:それは攻撃でありつつ、君達のレネゲイドを強制的に活性化させてもいる。
GM:餌は肥えさせてから喰らうのが、血腥恶魔のやり方ということだろう。
山吹 黄昏:「……っ、くぅぅぅっ!」みしみしと身体が悲鳴を上げて。
山吹 黄昏:それ以上に、内よりこみ上げてくる熱が身体を、心を灼く。
鷹山亮磨:「……山吹!」炎の鳥が羽搏き、身を呈して影を幾らか不活性化させるが、完全には防ぎきれない。
山吹 黄昏:だが、幾分かは収まった。
小泉千浪:「全然拳法関係ないじゃないですかこれ……!」
小泉千浪:「何だったんですか道場は!ちくしょー!」
柳優:「うえ~!気持ち悪!私人間専門なんですけど~!」ぼやきつつ体を広げ、小泉さんに迫る触手をまとめて包み込みます
柳優:「うわ、ちょっと混ざっちゃったかも……」
小泉千浪:「……どうも。悪いですね」
小泉千浪:「そろそろ返さなきゃですよね」
柳優:「くすくす。あら、いいんですか?期待しちゃいますよ?体で返してもらうの♡」
小泉千浪:「……お手柔らかに」
山吹 黄昏:微細な変調を見逃す事はない。虚空よりするりと剣を抜く。
山吹 黄昏:すらりと周囲の触手を切り落とし、踊るような足捌きで接近。
山吹 黄昏:剣閃の音と共に、滑るように走り抜ける。辺りに伸びる影を切り裂いて。
山吹 黄昏:この数日の間に垣間見た達人。小泉さん、七赤、荒天龍、その動かし方をトレースするように。
山吹 黄昏:切り抜けて、斬り抜けて、その根源に辿り着いて。
山吹 黄昏:呼吸、摺り足、刃の一振り。動きすべてに渾身の覚悟。
山吹 黄昏:黒剣一閃。空間を易々と引き裂く黒が、闇より昏い黒へ突き立った。
星碎星:「────ッ!!」
星碎星:びりびりと大気を震わす咆哮。大量の影が苦しむように波打つ。
星碎星:その荒れ狂うレネゲイドが黒い刃によって断ち切られ、領域の影響が弱化する。
小泉千浪:「……あは。あっちに期待したほうが良かったんじゃないですか、これ?」
柳優:「くす。それ、後から追い抜く自信がある人のセリフじゃないですか?」
山吹 黄昏:(そして、すぐに退避!)視界の片隅を飛ぶ鳥を見て、闘技場での叱咤を思い出す。
山吹 黄昏:荒れ狂う奔流に刃を突き立て逸らしながら、大きく弾き飛ばされ、受け身を取って立ち上がる。
柳優:「くす。同じ黒でも山吹ちゃんのほうが全然綺麗ですね。いい調子ですよ山吹ちゃ~ん!あと5回くらい頑張ってくださ—い!」
山吹 黄昏:「倒れるまで、頑張ります!」

GM:同じくイニシアチブ11、ウォーズくんの手番です
ウォーズ07:マイナーなし
ウォーズ07:《暗黒の槍》《終末の槍》《コンセントレイト:バロール》HPを9消費してリニアヴィークルで朱南くんに攻撃
ウォーズ07:12dx7+31
DoubleCross : (12R10+31[7]) → 10[1,1,3,3,4,4,5,5,5,7,8,9]+10[5,9,9]+6[3,6]+31 → 57

朱南文尊:ドッジ
朱南文尊:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[3,3,4,4,8,8,10]+8[8]+1 → 19

ウォーズ07:ダメージ出します
ウォーズ07:10d10+15 装甲無視
DoubleCross : (10D10+15) → 55[3,6,10,2,6,1,8,4,8,7]+15 → 70

朱南文尊:《リザレクト》せずに最後のロイスをウォーズ07に取得して昇華します。 邪魔者 感服/敵愾心〇
ウォーズ07:フン、敵ながら大した男だ

ウォーズ07:「ち……獣が騒ぎ始めたか」
ウォーズ07:車体を反転させ、再びエンジンが唸りを上げる。
ウォーズ07:「いい加減任務に戻らせてもらおう。そこを退け」
朱南文尊:「俺を轢殺、刺殺しきるまで、動けないかな」
朱南文尊:「いやいや、つれない事を言うなよ。俺も決めてることがあるんだ」
朱南文尊:「3手は使わせてやろうってさ。彼女の分まで頑張るってやつだ」
朱南文尊:「ほら、2手目を打ちなよ。頑張って欲しいかな」
ウォーズ07:「ふん、その三手も今となってはペテンだったと知っているだろうに」
ウォーズ07:「存外にしつこい男だな、お似合いだよ」
ウォーズ07:同時、槍の穂先が次元の狭間に沈み込む
朱南文尊:「これから、そういう事はよく言われそうだ。今の内に慣れておくよ」
朱南文尊:攻撃に備える。単純な肉の壁だ。
朱南文尊:相手の速度と人機一体っぷりの桁が
ウォーズ07:言い終わる前に、地面から飛び出した車体が朱南を轢き刺し、宙に弾き飛ばしながら走り去る。
ウォーズ07:「慣れる必要はない。これで最後だ」
朱南文尊:「うぉっ、思考の途中だってのに」
朱南文尊:違いすぎる。
朱南文尊:「だけど、まだまだ。小泉さんの先生のお蔭かな、これ」
朱南文尊:空中で再生しながら制動し着地。
ウォーズ07:「……次で三手、か」
ウォーズ07:「喜べ、貴様の見立て通りに殺してやる」
朱南文尊:「物騒なサンタもいたもんだよな」
ウォーズ07:「当然だ、我々の聖人は……」
ウォーズ07:「イスカリオテ裏切り者だ。子供の夢を壊すのも仕事の内だとも」
朱南文尊:「当たり。俺の肩書はチルドレンでね。元々、不倶戴天の敵だった訳だ」
朱南文尊:「後、お前が嫌いな理由が分かった。お仕事熱心だからかな。ま、そっちが苛立ってくれてるなら、俺も久々にやりがいのあるお仕事だよ」

GM:イニシアチブ9、シャーキラとアズハールの手番
アズハール:メジャー≪戦乙女の導き≫+≪狂戦士≫
アズハール:シャーキラのメジャーダイス+12個 C値-1 攻撃力+5
シャーキラ:マイナー≪完全獣化≫+≪究極獣化≫肉体ダイス+5個 ダメージ+5D 装甲+10
シャーキラ:メジャー≪コンセントレイト:バロール≫+≪魔王の覇気≫+≪魔獣の本能≫+≪因果歪曲≫+≪インビジブルハンド≫
シャーキラ:対象三条 柳 小泉
シャーキラ:25DX6+4
DoubleCross : (25R10+4[6]) → 10[1,1,3,3,4,4,4,5,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[2,3,3,3,4,4,5,5,5,6,6,8,8,9,9,9,10]+10[2,3,4,4,7,7,7,8]+10[3,4,10,10]+10[7,9]+5[2,5]+4 → 59

三条海良:ではその攻撃に
三条海良:《原初の白:束縛の領域》目標値59の判定をマスターズコネクションで成功させ、判定を失敗させます
三条海良:三条海良の侵蝕率を+7した(侵蝕率:143->150)
アズハール:≪マリシャスブラッド≫
三条海良:なにィ
アズハール:打ち消します
三条海良:打ち消されました
GM:対応しな!
三条海良:ど、ドッジ……
三条海良:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[4,6,7,9,10]+9[9] → 19

三条海良:ふむ
小泉千浪:一応ドッジしよ
小泉千浪:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[3,6,7,7,8,9,10,10]+7[3,7]+1 → 18

柳優:ドッジ!
柳優:5DX
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[2,4,7,7,9] → 9

GM:カバーします?
柳優:カバー欲しい人~
小泉千浪:ほしい!攻撃力下げたくないよ~
三条海良:ちなったんで
柳優:ラジャ!《崩れずの群れ》でカバー!
柳優:柳優の侵蝕率を+2した(侵蝕率:160->162)
シャーキラ:6D10+3+5D10+12 命中で対象が次に行う攻撃のダメージ-12
DoubleCross : (6D10+3+5D10+12) → 40[5,3,5,10,10,7]+3+25[1,6,7,1,10]+12 → 80

三条海良:つよいよ~
柳優:つえ~
三条海良:死ざれくと!
三条海良:三条海良の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:150->157)
柳優:リザレクト!
柳優:柳優の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:162->163)
三条海良:えらいぞ柳
柳優:死なねえ
GM:イニシアチブ8、三条さんの手番です
三条海良:待機!
GM:では6で柳さん!
柳優:待機してみましょうか
GM:では5で朱南くん!
朱南文尊:行動済み。スピフォ
GM:そうだった!
GM:では4の小泉さんです
小泉千浪:マイナーで左に5m移動
小泉千浪:メジャー『シャット・オープン・クラップ・シャット・オープン・クラップ』
小泉千浪:《コンセントレイト:キュマイラ》《妖の招き》《吹き飛ばし》《原初の赤:斥力の鎚》《原初の灰:拒絶の業火》《シャドーテンタクルス》
小泉千浪:アズハールとシャーキラを攻撃。
小泉千浪:あ、《混色の氾濫》も!
小泉千浪:13DX7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,5,6,6,6,7,7,8,10,10]+10[2,2,3,6,7]+2[2]+4 → 26

シャーキラ:≪孤独の魔眼≫+≪特異点定理≫
シャーキラ:範囲縮小してガード、≪イージスの盾≫
三条海良:《孤独の魔眼》を《原初の灰:マリシャスブラッド》
三条海良:三条海良の侵蝕率を+8した(侵蝕率:157->165)
GM:くっ
アズハール:≪マリシャスブラッド≫
アズハール:はできねえ!
三条海良:ククク……そうだぜ
アズハール:ドッジ
アズハール:5DX
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,3,4,7,10]+2[2] → 12

シャーキラ:≪軍神の守り≫カバーリング
シャーキラ:普通にガード≪イージスの盾≫して
シャーキラ:≪棘の獣身≫
三条海良:《軍神の守り》に《原初の灰:マリシャスブラッド》
三条海良:通してもらおうか
シャーキラ:三条海良…………!!
朱南文尊:《フォールンサラマンダー》します。ダメージ+2D
小泉千浪:わーいわーい!
シャーキラ:やめてよー!!
三条海良:三条海良の侵蝕率を+8した(侵蝕率:165->173)
シャーキラ:8D10 ≪棘の獣身≫ダメージ
DoubleCross : (8D10) → 48[1,9,9,3,4,9,7,6] → 48

小泉千浪:5d10+12 諸々有効
DoubleCross : (5D10+12) → 32[2,5,10,6,9]+12 → 44

小泉千浪:シャーキラはここに+12ね
シャーキラ:あっそうだ
シャーキラ:≪カバーディフェンス≫
シャーキラ:持ってたんじゃ~ん
三条海良:カバーし過ぎか?
シャーキラ:庇わせてもらうぜ
三条海良:《原初の灰:マリシャスブラッド》
シャーキラ:クソ女!!!!!
三条海良:悪く思うな……
三条海良:三条海良の侵蝕率を+8した(侵蝕率:173->181)
GM:ひえ~ん もう無いです
三条海良:ヨシ!
シャーキラ:44-5D10
DoubleCross : (44-5D10) → 44-30[8,9,3,1,9] → 14

小泉千浪:じゃあシャーキラに56点アズハールに44点!
小泉千浪:振動してるからね
GM:シャーキラはまだ元気、アズハールは瀕死です
小泉千浪:ダメージが入ったらエンゲージに引き寄せます。
GM:クソ~ッ引き寄せられます
小泉千浪:《原初の灰:拒絶の業火》で1m右に。
小泉千浪:エンゲージを離れたのでHPロスが発生。
小泉千浪:あっごめん、攻撃力ミス!
小泉千浪:6高いです
GM:6……
GM:まだギリ生きてます
小泉千浪:7d10
DoubleCross : (7D10) → 35[6,6,6,2,7,4,4] → 35

GM:ふぐうう
アズハール:HP0
アズハール:≪アクアウィターエ≫
アズハール:HP20で復活します
シャーキラ:まだ生きてます
小泉千浪:《吹き飛ばし》で再びエンゲージ内へ。
小泉千浪:《原初の赤:斥力の槌》で1m右へ。
小泉千浪:エンゲージを離れたのでHPロスが発生。
GM:勘弁して
小泉千浪:7d10
DoubleCross : (7D10) → 46[9,5,10,4,8,9,1] → 46

GM:うぇ~~ん
アズハール:HP0。復活エフェクトなし
シャーキラ:まだ生きてる……
小泉千浪:《妖しの招き》でエンゲージ内へ。
小泉千浪:で、順番が前後するけど反撃で死にますね。
小泉千浪:リザレクト。
小泉千浪:侵蝕率+9(1d10->9) (侵蝕率:129->138)
小泉千浪:厳密にはまだシャーキラが右のエンゲージにいた頃だから
小泉千浪:ラスアクってわけには行かないんですよね。おわり!
小泉千浪:ごめん、やっぱり最終位置は1m右のまま!
GM:では待機してた柳さん!
柳優:私の手番の前になにかあるようだな
小泉千浪:侵蝕率+19 (侵蝕率:138->157)
朱南文尊:マッドペッカーさんがシャーキラさんに攻撃します。
"マッドペッカー":まーかせてっ
GM:やめてくれ……
"マッドペッカー":≪コンセントレイト:ノイマン≫+≪抜き打ち≫+≪アナトミックラスト≫
"マッドペッカー":武器はヴェノムスピナー。ドッジ判定ダイス-12個 邪毒2付与
"マッドペッカー":4dx7
DoubleCross : (4R10[7]) → 10[1,9,9,10]+10[3,4,9]+4[4] → 24

シャーキラ:ガード≪イージスの盾≫≪棘の獣身≫
"マッドペッカー":3d10+23+2d10
DoubleCross : (3D10+23+2D10) → 20[6,6,8]+23+12[7,5] → 55

"マッドペッカー":諸々有効。攻撃が通った場合邪毒ランク2
小泉千浪:振動閃込かしら
"マッドペッカー":あっ!入ってない!
"マッドペッカー":+12して67!
GM:は……?
シャーキラ:67-5D10
DoubleCross : (67-5D10) → 67-29[4,9,6,9,1] → 38

シャーキラ:HP0。
シャーキラ:復活無し……!
三条海良:お眠り……
小泉千浪:やったね!

アズハール:「お願い、シャーキラ」
アズハール:手首から溢れる血を、シャーキラの口元に垂らす。
アズハール:「勝って。私達の為に」
シャーキラ:「……」白い喉が、ごくり、と動いて。
シャーキラ:頷くと同時、全身に重力場が展開される。光すら呑み込む重力が、黒色の異形の鎧に見える。
シャーキラ:アズハールの血で活性化したレネゲイドで、ジャームじみた暴走出力を生み出し、
シャーキラ:巨大な重力の剣を形成。三条たちに投げ放つ!
シャーキラ:「私達の、邪魔、しないでッ!!」
三条海良:わずかに指が動く。時空連続体の切断ほどの大きな能力を行使するには、小さくともトリガーが必要となる。
三条海良:「させん……!」
三条海良:無色の魔眼が展開。
三条海良: 
三条海良:カチ
三条海良: 
シャーキラ: 
シャーキラ:み し
シャーキラ: 
三条海良:「……な」
シャーキラ:静止した世界の中で。
シャーキラ:漆黒の鎧を纏ったシャーキラが、一歩を踏み出す。
シャーキラ:全身を超高密度の重力場で包んだ彼女ならば、”幽刻計”の刻む、存在しない時の中にすら
シャーキラ:自ら足を踏み入れ、動くことが出来る。
シャーキラ:「……海良ちゃん」
三条海良:「……何だ、”シャーキラ”」
シャーキラ:「どうして海良ちゃんは……私達の邪魔をするの」
シャーキラ:「調べたんでしょう?私達のことを」
シャーキラ:「どうして、分かってくれないのかなあ……!」
三条海良:「……」悲痛な叫びだ。
三条海良:「……君たちこそ、こちらの言うことを、素直に聞いてくれるわけでもあるまい」
三条海良:「君にも、私にも。譲れない一線がある」
三条海良:「違うか」
シャーキラ:「……」
シャーキラ:「……そっか」
シャーキラ:「海良ちゃん」
シャーキラ:「海良ちゃんと遊んだ、あの日……」
シャーキラ:巨木が如き、重力の刃を生成して。
シャーキラ:「本当に、楽しかったよ」
シャーキラ:「さよなら」
シャーキラ:目を伏せる。
三条海良:「……私もさ」
シャーキラ:一閃。
シャーキラ:止まった世界が断ち切られる。同時に放たれたままの剣が動き出し、三人へと向かう。
三条海良:世界ごと一閃され、腹部を切り裂かれながら倒れる。
小泉千浪:「……」身じろぎもせず、それを見ている。
柳優:「ちょっと!?話が違いますよ三条さん~!?」対抗して巨大な剣に変身。重力剣と撃ち合い、攻撃の軌道を逸します
シャーキラ:「UGN……!」
シャーキラ:「星碎星は私たちの希望なの……!」
シャーキラ:「絶対に止めさせたり、しない!」
柳優:「……いった~!」人型に戻り頭を抑えて「あんなものが希望なんてどうかしてるって自分たちで思わないんですか?」
柳優:「貴方達がそんなんじゃ、素直に喋ってくれたバラカちゃんが浮かばれませんよ?くす。痛い目見ない内に、自分から止まったほうがいいと思いますけどね~」
シャーキラ:「黙って!無理やり喋らせたくせに……!」
小泉千浪:「……сейчас」
小泉千浪:今、とだけつぶやいて。
小泉千浪:その瞬間には、既に懐に飛び込んでいる。
小泉千浪:縮地、と呼ばれる歩法がある。
小泉千浪:倒れ込む速度を——重力を——星の力を。それを利用した、チェンジ・オブ・ペースの絶技。
小泉千浪:それを四足にて実現すれば、それは常人を遥かに凌ぐ効果を生み出す。
小泉千浪:人の業を覚えた、獣の所業。
小泉千浪:2人に躙り寄り、両手で構えた、あぎとを開く。
シャーキラ:「……ッ!!」
シャーキラ:眼前に現れたその姿に、総毛立つ。
小泉千浪:「むすんで」掴。
シャーキラ:「アジー────!」
朱南文尊:ウォーズ07との対峙の最中、戦況を見定める。目は連携と寸断のタイミングのみ注力する。
朱南文尊:小泉千浪が動いた。瞬間の早業。
朱南文尊:スーツの裾から針を二指で挟みスナップだけで投擲する。
朱南文尊:キュマイラの龍鱗外殻で作られたこの世で最も堅い凶器が音よりも早く刺さり、火花を散らしながら装甲に黒点を開ける。
朱南文尊:遅れてきた気流が針ごと黒点に吸い込まれ、内部で暴れ破裂した。
朱南文尊:「ちょっとは手伝いもしておかないとかな。向こう任せっぱなしだし」
柳優:「って、あー……もう手遅れだったかもしれませんね、これ」
小泉千浪:「ひらいて」打。
小泉千浪:「てーをうって」衝。
シャーキラ:「ぐっ……きゃあぁああっ!?」
シャーキラ:アズハールを庇おうとして────届かない。
アズハール:「……ッ!!」戦闘向きのオーヴァードではない。シャーキラの目の前で、為すすべなく蹂躙される。
小泉千浪:彼女の前で態勢を崩すことは、致命を意味する。偏執的な追撃が、来る。
シャーキラ:「……あぁあああッ!!」
シャーキラ:アズハールの為、限界を越えて駆動する。
シャーキラ:打ち砕かれ、氷棘に蝕まれた鎧で、彼女の前に立ち塞がろうとして────
三条海良:シャーキラの視界の端に
三条海良:死神めいて、無色の魔眼が現れる。
三条海良: 
三条海良:カチ
三条海良: 
三条海良:カチ
三条海良: 
三条海良:カチ
三条海良: 
シャーキラ:「────」
シャーキラ:小泉に砕かれた不十分な鎧では、その領域を踏破することは出来ない。
シャーキラ:他の万物と同じように、ただ静止する。絶望の表情で。
小泉千浪:そうであるのならば、追いすがる獣の脚の方が早い。
三条海良:「小泉」
小泉千浪:まるで嘲るかのように、その手は繰り出され。
三条海良:「通せ」
小泉千浪:頷き。
小泉千浪:「まーた」握「むすんで」
小泉千浪:「ひーらー」破「いーてー」
小泉千浪:「てーを」討って。
小泉千浪:熱を失った身体を、蝕み尽くす。
アズハール:「……ッ」
アズハール:抵抗すら出来ず、全身傷だらけにされて転がる。
シャーキラ:「あぁあああ……」
小泉千浪:「フゥーーー……!」
小泉千浪:その場に、立ちふさがる。
小泉千浪:憎しみを一心に受けるかのように、その女は、ただ、立っている。
アズハール:「……」
アズハール:その後方で倒れ伏し、僅かに口元だけが動く。
アズハール:ごめんなさい、と。
アズハール:声なき声で呟いて、意識を失う。
シャーキラ:「あ……」
シャーキラ:呆然と立ち尽くし。
シャーキラ:「……ッ!!」
シャーキラ:猛然と小泉に襲い掛かる。重力を纏った拳による殴打。
シャーキラ:「ふざけるな……ふざけるなUGNッ!!」
シャーキラ:「殺してやる……全員!殺してやるからッ!!」
シャーキラ:技術など何もない、執拗な殴打を繰り返す。
小泉千浪:「僕、UGNじゃないんですけどねえ」身じろぎもせず受ける。
小泉千浪:「僕が言うのも、どうかと思いますけど、あなた達は」
小泉千浪:「敵を、作りすぎました」
シャーキラ:「私達には元々、敵しかいないんだ!!」
シャーキラ:「だから身を寄せ合うしかなかった……!アジーが私たちを救ってくれたのに……!」
小泉千浪:「周りが敵ばかりでも」
小泉千浪:「敵の敵は、味方になるんですけどね……まあ」
小泉千浪:「遅いか」
シャーキラ:「お前達に、何が分かる────」再び拳を振り上げた、瞬間。
"マッドペッカー":「そう言うこと。周りは敵ばっかりなんだから———」
"マッドペッカー":その背後、心臓を掴めるほど近くに、赤い女が立っている
"マッドペッカー":すとっ
"マッドペッカー":半壊した鎧の隙間を縫って、背後からシャーキラの脇腹に小剣の刃が突き刺さる。
シャーキラ:「……!」
"マッドペッカー":「一人の敵にばっかり集中しちゃいけないよ。周りに目を配らないと」
"マッドペッカー":「私を見習い給え。お嬢さん」
"マッドペッカー":剣を引き抜く。特別に調合された毒が内臓から全身を冒し、シャーキラの最後の力を奪っていく。
シャーキラ:「く……ぐっ……」
シャーキラ:宙を掻くように手を彷徨わせるが、その抵抗もやがて弱々しくなっていく。
シャーキラ:「ごめん……バラカ……」
シャーキラ:「アジー……ごめん……」
シャーキラ:装甲の剥がれた双眸から、雫が零れ落ちる。
シャーキラ:「私……」
シャーキラ:「弱くて……ごめん……」
シャーキラ:そう零して、意識を失い崩れ落ち。鎧が完全に霧散する。
"マッドペッカー":「やれやれ、どっちが悪者かわかったもんじゃないな。彼が擦り切れるわけだ」
小泉千浪:「いやいや、明白でしょうとも!」
小泉千浪:「あれですよ」嵐を仰ぎ見る。
小泉千浪:「あんなに露骨な悪者、そうそうありませんよ」
"マッドペッカー":「あれ、ねえ……」同じ様に顔を上げて
星碎星:荒れ狂う影は、再び勢いを増しつつある。
星碎星:再活性化して、手のつけようが無くなるのも時間の問題だろう。

GM:では改めて柳さんの手番です
柳優:ラジャ!マイナーで《オリジン:レジェンド》メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《無機なる四肢》
柳優:対象は星碎星で。行きます。
柳優:8DX7+16
DoubleCross : (8R10+16[7]) → 10[1,1,3,5,5,8,9,9]+10[2,3,8]+10[10]+4[4]+16 → 50

柳優:ウオー!
GM:ウ~ン
星碎星:暴走リア不!
柳優:やった!ダメージ行きます
柳優:6d10+7
DoubleCross : (6D10+7) → 37[8,2,6,2,10,9]+7 → 44

柳優:たか~
GM:いや痛い
星碎星:≪拒絶の後光≫
星碎星:ダメージを0に。
柳優:了解!侵蝕はあげておきます
柳優:柳優の侵蝕率を+2した(侵蝕率:163->165)
柳優:柳優の侵蝕率を+3した(侵蝕率:165->168)
GM:待機していた三条さんの手番です
三条海良:星碎星に向けて攻撃します
GM:来やがれ~
三条海良:《コンセ:ウロボロス》《無形の影》 の前に《紡ぎの魔眼》とブーメランアスピス
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:181->182)
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:182->183)
三条海良:14dx7+6
DoubleCross : (14R10+6[7]) → 10[1,2,2,3,4,5,5,5,6,7,7,9,9,10]+10[1,3,3,3,10]+10[9]+10[10]+4[4]+6 → 50

三条海良:回るなあ
星碎星:暴走!
三条海良:6d10-6
DoubleCross : (6D10-6) → 41[5,10,8,3,6,9]-6 → 35

GM:ええ~~痛っ……痛いんだけど…………
星碎星:クソッ≪刹那の勝機≫だ!
星碎星:ダメージ無効!
三条海良:やったぜ!
三条海良:三条海良の侵蝕率を+6した(侵蝕率:183->189)
GM:クリンナップ
GM:邪毒とかは無かったと思うので次!
GM:2ラウンド目
GM:セットアップから!
三条海良:なし!
山吹 黄昏:なし!
星碎星:≪ラピッドシフト≫ 対象柳、三条
星碎星:ほらジェネシフトしていいよ~
三条海良:しない!
柳優:ないです!
山吹 黄昏:しない~
小泉千浪:《原初の黄:氷の茨》
小泉千浪:侵蝕率+3 (侵蝕率:157->160)
ウォーズ07:《万色の檻》ラウンド中あらゆる判定のダイスを+6
朱南文尊:なし
GM:ではイニシアチブ。無ければ18、星碎星から
小泉千浪:七ちゃんお願いします!センセに!
GM:クソ~ッ
七赤:≪コンセントレイト:ハヌマーン≫+≪音速攻撃≫+≪吠え猛る爪≫+≪超振動閃≫+≪さらなる波≫
七赤:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[2,2,2,3,4,5,5,5,6,7,7,8,8]+10[1,3,7,7]+5[3,5]+8 → 33

星碎星:暴走
七赤:4D10+27
DoubleCross : (4D10+27) → 14[2,3,2,7]+27 → 41

星碎星:≪空蝉≫でダメージ無効
GM:二回目の対象は!
小泉千浪:もっかい!
GM:クソ~~~
七赤:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[2,2,3,3,4,4,4,5,8,8,9,10,10]+10[1,1,6,9,9]+10[3,8]+10[7]+10[9]+6[6]+8 → 64

GM:こいつのやる気何なんだよ
星碎星:暴走
七赤:7D10+27
DoubleCross : (7D10+27) → 42[7,1,6,1,10,7,10]+27 → 69

星碎星:≪透過≫でダメージ無効……
小泉千浪:かっこいい~~~
GM:小僧がよ……!

七赤:「……」
七赤:星碎星────変わり果てた師匠を見据え、深く息を吐く。
柳優:「それじゃ、名残惜しいですけど~……可愛い子たちの躾は後にして。正義の味方の仕事をしましょうか」
七赤:「俺が行く。合わせろ、UGN、千浪」
三条海良:「……」頷く。よく知る者に任せるべきと判断。
小泉千浪:「よし、やりますか」
柳優:「くす。任せてください。男の人に合わせるのは得意ですから♡」
七赤: ド カッ!
七赤:地面を蹴り砕き、一気に踏み込む。全身発条めいて駆動、影の渦に向けて電光が如き拳を振るう。
小泉千浪:「ураааааа!」
小泉千浪:姿勢を極端に低くした、疾駆からの追撃。十分な速度の乗った、槍のような蹴撃。
柳優:「よーい……しょっと!」両腕を変身。影の如き黒い触手がのたうち回りながら星碎星に殺到する
三条海良:「……っ!」力の抜けそうな全身に鞭打ち、星碎星に向けて銃弾を放つ。
GM:それらすべてが────
GM:嘘のように空を切る。
GM:星碎星は何事も無かったかのように、ただ君達から少しずれた位置に佇んでいる。
GM:或いは、三条海良だけは何が起きたのか、理解できるかもしれない。
小泉千浪:「はあっ!?」
三条海良:「……やってくれるな」
柳優:「わわっ!?……と!」空振った勢いでつんのめり「なんですか今の!?幾らなんでも疾すぎませ~ん!?」
GM:沈氏白鷲拳の極意は、相手の動きの先読み。
GM:それを極めた者は、相手がどう動くか、自分がどう避けるか、まるで未来予知のように知ることが出来るのだという。
GM:星碎星はジャーム化したことで意識が衝動のみに塗り潰され、疑似的な無我の境地へと至った。
GM:彼が辿り着いた武の極致とは、時間軸の支配。
GM:彼は自分の肉体を、存在を、この世界からズレた時間軸に置くことが出来る。
GM:故にこそ、“血腥恶魔”に侵されながらも、その命を長らえることが出来ているのだ。
七赤:「……何だ、今のは」
七赤:「……縮地か?」不可解な顔。
柳優:「弟子なんだからそこは流派の奥義とかでなんとかしてくださいよ~!」
柳優:「可愛い後輩にいいとこ見せるチャンスですよ!ほら、がんばれ、がんばれ♡」
三条海良:「星碎星は、”今”に存在しない」血混じりの汗をスーツの袖で拭う。
七赤:「……?」
小泉千浪:「なんです、それ」
小泉千浪:「まあ可愛い後輩ですけど……海良ちゃん、どういう意味なんです」
三条海良:「私の”幽刻計”とそう変わらんことが、常時起きている」
三条海良:「究極的には、全て見てから避けることが可能……全く馬鹿げている」
柳優:「え~……?それって結局、絶対倒せないってことじゃないですか……?」
小泉千浪:「それ、無敵じゃないですか」
七赤:「殴って何とかならんのか」
三条海良:「さてね、あの”シャーキラ”並の重力装甲でも纏えるならば別だろうが……」
朱南文尊:「そっちの相手は流石に給料以上ですからね。なんとかしてくださいよ、苦戦してるみたいだけど」
朱南文尊:「元が輪廻の獣によるものならレネゲイドの産物だ。オーヴァードが攻撃し続けてれば限界が来るのが常だと思いますけどね」
三条海良:「……それに賭けるしか、あるまい」
小泉千浪:「オーヴァードは持久戦に弱いですもんね」
小泉千浪:「誰かのお兄ちゃんの言う通りになりそうで」
柳優:「普通のオーヴァードと同じだといいんですけどね~……」
七赤:「……師匠にはまともに攻撃を当たられた試しが無いな……」溜息を吐く。

GM:再びイニシアチブ!
朱南文尊:《スピードフォース》
GM:ぐぇ~どうぞ
朱南文尊:153→157
朱南文尊:対象はウォーズ07
朱南文尊:《コンセントレイト:ハヌマーン》《風鳴りの爪》《疾風迅雷》《さらなる波》
朱南文尊:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[1,1,4,5,6,6,7,7,8]+6[2,5,6] → 16

ウォーズ07:フン、その程度の達成値で……
朱南文尊:ドッジ不可
ウォーズ07:なんだと……
ウォーズ07:ガ、ガード……!
朱南文尊:《フォールンサラマンダー》ラスト1使っちゃうぜ。
朱南文尊:2D10+2D10+12+18
DoubleCross : (2D10+2D10+12+18) → 15[8,7]+4[2,2]+12+18 → 49

朱南文尊:2 2を風鳴りの爪で振り直しします
ウォーズ07:………
朱南文尊:45+2d10
DoubleCross : (45+2D10) → 45+15[6,9] → 60

ウォーズ07:あばばばば
ウォーズ07:残りHPは12、装甲は9
ウォーズ07:戦闘不能です。復活もなし
朱南文尊:さらば。我が仇。給料分の仕事はさせてもらった。 157→166

朱南文尊:「と、言うわけで、こっちもこっちで手一杯だ。実は、俺もね、暇つぶしにチェス打つんだよね」
朱南文尊:「3手でチェックだと思ってるんだ。ただ、まぁ」
ウォーズ07:「御託はいい。さっさと剣を構えろ」
ウォーズ07:「わからんのか?既に"詰み"だ。ただのオーヴァードが何人集まった所であれは殺せん」
ウォーズ07:「光栄に思えよ。貴様にはこの聖槍の真の───」
朱南文尊:BANG!
朱南文尊:爆音。身を切断するような風が砂埃を巻き上げ、激戦の後の血溜まりに細波を作った。
朱南文尊:不意の空気破砕音と衝撃波は、朱南が刃から撃ち放った呪い字ルーンによるEXレネゲイドの魔弾である。
朱南文尊:奥の手。手の内の全て。文字通りの秘密兵器。破壊の嵐がステージを揺らす。
朱南文尊:夜のような闇が歪み、立ち込める粉塵の中で七光が閃く。
朱南文尊:「盤面を両手でひっくり返して」
ウォーズ07:「な——————」
朱南文尊:その瞬きの間だけ輝いた光が消え、血飛沫が舞った。
朱南文尊:魔弾を放った立ち位置から朱南文尊の姿は消え、空間転移したかのように鮮血の眼前に立っている。
朱南文尊:「イカサマを(だいなしに)するわけだけど」
朱南文尊:機神の速度を上回り、音速連弾に追いつく短距離間超音速機動 極音速抜刀。
朱南文尊:衝撃波の後を追う形で突撃し、着弾と同時に舶刀による致命の一撃を叩きこんでいた。
ウォーズ07:「か───は───っ」
朱南文尊:「ふぅ…………」
朱南文尊:息も絶え絶え、血を吐きながら不敵に嗤う。
朱南文尊:「…………少し」
朱南文尊:「のろい」
小泉千浪:「皆さん、いくら貰ってるんです?」
小泉千浪:「あれが、給料相応の働きって」
小泉千浪:「なにかの冗談でしょう」
三条海良:「世界を守ってるんだ」
三条海良:「あれで相応だよ」
山吹 黄昏:「……先輩に楽をさせると宣言した身としては」一呼吸。
山吹 黄昏:「ますます頑張らねばなりませんね」星碎星を瞳に捉える。瞳で捕える。
山吹 黄昏:「どうにか道を切り開きますので、その後は小泉さんにお任せしようかと」
ウォーズ07:「貴……様」乗騎から崩れ落ちる
ウォーズ07:同時に、槍が元の形状に戻り、大地に突き立てられる。
ウォーズ07:「……そのイカサマ、二度は通じんぞ」
朱南文尊:「まったく、その通り」視線を宿敵にちらと向ける。
朱南文尊:「通じなくて困ってる。初見で助かったよ」
ウォーズ07:「ふ……なら、次は二度目の後悔をくれてやる」
ウォーズ07:槍の柄に取り付けられたキーを引き抜く
朱南文尊:「クリスマスには来て欲しくはないかな。その日は多分用事も入るだろうし」
朱南文尊:「ただ、その二度目があると思ってる当たり、お前、いや、君も子供かもね」
ウォーズ07:白銀の槍が、落ちてきた時と同じ様に眩く発光し、空へと飛び立とうとし
ウォーズ07:「生憎、こちらは仕事熱心でな」
ウォーズ07:「次は、ペテン師に似合いの───」
ウォーズ07:その穂先に手を伸ばそうと……
"マッドペッカー":とすっ
"マッドペッカー":背中から、その心臓に刃を突き立てる。
"マッドペッカー":「だーかーらー、その日は先約があるんだって」
"マッドペッカー":「お呼びじゃないよ。いい子はさっさとおやすみ」
ウォーズ07:「─────────」ふ、と自嘲したような笑みを浮かべながら
ウォーズ07:獣殺しの機神、その欠片たる聖槍。自らの命より遥かに重いそれが
ウォーズ07:無事、天へと昇るのを見届けて、静かに目を閉じ、地に伏した。
朱南文尊:「こういうことばかりするから。お似合いって言われるんだと思うんだけど」
朱南文尊:「君の仇を取れてよかったよ、ジュリエット。しかも最後にセンタリングまでした出来るロミオさ」
朱南文尊:「次からは喧嘩売る相手は選んで欲しいね。こういうサービスは」
朱南文尊:「…………二度はないかな」
朱南文尊:ふ。と笑う。
"マッドペッカー":「そいつは保証できないなあ。私のロミオ」
"マッドペッカー":「"二度と離さない"なら、考えてやってもいいけどね」
朱南文尊:「二度と許さない。なら言いたい気分だけど」
朱南文尊:「向こうが片付いてからにしようかな。もう少し手を貸していただけると」
"マッドペッカー":「ふふ、よろしい」
"マッドペッカー":「こういうサービスならいつでもしてあげるんだけどな」
"マッドペッカー":あべこべに、紳士が淑女をエスコートする素振りで、その手を取った。

GM:ではイニシアチブ18、星碎星の手番
星碎星:≪加速する刻≫
星碎星:≪コンセントレイト:ウロボロス≫+≪原初の赤:要の陣形≫+≪ハザードコール≫
星碎星:対象は山吹、朱南、小泉!
星碎星:13DX7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[2,2,5,6,6,7,7,8,9,10,10,10,10]+10[1,3,3,4,5,7,8,9]+10[2,8,9]+10[3,8]+3[3] → 43

山吹 黄昏:《時の棺》その判定を強制失敗させます。侵蝕率+10。
GM:クソが~~~
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+10した(侵蝕率:147->157)
GM:では失敗
星碎星:通常手番
星碎星:≪コンセントレイト:ウロボロス≫+≪無形の影≫+≪背教者の王≫+≪シャドーテンタクルス≫+≪原初の虚:ギガノトランス≫
星碎星:対象PC全員!
星碎星:13DX7+10
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,5,7,7,8,9]+10[3,3,6,7]+1[1]+10 → 31

山吹 黄昏:5dx+1>=31 ドッジ
DoubleCross : (5R10+1[10]>=31) → 7[1,1,3,4,7]+1 → 8 → 失敗

三条海良:通し!
三条海良:ドッジ!
三条海良:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,3,6,9,10]+7[7] → 17

柳優:ドッジで~
柳優:6DX
DoubleCross : (6R10[10]) → 7[1,2,5,6,7,7] → 7

柳優:肉体の出目が低い
小泉千浪:9DX+1>=31 ドッジ
DoubleCross : (9R10+1[10]>=31) → 9[4,4,4,4,6,7,8,8,9]+1 → 10 → 失敗

朱南文尊:ドッジ
朱南文尊:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[5,5,7,8,9,10,10]+4[2,4] → 14

柳優:《崩れずの群れ》で三条さんをカバーします
柳優:柳優の侵蝕率を+2した(侵蝕率:168->170)
三条海良:かばわれます
朱南文尊:鷹山先輩誰か使う?
山吹 黄昏:ぼくは大丈夫かな
小泉千浪:あ、ありましたね
小泉千浪:じゃあ貰っちゃおうかな~
朱南文尊:使っちゃえ
朱南文尊:ここから重くなるんだし
小泉千浪:じゃあかばって!
GM:ではカバー!
星碎星:ダメージ!
星碎星:4D10+66
DoubleCross : (4D10+66) → 24[5,10,8,1]+66 → 90

山吹 黄昏:《鏡の盾》受けたダメージを140まで与え返します。侵蝕率+8
GM:ぎゃああ
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+8した(侵蝕率:157->165)
星碎星:≪黒星招来≫
星碎星:ダメージを0に
朱南文尊:《リザレクト》
朱南文尊:166+1d10
DoubleCross : (166+1D10) → 166+3[3] → 169

山吹 黄昏:リザレクト!
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:165->167)
柳優:リザ!
柳優:柳優の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:170->174)

星碎星:星碎星が纏った影が、ぞわりと波打つ。
星碎星:巨大な影が、獲物を掴み取らんとする無数の腕へと変形していく。飢餓そのものが形になったかのような。
星碎星:空を埋めんばかりの触腕が周囲のレネゲイドに反応、喰らい付くさんと君達に迫る。
山吹 黄昏:ぞくりと怖気。冷や汗が首筋を舐める。
山吹 黄昏:だが、前進。
山吹 黄昏:刃を固く握りしめて、渦中へ踏み込む。
山吹 黄昏:それは強大で、途方もない破壊の嵐で、この身を滅ぼすに何ら抵抗も覚えない暴虐の化身であろうとも。
山吹 黄昏:この太刀であれば、斬れる。ぼくが間合いに立つ限り。
柳優:「ちょっと、山吹ちゃん!?動く方向逆じゃないですか?逆!」
山吹 黄昏:「いいえ!これで良いんです!」
柳優:「尽くしてくれる子は好きですけど……流石に命まで投げ出されるとひいちゃうっていうか……え?」
山吹 黄昏:「いくら枝分かれしようと、それが影であるのなら」刃を振るう。
山吹 黄昏:「根元は一つ……ええ、そうですね」踊るように、軽やかな足取りで。
山吹 黄昏:「こちらが狩り尽くします!命の一つだって、これ以上奪わせない!」
山吹 黄昏:黒刃が稲妻のように影へと突き立ち、切り裂き、断ち伏せ続ける。
山吹 黄昏:星碎星の間近。手も足も留めず、刃の嵐、止めどなく!
星碎星:「ーーーーーッ!!」
星碎星:天を裂くような咆哮。
星碎星:影より尚昏い刃に断ち切られ、その力────レネゲイドの一部が霧散する。
朱南文尊:「ウチの後輩は良く働くな。楽が出て良い事かな」
柳優:「ひぇ~……山吹さんも十分怪物じゃないですか……ホテルの時、素直に手を引いといてよかったな~……」
朱南文尊:「よし。査察部最弱はこれで間違いなく俺のようですね」
朱南文尊:「あんまり仕事させないように」
柳優:「朱南さん、私のこと忘れてませ~ん?」
朱南文尊:「柳さんは特異能力者なので論外かな。最強までありますよ」
柳優:「随分ひねくれたロミオさんですねえ。愛想を尽かさないジュリエットさんに感謝したほうがいいですよ?」
柳優:「だいたい白々しいですよね~。最弱なんて言っておいて最速の方は譲る気ないくせに」
朱南文尊:「尽くしてくれる子なんですよ。ま、俺の事より、山吹さんの見せ場でしょ。応援、応援」
星碎星:刃に切り裂かれ、それでもまだ止まらない。複数体の“輪廻の獣”が生み出す、無尽蔵のレネゲイド。
星碎星:切断された無数の腕を一つに束ね、空気を切り裂く巨大な鞭めいて君達に振るう。
柳優:「っていうか、朱南さんも手が空いたなら速く応援に来てくださいよ!私も三条さんももう逝っちゃいそうなんですけど……!」
三条海良:「……」腕を抑え、ふらふらしながら立っている。
朱南文尊:「ほぼタイマンだった俺に、それ言いますかね。もうちょっと待ってくださいよ。脚回復するまで」
柳優:「いい加減、おじさんの相手も……!」液状になって膨張。三条さんを包み込み、攻撃から守る。
柳優:「うう~……飽きてきたんですけど……」ゴムボールのように弾かれながら三条さんを吐き出す
山吹 黄昏:「う、あぁっ!」湧き出るそばから斬り尽くし、なおも止められず溢れた一撃、剣を突き立てながらも弾き飛ばされる。
鷹山亮磨:「ッ、おおっ……!」即座に生み出した炎の鳥が小泉を庇うが、一撃で吹き飛ばされ火の粉となって爆散する。
鷹山亮磨:「何とかしてくれよ!お前の師匠だろ!?」
小泉千浪:「まあそうですね」
小泉千浪:「ここからですとも。まだです」
小泉千浪:「まだ星が喰われるには早い」
柳優:「まだまだって……どれだけ耐えればいいんですか、も~!」
三条海良:「……全く、無茶を言ってくれる」片膝立ちで吐き出される
柳優:「ほんとになんとかしてくれなきゃ呪っちゃいますからね!」

小泉千浪:次、ペッカーちゃんに攻撃してもらいたいな~
朱南文尊:そうですね。GO!
山吹 黄昏:残りのダメージ打消しは1つ!
GM:来やがれ~
"マッドペッカー":まかせなさい!
"マッドペッカー":≪コンセントレイト:ノイマン≫+≪抜き打ち≫+≪アナトミックラスト≫
"マッドペッカー":ドッジ判定ダイス-12個 邪毒2付与
"マッドペッカー":4dx7
DoubleCross : (4R10[7]) → 10[3,5,6,10]+1[1] → 11

"マッドペッカー":やっべ
星碎星:暴走!
"マッドペッカー":2d10+23+2d10
DoubleCross : (2D10+23+2D10) → 9[4,5]+23+15[5,10] → 47

小泉千浪:振動!
"マッドペッカー":しまった!59!
山吹 黄昏:いや
三条海良:振動食ってたっけセンセ
山吹 黄昏:ダメージ通ってないから
小泉千浪:あっそうか
"マッドペッカー":そうじゃん
小泉千浪:そうでした
"マッドペッカー":やっぱ47!
星碎星:≪光の守護≫
星碎星:ダメージを0に
"マッドペッカー":チッ……ダメージが通らないから邪毒も効かないぜ

GM:次はイニシアチブ11で山吹さん!
山吹 黄昏:メジャーでコンボ【無常断刃】《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の舞踏》《マスヴィジョン》侵蝕率+8、鬼切りの小太刀で攻撃。対象は星碎星!
GM:来やがれ~
山吹 黄昏:オートで《紡ぎの魔眼》使用。判定値+6D、山吹 黄昏の侵蝕率を+1した(侵蝕率:167->168)
山吹 黄昏:17dx7+4
DoubleCross : (17R10+4[7]) → 10[2,2,3,4,4,5,5,6,8,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,2,8,8,9,10]+10[5,6,9,9]+10[4,9]+10[8]+5[5]+4 → 59

GM:ぐええ
山吹 黄昏:43+6d10
DoubleCross : (43+6D10) → 43+32[2,8,4,9,6,3] → 75

GM:かなり持っていかれます!
山吹 黄昏:鬼切りの小太刀の効果発動。【絶対拒絶】を解除します!
GM:OK!
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+8した(侵蝕率:168->176)

GM:イニシアチブ8、三条さんの手番です
三条海良:待機!
GM:ではイニシアチブ6、柳さん!
柳優:もう一回星碎星を攻撃しよう
柳優:マイナーはなしで。メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》《無機なる四肢》
GM:きやがれ~
柳優:8DX7+16
DoubleCross : (8R10+16[7]) → 10[1,2,3,5,5,6,6,10]+4[4]+16 → 30

柳優:流石に低め
星碎星:暴走!
柳優:4d10+7
DoubleCross : (4D10+7) → 20[7,2,1,10]+7 → 27

柳優:しょぼしょぼ……
GM:しかし……HP0!
柳優:えっ、倒しちゃった……!?
山吹 黄昏:HP0!?
柳優:柳優の侵蝕率を+3した(侵蝕率:174->177)
星碎星:Eロイス【不滅の妄執】
三条海良:わあん
山吹 黄昏:こらっ
星碎星:戦闘不能時HP1で復活します
柳優:山吹後輩~!
星碎星:この効果は鬼切の古太刀で解除不可。
三条海良:なんてこったよ
山吹 黄昏:一体どうすれば……?
柳優:インチキインチキ!
小泉千浪:マジかよ!
星碎星:解除方法は、1メインプロセス内に3回戦闘不能になることです。
山吹 黄昏:……?
三条海良:3回……!
三条海良:そんな……滅茶苦茶だわ!
山吹 黄昏:そんなことを出来るやつが……いるとでも……?
柳優:インチキじゃん!
小泉千浪:がんばってみよ
小泉千浪:気合でなんとか出来るわよ
三条海良:な、なんだって!?
"マッドペッカー":「それじゃあ、頑張ったロミオの代わりにもう一働きするとしますか」
朱南文尊:「格好良い所見せたと思うんで、こっちも君の格好良い所が見たいね」
朱南文尊:「いや、君の格好良い所を、みんなに見せつけといて欲しいかな」
"マッドペッカー":手元の小剣をくるくると回し、星碎星に狙いを定める。
"マッドペッカー":「見せつけるまでもなく、日頃から私は格好良いんだけど」
朱南文尊:「それを知ってるの、俺だけでしょ」
"マッドペッカー":「ああ、じゃあ仕方ない。二人の秘密を詳らかにしようか」
"マッドペッカー":駆け出すと同時、小剣を星碎星に向けて投げ放つ。
"マッドペッカー":「さあ、こっちだ!」
星碎星:影を纏った輪郭がブレる。小剣は地面にただ地面に突き刺さる。
"マッドペッカー":更に2本、3本と小剣を持ち替えて投げ放ち、牽制を続ける。
柳優:「はぁ~……部外者に任せておくのもなんですし……私もかっこいい後輩に免じて、もう一肌脱ぎますか。正直、全然通用する気はしませんけど……」
柳優:「くす。お姫様とは違って、お化粧は得意ですからね」星碎星に駆け寄りる。山吹と交差した瞬間、《擬態の仮面》。
柳優:「いいえ、こっちです!この剣の力はもう知っているはず。無視はできませんよね?」山吹の姿に変身し、影の群れに斬りかかる
星碎星:“マッドペッカー”に向け迎撃の鉤爪を振るう。同時に、接近するその姿を認める。
星碎星:ジャームの力を断ち切る刃、それを振るう者。
山吹 黄昏:「格好良いところ、見てますよ」交差の瞬間、ぽつりと呟き、クラウチングスタートめいて身体を引き締める。
山吹 黄昏:足を折り曲げ、身体を伏せて、芒渡──魔眼によって構成された絶大重力の魔剣が光を喰らい最大限の静の構え。
朱南文尊:「俺もああいう武器に適性があったらなぁ。もう少しはやる気あったかもな」
朱南文尊:特別であることへの多少の羨望。
星碎星:触腕が二股に分かれ、青白い電流が迸る。斬りかかる山吹────否、柳に、極大の電撃を見舞おうとして────
柳優:模倣は姿形だけ。技量は足元にも及ばない。一秒にも満たない数瞬の間に見破られる、拙いものではあるが
"マッドペッカー":「よし、ナイスタイミング」
柳優:「……くす。約束通り、楽させてくださいよ~?」
"マッドペッカー":弾かれ、すり抜けて地に刺さった幾つもの小剣、柳の誘導によって、今星碎星はその中心に位置している
"マッドペッカー":小剣に刻まれた呪い字ルーンが鈍く光り、星碎星の影を絡みとってほんの一瞬、拘束する
星碎星:「……!」
星碎星:揺らぎ蠢く不定形の影が、ほんの一瞬動きを止め、固定される。
"マッドペッカー":即席のブービートラップ。音速を超えた世界で戦う者にとって、その一瞬が致命的な隙となる。
山吹 黄昏:「お似合いですね、お二人は」くるり、黒刃が円を描く。
朱南文尊:「明日からまた商売敵だからね。今日の内に言っておいて」
山吹 黄昏:光を裂いて中空に残った傷痕へ、力いっぱいにその身を投げ出す。
山吹 黄昏:瞬間、彼我の間に存在する一切の空間的障害を切り裂いて、間合いは至近。
山吹 黄昏:生み出された僅かな間隙に、五色全ての最大倍率を以て対象を観測する。
山吹 黄昏:走り抜けながら横薙ぎに一振り、脚部を傷付けて動きを留める。
山吹 黄昏:振り向きざまに逆袈裟、背に沿って流れるレネゲイドの流れを断ち切る。
星碎星:「────ッ!」
山吹 黄昏:それと同時刻、踏み込んだそのままの突貫が前方から現れて、刺突。
山吹 黄昏:動きを先読みする沈氏白鷲拳、別時間軸に存在するその境地。
山吹 黄昏:意識的、時間的間隙を切り拓き、その出力起源を同時に寸断した。
星碎星:「…………」
星碎星:星碎星の全身を覆い、燻り荒れ狂っていた影が、虚空へと溶けて消えていく。
山吹 黄昏:「星碎星の……いえ、血腥恶魔の拒絶領域、沈静化」
柳優:「は~っ……やっぱ本物は全然違いますねぇ~。綺麗でしたよ、山吹ちゃん」
山吹 黄昏:「どうも……後はお任せします」刀を虚空へ戻し、血反吐を吐いて膝をつく。
星碎星:後に残されるのは、一人の男。
星碎星:全身に傷を負い、髪は白髪、異形の仮面を被ってはいるが、間違いない。
星碎星:小泉と七赤の師匠、シェン・リィユェ。その成れの果てだ。

GM:ではイニシアチブ4
GM:小泉さんの手番、ですが
星碎星:≪加速する刻Ⅱ≫
星碎星:再行動します
小泉千浪:こいつ……
星碎星:マイナー≪オリジン:レジェンド≫+≪原初の青:陽炎の衣≫
星碎星:精神達成値を上げつつ隠密化します
星碎星:メジャー≪原初の赤:雨粒の矢≫+≪原初の灰:不可避の魔弾≫+≪原初の赤:要の陣形≫+≪散滅の腕≫
星碎星:命中で持続中のエフェクト効果を解除。カバーリング不可です
星碎星:対象は小泉千浪と七赤。
星碎星:13DX+16
DoubleCross : (13R10+16[10]) → 10[2,3,4,4,6,6,6,6,7,7,9,10,10]+6[3,6]+16 → 32

GM:リアクションどうぞ
小泉千浪:9dx+1 ドッジ
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 7[2,3,3,6,6,6,7,7,7]+1 → 8

七赤:≪リフレックス:ハヌマーン≫+≪援護の風≫+≪切り払い≫+≪真空返し≫
七赤:17DX7+29
DoubleCross : (17R10+29[7]) → 10[1,1,1,2,2,4,4,5,5,6,7,7,7,9,9,9,10]+10[1,2,3,6,8,8,8]+10[3,3,7]+3[3]+29 → 62

小泉千浪:先輩……
小泉千浪:すき……
七赤:≪真空返し≫によるドッジ成功時、他のキャラクターへの判定も失敗になります

GM:改めてイニシアチブ4
GM:小泉さんの手番です
小泉千浪:はあい
小泉千浪:マイナーで右に5m、上へ4m移動。
小泉千浪:メジャー『シャット・オープン・クラップ・シャット・オープン・クラップ』。
小泉千浪:《コンセントレイト:キュマイラ》《妖の招き》《吹き飛ばし》《原初の赤:斥力の鎚》《原初の灰:拒絶の業火》《シャドーテンタクルス》。
小泉千浪:14dx7+4
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[1,2,3,4,5,5,5,6,6,7,7,7,9,10]+10[2,5,8,10,10]+10[1,5,8]+5[5]+4 → 39

星碎星:暴走、リアクション不可!
小泉千浪:4d10+20 装甲有効
DoubleCross : (4D10+20) → 19[2,8,1,8]+20 → 39

星碎星:HP0。【不滅の妄執】で復活
小泉千浪:妖しの招きでエンゲージ引き寄せ、
小泉千浪:原初の灰:拒絶の業火で1m下へ。
小泉千浪:移動してエンゲージを離れたためHPを失わせる。
小泉千浪:8d10
DoubleCross : (8D10) → 45[7,10,3,3,4,5,5,8] → 45

星碎星:HP0。【不滅の妄執】で復活
小泉千浪:原初の赤:斥力の槌でエンゲージ引き寄せ、
小泉千浪:吹き飛ばしで1m下へ。
小泉千浪:移動してエンゲージを離れたためHPを失わせる。
小泉千浪:8d10
DoubleCross : (8D10) → 45[8,7,1,7,10,5,6,1] → 45

星碎星:HP0。【不滅の妄執】解除
星碎星:戦闘不能です。復活エフェクトはありませんが
星碎星:≪ラストアクション≫
星碎星:再行動します
星碎星:マイナー≪原初の黒:ライトスピード≫+≪原初の青:ハンティングスタイル≫+≪マルチアクション≫
星碎星:暴走を解除しつつ小泉さんに接敵します
星碎星:メジャー≪コンセントレイト:ノイマン≫+≪コントロールソート≫+≪急所狙い≫+≪確定予測≫
星碎星:13DX7+10 リアクションC値+2
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[4,4,4,5,5,5,7,8,8,8,8,9,9]+10[1,3,4,5,5,5,10]+3[3]+10 → 33

小泉千浪:ガード
星碎星:4D10+14
DoubleCross : (4D10+14) → 27[4,10,7,6]+14 → 41

小泉千浪:死!リザ!
小泉千浪:侵蝕率+4(1d10->4) (侵蝕率:160->164)
星碎星:2回目のメジャーアクション
星碎星:≪異能の継承≫
星碎星:≪原初の虚:ハイブリーディング≫

≪原初の虚:ハイブリーディング≫
侵蝕8
オート 対象自身
あなたが取得しているエフェクトひとつの使用回数を1回分回復する。ただし、そのエフェクトの侵蝕値に等しいHPを失う。1シナリオに1回まで使用可能。


GM:小泉さんはこのエフェクトを使用可能になります。
小泉千浪:あっ僕に……?
GM:改めて、星碎星は戦闘不能です。
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+17 (侵蝕率:164->181)

星碎星:影を失い、よろよろとふらつきながら、白い仮面に覆われた頭を動かす。
星碎星:その視線の先は、小泉千浪と七赤。
柳優:「お膳立てはしましたからね~……ホントお願いしますよ!二人共!」
小泉千浪:「あははっ。お久しぶりです」
七赤:「構えろ、千浪」低く呟く。
七赤:「来るぞ」
星碎星:かつての因縁ゆえか、或いは、この場で自身を真に殺し得る者を理解しているのか。
星碎星:千鳥足めいたふらつきが少しずつ収まっていき────
星碎星:拳を振り上げ、小泉千浪の眼前に立っている。
星碎星:まるで時間が消し飛んだかのように。
小泉千浪:武傘を開く。迎撃ではない。
小泉千浪:視界の妨害。自分へのではない。
七赤:「────不挑不格」
七赤:既に、星碎星の側面に回り込んでいる。
七赤:拳を放つ。
七赤:“荒天龍”のように、時間の出口を読み切り、拳を合わせる──そんな芸当は出来はしない。
七赤:七赤に出来るのは一つ。ただ拳を撃ち続けること。風より、音より、誰よりも速く。
七赤:拳の輪郭すら視界から消え失せる神速の連打。その全てが、計算された最適打。
七赤:それは僅か二本の腕しか持たぬ人の身にありながら、風を切り裂き、音を越え。生み出した衝撃の波は、一つの刹那に幾百もの連撃を可能とする。
七赤:それは武術の極北。一つの異能。神域に届かんとする、超高密度の破壊の嵐。
七赤:星碎星の時間が、飽和する。
七赤:「──行け!!千浪!!」
七赤:「行けッ!!」
小泉千浪:姿勢を極端に低くした、疾駆からの突撃。
小泉千浪:幾度となく繰り返された、連携の形。
小泉千浪:潜り込み、手を付き、脚をかち上げる。
小泉千浪:その脚に纏うは棘。
小泉千浪:冷気ではない。影の棘。
小泉千浪:彼女は冷気使いではない。
小泉千浪:着弾。時間支配を超えて、その敵を削り取る。
小泉千浪:小泉千浪が操るのは、蝕の概念。
小泉千浪:「むすんで」
小泉千浪:「ひらいて」
小泉千浪:「手を打って」
小泉千浪:冷気が生じるのは、その体より陽熱を喰らった、副作用に過ぎない。
小泉千浪:追撃に飛び上がり、組み付く。
小泉千浪:もはや捉えられないことはない。
小泉千浪:彼女の本質は、追いすがること。
小泉千浪:いずれ追いつくこと。そして。
小泉千浪おおいかくすこと。
小泉千浪:全身から影の牙が生え、捕食するように食い破る。
小泉千浪:獣の狩り。その身に宿すは、幻想種のキュマイラ因子。
小泉千浪:その名は「憎しみ/嘲るもの」を意味する。
小泉千浪マーニ太陽ソールを——星を呑む狼。
小泉千浪:“追月狼ハティ/追陽狼スコル
小泉千浪:抱きかかりながら締め上げ、体全体で引裂き喰らう。
小泉千浪:それが彼女の星喰いだった。
星碎星:「──ガハッ……」
星碎星:全身から赤い血が噴き出す。白骨めいた仮面に罅が走る。
星碎星:がくん、とよろめき、膝を付きそうになって────踏みとどまる。
星碎星:「……」
星碎星:自らの仮面に手を伸ばし、
星碎星:べき ぱきん
星碎星:掴み、潰して割り砕く。
小泉千浪:「ええ、ええ!」
小泉千浪:「まだですよね」
七赤:「……!」
シェン・リィユェ:「……」
シェン・リィユェ:かつての面影が残る顔。見覚えのある、自然体の構えを取る。
シェン・リィユェ:くい、と手招きする。二人の弟子に向けて。
シェン・リィユェ:(どうしました?)
シェン・リィユェ:(お昼の時間を過ぎてしまうよ)
小泉千浪:舌なめずりをして。ふと横を見て。
小泉千浪:(先行って下さいよ……先輩でしょう)
小泉千浪:(僕その隙に行きますから)
七赤:(歳はおまえの方が上だろう、千浪)視線は逸らさないまま、微笑する。
七赤:「……俺が行く。合わせろ」
小泉千浪:「……ん」
七赤:地面を踏み砕き、瞬時に踏み込む。かつてのそれとは比べ物にならぬ速度。
七赤:あらゆる敵を屠ってきた拳を、シェンの顎に振るい────
七赤:瞬間、既に。
七赤:「ッ────!!」
七赤:腕を掴まれている。ぐるりと身体が半回転し、叩き付けられようとして。
七赤:身体を捻り、反対に抑え込む。
七赤:「千浪!」
小泉千浪:「ууу-ууууууууу!」地を踏みしめて駆ける。
小泉千浪:伏せの姿勢から、一気に反転しての蹴り。
シェン・リィユェ:「!」
小泉千浪:眼前の迎撃の爪先など、意にも介さぬ。
小泉千浪:しとど顔に打ち付けながら、その足先に噛みつき。
小泉千浪:顔を振って引きずりながら、固定した体幹に蹴りを叩き込む。
シェン・リィユェ:「が──ふっ……」
小泉千浪:この一度が、どれだけ遠かったものか。
小泉千浪:だが、一度入れば、それは。
小泉千浪:もう、彼女の距離だ。
小泉千浪:のしかかり、偏執的な連打を叩き込む。
小泉千浪:七赤のそれには、速さも、重みも遥かに劣る。
小泉千浪:だが、”終わるまでやる”なら、力も、速度も、関係があるだろうか?
小泉千浪:しばらくそれを続けて。
小泉千浪:「……バカなんですか?」
小泉千浪:「なんで、なんで、こんな……」
シェン・リィユェ:「はあ……」仰向けに倒れたまま、大きく溜息を吐き出す。
シェン・リィユェ:「参った。もう勘弁。降参だ」
シェン・リィユェ:眉を下げて、困ったように笑う。
小泉千浪:「……ようやく一勝ですよ、こっちは」
小泉千浪:「これだけ。これだけやって、ようやくの、ようやく」
七赤:「……それも、二人がかりでな」
シェン・リィユェ:「ああ……本当に。驚いたな……」
シェン・リィユェ:「……二人とも」穏やかに笑って。「立派になったね」
GM:その時、柳の端末に着信が入る。
GM:緊急回線。発信元は、鹿骨秋蔵。
柳優:「部長?今こっちは感動の場面なんですけど……」
鹿骨秋蔵:『無事ですか?柳さん』切迫した声。
柳優:「浸ってる余裕、有りませんか?」
鹿骨秋蔵:『今すぐ鷹山くんから離れてください』
鹿骨秋蔵:『ETRから情報が引き出せました』
鹿骨秋蔵:『────彼は裏切者ダブルクロスです』
鷹山亮磨:≪加速する刻≫
鷹山亮磨:シェン・リィユェにとどめを刺します。
山吹 黄昏:阻害していいですか?
GM:カバーリングは不可です。

鷹山亮磨: め き
鷹山亮磨:突如小泉たちの眼前に現れた鷹山が、シェンの赤黒い心臓を掴んでいる。
鷹山亮磨:「……ようやく、か」
山吹 黄昏:「……せん、ぱい……?」
小泉千浪:「何を……」
三条海良:「鷹、山……っ!」
柳優:「あー……油断したわけじゃなかったんですけどねえ」
鷹山亮磨:通常手番で≪原初の赤:サイレンの魔女≫+≪原初の赤:ブラッドボム≫
GM:ですがこちらは
GM:柳さんがRハンドアウトの内通者として鷹山を警戒していたため
GM:無効化できます。
柳優:「やっぱり貴方が裏切者ダブルクロスだったんですね」
鷹山亮磨:「ん」
鷹山亮磨:腕を振るう。荒れ狂う炎の嵐が解き放たれ、君達を襲わんとする、が。
山吹 黄昏:レネゲイドの奔流を見切る目と、振り払う刀は持っている。だが、同様に右手が震える。身体が固まる。
山吹 黄昏:「……!」斬らなきゃ、いけない。のに。
柳優:《生体侵入》。硬直する山吹の胸元から、泡立ちながら虹の泥が飛び出し
柳優:鷹山の腕から、シェンの心臓を絡め取ろうとする
鷹山亮磨:「……おっと!」
鷹山亮磨:炎の軌道を変え、泥を焼き払う。
鷹山亮磨:「危ねー危ねー。警戒されてるとは思ってたけどよ」
柳優:「ちぇっ。親しい山吹さんの前なら、何処かで隙を晒すんじゃないかと思っていたんですけど」
柳優:「最後まで脈なしでしたね。一体どういう生き方をしてたらそうなるんですか?」
朱南文尊:「あー。理由聞いても?」
朱南文尊:「俺よりは真面目だと思ってたんですけどね」
鹿骨秋蔵:『────捕縛したETR構成員からの情報です』
鹿骨秋蔵:『彼らに各支部の情報を流していたのは“シューメイカー”です』
山吹 黄昏:「……あの時の」
鹿骨秋蔵:『我々は彼の動向を探っていたが、ジャーム化して死亡したことで捜査は行き詰まっていました』
鹿骨秋蔵:『先程出た解剖結果によると、“シューメイカー”のジャーム化は元からではなく、極めて急速に、そして強制的に進行したものと見られ』
鹿骨秋蔵:『恐らく、“マタル・ガゼィール”……アズハール・エズィズィの血肉を無理やり食べさせられたものと思われます』
山吹 黄昏:「ぼくを同行させなかったのも。隠滅のため……」目前に迫った炎も裏腹に、身体の熱が冷めてゆく。
鹿骨秋蔵:『そしてETRによれば、N市における協力者は“シューメイカー”のみでなく、もう一人────』
鷹山亮磨:「理由?」
鷹山亮磨:「理由ねえ」
鷹山亮磨:シェンの心臓と身体から、膨大なレネゲイドが鷹山へと流れ込んでいく。
鷹山亮磨:“輪廻の獣”は宿主の死後その場に残り、新たな宿主に移る。
鷹山亮磨:“血腥恶魔”といえど、それは変わらない。
山吹 黄昏:この瞳はその過程をつぶさに映す。おぞましきものが、見知った彼へと流れ込む様を。
朱南文尊:「特にないなら、まあ、何時ものように処理するだけですけど」
朱南文尊:「それじゃ、後輩が可哀想かな」
柳優:「見ないほうがいいですよ、山吹ちゃん。未成年には刺激が強すぎますから」後ろから両手で山吹ちゃんの眼を隠そうとします
山吹 黄昏:「……」柳先輩の手を、いっそう真っ白になった手で握りしめる。
鷹山亮磨:「理由っつったら、まあアレになんのかな」頭を掻いて。
鷹山亮磨:「……崩落戦だよ。お前らのうちで何人が参加した?アレ」
鷹山亮磨:平然と、いつも通りの様子で話す。
朱南文尊:片手を上げる。参加したという事だ。
"マッドペッカー":「懐かしいねえ」彼女と朱南文尊が初めて戦ったのも"崩落戦"だ。
三条海良:「崩落戦……」
柳優:「……」崩落戦については肩をすくめて
鷹山亮磨:「アレは酷かったよなあ。俺の友達も大勢死んだ。このオッサンに殺された奴もいる」シェンを示して。
鷹山亮磨:「あの地獄を必死に戦い抜いて、街と人を守って……」
鷹山亮磨:「でも全部無かったことだ。馬鹿馬鹿しいと思うだろ、普通」
鷹山亮磨:「だから今度は、絶対に隠せないようにしてやろうと思ってな」
鷹山亮磨:「この街も全部更地にして、何もかもぶっ壊せば……あ、おい、待て待て」
鷹山亮磨:「説教とかやめろよ?特に朱南とか三条さんとか」
鷹山亮磨:「お前は悪人だーとか、クズに成り下がったなーとか言われても」
鷹山亮磨:「分かっててやってるから。やめてくれ、ダルいから」
三条海良:鷹山をただ見る。
朱南文尊:「じゃあ、言います」
朱南文尊:「クズに成り下がりましたね。この悪人」
鷹山亮磨:「はー……マジで性格悪い奴しかいねえし……」
朱南文尊:納得できる答えだ。自分も同じことを常に思っている。
朱南文尊:だが、それは、全部なかったことにするために戦った、大勢の同僚を侮辱する最低の行為だ。
朱南文尊:そして、なにより
朱南文尊:「俺は我慢してるんで、さっさとサウナから出た軟弱クソ野郎はバカにするかな」
柳優:「くすくす。次は自分が居なかったことにされちゃうのも、わかってやってるんですか?」
柳優:「そんな一時の感情に突き動かされちゃって。大変ですねえ人間さんは」
山吹 黄昏:「……全て、曝け出して。壊し尽くして何としようと?」
山吹 黄昏:「それが先輩の、あなたにとって何になるんですか?」
鷹山亮磨:「何になる、ねえ……」首を傾げる。
鷹山亮磨:「別に。何にもならないんじゃねーの?」
鷹山亮磨:頭部が仮面に覆われることも無い。“血腥恶魔”を完全に抑え込み、制御している。
山吹 黄昏:目隠しをそっと押しのけて、鷹山亮磨を両の眼で見る。
鷹山亮磨:「もう、自分でも分かるんだよ。あの時から……“崩落戦”からずっと」
鷹山亮磨:「多分俺は、ぶっ壊れてる。得とか、意味とか、そういうの、どうでもいいんだわ」
鷹山亮磨:「全部壊す。その為に特調の連中とミシマを引き合わせもしたし」
鷹山亮磨:「ETRクソガキのおままごとにも付き合ってやった」
"マッドペッカー":「だったら、さっさとFHこちら側に来ればよかったのに」
鷹山亮磨:「ハッ……それじゃあUGNは壊せない」
三条海良:「内側から、か」
鷹山亮磨:「砦で一番脆いのはどこか知ってるでしょ」肩を竦めて「それに、見張りを見張る奴はいない」
"マッドペッカー":「壊れた心でわざわざ正義の仮面を被り続けるなんて、相当な被虐趣味者と見たね」
鷹山亮磨:「コスパ悪すぎか?そう思うけどな。そういうの考えられるなら、こんなことやってねえんだよ」
小泉千浪:「もう自分を信じてないんですか?」
小泉千浪:「自分の正しさが正しいと信じ続けないとやってられないって言ってませんでした?」
鷹山亮磨:「ハハッ」笑う。
鷹山亮磨:「だから言ってんだろ?」
鷹山亮磨:「やってられなくなったんだよ」
小泉千浪:「ああ、なるほど」
小泉千浪:「じゃあ、僕からは一個だけ返しましょうか」
小泉千浪:「少しは人の迷惑考えろ」
小泉千浪:「分かってますよ。どこの誰とも知らないやつにいきなり言われたって」
小泉千浪:「聞いてやる道理なんてないですよね」
小泉千浪:「承知してますとも」傘を開いて担ぐ。
鷹山亮磨:「はー……こいつにそれ言われるといよいよ俺もおしまいって感じだな」
鷹山亮磨:「……クソみてえな街。クソみてえな仕事だ」
鷹山亮磨:「全部ぶっ壊して終わりにしよう」
鷹山亮磨:鷹山の周囲で影が渦を巻き、燻り、真紅に燃え上がる。
三条海良:「……」
三条海良:「やらせんさ」
三条海良:「なかったことになる、つまらない、『クソみたい』な仕事を」
三条海良:「……誰かがやらなくちゃいけない。何もかもを終わらせないために」
鷹山亮磨:「そんなこと言って。三条サン、あんたもそろそろ打ち止めでしょう?」煙草に火を付ける。
鷹山亮磨:「そいつを見計らって出てきたんだから」
三条海良:「よく知ってるな。あの子達も詳しかった」
三条海良:「……それでも、だ」
三条海良:「我々が止める」
三条海良:おぼつかない足元で、それでもまっすぐに、鷹山亮磨を見つめる。
鷹山亮磨:「いくら給料貰ってても、釣り合わんと思いますけどねえ」嘲るように言って、
鷹山亮磨:山吹黄昏に目を向ける。
鷹山亮磨:「山吹ィ」
山吹 黄昏:「……はい」
鷹山亮磨:「言っただろうが」
鷹山亮磨:「俺を信じるな、って」
山吹 黄昏:「ええ……そうですね」
山吹 黄昏:「あなたの言葉をよく聞いて、あなたの仕草をじっと見つめて」
山吹 黄昏:「その結果が今のこのざまです」
山吹 黄昏:「ですので……ええ」ちん 冷たい刃音が鞘走る。
山吹 黄昏: 『こういう荷物は、無駄に増やさない方がいい』
山吹 黄昏: 『"シューメイカー"は俺が、最後まで責任を持って片を付ける』
山吹 黄昏:「あなたが、やっていられないと言うのであれば、はい」
山吹 黄昏:「その仕事を引き継ぐのが、ぼくのすべきことです」
山吹 黄昏:先輩:鷹山亮磨のロイスをSロイスに指定します。
鷹山亮磨:「……」
鷹山亮磨:『折角出来た後輩を、みすみす殺したくない』
鷹山亮磨:「ったく……来るなっつったのによ」
鷹山亮磨:紫煙を吐き出し、顔を上げる。その瞳に宿るのは、殺意。
鷹山亮磨:「馬鹿な奴」

GM:クライマックス戦闘を継続します。

朱南文尊:あ。シーンは継続かだけ教えて下さい!
GM:継続します。
朱南文尊:了解です!
GM:“ペンテコステ”鷹山亮磨はEロイス【飢えたる魂】【傲慢な理想】【傲慢な理想】【傲慢な理想】を4年前から使用しており
GM:市街に能力因子を配置、市内で死亡したオーヴァードのエフェクトを取得することができます。
GM:また星碎星を殺害したことでEロイス【血腥恶魔】を獲得しています。
GM:3ラウンド目
GM:鷹山は柳さんと三条さんの5m右に配置。
GM:セットアップから
山吹 黄昏:なし!
三条海良:なし!
朱南文尊:なし!
柳優:殺すな
柳優:なし!
小泉千浪:《原初の黄:氷の茨》
小泉千浪:侵蝕率+3 (侵蝕率:181->184)
鷹山亮磨:≪原初の黄:氷の茨≫
GM:イニシアチブ。
GM:何も無ければ行動値12、鷹山の手番です
柳優:タスケテ~
朱南文尊:《スピードフォース》
GM:どうぞ!
朱南文尊:いや、まってその前に七赤さん使います。
小泉千浪:そのほうがよいわね
朱南文尊:超振動閃して!
GM:クソが~~
七赤:≪コンセントレイト:ハヌマーン≫+≪音速攻撃≫+≪吠え猛る爪≫+≪超振動閃≫+≪さらなる波≫
七赤:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[1,1,2,3,4,4,7,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,5,6,7,7,8]+6[1,5,6]+8 → 34

鷹山亮磨:うーん……
鷹山亮磨:ガード
七赤:4D10+27 装甲無視、1点でもダメージを与えた場合ラウンド間対象が受けるダメージ+12
DoubleCross : (4D10+27) → 30[8,10,3,9]+27 → 57

鷹山亮磨:≪原初の虚:電磁反応装甲≫
鷹山亮磨:3枚切ってダメージ無効
七赤:13DX7+8
DoubleCross : (13R10+8[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,5,7,8,8,9,9,10]+10[6,7,8,8,9,10]+10[2,5,6,6,8]+10[8]+3[3]+8 → 51

GM:このクソが~~~
GM:殺しとけばよかった
小泉千浪:えらいぞ
小泉千浪:ぎゅってしてあげる
七赤:6D10+27 装甲無視、1点でもダメージを与えた場合ラウンド間対象が受けるダメージ+12
DoubleCross : (6D10+27) → 46[6,7,7,10,8,8]+27 → 73

GM:ふざけんなこいつ
GM:何だこの出目はよ
鷹山亮磨:≪原初の虚:電磁反応装甲≫
鷹山亮磨:2枚切って40軽減
鷹山亮磨:まだ元気です

七赤:肺から深く息を吐き切り、顔を上げる。暗殺者としての表情に戻り、鷹山の元に駆ける。
七赤:師匠の仇────などという感傷が、果たして自分のような人間に許されるか。分からない。それでも。
七赤:「“ペンテコステ”────!」
七赤:胸を焦がす確かな激情と共に、拳を振るう。
鷹山亮磨:「ハッ」
鷹山亮磨:だが。
鷹山亮磨:その腕は届かない。瞬時に七赤の拳から逃れ、自身を守る炎の大魚を生み出す。
GM:その挙動は、まるで。
七赤:「……!」
鷹山亮磨:「中々便利なモン持ってきてくれたな?お前の先生」
鷹山亮磨:「便利に使ってやるから──」
七赤:「……撳尾扢頭」
七赤:口を開いた鷹山の背後を取り。
鷹山亮磨:「は」
七赤:防御の展開より速く、その頭を刈り取るような爪先蹴りを叩き込む。
鷹山亮磨:「……つつ……」数歩よろめいて、顔を押さえ。
鷹山亮磨:「少しは挑発乗れよな……可愛げねえ奴……!」

GM:イニシアチブ。
GM:朱南くん使いますか?
朱南文尊:《スピードフォース》169→173
朱南文尊:マイナーで10m移動してエンゲージします。
朱南文尊:メジャーで攻撃。
朱南文尊:《コンセントレイト:ハヌマーン》《風鳴りの爪》《疾風迅雷》《さらなる波》 妨害ありますか?
鷹山亮磨:≪原初の黒:時の棺≫
鷹山亮磨:そんな攻撃喰らって溜まるか!
朱南文尊:了解です。ストップします。
朱南文尊:173→182

朱南文尊:「可愛げのある元後輩が、じゃあお相手しましょうか」
朱南文尊:七赤の高速格闘と連動するように零秒で間合いを詰め。
朱南文尊:「"俺達"には将来があるらしいんで、ぶっ壊されても困るかな。その前に給料三ヶ月分くらいは貰っておかないと」
朱南文尊:腕が動く。その指が舶刀めいた魔刃の柄にわざとらしくかかろうとしている。。
朱南文尊:自分の手の内が知られている相手だ。逆に言えば
朱南文尊:指にかかった時点で回避は絶対に不可能。表情が告げる。
朱南文尊:『切り札を切れよ。でないとどうなるか。知ってるだろ?』
朱南文尊:零と言えど秒は秒だ。時間を停止されては始動が出来ない。
鷹山亮磨:「ッ……!」
鷹山亮磨:ぞわり、と怖気が走る。何度も見てきたその絶速が、今自分に迫ろうとしている。歯を見せて笑んで。
鷹山亮磨:瞬間。朱南に燃え盛る羽虫を牽制で放ちながら、自分はまるで別の位置に現れる。
朱南文尊:時間が動き出した瞬間。耳障りな振動音を羽ばたかせ刃はさやから飛び立った。
朱南文尊:羽虫が虚空に飛び散る。火の粉を刃を寝かせ防ぐ。
鷹山亮磨:「あー……怖え」わざとらしく身震いし。
鷹山亮磨:「お前が一番最悪だ、朱南。瞬きの間に首落とされちゃどうしようもねえ」
朱南文尊:「最悪なのはお互い様でしょ。やっぱり、俺の技を防ぐ手段を用意してた」
朱南文尊:「あれだけ最弱アピールしたんですけどね。騙されてくださいよ」
朱南文尊:「一番嫌な相手だ。ま、その分、後輩に楽させてやれそうかな」

GM:ではイニシアチブ12、鷹山の手番です
鷹山亮磨:マイナー≪オリジン:レジェンド≫+≪原初の青:猛毒の雫≫+≪原初の青:赫き剣≫+≪原初の黒:ポルターガイスト≫+≪原初の青:黒曜の鎧≫
鷹山亮磨:精神達成値上昇、メジャー攻撃に邪毒付与、攻撃力上昇、防具作成
鷹山亮磨:行動値が下がり、12>9
鷹山亮磨:メジャー≪原初の赤:サイレンの魔女≫+≪原初の赤:虚空の陥穽≫+≪原初の赤:斥力の槌≫+≪原初の赤:ブラッドボム≫+≪原初の赤:スターダストレイン≫
鷹山亮磨:対象PC全員。
三条海良:《時の棺》
柳優:悪ですね!
鷹山亮磨:三条海良ァ……
三条海良:やらせんと言った
三条海良:三条海良の侵蝕率を+10した(侵蝕率:189->199)
鷹山亮磨:≪原初の虚:夜魔の領域≫
鷹山亮磨:行動値0で未行動になります。

鷹山亮磨:「いいから、さっさと」
鷹山亮磨:鷹山の背後が煌々と燃え上がる。
鷹山亮磨:それまで見せていたものとは比べ物にならない、不死鳥めいた巨大な炎の鳥。
鷹山亮磨:紅蓮の炎は次第に影へと変わり、漆黒へと染まっていく。
鷹山亮磨:「この街ごと、死んでくれ」
鷹山亮磨:不死鳥が羽搏く。神々しい光景とは裏腹に、レネゲイドを蝕み命を奪う影の炎が、全方位に爆発する。
柳優:「ちょ、ちょちょ、これさっきの星碎星よりヤバいんじゃ……」
朱南文尊:「相対的にはそうですね。俺達の状況があの時よりもヤバイかな」
鷹山亮磨:憎悪そのものが形を成したような黒炎が、街を、人を、全てを焼き尽くし、灰へと変えていく。
鷹山亮磨:「ああ……そうだ……これだよ」
鷹山亮磨:「これが見たかったんだよ……!」
朱南文尊:「クソ実写ドラマ見てた方がまだマシでしたよ」
朱南文尊:「映画とドラマの趣味嫌いじゃなかったかな」
鷹山亮磨:全てが燃え尽きた荒涼の地獄の中で、一人高々と笑う。
三条海良: 
三条海良: 
三条海良:      カチ
三条海良: 
三条海良: 
三条海良: 
三条海良: 
三条海良: 
三条海良:「それで」
三条海良: 
三条海良: 
三条海良:        カチ
三条海良:「満足か。”ペンテコステ”」
三条海良:無色の魔眼が、存在しない時を刻む。
鷹山亮磨:「……は」
鷹山亮磨:笑みが失せ、冷たい目で三条を見遣る。
小泉千浪:「見れましたもんね」
小泉千浪:「存分に。見たいものを。じゃあ、チャンネル変えていいですか?」
小泉千浪:「格闘技が見たいです」
鷹山亮磨:「……随分と嫌がらせがお好きなようで」
三条海良:「性分だ。……チャンネルは、好きにしろ」
三条海良:怒りを込めて、鷹山を見る。
鷹山亮磨:「まあいい……すぐに」煙草を潰して「現実になる」

GM:イニシアチブ11、山吹さんの手番です
山吹 黄昏:マイナーで10m戦闘移動。鷹山亮磨とエンゲージ。
山吹 黄昏:メジャーでコンボ【無常断刃】《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の舞踏》《マスヴィジョン》侵蝕率+8、鬼切りの小太刀で攻撃。対象は鷹山亮磨。
山吹 黄昏:妨害ありますか?
鷹山亮磨:ありません
山吹 黄昏:オートで《紡ぎの魔眼》使用。判定値+5D、山吹 黄昏の侵蝕率を+1した(侵蝕率:176->177)
山吹 黄昏:16dx7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,5,5,6,7,7,8,9,9,10]+10[1,1,4,5,6,10]+10[8]+1[1]+4 → 35

鷹山亮磨:ガード
山吹 黄昏:50+4d10
DoubleCross : (50+4D10) → 50+26[9,8,1,8] → 76

GM:いったい
山吹 黄昏:鬼切りの小太刀の効果発動。解除可能なEロイスはありますか?
GM:まずEロイス【死は甘きもの】が発動します
GM:自身がダメージを受けた場合、ダメージを与えたキャラクターの侵蝕率はただちに3点上昇する。
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+3した(侵蝕率:177->180)
山吹 黄昏:ぎゃあ
GM:解除可能なのは以下の二つ

【殺刃圏】
クリンナッププロセス毎に、自身以外のシーンに登場しているキャラクターは2Dダメージを受ける。とどめを刺すことはできない。
【死は甘きもの】
自身がダメージを受けた場合、ダメージを与えたキャラクターの侵蝕率はただちに3点上昇する。


山吹 黄昏:【殺刃圏】を解除します。
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+8した(侵蝕率:180->188)

山吹 黄昏:「いいえ、なりません」静かな声は、背後から。
山吹 黄昏:三条海良の時間操作が生み出す認知の陥没に乗じ、空間を引き裂いて瞬間移動。
山吹 黄昏:無重力下に放り投げられたような、上下逆転の姿勢から頭上を通り抜けながら、振り向きざまに一閃。
山吹 黄昏:「この街を守るのが、先輩の。諦めた仕事であるならば」
山吹 黄昏:着地と同時に背後より刺突、逆袈裟に振り抜きながら後退。
山吹 黄昏:「守り切って、みせます」
鷹山亮磨:「ッ……!」
鷹山亮磨:「山、吹……!」
鷹山亮磨:鷹山の体内、“輪廻の獣”たちの一部が断ち切られ、黒炎の火勢が弱まる。
鷹山亮磨:「やっぱりな……厄介なモン振り回しやがって……!」
山吹 黄昏:「自慢の一振り、お見せできて嬉しいですよ」
鷹山亮磨:「来るんじゃねえって言ったのによ……」口元に笑みを浮かべ。
鷹山亮磨:「誰の教育が悪かったんだ?」
山吹 黄昏:「こうして、良いところを見せたくなったんですよ」口元に笑みを浮かべ。
山吹 黄昏:「……先輩に、お世話になりましたから」浮かべられたのは、口元までだ。

GM:ではイニシアチブ8、三条さんの手番です
三条海良:マイナーなし
三条海良:メジャーで《コンセ:ウロボロス》《無形の影》 攻撃前に《紡ぎの魔眼》 アスピスは……いいやろ!
三条海良:三条海良の侵蝕率を+1した(侵蝕率:199->200)
三条海良:鷹山くんに攻撃
GM:どうぞ!
三条海良:14dx7+2
DoubleCross : (14R10+2[7]) → 10[3,4,5,5,5,6,6,6,7,7,9,10,10,10]+10[2,5,6,7,7,10]+10[3,4,10]+4[4]+2 → 36

鷹山亮磨:ガード。
三条海良:4d10+6+12
DoubleCross : (4D10+6+12) → 22[8,5,5,4]+6+12 → 40

GM:パーミッションの火力か?これが……
GM:しかしまだ生きてます
三条海良:くっ
三条海良:三条海良の侵蝕率を+9した(侵蝕率:200->209)

三条海良:能力の全力行使。侵蝕も再生限界領域は遥か遠く。
三条海良:だが、それでもやらなければならない。
三条海良:銃を構える。
三条海良:「……戦いも、傷も、痛みも」
三条海良:「覆い隠される。無かったことになる」
三条海良:「……誰かの死だって」
三条海良:一発、また一発、断続的に、機械的に射撃を行う。
三条海良:「『それでも』、なんだよ。鷹山」
三条海良:誰かがやらなくちゃいけないことを、誰かが続けていかなくちゃならないことを。
鷹山亮磨:「ッ……は……!」
鷹山亮磨:炎壁で弾丸を防ぎながら叫ぶ。
鷹山亮磨:「『それでも』だと!?そんな戯言、聞き飽きた!」
鷹山亮磨:「『それだから』だろうがッ!!」

GM:イニシアチブ6、柳さんの手番です
柳優:いくぞ~
柳優:《コンセントレイト:エグザイル》《無機なる四肢》
柳優:8DX7+16
DoubleCross : (8R10+16[7]) → 10[2,3,3,3,6,7,8,10]+10[1,2,10]+4[4]+16 → 40

柳優:リアクションどうぞ!
鷹山亮磨:ガード!
柳優:ではダメージ行きます~
柳優:5d10+7+12
DoubleCross : (5D10+7+12) → 22[2,8,4,7,1]+7+12 → 41

GM:痛い……
GM:まだ生きてます だいぶ減ってる
GM:【死は甘きもの】もどうぞ
柳優:あっそうだった
柳優:柳優の侵蝕率を+3した(侵蝕率:177->180)
柳優:柳優の侵蝕率を+3した(侵蝕率:180->183)

柳優:「いいえ、それでもですよ」指先を銃に変身させ、弾幕を重ねる
柳優:「それでも残るものがあるって……私は知ってますから♡」
柳優:「ま……ずっと近くで見てたはずなのに?打ち止めなんて的はずれなこと言ってた人には?わからないかもしれませんけど?」
柳優:三条さんと背中を合わせて「くす。三条先輩、まだまだいけますよね?止まっちゃう時計なんて、部長に付けさせるわけいかないですもんね」
柳優:「ネジは巻き直してあげますから。がんばれ、がんばれ~♡」
三条海良:「……言うじゃないか、柳」ふ、と息を漏らす
鷹山亮磨:「こういうのはしぶといって言うんじゃねえ。往生際が悪いってんだよ」
鷹山亮磨:「特にお前はな。柳」君の経歴を見透かしたように。
柳優:「往生際も意地も悪い。くすくす。それって、私みたいな化け物にとっては褒め言葉ですよ?」
柳優:「兄をノセられたからと言って、私までちょろいと思われちゃ困ります」
柳優:「くす。生まれてきたことを後悔するくらい、めちゃめちゃにしてあげますからね、鷹山先輩♡」
柳優:「……私以外の人達が、ですけど」

鷹山亮磨:イニシアチブ
鷹山亮磨:≪加速する刻≫
三条海良:加速しないで
鷹山亮磨:≪原初の赤:サイレンの魔女≫+≪原初の赤:虚空の陥穽≫+≪原初の赤:斥力の槌≫+≪原初の赤:ブラッドボム≫
鷹山亮磨:マイナーで≪原初の青:猛毒の雫≫
鷹山亮磨:あ、+≪原初の虚:ギガノトランス≫
鷹山亮磨:対象PC全員!
三条海良:うわああ
GM:妨害ありますか?
山吹 黄昏:……先輩:鷹山亮磨のSロイスを昇華
山吹 黄昏:時の棺の使用回数を回復、鷹山亮磨の判定を失敗させます。
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+10した(侵蝕率:188->198)
GM:山吹……
GM:判定失敗です

鷹山亮磨:「……ならやってみろよ」
鷹山亮磨:炎の舌が如き、無数の紅蓮の大蛇が生み出される。
鷹山亮磨:「4年だ。全部この日の為に費やしてきた……」
鷹山亮磨:蛇は互いに喰らい合い、黒変し、自らを喰らう巨大な邪竜の姿へと。
鷹山亮磨:「やってみろよ!UGNッ!!」
鷹山亮磨:大顎が開く。地獄の業火が如き、影の炎が解き放たれる。
山吹 黄昏:しゃりん 刃の音が響く。
山吹 黄昏:「ええ、御覧に入れましょう」
山吹 黄昏:咢の真向かいに待ち受ける、黒刃の剣士。
山吹 黄昏:黒い炎に照らされて、それでも黄金の発光現象を伴う麗人。
山吹 黄昏:夜の暗闇も遍く明るみへと晒す瞳で。蟲一匹の羽音も逃さぬ絶大な知覚能力で、極大な致命の怒濤に立ち塞がる。
山吹 黄昏:それが彼女に見せるのは、正しく刃を運ぶべき剣筋。
山吹 黄昏:それを可能にさせるのは、一切の光を映さず、万象を認めぬ否定の刃。
山吹 黄昏:それを彼女にさせるのは、己が意志で正義を糺せという、傲慢な教え。
山吹 黄昏:「──たぁぁぁぁああ!」
山吹 黄昏:影の根元はただ一つ。炎まき散らす根本への突貫、そして一閃。
山吹 黄昏:血腥恶魔の暴虐の嵐、再び斬り伏せた。
鷹山亮磨:「……山吹……」
鷹山亮磨:その様に目を見張る。全力の一撃が断たれたというのに、まるで他人事のように。
鷹山亮磨:或いはその輝きに、思わず目を奪われたかのように。
山吹 黄昏:「どう……です、ふ、ふ……」全身を焼き焦がしながら、血反吐を吐いてうずくまる。
鷹山亮磨:「……」
鷹山亮磨:山吹黄昏を見つめる。どこか懐かしそうな瞳には、僅かに憧憬の色が混じって。

GM:イニシアチブ4、小泉さんの手番です
小泉千浪:マイナーで柳三条のところまでエンゲージ
小泉千浪:メジャー『シャット・オープン・クラップ・シャット』:《コンセントレイト:キュマイラ》《吹き飛ばし》《妖の招き》《原初の赤:斥力の鎚》
小泉千浪:鷹山を攻撃!
小泉千浪:14dx7+4
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[1,1,2,3,5,5,6,6,8,8,8,9,9,10]+10[1,1,5,7,8,9]+4[1,2,4]+4 → 28

小泉千浪:バディムほしい!
山吹 黄昏:バディムーブを使用。その達成値を+3します。
小泉千浪:わあい!31!
鷹山亮磨:ング~~
鷹山亮磨:ガード!
小泉千浪:4d10+12 諸々有効
DoubleCross : (4D10+12) → 22[4,6,10,2]+12 → 34

GM:装甲で減らしますがダメージは通ります
小泉千浪:《妖の招き》で引き寄せて、《吹き飛ばし》で1m右へ。
小泉千浪:HPロスを発生させます。
小泉千浪:7d10
DoubleCross : (7D10) → 29[5,2,1,3,6,4,8] → 29

小泉千浪:侵蝕率+3 (侵蝕率:184->187)
小泉千浪:死は甘きもののぶん
鷹山亮磨:常時エフェクト≪ハイデンシティ≫により、運転・射撃・白兵による攻撃以外でのダメージを常に軽減します。
鷹山亮磨:ただ通りはします
小泉千浪:HPを失わせる、なので
小泉千浪:ダメージじゃないわ!
GM:何ィ
GM:じゃあめっちゃ通ります
小泉千浪:で、《原初の赤:斥力の鎚》で手元にまた引き寄せて終わり。
小泉千浪:あ、すいません
小泉千浪:最初のダメージ振動入れてないや
小泉千浪:+12です
GM:ぐえ~
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+10 (侵蝕率:187->197)

小泉千浪:その瞬間、真裏に張り付いている。
小泉千浪:首根を掴んで、引きずり倒す。
鷹山亮磨:「ぐ……あっ!?」
小泉千浪:「余所見とは、余裕ですね」
小泉千浪:「僕の監視業務もやめちゃったみたいで」
鷹山亮磨:「てめぇ……!」即座に獣を生み出そうとするが──
小泉千浪:掴み上げたまま、連続で影の牙を叩き込む。
小泉千浪:ようやく獣が生まれる頃には、高速で距離をとっている。
柳優:「あ~あ……私の言ったとおりになっちゃいましたね」
鷹山亮磨:「が、あぁあっ!!」
小泉千浪:「フゥーーー……」
小泉千浪:「さて。僕を見る気になりました?」
鷹山亮磨:「小泉……」
鷹山亮磨:ぼたぼたと血を流しながら。
鷹山亮磨:「お前の存在だけは俺の計画外だった……」
鷹山亮磨:「五凶星を利用して、あとは“七赤”をジャーム化させて星碎星を倒す予定だったのによ……」
小泉千浪:「誰かの筋書き通りに物事が進むのなら」
小泉千浪:「世界はこんなふうにはならないですよ」
小泉千浪:「こんなにも、面白く、愉快にはね」
鷹山亮磨:「俺の筋書きを土足で踏み荒らすんじゃねえよ、野良犬が……!」
小泉千浪:「ここはあなたの家じゃない」
小泉千浪:「グラフィティのルールを知ってますか?」
小泉千浪:「上手いやつなら上書きしていいんですって」
鷹山亮磨:「思い上がりやがって……」怒気と共に吐き捨て、黒炎が渦を巻く。
七赤:「……そいつにいくら言っても無駄だ」微かに口元を緩め
七赤:「その程度で聞く女じゃない」

GM:イニシアチブ0、鷹山の再行動
鷹山亮磨:マイナー+≪原初の青:猛毒の雫≫
鷹山亮磨:メジャー≪原初の赤:サイレンの魔女≫+≪原初の赤:虚空の陥穽≫+≪原初の赤:斥力の槌≫+≪原初の赤:ブラッドボム≫+≪原初の灰:万軍撃破≫
鷹山亮磨:対象PC全員
小泉千浪:めちゃめちゃシーン化持ってる
小泉千浪:先にペッカーちゃん使ってもいい……?
GM:しょうがないな~
GM:いいよ~
小泉千浪:やったやった!よろしく~
"マッドペッカー":おっけー!
"マッドペッカー":≪コンセントレイト:ノイマン≫+≪抜き打ち≫+≪アナトミックラスト≫
"マッドペッカー":ドッジ判定ダイス-12個 邪毒2付与
"マッドペッカー":4dx7
DoubleCross : (4R10[7]) → 10[1,6,7,9]+10[5,10]+10[7]+4[4] → 34

鷹山亮磨:この野郎……
鷹山亮磨:ガードするしかねえ
"マッドペッカー":くらえ~
"マッドペッカー":4d10+23+2d10+12
DoubleCross : (4D10+23+2D10+12) → 26[9,8,7,2]+23+16[6,10]+12 → 77

GM:いっっっった!!
GM:ふざけんな~~~
朱南文尊:かっこいいなー。さっすがっ
三条海良:つよ~い
GM:まだ生きてるもん

"マッドペッカー":「それじゃあその筋書きには」
"マッドペッカー":小泉との攻防で移動した先、そこにも先程星碎星にしたのと同じ様に
"マッドペッカー"呪い字ルーンを刻んだ小剣による陣が敷かれている
鷹山亮磨:「……!」気付いた時には、もう遅い。
"マッドペッカー":「私のことはちゃーんと入っていたのかな?」刀身が輝き、黒炎を吸い取る。
"マッドペッカー":同時、新たに放たれた小剣が3つ、守りを失った鷹山へと突き刺さる。
"マッドペッカー":「だとしたら、私からもお礼を言っておかないとね」
鷹山亮磨:「ぐっ……!」
鷹山亮磨:「……化けて出るのは予想外だったけどな……舞台から転げ落ちて終わりと思ってたがね」
鷹山亮磨:「どいつもこいつも、往生際が悪すぎんだろ……!」
"マッドペッカー":「やれやれ。シェイクスピアの筋書きを知らないとは、不勉強な脚本家だな」
"マッドペッカー":「普段よっぽど低俗なお話ばかり見てきたんだろうね」
柳優:「シェイクスピアだと朱南さん死んでません?」
朱南文尊:「その口の出し方は低俗かな。柳さん」
"マッドペッカー":「そこはそれ。台本通りに動くかは」
朱南文尊:「役者次第。脚本が気に入らなければアドリブすることだってあるでしょ」
"マッドペッカー":柳さんにウインクして「役者が決めるものさ」
柳優:「ほんと……仲睦まじいことで」

鷹山亮磨:イニシアチブで
鷹山亮磨:≪原初の虚:極大消滅波≫
鷹山亮磨:対象は三条・柳・小泉
三条海良:消滅しちゃう
柳優:カバー欲しい人~?
鷹山亮磨:9D10 リアクション不可
DoubleCross : (9D10) → 47[1,6,4,6,9,10,1,4,6] → 47

小泉千浪:死にたいな~
三条海良:じゃあ私に……
柳優:《崩れずの群れ》で三条さんをカバー!
柳優:柳優の侵蝕率を+2した(侵蝕率:183->185)
三条海良:柳……アイスを奢ってやろう……
柳優:そして倒れちゃうので
柳優:もうリザレクトはできない
柳優:裏切り者/鷹山亮磨/P:好奇心/N:憤懣○/ロイス これを鷹山先輩にとってタイタス昇華、復活します
鷹山亮磨:≪原初の紫:餓鬼魂の使い≫
鷹山亮磨:ダメージ受けた二人に邪毒3付与
柳優:まだましだぜ……
小泉千浪:HP0で倒れるので、
小泉千浪:《原初の黒:ラストアクション》。
小泉千浪:侵蝕率+7 (侵蝕率:197->204)
小泉千浪:メインプロセスを行います。
小泉千浪:マイナーなし
三条海良:裏切り者/鷹山亮磨/憤懣○/悔悟/ロイスで取得
小泉千浪:メジャー『オープン・クラップ・オープン・クラップ・オープン・クラップ』
小泉千浪:《コンセントレイト:キュマイラ》《吹き飛ばし》《原初の赤:斥力の鎚》《原初の灰:拒絶の業火》《混色の氾濫》。
小泉千浪:対象は鷹山と、自分自身。
GM:来い……
小泉千浪:15dx7+4
DoubleCross : (15R10+4[7]) → 10[1,1,2,3,4,4,5,5,6,6,6,7,7,8,10]+10[1,2,7,10]+10[3,8]+6[6]+4 → 40

鷹山亮磨:ドッジ!
鷹山亮磨:7DX
DoubleCross : (7R10[10]) → 8[2,3,4,5,6,7,8] → 8

GM:駄目だ……!ダメージどうぞ!
小泉千浪:5d10+18+12 装甲有効
DoubleCross : (5D10+18+12) → 13[3,2,2,2,4]+18+12 → 43

GM:まだ健在!
小泉千浪:ダメージを与えたら、順に挙動を適用しますね。
GM:受けました…………
小泉千浪:吹き飛ばしで鷹山を1m右へ。
小泉千浪:氷の茨でHPを失わせ
小泉千浪:7d10
DoubleCross : (7D10) → 45[7,4,7,10,8,7,2] → 45

小泉千浪:吹き飛ばしで自分も同じエンゲージに行きます。
GM:痛すぎ
小泉千浪:原初の赤:斥力の鎚で鷹山を1m右へ。
GM:まだ生存……
小泉千浪:氷の茨でHPを失わせ
小泉千浪:7d10
DoubleCross : (7D10) → 30[1,8,3,3,1,9,5] → 30

小泉千浪:原初の赤:斥力の鎚で自分も同じエンゲージに行きます。
GM:HP0……!
鷹山亮磨:≪原初の虚:魂の錬成≫で復活
小泉千浪:原初の灰:拒絶の業火で鷹山を1m右へ。
小泉千浪:氷の茨でHPを失わせ
小泉千浪:7d10
DoubleCross : (7D10) → 41[8,6,3,8,5,2,9] → 41

小泉千浪:原初の灰:拒絶の業火で自分も同じエンゲージに行きます。
GM:ふざけんなこの女
GM:ギリギリ生存……
小泉千浪:《原初の灰:ハイブリーディング》
小泉千浪:小泉千浪の侵蝕率を+8 (侵蝕率:204->212)
小泉千浪:《原初の黒:ラストアクション》の使用回数を回復。
GM:余計なものを…………!
小泉千浪:ラストアクションのメインプロセス終了し
小泉千浪:戦闘不能が適用されるのでその時にもう1回使うね
小泉千浪:《原初の黒:ラストアクション》。
GM:何言ってんだこいつ……??
小泉千浪:侵蝕率+7 (侵蝕率:212->219)
小泉千浪:あっ死は甘きもの分もあげます
小泉千浪:侵蝕率+3 (侵蝕率:219->222)
小泉千浪:エフェクトレベル上がったな……
小泉千浪:マイナーなし、メジャー『オープン・クラップ・オープン・クラップ・オープン・クラップ』
小泉千浪:《コンセントレイト:キュマイラ》《吹き飛ばし》《原初の赤:斥力の鎚》《原初の灰:拒絶の業火》《混色の氾濫》。
小泉千浪:対象は再び鷹山と、自分自身。
GM:クソが~~
小泉千浪:15dx7+4
DoubleCross : (15R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,2,3,6,6,6,6,6,7,8,9,9]+10[1,2,9,10]+10[3,9]+4[4]+4 → 38

鷹山亮磨:ドッジ
鷹山亮磨:7DX
DoubleCross : (7R10[10]) → 6[2,3,3,5,5,5,6] → 6

GM:駄目だ……!
小泉千浪:4d10+20+12 装甲有効
DoubleCross : (4D10+20+12) → 27[9,5,7,6]+20+12 → 59

鷹山亮磨:HP0……!
鷹山亮磨:≪原初の虚:燃える魂≫で復活
小泉千浪:吹き飛ばしで鷹山を1m右へ。
小泉千浪:氷の茨でHPを失わせ
小泉千浪:8d10
DoubleCross : (8D10) → 46[2,2,5,5,4,8,10,10] → 46

小泉千浪:吹き飛ばしで自分も同じエンゲージに行きます。
鷹山亮磨:ギリ生存……
小泉千浪:原初の赤:斥力の鎚で鷹山を1m右へ。
小泉千浪:氷の茨でHPを失わせ
小泉千浪:8d10
DoubleCross : (8D10) → 45[4,1,10,6,7,1,7,9] → 45

小泉千浪:原初の赤:斥力の鎚で自分も同じエンゲージに行きます。
鷹山亮磨:死ぬに決まってんだろ!
鷹山亮磨:≪原初の虚:魔獣の証≫で復活
小泉千浪:マジで……?
小泉千浪:原初の灰:拒絶の業火で鷹山を1m右へ。
小泉千浪:氷の茨でHPを失わせ
小泉千浪:8d10
DoubleCross : (8D10) → 32[2,2,5,3,9,2,4,5] → 32

小泉千浪:原初の灰:拒絶の業火で自分も同じエンゲージに行きます。
小泉千浪:侵蝕率+3 (侵蝕率:222->225)
小泉千浪:死は甘きもの分
鷹山亮磨:ハァ……ハァ……
鷹山亮磨:瀕死……
小泉千浪:じゃあ全部使い終わりだ……
小泉千浪:そのまま倒れます。復活しません。
小泉千浪:侵蝕率+30 (侵蝕率:225->255)

鷹山亮磨:「ここまで、来ておいて……負けられるかよ……」
鷹山亮磨:地面から巨大な火柱が噴き上がる。
鷹山亮磨:それは火の粉を撒き散らしながら変形し、一つの形を成していく。
鷹山亮磨:現れるのは天を喰らわんとせんばかりの、黒炎で形作られた百足。
鷹山亮磨:「塵も残さず、燃え尽きろ……!」
鷹山亮磨:甲高い咆哮と共に、百足が柳たちを呑み込まんと突進する。
柳優:「三条さんほらほら、出番ですよ!もう一回、もう一回!」
三条海良:「わかって、いる……!」なんとか魔眼を起動しようとするが、間に合わない。限界が近い。
朱南文尊:「それでも、なんて偉そうに言ったんですから、それだから派を黙らせてくださいよ」
三条海良:「全く、好き勝手言ってくれるな!」
朱南文尊:「相手が好き勝手やってるんだから、仕方ないですね」
小泉千浪:「……どうにも、ダメそうで」
柳優:「しょうがないなあ……!じゃあここは私が」
小泉千浪:「じゃあ、そこはお願いしますね」
小泉千浪:百足を無視して、一直線に鷹山へと駆け出している。
柳優:「次サウナ行くときは私も誘ってくださいよ~!」全身を大量の水に変身、三条を包み込む
鷹山亮磨:瞬間、百足が柳を呑み込み、衝撃と共に大量の水蒸気が噴き上がる。
鷹山亮磨:「った……!」
柳優:「っ、つあああああ~っ!」元の姿に戻り、手足をジタバタと動かして熱を払う「もうほんとに限界ですけど!こんな裏切り者に負けるのも癪なんで!」
柳優:「決めてくださいよ小泉さん!」
小泉千浪:煙の中からは、鉤爪。
小泉千浪:ではない。それは傘の柄だ。
小泉千浪:掬い上げるように、その身をかち上げる。
鷹山亮磨:「ッ!?」
小泉千浪:全身が焼け焦げた少女が、飛び出し、振り上げて。
鷹山亮磨:(まずい────)
鷹山亮磨:この数日で何度も目にした、常軌を逸した執拗な連撃の開始点。そこに自分自身が立っているのを理解する。
小泉千浪:「ウラーーーーーーーーーーーーーー!」
小泉千浪:身体が軽い。戦場の高揚、だけではない。
小泉千浪:あの時。託されたと認識している。
小泉千浪:それは、獣ではない。
小泉千浪:人の力。
小泉千浪:今の自分は一人ではない。
小泉千浪:一瞬、小泉千浪の姿がブレる。
小泉千浪:幻覚ではない。
小泉千浪:全く同じ姿の分身が現れ、彼女の姿が2つになる。
鷹山亮磨:「────な」
小泉千浪:つい、と距離を詰めて。
小泉千浪:「「ひらいて」」
小泉千浪:無数に枝分かれする影の腕。
小泉千浪:際限なく増殖し、巨大化していくそれが、獣の頭の姿を取り、食らいつく。
鷹山亮磨:「ぐぅ、うぅううううッ!?」何度も爆炎を放ち、逃れようと足掻くが、叶わない。
小泉千浪:「「 手をうって」」
小泉千浪:上へ叩き上げる。
小泉千浪:「「ひらいて 手をうって」」
小泉千浪:幾度となく使われ、もはや原型を留めぬ、
小泉千浪:骨の折れた武傘を、槍のように刳りこみ。
小泉千浪:轢き潰すように、叩き上げる。
小泉千浪:「「ひらいて」」「手をうって」
小泉千浪:再び一人に収束して。
小泉千浪:「破ッ!」十指を突き刺すような、突き上げの拳打。
鷹山亮磨:「が、ひゅ────」猛攻の中で、反撃どころか、逃れることも防ぐこともままならない。ただ必死に意識だけを保たんとする。
小泉千浪:「火塊ごとき、食えないと思わないでくださいよ」
小泉千浪:「僕、わりと何でも、おいしく食べられるんですよ」
小泉千浪:「楽しむ才能があるみたいで。月でも太陽でも何でもござれですとも」
小泉千浪:その手を、下へ。
小泉千浪:「さて、次は、何して」
小泉千浪:それは意図せぬ挙動。
小泉千浪:「……あれ」
小泉千浪:身の丈を超えた、強制駆動の反動。
小泉千浪:「うっわ」
小泉千浪:「こうなるんですね、これ」その場に倒れる。
小泉千浪:「センセ、すごかったんですね」
七赤:地に落ちる前に、その身体を抱き留める。
七赤:「……ッ……千浪……!おい……!」
七赤:「千浪!」
小泉千浪:「……ふふ」
小泉千浪:「ちょっと甘えてもいいですか」
小泉千浪:「これ、今」
小泉千浪:「本気で動かせなさそうです」
七赤:「……」意識を確認して、安堵の息を吐いて。
七赤:「……本当に、まるで変わらんな」
七赤:「いつも無茶してばかりで……」
七赤:「……世話の焼ける後輩だ」
小泉千浪:「先輩に恵まれたんですよ」

GM:イニシアチブ0、鷹山の手番
鷹山亮磨:マイナー≪原初の青:猛毒の雫≫
鷹山亮磨:シーン化がもう無い……
三条海良:いいことを聞いた
鷹山亮磨:メジャー≪原初の赤:サイレンの魔女≫
GM:対象PC全員!
三条海良:倒れてる小泉さんは対象に含まれますか
GM:含まれ……ます!
三条海良:とどめさされてしまう
三条海良:初期ロイスのUGNをSロイスに指定し、《時の棺》を再起。そのまま使用。
三条海良:判定失敗
GM:では失敗!

鷹山亮磨:「が……は……」
鷹山亮磨:地面に蹲り、荒い呼吸をする。
鷹山亮磨:人ならば────否、オーヴァードであっても、数度絶命して釣りがくるダメージ。
鷹山亮磨:流れる血には黒いものが混じっている。既に影と同化し、“輪廻の獣”に呑まれつつあるのだ。
鷹山亮磨:「何度でも、だ」
鷹山亮磨:「こんなところで……終われるか……」
鷹山亮磨:地響きと共に、影の炎が嵐のように吹き荒れる。それは先の星碎星の再演めいて。
鷹山亮磨:収束する黒炎が、四つ腕を備えた異形の巨人を形どる。
鷹山亮磨:それはまさしく、街一つ灰燼に帰して余りある、滅びの権化。
小泉千浪:「……嘘。まだそんな……?」身動ぎするが、満足に身体を動かせない。
朱南文尊:「おいおい、マジかよ」
朱南文尊:「初めて鷹山さんを尊敬したかも」
朱南文尊:言いつつも冷や汗が止まらない。
柳優:「さ~んじょ~うさ~ん!」
柳優:「ねじ巻き!まだ終わらないんですか~!」倒れたまま叫びます
山吹 黄昏:がくがくと膝を振るわせて、どうにか立ち上がり、巨人を見上げる。
鷹山亮磨:「俺、が、終わらせる……」
鷹山亮磨:「クソみてえな街も!お前らも!何もかも全部────灰になれッ!!」
鷹山亮磨:大気が爆ぜる爆音と共に、高層ビルが如き巨大な四つ腕が振り下ろされる。
三条海良: 
三条海良: 
三条海良: 
三条海良:「それでも」
三条海良: 
三条海良: 
三条海良:「だ」
三条海良: 
三条海良: 
三条海良:透明な魔眼から、針が落ちる。
三条海良:異形の巨人を形作る炎が、巻き戻るように、下へ、下へ。
三条海良:目から血の涙を流しながら。
三条海良:「なかったことにするのさ、この戦いも。全部」
三条海良:「私達だけが、知っていることになる」
三条海良:「……それが、日常の守護者の在り方だ」
鷹山亮磨:「…………」黒い残り火だけが僅かに残る中、立ち尽くす。
鷹山亮磨:「く、は、ははっ……」口から漏れるのは渇いた笑い。
鷹山亮磨:「俺よりアンタのほうが、よっぽど狂ってるんじゃねえのかよ……三条サン」
柳優:「きゃ~っ!三条さ~ん♡」
柳優:「見ました見ました?ふふん!先輩に恵まれてるのは小泉さんだけじゃないんですよ!」
小泉千浪:「僕の見立てはやっぱり正確だなあ」
小泉千浪:「一番使えますよね、海良ちゃんが」
朱南文尊:「給料以上の仕事しますからね。そりゃ一番使えるかな」
山吹 黄昏:「……」視界を黒く染め上げた、世界を焼き尽くすような焔は消し去られた。
山吹 黄昏:「ぼくも、最後までやり切らないと、ね」右手を、固く握りしめる。

三条海良:三条海良の侵蝕率を+10した(侵蝕率:209->219)
GM:クリンナップ、邪毒受けてる人はダメージどうぞ
柳優:9点受けて3点残ります
朱南文尊:なしぜ!
山吹 黄昏:なし!
小泉千浪:しんでる!
三条海良:なし!
GM:では4ラウンド、セットアップから!
朱南文尊:なし
山吹 黄昏:なし
三条海良:なし
小泉千浪:死……
柳優:無いです!
鷹山亮磨:≪原初の黄:氷の茨≫ラウンド間自身から離れたキャラクターに3Dダメージ
GM:イニシアチブ。無ければ11、山吹さんから
朱南文尊:《スピードフォース》ラスト! 182→186
GM:まだ残ってやがる!
朱南文尊:マイナーで接敵。
朱南文尊:メジャー:《コンセントレイト:ハヌマーン》《風鳴りの爪》《疾風迅雷》《さらなる波》
朱南文尊:妨害があればどうぞ。
GM:ありません!
朱南文尊:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[1,1,4,4,4,4,7,9,10]+10[2,9,10]+1[1,1] → 21

朱南文尊:ドッジ不可
鷹山亮磨:ガード。
朱南文尊:ダメージ出します。
GM:どうぞ!
朱南文尊:3D10+12+18
DoubleCross : (3D10+12+18) → 20[3,10,7]+12+18 → 50

朱南文尊:3を風鳴りで振り直します。
朱南文尊:47+1d10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+4[4] → 51

鷹山亮磨:HP0……!
朱南文尊:復活は!?
鷹山亮磨:≪蘇生復活≫ ラスト復活です

朱南文尊:「ふ、七赤君は動けないようだし、最速決定戦の勝者は俺って事ですかね」
朱南文尊:小泉さんを抱きとめている。七赤君を見て言う。
七赤:「む……」
七赤:何か言い返そうとするが、舌戦ばかりは全くの不得手だ。
小泉千浪:「張り合わないで下さいよ」ぐっと握る手を強める。
小泉千浪:「今の役割じゃ不満ですか?」
朱南文尊:「役得だと思った方が良いかな。俺も動くよりそっちの方が良かったかな」
朱南文尊:言って、鷹山さんだったモノに向き直る。
七赤:「違…… ……いいから行け。そちらも、もう何やら剣呑な目で見られるのは御免だ」
七赤:地下闘技場で戦った時のことを言う。
朱南文尊:「あの時はね。ま、やってきますよ」
"マッドペッカー":「私も役得が欲しいんだけどなあ。ま、そういうつれないところが君らしい」
朱南文尊:「俺の前で倒れてくれない君は強くて魅力的だよ。根に持ちそうだし、根に持ってる。」
鷹山亮磨:「フーッ……」
鷹山亮磨:残り火を収束させ、黒炎の鳥を形作る。
朱南文尊:飛ばれて逃げられたらマズイな。などと考える。そのような判断力が残っていればだが。
朱南文尊:「鷹山さん。俺は、それだから の方ですけどね。他人を巻き込むなんてのはみっともないでしょ」
朱南文尊:速度のみに特化した影を映さぬ剣。絶対に当てるための術理システム
朱南文尊:この術理が性に合うのは当然だ。最低限の仕事を確約する必中の殺し技。
朱南文尊:腕が僅かでも神経反射した時点で
朱南文尊:ズバンッ───
朱南文尊:零秒の斬撃。
朱南文尊:出所を見てかろうじて急所を外すことは出来るだろう。装甲は刃を止めることは出来るだろう。
朱南文尊:事前に防壁を展開し防ぐ事は出来るだろう。斬られた後に損傷を再生することは出来るだろう。
朱南文尊:だが、躱すことは不可能だ。
朱南文尊:それは決して比喩ではない。
朱南文尊:奇跡ではなく、特別ですらないただの現実。
朱南文尊:『勁風』の斬刺とはつまるところ───UGNに『エフェクト』と呼称され定義された、幾度となく再現可能な現象なのだから。
朱南文尊:無限速の剣は、黒炎の翼を斬り裂きその速さ故に既に動きを止めていた。
朱南文尊:舶刀のつけた傷口が超振動の余波で泣くように揺れ続けている。
朱南文尊:傷をつけた相手を憐れむように慟哭している。
朱南文尊:「ま、そうは言っても、鷹山さんに一番近いのは俺かな。貴方は明日の俺かもしれない人ですよ、反吐が出そうな程にね」
朱南文尊:「この世界がつまらない。そりゃ、そうだ。日常なんてのは知らない誰かのモノを護るもので、俺達のは誰も護ってくれない」
朱南文尊:「だってのに、周りはそんなものを尊いと崇めて話にならない。文句をつければ白い目で見られる」
朱南文尊:嘲るような言葉は続く。
朱南文尊:「性能しか見られない癖に、どんな高性能でも替えは効く顧みられない兵隊だ」
朱南文尊:「その上でオーヴァード同士、内ゲバで20年近く毎日毎夜 今も何処かで殺し合いを続けている」
朱南文尊:「本当にクソみたいな世界と人生だ。バカがあまりにも多すぎる。だから、こんな事をしでかす訳だ。マジでわかるかな」
朱南文尊:溜息を本気でつく。
朱南文尊:「滅茶苦茶、同情します。他の奴らと違って俺はね」
朱南文尊:「理解者の一人くらいはいた方が迷わず逝けるでしょ」
朱南文尊:「だから、俺は」
朱南文尊:「先輩の事も無かったことにはしませんよ」
鷹山亮磨:「なら────」
鷹山亮磨:崩れかけた身体が燃え上がる。
鷹山亮磨:傷口から黒炎が上がり、無理やりに四肢を繋ぎ止める。
鷹山亮磨:「なら、朱南。どうしてお前は、そっちにいる?」
朱南文尊:「それこそ、なかったことにしたくないでしょ」
朱南文尊:「それに、まあ、謎な事もあってね。俺の事を何故だか見てくれる商売敵がいるので」
朱南文尊:「決着はこの手で付けたいかな」
朱南文尊:舶刀を鞘に納める。殺しきれなかったが、これが限界だろう。
朱南文尊:自分がしくじっても、問題はないのだ、なら張り切る事もない。
鷹山亮磨:「……ハッ」
鷹山亮磨:「惚気やがって」
鷹山亮磨:炎に包まれるその口元は、笑っている。
朱南文尊:「先輩もチャンスはあったかな」
朱南文尊:笑みで返す。
鷹山亮磨:「……」何も答えない。その笑みは懐旧を含んでいる。かつて──四年前には確かに自分にもあったはずの、絆の形を。
朱南文尊:「後輩。フォロー任せた」
朱南文尊:「楽させて」
山吹 黄昏:くすり 僅かな微笑みが、その横を駆け抜けた。

GM:イニシアチブ11 山吹さんの手番です
朱南文尊:186→195
山吹 黄昏:マイナーで戦闘移動。鷹山先輩にエンゲージ!
山吹 黄昏:メジャーでコンボ【無常絶刀】《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の舞踏》侵蝕率+4、鬼切りの小太刀で攻撃。対象は鷹山先輩!
鷹山亮磨:来い
山吹 黄昏:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,3,4,5,6,7,7,7,9,9,9,10]+10[1,2,4,5,5,9,10]+10[9,10]+4[2,4]+4 → 38

鷹山亮磨:ガード
山吹 黄昏:13+4d10
DoubleCross : (13+4D10) → 13+25[4,7,5,9] → 38

鷹山亮磨:HP0。
鷹山亮磨:復活エフェクトはありません。
鷹山亮磨:戦闘終了です。
山吹 黄昏:【死は甘きもの】の効果を受け、また断ち切ります。
山吹 黄昏:山吹 黄昏の侵蝕率を+7した(侵蝕率:198->205)

山吹 黄昏:ぼろぼろの足でどうにか戦場に立ち続けた。その手に収まる刃は、物騒すぎて杖にはできない。
山吹 黄昏:何もかもを拒絶する黒の欠片、一度振り抜くその度に、鞘と虚空の納めねばならぬ芒渡、だけど。
山吹 黄昏:こうして距離を引き裂けば。彼の元へとぼくを運ぶことぐらい、できる。
山吹 黄昏:ろくに余力も残っていない身体を、再び不意に投げ出して。一直線に超跳躍。
山吹 黄昏:「せん……ぱい!」そう背丈の変わらない身体を、真正面から激突させる。
鷹山亮磨:「ぐっ……!?」
鷹山亮磨:反応すら出来ず、そのまま押し倒される。
山吹 黄昏:思いっきり引き倒して、その身に纏った影の炎に身を焼かれながら。
山吹 黄昏:その眼で、その膚で、彼を感じる、知覚する。検分する。
鷹山亮磨:「……離せ……!山吹……!」
山吹 黄昏:「いいえ、先輩」左手を焼け爛れさせながら、強く。強くその肩を押さえつけて。
山吹 黄昏:「この目で、しっかりと見届けて」右手を伸ばす。その先に黒の真円が閃く。
山吹 黄昏:「……終わらせます」冷たく鋭い、無情の剣を突き立てる。
山吹 黄昏:その身を流れる。否、滞り淀むレネゲイドの濃圧縮。黒い影、白い仮面、獣。
鷹山亮磨:「────」
山吹 黄昏:ずぶり 芒渡は、幽界の隔たりに線を引き、裁きを下す。
山吹 黄昏:銘はそういうお題目であるという。そんなことは知ったことではない。
山吹 黄昏:確かな事は、深く深く彼を貫いて、抵抗赦さず血腥恶魔を釘付けにせしめたということ。
山吹 黄昏:「──」
山吹 黄昏:「せんぱい」
鷹山亮磨:一度、大きく目を見開いて────
鷹山亮磨:脱力する。燻る影の炎が消えていく。
山吹 黄昏:「あなたのお話、もっとたくさん、聞いていたかったです」
山吹 黄昏:「……たのしい話でなくたって、映画や仕事の話でもなくて」
山吹 黄昏:「あなたの話が、聞きたかったです」
鷹山亮磨:「……」瞑目して。
鷹山亮磨:「……ったく」
鷹山亮磨:「お前があんまり素直だから──」
鷹山亮磨:「余計なことまで話しちまった」
山吹 黄昏:「……いつも、余分ばかりだったと思います」
山吹 黄昏:「ぼくの知らないことばかり、あれこれ教えてもらって」
山吹 黄昏:「世界を、広げてもらいました。守るべきもの……守りたいものを」
山吹 黄昏:「あなたが、したことですからね。せんぱい」
鷹山亮磨:「……」
鷹山亮磨:「……そうか。そうか、はは」
鷹山亮磨:「なら……有ったのかもな」
鷹山亮磨:「この四年、ずっと。何の為に生きてるのかも分からなかったが──」
鷹山亮磨:「……そうか。それなら」
鷹山亮磨:「……少しは意味が有ったのかもな」
鷹山亮磨:くつくつ笑って。
鷹山亮磨:「……山吹」
山吹 黄昏:「……はい」
鷹山亮磨:「まだ、査察部ここで働くのは不安か?」
山吹 黄昏:「初の任務が、先輩のせいで失敗で」
山吹 黄昏:「そのままこんなていたらくで、本当に大変ですけど」
山吹 黄昏:「いいえ、はい。ぼくの役目を、好きになれなくても。大切に想えるし」
山吹 黄昏:「……先輩たちがみんな頼もしいので」
山吹 黄昏:「ぼくは大丈夫です」
鷹山亮磨:「……そうか」微笑と共に頷いて。
鷹山亮磨:「覚えとけよ、山吹」
鷹山亮磨:「お前は、俺の」
鷹山亮磨:「──自慢の後輩だ」
山吹 黄昏:「──はい」
山吹 黄昏:「これだけは、両想いです」
鷹山亮磨:「……」少しだけ困ったように笑って。それから息を吐く。
鷹山亮磨:炎は消え、同時にその命も燃え尽きていく。
鷹山亮磨:「……ったくお前ら、散々ブスブス刺すわボコボコ殴るわしやがって……」
鷹山亮磨:「滅茶苦茶巻き戻されるし、マジで最悪だわ」
鷹山亮磨:呆れたように嘆息し
鷹山亮磨:「……つーわけなんで。悪い、先に上がらせてもらうわ」
山吹 黄昏:「お疲れ様でした。後のことは任せてください」
山吹 黄昏:その身貫いたままに、芒渡を停止させて。身体をどけて首を垂れる。
山吹 黄昏:声色は淡々と、表情は誰にも見せず。
山吹 黄昏:「……さようなら、先輩」
鷹山亮磨:「……ああ。じゃあな、山吹」
鷹山亮磨:「……風邪ひくなよ」
鷹山亮磨:そう言って笑って、目を閉じる。
GM:果てしない喰らい合いを繰り返した“輪廻の獣”、血腥恶魔。
GM:長きに渡るその輪廻の輪は、山吹黄昏によって断ち切られ
GM:後には、ただの一人の男だけが残った。
GM:空を覆っていた影が消えていく。
GM:闇は去り、遮られていた光が差し込む。
GM:その様はまるで────







GM:バックトラック
柳優:すみません、先に記憶探索者を使っておきたいです!
GM:どうぞ!
柳優:小泉さんに使用します。ちなみにどのロイスを復活させるかは小泉さんが決めていいそうです
柳優:私は侵蝕率が1d10点上がります
小泉千浪:切ってるの警察のロイスだけかな。これを復活します。
小泉千浪:あ、あと鷹山さんにロイス取ります! 感服/脅威:○で!
柳優:柳優の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:185->186)
山吹 黄昏:えらい
柳優:この人の記憶いじりやすいわ~
三条海良:どんどんいじっていこうな
小泉千浪:くぅーん
山吹 黄昏:ちょっといじりすぎた?
GM:ではEロイスから

Eロイスx25

シューメイカー
【愚者の契約】

南彰久
【ファイトクラブ】
【ファイトクラブ】
【ファイトクラブ】
【悪意の伝染】

強化外骨格x6
【ファイトクラブ】
【ファイトクラブ】
【ファイトクラブ】
【ファイトクラブ】
【ファイトクラブ】
【ファイトクラブ】

星碎星
【暴食の胃袋】
【捕食侵蝕領域】
【究極存在】
【破壊神顕現】
【血腥恶魔】
【絶対拒絶】
【不滅の妄執】

鷹山亮磨
【飢えたる魂】
【傲慢な理想】
【傲慢な理想】
【傲慢な理想】
【血腥恶魔】
【殺刃圏】
【死は甘きもの】


GM:25個です 振りたい人は振ってね
山吹 黄昏:ふります!
小泉千浪:振る!
山吹 黄昏:205-25d10
DoubleCross : (205-25D10) → 205-149[10,8,7,4,8,1,9,6,3,10,3,8,7,3,8,8,6,2,5,7,7,2,8,8,1] → 56

小泉千浪:255-25d10
DoubleCross : (255-25D10) → 255-124[8,8,1,1,3,8,4,3,10,9,1,4,8,10,1,6,5,10,1,8,3,4,2,2,4] → 131

朱南文尊:195-25d10
DoubleCross : (195-25D10) → 195-173[4,9,9,8,3,5,7,9,2,8,9,9,10,6,8,8,9,9,7,9,4,7,8,3,3] → 22

柳優:めちゃめちゃ多いな……
柳優:流石にふろう
三条海良:ふるー
柳優:186-25d10
DoubleCross : (186-25D10) → 186-134[9,2,2,5,10,6,3,9,7,1,4,8,9,3,6,6,9,1,4,1,1,8,8,5,7] → 52

朱南文尊:倍ぶりします。
柳優:なんかすごいことになっちゃったぞ
山吹 黄昏:倍振りします
朱南文尊:22-10d10
DoubleCross : (22-10D10) → 22-68[9,10,3,6,5,3,10,6,6,10] → -46

柳優:倍振りします~
三条海良:219-25d10
DoubleCross : (219-25D10) → 219-157[9,6,8,9,8,7,3,7,5,4,10,4,7,9,9,7,8,9,4,4,2,4,8,2,4] → 62

山吹 黄昏:56-8d10
DoubleCross : (56-8D10) → 56-54[5,4,10,9,2,9,9,6] → 2

小泉千浪:2倍振りしよう
柳優:52-10d10
DoubleCross : (52-10D10) → 52-49[3,8,2,2,2,10,6,6,3,7] → 3

柳優:3点になりました!
三条海良:2倍ふり
三条海良:62-10d10
DoubleCross : (62-10D10) → 62-64[1,4,9,10,6,7,8,9,5,5] → -2

小泉千浪:131-16d10
DoubleCross : (131-16D10) → 131-102[10,8,4,9,7,2,5,2,10,8,5,1,5,7,10,9] → 29

山吹 黄昏:3点になりました
小泉千浪:3点!
三条海良:3点!
朱南文尊:3点です

【Masterscene】

N市市街 路地
定禅寺光実:「はぁっ……はぁっ……」
GM:一人の男が、息を切らして薄暗い路地を駆けていく。
GM:男の名は定禅寺光実。
GM:公安特殊犯罪調査室、第一特別実験班の班長だ。
GM:大きなトランクを片手に、人目を忍ぶような帽子にサングラス、ジャケットを着込んで、道を急ぐ。
定禅寺光実:計画が明るみに出るのは時間の問題だ。これまでに根回しはしてきたが、“霧事件”では警視総監までもが辞職に追い込まれた。
定禅寺光実:安全なポストなど存在しない……最早警察を捨て、逃げるしかなかった。
定禅寺光実:幸い、今の自分の手の中には『これ』がある。
定禅寺光実:揺れるトランクに目をやる。その中にはミシマエンジニアリングと共同開発した『C計画』の資料。
定禅寺光実:警察の組織力とFHの技術を以て生み出した技術だ。成長著しい開発分野と言えど、追随にはまだしばらく時間が掛かるはずだ。
定禅寺光実:これを手土産にFHかギルドに亡命する。背に腹は代えられない。結果的にはオーヴァードを、UGNを害する近道になるはずだ────
定禅寺光実:そんな画を思い描きながら、足を進めようとして。
定禅寺光実:「……あ……?」
定禅寺光実:硬直する。
定禅寺光実:自分の意思ではない。脚が──否、全身がぴくりとも動かない。
定禅寺光実:「はっ……はっ……」
定禅寺光実:呼吸は荒く、心臓は早鐘のように鳴る。
GM:かつ かつ かつ
GM:背後から、革靴の足音。
鹿骨秋蔵:「……カッコウムシという虫をご存知ですか?」
鹿骨秋蔵:場にそぐわない、穏やかな声。
鹿骨秋蔵:「朽ち木の中なんかに住んでいる、昆虫の一種なんですがね」
鹿骨秋蔵:「僕はこの虫が好きでしてねえ」
定禅寺光実:「…………!」
定禅寺光実:必死に手を動かし、拳銃を抜こうとする────出来ない。指一本動かせない。
鹿骨秋蔵:「蝶のように綺麗でも、甲虫のように格好よくも無いんですがね?」
鹿骨秋蔵:「この虫は、幼虫の頃から肉食性でして」
鹿骨秋蔵:「他の虫たちの幼虫を食べて、自らが成虫になるんですよ」
鹿骨秋蔵:「どうです?まるで」
鹿骨秋蔵:「──人間のようだとは思いませんか」
定禅寺光実:「わ……分かった……分かった」
定禅寺光実:「金なら払う……どうすればいい……?」
鹿骨秋蔵:「いいえ、お金など。我々は給料分の働きをするだけですので」
鹿骨秋蔵:「何か頂けるというなら、あなたのその資料、他の方に渡されると困るんですよねえ」
鹿骨秋蔵:「渡していただけますか?」
定禅寺光実:「……!」
定禅寺光実:だらだらと汗を流しながら、何とか目だけで頷く。
鹿骨秋蔵:トランクを手に取って「はい、確かに」
鹿骨秋蔵:「……ああ、それから」
鹿骨秋蔵:「あなた、警察のことも、FHのことも、とてもよくご存じのようですね」
鹿骨秋蔵:「是非お話を聞かせてほしいなあ……丁度うちに、お話を聞くのがとても上手な部下がいるんですよ」
GM:路地の暗がりから、もう一人の男が姿を現す。
早坂邦正:「ええ、そういう訳ですので」足音を立てないまま、定禅寺の背後に回り込む
早坂邦正:と と と とんっ
早坂邦正:首筋から腰にかけて、背骨の上に数本
早坂邦正:極々細い。赤い針を挿し込む。
定禅寺光実:「……!?」
早坂邦正:次の瞬間、蹲っていた定禅寺の身体が直立している。
早坂邦正:その姿勢のまま、指先一本も自分の意志では動かせない。
定禅寺光実:「かっ……あ……あ……」
鹿骨秋蔵:「……では、早坂くん。後はお願いしますね」
鹿骨秋蔵:「お手柔らかに」
早坂邦正:「はい部長。お任せを」
早坂邦正:硬直する定禅寺にニコリと語りかけて
早坂邦正:「郊外に宿を用意してあります。お話はそこでゆっくりと」
早坂邦正:「まあ、そう固くならずに、ご安心ください」
早坂邦正:「こう見えてあたし、この仕事に就いてこの方……」
早坂邦正:「"人を殺したことがない"のが、自慢ですので」
定禅寺光実:「────」
GM:悲鳴すら上げられず、男は闇の中に消え
GM:彼がそこにいた証は、後には何一つ残らなかった。



【ED/柳優】

GM:事件からしばらくが経った。
GM:警察の不祥事とミシマエンジニアリングとの癒着は、レネゲイドに触れない形で公になり
GM:複数の警察庁幹部の辞職や組織再編、ミシマエンジニアリングの株価暴落など、様々な事態に波及した。
GM:中国統戦部からは星碎星の遺体とETR構成員の身柄引き渡しの要請があったが
GM:現時点でその要求は満たされていない。
GM:その他様々な事後処理をようやく終え、君達には久方ぶりの休暇が言い渡された。
柳優:「は~っ、いいお湯でしたね~。ごちそうさまです、三条さん♡」町中を歩きながら、ものすごくつやつやした顔で
山吹 黄昏:「さっぱりしましたねえ」僅かにしっとりした長い金髪、湯上がりで火照った白い肌。
山吹 黄昏:「暫くぶりで、とても気持ち良かったです」
三条海良:「……気に召したならよかったよ」
小泉千浪:「やっぱ日本のお風呂っていいものですねえ」
小泉千浪:銀の長髪をだらりと下ろしている。
小泉千浪:聞きつけて着いてきた。
三条海良:「……」呼んだ覚えはないのだが、とは言いすぎて疲れた後だ。
柳優:「くすくす。私は大満足ですけど。三条さんは楽しめました?久々の休暇なんですから、他にも行きたいところがあったらいくらでも付き合いますよ?」
柳優:「くす。なんなら朝まででも」
小泉千浪:「どこ行きます?」
小泉千浪:まだ少し濡れた髪をブンブンと振る。
山吹 黄昏:「また眉間に皺が寄っていますしね……他にもリラックスできるような場所でも」
三条海良:「……いや、帰るつもりだが」
小泉千浪:「えっ」
山吹 黄昏:「お帰りに」
三条海良:「私は仮にも上司だが。それで楽しいのかい、君たちは」
小泉千浪:「まあ僕にとっては海良ちゃんはお友達ですし?」
柳優:「三条さんの家に入れてくれるってことですか?やだ~♡三条先輩てば思ったより大胆なんですね~♡」
山吹 黄昏:「それは楽しいですね。とても」
三条海良:「……あのねえ」
山吹 黄昏:「同行しているのは奢ってもらえるからでも、断るのが億劫だからでもないです」
柳優:「私も楽しいですよ。好きな人と一緒に居るのがつまらない人なんて居ます?」
小泉千浪:「だそうですよ?」
三条海良:「……」
山吹 黄昏:「いつでもまた、こうして過ごしたいですね」
山吹 黄昏:「……三条さんがご迷惑であるなら、無理にとは言いませんが」
三条海良:「……随分懐かれたらしい。わかったよ、今日一日は付き合うさ」
柳優:「あ、勿論山吹ちゃんの事も小泉さんのことも好きですよ♡可愛い後輩と、え~……かわいいお友達ですから」
小泉千浪:「なんでちょっと悩むんですか!」
山吹 黄昏:「ありがとうございます。ぼくも柳さんのこと、好きですよ」
柳優:「きゃ~!ありがとう、山吹ちゃ~ん!」山吹ちゃんを勢いよくハグして「初めて両思いに慣れたかもしれません。うれしいな~♡」
山吹 黄昏:「わっぷ……あまり急に抱き着かないでください」
小泉千浪:「僕も皆さん好きですよ」
小泉千浪:「潰そうとしたり避けたりしないですし」
柳優:山吹ちゃんを撫でつつ「くす。あら、意外ですね~小泉さん。全然気にしてないのかと思いましたけど」
柳優:「やっぱり避けられると傷ついちゃうんですか?くすくす。私たちで良ければいくらでも可愛がってあげますよ?」
山吹 黄昏:口はともかく、あまり抵抗せずに可愛がられるままにしている。
小泉千浪:「そりゃあ、慣れては居ますけど」
小泉千浪:「嫌われるより好かれるほうがよくないですか?」
小泉千浪:「首輪は勘弁かな、でも」
小泉千浪:「遊んでくれるくらいがいいです。キャッチボールとか、そういうの」
小泉千浪:「求められれば飛びついて取ってきますよ、欲しい物くらい」
三条海良:「……犬にしては気ままだな」
山吹 黄昏:「小泉さんはまっすぐですからね」
小泉千浪:「狼ですので」
小泉千浪:「人には馴れないんですよ、本質的には」
柳優:「くす。化け物扱いよりかはいいじゃないですか?」
小泉千浪:「まあそうですね、そういうのされると堪えますよね」
小泉千浪:「身内からは特に?」
柳優:「くすくす。羨ましいですよ、そっちは随分懐かれてるみたいで」
小泉千浪:「あげませんよ」
柳優:「そういえばかわいいお兄さん、今日は呼ばなかったんですね?居たら沢山可愛がってあげたのにな~」
柳優:「って、冗談冗談。噛みつかれるのは怖いですからね。手を出したりはしませんけど」
小泉千浪:「まあ、UGNと接触できないでしょう」
小泉千浪:「立場ある身でしょうからね」
三条海良:会話を見守る。心なしか少し穏やかな表情で。
山吹 黄昏:「小泉さんも柳さんも人間ですが……」
山吹 黄昏:「柳さんは男の子扱いした方が良いんですか?」この接近でいつぞやのホテルの時を思い出して。
山吹 黄昏:「よくよく考えてみると、さっきまで一緒に入浴してましたが……」
柳優:「くすくす。ああ、性別のことですか?」
小泉千浪:「したほうがいいっていうか、基本形はそっちですよね、身のこなしからして」
小泉千浪:「筋肉の動きとか……」
柳優:「くすくす。心配しなくても大丈夫ですよ?さっきまではちゃーんと女の子でしたから」
山吹 黄昏:「いま男の子なら離れてくださいよう」
柳優:「くすくす。今は……どっちでしょうね?」
小泉千浪:「抱き合う男女、部内の恋愛スキャンダルじゃないですかこれ?」
小泉千浪:「……いや、もっとスキャンダラスな人がいましたね、一人」
柳優:「彼も休暇中ですし、今頃二人でお楽しみですかねえ」
柳優:「ところで~」山吹さんから離れて、三条さんの方に両手を置く「三条さんはそういう話聞きませんけど。どうなんですか~?」
小泉千浪:「暇なさそうですね」
山吹 黄昏:「大変そうですね……」
柳優:「ちょっと~!二人共やめてくださいよ~!万が一居た時言い出しづらくなるじゃないですか、も~!」
三条海良:「ないが」
三条海良:「……そもそも、必要か?」
柳優:「うわ~……何時にもまして塩回答……気になる人も居ないんですか?」
山吹 黄昏:「要不要の問題なんでしょうか……?」
小泉千浪:「まあ、そのへんは人それぞれですね」
三条海良:「気になる……ねえ」
三条海良:少しだけ考えるそぶりをする。
柳優:「え?まさかまさか?え~?」
三条海良:「皆目見当がつかない」
山吹 黄昏:「とっかかりもないですねえ」
小泉千浪:「職場で見繕うしかないんじゃないですか、欲しくなったら」
三条海良:「冗談はよせ」
山吹 黄昏:「候補者は三名ですが」
小泉千浪:乾いてきた髪を下の方で縛っている。
三条海良:「……山吹、君はそういう話が好きなのか」
山吹 黄昏:「……」
山吹 黄昏:「特に興味はないですね」
山吹 黄昏:「三条さんの話を聞きたかっただけです」
三条海良:「ふ」
三条海良:「……素直だな、君は」
柳優:「くすくす。三条先輩、眺めてばかりで中々お話ししてくれませんもんね~。私たち後輩としては偶にはかまってほしいかな~?なんて♡」
柳優:「好かれてないのかと勘違いしちゃいますから。くす。今日は、誘ってもらえて結構安心しました」
三条海良:「山吹が行きたがっていたから、ついでに声をかけただけだよ」
三条海良:「……まあ、喜んでもらえたなら、いいさ」
山吹 黄昏:「これは『私は素直じゃないのだ』という話ですかね、柳さん」
柳優:「くすくす。いいんですよ。そういうところも好きですから」
小泉千浪:「僕行きたがってたのに声掛けてもらってないんですけど」
三条海良:「放っておいても勝手についてきただろう、現に今」
小泉千浪:「じゃあまたついてきますよ、縁があれば!友達ですし」
小泉千浪:「しばらくは僕、このへんでブラブラしてますから」
三条海良:「まあ、無下にはしないさ」
山吹 黄昏:「また何かあれば連絡しますね。楽しく頼もしい人ですから」
小泉千浪:「黄昏ちゃん!」ひしと抱きつく。
山吹 黄昏:「こっちも来たっ」
小泉千浪:「かわいいな~。貰ってっちゃダメですか?」
小泉千浪:「ちゃんと世話しますから」
三条海良:「やらんぞ。うちの優秀なメンバーだ」
小泉千浪:「ちぇーっ」
山吹 黄昏:「……お互い、まだちょっと髪が濡れてますね」
山吹 黄昏:「風邪ひかない内に、どこか屋内に移りましょうか……くしゅん」
柳優:「奪おうとしてもダメですよ?」《物質変化》。指の先を首輪に変えて、山吹さんにつける「もう鎖付きですから。狼さんとは一緒になれませ~ん」
山吹 黄昏:「うわっひんやりする……」
山吹 黄昏:「いや人肌の温度……?」
小泉千浪:「嫌になったら教えて下さいね」
小泉千浪:「はっちゃけ方を教えてあげますから」
山吹 黄昏:「初めての仕事場の愚痴を洩らせる相手ですね」
山吹 黄昏:「はっちゃけちゃうのは怖いですが、はい。頼りにしています」
GM:そんな会話の中、ふと柳が街中に視線を移すと、ある光景が目に入ってくる。
GM:小さな交番。一人の警官に、迷子になっていたらしい母親とその娘が礼を言っている。
GM:警官はその二人を、笑顔で見送る。
柳優:「くすくす。怖~い先輩たちに食べられちゃうかもしれませんもん……ね……」突然足を止めて道の先を見ます
GM:君────柳優には、その顔に見覚えがある。
GM:とてもよく知った顔だ。ただ、そんな穏やかな表情は、しばらく振りに見るかもしれない。
柳優:「……」瞠目し、無言でその顔を見て
柳優:「くす」と笑い、早足で皆に追いつき、その警官とすれ違う
南彰久:「……」
南彰久:君に気付き、ほんの一瞬不思議そうな顔をして。
南彰久:「こんにちは」他の市民に対してと同じように、ごく普通に挨拶をする。
柳優:「ええ、こんにちは。今日も務めご苦労さまです♡」
南彰久:「ありがとうございます。皆さんの安全の為ですから」笑って言って、やはり君の顔を見てどこか不思議そうな様子で。
南彰久:「……」
南彰久:「あの……すみません。付かぬことをお伺いしますが」
柳優:「はい?」
南彰久:「……ご親戚に、柳栞さん……という方はいらっしゃいませんか?」
柳優:「いいえ?全然ご存じありませんねぇ。誰かと間違えているんじゃないですか?くす」
南彰久:「ああ……そ、そうですよね」恥ずかしそうに。
南彰久:「申し訳ありません。すごく……知人と似ていらしたものですから」
南彰久:「すみません。お時間を取らせてしまいましたね」
柳優:「くすくす。気にしないでください。人と間違われるのは慣れてますから」
柳優:「ああ……でも、ちょっと残念かも」
南彰久:「?」
柳優:「くす。昔、ライブに出てましたよね?もうギターは弾かないのかなって」
南彰久:「えっ」驚いたように。
柳優:「もう一度聞きたかったな、あのラブソング」
柳優:「演奏もそうですけど、特に歌詞が好きで」
柳優:「勝ち気でいたずらっぽくい彼女に振り回されっぱなしな彼氏さんが」
柳優:「少しうんざりしながら、それでも彼女と居るのが楽しくて」
柳優:「彼女の方も、気弱なところがあるけれど優しい彼氏さんを放っておけなくて……」
柳優:「くす。少し臭いところもありますけど」
柳優:「二人が好きあってる様子が、痛いほど伝わってきて」
柳優:「……くす。もう一度聞きたかったな~、なんて♡」
柳優:「すみません、喋り過ぎちゃいましたね。忘れてください、南さん」
南彰久:「…………」照れくさそうだった表情が、その言葉を理解するにつれ、困惑に変わっていく。
南彰久:バンドとしてライブに出たのは数回だけ。地元の小さなライブハウスで、それも随分前のことだ。だが目の前の少女は────
南彰久:「……あなたは、一体……?」
柳優:「くすくす。唯の一市民ですよ」
柳優:「ちょっと、変わってて、人間のことが大好きな、唯の女の子です♡」
南彰久:「…………」
柳優:「それじゃ、おまわりさん。お仕事頑張ってくださいね~?」
南彰久:「あ……ええ……どうぞ、お気を付けて。良い一日を」
南彰久:不可解そうに、ぎこちないながらも笑顔をつくり、君を見送る。
南彰久:何も思い出さず、理解もせずに。
柳優:手を振って、早足で皆の元へ戻っていきます
柳優:「……くす。寂しいなあ」
柳優:「でも……私は『それでも』派のままです、鷹山さん」
柳優:「だって……私の大好きな人が戻ってきたんですから♡」
柳優:「さ、お待たせしました皆さん。次は何処で遊びましょうか?」
柳優:「くすくす。次の騒ぎが楽しみですね?」



【ED/朱南文尊】

N市 カフェ『スノウフレーク』
サブGM:先の事件の後始末にも一息が付き
サブGM:臨時査察部も、漸く平時の業務に戻りつつあった。
サブGM:即ち、時折入る小さな任務を除き、さしたる仕事もなく
サブGM:いつぞやと同じ様に、君はカフェを訪れて静かな一時を過ごしていた。
"マッドペッカー":「ごめんごめ~ん、お・ま・た・せ♡」
"マッドペッカー":カフェラテとケーキを乗せたトレイが君の前のテーブルに置かれる。
朱南文尊:目だけをそちらに向ける。呆れたように口元を綻ばせる。
朱南文尊:机にはソースしか残ってないカルボナーラ。半分ほど飲んだアイスコーヒー。
朱南文尊:その脇にクロスワードのシート。
朱南文尊:「先に食事を済ませるくらいには、待ったかな」
朱南文尊:手に持ったペンをゆるく回しながら、ダークスーツの青年が女性に言葉を返す。
"マッドペッカー":「待つ時間が愛を育てるものだよ。このケーキと同じで、美味しくいただけるようにね」
"マッドペッカー":赤い髪の長身の女が迎えに席に座る。
朱南文尊:「俺が先に帰る。なんて微塵も考えなかったところに、信頼と愛の重さを感じるね。どうぞ、美味しく頂いて」
"マッドペッカー":「では遠慮なく」
朱南文尊:「実際、待った時間は一週間くらいだったかな。不本意ではあるけどね、愛があったと実感はしたかな」
"マッドペッカー":モンブランケーキにすっとフォークを入れ、幸せそうに頬張る
朱南文尊:ぼやいてアイスコーヒーを飲む。死んだと思ってから、再会迄の一週間。
"マッドペッカー":「そうだろうとも。いや私ももっと早く出てきたかったんだけどね」
朱南文尊:「そうだね。理由聞いても?場合によっては怒るかもしれないな」
朱南文尊:自分にとっては、かけがえのない人間だったのだろう、彼女は。それは認めざる得ない。
"マッドペッカー":「一つは、舞台に上がれるようになるまで時間がかかったこと」
"マッドペッカー":「死にかけたのは本当だからね。向こうが死体を嬲る趣味がなくて助かったよ」
"マッドペッカー":「もう一つは」
"マッドペッカー":「せっかく奈落に引っ込んだんだから、最高のタイミングで登場しないと役者が廃るでしょ」
"マッドペッカー":「君のやる気を出すタイミングぐらいは心得ているからね」
朱南文尊:「完全に博打かな。危ない橋を渡ったもんだよ。二度は使えないペテンじゃないか」
朱南文尊:ピンと相手のおでこを指ではじいて。
"マッドペッカー":「あいたっ」
"マッドペッカー":「ふふん、二度目はないから大丈夫」
"マッドペッカー":「私は大人だからね」
朱南文尊:「子供っぽい悪戯心で年下を弄ぶのは……大人は大人でも悪い大人と言うんだよ、お姉さん」
"マッドペッカー":「ほー、言うじゃないか」
朱南文尊:「心の方は大人だからね」
朱南文尊:ふっと笑う。
朱南文尊:「それに、最高のタイミングで言うなら1手遅かったかな。よーし、仇を討つぞ。と宣言してから出てきたもんだから、案外と、俺も道化になったでしょ」
"マッドペッカー":「ああ、それは本当に済まなかったよ。君の台詞があまりに胸を打つものだから、聞き入ってしまった」
朱南文尊:「ドキドキしたなら、言った甲斐もあるかな。うん、ま、ケジメみたいなもんだったからね、あの時は」
"マッドペッカー":「まあ、却ってよかったんじゃないかな。主役と違って、道化役は中々死なないものだからね」
朱南文尊:「ちゃんとした仇を取らなきゃ、腐ったまま終わるな。って思って、つい、柄にもないことを言ったら、此処でネタばらし、とか ドラマかと思ったらどっきりバラエティだ」
朱南文尊:アイスコーヒーをストローで混ぜる。
朱南文尊:「でさ、結局、俺の愛以外に今回の騒動で何を手に入れたわけ?使徒殺しっていうのは狙ってなかっただろうし」
"マッドペッカー":「あはは、なんだ、本当に拗ねてるのかい?可愛いところも……」
"マッドペッカー":「ん?あーそうだねえ」
朱南文尊:返答によっては此処で即座に とはいかないが、準備の必要はあるだろう。
朱南文尊:これも何時もの事ではあるが。
"マッドペッカー":「言っておくけど、君達の手柄を横取りするような物ではないよ。今回はね」
朱南文尊:「その言葉は信じるよ。考えてみれば、私は死んだー。とか、言ってなかったからね」
朱南文尊:「君は俺に嘘をついたことがない。って事になる」
"マッドペッカー":「そうそう。"Cなんちゃら"の内情とか、まあ使い道はあったかもしれないけど、今回は放っといた」
"マッドペッカー":「代わりに、博士とは別のパパに少しばかり貸しは作っておいたけどね」
"マッドペッカー":「だから最初から言ってただろ?後は追ってくれるなって」
朱南文尊:「良い女が自分を追わせるための常套文句でしょ、それ」
朱南文尊:「ま、本物のロミオよりは思慮深かったかな」
朱南文尊:微かに嗤う。
朱南文尊:「あと、そういう使い道あるものを流してくれると、俺は喜ぶけど。ディナーをおごっても良いし、夜景を見るのも付き合っても良いね」
"マッドペッカー":「まあ、いい男はたいてい思い通りにはならないってことさ」
"マッドペッカー":「お、それは魅力的な提案だな。考えておこう」
朱南文尊:「結局、今回の盤面、君の一人勝ちかな」
朱南文尊:「おめでとう。乾杯する?」
"マッドペッカー":「乾杯するなら、君にしたほうが良いかな」
"マッドペッカー":「最初の取引、一応は君もちゃんと仕事してくれたしね」
朱南文尊:(俺?給料以上の仕事はしたし、同僚が一人減ったし、これから先)と言う言葉を飲み込み。
朱南文尊:「なによりも、すべてが終わって目の前に、また得難き好敵手がいる」
朱南文尊:「ってことかな?」
"マッドペッカー":「ああ、それが私にとっても一番の報酬だ」
"マッドペッカー":「だから、ほら」グラスを前に掲げて
"マッドペッカー":「今回もお疲れ様」
"マッドペッカー":「よくがんばったね。朱南くん」
朱南文尊:「今回もお疲れ様」アイスコーヒーのグラスを合わせる。
朱南文尊:「良く死ななかったね。伊空さん」
朱南文尊:「…………」
"マッドペッカー":「君以外に殺される"マッドペッカー"ではないさ。」
朱南文尊:「俺に殺されないためだけの技術に特化してるくせに、よく言うよな」
朱南文尊:苦笑する。
朱南文尊:「…………じつはさ、まあ、君がもし死んでたらだけど、俺は、自分でつけたクソみたいなコード通りになってたんで」
朱南文尊:「まあ、そうならなくて良かったよ」
"マッドペッカー":「へえ、そういえば」
"マッドペッカー":「長い付き合いになるけど、君のコードネームの意味は聞いたことなかったな」
"マッドペッカー":「いや、初めて会った頃に一度聞いたかな?」
"マッドペッカー":「その時はもっと険悪だったから、答える義理はない、なんて言われたのかもしれないね。初々しい話だ」
朱南文尊:「言ってないね。言ったら大爆笑される確信があるかな」
"マッドペッカー":「ねえ、今なら教えてくれるかい?」小さく身を乗り出して
朱南文尊:「ま、こういう事を言うからには、笑い話にされたいわけだよ」
朱南文尊:「それにさ」
朱南文尊:「二人の仲が大っぴらになったんだ。新しい秘密は作っておいた方が良いでしょ」
"マッドペッカー":「ふふ、それは確かに」
"マッドペッカー":「いい女には秘密が必要だ。いい男には……どうかな、正直な方がモテるかもしれないけど」
"マッドペッカー":「まあ、君がモテすぎても困るからね。新しい秘密、大いに結構だとも」
"マッドペッカー":「じゃあ、改めて教えてくれるかな。"L.A / D.A"」
朱南文尊:「モノ好きって言われるでしょ。それ。俺は釣り合いが取れる程度で良いと思ってるけどね」
朱南文尊:「その釣り合い、レベル高くて、大変かな。ん。で、L.A / D.Aってのはさ」
朱南文尊:「Live Alone /Die Alone の略だよ」
朱南文尊:「一人で生きて一人で死ぬ。本当にそんな風に生きるんだろうな。って思ってましたよ」
"マッドペッカー":「Live Alone /Die Alone……」噛みしめるように呟いて
"マッドペッカー":「……………ぷ」
"マッドペッカー":「ぷ、ぷ……アハハハハハ!!」
朱南文尊:頭を押さえてため息をつく。
朱南文尊:「笑ってくださいよ。自分でも、あんだけ他人に頼って、何言ってるんだ。って話なんだから」
"マッドペッカー":「君、それをよりによって私の前で……ぷくく……」
"マッドペッカー":腹を捩りながら笑い続けている
朱南文尊:「君と会う前につけたコードなんだから、仕方なくない?」
"マッドペッカー":「ははは……はー。うん、ごめんごめん。思った以上に可愛らしいものだったから」
朱南文尊:「でも、誰の特別にもなれない人間だとずっと思ってたし、誰の気にも留められないだろう。なんてその時は本気で信じてたかな」
朱南文尊:「本当に大爆笑してくれて、俺のプライドもいい加減ズタズタになって良かったよ。これからは少しは開き直れそうだ」
"マッドペッカー":「ふふ、それは良かった。でもまあ、この秘密を守るのは骨が折れそうだ」
朱南文尊:「ん。なんでかな?」
朱南文尊:「あまりバラされても、困ることもないけど、それ嫌がらせ以外の理由ある?」
"マッドペッカー":「傷つくなあ。私がそんな女に見えるかい?」
朱南文尊:「良い女って大抵は悪女だし、伊空さんは悪女だって自覚を持った方がいいかな」
朱南文尊:「傷ついたなら、慰める用意もあるしね」
"マッドペッカー":「なら是非お願いしたいね。重症化する前に」
"マッドペッカー":「なに、私が骨が折れると言ったのは、ほら」
"マッドペッカー":「君の方が、この先コードネーム通りの状況になったら誰かにあっさり喋ってしまいそうだからさ」
"マッドペッカー":「それを防ぐには、それこそ」
"マッドペッカー":「墓まで付き合ってあげないといけないかな、と思っていたところだ」
朱南文尊:「それは、ありがたいね」
朱南文尊:「監視の手間が省けるし、それに」
朱南文尊:楽しげに笑う。
朱南文尊:「何時か聞いた質問の答えを、何時でも聞けるなら……」
朱南文尊:「何も焦ることもない。悪くないね、最高だ」
"マッドペッカー":「ふふ、そうだろう?何よりきっと」
"マッドペッカー":「きっと、退屈しなさそうだ」
朱南文尊:「これからも、よろしく」
朱南文尊:「なんて言うのを商売敵に言うのもどうかと思うけど、何時か二人に破滅が訪れるまで」
朱南文尊:「それこそ互いが頂点に立つか、くたばって墓に入るまでは、共闘するとしようかな」
"マッドペッカー":「ああ、よろしく。健やかな時も、病める時も」
"マッドペッカー":「Live Alone二人きりで生きて /Die Alone二人きりで死ぬ
"マッドペッカー":「……なんてね」童女のように、悪戯っぽく笑った。



【ED/三条海良】

UGN某支部 面会室
GM:ETRの主要幹部,アズハール,シャーキラ,バラカはいずれも一命を取り留め
GM:治療を終え、暫定的にUGNに留置されていた。
GM:この日、君────三条海良は、彼女たち三人との面会に訪れていた。
アズハール:「……海良」強化ガラスの向こうのアズハールには、やはり右腕が無い。
シャーキラ:「……海良ちゃん」少し複雑な表情で君を見る。
三条海良:「……」
バラカ:「……今更何の用?」明らかな敵意のこもった眼で問いただす。
三条海良:「顔を見に来た……だけでは足りないかな」
アズハール:「……」
バラカ:「なにそれ、負け犬の顔を拝みに来たわけ?いい趣味してるね」
三条海良:「君には随分恨まれたようだな、バラカ」
シャーキラ:「バラカ」たしなめるように。
バラカ:「………」
三条海良:「いいさ、別に否定するつもりはない」
シャーキラ:「……私達が生き残ってるのが、あなた達のお陰なのは事実だけど」
シャーキラ:「……私達だけのうのうと生き残って、これじゃ死んでいった仲間に顔向け出来ないよ」
アズハール:「……」
バラカ:「……海良、正直に答えて」
三条海良:「……何かな」
バラカ:「この先の私達の処遇、どうするつもり?」
三条海良:「……君達が、FHセルのETRとしてテロを計画し」
三条海良:「死者を出してしまったことは少なくとも事実だ」
三条海良:「……それに、過去、同じようなことがゼロだったわけではないのも、事実。そうだろう」
バラカ:「そうだね。私もシャーキラも、人を殺したのはあの時が初めてじゃない」
三条海良:「オーヴァードには、2つの分水嶺があると、私は思っている」
三条海良:「一つは、人を殺したかどうか」
三条海良:「もう一つは、ジャームであるかどうか」
アズハール:「……私達は、一つ目を越えていル」
三条海良:「だが、2つ目は越えていない」
三条海良:「当然、君達を無罪放免するつもりはない」
三条海良:「……だが、罪を背負うことはできる」
アズハール:「……生きて、償うべきだと?」
バラカ:「………背負う?」
三条海良:「そうだ」
シャーキラ:「UGNって、みんなお人よしばっかりなの?」
シャーキラ:「……いや、UGNだけじゃないか」
シャーキラ:「聞いた?私達の引き渡し要請、拒否してるのあの“七赤”なんだって」
シャーキラ:「どういう風の吹き回しなんだか……」嘆息する。
三条海良:「……統戦部の鬼札も、一人の人間か」
三条海良:眉間に手を当て、軽く伸ばす仕草。
アズハール:「思うますか、償うできると?」
アズハール:「私達の過ちは、一生掛かっても償う出来ないかもしシれない」
三条海良:「それでも、償い続けるしかない」
バラカ:「………ふざけんな」
バラカ:拘束衣を付けたまま、強化ガラスの側へと近寄ろうとして
バラカ:「あぐっ!」
バラカ:バランスを崩し倒れる。それでも
バラカ:這いずりながら君へと近づく
シャーキラ:「ちょっと、バラカ……!」
バラカ:「関係ない奴らを殺したのが、私達の罪なら」
バラカ:「それは当然償うべきだろうね。ならさ……」
バラカ:「私達への償いは、誰がしてくれるの?」
シャーキラ:「……」
バラカ:「統戦部の連中に引き渡さないよう止めてくれる?それで恩でも感じろってわけ?」
バラカ:「今更そんな真似するならさ……」
バラカ:「なんであの時は誰も助けてくれなかったの?」
アズハール:「……バラカ」屈み込んで。
アズハール:「私達は、負けたんだ」
バラカ:「アジ—、でも……」
アズハール:「理不尽な力に対して、力で抗おうとしたから……もっと強い力に負けた」
アズハール:「多分……そういう事なんだと思う」
バラカ:「それでも……それでも」
バラカ:「おかしいでしょ。あいつらが何の裁きを受けずに、のうのうと暮らし続けることが」
アズハール:「うん。私達にはこれしかなかった。それは確かだけど、」
バラカ:「あいつらの言う日常なら、私の父さんも母さんも、お姉ちゃんも」
バラカ:「その日常に殺されたんだ……」
アズハール:「もしかしたら……やり方が、間違っていたのかもしれない」
バラカ:「………」
アズハール:「私だって、あいつらが憎い。殺してやりたいと思う」
アズハール:「でも、あいつらにされたことをやり返して。それでいつかやり返されて」
アズハール:「そうして繰り返していたら、それはきっといつか、関係のない誰かの家族を奪うことになる」
アズハール:「……そうなれば、私達もあいつらと同じになる」
アズハール:「私は今でも、自分が悪だとは思ってないよ」
アズハール:「でも……もっと他に、何かやり方があったのかもしれない……」
アズハール:「少しだけ、そんな風に思った」
バラカ:「…………アジ—は」
バラカ:「アジーは、それを探してみたい?」
アズハール:「……見つかるかは、分からないけど」
アズハール:「でも。ここで無意味にUGNに歯向かったり、名誉のために死ぬよりも」
アズハール:「もっと他に……生きている私達だからこそ、死んでいった皆に出来ることがあるんじゃないかって」
アズハール:「……そう思う」
バラカ:「………うん、わかった」
バラカ:「……海良、一つ覚えておいて」顔を上げて君へ向き直る
三条海良:バラカの目を真っ直ぐに見つめる。
バラカ:「どう取り繕った所でETR私達は人殺しのテロ組織。その咎は甘んじて受けるし」
バラカ:「償う機会があるのなら……そうする」
バラカ:「けど、一つだけ」
バラカ:「アズハール・エズィズィは誰も殺していない」
バラカ:「彼女はその能力をETRの作戦に提供し、旗印として担ぎ上げられはしたけど」
バラカ:「それは全て、組織の意向によるもの。だから」
バラカ:「償うにしても、私達と同じ咎は負わせないで欲しい」
シャーキラ:「……バラカ……」
三条海良:「……なるほど」
アズハール:「……いいえ」かぶりを振る。
アズハール:「それは通らない、バラカ」
バラカ:「アジ—……」
三条海良:「決めるのは」
三条海良:「……バラカ、君じゃない」
三条海良:「そして、私でもない」
三条海良:アズハールの方を向く。
アズハール:「……たとえ直接でないにしても、あなた達を戦わせたのは、私」失くした右腕に目をやる。
アズハール:「罪も咎も、せめてあなた達と同じものを背負わせてほしい」
アズハール:「それが……私に出来るせめてもの償いだと思う」
バラカ:「………アンタがそんなだから、みんな……」
バラカ:嗚咽とともに、続く言葉を飲み込んで
バラカ:「………ばか」
シャーキラ:「……」バラカの頭を撫でる。
三条海良:「……罰は、誰かから与えられるものだ。」
三条海良:「君達にも、罰として相応の処分が下されるだろう」
三条海良:「……だがね」
三条海良:「償いは、誰かに与えられるものではない」
三条海良:「……」
三条海良:「君達の心は、誰にも否定できない」
三条海良:「……だから、君達が殺めた命に、壊した日常に」
三条海良:「償おうという気持ちがあるなら、私はそれを守る」
アズハール:「……ありがとう、お姉ちゃん」微かに表情を和らげて、頷く。
三条海良:ブザーが面会時間の終了を告げる。
三条海良:「……また来る。差し入れの一つでも、渡せるようになっていることを祈るよ」
三条海良:そう言って、面会室を出る。

---

三条海良:UGNは、日常の守護者だ。
三条海良:少なくとも、三条海良は、その理想を悪く思ってはいなかった。
三条海良:(あの子達にとっては、その日常そのものが壊れていた……と)
三条海良:N市という火薬庫を抱えているにしても、この国は平和だ。
三条海良:表と裏の境界線が、はっきりと分かれている。
三条海良:我々の戦いも知らずにのうのうと暮らしている人々がいる。
三条海良:彼らにとっては、UGNの戦いも、海の向こうの痛みも、無関係な事だろう。
三条海良:無関係なまま生きて、無関係なまま笑い、隔たれたベールの向こうに何があるかさえ知らぬまま死んでいく。
三条海良:今のままの世界だって、正しいとは思わない。
三条海良:けれど。
三条海良:今まで誰かが続けてきた事を。誰かが守ってきたことを。誰かが進めてきたことを。
三条海良:これから誰かが続けるために。守るために。進めるために。
三条海良:今、私はここにいる。
三条海良:時計を見る。まだ仕事は山積みだ。



【ED/小泉千浪】

N市 市街
GM:死闘からしばらくが経ち、互いの傷も癒えた頃。
GM:君──小泉千浪と七赤は、N市の街中を歩いていた。
小泉千浪:「~~~♪」鼻歌を歌いながら歩く。
小泉千浪:傘を掲げて、髪を揺らして、足取りは軽く。
七赤:「……上機嫌だな」言い掛けて「いや、いつもか……」こちらは変わらぬ堅い表情。
小泉千浪:「機嫌も良くなりましょうとも!」
小泉千浪:「だって」
小泉千浪:ビシッと指を突き出して。
小泉千浪:「七ちゃん先輩も居ますし」
小泉千浪:真上へ上げて。
小泉千浪:「天気もこんなにいいんですから。散歩日和です」
七赤:「……それだけで上機嫌になれるのか……羨ましいな……」皮肉抜きに感心している声色。
小泉千浪:「あっ」
小泉千浪:遠くを見つめ。
小泉千浪:「クレープ屋ありますよ!クレープ!」
七赤:「クレープ……」
七赤:「あれか……餃子の皮で具を巻く……」
小泉千浪:「餃子じゃないです!」
小泉千浪:「見るが早いか!行きますよ!」
七赤:「クレープ……」道場で食べた餃子の皮で生クリームを包んだ奇怪なものを思い出しながら。
小泉千浪:クレープ屋の前まで手を引いて。
小泉千浪:「何食べます?甘いのダメじゃないですよね」
小泉千浪:「おかず系もありますけど」
七赤:「……何でもいい。好き嫌いは無い」
七赤:「選んでくれ」
小泉千浪:「あっタピオカなんてあるんだ!へーっ」
小泉千浪:「でもこれはミルクティーで行っときたいやつですねえ」
小泉千浪:「じゃあチョコバナナとイチゴカスタードと……あっブルーベリーもいいですね」
七赤:「タピ……ミル……?」
七赤:「ミルクティーにタピオカを……?」
小泉千浪:「あとツナサラダも行ってみたいですね……あれ、知らないんですか」
小泉千浪:「タピオカミルクティー。流行りですよ、日本の」
七赤:「そうなのか……」素直に頷く。疎すぎて既に流行りが終わって久しいことも知らない。
小泉千浪:「あっドリンクにあるじゃないですか。じゃあこれ2つ」
小泉千浪:「はーいどうもーお兄さん!」店員に愛想よく応対して。
小泉千浪:「はいっ」トレー満載に受け取って。
小泉千浪:適当な席に座る。
小泉千浪:「他にも気になるのいっぱいあったんですけどねえ」
小泉千浪:「まあ、またの機会かな、それは」
七赤:「クレープ……」自分の分を取って、対面に座ってしげしげ眺める。
七赤:「昔食べたのとはまるで違うな……」
七赤:「国柄か……?」
小泉千浪:ぱん、と手を合わせて。
小泉千浪:「いただきますっ」
小泉千浪:「そりゃそうですよ。これが本物です」
七赤:こちらも手を合わせる。「……頂きます」
小泉千浪:ぱくり。
小泉千浪:「ん~~~!」
小泉千浪:「いいですねえ」
七赤:「……」恐る恐る口に運ぶ。「……」
小泉千浪:「どうです?」
七赤:「……旨い」
七赤:こくりと頷く。
小泉千浪:「そうでしょう、そうでしょうとも!」
小泉千浪:「クレープは美味しいんですよ」また一口。
小泉千浪:「んむ……ん~……」
小泉千浪:「ん~……」目を閉じる。
七赤:「む……」端から零さないように慎重に食べている。
小泉千浪:「やっぱこういうのですよ、こういうの」
小泉千浪:「こういうの、やりたかったんです、僕」
七赤:「こういうの……?」
七赤:「どういうのだ」
小泉千浪:「わっかんないかなあ」
小泉千浪:身を乗り出し。
小泉千浪:「あむっ」七赤の手許のクレープを齧る。
小泉千浪:「あっこっちも美味しいですね」
七赤:「あっ」
七赤:「俺の分……!」
七赤:「……いや」
七赤:「そういう問題じゃなく……!」
小泉千浪:ぺろりとする。「ふふっ」
小泉千浪:「どうぞ」自分の持っているクレープを差し出す。
七赤:「は……?」
七赤:理解が追い付いていない。
小泉千浪:「だから、こういうのですよ」
小泉千浪:「こうやって、色々買って」
小泉千浪:「シェアするんですよ」
七赤:「……それがお前のやりたい事か」
小泉千浪:「やりたいこと、の一つですね」
小泉千浪:「やりたいこと自体は、たくさん、たっくさんあるので」
七赤:「……」眉間に皺を寄せ、しばらく躊躇って。
七赤:やがて意を決したように、差し出されたクレープを齧る。
七赤:「……」
七赤:呑み込んで。「これで……いいのか」
小泉千浪:「そうそう。どうです?」
小泉千浪:「おいしいでしょう、こっちも」
七赤:「……ああ」頷く。「旨い」
小泉千浪:「ふふっ」目を細めて笑う。「何よりです」
七赤:「……」その顔を見て。
七赤:「……他には?」
七赤:「何がやりたいんだ、千浪」
小泉千浪:持っていたクレープに口をつけながら。「他?」
小泉千浪:「ああ、気になります?」
小泉千浪:「色々ありますよ、色々」
小泉千浪:「このN市でもですね、色々名所があるみたいですし」
小泉千浪:「有名人だっているんですって。どちらの観点から見ても、たくさん」
小泉千浪:「片っ端から見聞きしたいですね」
七赤:「……」顔を顰める。
七赤:「また余計なことに首を突っ込もうとしてないか」
小泉千浪:「余計?」
小泉千浪:「僕にとっては余計じゃありません」
小泉千浪:「大事な出会いの一つですよ。だって」
小泉千浪:「いつ出来なくなるかもわからないでしょう」
七赤:「……そうやって、危ない方に進んでいたら」
七赤:「出来なくなるのも早くなるんじゃないのか」
小泉千浪:「むっ」頬を膨らます。
小泉千浪:「七ちゃん先輩がそれ、言います?」
小泉千浪:「てか、どうするんです、これから?」
小泉千浪:「そのまま統戦部に戻っていつもどおりなんです?」
七赤:「……」少し黙り込む。
七赤:「分からん」
小泉千浪:「……おや」意外そうな顔。
七赤:「統戦部から、ETRと師匠を連れて帰るよう指令があったが」
七赤:「……蹴ってしまった」瞑目して息を吐く。
小泉千浪:「ああ。悪い子ですねえ」くすりと笑う。
七赤:「不意に……お前に言われたことが浮かんでな」
小泉千浪:「全然参考にならないって言ってたのに……」
七赤:「これまで……党の命令で、数え切れないほど敵を殺めてきた」
七赤:「一度くらい、助けることがあってもいいんじゃないか……」
七赤:「……そんな風に思ってしまった。思い返すと馬鹿げているが……後の祭りだ」
小泉千浪:「いいじゃないですか」
小泉千浪:「いっそ当分休んじゃいましょうよ」
小泉千浪:「そうした後も、つつがなく戻れるんだったら」
小泉千浪:「先輩が本当に必要にされてたってことじゃないですか?」
小泉千浪:「そしたら、骨を埋めてもいいですし。そうでなかったり、そうであったとしても」
小泉千浪:「その先はまた、その時に決めればいい話です」
七赤:「……それで済めばいいがな。粛清されるかもしれん。党はどうにも俺を疎んじている気配がある」
七赤:「命令を無視しかねないと分かった以上、何をされるか知れたものではない」
小泉千浪:「鬼札が何を弱気になることやら」
小泉千浪:「……」
小泉千浪:「……」少し逡巡して。
小泉千浪:「七ちゃん先輩」
七赤:「……何だ、千浪」
小泉千浪:「一緒に旅しませんか」
七赤:「……旅?」
小泉千浪:「はい。しばらく、すること見つけられないんですよね?」
小泉千浪:「追手の脅威もある。であれば、それは僕が何とか出来ます」
小泉千浪:「まずは、しばらく。この日本のN市を、見て回りませんか?」
七赤:「……」少し、黙り込んで。
七赤:顔を上げて、千浪を見る。
七赤:「千浪」
小泉千浪:「はい」
七赤:「俺はずっと……子供の頃、道場で出会った時から」
七赤:「お前は殺しても死なないような奴だと思ってきた」
小泉千浪:「えっ」
小泉千浪:「ひ……ひどくないですかそれ!?」
七赤:「……ああ」頷く。
七赤:「間違いだった」
小泉千浪:「……センセでさえああですからね」
七赤:「……つい、この前だ。倒れたお前を抱えた時……ようやくそれに気付いた」
七赤:「そうしたら、急に……」
七赤:「……不安になった」
小泉千浪:「まあ、綱渡りは珍しいことじゃありませんもんね」
小泉千浪:「この稼業では、そうでしょうとも」
七赤:「……お前はその内どこか、俺の知らないところで無茶をして。勝手に死んでしまうような気がする」
七赤:「それは……」瞳を見据えて「嫌だ」
小泉千浪:「……」
小泉千浪:「……それ」
小泉千浪:「どういう意味で言ってます?」目を見つめ返す。
七赤:「……」
小泉千浪:「……あのですね」
小泉千浪:「もしかしたら、全然、そういうこと、思ってもないかもですけど」
七赤:「……どういう意味……?」
小泉千浪:「僕、これでも、乙女なので、そういうのは、そういう意味に……」
小泉千浪:「……?」
小泉千浪:「……もしかして、本当にそれ以上の意味ないやつです?」
七赤:「いや……俺はただ……」
七赤:「お前に、手綱や首輪は似合わないが」
七赤:「……せめて、傍で見ていたい、と」
七赤:「そういう風に……思ったんだが……」
七赤:「……何だ……何かおかしかったか……?」
小泉千浪:「いえ?」クレープをトレーの上に置く。
小泉千浪:隣に椅子を寄せ、肩により掛かる。
小泉千浪:「嬉しいですよ」
七赤:「ッ……!?」
小泉千浪:「ふふ」
小泉千浪:「傍で見るんじゃないですか?」
七赤:「こっ」
七赤:「こういう意味じゃない……!」ひどく狼狽する。
小泉千浪:「僕はこういう意味ですよ」
小泉千浪:「こういうことも、してみたいって思ってました」
小泉千浪:「いけませんか?」
七赤:「……!? ……!?」
七赤:「…………」
七赤:「……昔みたいに」
七赤:「揶揄っているなら……もう冗談では済まんぞ」
小泉千浪:「冗談で済ませなくするんです?」
小泉千浪:「何をしてくれるんですか、それ?」
七赤:「…………」
七赤:すぐ近くにある瞳を見つめて。
七赤:「……後戻りも出来ないぞ」
七赤:「いいんだな」
小泉千浪:答える代わりに、目を閉じる。
七赤:「……」
七赤:逡巡は、ほんの少しの間。
七赤:背を抱き、身を寄せて、口づけをする。
小泉千浪:しばらく、身を委ねて。
小泉千浪:目を開く。「ここでやった通りでした」こめかみを叩く。
小泉千浪:「一手で、僕の負けですかね」
七赤:「……いいや」
七赤:「引き分けだ。今回は」息を吐いて。
七赤:「だから」
七赤:「次は、俺が勝つ」
小泉千浪:「なるほど、では」
小泉千浪:再び口づける。
小泉千浪:少し、口を離して。「たくさん負かしてやりますとも」
七赤:「……卑怯だぞ、不意打ちは」口元を押さえて。
小泉千浪:「白鷲流は、気と意識を読み取って」
小泉千浪:「常に相手の先手を取る流派ですよ」
小泉千浪:「常に、考えていないと、成り立ちません」
小泉千浪:「相手のことを」
七赤:「……それなら、俺が負ける道理は無い」
小泉千浪:「免許皆伝が2人ですか」
小泉千浪:「……旅が終わって、やりたいことをやり尽くしたら」
小泉千浪:「道場でも継ぎますか、僕らで」
七赤:「……ああ。なら、それが」
七赤:「俺のやりたい事の、最初の一つだ」
小泉千浪:ふ、と笑って。自分の鼻についた、生クリームを。
小泉千浪:指で拭って、舐め取って。
小泉千浪:相手の鼻にも移っているのを見て、くすりと笑った。



【ED/山吹黄昏】

N市 市街 ラーメン屋『ロンズデーライト』
山吹黄昏:「ドラマ版DEATH NOTEって……観たことありますか?」
山吹黄昏:音を立てずにラーメンを、しかし素早く片付けながら。隣に座る後輩に問う。
後輩:こちらよりもずいぶんと早く減っていく食事を横目に、少し焦りつつ。
後輩:見てはいないと応えた。その存在自体は耳に挟んだことがある、とも。
山吹黄昏:「そうですか……ああ、気にしないで。それならそれで話し方もありますから」
山吹黄昏:「原作は知ってる?それでは私よりも物知りですね」
山吹黄昏:「いえ、こちらの話」
山吹黄昏:「ドラマ版DEATH NOTEはアニメ版、実写映画版より後に作られました」
山吹黄昏:「いや、外伝とかあるんでしたっけ……?」
後輩:小説版を見かけたことがあります、と応じると複雑な顔をされた。逃げるようにラーメンを啜る。
山吹黄昏:「私より詳しいかもしれない人にこれの話するのちょっと怖いですね……」
山吹黄昏:「まあ良し、あくまでドラマ版の話ですから」
後輩:そう言って彼女はコップを手に取り、水を飲み干して、わたしのグラスにも注ぎなおした。
後輩:そんなにピンポイントにドラマ版の話をしたいものだろうか……?
山吹黄昏:「アニメ版は原作に忠実な映像を、映画版はより多くのリソースを投入することができます」
山吹黄昏:「それぞれが良作となっている以上、そのまま作品を作っても劣化版にしかなりません」
後輩:というと、内容の改変といった工夫を加えたのだろうか。という相槌は正解だったらしい。
後輩:原作やアニメ版より少なく、映画版にはない話数というタイムスパン。それを利用した意外な展開によるヒキなど。
後輩:様々な工夫を凝らして、他の作品とは違った魅力を手に入れることが出来たのだと、先輩は語った。
後輩:話を聞きながら私は麺を啜り、お互いの残量は同じぐらいになっていた。
山吹黄昏:「しかし当時、ドラマ版の評価は好ましいものではなかったようです」
山吹黄昏:「作品が世に出される時、それ単体ではなく。同ジャンルやルーツを持つ作品と比較されることは常です」
山吹黄昏:「様々な意図をもった工夫や、諸々の事情で改変した事ばかりに目を向けて。駄作として扱うことは多いのだそうで」
後輩:だけど、先輩はそのドラマ版が好きで、名作に位置付けているのだな。
山吹黄昏:「……」
山吹黄昏:「いや……」
山吹黄昏:「映画版が一番楽しめたかな……」
後輩:先輩はラーメンを空にした。
後輩:私はなぜそこまで好きでない作品に、これほど熱を入れて話したのか理解が及ばず、僅かに寒気がした。
山吹黄昏:「長い作品を一人で見るの、あまり好きじゃないんですよね……」
後輩:作品の良し悪しではなく、個人的な好みの問題だった。
山吹黄昏:「映画は良いですね、短い時間に物語や視聴覚情報がたくさん詰まってて」
後輩:なんなんだろうね、この人。
山吹黄昏:「それで……ああ、えっと」
山吹黄昏:「この話から……私が何を伝えたいか、わかりますか?」
後輩:無理を言わないで欲しいと思った。
後輩:他人の評価も、それを求めるのも勝手な奴だということだろうか。
後輩:という想いと残りのラーメンを飲み込み、先輩が映画好きだということか、と答えた。
山吹黄昏:「そうですね、それも一つ」
後輩:彼女は主にドラマ版の話をしていたのだが、これで正解らしい。ドラマ版は……?
後輩:いけない。こう言うとドラマ版デスノートに興味津々みたいではないか。
後輩:意識を切り替えようとコップに手を伸ばすと、先輩が水を注いだ。
山吹黄昏:「別に、ドラマ版DEATH NOTEの話でなくても良かったんです」
後輩:別に何の話でもいいのに、この熱量でそこまで好きじゃない作品を……?
山吹黄昏:「ああ、お世話になった先輩がね。好きだったんですよ」
山吹黄昏:「だからこの話を選んだだけで。内容自体は別に、なんでも」
山吹黄昏:「私の話をしたかっただけです。初任務の前の、あなたに」
後輩:これから任務であると、そう面識のあるでもない先輩が告げる。少し気を引き締める。
山吹黄昏:「私たちの戦場で、共にある人の事を知るというのは、大切なこと」
山吹黄昏:「日常においてそうであるのと、同じぐらいに。私はそう思います」
山吹黄昏:「……疑い、探り、暴き立ても隠し立てもするのが使命であっても」
山吹黄昏:「それでも、大事なことなんです。私が先輩から学んだことの一つですね」
後輩:……
後輩:私の隣にいる彼女について、もう一つ分かったことがある。
後輩:先輩はどうやら、そのまた先輩の話をするのが好きらしい。
後輩:そうと分かれば、熱の入りようも説明がつく。その、異様な印象は残っているのだが。
後輩:ごく当たり前のことだけど、彼女もかつては私と同じ新人で、他愛無い話で緊張をほぐされたのだろう、と。
後輩:彼女に抱いていた、気後れは減った。
後輩:それが大切なことなのだろうと、納得した。
山吹黄昏:「……うん、良い表情になりましたね」
山吹黄昏:「話題選択を間違えたかな、とは思いましたが。無事着陸できたようで何よりです」
後輩:自覚はあったらしい。
山吹黄昏:「まあ、話しやすいネタではあったので」
後輩:話しやすかったらしい。
後輩:次はちゃんと自分の好きなものについて話した方がマシだと思う。
後輩:そう伝えるさなかに、次を受け持つのは私であるかもしれない、と。
後輩:まだこれが初任務だというのに、我ながら大きく出たものだと思いながら考えた。
後輩:確かに、話しやすい話題ではあるのかもしれない。変な先輩がいる、というのは。
山吹黄昏:「はは、私が好きなものの話ですか……ちょっと、やりづらいのですが」
山吹黄昏:「そういうのであれば、お手本に。貴方のお話も聞かせてもらいますよ」
山吹黄昏:「なんでも良いですよ。伝えたいこと、話しやすいこと」
山吹黄昏:「私の世界を広げてください、なんて言っては大げさですが」
後輩:そんなことを言っておいて、先輩はどこか照れくさそうに微笑んだ。
後輩:容姿も仕草も、ラーメン屋にはあまり似合わないと勝手に思う。
後輩:まあ、そんなことはどうでも良いことだ。ここへと向かう足取りは軽やかで、楽し気だった。
後輩:そして私は、どうやら期待されているらしい。ならば後輩としては応えるのもやぶさかではない。
後輩:店を後にして、車に同乗。任務内容を丹念に確認して、僅かに空いた空白に。
後輩:「山吹先輩、私は────」






ダブルクロス3rd Edition
『夜明けに啼くは郭公蟲』
END